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おしらせ無言時間が25分を超えたため、十五さんが自動退室しました。  (2023/11/15 19:37:39)

十五身震いひとつ。衣服から肌へ、肌から臓器へ。染み込んだ暗愁が傍若無人にぐるぐるぐるぐる。其れが貴方によるものだと解っていれば尚一興。無邪気を孕んで遊び回る其れは臓器を、私に対して臓器たらしめる様に蹂躙して回った。私が未だ言葉に躍起する理由、親愛なる貴方。貴方が、玩具を捨てるのならば、そうしたら。したら、したら、私はもうアの声も出ない。私の人生は錯落とし始めるのです。貴方のためだけに拵えたこの脳味噌を貴方がすっかり食べてくれる訳でもないのでしょう。私の代わりなんて、私の様に、こんなにも貴方を思って、無惨に、卑しく、散りゆく者なぞ他にいないのに。大袈裟なんて言わないで。狂狷一躍、絢爛添えて。喉の緊張して呼吸が浅くなるのを感じ得た。少女が見ている。悪い夢だった。ルノワールの筆先が私を甚振った。決まって、麦束彩る額縁が怪物に成り代わる夢が私を猛熱へと導くのだった。麦束を持つ其の少女の柔い手が、血色の染みた能く張ったその稚い掌が、私を掴んで離さない。ずっと逃げていたのに。幼少の時分もそうであった。思考が散漫としている。言葉を紡ぐことも儘らぬ。自分の息の根が。こんなにもつまらない言葉を紡ぐのも   (2023/11/15 18:53:37)

十五傘を持ッちゃア居たんだが、生憎差す様な気分でもねェンで此有様。これじゃア、ズブ濡れン喪家の狗にさえ有る不憫の誘惑も見い出せねエ。アンダードッグ効果もねェッてか。ハハ。( 四囲は黒の面紗を落として得意気であった。私は其れが気に入らない。仄かに燻る、出自のわからぬ灯りと生活のけわいが、潴を僅かに光らせている。諸手を挙げて塗炭を受け入れはしたものの、疎ましさが肌を抱擁したがって爾来この半音降下した空間へ拘束された手指は、じんわり気持ちの悪い汗ばみが侵していた。扠こんな頽廃的から一足逃れようと、よう漸っと玄関口に灯りを点じた訳だが、あんまり酷い濡れ様に臍で茶も沸かせまい。ノスタルジックだとかアンニュイだとか、そんなものが雨から産まれる訳もなかろうに、そうでなければどう説明がつこう。呉下の阿蒙だと言うなら、見ぬが花とかでも返そうか。私の追憶する隻影は、数年前の黒髪の貴方から、今尚関わり続ける貴方へとすっかり変わってしまった。移ろいやすいとは自負では済まされないものか。其れでも、私は今に必死なのでした。   (2023/11/15 18:53:15)

おしらせ十五さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2023/11/15 18:38:39)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、二十六さんが自動退室しました。  (2023/10/26 21:50:31)

二十六大して冷えてもいない夏の終曲に、凍え死んでしまいそうな戦慄を抱え込み、巧まざる一竿の想像を文脈として捩じ込もうとするは能記すら失ったこの私です。私が凍え死んだその屍を、貴方は嘆いてくれるでしょうか。泣いて、抱いて、抱いて、抱いて、抱いて、貴方の体温を私が奪うまで、貴方が私に溶けるまで、抱いて、宣託をお待ちになるでしょうか。そうでなければ私は貴方の脳味噌にキスをして、その吝く臓へ執着する動脈を可愛がって差し上げます。否、私は口ばかりの男なのです。)   (2023/10/26 21:23:37)

二十六ひと月も経つのが早ェ、俺の郷愁も一時終章ってェ訳だな。段々わからなくなるよ、俺は。俺が追憶してンのは過去のお前サンを元に俺が作り上げた表象なんじゃア、時勢に揺られることもあるまいと思い込んで標榜していたが、どうもその表象がゆらりゆらり。困ッちまうよ、モデルなお前はどこへ行ったんだい。否、若しくは俺が変異したのかい。教えておくれよ、俺は俺がお前を歪曲して作り上げたお前じゃあない俺の作為的お前が怖いよ。( すっかり陽の落ちた部屋の内では、貴方の隻影も影として機能を果たすまい。身震いひとつ、与太ひとつ。器を無くしたシニフィエが外套巻き巻き、軒灯点じ、幽静に又狷介に私に肉薄してくる様で。其れが、私は怖いのです。闇夜に聳える標識の有意が錯落とし、寧ろ夜盲症を羨望する己自身が変えがたきまでに疎ましく、懈怠な可愛気として愛でたくもありました。   (2023/10/26 21:23:15)

おしらせ二十六さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2023/10/26 21:14:40)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、二十三さんが自動退室しました。  (2023/9/23 14:00:54)

二十三貴方はそれをどう思うでしょうか。抑、貴方は私と同じ蒼穹を眺めているかすら危うい。多大な罪悪と作為的得意を提げ、気が付けば向日葵の鮮色が眼睛を痛め付けるような時分は烏兎匆匆と私の目の前を走っていった。幾枚、幾枚もの原稿紙を散らけたとて、淙淙と迸る水が、跼った隘路が、私にそれを吝かとさせる。なり切れぬ私を、優生学を私的暗愁として飼い慣らす私を、どうか回顧することなく、眷顧することなく、最期すら帰依する様にお亡くなり下さい。私は御多分に洩れず普通であったのです。苦心惨憺に朽ちていく貴方を、そんな懈怠な想像を、散文的起稿に任せて私は茫洋とした白昼夢の上空を逍遙するのです。この獰悪な長月の末を渡れんばかりに。)   (2023/9/23 12:48:20)

二十三アッと言う間に夏も疲労を見せる時分なモンだから、適わねェ。( 蒼穹とリネンとの僅かより、木洩れ陽地味た光明が残暑への固執を木目へと押付けて、フラットを奏し始めた空間もそれ故に私を心地の悪い汗ばみで抱擁したがるのだった。長月。齢の六ツ程巻いた頃おいの姿態が、面紗の如く一室の片隅に佇んだ。長月の末。二十三。沼気の重量が一気に胸中へ雪崩込んで、平穏と安寧をぐるりと掻き乱す。居直り強盗の様な私は、それを執拗に可愛がってはその奸謀に恍惚すると同時に貴方の隻影と凄然さを、私が作為的に騙った貴方のまやかしなる表象に肉薄したのです。幾度となく裘葛を易えてすっかり日に褪せた閑雅な貴方の記念を、託宣の如く迷妄に追憶を重ね鞣した吝嗇を、私がこうも愛しく思って苦役に燻っていることは貴方だってご存知ないでしょう。私の中の意識と得意を錯落した隧道へと押し込んだのは、あの夏に匂いだ貴方の乙女なる黒髪のまじないだったろうか。将、瑠璃色に波立つ冥海が蒼然たる天に恋をしたのを愚昧とした雲翳だったろうか。何方にせよ、私はこんなにも歳をとってしまった。佇むだけの貴方をとうに越してしまった。   (2023/9/23 12:48:02)

おしらせ二十三さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2023/9/23 12:38:30)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2023/6/2 23:29:41)

と雖も、胃の中は元より空だった。それを象徴するかのように、透明が水中で蠢いているのを知っていながら、再びの嘔吐を望んでしまっていたのだ。 人差し指と中指を、食らった。舌を掻き出すみたいに、軟口蓋の辺りに押し進める。舌はそれを否む様に畝った。意志と反射が軋轢を生じ、断続的に震えるのを感ずる。思考を、気持ちの悪いことで妄冒しようとした。例えば、脳味噌をフォークで食べるだとか。何と表現したら良かろうか。形容し難くとも、ほんの少しの妥協を持って比喩するならば、面皰を潰した時のような、そんな感じだ。ぷつりと皮膚の破ける子気味良い感覚が、フォークを介して指に伝う。艶やかで、又ビビットの兼ね備えた血液が僅かな凸凹に沿って滲み広がる。少し遅れて黄色を帯びた透明な液体が混じってきて、水音と共に抉り取ったそれを、口内へと運ぶ。鉄の味。これはきっと水晶だ。妙に舌に固執する液体を踏み分けると、そこにはつるりと張りのある身があって、舌先を出迎えた。 ここまでの空想を瞼の裏に住まわせても尚、喉は空白と喘ぎを嘔吐するばかりであった。)苦しい。   (2023/6/2 22:37:13)

(夢か。将又冥界か。そうやって己の意識が願望の内に囚われているのは、見慣れた筈の自室が、やけにグロテスクに視覚を刺激したからであろう。天井の染み、床の木目、硝子ケースの向こう側に佇む数多の食器が、こちらを注視している。それらの不審を一律に四顧した。 途端、鈍器で殴られた程の衝撃が男の中で瞬いた。一瞬の内に寝台から体重を退けると、薄く肉付いた足裏がフローリングを打って、室内で膠着していた空気が流動するのを蒙る。 _不味い。これは、己の体験的な直感である。前傾姿勢で便所へと駆け込んだ。口内に蔓延した酸味が、部屋に対する不審や恐怖を忘れさせる程に、焦りを与えていた。 てらてらと照明を包む滑らかな純白の陶器に、べちゃりと黄色く透明な吐瀉物が打ち付けられた。可愛らしい音。存外少量であったそれは、多少跳ねた後にずるりと水の中に溶けていく。粘り気を思わせる気泡が、未だに見える。それが、水底に僅かな影を落としていた。 そうして、ざらついた舌を胃液が撫ぜる。酷い表情であった。それは嘔吐に対する後悔によるものではなく、未だに吐き出しきれていないと思う不快感によるものである。   (2023/6/2 22:36:45)

どうも雨だと余計なことまで妙に頭に浮かんでくる。   (2023/6/2 22:36:33)

おしらせさん(42.124.***.188)が入室しました♪  (2023/6/2 22:25:12)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、十四さんが自動退室しました。  (2023/4/14 22:21:41)

十四( 先刻遠方より微かに鼓膜を穿った救急搬送のサウンドシンボリズムが頭から離れぬ。加えて呼応して哭する赤子の声が脳の奥底で畳句と成った。それが酷く恐ろしい事の様に思えて仕様が無い。肉迫でも受けているかの様な心持ちが、胃の中でぐるぐると逡巡程の技量でのたうつ為に気持が悪いのだ。狷介と畏懼との斡旋は、駑馬に鞭打つとて採択或いは収斂とかいう次第には落ち着かないものであったから、自己に業を煮やす仕儀となった。酷く懐かしい片影が記号として在るとしたらば、その恣意性は確実なものであると感じ得た。けだし所記の枢要になり得る蓋然性は重くつらまえていたが、自己の淵源に在る声帯では何となくその能記やその線状性に呼吸においての所有権が在るのだと宣っている感に打たれた。ここまでの一律を忘却した思考は綟程の粗雑が多分に含まれていたろう。奔放に我が身を振り回すそれを偉軀と共に長椅子へと投げ出した。どうやら公理に沿うそれが敬虔な素行であると取り違えていたらしかった。目を閉じる。隻影は依然閉口したままであった。)   (2023/4/14 21:56:20)

おしらせ十四さん(112.139.***.60)が入室しました♪  (2023/4/14 21:54:46)

おしらせさん(112.139.***.60)が退室しました。  (2023/4/6 22:44:48)

まァた悪い癖、長話をするつもりはねェ。オマエの体温さえ俺の寝具に残りゃあ其れで良い。( 疎らな辺りを四顧した後にふと気付かされたようであった。艶やかな濡れ羽色が頬に掛かる。縁の影の落ちた眼睛で誘い文句の一つも言えようか。)   (2023/4/6 22:21:35)

(ジージー…カラカラカラ…と云う虫の音が、ほんの少しの夢心地から醒ましてゆく心持ちがしていた。数刻前は淋しく心細げに謡っていたそれが、二つ、三つ、四つ、…といった塩梅で増え続け、いまはた数えられぬ程でアンサンブルを形成している様である。調和こそ取れていて、それでいても何処か不安定なその音色は、己を現実へと引き戻す教師でありながら、また己を漠然とした不安へと導くのだった。その不安にはゆえが無かった。否、もっとも此処で誰かが其れは何とかだろうとか言ったらば、簡潔な言葉で言い得ていたのだろうけれど、彼は生憎と富んだ人間を頭の内に住まわせてはいなかった。だからこの「わからない」は「わからない」ままであったが、それが解決のした暁にはどうやら自分の消失する勘が冴えた為に、暫くは放棄されるものと見たのだった。長い睫毛から落とした影がそのまま頬を伝い、足元まで落ちて行った。その影を踏み潰して立体を失ったのを以て、漸く足は前へと歩き出す。短い吐息の後に、あまく色付いた血色の合間を縫って途切れ途切れに成った音は、若干の羨望も含まれている様であった)眠いから短い間だけど、それでも良いなら、誰でも。気軽においで   (2023/4/6 22:12:51)

随分と熱烈なファンも居たモンだな。(不気味に思われる視線。日の落ちる前からじっと動かずに在る其れに多少の皮肉を込めて、口角でも上げてやった。何かの不調であれば良いのだけれど。)   (2023/4/6 22:09:16)

おしらせさん(112.139.***.60)が入室しました♪  (2023/4/6 22:08:05)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2023/4/1 16:53:43)

御前サンらはもう花見は済ませたか。未だッつーンならァ俺と行こうとでも言いたい所だけどね、生憎もう外出する体力もねェんだ。春らしいモンでも手土産に来てくれりゃあ万々歳だけど、中々そうもいかねェかァ。( 表札の名を一瞥して、それからよう漸っと、足元に淡い花弁の敷かれているのに気が付いた。其れが先刻のことであった。いまはた木目を顕に濡らしてゆく光明が暖かに、又多少の皮肉を含んだ眼差しを持ってローテーブルまで伸びている。まあるく象られた縁、多少の埃の発光する合間、そのローテーブルの上に置かれた眼鏡を手に取った。カタリ。妙に軽っぽい音がした。疑似の其れを介して眼睛を色付く世界は、何と言うのだろう。優越と言えば良かろうか。何らかの得意を持って鼓動となり得ていた。久々にオマエに成りに来たよ。そう胸の内に落とし込んで、莫迦な喧騒に蓋をする。嗚呼あの馨香も何もかも、四月一日とかいう固定観念の内に収まりきってしまって居たらば、良かったのに。)   (2023/4/1 16:26:13)

おしらせさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2023/4/1 16:02:54)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、二十二さんが自動退室しました。  (2023/3/22 23:30:35)

二十二こんばんはァ。お話でも触れ合いでも添い寝でも、何でも。俺ァぐいぐい来る成人が好きだよ。(多少間の空いたもののその空白も垣間無く、未だ染まりきった所作にて腰を下ろした。なんとはなしに言葉を紡いでから一瞬の後に、しまったと言わんばかりの面持ちで口を噤む。好みの話はしない約束じゃあないか。)   (2023/3/22 22:17:20)

おしらせ二十二さん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/22 22:13:53)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、十七さんが自動退室しました。  (2023/3/18 01:26:43)

十七寝た_か......?この状況で ( 多少の心配の感に打たれる。彼は未だ濡れたままであったから、体調を崩しでもすれば間違いなく負い目は自身に在った。少しばかりの勝手は許しておくれ。完膚なきまでに滴る水分を拭き取ると、自身の寝台に運び込んだ。乾いていないことが唯一の不安であったが、成る可く暖を取っているのだから天が味方してはくれぬだろうか。)   (2023/3/18 01:01:06)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2023/3/18 00:49:24)

十七俺も今日降るとは思って無かったからなァ。風邪、引かねェといいな。(少しばかりの横着が分かり得るところに在った為に、思わず双眸の一律に緩められたのを以て己に出来る気遣いを施した。”拭くからおいで”と問いかけには一部肯定的で、雖も何処か有無を言わせぬ口振りで君の頭部に柔らかなそれを被せて。)   (2023/3/18 00:32:48)

持ってねェんだな〜〜それが。いやあ、天気予報は見とくもんだよ。お言葉に甘えさしてもらいます( とは言いつつも彼の部屋を無闇矢鱈と濡らす訳にも行くまい。笑みを浮かべつつ自分の失敗を彼へと話しながら"そのタオル、貸してくれたりすんの?"なんて引っ掛けられたそれを指差し微かに首を傾けて )   (2023/3/18 00:24:08)

十七一サン、_早く上がンな。傘は?(丁度雨の匂いに懐かしめられているところであった。濡れ仔犬にも思えるそれは如何にも寒そうで、又一つの疑問符も浮上してくる。玄関口に向けられた足はその途中、寄り道の如く途端に消えるとタオルケットを引っ掛けて彼の前へと現れた。)   (2023/3/18 00:16:01)

レ〜イくん。居る?びしょ濡れになったオレに慈悲をくれたりしねえかな( 此処に来るまでにすっかり雨に降られてしまったお陰で毛先からは小さな雫が滴り落ちていく。寒いな、いつもの事か。暗くなった外を照らすような彼の部屋の灯りに一抹の希望と温もりを望んで )   (2023/3/18 00:07:31)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/3/18 00:03:47)

十七今日は朝方まで起きてるつもりだから、寝かし付けられたいンなら打って付けじゃねェかなァ。(茶褐色な芳醇さを片手に弄びつ、誘い文句を並べ立てた。生憎と普段に比較して随分と頭の回っておらぬ様子ではあるけれども。)   (2023/3/17 23:24:29)

おしらせ十七さん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/17 23:22:52)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、十五さんが自動退室しました。  (2023/3/16 00:24:36)

十五ここ最近は大盛況だったのに数日は人気も疎らだな。暇を持て余して仕様がねェけど。(玻璃を介して眼球を彩る薄明かりも今は斑模様であった。濃い黒縁が世界の端に申し訳程度に佇んで在る訳だが、今はそれすらも一層主張したがって妙に目につく。連想遊戯の如く側面を塗り替えていく思考は記憶を冒した。そう言えば、両目を象る後天性の仮病は、伊達と雖も初めは視界の酔ってしまう様子であった。慣れぬ距離に在る影が瞳に触れたからであろう。それが今では機能しなくなったとかいう実際は、酷い罪悪と懐かしい影法師をも見出して軋轢とするのだった。)   (2023/3/15 22:37:04)

十五どうも人よりも起きてられねェ質で困るなァ。(一通り挨拶地味たものは終えた。その実際だけでも安堵は脈拍に溶け込んでいる。雖も、互いの体温の交わり慣れぬ内に意識を手放してしまったか。回顧しようにもそれは不透明であった。)   (2023/3/15 22:22:38)

おしらせ十五さん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/15 22:12:52)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2023/3/15 01:25:08)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、十四さんが自動退室しました。  (2023/3/15 01:12:40)

オレが来たことでアンタの夜が長いだけのものにならなくて良かった。( 先程まで冷たかった身体もすっかり暖気に包まれ、永遠にこのまま時が止まってしまえばなんて余りにも非現実的な考えが生み出された。その中でも一段と暖かくなったその頬に据えられた手に己の手を重ね、弱く擦り寄る。まるで縋るような、もしくは探るような。そんな感触を彼に与えて )オア〜〜安心。微妙って言われたらどーしようかと思った。ぶ、っはは、こりゃ困ったオニイサンだ。おもしれェ、此方こそ宜しくな   (2023/3/15 00:59:50)

十四そうだなァ。一サンが来なけりゃあ今日も長かったろうね。( そこには感謝が顕に在っていた。足先、指先、と四肢の末が酷く冷気を以ての痛覚を宣うために、自覚としては何とは無しに双眸の水面を撫ぜる君の微笑み、その頬に掌を据える。)レイ、零でレイか、いい名前だね。一在る為にも無いのは旦夕付き纏うからね、ふふ。これから宜しくなァ。   (2023/3/15 00:47:34)

ふーん ... 寒い夜ってのは一段と長く感じるもんだもんな。( 瞳が彼の笑顔を写した時には時計の針は深い夜を示しており、思わず頬を緩めた。同情する気も突き放す気もありはしない、ただ過ぎるだけの夜よりかは彼と居る方が何倍も心地良いのである。此処に居座るにはそれだけで理由としては充分だろう )オレが考えていいのかァ!?ン〜〜 .. 、じゃあレイなんてのはどうだ?オレがイチだからアンタがゼロ。安直すぎ?   (2023/3/15 00:34:17)

十四夜は長く感じたね。(直接的な肯定も否定もあらぬにしろ、郭大な寂寥は現に闇夜を象る硝子の片鱗と変遷を遂げていた。かと言い不憫を主張する稚拙な欲求など持ち合わせてはいない為に快活に笑ってみせた。鼓膜を揺らす、目先の見附を象徴し得るその三文字を口内に転がす。)一サンな。俺ァ特に呼び名なんてのはねェんだ。適当においとかねえでも返事はするけど、一サンの呼ぶ専用の名前考えてくれても。俺とわかりゃあいいんだ   (2023/3/15 00:19:46)

アンタそんなに長い間人を待ってたのか?( ぱちりと瞬きを落とし、緩く首を傾けた。己が来たのはほんの少し前。彼がどれほどまでに人を待ち焦がれていたか知る由もないが、その言葉からして一人の時間がだいぶ長かったのだろう、と推測し )そういや名乗ンのすっかり忘れてた、オレはハジメ。好きなように呼んでくれて構わないぜ。ついでにアンタの名前も教えてくれや。   (2023/3/15 00:06:26)

十四そりゃあ良かッた。合うンならこれだけ待った甲斐があるッてモンだよなァ。( 耳を穿つ音達は何時ぶりであろうか。久しいそれらを同調に四顧して、一瞬間僅かながらに睫毛と睫毛との隙が微微なものと成り得た。獰悪も何処かへ忘れてきたか、その此方を向く視線に反芻のような間を以て問うた。)扠、アンタのこたァ何て呼べば?   (2023/3/14 23:58:40)

ふ、その言葉にとことん甘えさせてもらうわ。確かにこれといって目星いモンは無いが、オレは好きだよ。この感じ。( くつりと笑みは絶やさず彼の元へと歩みを寄せた。そこに置かれた空白は己のための場所だろうか。否それ以外に思いつくものもない。彼に問いかけることもなくゆっくりと腰掛けに沈み込めば心地良さから唸り声に似た声色を上げた。寛ぎすぎと怒られてもおかしくはないか、細めた双眼で彼の表情を見詰めながらそんな思考を巡らせ )   (2023/3/14 23:44:17)

十四はは、有難サン。目星いモンも特にねェが、適当に寛いでいきな。(胸中に執拗に飼った消極は未だ躾が足りていなかろうか。自責を妄冒するその獣に代わるが如く前のめりになった風儀が喉を鳴らす。先を切って一人分の間を持って柔軟な腰掛けに坐すると、玻璃の奥は鈍く暗然を食んだ。)   (2023/3/14 23:35:55)

ンなこたァねえよ、そこは素直に褒められとこうぜ?... お、助かる〜。昼間と夜との寒暖差で身体ボロボロになっちまうとこだったわ。( 微笑みと言葉に安堵の息を漏らし、此方も笑みを浮かべればそそくさと中へ。暖かさが頬を掠め、明るい声色を彼に投げかけた。これも何かの縁だから少しばかり居座らせてもらおうじゃないか。辺りを見渡しながら物珍しそうに彼の部屋を見回して )   (2023/3/14 23:24:52)

十四、__勿論。それはちィと買い被りすぎじゃあねェのとも思うけど。さ、外はまだ肌寒いから。( 虹彩はすっかり海辺を漂っては在ったが、其処に水晶体を乾かす程の風の吹き様であったか、又は何らかの脈拍を感じ得たか、いまはた扉を引いた後の眼前に在る面を映していた。引き入れるかの言の葉を連ねて、慣れぬ微笑みを口許に湛えんばかりに。)   (2023/3/14 23:17:07)

ちょいとオニイサン、オレと話してやくれないかい?生憎アンタのような綺麗な言葉を紡げる自信はねえけどさ。( 戸を軽く叩きやっとの思いで言葉を一つ絞り出した。心臓の音が五月蝿いのは緊張かはたまた好奇心か。追い出されるなんてことは無かろうともやはり第一声は震えるものだな。相手からの返答を待つほんの数分の静けさにぐっと息を飲んで )   (2023/3/14 23:04:56)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/3/14 23:02:16)

十四相変わらずの不人気ぶりかァ。此処までくると何を改善すりゃいいかわかンねェな。( 絵の具の隆起した程に塗りたくられた帆布の様に微細な冥闇の付き纏った眼睛は、浮標を見詰めているかのようだった。酷く動物的な匂いの放つ皮膚感覚が鼓動を掠める。それは嘔吐を覚える程に粘り気のある様子を一律に備え持つ。)   (2023/3/14 22:44:17)

十四さァ、お話でも添い寝でも。損はさせねェつもりだよ。(こう迄したとて旦夕と何ら変わりの無いならば、其れこそ自嘲として大笑いでもできそうだ。不器用を着飾った二酸化炭素と共に、慣れぬ文句までも音と成ってしまった。)   (2023/3/14 22:00:11)

十四どうも取ッ付き憎いとかいう指摘を貰ッたからなァ、ちッと色々と変えてみたンだよ。( 照明の露出が濡れ羽色に落ちる。度の入っておらぬ黒縁の奥から僅かに隈の湛えた眶が、二、三回程水面を隠した。喉を歩く空が妙に気管を冷やしていく様な心持ちがした。)   (2023/3/14 21:39:30)

おしらせ十四さん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/14 21:38:18)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、十三さんが自動退室しました。  (2023/3/14 00:54:07)

十三この時間になってくるとどうしても眠気が勝っちまうなァ。添い寝でもしてくれるッッてンなら万々歳だけどね、生憎俺は受けが悪いみたいだから。(ならば自分が。と成り得ぬのは、己の痴鈍と内向とが元より寡少な自我の胸中で主張したがるからであろう。見切って寝具に投げ出した身躯は多少の熱を持っていながら、従順に沈み墜つることの赦しているようであった。軈て違和を唱えるのは喉である。こうも地と平行になり続けていると、喉仏が奥へと押し込まれているような圧迫感が先ず急いてやって来る。其処で実際の指先を以てその凸を押し込んでみるのだった。そうしていると今度は、今朝の喉の痛みを思い出す。そうやって取り留めもなくあれこれと瞳孔の奥を見詰めているから、眠気すらも素直に取り込めないのであろう。)   (2023/3/14 00:28:51)

十三俺ァ他人の独り言見ンのは好きなンだよ。オマエらの記憶に必要以上に残りたくねェから俺は言わないけど。この曲好きですとか言ったら、そン曲見かけたり聞く度に思い出しちまうだろ?そういうこと。名前だって只の暦だから、適当に呼ンでくれ。( それはもう、二酸化炭素を肺一杯に詰め込んだ時の様な酷い見附で、中途半端なアルトが空を食んだ。嘔吐してしまえば存外呆気なく此の罪悪から目を逸らせられるというもの。然しその実際を以てしても代償としての食道は、余りにも愉快な程に此方に軽侮の眼差しを向けるのだった。その眼光の獰悪さと言ったらば、もう。恐れ慄いて震える我が身は、安寧を可愛がって掻頭する他無いと言わんばかりに勘違いした正当を無理に押し付けてくるのだ。)   (2023/3/13 23:13:08)

十三何時も同じ様な事しか言ってない所為で上手い誘い文句ももう思い付かねェな。取り敢えず、話し相手と、人肌。其れだけ。(何回目であったか。完膚無きまでに煢然が自己の中へと身を隠し、輪郭をも溶かしてしまった。一律な土台では最早踊ることすらも儘ならぬ。食傷気味な脳味噌に付随する漫然とした自嘲が、夙を希うのだ。この重力が意志の鈍った疵瑕を画策の如く突いてしまえば、瞬きの間にそれは叶うのであろう。それでも息をする偏みがちな意地がその薄志から乖離する為に、低迷する様に足元に影が伸びているのだ。それは能く理解をしているつもりだ。初心に面を顕した頃とは打って変わって据わった水晶体で往来する眩しさを眺めていた。そこには少なからず観念も写されていたろう。)   (2023/3/13 22:27:55)

おしらせ十三さん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/13 22:15:15)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、十二さんが自動退室しました。  (2023/3/12 23:48:52)

十二何だか今日は人が多いみたいだから来ちまったァ。これなら誰か一人くらい俺のこと見付けてくれるよな。(傑出を覚えた馨香が入浴を終えたことを示唆している。柔らかで又郁郁たる花々が鼻孔を占領し、粗い熱を所有したままの身躯を長椅子に投げ出した。仔細までも見透かすのではあらぬかと変な緊張を擽る、その自棄に注視する数々を見回すと、自惚れや消極と否定が酷く軋轢とするのだ。自身に言い聞かせる言葉も数秒の後には恥と認識せざるを得ず、欺瞞的な要素を自己から見出す羽目になるのだった。そうやって悪心的な粗略さが主張する為に眼睛は真っ直ぐに前を見据えることなく伏せがちに佇んでいた。)   (2023/3/12 23:01:45)

おしらせ十二さん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/12 22:30:01)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2023/3/11 00:08:53)

だァれでも。今日は金曜日らしいし俺にだって話し相手出来て良いと思うね。いつも売れ残りの俺に慈悲を降り注いでくれンのは誰かねェ。(重みが意思を持った様に着々と睡魔を受け入れてしまいそうな程の眶を湛えて、殆ど習慣と化した動作を無意識中に潜めた。くどくて噎せてしまいそうな空を肺いっぱいに取り込んだ。其れは詰め放題と赦された袋と同等だった。対価として虹彩に薄く膜の張ったのを感じ得て、又、僅かに歪んだ世界を以て灯りを一心に求めた。曜日という情報を携えて来たものの、辺りは一貫として疎らであるらしい。)   (2023/3/10 22:37:51)

おしらせさん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/10 22:19:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2023/3/7 23:40:13)

自分から行くべきかなとも思うンだけど、中々、ネ。から、今日も話し掛けられるのを待つだけになりそうだなァ。まあ、気が向いたら声掛けるよ。誰でも気軽においで。(能動的でない為に、追いやられるのは我が身のみ。そうは言っても、天に唾するとも言うであろう。利益と生産性に見合わぬ積極は成り行き淘汰に値するのだ。己だって我が身が可愛い。返り討ちになんて合いたくないと、軟弱な頭ががんがんと突くように咽び泣いている。無節操に遺作を愛す様な脆く無分別な愚かさ、更には矛盾して一種の獰悪が足枷に重みを附加していくのだから、快活な自主を厭うのは当然とも言い得た。そんな大層な利己心を可愛がった手緩い意向が、未だ自分の眼睛が鮮やかに魅せられたままであると示唆するのだ。ぴたりと密着していた、皮膚の薄く色付いたそこが薄く空を受け入れて、其れから肺の中の空白を嘔吐した。誰でもいい。純なあれも穢なそれも、誇張された遊戯の様な戯曲は全て妄想の胴中であると忘れられぬように指教しておくれ。或いは短命な寵愛を身に施して。)   (2023/3/7 22:45:28)

寝ちまッてたァ……。御免、えーと、鈴木、サン。良かッたらまた来てやッてよ。(茫洋とした意識の中で唯一、頭の片隅に残っていた君の名前。稀である機会を逃した事に対する自責の念、大腐、そういった心緒が脳味噌をグロテスクに掻き回しながら遍満した。耳に入るか否かは扠置くとしても、随分と酷い不器用ぶりを振りかざして言の葉が連なった。)   (2023/3/7 22:38:45)

おしらせさん(112.139.***.209)が入室しました♪  (2023/3/7 22:36:29)

おしらせ鈴木さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/3/6 00:26:54)

鈴木ありゃ、お疲れ様です( 寝息が聴覚を刺激し 貴方の顔を覗く。_ 如何やら眠ッて居る様だ。此処で起こすのも悪いし退散しようか。臥榻で寝て居ないのが少々気掛かりで有るが 人様の部屋で変に行動しない方が良い筈だ。嗚呼でも、室内とは言え毛布位は掛けて置こう。周囲見渡し有ッた物を借り 貴方の身体に被せる。此れで完璧。頷いては 良い夢見て下さい と一言添え退出。↓ )   (2023/3/6 00:26:53)


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