ルーム紹介
「子供じゃない」

何も考えずに喋り練習してるだけの部屋。
数名の口調と名前拝借。
マナーは守って。
透過と趣味嗜好語り多々。
のんびりまったり。
人とお話しするのも好き。


「大人にもなりきれない」
 [×消]
おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/6/4 21:06:36)

小野寺小野寺   (2023/6/4 21:06:27)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/6/4 21:06:23)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/6/21 21:24:51)

ぽすん。ソファにうつ伏せに寝転んで息を吐いた。自分が収まるソファなんてそうないので、寝転べば脚がはみ出てしまうのだが、今は気にしていられない。「んん…」小さく呻いて埋もれさせていた顔を少しだけ上げる。嫌な季節だ。夏と言えば夏なのに、湿っているし昼間は暑いのに夜は寒い。少しずつ騒がしくなる蝉と、すぐに降る雨。それから、嗚呼。頭が痛い。片目の奥から頭の中心にかけて、刺すような痛みが図々しく居座っている。この季節になると頻繁に痛むのだ。何かしていたいけれど何も浮かばなくて、諦めるようにまたソファに顔を埋めた。嫌だ、なんて。自分の人生においてそう簡単に思うことがないのに。   (2022/6/21 20:37:46)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/6/21 20:27:59)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/5/17 10:29:11)

黒く塗り潰された空を窓から見上げる。煌々と輝く月は見えるのに、細く拙い光を投げ掛けてきているはずの星は見えない。昔はよく見えたのに。それが都会の所為なのか、はたまたどんどんと見えにくくなっている目の所為なのかは分からない。どちらにしろ見えないのだから、理由なんて正直どうでも良かった。「あ〜…」間延びした声が零れる。明日はどうやら暑いらしい。「もう、夏が来っとや」口角を上げて独り言ちた。早いものだ。今年もまた夏が来る。   (2022/5/17 00:38:00)

「…なんも考えんと、来てしまったばい」はた。扉を開けてから思い出したように呟く。そもそも自分の部屋なのだから来てしまったも何もないのだけれど。こんなことなら外に散歩に行けば良かったかもしれない。今からでも遅くはない…とはいえ、折角だから少しくらい寛いでから行こうか。ぼんやりと欠伸をひとつ洩らしては、ううんと唸るように伸びをした。したいことも言いたいことも特にないと、どこか可笑しな感じがする。   (2022/5/17 00:19:32)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/5/17 00:09:30)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/5/3 23:36:49)

「道路に鳥がおったと。轢死ち言うんやったっけ?目ん前で車に轢かれてったけんたまがったたまがった」首を横に振りながら息を吐き出す。都会でも鳥は死ぬんだな。なんて。当たり前なのかもしれないけれど。地元の方じゃ野生の動物がもう少し死んでいたのに、こっちに来て見なくなったから、都会では死なないものなんだろうとばかり思っていたのだ。「羽があっとやけん、飛んで逃げりゃあ良かとに。どぎゃんしてせんかったとやろなあ。飯食いよったとやろか。弱っとって飛べんくなっとったとやろか」頬杖をついて思い返すが、まじまじとなんて死んでからしか見ていないから分からない。せっかく翼を持っていても、飛べないなら同じらしい。   (2022/5/3 22:35:52)

「寒かったり暑かったりすっけん、皆大変そうばいねえ。俺はどっちんしろあんまし着る服変わらんけん良かばってん」頭の後ろで腕を組み、窓の外を眺めながらぼやりと呟く。今はそこそこ寒いけれど、昼間に外を歩いている時は暑くて仕方がなかった。まだ五月に入ったばかりだというのに迫り来る梅雨と夏の気配がはっきりと感じられる。窓の外に見える道路を一瞥し、ううん、と唸りながら頭を搔いた。「…いやあ、今日は、昼間に凄かもん見たとよ。地元じゃあよく見よっとったとばってんが、都会じゃあめっぽう見らんくなっとったけんちょっとだけたまがった」   (2022/5/3 22:18:47)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/5/3 22:05:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/16 08:34:34)

「………あ、」思い出したように呟く。しまった。白石に誕生日プレゼントを渡し忘れていたんだった。なんとか覚えてはいたんだけれど、物を忘れるとは我ながら困った失敗をしたものである。花はもう萎れてしまっているし。「いっつも貰ってばっかやけん、たまにゃ返さなあからんとばってん…ちょうど良か機会に忘れとったら世話なかな」何本かの萎れたたんぽぽを見てひとつ息を吐きだし、指で傍に転がるどんぐりを弾いた。今からでも渡すべきだろうか。誕生日プレゼントと言って?叱られやしないだろうけれど、呆れられるかもしれない。   (2022/4/16 02:01:44)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/16 01:52:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/10 00:12:42)

「いや…ほんなこつ、あいつらはガラが悪かけんが。四天宝寺ん子らにゃ会わせられん…」会うこともないだろうけど、とまでは言わない。物理的な距離もあるし、仮にすれ違うことがあったとしても、人間性の違いからお互い声なんて掛けないだろうとは思うこともまた事実。それこそ自分が仲を取り持たない限り積極的に絡みにいかないんじゃなかろうか。獅子にとっての楽園だったあの荒々しさや幼稚さや傲慢さが懐かしくなることはあれど、両方同時に眺めたいとは思わないというか。ショートケーキと馬刺しみたいなものだ。どちらも美味しいけど同時には食べたくない。楽しむなら別々の方が良いのである。お互いのためにも。   (2022/4/9 22:11:21)

はふり。息を吐く。久しく会っていなかった友人が此方まで来てくれたため会っていたのだけれど、調子に乗って宴会を行ってしまったため身体が少し火照ってしまったのだ。いや、飲んだものはノンアルコールである。本当に。昔通っていた学校の友人らにはなんと思われても構わないが、今通っている学校の友人らには誤解されるわけにはいかない。「…良か子らばっかやけんね」苦笑を零しながら呟いては、吹く風の心地好さにほんの少し目を細める。まだ涼しい春風が火照った身体を冷ましてくれるのを感じた。   (2022/4/9 21:23:09)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/9 21:12:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/8 00:30:09)

「んは、」思わず。ひとつ笑い声が洩れる。軽く伸びをしながらベンチの背凭れに体重をかけた。濃紺色の空を眺めながら、くふりとした含み笑いを抑えようとするが、こういうのは意識すればするほど収まらないものである。「…んー、夜ん公園に来っと、なんか、のんびりしてしまうばい。なあんかね。なんもせんと、風とか、匂いとか、感じるる時間やけんかねえ」目を細めたまま、うだりと足を投げ出して呟く。ぼんやりとしすぎていただろうか。そうは言っても、涼しい風も、堂々と咲き誇っている香り高い花々も、月や星の薄ら明かりも心地好いのだ。夜間はどうしても視界が狭まってしまうが、その分、それ以外の感覚が鋭く刺激される。この感覚は嫌いになれない。   (2022/4/7 23:53:18)

鉄下駄がアスファルトを蹴る度に音が鳴る。あぜ道や河原を歩く時には流石のコイツもがらン、ごろンと金属の高い音を響かせやしなかったのだけれど、アスファルトばかりの此処いらとなると当然話は変わってくる。周りに何度喧しいと言いたげな顔をされたかしれない。もっと軽やかで涼し気な音であれば風情もあったかもしれないが、そんな音を奏でるには些か重すぎるようだ。まあ周りの意見なんざ気にしたこともないのだけれど。「昨日は猫がおったとばってんな、今日はおらんとか」昨晩目についた公園に、ポケットに両手を入れたままお邪魔する。どうやらお目当てのお嬢さんはいないらしいがそれもまた仕方がないことだろう。小さく笑んでベンチに座る。今のところ、静かで程良く暗いこの涼しい特等席は独り占めして良いみたいなので、ありがたく独り占めしておこう。   (2022/4/7 23:29:02)

「もうすっかり春ばってんが…春やち思うて構えちょると暑かし、夏やち思うて構えちょると涼しかよなあ…」頭の後ろで腕を組み、布団の上に寝転んだまま窓の外を見て呟く。めっぽう不安定になっている地球様の気温には翻弄させられてばかりだ。個人的には、この時期多くの人間が憂鬱になる花粉へのアレルギー症状もなければ、季節の移り変わりを楽しめる性分なため不満は大してないとはいえ。帳の下りた外の景色を眺める。今の気温は暑くも寒くもなく、快適といえるものだ。ほんの少しだけ頭が重いが、まあ、慣れたものである。「…外、歩こかね」い草の匂いにも飽きてきたところで立ち上がる。今日は何処を歩こうか。   (2022/4/7 22:57:23)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/7 22:45:11)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/5 04:32:14)

「あふぁー……」昨日はいつ眠ったんだったか。凛と暫く会話をして、気が緩んで、潮の香りがした気がして…それから?途切れた記憶をなんとか手繰り寄せようとするがどうも難しい。気まずそうに声を洩らす。どうしよう。でも目が覚めたのはベッドだったから、下手をしたら運んでもらったのかもしれない。怒っているだろうか。謝った方が良いだろうか。暫く悩んで、ふ、と息を吐いた。「…ま、ちーなちんしょうがねーんが」また会ったらその時に謝れば良いのだ。それに凛のことだ。永四郎だったら今すぐにでも探しに行って謝らなければならないだろうが、凛なら許してくれるに違いない。きっと。「なんくるないさぁー」   (2022/4/5 00:09:32)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/5 00:03:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/4 01:20:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/4 01:18:17)

知っちょ〜んさぁ〜。わかたくとぅ、まじゅん行こうぜ(教えてくれと騒がれては、けたりと笑ってはいはいと頷く。拗ねていたと思えばこの表情だ。百面相というより、感情の切り替えが早いんだと思う。握られていない手で、帽子の上から押さえつけるように頭を撫でた。見ていて楽しくて笑ってしまい、) うり、行ちゅんど〜(こっちだと言いながら歩き出す。歩きながら、咲いている花を見つけて触りながら、"あんいれ〜、ぬ〜んち海?"と気になったことを聞き、)   (2022/4/4 00:59:33)

「凛、海ぬ場所知っちょーんぬ!?ならーちくぃみそーれ!」驚いたと言ったのに敢えて繰り返されればどこか拗ねるように眉を顰めて、そう何度も言わなくても良いじゃないかと言いたげに肩を軽く殴った。とはいえそれも数秒前のことだ。海の場所を知っていそうな言葉を聞けばすぐに、付けられた疑問符も今の時間帯も全く気にせず、目を輝かせてその手を両手で包んだ。なんということだろう!何も分からないまま歩き出そうとしていたのに、まさかそれを分かる人間にタイミング良く会えるなんて!凛様様である。ところで此処にも海はあったらしい。知らなかった。   (2022/4/4 00:31:27)

はぁやぁ〜、しかんだか?(わかりやすく飛び跳ねた肩に思わず少し笑って、近寄ってきたその顔をのぞき込む。機嫌よさげにニコニコと笑う姿につられた。が、続く言葉に首を傾け、) 海ぃ?…くぬ辺んかいん海ぃ〜あしが…行ちゅん?時間かかいるんやあらん?(不思議そうに尋ねる。海が見えるスポットに覚えはあるけど。こんな夜遅くにいいのだろうか。まぁ裕次郎のことだから、どうせ行くとなれば止まらないのだし、確認するだけ無駄な気もしていて、)   (2022/4/4 00:10:39)

「あいっ!?」唐突に聞こえてきた聞き慣れた声にびくりと肩が跳ねた。少し先に、夜闇だろうときらきらと目立つ金髪が揺れている。「…ぬーやん、凛かやー。あぎじゃびよー、しかまさんけー。まぶやーまぶやー…」ほ、と息を吐きながら早打つ心臓を落ち着けるように服の上から胸の中央を擦る。けれどすぐにそれも止め、顔を上げて傍へ駆け寄った。見知った姿に頬が緩む。「海探すんーかい行ちゅるんやさ。くまんかい海ぬあるぬが分からんしが」緩んだ顔のまま笑って得意気に人差し指を立てた。これで東京に海がなかったら笑いものだが。   (2022/4/3 23:52:01)

裕次郎?ぬーそーが?(顔出、)   (2022/4/3 23:41:27)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/3 23:39:37)

「くまってぃ海あるばー?がりー建物ばっかやしが」辺りを見渡しながら気になったことを呟く。日本は島国だからさすがに何処かにはあることくらい分かるが、こうも長々と伸びるビルとコンクリートの地面ばかりを見ていると疑問に思えてくる。都会は本土の内側の方にばかりあるから海がないんだろうか。海なんてもう見飽きるほど見ているが、潮の香りすら感じられないとなるとどこかソワソワとしてしまうのだ。今日の海は荒れていないだろうか。自然に指が首にかけたリングに触れる。「探すんだがやー、海」   (2022/4/3 23:20:38)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/3 22:48:08)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/2 21:56:09)

「お。猫」人の家の塀の上で優雅に伸びをするその姿に目を細める。近寄ってみても手を伸ばしてみても逃げられなかったので、優しく引っ掻くように指を滑らせてその背を撫でた。「人懐っこいのう」首輪はないが、飼い猫だろうか。首輪をされていない飼い猫くらいならよく見る。大抵そういう奴らは家から出らず、庭か家の前を彷徨いている賢い奴らばかりだ。んるると鳴り出した喉と気持ち良さそうに細められた目に口角が上がる。夜だろうと関係ないとでも言いたげに目立つ光る瞳は見えないが、代わりのようにここまでご満悦そうな表情を見せられればこちらの機嫌も良くなるというものだ。ただでさえ夜の散歩というものは楽しいのに。   (2022/4/2 21:17:52)

「…エイプリルフールは昨日だったんじゃがな。……ふ。ま、俺はエイプリルフールにゃ本当のことしか言えんからのう。折角だからこうしてわざわざ翌日に散歩しとるというわけじゃ」くつり。喉の奥を震わせるように笑いながら、のんびりと辺りを見渡す。今日は昼間から寒かったから少し厚着をしてきたのだけれど、それはそれで少し暑いような、絶妙な気温だ。それも春の風情かと受け止めるし、うだうだと文句を言うこともしないけれど、暑いのも寒いのも好きではない自分はやり辛い。とはいえ、自分が唯一、一年の中で嘘をつかない日にしようと決めている昨日はもう終わったのだ。あれもあれで楽しかったが、ペテンを解禁するとやはり落ち着く。   (2022/4/2 20:58:13)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/2 20:34:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/4/1 03:30:30)

「……んん、…」ごろり。寝返りをうって目を開ける。目の奥から頭の中央付近にかけて。今日一日、ずっと続いていた痛みは今や小さいものになっていた。とはいえそれでも眠ることが出来ないのだから難儀なものだが。風が煩い。窓が揺れている。今の時間を確認しようとして、電気をつけるために腕を伸ばすことすら億劫になって携帯電話の電源を入れた。「…あ、」煌々と光る画面。一瞬その眩しさに目が眩んだが、目が慣れれば、その日付けに気付いて動きを止める。「今日、金ちゃんの誕生日とか。おめでたかなあ」   (2022/4/1 03:10:19)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/4/1 02:47:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/29 23:15:59)

「ちゅらーく咲ちょーしが、いふーな感じすなー」首を傾けたまま呟いて、指を伸ばす。八分咲きというんだったか。満開とはいかないまでも、綺麗に咲いている。花に触れる。柔らかな花弁も、匂いも、知っているもののような気がするのだけれど。そこまで考えて、は、と思いつく。「たーがなんかい見しれーゆたさるんやん!」声を弾ませ、枝に手をかける。ぱき。軽い音を立てて枝が折れた。色が薄くて小さな花が幾つか付いた枝を片手でくるりと弄ぶ。さて、誰に見せよう。これが何の花かなんて普段は気にならないのだけど。やっぱり賢い人間が良いのかな。でも今からこれを持っていって応じてくれる、花の名前に詳しい奴が居るんだろうか。   (2022/3/29 22:52:15)

「あい?」四月も近づいてきた今日この頃。暖かくなってきた気温に、どうやら花や虫が気が付きだしたらしい。最近久しく見ていなかった羽虫を手で追い払って、そのまま、何気なく視線が淡い色合いに誘導される。小さく声を洩らしながら、ポケットに手を入れたまま近付いた。「…くり、むしかしてサクラばー?ないちゃーぬサクラぁ、ちくんぬねーんやー」じっ、と。視線の先にある花を見詰めてみるが。どうにも記憶の中の花より色が薄いように見える。下も向いていない。もはや殆ど白に近い色をした花を眺めて首を傾けた。これは本当に自分の知っているサクラなのだろうか。そう疑問に思うが、サクラにそう種類があるようにも思えず、ただただ元気がないなぁという感想ばかりが浮かんだ。   (2022/3/29 21:34:56)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/29 21:21:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/18 23:59:30)

「…他ん子らには優しかとばってんな…」ほんの少し、そのちょっと厳しい男を思い出しながら溜息を吐く。なんでかは分からないが、周りの部員は甘やかすのに、こっちには厳しいのだ。そういうものなんだろうか。面白くないとかかもしれない。面白い、を大切にしている校風なのは分かっているし、自分もノリも良い方だから馴染めたと思っていたのだが。まあ確かに周りに倣ってやってみるギャグとかはウケないからな、あまり。その所為かもしれない。寝そべって自分の腕を枕にしたままぼんやりと天井を見上げた。い草の香りが鼻を擽る。それなら、笑わせたら許してもらえるだろうか。何をしたらあの男が笑うのか、一つだって分からないが。   (2022/3/18 23:17:41)

「ばってん、散歩しよったら携帯電話なんて見らんとよ。こまかし操作も難しかけんあんまし触りよらんし…あれ見よるより景色見たかもん…。やけん悪気があったわけやなかったい」今のうちに言い訳でも考えておこうかな。なんて思って呟いてみるも、これで許されるかどうか自信がない。当事者はなんやかんや人に甘く優しいため許してくれるかもしれないが、完璧に無駄なくがモットーで、尚且つ何故かこっちに厳しい我らが部長に許してもらえる気がしないのだ。彼に許してもらえないのはちょっと面倒臭い。絶対に長いお説教がくる。それはできれば回避したい。   (2022/3/18 22:53:12)

「……あれ?」部屋の中にある時計を見上げ、携帯電話を確認する。おや。これはちょっと、もしかしたら、マズいかもしれない。「謙也の誕生日って…あちゃ〜、昨日ね。しまったばい。今日かち思っとった」頬をひとつ掻いて困ったように笑う。どうしよう。どうしようもないな。どうやら部の仲間が連絡もしてくれていたらしいが、生憎昨日の自分は携帯電話の電源を切っていて気づかなかったらしい。ちゃんと携帯していたのに。電源が入っていないことにすら気づいていなかった。言い訳に使えるだろうか。使えない気がする。   (2022/3/18 22:36:18)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/18 22:29:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/13 00:37:00)

間延びした声をひとつ。洩らす。都会の奥、誰も居ない公園のベンチで、片膝を立てて座りながら紙パックのジュースを片手に揺らす。口の中でパイナップルの爽やかな風味と甘みが広がっていく。「…まーさんやー」ストローを噛みながら小さく呟き、目だけで辺りを見渡した。外気は心地好い涼しさになっているし、パイナップル味のものは大抵美味しいし、目的なく外を歩き回るのは楽しい。とはいえ。溜息を吐きながら身体を伸ばす。嗚呼、とベンチの背凭れに背を預けて仰け反り、落ちそうになる帽子を手で抑えた。「しに暇やっし」   (2022/3/12 23:39:06)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/12 23:21:35)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/9 23:46:56)

「いっぱい…?たいぎゃ…たいぎゃ都会に染まっとる…」はた。と口を噤んで、手でそっと口を抑えた。なんだか負けた気がするので大阪弁にも東京弁にも染まらないようにそれとなく気にかけている身としてはそこはかとない敗北感がある。唸るように頭を振って、きゅ、と口を結び直した。なんだか嫌だ。いや、嫌悪感があるわけじゃないんだけど。嫌だ。   (2022/3/9 23:23:06)

「……なあんか、いっぱい人居っとな?どぎゃんしたとやろ」煌々と明かりが灯る空港の入口。疎らに出てくる人の波と、それを待っているであろう止まっている車の列を少し離れたところから眺める。修学旅行かなにかの帰りという時期でもないし、春休みの旅行だろうか。もしくは受験とか。あとは…思いつかないけど。「此処ん空港、クロワッサンがうまかとばってん。遅なったしもう開いてないかねえ」沢山止まっている車に迷いなく進んでいく人をひょいと避けながら空港の中を覗く。「…あ〜……こらやっちょらんね…」今日はツイてないらしい。それはそれで、今日はそんな日かと思うと面白いから、良いのだけれど。   (2022/3/9 23:17:41)

「んー…、今日は海…よか、空港にでも行こかね」ぼんやり。人っ子一人いない道を歩く。人の声が聞きたくなる日、なんて、さっき今日を定義付けたばかりなのに。まあどうせ大通りを歩いても、車が通っているだけで人は居ないのだから変わりない気がするし良いだろう。都会は夜だろうが人が居るのだけど、少し喧騒から離れた道を選ぶだけで感じ慣れた静寂に包まれるのだから面白い。唯一どうしようもなくて、変えられないところは夜が明るすぎるところと野良猫が居ないところくらいだ。比較的暗い道を歩いているのに地元より俄然明るいのだからまだ少し驚いてしまう。暗すぎると視界がより狭まって正直歩きにくくはあるが、その少し危なっかしくて、自由で、研ぎ澄まされる時間が嫌いになれないのだ。   (2022/3/9 22:30:49)

いつもよりほんの少し暇な今日。がらン、ごろンと喧しい鉄下駄の、自分には聞き慣れた音を響かせながら、比較的街頭の少ない道を選んで歩く。「もうすっかり温かなあ」ちょうど良いくらいの気温の中、小さく独り言ちて脚下に視線を落とす。一人きりで気の向くままに歩くのは嫌いじゃない。が、今日はどうも暇なもので、自分のこととはいえ気分がどう揺れ動くのかその瞬間にならないと分からないというのは困りものだった。人の声が無性に聞きたくなる日は誰にでもあるのだろうけど。どうしようかと立ち止まり、ポケットの中の携帯を探して、そういえば部屋を出る時に持ってこなかった気がする、と思い出した。あまり意識して持ち歩かないのだ。今日ばかりはほんの少し残念な気持ちになる。ポケットに手を突っ込んだまま、苦笑いを一つ浮かべて再び歩き出した。   (2022/3/9 21:58:28)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/9 21:40:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/7 15:56:20)

ふと。街中にあった時計が目に入る。もう三時を過ぎていた?本当に?自分の時計を見て確かめようと手首を見てみて、そういえば腕時計なんて買ったことがなかったことを思い出した。仕方が無いので携帯を開いて画面に書かれてある時刻を確認する。…本当に三時を過ぎていたらしい。「あちゃ、アサバンわしとーたんやっさー。ないちゃーぬとぅちや過ぎるぬがへーさんやー」頭を掻きながら呟いて、乱立する見慣れない店を眺めた。何処に行こう。何を食べよう。本土にも佐世保バーガーは売っていると聞くけど、その店が何処にあるかわからなければ意味が無い。となれば見慣れた店を探すしかないわけで、選択肢は限られてくる。   (2022/3/7 15:19:10)

「あいっ?」外に出た瞬間。ぱ、と上を見上げて、感じた違和感に思わず目を彷徨かせた。昨日はそこそこ寒かった。沖縄の気温に慣れている身からすれば、薄いとはいえ上着を羽織らなければならないような気温だったことに困惑したものだ。だというのに。「ちぬーやひーさんだったっぬやなんだったばー…。ないちゃーやいみよー、うちなーやでーじあらい…」ぶつぶつと不平不満を垂れ流しながら、辺りを何度か見やる。それこそ沖縄は暖かいから、自分からすればまだほんの少し肌寒いが、見渡す限りもう誰も上着なんて着ていなかった。寒いと暖かいを反復横跳びしがちな本土の気温に慣れるのはまだ難しそうだ。   (2022/3/7 14:52:20)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/7 14:44:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/7 01:39:37)

大きな笑い声に一瞬身体が硬直した。歳下だろうか。中学生だろうけれど。ちらりと視線を向けた先に居た男子学生たちを暫く眺めた。すれ違うまで視線を外さないようにしたまま口を結び、話し声が遠のいてから肩の力を抜く。「…最近ぬわらばーや、『子ども列車』んかい憧れねーらんばー?」ぼそり。空を見上げ直しながら呟いて、やれやれと頭を振った。遥か昔に読んだ本なので記憶は曖昧だが、確かとても憧れた気がする。あれを読んだ子供は皆早寝がしたくなるはずだ。たしか自分は三日坊主になったが。   (2022/3/7 01:04:54)

「……なー、ちょっとひーさんさー」はあ、と上向きに息を吐くと、暗い空にふわりと浮かんだ白い息が目立った。あまり外に居られる時間はないがどうしても身体が疼いて、どうしようもなくて。だから、外に出たのだけど。暖かくなってきたと思っていた気温に裏切られたらしい。一応と羽織ってきた上着に少なからず助けられているが、薄いものを選んでしまったため肌寒さはなくならない。「ひーさんどー…」帽子のツバをほんの少し下げる。まだ帰る気はないが、いつかは帰らなければならないし、寒いし、せっかく外に出ているのに気分が上がらなくて再び溜息を吐いた。   (2022/3/7 00:57:10)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/7 00:43:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/4 22:45:27)

「お。良かとこにあっとな」自分より背が高いか低いか、程度の樹木に囲われた公園が目に止まる。こんな場所にこんなものがあるとは知らなかった。ほんの少しだけ背伸びをして、フェンスと樹木越しに公園内を覗き見る。顔をうろうろと左右に動かして誰も居ないことを確認し、入口まで回るのが面倒で、そのままフェンスを乗り越えた。念の為もう一度辺りを見渡してみるがやっぱり誰も居ない。なら当初の目的通り、ベンチもこの場所も独り占めしてしまおう。   (2022/3/4 22:15:19)

「キレイやねえ」そこそこ田舎から出てきたのだ。大阪の海を見て愕然とした某日も、夜の明るさに躊躇った某日も、今では懐かしい思い出になっている。すっかり慣れたとは言い難いが、なんとか綺麗な海を探し出せる程度には身を置いた。とはいえ、ふらりと足を向ければすぐそこにあった綺麗な海や、毎晩やってくる危なっかしいほど静かな夜が恋しくなる時があることもまた事実。「…今日はなんか、落ち着くばい」緩やかに口角を上げて空を眺める。座れる場所でも探そうか。   (2022/3/4 22:03:45)

「今日はお月さん、ちょこっとだけ居っとや」息を吐くように呟くと、白く染まった息が空中に溶けた。昨晩は新月だったから、今日もまだまだ月は薄らぼんやりと見える程度で、光源としては些か心許なかった。だが正直、この状況は好ましいと思える。夜空に浮かぶ大きな光源が目立たないと、逆に、星の光が目立つのだ。都会の空は星も月も目立たないが、こういう時はそうも言っていられないらしい。今日くらいはと言わんばかりに小さな光が瞬いている光景はどこか心が踊る。   (2022/3/4 21:58:11)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2022/3/4 21:55:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/3/4 02:03:07)

時間は遅いが、そんなものを気にしたことなんて過去一度もない。ちょっとした上着を羽織って外へ出た。薄暗い。涼しい。…楽しい。昼間とは違った世界が眼下に広がるこの感覚は何度体験しても慣れやしないし、慣れたくないと思う。だけれど、何の違和感だろうか。些細な些細な、小さいのに確かな違和感がある。ような。気がする。「んん〜、」と間延びするような声で辺りを見渡しながら、考えて。「…あっ!今日、お月さん居らんとか。いつもより暗かなち思ったったい」やっと気付いた違和感の正体に、ぽんと手を打った。見上げた視線の先。黒々とした空に、見慣れた黄金色の球体は浮かんでいない。嗚呼。と仄かに息を吐いて笑う。そうか、道理で。   (2022/3/4 01:37:12)

ううん。小さく唸りながら身体を起こした。左側一つ分。薄暗い部屋の景色に目を細める。部屋の灯りを煌々と付けたままというのも違う気がして、電気は消したままだ。「眠られんね」返事が返ってくるだなんて思っていない。その証拠に洩れた音の並びが起こした空気の振動は小さかった。こんな静かで眠れない夜は、外に出て風を浴びるのが一番良いような気もする。   (2022/3/4 01:22:22)


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