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おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/6/9 22:13:34)

小野寺小野寺   (2023/6/9 22:13:25)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/6/9 22:13:21)

おしらせ夏目 .さん(Android 124.18.***.29)が退室しました。  (2021/6/13 00:16:15)

おしらせ夏目 .さん(Android 124.18.***.29)が入室しました♪  (2021/6/13 00:16:03)

おしらせ" тп . 。さん(Android 124.18.***.211)が退室しました。  (2020/12/11 03:47:27)

" тп . 。(( まだ忘れたくないから 、   (2020/12/11 03:47:24)

おしらせ" тп . 。さん(Android 124.18.***.211)が入室しました♪  (2020/12/11 03:47:08)

おしらせ夏目 .さん(Android 14.11.***.192)が退室しました。  (2020/5/22 09:44:02)

夏目 . __ " 犬みたい " 。 そう言う貴女は 柔く微笑む 。  その言葉に 違和感を感じながらも 、 其れにつられて 此方も やんわり 穏やかに 口角を上げる 。  細い手足 、 色白で綺麗な肌 。  長い睫毛に大きく綺麗な瞳 。  遠目に見れば 人形の様な容姿 。  華奢な身体に 触れたくて 、 近くに寄ると 貴女は嬉しげに " _ … ほら 、 そういう所 。 " … なんて 。 此方がしようとした事なんて 全てお見通しな様だ 。  身体に手を回されては 、 優しく 、 力強く 己も抱き締めた 。ㅤ ㅤ ㅤ 未だ感情の起伏が乏しい頃 。  貴女はまだ生きていた 。     (2020/5/22 09:43:41)

夏目 .  笑 ッ て 、 犬のようなんて 何度言われたことか 。  赤色の彼よりも 人の前で 貴女と関わる事もせず 、 愛の言葉を囁くのなんて 全く出来なか ッ た 、 そんな 俺を 愛してくれた貴女 。  その時代は 、 感情の変化は余り無か ッ たものの 。  貴女のお陰で それなりには幸せに暮らしていた 。  … その頃は 、 貴女に嫌われるなんて 思 ッ てもいなか ッ たから 。       とある日の夜 。 貴女に呼び出された 。  何だろうか 、 もしかして 外出の誘いか 。  彼女が何を言うのか 全く知らず 、 呑気に そう考えながら 館の外へと 出向く 。  さく 、 さく 、 さく 。  暗い静寂の中に 響く 草の擦れる音が心地良い 。   少し歩くと 、 視界の中に 貴女の姿が見えた 。  ぱあ 、 と 雰囲気を明るくしては 小走りで駆け寄る 。 「 … な ァ 、 話 、 ッ て 何や 、 ?? 」 貴方の耳が痛まないように 、 嬉々とした 優しい声色で 話し掛けた 。  くるり 、 髪の毛を 舞わせ 此方を向く 貴女 。  嗚呼 、 月明かりに 照らされた顔も 儚くて 美しい …… そう 思うのと 同時に 、 何処か 苦痛を感じる 笑みに 違和感を 覚えた 。     (2020/5/22 09:43:03)

夏目 . 「 どうしたん …… ?? 」  何処か悪いのか 。   そう 思い 、 不安そうに 問うと 貴女は 一言 。  『 もう 疲れたの 。 』 そう言い 儚げに笑う 。  一瞬 何の事だか さ ッ ぱり 分からなか ッ た 。  何故 ?? 誰かに 嫌がらせを 受けたのか ?? 否 、 そんな事は無い 。  普段 雛の様に 後ろを着いていたのだ 。  嫌がらせを受けているなら 俺が知らない筈が ____ そう 思 ッ た時 。  答えを知らせるように 胸が痛んだ 。  なんで 、 貴女は 俺の事を好いてくれて居た筈だ 。  なんで 、 なんで 。 「 … ッ なんで 、 なんでそんな 辛そうなん …… ?? なんかしてもうたか 、 俺 …… 、 」 漸く出た声は 嗄れていた 。  無愛想なのは 分か ッ てる 、 表情も 感情も 人より乏しいのは分か ッ てる 。 貴女は そんな 俺の全てを 受け入れると 言 ッ てくれただろう ??  なら 、 何故 辛そうに 。  嗄れた声で 返した言葉に 、 貴女は 今にも消え入りそうな 笑顔で 、 声で 返す 。 『 表情も 、 感情も 。 … 読むのに 疲れたの 。 …… そんな人が 後ろを着いてくるのも 。 貴方の全部に 疲れち ャ ッ た 。 』    (2020/5/22 09:41:55)

夏目 .  その瞬間 、 心臓の奥で 何かが 割れる音がした 。 がし ャ ん 、 なんて 。  貴女という 糸で繋がれていた 心が 、 心臓が 。  信用も 、 愛情も 、 今までの 幸福感も 。  全てが 壊れていく音 。 信じていたのに 、 裏切られたんだ 。 「 ……… そうなんや 」 それを理解した瞬間 、 意識が ぷつん と 途切れた 。 次に 気が付いたのは 、 何かを抱きながら 屈んでいた時 。  何だこれ 、 こんな 冷たいもの しらない 。 冷ややかな目で 抱えるものを 見れば 、 それは 冷たくなり 青ざめた貴女でした 。 「 ッ え 、 ぁ 、 なん … で …… ごめ 、 」 再度 、 理解したくも無いことを 理解した瞬間 感覚が 身体の中に戻る 。  時折 貴女から貰 ッ ていた 少量の血液の 甘い味 。  吐きたくなる程 口の中は 甘か ッ た 。 記憶の無い間に 俺は貴女を 、 愛している人を 、 と 憔悴しき ッ ている 俺に 、 意識の朦朧とした 貴女は 視線を移す 。 ゆ ッ くり 、 ゆ ッ くり 。 機械人形の様に 動く 貴女は 、 冷たくな ッ ても 美しく思えた 。 そんな中 、 何かで 自分の視界が歪んで行く 。    (2020/5/22 09:40:43)

夏目 . 同時に 、 ぼそぼそという声が聞こえた 。  『 駄目 …… なか 、 ないで ………………………… 、 』  ___ 何時ものように 、 私に 微笑んで 。  最後は そう 口が動いていた 。 一筋の光が 、 貴女の頬を滑る 。  滑り落ちた 瞬間 、 俺の頬を撫でていた手も 貴方の身体に 落ちた 。 ねえ 、 なぜ瞳を閉じるの ??  まだ 話は終わ ッ ていないのに 。  ___ ね ェ 、 おきてよ 。  身体を揺らそうが 軽く叩こうが 、 貴女の瞼は 少しも動かない 。 うぁ 、 あ " ぁ " 。  何かの 呻き声が聞こえる 。 それから 何かが 決壊したように 続く 低い声 。  誰だよ こんな時に 。  煩いな ァ 。 その声の主に 気付くのは 一瞬だ ッ た 。 震える手 、 貴女の綺麗な肌に 落ちる 大粒の水滴 。  閉めようとしても 閉まらない口 。  浅い息 。 そうか 、 この 声は 自分の泣き声なんだ 。  泣くのなんて 数十年振り だから 忘れていた 。 沢山 、 沢山 泣いて 、 貴女を抱き締め続けた 。  御免なさい 、 最期まで 迷惑を掛け続けて御免なさい 。  声を張り上げ続け 、 声の 掠れ始めた頃 。    (2020/5/22 09:39:02)

夏目 . ちりちりと 何かが 焦げる音 と 、何かが焼ける匂い 。 それと同時に 、体に降り掛かる 鈍痛 。 服は 着ているけれど 、朝日が 身体を貫いて来る 。  痛い 、痛い 。  …… けれど 、貴女の感じた 辛さよりは 断然 軽いものなのだろうと 思えば こんな痛み どうということはなか ッ た 。 じりじり 、じりじり 。 どんどん と 身体が 焼けて行く 。 それから 、 陽の光が 身体の半分程を 焼いた頃か 。   そのまま 死んでも良か ッ たのだけれど 、 身体が 勝手に 影を求めて 歩き出し 館の扉を 身体で押し開けた 。 ばたん 、 扉の閉まる音と 同時に 館の中へ 倒れ込む 。  仄暗い視界の中 、 同居人の 足元が見えた 。 耳鳴りの酷い耳 で 、 必死に 俺の声を呼ぶ 友人の声が聞き取れた 。 焼けた内蔵が 酷く痛む中 、 仲間の焦 ッ た顔が見えた 。 はは 、 凄い 焦 ッ てる 。  滑稽だな ァ 。  そう 思 ッ た時 。 停電した様に 意識は 消えた 。     それから 起きた時 、 俺は 予想以上に 酷い火傷をしていたようで 身体中 包帯 だらけで ベッ ドに 寝かされていた 。 右足 と 左腕の 骨も灼き切れていたのか 、 御丁寧に ギプス まで 。   (2020/5/22 09:36:13)

夏目 . 予想以上の怪我の量に驚き ぽかんとしていると 、 部屋に入 ッ てきた 友人が 心底 安心したように 、 しかし 怒 ッ ているようで 濡れた タ オ ル を 顔に投げつけて来た 。  これでも 怪我人なんやけどな ァ 。  そう言おうとしたけれど 、 手当してもら ッ た 手前 何も言えない 。 そのまま ぎ ャ あぎ ャ あ と 文句を聞き流している中 、 貴女の事を 思い出した 。  ………… 表情も 感情も 、 読むのに疲れた 。  それを 思い出してしまえば 、 自然と 瞳が 悲しげに 揺らぐ 。  … 分かりにくいのであれば 、 表情 と 感情を 沢山 使えば 皆に 迷惑をかけない ??  ふと そう思えば 「  ____ ……… 手当 ありがとな ! 」  にぱ ァ 、 と 子供のような 無邪気な 笑みを浮かべ 、 手当してくれたであろう 友人に 御礼を述べた 。  すると友人は 驚いた様子で 固ま ッ ている 。  そり ャ そうだろうな 、 本当の俺は 御礼も言わないし 笑うことも無いのだから 。  お 、 おお 、 と 声を漏らし 出ていく友人 。  …… 引かれたか 。    しかし 、 何だか 普段よりも 断然 感謝の気持ち と 喜んでいる表情が 伝わ ッ たように 見えた 。     (2020/5/22 09:33:49)

夏目 . ___ これなら 、 友人も 、 これから 会うかもしれない 何かにも 引かれずに 、 離れられずに 。  裏切られずにすむ … ??     そこからは 早か ッ た 。 怪我のせいで 性格の変わ ッ た 俺を演じ 、 あり ッ たけの 表情筋と 元気な声色を 使 ッ て 友人を騙し続けた 。  でも 、 それも 上手く行かず 。 寝起きの時は 大体 本当の自分が 出てしまうし 、 段々と ス ト レ ス が溜まり 火傷痕を隠す 包帯の上から 持参の ナ イ フ を 無感情で 肌に滑らしたり 、 爪で 引 ッ 掻いたり 。   一回だけ 腹を 刺すことも あ ッ たか 。 友人らには 暫く 慣れてもらうまで 、 俺に対して 気の狂 ッ た奴 と 思われただろうが 俺は気にしない 。 それから 暫くして 。 痕は 残 ッ てしま ッ たが 傷は完治し 、 元気 キ ャ ラ も 定着してきた 。  これが 、 俺の 望んでいた事 。 こうすれば 、 皆 離れて行かないんだ 。  今日も今日とて 、 俺は犬 。 素直に尻尾を振り 、 笑顔を見せ 、 偶に吠える 。  そうしたら 、 皆 離れて行かないよな … ??   (2020/5/22 09:32:37)

おしらせ夏目 .さん(Android 14.11.***.192)が入室しました♪  (2020/5/22 09:31:48)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(Android 14.11.***.192)  (2020/5/22 09:31:44)


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