現代から少しだけ進んだ先の地球。世界は、何処からことなく出現する謎の黒い空間、何処と繋がっているかも分からない『領域』から出現する『魔物』の脅威にさらされていた。
魔物は強い。現代兵器は通用せず、通常の人間ではその身体能力についていけず、ただただ殺される事しかできないのだ。
初めは抵抗する手段が無かった人類だが、次元を超えることで異能力を得る『次元超越（オーバーレイ）』という力を発見し、これを対抗の手段として利用することになる。

度重なる討伐作戦の結果、魔物が無尽蔵に領域から出現することが発見された。これに対し、世界は『未知の領域への侵略』─────つまり、無尽蔵に出現する魔物を滅ぼすため、領域の奥に侵入することを決定。

舞台は、この魔物と戦う次世代の若者を育成する世界初の学園、『国立才華学園』。彼らは『次元超越（オーバーレイ）』を扱う『次元超越者（オーバーレイター）』として切磋琢磨し、やがて領域へ侵入する戦士となるべく訓練している。