ルーム紹介
 
 
 
   〝 Alice 〟は知らない
       辛くも悲しい彼等の永きお話。
  
 
 〖❕〗Another story × Mafia幹部達
 
 
(1)不定期に攻略伽羅達同士の外伝譚を載せる部屋です!このお話には〝 Alice 〟の登場は御座いません( Aliceの存在有り )
(2)部屋主のみ入室可能部屋です。このお話の続きを成りに回すといった事も出来ません。
(3)このお話によってどう感じるかは皆様次第です。申し訳御座いませんが、閲覧は〝 自己責任 〟でお願い致します!!
 
 
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( バレンタインデー事情反応集 )
 
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おしらせさん(Android au.NET)が退室しました。  (2022/2/14 23:28:46)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2022/2/14 23:28:23)

おしらせさん(Android au.NET)が退室しました。  (2022/2/14 22:57:38)

    (2022/2/14 22:56:36)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2022/2/14 22:56:24)

おしらせさん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/7/8 11:47:41)

    (2021/7/8 11:47:39)

────────── 〖 〝 W 〟の七夕事情 〗〆   (2021/7/8 11:47:27)

    (2021/7/8 11:46:55)

( ────────  )はァ……もう日付が変わる 。…あと一人 、短冊を渡して僕の仕事は終わり 。……終わりだ…ッ!!( ルンルン気分で僕はとある方の部屋の前に立ッた 。……たッた数ヶ月というのに 、慣れぬ環境の中を頑張ッて足掻いている 。彼には僕も尊敬してる 。ノックを三回鳴らし 僕は名前を呼ぶ 。 )──── 〝 Alice 〟さん〜!! 今晩和!! 夜遅くにすみませんッッ 、今日は〝 七夕 〟の日に因んでお願い事 、書いて下さい!( 開かれた扉に入り 、僕は彼の前に立ッたのだ 。 )   (2021/7/8 11:46:44)

( Kiraさんは何か察したのか 、説明する間に短冊を受け取ッた 。手持ち無沙汰な右手をしまい 、Kiraさんが願い事を書く様子を眺めていた 。── 〝 W の栄光がこの先も続きますように 〟……何ともKiraさんらしい内容 。堂々と中身を拝見する僕にKiraさんは何を思ッたか 、僕の頭に手を乗せ 、髪束一つを掬いとる 。「 アンタには感謝してるのよ 。あの眠りネズミを支える縁の下の力持ちはアンタにしか頼めない 。…それに 、 」 ちょッと気恥しい 。抑え切れなくなッた心が叫び出し 、Kiraさんが何か言う直後に僕は大きな声を出した 。案の定 、Kiraさんは嫌な顔をしたが 、僕の心臓もパニック状態なんです…ッ!! ) その続きは 、W がもッと強くなッた時にお願いします!! あと僕も凄い役に立つ者になッたら!!( そんな事をKiraさんに伝えると彼は吹き出し 分かッたわ 、と笑ッてくれた 。……僕まで 、笑ッちゃうじゃないですか 。その後 、少しKiraさんとお話した後 、僕は次の方の元に行くと伝え 、部屋を後にした 。 )   (2021/7/8 11:45:51)

( ──────── 〝 BOSS部屋 〟。……やッぱり近寄り難さのある部屋だ 。圧まで扉から滲み出てます 。僕は意を決して扉を三回ノックする 。すると扉奥から声が聞こえ 、僕はその声に応じるがまま扉を開けた 。「 Sallyじゃないの 。貴方から訪れてくるなんて珍しいわね 。…何の用かしら 」女性の様な声色で僕に話し掛けてくるのは我らがBOSS〝 ハートの女王 〟ことKiraさんだ 。僕は恐れ多いと思いつつもKiraさんに近寄り 、ラスト二枚中の一枚を差し出した 。 ) 今晩和 、夜遅くにすみません 。… Kiraさんもこれの記載お願いします!! 今日は 〝 七夕 〟ですので 、何か一つでもお願い事を…ッ!!   (2021/7/8 11:45:17)

 えッ 、Liamさん 、まさか既婚者……??( 口元を押さえ彼の様子を見詰めると 、Liamさんは首を傾げ 、そんな訳ないという意味か 首を横に振ッた 。「 最近 、公園で遊んでくれる子供達が居るんです 。俺のこの身長にも臆せず 遊んでくれるので 、俺は彼等に救われてます 。…そんな彼等が毎日健康であれ 、という願いを綴ッたまでです 。 」……僕は勘違いしていたのかもしれない 。Liamさんは案外子供好きで面倒見の良い 、優しい方なのだと 。短冊をファイルの中にしまい込み 、僕は 有難う御座います 、と伝えるとLiamさんは出来たてホヤホヤのブロッコリーを僕の口元に押し当てた 。 ドゥアッ゛あっっっつ゛!!!! なんて唇を火傷した様な痛みが走り 、ブロッコリーを落としてしまう 。「 ほら出来たては火傷を負う自殺行為ですよ 。良かッたですね 、知る事が出来て 。 」 珍しく表情を緩めて笑う彼 。 ) 何がッ!?!?何が良かッたんですか!?( ヒリヒリする唇を押さえつつ僕はLiamさんに別れを告げた 。 )   (2021/7/8 11:44:36)

( 「 貴方 、情報管理員のSally 、ですよね 。なぜ貴方が此処に? 出来たてに触れる行為は火傷を負う自殺行為ですよ 。 」 常に笑顔の彼から心配の言葉を降り注がれ 、右手を上にあげられた 。フニフニと僕の指を揉みながら見詰め 、怪我はしてないですね 、と告げるLiamさんは手を離し 身を引いた 。……び 、びび 、びッくりしたァ………ッッ 。僕は一歩だけLiamさんから離れファイルの中に入ッている短冊を一枚差し出した 。 ) ははッ 、美味しそうだなッて思ッてしまいまして………ッじゃなくて 、Liamさん 。今日は織姫と彦星が年に一度 、再会をする〝 七夕 〟の日です!! 是非Liamさんもお願い事書いて下さいッ( Liamさんは内容を聞いた後に僕から短冊を受け取り 、胸ポケットからペンを取り出したかと思えば 、たッた数秒で返された 。呆気ない感じに思わず中身を覗いてしまう 。── 〝 毎日楽しく遊んでくれる子供達が健康で居て欲しい 〟 )   (2021/7/8 11:44:11)

 ……ッ 、これはお願い事じゃなくて 、〝 抱負 〟じゃ…??( この場にWhiteさんが居なくて良かッた 。そう思ッた夏のよるのことです 。──────── 〝 厨房 〟。僕は厨房に足を踏み入れると 、鼻の奥を擽る匂いに圧倒された 。いつもより賑やかな様子 。 ステンレス製の机に置かれた食事達がキラキラと輝く様に僕を誘ッている 。……美味しそう 。そう思ッてしまッたのが凶 。近寄ろうとした時に肩を掴まれ 、ぐいッと引かれる 。突然の事だッた為 、体勢を維持する事は出来ず 、背後に居た人物に身体を預けてしまう形に 。肩に置かれた大きな手 。そして僕まですらも覆い隠す影 。振り返り上を向くと 、赤毛の髪をしたエプロン姿の〝 トランプ兵 〟こと Liamさんが居た 。 )   (2021/7/8 11:43:49)

( 「 これ 、貴方のでしょう? ちゃんと纏めておいたので 。…先程はすみません 、それでは 」 立ち上がり僕に背を向けるWhiteさんを制止しようと 、僕は思わず彼女の名前を叫んだ 。 ) あ 、あの 。僕もすみませんでした 。廊下は走らないッてWhiteさんが決めた事なのに僕 、破ッてしまッて 。………あ 、そうだ!! ちょッ 、ちょッと変な感じですけど 、今日は〝 七夕 〟の日でして…!! Whiteさんも何かお願い事 、書いてくれますか…?( 僕はダメ押しに問い掛けてみた 。思わず震えてしまう手をWhiteさんに気付かれないように押さえ 、短冊を一枚差し出した 。Whiteさんは僕が差し出していた短冊を受け取り「 ……お願い事 。もうそんな時期ですか 。……良いですよ 、今日は決まッて忙しい時間帯じゃありませんし 」 そう告げるWhiteさんは白壁を机代わりにし 、スラスラとペン先を滑らす 。ものの数秒 、お願いしますと僕に短冊を差し出し 、向かう場所があるので そう言い残してはその場を去ッた 。──〝 W の目的達成 。時間を無駄無く 〟Whiteさんのお願い事を見ては思わず吹いてしまう 。 )   (2021/7/8 11:43:15)

( ──────── 〝 中央廊下 〟。僕は急いでとある方を探していた 。長く時間を取りすぎた 。こんな僕でも 、仕事の時間は守る方だ 。辺りを見渡し 、曲がり角を曲がるその時 。思わず出会した人物とぶつかッてしまい 、ファイルに入ッていた無数の短冊が僕の辺り一面に散らばッてしまッた 。 あァ……ッ!短冊がッッ 、なんて間抜けな声を出しつつ 短冊を拾い集めていると 視界に赤い袖と白い手袋が登場してきた 。僕は人の存在に気付き 、相手にごめんなさい!!と謝る 。「 いえ 、私の不注意もありますので 。…怪我は大丈夫ですか? 」 と優しげに心配してくれた方 。僕は顔を上げ目の前の人物を確認する 。どうやらぶつかッた方は〝 白兎 〟ことWhiteさん 。此処の参謀長の方だ 。…いや 、呑気に紹介してる場合じゃないでしょ!! 僕はWhiteさんの名前を叫び 、やッてしまッた過ちをどう謝罪しようか 、と考えた 。Whiteさんは冷静沈着で厳格な方 。怒らせたら殺 されるとか風の噂で聞いた事がある 。終わッた……そんな事を思ッているとWhiteさんから数枚の短冊を差し出される 。 )   (2021/7/8 11:42:49)

( 「 嗚呼 、Sallyも是非お茶会に来てくれ 。俺達はいつでも歓迎する 」 そう告げながらRoseさんは僕に短冊を渡してきた 。── 〝 RabbitとMouseが喧嘩しませんように 。 〟 思わずくくッと笑ッてしまう 。自分の事ではなく彼女達の事を書くなんて 。ふと視線を下にすると短冊の左角に小さく文字が書かれていた 。〝 弟妹達と会いたい 〟…… 。僕は不意に表情が固まッてしまう 。その様子にRoseさんは首を傾げ 、どうした? と問い掛けてきた 。 ) ……ッ 、僕は 。Roseさんのこの願い事 、絶対叶うと思います!! …例え 、ツラい事になろうとも 、絶対……ッ!!( ふんッと鼻を鳴らしRoseさんにそう伝える 。その勢いにRoseさんは微笑し 、有難う と僕の頭を撫でてきた 。…Roseさんの弟妹さん達 。彼等の〝 今 〟は 、情報管理員の僕が情報を掴んでいる 。どんな現状であれ 、よりは戻る 。そう信じて 、僕はこの場を去ッた 。 )   (2021/7/8 11:42:09)

( 頬を掻き 、彼等に短冊を二枚差し出した 。怪しむ事無くお二人は僕から短冊を受け取り 、椅子に腰を掛ける 。「 帽子屋! お願い事ッて何でも良いのー?? 」 椅子の前足を宙に浮かせ 、短冊を空に掲げるRabbitさん 。「 嗚呼 、短冊は空高くに住んでいる織姫様という姫様に送る手紙の事さ 。だから織姫様が答えられるお願い事なら 、何でも書いて良いんだぞ 」 とまるで子供に教えるお兄さんの様に丁寧な説明をしている Roseさん 。…僕 、Roseさんの弟に 、産まれたかッたです…ッ!! なんて疼いていると書き終えたのか 、Rabbitさんは勢い良く僕に短冊を渡してきた 。── 〝 三人でお茶会が出来る様に 、お空が晴れ晴れとした毎日にしてください!! 〟 と 、子供の様なお願い事をするRabbitさんに目線を向けると満面の笑みを浮かべ 「 毎日青い空だと 、すッ〜〜ごい楽しいの! 今度Sallyも招待してあげる!! 一緒にパーティしよ! 」 僕の両袖を掴みながらお茶会に招待する約束をされる 。僕は歓喜余ッて 頬が緩み出す 。 )   (2021/7/8 11:41:34)

( ……僕は何も見なかッた事にしよう 。そう思いながら Smokeさんに感謝を伝え 、短冊をファイルにしまい込んだ 。──────── 〝 庭園 〟。僕は参加した事が無いのだが 、窓から見える庭園には必ず 彼等が居る 。 甘い甘い香り 、紅茶にケーキ 、フラミンゴに赤い薔薇 。そう 、今も正にそんな景色が広がッていた 。「 …〜〜 、…おや 。キミは確か Mouse の部下の Sallyかい?? 」 鼻歌交じりに僕の方を見た彼は〝 帽子屋 〟こと Roseさん 。「 わッッSallyだ!! えーッと 、帽子屋 、誰だッけ! 」その隣には活発そうなMouseと瓜二つの女性 、〝 三月ウサギ 〟ことRabbitさんが居た 。…普通は此処にMouseさんも滞在しているのだが 、まだ情報管理部隊の部屋で寝ている様だ 。…僕の机の上で 。 ) は 、初めまして! Sally と言います 。お二人の事はMouseさんから聞いていますので挨拶は大丈夫です 。……あ 、そうそう 。今日は〝 七夕 〟の日なんですけど 、是非お二人方もお願い事 、書いて下さい!!   (2021/7/8 11:41:06)

( 彼に近寄り僕は一枚の短冊を差し出した 。珍しく眼鏡をしていたSmokeさんは 、それを外し僕から短冊を受け取ッた 。「 ……今日は胃痛の件で来た訳じゃないんですね 。アンタ常連客ですから 、また来たのかッて思いましたよ 」 捻くれてんなァこの人… 。僕が苦笑しながら彼の表情を眺めていると いきなり頬を掴み 極限まで伸ばされる 。「 僕はScam程 、見極めるのは不得意ですが その顔 、かなり気に食わないですねェ゛……ッ 、早くその顔を消して下さい 、さもなくば願い事 、書いてあげませんよ 」 痛い痛い!!!! ごめんなさい!! と彼に謝り 、ピザにされたかと思ッた頬を摩り 観念したSmokeさんは短冊にボールペンで願い事を記載していた 。数分後 。長いなと思ッた矢先に差し出された短冊を受け取り 、彼にバレない様に中身を覗いてしまう 。── 〝 今年もAliceが健康でいられますように 。Aliceの夢が叶いますように 。Aliceと良い関係を築けられますように 。Alice 、 〟 と長々と小さな文字で Aliceさんに対する願い事を記載していた 。 )   (2021/7/8 11:40:38)

( 「 俺もSallyの事待ッてたよォ〜〜 去年の今頃 、こうして来てくれたよね ♡ Sallyの為に今年も書いてあげる 」 と言い 僕が持ッていた短冊を取ると 、考えていたのだろうか 、スラスラとペンの先を滑らしていた 。ものの1分弱 、どーぞ 、と手渡しされ内容を確認する 。── 〝 新作アニメのキャラクターブックが欲しいな ♡ 宜しく織姫ちゃん 〟と彼らしい内容だッた 。「 あァ〜〜 Sally お願い事見ただろ 。…見た罰として… 俺と一緒にィ向こうの部屋 、行こッか ♡ 」 そう告げるScamさんに背筋が凍ッたのか僕は 結構です!! と返し足早と逃げて行ッた 。─────── 〝 医務室 〟。僕は胃痛に悩む男だ 。故によく此処の医務室に通わせてもらッてる 。ただ 、本部の1階に位置する部屋だから 、3階に居る僕はかなりキツい 。けど 、医務系を担当する〝 芋虫 〟ことSmokeさんの治療技術はピカイチだから 、簡単に文句は言えない 。老人でも難なく開けれそうな扉を片手で開き 、室内に佇む人物と目線が合ッた 。 ) Smokeさん今晩和! 今日は織姫と彦星が年に一度会える〝 七夕 〟の日です 。今年も短冊を持ッてきたので 、何かお願い事書いて下さい!   (2021/7/8 11:39:41)

( 時は既に遅し 。身体を揺すッてもMouseさんは深い深い夢の中に入ッていた 。僕は半泣き状態で短冊をファイルにしまい 、足早と去るとした 。──────── 〝 書庫室 〟。僕は次の方を探しに書庫室に訪れた 。静かな空間 。そして嫌いではない本の匂い 。何処か安心感を持てる様な 、そんな室内の中 、机に突ッ伏した紫色の髪が一人 、折り紙の飛行機を飛ばしていた 。 ) あ 、Scamさん〜〜……! やッと見付けましたッ 。今日は〝 七夕 〟なんですけど 、今年もお願い事回収しに来ました 。良ければScamさんも書いて下さいッ( 僕は書庫室の為 、小声でScamさんに話し掛けた 。当の彼は んん〜?と此方に振り返り 、僕の顔を確認すると忽ち笑顔になり Sallyだァ♡ と上機嫌になる 。…僕 、あまりこの人と親しくないんだけどな… 。 )   (2021/7/8 11:39:19)

( …てか何で僕の机の上で寝てるんですか…??── 嗚呼違う違う!!脱線するところでした 。 ) Mouseさん!! 今日は何の日か 、分かりますか!?( 僕はMouseさんの近くで大きな声を出した 。今日は情報管理部隊は非番 。夜の帳も降りた頃だし 、Mouseの居る所なんて丸分かり 。案の定眉間に皺を寄せ 、知らないと寝惚けた声を出した 。僕は胸ポケットから取り出した長方形の紙を取り出しMouseさんへ差し出す 。 ) 今日は織姫と彦星が感動の再会をする〝 七夕 〟ですよ!! 去年の今頃もやッたじゃないですか 。ほら 、今年も〝 お願い事 〟! 回収するんで書いて下さい 。( 僕はMouseさんを起き上がらせ 、ペンを持たせる 。薄らと前髪の隙間から翡翠色の瞳が見え 、何度も瞬きしている事が分かる 。器用にペンを滑らせ 、書き終えたのか何も言わず渡してきた 。僕は有難う御座います!と伝え 、無防備に渡された内容を見てしまう 。───〝 美味しい苺のジャムが欲しい 。あと睡眠グッズ 。あと煩くない部下 〟。 ) ……ちょッ 、この最後どういう意味ですか!?!?あのッッッ煩くない部下ッて……… 、Mouseさん〜〜!?!?   (2021/7/8 11:38:49)

( 皆さん今晩和!! 僕は〝 W 〟構成員の Sally と申します 。所属は情報管理員 。主に敵対組織の内密な情報を盗んだり 、本組織の情報を管理するのが仕事です 。僕の所属する情報管理のリーダーは〝 眠りネズミ 〟こと Mouseさん! 僕達が仕事場として使う部屋は三階の北側に位置しており 、丁度ネオン街が見渡せる最高な場所なんです 。僕が入社した時は 、故郷を独り占め出来るくらいの景色に目を輝かせてしまいましたが 、肝心のMouseさんは「 睡眠妨害だよ……… これも 、ボクが眠らない様に……ッて 女王様が決めた場所なの 。……最高の時間なのに 、ネオン街の光が 、目に直撃してる……… 」だなんていつもカーテンを閉めちゃうんです 。……だけどッ!!今回はそうはいきませんよMouseさん!!! 僕は部屋に入ッた瞬間 、どよーんとした暗闇に足を踏み込み 、窓際に着いては勢い良くカーテンを開いた 。その瞬間 、机の上に寝転んでいたMouseさんは目を開け「 目が……うぅ 、目がァァ〜〜……… 」と何処ぞの男の真似をした 。 )   (2021/7/8 11:38:10)

    (2021/7/8 11:37:40)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/7/8 11:37:33)

おしらせさん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/7/7 12:08:20)

    (2021/7/7 12:08:17)

────────── 〖 〝 白兎 〟の嫌いな人物 〗〆   (2021/7/7 12:08:09)

    (2021/7/7 12:06:41)

( 「 ………… Kira 、止めなくて良いのか? あのままじゃ 、弾が勿体無いが 」 帽子屋は苦笑気味に ハートの女王へ問い掛けていた 。ズレる帽子を直し 、二人の様子を眺める 。「 別に止めないつもりよ 。今日 、珍しく〝 三月ウサギ 〟が活躍した様だから在庫は沢山あるわ 。………でも 。 いつ 、あの子に〝 キスの一つもした事ない 〟ッて 、教えたかしら 。 」 口元を押さえ 、帽子屋の質問に答える 。─── この発砲音は深夜まで響き 、通り掛かッた〝 トランプ兵 〟と〝 芋虫 〟によッて 、この内輪揉めは誤解の解けぬ儘 、終わりを告げた 。 )   (2021/7/7 12:06:04)

( ピキッ 、と血管を浮かばせ 彼を凝視 。何やら彼は任務後 、仲間と酒を呑んだらしく 、酔ッて先程の行為をした様だ 。私が何度も発砲した為 、酔いは完全に覚め 、私に勘違いだと懇願し続けている 。「 そ 、それは任務後のハイテンションの中で酒を呑んじまッたのは悪いと思ッてるぜ …… 、だ 、だけどこれは本当に態とじゃないんだッて! ほ 、ほら俺 、酒癖悪いッて言うじゃん?? 」 バンッ!と一発撃ッた 。彼の頬を掠め 、静かに血が流れている 。 ) そんな弁解で〝 あァそうですか 、なら仕方ありませんね 〟と言う方等この世に存在しないんですよッッ!!!! ……帽子屋様とハートの女王様の 、ファッ 、ファーストキスを返しなさいチェシャ猫ォーーッッ!!!( ──── バンッ!バンッ! 鳴り続ける発砲の音に 、通り掛かる者達は驚愕し 、この廊下を避けていた 。 )   (2021/7/7 12:05:36)

( ───「 あら 、帽子屋に白兎 、チェシャ猫まで 。…ッて二人ともどうかしたの? 放心状態になッて……… 、……? チェシャ猫? 」 前方から赤が特徴的なあのお方 、〝 ハートの女王様 〟が現れた 。此処で拳銃を取り出せば 彼に当ててしまうかもしれない 。表情を青ざめながらも拳銃から手を離す 。だが「 女王様ァ〜〜〜♡ 」と近寄るチェシャ猫の制止は叶わず 。…次の瞬間 、私は書類を全て床に落とし 、チェシャ猫とハートの女王様の様子を眺めていたのであッた 。────── そして今に至る 。 ) 何が〝 不意に起きた事故 〟ですか……ッ????? 全部〝 故意によッて起きた事故 〟にしか見えなかッたんですがッッッッ 。   (2021/7/7 12:04:12)

( 隣には血腥いチェシャ猫の姿 。その隣には帽子屋様 。チェシャ猫は私より少し背が高くなッており 、背伸びしている事が分かッた 。じゃあ何を…… 、と彼等の方へ視線を向けると驚愕の世界が広がッていた 。 …あの 、帽子屋様に 、チェ 、チェシャ猫が 、…キ 、キキ 、 )── チェ 、チェシャ猫ッ!?!?あ 、貴方何して 、………ッん゛、…!?( 頬を赤く染めるよりも青ざめた 。帽子屋様にチェシャ猫がキスをしていた 。深いキスでは無い 。軽くくッつける様な 、簡単なキス 。私はチェシャ猫の肩を掴み激怒した 。急に挨拶して何も言わずキスする奴が居ますか…ッ!? しかもあのUNDER・BOSSに! 睨み付けているといきなり肩を掴まれ 私は安易にキスをされた 。…唇を離された時 、私は何度も唇を拭ッた 。なに 、何???此奴は何をしたい? ぽわぽわと揺れる身体に太腿に備えていた拳銃を握ろうとした 。 )   (2021/7/7 12:03:00)

( 嘘だ 。全部覚えている 。でも此処に入ッたからには嘘でも忘れなくてはならない 。〝 『 姐姐 』 〟 彼女が私に呼んだ声も 。全て 、忘れて………「 あァ〜〜〜〜 帽子屋にィ白兎じゃあ〜〜〜〜ん ♡ おッはよォ〜〜 」 ピクッと瞼の筋肉が動き 、暗い表情だッた私の顔は次第に嫌悪の顔へと変わる 。紫色の髪をしたお下げ 。八重歯が生え揃う何とも気に入らない表情の彼 。私が最も苦手とする相手〝 チェシャ猫 〟だッた 。後方から歩いて来た為 、私と帽子屋様は背後を振り返る 。緩りと三つ編みを揺らし 、上機嫌な様子に帽子屋様は不思議に問いかけた 。「 Scam ?? いつもより頬が熱ッているが………キミは確か 、極秘任務だッたろ? 何か盛られでも──── 」 此奴に心配なんてしなくて良いんですよ 、なんて彼の問い掛けを制止しようとした時 。「 んむッ 」 と何とも可愛らしい 、拍子抜けした声が頭上より降りかかッた 。 )   (2021/7/7 12:02:23)

( ─── 数時間前の事 。私はUNDER・BOSSである〝 帽子屋 〟の傍を歩き 、敵対組織の話をしていた 。最近勢力を伸ばしつつある〝 M 〟。非道で無慈悲で残酷な組織 。彼はそう告げる 。…それは私にだッて分かる 。彼処には私の義妹〝 夢花 〟が居る 。書類を両手で握り締め 、苦い表情をする様子に 、彼は私の頭の上に手を乗せ 「 White 、気に留めちゃ駄目だ 。M は俺達にとッて敵 。潰さなきゃならない組織だ 。…その気持ちは 、俺にだッて分かる 。…けど 。それをずッと持ち続けていると 、後が苦しい事になる 」 何処か苦しげな彼の表情 。彼も私と同じ感情を抱いていた 。以前彼から落ちた写真を拾ッた事がある 。彼が真ん中に居て 、その両側には彼に抱き着く四人の姿 。彼にその写真を返した時 、思い出したくもない程 、悲痛な表情をしていたのだ 。 ) …… 分かッてます 。もう〝 あの子 〟の事なんて忘れました 。名前も 、記憶も 。   (2021/7/7 12:01:20)

( バンッ!バンッ! とアジト内にも関わらず 、私は〝 とある人物 〟に向けて発砲していた 。堪忍袋の緒が切れると我を失う事になるなんて知る由もなかッた 。だが此奴だけは許さない…ッ! 弾が無くなると器用に 、彼を逃がさぬ様 素早く補充し撃ち込む 。「 にゃにゃッ!?!? ちょ 、おいおい白兎! あれは態とじゃねェーッてば!不意に起きた事故で……───うおッ……ッ!? 」 彼の三つ編みを片方撃ち取り 、彼は間一髪 、綺麗に避けた 。銃口からはまるで怪物が登場してきたかの様な白煙が宙を舞い 、私は一度撃つのを止めた 。 )   (2021/7/7 12:00:48)

( ──── 私が最も 、世界一嫌いな存在とは〝 BOSSの邪魔をする者共 〟だ 。BOSSは私にとッて唯一無二の存在 。厳格な両親から見放され 、一人で溝鼠の様に這いずり回ッていた所を 、今の〝 UNDER・BOSS 〟に助けられ 、それを承諾したのは〝 BOSS 〟だッた 。汚いとBOSSは私に暴言を吐くも 、湯船に浸からせてもらい 、身体も全部洗ッてくれた 。普通なら 、部下にやらせる様な事も全部 、BOSSはやッてくれた 。… 私にとッてBOSSは 、命の恩人 。初めて 、優しい人だと感じた 。だから 、今日から私はBOSSの傍に付き 、命全てを授けようと 。……なのに 。 )チェシャ猫ッッ!!今日という今日は貴方を絶対に許しませんッ!! 今すぐその身体全てに 、銃弾の穴を開けてやる………ッ!!!!!!   (2021/7/7 11:59:52)

    (2021/7/7 11:59:23)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/7/7 11:59:18)

おしらせさん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/6/29 18:59:56)

    (2021/6/29 18:59:54)

──────────〖 〝 帽子屋 〟の深い深い夢物語 〗〆   (2021/6/29 18:59:48)

    (2021/6/29 18:58:46)

( 「 あッ 、帽子屋がグースカピーで寝ている時に明日の〝 何でもない日 〟で出す料理決まッたんだァ!! 今から厨房で試作しようと思うんだけど 、帽子屋が審査員ね!だから料理名見ちゃダメ!! 」 さッと料理本を背中に隠し立ち上がる Rabbit 。それと同時に立ち上がる Mouseは眠たげに帽子屋の腕を掴み 、「 厨房 、行こ 」 とだけ告げ無理矢理でも立たせようとしてくる 。… まるで夢で出逢ッた〝 弟妹達 〟の様に 。涙が出てきそうな目を頑なに閉じ 、机に置かれていたサングラスを掛けては分かッた分かッた 、とMouseをあやす 。 ) ……あ 。…〝 彼奴 〟は俺と同じ〝 仕事 〟に 、なッてない 、よな 。( 小さく呟いては 、彼女達の真ん中を歩き書庫室の扉を開ける 。───── 黄昏時の夕焼け空 。その景色が映える目の前の人物に 、俺は一言漏らしたのだ 。〝 やァ Kira!! キミはこの時間帯 、既にシャワー室に居る頃じゃないか 〟──── と 。 )   (2021/6/29 18:58:28)

 ……ッ 、あれ 、俺は何して……( 手の甲で目を擦り 、ずり落ちていた帽子を被り辺りを見渡す 。じィ、と頬杖をつきながら俺を見詰める〝 眠りネズミ 〟 。 そして目の前には 前のめりに俺へ顔を近寄らせていた〝 三月ウサギ 〟。いつもの 、俺が大人の頃の世界だッた 。「 ずゥーーッと帽子屋寝てたんだよ?? Mouseよりも眠ッてるなんてこの世の終わりッてくらいびッくり!!! 」 椅子を鈍く鳴らし座り込む彼女に俺は先程まで寝ていた事に気付く 。まさか Mouse よりも寝こけていたとは 。 )……ははッ 、やッぱり〝 夢 〟か 。( 目を閉じ笑ッていると彼女達は不思議がり 、俺を見詰めていた 。先程の幸せは全部夢 。神様の贈り物でもなかッた 。俺の願望が具現化して 、映し出された〝 世界 〟だッたんだ 。 )   (2021/6/29 18:58:13)

( 自分の人生は自分で決めるもんだ 、と太腿に座る弟の頭を撫でる 。「 ─── うん 。兄ちゃんと働ける様にちゃんと勉強して 、一生懸命がんばる 。……〝 俺 、兄ちゃん好きだから 〟 」そう告げた途端 、俺の胸元に身体を預け 、眠り出す弟 。俺は赤ん坊をあやす様に背中を撫で続け 、悪い夢を見ない様に口笛を刻む 。 ) …… ッ、くあァ……俺も眠くなッてきたな 。……これが夢じゃなければ 、いいのに 、……な 。( 煩い程に鳴く蝉の声 。暑苦しい温度は俺の身体を包み込み 、蕩け出すマシュマロの如く視界が歪み出した 。────────── 「 あ゛ッ!帽子屋起きたァ! 」 俺は甲高い声に再び目を覚ました 。涼し気な温度が俺を包み込む 。…先程と全然違う感じ 。 )   (2021/6/29 18:57:27)

 ッあれ 、可笑しいな 。…ッなんでだ? 〝 お前達 〟を見てるとッ 、何か 、涙が……ッうお ゛!?( 溢れる涙を手の甲で無理矢理拭き取り淡々と言葉を紡いでると 、突然身体全体に固体物が押し寄せてきた 。目を見開き下を見ると 、弟妹達が俺に抱き着いていた 。弟妹達は〝 泣かないで 〟や〝 どうしたの 〟と心配する言葉が沢山 。……嗚呼 、神様が俺に一度だけ 、〝 幸せ 〟を与えてくれたのだろうか 。これは俺だけが得する幸せだ 。正に Mouse と同じ心情 。今の状況なら 、彼女の気持ちが分かるかもしれない 。心が満たされる 、そんな気がしたんだ 。───── 「 兄ちゃん 。…俺さ 、兄ちゃんと一緒の〝 仕事 〟がしたい 」 右眼を隠した左眼が金瞳色の弟がそう呟いた 。他の弟妹が寝ている 。正に相談するなら絶好のタイミング 、と言ッて過言じゃない時 。…この時 、俺は何をしていたッけ 。バイトか? …いや 、今の見た目だとまだミドルスクールに通ッてる年齢だ 。まだバイトは出来ない 。 ) ははッ急にどうした? …まァ 、俺はお前が選んだ意思に反対はしないし 、賛成もしない 。お前の好きな様にすれば良いよ 。   (2021/6/29 18:56:30)

(  「 …?兄ちゃん何か変 。夏バテ? 」 右眼が隠れた前髪にくッきりとした左眼は赤瞳色 。濃い褐色肌の弟はそう告げ 、俺を第一に心配してくれた 。「 ねェねェ兄ちゃん! さッきあたし 、二重跳び跳べたんだァ!すごい?すごいよねッ 」 ツインテールのハーフアップで赤瞳色の妹は右手に縄跳びを手にしていた 。「 お前 、一回しか出来てなかッたじゃん 。それくらいでちょーし乗んな 」 皮肉じみた言葉を漏らす同じく右眼を隠した前髪で 左眼が金瞳色 。濃い褐色肌の弟は舌を出し妹の頭を押さえる 。「 け 、喧嘩は駄目だッて 、ッひゃ! 縄跳び危ないッてばァ…! 」 ショートヘアの小柄な金瞳色の妹は振り回された縄跳びに驚いてしまい 、俺の元に近寄ッてきた 。……嘘だろ? 此処まで見てきてまだ頭が追い付いてない 。〝 あれ以来 〟行方を失ッていた筈の弟妹達が 、目の前に居る 。 思わず涙腺を壊してしまい 感情が溢れ出した 。 )   (2021/6/29 18:56:04)

( ──────  「 兄ちゃ〜〜〜ん!! あッ 、居た!兄ちゃんッ居たよ兄ちゃんが居たよォ〜ッ!! 」 俺は甲高い声に目を覚ました 。煩い程に鳴く蝉の声 。暑苦しい温度に身体からは汗が垂れ流れる 。兄ちゃん兄ちゃんと俺を揺するプラチナブランド色の髪の少年は目を輝かせながら俺を見詰めていた 。同じ褐色肌の彼 。俺は目を擦りながら起き上がると 向かいの部屋…というか階段から三人程駆け下がッて来て 、一斉に〝 お兄ちゃん 〟と第一声を発した 。 ) ……? お 、お兄ちゃん…? ッて 、いや 、待て頭が追い付かない 。…… 俺がキミ達のお兄ちゃん? 多分間違いだよ 、ッてか此処ど ………( 〝 此処どこ 〟そう告げようとした時 、何か引ッかかッてしまッたものを見つけてしまう 。それは縦長のスタンドミラー 。そこに映ッていたのは 、15歳頃の俺と 、まだ小さな〝 四人の弟妹達 〟。目を見開き 、弟妹達を押し退けてはスタンドミラーに近寄る 。……俺 、こんなに童顔だッたか? )   (2021/6/29 18:55:08)

( …これがいつもの日常 。毎日書庫室に集まッては提案の言い合いをし 、Mouse が苺ジャムパンを勧め Rabbit がツッこむ 。そして不貞腐れ雑誌に意識を向かわす 。毎度同じ行動をする二人の行動を眺めていると 、何処か昔を思い出す 。…そう 、俺の傍にずッと居た〝 四人の弟妹達 〟。彼奴等は破天荒で泣き虫 。俺の姿が見えないと 、いつも泣き叫んでいたんだ 。 )   (2021/6/29 18:54:29)

 はははッ! Rabbit の言う通り 、パーティーに出す様な料理じゃないな 。だけど 、こういう料理の日もあッて良いんじゃないか? 毎日毎日同じ系統の料理ばかりだと 、お客さんは飽きてコーヒーカップを壊してしまう 。しまいには懐中時計も 。( ケラッ 、と冗談含めて彼女に勧めてみる 。案の定彼女は気難しい表情を取り 、俺の事を凝視してくる 。すると隣から唸り声と共に 、あのさァ 、と悠長に話し出した 。「 ………もういッその事 、苺ジャムとパンだけで良いよ 。……焼き立てのパンに苺ジャムを塗ッて……涎まみれのお口に放り込む 。……嗚呼 、幸せ 、……しあわ 、せ……… 」 両頬を両手で掴み 、天井を眺めながら苺ジャムパンを食べている妄想をしている〝 眠りネズミ 〟。幸せの絶頂に達したのか 、その体勢の儘 目を閉じ 、小さな寝息を取りながら眠ッてしまッた 。「 Mouse が得するだけじゃん〜〜〜ッッ!! 」 予想通りRabbitはMouseにツッコミをし 、もう良いもんッッ使えない二人なんかしーらないッ! と頬を膨らませ 、有名洋菓子店の雑誌を勢い良く開いた 。 )   (2021/6/29 18:53:54)

 〝 Rabbit 〟、この本はどうだい? 東国の和風料理に熱砂の激辛料理…………、どれも美味しそうなんだが ( 時刻は、太陽がお山に隠れる程の黄昏時 。お茶会は一先ず終え、俺達茶会メンバーは本部内にある書庫室にて、明日のお茶会料理を調べていた 。定番の洋菓子から〝 お茶会 〟の名前とは場違いの和風料理まで 。俺達は余す事無く提案しては却下、提案しては保留の繰り返しを続けていたのだ 。「 帽子屋はなァんも分かッてなァーーい!!明日は 364日のうちの1日 、〝 なんでもない日 〟のパーティーだよ!? その本の内容 、庶民が食べる様なものばッかりだから 、却下ァー! 」 俺にはあまり彼女の言ッている事が分からない 。いや 、何でもない日のパーティーが明日あるという事は理解済みだ 。理解不能なのは〝 この本の内容 〟についてだ 。…まァ 、彼女の言う通り 、パーティーに出す様な料理は載ッておらず 、全て一般人が普通に難なく食べてそうなものばかりだッた 。…俺も一言キツいか?  )   (2021/6/29 18:53:20)

    (2021/6/29 18:52:29)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/6/29 18:52:18)

おしらせさん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/6/24 20:17:33)

    (2021/6/24 20:17:29)

──────────〖 〝 ハートの女王 〟の葛藤 〗 〆   (2021/6/24 20:17:22)

    (2021/6/24 20:16:06)

( 頭を押さえ 、帽子屋から一歩離れる 。目線を彼に向け 、僅かに睨み付けると帽子屋は何か読み取ッたのか後頭部に手を乗せてきた 。「 俺が悪かッた 」とだけ告げ 、彼は双子と共に歩みを進め 、ディナーの時に 、と一言彼は残した 。両手に花 、双子は彼を挟み 賑やかとワタシから離れていく 。…何が 悪かッた 、よ 。 )……認めてないわよ 、帽子屋 。( ポツリと感情を押し殺して出てきたのは 皮肉こもッた一言 。ワタシは足取りを取り戻し 、足早であッた先程よりも速度の落ちた 緩やかな速度でシャワー室に向かッたのである 。 )── 〆   (2021/6/24 20:15:53)

( 「 … Kira 」上部より帽子屋の声が聴こえた瞬間 、「 …わァ! BOSSだッ!!珍し……ッんん??? …あァ〜〜〜!帽子屋 、ハートの女王様の事泣かしてるァ〜〜ッ!! 」 書庫室の扉が大きく開き 二人飛び出し 、一人がワタシ達に指差しながら鼓膜を壊す様な声量を吐き出した 。「 ……ハートの女王様に近寄り過ぎ 。……帽子屋 、フケツ 」 そのもう一人の方も口元に手を当て 、ワタシと帽子屋の距離感に少し引いている 。髪結がリング状の彼女 〝 三月ウサギ 〟は「 フケツ??? ケツがなにィー?? 」と逆にアンタが不潔と言いたくなる様な質問を隣の彼女に問い掛けている 。その隣の彼女は〝 眠りネズミ 〟は欠伸しながら何でも無い 、と騒ぐ彼女を落ち着かせる 。 ) ……双子には関係無いわ 。……はァ 、もう何話してた分からないじゃない 。   (2021/6/24 20:15:27)

( 動揺もしない彼を睨んでいると頬に温もりのある皮膚が触れた 。彼の〝 手 〟だ 。「 ……〝 嘘 〟だろ 。キミが嫌いなのは 。…でもさ あの子は今 、追われる身ッてことをKiraは分かッてるだろ 。〝 非道で無慈悲で残酷な裏組織 M 〟。あそこに狙われたら人ッてのはもう〝 人生最期 〟なくらい危険な組織なんだ 」 ……何が言いたいの 。その組織の事なんて嫌ッてほど分かッている 。Aliceだッてそんな組織から狙われて可哀想だとか 。分かッてるのよ 。……でも 。 ) 〝 Alice 〟の事は信用出来ない 。…突然現れて 匿ッて下さい? …何か裏があるに違いないの 。アンタ達が 、あの子に甘過ぎるの …ッ! 危機感を持ちなさいよ帽子屋ッ!! 〝 W 〟だッて 、あの子に構ッてられる程 、余裕なんて無い……ッ!( その通りだ 。先程捕まえた男も他組織のスパイだ 。其れを容易に本部に入れてしまい 、異変に気付いた〝 芋虫 〟によッて捕虜 、トランプ兵による処刑 。運が良かッたのか情報はあちら側に飛ばず 、何とか食い止められた 。声を押し殺し 、帽子屋に当たッてしまう 。自分が情けない 。 )   (2021/6/24 20:14:58)

 …… あら 、アンタも珍しいじゃない 。いつもこの時間帯に アンタを訪ねると〝 明日はなんでもない日を祝う大事な日なんだ 、その為に手順を練ッてるから邪魔しないでくれ 〟……ッて 。そんなアンタが 、書庫から出てくるなんてね 。何かの前触れかしら 。… ねェ?〝 帽子屋 〟( 痛い所を突くなァ 、と頭を掻きながら苦笑する彼 。UNDER・BOSS 、彼の異名は〝 帽子屋 〟。一応ワタシの幼馴染だ 。昔からワタシ達は共に生き 、共に生と死を味わッてきた 。絶対的信頼 。でも 、彼がワタシを裏切るものならば幼馴染なんて関係無い 。直ぐ様スクラップにして処分する 。「 …ははッ 、Kiraはいつも眼が怖いなァ 。そんなんだから 、Aliceに嫌われてしまうんだぞ 」 彼の口から〝 Alice 〟という名を耳にした途端 、心の奥底からマグマに似た熱い何かが混み上がり 、気付けば彼の胸倉を勢い良く掴んでいた 。 ) 帽子屋 、その憎たらしい名を軽率には出さないッて あの時約束した筈よね 。アンタは分かッたと言ッた 。でもどうして今 アンタは〝 Alice 〟と言ッた? ……ワタシの一番嫌いなものが何なのか 、アンタなら分かるでしょ……ッ?   (2021/6/24 20:14:29)

 … 棄てましょうだなんて言ッても 、こればかりアンタは耳を貸す様な〝 良い子ちゃん 〟じゃない事くらい 、知ッてるわ 。……トランプ兵 、アンタの好きな様に彼を〝 処分 〟しておいてちょうだい 。( 腰を上げ 、ズレる上着を直せば トランプ兵に向けて一言 、踵を返す様に横を通り過ぎる 。「 〝 女王様 〟の命令とあらば 」 トランプ兵自体を見ずに部屋を後にする 。血臭い匂いが鼻奥に残る 。… 最悪だ 。背後からは彼の制裁が始まッたのか 、金属音やボタボタと〝 何かが 〟垂れ落ちる音が扉奥から聴こえる 。この部屋 、もう使用出来ないじゃないか 。血腥い匂いの強い部屋の中に入るなんて 、ワタシにとッて地獄も当然よ 。ヒールの音を廊下中に奏で 、足早にシャワー室に向かおうとする 。───「 やァ Kira!! キミはこの時間帯 、既にシャワー室に居る頃じゃないか 。本当に珍しい 、珍しいな 。何か時間を狂わす事でもあッたかい? 」 ガチャ 、とタイミングが良い事に通り過ぎようとしていた部屋から一人 、姿を現した 。緑色を軸にしたワイシャツに黒い燕尾のベスト 、そしてスタイルの良さが見て分かる程の容貌 。 )   (2021/6/24 20:14:10)

 ッ………〝 トランプ兵 〟彼の首をはねてしまッて 。── 今すぐにッ!!( 其の瞬間 、目の前のソファに座る男は 、背後に佇む赤髪の男に呆気無く首を跳ねられてしまう 。ゴロリ 、と床に頭部が落ち 、首の血管からは赤い液体が次々と流れ出ていた 。〝 人間の一部 〟であッた身体は重力のせいか維持し続け 、液体のみが床に垂れ落ちている 。首を跳ねた執行人 、〝 トランプ兵 〟は単なる安価の刀で躊躇無く 、簡単にも彼を罰したのだ 。「 ハートの女王様を貶す言葉が聴こえました 。どうします 。…このまま彼を放置すれば 、何れ彼は再び生を取り戻し 、貴方をまた愚弄しにやッて来ます 。」 トランプ兵は頬についた返り血を拭い 、頭部の無い身体に刃を深く差し込んだ 。─── 何とも狂気的な〝 用心棒 〟。ワタシの為に動き 、ワタシが愚弄されれば制裁を執行する 。まるでこのワタシが彼のたッた一人の〝 唯一神 〟みたいな感じだ 。紅き瞳色同士がぶつかり合い 、ワタシは一つ溜息を落とした 。  )   (2021/6/24 20:13:32)

    (2021/6/24 20:13:08)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/6/24 20:12:49)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(Android au.NET)  (2021/6/24 20:10:00)


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