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おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2023/3/26 10:01:30) |
小野寺 | > | 小野寺 (2023/3/26 10:01:21) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2023/3/26 10:01:17) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が退室しました。 (2022/2/14 00:06:44) |
囮 | > | ほどよく脂ののった薄紅の身に、たっぷりと塩を染み込ませて、骨には注意しなくてはならないが、皮ごと頂く。うん、美味しい。 (2022/2/14 00:06:30) |
囮 | > | そんなこんなでぽちとたまにご飯をあげ、自分の朝御飯を用意して挨拶をする。いつも通りだ。しかも今日は塩鮭、私の好物だった。 (2022/2/14 00:04:23) |
囮 | > | 「いただきます」 (2022/2/14 00:02:13) |
囮 | > | 素足で歩く廊下は冷たいが目は覚めるし、気もしゃんとする。こんな時には案外よかったりするのだ。ここしばらくの不調による倦怠感は無くならないが、昨日よりは随分とましかも知れない。それは昨日の電話のおかげなのか、いや、それでは彼の言うコミュニケーション不足というのがあながち間違いではないということにはならないか。馬鹿馬鹿しい。 (2022/2/14 00:01:29) |
囮 | > | 起きてしまえば案外何もなく、ただ起きるのが嫌なだけだったのかと自嘲しながら、冷えた空気に身を縮めた。冬の朝は嫌に静かで自分が一人になってしまった気がするけれど、鳥は鳴いているしぽちもたまもいる。それに気づけなくなっていたなんて、随分おかしな話だ。 (2022/2/13 23:55:37) |
囮 | > | 丁度良いタイミングだと、重い体を起こし、軽く布団を片付ける。 (2022/2/13 23:51:23) |
囮 | > | 「すみません。今、朝御飯を用意しますからね」 (2022/2/13 23:49:43) |
囮 | > | とっとっとっ、と控えめに足音を鳴らし冬毛の、大変もふもふと愛らしいぽちくんがやってくる。何か感じるものがあるのか、私から少し離れたところでじっと、少し眉を下げた困っているような顔をしている。 (2022/2/13 23:49:01) |
囮 | > | 見慣れた和室の天井は今日も規則正しく木目をはしらせているし、ここ数ヵ月誰も訪れていない客間は当然静かだ。 (2022/2/13 23:45:51) |
囮 | > | 寝付きは良かったが朝が来ても気分は良くならない。早く、起きて日課をこなす方が良いとは思っているが中々体が動かない。窓から射す光は嫌味なほど輝いて見え、それが余計に起き上がるのを億劫にさせた。 (2022/2/13 23:43:07) |
囮 | > | 「ん、あと五分……」 (2022/2/13 23:40:37) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が入室しました♪ (2022/2/13 23:40:10) |
おしらせ | > | 1さん(New 3DS 112.69.***.184)が退室しました。 (2022/1/27 18:11:57) |
おしらせ | > | 1さん(New 3DS 112.69.***.184)が入室しました♪ (2022/1/27 18:11:45) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が退室しました。 (2022/1/18 23:27:19) |
囮 | > | もう、今日は寝てしまおうか。少し早いが何かをする気分にもなれない。幸い喉の調子は良いままだから困ることもない。きっと良く寝て、朝御飯に塩鮭を食べればどうでもよくなる。だったら、今日は諦めよう。誰だって暇じゃない。電話だって掛けるのは迷惑だろうし、そう自己完結してしまうのが一番楽だ。 (2022/1/18 23:22:11) |
囮 | > | それでも、彼らと出会えたことを嫌にはなりたくなくて、今日までずっと頑張ってきたつもりだった。友達が出来て、私は弱くなった。でも、それではいけない、私は誰かの一番ではないのだから。皆、今まで一緒に暮らしてきた家族やお隣さんが居て、私はぽっと出の遠い島。ずっとわかっていたことじゃないか。友達になれたことを感謝しなければ、裏切られようと無下にされようと、それは仕方の無いことだと諦めて傷付かないように誤魔化して。つい数百年前まで出来ていたことだのにおかしな話だ。 (2022/1/18 23:15:44) |
囮 | > | 考えれば考える程沼に嵌まるように、冷たい何かが心を浸していく。きっと昔はこんなこと無かっただろうに。こういう時は開国して、自分と同じ存在と話すようになり、仲良くなったり喧嘩をしたり、同じ時間を共有してきたことを後悔したくなってしまう。 (2022/1/18 23:08:16) |
囮 | > | 「どうしたものですかね」 (2022/1/18 23:04:13) |
囮 | > | この不調が始まったのは前回の世界会議の最終日だ。欧米諸国に東南アジアも参加したあれでコミュニケーション不足など、なるはずがない。感染症対策とはいえ、家に籠りながらも仕事の出来る現状の平穏は自分が常に求めてきたものなのだし、全て、足りている。 (2022/1/18 23:03:22) |
囮 | > | 国の状況が関係無いとすれば、自分個人の感情に由来するものだろう。病は気からというものだ。確かにそんな気分転換に電話は丁度良かったかも知れないが、それはあくまで気分転換に過ぎずここ最近の不調の原因ではないはずだ。 (2022/1/18 22:59:40) |
囮 | > | さすが、と言いたいところだが、もうひとつの、そうコミュニケーション不足とやらも肯定することになりそうで、直ぐに思考するのを止めた。 (2022/1/18 22:55:28) |
囮 | > | そんなことを考えている内に時間はたつ。即効果がでる薬など恐ろしくて飲めたものでは無いが(疲労がポンするあれを飲んでた時が可笑しかったのだ)プラシーボか思い込みか、実際に喉の違和感は減っていた。 (2022/1/18 22:53:34) |
囮 | > | 薬なのだから当然か、と思い出しおぼゆことは良薬口に苦し。まだ幼い体を持つ時に、言われたことだ。 (2022/1/18 22:50:25) |
囮 | > | 普段から、他の国々からは苦くて飲めないとよく言われる緑茶や抹茶を飲んでいるが、実のところ隣国の渋みや変わった風味を持つ茶はあまり得意ではなかった。 (2022/1/18 22:48:00) |
囮 | > | 「苦い……」 (2022/1/18 22:45:55) |
囮 | > | 乾燥物の瓶詰めを並べた木製の戸棚から、以前貰った薬草の瓶を取り出し、湯呑みと急須を用意する。教わったのは何世紀前のことだったか、そんなことはとうに忘れてしまったのに慣れた動きで、薄く色付き独特の匂いを放つそれは直ぐに出来てしまった。 (2022/1/18 22:45:37) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が入室しました♪ (2022/1/18 22:40:42) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が退室しました。 (2022/1/18 00:20:48) |
囮 | > | 欧州と違い必要以上に干渉して来なかった隣国。独特な鎖国の歴史。何にしても他国より一人には慣れているつもりだったのだが。 (2022/1/18 00:20:42) |
囮 | > | 欧州と違い必要以上に干渉して来なかった隣国。独特な鎖国という歴史。何にしても他国より一人には慣れているつもりだったのだが。 (2022/1/18 00:19:53) |
囮 | > | 溜め息を吐きたくなるような結果に肩を落とすが、のろのろと立ち上がり台所へ向かう。きっと彼の言うことが当たっているのだと感じるから嫌なのだ。 (2022/1/18 00:18:15) |
囮 | > | 「コミュニケーション不足って」 (2022/1/18 00:16:11) |
囮 | > | 本当に切られた。メッセージアプリの気の抜ける通話終了の音とともに手に持つ端末は何千キロの繋がりをたった。 (2022/1/18 00:15:54) |
囮 | > | 「本当あるよ、まあ喉に関しては釣り鐘人参の薬湯でも飲んどくよろし。美国でも何でも、リモートで良いから話せばいいある。我は暇じゃないからもう切るあるよ」 (2022/1/18 00:13:58) |
囮 | > | 「適当なこと言わないで下さい」 (2022/1/18 00:11:06) |
囮 | > | 「ん?あー、きっとコミュニケーション不足あるね。感染症対策は仕方がねーあるけど、もっと会話をするよろし」 (2022/1/18 00:10:36) |
囮 | > | 慌てて話題を反らすためにちょうど思い出した本題を持ち出す。 (2022/1/18 00:09:08) |
囮 | > | 「止めて下さいってば!そうです、結局この症状は何なんですか?」 (2022/1/18 00:08:35) |
囮 | > | 「まーあの時の方が可愛いげはあったかもしれねーある。ああ、今でもにーにと呼んでもいいあるよ。そう、あの頃は後ろをちょこちょこと着いてきて、初めて見るもの全てに目をキラキラさせていて、特に食い物には」 (2022/1/18 00:07:28) |
囮 | > | 唐突に話し始めたそれは遠い自分の記憶を呼び覚まし、恥ずかしさが込み上げる。現代でいうところの黒歴史であるそれは確かに身に覚えがあり、……あっ、駄目です。鎖国したい。 (2022/1/18 00:04:55) |
囮 | > | 「ちょっと、いつの時代の話ですか!?止めて下さい、記憶違いじゃあありませんか」 (2022/1/18 00:02:50) |
囮 | > | 「しょーがねーあるな。全く、昔っからおめーは変わらねえある。家に呼んでやってこっちから話しかけても全然反応しない癖に、帰り際には毎回まだ居るとぐずりだす。お前のどこが人に迷惑かけてねーあるか」 (2022/1/18 00:01:09) |
囮 | > | 「……あの、もう少し、電話をしていても良いですか?なんだか話していると、気分が楽になるのです」 (2022/1/17 23:58:07) |
囮 | > | 何も言えなかった。彼はこんなにも私のことを見ていたのだと、知っているつもりになっていた。でも、それ以上に嬉しくて仕方がない。先程までの喉の違和感も、心と呼ばれる部分の奥の方を滑る冷たい何かも、消えて無くなっているようだった。 (2022/1/17 23:56:29) |
囮 | > | 「お前は本当に馬鹿ある。さっきから我に頼れと言ってるあるよ。お前は人の敵意ばっかりに過敏で、……此方がなんて言っても受け流すばかり。もう少し、自惚れろ馬鹿者」 (2022/1/17 23:51:33) |
囮 | > | 善処する、等と口先ばかりの事は言えなかった。だから、これは自分に出来る精一杯の甘えと期待。もう殆ど居ないと言われた私より長く生きる彼になら気付いてくれるのではないかと、そう期待した。 (2022/1/17 23:47:08) |
囮 | > | 「ほんの少しの不調を私達が喚きたててはいけないでしょう。人の子の身には訳のわからず、明日どころか今日何が起こるかもわからない化け物なのですから」 (2022/1/17 23:43:47) |
囮 | > | 責める様な声に萎縮してしまうが、仕方の無いことだろう。全ての国が人を頼るのが得意というわけではないのだ。それを、少し羨ましく思うこともあれど自分は自分であり、どうしようもないのだと諦めて早数世紀。今更言われて直す気もない。 (2022/1/17 23:41:13) |
囮 | > | 「……前回の世界会議、ってお前なんでその時に言わなかったあるか!?」 (2022/1/17 23:37:33) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が入室しました♪ (2022/1/17 23:35:25) |
おしらせ | > | 囮.さん(New 3DS 180.198.***.138)が退室しました。 (2022/1/16 23:05:32) |
囮. | > | 「あれから、明確に治ったというのも感じませんでしたから慣れただけで今も少し可笑しいのかも知れません」 (2022/1/16 23:04:38) |
囮. | > | 「最初に違和感を感じたのは二週間ほど前の、ええ前回の世界会議の最終日に視界がぼやける、と言いますか彩度を失っていくように見えまして」 (2022/1/16 23:03:18) |
囮. | > | 無言で話を促してくるところから、真剣に聞いてくれているようだと感じる。昔の子供扱いの延長だと考えると少し複雑ではあるが。 (2022/1/16 23:01:01) |
囮. | > | 「少し、体調が芳しくありません。経済も確かに良くは無いのですが、何時もとインフレ熱や不況風邪とは様子が違いまして」 (2022/1/16 22:58:53) |
囮. | > | 傲慢な言い方だか彼なりの気遣いなのだ。常のそれを気づいていないフリをして甘受しているが感謝している。 (2022/1/16 22:56:45) |
囮. | > | 「長い前置きはいらねーあるから、とっとと言うよろし」 (2022/1/16 22:54:49) |
囮. | > | 「ありがとうございます。このようなことをわざわざ言うのは、と思うのですが」 (2022/1/16 22:54:04) |
囮. | > | 実際、少し待つと喧騒は遠ざかりビル風の音だけになった。 (2022/1/16 22:52:44) |
囮. | > | 当然の事ながら自分のことを良く知っている相手であり、また自分も彼に関しては良く理解しているため今は本当に大丈夫なのだろうと窺えた。 (2022/1/16 22:51:35) |
囮. | > | 「かまわねーある。わざわざ掛けてくるぐらい、何かあったあるね」 (2022/1/16 22:48:41) |
囮. | > | 「すみません、お忙しいようですね。時間を改めましょうか」 (2022/1/16 22:47:22) |
囮. | > | 声の後ろから聞こえてくる騒がしさに、声の大きさに納得しつつも高く大きな声に顔をしかめ、電話を耳から離す。 (2022/1/16 22:46:35) |
囮. | > | 「何あるか?お前が電話なんて珍しい」 (2022/1/16 22:44:30) |
囮. | > | 通信技術の発達と少なくなってしまった手紙に暫し思いを馳せようとしたが、電話越しの大声に感傷は無散した。 (2022/1/16 22:43:55) |
囮. | > | 通話ボタンを押して、電話は直ぐに繋がった。メールやメッセージでは繋がらないことが多いことを考えての行動であったが、ここまで速いとは思わなかった。 (2022/1/16 22:40:43) |
囮. | > | 「善は急げ、とも言いますから」 (2022/1/16 22:38:15) |
囮. | > | 「……あまり気は進みませんが」ありがたいことに、こういった不調には詳しい知人、いや……知人だ。知人がいる。しかも大変不本意ながら自分のことをよく知り、幼い頃は幾度となく世話になった覚えがないこともない。 (2022/1/16 22:37:21) |
囮. | > | こんな時期(ー感染症が新たな広がりをみせている時に、だ)咳をしていては上司を悪戯に心配させてしまうことだろう。恐らく原因は冬の酷い乾燥と冷え込みだろうに、何故だか胸がざわつくが、医者に看てもらう訳にもいかない。このような違和感は長く生きてきたからなのか国としての第六感なのかわからないが、同じく国である者達に尋ねてもよくあることだそうだ。しかも、一定の信頼が置けると言っていい。 (2022/1/16 22:33:14) |
囮. | > | 「嫌ですね、私も歳をとったものです」冗談めかして縁側に並んで座る白い犬の背を撫でるが、余り気分の良くない感覚と気分の悪さは消えない。 (2022/1/16 22:24:54) |
囮. | > | こほり、と乾いた咳がでた。喉に粉が張り付いたような感覚に眉をよせる。 (2022/1/16 22:22:06) |
おしらせ | > | 囮.さん(New 3DS 180.198.***.138)が入室しました♪ (2022/1/16 22:19:38) |
おしらせ | > | 囮さんが部屋から追い出されました。 (2022/1/16 22:19:38) |
おしらせ | > | 囮さん(New 3DS 180.198.***.138)が入室しました♪ (2022/1/16 22:17:42) |
おしらせ | > | 新規ルームを作成完了しました。(New 3DS 180.198.***.138) (2022/1/16 22:14:37) |