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おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/9 21:04:10)

柊./((それでは❗️   (2023/9/9 21:04:03)

柊./「なっ…誰よそんなデタラメ…!」迎えに来たんじゃない。その言葉に一瞬落ち込み掛けたけれど、その後の続きの言葉を聞くと途端に表情がむっと怒ったように。極悪な誘拐犯ですって?私を捨てて危険な目に遭わせたのは他でもない両親で、彼は私を助けてくれた命の恩人なのに。確かに、呆れて途中で読むのを止めてしまったチラシにそれらしき事が書いてあった気がする…。どうしても今回の話を美談にしたいらしい、わざとらしく良い母親の振りをした彼女の語った物語。本当に、嫌気が差した。「…ええ、結婚はまだ早いもの。」仕返しでもしてしまいたい気分だけれど、貴方と一緒に帰れるんだったら私は何も。きっともう、この場所に戻る事も無い。長く息を吐き、小さく両肩を竦めて見せれば 薬指に嵌めていた指輪を外して後ろへ向かい投げた。ベッドの上にでも落ちた事だろう。そうして、ドレスの裾を持ち上げながら窓枠を乗り越え 広げられた貴方の腕の中へ。彼への贈り物は選べなかったけれど、これまでの事はきっと忘れないだろう。   (2023/9/9 21:03:55)

柊./クラリス、と呼んでくれる彼の声も本当に久しぶりで嬉しい。両親にも呼ばれていた名前だけど、どうしてこんなにも違うように聞こえるのか不思議。ついつい頬が緩んでしまいながらも、目元を拭う彼の指先 その冷たさを感じれば、触れられている方の片目だけをふっと細める。泣いていたからなのか、冷たさが心地よくて素直に頷きそうになった。「……ほんの少しだけよ」泣いていたと素直に言うと揶揄われてしまうかと思って、それでも誤魔化しきれるような表情も作れそうに無かったから、ほんの強がりで ちょん、と唇を尖らせた。怖い思いもしたしこんな時くらい素直に…それも考えはしたけれど、好きな人に泣き顔なんて見せたくないもの。小さな頃から一緒なんだから、もっと恥ずかしい所だって散々見られてるんだろうけど。   (2023/9/9 21:03:52)

柊./((再会シーン良すぎ😭😭 攫いに来たとか言うの狡い〜〜❗️❗️❗️全力で攫われるよ😫   (2023/9/9 21:03:18)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/9/9 21:02:09)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.141)が退室しました。  (2023/9/8 23:32:28)

主/((ウッウッ嬉しい〜‼️ありがとう😭ではまた‼️   (2023/9/8 23:32:26)

主/「 お前が幸せならいいかと思ったんだけれど、」呟くような小さな声は、貴方に届くかは知らない。風で髪が靡く、月明かりがその白糸に差し込んだ。勝気な蒼い瞳は、もはや迷いのないようである 「 ___ 迎えにきたんじゃない、攫いに来たんだ。チラシを見たかい?僕は極悪な誘拐犯らしいし、」対して気にしてなさそうな声、事実といえば事実なのだから 否定する気も起きない。貴方を拾ったことが人攫いだと言うのなら 今回だって立派に奪い攫ってしまいましょう。誘拐犯も伊達じゃない、だってそれ以上に、さらに「 結婚前の女の子を、連れ出してしまう悪い男なんだ。さあ、帰るよ。手を取って 」王子様に届けるために、馬車を用意する役なんてごめんだ。帰りたい?なんて聞くつもりの言葉は、断定に変わる、有無言わせない響きを帯びた。おいで、と言うように手を広げれば   (2023/9/8 23:31:49)

主/「 …… クラリス、」姿が見えたことにホッとした、何日振りか分からない なんだかものすごく久しぶりのように思えた。窓はまるで額縁のよう、綺麗に着飾った貴方に 一瞬紡ぎかけていた言葉を無くす。これこそ 本当にお姫様?いつの間にこんな___ゆるりと瞬きをしてから、箒を掴む手に力が籠った。____帰りましょう? 月光が後ろから差し込む、今宵は皓々と光ゆく満月。いくつもいくつも言い訳を考え、それでも付いてきてくれるのなら なんて 保険をかける ような言葉は、ついぞ二の句にはならなかった。ただその綺麗なペリドットの瞳が、揺れているのを確認しただけ、「 …………泣いてたのか? 」貴方の不安そうな言葉には答えず、ふっといつものように悪戯に笑えば 箒を少し低めて瞳を伺うように。するりと手を伸ばせば、指先でその目元を拭うに触れる、己の体温はいつも低い。強がりな貴方が どうか涙を隠してしまわないように。頭の中をごちゃごちゃ駆け巡っていた考えは、貴方の顔を見たらどこかに行ってしまったようだ。だってそうだろう、貴方を悲しませる人に 預けてやれるほど寛容じゃない。   (2023/9/8 23:31:29)

主/(( 資金で笑っちゃう😂売ろう❗️()ウエーーン再会シーン泣いちゃうワ🥲🥲   (2023/9/8 23:31:19)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.141)が入室しました♪  (2023/9/8 23:30:15)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/7 19:28:38)

柊./((私も主さんのロル読めて毎日幸せです😭🙏🏻💕 会えた❗️❗️❗️❗️やった〜〜〜〜〜〜❗️❗️❗️   (2023/9/7 19:28:35)

柊./「ねぇ、レスター 迎えに来てくれた、のよね…?早く帰りましょう?」もしかしたら、もしかしたら……このままここに残れと言われるんじゃ。ふとそんな不安が過ぎった。幼い頃から一緒だったとはいえ、貴方は魔法使いで私は人間…街には、魔女がどうだとか書いてある貼り紙なんかもあった。ひょっとしたら、人間は人間と暮らした方がなんて考えがあるかもしれない。そうならどうしよう。そうだとしても、このまま残って結婚だなんて事だけは避けたい。そんなのは嫌。お願いだから。窓枠へと添えた掌に力が入った。   (2023/9/7 19:27:37)

柊./拭っても拭っても、またどんどん溢れて来る涙が止まらない。泣いたらいけないと自分を奮い立たせ頑張ってきたのに、結局こんな……そう呆れたような乾いた笑いを零すのと同時、窓を叩かれる音にハッと顔を上げた。ここは二階だっていうのに、どうして。恐る恐ると窓の方へ目を向けてみれば、箒に跨り宙に浮いている貴方の姿。もしかして、あまりにも会いたくて無意識に私が創り出した幻覚なんじゃ?なんて考えてしまったけれど、そうじゃない。確かにここに居る。泣いている場合ではないと袖で強く目元を擦ると、窓へ駆け寄り急いで開けた。「レスター…!来てくれたのね…!」改めて、本当に来てくれたのだと実感すると再び目の前が涙で霞む。だってずっと会いたかったんだもの、仕方がない。もしかして、ずっと探してくれていた…?貴方の顔は普段通りに美しいものだけれど、目の下には隈がある。あまり眠らなくても良い身体だと聞いてはいるけれど、それでも全く眠らなくても良いという訳では無いだろう。隈はその証拠だろうし。しかしそんな場合じゃ無いのかもしれないが、彼も私に会いたいとそう思ってくれていたのだとしたら、そんなに嬉しい事なんて無い。   (2023/9/7 19:27:34)

柊./((指輪は売って暮らすための資金にしよう🥲() 隣に居ないのは寂しいだなんて言って貰えて感激〜〜〜😭✨   (2023/9/7 19:27:05)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/9/7 19:25:14)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.141)が退室しました。  (2023/9/6 22:12:27)

主/(( 優しいよう〜〜ありがとう🥲柊さんのロルを読めて主は幸せです✨ 会いに!行きました❗️ウオ〜〜‼️またね!!!   (2023/9/6 22:12:25)

主/結局来てしまったこと、貴方はどう思うのだろう。そもそもこんな時間じゃ、寝てしまっているかもしれない。幸せそうに寝ていたら、一人で帰ろう。大体ここにきてどうするつもりなんだ、さようならの挨拶?大丈夫かの心配?それとも。ここらが潮時なんじゃないか とか 今まさに手を離すべきなんだ とか、けれど それでも、ぐるぐる渦巻く 人間の暮らしの " 正しさ " の基準が、箒を握る手を力を強めた。大きな窓、外から内側は見えない。窓を叩こうとした手が一度止まる、視線を落として 指先を折りたたみ 、それから もう一度窓にその蒼瞳を向ける____ それでも、お前が隣に居ないのは寂しいよ クラリス。どうすればいいんだろう。宙に浮いた反動で ぱさりとフードが落ちる、粗雑に結われた白髪が ふわりと風に靡いた。トントン、と優しい音が 音のない静かな世界に 切り込みを入れた。   (2023/9/6 22:11:46)

主/「 あの子が嫁げば、私たちの家はさらに安泰よ。良かったわ、捨てた子があんなふうに戻ってきて 私たち、恵まれてるのね 」____真夜中、月が皎々と輝いている。人々が皆寝静まる夜、フードを深く被りながら 貴方の屋敷の壁に背を預ける。寝静まる少し前、偵察にと訪れた屋敷の近くでの立ち話が、結局ここに踏み出すだけの勇気を与えてくれた様だった。酷い扱いを受けてなければいい、どうか 幸せになって欲しい そんな綺麗な感情以外は、見ないふりを。静かな夜___ に反して、警備員の数の多いこと!一人二人だと思ったのに、こんな厳重に警戒しているなんて。眠りの魔法を浴びて横に伸びている彼らに、恨めしそうな視線を落としながら ため息をついた。いつまで持つか分からない取り急ぎの魔法、警備がこれで全員か 確かめるほどの余裕はなかった。一人でに宙に浮いた杖が、くるりと回って箒に変わる。__まるで荊の城に閉じ込められたお姫様を助けにいくよう、といえばドラマチック?いいや、おとぎ話の魔法使いは得てして お姫様のお役に立つポジション。シンデレラが王子と結ばれるために、魔法をかけてあげる そう言う役回り。   (2023/9/6 22:11:32)

主/(( ゆ、指輪〜〜😭😭😭エーーン あまりにも可哀想可愛いで 情緒が🥲😂 お返事❗️   (2023/9/6 22:11:09)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.141)が入室しました♪  (2023/9/6 22:10:15)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/5 22:37:57)

柊./((長くても短くても主さんのロル大好きなのでいくらでも読めちゃうんだナ〜〜❗️❗️❗️() 会えるの待ち遠しい🥹💕 ではでは‼️   (2023/9/5 22:37:51)

柊./____私、本当に結婚しないといけないの?ふと考えた。あの日からずっと頭の中にあった事だけれど、逃げ場も無く、着実に進められていくのが嫌で堪らない。こんな豪華なドレスも私には似合わない。高いヒールは足が痛いし、コルセットはキツくて呼吸もままならない、耳や首元を飾るアクセサリーも重たくて肩が凝る。もう何もかもが許容範囲を超えてキャパオーバー。気がつけば、頬を伝う涙が止まらなくなっていた。   (2023/9/5 22:36:47)

柊./ふと視線を落とした先、左手の薬指に光る見慣れない指輪に目が留る。ベッドへと腰掛け、窓からの月明かりに照らして見詰めた。大きなエメラルドが光る綺麗な指輪……確か、相手の男の人からの贈り物だ。婚約の話が成立してから送ってきたらしい。何でも、近々会うことになるだろうから忘れない内につけておきなさいとか言っていたっけ。「………初めての指輪は、レスターに貰うつもりだったのに」というか、婚約ってもっとロマンチックで素敵な物だと思ってた。ただの贈り物で済ませたりする物じゃ無い筈よね。それに…この宝石が高価なものだというのは分かるけれど、しっくり来ない。瞳の色がどう…とか、一緒に届いていたカードに書いてあったけれど、私の瞳はここまで深い緑では無いし。そりゃあ、会った事が無いんだから分かる訳も無いけど………ならきっと、母が緑だと言ったのね。   (2023/9/5 22:36:42)

柊./___早く逃げ出そうと画策しだして、何日が経ったのだろう。未だに作戦は成功せず閉じ込められたままだ。おとぎ話には塔の中に閉じ込められたお姫様が居たっけ…正にそんな気分。作戦を練って実行しようとしたけれど、一度警備員にバレてしまってからというもの見張りは強化され、あれ以降隙が無い。もっと最悪なのは、婚約の話がどんどんと進められているという事…。私は結婚するだなんて一言も言っていないのに、どうしてか相手の貴族の男性もそのご両親も乗り気な様子。そもそも、会った事だって一度もないのに黙って親の言う通り結婚するだなんて馬鹿げてるわ。「……レスターなら、魔法を使って上手くやれるわよね」私と暮らすようになったからなのかどうなのか、人間と同じような生活をしているけれど、時折使う魔法を思い出す。具体的にどんな事が出来るか、全てを知っているわけじゃないけれど…彼みたいに飛べるなら、きっと今すぐにでもこの屋敷を出ていけるんでしょうね。私にもそんな力があれば……。   (2023/9/5 22:36:24)

柊./((慣れない状況っていうのもあるよねきっと…早く帰りたいよ🥹🥹 ああ〜〜❗️❗️それでしっかり寝不足って訳だ………二人で帰ったらぐっすり寝ましょうね🙏🏻✨   (2023/9/5 22:35:41)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/9/5 22:34:01)

おしらせ主/さん(iPhone 153.140.***.106)が退室しました。  (2023/9/5 20:11:12)

主/(( ナッッガ ( ごめん ) もうちょっとで会える気がするワ😉😉‼️またね〜!!!   (2023/9/5 20:11:09)

主/" 少し、妙だったのよね …… " フードを被り直す、それでも ケーキ屋の店員がこぼした言葉が どうしても引っかかった。待ち焦がれていた娘との再会で、馬車に " 連れ込む " ?___第一、探していたのなら 会いたかったのなら、どうして 一度も森の奥に来なかったのだろう。怖かったのだろうか?確かに 魔物が住んでいるから 森には行くなと 街ではこれでもかと主張されている。おかしくは無いのかもしれない、それでも、……… 「 ………… 」小さく溜息をついた。正当な理由を探している気がする。心配だとか、彼女のためだとか、そういった理由も 嘘ではないけれど それの為に動いていると 保険を掛けているような。このまま帰れば、彼女は まあ多少寂しがるかもしれないが、いずれ僕のことなんか忘れて 豊かで幸せな生活を送る、「 分かってるのに ………… 」後ろ髪を掻いた、情は全てを台無しにする。それでも。もし、万が一 、彼女がよく無い目に遭っていたら__いいや、とどのつまり こんな形で さようならをするのは。目を擦れば 手元の地図に杖を振る、紙が蝶のように浮いて 道案内をしてくれるようだった。寒風が頬を撫でる、導かれるようにして歩みを進めた。   (2023/9/5 20:10:45)

主/___レスター様、と 名前を呼ばれて 顔を上げたのは随分経ってしまってからのようだった。茜も暗闇に変わる、僅かに月明かりが照らしていた。「 ……ああ、ごめんオリー。色々とありがとう。迷惑を掛けたね 」 " オリー " という愛称で呼ばれた男性は、首を振るって 気遣わしそうに此方を見る。にこりと薄く笑えば 「 オリー、もう一つ聞きたいのだけれど……家族って 一緒にいる方が幸せ だよね? 」____ このまま帰ったほうがいい。偶然とは言え 彼女は、綺麗な服が与えられ、豪華な部屋に住まい、美味しい料理が食べれて、血のつながった両親が揃い、隣には身分も高く将来が安泰な男性がいる………そんな、幸せな生活を 手に入れられる位置にいるらしかった。それ以上な生活って、ないんじゃないか?どれ一つだって己が与えられるものはない。……彼女も もうすぐ二十歳になる。目を背けて来たけれど、まだ子供だと思って来たけれど、けれど、結婚もできる年齢になったのだ。これ以上縛り付ける必要はない、人間の寿命は酷く短いのだ。   (2023/9/5 20:10:31)

主/「 両親………… 実の親ってこと?」____情報集めは難航し、丸一日、二日?時間感覚は分からない とにかく夕暮れである。人気の無い倉庫で、目の前にいる銀髪の老紳士が 頷いた。僅かに茜が差し込む、季節柄 この時間はもう既に寒さが滲む。「 物凄い豪邸だな………… 」手渡された地図と城の写真、ベンチの背もたれに寄りかかりながら薄明かりに照らした。絢爛豪華な装飾、情報をくれた彼によれば 近頃になって急に勢いづいた貴族 らしい。言葉を選ばずに言えば、成金というものである。続いて渡されたのは、地方紙。どこそこが零落しただの、誰と彼が政略的な交際だの 下世話な話題を好むもの。首をもたげてカサリと捲る、「 _____かつて攫われた娘が奇跡の帰還。長年願い続けた再会に 母親の涙、哀れな境遇の娘には 溢れんばかりの幸いをと、近々 け、…………けっこん の、知らせ?」思わず手の力が緩んで、週刊紙が顔面に真っ逆さま。額を指でなぞりながら、落ちたそれを拾ってもう一度。随分と高い家柄のお相手、ちょうど花盛りの年齢、武術共に長け 云々………。   (2023/9/5 20:10:19)

主/(( うう〜〜ちょっとやそっとじゃ泣かなそうなクラリスちゃんの涙 泣いちゃう😭(私が)逃げようと画策してるの好き……😂 レスターはもともとクラリスちゃんがいない頃は生活習慣ゴミくそ生活だったので 決まった時間に寝る!夜は寝ないと!という思考自体が消えちゃってんだナ😉   (2023/9/5 20:10:06)

おしらせ主/さん(iPhone 153.140.***.106)が入室しました♪  (2023/9/5 20:07:44)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/4 16:37:08)

柊./((ではまた❗️   (2023/9/4 16:36:54)

柊./もう十分贅沢をしているように思うけど 結婚させようとしているという事はきっと、まだ足りないのね。人の価値観はそれぞれだと言うけれど、人を利用してまでお金を手に入れたいという彼女達の気持ちはきっと理解出来ない。今までずっと人と関わって来なかったけれど、他の人達もこんな感じだったりするのかしら。だとしたら……ううん、まだ決めつけるのは早いけれど。でも、やっぱり、安心出来るあの家へと戻りたい。お金が無くても、なんでも、私にはあの人が居てくれたらそれで幸せなんだもの。そう考えると堪らなく会いたくなって、じわりと目頭に熱いものが込み上げる。「……泣いてなんかいられないわよクラリス」パチンッと大きな音が響くくらいに両手で自分の頬を叩いては、じんじんと疼く掌をぐっと握り締めた。   (2023/9/4 16:36:46)

柊./先程は考えてもみなかった事を言われて、気が動転してしまった。あんな大きな声だって初めて出した。だけどそのお陰なのか、ほんの少しは落ち着いたような気がする。…とにかく、一刻も早くここから逃げ出さなくちゃ。「……窓は、開くわね」逃げられないようにと何か細工でもされていたら困る。一番に窓の状態を確認してみたが、どうやら窓への細工は無いらしい。けれど…窓の外へ顔を出してみれば中々地面までの距離がありそうな感じだ。それなら、何か。一番良いのはロープだけれど何か無いかしら。ロープが無ければシーツやタオルを代わりにすれば良い。「………駄目、これじゃ足りないわ」部屋の中にある箪笥やクローゼット、何から何までひっくり返しながら探してみるけれど、どれも繋げた所で安全に降りられる気がしない。深く溜息をつきつつ、何か手立てはないかと再び窓の外を覗いてみるも……新しい発見は悪い知らせ。警備員まで居るみたい。捨てられた時はまだ小さな子供だったからあまり覚えていないけれど、そう裕福という訳では無かった記憶…それが、今ではあの華やかな服装にこの屋敷、警備員まで雇える余裕があるなんて。   (2023/9/4 16:36:43)

柊./((クラリスは意思の強い子なので😠👊🏻💥 レスターさんも、街苦手なのにクラリスを探しに来てくれてるのとても嬉しい……隈出来てるってことは寝てないのかしら🥲🥲   (2023/9/4 16:36:16)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/9/4 16:34:31)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.118)が退室しました。  (2023/9/3 22:20:34)

主/((ダラダラ書いちまったぜ😂 過去❗️一応考えてるので いつか……😉ではまた‼️   (2023/9/3 22:20:31)

主/____少し外れにあるベンチに項垂れれば、風が髪を攫った。いつの間にか日も暮れて、月明かり。人間は、基本的に親切である。優しく、慈悲深く、少しおしゃべりだけれど、困ってる人を見捨てない。温かい人たち。だから、好き だった ___話しかけようとするたび浮かぶ、異端を排除しようとする 憎悪の瞳。勝手な想像で怯えるのが、相手を貶しているようで辟易した。「 馬車ね………… 」少しだけ手掛かりを得たような気がする、もしかしたら、彼女は、誰かに?でもどの馬車に、運び屋を手当たり次第、自家用車だったら いや、それでも。それでも、兎に角行方を辿るしかない。ふらりと立ち上がれば、フードを取って歩き出す。暗闇は此方の領域である。人間たちが寝静まる夜に 情報を聞き出すことはできないけれど 、何かしていないと いられない、どうか無事でいてくれればいいけれだ。夜の街を歩いた、閑静な町の 暮らしの灯りが 、柔く道を照らしていた。   (2023/9/3 22:20:04)

主/___日差しは苦手だ、けれど 陽の光は貴方によく似合うと思う。眩しさに目を細めながら、開店前の街々を巡って 手当たり次第声をかけてみる。「 女の子?見てないですね……それより開店前なんですけど、一杯どうですか?サービスです 」「 子供って、あっはは、十九歳は子供じゃないよ!う〜ん お客さんの顔は覚えているつもりだけど……… 探しておくよ、そんな顔しなさんな 」「 ええ?なんだい?アンタ、この服着てみないかい?コイツは新作でね 防水性も兼ねたコートで アンタせっかく背丈があるんだから……… ちょっと、話は終わってないよ!」「 うーん変わった事……そういえば昨日、ウチの前で女の子が馬車に連れ込まれてたわ。家出?かと思ったけれど 少し妙だったのよね 。お兄さん ケーキは買う?」   (2023/9/3 22:20:00)

主/「 そう、見なかった?このくらいの身長で 瞳がペリドットの……… 」キラキラ、な営業スマイル。目元の隈を隠すようにその蒼い瞳を細めれば、お兄さん 旅人ですか? と全然関係ない質問が返された。___ 時は、少し前に遡る。結局森では見つけられず、町の入り口に立ったころには 朝陽が昇って街は 早朝の香りがした。あまりにも久しぶり、記憶の奥底に眠る街とは当然異なり 新しい店が並んでいる。それでも何処か見覚えのある道、小さく息を吸い込んでから 意を決して踏み込んだ。朝ということもあり、店支度をしているひとが幾らかと 、「 ………… ?」足元に落ちている、何かのビラ。拾い上げれば 古の魔女裁判の絵画と、注意喚起の字面が大々的に書かれていた。眉を寄せる、どうして今更、人間界との関わりはほとんど絶っているはずなのに。フードを深く被った、魔法を使わなければ 特定されるほど顔が割れてるわけではないだろうけれど。小さな違和感は、貴方への心配に消える。一体どこに?   (2023/9/3 22:17:49)

主/(( ウウ〜〜🥲🥲つらい😭🥲🥲 ママめ……😡😡👊クラリスちゃんが強く言い返してるのがすごく好きです😭💕 書けちゃったのでお返事❗️   (2023/9/3 22:17:24)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.118)が入室しました♪  (2023/9/3 22:16:14)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/3 21:04:58)

柊./((こんな半端な所で🥲🥲🥲 それでは❗️   (2023/9/3 21:04:53)

柊./それを見送った後、少しよろけた拍子に壁へと背中を預け、ずるずるとしゃがみ込む。早く、なんとかしなくちゃ。   (2023/9/3 21:04:36)

柊./『駄目よ、お前はここに残って結婚するんだから』駄目だと言われることは分かっていたけれど、今はそれよりも耳を疑う言葉に思わず目を見開いた。結婚ですって?私が、誰と?「…そんなの嫌よ!どうしてそんな…」まだ上手く整理も出来ていないまま、拒絶の言葉だけを伝える。しかし、これだってきっと意味もない事だろう。だけど、でも、そんな会った事も無いような人と結婚なんてしたくは無いし、何より私には大事な人がいるもの。『お前は私の娘なんだから、私の役に立つ事をしなさいよ。相手は貴族よ?何が不満なの』何かとんでもない事を言われているけれど、上手く反応ができない。頭が追いついていないみたい。だけど、娘を捨てた人なんかの役に立ってやるもんですかと拳をぐっと握り締めた。相手が貴族?そんなのだって興味は無い。相手が貴族?そんなのだって興味は無い。心底呆れたような表情を浮かべる彼女を睨み付ければ「出て行って!貴女の思い通りになんてなるもんですか!!」そう声を荒らげた。いきなり大きな声を出したから彼女も驚いたのか、いつまで続くかしらなんてセリフを吐いて出て行った。   (2023/9/3 21:04:29)

柊./___一体、どれほどの時間が経ったのか。ようやく目が覚めるとそこは、見慣れない部屋の中だった。まだ少しぼやける視界の中。どうやら一応はベッドの上に寝かせられていたらしい……ゆっくりと起き上がり、窓からの月明かりを頼りにベッドから降りた。「…レスターが心配してるわよね」窓へと指先で触れながら、小さくぽつりと零す。夕方には帰ると書き置きをしておいて、今の空は真っ暗になってしまっているんだから。心配も掛けているだろうし…怒っているかも。少し怖いけれど、早く帰ってたっぷり叱られる心の準備をしておかないと。なんて考えに深呼吸でもしようとした所、ガチャリと部屋の扉が開いて明かりがつけられた。振り返って見ればそこに立っていたのは母親だ。起きていたのね、と私を見る彼女の目は、もう街で出会った時のようなものでは無い。「……私、もう帰らなくちゃいけないの」馬車に乗る時にあんな事をした人だ、こんな訴えが通用しないであろうことはよく分かっている。本当の母親だっていうのに、こんなに悲しい話があるのね。   (2023/9/3 21:03:46)

柊./((たくさん心配してくれてて🥲💕 レスターさんの過去もしっかり気になってきた〜〜〜人間め😭😭😭 お返事❗️   (2023/9/3 21:02:50)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/9/3 21:01:50)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.118)が退室しました。  (2023/9/3 20:11:27)

主/(( へへへ、柊さんの素敵ロル読むのが楽しみ☺️またね‼️   (2023/9/3 20:11:24)

主/もし、道に迷っていたらどうしよう、夜の森は危ないとあれだけ言ったのに。それとも、街で何かあったのなら?危険な目に、怖い目に遭っていたとしたら。ちりちりと胸を焦がすように嫌な想像ばかりが膨らむ。何度目かの時計を見て、その針を見つめながら、眉を顰めた。街____ ぐらりと崩れる建物と、燃え盛る炎。僅かに残る記憶が脳裏を掠める。人間たちの街、華やかで麗しく、活気に溢れ、そして 人間以外を 許さない同族意識の街。貴方が排除されることはないと思うけれど、けれど、でも、もし 。堂々巡りの考えが 頭から離れない、杖を持って扉を開ければ 夜風が白髪を揺らした。月の隠れた暗い夜、森は人間一人など飲み込んでしまったかのようにさんざめく。こんな暗い夜に、もし道に迷ってしまったら? 「 世話の焼ける……… 」掠れた声は風に攫われる、強がりのような言葉だった。杖を振ればそれが箒に変わる、夜の寒さが身に染みるのも気づかぬまま、ふわりと宙に浮けば。家に着く道は幾つかある、虱潰しにそこからと 家の灯りを消すのも忘れて、夜の森へと溶け込んだ。   (2023/9/3 20:10:44)

主/「 遅い………… 」窓の外はすっかり逢魔時を過ぎてしまい、月明かりすらない暗闇が森を覆う。切っただけの野菜(無骨)と、下ごしらえのホワイトソース。冷めてしまっては美味しくないから、貴方が帰ってきたら調理しようと思っていたけれど、数時間 それらは手をつけられる事なく放置されている。カチコチ、と壁掛け時計の秒針がやけに大きく響く気がした。貴方が残した書き置きはまだ机の上に、夕方までに なんて記されている。何が夕方だ、お前は夕方の意味を知ってるのか?なんて恨み言、机に伏せたまま、ぱらりと指を動かした。視線だけで時計を再度見上げたけれど、先ほど見た時から数分しか経っていない____のそり 手を付いて立ち上がれば、重力で髪が垂れる。緩りと視線を扉に向けた、今にでも " 遅くなっちゃったわ " とかなんとか言って、いつもの笑顔で、帰ってくるかもしれない。そうしたら 余裕を持って 楽しかったか?と 聞いてやるのだ。初めての街、時間を忘れて楽しんだって可笑しくはない。邪魔をしたいわけではないけれど 、でも、もし。   (2023/9/3 20:10:34)

主/(( エア〜‼️‼️‼️ドキドキの誘拐場面……親〜!!😡😡👊お返事❗️   (2023/9/3 20:10:19)

おしらせ主/さん(iPhone 153.250.***.118)が入室しました♪  (2023/9/3 20:09:06)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/2 19:59:03)

柊./((両親は外道🥲🥲🥲 それでは〜❗️❗️❗️   (2023/9/2 19:58:59)

柊./「……お母さん、お父さん…?」恐怖なのか、緊張なのか、不安なのか、ほんの少し震えたような声で零した声。相手の二人は感動したと言うような声を漏らしているけれど、私はこの人達に捨てられたということを忘れてなんかいない。本能的な物なのか思わず後退りをしてしまう。そうした分だけ彼等は此方に近づいて来るのだから、逃げ道は段々と失われて行くのだけど。『私達と行きましょう?』『これからは家族三人で暮らすんだ』子供の頃の私ならきっと喜んで着いて行っただろうこの言葉。「…ごめんなさい、私…っ!?」でも今はこの人達と暮らすつもりなんか無いし、何より私の帰りを待ってくれているだろう大事な人が居る。だから………と断ろうとしたのだが。『私達が、どれだけお前に会いたかったか分かる?』そう言って掴まれた手首が軋む程に痛くて、下手に抵抗をしたら怪我をすると思った。そのまま強く腕を引かれ、着いて行った先には一台の馬車。これに乗っては駄目。隙をついて逃げようともう一度足掻いてみたけれど、鼻から下を覆うように押し当てられたハンカチ、何か染み込ませていたのか徐々に意識は薄れていった。   (2023/9/2 19:58:36)

柊./何とか人の並を掻き分けて、目的の店に辿り着く事が出来た。甘い香りはますます強くなり、幸せに包まれたような感覚で思わず溜息が漏れる。窓越しに見える綺麗に飾り付けられたケーキ…自分で作る事は勿論出来ないし、初めて見た光景に瞳をきらきらと輝かせ、そうしてケーキを見つめていた事数分、ぐうとお腹の音が鳴り慌ててお腹を押さえる。こんなに美味しそうな匂いを嗅いでいたら、そりゃあお腹も空いてしまう。けど…流石にこのケーキをお昼ご飯にというのは厳しい。確か先程見掛けたお店で、食べ歩き用のものが売っていたっけ。もっと色々と見て回りたいし、軽食で済ませよう。___踵を返し、歩き始めた時だった。『クラリス!』そう名前を呼ぶ声に思わず立ち止まる。こんな所に私の知り合いなんて居るはずが無いのに……ただ、同じ名前の人が居ただけだろう。そう思いながらも何だか無視はしていけなくて、おずおずと振り返る。『やっぱりクラリスね…!私よ、お母さんよ!』私の顔を見るやいなや近づいてきた見慣れない男女二人。お母さんだと言うけれど、記憶の中とは随分違う。それでも何となく、疑いはしなかった。不思議と何か感じるものがあるんだろうと思う。   (2023/9/2 19:58:12)

柊./((思わずクラリスに声掛けようとしちゃうレスターさん😭💕💕💕 お返事〜!!!   (2023/9/2 19:57:32)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/9/2 19:56:52)

おしらせ主/さん(iPhone 153.140.***.190)が退室しました。  (2023/9/2 17:30:33)

主/(( ウウ ではでは‼️‼️✋   (2023/9/2 17:30:30)

主/「 クラリス、籠を………… 」冷蔵庫を閉めて、振り返りながら 言葉を紡ぎかけて___ 半笑いを浮かべる。いやいや、たかだか一日……呆れた溜息を吐けば、踵を返して フードを被る。十中八九、貴方の行き先は森の外。森の外といえば どう考えたって、人間の街だ。見に行きたかったんだろうか、遊びたいのかもしれない、良い経験だ、むしろそろそろ行かせるつもりだった、本当だよ、何だか言い出せなかっただけなんだ。言ってくれれば 送り出す事だってしたさ、多分。言い訳がましく思考を垂れ流し。……多分、行かないでくれと言えば 彼女は文句の一つ二つを言ったとしても、きっと従ってくれる。囲んで仕舞えば、此処から出て行くこともないのかもしれない。しかしそれは 彼女のためでもなんでもなく 単なるエゴ以外の何者でもない。「 ナンパされたときの対応くらい 教えておけば良かったな……… 」それはそうとて。ぼんやりと思考を垂れ流しながら、浮かぶのは余計な心配ばかり。パチン、と林檎を切り落とした。切ってから、呆れたような間、指先で空を滑らせる、赤い実が勝手にねじれて カゴの中に落ちた。いつの間にか、人間の道具ばかり使っている。   (2023/9/2 17:30:17)

主/気がつけばお天道様は真上に、良い日和の天気である。瞳をゆっくりと開ければ、今朝と変わらない風景が目前に広がっていた。いっそのこと夕方になって、貴方が帰ってきていれば良かったのに。のそりと机に手を付いて立ち上がれば、カチャリと食器を流しに置く。スポンジに洗剤を付けて、面倒そうな仕草で汚れを落とした____本来なら、全部、魔法でできる。汚れを取る事であるとか、割れた皿を戻す事であるとか、家の掃除も、モップを一人でに動かせばいい。魔法は永続しないので、食べ物だけは本物を使わないといけないが、材料さえ用意出来れば 簡易なものに変身させることが出来る。けれども、彼女は人間の子どもだ。人間には魔力がないから、手や足や、道具を使って 日常の生活を実りあるものにする。教えてあげる必要があった、貴方がもし此処から離れても、困らないように。洗った食器を置けば、水滴が滴る。一人分だった。……なにか、食材があったかと 冷蔵庫の野菜室を開ける。いくらかの野菜と、果物___ そういえば、そろそろ 裏の林檎が実るかもしれない。   (2023/9/2 17:27:46)

主/(( エーーン展開が気になって仕方がない☺️☺️素敵なロルありがとう💕💕 私も投げておきます✨✨   (2023/9/2 17:27:34)

おしらせ主/さん(iPhone 153.140.***.190)が入室しました♪  (2023/9/2 17:26:31)

おしらせ柊./さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (2023/9/2 00:35:07)

柊./((それでは‼️   (2023/9/2 00:35:02)

柊./___そうしてまた、かなりの時間が経った頃。丁度、お昼前位になっただろうか。ようやく街に辿り着いたのだけど………。「人の海だわ…」長い間ずっと森の中にいて、この十数年間人なんて殆ど見なかった。それでいきなり街まで来てしまったものだから、右を見ても左を見ても人、人、人___何だか少し、酔ってしまいそう。正直引き返してしまおうかなんて考えも浮かぶくらいだけれど…折角ここまで来たんだから、ちゃんと彼の為の贈り物を選んで帰るのよ。胸元辺りで小さく両の手をぐっと握り締め、気合いを入れるようにしてから人の波へと飛び込んだ。これに慣れるのはかなりの時間が掛かってしまいそうだけど、それでも希望はある。少し遠くの方からふんわりと漂ってくる甘い香り……早速甘い物が売られているみたい。どんなものか早く見に行かなくちゃ。   (2023/9/2 00:34:55)

柊./森の中を進みながら、どことなく見覚えがあるような気がして一度立ち止まった。家からはそれなりに離れた場所だけれど……よく考えてみれば、実の両親に捨てられた時にだって通った場所なのだから、そりゃあ見覚えもある訳だと。しかし忌々しい記憶…とも思わない。だって、その出来事があったから今は幸せなんだから。勿論当時は危機一髪という感じだったのだけど、それでも今となっては大事な思い出の一部。「…レスター、ご飯食べたかしら」恐らく今頃はもう起きているであろう貴方の事を考えて、ぽつりと呟く。まだほんの少し離れただけだって言うのに、もうこれだ。結構過保護な所がある人だから…書き置きを見て心配してくれていたりするかしら。意外と平気?だとしても、それは書き置きをしたからだと思うけれど。とりあえず、早く帰る為にもさっさと進んでしまおうと再び足を進める。   (2023/9/2 00:34:52)


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