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おしらせ無言時間が25分を超えたため、稲光さんが自動退室しました。  (2/20 23:35:16)

稲光…少し、久方ぶりでしょうか。大きな間は空いていないといえど、節目や時節をいくつか跨いでいるので、表現としては適切でしょう。( 薄暗い室内。通るついでに翳した手で小さな灯火に命を宿らせれば、月光ばかりが頼りだったこの空間もいくらかあたたかな光を持つようになる。足を踏み入れて数拍の間視線が寝台と椅子をさ迷ったが、結局それらの場所に座るのは気が引けて、広く取られた窓辺の縁に腰掛けた。…今日は、旧友の嬉しそうな顔が見られてよかった。苦労ばかり味わってきた者だから、少しでも彼女にとっての喜びとなるものが舞い降りてきてくれただけでひどく安心してしまう。生憎自分は褒め上手ではなくて、無邪気に喜ぶ様を見て"良かったですね。"とだけしか返せなかったのが反省点だが。彼女は今更そんなことを気にしていないようで、変わらない笑顔で礼を口にしただけだった。お礼を言いたいのは此方だというのに。)   (2/20 22:11:07)

おしらせ稲光さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2/20 21:44:13)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、破天さんが自動退室しました。  (2023/12/29 02:01:21)

破天夜も深くなれば静かなものだな。こうも静かだと昼間の喧騒が恋しくなるが…同様に昼間になれば、夜の静寂が恋しくなるのが人の世というものだろう。確か、稲妻では「ないものねだり」とも言ったか。稲妻の言い回しはどれも的確な言い方で味がある。興味深いな。( 聳える扉を静かに引き、結わえた髪を揺らしながら現れた長身痩躯の男は、迷う動作も見せずに真っ直ぐと椅子に腰を預けた。人々は普通、あまりこう長々と独り言を垂れることはないのに、歳をとった性からかどうにもこの癖は抜けずにいる。昔は誰かと話していたのだ。ふいに己が話せば、誰かが相槌を返してくれていた。けれども。時が流れるにつれて、摩耗や消失に呑み込まれた彼らは、いつしか言葉を交わすこともできなくなってしまった。必然ながらも納得は出来ぬ現実に、思わず目を細める。視線の先で粛々と輝く星々が瞳に反射して、穏やかな息をひとつ吐き出した。)   (2023/12/29 01:34:58)

おしらせ破天さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/12/29 01:23:41)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、流転さんが自動退室しました。  (2023/12/22 19:22:13)

流転やあやあ、静かなる聴衆たち!今日はフォンテーヌに未だ名を残すこの僕が!わざわざ来てあげたよ!…なんてね。今日はいつもみたいに大きな声で話す気分でもないんだ。なんだかこう…無性に寂しいような気がして。ほら、向こう500年の間、僕の傍には常に人がいただろう。こうして一人で暮らすいまはそれもなくなってしまったから、一人の空間がひどく静かに思えるんだ。…まあ、本来はこれが当たり前だと考えたら、慣れるしかないのかもしれないけどね。( 意気揚々と声をあげて扉を開いたのも束の間、数言喋ってはぴたりと動きを止めて、その虚しさに肩を落としてソファに座り込んだ。今までが賑やかすぎたんだ、きっと。もちろんそれは、水神という立場にあやかった結果のものだから。その座すら破壊してしまった今は、懐かしむことも気が引ける。…うぅん、思考を変えよう。今日の晩御飯は…困ったな、お腹がすいていないから思いつかない。いつも通りパスタにしようにも、確かソースが切れていた気がする。…どうしよう、思考の転換は失敗したみたいだ。)   (2023/12/22 18:36:57)

おしらせ流転さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/12/22 18:26:24)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、記憶さんが自動退室しました。  (2023/12/18 15:30:16)

記憶……どうにも最近調子が悪いようだね。まあいい、ここで壊れるならそれまでだったというわけさ。なんなら、500年も産み落とした者の手にかからず生きてこられたのが不思議なくらいだ。どこで終わっても一興としか言えないよ。( ふと静寂に目が覚めた。本来あまり眠る必要のない己が、ここ最近はひどく意識を手放している。特に支障はないからとそれを追求する理由こそなくても、あの小さな知恵の神にでも聞けば何かわかるだろうか。…否。別に聞くほどのことでもないか。体を起き上がらせる気にもなれずに、掛物にくるまったまま天井を見つめる。これがもし、本当に、異常なのならば。いつか自分を作り上げた…"母"の元に出向く時が来るのだろうか。あれを今目の前にして、自分がどう話すかなんて目に見えている。しかし目に見えているようで、未知数な点もある。できるなら、会いたくはない。同じ人物から二度の絶望を受けに行くなんて、そんなの滑稽だろう。)   (2023/12/18 14:25:58)

おしらせ記憶さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/12/18 14:15:57)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、記憶さんが自動退室しました。  (2023/12/15 01:38:24)

おしらせ記憶さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/12/15 00:59:47)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、記憶さんが自動退室しました。  (2023/12/9 03:21:57)

記憶…風流のない場所だね。まあいい、さして重要でもない場所だ。少しの間羽を休めるには、これくらいの方がいいだろう。豪奢すぎたら気が休まらないし、質素すぎたら体が休まらない。その点においては最適解と言えるかな。及第点でもあげようか。( はっと嘲るように鼻を鳴らせば、1人がけのソファに腰を下ろす。この部屋にあるのは今座っている座椅子と、寝台と、2人で使えばいっぱいになってしまいそうなテーブルと、明るさを保つための灯篭だけ。余計なものはなくていい。思い出の品とか、そういうのは、気分が悪くなる。なかよしこよしがしたいのではないのだから。最低限を保てば、失うことなどない。これは一種の防衛だ。ほんの小さな心のうちの。)   (2023/12/9 02:27:29)

おしらせ記憶さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (2023/12/9 02:20:32)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone docomo spモード)  (2023/12/7 02:28:39)


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