[×消] |
おしらせ | > | 泣きピエロ/ahuiさん(42.127.***.129)が退室しました。 (2/3 19:51:23) |
泣きピエロ/ahui | > | (空間に”さよなら”を告げようかと思ったが、寂しげな空間の中で、どこに声を残そうというのか。気が落ちた。嗚呼、寂しげな部屋は、どこか泣いているように見える。___いつしか、この部屋が笑うことがあったのだろうか。私が、舞台の上で笑うように、此処も、笑いに包まれる時はあったのだろう。今では、今。私のように泣いている。私につられて泣いているのか?それならば、君も一緒なのかもしれない。)___さようなら。(言い残した言葉に後悔を覚えながら、しかし同時に、戻ってくるよと暗示をかけながら、ノブに手をかけ、足を鳴らす。) (2/3 19:51:17) |
泣きピエロ/ahui | > | (植え替えてあった硝子細工の傍に一つ、横たわる花を一輪。桃色の花弁を開かせつつも、その姿はどこか寂しげにも見える。なんせ、私の傍として居てくれた、花。他にも多種に渡る花を抱えながら、日々過ごしてきたが、この花は時期が近いだろう。朽ち逝く屋敷の空気を吸い、この屋敷がまた、明るい光に包まれる空間となるよう、その想いを乗せて……硝子細工の中に居た、異なる植物は誰だろう。……一輪が首が折れている。取れないように、治してあげた。これで、満足なのか。自分は。) (2/3 19:46:57) |
泣きピエロ/ahui | > | (静寂な空間の中に一つ、扉を開ける音。軋む音を無意識に響かせ、誰も居ないような空間に身を寄せる。何人も、この空間には居ない。それに気づきながらも、状況把握のため姿を表す。長らく空間の中に誰も出入りしていないと思いきや、新しく植えられた植物が目に留まる。此処には誰か____?いや、そう考えるのは早計だったか。なんせ先程、手のつけられていない、自分の署名が残っていたのを見ている。賑を見せた痕は部屋に残りつつも、今では古びて、物体によって傷つけられたものと成り果てる。__私がもし、この部屋へと、あともう二歩、三歩早かったら?ともかく、こんな証を載せている、誰か、が居るのならば、此方も証を乗せておくとしよう。) (2/3 19:40:14) |
おしらせ | > | 泣きピエロ/ahuiさん(42.127.***.129)が入室しました♪ (2/3 19:32:40) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(SoftBank openmobile)が退室しました。 (2/3 16:29:47) |
リッパー/Month | > | ( 掃除用具を 片付けて 、窓の外へ 視線を向けた 。 雪化粧された その景色だけは 、あの頃と何も変わらない 。もう少しで 解け始めてしまう 、儚いものに違いはないけれど 。 ふ 、と 息を呑んだ 。それから 一度 深呼吸をして 、思い直す 。何のために来ているのかなんて 、愚問だからだ 。待つ事 、それしか 出来ないと 、既に 判り切っているのだ 。それをしない 理由は ── この想いを失わない限り 、ないと言い切れる 。それでいい 、と 、そういう事に したじゃないか 。 霧を纏い 、姿を晦ます 。やることはやった 、これ以上此処に居ると ⋯⋯ 痛みが増す気がするから 。扉が開き 、そしてまた 。 ) (2/3 16:29:42) |
リッパー/Month | > | ( キッチンへ移動する 。食器棚 から カップやソーサー 、小皿を出しては 埃を払い 、洗っては拭く 。無心で手を動かして 、気付けば それも終わっていた 。苦い想いではないというのならば 、一体何だというのか 。懐かしさは 当然のこと 覚えているが 、それだけではない 。思い出すだけで 、鉛でも 詰まったかのように 、己を蝕む此れは ⋯⋯ 。 愛 、だのと いう言葉では 正しく無いような気がした 。言うなれば 、" 情 " の類だ 。名残惜しさで 、希望も薄いのに ── つい 訪れてしまう 、この 心は 。形容しがたく 、表せない ものではあるのだが 。最早 誰かと会うことは 叶わぬ 願いなのかもしれない 。それでも 構わないなんて 思い切れる程ではないにしても 。嗚 性懲りもなく 今年も " 証 " を持ってきてしまった 、取り出した物を 昨年の 朝顔の 硝子細工の 傍に置く 。パンジーの ドライフラワー 。それを四本 透明な小瓶に入れて 、この場に残す 事にしたのだ 。誰かの 目に つくことが あるかも 、もう判らないが 。) (2/3 16:27:10) |
リッパー/Month | > | ( ⋯⋯ キイ 、と 音が鳴る 。こうして この扉を開けるのは 、最早 この時期の恒例とも 言える様に なってきた 。 空気が揺れ 、埃が舞う 。この光景さえも ── 慣れてきてしまう程に 。実に一年ぶりに 訪れた部屋は 最後に扉を閉めた時と 何も変わっていない様に見える 。暖炉も 、ソファも 、テーブルも 。 ⋯ 枯れてしまった 、花以外 。それを視界に捉えたとき 、胸の何処かが痛んだ気がしたが ⋯⋯ 、もう 気にする 事もない 。己の する事は 、幾年前から 変わらないのだから 。只 、此処で 、と 胸中で 呟き続けて どれほどの時間が過ぎたのか 。今年は 新年の挨拶も 、些か遅れてしまった 。しかし 春節には 間に合ったのだから 及第点だろう 。例年通り 掃除を しようと 部屋に踏み込み 、丁寧に 、丁寧に 。時間をかけて 様々な所を 綺麗にしていく 。置きっぱなしになっている 、" 証 " の数々は 動かすのも 何だか違う様な気がして 、羽根箒で 埃を拭っては 元の位置に戻した 。ぎゅう と 心を締め付けている この痛みは何だろうかと 、作業をしながら 考える 。淋しさ ? 哀しみ ? 否 ── 。) (2/3 16:25:46) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(SoftBank openmobile)が入室しました♪ (2/3 16:24:54) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2023/5/22 18:11:40) |
小野寺 | > | 小野寺 (2023/5/22 18:11:32) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2023/5/22 18:11:28) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が退室しました。 (2023/2/3 03:52:02) |
リッパー/Month | > | ( 今日は 、以前とは 違い " 枯れてしまう " 本物の 花を 持って来た 。それが 枯れるより前に 見る者が 居ることを 、願ったからだ 。花瓶の 横に 、添えるようにして そっと 置く 。刃で 器用に 摘まんでいた その花の名は 山茶花 。もし 此の花を 見る者が 居るのなら 、きっと 丁度 似合いの 言葉 。 期待と 願いを 掛けて 。 訪れた時に 身を 、心を 蝕んでいた 淋しさは もう 、無い 。 其れを 除いても 、有り余る 情は 其の侭に 。 ⋯ 仮面に 触れる 。位置を調整する様に 、少しばかり それを動かしては 、再び 笑みを零した 。酷く穏やかな 気分だった 。そして 次には 、肩を震わせ 、喉を鳴らして くつくつと 笑う 。穏やか 。穏やかだと 、己が 。此の己が 思うとは 。嗚 、なんて 可笑しいんだ ! まるで あの頃の 様だ 。満ち足りて 、正真正銘 、穏やかであった あの頃の 。其れを 思うのが 、今更 である 事を 虚しく思わないでもないが 。併し 、悪くない 。笑い声を 溢しながら 、霧を纏った 。途端 、搔き消えた その姿は 、もう 部屋の何処にもない 。 ) (2023/2/3 03:51:52) |
リッパー/Month | > | ⋯⋯ 、信じても良いんでしょうか 。( ぽつり と 声を溢した 。此の部屋に 音を残すのは 何時振りだろうか 。この間は 、あまりの 痛みに 、あまりの 苦みに 、愛おしさに 。涙処か 息すらも 枯れて 、声を出そうにも 喉の奥で つっかえてしまっていた為 。 漸く 、絞り出す様に 吐いた 言葉が それだった 。信じる 。何を 、だなんて 、簡単な事 。此処での再会を 、それ以外に 何があるだろうか 。 そうして 思った 。良い 、悪いの 問題ではない と 。信じてしまう 、信じてしまいたい 、それだから 。己は此処を 訪れている 。もう 答えは出ていたのだ 。待つ事しか 出来ない 。待つ事なら 、出来る 。諦め等 つくわけがない 、こうしてその一欠片を 、拾ってしまった今 ── 。 矢張り 、口端に 滲むのは 笑み 。 いつか 。いつか 。そう何度思ったか 。いつまでも 。いつまででも 。⋯ それで 、構わない 。) (2023/2/3 03:50:23) |
リッパー/Month | > | ( 扉を開けた 。先日 此処を訪れた時の 様な 、淋しさ を 抱えた侭 。否 。淋しい というには 些か 、苦過ぎる 。そうではない 、そうではないのだ 。只 落としてしまった 欠片を 拾い集めたいばかりに 、少し 其の場で 屈んでいる 。 それだけで 。その 欠片の 元の形を 懐かしみ 、焦がれ 、併しもう戻らないと 判ってしまっていて 、動けないだけで 。 ⋯⋯ 室内に 踏み込んだ 。以前の様に 埃はない 、当然だ 。掃除をしたのだから 。机にも 、ソファにも 、床にも 。暖炉の灰だって 、綺麗に片付けて ──⋯ 。 絶句 、した 。声は出なかった 。心の内に浮かぶはずの 、言葉さえも 出なかった 。無意識的に 歩み寄る 。 燃やされた 薪の跡 。既に 熱は 残っていないのに 、無性に 此の暖炉が 暖かく思えてならない 。繰り返し 、慣れた 動作 。それでも 、何処か 覚束ない様子で 火を点けた 。 耳に届く 微かな音 。此処で 、こうして 暖を取っていた者が 居るのだ 。そう 、既に 「 いつか 」それさえも 叶うか分からないと 考えていたにも 関わらず 。其れが 何れ程喜ばしい事か 。 ) (2023/2/3 03:49:46) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (2023/2/3 03:48:29) |
おしらせ | > | 魔トカゲ/木苺さん(Android 49.239.***.33)が退室しました。 (2023/2/2 18:33:41) |
魔トカゲ/木苺 | > | (ギィ_と軋む音を出しながら扉を開き誰もいない部屋に足を踏み入れた。最後に訪れたのは何時だっただろうか、忘れてしまう程研究に熱中していたのかと考えつつ目を伏せ暖炉の方に移動して)……誰かいたのか(火は消えているがほんのりと熱の残る暖炉を見ながら呟きふと机の上の花瓶に視線を移した。ここで話した知り合いにまた会えるだろうかと考えつつ寒さに目を細め扉に手をかけて。去り際にまた来ると誰に向ける訳でもない言葉を告げ部屋を出て。_Arrivederci、またいつか_) (2023/2/2 18:33:34) |
おしらせ | > | 魔トカゲ/木苺さん(Android 49.239.***.33)が入室しました♪ (2023/2/2 18:20:48) |
おしらせ | > | 黒無常 / 晶さん(iPhone au)が退室しました。 (2023/2/2 04:41:09) |
黒無常 / 晶 | > | (只、此処で。其れを待っていたが、待たせていたのは何方だろうか。朝顔に視線を映しては目を細めて。 カラン___誰かに届く事を願う、魂を揺らす高い音を残して、火を灯した儘暖炉前の影は消えた。大丈夫だ、音を掻き消す雨音は、今は無い。) (2023/2/2 04:41:03) |
黒無常 / 晶 | > | (此処を訪れる時は、何時も窓の向こうが白に包まれている。此処を訪れる時は、何時も寒い。暖炉に近付いては予備の薪に被っている埃を手で払い、幾つかの其れを暖炉の中に放り込み、火を点ける。パチパチと心地の良い此の音を聞くのは何時振りだろうか。折角訪れたのだ、時間も有る、少し暖まる事くらい許されるだろう、と座り込んだソファからは僅かに埃が舞った。乾燥仕切った薪は良く燃える、見詰める先の炎は今迄の役割を果たす様に強く輝いている。…こうして暖炉の前のソファに座った時を憶えている。確か其の時は隣に___。刹那、視界が滲み、一筋の熱を頬に感じた。指先で触れた熱を確認しては、感情に疑問を抱く。何故。何故、己は泣いているのだ?考える間も無く、一粒、また一粒と雫が零れ落ちる。嗚呼、理解したくない、此の余りにも人間らしい感情を理解して仕舞えば。)ッは、俺もそうだ。(笑って誤魔化す事は出来なかった。淋しい、痛い、愛おしい。もう、取り戻す事は出来ないのだろうか。多くは訪れていない、多くは会っていないが、此の部屋に忘れたものが多過ぎる。) (2023/2/2 04:39:45) |
黒無常 / 晶 | > | (霧を追い掛ける夢を見た。掴む事の出来ない霧を追い掛けると言う表現は可笑しいだろうか、其の霧が淋しそうに見えたと言う表現は更に可笑しいだろうか。事実、夢の中とは言え、そう見えた霧を追い掛ける儘に辿り着いた場所は、見覚えの有る懐かしい扉。霧が扉をすり抜け、其の先を見る前に目を覚まして仕舞った。今の己は、夢の続きを見る様に、其の扉の前に立っている。実に一年以上、正確には一年と一月と一週間振りに扉を開けた。霧は居なかった。変わらないが変わってしまった景色、冷えた空気が漂う其の空間に一歩、歩みを進めては茶会をしたテーブルが懐かしく、そっと触れては違和感を感じた。長期間放置されていたと思っていたが、指に埃が付かなかったのだ。誰か来ていたのだろうかと『跡』を探せば、机の中央で花瓶に差された硝子細工の朝顔の花を見付ける。直ぐに歩み寄り、誰が残したものかは分からないが、残された跡は月明かりに照らされて白と赤の影を机に映していた。此の色の“言葉”を受け取る者は己ではないだろう。壊して仕舞わない様に、存在を確認出来た喜びを噛み締めて、其の場を離れた。) (2023/2/2 04:36:31) |
おしらせ | > | 黒無常 / 晶さん(iPhone au)が入室しました♪ (2023/2/2 04:34:02) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が退室しました。 (2023/1/24 04:25:19) |
リッパー/Month | > | ( 仮面の 奥で 微かに笑った 。淋しさ 、痛み 、愛おしさ ⋯ 憶えている 、喜び 。其れ等が 入り混じった 複雑な 笑みだった 。 ⋯ それから 、硝子の机に 寄った 。此処を 訪れると 決めた時に 、用意したものを 残す為に 。" 証 " 、いつの間にか 恒例に なっていた 此の 行為 。 あの頃は 其の気配を 掴もうと 必死 だった のに 、今では 此は ⋯⋯ いつか 。いつかで 構わない 、誰かの 目に 留まる様にと いう 、願い 。そのものに 他ならない 。そっと 取り出した 。硝子細工 ── 硝子で出来た 、朝顔の 花 を 。本物を 持ってきたい 気持ちも あったが 、生憎 開花時期は 夏だ 。 其れに 、本物であれば いずれ 枯れてしまう 。其れが嫌だった 。 中身の 無い花瓶に 、硝子細工を 差し込んだ 。朝顔の 色は 白 と 赤 。決して 中心的な イメージにある 色ではないけれど 、其れでなければ ならなかった 。 細工から 手を 離す 。机の 中央に 花瓶を移動させ 、不意に 霧を 纏った 。名残惜しい と 素直に 感じる 。まだ 此の 空間に 触れていたかった 。併し ⋯⋯ 。 気配が 消える 。 音が鳴った 。また いつの日か 開かれる 、扉が 閉まる 。 ) (2023/1/24 04:25:03) |
リッパー/Month | > | ( それでも 尚 待っていたいと 思うのは 、大切 だからだ 。此処に 残して在る " 心 " が 。それだけで 佳い 。それだけで 、佳かった 。 ⋯ キッチンに 足を運んだ 。食器棚 は 扉が 閉めてある とはいえ 、中には 微かに 埃が 溜まっていた 。よく 使用していた ポットや カップ 、ソーサー 等 。準備をする度に 見 、繰り返した 動作 。取り出しては 洗う 。布巾で 拭く 。塵払いで 埃を 落とし 、集めて捨てる 。慎重に 、棚に戻す 。声も 無く 行った 掃除は 、いつの間にやら 終わっていた 。用具を 片付け 、綺麗に なった 部屋で 再び 立ち尽くす 。 ── 無意識的に 、己は 其処に立っていた 。窓際 。 沢山の 想いを 置いた 、此の場所に 。部屋全体を 見回せる 其処は 、振り返れば 美しい庭 が見える 。独りで居る時は 何時も 、外ばかり 眺めていた様な 。彼が 何時も 此処から 入って来ていた理由が 、今更乍らに 判った 気がする 。 此処から 見る 部屋は 、何処で見るよりも 愛おしく思えるのだ 。 ) (2023/1/24 04:17:10) |
リッパー/Month | > | ( 首を振り 、ぎこちなく 視線を 移す 。薄く 埃が積もった 、窓額縁 。何も 残されていない 、机の上 。猫脚の 椅子 。此の場所からでは 見え辛い 、キッチン 。 灰 と 黒い 焦げ跡が 残る 暖炉 。 どれ程の 間 、立ち尽くしていただろう 。軈て 、漸く ── 歩を 進め 室内に 入れば 、何を 云う事も出来ない 儘に 身体を 動かして 掃除を 始めた 。 箒越しに 、布越しに 、 触れる 。 ティーテーブル 。揃いの椅子 。幾度となく 重ねた 茶会が 過る 。硝子の机 。中身のない 花瓶 。嗚呼 そう云えば 、己が 来た証として 様々な 物を 残した 。己だけでなく 、立ち寄った誰もが 。暖炉前の ソファ 。中身等 、あの頃から 何も無かったが 、慥かに 其処に佇んでいる 箪笥 。それから 、変わらない 雪景色が 見える 窓 。何時ぞやに 残されていた 壁に掛かっている絵画 。 空間を 形作っている 全てが 本当に 、只管に ⋯ 懐かしい 。もう 逢える事は 無いのかもしれない 。何の意味も 無いかもしれない 。そう 思うからこそ 、焼き付いている記憶が 鈍く 、苦く 痛む 。) (2023/1/24 04:15:21) |
リッパー/Month | > | ( キィ ── と 音が鳴る 。久しく 開かれていなかった扉は 、あの頃よりも 些か 建付けが悪くなっている様な気がした 。 流れ込んだ 風に よって 、埃が 舞い上がる のが 見える 。 ⋯⋯ 随分 と 長い時が過ぎた 。最後に 此処を 訪れた 其の日から 、一年と 一月が 経っている 。 今 胸の内を 満たすのは 、如何しようも ない 程の 苦い 痛みだ 。懐かしい 。愛おしい 。 そんな 言葉の 一つや二つでは 表しきれない 思い出の 数々を 、憶えている 部屋 。踏み込んでしまえば 、溢れんばかりに 頭を 巡る 。何 と 、云えば良いのだろうか 。そう 、只 、只 ── 此処で 。待ち続ける 、そんな 事を 思い 、願い ⋯ 事実 永い時を 此処で 過ごした 。其の 間に 、様々な 事があったのだ 。 とうの 昔に 途絶え 、動かなくなった 筈の 心臓を 締め付けて 。欠落し 、失った 筈の 感情を 思い起こさせる 、そんな 出来事が 。扉を開いただけで 、一歩 、踏み込んだ だけで 。其れ以上 、動けなく なってしまった 。呼吸等 必要もない のに 、息が詰まる ⋯ そんな錯覚を覚える 。 ) (2023/1/24 04:14:13) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (2023/1/24 04:12:59) |
おしらせ | > | 占い師/ラフィストさん(125.9.***.119)が退室しました。 (2022/6/11 20:41:32) |
占い師/ラフィスト | > | (部屋を出ていく/途中送信御免なさい/↓) (2022/6/11 20:41:27) |
占い師/ラフィスト | > | 食器類は全部拭けたかな...あとは水洗いするかぁ...(カシャンとダンボールの入ったソーサーが音をたてる。窓の方からバサリと羽の音がしたかと思うと自分の頭に相棒が乗ってきた。そして) (2022/6/11 20:40:51) |
占い師/ラフィスト | > | 薔薇も枯れちゃって...どう.すればいいのだろうか(慣れない処理に頭を抱える。) (2022/6/11 20:34:56) |
占い師/ラフィスト | > | ...ふぅ。1人で掃除すると時間かかるな...何日にか分けて掃除するか...(ローブの布で汗を拭く。) (2022/6/11 20:33:31) |
占い師/ラフィスト | > | わ〜...ソーサーとかも結構中ホコリ被っちゃってるな...これは...水洗いかな。(拭き洗いのものと水洗いの物を分けていく。静かな広い部屋でかちゃん.かちゃんとカップの重なる音.ソーサー同士が少しぶつかる音が響く。) (2022/6/11 20:29:11) |
占い師/ラフィスト | > | さて。頑張ってお掃除しないとね!何年も使わせてもらったんだし!(ふんすと意気込み.細かい所も掃除する。) (2022/6/11 20:24:17) |
占い師/ラフィスト | > | 君をホコリだらけの部屋には置いておけないな..散歩しておいで。呼んだら戻ってくるんだよ(そう梟に言うと返事をするようにホー.とひと鳴きし開いた窓から大空へ羽ばたいていく。) (2022/6/11 20:22:51) |
占い師/ラフィスト | > | ...ん。羽や鱗も今や面影もないね...私が勝手に回収していいものだろうか...まぁ。誰も気づかない...かな(机に置かれていたものを一つ一つ丁寧に布に包み.ポケットに入れる。がらん.と廃れてしまい.食器も埃をかぶってしまったこの部屋を掃除していく。) (2022/6/11 20:19:54) |
占い師/ラフィスト | > | や.やぁ?誰か来...て.ないね。埃だらけだ...(少ししょんぼりしながらも持参してきたほうきやはたきを使い.部屋を掃除していく。) (2022/6/11 20:14:27) |
おしらせ | > | 占い師/ラフィストさん(125.9.***.119)が入室しました♪ (2022/6/11 20:11:30) |
おしらせ | > | 空軍 / 天 .さん(New 3DS 182.21.***.247)が退室しました。 (2021/12/27 01:36:46) |
空軍 / 天 . | > | .. メリークリスマス 、そう言うにはもう遅いか 、? ( いつのまにやら 、既にクリスマスから二日が経過していたようだ 。時の流れは早いものだと実感する最中 、見つけた限りの自身の最後の歴史を辿ると苦笑を零し . 既に半年以上は経過しているだろうか 、体感的にはまだ二ヶ月 。そう見苦しい言い訳を唱えると 、不意に違和感のある室内へと視線を向けて 。否 、記憶にある通り妙に小綺麗な室内と言うものではあるのだけれど 、何やら小さな物品が増えているようだ 。何処かデジャヴを感じるものの 、それを見ては頬を緩め 。自身も何か置いていこうかと考えていると 、ふと思い出したのは一輪のロウバイの存在 。控えめなその花は 、凛々しく黄色を彩っていて 。それを見ては 、再度頬を緩めながら彼等の置いたであろう花瓶の横に飾りとして置き . 花瓶の内のメインではなくとも 、輝くその色に口元を緩めては 、次に来るときは何にしようかと考えを巡らせながら帰路を辿った 。/ ↑↓ ) (2021/12/27 01:36:43) |
おしらせ | > | 空軍 / 天 .さん(New 3DS 182.21.***.247)が入室しました♪ (2021/12/27 01:16:52) |
おしらせ | > | 占い師/ラフィストさん(125.9.***.119)が退室しました。 (2021/12/26 12:08:14) |
占い師/ラフィスト | > | そろそろ行こっか。(相棒を呼び。部屋から出る。/↓) (2021/12/26 12:08:10) |
占い師/ラフィスト | > | 誰も来ないねぇ...(相棒の頭や背中を撫でる。くるる.と嬉しそうに鳴いているのを見てふふ.と笑みがこぼれる。) (2021/12/26 11:59:46) |
占い師/ラフィスト | > | んぐ...(腕を伸ばすと少しだけゴキ.と音が鳴る。) (2021/12/26 11:56:17) |
占い師/ラフィスト | > | ん...少し寝てしまった...(目隠し越し目を擦る。窓辺の日差しは暖かく.眠りやすい) (2021/12/26 11:52:20) |
占い師/ラフィスト | > | (自分で作った紅茶を少しずつ飲んでいく。最近寒くなってきて.彼女が布団の中に潜っている日が増えてきている。)ん...寒いねぇ。ナワーブ君もよくくしゃみをしていたし...ジャックも風邪をひいてないといいけど... (2021/12/26 11:39:34) |
占い師/ラフィスト | > | (カップとポッドを棚から出し.紅茶を入れる。)...ジャックに教えて貰ってから作るのが楽しくなったよ。君も彼と僕が話している時は落ち着いていたよね。(普段なら睨んでいるのに、と心の中で呟いていると心を読まれたのか嘴で頬をつつかれる。) (2021/12/26 11:30:19) |
占い師/ラフィスト | > | (バラの花瓶の水が少し無くなっていることに気が付き.水道から水を足す。)いつここに置かれたかは分からないけど...ここにひとりぼっちは寂しかったかな(そういい懐からパンジーの花を出す。庭師の手伝いをしていたらお礼にと何本か貰い.どこに飾ろうか迷っていた所だし.と理由を付けて薔薇の入った花瓶にパンジーを入れる。) (2021/12/26 11:23:26) |
占い師/ラフィスト | > | 鱗もある...魔トカゲさんのものかな?(その鱗を手に取り.窓から差し込む光に当ててみる。キラリと光る緑がかった鱗は.とても綺麗だった。) (2021/12/26 11:17:28) |
占い師/ラフィスト | > | 誰かい...ないな。(少し悲しい顔をする。8ヶ月ぶりの部屋は少し前まで誰かが居るような気がした。机にふと目をやると.「Christmas Eveに会いましょう。」と書かれているメモがある。クリスマスイブはサバイバーとパーティをしていたので部屋には来れなかった。行けばよかったと後悔をする。) (2021/12/26 11:15:01) |
おしらせ | > | 占い師/ラフィストさん(125.9.***.119)が入室しました♪ (2021/12/26 11:10:26) |
おしらせ | > | 黒無常 / 晶さん(iPhone au)が退室しました。 (2021/12/26 04:38:39) |
黒無常 / 晶 | > | (前回から一週間弱程、異宗教の主の生誕前夜祭…所謂クリスマスイブに訪れる予定だったのだが、予想以上に時間が無くて此の日の此の時間になって仕舞った。光源のランタンを片手に、テーブルの上に目を移せば茶会の跡と一枚の鱗、此の一週間の間に誰かが此処で茶会をして、鱗を持つ者である魔トカゲが残して行ったのだろう。其れともう一つ、此れ等の様に存在を示す物は何も残されていないが、何かの気配を感じた。)必安…?(確かに感じる其れは、傘を通して繋がっているとは言え最近は姿を見ていない彼のものに違いない。彼にも、彼以外にも会いたい気持ちが膨らむ。己が感じる限りでは、少なくとも三人は此処に訪れている。正直な所殆ど諦めていたのだが、再び出会える日の期待は大きくなる一方だ。)…遅れたが……メリークリスマス、って言えば良いのか?(テーブルの上に置いた一輪の花は燃える様な赤を咲かせていた。聖夜に贈る物についてナイチンゲールに相談したところ、無難に花が良いのではと言われて持ってきた其れは受け取る者が居ると信じているからこそ贈る事が出来る。どうか、これからも。) (2021/12/26 04:38:12) |
おしらせ | > | 黒無常 / 晶さん(iPhone au)が入室しました♪ (2021/12/26 04:36:48) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、リッパー/Monthさんが自動退室しました。 (2021/12/24 23:52:34) |
リッパー/Month | > | Merry Christmas . ( 書き残した通りに 、今日 この日に 此処を訪れた 。キィ ── と 扉が開く 独特の音が鳴り 、夜来の風が 吹き込む 。 何者かが入ってきたはずなのに 其処には 誰の姿もあらず 、独りでに扉が閉まった 。 否 。 確かに 其処に 彼は存在していた 。空気が揺らぎ 、そのまま 部屋の中央へ向かう 。 ふと 思い立ち 、暖炉に向かえば 火を灯す 。優しい音が響き出したのを聞きながら 、誰かに 会えるだろうかと … 、 一人 聖夜の挨拶を 呟いた 。久方振りに お茶会の準備をすれば 猫脚の椅子に腰かけて 、俯いて 気配を消し 。 ) (2021/12/24 22:13:11) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (2021/12/24 22:11:49) |
おしらせ | > | 魔トカゲ/木苺さん(Android 202.214.***.139)が退室しました。 (2021/12/24 01:11:35) |
魔トカゲ/木苺 | > | _変わっていないな、ここも(扉を開き部屋を覗いた。約半年ぶりに足を運んだが変わりないようで安心したと内心思いつつ目を細めた。今日はクリスマスイブだったか。また他のメンツに会いたいものだと考えつつ足跡代わりに鱗を1枚床に残し部屋を後にして) (2021/12/24 01:11:27) |
おしらせ | > | 魔トカゲ/木苺さん(Android 202.214.***.139)が入室しました♪ (2021/12/24 01:06:42) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が退室しました。 (2021/12/21 17:02:05) |
リッパー/Month | > | ( 書き終えたそのメッセージカードを 、先日残した薔薇の葉の横に置く 。文化の違いで読めないこともあるかもしれないという心配が思考をよぎるも 、ナイチンゲールに伝えられる言葉や文を誰でも理解できることを考えれば 、きっと大丈夫だろうと 思い直した 。不意に 自嘲的に笑って 、霧に紛れる 。今の己の姿は 、誰が見ても 紳士ではなく 哀愁漂う孤独な化物に過ぎないだろうから 。 踵を返し 、用は済んだと 背を向ける 。音もなく開いた扉は 、再び 。 ) (2021/12/21 17:01:58) |
リッパー/Month | > | ( 数日振りかに 、再びその扉を開けた 。そして 、もう会えるわけもないと …… 半ば諦めていた 気配が残るその部屋に 、目を見開くことになる 。机の上に残された茶杯 。そっくりな二つの気配 。噫 、きっと 暖炉の前で言葉を交わした彼らだろうと 予想がついて 、仮面の奥で 目を細めた 。掃除をした甲斐があった なんて 、こんなに早く 思う時が来るとは思わなかった 。一歩一歩 、ゆっくりと机に歩み寄り 万年筆を取り出す 。部屋に置きっぱなしになっているメッセージカードを拝借し 、随分と綺麗な文字で 手紙とも言えぬ 短い言葉を綴る 。” Christmas Eve に 会いましょう ” と 、もう幾日もないその日に 己が訪れることを伝えるために 。彼に 限らない 。もし 、未だ誰かに会えるというのならば 、きっと その日に 。希望的観測に過ぎないが 、それでも 日を示すのは 大切なことだ 。それまでの間に 誰かが見てくれることを期待するしかない 。 ) (2021/12/21 17:01:42) |
おしらせ | > | リッパー/Monthさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (2021/12/21 17:00:35) |
おしらせ | > | 白無常/夢露さん(iPhone 116.91.***.77)が退室しました。 (2021/12/20 22:30:04) |
白無常/夢露 | > | …えぇ、そう。只、此処で…待つしか。それしか私たちには手段がないのですから(わかっている。それでも待つのはやはり…寂しい。あの孤独は、もう2度とは味わいたくなかったのだけれど。…そうも言っていられない。誰かが訪れるまでまた眠る?それもいいが…生憎寝過ぎてしまった。もう眠れない) (2021/12/20 22:22:42) |
白無常/夢露 | > | …ずいぶん長く眠ってしまっていた気がします。(微かに人の気配がした。余り回らない呂律で口を動かせば、扉の奥の、…そう、机の上。物が増えた?減ったのか。薔薇の葉と茶葉。関連性も何もないが、きっと誰かのメッセージ。…誰が?そんなのはわからないけれど) (2021/12/20 22:21:26) |
おしらせ | > | 白無常/夢露さん(iPhone 116.91.***.77)が入室しました♪ (2021/12/20 22:19:04) |
おしらせ | > | 黒無常 / 晶さん(iPhone au)が退室しました。 (2021/12/20 05:34:46) |
黒無常 / 晶 | > | (部屋の灯りも点けず、暖炉の火も入れず、かつりと足音のみを響かせて中へ歩を進める。暫く人の気配は感じなかったが、己が知らなかっただけで他の者達は来ていたのだろうか、なんて心配を直ぐに消した其れに気付いては目を見開いた。何時も誰かが座っていた猫脚のテーブル、埃が被っているどころかぼんやりと月が映る程に綺麗に掃除がされている。此処のみでは無い、部屋全体に行き届いている。何時だろうか、遠くない日に誰か来ていたらしい。希望を与えてくれた、テーブルに置かれている一枚の薔薇の葉。重しを退かしては手に取りくるりと回した其れ。)…諦めないで、か。(此の様な洒落た真似をするのはあの英国紳士だろうか。彼自身か、己達か、それとも。誰に対しての言葉だったとしても、己は諦めていない。寧ろ己は“其方側”だと言える。もし、また集う事が出来るのならば、茶の一杯くらい淹れさせてくれ。其の意を込めて、重しの下に戻した薔薇の葉の隣に一つの茶杯を置いた。己が今出来る事はと言えば存在を残す事と、返事を待つ事。只、此処で。大丈夫だ、待つ事には慣れている。___どろり、波に攫われた黒は影に沈み、再び静寂と暗闇が取り残された。) (2021/12/20 05:34:31) |
黒無常 / 晶 | > | (行かなければ。何故かは分からないが、そう思い立った儘に手を掛けた扉は何時振りに開けただろう。訪れた部屋の空気は余りにも久しく、あれからもう一年程前に成るのだろうか、白銀の世界を覗かせていた窓から差し込む月明かりに照らされる変わりの無い景色。…否、万物に不変のものは無い。己達が変わって仕舞ったが故の変化か。灯りも無く、静寂に包まれている空間の凍てつく様な寒さに白い息を吐いた。西洋の茶会を楽しんだ猫脚テーブル、温もりを共有した暖炉前のソファ、時折菓子が置かれていたガラステーブル。未だ言葉を交わした事の無い者達の跡。空白の長い時間が経過した今、もう掴む事の出来ないかもしれない影を求めて仕舞っている。此の言い表し難い感情を何処に吐き出すべきか、静かに琥珀の瞳を伏せた。) (2021/12/20 05:33:35) |
おしらせ | > | 黒無常 / 晶さん(iPhone au)が入室しました♪ (2021/12/20 05:32:51) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、リッパー/Monthさんが自動退室しました。 (2021/12/16 15:18:37) |
リッパー/Month | > | ( 軈て 、淡々と動かしていた 手が止まる 。喚起の為に開け放たれた 窓からは 、時折雪が舞い込んで 室内を冷やしていた 。宙を舞っていた埃は大分その数を減らし 、床に積もった其れも塵箱に捨てる 。キッチンや水回りもある程度は綺麗にして 、洗い直した食器と入れ替えた茶葉 、古くなった電子家具も手入れした 。漸く満足したのか 、その足をリビングに向けて 、窓を 閉める 。施錠は しなかった 。またいずれ 、この場所から入る者がいるかもしれないからと 。薪を焚べ 、新聞紙を火種に火をつける 。ぱちぱちと耳心地の良い音をたてて燃え始めた暖炉が 、冷え切ったこの部屋を 暖めた 。己が此処に来た証を 残さなければ 。何が あるだろうか 、思考しつつ 机に寄り 刃と手を置く 。そして 、薔薇の葉を一枚 、風に吹かれないように 重しを乗せて そこに置いた 。薔薇の葉 ── 「 諦めないで 」という 意味を持つ それを 残すのは 、己の気持ちを 伝えるため 。いつまでも 只 、此処で 。 ⋯⋯ 待つのは 得意なのだから 。 何時の間にかその姿は霧に紛れ 、溶けていく 。不意に搔き消えた気配は 、今一度閉められた 扉の向こうに 。 ) (2021/12/16 14:49:11) |