ルーム紹介


___ 長い長い 、 休眠を経て 。



  nm mn , 戦争屋 , 薔薇 。
  口調拝借 。
  窓越 書置 入室 可 。

  ⚠閲覧注意 《 妖精化 》


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おしらせ無言時間が20分を超えたため、z§m 。さんが自動退室しました。  (2021/8/14 16:30:15)

z§m 。( 視線を 動か す 。後ろ を見やっ て 、 .. 激痛が 走っ た 。割れた のは 翅だった の だ 。己の身 ひとつ 支えられ ぬ 、 破れそうに 透き通った 翅 。落ちるか と思え ば 、そんな ことも な い 。見下ろす と 、足先 も 。指先 も 。「 透かして 」硝子 が見え て 、時間 が来た ことを 察し た 。 ま だ 、お別れも いえてな い 。 ありがと う 。ありがと う 、関わってくれた 人間の 皆 。楽しかっ た 。寂しい心 を 拭いきれは しなかった が 、それで も 。刹那の時 を 共有してくれた ことに 感謝 を 。 ぽ ろ 、と 枯れた 涙の 最後の 一粒 が 頬を撫で る 。ふわり と 、身体が 軽くなっ て 、同時に 意識が 揺れ る 。 __ さよな ら 。 か細い 声が 音を紡い で 、それを 最後に 姿を 失く す 。光を 失った 硝子 円蓋 の中には なにも 残らな い 。確かに そこに 在った はずの 花さえも 姿を 消し て 、ただ 揺れる カーテン の 奥 、殺風景 で なにもない部屋が 広がっている だけ だった 。 )   (2021/8/14 15:29:57)

z§m 。( それで も 。外の空気 に 触れたかっ た 。希う心は いつも 隅にあっ て 、カーテンが揺らめく姿 に 、 降りしきる 雨粒 に 、触れたい と ... そう ずっと 思ってい た 。それも も う 、叶わぬ 夢 。__ 人と 関わりたかっ た 。でも それ は 、遠い昔の 憧れ で 。何故か この 硝子円蓋に 閉じ込められてしまった か ら 、塞ぎ込みそうな 心を どうに か 。 どうに か .. 持ち上げ ようと していた だけだっ た 。 行き先は あ る 。懐かしさで 滲んだ 故郷の 空 。 ここが どこかもわからないのだか ら 、帰れる 訳もないと わかっていたけれ ど 。だか ら 、誰かに 傍に置いてもらおうとしたの だ 。せめ て 。せめ て 、それくらい は と 。痛 い 。痛 い 。重い体躯 を 持ち上げようと 動かす 翅 が 。望み は 叶わず 消え逝こうとする 心 が 。 不意に 見下ろした 花々 は 、瑞々しさを 失 い 。萎れ 色褪せて 朽ちてい た 。 途 端 。脳髄を震わせる様 な 、大きな 音 。何かが 割れる ような 音 が聞こえ て 、歪んで まともに 見えない 目で 硝子円蓋を 見 た 。否 。割れたのは これ じゃな い 。それ に 、何 か 。後ろから聞こえた様 な 。 )   (2021/8/14 15:14:42)

z§m 。( 目を覚まし た 。酷く 恐ろしい夢か ら _ 。気付いてい た 。気付い て 、居たの だ 。食の代わり に 睡眠を 取る 己 が 、 長い時間 眠る理由 に 。重い身体は 久し振りに動かした からでは なかっ た 。 た だ 、単 に ... 「 その時 」が 迫っていただ け 。噫 。 結 局 、最後 も 一 人 。 全て を 察した 思考 は 、光を 見出せな い 。 自然と 息が 荒くな る 。涙 ながらに 見た 外 は 、この 声 を 搔き消すような 容赦の ない 雨 で 潰れてい た 。無い 力を振り絞っ て 、宙に 舞い上が る 。妖精たる 己 が 、地に寝そべって消える等 御門違いも 良い 所 。 何故か 震える手 を 、もう 何度も 同じ様に してきた 其の動きに なぞる よう に 、硝子 に つい て 。 ぼろぼろ と 、零れる 水滴 を 拭うことも せず に 。 為す術も な く 、その時を 待つことしかできない なんて 惨たる 話 。 言葉が 出てこな い 。悲しみに 呑まれ て 、熱く 歪んだ視界に は 、いつもと 変わらない景 色 。「 _ 外 、.. っ .. 出た 、かってんけど な 。 」 無意識 下 、溢れた言葉は 願い続けた 本 音 。こんな 体では出た所で何処へも行けないだろうけれ ど 。 )   (2021/8/14 15:04:46)

おしらせz§m 。さん(iPhone 60.94.***.62)が入室しました♪  (2021/8/14 15:04:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、z§m 。さんが自動退室しました。  (2021/8/13 03:50:53)

z§m 。( 目を覚まし た 。随分 と __ ま た 、変な時間 に 。ぱちぱち と 何度か 瞬き し 、目を擦り つつ ちいさな身体を 持ち上げ る 。ねむ い 。とても 眠 い 。とてつもなく眠 い 。最近は眠ってばかりなのに 可笑しな話 だ 。 ふわ り 、その翅 で 宙に舞 い 、冷たい硝子に手をつい て 。いつ眠ってしまうかはわからないけれ ど 。今は ま だ 、何となく 寢たくはないか ら 。暗闇の中 ぽつりぽつり と 、 所々に 見える 灯りに 人影を 求めて 視線をさ迷わ す 。今夜もま た __ 不毛な までに 寂しさを 紛らわす 存在を 探してい た 。)   (2021/8/13 03:01:29)

おしらせz§m 。さん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪  (2021/8/13 02:54:53)

おしらせz§m 。さん(Android SoftBank openmobile)が退室しました。  (2021/8/11 00:59:53)

z§m 。( 窓の 外 、見える 暗闇 に 人影は 映らないの に 、前のように 少し 手を振っ た 。 此処に 居る と 、 誰かに 気付いて 貰いたく て 。腕を 持ち上げる 其の所作 を した 時 、 まるで 陶器になってしまったかのように 重く感じたの は 、気の所為 だろう か 。案の 定 、何の反応も無い 風景に 猫のように 目を細めて は 、何らかを堪えるように 唇を噛 む 。きゅ 、と 握った 指先 が 、何処か 白く 滲んでいるのは 込められた力 故 。 __ ぐら り 、突如 其の 身体が 揺れ る 。危なげに クッションに着地すれ ば 、その体制の 儘 眠りに 落ち た 。まだ 感覚が戻り切らない 中 、無理して 長時間 飛び過ぎた らし い 。 やけに 静まり返った 其の 場所に は 、今日も光が差し込まな い 。 )   (2021/8/11 00:58:24)

z§m 。( 仄かに 瞳に 暗がりが 出来 る 。と ん 、と 硝子に ついた 手 の 、熱を奪う 外の空気が 少し 憎らしくなっ た 。 どう 足掻いて も 、己は ひとりでは 此処から 出ることは 出来ないのだか ら 、其れに 触れること も 。夜の香に 包まれ て 、自然 を 感じることも できないの だ 。仕方がないと 割り切れたら どれ程 良かった だろ う ? 寂しさすら も 、忘れされた ら 、と 。そんな風に 思ってしまう 位 。暦では もう 夏なの だった か 。季節の 欠片 も ない この場所で は 、四季 も楽しめな い 。年 中 、変わらず 咲き誇るこの 見飽きた 花と 殺風景な 人気の無い部 屋 。開きっぱなしの 窓から カーテンが靡 く 。 其の 風 を 見ていると 酷く 苦し く __ 切ない 気持ちになったの は 、きっ と 。 )   (2021/8/11 00:09:07)

z§m 。( ふわ り 。 不意に 意識が浮上 し て 、淡い 翡翠の 瞳を開 く 。目を擦 り 、尚 訪れる 眠気を 振り払うように 何度か 瞬きを した 後 、ゆっくりと 身体を起こ し 。 小さく 欠伸を零し て 、そっと 其の 翅 で 宙に羽ばたい た 。少し 見下ろした その視界は 以前と 変わらな い 。枯れる様子がな い 、月の滴をいっぱいに浴びて 銀色に反射する 見事な花 も 。大き な __ 否 。人間からすれ ば 、小さいであろう この 硝子円蓋 が 置かれた 木製の 机 の 微かな ささくれ も 。例え ば 、羽ばたいた先 で 、触れた 冷気を 帯びた 冷たい 硝子 も 。眉を下げ る 。矢張 り … ひとりは 寂しいの だ 。 時折 注がれる 視線と 胸の内に燻った 孤 独 。痛いくらいに 懐かしく て 、思い出したくなかった も の 。人と 関わってみたいとは言って も 、こうし て 、ずっと ひとり なのは 辛 い 。 )   (2021/8/10 23:40:42)

おしらせz§m 。さん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪  (2021/8/10 23:18:47)

おしらせz§m 。さん(Android SoftBank openmobile)が退室しました。  (2021/8/2 23:02:57)

z§m 。( 薄く 目を開 く 。何時振 り 、だろう か __ こうして 目を覚ましたの は 。重く 固い 小さな 体躯を 何とか持ち上げ て 、 漸く 身を起こ す 。視界に映るの は 、酷く 懐かしい景 色 。忘れもしな い 、あの 硝子円蓋 の中に また 、己は 閉じ込められてい た 。否 、今の今 までずっと 其れは 変わらなかったのかもしれな い 。 ただ 、深い 眠り についていただけ で 。 生憎と 目覚めたばかりの 今 、 飛ぶ程の 元気はな い 。透き通る翅 を 数度 動かした 其の 行動のみ で 、 どっと 疲れて しまうくらいなの だ 。「 ... 久し振りやな ぁ 。 」 ぽつ り 、呟いた 言葉を 最後 に 、 抗えぬ 眠気に 襲わ れ 。為す術なく 身を 横たわらせ て 、 瞼を 降ろ し 。 )   (2021/8/2 23:02:46)

おしらせz§m 。さん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪  (2021/8/2 23:00:54)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(Android SoftBank openmobile)  (2021/8/2 22:46:54)


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