ルーム紹介
 


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 先の無い宇宙でのひとときを
   おたのしみください

          観測者より
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


   顔の無い観測者.
   慇懃無礼にご注意.
 [×消]
おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が退室しました。  (2021/9/17 08:59:31)

往々(観測者は継ぎ接ぎの毛布を身に纏い、天窓を乗り越える。其処に空気は無いけれど、端から呼吸などしちゃいない。要はつまらなくて、つまらなくて、本当につまらない話。)ほら、漸くレインジャーのお出ましだ。便乗して、上手く軌道に乗れば、オマエ諸共青い星までひとっ飛びだぜ、デンデンムシ。(宇宙カタツムリは頷かない。意味も価値も無い、微弱な電波だけが其処にある。四六時中、紫黒に染まる宙の果て。其れは愛欲とは程遠い、誰かの夢見たアストロノミー。)   (2021/9/17 08:59:27)

往々鍵が開いた、それだけさ。全く予測出来なかった、奇妙奇天烈、可笑しな話。ワタシは好きだ、大好きだ。だからスプートニクの事を理解出来ないわけだけども。(積み上がった段ボールには、作為無き記号の羅列。無知蒙昧には解けやしない、珍妙不可思議なエニグマ。観測者が手をつけないのは、それが蜜柑ではないから、そして不要な情報網であるから。嗚呼、これではボイジャーがあまりにも報われない。)   (2021/9/17 08:30:29)

往々(意識の覚醒。貌の無い観測者の視界は広がる。首を這うのは、極彩色のカタツムリ。)やあ、兄弟。素敵な目覚めをありがとう、せいぜいくたばってくれ。   (2021/9/17 08:19:41)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/9/17 08:15:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、往々さんが自動退室しました。  (2021/7/10 16:49:05)

往々ワタシは疲れたんだ。暫くの間観測は中止、そういうことで。(観測者は影となり、霧となり、がらんどうな空間が残る。だから言ったんだ、アステリズムなんてただの烏合の衆でいさせればいい、って。)   (2021/7/10 16:28:45)

往々(煤を被った観測者が、窓からシェルターへ飛び込む。ローペースで鳴るチャイムがそれを出迎える。)やあ、可愛いヴァンガード。どうしてこれほどに観測者は不自由を強いられていたのか、教えてくれないとは言うなよ。卑怯で不平等なヤツめ。   (2021/7/10 16:20:04)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/7/10 16:15:05)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が退室しました。  (2021/7/3 09:19:32)

往々(がちゃん。本日の通信は、観測者の独断による強制終了にて幕を閉じた。立ち上がり、眠る宇宙カタツムリを連れて窓を開ける。そこには澄んだ風も夏の虫も飛び込むことはない。孤独で静かな空の上。)さぁ、遠足だ。かわいい乙女に会いに行こう。なに、日の下に生きない我等には容易い事さ。分かっているだろう?兄弟。(留守番係は笑い声、二人分。そして観測者は窓の外へ、軽快な助走と共に飛び込む。おはよう、ぼくらの大宇宙。生憎この背に落下傘は無いけれど、歓迎してくれよ、青い星。)   (2021/7/3 09:19:28)

往々(その静寂を切り裂いたのは、宇宙シェルターで唯一の、形を持った連絡ツール。向こうの星では忘れ去られた、管は螺旋状に巻かれた黒電話。受話器を持ち上げると、着信のベルはピタリと止む。)ハローハロー、こちら観測者。横着貪る怠惰の化身。天帝の依頼なら聞かないよ、クドリャフカ。ちなみに、今は青い星が見たい気分だ。   (2021/7/3 09:01:23)

往々(宇宙カタツムリは沈黙する。いつ何時も怪電波を発しているはずの角は、どうやら休業日らしい。観測者は肩を竦めた。無愛想な引きこもりに呆れ果てたんだ。)無欲なヤツめ、両の目玉も所在不明なデンデンムシが。観測者の目を流れるなんて、いっそのこと褒めてやろうか。(宇宙カタツムリの殻をつつく。動かないし、笑わない。)……なぁ兄弟、聞こえているなら答えなよ。   (2021/7/3 08:48:09)

往々それはそうと、オマエに願い事はある?あるならボイジャーがきっと叶えてくれるぜ、しかも年中無休。ああ、でも仕事の遅さも超一流だ。いつまでも旧式的なヤツなこった、さっさとカンパネルラを見習えよ。さもなきゃ誰もいなくなっちゃうぜ?   (2021/7/3 08:33:09)

往々(話の軸とは裏腹に、意気揚々と語る観測者。ファンタジーとユーモアに陶酔した友人の姿に、宇宙カタツムリは欠伸を溢す。)なんだ、その態度は。ワタシは観測者だ。神輿を担ぐ趣味はないし、ましてや手を繋いで輪になるつもりもない。祭りこそ、引き篭もって外側から観るに徹するに限る話だろう?ワハハ。客人のひとりも呼べやしない、悲しいシェルターだと思うかい?   (2021/7/3 08:24:12)

往々(彗星の如く…否、それは彗星そのものだった。シェルターの出入り口目掛けて飛び込んでは、壁に衝突する直前に減速する。そんな勢力に見舞われても、ビス留めの一つもしちゃいないはずの家具は、一ミリたりとも動かない。やがて星は姿を変える。ほら、これでいつも通り。相も変わらず無貌の観測者。)嗚呼、なんて事だ。これは困ったぜ、デンデンムシ。星祭りの夜は大荒れらしい。こりゃあワタシが仕事を怠慢する恰好の的だ。なぁに、あの惚気た輩の言い分なんて知らないさ。こちとら居場所すら分からない夢の人を追いかけているのに、アチラサマは年に一度、川の向こうに渡らないだけで大騒ぎだ。ちょっとは忍耐を覚えてほしいぜ、なぁ、オマエもそう思うだろ?パイオニア。   (2021/7/3 08:14:21)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/7/3 08:04:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、往々さんが自動退室しました。  (2021/6/28 23:31:45)

往々ところでカンパネルラ、いつになったら月のお姫様との謁見は叶うんだ?かれこれ保留が34度…いや、彼女にしてみれば19度か。お高く止まった小娘だ、嫦娥が聞いて呆れるぜ。婿入り希望なんかじゃないのに、どうしてあんなに渋るんだ。これだから月は好きになれない。(そんなちっぽけな愚痴を溢すと、観測者は視界に蓋をする。栄養の縛られた蜜柑の滓を枕に、宇宙カタツムリも寝床に篭る。おやすみなさい、誰かの代わりの航海者。月の海、宇宙の海、次なる海は夢の海。   (2021/6/28 23:09:58)

往々結局失踪は思い違いで、水泡は再び美しいヒトのカタチを成していた。あと、スプートニクにも同情された。最悪だ。最悪だから、無かったことにするよ。はい、忘れた?忘れたね。ワタシは孤独な観測者。積もる話は、何も無い。(宇宙カタツムリの殻に描かれた渦巻きを、崩れそうな指先でなぞる。呆れ果てる宇宙カタツムリに、無貌の観測者はニンマリと笑いかける。無い口角を釣り上げ、無い瞼を合わせている。)   (2021/6/28 22:56:31)

往々無策に飛び降りた後、意外と容易く足のつく地には辿り着いたんだ。けれども、そこはガラクタだらけの廃天体。あの子の影も足跡も、誰かの声も呼吸も、何にもない場所だった。ああ、無駄骨とは思わなかったけど、思い出には必要ない話だ。(炬燵に身体を埋める。ごろり、と寝転がった視線の先には、旅のお供のデンデンムシ。見えない口で、蜜柑から栄養素だけを的確に吸収している。)美味しくないだろう、それ。   (2021/6/28 22:47:49)

往々(がちゃり、がちゃり、がらん。扉には南京錠。その南京錠に蛇のように巻きつく太い、太い鎖。)さて、施錠完了。ここは観測者の居場所だ。宛ても無く彷徨う宇宙ゴミにならない為に、常に均衡を保つべき場所。荒れるなんてこと、絶対にあってはならないのだ。   (2021/6/28 22:40:46)

往々(扉の開いたもぬけのから、空き巣の恰好の的。宇宙に浮かぶ一つのシェルターに、まるで底無し沼から這い上がるスワンプマンのようにして現れる者がひとつ。泥棒?いやいや、其れは紛れもなく此処の主人だ。肩に乗った宇宙カタツムリが、事実の確固たる証明である。)ほら、浮上してやったぞ、馬鹿なアポロ。観測者だって、伊達に宇宙に永住しちゃいない。オマエと違って、そう簡単に行方不明になったりはしないのさ。見たか、ザマアミロ。   (2021/6/28 22:36:42)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/28 22:30:04)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が退室しました。  (2021/6/26 01:30:56)

往々(煮詰まらない表情を消し去るように両頬を叩く。無くしてしまった顔に、ジリジリとした懐かしい痛み。)ええい、こうなったらヤケクソだ。さあ、重力のある星まで一直線。片道切符でも大歓迎さ。それがワタシにとってはあの子のいる星への、唯一の道標なんだ。(緊急脱出扉の鍵を開けて、真っ暗な世界に飛び込んだ。宇宙カタツムリは観測者の背中に張り付いて、微弱な電波を飛ばしたまま。)   (2021/6/26 01:30:52)

往々取り乱しているんだ、観測者は。想いの伝え方どころか物笑いの方法も分からない、口下手で付き合い下手でカアイソウな、そんな人生を抱えた、誰かの記憶があるのさ。忘れていたけど、自分事になってしまっては仕方無いだろう?(肩を竦め、つまみあげていた宇宙カタツムリを解放する。未練たらたら、いつにも増して言葉が止まない。)   (2021/6/26 01:23:10)

往々嗚呼、ダイモスもフォボスも、一世一代の、しかもアナクロで手遅れな独白を聞くんじゃないよ。(天井に埋まる小窓の外に手を振る。其処にあるのは広大な宇宙だけ、言葉を聞く相手はいやしない。いたところで、彼処に声は届かないけれど。)   (2021/6/26 01:15:59)

往々何兆光年にも渡る孤独に慣れたところで、持て余した恋慕の捨て方は分かりゃしない。また観測出来た日にゃあ、真っ先に月が綺麗である証明の裏付けをしよう。その時はまた笑ってくれよ、残念ながらワタシの記憶力は宇宙一冴えているんだ。   (2021/6/26 01:09:39)

往々構わないさ、ワタシは孤独な観測者。意思を持ったスパイ衛星。なぁハム、オマエにも見えていたんだろう?生憎観測者に人の心を癒せる脳は無い、どころか貌も形もありゃしない。その点だけは、猿の方が優秀だ。だから、ほら、気を遣えよ、ハンドシェイクでいいからさ。   (2021/6/26 01:01:20)

往々愛していたかは分からないが、恋していたぜ。想いを露わにしていたならば、頑固なスプートニクだって、きっと今頃祝福してくれたな違いない。アッハッハ、滑稽だろう?二の五も知らないデンデンムシ。(カタカタと笑う観測者は、宇宙カタツムリをつまみ上げる。アルコールの一滴すら含まれない、永い夢にすら酔っ払う下戸野郎め。)   (2021/6/26 00:53:09)

往々(観測者が目を覚ます。右、左、右。真上と真下。見回して、無い双眸をパチクリ。)嗚呼、どうやら淡い恋は敗れ、人魚姫の如く水泡に帰したらしい。いやはや、他人事か?自分ごとだろう、観測者。   (2021/6/26 00:46:44)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/26 00:44:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、往々さんが自動退室しました。  (2021/6/25 06:50:52)

往々さて、悲しい気持ちはシャットダウンだ。夢でまた逢いましょう、ひとつおまけにカタツムリ、もひとつおまけに箒星。(観測者は意識を手放した。それこそ糸が切れるように、ぷっつりと、落ちるように。宇宙カタツムリは一晩中空の果てに想いを馳せているのに、お気楽な顔無しだ。)   (2021/6/25 06:29:33)

往々悲しい話が舞い込んだんだ。誰かが遠く、それこそワタシとオマエくらい離れてしまうらしい。はてさて、彼女も観測を始めるのだろうか。   (2021/6/25 06:23:14)

往々(ぴぴぴ、パスワアドを打ち込む。鍵っていうのは開けられない為にあるんでしょう?)如何だろう、素粒子レベルで分解しても五万年はかかる絶対防御。干渉が無いというのは、誰だって心がうら寂しくなるんだぜ。   (2021/6/25 06:20:33)

往々観測者が求めているのは、きっと他者の幸福だ。結局、観測するしか無いのだから、ほらほら、アレだよ。見るなら幸せな世界の方がいいってね。   (2021/6/25 06:16:53)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/25 06:14:58)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が退室しました。  (2021/6/24 16:52:24)

往々祝福は以上、叶わぬ片恋についてはまた今度。只今より観測者は観測を実行する。(観測者は窓の外に身を乗り出した。ゼロ・グラビティの世界は本日も視界良好。暗黒物質は未だ行方知れず。)やぁ、カンパネルラ。星の準備は如何かな?   (2021/6/24 16:52:20)

往々(ぱくり。顔の無い観測者はあっさりと祝い膳紛いの宇宙食を吸収した。満足げに両手を合わせ、挨拶で一区切り。)ふぃー、ご馳走様でした。時空の歪みが生んだゼリーなんて、食後に感謝を告げる必要は微塵も無いと感じるが、それはそれ。孤独な宇宙にぽつんと独り、賑わいに困る事のない奇妙奇天烈な星の真似事をしてもいいじゃない。憧憬は基本的人権の範疇であるのだ。   (2021/6/24 16:40:07)

往々このメモに記されたパーティの主役は何者か。この問いの答えとされているのは、ワタシと同じ知的生命体かも定かじゃないし、“空想上の誰か”かもしれない。ただシェルターのポストには時折、何処かの星の誰かの生誕を告げる紙飛行機が入り込むんだ。だから知ってしまった者として、観測者は心よりの祝福を送るのさ。届いた時のずーっと前に、本人の星での誕生祭は終わっているんだろうけどね。   (2021/6/24 16:29:33)

往々(今日のゼリーは白の三角柱。赤色が加わっても相変わらずチープな食感、しかも無味無臭。こんな物、祝いの品とは呼べやしない。)観測者は見るのが仕事、しかしながら心がある。だから祝祭くらい許してくれよ、誰にも迷惑はかけていないんだぜ?パイオニア。   (2021/6/24 16:22:59)

往々ハッピーバースデー!何処かの星の誰かさん!オマエが両足ピッタリ付けてるその星が爆ぜるまで、どうか幸せで在らんことを!(星型フレームのサングラス、色とりどりの風船、薄い煙と爆発音、それと紙切れが詰まっていた円錐形〔どうやらクラッカーと呼ぶらしい〕と共に祝福の言葉を高らかに叫ぶ。誰もいないシェルターに流れる、少し陽気な空気。)   (2021/6/24 16:17:35)

往々(此れは誰かの備忘録。主人を失ったメモランダム。紙面上で白と黒が交わって、誰かに伝えんとす。)「新しい命、頭二つ。揃って生まれて、離れて寄って。ずっと愛してはいるのです。それでも、重い荷を担ぐ為に必要なのは、愛ではなく筋力だから、そんなわけで。」   (2021/6/24 16:11:51)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/24 16:11:34)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が退室しました。  (2021/6/21 22:41:33)

往々知っているか、兄弟。宇宙人は全身灰色、そこには毛の一本も生えてなくて、顔の半分は眼球が占めてるらしい。顔が無いワタシは、実はそんな姿かもしれない。(嗤う観測者は変容した。宇宙を構成する、青白い恒星に。太陽系の外側、少し早く幕を閉じた夏至の日。)   (2021/6/21 22:41:30)

往々(タイムラグ。思わず赤らんだ両頬を、自らの手で叩いた。こういう時は言い訳さ、ジェバンニが一晩でやってくれました、ってね。)ようし、うら恥ずかしい小芝居はここまでだ。只今より観測者は、休暇を満喫する為に一先ず息を入れるとする。ほぅら、散った散った。観測者は他者からの視線は好まないんだとさ。   (2021/6/21 22:28:02)

往々(太陽も月も、猫も杓子も、何もかもが遥か遠くに位置している座標。惑星に両足を付いている者達には、きっとSOSの信号すらも届かない。届いたとしても、救援が来る頃には既に手遅れに違いない。)…でもまぁ、たまには伝書鳩を飛ばすのが、知性を持った生き物としての礼儀ってやつだぜ。聞こえるかぁ?“地球人”諸君。今日も今日とて、帰り道を失くした観測者は元気してるよ。ひねくれた蝸牛の相棒と共にね。(窓の外、或いは宇宙の果てに向けて、高らかに叫ぶ。誰に宛ててもない、誰か宛のメッセージ。)   (2021/6/21 22:17:04)

往々……長旅で退屈な奴になったか、このデンデンムシ。次シカトしたら、その時は流れ星になってもらおう。せいぜい、あの進化の星に住む誰かの願いを叶えるんだな。はっはっは。(立ち上がった無貌のヒトガタは、シニカルに笑っていた。コタツで寝落ちたのに、汗水一つ垂れていない。シェルターの温度調節機能は、誰もが羨むハイスペック。羨むヒトの知り合いは、観測者には一人たりとも居やしないが。)   (2021/6/21 22:05:27)

往々ああ、それはそうと駄菓子が恋しい…というか、あの文明の星が恋しいね。蜜柑にコタツにリモートコントローラー。みぃんな、あの美しい惑星の模倣だ。兄弟、それとワタシを除いてね。生命体が文明を築き上げて、しかもアレだけ長持ちするってんだ。真似したくもなるぜ。観測者の使命が果たされれば、永住を出来るというのに。(顔の無い観測者、盛大にため息をつく。両手で蜜柑を遊ばせる、その動きもまた、あの星では“お手玉”と呼ばれていたか。)ヘイ兄弟。……聞いてる?   (2021/6/21 21:55:04)

往々(蜜柑の積まれた、風情の無いガラスボウル。色艶様々、大小様々、でもどうせ全部同じ味。)どうせなら蜜柑以外を頼むべきだったか。ああ、ワタシとしたことが、一生の不覚。駄菓子みたいに、濃い味でつまみやすい軽食。アレって、一度に食べる量を見誤りがちだからね、不健康へ直滑降だ。もし食生活の乱れで死ぬとしたら、緩やかなスロープを降りるみたいにちょっとずつくたばりたいものだ。人生捨てるもんじゃないぜ、なぁ兄弟。(宇宙カタツムリは返事をしない。この世ならざる色彩の殻にこもって、さっきからずっと出てこないんだ。)   (2021/6/21 21:45:07)

往々なーに、観測者は体を壊したのさ。オマエだって鞭打たれるのは嫌だろう、航海者。ほらほら、休暇の申請だ。さっさと追加の蜜柑、それともっとふかふかの敷布団を頼むぜ。ここのマットレスは硬くてたまらないんだ。(誰もいない一点に言葉をかける。わざとらしく首を鳴らし、わざとらしく声色を変えて疲労感をアピールする様は、歩き疲れた子供のよう。ニヤニヤと笑っているあたり、全然余裕なんじゃない?)   (2021/6/21 21:35:19)

往々(パチリ、目を覚ます。首、肩、腕。痛みが走る。)……いっ、ててて。机に突っ伏して寝たニンゲンの末路なんて、分かりきっていたことじゃァないか。これじゃあ観測者は休業するしかないぜ。ヘイ、ボイジャー、応答出来るかい。   (2021/6/21 21:30:15)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/21 21:27:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、往々さんが自動退室しました。  (2021/6/21 19:02:17)

往々訴える。嗚呼、訴えるよ、観測者だって訴える。ニヒルじゃないんだ、ワタシは。そうだそうだ、ぐっすり寝てしまおう。後始末は、きっとはやぶさが済ませてくれるさ。(どん。額をコタツの机部分に打ち付ける。頭を腕で覆い、光を完全に遮断する。寝息も立てずに、無貌の意識はじわりじわりと遠のく。おやすみなさい、小惑星。)   (2021/6/21 18:36:05)

往々ああ、眠い。重力も酸素も五感も鈍って、それでも尚欲のあるヒトの身体は不便極まりないな。コタツで寝たら風邪を引く。分かってるとも。でも、眠いものは眠いんだ。欲望は果てしない。それこそ宇宙の広さに負けず劣らずね。(眼球を潰さんばかりに目を擦る。そして、傍らの宇宙カタツムリにまで眠気を誘う大きな欠伸。)   (2021/6/21 18:28:02)

往々観測者は観測する者、だから他者からの視線にも敏感なんだぜ。職業病、ウン、建前はそれでいいや。見てて何が楽しいんだい、磨りガラスの先のニンゲンさんや。そんなに見てたら、ふとした瞬間、背後から宇宙ゴミが飛んでくるぜ。(口角を釣り上げて、月の石を撫でる。もしかしたら、月じゃなかったかも。カンパネルラはクドリャフカよりも嘘をつくから。)   (2021/6/21 18:18:08)

往々この広大な宇宙に比べちゃ精子よりもちっぽけに見えちゃう脳髄じゃァ、果ての観測できないものに挑む気も起きないってね。それに対して、このシェルターは楽なモノだ。コタツに入りながら全てが見える。(開けっ放しの洋服箪笥、タイトルがよく見えるように並べられた書籍達、それと宇宙カタツムリと、他にもいろいろ、だ。)   (2021/6/21 18:11:37)

往々はっはっは、観測者に観測されない特異点のオマエは宇宙が好き?自分は大嫌いだ。果てが見えないものはね、見ててゾワゾワするんだよ。おお、こわいこわい。   (2021/6/21 18:06:47)

往々(手のひらが果汁でべたつく。こういう時のウェットティッシュだ、コタツの上には欠かせない。入念に手を拭く。殺人者の後始末みたいに。)染めてしまった手も清潔になったところで、シェルターでの観測風景を見てしまったオマエへ、観測者豆知識のコーナー。『窓の外は眺めるが、あまり返事は期待するな』。ってなわけで、禁断の果実、おひとつ如何?宇宙での禁断の果実は蜜柑なんだ、嘘だけどね。   (2021/6/21 18:02:26)

往々まぁなんだ、流星群は綺麗だったから良しとしよう。宇宙空間じゃ食べかけの蜜柑すら腐らず虫がつかず。う〜ん、良い世界。何かあるとしたら、味覚がバカな自分を呪うだけだぜ。(一直線にコタツに入る。もぞもぞと手を出して、皮が剥かれてそのまんま、白い筋の取られていないまんまるの蜜柑を丸齧り。酸いか甘いかよく分からないけど、きっと甘いぞ。)   (2021/6/21 17:54:38)

往々賑わいは無いけれど、ちょっと楽しい気持ちでの帰還。お土産は月の石、夕飯は極彩色のゼリー。ワハハ、上々、上々。   (2021/6/21 17:50:14)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/21 17:47:49)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が退室しました。  (2021/6/21 10:59:17)

往々さて、お呼ばれしたからにはコタツとは暫しのお別れだ。太陽の加護に外れた地は寒くて仕方が無い。おお、さむさむ。(これもまたアナクロな半纏を羽織る。裸足がぺたぺたと音を立てる。双眼鏡、画板、それと少しのやる気を抱えて、いざ星の向こうへ。)   (2021/6/21 10:59:07)

往々(ジリリリリ、と、近未来的なシェルターとは正反対な黒電話が、無貌の正面で喧しい着信のベルを部屋中に響かせる。受話器を取ると、当たり前に鳴り止んだけれど。)おっともしもし、こちら観測者。なになに、流星群の予報?それは好都合。観測者として見過ごせないじゃないか。そういうことなら火星基地で待ってろ、カンパネルラ。   (2021/6/21 10:53:37)

往々パスワアドと錠前の二重構造、よく出来ているだろう。そうだろう。極めつけにはスペヱスデブリ一つ通さない、まっこと頑丈な壁だ。ステルス機能だって搭載している。近未来万歳、宇宙万歳。わっはっは。   (2021/6/21 10:47:40)

往々……正解は鍋だ。しかも平鍋。はっはっは、巫山戯た言葉遊びは大概にしろ、と、叱る人間はもう居ない。(哄笑し、ぺりぺりと蜜柑の皮を剥く。内側では、粒の大きい蜜柑が行儀良く並んでいた。)   (2021/6/21 10:43:31)

往々ここで問題。パンはパンでも食べられないパンは、既に食べ物としての体裁を成していないと思うワタシだが、“食べられないけれどパンと呼ぶに値する”と思うものがある。な〜んだ。(ぽつん、と一人佇む無貌。壁に向かって問いを投げた。答えは求めていなくても、回答者すら居なくても、此奴は口遊む事をやめられない困り者なのである。)   (2021/6/21 10:38:57)

往々さて、季節外れのコタツに籠って、優雅なティータイムとしよう。蜜柑、緑茶、テレビのリモコン。鼠一匹通しゃしないよ、宇宙シェルターの守りは伊達じゃない。   (2021/6/21 10:32:42)

往々(ガチャリ、ガチャリ、と、連続して錠前の音が鳴る。どうだ、これで此処の空気は美味くなる。) ふう、観測者というのも大変なものだ。そして何より、退屈だ。   (2021/6/21 10:28:48)

往々観測者は帰る場所が欲しいだけであって、客人を呼び込みたいわけではないのだ。部屋には鍵をかけよう、そうしよう。それと、窓にも、金庫にも。   (2021/6/21 10:26:10)

おしらせ往々さん(iPhone 126.89.***.116)が入室しました♪  (2021/6/21 10:25:12)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone 126.89.***.116)  (2021/6/21 10:19:39)


更新時刻 04:57:56 | 過去ログ | ルーム管理 | 文字サイズ変更 初期値 縮小- 拡大+
新着発言の通知音を
有効にするために
画面をクリックして下さい