「"思い出補正"ってあるよね。」
窓辺から橙の薄灯が射し込む茶褐色の長机に、タイを緩めたワイシャツ姿で存分に伸びながら上体を前に倒して眺める夕暮れ。隣の後輩は巨体を椅子に凭れてる。
「「当時と今」っつー視点の差が思ったよかデッケェ〜みたいな？イイことに忙しいから無理だわ」
「はいはいオレもオレも(笑)ま、物事には総じて「顛末」ってのがあるわけで。時と時を繋ぎ、誰かと何処かへ向かっていくための"置き手紙"。当時の手紙を受け取った人が今、また置き手紙を綴っては未来に届ける。
ほら…学園ロマンスって、クラスが別れちゃったりすると足が竦んで二度と話しかけられなかったーだなんてほろ苦い結果に終わりがちでしょ？そんなウブな学生のために、この庶務が！図書館に作ってみました"ボトルメッセージコーナー"ですっ！ってわけ」
「ほぉーん…で何が言いたいのパイセン」
「はは、つまり如何わしいお誘いの手紙とかこん中に寄越すなよってコトー。」
「…ッへぇ〜〜〜いｯ」
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こうして図書室の窓辺に佇むことになった目安箱『ボトルメッセージコーナー』。
どんな想い、どんな物語を投函するか。
すべての結末は貴方次第…💫☄️
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🌟背後同士で同意の下、置きロル部屋を使用してね🙌
🌟エンディングが気になってたまらないあの成りの続き、ずっとやってみたかった新たな成りの成り行きを、このコーナーで見守っていきましょう︎！🌍🗽