ルーム紹介
自室気味.

どなたでも是非

版権/創作 不問.
完也/背後有 不問.

ソロル練習にも
誰かと成り練習の場にも
創作語りにも使うつもりです


誰かが居る時でも
何も書けなくても
全然入室OK~!
 [×消]
おしらせ「」さん(112.68.***.173)が退室しました。  (2023/8/21 19:08:21)

「」((展開だけそれとなく決めてても難しいもんですね。お部屋感謝です!   (2023/8/21 19:08:17)

「」((やっべぇ思いつかねぇ~~!!   (2023/8/21 19:07:48)

「」彼は私の好きな人だった。けれど、あの人が付き合っているのは、付き合っていたのは、姉だった。見た目だけは写し鏡のような、双子の姉。学生の頃、それとなくデートの誘いをしようと思った時には、もう既に。二人は二人だった。「彼女って居るの?」「あー……」何気なく聞いた時、頬を染めて、周囲を伺うように目を泳がせて、頷いた。「まあ、その。両想いだったんだ」帰り道、華やかに散っていく桜の下で萎れた花びらが啜り泣いていた。   (2023/8/21 19:07:28)

「」「お帰り」頭を強く殴る言葉というのは、いつも短いのだと思い出した。言われた音だけを覚えている状態から、音叉をがぐわんと響くかのように、後から意味を理解していく。袖で目を擦るが、睫毛が数本取れるだけで何も変わらない。瞬きの回数が増えるが、何も変わらない。変わっていない。そばかすが付いた顔で笑っているし、愛おしいものを慈しむ時に目を細める癖も、同じだった。私が愛おしいとでも言うように、笑っている。「お帰り」小首をかしげて、訝しげなトーンに染めて、言葉が繰り返された。ついにおかしくなったのかと、自嘲のため息を吹く。あの人は、彼が、ここに居る訳がない。しかし、今が夢などではないことは、はっきりと分かっている。そうだとしたら、何故職場でクレームの電話を受けていたり、肩が重くなったり、猫背になったことに気が付いてしゃんと直したりするものか。外の蒸し暑さだって、肌で覚えていられるものか。   (2023/8/21 18:50:57)

「」((こんばんは、またお邪魔しちゃいます~!   (2023/8/21 18:42:05)

おしらせ「」さん(112.68.***.173)が入室しました♪  (2023/8/21 18:41:46)

おしらせ/さん(iPhone au)が退室しました。  (2023/8/21 18:29:49)

/((もうどんどん文短くなっていく...悲しい、悲しいから時間置く. 自室だし好き勝手変更しちゃうけど、気にかけてたまに覗いてくれると凄く嬉しいです   (2023/8/21 18:28:23)

/それにしても、こんな誰もいない選択教室の空部屋で、汗を拭いながら自習する自分のなんと立派なことか。夏の受験生と肩を並べられるだろう。頑張れる才能が今夏やっと開花したとまで言える。我ながら偉い。自身の成長のために努力することはそう簡単なことではないだろうし……といっても、これは正確には私だけの勉強ではない。   (2023/8/21 18:24:59)

/生徒会はこの二年で大きく幅を利かせられるようになった。この組織に、学校側を牛耳るPTAが入り込んできたからだ。…若干モンペ気味な匂い漂う奥様方の集会を、私は放課後の校長室で何度か目にしたことがある。しどろもどろな教頭と校長の態度を見れば、どちらが舵を取っているかなんて考えるまでもなかった。どこかで見たことあるような裕福そうな彼女は、現在生徒会会長を務めるあの人とそっくりだなと気づいたり…ここまでにしておこう。フラストレーションが溜まっているからといって、他人にあたるのはたとえ心の中だとしても良いことではない。   (2023/8/21 18:23:12)

/彼らが掲げる精神は、我慢やら忍耐やらで自分を磨こうというものなので、ルールは法律並みに細分化・具体化されたし、文化祭や体育祭の準備、内容の質には少しのたるみも許されなくなったし、行事には必ず地域の伝統文化を取り入れなくてはならなくなった。しかも驚いたことに施設は新設はおろか修繕までされることはなく、ならばどんな手を加えたのかというと、旧校舎の復旧、手洗い場や倉庫の徹底的な清掃等、時代を自ら過去に遡らせる暴れっぷりであった。最近では一部の部室を閉鎖し、町の体育館の一室を使わせようとしているだなんて噂を聞く。そんな組織なので、当然だが生徒からの評判は低い。一部の熱心な男子を除いて、ほぼ全員が迷惑がって愚痴をこぼしている。それでも廊下で生徒会役員にすれ違ったときにこぞって不本意そうに口を噤むのは、彼らによって変革させられた新たな学校の掟に従わざるを得ないから。   (2023/8/21 18:10:08)

/窓越しからでさえ濡れたコンクリートが熱される匂いを感じられそうな程、この教室の中も茹だっていた。扇風機一台回したところで、循環するのは湿度の高い熱風だけ。“温度設定は27℃以上!!”と荒々しく手書きされた貼り紙が目立つこのエアコンは、午後三時に今日の仕事を終えている。二時間前に感じていた、ぬるま湯に浸した冷えピタ程度の冷気も、今や想像できないくらい遠い感覚になってしまった。たとえ額にほこりがつくとしても、床につくばって懇願できる。冷気、下さい。他校の情報など私には一切回ってこないので“普通”がどの程度なのかわからないが、それでも27℃は節制するにも程がないか。誰の指示かはわからないけれど、以前より平均気温の上昇が騒がれるようなこのご時世に…あぁいやでも、生徒会がしたとするなら納得がいく。入学当初の生徒会長が放っていた学生運動時代に似た熱にあてられたのか知らないが、それ以降恐ろしく血気盛んに勢いづいた本校の生徒会は、みるみるうちに学校規則や行事、施設を改革していった。   (2023/8/21 17:44:09)

/((気になった方お暇な時にでも嵐のようにソロルぶん投げていってください!!夏の勢いで是非!!   (2023/8/21 17:28:15)

おしらせ/さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/8/21 17:21:09)

おしらせ/さん(14.9.***.224)が退室しました。  (2023/8/15 16:05:02)

/いくら雨が上がったとはいえここまで晴れていると、午前中に憂鬱だった自分の気持ちの宛て先がなくなったようで戸惑う。課外授業だなんて鬱陶しいものにわざわざ出向いたのは、日頃の通常授業だけで必要な学習内容を補えないあの講師のせい。無駄な事ばかりぐちぐちと、それもチョークを黒板に当てることさえせずにやたらと長ったらしく話すものだから、クラスの誰も、真面目に取り組まない。高校数学を担当する講師は総じてどこか不具合がある、と母から聞いたジンクスの信憑性は、どうやら薄くもないらしい。この学校は学習内容に差のあるクラスに分かれているのに、数学だけ全授業合同で進めるなんて意味不明だ。一教科につき講師を一人しか雇っていないような気はするが、せめて担任で分担するなどの誠意は見せてほしい。まだ若干乾ききっていない私の鞄から目立ちもしない筆箱とノートを取り出しながら、いつも乗って帰る電車が駅を発っただろうなぁなんてことも考えていた。   (2023/8/15 16:04:33)

おしらせ/さん(14.9.***.224)が入室しました♪  (2023/8/15 16:03:48)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、/さんが自動退室しました。  (2023/8/13 00:08:10)

/((覗いて見たら初の来訪者さん居て喜びの動揺と勢いで入室してしまった...何も浮かばなければ無言落ちします   (2023/8/12 23:42:17)

/((使っていただいて嬉しいです~!丁寧な挨拶までいただいてしまって感激です、!!   (2023/8/12 23:38:25)

おしらせ/さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/8/12 23:36:53)

おしらせ「」さん(112.68.***.173)が退室しました。  (2023/8/9 08:11:40)

「」((以上となります~……! 版権をお借りした上で最後のセリフだけ決めてた状態で始めたので、いろいろグダりましたが……楽しかったです。お部屋感謝です!   (2023/8/9 08:11:27)

「」「何人たりとも、オレを裁くことなどできやしない」   (2023/8/9 08:10:06)

「」「神の裁き、か。ふふっ……神”ごとき”が何を偉そうに。もはやそんな次元すらも超越した力がオレにはある……」   (2023/8/9 08:10:00)

「」「貴様の方こそ、我が崇高なる計画の邪魔をするというのなら、神の裁きをくだす……忘れぬことだな」偉ぶれた、去り行く背を見送りながら、想起の影を打ち消した。悪魔のような笑みを、たっぷりと湛えたまま。この宇宙の破壊を目的とするオレと、全時空の人間の抹殺を目的とする、人嫌いのあの神。訳あって、今は表面上協力し合っているものの、先のように不干渉を装って入るものの、いつでもあいつらは、オレの首を狙っていることだろう。何やら、隠し事もしているようだからな。 して、神というものは、いつでも己が裁く側だと思い込んでいる節がある。人であれば罪となる行為も、神であるという理由だけで、責任もなく許されている。だが、いつから、自らが裁く側だと思い込んでいたのだろうか。世界を守ることすら、育むことすらできない神に、手出しなどできようものか。   (2023/8/9 08:09:50)

「」疑念。もうかの王の記憶の片端にも残っていないであろう、あの記憶を、まだはっきりと残る輪郭を、なぞっていく。 ——なぜ、そのような存在に、オレたちの生きる世界を滅ぼさなければならない?   (2023/8/9 07:59:32)

「」しかし、許されるのだ。王であるという理由だけを負って。度を越した我儘も、自らが強いた禁忌を侵すことも、厭わない。育む心を持たず、幾年も幾年も、数百億は成長もしなくとも、許されている。それぞれの世界についている神も神で、あの能力のおぞましさ故か、立場にものを言えぬ故か、抗おうともしない。世界のために抗うことすらせず、腑抜けた神々は諦めてばかりいる。まるで、積み木を壊して戯れるかのように、星々を滅ぼして回っていたとしても。   (2023/8/9 07:59:09)

「」破壊を司る神。創造を司る神。この二柱が対のようになることで、世界はバランスを保っている。 しかし、それは表向きの話。実際には、世界は歪んでいて、それすらも、まるで展示館のように、神の目の前にぶら下がったモビールにすぎない。星々の軌道は、ただ神を。神々の頂点に立つかの王を、暇を持て余した王をあやしているにすぎない。 そこに住む人々を見るのも、ただ「人間レベル」と批評を打ち込むためだけにすぎず、不要だと感じた命は。切り捨てられた命は、救われることもなく、勧告もなく、極光の中で滅びを迎えるのみ。こんなことは、ただの悪よりもよほど質が悪いのではないだろうか?   (2023/8/9 07:49:00)

「」((練習部屋を探していたところなのでありがたいです! 挨拶だけというのも何ですので、途中までになるかもしれませんがソロルの投下をば……。   (2023/8/9 07:45:19)

「」((こんにちは初めまして~! 素敵なお部屋を見かけましたもので、失礼いたします。   (2023/8/9 07:44:01)

おしらせ「」さん(112.68.***.173)が入室しました♪  (2023/8/9 07:43:17)

おしらせ/さん(iPhone au)が退室しました。  (2023/8/8 21:31:45)

/((ROMさん空けるのでご使用是非~!   (2023/8/8 21:31:42)

/(( 嫌悪感抱いてるのが変化する人の心好きなので、その描写練習をしたい、ちょっと勉強してこよ...   (2023/8/8 21:31:21)

/((なんか恋愛系統の炉留とかも回せるようになった方が...表現の幅とか広げられるのかなって...   (2023/8/8 21:29:41)

おしらせ/さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/8/8 21:28:58)

おしらせ/さん(iPhone 14.9.***.224)が退室しました。  (2023/7/17 23:10:18)

おしらせ/さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/7/17 22:04:52)

おしらせ/さん(iPhone au)が退室しました。  (2023/7/17 14:26:34)

/(( 夜雨、譎詐、走行 - ランダム単語ガチャで良さげなの引けたのでメモ...暇あれば夜にまた.ROMさんもお気遣いなく適当に入って適当に気持ちはっちゃけて下さ!   (2023/7/17 14:26:28)

おしらせ/さん(iPhone 14.9.***.224)が入室しました♪  (2023/7/17 14:21:58)

おしらせ/さん(iPhone 14.9.***.224)が退室しました。  (2023/7/17 04:16:08)

/((マジ一文も書けんかったでも全然大丈夫なので、気軽に入室して練習してって下さい..他の方とどう書いてるのか凄く気になる..!   (2023/7/17 04:15:54)

/((夜越してしまった...成る時に決めたシチュエーション、本当に始めの部分からでなくて、やってみたい所から直に始まるのも面白いのかも、他の方と一期一会な所あって時間勿体無い時もあるし...!あと行動の積極性かな、それがあるだけで結構回しやすいかもしれない...ただ1ロル回すのに30分はかかり過ぎてる部類だよね...?頑張ろ...   (2023/7/17 04:13:21)

/夜明け前盛夏。溶けだすクリーム、バター、滲むシロップは落ちる。滲み流れて、溶け落ちる。垂れて流れて_、そう、気付くと出来上がっていた。まるで熱に浮かされたような記憶の混濁。嫌な気はしない。彼女はまたホットケーキを見つめて動かない。「切るぞ」ホイップを強く握りしめる手を離し、フォークを掴む。力を入れて出来た断面も良い具合のスイーツ感が溢れている。これには彼女も反応を示した。頬の緩んだ幼い笑顔。その子供らしさはいつも新鮮で、もう何日も一緒に居て慣れているはずなのに。そういう所で自分は彼女に適わないと感じてしまう。__窓の外、向こうから柔らかな青緑が溶けだす。暗がりから光を反射し始める雲も、すぐに桃色に変わるだろう。ふわふわした、変な心地がする。彼女とその感覚を共有している事が、口にせずとも伝わってきて、何とも言えない心地よい気持ちが充溢する。...割られたホットケーキは時が止まったように美味しそうなままだ。熱が少しずつ離れていく。こんなに美味しそうなのに___「バニラアイス、あるぞ」途端また瞳をキラキラとさせる彼女。全く子供地味た過多な追加オプション。でもそれも少し、許されるような夏の一時だった。   (2023/7/17 04:08:08)

/フライパンの前に立って、動いて、お互いに汗ばんでいるのに、そんなこと一切気にもとめていない今を、もし昔の自分たちが見たら、きっと想像も出来ないほど羨ましがってくれるんだろうね。無表情で無反応で、いつだって手袋を欠かさないお姉ちゃんが、家の中だけでも外して触れ合ってくれるのが、どれだけ幸せに思えるか知ってる?お姉ちゃん、私はあの時よりも病状が進んじゃったかもしれないけど、でもお姉ちゃんと一緒の記憶を作って、お互いに私とお姉ちゃんの知らない部分に気付けるのが凄くすごくうれしいの。夜更かしさんで少し頭がぽわぽわしてるから、冷たく凍ったほいっぷくりーむを温かくして柔くするのがこんなに面白いのかな。ホットケーキ、こんなに美味しそうなのに、なんで少し___机上のデザートは美味しそうに聳え立っている。ホイップは少し溶けすぎたように見える。シロップの量はこれでもかと思うほど多め、バターは他の素材と混ざりあって見えないが、熱と共に上る香りからその存在を確認することが出来る。体感にして5分程度、それに見蕩れていた。   (2023/7/17 03:32:16)

/ふと腕をずらすとひょこっと現れる幼女。手に持つ皿は、先程まで山積みだったホットケーキが為す術なく崩壊に追い込まれた跡地だ。焼き目の綺麗に入ったそれを、慣れた手つきでフライパンから移す際に彼女から食らう攻撃。なるほど、子供は昼より深夜のうちにこの世の様々を覚えるらしい。自身の可愛らしさを存分に発揮する方法とか、特にな。恐らくは先日の“特に知らない誰かさんの誕生日パーティ“のミニケーキ作成で使ったのを思い出したのだろう。彼女は出来上がりを嬉しがって踊り回っていたが、ホイップの絞り方はまだまだ改善の余地がある。折角なら練習しても良いだろう。そう思って「いいだろう」と声を返そうとして、さの突如小声で放たれた大きめの弾丸に、発そうとしていた返答を打ち消されてしまった。若干の無力感を感じたがそれも束の間。瞬時に力を降り出し冷蔵庫から例のブツを取り出す。何度か揉み、または彼女に揉ませ、揉ませたものを揉むなどして遊んでいると、練習をするつもりだったことさえ記憶から飛ぶ程、なんとも美味しそうなホイップハニーケーキがテーブルを飾っていたのだった。   (2023/7/17 03:07:12)

/返事のない状況に、青い少女は特段気にする様子もなく、足をぶらぶらと動かしてどこか楽しげに焼き上がりを待っている。ホットケーキの素をフライパンに流し入れる音は、いつもならぐっすりと寝ている夜中2時にはあまりに贅沢すぎる。寝れない夜なんて、大人だけが知る時間で。いつだって自分より遅くに一日を終えるお姉ちゃんは、やっぱり少し羨ましい。自分のに教えてくれる勉強も運動も、仕事だって、なんでもこなしてしまうなんて。そうしていつの間にか、全部出来るようになったら。私のこの身体も治してくれたら...そうしたらもう、居なくなっちゃうのかな___焼く音が薄くなった。シロップとバターの残りを確認すると、それまで考えていたことなんて嘘のように、満足気に皿を持ち、お姉ちゃんの元へ襲撃。丁度、出来上がった頃らしい。はい、と皿を差し出して催促。と、同時に浮き上がる素晴らしいアイディア。「あの...ほいっぷくりーむも、足したい...!」だめかな、という小声で無意識下に追撃。   (2023/7/17 02:44:25)

/室内、夏の夜。冷房を回すささやかな雑音と、準備万端のフライパンの息は、ありがちな酷暑の煩わしさを増幅させることはなかった。彼女の、恐らく最後のおかわりおねだりに、私は何の声も出さなかった。言わずとも返答は決まりきっているのだ。火をつけて、もう何度回したかも知れないボウルの中の素におやすみの挨拶とお別れを済ませると、熱されたフライパンの力を借りて、音を立てて形を変えていく。__丸くなったそれを意識すると、先程彼女が見開いたあの瞳を思い出す。昨日と同じはずで、昨日と違う瞳。瞳自体は変色しているだけで、本当は_けれど。見るもの聞くもの触るもの、それらを記憶することがたとえ難しくなっても、それが日を追うごとに悪化するのだとしても、私は今日と変わらない時間を過ごすだろう。他人同士が穏やかに過ごすのは、実は並大抵のことではない。片方が片方に重圧をかけすぎれば反動は大きくなるし、両方が楽をしても形は崩れる。良い塩梅の頼り頼られは、性質の曲がった人間には難しいものだろうなっ...と。__うん、まあまあ、ラストには相応しい焼き加減ではないだろうか。   (2023/7/17 02:19:29)

/フォークとスプーンと箸と、ナイフ...は危ないからダメ。積まれたホットケーキにバターとシロップを垂らすとおいしい匂いはふんわりと広がっていく。目を動かせずにいると、お姉ちゃんが一口大に切ってあーんさせようとしてくるから、おおきく口を開ける、すると口の中が少し暑くなって、柔らかさを感じて、少しの甘さに気づいて、我慢出来ずに素早く噛む。「...おいしい~~!!」深夜1時過ぎ、初めての夜更かしスイーツを食べた幼児の心からの声だった。そうして一枚目、もとい1皿目をぺろりと食した後、三度ほどおかわりをおねだりし、三度ほどにっこりと平らげた。その間少しだってホットケーキを口にしなかったお姉ちゃんが、口元のシロップを見つめながら口を開いた。「何枚食うつもりだ?」静かで凛とした声は、柔らかな香り漂うこの場の雰囲気にそぐわない。それでも好きだ。このホットケーキといい勝負なくらい。...しかしそう、そろそろお腹もいっぱいだ。バターの重みがきっとこのあと襲いかかってくる。「最後、一枚たべてもいい?」皿に残された最後の欠片を飲み込むと、青い目をぱっちりと開いて、そう返答した。   (2023/7/17 01:51:00)

/ちいさな口から溢れんばかりのシロップ。先程駆け込みで購入した消費期限間近の代物だが、彼女の満面の笑みからして、思うような失敗はしなかったようだ。大して咀嚼もせずに喉を腫らすような食べっぷりは、彼女の幼さをより強調させている。それにしても...「何枚食うつもりだ?」大量の貯蔵があったホットケーキミックスを少しでも消費しようという試みは、当初私から彼女に持ちかけた、それはそれは軽軽しいお願いの一言でしかなかったのだが...まさかこれ程までの枚数を焼くことになるとは。なんか焼くの少し上手くなってしまったし。恐ろしいのは、彼女があと三度おかわりを申し出た際、私はもう一度シロップを買ったあの場所へ粉末を買いに出向かわなければならないことだ。絵に書いたような本末転倒だが、かつまた私は現実にそうなったとして、彼女に「止めておけ」の一言も口に出来ない事を理解していた。未だ美味しそうに頬張るあどけない笑顔を見れば、多くの大人はこの悩みに同情してくれるだろう。   (2023/7/17 01:21:31)

おしらせ/さん(iPhone au)が入室しました♪  (2023/7/17 00:54:28)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone au)  (2023/7/17 00:52:49)


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