ミナコイチャット

「【ソロル部屋】毒を喰らわば。」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 毒を喰らわば。


2020年12月31日 21時48分 ~ 2021年01月07日 18時36分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(Android 124.211.***.108)  (2020/12/31 21:48:12)

おしらせ瑠璃川 寧音/律太さんが入室しました♪  (2020/12/31 22:21:33)

瑠璃川 寧音/律太((ソロル部屋お借りしま〜〜〜!!俺が先駆種になっちゃったな……(テレテレ) 寧音が編入する前後の話だったりします   (2020/12/31 22:22:20)

瑠璃川 寧音/律太(転校生、もしくは編入生という存在は代わり映えのない日々を機械的に繰り返している生徒たちに少なからず"変化"をもたらす。それが必ずしもいい方向に転ぶとは限らないが、県内屈指の名門校からの編入生となれば少なからずソワソワとするものだろう。それに編入生が加わるクラスの生徒には事前に知らされている『瑠璃川 寧音』という名。ここでガタガタッと机を鳴らした男子生徒は一人二人ではない。学期が変わる頃でもない時期外れの編入生というまるで少女漫画のようなシチュエーションに十七歳の男子高校生が浮かれないわけないのだ。さて、編入生が加わることを知らされてからの男子生徒の行動といえば、女子生徒から見たら実に滑稽だった。『瑠璃川 寧音』が期待通りの女子生徒かもわからないと言うのに、万が一にも男子生徒なのかもしれないのに、彼女(仮)が一体どんな容姿をしていてどんな性格なのかを持ち得る対人関係をフルに活用して浮き彫りにしようとしたのだから。しかし男子生徒たちの奮闘も虚しく瑠璃川寧音を知っている生徒はこの学校にはいなかった。   (2020/12/31 22:25:22)

瑠璃川 寧音/律太けれどまあそんなこともあるかと男子生徒たちは気にも止めず、それどころか瑠璃川寧音という正体不明の編入生に対する期待願望はむくむくと膨らむばかり。__が、期待が大きければ多いほど、外れた時のショックというのは大きいのだ。瑠璃川寧音が編入してくる日。クラス中の浮ついた雰囲気はいよいよ隠しきれない。ソワソワざわざわとあちこちで話し声が上がる中、満を持して教室の前方の扉がガラリと開く。担任の後ろをついて教室に足を踏み入れた人物にクラス中の視線が釘付けになった。目を奪ってやまないド派手なワインレッド。プレゼントのようにリボンで可愛らしくキュッとひとつにまとめられた髪は歩く度に不規則に揺れる。低めの踵を高らかに鳴らしながら、"彼"は教壇に上がったのだ)やあやあ! 私は瑠璃川 寧音。どこから編入してきたかは事前に君たちに知らされているだろうから私の口からは割愛させてもらうよ。今日からこのクラスの一員として君たちと仲良く出来たらと思う。どうぞよろしくお願いするよ   (2020/12/31 22:25:48)

瑠璃川 寧音/律太(靴音同様高らかな声でそう告げ、瑠璃川寧音と名乗った青年は男からしたら細めなやや女性的な指でチョークを手に取り黒板に文字を綴る。どうか悪い夢であってくれと願った男子生徒はこれまた一人二人ではない。しかし黒板に記された瑠璃川寧音の文字がこれは現実だと訴える。そう、瑠璃川寧音は一部生徒の期待を百八十度裏切る男子生徒だったのだ。彼は黒板の方を向いていた体勢からくるりと体勢を変え教室内を見渡す。月のような黄金色はギラギラと煌めいていた)ところで! このクラスに演劇部に所属している生徒はいるだろうか! フフフッ、というのも私は演劇部入部を希望していてね。もしいるのなら色々とご教授願おうと思っていたんだ。それに私はこの学校に来たばかりで学校の構造を理解していない。なに、一度校内図を見れば覚えるのだけれど如何せん一人で部室を訪ねるというのも心細いというもの。さあ、我こそは演劇部員だという者は……   (2020/12/31 22:27:37)

瑠璃川 寧音/律太(そこまで言ったところで隣から困惑したような担任の声が聞こえる。ああ、どうやらまた悪い癖が出て人を困らせてしまったらしい。周りが見えなくなり一人突っ走るのは自分の悪い癖だ。しかしそれ故に変人扱いされ孤立するのは数年前から変わらない。つまり慣れているのだ。「すまない、お喋りが過ぎてしまったね」と眉を下げて謝罪し担任に促されるまま空いている席に向かう。__隣に座る白い髪とアンニュイな表情が印象的な青年が演劇部員だと知るのは、もう少しあとの話)   (2020/12/31 22:27:54)

瑠璃川 寧音/律太((1500文字ですって奥さん!!いくらなんでも書きすぎよなぁという気持ち……ふわっと読んでなるほどこんな話があったんだなと楽しんでくだされば〜!!   (2020/12/31 22:28:47)

おしらせ瑠璃川 寧音/律太さんが退室しました。  (2020/12/31 22:28:51)

おしらせ篁 旭 / 甘味処さんが入室しました♪  (2021/1/1 04:10:32)

篁 旭 / 甘味処((入室失礼します!! ネット依存という所を目立たせたいんですがかなりギリギリやもしれません。何か不都合等御座いましたら切腹致しますので…!   (2021/1/1 04:11:05)

篁 旭 / 甘味処「_あーあ。」   (2021/1/1 04:11:17)

篁 旭 / 甘味処ぽつりと吐かれたその言葉。それに意味はない。ただ、なんとなーく一人の時間が嫌で。なんとなーく静寂が嫌いで。なんとなーく口を開きたくなっただけで。自室。今度の台本の構造でも考えようかと思ったのだが何も思い浮かばない。漫画を読む気分にもなれず、鉛筆を握ったまま椅子に座っているだけとなってしまった。机に突っ伏して鉛筆をくるくると回す。最早これも癖になりつつある。それ程この"脚本"という役割が私は好きで、それでいて_「楽しい……はず、なんだけどなぁ」今は楽しいか、と聞かれれば楽しくもなんとないし、寧ろ苦痛。やることだって沢山あるのに何となく暇だと思ってしまう。「スランプ、ねぇ……」自分がそれに陥っていることは明白なのだが、何となくその事実を認めたくなくて。ただ、一言零した。ぐでーっと伸びをするような形で体を机に押し付ける。ぎし、と音がした。   (2021/1/1 04:11:27)

篁 旭 / 甘味処「くっそ……」苛立ったように鉛筆を投げ、スマホをおもむろに取り出しキーボードを乱暴に打つ。『 あーちゃんマジむりなんですけどぉ。ほんとしんどぃ……。だれか癒してくれませんかぁ……?♡』4個目のアカウントを設定し、送信。人気ネットアイドル「あーてゃん」のそんなツイートに秒速でつく大量のハートと彼女をいたわるように見せかけた下心の塊の返信。その中で怪しい男を選んでは、ダイレクトメッセージで彼らを煽るような内容を平気で送りブロックして逃げる。ネットアイドルの中身がこんな残念系女子だなんて誰が思うだろうか。兎に角、篁旭のストレス解消はこうしてネットアイドルとして電子世界に蔓延ることだった。これが「篁旭」であり、誰にも知られてはいけない裏の顔である。   (2021/1/1 04:11:38)

篁 旭 / 甘味処「っあ゛ーーーーーー!!」それでも納得がいかないかと言うのにあまつさえ大事なスマホを真上に放り投げる。一秒もせずに落ちてきたそれは旭の鼻を直撃。「ぅぐっ、」かなり痛い。めっちゃ痛い。スマホに損傷がないのを確認すると、垂れてきたそれは鉄の味をしていて。脚本を書く時以外でスマホを手放したのなんて何時ぶりだろうか。ぼーっとそんなことを思いながら仰向けになる。電球の光が目に直接当たって痛い。「もーやだ…」雫が、一粒、零れて。それ以上は、彼女の矜恃が許さなかった。   (2021/1/1 04:11:48)

おしらせ篁 旭 / 甘味処さんが退室しました。  (2021/1/1 04:11:51)

おしらせ北條芽生/豆腐さんが入室しました♪  (2021/1/1 12:10:48)

北條芽生/豆腐((入室失礼します、!きっと本部屋ではなかなか出来ないタバコやお酒の話を...!   (2021/1/1 12:11:14)

北條芽生/豆腐かんぱ〜い!(ガチン!とグラスのぶつかる音がする。今日はダンスのステージがあった。今年は例年より少ないステージではあったものの最後までセンター任されwsも何回か出来たし。と振り返る今年最後のステージでもあった。そのステージを昔ながらの友人3人が見に来てくれていた。そのまま同じクラススタジオの人たちと別れ4人で飲みに来た。友人3人とも飲むし吸うしで気も合うので喧嘩もほとんどない。4人とも高校は違えど仲良くしてくれる皆には感謝しているそうで。)まじ、!?おめじゃん〜!何ヶ月よ、!(友人の彼氏爆誕にみんなで祝ってその友人にコールしたり)ひぃ、やばいやばい無理、ねぇ、んふ、あはは、死んじゃう死んじゃうしんどいわ、(友人の面白い話でみんなで爆笑したり)あ、そう言えばうち演劇部入ったんだよね〜、え、なんでそんな笑うの、はぁ!?も〜、なんかあったら見に来てね〜?みんなの大会私も全部行くんだし!(演劇の話をすれば真面目に部活。なんて今まで無かったので爆笑される。 友人みんなしているスポーツ等も全く違うがだからこそお互い尊敬ができる関係で。ただ皆して頭は悪いので救いはありません。スポーツが全てなだけ。)   (2021/1/1 12:11:39)

北條芽生/豆腐は〜、もうお腹いっぱいでも、?でもでも、?(とみんなで目を合わせれば)飲み足りないよね〜!!!!!(なんて一斉に言ってはダーツ行こうダーツ!今日あそこのダーツバー開いてんじゃん!なんて2軒目へ足を運ぶ。今日もお腹の出るセーターにスカジャンにスキニーにショートブーツ。という傍から見ればギャルみがあるのかもしれない。が気にする事はなくスタスタと歩く。途中で見つけた喫煙所で4人揃ってタバコを吸う。何故か外で夜中に吸うと傷心的になるのは皆同じらしく)私さぁ、演劇って演技力?じゃん、確かにダンスとかにも居るんだけどさ、なんだろ、ダンスって表現力だから、またちょっと違くて、そうそう。話し方とか、?はダンスにはないからさぁ、よく躓くんだよね、そこで。(なんてちゃんと化粧をして強そうな女ではあるものの弱味はあるようで俯いてそんなことをいえばふぅ、と煙を吐く。3人はそれを慰めることなく聞いてくれて。北條が慰めなんかいらんわ。と何かしらに負けた時などに使うのが分かっているから。受け止めるだけで、自分で解決したい本人の邪魔にならぬようにしてくれる)   (2021/1/1 12:17:30)

北條芽生/豆腐よし、タバコ吸ったね!?ニコチン無事だね、!?(ほかの3人の似たような話も聞いたあと左記のような変な確認をして切り替えればダーツバーに向かう。楽しんでいればいつの間にか夜が開けかけていて。時刻は3時半。解散しても残る余韻を胸に1度家に帰れば準備をしてお酒も抜けた頃に学校へ。今日も部活、!授業は寝よう、!なんて意味のわからない心意気を自分に心で告げて足を進める)   (2021/1/1 12:19:15)

おしらせ北條芽生/豆腐さんが退室しました。  (2021/1/1 12:19:24)

おしらせ琴葉 玲/ばちさんが入室しました♪  (2021/1/1 22:59:48)

琴葉 玲/ばち(転校生、もしくは編入生という存在は代わり映えのない日々を機械的に繰り返している生徒たちに少なからず"変化"をもたらす。それは基本的に周りのことに無頓着で無関心に生きているこの琴葉玲という生徒も例外ではなかった。『瑠璃川寧音』なんていう煌びやかな名前、しかも県内屈指の名門校からの転入生という情報を掴んだクラスの男子たちは露骨にザワザワとクラス内の温度と賑やかさを上げ、まだ見ぬ転入生についてあれこれと想像を膨らませる。想像というより願望と言った方が正しいのかもしれない。彼もそんなテンションの上がっている男子たちの輪に一緒になって混ざって楽しくお喋りを…………なんてことはもちろんせずに、冷静ぶって期待しすぎたら外れた時のショックが大きい、何よりみんなが思うほど見た目が良いかも分からないし女子じゃないかもしれない。と空いた席越しに窓の外を退屈そうに眺めながら横目で騒いでいる男子たちの会話を聞いている。そんな冷めているような彼でも女子ではない可能性はさすがにあまり考えていないあたり、きっとクラスメイトの嬉しそうな雰囲気にあてられてしまったのだろう。   (2021/1/1 23:00:19)

琴葉 玲/ばちそのため初めてその話題の転入生がクラスに来た時は驚いたものだ。)……はっ、(コツコツと靴の音を小気味よく鳴らして靴音よりも高らかに声を張り上げて自己紹介する転入生に、というよりは明らかに落胆している様子のクラス全体の様子に小さい笑い声をあげてしまう。幸い笑い声が小さかったのか転入生の声が大きかったのか自分のそれは聞こえていないようだ。教室にいる生徒全員、担任教師すらも置いてけぼりにする彼の演説のような話に熱心に耳を傾けている人はもうほとんどいなかった。期待が外れた男子生徒だけでなく女子生徒すら、その芝居がかった大袈裟な話し方に壁を作ってしまったのだろう。そんな中ただ1人、少なくとも本人が感じる限りでただ1人、おそらく転入生と隣の席になるであろう白髪の生徒だけが彼に興味を持っていた。正直退屈な日々に少しの刺激を求めて転入生に期待をしていただけなのだが、あまりの変わり種っぷりにこれから面白くなるかもしれないという期待を抱いてしまったのだ。しかも何やら演劇部に入りたいらしい。   (2021/1/1 23:00:46)

琴葉 玲/ばち…ならやっぱり無しか…?期待や興味と言っても「この人は何をしでかすんだろう」というあくまで観客としての興味だったのでさすがに部活まで同じとなると鬱陶しそうだ、距離も近そうだし。そんな失礼なことを考えている間にいつの間にかその転入生が隣に座っている。転入生が自分の隣の席だなんて漫画みたいなこと本当にありえるのか、なんて思いながら口を開く、)俺は琴葉。よろしくね(何はともあれ退屈な日常に刺激がもたらされたのは事実。先程までとは違い埋まっている席に向かって少し微笑んで。自分が演劇部員だと伝えるのはもう少し後にしよう)   (2021/1/1 23:01:02)

琴葉 玲/ばち((りっちゃんのアンサーソロル的な(?) 語彙力とか何もかも劣るけど!   (2021/1/1 23:01:52)

おしらせ琴葉 玲/ばちさんが退室しました。  (2021/1/1 23:01:56)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/1/2 00:41:15)

((ある三人のうちの誰かの過去の心情を投下します   (2021/1/2 00:41:38)

幼い頃から感じていたが、本当はちょっとだけまだ人間が恐ろしく感じる。お化けよりも現実に存在する人間の方が怖いのかもしれない。一人の人間を確実に、深く傷つけてしまった。自分は察していた、あなたにとっての初恋は自分で、その挙句に悲しくて辛い記憶にさせたことを、自分は後悔している。出会ってなければ、再び再会なんかしなけりゃ良かったと自分は思った。家族以外で最も一途な人はお前だった、アンタだった、あなただった、キミだった。戻る事は不可能、だってもうそれぞれ別の場所に別れて通っているから。今のあなたを自分は知る由もない。   (2021/1/2 00:46:20)

おしらせさんが退室しました。  (2021/1/2 00:46:23)

おしらせ龍篠 暁/遊さんが入室しました♪  (2021/1/2 02:21:02)

龍篠 暁/遊((ちょっとだけ…   (2021/1/2 02:21:17)

龍篠 暁/遊『舞台の上には神様が住んでいる。』 子供につく戯言のようなそれをずっと信じていた二人の少年がいた。 人々を救う善も、助けを求む人々も、己の望の為に手段を問わない悪も、二人の目にはそれはとてもとても美しく見えた。宝石の如く十人十色で、星々の様にその物語が終わる最後の時まで輝き続ける神様達は彼らに憧れと夢をもたらした。 大きくなった二人は憧れの『演劇』というものをするようになった。 1人は舞台の上の神様になり、 もう1人は神様を照らす光となった。   (2021/1/2 02:21:38)

龍篠 暁/遊二人がいた『演劇部』というのは神様の集いではあったものの、善い神様ばかりではなく、邪神も存在していた。 邪神達は神様や光達によく呪いのようなものをかけて舞台の上から蹴り落としていた。 邪神達は奇才であったため、彼等を失う事には神様達も判決を下せなかった。文化祭のリハーサルの日の事。 不良部員に目をつけられたターゲットは双子だった、弟は文化祭でやる劇の主演であった。 不良部員達は奇才である自身達が主演では無い事、主演を任されたのが今年入ったばかりの新入生であった事を怨み、憎んで、今回の主演である弟とその兄弟の兄を舞台から蹴り落とす為、兄の担当していた照明に小細工を仕掛けた。 リハーサル本番。 兄である少年は照明が壁から引き剥がされていていつ下にあるステージに落ちても可笑しくない事等の異常に気付いていた。しかしその異常を周囲の人々に伝える事ができなかった。   (2021/1/2 02:22:42)

龍篠 暁/遊不良部員の作戦で彼は照明のある防音完備のエリアに1人閉じ込められていた為、助けすらも呼ぶことができなかったのだ。 その上、エリアの入り口は鍵が壊されていて出る事も入る事もできない。 兄はこの時点で不良部員に目をつけられたのだと確信し、弟への心配に心と頭が支配された。『どうしよう…このままじゃ咎夜があの先輩達に怖い目に遭わされる……どうすればいんだ…』  自分の心配なんてする余裕は無い、今はリハーサル中、休憩無しで全ての章を演者達が演じ切る大切なリハーサル。その為、舞台の上から演者達やそのサポートをする子達が居なくなることはない。今にも目の前にある壊された照明はそんな必死に頑張っている彼らの居る舞台へと落ちかけているのだ。 この照明を動かしたくてもとても重く、大きい為、彼一人の力では無力であった。それにもし動かせたとしても誤って落としてしまってはもう大変な事になる。   (2021/1/2 02:23:40)

龍篠 暁/遊非力な彼は。ただ只管祈っていた、祈る事しかできなかった。 『……どうか、照明が落ちる事無く無事にリハーサルが終わりますように』と只管涙目になっては祈っていた。 しかし祈りは神には届かなかった。リハーサルでの最後のシーン、 主演だけが舞台に残り最後の台詞を言う場面。 主演が最後の台詞を言い終えたタイミングであの照明はついに舞台へ落ちた。 その時だけ世界がスローモーションになった様に思える。兄は舞台の方へ急に傾き完全に落ちかける数秒前に照明の方へ行き、如何あがいても非力な力で、主演の頭上に照明が落ちないように舞台の誰もいない辺りへ照明を蹴り、照明と共に彼も舞台へ落ちた。落ちてくる照明から主演…否、弟を守る為、落ちつつも弟を照明のある方から遠ざける為、弟を落ちてくる照明のある方とは反対の方へ思いっきり押し倒し、そして照明と同じタイミングで舞台の上に着地した。 着地と同時に身体には酷い痛み、そしてリハーサルを見ていた人々の悲鳴や混乱の声が耳を襲った    (2021/1/2 02:24:48)

龍篠 暁/遊不良部員の笑い声も微かに聞こえた。 少し頭を撃ったらしく意識が遠退いていく中で、押し倒されて混乱する弟へ声を掛けていた。 『……押し倒して…ごめんね…。…とがや…、大丈夫…?怪我…してない…?』視界も歪んできているものの弟が居るであろう方へにへらと微笑んで。『にいさん……大丈夫だよ…僕は大丈夫…にいさんが押し倒してくれたから僕は怪我はしてないよ……ありがとう…照明から守ってくれたんだね……あぁ……まって……にいさん…!気をしっかりして……!!……誰か…!!助けて…!!』涙目になる弟の声がうっすらと途切れ聞こえてきた所で彼は気を失った。次に目覚めた場所は病院の一室であった。 医者によると1ヶ月程気を失っていたらしい。 あの照明が落ちた事件については 不良部員達がちゃんと悪かったという事になって、きちんと処分され、舞台も照明も本番に間に合うよう直ぐ様、直され全てが元通りかつ平和になったと言う。   (2021/1/2 02:26:34)

龍篠 暁/遊しかし、本番の劇が終わった後に彼の弟は舞台にトラウマが出来、大好きだった舞台を降りた。 それがあってから兄はいつしか、演劇が大好きで同じ夢を持っていた最愛の弟を、自分が殺してしまったのではないかと思うようになった。それから兄が狂いだしたり、親の都合で他の街へ引っ越したりする事になったりするのはもう少し秋の葉がなくなる頃の話。   (2021/1/2 02:27:04)

龍篠 暁/遊((あっ、やっべ、注意事項やんの忘れた() 人によっては胸糞だったりして基本的重いぞ!!!苦手なら無視してね!!   (2021/1/2 02:29:05)

おしらせ龍篠 暁/遊さんが退室しました。  (2021/1/2 02:29:12)

おしらせ瀬戸口 海/猫さんが入室しました♪  (2021/1/2 15:46:54)

瀬戸口 海/猫((カイくんの過去をチラッ?と投下します。はい、カイくんとおばあちゃんとのお話です   (2021/1/2 15:47:26)

瀬戸口 海/猫((ちこっとだけおじいちゃんの話もあるけれど   (2021/1/2 15:47:53)

瀬戸口 海/猫海、掃除をしなさい、ばあさまは此処を掃除をしておくから____________。   (2021/1/2 15:48:10)

瀬戸口 海/猫……うん、わかったよ。(俺は向こうの掃除へ向かう婆さんの背中が見えなくなるまで見つめていた。俺が物心をついた時にはもう、祖父母と言う存在があったが、爺さんは俺がとても幼い頃に逝ってしまった、格好良くて知識豊富で寡黙な男性だった。記憶の中の祖父はあの時にはもう髪は白くなっていたが、でも目は何時までも優しくて綺麗な青い目をしていたのを俺は深く覚えている。声はどんな感じだったのかはもう思い出せないが、あの祖父の優しい目と思い出は10年以上経っても忘れることなく刻まれている。)   (2021/1/2 15:48:29)

瀬戸口 海/猫えっと、確かこの部屋だよな……(その後に俺はホコリ叩きを右手に持ちながら物置部屋の襖を開けた、確かその時の祖母は近くにある蔵の方へ掃除していた気がする。少しだけ咳をしては物置部屋の埃を払ったり、物を漁ったりしていた。その時だっただろうか、俺は一つのアルバムを見つけた。俺は好奇心でそのアルバムを開いた、そこには若い頃の祖父母の写真が入っていた。特に目に入ったのは婆さんの方だった。若い頃の祖母はとても清楚で美しい姿をしていた。)   (2021/1/2 15:48:46)

瀬戸口 海/猫心配だから様子見に来たけど。海、懐かしい物を見てるわねぇ、ばあさまにも見せてくれないかな_______。   (2021/1/2 15:49:09)

瀬戸口 海/猫おばあちゃん…おばあちゃんは昔、何をしていた人なの?(祖母がいつの間にか俺の背後にいたのは驚いたが、掃除の途中ではあるが俺は横で写真を見ている婆さんに首を傾げて質問をした。どうやら若い頃は舞台女優をしていたらしい。そして、役者と言う物に興味を示した……が、俺は演じるよりもきっと物を作ったり運んだりしている方が向いているのだろうと思った。)   (2021/1/2 15:50:17)

瀬戸口 海/猫あとアンタ、元の顔がいいんだからもっと自信を持ちなさい_________。   (2021/1/2 15:50:46)

瀬戸口 海/猫そう?ありがとう…(頭を撫でられては俺は少しだけ嬉しかった、でもやっぱりみんなの役に立てる物作りの方がいいかなと思った。すると横にいた婆さんが立ち上がり「さあ、掃除を再開するよ。グズグズしとらんで、はよう綺麗にするよ。」そう機嫌良さそうに言ってはアルバムを閉じて、掃除を再開した。その時の俺がマクシムやソフィアに出会うのはまだそれぞれ先の話である。)   (2021/1/2 15:51:07)

おしらせ瀬戸口 海/猫さんが退室しました。  (2021/1/2 15:51:15)

おしらせ瀬戸口 海/猫さんが入室しました♪  (2021/1/2 15:51:17)

瀬戸口 海/猫((大体この回想はカイくんが10歳頃の話です。だからカイくんがマクシムくんやソフィアちゃんに出会うまではまだ先の話となっています   (2021/1/2 15:52:01)

おしらせ瀬戸口 海/猫さんが退室しました。  (2021/1/2 15:52:06)

おしらせ瑠璃川 寧音/律太さんが入室しました♪  (2021/1/2 19:49:03)

瑠璃川 寧音/律太((クソ重過去の付与が許される世界ということなので(?)瑠璃川が編入を決めた理由のひとつになった話を投下しようかな〜と思ったり…()   (2021/1/2 19:51:25)

瑠璃川 寧音/律太(自身の恋愛対象が男性であると気付いたのは中学二年の夏だった。元より娯楽雑誌に載っているやたら露出が多い女性や豊満な胸を強調するかのようなポーズをとる女性の写真を見ても興奮するようなタイプではなかった。それを囲んであーだこーだ騒ぎ立て下品な声で笑う連中を冷めた目で見つめ、あれの何がいいのだろうかと純粋な疑問を抱くタイプであった。__退屈な授業を抜け出し屋上の日陰で膝を抱えて座る。どこまでも高く青い空を見ていると吸い込まれてしまいそうで、ああ、いっそこのまま吸い込まれてしまえたらいいのになんて非現実的な感傷に浸る。そんな自分をいつも現実に引き戻すのは、同じサボり仲間とでもいえばいいのだろうか。「よっ、瑠璃川」と片手をひらりと上げて屋上に入ってくる彼であった。さも当然のように隣に腰を下ろし、彼は持っていたビニール袋をがさがさと漁る。緩く首を傾げる自分に彼はプラスチック製のボトルでできたラムネを差し出したのだ。「今日暑いもんな。溶けちまいそ」なんて、少しだけ困ったように眉を下げて笑って。   (2021/1/2 19:51:59)

瑠璃川 寧音/律太その瞬間だったのだ。目の前でぱちぱちと眩い何かが弾け、今すぐ叫び出してしまいたい衝動に駆られたのは。恋に落ちたとき、人は『赤い実が弾けた』と表現するが、自分の場合弾けたのは炭酸であった。シュワシュワ、パチパチ。喉を通り抜ける清涼感が毒だった。アスファルトを焦がさんばかりの太陽の熱さとは違う、胸の奥の奥をじりじりと焼き、炙り、燃え尽くそうとする業火。この激しい感情を恋と言わずなんというのか、別解があるとしたらあの頃の自分に突き付けてやりたい。お前が感じていたのは彼の眩しさ、明るさに対する羨望で、唯一と言っていい友人に感じていた友愛の延長線だと、今ならハッキリ分かると言うのに。少し優しくされたから勘違いしてしまったのだ。特別扱いされていると、彼の特別になれていると、勘違いをした。__少しでも彼に近付きたくて、夏休みを利用してピアスを開けるなんて馬鹿な真似をした。彼と同じになって優越感に浸る。一種彼を利用した自慰行為であった。衣装デザイン、そして作成を心の底から愛している己の最も身近にあった針。それはピアッサーではなくミシン針、まち針、手縫い針といったいわゆる手芸用の針であった。   (2021/1/2 19:52:25)

瑠璃川 寧音/律太父親からこっそりくすねたライターで針の先を炙って、右の耳たぶに突き立てる。痛くて、痛くて痛くて痛くてたまらなかった。一度では貫通しなくて、何度も何度も針を刺した。先を見据えているようで見据えていない天才。ファーストピアスは買ったくせに針はあるからとピアッサーを買わなかったのだ。穴が開いた頃には右肩に小さな血溜まりができていたが、そんなことはどうでもよかった。右耳にファーストピアスをカチリと嵌める。あの時感じたどうしようもないほどの快感は、ゾクゾクと背筋を駆け抜けた甘い痺れは劇薬だった。恋というのは判断力を鈍らせ、痛覚を鈍らせるものなのだと身をもって思い知ったのだ。__夏休みが開けて彼に告白をした。残暑に、そして自身の中に燻る業火に焼かれ、頭がおかしくなってしまったのだ。あの日もう少し気温が低ければ良かったのに。そうすればあんな思いをすることはなかったのに。「僕、君のことが好きみたいなんだ」自分らしからぬ震えた小さな声で告げた精一杯の愛の言葉は「気持ち悪い」の一言で灰になった。その時になって初めて、針で開けた右耳のピアスがじくじくと熱を帯びて、酷い痛みを、悲鳴をあげていることに気付いた)   (2021/1/2 19:52:43)

瑠璃川 寧音/律太……、ははっ、らしくない。僕らしく……私らしくないね(退屈な授業を抜け出し上がってきた屋上。前にいた学校よりもやや狭く感じるが見上げた空は変わらない。思い出に浸るなんて自分らしくない。過去を振り返るなんて愚かな行為に、自らを嘲笑うようにカラカラに乾いた笑みを零す。もう二度とピアスを嵌めるものかと決意した。それでも一度穴を開けたという過去が消えることはなくて、今でも右の耳たぶを爪で引っ掻く癖が抜けない。癖というのは自分でも無自覚のうちにやっているから癖なのだ。せめて友人の前ではやってなければいいのだけれど。だってこんな癖みっともない。みっともないじゃないか。けれどいくらそう思ったところで癖なのだからどうしようもできなくて、もしかしたら聡い友人は何かを察しているのかもしれない。それは嫌だ。何かを勘づかれて距離を置かれるのは__明け透けに、そして俗っぽく言うとホモであることがバレるのが嫌で、運命の神様の慈悲で手に入れた今の場所を失うのは嫌で、けれど深くまで踏み込まれるのは嫌で。近付きたいのに近付かれたくないなんて矛盾を抱えたまま、ギリギリのラインを見極めて今日も日々を謳歌する。   (2021/1/2 19:53:01)

瑠璃川 寧音/律太かつて恋をした彼を忘れられたかと言われれば否、忘れられていないのだろう。だって忘れられたのなら、完全な決別をしようと決意したのなら。____彼が綺麗だと褒めてくれたワインレッドの髪を、今もまだ伸ばし続けてはいないから)   (2021/1/2 19:53:14)

瑠璃川 寧音/律太((まあ親の都合とか色々あったんだけど(今決めた)ホモバレしたって言うのもあって中高一貫校の中学までは頑張れたけど高校を頑張ることはできなくて編入を決めたって感じだったりする。瑠璃川本人は恋愛をする気は無い、メタ的に言うとCP組む気ないんですけど…えぇどうだろ…コイツに恋愛できんのかという気持ちホント……   (2021/1/2 19:56:12)

瑠璃川 寧音/律太((え〜〜〜〜ん長々と失礼…薄目で読んでください……いや読まなくてもいい()   (2021/1/2 19:56:42)

おしらせ瑠璃川 寧音/律太さんが退室しました。  (2021/1/2 19:56:46)

おしらせ八箇 花楓 / 三角さんが入室しました♪  (2021/1/2 21:05:38)

八箇 花楓 / 三角先輩なんてクソ喰らえだ。普段はサイドテールにしていた、自慢のミルクティーカラーの髪の毛は随分とボサボサで、無惨にもざんばらになってしまっている。購買で買ってきたホットココアの缶は体育館の石階段に置いて、ビニール袋に入れていたチョコレート菓子はリュックの中に無造作に突っ込んだ。事の発端はそうだ、脇役だったはずの1年生が、主役を差し置いてやけに目立ってしまったからだ。当たり前だろ、とおツムの足りないお花畑な年上の脳みそを心の中で嘲笑ったのは舞台が終わったすぐあとだ。高校生から演劇を始めた程度の人間が、児童劇団でそこそこの経験を積んだ人間に3年やそこらで勝てるわけがないのに。そんなに自分の演技に自信があったのかなんて、そんなこと聞かなくてもわかる事だけど。   (2021/1/2 21:07:09)

八箇 花楓 / 三角だからいじめた、自主的に退部してもらうために。「 大方、生意気な1年生がいるって周りに言いふらしたんでしょ 」フン、と鼻を鳴らした。ひとりじゃ何も出来ないくせに、可哀想な奴。髪の毛をざんばらにされてしまったのだって、長い人生の中のたったひとつの小さい出来事だ。むしろ自分の演技は先輩にいじめられる原因になるレベルで上手いだなんて、むしろ自信にさえ繋がってしまう。彼女は案外強かに生きているのだ。でもまあしかし、ざんばらになってしまった髪の毛のまま、部活動に出るなんてことは自分の美意識が許さないのだ。授業で使ったソーイングセットから、大ぶりの裁ち鋏を取り出す。「 これ、こういう使い方じゃねぇんだけどな…。家帰ったら整えないと 」シャキ、なんて軽い音を立てて、髪を切り落としていく。   (2021/1/2 21:07:42)

八箇 花楓 / 三角肩上で簡単に揃えただけの髪の毛、そこそこ伸ばしていたからか、それなりの重さを持つ、切り落とした髪を入れたビニール袋。コンパクトミラーに映った少女は、やけに強い瞳をしていて、それでいて少し悲しそうだった。「 髪切ってもかわいいとか、やっぱ私、……いや、僕って天才じゃない?ハイパー完璧美少女は格が違うわ 」"私”なんて一人称はやめる。前々から先輩らに変な子だと言われていたのは知っている。なら、お望み通り完璧に変な子になりきってやろうじゃないか。……ああでも、一つだけ。納得のいかないことがあるとすれば。先輩に少しでもよく見られようと、ちゃんと言うことだって聞いたのに。高校で初めて演劇を始めたなんて言っていた同級生が、やけに上手くいっていることだろうか。それなのに、周りと比べてばかりで、何も持ってないなんて。なんて贅沢な悩みなんだろうか、腹が立つ、腹が立つけど、いちばん嫌いなのは一生懸命やってる同級生に、理不尽な怒りを抱く自分だ。あーあ、泣きそう。1回泣いてしまって、そうしたら部室に戻ろうかな。   (2021/1/2 21:08:08)

八箇 花楓 / 三角秋、夏の発表会が終わってすぐ。人気のない体育館裏は、ひとりの少女の長くて短い独白のステージだった。   (2021/1/2 21:08:18)

八箇 花楓 / 三角(( 昨日の夜にぽちぽちやってたやつです!!いやくそ長いな?アホか……お目汚し失礼しました!!✋   (2021/1/2 21:08:45)

おしらせ八箇 花楓 / 三角さんが退室しました。  (2021/1/2 21:08:49)

おしらせ樽旗鷺斗/家屋さんが入室しました♪  (2021/1/2 21:57:24)

樽旗鷺斗/家屋((失礼します。拙い文ですけども、ちょっと思いついたもの書き終えたので…   (2021/1/2 21:57:46)

樽旗鷺斗/家屋……ぁ、……、あ……ああ……(震える体、血の気の引いていく感覚、鳴り止まないサイレン。大人たちに囲まれ、哀れみと励ましの言葉を投げつけられる。けれど、僕の耳はどれひとつとして拾えていなかった。痛む足を無理矢理動かし、フラフラと頼りない足取りで救急隊員の元へ向かう。覆い被さるブルーシート、先頭がベコベコに凹み窓ガラスにヒビが入った車。少年は泣き叫んだ、痛みや悲しみが彼をそうさせた)お、おばあちゃんは…?……ねぇ、おばあちゃんはっ、!?……ぼくのおばあちゃんはどうなったの!!!ねぇっ、かえしてよ!!!ぼくのおばあちゃんかえして!!!!ねぇっ、ねえってば!!!!かえして……っ、……かえせよッ!!!!!   (2021/1/2 21:58:24)

樽旗鷺斗/家屋(困った顔をした隊員に抱きしめられた。きっと、少年だけじゃなく隊員達も心苦しかったのだろう。だって、少年のたった1人の家族である彼の祖母が交通事故で亡くなったのだから。可哀想に思うのは当たり前なのだろう。けれど、彼だけでも生きていたのが唯一の救いだ。誰もがそう思ったはず。でも其れは大間違いだった。彼は親戚から気味悪がられ、誰にも引き取っては貰えなかった。少年は恐れられた。そのあまりにも強過ぎる、不運体質を。彼が居ればこの世の全ての不幸が降りかかる、なんて。どれだけ彼が巻き込まないようにと気を付けても、どうしようもなかった。だってそういう体質だから。不運な少年だから。そうして、結局彼は孤児院に押し付けられた。)   (2021/1/2 21:58:56)

樽旗鷺斗/家屋まぁ、しかたないよね。僕のゴミみたいなこの体質が周りの人間を巻き込んでしまうような災厄を引き起こすものだからね。あぁ、これじゃあ本当のゴミだよね他者を巻き込んでしまうなんて害でしかないよ。僕は人類の敵とでも呼べるんじゃないかな?そのレベルで僕の体質は厄介だ。……だから、仕方ない。これが最善なんだ。そう、未来のある、溢れる才能をもつ人達の邪魔をする訳にはいかないからね。…でも僕も、僕なんかが言っていい願いじゃないかもしれないけれど……望むことなら、こんな体質を気にしないで普通に過ごせたら……なんて思うよ。あははっ、なんてね?どうかな?あ、やっぱりダメだよね……僕みたいなやつの演技なんて、お粗末すぎて聞くに絶えないものだったね!というか、なんの面白みもない話をしてごめんね?あははっ!さて、今日も演劇部の皆に貢献しないと!僕は雑用くらいでしか皆の力になれないからね。   (2021/1/2 21:59:42)

樽旗鷺斗/家屋…舞台を見ている時が、唯一何も気にしないで、''ただの樽旗鷺斗''として過ごせるんだ。そんな幸せな時間を感じさせてくれる演劇部の力にならない訳がないよね!!   (2021/1/2 22:00:00)

樽旗鷺斗/家屋((失礼しました!!   (2021/1/2 22:00:16)

おしらせ樽旗鷺斗/家屋さんが退室しました。  (2021/1/2 22:00:19)

おしらせ北條芽生/豆腐さんが入室しました♪  (2021/1/2 22:30:09)

北條芽生/豆腐((タバコ吸い出したヤツ乗せちゃう....   (2021/1/2 22:30:16)

北條芽生/豆腐タバコって美味しいの。(夜。初めて付き合った男の人の家にいる。相手は年上。まだ高校生の相手ではあるものの未成年喫煙をしている人で。初めて会ったのはダンスのスタジオ、北條の片思いを実らせた。初めての彼氏なので何をするも新鮮だしすべてが皆そんなもんなんだ。なんて思う中学二年生。純粋な北條はタバコの美味しさもやばさも分かるわけなくて。美味しいのかなんて素直に聞けば相手から降り注ぐキス。んむ、なんて声が漏れるも静かにする。嫌なわけなんてないしまだ照れてしまう。顔を赤らめながら何?と言えばこんな味、なんて相手に言われる。)   (2021/1/2 22:30:20)

北條芽生/豆腐は〜、?分かるわけないじゃん。臭い....煙の味!って感じ、(なんてそれらしい感想を述べてはベランダから部屋に戻って風呂上がりの乾かしてない髪をタオルでガシガシと拭く。もう相手と付き合って半年。何回か重ねた体も毎回場所は彼のベッド。多分今日もなんだろうな、なんて思うあたり少し冷めてるのかもしれない。最近はずっとそう。大人なことしておしまい。外にデートもない。それが相手からすれば都合がいい存在なんて知る由もなくて北條は好きだからそれでいい。なんて思ってしまう。)ん、おわっ.....(帰ってきた相手に声をかけようとすれば既に塞がれた口に変わった視線。ああ、始まるな。なんて少し呆れる。目が覚めた朝。もぞもぞと起き上がり先に服を着る。目を擦れば珍しく先に起きているのか部屋に居ない相手を探すため廊下へ。の瞬間。リビングから聞こえる声。おかしい、親はいないのに、電話?ちゃん付けする、、女?とリビングの扉に耳を当てる。「え?彼女?あー、あれ?あれ適当に付き合ってんだよね、都合いいし、抱き心地最高なだけ、本当は君と付き合いたいのにさ、別れる気ないんだよねあいつ。ごめんねもうちょい待ってて〜」なんて聞こえる)   (2021/1/2 22:31:42)

北條芽生/豆腐(は?なにそれ、意味わかんない。そんなことを思う前に彼の前に来ていつの間にか頬をぶっていた。真っ赤になる相手の頬にこちらは涙を流す。傍から見れば修羅場。いや、傍からもくそもない。)誰、いまの。女だよね。何言ってんの?(震えた声で必死に聞く。聞きたくない。知りたくない。別れたくない。なんて気持ちとは裏腹に出てくる言葉。直後聞こえるため息。「お前、だるいんだよね、顔とスタイルが好みなだけだし。もう飽きた。帰れよ。一生関わんな。」なんて言われる。その言葉を皮切りにポロポロと溢れる涙。「あーもー泣くなよ。だりぃな、」と後頭部をワシワシとかく相手。そのまま荷物を乱雑に纏めて出ていく。すっぴんで良かった、化粧崩れる方がブスだよ、なんてほかのことを考えようとしても止まらない。それから二日ひきこもった。外に出てあいそうなのが怖かった。その頃からの友人である3人にも話した。泣いた。目はまだ真っ赤。   (2021/1/2 22:32:31)

北條芽生/豆腐(さすがにご飯が食べたくてコンビニに行く。そこで目を惹かれるタバコ。あー、あれ、吸ってたやつ....レジを終えて家に着く。袋を開ければ無意識に買っていて相手と同じタバコ。彼が来るから部屋に置いていた灰皿を共にベランダに。)げほっ、げほっ、なにこれ、まっず、、、(1口吸えばむせてしまう。何度か咳をすればもう涙目で。これを吸ってたんだなぁ、とまた涙が流れる。その1本を吸いきった。今日だけ。のつもりだった。なのに次の日も、次の日も、1日1本消えていて。その1箱が無くなる頃には未練なんてなかった。ただ残ったニコチンがない時の不安とイラつき。そこから色んなタバコを試して。今吸っている好きなメンソール系に安定した。8ミリと低くはない数字だがもはや気にしない。それを吸う頃には中学卒業前。私が吸うから。と乗って吸い出した友人たちも同じような事になってしまった。ごめんね、なんて未だに思うし謝るがあんたが悪いんじゃないと言ってくれるのには感謝だ。)悪いこと。しちゃったなぁ、(缶ビール片手にベランダでふぅ、と息を吐く。今日も疲れた。これ吸って飲んだら寝よ。ともう一口吸った夜。)   (2021/1/2 22:33:01)

おしらせ北條芽生/豆腐さんが退室しました。  (2021/1/2 22:33:06)

おしらせソフィア/猫さんが入室しました♪  (2021/1/2 22:35:20)

ソフィア/猫((ではソフィアちゃんが日本に来る前のお話を投下します!(14歳になるまでのお話)   (2021/1/2 22:36:06)

ソフィア/猫私はプリンセスやフェアリーの様に輝いていたい。 プリンセスの様に輝いて演じて、フェアリーの様に素敵な衣装やメイクと言う魔法をかけてあげたい。男女問わず皆を素敵にしたいの。   (2021/1/2 22:36:55)

ソフィア/猫私の生まれは所は一番大きくて寒い国でもあるロシアだった。私は一人っ子で普通にお父さんとお母さんだっていた。特に幼い頃から私は母親の様な女性がするようなメイクや衣装に興味を示していた。大人の女性達は皆、シンデレラと言う童話に出てくる、妖精のおばあちゃんに素敵な魔法を掛けてもらった綺麗なお姫様に見えたからなの。だから私もお姫様みたいにもなりたかったし、みんなに素敵な魔法を掛ける妖精にもなりたかった。周りの人を喜ばせたかったし、とても幸せだった。   (2021/1/2 22:37:30)

ソフィア/猫けれどお父さんのせいで全ては一度崩壊してしまった。   (2021/1/2 22:41:18)

ソフィア/猫あれはまだ私が8歳くらいの頃だっただろうか、多くの荷物を持って歩いていたお父さんとすれ違い私は思わず「お父さん」と明るい声で言った。けれどお父さんは振り返ることなく反応もなしに歩みを進んで止まってくれない。「お父さん!」あの時の後ろ姿はよく覚えている、私は泣きそうな声で大声で言っても反応してくれなかった。ただ言われたのは『失せろ』この言葉だけだった。私は酷く目を見開いてただただお父さんが何処かへ行くのを見つめるしかなかった。何故か心が悲しい程に痛くてわからなかった。でもそれよりも『どうして』とか『なんで』と言う驚きの心だけでほとんど埋まっていた。   (2021/1/2 22:41:56)

ソフィア/猫お母さんは酷く悲しんでいた、お父さんが何処かへ行ったことで身も心も綺麗だったのに全てぐしゃぐしゃになってしまった。妖精が掛けてくれた素敵な魔法は消えてなくなってしまった。私が10歳になるとお母さんは病気を発症して入院する事になって、そんな私は母方の親戚に預けられる事が決まった。この時にはもう父方も母方の祖父母はどちらもこの世には生きていなかった。同世代の子が羨ましかった。みんなお姫様の様に輝けていた。でも私はお母さんが亡くなってもずっと親戚中をたらい回しにされていた。『うちには3人子供がいる』『養える余裕はない』その言葉ならまだ納得はできていた、けれど中にはこんな人だっていた。『うちの所は嫌だ』『引き取りたくない』と皆、擦り付けあっていた。   (2021/1/2 22:43:40)

ソフィア/猫「私の居場所は、ないのね……」   (2021/1/2 22:44:09)

ソフィア/猫私はずっと聞いていたの、この話が嫌になるほど…沢山聞いた、沢山泣いた。あなた達なんて大嫌いよ。   (2021/1/2 22:45:38)

ソフィア/猫((と言うお話です。彼女がまだロシアにいた頃の過去です。ついでにちょっとした小ネタですがソフィアの母親の名前はマルガリータといいマルーシャと言う愛称にもあるそうです。でも今の彼女は十分に幸せであるためご安心ください。今のところはね?   (2021/1/2 22:47:21)

おしらせソフィア/猫さんが退室しました。  (2021/1/2 22:47:35)

おしらせ久遠 斎/疳さんが入室しました♪  (2021/1/2 23:29:50)

久遠 斎/疳((この久遠斎くんについて   (2021/1/2 23:30:01)

久遠 斎/疳((なぜ避けられる人間なのかという過去のお話と、なぜ演劇部に入ったのかというお話です   (2021/1/2 23:30:40)

久遠 斎/疳「いやぁ、いじめはよくないっすわぁ、せんぱぁい。」(これは斎がまだ1年の頃。謎の風習なのか、生意気な後輩を屋上で先輩が暴力を使い制圧するということがあった。教師に問い合わせてはみたが、皆知らぬ存ぜぬの一点張り。)「おたくさんらぁ、そんな弱いものいじめやめて俺とやりましょうやぁ?」(あまりに毎日同期生がボロボロにされるものだからつい手を出してしまった。やはりいじめとは気に食わない。誰にだってプライドというものはあるものだ。しかしこの先輩達は恥を知らぬ。)「ねぇ、先輩さぁ...。もうそんな気持ち悪い顔してんのやし...いっそここから飛んでみたら?その顔も治るかもよ?」(先輩の髪をつかみ屋上から突き出す。こんな奴殺しても別にさぁ。というのが斎の正直な感想だ。)「後輩にここまでしばかれて恥ずかしくないの?俺なら恥ずかしすぎて死んでまうなぁ。ねぇクズせんぱぁい?」(この時は正義の味方気取りだった。とはいえ別に同期生を助けたかったわけではない。ただその快感に浸かりたかった。それだけだ。)   (2021/1/2 23:30:53)

久遠 斎/疳(次の日の朝。学校の校門は閉鎖され、救急車やパトカーの赤いサイレンが光っていた。)「は?めぇんどくさ。なしたん?」(近くにいた同期生に聞くと昨日遊んでやった先輩が飛び降りたようだ。)「こんなに脆いんだぁ。人って。あんなに勢い良かったのになぁ。」(当時の斎にとってはこれぐらいにしか思えなかった。むしろ喜んで踊りたいぐらいの快感だった。しかし当然報いはやってくる。)「いやぁ、自殺でしょ?そんな事俺に言われてもねぇ。もし俺が止めてなかったらただ自殺する奴が変わるだけっしょ?」(あの場にいた他の先輩がチクったのだろう。校長室に呼び出され昨日のことを聞かれた。確かに自分が追い詰めた。が、そうしなければ同期生が自殺していただろう。)   (2021/1/2 23:31:03)

久遠 斎/疳(しかしそんなに都合のいい話はなかった。斎に告げられた言葉は)『君は明日から2年間停学処分とする。退学にしなかっただけありがたいと思え。』(ありがたいと思え?ふざけるな。それは当然考えた。が、ここでまたやってしまえば確実に退学になる。面倒なのはごめんだ。)「分かりました。テスト用紙等はポストに入れといてください。3年から戻ります。」(そう言い学校を後にした。歩きながら考えた。自分が間違ったのか?人のために暴力を使うことは本当に悪いことか?)   (2021/1/2 23:31:13)

久遠 斎/疳(時は経ち3年生となり再び学校へ戻ってきた。)「えぇ...停学から復帰した久遠斎と言います。よろしく。」(やはり斎が何をしたから全生徒に知れ渡っていた。その間斎は何をしていたか?反省などしていない。自分は正しい。ただその答えを否定されたくないがために勉強はせず、バイトとストリートダンスに没頭していた。この間に美容師の資格をとった。とにかく時の流れを急かした。そんな事で悩んでいることが嫌になった。)「はぁ。なんか面白いことあらへんかな。ん?演劇...ねぇ。」(廊下を歩いていると何やら音楽や人の声が聞こえてきた。その部屋には演劇部と書いてある。)「演劇...かぁ。ん?あいつらだっせぇ衣装やな。化粧も雑やし、髪のセットも素人やな。ふーん。」(これが斎の第2の人生の始まりだった。暴力ではなく、自分の才能を人のために生かす方法。)「すんません。入部したいんやけど。特技?んー、まぁ衣装作りとヘアセット、メイク...かなぁ。」   (2021/1/2 23:31:22)

おしらせ久遠 斎/疳さんが退室しました。  (2021/1/2 23:31:29)

おしらせ北條芽生/豆腐さんが入室しました♪  (2021/1/3 23:53:22)

北條芽生/豆腐((皆なってたからこっちで入部する話書く....!   (2021/1/3 23:53:36)

北條芽生/豆腐((ソロルばっかごめんね〜、、   (2021/1/3 23:53:42)

北條芽生/豆腐お邪魔、します、(入学したて。部活動にも入りたいな、なんて珍しいことを思えば様々なところを見学していく。最後は演劇部さっきはダンス部を見てきたが、はっきり言えばレベルが低かった。自分から見れば。の話自慢みたいにもなるが自分は界隈では有名な方なので勿論ダンス部に行けば知ってる人が半分はいた。高校生って見るんだ、なんて変なことを思いながら演劇部にお邪魔する。と広がった光景。空き教室で演劇をする人。採寸をしてうるさい人。照明の打ち合わせをする人。音響を聞いて確認する人。ひとつの狭い空間に様々な仕事がある。それだけでも目を輝かせた。   (2021/1/3 23:53:45)

北條芽生/豆腐(ダンスのステージだってそうだ。音響。コーチ。審査員。照明。受付。設計する人。様々な人の力があって自分の立つ。自分だけの場所が生まれる。それが心地よかった。もちろんダンスは好きだ。自分の思ってること考えてること。この曲の伝えたいこと。全部伝えられる。全身で何も考えずその曲の役に徹して幸せになる。バトルだって自分の好きに動いて盛り上げる負けん気しかない。みんなで踊る時も自分の立ち位置から自分の力の抜き加減やつま先や指先まで考える。それが楽しい。考えるのも。実践するのも楽しい。演劇って、似てるのかな、なんて思う。また違うのだろう。表現力だけでは足りない。知りたい。何が違うのか。ダンスだって悲しい顔はしても泣き声は出さない。涙も流さない。それがどうだ、この人たちはそれをするじゃないか。ほしい。それが。とても。盗まなきゃ。やってらんない。)   (2021/1/3 23:54:14)

北條芽生/豆腐入部、させてくれませんか、(体験も仮入部もすっ飛ばして決めた本入部。後日友人には馬鹿にされた。でも採寸する変な先輩。頼りになる部長。優しいいつも学ラン貸してくれる男友達。みんなといることが何より楽しい。それからはダンスだって調子がいい。幸せだ。誰かも知らない赤の他人になる。その人物を全て把握する。そしてその人物になる。なんだか心を乗っ取ったみたいで楽しかった。だから続いてる。)   (2021/1/3 23:54:35)

おしらせ北條芽生/豆腐さんが退室しました。  (2021/1/3 23:54:38)

おしらせ五月雨 芥/鈍さんが入室しました♪  (2021/1/5 21:44:08)

五月雨 芥/鈍((なんかとんでもない字数のロルになってしまって申し訳ないけれど、芥のについて高校に来る前の話を   (2021/1/5 21:45:47)

五月雨 芥/鈍『そういえば2年のクラスに転校生が来たらしいぞ。』「……ほ〜ん、そうなんや。まあ、直接関わるっちゅうことはないやろ?どーでもい〜」『冷てぇなぁ〜』何げない日常会話のように見えるが、芥は中学の頃の記憶がフラッシュバックしていた。彼を今の彼たらしめる過去を___   (2021/1/5 21:46:10)

五月雨 芥/鈍その頃はちょうど夏季休暇明けで自堕落な生活を送っていた芥は、滝のように汗を額から流して登校した。『久しぶり〜』『でさ、妹がさ』『えっ?OOに行ったの⁉︎どうだった、どうだった?』教室内ではすでに過半数のクラスメイトがいつも以上に騒がしく話し合っていた。それは芥も同様で、OOに行っただとか、OOなことがあったなど教師が来るまで騒ぎ合った。    (2021/1/5 21:46:41)

五月雨 芥/鈍「今日から新しく、仲間が増えます。天原さん、自己紹介を。』77唐突な出来事だった。それまではただこれからもこうして騒ぎあって機械的に何の面白みのない日常を生きて行く。そう思っていた芥や、刺激の足りない同級生たちにはちょうど良い刺激だっただろう。皆が教卓へと視線を釘付けにする。この教室にいる彼ら彼女らは自らの想いのままに転校生登場という学園ものでは定番の妄想を描いていただろう。予想は当たろうとなかろうと思春期真っ只中の男子にとっては喜ばしい出来事だっただろう。転校生は女子だった。夜の澄んだ池のように淡く黒い瞳を軽く閉じて、長い黒髪を池のほとりに生えた柳のように風に揺らしながら教卓の前に立つ。物静かそうなその風貌にほとんどの男子が惚れてしまっていただろう。『天原 鏡花です。よろしくお願いします。』彼女の発した声は川のせせらぎのように聞き手を優しく包み込んだ。そう、彼女は誰もが理想する美少女だったのだ。   (2021/1/5 21:46:53)

五月雨 芥/鈍 H.Rを終えると彼女の席の周りにはたくさんの人が群がった。『私、OOって言うんだ。仲良くしようね?』『天原さん、分からないことがあったら私に聞いて』『オレOO。よ、良かったら一緒に帰らねぇか?』様々な声が聞こえた。どれもこれも鏡花に問いかける物ばかりで肝心の彼女の答えは聞こえなかった。芥は彼女と隣の席だったため、自己紹介する前に押しかける軍勢に跳ね除けられ、廊下で友人と駄弁っていた。転校生が来たものの彼はいつもよりは少々騒がしい程度としか感じずその日は終了した。   (2021/1/5 21:47:04)

五月雨 芥/鈍転校生、天原 鏡花が来て数週間が経過した。その頃には彼女の周りに人は存在しなかった。天原 鏡花という人間を存在しないかのように周りの人間は扱っていたのだ。理由は非常に簡単で彼女を気に入らないと思った人物が、あらぬ噂を流して孤立させたのだ。しかし、唯一芥だけは違った。毎日毎日彼女におはようなど声をかけ、筆箱が盗まれたりした時は彼が貸すなどして対応した。そのせいか、彼の周りからも人が消えて行った。『……なんで、私に関わるの?』彼女が来て数ヶ月後初めて発した言葉だった。唐突のことに芥は驚いて、しばらく彼女を見つめてしまう。「なんでって…君のことが知りたいからだよ。」その後、にっと幼さが残る眩しい笑顔で答えた。これを始まりとして、二人の会話は少しずつだが増えていった。おはようの挨拶から何気ない食事中の会話。最後には一緒に下校するようにまで仲の良さが発展した。   (2021/1/5 21:48:10)

五月雨 芥/鈍『君は不思議だな。人間が嫌いな私でも君のことを嫌いになれない。』ある日の放課後の頃、彼女はふと呟いた。芥はその言葉が可笑しく感じて笑ってみせた。「人間が嫌いって、ははは、おっかしい!まるで自分が人間じゃないみたいに言って…。」『笑わないでよ…そう言う君はどうなんだよ?』芥の反応に少し顔を赤らめてみせた彼女は恥ずかしながらも問い返す。「んん?…オレは好きかな。人によって一から百まで違ったり、同じでもどこか決定的な違いがあって面白いし。」芥は少し悩んだ末、口元に笑みを浮かべて答える。その答えを聞いた彼女は憂いを目に浮かべるが、すぐになんでもないように穏やかな笑みを浮かべて見せる。『何それ…君も可笑しいじゃん。』   (2021/1/5 21:48:42)

五月雨 芥/鈍天原 鏡花は所謂天才だった。誰よりも理解力が高く、なんでもすぐにこなせて見せた。しかし、世界はどこか特別優れていたところがあれば必ずその代償とも言えるほどの短所があるように作られているようで、人間が嫌いだと言う短所があった。さらに最悪なことに彼女はこの短所を克服するために様々な人間と関わった。関わった末、彼女は人間心理を完璧に理解してしまい、完全な人間不信に陥ってしまった。これまで関わった人間には必ず裏で利益が生まれるということを知り、これを断ち切るために転校せざるを得ない状況を作り出し、見事、転校してきたのだ。しかし、人間心理を理解した彼女の前では転校先で関わってくる者全ての心の裏がわかった。下劣で下品で、卑怯なその心持ちを全て無視して捌き切った故に彼女は孤立していた。しかしそれでもなお関わり続ける芥がいた。   (2021/1/5 21:49:34)

五月雨 芥/鈍ある日、彼の媚びた行動にしつこいと思った彼女は目撃した。芥の下駄箱におそらく自分を貶めたと思われる集団がゴミを詰めているところを。「おはよう…あ〜……またゴミが詰まってる…。面倒臭いな。」彼女は分からなくなった。自分に貰い火が降り注いでいるのにもなお、彼女に関わってくる彼の心が分からなかったのだ。『…なんで、私に関わるの?』ついつい声を出してしまった彼女はハッと口を押さえる。彼はしばらく間をおいて答えてみせた。「なんでって…君のことが知りたいからだよ。」その言葉を聞き、彼女は初めて敗北を認めた。芥の純粋すぎる言葉に触れてもっと、彼について知りたいと思ってしまったのだ。   (2021/1/5 21:49:48)

五月雨 芥/鈍『私、大人になったら作家になりたいんだ』中学3年の夏、学校の図書室で鏡花が唐突に告白した。「それはいいね。鏡花ならなれるさ……ほら、登場人物の心理状態を考えるのは得意だろうし」急な告白に少し驚きつつも芥は焦ったように答える。彼は彼女を知っていく仮定で彼女と親密になりすぎた。所謂、友達以上恋人未満の関係性と類似するだろう。しかし、世界とは残酷なもので、彼は恋というものを知らなかった。故に、一流の高校を目指す彼女についていってもっと一緒にいたいというこの胸騒ぎを何というものか分からなかった。彼女に今の学力じゃ追いつけない、という焦りがちょうど彼を追い込み苦しめていたためかさっきの告白も彼女の顔を見ずノートを凝視して答えていた。『芥はさ、将来何になりたいの?』そんな芥を見て、鏡花は芥の顔を掴んでノートから離し自分の目線に合わせる。しばらく黙りこくる。それもそのはずで、鏡花について行くという目標だけを血眼になって追っていた彼には将来何になるかなんて考えていなかった。   (2021/1/5 21:51:02)

五月雨 芥/鈍「………なら、役者になりたい。鏡花の書いた小説通りに動いて、君をずっと笑顔にしたい。」しばらくして出てきた答えがほぼ愛の告白じみたものになっていた。その答えを聞いた鏡花は意地悪に笑ってみせた。『芥みたいな純粋なやつには無理だよ。役者というものは仕草を完璧にして完全にその登場人物を表現しないといけないんだよ?それで、プロを目指すなら声だけでもこういう人物だって皆に伝わるようにしないといけないんだよ?そんなこと、芥には無理だよ。』芥は彼女の言葉を聞いて少し引き攣った顔をした。自分が目指すと言った壁がどれほど高いのかを実感したのだ。それでも彼の彼女と一緒にいたいという想いは強かった。それから彼は勉強だけでなく、声の出し方の練習や、方言、演技の勉強も挟むようになった。そうしているうちに夏は終わり、秋は過ぎ、冬も終わりを告げ、桜の花が芽吹きを迎えようとしていた。   (2021/1/5 21:51:40)

五月雨 芥/鈍受験を終えた二人を迎えたのは卒業式だった。鏡花は見事受かって見せたが、芥は残念なことに落ちてしまい、鏡花とは別の高校への入学が決まった。鏡花について行くという目標は絶たれたが、清々しい気分でいた。『受験…残念だったね。』「別に気にしてないさ。…とりあえず、向こうでも頑張れ。」最後の帰路を一歩一歩ゆっくりと踏みしめながら言葉を交わす。ただそれだけで会話が成り立たずにいた。ついには最後のわかれ道に差し掛かった。『この3年間…芥のおかげで楽しめた。本当にありがとう。……芥も向こうで頑張ってね。』鏡花は最後にそう言ってわかれ道を進んでいった。芥はこの分かれ道を進む彼女を見て本当に最後の別れになってしまうのではないかと不安になって、居てもたってもいられなくなり叫んだ。「鏡花!!……まだまだ未熟かも知れないけど、オレはきっと君の役者になるよ!…だから_」それは一種の告白だった。風で散りゆく桜花を背に立ち止まり、振り返る鏡花。それを見て、声を上げた少年は最後の言葉を告げようと息を吸い込む。「だから、君も立派な作家になれよ!」『………ばーか。』   (2021/1/5 21:52:11)

五月雨 芥/鈍彼女は言葉を受け取ると口元に笑みを浮かべてそう告げる。告げたいことを無事告げた少年はその言葉を受け取ったものだと読み取った。   (2021/1/5 21:52:25)

五月雨 芥/鈍こうして二人は別々の道を歩むことになった。人間嫌いの少女は作家を目指すため、人と関わらずしては通れない苦行の道へ。人間好きの少年は少女の役者になるため、道化の仮面を被らずしては通れない孤独の道へ。しかし、この別れ道は再び一つの道になるか、はたまた二つのまま別の道に分岐するかは彼次第だろう。残念なことに世界は個人の都合が良くなるようにはできていないようで、信じても、望んでも、懇願しても彼が恋を知らないのは変わらないのだから。   (2021/1/5 21:52:53)

五月雨 芥/鈍((今更分けて書くべきだと後悔した(   (2021/1/5 21:53:28)

おしらせ五月雨 芥/鈍さんが退室しました。  (2021/1/5 21:53:31)

おしらせ三反田 りあ/みぃりさんが入室しました♪  (2021/1/7 18:22:31)

三反田 りあ/みぃり((りあのモーニングルーティンソロルです!   (2021/1/7 18:22:44)

三反田 りあ/みぃり朝5:58、目覚ましが鳴る前にぱっちりと目を覚まして上半身をぐーって伸ばすと「今日も目覚ましに勝った!」なんてしたり顔をして携帯のアラームをオフにしてやる。パジャマのまま下に降りてすることはもうすでに起きて今日の仕込みをしてるお父さんとお母さんに「おはよぉ」って挨拶して、やかんに沸かしてあるお湯を一杯飲んでホッと一息!朝ご飯の前に自分のお弁当の用意をする。受験生の弟と小学4年生の妹は「お弁当いいなぁ」なんて言うけどぶっちゃけりあ的にはもう食べれないだろう給食を食べてる2人が羨ましい。作り置きしておいたつくねときんぴらごぼう、ピーマンの焼き浸しを詰めて、甘い卵焼きが食べたくなったから「ちょっと場所借りるね」って忙しそうに手を動かす2人に言って卵と材料を適当に混ぜてちゃっちゃと卵焼きを作る。我ながら慣れた手つきで手を動かすものだから自分も少しは料理上手くなったんじゃない?なんて心の中で調子に乗ってみたり。   (2021/1/7 18:22:58)

三反田 りあ/みぃりお弁当を用意したら次は朝ごはん。これも基本的にりあが弟と妹の分も用意するように言われている。余った卵焼きは弟と妹に食べてもらおう。3つのサラダボウルにカットされてある野菜を入れて机に3種類くらいのドレッシングと一緒に持っていく。あとはもう味噌玉をお湯で溶いてご飯を盛り付けるだけだし、とまだ夢の中にいる2人を起こして、3人で一緒に「いただきます」したのは6:15だった。6:45に朝ごはんを食べ終えて片付けを終えて、歯磨いて顔洗ったら制服に腕を通して白いハイソックスを履く。うちの学校の制服ってやっぱ可愛い。白いセーラー服ってアイドルみたい、なんてめっちゃ思ったなぁ。一年の頃は着られてた感じしたけど今はもうバッチリ着こなせてるんじゃない?なんて鏡の前でゆっくりまわってみる。けどすっぴんで髪もまだぼさっとしてるんだから「決まらなぁい」って少し笑いながらもこもこリボンのヘアバンドをしてメイク前専用のパックをしてから携帯を少しいじる。まぁすぐに化粧を始めるんだけど。   (2021/1/7 18:23:33)

三反田 りあ/みぃりトーンアップ効果があって下地にもなってくれる日焼け止めに肌のコンプレックスをカバーしてくれるコンシーラー、ふわっとそこにパウダーを乗せて、まつ毛をぐ、くるっと上げてやる。眉毛は気持ちちょい太めに描いてふわっと仕上げてアイシャドウはお気に入りのきらきらピンク。軽く涙袋にも塗ったらもうすでに可愛い。それで終わりじゃないけどね!ブラウンのマスカラで睫毛をさらに際立たせてアイラインもバッチリ引く。ほっぺにピンクをふんわり乗せて、唇にはお気に入りの瑞々しいラズベリーカラーのティントをちょんちょん、指でとん、とん、と馴染ませて、完成!…うん!今日もりあってば最高に可愛い!コテを温めてる間に髪をブラッシングして、髪を緩く巻く。ヘアミルクを馴染ませたら長い前髪は編み込んで、可愛いリボンの髪飾りで留める。今日は気持ち高めにツインテを結んで、仕上げに髪の毛でゴムを隠してスプレーで崩れ防止した。   (2021/1/7 18:23:51)

三反田 りあ/みぃり8:00、お気に入りのオーバーサイズのニットカーディガンを羽織って1年から使ってる可愛いピンクの猫ちゃんのリュックに忘れ物がないかチェックしたら、チャックを閉じてそれを背負う。お弁当を入れたトートバッグをもバッチリ持った。弟と妹はもう先に学校に行ったから食堂の裏口玄関にはうちの靴だけが置いてあった。お気に入りのリボンが可愛いスニーカーを履いたら「いってきまーす!」外に出たら今日もいい天気!コンビニ寄ってなんかお菓子買おうなんて思いながら軽い足取りで学校へ向かう。お菓子はシェアできるのがいいな、だって部活のみんなで食べるお菓子ってまじで美味しいから!   (2021/1/7 18:24:03)

おしらせ三反田 りあ/みぃりさんが退室しました。  (2021/1/7 18:24:06)

おしらせマクシム/猫さんが入室しました♪  (2021/1/7 18:32:08)

マクシム/猫((やほほい、彼のソロルだよ   (2021/1/7 18:32:21)

マクシム/猫((ソロル?うん、一応ソロルだよ   (2021/1/7 18:32:36)

マクシム/猫眠っている時とか、風邪を引いている時とか、僕を包み込むように抱きしめてくれるあなたが大好きだった。時折だけど煙草とかお酒の香りもした事もあったけど、あの大きくて暖かい手はいつも僕達を落ち着かせてくれた。けれどいつも素行が悪くていつも誰かの迷惑を掛けていた。寡黙で、物騒、ぶっきらぼうで弄れている。けれどこんな事があったから僕はあなたの優しさをしれた。僕が「いかないで」って風邪で泣いて縋り付いてもずっといかないでくれた。いつも言葉にしないだけで本当は僕達を優しく守って、誰よりも愛してくれる人だって知れた。だから僕はあなたを愛する事ができた。あの人があなたを愛した理由もわかる気がする。あとね、あなたはいつも賑やかな事は好まなかったよね?だから最近僕はそんな所が似たかもしれないんだ。   (2021/1/7 18:36:13)

おしらせマクシム/猫さんが退室しました。  (2021/1/7 18:36:17)

2020年12月31日 21時48分 ~ 2021年01月07日 18時36分 の過去ログ
【ソロル部屋】毒を喰らわば。
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について

(C)2009-2024 ミナコイチャット <info@3751chat.com>