ルーム紹介
ひっそり暗がりで生きるだけ。
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おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が退室しました。  (2023/4/18 16:55:38)

輟 / G.「 ここは、私と貴女のために用意された席。堅苦しいのは苦手ですし、どうか気にせずお好きに話してください。確かにそれは、事実ですから 」( ふと、ほんの僅か。確かに、人間らしさと妬みの色が見えて安堵するように笑ってしまったのは、きっとこの場にそぐわない行為なのだろう。彼女は金糸雀と自分を称する割に、まだ人間らしい感情を持ち合わせているように見えるものだから。人形を相手にしていないと、愚かにもそう思えてしまう。目の前の彼女が人間であるというのなら。好きに言われても構わないし、そう言われても致し方ないのだろうから、別にそのことについては何とも思っていない。きっと、甘ったれた考えだというのは、傍から見ても一目瞭然なのだろうから。その指摘を、笑って受け流す他ないのだ。何も畏まって謝られる筋合いはない。正当なことを言っているに過ぎないことを、糾弾する気など全くなかった。きゅっと、縮こまった手が少し可哀想だと思うが、それもまた、指摘される方があれだろう。 )   (2023/4/18 16:55:33)

輟 / G.「 ……、何とも、聡いお方で。断頭台に並ぶ真っ赤な真っ赤な四つの首。それをただ、私は見たくないだけ。貴女は優しいと仰ったが、ただ私は我儘なだけなのですよ 」( 意識が戻される。あれがしたい、これがしたい。けれどあれは嫌でこれも嫌。リスクは冒したくないが自分の好きなようにしたい。大層甘えた考えだ。 笑えるだろう。目の前の彼女と違って、やろうと思えば簡単にその檻を壊せるはずなのに。小さく、息を吐いた。首に課せられた真っ赤な真っ赤な首輪を引きちぎるには、己の心は弱過ぎる。「 時に。貴女は、死こそが救いであり自由になるための唯一の手段と、考えたことはありますか? 」ティーカップに革手袋に包まれた手を伸ばす。食器が触れ合う音はひとつも立てず、持ち上げた美しい装飾の施されたカップの縁に口をつけ、少し冷めてしまったから紅茶で喉を湿らせる。目の前の幾つか年下の少女が果たして何を考えているのか。それは全く分かりそうにはないし、理解しようとするのもきっと烏滸がましい話なのだろう。だからそっと、その言葉を聞いても笑うだけ。苦笑じみた作り笑顔と、教えこまれた通りの位置にある手。姿勢。)   (2023/4/18 16:55:20)

輟 / G.「 そうでなければ、この縁談話を受けるはずが無い 」( 突然の話題。金糸雀、だなんて聞き覚えのある言葉に耳を傾けている内に、言いたいことがほんの少し。ミリ程度かもしれないが理解出来たような気がして嘆息してしまう。女性は特に、その環境に囲まれてしまう。蝶よ花よと愛でられるが、それは全て家のために。発展のために。彼女ら自身が道具となり、愛玩になり、そして風切羽は切り落とされて、慣らされて、そうして家に“ 飼われて ”いくのだ。結局我らはその価値を見出して、ピッタリ合うものを家のために探し出しているに過ぎない。目の前の彼女は、丁重に扱われているが、それも全ては大事に大事に編まれた籠の中で。そしてその鍵を今、手渡されるか否かのところに居る。嗚呼、考えるだけで気分が悪くなるような話だ。きっと平常のギルバートであれば、顔を青白く染めていたことだろう。けれど、今ここで分厚い皮を被っているからそんなことができる訳もなく。ただただ淡々と言葉を落として、彼女が視線を向けた先────、自由であり溢れている世界に同じく少しばかり視線を向けた。彼女はきっと、あの中にいることは出来ない。───────比べてオレは。)   (2023/4/18 16:54:45)

輟 / G.( 人の考えを見ることが出来るほどの人間なら、きっと彼女が何を求めているか分かるはずなのに。ギルバートにはそんなものを持ち合わせているはずもなくて、この華やかな空間の心の中で困り果てていた。ギルバートのことを少しは気を遣われてしまったのかもしれないし、そうでは無いのかもしれない。けれど、あの発言は確かに今のギルバートをピタリと言い当てているかのような言葉で。願ってやまない言葉で。それほどまでに分かりやすい行為をした自覚は無いが、聡い彼女には伝わってしまったのかもしれないと思わせるには十分だった。何とも恥ずかしい話だ。作られた笑顔の奥で、確かにギルバートは戦いている。彼女がどんな存在か。図りかねている。)「 ……貴族というものは、そういうものでしょうから。他人の所有物を我がものにせんと、それだけのために頭を働かす。ああ、無論例外だってありますよ。だとしても、多くはそれに力を注ぐものです 」「 私とて、その一人。決して、貴女の言う優しい人などではありません 」   (2023/4/18 16:54:29)

おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/4/18 16:53:49)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が退室しました。  (2023/4/5 09:18:02)

さ / L( 瞬間覗き見ただけで心臓が締め付けられるほどに、逃げたいと、壊してしまいたいと悲鳴をあげている心を閉じ込めて。それなのに、鍵をかけて見ないふりをすることもあなたはきっと出来ていない。────逃げようと思えば、逃げられるくせに。) ( 囁いた言葉に、ほんの少しだけ悪意がなかったと言えば嘘になる。水を滴らせる樹木や花々への嫉妬を、そのまま彼へ向けてしまったのだもの。意図せず吐き出した毒があなたに届いて、ようやく私は私の言ったことに動揺をおぼえた。彼は冗談にしようと、優しさで突き放すように笑ったというのに、どうしてこんな余計なことを。「 …………失言を致しました。お許しください。」そう謝罪して、口を噤んだ。膝に並べた指先は氷を通り越して感覚がなく、握り合わせても意味などない。)   (2023/4/5 09:17:53)

さ / L「 ……あなたを縛っているものはその名前ではなく、あなたご自身ですのに。」   (2023/4/5 09:17:41)

さ / L( 否が応でも、耳に入ってくるものだ。縁談話が次々と来ては縁を結ぶのに相応しくない──つまりはファーレンハイト家にメリットがない──と断っていることを。滅多に夜会に出ず、出たとしても常に付き人か父が傍にいることから『 籠の鳥 』と揶揄されていることを。それは決して、良い意味だけを含むものではない。 ) ( 既に飼い慣らされている鳥は、人間へ反抗しないから。慣らし躾ける手間が省ける。) 「 ギルバート様。」「 ギルバート様は、大変にお優しいかたですね。」( 窓ガラスに遮られた向こう、雨足はいっこうに弱まらず。ガラスに跳ね除けられ伝い落ちていく雫の描く軌跡に、羨望を滲ませる。私は、恐らく彼も、〝 雨に濡れたい 〟と恋焦がれたところで到底叶わない場所にいるのだ。)    (2023/4/5 09:17:33)

さ / L( 冗談と切り捨てようとするギルバート様へ曖昧に微笑み、合わせた時と同様に緩慢な動作で視線を外す。部屋の音を漏らさないであろう分厚く思い扉。靴の爪先が柔らかく沈む、真綿のような絨毯。豪奢に飾られた煌びやかなシャンデリア。そして、厳重に外界から隔絶された窓。) 「 ──────金糸雀って、ご存知でいらっしゃいますか。ギルバート様。」( 脈絡のない発言に、突然何を、と思うかもしれない。それで良かった。他人の真意など分からない方が幸せなのだから。) 「 20グラムほどしかない小さな愛玩鳥。飼うことは簡単で、一度人に慣れてしまった個体は二度と野生で生きられないとも言われます。羽は非常に綺麗な色をしているのですけれど、野生の種は意外なほどに暗い色合いをしているんですって…………。」「 …………あなたが先程仰った私の価値も、あくまでそういうものでしかありませんわ。」「 〝 他人の所有物 〟は、不思議と魅力的に映るものでしょう? 」( 『 聡く、教養の深い美しき令嬢である貴女にみな夢中で──── 』だ、なんて。彼の並べた台詞を反芻しては、思わず身を竦めるように笑ってしまう。)   (2023/4/5 09:17:26)

さ / L( ─────なんて、馬鹿なことをしているのだろう、と。こんなふうに囁いてみても、父や周りの人間にとっては仔猫の爪痕にすら届かないのに。ただ、向けられた言葉に対して反射的に返事をしているような青年の、雁字搦めになった鎖を解いてはあげられないのに。これは何にもできないお人形さんが、自分の立場すら弁えず詭弁を弄しているに過ぎない。 『 お断り致しましょうか 』のその一文を音とした、たったそれだけのことで、私の指はひんやりと色をなくして、みっともなく震えてすらいる。声は乱れていないでしょうか。他人の心内を垣間見るという罪深き行為への恐れを、あなたに悟られてはいないでしょうか。もし気付かれてしまったのなら、きっと彼に気を遣わせてしまうでしょうから、私のことは意図の読めない女だとでも思っていただければ良いのだけれど。)    (2023/4/5 09:16:47)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2023/4/5 09:15:44)

おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が退室しました。  (2023/3/25 08:47:25)

輟 / G.( 『 道具 』には、なりたくない。逃げて、逃げて逃げてどこか遠くの地で、自由を謳歌して死んでいけたらと夢想さえしてしまうほどに。しかし、『 道具 』。なりたくないと拒むそれは、ある意味もうギルバートに当てはまってしまっている。そうだ、当てはまってしまっているのだ。自分にはもう既に、“ 赤い首輪がはめられている ”。笑う。くすくすと、小さく秘めた笑みさえ零して、目の前の少女に柔らかなアンバーが向く。いつだって、貴族めいた男は優しく笑っている。そして、彼女が何を考えようとも関係ないと言わんばかりに、優しく優しく、それでいて強引に発した言葉に幾重もの感情を包ませながらも、“ 冗談 ”として受け流した。)   (2023/3/25 08:47:15)

輟 / G.( 今回の相手は、父もやけに乗り気だった。宰相の娘。令嬢としての礼儀作法は十分。寸分狂わず、完璧なまでに作り上げられた彼女。父のお眼鏡には十分適っている。きっと、父はこのまま婚約を成立させるつもりだろうことは容易に想像出来て、その事実がまたギルバートの心を重くさせていく。 ──────ぱちり。ぐるぐると回る思考の中。初めて、グレイと目が合って。ほんの一瞬。ゼロコンマ数秒という極わずかな時間。不思議そうに一回だけ、瞬きをしてしまった。美しくて、硝子細工めいた初めて真正面から向き合うそれは、何も彼女を透かしてくれやしない。というのに、何故だろう。その目に引かれて、己のアンバーを逸らすことが出来なかった。加えて、この空間でよくよく耳を澄まさねば聞こえない小さな囁きは、確かにギルバートの心を揺さぶるのに十分すぎるものだった。一瞬、点コンマの考えは、乱されていく。 )「 ご冗談を。私が、軍閥・アーバスノット家の次期当主であることを、お忘れで? 」( 押し込めた本心が、悲鳴を上げる。それは、まるで今のギルバートの心を丸ごと読んだかのような言葉だった。今のギルバートには凶器にさえ思えてくる言葉だった。)   (2023/3/25 08:46:43)

輟 / G.「 それを言うならば。私こそ、身に余る話ですよ。リーゼロッテ嬢と話してみたいと思う方は多くいらっしゃいますから。聡く、教養の深い美しき令嬢である貴女にみな夢中で、夜会にいつ来られるのか、縁談を、と考える人も多いものです 」( この話は本当。彼女の噂はよく耳にするし、色々な家が彼女との見合い話を設けようとしていることも知っている。特に、彼女の礼儀作法は今まで出会ったどのご令嬢たちよりも美しい。茶菓子を口にするその瞬間でさえも、噂されている理由がわかってしまうほどに綺麗で、けれど。ギルバートからは、計算されたプログラムのようだ、とさえも思えてしまった。そして、それは己も同じである。計算し尽くして、今ここにいる。左頬にあるダイアモンドの刻印が消えない限り、ギルバートはその計算を止めることはできない。いつまでも、アーバスノットという名は着いて回る。自由を手にしたかっただけ。たったそれだけなのに、それさえも出来ないから。やろうと思えばできる。けれど、それは一家を処刑に追い込むもので、決断できるほどギルバートは強くない。だから結局、こうして見合いさえも断れずにいる。)   (2023/3/25 08:45:52)

輟 / G.( 傍から見れば、華やかな空間なのだと思う。目の前に座るのはか弱くも美しい深窓の令嬢。見合いの会場となった貴族の屋敷の一室であるここは、調度品全てが高級品であり、ティーカップでさえも並大抵の平民には手が出せるような代物でもない。華厳な装飾の施されたテーブルの上には、計算された美しさを保つ紅茶に合うスイーツが並べられている。彩りさえも完璧な空間で、あとは何が足りないのかといえば当の本人たちの気持ちくらいではないだろうか。ギルバートは上辺だけの人間だ。幼い頃から叩き込まれたあれこれを使って“ 貴族ぶっている ”だけに過ぎない。整えられた口調。ミリ単位で気を使う表情。仕草。どれも本当のギルバートでは無い。それと同時に、今回の相手も人形染みた様子を伺えてしまう様な気がする。そこに彼女の意思は存在しなく、無機質めいていて。淡々と、頬も赤くすることなく、鈴を転がすような甘く可憐な声を時々聞かせてくれるだけ。そうは思ってもいないだろうお世辞でさえも、何の感情も込められていない。よく言えば、媚びてこない。本当に、ギルバートが今まで出会ったことのない少女だった。だからこそ、どうするべきか分からない。 )   (2023/3/25 08:44:05)

おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/3/25 08:43:12)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が退室しました。  (2023/3/21 05:48:41)

さ / L「 ────……、 」( 逡巡は一呼吸の中に押し込んで、さらり、落ちてきた髪を耳に掛けながら唇を震わせる。) 「 …………もし、」「 もし、お嫌なら、このお話は私の方でお断り致しましょうか。」( 二人の間でようやく聞こえる、小さな小さな囁き。ゆっっくりと、視線を上向けて。ようやく、アンバーとグレイは重なった。)「 ────────まだ、〝 道具 〟にはなりたくないのでしょう? 」( 『 自由になりたい 』。 絡んだ思考が伝えてくる感情をそのまま言の葉に流す。王子様を纏った青年が自分と似て非なる情を抱えていることに驚きながら、決してそれを悟らせぬように。これは飼い猫の、ちょっとした悪戯と好奇心。)   (2023/3/21 05:48:25)

さ / L「 ギルバート様は軍にお勤めでしたものね。けれど、きっと声をかけたくてもしり込みしてしまってかけられない、そんな人もおりますわ。……抜け駆けしてしまうみたいで、何だか気が引けてしまいます。」( 勧められた茶菓子を放置するのも失礼で、紅茶で湿らせたばかりだと言うのに妙にカラカラになった喉へ、無理やりに押し込んで微笑む。味なんかわかりっこない。土のような感触に不快さを覚えるばかりだった。) ( 上辺だけの会話、表層を攫うかのごとき貼り付けた笑み。紅茶もマカロンも、どんなに美しくきらめいたところで価値なんかない。それは、でも、私も同じ。最高級の櫛で髪を梳られ、一流のデザイナーが作ったオーダーメイドに身を包んで、毛先から爪先まで完璧に仕立てあげたところで、私には〝 装飾品 〟以外の価値は生まれない。ファーレンハイト家の名を広めるための名札、看板。この縁談は私が何と言おうが成立してしまうだろう。だったら、借りてきた猫をお上品に演じる必要なんて、ないのかもしれない。)   (2023/3/21 05:48:10)

さ / L( 会話は、貴族の令息と令嬢同士としてはつづがなく、婚約を控えた男女にしては随分と淡白に行われた。頬のひとつでも染めて見せれば説得力があるというのに、私は色恋に掛けては不器用で、恥じらいの真似事すら出来やしない。それが原因か、はたまたまったく違う事柄に気を取られているのかは分からないけれど、盗み見たギルバート様の甘やかな瞳には憂いが、愁いがあった。 あぁ嫌だ、早く逃げたい──────そんな、掃き溜めみたいな黒々い感情の末端を掴みかけては、振り払うように俯いた。) ( さっさと視てしまった方が話は早く終わる。理性は冷たく事実だけを囁いて、聞かないふり見ないふりをするには、私は情が薄すぎた。成長と同時に吸収した常識と、命じられた『 上手くやれ 』の二律背反。身体を両側から引っ張られるような感覚に、肺がぎりぎり傷んだ。) ( 彼の非の打ち所のない台詞は右から左へ流されていって、雨音に紛れてぼやけてしまう。「 …………あら、お世辞がお上手ですわね。」と、思ってもない言葉を吐いたけれど、それはお互い様かしら。)   (2023/3/21 05:47:59)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2023/3/21 05:47:44)

おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が退室しました。  (2023/3/20 01:03:38)

輟 / G.(( おやすみ〜!ゆっくり休んでね……👍   (2023/3/20 01:03:33)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が退室しました。  (2023/3/20 00:59:10)

さ / L(( はぁい!!お付き合いありがとうございました!!おやすみ~!!🙌🙌   (2023/3/20 00:59:07)

輟 / G.(( 了解!じゃあまたお暇な日に連絡してくれたら飛びつくし置きロルの返信きても飛びつくね……️💪✨とりあえず今日は長くまでありがとう、おやすみ〜!   (2023/3/20 00:57:13)

さ / L(( 時間空きそうな日あったらまた連絡する~~!!!🙌ので、それまで置きロルでお願いします🙏 / じゃあ今日は一旦この辺りで……!!   (2023/3/20 00:54:40)

輟 / G.(( 大丈夫だよ〜〜!とりあえず続きかけたら置いてく感じで、また時間合う日はこういう感じでやりたいね……😌✨   (2023/3/20 00:52:01)

さ / L(( とりあえず返信お預かりして、続き書けたら置く感じでいかがでしょうか……!!( また更新忘れた人 )   (2023/3/20 00:49:27)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2023/3/20 00:47:54)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さ / Lさんが自動退室しました。  (2023/3/20 00:47:31)

輟 / G.( ギルバートが家から逃げないようにするためである。父にとって、見合い相手など道具でしかないのだ。その思考が嫌で、自由になれないのが嫌で、けれどそれは悟られてはいけない。故に、ギルバートはいつだって厚い、表情という仮面を貼り付けて笑っている。この中身を知れば、一体目の前のお嬢様は、一体どう思うのだろうか。そんな思考ばかりがぐるぐると頭の中で駆け巡って、もはや早くも席を立ちたくて仕方がなかった。 )   (2023/3/20 00:46:01)

輟 / G.「 こちらこそ、稀に見ぬ素敵なお嬢様との縁談だと父が喜んでおりましたから、きっと早く話が進んだのでしょう。────それに。引く手数多、だなんてとんでもない。仕事に明け暮れた結果、こうして行き遅れてしまった私に縁談話などあまり無いのです。一、二年程前ならそういった機会は時折あったのですがね 」( これは少し言い過ぎただろうか、と口にしてから思うものの嘘のようで本当である。ある意味行き遅れ、と言っていい年齢に未だに縁談話は来るものの、若い頃にばっさりと多くの縁談話を仕事を盾に断り続けた結果、 “ 昔よりかは ”確かに減っている。目の前でゆっくりとティーカップに口付ける彼女が、残った中でも有用だと親に判断されたうちの一人であっただけ。 「 良ければ、紅茶のお供にマカロンもどうぞ 」だなんて、ぐちゃぐちゃな心内を隠すように言葉を並べて、サーブされていた美しく並べられたマカロンの乗った皿をそっと相手の方へと押しやりながら、本心は全く別の思いを吐き続けていた。家に縛られる縁談など受けたくない、自由でいたい、と。父がしつこく見合い話をつけるのは、家の繁栄だけではない。 )   (2023/3/20 00:45:44)

輟 / G.( 目線を上げれば、上手く躱される。未だにそのグレイとは目が合ったことはないのは、彼女がギルバートと意図的に必要以上の接触をしないようにしているからだ。緊張からか、人と接するのが苦手なのか。その意図まではギルバートには見抜けない。分かるのは、きっと家からの強制なのだろうこと。アーバスノットの地位を、しかも当主の本妻を得られることはその家の地位の向上にあからさまな程に直結する。ほぼ十割家柄欲しさの親からの強制だ。まるでギルバートさえも道具として見られているかのような、この何度も見た流れにうんざりするのは当然だ。しかも、ここで身を固めてしまえば馬鹿みたいな、ほんの小さな希望の欠片が失われてしまうのだから余計乗り気になれるわけも無い。それでも、弱音も本性もさらけ出す訳にはいかないから。寸分狂わず美しいとされる角度をつけて表情を変えて、変えて、笑う。巷では王子様、とさえ呼ばれるらしいが、こんな作り物に王子様もクソも無いだろうとは思う。だがそれが望まれたことなのだから、仕方ない。例え、結果として相手の吐息に別の感情が混ぜられていたとしても、わざとその意味を意識の外に放っておく。 )   (2023/3/20 00:45:02)

輟 / G.(( 分かる。めちゃくちゃ分かる。まだ行けるだろと思ってたら落ちてて目を疑ったよね……   (2023/3/20 00:22:46)

さ / L(( 何分で無言退室するんだろうな30分だったっけ??って考えてたらしてました、25分だった   (2023/3/20 00:22:02)

輟 / G.(( びっくりした……そうだった無言退室忘れてた……!!!!   (2023/3/20 00:20:52)

おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/3/20 00:20:27)

さ / L(( 通知~~~~~!!!( ばか )   (2023/3/20 00:20:05)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、輟 / G.さんが自動退室しました。  (2023/3/20 00:19:38)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2023/3/20 00:19:38)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さ / Lさんが自動退室しました。  (2023/3/20 00:18:14)

輟 / G.(( 把握!むしろお付き合いしていただけただけでめちゃくちゃ嬉しいからほんとにありがとう……👏💕あれだったら途中で落ちてても大丈夫だから、ゆっくり寝るんだよ……😴   (2023/3/19 23:54:34)

さ / L(( 次の返信もらったらロルお持ち帰りしようかな……! 早くてごめんね───😢😢   (2023/3/19 23:51:55)

さ / L( …………あぁ、こうして、気を抜くとすぐに推理小説のような思考をしてしまうことは、私の欠点です。言葉はうまく手繰れないわりに、頭だけはよく回る。一人きりではないのに、沈黙を与えてしまう。これじゃあ印象も悪くなってしまいます。私は取り繕うように「 ギルバート様なら、引く手数多でしょう? 」と口ずさんで、やや冷めかけたストレートティーで唇を濡らした。)   (2023/3/19 23:47:11)

さ / L( 『 緊張している 』と言うわりにどこまでも完璧で、言葉と身体がまるで別々の人間みたい。裏が読めないことに僅かながら恐怖すると同時、彼の内心は知りたくないものだと、その整った容姿を避けるようにより一層睫毛を伏せた。 ) 「 それは、失礼致しました。 …………実を言いますと、私も先日父から聞いたばかりで。きっと、お話を請けてくださったことが嬉しくて、気が変わらないうちにと思ったのでしょうね。」( そう、淡く微笑んで首を傾ける。実際私の父が早く話を固めてしまいたいと思っただろうことは事実で、彼の容貌と家柄はいくらでも婚約相手を選べる環境にある。彼の年齢は確か27歳、適齢期にしては少し遅い。それでも見合い話は雨あられと降ってくるはず、早く進めなければせっかくのチャンスを棒に振ることになる。)   (2023/3/19 23:47:09)

さ / L( 沈みかけの夕陽に似た瞳がこちらを向くのに合わせ、私は視線を外す。何度か繰り返せば不自然に思えるその動作も、この状況では緊張からか羞恥からか顔を見ることができないのだと勘違いしてくれるはずだった。余計なことは知らない方がいい。この見合い話を最終的に承諾するかは彼次第に違いないのだ、制御の上手く出来ない魔法でこの貴族然とした青年の内心を盗み見ることは、あまりに不実で、あまりに無益なことでしょう?  『 上手くやれ 』と言いつけられてはいるけれど、それ故に争いの種は不用意に撒かない方が懸命だ。) ( さりげなく覗いたギルバート様の表情は、柔らかな笑みを浮かべている。私が見ていない時も、私を見ていない時も、寸分違わぬ〝 完璧な笑み 〟。立ち居振る舞いも、受け答えも、眉をひそめた苦笑いですら、咎めるところのない貴族そのもの。まるで絵本に描かれた王子様みたいだ、と。頬を染めながら噂する令嬢たちの言葉の意味を理解しつつ、────むしろ恐ろしいくらいだわと、薄い吐息に情を混ぜた。)   (2023/3/19 23:46:55)

さ / L(( めっっっちゃ気使ってる~~~~!!とテンションが上がっております、まったく問題ない!大丈夫!   (2023/3/19 23:05:53)

輟 / G.(( とりあえずこんな感じですが大丈夫かな!?久々すぎて不安が大きい……何かあったら色々言ってくれたら助かる🥲   (2023/3/19 22:59:19)

輟 / G.( いつもの口調は封印し、表向きの言葉を。父は、ギルバートの軽薄な口調を公の場では良しとしない。堅苦しくて、自分が自分でない感覚がして吐き気さえ覚えるが、それを曝け出すほど幼稚な真似はしない。けれど相手にどう映っているか、なんて考えていられるほど余裕があるわけではないから、せっかくの話題を広げる方に考えをシフトする。相手の動向を見守りながら、じっと、返答と共に契機を待っていた。 )   (2023/3/19 22:57:24)

輟 / G.( 緊張しているのか、全く視線の合わない彼女を気遣うように顔は意図的に笑みを象って。けれど貴族の品格は全く落とさぬようにほんの指先にまで気を使って。いつの間にか二人だけになっていた空間で、どうしようかと考えていた。どうやら、彼女は内気な性格なのかグイグイと強引に来るようなタイプでは無いらしい。ご令嬢というのは、気が強い女性も多いからかその話に基本合わせていたギルバートからしてみれば、どうすればいいか分からない相手だった。 )「……ああ、紅茶ならよく嗜むので嫌いではありませんよ。しかし、突然の見合い話でしたから、心の準備が出来ておらず。恥ずかしながら、緊張で喉に何も通らないのです 」( ぱちり。突然の、消え入りそうな声はギルバートを思考の波から引っ張りあげる。その声に従って目線を落とせば、確かに中身が全く減っていないティーカップがある。何かと考えていたせいで忘れていたそれを、今慌てて飲むには遅いだろう。眉の角度を少し下げ、口元をゆたりと引き上げる。白革の手袋に包まれた手を顎に添え完璧に苦笑を作り上げて、これは困った、と言葉を添えた。 )   (2023/3/19 22:57:08)

輟 / G.( 空は、まるで今のギルバートの心をそっくりそのまま映したかのようにどんよりとした雲が広がり、涙を降らせている。ギルバートは、この国の中でも高位な貴族の家に生まれ落ちた。故に、この見合いも元から定められたものなのだろう。しかし、心の内で自由を求めて慟哭する性は、日に日に大きくなるばかり。結局、いつもは着ないような、それこそ晴れ着とも言える着慣れない正装を見に包んで尚、表面上は完璧に取り繕いながらもどんより沈みこんだ気持ちを抱えていた。ゆっくりと、視線を見合い相手に移す。艶めいたアイリス、長い睫毛に縁取られた目に嵌められたグレイ、白妙の肌、どれも全て作り物めいたビスクドールのような彼女は、アーバスノット家よりいくらか低い身分のご令嬢だという。そういった身分のものであれば、狭い社交界の中で何度か挨拶したことがある、というのが普通である。しかし、彼女だけはギルバートの記憶の中に存在はしなかった。ギルバートの身分上、滅多に無い事例に心の奥底では動揺しつつも、家族』が受けたお見合い話に否を突きつけることも出来ず、今ここに居る。 )   (2023/3/19 22:56:24)

輟 / G.(( 絶対可愛いだろうなとは思ってたんだけど予想以上に可愛くて頭溶けそうだな……🤔訪問了解です!!自分はさっちゃんの炉留は読みやすくてめちゃくちゃ好きなのだけど、こちらこそ結構久々に炉留打つから何かあったら言ってくれたら助かる……😌   (2023/3/19 22:24:57)

さ / L(( たぶんぎるばとくんの方が階級的に上な気がしたから、こちらから訪問しました😌 ロル書くの久しぶりだから何か不具合あったら言ってくださいまし……🙏   (2023/3/19 22:20:27)

さ / L( ……とは言え、相手があのダイアモンド、ギルバート・アーバスノットであると知って、驚かないわけもなかった。だって、アーバスノット家と言えば名門中の名門。更に跡取りであるギルバートの、その特徴的な容姿と人当たりの良い性格は社交界でも有名で、特に年頃の令嬢にとっては憧れの存在だ。そんな彼がいったいどうしてこの話を承諾したのか、私は正直内心を疑ってしまっている。) 「 ……………………。」( 私たち二人を引き合わせああだこうだと話した後に、私の父親と彼のお父様は『 話があるから 』と部屋を出ていってしまった。話す事柄もなく、ただ雨音ばかりが続く部屋は何だかじめじめとしていて、息が詰まるようだ。レースブラウスの袖と紺色のコルセットスカートとを指先で手慰みながら、〝 出来る限り相手と目を合わせないように 〟、話題を探して視線をふらふらさ迷わせる。)「 …………………あの、紅茶、お嫌いですか。ギルバート様。」( 選んだ言葉は、彼の目の前に置かれた中身の減っていないティーカップについて。水音に紛れてしまうくらい、小さな声。)   (2023/3/19 22:19:37)

さ / L( ────雨は、嫌いではありません。さぁさぁと鳴る音に耳を澄ましていれば、余計なことを考えずにいられる。照りつける太陽は肌を焼くけれど、雨は人を傷付けない。目を瞑り、身を委ねたくなるのを振り払うように、私は幾筋も水滴の走る窓から目を逸らした。) 「 ……。」( 沈黙。真正面に腰掛ける青年のオレンジ色を、僅かに霞んだアンバーを、彼の着込んだ窮屈そうな衣装を眺め、そのまま行儀よく膝の上に並べた自身の指先に視線を落とす。) ( 見合いは、非常に急だった。『 良い家が見つかった 』と父親に知らされたのはつい昨日の話で、相手がどこの誰かというもっとも大事な情報ですら、馬車を降り邸宅を目にしてようやく知る始末。私を嫁がせる相手探しを本格的に始めたことは知っていたから、心の準備は出来ていたけれど。)   (2023/3/19 22:19:35)

輟 / G.(( うーん、そうだな……。特に指定はないから、描写のしやすい方でお願いしたいかな🤔   (2023/3/19 21:58:45)

さ / L(( そうだ、どっちの屋敷で見合いしてるとか希望ある??   (2023/3/19 21:54:39)

輟 / G.(( あいらぶゆ待ってます────🤟   (2023/3/19 21:37:51)

さ / L(( 出だし書いてきま────🤞   (2023/3/19 21:36:52)

おしらせさ / Lさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2023/3/19 21:36:33)

おしらせ輟 / G.さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/3/19 21:34:22)

おしらせさ/ Cさん(Android 133.106.***.59)が退室しました。  (2022/4/12 07:22:28)

さ/ C(( めちゃくちゃお待たせ致しました…………………………………🙏🙏🙏   (2022/4/12 07:22:22)

さ/ C「 自分を虐げる奴らから距離をとるのは、当たり前のことじゃないかな。」   (2022/4/12 07:22:03)

さ/ C煙を纏ったあなたは頭も察しも良いから、言外に含んだ意味くらい手に取るようにわかるだろう。良い悪い、正義悪。そんな話はこれ以上続けちゃあいけない。スタンスと思想の違いは、戦争を産むんだから。先生のことは好きだけど、言葉の全てに同意はできない。こんな廃れた埃臭い場所で禅問答をしたくはないよね。にこり。張り付けた笑みはどこまでも仮面。『 家に帰りたくない理由を 』と先生は問う。こちらは想定された門答。淡々とした口調からは、裏に隠されたであろう真の意味は読み取れやしない。( ____あぁ、どうしたものか。) ( 馬鹿正直に全てを話してもいい。けど、この変なところで真面目な人間はそれをどう受け止めるだろうか? ) 見上げた諦観はそのままに、言葉の伝え方を模索する。隠すべき場所、誤魔化すべき場所。端から『 黙秘権 』を行使する気はさらさらない。前述した通り彼の興味は珍しい欲である。どんなものに対するものであれ、活かさないと言う選択肢はない。「 そう、そうだな。何故と言われりゃ簡単だ。」「 ____今日は嫌な奴らが家にいるから。父親が家に来ているから。」   (2022/4/12 07:21:59)

さ/ Cつい、と。視線は目の前に立ち、らしくもない説教を並べ立てる青年から外れる。見上げた空は埃を被ったビルとビルの間で四角く切り取られ、何だか作り物のように見えた。空って自由の象徴に例えられることが多いけれど、その分過酷で、言うほど広々とはしていないように思えるのだ。それは私が、空と自由に憎々しいくらいの憧れを抱いている故かもしれない。憧れてはいるけれど決して手は届かないから。『 気が狂うな。』なんて言葉に、反らした首をくいと縮めて。まぁでも確かに、なんて疑問を滲ませた吐息を落とす。この男、こんな風に自分の利にもならないことを、詰めるように追求する性格だったろうか。いつもいつも、こちらがぐいぐい距離を詰めても暖簾に腕押し、糠に釘。さらりと水に流してしまうと言うのに。「 うん、私はそういうの嫌いだな。『 何にも知らないくせに 』なんて言葉は、被害者面甚だしくてあんまり言いたくはないんだけどさ。でも敢えて言っちゃう。」「 最悪とか、だめだとか。それ、私が決めることだから____ね、先生? 」   (2022/4/12 07:21:44)

おしらせさ/ Cさん(Android 133.106.***.59)が入室しました♪  (2022/4/12 07:21:30)

おしらせ輟 / D.さん(iPhone au)が退室しました。  (2022/2/28 00:40:01)

輟 / D.(( 普段強くてその分少し弱い所を見たことは無かったのももちろん、前は同い年だったし自棄になったところ見た事なかったしね……めちゃくちゃデカいギャップに萌え死んでるよ😇😇ぐいぐいと彼に火がつき始めました────!!ほらたくさん話してね☺️☺️の気持ちの先生が来たよ✋   (2022/2/28 00:39:52)

輟 / D.( 困ったり、笑ったり、諦めたり。変に僅かとはいえ感情に富んだ彼女を見下ろす目は漣ひとつすら立たず静かのまま、悪びれる様子さえ無しにさり気なく嘘を混ぜ込んだ。気になることを目の前にして、気を遣うことなど己には無理な話である。そのせいで僅かとはいえ確かな防御体勢に出るというのなら、それくらいは利用されてやろう。之で、貴女が話すというのなら気にしないし寧ろお釣りが帰ってくるレベルでは無いだろうか。もしもその話を聞いて、失望することも無くさらなる何かを覚えたのならきっとそれは××で確定であろうな、なんてどこか他人事のような思考をしながらもじっと彼女の動向を伺う。可哀想に、こんな奴に目をつけられるなんて。そんな憐れみを確かに抱きながら、少女への詰問は止めない。)   (2022/2/28 00:35:38)

輟 / D.( ゆるりと小さく傾げられた首、僅かに淀む例え話、そこに隠されているであろう本音。その全てをしかと目にして耳にして、推察して、成程と小さく独り言る。 燻らせた煙で馬鹿にした頭は、それでもしっかりと今己がしたいことと抱いている気持ちを理解している。だからそれに従わないなんて話は無い、何故なら。己はそんなことで身を引けるほど出来た男でも無ければ真っ当な人間でも無いからだ。 )えぇ、貴女に喜んで貰えて何よりです。普通に過ごしているだけで興味を抱くなんてそんな出来た話、ひとつとしてあるわけないでしょう?それに、つまらないの一言に尽きる。なのでこうやって何かしらがあって初めて俺は興味が惹かれるんです。……では、まずひとつ。貴女の家に帰りたくない理由を聞かせてください。人様の家の事情に介入するなんてことは出来ればしたくはないんですけど、気になるので致し方ない話です。それにその話によってはもしかしたら、貴女の家に送り返す愚行もしないかもしれませんし。どうです?一応黙秘権というのもありますから使っても構いませんが。   (2022/2/28 00:35:33)

輟 / D.( 気付けば、底の見えぬ沼に嵌って抜け出そうと藻掻く暇無く追求しかしなくなる。人間、それを恋や情というのかもしれない。そしてそれは、一度持ってしまえば長く長く解決するか満足するその時まで続いていく。対象が変わって、もしも人間になったとしたらきっと愛が重いだのなんだの言われるであろうもの。へらりと笑ったかと思えば隠すように少女には似合わないとさえ思ってしまった冷徹さが見え隠れする様子はまるでもう入ってくるなと線引きされているかのようであった。けれどそんな彼女に己ができることはお生憎さまでしたという言葉を送ることだろうか。恨むのなら、興味を持たせるようなことをした彼女自身を恨めばいい。好きの真反対は無関心、というのはよくある話だが特にこれは己に当て嵌るものだ。もしも何も接点もなくて、あったとしても大勢の中の一人という位置づけであったのならきっとそんなことより我が身が大事だとさっさと帰っていた。それが出来なくなったのもきっと彼女のせいだ。今や、彼女の態度ではなく『彼女自身』を興味の対象にしてしまった。 )   (2022/2/28 00:34:51)

輟 / D.ええ、逃げること全ては否定しませんよ。逃げないで真正面から何事でも突っ込んでいく馬鹿も一定数いるみたいてすけど、人間そう上手く作られてはいないので、そうする必要はないとは思います。でもこの話が通じるの、“上手く自分の身を滅ぼさないように逃げること”限定なんですよ。こんなところに居てはダメだ。そう、ダメですね。けれどやはり逃げてしまう。そう、よく理解できました。では、その次は?逃げた後のこと、考えてます?この街は嫌に依存度も高ければその依存には危険が孕みます。賢い頭でそれを理解して尚、ここに居るのだから貴方のそれ、逃げの中でも最悪ですよ。……嗚呼、貴女の嫌いな大人の説教みたくなってしまいましたね。気が狂うな。( 言う気もなかった言葉はニコチンとタールで侵され始めた頭が回らなくなったのか、勝手に零れ落ちていく。こんなに長く語るつもりでも、こんなやけに帰れとせっつくような言葉も本当はかけるつもりは微塵として無かった。大多数に誤解されやすいが、興味を持てば一直線な己は他が見えなくなる。 )   (2022/2/28 00:33:50)

おしらせ輟 / D.さん(iPhone au)が入室しました♪  (2022/2/28 00:32:43)

おしらせさ / Cさん(Android 133.106.***.200)が退室しました。  (2022/2/23 07:05:26)

さ / C(( ま~~~~~~~普段が強いからな………ギャップもでかいだろうな………😇😇 わぁ暴走機関車だぁ~~~~~🥺🥺 ぐいぐい来てくれるとめでたく私もギャップで死にますね……🤔   (2022/2/23 07:05:21)


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