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おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2023/3/31 12:42:12) |
小野寺 | > | 小野寺 (2023/3/31 12:42:05) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2023/3/31 12:42:00) |
おしらせ | > | あにおたさん(Android 27.137.***.93)が退室しました。 (2023/3/5 12:59:12) |
あにおた | > | 置きよ~ (2023/3/5 12:59:04) |
おしらせ | > | あにおたさん(Android 27.137.***.93)が入室しました♪ (2023/3/5 12:59:00) |
おしらせ | > | かさん(iPhone 138.64.***.14)が退室しました。 (2021/9/29 15:52:30) |
か | > | あげ (2021/9/29 15:52:09) |
おしらせ | > | かさん(iPhone 138.64.***.14)が入室しました♪ (2021/9/29 15:52:04) |
おしらせ | > | かるはさん(iPhone au)が退室しました。 (2020/8/28 18:45:17) |
おしらせ | > | かるはさん(iPhone au)が入室しました♪ (2020/8/28 18:45:09) |
おしらせ | > | 刈葉さん(iPhone 125.15.***.55)が退室しました。 (2019/12/25 22:19:46) |
おしらせ | > | 刈葉さん(iPhone 125.15.***.55)が入室しました♪ (2019/12/25 22:19:39) |
おしらせ | > | 林檎/水菓子遥架さん(Android 222.14.***.128)が退室しました。 (2019/7/15 22:13:57) |
林檎/水菓子遥架 | > | ――もちろん、今更、私の意志が……エゴが揺らぐことなんて、決してないけれども。 (2019/7/15 22:13:54) |
林檎/水菓子遥架 | > | 結果の伴わない希望論は嫌いだけれど、もう少し夢想しても罰は当たらなかったかもしれない。例えば、もうちょっと運がよかったら、私も立派な“希望”になれていたのかな、とか。例えば、もうちょっと運がよかったら、そこに――君たちの隣に、立って、笑っていられたのかな、とか。 (2019/7/15 22:13:26) |
林檎/水菓子遥架 | > | 憎くて憎くて、恨めしくて、羨ましかった。 (2019/7/15 22:13:08) |
林檎/水菓子遥架 | > | かける人間が嫌いだ。 まるでそれが当然の結果であるように、他の“不運”な人間を踏み台に、毅然と上に立っている人間が嫌いだ。 運だけで誰もの“希望”を背負って、その有難みに気づかずに、のうのうと期待を裏切る人間が嫌いだ。 (2019/7/15 22:12:44) |
林檎/水菓子遥架 | > | 才能を見出されるだけの運も、さらに凡人でありながら抽選されるだけの奇妙な“幸運”も。それどころか、最後のチャンスをこうして呆気なく潰す不運を纏っていた。 そう。たかが努力だけでは、心持ちだけでは、人は決して報われないのだ。 (2019/7/15 22:12:06) |
林檎/水菓子遥架 | > | 所詮、人生なんてただの運だ。私にはそれがなかった。 (2019/7/15 22:11:22) |
林檎/水菓子遥架 | > | けれど――簡潔に言って、当時の計画は失敗した。なにが原因だったのか、相当なコストを費やして行った大規模な件で、それは学園にとってかなりの痛手だった。「超高校級の失敗作」。この件について、私の存在がそう明記されるようになったのは、いつからだろう。同じく予備学科の男子生徒が1名、成功体として「超高校級の希望」と呼称されるようになった頃合いと、ちょうど同時期だっただろうか。 (2019/7/15 22:10:58) |
林檎/水菓子遥架 | > | そんな折に、“超高校級の希望”を「カムクライズルプロジェクト」の被検体を募る声音が聞こえたもので。絶望がなんだと騒がしい外に思考を停止していた私は、自分でも驚くほど、あっさり名乗りを上げてしまった。 (2019/7/15 22:10:31) |
林檎/水菓子遥架 | > | 全部が全部、過信だったと気付く頃には、なにもかもが遅い。 傷付く矜恃、劣等感、憂鬱、周囲の期待、慢心、自己嫌悪、嫉妬。……噂によると、“超高校級の幸運”という突飛な肩書きが存在するらしい。果たしてそれは才能と言えるのかどうか、私の積み重ねた努力と生まれ持ったステータスは、それに劣るものなのだろうか。 ありとあらゆる思想が脳を満たして、いっそ心も折れ切ってしまった方が楽だと思った。 (2019/7/15 22:10:19) |
林檎/水菓子遥架 | > | 一向に転科する予備学科は現れず、相も変わらず一般人としての無駄な時を貪る日々。所詮、私たちが学園側にとって、希望の糧……単なる金ズルに過ぎなかったのだと察したときは、流石に溜め息が止まらなかった。 (2019/7/15 22:09:53) |
林檎/水菓子遥架 | > | どの分野でもそれなりの実績は残していたつもりだったし、本来ならいくつもの“才能”を持っていたはずだった私は、もうずっと、周りの目に怯えていた。それから、いつかきっと見出されることを切に、その時期から設立される予備学科への入学を決意したのが、全ての間違いだったのだ。 (2019/7/15 22:09:41) |
林檎/水菓子遥架 | > | 結局、どれだけ待ち望もうが、スカウトされることなどなかったけれど。 (2019/7/15 22:09:24) |
林檎/水菓子遥架 | > | そんな私が、誰もが憧れる“超高校級”の肩書きを、希望ヶ峰学園への片道を、ありとあらゆる才能に満ちた自分が得られないはずがないと奢り始めるのは、至って自然なことだったように思う。 (2019/7/15 22:08:29) |
林檎/水菓子遥架 | > | 愛想笑いばかりで、まともな友人なんか1人もいなかった。せっかく自分を好きになってくれる子がいても、正しく受け入れてあげることさえしなかった。パパとママが“元希望”たちに殺されちゃったところで、自分のワガママは止められなかった。そんな数々の犠牲を、自分の孤独を踏み台に、私の“無意味な人生”は成り立っていたんだろうな。 (2019/7/15 22:08:14) |
林檎/水菓子遥架 | > | 一体、いつからだろう。親の期待が、周囲の羨望の眼差しが、自分に向いていないと落ち着かなくなっていた。それはきっと一種の承認欲求で、幼い私はすっかりそれに依存してしまっていた。 だから私は、さらにさらに自分を高めるため、友人と遊ぶ時間を削って、家族と団欒するときをも削って、我武者羅に“努力”する、可愛げのない子供だったのだろう。 (2019/7/15 22:07:21) |
林檎/水菓子遥架 | > | 普通より、ちょっと器用な人間だった。確かに、新しいなにかに取り組む度、例えそれがなんだとしても、容易に上位の成績を狙えた。勉強も運動も人付き合いも、とにかく要領が良いらしくて、多少なりと裕福な親の通わせた習い事は全て完璧に成せていた。――つもりだった。 (2019/7/15 22:06:46) |
林檎/水菓子遥架 | > | ツイてないと言えば、くじ運がないだとか、よく不運な目に遭うだとか、一般的に想起されるのは、その程度のことだろう。それが私、水菓子遥架の場合で言うと、また少し違うベクトルに向いていた。 (2019/7/15 22:05:58) |
林檎/水菓子遥架 | > | 生まれつき、運がなかった。 (2019/7/15 22:05:39) |
おしらせ | > | 林檎/水菓子遥架さん(Android 222.14.***.128)が入室しました♪ (2019/7/15 22:05:19) |
おしらせ | > | 刈葉さん(iPhone 125.15.***.36)が退室しました。 (2019/5/3 10:14:20) |
おしらせ | > | 刈葉さん(iPhone 125.15.***.36)が入室しました♪ (2019/5/3 10:14:01) |
おしらせ | > | 刈葉.さん(Wii U 211.12.***.94)が退室しました。 (2018/12/24 21:00:09) |
おしらせ | > | 刈葉.さん(Wii U 211.12.***.94)が入室しました♪ (2018/12/24 21:00:00) |
おしらせ | > | 奏雨/月城怜亜さん(PS Vita 60.37.***.50)が退室しました。 (2018/7/22 12:43:47) |
奏雨/月城怜亜 | > | …………でも。今は___ (2018/7/22 12:41:13) |
奏雨/月城怜亜 | > | ____それ以来、僕は自分を偽り刺々しい性格を装って友達を作らぬ様にしていた。それは、友を二人も死なせてしまった罪悪感によるものだ。 (2018/7/22 12:39:46) |
奏雨/月城怜亜 | > | 母は殺人容疑で逮捕。父は麻薬を隠し持っていたため逮捕。病院で目覚めた僕が聞いたのは、その二つのニュースだった。 (2018/7/22 12:37:45) |
奏雨/月城怜亜 | > | あの女は、僕が友達と遊んで居るところを見れば……顔を歪ませた。そして一度キッチンに引きこもり………包丁を手に持って現れた。僕の顔を冷や汗が伝う。友達も、何となくこの女がなにをするのか分かってしまったのか、顔を青ざめさせた。そして女は、二人に襲い掛かった。一人が捕まり、女に馬乗りにされ逃げられなくなってしまった。友達が泣き叫ぶ。………止めなければ。そう思った瞬間身体が動いた。そして女にタックルを……と言った所で太く大きな腕に捕まった。誰かと思えば……知らない男。あの女はまた他の男に依存を始めたらしい。そして……この男もあの女に依存している。___無理だ。そう思ったその後は覚えていない。でも……友の断末魔は、覚えていた。 (2018/7/22 12:36:10) |
奏雨/月城怜亜 | > | ある日、父も母も居ない日を見計らい僕は友達を家に呼んだ。友達は二人。どちらも優しく明るい活発な少年だった。その日はとても楽しかった。友達が持ってきた漫画を読んで。ゲームをして。菓子を食べ、学校の事を話して。とても、楽しかった。………夕方にあの女が帰ってくるまでは。 (2018/7/22 12:28:11) |
奏雨/月城怜亜 | > | でも……僕が普通の生活を送るのは無理だった。止められたのだ。平穏の日々を………母に。 (2018/7/22 12:25:07) |
奏雨/月城怜亜 | > | 僕はそんな親達を見て……そんな奴にはなりたくないと必死に勉強して。友達も作って遊んで。親戚の彼等とも会って話したりして。……“普通の”生活を送っていた。 (2018/7/22 12:23:29) |
奏雨/月城怜亜 | > | 次に母。母は……そんな父親に依存していた人間。そして自分にも……依存していた。母は父の為ならば何でもやった。父がギャンブルの金が無い等と呟けば、何処から調達したのか知りたくも無いが大量の札束を持って来て、父に渡していた。お腹が空いた、肉が食べたい等とあの男が呟けば、……これも何処から調達したのか知りたくも無いが、生肉を持って来ては自身の持てる力全てを使って調理していた。……酒も、何処から調達しているのだろうか。確かあの家にはそんな財的余裕は無かった筈だ。……嗚呼、本当に嫌いだ。あの男を見つめる女の目。……思い出すだけで気持ちが悪い。吐き気がする。 (2018/7/22 12:21:41) |
奏雨/月城怜亜 | > | 先ず、父の話からしようか。自身の父は……最低な人間だ。父は無職で、家庭に居ればただただ暴飲暴食を繰り返し、ふらりと姿を消したかと思えばギャンブル。父はアルコール依存性な上、ギャンブル依存性だった。そんな奴が育児等やるわけもなく、幼き頃からの父との思い出は暴飲暴食を繰り返す姿と、暴言を吐く姿と、煙草の香りを身に纏いパチンコから帰ってくる姿……そんな姿しか知らない。会話らしい会話を一度もしたことがない。自分に父らしい事を一度もやらなかった父親。……軽蔑の対象でしか無かった。 (2018/7/22 12:14:21) |
奏雨/月城怜亜 | > | __僕の親は、最低だ。ずっとずっと、月城怜亜はそう思っていた。 (2018/7/22 12:06:44) |
おしらせ | > | 奏雨/月城怜亜さん(PS Vita 60.37.***.50)が入室しました♪ (2018/7/22 12:05:48) |
おしらせ | > | 新規ルームを作成完了しました。(Wii U 211.12.***.120) (2018/7/11 20:14:34) |