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おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2023/5/5 20:02:14) |
小野寺 | > | 小野寺 (2023/5/5 20:02:05) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2023/5/5 20:02:01) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、邪無さんが自動退室しました。 (2020/3/4 05:21:44) |
おしらせ | > | 邪無さん(106.73.***.160)が入室しました♪ (2020/3/4 05:00:34) |
おしらせ | > | 華想幻実さん(3DS 126.43.***.151)が退室しました。 (2020/3/4 04:55:44) |
華想幻実 | > | 今も、彼女らは生きています。昼は睡魔の狂乱、太陽の陰より魔槍が怠惰な心を狙う。夜は睡聖の懺悔、月の光より聖槍が清らかな魂を愛でる。昼の陰と夜の光、双子が相見える黄昏時、彼女らはあの子守唄を歌う。 (2020/3/4 04:51:58) |
華想幻実 | > | イネムルが心臓を、ネムリアが脳を貫き、彼の血で紅く染まりました。倒れた彼は、安らかな寝息を立てます。しかし、二度と眠りから覚めることはありませんでした。恋人を失った悲しみに狂ったイネムリスは睡魔に堕ち、嫉妬を罪だと認めたネムリリスは睡聖となりました。こうして世界は安らぎの女神を失い、昼夜を得たのです。 (2020/3/4 04:48:22) |
華想幻実 | > | ネムリリスは悲しみ、怒り、羨みました。そんな妹の思いも知れず、姉はいいました。ララビオは戦士を辞め、イネムリスは女神を辞め、人間として夫婦になると。ネムリリスは激怒し結婚を認めず、イネムリスもまた認められないことに激怒しました。怒った双女神は争いました。後にネムルの戦いとして語り継がれる程に激しく、そして悲惨な終わりを遂げたのです。疲労困憊した二人は最後の一撃を放ちます。互いが互いを永遠に眠らせるべく放った双槍が貫いたのは、争いを止めようと飛び出したララビオでした。 (2020/3/4 04:44:19) |
華想幻実 | > | 戦士たちが5日間もの眠りから覚めると、もう身体中のありとあらゆる傷が完治していました。彼らはすぐに起き上がり、双女神へお礼を言いに、そして今度は勇者を癒して欲しいと伝えに行きました。そこにいたのは妹ネムリリス。今は姉イネムリスは人々を癒しに出ている筈だと彼らに伝えます。しかし、はて怪しい。彼らの側にいた筈のララビオはどこへ行ってしまったのでしょう。彼女は国中を探し回りました。何日経っても勇者は見つからず、姉も姿を現さない。彼女は人々を癒すのも忘れてひたすら走りました。そして7日が経ったある日、小さな街の教会でついに見つけたのです。そして、見てしまった。たった一人の大切な姉と、たった一人の恋した男の、口付けを。 (2020/3/4 04:38:56) |
華想幻実 | > | ある日、一人の男が双女神の元を訪れました。彼こそは、仲間を引き連れ悪鬼を退治した勇者ララビオ。彼は、褒美などは要らないから仲間たちに穏やかな眠りを与えて欲しいと言うのです。双女神は彼の仲間たちに安らぎを与え、勇者は彼らが眠る間、子守唄を歌いました。屈強な彼の優しい歌声に、双女神イネムリスとネムリリスは恋をしました。 (2020/3/4 04:31:31) |
華想幻実 | > | かつて、昼夜の境がまだなかった時代、人々に休息と安らぎを与える双子の女神がいました。姉の名はイネムリス、妹の名はネムリリス。仲の良い双女神はそれはもう美しく、凛々しくありました。貫いたものを心地好い眠りへ誘う二対の槍は、姉のものがイネムル、妹のものがネムリアと呼ばれていました。 (2020/3/4 04:27:22) |
華想幻実 | > | ネムルの双槍 Twins Spear of Nemles (2020/3/4 04:24:29) |
おしらせ | > | 華想幻実さん(3DS 126.43.***.151)が入室しました♪ (2020/3/4 04:22:57) |
おしらせ | > | 新規ルームを作成完了しました。(3DS 126.43.***.151) (2020/3/4 04:22:46) |