ルーム紹介
ステラ学園のソロル部屋です。
 [×消]
おしらせ後片 内人さん(Android 202.247.***.40)が退室しました。  (2/10 01:54:28)

後片 内人……それにしても、そうか、クラスの皆は思う以上に優しい存在なんだな、すごく暖かいな。まだ何も施しは受けていないのに、古金くんの言葉だけですごく救われるような気分だった。今日は、帰路につく足取りも、右肩に偏った荷物の重みも、いつもより軽く感じた。   (2/10 01:53:59)

後片 内人「古金くんって、見かけによらず可愛いとか言われない?」「え、えぇ……そ、そうです、かね……」明らかに心当たりのあるようなギクシャクとした声を出す古金くんは、自分よりも身長が高く、自分よりもキリッとした顔をしている。表情もあまり動かない。だけど、なんとなく思考回路は柔らかい印象がある。きっと人間関係に恵まれたんだろう。良いことだ。「と、とにかく……俺はいち早く先生にこのことを伝えて、どのようにクラスでサポートしていくか考えたいと思います。勿論、皆が迷惑だと思わない範囲で。では、この辺りで失礼します。今日は急に話しかけて驚かせてすみませんでした。寮までは距離が近くはありますが、それでも十分お気を付けて。」「……っあ、ありがとう!」最後に一気に捲し立てるように色々なことを言われ、少し反応が遅れてしまったが、ギリギリ感謝の言葉だけは伝えられた。後でまたちゃんとした感謝を伝えないといけないだろう。   (2/10 01:53:52)

後片 内人「……後片さんは時々、すごく寂しいことを言いますね」「………え、そう?」自分で寂しいことを言っている自覚なんてないし、そもそも、古金くんの口から「寂しい」なんて言葉が出てくることにも驚きだった。「もし、迷惑をかけると思ってのことであれば、もう言わないでください。俺たち……いや、少なくとも俺は、後片さんを心配してるだけなんです。全て心配から来る行動であって、自己満足にも近い……迷惑だなんて思いませんよ。だから、そんな寂しいこと言わないでください。後片さんが助けを求めれば、皆よろこんで助けてくれるはずです。後片さんは特に、クラスの色んな人と交流がありますからね」……ああ、古金くんは、きっとこのクラスが大好きなんだ。それ故に、日常生活においても1人の不公平すら許せないんだろう。このクラスの人達を信頼しているし、全員に善性があることを信じて疑わないのだ。   (2/10 01:53:39)

後片 内人古金くんはたまに頷きながら、こちらの話をよく聞いてくれた。それでもやっぱり表情は、ほとんど動かない。驚くべき、信じ難い話のような気もするんだけどな。逆の立場だったら、多分すごく驚いていると思う。だけど古金くんは、実に神妙な面持ちで口を開く。「……そうですか。どうして隠していたかは分かりませんが、とにかく事情はよく分かりました。信じますよ、貴方は少なくとも、このような嘘は吐かないと知っていますから。」少しだけ、古金くんの表情が柔らかくなった。ような気がする。少し鋭かった声色も、角が取れて丸くなったように思える。「さて、予想はできていましたが、事情を堂々と聞き出しておいて、肝心の準備は何も出来ていないんですよね……後片さんは生活のほとんどでサポートが必要になってきますし、どのようにすべきか……」「いやいやいや!確かに片腕しか動かせないから作業効率は悪いけどさ、十分生活は送れてるし、わざわざそんなサポートとか考えなくても大丈夫だよ!」やけに真剣にぶつぶつと呟き始めたので、慌てて止める。そう、今まで隠しながら日常をある程度なぞれたのだから、今から無理して支えてもらうことなどないのだ。   (2/10 01:53:21)

後片 内人「もし、俺も俺以外も知らないところで怪我していたのに、大したことがないと思って無理に隠していた……なんて事情なら、それは愚かとしか言えませんよ。……後片さん、その腕。本当にどうされたんですか。」 古金くんは表情をピクリとも動かさずに言うのだった。怯んでしまいそうな眼光。だが、これは彼なりに真剣に心配している顔だと知っているし、きっとこのクラスの奴らも知っている。古金くんは時々不器用だ。「あ………うーん、まあ、そうだよね……気になるよねぇ」苦笑いを浮かべながら、己の左腕を見る。「俺、すごい長い間休んでた時あったじゃん?」「ああ、入院していた時の」「そう、入院してた時の。先生からどこまで聞いたのかな。まあいいや、詳細は省くけど、脳の方の手術だったんだ。その時の手術、成功はしたんだけどね……難しい手術だったんだっけ?もうどういう理由かは忘れたんだけど、なんやかんやで左腕が麻痺しちゃったんだよねぇ〜、もう一生動かせないままの可能性が高いんだって……って、言っても信じる?」   (2/10 01:52:59)

後片 内人「後片さん、貴方、怪我でもしているのですか」古金くんから急にそう言われ、体が過剰に跳ねる。十中八九、聞いているのはこの左腕のことだろう。どう言い訳したものだろうか。怪我したことにしてしまおうか……いや、それではわざわざ隠しているのに、本末転倒じゃないか。………あれ?そう言えば何故わざわざ隠しているんだっけ…………「後片さん?」「……っあ、ごめんごめん、あいや、うん、まあ、なんて言うか……」どうする、どうしよう。なんと言うのが正解なんだろう。なるべく深刻にならないように、当たり障りのない答えを、曖昧な返事で誤魔化しながら考える………「後片さん」古金くんはピシャリと、ダラダラした俺の思考を停止させる。「最近の後片さんは、異様に左腕を庇っているようですね。多分、俺以外にも気づいている人はいると思いますよ。」古金くんが俺の垂れ下がった左腕を見ながら言う。   (2/10 01:52:38)

おしらせ後片 内人さん(Android 202.247.***.40)が入室しました♪  (2/10 01:51:26)

おしらせ朝霧 羽鳥さん(Android 220.109.***.237)が退室しました。  (1/31 14:12:49)

朝霧 羽鳥──あぁ、誰か私を愛して、壊して、抱き潰して。”私”が余計な事を考えられなくなるように酷く抱いて欲しい、お願いだからと神様に願うのだ。神様を冒涜するにも程がある願いを。同時にどこまでも快楽を貪っていたいという牧師にしてはあるまじき願いも抱えてしまった、この願いを無謀にも程がある願いを叶えてくれるのは誰でしょうね?   (1/31 14:11:50)

朝霧 羽鳥”羽鳥、ごめんなさいね。兄は貴方の事許していないみたい”それを言った彼女は酷く悲しそうだった。自分が自分達の子供を殺したも同然なのにそれでも結婚を諦めなかった彼女。その表情を思い出す度謝罪と贖罪の気持ちが湧き上がってくるのだ。けれど…兄に会った時嬉しそうだったから聞いてみると”君の音楽の才能を開花できて良かった、埋もれそうだったからね。使わないのは勿体ないだろう?だから飲ませたんだよ、君があんな行動を取る事を知った上で”と言った物だから思わず殴ろうとしてしまった事を覚えている。あれは仕組まれた事だと言うのか、自分の幸せは、彼女の幸せは自分の才能のために犠牲になったというのか。なら…こんな才能なんて初めからなければ良かったのにとは思ったが今更ここまでコンクールを優勝していてなかった事にも出来ない。   (1/31 14:11:42)

おしらせ朝霧 羽鳥さん(Android 220.109.***.237)が入室しました♪  (1/31 14:11:23)

おしらせ篝火 ユニさん(Android docomo spモード)が退室しました。  (1/30 00:02:04)

篝火 ユニ―――『memory』。それでも、僕は『僕』を捨てられない。   (1/30 00:02:01)

篝火 ユニ―――『connect』。きっときっと続くもの。   (1/30 00:01:55)

篝火 ユニ―――『escape』。今日もできませんでした。   (1/30 00:01:44)

篝火 ユニ……嗚呼、今日も、今日も僕は自分から手を離した。 この宗教は僕なしじゃやり遂げられない。知ってるからこそ火を灯し続ける。体が削れようとも、この火を消しては行けない。望んだことじゃない。消してしまいたい。消えたくない。でも口に出せばどうなるのか、分からなくて今日も閉じた。   (1/30 00:01:25)

篝火 ユニ  (1/30 00:01:12)

篝火 ユニ―――「……何でもない、続けろ」   (1/30 00:01:07)

篝火 ユニ助けて。助けてください。このか弱く美しい僕を守ってください。普通に生きたい。祭壇じゃなく生き物として生きたい。出来るなら人間として。助けて、助けて、手を取って、僕、僕を。僕を助けてよ。助けてって言わなきゃ。助けて、助けㅤて、たすㅤけてㅤけてㅤ助けて、くださ   (1/30 00:00:56)

篝火 ユニ―――『help』。そう言えばきっと全部叶う。ここから逃げ出せるかもしれない。君だけは僕を救ってくれるかもしれない。言え、言えよ篝火ユニ。僕は普通の人間ですって惨めったらしくすがれよ。本当は誰にも強い言葉を使いたくない、尊厳も威厳も捨ててしまいたい。頭の火を吹き消されて、そのまま消えてしまいたい。   (1/30 00:00:45)

篝火 ユニ誰かに話しかけられた気がして、僕は目を見開いて彼を見た。真っ白なフードを被った顔すら見た事のない信者。   (1/30 00:00:32)

篝火 ユニ―――「どうかされました、ユニ様」   (1/30 00:00:22)

篝火 ユニ―――『eat』。最初の料理は肉厚な肉。といっても最初から最後まで味付けのない肉料理ばかりなのだが。塩すら振られて居ないそれをナイフとフォークで切り分けて、口の中に押し込む。咀嚼、嚥下。咀嚼、嚥下。咀嚼、嚥下………。血の味と物寂しい素材の味。それをただ口に含んでは飲み込んで。それでも全部美味しいと感じてしまう辺り、元の人間には戻れないのだろうと強く思った。顎が疲れても、喉が限界を迎えても、止められない。止めようと出来ない。揺れるフォークとナイフは誰にも気付かれずに切り分ける。   (1/30 00:00:12)

篝火 ユニ―――『sit』。コツコツと靴音を響かせながら僕は歩く。たどり着いた先は大きな十字架が掲げられたワインレッドの大きな部屋。大人たちはここを救済の部屋だなんて呼んでいたけど、僕からしたら大きな食事処にしか思えなかった。だって、僕がしているのはただの食事。そこに神聖も何もあったもんじゃない。きっと僕らの方が狂っているのだというのに、彼らは信じて疑わない。僕はその部屋で一番豪勢で大きくて空虚な椅子に座る。まるで小さな王様か、それとも操り人形か。………後者だろうな、多分。―――『smell』。始まる前に小さなアロマポットは煙を上げた。ふわり香るのは喉が焼けそうなくらい甘い甘い香り。気持ち悪いくらいの香りなのに、どうしてか頭から離れない。このお香が苦手だ。僕が僕じゃなくなってしまいそうだから。人間じゃなく『祭壇』として作り替える、怪しい魔法。息を止めておきたい。でも呼吸しなきゃ生きられない。だからできるだけ大きく吸い込まないように、小さく吸って吐いてを繰り返す。……少しだけ、吐き気がした。   (1/29 23:59:54)

篝火 ユニ―――『wash』。体を綺麗に清めて、塩を少し入れたお風呂で心まで清める……とは書いてあったものの、本当に清められているかは分からない。白い肌にお湯が跳ねると鼻につく塩の香りが少しキツく無意識のまま眉間に皺を寄せた。近くにいる従者は何の疑問も持たずに僕の体を洗っている。それが不気味で、視線を逸らしてただ終わるのを待ってた。―――『change』。着ていた部屋着を一着ずつ脱がされて、皺ひとつないシルク生地の黒いドレスのような服に袖を通していく。エメラルドにルビーにサファイア。宝石にはそれぞれパワーが込められていると母さんから教わった。それならこの環境から逃げられる力もあるのだろうか。出来ることならその後に自分の身を消せるような力も。でもこの服は母さんたちが作ったものだからあまり期待しない方がいいのかもしれない。最後に銀色の”足”を嵌める。お気に入りのこの足は銀色にキラキラと輝いていて、少しだけ僕は笑って見せた。   (1/29 23:59:37)

おしらせ篝火 ユニさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (1/29 23:59:06)

おしらせさん(Android 133.186.***.100)が退室しました。  (2023/8/16 19:08:10)

おしらせさん(Android 133.186.***.100)が入室しました♪  (2023/8/16 19:07:14)

おしらせ朝霧 羽鳥さん(Android 125.202.***.136)が退室しました。  (2023/4/12 00:55:09)

朝霧 羽鳥((スランプが解消された代わりに抱える事になった物。   (2023/4/12 00:55:04)

朝霧 羽鳥"あの日"自分が牧師としての仮面を外した日それ以来ピアノに関してはスランプは嘘のように消え失せた。どんな曲でも弾けそうな程には回復している。しかし…代償として時折フラッシュバックが起きるようになった。それも決まって教会にいる日、悪魔は囁く。"あの時の快楽から逃れられると、快楽と引き離せると思うなよあの時の時点で牧師としては失格だ"この声が頭から離れない。それだけならまだ良い、もっと深刻なのはあの時の教師と及んだ時の甘いとは程遠い声、そしてあの例の部屋から出られなくなった時の秘密を明かした生徒の全力で行為に及んだ時の学生に特有の真っ直ぐな狂気にも等しい欲望…あぁ、もっと、もっと深く知れたのならばどんなに良いだろうか?そう思うだけで呼吸は荒くなるし倒れそうになる、けれど子供達に心配されるからそうなる訳にはいかない、今立っているのは"牧師として存在する"朝霧羽鳥なのだから…もうとっくに快楽に屈している、深く言えば果てまで堕ちている事は隠して   (2023/4/12 00:54:29)

おしらせ朝霧 羽鳥さん(Android 125.202.***.136)が入室しました♪  (2023/4/12 00:54:23)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/3/27 15:37:50)

小野寺小野寺   (2023/3/27 15:37:42)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/3/27 15:37:38)

おしらせ一ノ瀬 澪 .さん(iPhone 126.72.***.192)が退室しました。  (2023/1/28 03:54:41)

一ノ瀬 澪 .... 記憶が消えたら、もう終わり ... なんでしょうか 。 ... 彼の隣に素敵な人が並ぶのですか、( もし自分の記憶が消えて、彼との関係を忘れてしまったら、どうなるのだろうか。彼は戻しにきてくれるのだろうか。はたまた素敵な人が隣に並んでしまうのだろうか。素敵な人が恋人になっていたらもう自分はいらないも同然。これ以上辛いことがないように時間を止めてしまえばいい。一人で生きていくのには慣れている。次会う頃には記憶が消えているかもしれない。それでも大丈夫。忘れてしまえば感情も一緒に消えるのだから。そういえば近々バレンタインとやらがある。きっとバレンタインも彼には会えないのだろう。去年はなんだか大変だったそうだが、今年もまた同じだろうか。もてもてな人は大変だ。告白されて付き合ったとしても大丈夫。彼にはきっと相応しいお相手がいるのだから。自分など相応しくない。   (2023/1/28 03:54:38)

一ノ瀬 澪 .( 夜半 _ 寮の自室にて __ ) もう少しでも1年、ですか ... 、( クリスマスなどのイベントはお互いバラバラで過ごした。自分は勿論一人、寮の自室でずっと空を眺めていただけだが、彼はどうだったのだろうか。きっと家族と一緒に過ごしたのだろう。もしかしたら素敵な人との可能性もある。かれこれ1年が経過してしまったが彼の前にはまだ素敵な人は現れないのだろうか。最初は一ノ瀬の記憶に残るように、それを口実にお付き合いが始まった。日に日にずっと一緒にいたいと思いようになったものの、未だ不安は完全には消し切れない。少し時間が経ってしまったからか記憶が薄れ始めてきてしまっている。もしかしたら恋人関係であることすら消えてしまいそうだ。)   (2023/1/28 03:54:24)

一ノ瀬 澪 .(( 久々にソロルを ... ( こそ、)   (2023/1/28 03:54:07)

おしらせ一ノ瀬 澪 .さん(iPhone 126.72.***.192)が入室しました♪  (2023/1/28 03:53:51)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2022/12/4 21:44:14)

小野寺小野寺   (2022/12/4 21:44:06)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2022/12/4 21:44:02)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2022/11/30 20:59:39)

小野寺小野寺   (2022/11/30 20:59:30)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2022/11/30 20:59:26)

おしらせ神楽 結月さん(Android 223.217.***.8)が退室しました。  (2022/10/4 01:53:44)

神楽 結月((三者面談に関しての結月の考え   (2022/10/4 01:53:41)

神楽 結月最近はとある先輩とお兄ちゃん限定で拒否反応が出なくなった。愛を求めなくなった。渇いてなどいない事の証明のように。それは2人に守られているからだろうか?それともお兄ちゃんが止めているからだろうか?理由はともかくとしてこれは本当に良い傾向だと思う。しかしどうしても他の先輩方、同級生には相変わらず出てしまうがもうこれは仕方ない事なのだと諦めた。さて、いつお兄ちゃんに紹介しよう?驚くだろうか?それともやっぱりその方でしたかと言われるだろうか?何より問い詰められるだろうか?"とある先輩"もそれは心配していた。お兄ちゃんの尋問はかなり激しいから無理もないと思う。自分が守らなければ、自分が選んだ人なのだから安心してほしいと。説得しなければ。対策を綿密に考えよう、でないとお兄ちゃんには勝てない   (2022/10/4 01:53:01)

おしらせ神楽 結月さん(Android 223.217.***.8)が入室しました♪  (2022/10/4 01:52:55)

おしらせ美濃 真唯さん(Android au.NET)が退室しました。  (2022/9/29 00:12:06)

美濃 真唯『箱庭の夢』   (2022/9/29 00:12:05)

美濃 真唯(自信に満ちた微笑みと共に舞い、スポットライトを独り占めにする自分を想像した。最前列中央に席を一つ残した客席から送られる盛大な拍手が聞こえる。そんな自らの"美しい"姿が、誰よりも憎らしく映ってたまらない。その空席に座り、舞い踊る自分を睨み付ける俺は、得体の知れない憎らしい悪魔の顔が、嫌で、嫌で、しかたがなくって)「…醜くなれ」(手には蓋のない小瓶が握られていた。それを放ると、そこには顔面を覆って悶え苦しむ自分の姿があった。)____「…夢?」(目が覚めると、四肢は鎖に繋がれていた。)   (2022/9/29 00:11:28)

美濃 真唯(下手から射すライトに目が眩む。少しの間眼を覆った腕。繊細に縫われた眼前の黒い袖。今、やっとの想いですべてを乗り越え、俺は主役を張ってここに立って____必ず演じ切ってやる。)「…?」(何か、忘れているような。セリフも、ミザンスも、全部完璧にしてきた。間違いなんて一寸も無い、要件以上の出来栄えを死に物狂いで磨いたはず。ミスなんて有り得ない。そうして生きてきた。折れた腕のまま羽ばたけないか弱い雛なんてどこにもいない。何もかも、自分の力で、ここに…)「「自分だけの力で」?」(あの、どうしようも無いほど煮え滾った気持ちを乗り越えたのは、本当に自分の力だけだったのか?今この舞台に立っているという事実は、自分は何か大切な何かを踏みつけにしたから為し得てしまったことではないか?)「…ッ」(開演ブザーが鳴っている。行かないと。楽屋に映る己の姿は、驚く程に輝いて見えた。「美しい」、そう言った声の主は誰だっただろうか。)   (2022/9/29 00:11:23)

おしらせ美濃 真唯さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2022/9/29 00:11:08)

おしらせ朝霧 羽鳥さん(Android 223.217.***.15)が退室しました。  (2022/9/23 22:51:41)

朝霧 羽鳥((羽鳥先生のスランプ。原因は…?   (2022/9/23 22:51:21)

朝霧 羽鳥「あれ?どうして?何で何で何で何で…」"一音"が弾けない、届かない。その音さえ弾ければ後はスラスラと水が勢いに乗るようにいつも通りに弾ける"はずなのに"どうしてだろうか弾けない、首に引っかかっているような嫌な感覚。あぁ、ゴメンなさい、私は…"本来仕えないといけない神様に背いた、教えを破った"一体これは誰に対する謝罪だろう?牧師として仕えていた神様?それとも"あの時"本当にやりたい事を告白した先の生徒?それとも…自分を犯した、禁忌を踏み抜いた先生?それ以外に謝罪する相手が見つからない。しかも最悪な事に倒れる回数が以前より増えた気がする。これが何もないと良い、あぁ、ごめんなさい…今日も私は抗う事が出来ませんでした。そう思いながら意識は暗闇の底に落ちて消えていった。   (2022/9/23 22:50:56)

おしらせ朝霧 羽鳥さん(Android 223.217.***.15)が入室しました♪  (2022/9/23 22:50:49)

おしらせ星宮来夢さん(New 3DS 153.210.***.130)が退室しました。  (2022/7/20 23:56:33)

星宮来夢((来夢の過去に触れるストーリーですね。来夢の今の両親に拾われる前のことがフラッシュバックする話。だから来夢の過去にさらに触れられたと思います。ちなみに過去来夢の話はなんとなく「とても素敵な六月でした」をイメージさせています。聞いてみてね。   (2022/7/20 23:56:26)

星宮来夢((んw途中誤字だ…『汽激しく響く』→警報器が激しく響く   (2022/7/20 23:53:42)

星宮来夢載っていなかった。あの女の子の正体は誰にも、分からなかった…。   (2022/7/20 23:52:32)

星宮来夢「天国も地獄もこんなクソみたいな世界には存在しないよね。だから少しくらいいなくなったっていいよね。誰かが呼んでる。行かなくちゃ。」踏切は警報器がなり響いている。遮断機はもう降りた。女の子は遮断機を飛び越えこう言った。「とても素敵な、六月だったな」…警報器がこれでもかというくらいうるさい。汽激しく響く音が耳に残り続けるまま、来夢は全速力でそこから駆け出した。…そこからあの子がどうなったのかは分からない。来夢は感情なんてない人間のようにずっと放心状態だ。あの日がフラッシュバックする。あの女の子はニュースには   (2022/7/20 23:51:37)

星宮来夢((誤字w   (2022/7/20 23:45:23)

星宮来夢来夢は元々、今の音楽家の両親の所ではなく、別の所で生まれた。生んでくれたのが誰かなんて、もう分からない。ただ分かるのは、自分はその生んでくれた母に売られたということ。来夢には記憶がある。荒い性格の男女に買われ、毎日虐待を受けた。時には性的虐待もされた。背中だってナイフで切られた。最悪の日々だった。ところがある日、その男女が喧嘩し別れることになり、来夢は見捨てられた。激しい雷雨の日、川の橋の下に放られた。その時、来夢も今の女の子と同じように踏切で命を消そうとした。それをたまたま見つけたのが姉。姉に救われ、その後来夢は姉の所で育てられた。だからその女の子がどうしたいのか分かる。助けてほしいのだ。しかし、来夢は寮に住んでいる身だし、両親も今はいない。どうしようもなかった。とりあえず来夢はコンビニで買ったおにぎりを女の子に渡した。女の子は獣のようにガツガツとおにぎりを平らげた。その後、来夢に向かって踏切へと歩きながらこう言った。「天国も地獄もこんなクソみたいな世界には存在しないよね。だから少し食らう」   (2022/7/20 23:45:08)

星宮来夢待っていると、突然服に変な感触がした。見ると、中学生くらいの女の子がすぐ近くに立っていた。少し距離をとろうと、震えそうな体を落ち着かせて少しずつあとずさる。すると女の子が「お兄さん、もう、電車来る?」とゆっくりか細い声で呟いた。「はい」と小さく返すと、「行かなきゃ」と言って女の子は踏切に向かい走りだす。来夢が腕をガッと掴み、「まって!」と言う。女の子は美しい目をうるうるさせてこう言う。「もう嫌なの。離して。お腹が空いた…腕が痛い…」ガタンゴトンとやけに大きな電車の音が耳に響く。耳障りだった電車の音も踏切の音も消え、遮断機が上がる。来夢はどうしたらいいか分からなかった。女の子はお腹が空いたと言うので、とりあえず来夢が何かをコンビニで買ってあげることにした。来夢は分かるのだ。この女の子はいじめられている。そう考えると、あの日がフラッシュバックする。   (2022/7/20 23:33:01)

星宮来夢しばらくしてバスを降り、目の前の踏切を渡ろうとすると、突然警報器がカンカンと鳴りだした。「なんだ、電車か」と呟く。憂鬱そうに   (2022/7/20 23:24:25)

星宮来夢六月の話。来夢は雨が沢山降る日は苦手だ。それがなぜか。姉がいなくなった日が激しい雷雨だったから。来夢はこういう日は常に家にいる。反動を起こしかねないからである。しかし今日はそういうわけにはいかない。休日の寮は滞在する人が少ないと食事が提供されないので、ご飯を買いに行かなければならない。来夢は仕方なく外を出た。早く帰りたかったので少し急ぎ足になりながらも、滑らないように気を付けて誰もいない道を歩く。学園は近くに小さな商店があるのだが今日はやってない様子だ。来夢は仕方なくバスで町に行くことにした。   (2022/7/20 23:23:00)

星宮来夢((どうも伝説の副会長です。中々参加できないのでソロル置いていきます   (2022/7/20 23:16:08)

おしらせ星宮来夢さん(New 3DS 153.210.***.130)が入室しました♪  (2022/7/20 23:15:14)

おしらせ平島 和さん(Android 124.214.***.142)が退室しました。  (2022/6/22 23:26:53)

平島 和((途中結構可哀想な描写があるのでお気を付けて………!!!🙇‍♂️   (2022/6/22 23:26:45)

平島 和「己の幸せを求めなくなった、今はただ平和を願う少年の昔話」   (2022/6/22 23:26:04)

平島 和目が醒めたと思えば、そこは家ではなかった。無機質な心拍を測る機械の音が響いた、天井も壁も真っ白な、正しく病室だと思わざるを得ない空間に寝ていた。自分がどうしてここにいるのか、全く理解が出来なかった。目を醒ましたとはいえ、右目はもはや瞼を動かすことも禁じられた。眼帯で覆われている。起きたことに気付いた父が、子供のように嬉しそうな顔をし、涙を溜めながら抱き締めてきた。生きてて良かった、とか、本当にごめんな、とか、そんな声が聞こえてきた。自分は、ありがとう。とだけ返した。「今、和は幸せ?」そんな声がまだ脳裏に残っている。父の愛情に触れて、嬉しい筈なのに、多幸感がある筈なのに、どうしてか、今同じことを聞かれたら、幸せだとは答えられない気がした。幸せだと答えたら、幸せじゃなくなる気がした。まだか細く残っているであろう幸せを握り締めるように、和は幸せになろうという意欲を捨てた。これ以上幸せだと感じてはいけないと、そう思ったから。   (2022/6/22 23:23:57)

平島 和__一瞬、何が起きたのか分からなかった。右目に謎の異物感があった。 でもそれも本当に一瞬のことだったと思う。自分には何秒も経ったように感じられたが、ごりゅ、というような、まさしく何かを抉るような音が聞こえた。すると、右目にあった異物感が痛みに変わって襲いかかってきた。その後も、右目を潰してしまおうとしているかのような動きで、右目に刺したハサミが暴れた。自分は「痛い」とも言えず、喉の奥からひねり出したかのような、言葉にもならない、声にすらならない音を上げていた。 溢れた涙は、右側だけ赤く染まって色白の肌を流れた。冷や汗だったものが脂汗に変わる。床を今までにないくらいに引っ掻いて、爪を立てて痛みに耐えようとした。焦点も合わず、母が今どのような顔をしていたのかも分からなかった。そして、また今までとは違うような音と共に、今までと違う感覚をおぼえた。それと同時に、視界が暗転した。   (2022/6/22 23:23:54)

平島 和「やまと……わたしのかわいいこ……」なんて声までもが空目だとは流石に思えない。「しあわせを、わけてちょうだい」 口の端が気持ち悪い程に吊り上がっていた。自分は何も言えなかった。 まるで何かに縛られたかのように動けなかった。冷や汗が噴き出しては垂れた。母はその握りしめたハサミを、我が息子に刃を向けたハサミ を、振りかぶった。そして、それを自分の視界の右寄りに向かって振り降ろしてきた。自分…そう、和にとっては、そこからの記憶がない。しかしその当時の、意識を手放す前までの和が語ってくれるだろう。いや、 もしかしたら、現在を生きる和…自分も、覚えているかもしれない。あまりの恐怖に、覚えていないと言って逃げているだけかもしれない。   (2022/6/22 23:23:42)

平島 和母は唐突に、「今、和は幸せ?」と聞いた。まだ小学生だった自分は、よく分からなかった。「幸せ?」という質問は母にとって、かなりの分岐点だったというのは、今なら分かる。でも、当時の自分にはそれが分からなかった。「しあわせって、なに?」と聞くのは流石にしなかった。しなかったと言うよりできなかった。だから、「しあわせだよ」と 答えた。すると、母は不気味に笑った。「幸せなら、いいよね」なんで 声が聞こえた気がした。 空耳だったかもしれない。とても、怖かったから。まだ雷の方がマシだと思えるくらいには。母は思い立ったようにハサミを持ち、こちらに刃を向けてきた。何をされるか分かったようでまだ分からない自分は、漠然とした恐怖でひどく震えながら、母に背を向けないまま這いずって逃げようとした。恐ろしくて立つことさえできなかった。そのままずるずるとじりじりと、背中が壁に当たるまでに追い詰められてしまった。   (2022/6/22 23:23:26)

平島 和怒声が度々聞こえると思ったら、両親 が親しげに話すこともするすると消え、いつの間にか家には自分と父しかいなかった。それでも、母は月に1度だけ、家に来ては一緒に遊んでくれていた。そんな生活を1年か2年程続けていた頃だった。いつもは何があるか分からないと言って傍にいた父が不在だった。どうやらどちらかが日を間違えていたのだろう。母はそれでも気にした様子はなく、我が息子と遊ぼうと家に入った。自分も特に気にしていなかった。その日も、いつものように遊べると思っていた。 雨が降っていたので、室内で遊んでいた。カーテンは母に閉められた。雪が鳴ったら光った時に怖いでしょう、と言って。確かにそうだと納得してしまった。その日は工作をしていた。ハサミを使って牛乳パックを切ったり、色紙を好きな形に切ったりしていたのだ。母はそんな自分を愛おしげに見つめていた。   (2022/6/22 23:22:30)


更新時刻 12:46:53 | 過去ログ | ルーム管理 | 文字サイズ変更 初期値 縮小- 拡大+
新着発言の通知音を
有効にするために
画面をクリックして下さい