ルーム紹介
 

 ▼本校舎はコチラ!
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 当部屋は、花嵐学園の〝置きレス〟専用部屋となっております。花嵐学園の参加者に限り、当部屋の利用が可能です。
 勿論、当部屋を必ず利用してほしいというわけではなく、本部屋でのリアルタイムの成りも大歓迎です。以前成った際のレスをしたいが本部屋だと流れてしまう、という場合にもご利用くださいませ!
 レスの催促はご法度!本部屋にも記載している通り、当部屋では気兼ねなく成りを楽しんでほしいため、レスの順番が左右することに関しての参加者様への苦情はご遠慮ください。今の気分で返事がしやすいのはこのロル、このロルの返事は時間をかけて丁寧に、など様々な事情があるかと思われます故!


 
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おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/4/7 14:20:36)

小野寺小野寺   (2023/4/7 14:20:29)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/4/7 14:20:24)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2022/11/30 14:23:17)

小野寺小野寺   (2022/11/30 14:23:09)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2022/11/30 14:23:05)

おしらせ朽葉 樒さん(iPhone 133.206.***.96)が退室しました。  (2022/2/17 17:34:55)

朽葉 樒>灰崎 宵凪   (2022/2/17 17:34:51)

朽葉 樒あ、そうだ。( 机の前にしゃがんだまま、男は思い出したように独り声を落とす。 しどろもどろ泳いだ視線は結局机の端あたりに落ち着いてしまったようで、男は至極残念気に眉を下げた。なんせ、きみと(片手で数えられる程度)絡んだ視線の奥、不安げな瞳はその辺りのつまらない女よか幾ばくか秘密めいていたものだから。男はほんのひと握り、興味をそそられたらしい。それ故に残念がっている。 「 それってさ、」男はようやく言葉を紡いだ。男にとってはたった数秒、されど、女にとってはずうっと長く感じられたに違いない。 「 やっぱり、絵描いてるの? 」そっと指をさした先は、女が大事そうに胸に抱え持つノートだった。素朴な疑問。 何故人は、絵を描こうと思ったのか、と。 その質問は大概お門違いに終わるけれど、この男はまだその事実を知らないのですから、これは所謂、愛嬌のひとつとして。 )   (2022/2/17 17:34:43)

朽葉 樒( 名乗るきみの言葉をなぞる。 ヨナ、か。ヨナってどんな字を書くんだろうか。 これは全くの余談であるが、俺には知り合いに沖縄出身の男が居た。そいつの苗字は〝與那城(ヨナシロ)〟と書くのだが、そんなふうに見たことも聞いたこともないような字を書いたりするのだろうか。まあ、何れにせよ、教えてもらったところできっと覚えていないから今はこの程度で良い。 「 宵凪ちゃん、………宵凪ちゃんね。」男慣れのオの字も無さそうな彼女を面白がり、或いはからかっているのか、はたまた、男は女の名前を繰り返し呼んだ。低い、男の声であった。 始終楽しげに口角を上げているが、その真意は掴めないまま。 はっきりと其処に存在しているのに、輪郭の線の細い男。そんな厭世を纏う男に(押し切られて)構ってくれるだなんて、まったくきみは、いつの日か怪しい壺でも買わされてしまいそうで困る。 )   (2022/2/17 17:34:34)

朽葉 樒うん、( 男の返事は些か無機質で、味気なく、それでいて温和なものだった。トップノートに爽やかな甘みの香る香水のように、ラストノートでは何を香るのか気にさせる。美術室はシンと静かで、男と女のふたりは一際、此処の何からも隔絶されたもののように思えた。理由を上げるなら、窓越しに汗水流して走り回る運動部の様子が見えたものの、その雄々しい野蛮じみた声が此処まで届くことがなかったから、とかが最もらしいだろうか。 か細いながらに、彼女が自分を呼ぶ声は奥ゆかしい音を奏でる楽器のよう。それは、無論人の声に違いなかったが、耳に心地の良い声というのは珍しいもので。拙い語彙で喩えたにしては、上々では無かろうか。金糸雀のチチチと鳴く様、とか、鶯のホーホケキョと鳴く様とか、そういうのも近いと薄ら思った。 )ふうん、宵凪ちゃんか…   (2022/2/17 17:34:20)

おしらせ朽葉 樒さん(iPhone 133.206.***.96)が入室しました♪  (2022/2/17 17:33:59)

おしらせ縁 明生 / 3.♀さん(iPhone 133.206.***.96)が退室しました。  (2022/2/17 16:49:02)

縁 明生 / 3.♀>三築 映月くん!!   (2022/2/17 16:48:58)

縁 明生 / 3.♀( プレイボーイ宛らな、いたずらな笑みは厭だった。それでもひとつひとつの仕草が、男の茶目っ気を演出していて憎めない。存外にあたしはまだ夢の中に居るらしかった。 女は、可笑しそうにくくと肩を揺らして、マンネリズムを落とし込んだ様な鉛色の双眸を瞬かせた。 「 ねえ、先生、これから何処か行くの? 」退屈そうなくぐもった声を出す。或いは甘えるような、打算的な声だった。 秘め事は多い方がたのしいのよ。 「 こんなのまだ、内緒にするほどでもないよ。 」物理的距離は依然確立しているのに、何故だか、ぴっとりと肌に触れる距離に居るような、妖気の溶け込むなまめかしさ。喉奥から捻り出す独善と抑えの効かぬ我欲は、寒さによるものです先生。 「 ね、せんせ。このチョコレート、ピスタチオはひとつしか入ってないんだって。 」ほら、随分前には夏のせいに出来たのだし、今なら冬のせいとでもいえば片付くはずでしょう。 ねえ、先生。 ……ねえ、先生? )一緒に食べたいなぁ、…………ダメ?   (2022/2/17 16:47:13)

縁 明生 / 3.♀( ずいと半ば雑に差し出された紙袋を、おずおず(渋々とも言う)受け取った女は、躊躇いなく中を見た。明らかにこの男ためだけに用意された、可愛らしいメッセージカードが同封されたチョコレートの箱が窺える。あーあ、こんな奴に本命を渡したなんて、可哀想なひと。この男も大概だ。コレ、百貨店で並ばないと買えないブランド物なのに。 そして何より残酷なのは、食べる気の無いくせして、わざわざメッセージカードの中まで目を通している事実だろうけど。 「 ピスタチオ? 」彼の言葉を反芻し、同封されている品書きをチラと見た。実際、ピスタチオの使われているチョコレートはあるものの、それ自体はアソートのうちのひとつに過ぎなかった。これは、彼に黙っておくべきなのだろうか。 「 …ふうん、 」 味気無い返事をひとつ、それからやっと男の方へと視線を遣った。 )なあに、それ。   (2022/2/17 16:46:46)

縁 明生 / 3.♀いつしか授業で習った、小野小町が詠んだ詩のうち、『夢と知りせば覚めざらましを』という一節が不意に脳裏に過った。それは、皮肉にも傍に佇んでいる男の口から聞いた詩であった。 まさかあたしがこの男を恋しく思うことなど無いけれど、今見ている夢は、夢と知っていたら覚めたくないと思えるほどにフワフワと心地が良い。 静かな街、旧いパチンコ屋の前。教師と生徒という枠組みから外れたような感覚がした。今、あたしの手にある煙草に口付けをした男は、教壇でつまらない話をつらつら話す白衣の男とは、おそらく別物なのだ。本質的に変わることは無いが、モラトリアムに籠るあたしとは、本来出会うことの決して無いはずの、知ってる男の知らない側面を見ているのだ。 背徳的な優越が、俗悪なあたしには綺麗に嵌った。碌々たる、どこにでも落ちていそうな恍惚を覚える。 けれど、知っている。時として残酷に、夢は覚めるものである。 )……え、なに   (2022/2/17 16:46:28)

縁 明生 / 3.♀( 煙草を擡げた女の指先に、そうっと擦り寄った口元、掠める肌の温度感がやけに生々しい。男が落とした伽藍の笑みは、夕方頃に降り始めると予報された雪と共に、アスファルトに溶けて無くなってしまうのだろうか。 ニヤリと笑う女もまた、それは取り繕っていて、些か仮面のようである。また或いは、台本に書かれたセリフをなぞるように、仄かに嘘めいたものだった。 男の仰ぐ視線の先を追うと、そこには何某かを映した様な曇天ばかりで。 誰がどう見ても歪み切ったあたしの過去を切り取って、風景画として描き起こしたらこんな感じだろうか。誰も知られず、息を殺して泣いた夜のこと。誰にも知られることの無いように、破かれた瓜のこと。ドロドロしているようで、軽薄に実態を持たぬ秘密ごと。 「 …… 、 」遠くでジウ、と煙草が吸殻に鳴った音が聞こえた。厳密にはすぐそばだが、あたしにはひどく遠い場所で鳴ったように聞こえたのだ。 女は、短く息を吐いた。 彼が煙草の火を消したのなら、この白昼夢からは覚める他ないのだろう。   (2022/2/17 16:46:06)

縁 明生 / 3.♀( ほんの僅か、ほんのひと瞬きに満たぬ短い時間、目を丸くした彼の顔がえらく子供じみたものに映って、それが何処か愛おしく思えた。体制を整えて、繕ったような笑顔がまた愛おしい。 然しあたしは知っている。これは飽く迄、そう、紛れもなく錯覚であるということを。あたしの日常に侵入してきた、三築 映月という十ほど年上の男の引き起こす、非日常感による錯覚。だから騙されないし、迂闊にそれを口に出したりしない。 『誰か』におけるあたしは、ここ三年ほどずうっと〝都合の良い女〟だったのだ。そしてそれは、この先しばらくは変わることの無いあたしの本質。救いようのない、俗に言うアダルトチルドレン。足元はずっと散らかっていて真っ直ぐ歩けやしないけれど、されどあたし、頭の浮ついた馬鹿オンナでは無いの。 乾いた笑い声が、独特なAの発音と共に余韻を残している。鼓膜を震わせる低い声が、胃の上あたりをザワザワと撫でるのだ。それは不快感に似ていて、どうしてなかなか心地の良い声であった。 )うふふ、共犯ね。   (2022/2/17 16:45:42)

おしらせ縁 明生 / 3.♀さん(iPhone 133.206.***.96)が入室しました♪  (2022/2/17 16:45:16)

おしらせ三築 映月 / 28.♂さん(Android 153.252.***.8)が退室しました。  (2022/2/17 12:31:53)

三築 映月 / 28.♂(( 短くしようと思ったけど無理でした 切るの下手でスマセン;;;ヨスガメイチャン宛てです   (2022/2/17 12:31:49)

三築 映月 / 28.♂ふたりだけの秘密 、ね( 親にも 、他の教師にも 。流石の俺でも 、社会的地位と職を同時に失うのは避けたいから 。" 善良な大人たち " には 、どうか告げ口をしないで 。ポケットの中に突っ込んでいた割には冷えたままの人差し指をほんの少しだけ立てて 、洋画のワンシーンのように大袈裟に 、「 しい 」と唇に添える 。細く吐いた息が 、ゆらゆらと彷徨っては空気中に溶けていく 。先刻の紫煙とは対照的な白いけむりは 、冬の寒さも相まって 、限りなく透明で純粋なものに見えた 。 )   (2022/2/17 12:30:34)

三築 映月 / 28.♂お裾分けありがとう 。俺からも 、美味しいものをお裾分けしてあげる ( 「 はい 、ハッピーバレンタイン 」そう言いながら掲げた紙袋は 、先程君の邪推を加速させたアレだ 。裏面の表示を確認しただけで開封すらされていない菓子箱と 、開封済みのメッセージカードが入っている 。この男が持つには些かロマンチックすぎて 、どうも不似合いに思える 。「 俺 、ピスタチオ嫌いなんだよね 」 。プログラミングされたかのように精巧な 、心優しい教師ふうの笑顔へと表情を緩め 、相手の右手の前に紙袋の持ち手をつき出す 。 一方的な全能感だとかの感情は 、現在の彼の前では既に不必要なものだった 。煙草のもたらした人工的幸福のせいなのか 、それとも 、君の見せた 、どこか欠けていて 、それでいて完全な笑みのせいか 。 )   (2022/2/17 12:30:14)

三築 映月 / 28.♂… はは 、あーあ 。俺 、禁煙してるんだけどなあ … ( 言葉ではそう言いつつ 、恨めしそうな素振りはひとつもない 。寧ろ細めていた目を『 してやられた 』ふうにほんのりと伏し 、口角を厭らしく上げたまま 、華奢な指に支えられた煙草に口付けた 。流れるような手つきで自分の手に持ち替え 、煙を肺に流し込む 。人工的な幸福・満足感 。… もう随分体感していない 、忘れかけていた感覚だ 。唇を離して 、ふつふつとわきあがる学生の頃の鈍い感傷に足首まで浸かりながら 、慣れたように煙を吐いた 。煙は 、鈍色の雲とよく似ている 。そういえば子供の頃は 、雲は煙からできているなんて 、出処すらわからないようなデマを本気で信じていたっけ 。… すっかり短くなった煙草の先を 、なんの執着も見せることなく火消し皿に擦りつけ 、焦げやら何やらで目も宛てられないほどに劣化した吸殻入れに放った 。 )   (2022/2/17 12:29:45)

三築 映月 / 28.♂( 瞬きの間だけ呆気にとられたような顔をして 、次の瞬間 には「 はは 」と柔らかな好青年の笑い声をもらした 。考えていることがわかるだとか 、気持ちが伝わるとか 、そんなんじゃなくって 、もっと根本的なところで彼女を理解した気になった 。ああそりゃこのこの穴ぼこが 、誠実とか正義感だとかで埋まるわけないよな 、と 。そんな思想が 、ぽっかり空いた穴のずっと下のほう 、それでいてまんなかの辺りに 、じんわりと湧いたのだ 。 … ねえ 、知ってる?俺達より浅いところでわかり合ってる関係でさえ 、世間では運命とか言うらしいよ 。馬鹿みたいでしょう 。 )   (2022/2/17 12:29:41)

三築 映月 / 28.♂(ただ 、いい意味でも悪い意味でも 、彼は善良な大人ではなかった 。それもそうだ 、善良な大人なら 、まず彼女が手に持つ煙草を力尽くで取り上げるだろうし 、さあこっちにきて親御さんと話そう 、話せばわかってくれるよと 、正義感に浮かされた言葉をぺらぺら吐くだろうから 。拠り所を失くした人間が 、藻掻くことも出来ずにただただ落下していくことを 、法律は 、世間は 、是とするのだ 。… ああ 、平和主義って素敵な言葉だね 。恋愛と並ぶくらい 、否 、恋愛よりも増して 、強力な免罪符だ 。他人の歪を見て 、" これを直せるのは自分しかいない "と息巻くことの 、どれほど傲慢なことか 。 ) … ( 彼女の年相応の少女性の欠けた笑みには 、言い表せない説得力があった 。たったひとつそれを見せるだけで 、先程男が出した問いの完璧な答えとなってしまうような 、そんな説得力 。)   (2022/2/17 12:28:58)

三築 映月 / 28.♂へえ 。もっと 、正しい拠り所があるだろうに( 「 よいしょ 」。いかにも中年臭い( まだ30にもなっていないけれど )掛け声と共に立ち上がると 、アウターのポケットに手を滑り込ませながら上記を告げる 。指先には 、最早懐かしいとさえ思えるくらいにはご無沙汰な煙草の感触が 、ほんの微かに残っていた 。あくまでまともな教師然として訊ねるけれど 、少女を見つめるスモーキーグリーンの双眸には" 退屈を紛らわせてくれる "ことへの期待が滲み出ている 。どうして 、なんて 。正しい拠り所とかいうやつが 、万人にとって救いになるとは限らないとわかっていて 、この男は敢えて問うたのだ 。こども相談チャット 、青少年のための悩み相談窓口 、教師 、親 、友人 、エトセトラ 。… あと数年で合法的に吸えるソレを我慢できないほどの 、少女が抱え込むには重すぎるくらいの荷物をちらつかせれば 、善良な大人はすぐにでも手を差し伸べ 、正しい道を提示してくれるだろう 。)   (2022/2/17 12:27:09)

おしらせ三築 映月 / 28.♂さん(Android 153.252.***.8)が入室しました♪  (2022/2/17 12:26:28)

おしらせ白雷 恋李/一年.女さん(iPhone 118.241.***.35)が退室しました。  (2022/2/15 20:11:44)

白雷 恋李/一年.女「 …………でも、イチネンボウ、って響き、あんまり好きじゃないの。アタシにはハクライコスモって名前があるもの。…………アナタが可愛がってくれるなら、子猫ちゃんって、呼んでくれてもいいけれど。」( 陽に晒されていたからか、特等席は温く暖かかった。 私を待っていたみたいに、まるで予定調和だったかのように。 薄桃色のお弁当袋を膝の上に置いて、 するりと結び目を解く。と同時、 思い出したように言葉を続けた。 小さく窄めた唇は、その曲線ににつかわしい、柔らかな批難の形をとったことでしょう。ね、きみは温もりをくれるんでしょ。 だったら少しくらいのワガママだって、許してくれないと悲しいじゃない。 )>宮野このは   (2022/2/15 20:11:39)

白雷 恋李/一年.女「 ということは、アナタの隣も空席なのね。今だけはアタシの特等席にしてもいい? …………アタシ、寂しい子猫ちゃんなの。」( 子猫は一律して、ごろごろと喉を鳴らすのが上手い。 二つ絡んだ視線は、小さな小さな、お昼下がりの攻防戦?そんなに緊張感のあるものじゃない。 私は単純に、孤高を掲げたような高潔の黒色の宝石が、美しいと思っただけなのよ。 嗚呼それから、打算も一割。 こんなふうに、じいっと目を合わせられると、人って断り切れないものなの。 小さく、その細くて華奢な首を傾けるだけで、 きっと彼女はゆるされてきた。今日も断られる筈は無いという傲慢を首に掛け、 返事を待たず、君の隣に腰掛けるのでしょう。もう一度、ふわりと香る砂糖細工の甘やかな匂い。匂いは一番記憶に残ると言うね、 だから、あなたも取り憑かれて仕舞えばいいのにって、そう考えるのはずるいことかな。)   (2022/2/15 20:10:44)

白雷 恋李/一年.女「ふふ、そうなの。 アタシ、子猫ちゃんだから、あなたのことが気になってしかたがないの。 」(例えば御弁当の包みを開けるみたいなものでしょう、出会いは。絢爛の箱の中が予想以上に粗末である事も、シンプルな箱の中身が舌鼓を打つほどのこともある。 兎角恋に飢えた子猫は、毛玉を解くが如く興味本位に、暗雲立ち込めるきみの心臓の包み紙を剥がそうとするだろう。その弁当箱は、黒塗りの上品な包みは、不思議ときみのメタファーに見えた、というにはまだ早いだろうか? きみの返答を聞いて小さく頷きました。 高く昇る陽の逆光になって、彼女の悪戯な微笑みは一瞬少女信仰めいた神聖さに昇華されていた。 頬の紅潮は乙女たり、少しだけハスキーな女の、揶揄いに耽美を垂らしこんだチョコレートモカのような声が、とくとくと心臓を速めて、リフレインしているの。 その、1種保身めいた皮肉すら心を焦がす甘い毒になる。ねえ、一度羨む視線を向けてくれたから、教えてあげる。乙女が乙女である為に、一番大切なことは、『恋』なのよ。どうかしら?アナタ、恋をしている?)   (2022/2/15 20:10:08)

おしらせ白雷 恋李/一年.女さん(iPhone 118.241.***.35)が入室しました♪  (2022/2/15 20:09:59)

おしらせ終日 春子 / 2.♀さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2022/2/15 18:55:01)

終日 春子 / 2.♀((実は書き終えたロルが丸ごと消えるというアクシデントが脅威の2回も起こりまして、直近で本部屋に浮上してた三島くんのロルを先に返させてもらいました!七央くん、凪くんは浮上しているのを見かけたらお返事させてほしいなと思います!ごめんなさい・・!😭   (2022/2/15 18:54:56)

終日 春子 / 2.♀((アッ 三島斐陽くん宛てです!   (2022/2/15 18:51:36)

おしらせ終日 春子 / 2.♀さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2022/2/15 18:51:12)

おしらせ終日 春子 / 2.♀さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2022/2/15 18:50:47)

終日 春子 / 2.♀ アタシには、鈍感力が必要だと思うのです。自分で言うのもなんですが、アタシは繊細であり、敏感でもあるため、今のように考え過ぎてしまうことが頻繁にあります。 「 マスクを外されることに、性的なニュアンスが宿る時代でしょう。」 これは本当の理由ではないけれど、あなたに嘘を言ったつもりもありません。マスクを外して柔らかなキスを落とすという背徳感は、官能に火をつけるでしょうから。 マスクを外すことと、アタシの防壁を剥がすことは同義であるのです。    (2022/2/15 18:50:41)

終日 春子 / 2.♀ 甘い眼。 男の子にも出来るけれど、女の子の方が圧倒的に得意な眼です。どこで覚えたかも分からないほど昔から習得されていたそれは、自身を目の前にしても分かるほど慣れてしまいました。昔のひとは、いつ〝目は口ほどに物を言う〟と気がついたのでしょうか。 「 汗、かいてるかも。」 謂わば、バドミントンのラリーを終えた後。今のアタシは(というよりいつもだけれど)天女のようなあの子とは似ても似つかないものですから、あなたに幻滅されてしまうことが怖いのです。それは、パパに幻滅の悲哀を向けられることが怖いと思うのと、きっと同じことであるから。アタシは、日の出の時間まで眠れなかったひとにだけ訪れる救済とも言い表すことができる、朝焼けのような笑顔を浮かべるあの子にはなれないから。アタシの髪は色を明るくしたことによってダメージを負っていて決して指通りが良いとは言えないでしょうし、汗のにおいがしているかもしれません。アタシが天女にはなりえないことが、あなたに伝わってしまうでしょう。それは、パパにとっての理想の娘になれないのと、きっと同じことであるから。    (2022/2/15 18:49:23)

終日 春子 / 2.♀ 単なる消費としてでも、生物の営みとしてでもなく、勿論愛しさの発露としてでもなく、ただバドミントンのラリーを楽しむようなものでした。上手なひとと対峙すると、一打一打がぱしりと欲しいところに落ちてきますし、落ちてくるまでの軌道さえも美しいのです。思わず見惚れてしまいそうになることもありましたが、どう反応すればいいのかというのは、もう身体が覚えています。 「 うん、……ありがとう。」 あなたの言葉に、アタシは心底、安心しました。アタシの言葉に従って、あなたがアタシの服を取ろうとする後ろ姿を、その大きな背中を目にすることになれば、〝あなたが欲しい〟とアタシは欲望をさらけ出して、抱き締めてしまうところでした。・・・危機一髪のところでした。アタシはいつも、欲望をさらけ出しているようで、実のところ出力を相当微細にチューニングしているのです。 アタシの額に鼻を寄せるあなたを、甘い眼で見つめました。アタシは今日もドレッサーの前で化粧やらヘアセットやらをしてきましたが、鏡の中のアタシを見てみると甘い眼をしているなと感じました。    (2022/2/15 18:48:47)

おしらせ終日 春子 / 2.♀さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2022/2/15 18:48:14)

おしらせ石川 琢真/2.♂さん(iPhone 121.112.***.205)が退室しました。  (2022/2/13 15:02:30)

石川 琢真/2.♂──振り切るように目蓋を閉じた。訪れる暗闇に安心感などない。)…………ねえ、三島くん。( そっと話しかけた。目は閉じたまま。「僕ちょっと寝るからさ、時間になったら起こしてよ」お願いにしては一方的で、貴方からの答えを期待していないようだ。「きみが、何時までいるのか知らないけど……出て行く時にでも起こして」もはや強制しているような言葉で、再度語り掛ける。 貴方に対しての切っ掛けのような感情と、想い人に対する恋情と、行為後の倦怠感、授業を進める教師の声、仄かに肌寒い空間と。──全部引っ括めて、どうしようも無い穴を感じてしまった。要は『寂しくなった』彼は、貴方に眠るまでそばに居てくれとお願いしたのだ。……まるで母親に甘える幼子のように。(出来れば隣にいて欲しい)──寒さを盾に強請るほど、貴方に恋をした訳じゃない。その思いは奥に留めた。)   (2022/2/13 15:01:51)

石川 琢真/2.♂「……どっちでもいいって、それ答えとしてどうなの?」幸い、貴方は彼を見ていない。今までの感情が顔に出ていたとして、半分も隠れているし大丈夫だ。……そう言い聞かせながら、務めて落ち着いて、普段通りの揶揄うような軽い調子で応える。 貴方が立ち上がった。僅かに揺れた腕は、驚いたと言わんばかりにずるりと接続面を離れ、彼の体勢を崩しかけた。慌てて取り繕おうとしたが、相手は〝自分に興味が無い〟と知った矢先だ。意味の無い行動だと分かれば、そのまま後ろに倒れ込んだ。汚れるのも構わなかった。頭上から聞こえたのは、ようやく具現化された『牽制』の声だ。見上げれば、随分と形の良い笑顔が柔らかく創り出されていた。──綺麗だと思った。「わかってるよぉ、君の大事な〝お姫様〟には近づかない。……あーあ、案外気に入ってたんだけどなぁ」あの子がダメなら、目の前の貴方でもいいな。そんな邪心を起こすほど、貴方の表情は魅力的だった。瞬きするのも惜しい。逆光が更にエフェクトを凝らしたようで、眩しいものに見える。   (2022/2/13 15:01:34)

石川 琢真/2.♂( 明らかに不快そうな声と、後に続く怒りを抑え込んだような声が、どうやら彼を怒らせてしまったことを表していた。──三島くんは僕のことが嫌いだ。そう、ハッキリと理解した。それは好都合である筈だろうに、彼は少し傷ついたような気持ちになってしまう。残念なような、ガッカリしたような。──君の顔はちょっと好みだったんだけどな。密かに、誰にも吐露していない心を押し込める。『俺は、………あー…清に手ェ出さないなら、』───生温い水を浴びせられた様だった。〝清〟……彼の想い人だ。一目惚れを拗らせ、アプローチにも及ばない事を何度か試しては失敗している。先程の女のような、有象無象の相手とは違うのだ。貴方が〝あの子〟を神と称するのなら、彼にとって〝あの子〟はショーケースに飾られたお人形、或いは展示された華奢なガラス細工だと言える。身近なものでありながら、手が届かない──憧れとはまた違う存在。しかし貴方と根幹は似ているのだ。あの子を手にしたいと、そう望んでいる。   (2022/2/13 15:00:51)

おしらせ石川 琢真/2.♂さん(iPhone 121.112.***.205)が入室しました♪  (2022/2/13 15:00:06)

おしらせ三島 斐陽 / 2.♂さん(iPhone 133.206.***.96)が退室しました。  (2022/2/13 02:56:02)

三島 斐陽 / 2.♂ポケットにしまい込んだ端末がチカチカと通知を出しているが、等し並みに興味がわかなかった。 「 後、その口で清の名前を呼ばなければ。 」 男は、ここに来てから初めて笑った。昼下がりの穏やかな陽射しが、男の頬を撫ぜてゆく。舞台俳優宛らによく出来た笑みであった。 自分だけが彼女の特別でありますようにと密かに祈り、その為に貴方を貶める。臆病で尊大な人間とは、おそらく彼のことで間違いないだろう。いつしか自らの深淵に巣食う虎が、彼の寝首をかくに違いない。 )   (2022/2/13 02:55:41)

三島 斐陽 / 2.♂( これをもっと丁寧に言うのなら、『あの子』に生半可な気持ちで、例えば先刻すれ違ったような女を相手取るようにして、軽々しく手を出すなと言っているのだ。 この眼前で堂々と安いセリフを吐く男が、彼女にどのような感情を抱いていようと、それ自体は全く以てどうでもよいこと。恋恋しさだろうが憎悪だろうが、興味が無いのだ。(〝アイツ〟の彼女への感情については、ウェスターマークが人類婚姻史で提唱した説を推し、念入りに自分自身に言い聞かせている。) すっくと立ち上がり、男は屋上の柵に肘を掛ける。雲の切れ間から射し込んだ光が、今にもちぎれそうな男の白髪を照らし出した。純度の低い白の虚ろなきらめきは、惨憺たる白昼夢を見ているようで。今、この場には貴方と自分のふたりしか居ないという現実は、何処か非現実味を帯びていた。後にも先にもこんなことは決して無いだろう。乱れた襟元を再度横目に見遣っては、漠然と、自分の愚かしさを鏡を通して見ているような気がして、目を伏せる。同族嫌悪って、多分、これだ。    (2022/2/13 02:55:28)

三島 斐陽 / 2.♂「 お前、…… 」「なんのつもり…」端末の右上横をグッと押して、電源を落とす。男は、貴方の言葉を勘繰った。へらへらと繕った表情がどうにも気に食わない。ここでいう“繕った”は俺の主観であり、貴方がそうでないと言うならそうでないのだろう。然し、なんといえばいいのか、眼前の男が仲良くしたいというのは、俺で無いということだけは分かるのだ。男が是が非でも近寄らんと、外堀から埋めてゆこうとしているのは誰か。一体誰なのか。俺には分かる。その下劣な視線の先、俺を通した更に先に見ている、黒い髪の─────。 )俺は、………あー…清に手ェ出さないなら、お前のことはどっちでもいい、   (2022/2/13 02:55:08)

三島 斐陽 / 2.♂( 男の言葉をなぞり、好きという言葉にハートマークを付けた貴方を見て見ぬふり。内心ではオエー!と胸元を抑えて吐き気に耐えているところである。 ティーンズラブにありがちな性的描写には必ず恋愛が付随しているが、下品な話題を懇々と話し続ける男二人には、それを美しく見せるに必要不可欠な〝恋愛〟という要素がまるで足りていない。まして男の初体験と来たら、ぬかるみで游ぐ女の存在証明が如く、馬乗りになって腰を振られたという地獄絵図である。ぬかるみで游ぐ女と共に、ぬかるみに足を滑らせて落ちていったのは他でもない俺だ。 そんな行為に『すき』だとかそんなものは必要が無い。刹那の衝動性、理屈っぽく理由や言い訳を並べて立てたところで、男の成すそれも結局はアバンチュールであるのだから。 「 はあ? 」再び片眉を攣り上げる。上辺で物を語るのが好きなのは大嫌いなアイツだけに限らず、嫌いな部類に入るコイツも同じな様だ。不機嫌を不機嫌ですと押し出す5歳児が如く、ドスの効いた声で男の言葉を制止した。   (2022/2/13 02:54:50)

三島 斐陽 / 2.♂今しがた脳内で歪ませた女の姿をチラと思い浮かべる。彼女が差し出す愛はアガペーの鑑の様だった。罪人の俺を慈しみ深く包み込む愛。よくよく考えたら、彼女のそれは見返りを求めているようでもあったが、無条件の愛など存在しないことは俺がよく知っている。ならば、そう、彼女の愛がまさしく愛であるはず。だったら、やはりそこにセックスは存在しないべきである。 ─────彼女に捧げるプラトニックラブが、彼女を前にした時、怪物のようなモノに形を変えてしまうのが何より恐ろしかった。 )………本心だとしても萎える。   (2022/2/13 02:54:32)

三島 斐陽 / 2.♂( 貴方の軽薄さは以前より知っていたが、空中ブランコの芸を観ている時に感じるような危うさすら持ち合わせているとは存外だった。否、本当はそんな危うさすらなく、単に軽く、単に何も考えずに話しているだけなのかも知れないな。 当たり障りのない相槌が来たことに少し安堵する。これ以上の詮索は、正直に言うところ耐えられる気がしなかったからだ。 狭く小さな社会単位の中で繰り広げられる雑な物語。恋愛、友情、青春などと片腹痛い単語が並べられて、そのどれかひとつを必ず当て嵌められる“登場人物である俺達”。 例えばその中のひとつを取って、三島 斐陽という男に当て嵌めるとすれば〝恋愛〟だろう。然し、この男にとって恋は愚かなるもので、果ては愛を知らず。そんな奴に恋愛というストーリーを宛てがったとして、それは皆が手に取ってまで読みたがるラブストーリーに仕上がるだろうか。    (2022/2/13 02:54:20)

おしらせ三島 斐陽 / 2.♂さん(iPhone 133.206.***.96)が入室しました♪  (2022/2/13 02:53:41)

おしらせ石川 琢真/2.♂さん(iPhone 121.112.***.205)が退室しました。  (2022/2/12 16:43:47)

石川 琢真/2.♂> 三島   (2022/2/12 16:43:43)

石川 琢真/2.♂「……ふうん」自身の性行為に対する考えを、画面にポツポツと落とす貴方。初心な人間が一人でもこの場に入れば、赤面を通り越して卒倒してしまいそうな話を平然と続けている。「まあー、そうだね、分からなくも無いかなあ……」要は、彼は『嘘が嫌いだ』という話だろうか。ものすごく要約した〝性行為〟の場合に限りという限定付ではあるが、彼が理解しやすく噛み砕いた結果はこうだった。「どうせ言われるなら本心からがいいよねえ。それに、好きでもない女から『すき♡』ってうるさくされるのはちょっと心苦しいし……」「あと君、仲良くない奴と話すのも嫌みたいだね」適当に同意の言葉を述べていたが、一向に自分を見ない貴方が気になったらしい。「僕は仲良くしたいと思ってるのになあ」嘘だろうか、本心だろうか。彼の目はまだ貴方を捉え続けている。)   (2022/2/12 16:43:35)

石川 琢真/2.♂( 正直なところ、彼は貴方を勘違いしていた。沸点が高い人間だろうと。低くとも感情が制御できるタイプなのであろうと。──違った。そうでは無かった。ただ、話さなかったから知らないだけだった。〝誰と〟間違えているのか、そう咎められてしまえば、それかま〝誰〟を指すのかは流石の彼にも理解出来ただろう。「あー、ごめんごめん。地雷だった?」そんな怒んないでよ、貴方を落ち着かせるよう軽い調子で謝った。無論そこに誠意などは一欠片も無いだろう。含める必要も無い。こんな話はさっさと流すべきなのだから。 青白い顔が、青白い光に照らされ、より青白く……とてもじゃないが健康的には見えなかった。彼を見向きもしない貴方は、自分が吹っ掛けたという責任を感じているのか、会話だけは続けてくれた。   (2022/2/12 16:43:17)

おしらせ石川 琢真/2.♂さん(iPhone 121.112.***.205)が入室しました♪  (2022/2/12 16:42:57)

おしらせ灰崎 宵凪/1年/♀さん(Android 124.47.***.132)が退室しました。  (2022/2/11 01:01:00)

灰崎 宵凪/1年/♀>朽葉 樒   (2022/2/11 01:00:58)

灰崎 宵凪/1年/♀ところで、彼は自分に一体何を求めているのだろうか。コミュ障街道まっしぐらな自分は、どんなに頑張っても心躍るような話題を提供出来るとは思えない。ましてや相手の好きな物すら把握出来ていないこの状況、持ちうる会話ネタが天気デッキくらいしかないのである。しかし晴れていることは外を見れば一目瞭然であるし、古今東西使い古された天気デッキはイマドキの高校生が使うには不自然すぎるだろう。さてどうしよう、また目を伏せてしまった。   (2022/2/11 01:00:41)

灰崎 宵凪/1年/♀うん、と相槌を繰り返す目の前の彼に、また不安げに視線を落とした。ノートを抱く手はいつの間にか片手になり、もう片手はスカートの裾を握っていた。穏やかそうな相槌にようやく少し息をついて、教えられた名前を唄うように口に出す。「 くちは、しきみ…………さん 」怯えたような、喉の引き連れた様な声しか口に出さなかった少女の、久方ぶりの普通の喋り声。柔らかいソプラノで、まるで一言一言に、メロディーが乗るような声。小鳥が囀るような、とかそんな在り来りな表現が似合うような声は、やはり少し震えていた。相手の名前をなぞるように口に出していた少女は、名前を知って少し安心したのか、強ばったままだった表情を緩めた。自分の名前を訊ねられれば、暫し宙に瞳をさ迷わせて。「 …………灰崎……宵凪、です… 」ドキドキと耳元に響くような心臓の音は紛れもなく自分のもので。相手に聞こえていないだろうかと不安になりながら、不安を誤魔化すように右目を隠す前髪を指先でいじった。   (2022/2/11 01:00:37)

おしらせ灰崎 宵凪/1年/♀さん(Android 124.47.***.132)が入室しました♪  (2022/2/11 01:00:04)

おしらせ朽葉 樒 / 3.♂さん(iPhone 133.206.***.96)が退室しました。  (2022/2/9 02:44:36)

朽葉 樒 / 3.♂( 呻き声を上げる女を見据える鈍い青朽葉。まるで言葉を交わしているように、それはどこまでもスマートな相槌。断られることを危惧するどころか、女を手のひらの上で踊らせる如く愉悦の混じった声色。 「 わあ、やった。 」きつく抱き締められているノートが悲鳴を上げてる様を想像していた。くだらない感受性が、タスケテーとカタコトで話す無機物を脳裏に浮かび上がらせている。 Bメロの始めにどんな言葉を置くか迷った。瘡蓋の中で未だ膿む傷が、邪推するように『またそんなつまらない罪を重ねるのか』と問う。 チラと女を見た。言葉を返すようで悪いが然し、きっと彼女も願い下げだろうよ。 「 ……えーと。…まず、何ちゃん? 」ひとまず、取ってつけたBメロはこうだ。やっと見付けた言葉は、歌にするには少々当たり障りのないもので。長い睫毛を伏して、男はニヒリスティックな笑みを携えた。 )俺はね、朽葉 樒って言います。   (2022/2/9 02:42:48)

朽葉 樒 / 3.♂うーん……( 『運が悪かった』と言われれば、確かにそんな気がしないでもない。『悪い』の定義は非常に難しく、この話の軸が、自分か他人かによってそれが大きく異なるのだ。女から見た俺は確かに、『友人に会いに来たが不在で、暇を持て余した人』のように映るだろう。然し、男の視点では『友人に会いに来たが不在で、暇を持て余したが、“然し”』と続くのだ。『然し、運良く同じ境遇だろう女と巡り会った』と。女から返された言葉を書いて字のごとく煙に巻き、首を捻りつつも否定も肯定もしなかった。 )( 男は気が短く、果ては気分屋で、救いようのないクズだった。然しながら、眼前でなし崩し的に思考回路を回す女は、〝女〟に慣れた男にとって新鮮なものであった。懸命に紡いだはずが捨てられてしまった言葉を拾い上げるように、ひとつひとつ抱き上げるように、言葉を選んでいるのがわかる。どうすれば上手く『NO』を言えるかと悩んでいるのが、手練の男にはバレバレだった。 薄く色彩の落ちた水色に、黒を一滴滲ませたらどうなるか。 答えは、言わずもがなだ。 )うん、   (2022/2/9 02:42:34)

おしらせ朽葉 樒 / 3.♂さん(iPhone 133.206.***.96)が入室しました♪  (2022/2/9 02:42:15)

おしらせ嬉野 平助/2.♂さん(iPhone 121.112.***.205)が退室しました。  (2022/2/6 12:59:39)

嬉野 平助/2.♂「ア、やっぱ昼飯食ってないのか!」(洩らした呟きについ反応する。あの時間じゃ微妙だしな。そう考えていたところだった。「…………」「あー……オッサンさ、足怪我したんだろ? じゃあマトモにこれ、運べねーよなァ。」「俺が手伝ってやるよ! そんで、早く仕事終わらせて飯食おうぜ! 俺もまだだしさー。な? そーしよ!」一気に捲し立てると、話は早い方がいいとオジサンの傍らにある段ボール箱の上段を持ち上げた。思ったより重いが、持てないことは無い。「前も見えるし一石二鳥だよな!」覚えている四字熟語を口に出せば、なんだかそれらしいような気がしてきた。それにいつもならもう胃袋に何か入っている頃。お腹が空いてはなんちゃら、だろう。) >嶋田 湊士   (2022/2/6 12:59:36)

嬉野 平助/2.♂( 自分の大声、それに驚いた相手の声、落ちた段ボール箱、しゃがみこむ相手。──見事なカラクリだった。これがかのピタ〇ラス〇ッチか……と現実逃避もその辺にしておこう。見るからに痛そうだと分かる声を上げたオジサンはつま先を気にしている?ようで、そこに当たったのかとは容易に判断が着く。オジサンがこっちを向いた、と思えば不満げな表情をしている。こうも冷静に分析はできるが、頭は理解を拒んでいるようで立ち尽くしたままだった。オジサンから声がかかった、それでようやく我に返り、「ああ、俺ァ大丈夫だけど……オッサンは無事じゃねーな」そう声をかけた。手を貸す間でもなく自力で立ち上がった相手は、オジサンだと思ってた割に顔立ちは若い。オニイサンとまではいかないが。)   (2022/2/6 12:58:54)

おしらせ嬉野 平助/2.♂さん(iPhone 121.112.***.205)が入室しました♪  (2022/2/6 12:57:15)

おしらせ嶋田 湊士 / 用務.♂さん(docomo spモード)が退室しました。  (2022/2/6 02:47:41)

嶋田 湊士 / 用務.♂>嬉野 平助   (2022/2/6 02:47:37)

嶋田 湊士 / 用務.♂それにしても、気を抜かして歩いていた自身が悪かったにしろ、眼前の彼へ眉間に皺を寄せた不満気な表情を向ける。長引いた仕事のせいか、空腹だからなのか苛立ちと同時に大人気の無さまで垣間見えてしまっているだろうか。「悪ィな坊主、怪我ねえか?、」大きな嘆息を漏らしてはゆっくりと立ち上がり、彼をじろりと見遣れば視覚で捉えられる怪我は伺えず何とか落ち着きの色を見せるも念の為と心配の声を掛けた。子供に怪我負わせた後に食う飯が美味い訳ねえしな、) 俺ァの前方不注意が原因かもしんねーけどよ、生憎爺は腹減って視界が今狭えんだ、   (2022/2/6 02:47:27)

嶋田 湊士 / 用務.♂ッあァ?!、(脳内に浮かべていった本日のランチ候補達は突如降り掛かる叫び声によって掻き消されてしまった。釣られる様に声を上げ、驚愕してバランスを崩した男は諸手いっぱいに抱えていた箱を一度手放し宙へ、····· とは行かず。中々の重量をした箱が重力に逆らうことなくそのまま脚元へと落下。二段に重ねた箱は爪先へと真っ逆さまに落ちていき、ごん!、と鈍い音を立てて直撃したのだった。鋭い痛覚が爪先から一気に脳天まで駆け巡る、咄嗟に噛み締めた唇の隙間から籠った唸り声が漏れていく。足を抑える様にしゃがみ込んでは、足の指が今の衝撃で取れてないのかを確認を取ろうと恐る恐る指を滑らせてみる。取れている訳がないのだけれども。じりじりと痛みはするが無事くっついたままだと確認が取れると少しずつ沸いてくる安堵に胸を撫で下ろした。   (2022/2/6 02:47:22)

おしらせ嶋田 湊士 / 用務.♂さん(docomo spモード)が入室しました♪  (2022/2/6 02:46:14)

おしらせ嶋田 湊士 / 用務.♂さん(docomo spモード)が退室しました。  (2022/2/5 04:38:07)


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