ある大きな街に人を化物に変えてしまう病が流行りだした、
感染者達は血を求め人を襲う吸血鬼へと姿へ。
吸血鬼たちは朝、昼と太陽の光の下にさらされているうちは
只の人間として活動でき、喉の渇きも感じないが
夜になると覚醒し、
猛烈な喉の渇きに襲われる代わり身体能力が人並外れたものになる。

人は感染する恐怖といつ襲われるかという恐怖に怯えていたが
あるとき、一人の研究者が打開策として”神父”を作り出した。
彼らの命は作られたものであり、それでも人形のような無機質なものでなく
きちんと生きており、人と何ら変わらない容姿をしている。

神父は吸血鬼を殲滅するために作られたために、
彼らの血は吸血鬼にとってかなり魅力的に感じるものであり
死への躊躇を持たされず作られるため、
自分の死も吸血鬼の死も、仲間の死も、人の死も
彼らの手を止める影響には一切ならない。

舞台は大きな街、元は賑わっていたが吸血鬼を恐れ逃げ出した人も
少なくはないために大きな街に残った人は街の規模に不釣り合いである。
神父達は大きな教会が町の中心に作られ、そこに住んでおり。
吸血鬼たちは元々人であるためそれぞれの家やら
住人が出ていき残った家に住んでいるのが現状。

なお、このルムでの時間間隔はリアルのものと
同じであるとして進めていくため、吸血鬼の方は20時までは
人として生活してもらう。