ルーム紹介
 

 
( A組 . )
 
獅子戸 遙真 × 依岡 樹 

 
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おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/6/9 22:51:44)

小野寺小野寺   (2023/6/9 22:51:36)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/6/9 22:51:32)

おしらせ依岡 樹 / .さん(docomo spモード)が退室しました。  (2020/4/15 01:14:01)

依岡 樹 / .( お疲れでした〜!此方こそ遅くまで御相手感謝です!! 普段優しいのに最中は " 男 " って感じで 樹はそんなところに迚も興奮するのだと思いました ( )其れではお休みなさい!!   (2020/4/15 01:13:28)

おしらせ獅子戸 遙真 .さん(iPhone 133.106.***.133)が退室しました。  (2020/4/15 01:09:29)

獅子戸 遙真 .(( そんじゃ! 今度こそおやすみなさい !!   (2020/4/15 01:09:25)

獅子戸 遙真 .(( 獅子戸くんは そりゃもう 貪るように 樹くんを欲しがりますね !! 枕に顔押し付けて 声を抑えようものなら 「声抑えてんじゃねーよ、」つって 枕相手に嫉妬すると思います !! ( 遺言 )   (2020/4/15 01:09:13)

獅子戸 遙真 .(( ロル蹴り 申し訳ない !! そろそろ 睡魔が来たので 寝させていただきます ッ ( 土下座 、 ) また 時間がありましたら お相手お願い致します ! ( ぺこ / )   (2020/4/15 01:07:55)

依岡 樹 / .… へぇ 。じゃあお返しに俺からも優しくさせてくれよ 。…… 何があったのか知らねぇけどさ 、さっきみたいに苦しそうに笑うのやめて?( 一定のリズムで背中を優しく叩かれるのが安心する 。ばあちゃん 、というのは親の親という認識で間違いないだろうか 。俺には其の存在が居なかったからよく分からないが 。無理矢理 " じゃあ " と 話を繋げると 頭を抱き込まれる直前に見えた苦しそうな笑みを思い出した 。笑っていたけど口元が引き攣っていた 。この人も心の何処かに苦しさを背負ってんのかな 。… 嗚呼 、駄目なのにな 、俺 。敵にこんなに感情移入したり 、優しくしたりなんかしたら駄目なのに 。そうは分かってるんだけどさ 、本能には逆らえなかった 。何だか俺まで寂しくなって眉を下げて笑うと上目で 誰よりも優しい男の顔を窺った 。)   (2020/4/15 01:00:05)

依岡 樹 / .  俺 、別に風邪引いてねぇけどな …… 寝起きは大体声こうなんだわ …( 幼い頃から 、誰にも愛情を注がれずに生きてきた自覚はある 。優しさも 、思いやりも 、俺に捧げられたことはない 。だけど其れに不満を持っていた訳じゃない 。マフィアの子供は生まれながらにしてマフィア 。自分の未来を自分で決めることはできない 。組織の未来を担う人間として育てられる 。自分の身は自分で守らないと生きていけない世界 。他人に優しさなんて向けていたら自分の命が危ぶまれる世界 。風邪を引いたこともあったけど 、構わず任務はやってくる 。心配されることも 、することも 、俺達にとってはタブー 。そんな生き方をしてきたからだからだろうか 。目の前のこの男が向けてくれる優しさが胸に染みる 。擽ったくて 、嬉しくて 、変な感じだ 。そんな未知の感情を抑えるべく 、俺は可愛げのないことを口に出してしまっていた 。)   (2020/4/15 00:59:48)

獅子戸 遙真 .…はは、..キスなんてするわけねーだろ 、しんどいのに無理すんな ( ポカン、とした様子で呟いたのが聞こえて来たので、思わず笑いが溢れてしまった。朝から大胆なことする奴がいたもんだなァ。こういうのはお互いがその気になったらであって、付き合ってすぐやってしまうと飽きられるのが早い、と職場の同僚からアドバイスを受けたことがある。「なんか違う」と振られてきた今までのことを思い出し、思わず口角もひきつってしまうが、今度こそ、大切にして認めてもらわなきゃ、なんて心の中で決意をよりいっそう固めながら、相手の頭を自分の胸に閉じ込めるように抱き込めば、ぽんぽん、と一定のリズムで後頭部を撫でてやる。) … 昔ばあちゃんがしてくれた 、安心して寝れるからって ( ふふ 、とまた笑いを零しながら 、子守唄も歌ってやろうか、なんて笑みの浮かぶ声で聞いてみたりする。この年頃の青年は一体何を考えるんだっけなぁ、自分も同じ道を歩んだはずだが、こんなに大人っぽくなかったし、馬鹿やって生活していたような気がする。思い出せば楽しい思い出ばかりだけれども、彼にもそんな思い出あるのだろうか。なんて。)   (2020/4/15 00:39:16)

依岡 樹 / .( 其の戸惑いと同時に 、胸がじんわりと温かくなるのを感じた 。物理的にじゃない 。目の前の男の 、痛いほどの優しさが原因だ 。嗚呼 俺 、こんな優しい人のことも騙してんだよな … 。俺 、この人が血眼になって探してる奴なんだよな … 。正体がバレたら 、こんな風に優しくはしてくれないんだろうな 。無駄に回転の速い頭で柄にもないことを思うと きゅっと心が締め付けられる気がした 。何だ 、この感覚 。)   (2020/4/15 00:30:46)

依岡 樹 / . ……… あぁ 、うん … ? … なんだ 、キスしねぇんだな ( 思わず数度瞬きをすると 、何処かぼんやりとした曖昧な返事をしてしまった 。朝からお盛んにはならないとしても 、何かしらの反応は示すかと思っていたから 。俺のそんな予想の斜め上を行った目の前の男は 俺の少し掠れた声に風邪でも引いたのかと心配し始めた 。俺の寝起きは大体こんな声になんだけどな 、まぁ一緒に暮らし始めて全く日が経っていないこの人が其れを分かるわけがなかった 。ゆっくりと顔が近づいてことを認識して俺も目を閉じた訳なんだけどさ 、俺が予期していた唇への熱は訪れなかった 。額と額が控えめに重なり 、ゆっくりと離れていく 。同じベッドの中にいる人に何も手を出されないのは初めてだから 、戸惑ってしまって 思わずポロッと素直な感想が溢れてしまった 。)   (2020/4/15 00:30:25)

獅子戸 遙真 .( まだ寝惚けているらしい その姿 を見て無理やり引き剥がせば 目が覚めてしまうだろうということを 気にして 肩を掴みかけた手を止める。体が密着するのに気付くのにかかった時間は 随分長かったような気もするが 、相手の声を聞いて 眉をひそめた 。いつも通り色気があるが 、心做しかかすれているような気がする 。はッ と我に返って 頬を優しく掴めば 、自分の方を向かせて 顔を近づけた 。ぐ 、と身を寄せて 額同士をくっつけ、しばらく目を瞑る。ゆっくりと目を開けて、相手の目をじっと見つめてから ゆっくり離れた 。) …ンだ 、風邪じゃねぇみてぇだな 。…いや 、でも引き始めか? … おい 、もっとくっついていいから 、体冷やすなよ ( 額をくっつけて熱があるかを確認した。掠れた声は、もしかして昨日夕方に長話したせいかもしれないと思い立ったからだ。相手の自分よりも細い腰に腕を回し、自分の方へぐいっと引き寄せれば 、ほぼゼロ距離になる。自分の腕を枕にして 、まだ寝れる時間なことを意識して 目を閉じた 。あぁ 、ビビったけど、そう言えば こいつ今日からここに住むんだった、なんて考えながら。)   (2020/4/15 00:15:12)

依岡 樹 / .( 過去には此れで朝からお盛んな猿はがっついて来たりしたけど見たところ此の人は理性的だからそんなことは有り得ないだろう 。第一 、本当に俺のこと好きなのか如何かも分かんねぇしな 。あんなお人好しなんだ 、放って置けなかったから同棲も交際も許可したと言われたら其れはそれで納得しちまう 。薄目を開けるとぼんやりとした視界に 、同じくぼんやりと映る目の前の男の姿に目を細めた 。まるで愛おしいものを見るかのように 。)   (2020/4/15 00:03:04)

依岡 樹 / .  ん …… もう一寸だけ … ( 笑ってやりたい 。本当は此の公安の 、公安の面影を全く感じさせないこの人間味丸出しの反応を 「 引っ掛かったな 」と笑いたい 。然し同棲し始めて間もないのに流石にそれは出来ない 。好奇心だけで家追い出されて任務失敗なんてことになったらまじで笑えねえ 。だから取り敢えず 、" 先日から恋仲になった依岡 樹 " の朝の顔を作ることにした 。別に俺自身は朝に特別弱ぇ訳じゃねぇけどさ 、こういうのって寝起き特有の掠れた色気含んだ声で甘えるのが " イイ " んだろ?こんな俺の何が良いのか知らねぇけどさ 、今迄の奴らは此れでやられてくれたし 。寝ぼけた様な声色でもう少し寝かせろと強請ると 、額をすりすりと公安様の胸元に まるで猫が甘える時の仕草の様に擦り寄せた 。脚の間に自分の脚を割り込ませて挟み込まれるような形を作り 、背中に回した手に少しだけ力を入れる 。言わば完全なる密着状態 。)   (2020/4/15 00:02:38)

獅子戸 遙真 .…にしても お前 、べっぴんなのに傷だらけだなぁ ( マジマジと頭を撫でながら見つめると、照れているのか尻尾でタシタシと俺の腕を叩いてくる。体には圧倒的に古傷が多く、けれど人間に怯える様子でもない。なんだかその傷がさも当然、とでも言うような風格だ。) …んぁあ 、どうしよ 。持ち帰るべき?やっぱ 保護所に連れてくべきか ?( でも 、里親が居なきゃ 殺処分 …か。人間なんていくら増えても そんな事されねぇのに。酷い扱いだよな。なんて下顎を撫でてやれば、じ ッ とべっこう飴のように輝く目で見つめてきた。)…ん、なんだ?どうし …ッ !!? ( 嫌だったか?とぱッ と手を離してみれば 、途端猫が人間の形に姿を変え、抱きついてきたのだ。顔は見えなかった。そしてなにより、確認する前に、俺はベッドの上で跳ねるように目が覚めた。) … うおぉ!! び 、ビビったァ … ( 冷や汗が 顎から垂れそうになったのを拭い 、周りをキョロキョロと見つめて、まだ余白があるベッドに手をつけると暖かいものに触れた。ば ッ とそちらを見ると 、眠った様子のコーヒーショップの店員がいた。) …なッ 、なん ッ !? ん" ッ !? ( 自分でもわかるが、日本語は喋れていない )   (2020/4/14 23:43:37)

獅子戸 遙真 .おいおい 、そんなつぶらな瞳で俺を見るな …ッ 、飼えない ! 飼えないからな … ッ ( どうも 、獅子戸です。今現在何をしているかと言うと 絶賛夢の中で 茶トラの猫ちゃんを拾うか 拾わないか 、自分の心と戦っている最中であります。なんだかこの猫、体が傷だらけだし、でも美人さんで、どこか見た事あるような雰囲気を持った不思議な猫ちゃんなので、保護所に連れていくよりも家に持ち帰りたい気持ちの方が強くて、お巡りさんとしての正義感を取るべきか、獅子戸遙真として甲斐甲斐しく迎えるか、悩んでいる最中でありました。)   (2020/4/14 23:42:22)

依岡 樹 / .( カーテンの隙間から溢れる眩しい朝日に小鳥の囀り 。間違いなく今は一日の始まり 、瑞々しい朝だ 。はー … 、俺 、気緩み過ぎじゃない?敵と同じベッドで熟睡するなんてさ … 、首領にバレたら大変なことになるだろうな 。そんなことを考えながら寝返りを打つと 、眼鏡を掛けていない為 ぼんやりとした視界に今回の俺の任務のターゲット 兼 恋人である 公安様と向き合う形になった 。向こうは未だ起きていない 。此処で俺の本能が疼く 。好奇心が湧いたら試さずには居られねぇよな 。幸い 、俺は今日仕事休みだし 仮にも恋人なんだからこれくらいしても良いだろ 。自分の中で結論付けると 恰も寝ている風をうまく装い 、恋人様の俺よりガタイの良い鍛えられた身体を抱き枕にする様にして抱きしめた 。)   (2020/4/14 23:24:43)

依岡 樹 / . ( 久しぶりの柔らかいベッドでぐっすりと眠っちまった 。今迄寝泊まりしていたビジネスホテルは安価だったこともあって 、ベッドが簡易的な物だったらしくかなり固かった 。枕も然り 。故に熟睡という熟睡は出来ていなかったのだが 、マフィアは表社会で言うブラック企業であり 派手に動かない日中も潜入や報告書を纏めたり 文書に目を通したりと中々のハードスケジュール 。一日に三時間ベッドで眠れたら良かったくらいの生活を強いられてたから 何というか 、慢性的に寝不足だった 。だから多少寝心地の悪いベッドであっても 睡眠時間さえ確保出来れば問題ない 、そう思ってたのにさ 。俺が昨日ベッドに入ったのは 午前一時 。其れ迄何してたのかって?国内最大級マフィアのエリートスパイには色々仕事があるんだよ 。そして現在の時刻は七時少し過ぎ 。そう 、俺は六時間も熟睡していた 。今迄の生活じゃ考えられない睡眠時間に時計が壊れてないから疑ってしまった 。)   (2020/4/14 23:24:19)

獅子戸 遙真 .( どうやら俺の家に腰を落ち着かせるらしい。ひょんな事から交際が始まりぽんと同居、いや同棲か?が始まることになるとは。数十分前、最近身を潜め行方を絶ったマフィアの1人、ギムレットについて調べながら白目を悩んでいた俺は知らないだろう。おっと、仕事のことを思い出すと胃が痛い。) …あ、そう …か。で、でも雑じゃない!俺、君が淹れる珈琲好きだよ、ってか…君がいれた珈琲飲んでから 、自分で飲んでも美味しくない…って、…いう ………か ( 言葉の途中で徐々に自分が恥ずかしいことを口走っていることに気付いた。ぼんッ と音を立てて耳から蒸気でも出そうなほど顔が熱くなった。直ぐに自分の口を塞いで、目を合わせないよう視線逸らせば、話も逸らすことにする。 ) と 、とと取り敢えず今日はホテル帰れ 、いくら夏とはいえ夜は少し冷える ! ( ばっと手早く鞄を持ち ベンチから立ち上がった。そう。幾ら夏とは言え夜は少々肌寒くなる。今日はホテルに帰ってもらって、自分は部屋の掃除機でも掛けようと頭の中で計画を立てていった。)   (2020/4/14 22:49:07)

依岡 樹 / .  あ 、そう …… ?じゃあ 、遠慮なく … ( 獅子戸さんは俺が思っていた何倍も誠実な人だった 。困ってるから見過ごせない 、善人か悪人かは判断材料じゃない 。そんな風な獅子戸さんが 日の当たらない場所で生きてきた俺にとっては酷く眩しかったし 、其れと同時に俺は味わったことのない罪悪感に見舞われた 。今まで人を騙しても 、嘘を吐いても何とも思わなかったのに 。このズキズキと痛む胸はなんだ 。こんな感情 、知らない 。俺にとっては燦々と照る太陽の様に思える真っ直ぐな笑みを浮かべた獅子戸さんの言葉に多少面食らった様に返答すると控えめに頷いてみせた 。)… っはは 、何だよそれ 。別に獅子戸さんが花育てようが好きなら其れで良いじゃん 。似合う似合わないとか 、んな小せぇこと気にする男じゃねえよ 俺は 。逆に俺 " 女みたいな顔に似合わず色々雑 " とか言われるしさ 。( 恥ずかしそうに頭を掻いた獅子戸さんの様子に堪えきれなかった笑みが溢れる 。同僚からツボが浅いとよく指摘されるけど 、まぁ実際一寸したことでケラケラ笑ってしまう自覚はある 。飴色の瞳を細めると 取り敢えずフォローは入れておいた 。)   (2020/4/14 22:46:20)

獅子戸 遙真 .あ、あと…さ、確認だけど … 俺花育ててんだけど 、キモイとか思っても口にしないでくれな ( はは、と頭を掻きながら少しだけ頬を染める。この歳になって嫁も彼女すらいない男が花を育てているとは、笑い話には最適だろう。)   (2020/4/14 22:45:37)

獅子戸 遙真 .あ、アパート全焼 …?? ( なんて悲惨な 、思わず顔を顰めた。しっかしそんな大火事最近あったか?とふと記憶を辿ろうとするが、そう言えば自分の担当はマフィアだったということに気づき、諦めた。今度先輩にでも聞いておこう。火災保険とかあるだろうし。そこら辺も後で纏めておかなくては。と心の隅に追いやっておき、目を瞬かせた相手に、首を傾げた。) …何言ってんだよ 、困ってんだろ ? それに 、ここで断ったら 悪いことするかもしれねぇじゃん 、そうはなって欲しくねぇから ( に ッと歯を見せて笑いながら 、目を細めて相手を見る。本心からの言葉だった。恋人とか関係なく、困っている人を助けるのも、道を誤りそうな人間を招くのも、落ちた人間を引っ張りあげるのも、自分の仕事であり、何より自分の教訓だから。"己を糧とし他を咲かせよ"みたいなね。)   (2020/4/14 22:45:03)

依岡 樹 / .  いや 、そういうのじゃないよ 。前住んでたアパートが火事で全焼してさ 。ビジネスホテル渡り歩いてたって感じ 。( 売春かという質問はかなり際どい 。実際 、其れに似たような行為は何度もしてきたけど全部任務遂行の為であって俺の意志は一つもなかったからな 。あれは違うということにしておこう 。一度も住んだことのない架空のアパートを勝手に一棟全焼させてしまったのは許してほしい 。これくらいしか咄嗟に誤魔化す術はなかったんだよ 。" 俺 、スパイだから其方系は色々経験あるよ " 何て素直に暴露出来るわけがないんだからさ 。然し此の人 、優しいんだな 。俺のこと心配して確認もする 。市民を守るお巡りさんの鑑ってヤツ?)俺は別に最低限の衣食住さえ如何にかなれば汚くても良いけど…… 良いの? ( あっさり同棲を許可した獅子戸さんには流石に驚いた 。ついさっき恋仲になった男と共同生活出来るって凄ぇな …… 。お人好しにも程がある 。此方としては任務が円滑に進んで有難い限りだけどさ 。面食らったように野暮ったい黒縁眼鏡を奥にある無駄に長い睫毛に縁取られた飴色の目を数度瞬かせると 確認のためにもう一度訊ねた 。)   (2020/4/14 22:37:02)

獅子戸 遙真 .…まさか売春か !? ( がっ、と相手の両肩を掴み目を合わせれば、どっか酷い目にあってないか 、と慌てながら相手の頬や首筋、手なんかを優しく握ったり触ったりして、乱暴されていないことを確かめる 。…はぁ、とため息をついて一瞬項垂れてから、) 俺の家 …か 、汚ぇけど 。(そんでいいなら 、なんて、売春されるよりマシだからという言葉を飲み込んでから、一応彼氏?になったのだから、ここはかっこよくありたい。そう思った。)   (2020/4/14 22:35:34)

獅子戸 遙真 .( 撫でているとしばらくして 、体重を預けてくる感覚がした。そこではっと我に返る。本当に俺でいいのか、いやでも此奴は俺がいいって言ってるし … じゃあ別にいいんじゃね、仕方ない。と取り敢えずこの場の感情は収める。内心荒れまくってるなんて知ったら多分、虫けらを見るような目で見られそうな気がした。) …帰る家が 、…ない ? ( 流石にそれには目を見開いた。今までどうやって生活してたんだ。あんだけ平常心の様に笑顔を振り向いていたのに。もしかして…)   (2020/4/14 22:35:06)

依岡 樹 / .… 満足させてやれるとかそんなんじゃなくて 、俺はあんたが良い 。… 其れと俺 、帰る家無いんだわ 。( 爽やか好青年な " 依岡さん " は何処へやら 。今此処に居るのはただ生意気な " 依岡 樹 " だ 。長くても半年続けば良い 、そんな酷い恋に手を出してしまった落ちぶれマフィア 。そんな劣等感ばかりの思いを振り切るように 真面目な表情をころっと変え 、へらりと笑うと 帰る家がないと告げる 。実際 、最近は拠点に帰らずビジネスホテル等を転々としていたので強ち嘘では無い 。此れで獅子戸さんの家に転がり込めれば嬉しいけど 、そんなとんとん拍子に話が進むのかな 。)   (2020/4/14 22:30:09)

依岡 樹 / .   …… はは 、俺 泣いてなんかねぇんだけど … ( " 泣くな " 、獅子戸さんの最後の一言はやけに俺の胸に刺さった 。此の二十三年間 、泣いたことなんてただの一度もなかった 。母が死んだのは二歳の頃だったから覚えていないとしても 、葬儀で父の変わり果てた姿を見ても涙は溢れなかった 。殆ど俺の面倒なんか見てくれたことはなかったから愛着がなかったかもしれないな 。それか俺が淡白すぎるのか 。何れにせよ俺は肉親がこの世から消えても泣くことすら出来ない不出来な罰当たりだと思っていた 。そんな俺が 、泣く?正確にいえば 、泣きそうな顔をしているだなんて 。如何やら俺は知らない間にずぶずぶと恋の沼に引き摺り込まれていたらしい 。鼻を掠める初めて嗅ぐ彼の匂いに 、初めて人に撫でられる頭 。嗚呼 、心地良い 。)   (2020/4/14 22:29:50)

獅子戸 遙真 .…本気で好きなら 、性別は関係ないと思うけどな …俺が満足させてやれる自信はないけど 、取り敢えず、泣くな ( 甘やかす様に、優しく呟けば、そっと彼の頭を自分の肩に押し付けて、わしゃ、と掻き回すように撫でてやった。実際に泣いている訳では無いけれど、なんとなく、いつか彼が泣くような気がして。)   (2020/4/14 22:29:18)

獅子戸 遙真 .…え、…っと ( 突然、あの爽やか王子のような雰囲気が一転、化けの皮…と言ってしまうとなんだか違う。彼の言葉には今までにない心が宿っているような気がした。そうだ、まるで、猫被りを辞めたような。どうしようもなく惹かれているなんて、まるで俺に対する感情がなにか分かっていないような口ぶり。さっきまでの、どこか余裕が漂うようなオーラはいつの間にか消え失せて、本気にしてるような気がした。そして何より、混乱して、何かに今尚傷付いているような…。駄目かって聞かれたら正直駄目じゃない。けれど、こんなに未来ありそうな彼が、自分と付き合う事でいつか時間を無駄にしたと思うことは無いだろうか。後悔はさせたくない。けれど、無意識に惹かれていたのはこちらも同じ事。そうだ、とそこで閃いた。後悔しないように俺が心から愛せばいい。ほつれているなら縫い治して、崩れたなら建て治して、無くなったなら作り治せばいい。穴があるなら埋めればいい。)   (2020/4/14 22:28:56)

依岡 樹 / .… 男に好かれても気持ち悪いなんてことは百も承知だ 。だけど俺は 、店員と客だけの関係で終わりたくねぇ 。都合の良い関係でも良い 。( そして恋心を自覚して仕舞えば 、途端に心苦しくなる 。はは 、俺ってば何時まで経っても不憫な奴 。親の愛情も享受出来ず 、大人になったら今度は初恋の相手を騙して それで近い将来 、傷つけちまうんだぜ?俺が何したって言うんだよ 。今更生い立ちを恨んでも仕方ねぇけどな 。何時になく必死な顔で獅子戸さんに訴えかけると 返事を待った 。)   (2020/4/14 22:28:23)

依岡 樹 / .  見た目とか歳とか如何でも良い 。… 何でか分かんねぇけど 、俺 … どうしようもなく惹かれてんだよ 。( 「 駄目? 」と 獅子戸さんの目を見て訊ねた 。やけに年齢のこと言うけど 、此の人 、俺と三つしか歳変わんねぇだろ 。身体だって鍛えられてるし 、二十六にしては若々しい 。そんなに気にする所なのかな 。というか 、必死すぎていつの間にか敬語外れちまったし 。折角良いところまで近づいた公安を逃したくない気持ちもあるけど 、其れを差し引いても妙に急いだ気持ちがある 。おいおい 、まじかよ俺 。公安に 、敵に 、ターゲットに初恋しちまったってか? 俺も随分ポンコツなことだ 。成就しても何れは逃げちまう幸せだって 、俺が一番分かってんのにな 。)   (2020/4/14 22:28:03)

獅子戸 遙真 .いや、ごめん ! 説教して悪かった 、てか … 本気って、お前まじか …俺おっさんだぞ 、もっと良い奴が…ほら、よく店に来てる常連の綺麗な人居るだろ ? ( 慌ててベンチに座り直し、ウザったい相手の前髪を人差し指ですっとすくい上げてみれば、ぱらぱらと零れる前髪の先に、瑞々しく濡れた瞳が見えた。それには流石に息が詰まる。何だか胸の辺りがざわついていた。)   (2020/4/14 22:27:12)

獅子戸 遙真 .( 誰が本気にするかハゲ、と罵られる覚悟は出来ていたが、相手の反応は自分の想像していたものとは正反対のものだった。最初はぽかんとした顔、その次に視線を左右に動かして、また俺を見つめた目には激しい動揺と、今までに幾度となくして見た苦しげな色があった。本気だったんだけど、なんてか細く聞こえれば、頭に置いたままの手が かっちりと固まってしまうのが見えた。実際、一瞬呼吸が止まったような気もする。絞り出したようにでた、ごめんなさいという謝罪の言葉は、果たして何に向けて?どれに対して? )   (2020/4/14 22:26:48)

依岡 樹 / .  …… え?( 思わず間抜けな声が出てしまった 。何 、俺さ 、もしかして今振られた?信じられない公安 __ 獅子戸さんの言葉に俺は次の言葉を紡げないでいた 。今迄任務で引っ掛けてきた男にも女にも振られたことはなかった 。成功率十割だった俺が初めて振られたからショックを受けた … だけではなかった 。此の胸の痛みは何だ 。先程迄 どくどくと高鳴って煩かった心臓は一転 、一瞬にして止まってしまったかのようだった 。期待が裏切られた時のような感覚 。…… もしかして俺 、この人のこと本当に …… ?嫌 、ないない 。ターゲットに恋情を抱くような男はマフィア失格だ 。俺は其処まで落ちぶれていない筈 。然も此処で此の男を逃す訳にはいかない 。)…… はは 、… 俺 、本気だったんだけどな … ( 口元が引き攣る笑い方 。俺が精神的にダメージを喰らっている時にする笑い方だと同僚に指摘されて以来 、意図的に此の表情を作ることもあるけど今回のこれは結構本気 。割と色んな面でショックだったし 。人差し指で頬を掻くと小さな声で 「 … ごめんなさい 」と 呟いた 。)   (2020/4/14 22:24:54)

獅子戸 遙真 .……え?(好きです 、と何だか艶のある言い方で告げた目の前の彼は、恥ずかしそうに視線を逸らしていった。かわい違うちょっと待て。今何つった?好きって言ったか?この、俺に?…あぁ、成程。俺は遠慮なく相手の肩に手を置いた。) 依岡くん、罰ゲームとかだったら友人に好きな様に脚色してくれていいから。それにと…俺だから良かったけど、他の奴にはしないでやってくれ 。多分、傷つく奴いるよ。( 若気の至りってやつだろう。大学かなんかでゲームにでも負けて罰ゲーム、とかそういうもんだろうな。夕焼けの光に照らされてきらきらと光る彼の髪をくしゃりと撫でて、ちょっとだけヒビが入ったような気がした心を見ないふりすることにした。)   (2020/4/14 22:24:24)

獅子戸 遙真 .( 名前を格好良いと褒められて、少し疑問に思った。変だな、これから店から追い出すならそんな相手に好印象を与える必要も無いだろう。そしてもうひとつ、格好良いと言ったことが疑問だ。漢字も分からないのに褒めたのは何故か、格好良いと言ったのは何故か 。それが初めて、樹という人間に対して疑問を抱いた瞬間だった。) どうも。(取り敢えず返事をしておけば、何かを考えているのだろうか。しかし考えているのを感じ取られないように雰囲気に溶け込むようにして呼吸し、自然の動きに視線を動かしている。傍から見れば心地良い沈黙だろうが、何だか演出しているような気がしてならない。きっと何時もの自分なら、ここまでの疑問を抱けば直ぐにでも職務質問する所だが、それが出来なかったのには理由がある。彼が少し緊張している様に見えるから。そしてその緊張の意味を、すぐに知ることになった。)   (2020/4/14 22:24:05)

依岡 樹 / .… 単刀直入ですみません 。俺 、… 貴方のことが … 好き …… みたいで 。( 眉を下げて困ったように彼を見つめると 震えた声を作ってそう告げた 。上手く演技出来てんのかな 、此れ 。何か心なしか緊張してるぞ 、俺 。ただの演技なのに何でこんなに心臓が煩いんだろうな 。変な感じだ 。「 … すみません 、男にこんなこと言われても気持ち悪いですよね 。」、リアル感を出す為に視線を地面にずらしてこう付け足してみた 。)   (2020/4/14 22:23:15)

依岡 樹 / .  獅子戸さん … 、名前格好良いですね ( 彼の名前は知っている 。勿論 、顔も 。だって俺のターゲット様だもん 。だけど其処で 「 知ってます 」なんて言えるはずもない 。怪しまれてしまったら元も子もないしな 。取り敢えず此処は無難に名前を褒めておくことにした 。余程名前に嫌な思い出がある人以外は名前を褒められて不快な思いはしないだろう 。そして一先ず公園のベンチに落ち着いた 。此処からが本番だ 。如何に " 本当に恋をしているかのように告白できるか " 。其れが俺にとっての最難関 。別にこの人に嫌な感情を持っている訳じゃないけど 、上手く出来る自信はない 。何てったって俺は恋をしたことがない 。この世に誕生して以来 マフィアとして育てられたから感情が死んでるんだよ 。故に悲しいことに二十三歳なんて良い歳して初恋も未だなのだ 。今回の任務は今迄の任務みたいに一夜限りの関係では終わることができない 。情報を得るまで終われないのだ 。適当な言葉で引っ掛ける訳にはいかない 。そう 、きちんと " 恋人 " になっておかなければ 。少しの沈黙を作った後 、俺は其の静寂を破った 。)   (2020/4/14 22:22:55)

獅子戸 遙真 .あぁ 、俺は獅子戸 遙真、って言います 。漢字は…すみません、俺頭良くないんで説明が難しいっす ( 年上のくせになんと恥ずかしい体たらく。しかしながら本当に説明出来ないので仕方ない、苗字の感じだけでも教えようかと思ったが、説明出来ないなんて言ってしまった手前付け加えるとバカ丸出しにたってしまうような気がして口を開きかけたところで辞めた。もう既にバカが垣間見えているだろうが、もう気にしない。そして彼の名前だが、今流行りのキラキラネームという訳でもなく、親しみやすい印象があった。イケメンは名前までかっこいいんだなぁ、なんて思いつつ頭をかく。樹…さん、は公園の隅にあるベンチの端に座った。俺は隣に座るのも申し訳ないので一人分空けて腰を下ろす。何言われるんかな、なんて再三思いながら、向こうで鬼ごっこする子供達を見た。)   (2020/4/14 22:22:36)

獅子戸 遙真 .… はぁ、そうっすね ( 最初こそ移動する意味がわからなかった。しかしよく考えれば店の前でおっさんを払おうものならおっさんがこの先生きずらくなるということを彼は配慮した上で、提案してくれたのかもしれない。年下に気遣われるとは…俺も大分落ちぶれたもんだな、と涙ぐみそうになるのを抑えた。何故かって、彼が品定めするように一瞬だけ俺の体を見たからだ。点々と彼の素振りに関して疑問に思うことがある。一般人がしないような素振りを、彼はたまにすることがある。警戒心が強いのか、はたまた刑事ドラマなんかに感化されて癖になったのか。深入りするのは申し訳ないので聞きはしないが、取り敢えず彼の後ろを着いていくことにした。)   (2020/4/14 22:22:21)

依岡 樹 / .  俺 、依岡 樹って言います 。イツキは難しい方の " 樹 " で イツキです 。歳は二十三 。( 程近い公園に向かいながら 、彼に自己紹介をした 。もしも俺の名前と年齢が公安で明るみになっていたら反応を示すだろう 。)   (2020/4/14 22:21:53)

依岡 樹 / .  突然呼び出したりなんかしてすみません 。… 此処じゃ何なので 、一寸移動しませんか ( わぁ 、何だろうな 。レジ応対で何回も声聞いてる筈なのに 、不思議だ 。此の人の声は低くて落ち着いていてよく通る 。安心する反面 、男らしくて 俺の心臓が早鐘を打ってしまうような そんな声だ 。俺は別に小柄という訳ではないし 、寧ろ一般的に見れば高身長の部類には入れるくらいの上背はあるつもりだけど此の人は俺よりも背が高くてガタイも良い 。流石公安 、鍛えられてんな 。生っちょろい身体じゃ俺達の相手なんぞ務まらねぇだろうし 。目を細め 、口元に弧を描くと其の顔を彼に向け 場所を移動しようという旨を伝える 。だって俺 、今から任務の為とはいえ告白するんだぜ?其れも碌に話したことのない " 男 " に 。職場の真前で然も人通りのある場所でカミングアウトできる程 、俺のメンタルは強くない 。幸いにも直ぐ近くに遊具のない小さな広場のような公園があり 、其処で話すことを決めた俺は 「 着いてきて下さい 」と彼に告げて歩き出した 。)   (2020/4/14 22:21:30)

獅子戸 遙真 .… あぁ 、ども ( 顔を上げて スマホをポケットにしまえば 、ざァッ と初夏の風が彼の後ろから吹く。目を細めて暫く耐える。軽く乱れた前髪を鬱陶しく思いかきあげながら、さて…どんな文句を言われるんだろうと構えながら立ち上がった。身長差もあり、彼は少し俺を見上げるようにして顔を上げた。何度見ても顔面凶器。)   (2020/4/14 22:19:31)

獅子戸 遙真 . ( 暫くして 、やっと平常心に戻り一気に珈琲を仰ぐ。羞恥やら何やらでもはや暑さの感覚はない。それに、この御時世文句を感じて相手に直接伝えるのは大変俺としては好ましいと思う。若干目の保養と化していた青年にずげずげ言われるのは考えただけで心苦しい気もするが、逃げてばかりもいられない。再び視線を向けたレジに既に彼の姿はいない。腕時計をちらりと確認して、指示通り外で待つが、店の前に立っていては邪魔だろう。申し訳ないが、パラソルが咲いた席に座り、スマホを開きながら新着メールなんかを確認しながら彼を待った。「お待たせしました」と爽やかに声を掛けられる。)   (2020/4/14 22:19:01)

依岡 樹 / . ( 何を話してやろうか 、いっそのこと今日告白するのもありだな 。同棲とか出来たら公安の一寸した動きとかも見れて万々歳なんだけどな 、何て " ギムレット " としての思考を巡らせながら 自分が待ち合わせに指定した店の外に姿を現した 。)   (2020/4/14 22:17:18)

依岡 樹 / .  ふっ 、くく … ( 堪えきれなかった笑い声が俺の口から漏れた 。時間的に考えて最後の応対客になりそうな若い女性に声をかけられて我に返り 、今はこうして席に背を向けてドリンクを作っているが如何にも愉快な気持ちは収まらない 。だってさ 、公安が俺の手書きメッセージ読んで珈琲吹いて学生にハンカチ差し出されてるんだぜ?笑うだろ 、そりゃ 。あー 、面白ぇ 。ポーカーフェイスの欠片も無ぇな 。俺個人としてはそういう単純な人の方が面白くて好きだけど 。さて 、先程の若い女性客に季節限定ドリンクを手渡して本日の俺の業務は終了である 。お疲れ様でした 、と 他の店員達に愛想の良い笑顔を振りまいて店の裏の更衣室へと姿を消す 。今日も一日よく働いたな 、俺 。マフィアとコーヒーショップ店員の兼業も楽じゃねぇな 。出社時と同じ白のTシャツに薄手のクリーム色のカーディガンを羽織り 、トートバッグを片手に持つと足早に裏口から店の外へ出る 。)   (2020/4/14 22:16:57)

獅子戸 遙真 .…ぶふッッ ( 誰もが予想出来ない文字に思わず珈琲を吹いた。盛大に吹いたせいで、隣にいた高校生が慌てて「大丈夫ですか!?」とハンカチ片手に駆け寄ってくる始末。 ) いや、大丈夫、気にしないで下さい ( あっつ、と唇に手を添えながら悶えながら、学生たちを制した。制服汚れたら親が泣くだろ。取り敢えず何が起きたか考えてみると、単純に彼に呼び出されただけなのだが、もしかしてオッサンの癖に洒落た店来んなよ、的な体育館の裏に呼び出されるあれと似たようなやつなのか、と思わず変な顔になった。ちらりとあの店員の方を見れば、吃驚しているのか目を丸くさせながらこちらを見ている姿があった。対面してレジに立つ別の客が「店員さん?」と声を掛け直して、彼は我に返る。その顔には既に動揺がない。恥ずかしいところ見られた…と思わず頭抱えた。)   (2020/4/14 22:16:05)

獅子戸 遙真 .( 深くソファに腰掛けて、思わず溜息を吐いた。やっと休息できた気がする。ネクタイを緩めて牡丹を2つほど開ければ、息苦しさも心做しか軽くなった。珈琲を一口飲めば、相変わらずのほろ苦さと暖かさが口内に広がっていく。夏なのにホットなのは何故かって、そんなのアイスにしたら水滴で味が薄くなるからに決まってんだろ。と誰に向けるでもなく持論を決め込む。そこでふと握り締めていたレシートがふと気になる。いつもの360円と書かれたなんだか無機質に感じる紙を天井にかざす。するとプリントされた文字を横切る様な影があることに気付いて首を傾げた。裏返してみると、そこには走り書きが。そう言えば店員の彼が何か書いていたような気がするが…仕事上の手順がなにかだろうか。ふと財布を開けて今までのレシートの裏を確認するが、何も書いていない。今貰ったこのレシートだけに書かれているようだ。より一層謎。珈琲に口をつけながら、恐る恐るその文字に目を通した。)   (2020/4/14 22:15:46)

依岡 樹 / .( 内心で毒吐きながら手際良く珈琲を作り終えると会計を終え 、珈琲を購入して何時もの席に向かう彼に笑った 。渡したレシートの裏には走り書きだが 「 あと十五分で終業なので店の外で待っていてくれませんか 」と 記した 。…… 漸く任務遂行に向けて本格始動って訳だ 。" ソッチ " 系の趣味はなさそうだけど 、落とせるように頑張って見ますかね 。ちらりと彼の方を盗み見ると レシートの裏に目を向けるか如何かを観察した 。)   (2020/4/14 22:15:30)

依岡 樹 / .  はい 。… お待たせしました 、ごゆっくりどうぞ ( 警戒されているのか其れともただ単に口下手なのか 。何方なのかは分からないけど取り敢えず世間話にはあまり食いついてはくれなかった 。今迄のターゲット達は へらへらと薄っぺらい笑みを携えて一寸話しかければ ひょいひょい乗っかって来たんだけどな 。釣れねぇ公安 。まぁ 、だから俺は仕掛け続けるんだけどな 。珈琲を作っている間に感じる顔に穴が開くような視線 。もう慣れたことだが 大勢に見られるのは本職柄あまり気持ちの良いものではない 。然し今の俺は " crowの「 ギムレット 」" ではなく " コーヒーショップ店員の「 依岡 樹 」" である 。勉強をする学生やノートパソコンを持参して仕事をする社会人 、其れに珈琲を片手に読書をする人達も多い此の独特の場所の影響か控えめながらも黄色い声を漏らす制服を着た女生徒達に にっこりと安っぽい笑みを向けてやると興奮したかの様にお互いの肩を叩き合っている 。単純すぎるだろ 、将来俺みたいな奴に捕まって痛い目見るぞ 。)   (2020/4/14 22:15:12)

獅子戸 遙真 .(時間が下校時間ということもあってか制服姿の女性との視線が、珈琲を注ぐその姿を見てはきゃーきゃーと盛り上がっている。それを横目にまたため息をついた。彼女達は彼を見るだけでなく俺の方も、まるで比べるようにして視線を投げかけるから。すみませんね、こんなオッサンが珈琲なんて飲みに来て。心の中で悪態をついていると、ついに珈琲が出来たようだ。「どうぞ」と差し出す珈琲を受け取り、代わりに代金を払う。俺は頭を軽く下げ、いつも座る焦げた色の革製のソファへと歩みを進めた。)   (2020/4/14 22:14:18)

獅子戸 遙真 .( いつも飲んでいる珈琲を頼もうとしたところ、どうやら目の前の店員はそれを覚えているらしかった。勿論、別に甘いものが好きではない自分は横文字の羅列ドリンクを飲むわけではないので、シンプルな珈琲を"いつもの"と示す彼の言葉に頷いて見せた。) …はぁ…そう、すね (何やってんだ俺、と言った言葉を頭の中で往復して即後悔。もっと親しく…それこそ馴れ馴れしいかもしれないが友人のように話したいものなのに。顔を合わせるのは数回という単位ではない。もう充分知り合いレベルまで上がったはずなんだが、何故か上手く喋れない。いつもそれで自己嫌悪。しかしまぁ相手からすれば大勢の中の一人に過ぎないので、仕方ないとどこがで諦めてすらいる。手際良く珈琲をカップに注ぐ姿は、彼が容姿端麗であるからかもしれないが、よく絵になる。)   (2020/4/14 22:14:00)

依岡 樹 / .( さて 、そんな泣く子も黙る恐ろしい国内最大組織 " crow " の構成員である俺が今 何をしているのかと言うと 。見ての通りコーヒーショップの店員である 。何故こんなことをしているのか 、其の理由は今 俺が応対している此の男 。此の人 、公安の刑事さんらしい 。特に何も変装していない俺の顔を毎日見ておいてしょっ引かないなんて 、鈍い奴なんだろう 。其れとも俺の存在は未だ公安に知られていないのか 。何方にせよ日本の警察は大したことはない 。すっかり常連と化している目の前の客 __ 基 、刑事さんに愛想の良い笑顔で問い掛けた 。季節は初夏 。春が過ぎ 、スーツでは些か暑さも感じるだろう 。)今日は暑いですね 、俺は暑いの苦手なんですよ( そして此の公安警察は俺の今回の任務のターゲットである 。恋人にでもなってうまく懐に入り込んで 、公安内部の情報を得たら後は用済み 。幸い俺の顔面は女受けもするけど男人気も高い 。そう簡単に公安ともあろう奴が落ちてくれるなんて思ってもいないけど距離を縮める為には他愛もない日常会話も大切だ 。困ったように眉を下げると俺より少し背の高いターゲットを上目で見た 。)   (2020/4/14 22:09:55)

依岡 樹 / .  いらっしゃいませ 。御注文は … " 何時もの " で 宜しかったですか ?( 我ながら表社会には早く順応した方だと思う 。俺の本職は国家反逆組織 … という言い方は曖昧過ぎるか 。一言で言ってしまえば " マフィア " である 。" マフィアはイタリア映画に出てくるよね 。シチリア半島だっけ? " だとか " 日本はヤクザじゃないの? " だとか 、そんな ぽやぽやの考えをしている一般人が此の国には大勢居る 。まぁ 、一般人が俺達の存在を知らないなんて当たり前なんだけどな 。日の当たらない場所で生きる俺達は人々が寝静まった深夜に大きく動く 。そして大体は俺達 " crow " を追う公安と追い掛けっこになった末に何方かが命を落とす 。稀に引き分けにもなるが 、どっちにしろ機密情報で漏洩なんてする訳にもいかないから銃撃戦になっても直ぐに揉み消されて翌朝の新聞に載ることはない 。俺達の存在は警察の中でも極限られた奴しか知らない 。)   (2020/4/14 22:09:35)

獅子戸 遙真 .…あ ッちぃ … ( ネクタイを緩めて カゲロウ漂うコンクリートに独り言を零す。しかし、幾らやりたいと思える様になったとしても疲れは無意識に蓄積されていくもので、そんな時の息抜きは帰り道の途中にあるコーヒーショップで珈琲を飲む事。いや誰にも知られるものでは無いのでここはぶっちゃけで言おう。珈琲は最早二の次で、笑顔を振り向く1人の店員を、レジがよく見える席を陣取って盗み見るのが最近の息抜きだ。因みになぜそんな気色の悪い事が息抜きになっているのか自分でも分からないが…。ここでぴたりと歩みを止めた。目の前には行きつけのコーヒーショップ。自動ドアをくぐり抜けてレジまで一直線に、涼しい店内を進んで行く。「いらっしゃいませ」と耳に残る優しい声で迎えてくれるのは、あの店員だった。)   (2020/4/14 22:08:51)

獅子戸 遙真 .( 世間の季節は初夏だと言うのに、年中スーツを強いられる現職は本当にパワハラで訴えてもいいのではないかといつも思う。時刻は夕方、反対側の歩道の奥に上司の指示に大きく返事をしながら車両の点検を進める消防隊が居た。本当なら、自分も今頃は彼処にいて働いていたのだろうが、実際試験は失敗し滑り止めで受けていた警察試験に合格してしまった現在、主に国家反逆の権化であるマフィアの調査を軸に日々を過ごしていく男がここに1人。最初は勿論こんな税金泥棒やってられるかと悶えたものだが意外にも人情熱い先輩方にあっさり心を奪われて今では意思ある社畜へと進化を遂げていた。)   (2020/4/14 22:08:30)

依岡 樹 / .( 如何も〜!! は〜い!有難う御座います!   (2020/4/14 22:08:22)

獅子戸 遙真 .(( お待たせしました ~ !! ( がば ッ / ) 取り敢えず ロル は私からでしたよね 、少々お待ちください !   (2020/4/14 22:07:46)

おしらせ獅子戸 遙真 .さん(iPhone 133.106.***.179)が入室しました♪  (2020/4/14 22:07:14)

依岡 樹 / .( 移動完了!!取り敢えず 炉留ぺたぺたしましょうかね …… !   (2020/4/14 22:06:41)

おしらせ依岡 樹 / .さん(docomo spモード)が入室しました♪  (2020/4/14 22:06:03)

おしらせ獅子戸 遙真 .さん(iPhone 133.106.***.179)が退室しました。  (2020/4/14 21:49:06)

獅子戸 遙真 .(( 取り敢えず 、足跡だけ ..( ぺと 、   (2020/4/14 21:49:03)

獅子戸 遙真 .(( 見つけましたぞ ッ ( がっつぽーず /   (2020/4/14 21:42:28)

おしらせ獅子戸 遙真 .さん(iPhone 133.106.***.179)が入室しました♪  (2020/4/14 21:42:15)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(docomo spモード)  (2020/4/14 21:30:58)


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