「ディーアンシーの心臓は-過去系小説-」の過去ログ
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2019年03月20日 15時32分 ~ 2019年03月31日 22時45分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています
カフェダァン | > | 声も少し疲れているように聞こえて… (2019/3/20 15:32:58) |
カフェダァン | > | ……まるで… (2019/3/20 15:33:04) |
カフェダァン | > | なにかを隠すようだった。 (2019/3/20 15:33:21) |
おしらせ | > | カフェダァンさんが退室しました。 (2019/3/20 15:33:31) |
おしらせ | > | カフェダァンさんが入室しました♪ (2019/3/20 22:34:50) |
カフェダァン | > | (パシッて音は手を掴んだ音です(() (2019/3/20 22:35:08) |
カフェダァン | > | (2019/3/20 22:35:09) |
カフェダァン | > | ある日の朝、俺は里に出て行くことになった。 (2019/3/20 22:37:04) |
カフェダァン | > | 買い物のために行くのはいつも近くの定期市だったので、里に行くのは5年ぶりくらいだ。 (2019/3/20 22:37:45) |
カフェダァン | > | 姉上とは、昔のように一緒には行けないけれど。 (2019/3/20 22:38:13) |
カフェダァン | > | 玄関に行くと、俺は小さくなってきた下駄を履いて外に出た。 (2019/3/20 22:39:52) |
カフェダァン | > | 夏だから、一気に暑さが体全体に攻めてきて、少し倒れそうだった。 (2019/3/20 22:40:28) |
カフェダァン | > | ……一瞬くらっとして、誰かにぶつかってしまった。 (2019/3/20 22:42:04) |
カフェダァン | > | 「………」 (2019/3/20 22:42:27) |
カフェダァン | > | 男「……おいクソガk……あ?なんだ?てめえ痩せてんなあ。」 (2019/3/20 22:44:22) |
カフェダァン | > | 俺は何を言われても無言を貫き通そうとした。 (2019/3/20 22:45:14) |
カフェダァン | > | 実際、喋る気力もなかったし。 (2019/3/20 22:45:50) |
カフェダァン | > | 男「なんだこの腕、握りつぶしたら折れそうだなぁ?お前イカれた女の弟だろ?」 (2019/3/20 22:48:37) |
カフェダァン | > | 「・・・」 (2019/3/20 22:48:52) |
カフェダァン | > | 男「里で噂になってるぜ?お前も運がなかったなあ。滅茶苦茶に言われてるぜ?お前の姉さん。」 (2019/3/20 22:50:41) |
カフェダァン | > | 「……姉上を…… (2019/3/20 22:51:12) |
カフェダァン | > | 我慢の限界で、俺はその男を睨みつけた。 (2019/3/20 22:51:50) |
カフェダァン | > | 姉上を侮辱するな、野犬。」 (2019/3/20 22:53:15) |
カフェダァン | > | 男「あ?……いまなんつったてめ……」 (2019/3/20 22:54:15) |
カフェダァン | > | 男が手を緩めた隙に、俺は手を振りほどいて逃げ出した。 (2019/3/20 22:55:16) |
カフェダァン | > | 足がよろついてうまく走れない。 (2019/3/20 22:55:27) |
カフェダァン | > | 後ろから男の声は聞こえない。感じるのは周りの人々の目線だけだ。 (2019/3/20 22:56:00) |
カフェダァン | > | 足が限界になり、森林に続く石階段に座り込んだ。 (2019/3/20 22:57:39) |
カフェダァン | > | 周りには誰もいない。きっと気づかないうちに、結構走っていたんだと思う。 (2019/3/20 22:58:07) |
カフェダァン | > | 「……里に戻って、食料買ってこないと……」 (2019/3/20 22:58:32) |
カフェダァン | > | …でも、戻りにくいな… (2019/3/20 23:00:19) |
カフェダァン | > | きっと顔は覚えられてしまっただろう…こんな身なりだから、きっと目立つ。 (2019/3/20 23:00:34) |
カフェダァン | > | 少女「なら、これあげようか。」 (2019/3/20 23:02:24) |
カフェダァン | > | 「……は?」 (2019/3/20 23:02:35) |
カフェダァン | > | 気づいたら、目の前に少女が立っていた。 (2019/3/20 23:03:02) |
カフェダァン | > | 白い髪は艶があって、フサフサと長く伸びている。肌も白かったが、俺を見ている目は熟した苺みたいな色だった。 (2019/3/20 23:04:47) |
カフェダァン | > | 歳は俺と同じくらいだろうか……その少女が、いま俺の目の前で川魚を差し出しているのだ。 (2019/3/20 23:05:42) |
カフェダァン | > | 少女「さっきのあんたの姿、全部見てたわ。あの男、里で子供達にすっごい怖がられてるのよ。」 (2019/3/20 23:06:57) |
カフェダァン | > | そいつはそれを俺の方に投げ、俺はそれを反射的に取ってしまった。 (2019/3/20 23:08:23) |
カフェダァン | > | 少女「大人達は性格が捻じ曲がった人たちばかりでさ。私の父親なんかもう最悪なんだから。夢想家で、私がいなくなったって構わないのよ。」 (2019/3/20 23:09:53) |
カフェダァン | > | 「……………いらない」 (2019/3/20 23:10:13) |
カフェダァン | > | しょうじょ「んえ?」 (2019/3/20 23:10:23) |
カフェダァン | > | (漢字変換よ) (2019/3/20 23:10:29) |
カフェダァン | > | 「…こんな、高価なもの。俺、いらない。」 (2019/3/20 23:10:48) |
カフェダァン | > | 少女は、俺の方を見てキョトンとしていた。 (2019/3/20 23:11:01) |
カフェダァン | > | …なんかおかしなこと言ったか…? (2019/3/20 23:11:10) |
カフェダァン | > | 少女「…川魚なんか、全然高価じゃないよ?里で10円くらいで売ってるし…だから良いってば。」 (2019/3/20 23:11:54) |
カフェダァン | > | 彼女はそう言って笑い、あっそのまま食べちゃダメだからね?と焦ったように言ってきた。 (2019/3/20 23:12:44) |
カフェダァン | > | アヤメ「あっ私の名前はアヤメ!またなんか言ってくれたらなんかあげる!!友達になろ!」 (2019/3/20 23:15:05) |
カフェダァン | > | 「……… (2019/3/20 23:16:04) |
カフェダァン | > | アヤメ「えっ…ちょ、どこ行k「川魚をくれたことは感謝する。今度絶対に、何倍にもして礼をしたい… (2019/3/20 23:16:57) |
カフェダァン | > | ……でも、悪いけど、俺は誰とも友達になれない。」 (2019/3/20 23:17:15) |
カフェダァン | > | 俺はそう言って、その場を後にしてしまった。 (2019/3/20 23:17:26) |
おしらせ | > | カフェダァンさんが退室しました。 (2019/3/20 23:17:30) |
おしらせ | > | カフェダァンさんが入室しました♪ (2019/3/21 08:41:44) |
カフェダァン | > | 弐.弟切草 (2019/3/21 08:44:54) |
カフェダァン | > | (2019/3/21 08:45:00) |
カフェダァン | > | あれから三日経ち、俺は里にもう一回出ることにした。 (2019/3/21 08:46:11) |
カフェダァン | > | 顔を覚えられただろうし、あそこで買い物するのはやめにした。 (2019/3/21 08:46:29) |
カフェダァン | > | 俺が今から行くのは、あのアヤメっていうやつに礼をするためだ。 (2019/3/21 08:46:53) |
カフェダァン | > | 風呂敷の中に自分にとって高価な食料を2つ入れていった。といっても、いつもより脂身が半分くらい少ない豚肉を少しと、家で2番目に出来のいい芋を一つだけだったが。 (2019/3/21 08:49:25) |
カフェダァン | > | ------------------------------------------------ (2019/3/21 08:51:16) |
カフェダァン | > | 昨日、あいつが家に帰るところをちらっと見たから、大体の家の場所はわかってた。 (2019/3/21 08:53:20) |
カフェダァン | > | 「……ここ、か?」 (2019/3/21 08:54:49) |
カフェダァン | > | でも、俺が予想していたところは里から大きく外れたところにあり… (2019/3/21 08:55:11) |
カフェダァン | > | 金持ちが持ってそうな家に見えた。 (2019/3/21 08:55:51) |
カフェダァン | > | 姉上が俺に料理を出してくれる日に必ずというほど出てくるあの脂身なんか出てこないんだろうな。 (2019/3/21 08:56:51) |
カフェダァン | > | そんなことを考えながら、俺は戸を叩く。 (2019/3/21 08:57:11) |
カフェダァン | > | ガラッ__ (2019/3/21 08:57:30) |
カフェダァン | > | アヤメ「………あれ?君、昨日の…」 (2019/3/21 08:58:27) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、カフェダァンさんが自動退室しました。 (2019/3/21 09:21:54) |
おしらせ | > | カフェダァンさんが入室しました♪ (2019/3/21 19:51:25) |
カフェダァン | > | いざ姉上以外の人と目を合わせると、やはり目を逸らしてしまいそうになる。 (2019/3/21 19:52:09) |
カフェダァン | > | それを抑え、昨日の恩人に目を向ける。 (2019/3/21 19:52:47) |
カフェダァン | > | 「昨日はありがとう。お陰で姉上にまた笑ってもらえた。…礼をしたいのだが、俺にはこれしかあげられない…申し訳ない」 (2019/3/21 19:53:50) |
カフェダァン | > | 俺が自分の家庭を憎むのはこういう時だ。 (2019/3/21 19:55:09) |
カフェダァン | > | 申し訳なさを感じながらも、俺は彼女に食料を手渡した。 (2019/3/21 19:55:32) |
カフェダァン | > | 「…じゃあ、どうも。」 (2019/3/21 19:57:39) |
カフェダァン | > | そう言って、俺は家に帰ろうとした。 (2019/3/21 19:58:05) |
カフェダァン | > | しかし、彼女は右腕を掴んだ。 (2019/3/21 19:58:58) |
カフェダァン | > | 「ッ!?」 (2019/3/21 19:59:25) |
カフェダァン | > | ……なんだ、これ。 (2019/3/21 19:59:35) |
カフェダァン | > | アヤメ「え、どうしたn……!」 (2019/3/21 20:00:31) |
カフェダァン | > | 右腕に、赤く跡が残っていた。 (2019/3/21 20:01:24) |
カフェダァン | > | 引っかき傷のようなものだった。 (2019/3/21 20:02:08) |
カフェダァン | > | 「なにこr……うわっ」 (2019/3/21 20:02:36) |
カフェダァン | > | 彼女は俺の手を掴んで右腕の跡を見始めた。 (2019/3/21 20:02:58) |
カフェダァン | > | その顔は焦っているようにも見えた。 (2019/3/21 20:03:11) |
カフェダァン | > | 「…は、離せ」 (2019/3/21 20:03:31) |
カフェダァン | > | アヤメ「この傷どこでつけられたの」 (2019/3/21 20:03:52) |
カフェダァン | > | 「……は?なんでそんな…? (2019/3/21 20:04:23) |
カフェダァン | > | アヤメ「だってこれ、呪いだよ…死んだお母さんが言ってたもん。」 (2019/3/21 20:05:27) |
カフェダァン | > | ………呪い? (2019/3/21 20:06:18) |
カフェダァン | > | 掴まれたって…そんな…誰にも……… (2019/3/21 20:06:35) |
カフェダァン | > | ………あ。 (2019/3/21 20:06:58) |
カフェダァン | > | ____「……ゆづるちゃん、ここに入ったらダメでしょう。」 (2019/3/21 20:07:55) |
カフェダァン | > | 昨日の姉上の顔が頭をよぎる。 (2019/3/21 20:08:14) |
カフェダァン | > | ………まさかな。 (2019/3/21 20:08:21) |
カフェダァン | > | 「………余計なお世話。心配してくれるのは嬉しいけど…」 (2019/3/21 20:08:49) |
カフェダァン | > | アヤメ「だっだってそれ、重い呪いだよ!?お母さんの言ってたことが本当ならそれ…」 (2019/3/21 20:10:01) |
カフェダァン | > | 「馬鹿馬鹿しいこと言うな。…もしこれが本当の呪いだったとしても、俺は構わないし」 (2019/3/21 20:10:42) |
カフェダァン | > | …俺はどうなったって構わない。姉上に笑ってもらえるなら… (2019/3/21 20:12:11) |
カフェダァン | > | アヤメ「………し…… (2019/3/21 20:12:27) |
カフェダァン | > | 「え?なんt「死ぬよ、それ…」」 (2019/3/21 20:12:53) |
おしらせ | > | カフェダァンさんが退室しました。 (2019/3/21 20:13:15) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが入室しました♪ (2019/3/22 07:03:27) |
カフエダアン | > | その場に沈黙が訪れる。 (2019/3/22 07:03:45) |
カフエダアン | > | 死ぬ?俺が? (2019/3/22 07:04:02) |
カフエダアン | > | アヤメ「……その、お前のお姉さんって、病気?なんでしょ…?だったらお前が死んだらその人の世話誰すんのさ」 (2019/3/22 07:05:02) |
カフエダアン | > | そうだ、俺が死んだとしたら姉上に負担がかかる (2019/3/22 07:05:20) |
カフエダアン | > | そしたら姉上が死ぬ時、孤独死することになるじゃないか。 (2019/3/22 07:06:13) |
カフエダアン | > | 姉上のことを考えると、俺が死んではいけないと思った。 (2019/3/22 07:07:03) |
カフエダアン | > | 「……でもはらえないだろ、これ。神社なんかここら辺にないし。祓い屋の話も聞いたことない。」 (2019/3/22 07:09:43) |
カフエダアン | > | アヤメ「それはお祓いなんかじゃできない。だからこうして必死に言ってんの。」 (2019/3/22 07:11:42) |
カフエダアン | > | これを聞いて、相当重いやつなんだと感じた。 (2019/3/22 07:12:14) |
カフエダアン | > | アヤメ「お母さんが言ってた。あの山を越えた先に、『ふろーふし』の薬があるって。それを飲むことしか助かる道はない」 (2019/3/22 07:14:05) |
カフエダアン | > | 「………は?不老不死??」 (2019/3/22 07:14:36) |
カフエダアン | > | アヤメ「…………死ぬことができなくなっちゃうの。老いることもない。」 (2019/3/22 07:15:51) |
カフエダアン | > | 「……… (2019/3/22 07:16:07) |
カフエダアン | > | いい、そんなの。どうだっていい。」 (2019/3/22 07:16:20) |
カフエダアン | > | アヤメはびっくりしていた。 (2019/3/22 07:17:44) |
カフエダアン | > | アヤメ「……ふ、ふろーふしって怖いんだよ!?ひとりぼっちになっちゃうかもしれないのに…」 (2019/3/22 07:18:43) |
カフエダアン | > | 「そんなこと知ってる。さっき言ったばかりだろ。俺は姉上が笑顔でいてくれたら…俺が笑顔を見れたらそれでいいんだよ。」 (2019/3/22 07:20:06) |
カフエダアン | > | 俺は多分、真顔だったと思う。 (2019/3/22 07:20:29) |
カフエダアン | > | アヤメ「………… (2019/3/22 07:21:42) |
カフエダアン | > | ……あっはは…あんたやっぱり変人だね。私と一緒だ。」 (2019/3/22 07:22:05) |
カフエダアン | > | 彼女はいきなり笑い出した。 (2019/3/22 07:22:51) |
カフエダアン | > | 「な、何笑ってんだよ。」 (2019/3/22 07:22:58) |
カフエダアン | > | アヤメ「あはは、ごめん…私もさ、本当は不老不死になったっていいんだ。お母さんにこれ話したら、今の私みたいに笑ったの。うちのお母さん、巫女だったから。」 (2019/3/22 07:25:22) |
カフエダアン | > | 死んじゃって、持ってた神社も潰されちゃったけどね。と言い、彼女は苦笑いをする。 (2019/3/22 07:26:48) |
カフエダアン | > | アヤメ「…じゃあ、一ヶ月以内だったらいつでもいいから、ここに来て。お姉さんには理由つけてもらわないといけないけど……一緒に行こう。」 (2019/3/22 07:28:59) |
カフエダアン | > | 普通の人だったら、こんな会話をすることはないだろう。 (2019/3/22 07:30:06) |
カフエダアン | > | 「…分かった。本当に色々とありがとう………姉上がいるから帰らないと…じゃあな」 (2019/3/22 07:31:39) |
カフエダアン | > | 「あ、待って!」 (2019/3/22 07:31:49) |
カフエダアン | > | 俺は彼女の声で振り向く。 (2019/3/22 07:32:10) |
カフエダアン | > | アヤメ「まだあんたの名前聞いてないもん…さっき右腕掴んだの、それが聞きたかったから!」 (2019/3/22 07:33:05) |
カフエダアン | > | 「………あー…………○●◆△。」 (2019/3/22 07:33:31) |
カフエダアン | > | アヤメ「んえ?……◆○○…ん?」 (2019/3/22 07:33:55) |
カフエダアン | > | びっくりしている彼女を見て俺は思わず吹き出した。 (2019/3/22 07:34:37) |
カフエダアン | > | 「嘘。七宝坂ゆづる。…あ、でも友達では…まだないから。………保留。」 (2019/3/22 07:36:14) |
カフエダアン | > | それを聞いてぱっと顔が明るくなった彼女に少し微笑んで、俺は家に帰った。 (2019/3/22 07:38:03) |
カフエダアン | > | (2019/3/22 07:38:08) |
カフエダアン | > | 参.薫衣草 (2019/3/22 07:43:47) |
カフエダアン | > | あれから2週間経った。 (2019/3/22 07:45:57) |
カフエダアン | > | 1週間後にでも、俺はアヤメのもとに行こうとしていた。 (2019/3/22 07:46:13) |
カフエダアン | > | ……でも、一つだけはっきりしなかったことがある。 (2019/3/22 07:46:27) |
カフエダアン | > | ______姉さんが本当に呪いをかけたのか、っていうことだ。 (2019/3/22 07:47:15) |
カフエダアン | > | (姉上でしたすみません(() (2019/3/22 07:47:29) |
カフエダアン | > | だって姉さんは人間と人間から生まれたはず…俺自体父上と母上の顔は覚えていないけど、姉上からそう話を聞いたことが一度だけあったから。 (2019/3/22 07:48:45) |
カフエダアン | > | それからは精神病が悪化して、家族のことについてなんか話せなくなってしまったが。 (2019/3/22 07:49:12) |
カフエダアン | > | (一旦終わります) (2019/3/22 07:50:48) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが退室しました。 (2019/3/22 07:50:51) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが入室しました♪ (2019/3/22 12:03:48) |
カフエダアン | > | …でも、お父さんとお母さんのことについて話した時に、姉上はもう一つだけこう言っていた。 (2019/3/22 12:04:53) |
カフエダアン | > | 『お父さんとお母さんが帰ってこなくなった日は、私の誕生日でね…お父さんとお母さんが持っていた甘物や林檎が近くに転がってたのよ。』 (2019/3/22 12:06:51) |
カフエダアン | > | 姉上は、なんてショックだっただろう。 (2019/3/22 12:07:09) |
カフエダアン | > | そんな姉上が本当に魔物なのだろうか。 (2019/3/22 12:07:40) |
カフエダアン | > | …………そういえば… (2019/3/22 12:08:06) |
カフエダアン | > | あの時に俺が見ようとした画用紙の裏…何描かれてたんだろう。 (2019/3/22 12:08:26) |
カフエダアン | > | 姉上もきっと、あれが見られたくなくて俺の右腕を掴んだのだろう。 (2019/3/22 12:08:47) |
カフエダアン | > | それにあれから、姉上は一度も部屋から出てこなくなってしまったし……あの時、見なければよかったと未だに後悔する。 (2019/3/22 12:09:26) |
カフエダアン | > | (あっ父上と母上やんけ) (2019/3/22 12:09:44) |
カフエダアン | > | …でも、結局まだあの絵を見れてない。 (2019/3/22 12:11:23) |
カフエダアン | > | 「(……今なら、見れるかな)」 (2019/3/22 12:11:53) |
カフエダアン | > | 俺は周りを確認し、急いで物置に入っていった。 (2019/3/22 12:12:11) |
カフエダアン | > | 2週間前より風が少し強くなっている。秋が近づいて来た証拠だ。 (2019/3/22 12:12:39) |
カフエダアン | > | でも、物置が埃っぽいのは全く変わっていない。 (2019/3/22 12:15:33) |
カフエダアン | > | 前に掃除したはずなんだけどな… (2019/3/22 12:15:42) |
カフエダアン | > | 俺は物を掻き分け、やっとその画用紙を見つけた。 (2019/3/22 12:15:58) |
カフエダアン | > | 画用紙を裏返そうとする。 (2019/3/22 12:16:28) |
カフエダアン | > | ……でも (2019/3/22 12:16:38) |
カフエダアン | > | 途中で、気づいてしまった。 (2019/3/22 12:16:50) |
カフエダアン | > | 「………っ!?」 (2019/3/22 12:18:18) |
カフエダアン | > | 画用紙の裏には (2019/3/22 12:18:34) |
カフエダアン | > | なにかが「書いてあった」んじゃない (2019/3/22 12:18:46) |
カフエダアン | > | 父上と母上と姉上の載ったたくさんの写真が貼り付けられ、真ん中に小さな包丁のようなものが差してあったのだ。 (2019/3/22 12:20:25) |
カフエダアン | > | 包丁からは…血のようなものが流れていた。 (2019/3/22 12:20:47) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが退室しました。 (2019/3/22 12:22:42) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが入室しました♪ (2019/3/22 12:31:23) |
カフエダアン | > | ……どういうことだ? (2019/3/22 12:31:35) |
カフエダアン | > | 写真、ズタズタになってる…それに…これ、血、だよな…… (2019/3/22 12:32:46) |
カフエダアン | > | ……一体、誰の血だ? (2019/3/22 12:33:58) |
カフエダアン | > | 体が恐怖で固まってしまい、動けない。 (2019/3/22 12:34:19) |
カフエダアン | > | その時だった。 (2019/3/22 12:34:54) |
カフエダアン | > | 部屋から、大きな音がした。 (2019/3/22 12:35:10) |
カフエダアン | > | 何かが落ちたのだろうか。そんな音がした。 (2019/3/22 12:35:27) |
カフエダアン | > | ……待てよ、今の、姉上の部屋からだよな… (2019/3/22 12:35:55) |
カフエダアン | > | _____嫌な予感がする。 (2019/3/22 12:38:15) |
カフエダアン | > | (2019/3/22 12:38:20) |
カフエダアン | > | 「姉上ッ!!ご無事ですか!?今大きな音が…!!」 (2019/3/22 12:38:52) |
カフエダアン | > | 襖越しに姉上に問いかける。 (2019/3/22 12:39:06) |
カフエダアン | > | ……しかし、返事はなかった。 (2019/3/22 12:39:22) |
カフエダアン | > | 震える手で、急いで襖を開ける。 (2019/3/22 12:40:39) |
カフエダアン | > | 「!?……あ……… (2019/3/22 12:40:44) |
カフエダアン | > | 姉上!!!!」 (2019/3/22 12:40:50) |
カフエダアン | > | 姉上が、倒れていた。 (2019/3/22 12:41:22) |
カフエダアン | > | 目を見開いたまま…涙を流していた。 (2019/3/22 12:42:19) |
カフエダアン | > | 俺は姉上を呼びながら体を揺する。 (2019/3/22 12:42:44) |
カフエダアン | > | …でも、その体はもう冷たくなっていた。 (2019/3/22 12:42:56) |
カフエダアン | > | 「………なんで………」 (2019/3/22 12:43:22) |
カフエダアン | > | それしか言葉が出なかった。 (2019/3/22 12:43:36) |
カフエダアン | > | ……俺の目から涙が溢れる。 (2019/3/22 12:44:31) |
カフエダアン | > | ……その時に気づいた。 (2019/3/22 12:45:47) |
カフエダアン | > | 俺の右腕から、あの跡が消えていた。 (2019/3/22 12:46:00) |
カフエダアン | > | 「……………嘘だろ…じゃあ」 (2019/3/22 12:46:20) |
カフエダアン | > | 本当に、姉上のかけた呪いだったのか__? (2019/3/22 12:46:38) |
カフエダアン | > | (2019/3/22 12:47:07) |
カフエダアン | > | 姉上の葬儀は、行われなかった。 (2019/3/22 12:47:33) |
カフエダアン | > | 親戚もいなくて、無力な俺には山に彼女の死体を捨てることしかできなかった。 (2019/3/22 12:48:18) |
カフエダアン | > | 気づいたら、周りは夜になっていた。 (2019/3/22 12:48:58) |
カフエダアン | > | 姉上が少しずつ肌白くなっていく気がした。 (2019/3/22 12:49:34) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが退室しました。 (2019/3/22 12:49:46) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが入室しました♪ (2019/3/22 19:17:08) |
カフエダアン | > | 「一輪、刺す」が後半突入して来たので、ここで別の小説入れますん (2019/3/22 19:18:02) |
カフエダアン | > | (色で察するんだ…(() (2019/3/22 19:18:11) |
カフエダアン | > | (2019/3/22 19:18:14) |
カフエダアン | > | 【犬系彼氏と猫系彼女】 (2019/3/22 19:21:03) |
カフエダアン | > | -犬系彼氏の特徴- (2019/3/22 19:21:42) |
カフエダアン | > | 1.犬みたいに楽しそうについてくる。 (2019/3/22 19:22:23) |
カフエダアン | > | 2.彼女が怒ると落ち込む。 (2019/3/22 19:22:52) |
カフエダアン | > | 3.デートの日がとても楽しみ。 (2019/3/22 19:23:07) |
カフエダアン | > | 「4.彼女の笑顔が大好き………」 (2019/3/22 19:23:28) |
カフエダアン | > | ………俺じゃん。 (2019/3/22 19:23:39) |
カフエダアン | > | さっき歩いてて見つけた本を見て、思わずこう思ってしまった。 (2019/3/22 19:24:53) |
カフエダアン | > | まつり「……あんたの場合は犬でもペットの犬だけどね。」 (2019/3/22 19:26:41) |
カフエダアン | > | 「うわっ!?」 (2019/3/22 19:27:32) |
カフエダアン | > | いきなり後ろから彼女の声が聞こえて、思わず声が出てしまった。 (2019/3/22 19:28:12) |
カフエダアン | > | まつりは、俺の顔を見てニヤリと笑った。 (2019/3/22 19:28:43) |
カフエダアン | > | まつり「へえ〜…あんたこういうの興味あるんだ?」 (2019/3/22 19:29:44) |
カフエダアン | > | 「な、ないないっ道で落ちてたから拾っただけだし!」 (2019/3/22 19:30:39) |
カフエダアン | > | ふーん、とニヤニヤしながら言うまつり。 (2019/3/22 19:30:59) |
カフエダアン | > | ……あ、そうだ。 (2019/3/22 19:31:06) |
カフエダアン | > | 俺はまた本を開き始める。 (2019/3/22 19:31:24) |
カフエダアン | > | まつり「…?まだなんか見るわけ?」 (2019/3/22 19:31:48) |
カフエダアン | > | 「………! (2019/3/22 19:32:01) |
カフエダアン | > | ………ほーん…」 (2019/3/22 19:32:06) |
カフエダアン | > | まつり「えっ何…気持ち悪い顔して…」 (2019/3/22 19:32:27) |
カフエダアン | > | 俺は本を声に出して読みだす。 (2019/3/22 19:33:27) |
カフエダアン | > | 「1.いつもはあまり「好き」って気持ちを表さない。 (2019/3/22 19:33:52) |
カフエダアン | > | 2.ドライで落ち着いてる。 (2019/3/22 19:34:17) |
カフエダアン | > | 3.それでも彼氏が大好き。 (2019/3/22 19:34:27) |
カフエダアン | > | 4.ツンデレ。」 (2019/3/22 19:35:03) |
カフエダアン | > | まつり「…は!?大好きってあんt「以上が猫系彼女の特徴でーす♡」はぁ!?」 (2019/3/22 19:36:51) |
カフエダアン | > | ニヤニヤしながら俺はまつりの方に近寄る。 (2019/3/22 19:38:11) |
カフエダアン | > | 「違う?じゃあ今好きって言ってみたら?」 (2019/3/22 19:38:48) |
カフエダアン | > | まつりはさらに顔が赤くなった。 (2019/3/22 19:39:07) |
カフエダアン | > | まつり「…は…はぁ!?ばっ馬鹿じゃないの…言うわけな「へーじゃあ猫なんだ?」 (2019/3/22 19:40:02) |
カフエダアン | > | 俺はそう言ってまつりの後ろに行って座り、壁にもたれかかる。まつりも自然に俺にもたれかかってしまった。 (2019/3/22 19:43:10) |
カフエダアン | > | 「猫は暖かいところが好きなんでしょ?」 (2019/3/22 19:43:47) |
カフエダアン | > | まつり「………!」 (2019/3/22 19:44:20) |
カフエダアン | > | …てっきりビンタでもしてくると思ったが、驚いたことに、さらにもたれかかって来た。 (2019/3/22 19:45:01) |
カフエダアン | > | 「えっ…ま、まつり?」「…猫系彼女はツンデレなんでしょ?…たまには甘えるの。」 (2019/3/22 19:45:56) |
カフエダアン | > | ………こやつ… (2019/3/22 19:46:07) |
カフエダアン | > | -1時間後- (2019/3/22 19:46:46) |
カフエダアン | > | まつり「………寝たわね。」 (2019/3/22 19:47:08) |
カフエダアン | > | 「…うー………….」 (2019/3/22 19:47:27) |
カフエダアン | > | 「……………馬鹿犬。」 (2019/3/22 19:47:47) |
カフエダアン | > | 私は彼氏の額にキスした。 (2019/3/22 19:49:15) |
カフエダアン | > | (2019/3/22 19:49:23) |
カフエダアン | > | 「(……なんっだよアレェーーーーー!!!)」←(実は途中から起きてた)(両手顔に当てて萌え死んでる) (2019/3/22 19:50:14) |
カフエダアン | > | -終わり- (2019/3/22 19:50:21) |
おしらせ | > | カフエダアンさんが退室しました。 (2019/3/22 19:50:25) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/24 19:10:15) |
花粉 | > | (前の続き) (2019/3/24 19:10:24) |
花粉 | > | 伍.姉上 (2019/3/24 19:11:27) |
花粉 | > | あれから、俺は一切外に出なくなった。 (2019/3/24 19:11:52) |
花粉 | > | 姉上のことを思い出してしまうのが、怖かった。 (2019/3/24 19:12:14) |
花粉 | > | そのうち、あいつとの約束が、頭の中から消え去っていきそうになっていた。 (2019/3/24 19:12:38) |
花粉 | > | 自分自身も忘れようとしていた。 (2019/3/24 19:12:46) |
花粉 | > | ……なのに (2019/3/24 19:12:50) |
花粉 | > | ガラッ!! (2019/3/24 19:13:02) |
花粉 | > | アヤメ「……っ…!!ゆづる!!」 (2019/3/24 19:13:21) |
花粉 | > | 寝転んでいる俺に、そいつは息を切らして寄って来る。 (2019/3/24 19:16:02) |
花粉 | > | __あ、そっか、俺は…… (2019/3/24 19:16:41) |
花粉 | > | アヤメ「ゆづるっこれ食べて!!私、昨日やっと見つけたの!!」 (2019/3/24 19:17:34) |
花粉 | > | そいつが持っているのは、前に言っていた「薬の実」だろう。 (2019/3/24 19:18:28) |
花粉 | > | 食べれば、不老不死になる。でも、今の俺にはそれしか手段がないのだと。 (2019/3/24 19:18:47) |
花粉 | > | でも、俺は口を開けなかった。 (2019/3/24 19:19:45) |
花粉 | > | アヤメ「…なんで口開けないの…?あんた死んじゃうよ!?」 (2019/3/24 19:20:25) |
花粉 | > | こんなに俺のために必死になってる人は、初めてだ。 (2019/3/24 19:20:40) |
花粉 | > | ………俺は何も話さなかった。 (2019/3/24 19:20:57) |
花粉 | > | アヤメ「お願いだから口開けて……ッ (2019/3/24 19:21:31) |
花粉 | > | もう何も失いたくないの…だから」 (2019/3/24 19:21:47) |
花粉 | > | 「・・・」 (2019/3/24 19:21:57) |
花粉 | > | 失いたくない…か (2019/3/24 19:22:09) |
花粉 | > | …………… (2019/3/24 19:22:12) |
花粉 | > | 「…じゃあ (2019/3/24 19:22:24) |
花粉 | > | お前………… (2019/3/24 19:22:40) |
花粉 | > | お前も、これ食えんのかよ。」 (2019/3/24 19:22:51) |
花粉 | > | 掠れた声で俺はそう言う。 (2019/3/24 19:23:07) |
花粉 | > | アヤメ「……は「俺だって…何も失いたくなかった…… (2019/3/24 19:23:34) |
花粉 | > | なのに…俺は…………もう何も見えなくなった (2019/3/24 19:24:03) |
花粉 | > | その…気持ちもお前に…分かるってのかよ……俺の………ッ」 (2019/3/24 19:24:41) |
花粉 | > | 無理だ……あまり声が出せそうにない。 (2019/3/24 19:24:55) |
花粉 | > | ……待て、俺今なんてこと (2019/3/24 19:25:39) |
花粉 | > | アヤメ「私はいつだって飲める。 (2019/3/24 19:25:59) |
花粉 | > | …………は? (2019/3/24 19:26:08) |
花粉 | > | 前にも言ったでしょ。お父さんは私に構ってくれないし、お母さんは死んじゃってるって。 (2019/3/24 19:26:34) |
花粉 | > | 私は、誰か人を救えたらそれでいい。誰かを救いたいそれが私の夢…… (2019/3/24 19:27:11) |
花粉 | > | 自分の体はどうなったっていいんだよ…」 (2019/3/24 19:27:32) |
花粉 | > | そいつはもう涙を流していなかった。 (2019/3/24 19:27:52) |
花粉 | > | 「(なんだ……結局は (2019/3/24 19:28:17) |
花粉 | > | どっちも寂しくて狂ってたのか…)」 (2019/3/24 19:28:34) |
花粉 | > | ________ (2019/3/24 19:28:43) |
花粉 | > | (前編・完) (2019/3/24 19:29:04) |
花粉 | > | (後編の方がうまく描けそう…^^(() (2019/3/24 19:29:18) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/24 19:29:21) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/25 07:19:19) |
花粉 | > | 【お父さん(?)】 (2019/3/25 07:19:37) |
花粉 | > | 「・・・」 (2019/3/25 07:19:46) |
花粉 | > | ゆづる「 」(微笑む) (2019/3/25 07:20:05) |
花粉 | > | ………いや、誰よこの人… (2019/3/25 07:20:20) |
花粉 | > | ねえねは彼氏いるし普段あんまり外に出ないはずよね…友達…??? (2019/3/25 07:21:31) |
花粉 | > | 「………あの (2019/3/25 07:21:52) |
花粉 | > | ガラッ (2019/3/25 07:21:55) |
花粉 | > | イチ「…あ、まつり、来てくれたんだな」 (2019/3/25 07:22:24) |
花粉 | > | ねえねがいつもより少し上機嫌なように見える。 (2019/3/25 07:22:45) |
花粉 | > | ねえねがお茶をその男に差し出す。 (2019/3/25 07:23:35) |
花粉 | > | ゆづる「おや…イチ、ありがとうございます」 (2019/3/25 07:24:16) |
花粉 | > | はあ!?呼び捨て!? (2019/3/25 07:24:39) |
花粉 | > | えっそんな親しいわけ?は…? (2019/3/25 07:25:01) |
花粉 | > | イチ「…でもなんでいきなりここに来たんですか… (2019/3/25 07:25:34) |
花粉 | > | 父さん。」 (2019/3/25 07:26:16) |
花粉 | > | ………え? (2019/3/25 07:26:28) |
花粉 | > | えっ今なんて??父さん?? (2019/3/25 07:26:53) |
花粉 | > | ゆづるはこっちに視線を向けたと思うとくす、と笑った。 (2019/3/25 07:27:25) |
花粉 | > | ゆづる「こらこらイチ、父さんっていって妹さんがびっくりしてしまっているようですよ」 (2019/3/25 07:28:13) |
花粉 | > | その笑い方は女みたいだった。 (2019/3/25 07:28:42) |
花粉 | > | イチ「え?あ、そっか知らなかったんだな…」 (2019/3/25 07:29:24) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/25 07:29:39) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/25 18:52:50) |
花粉 | > | イチ「えーっと…まあ血は繋がってないんだけど…拾い親っていうのか?そういう関係だ。」 (2019/3/25 18:53:30) |
花粉 | > | ……初耳だわ… (2019/3/25 18:54:07) |
花粉 | > | というか随分女みたいな見た目してるのね…肌白くて髪も綺麗で… (2019/3/25 18:54:44) |
花粉 | > | ゆづる「……あ、一応ですが私は4000歳ですよ(^^)」 (2019/3/25 18:55:12) |
花粉 | > | 「はあっ!?」 (2019/3/25 18:55:27) |
花粉 | > | はーこの人が…せ、せん……… (2019/3/25 18:55:43) |
花粉 | > | (はーってなんやねん) (2019/3/25 18:55:54) |
花粉 | > | 「イチ「…嘘をつくんじゃない……まつり、この人は900歳だ。」 (2019/3/25 18:56:21) |
花粉 | > | いやそれでも凄いと思うんだけど………!? (2019/3/25 18:56:33) |
花粉 | > | この人人間じゃないの…? (2019/3/25 18:56:41) |
花粉 | > | ゆづる「ええ。私は不老不死(仮)ですからね。」 (2019/3/25 18:58:17) |
花粉 | > | 「……こ、心読めるんですか…」「おや、当たっていましたか?適当にいっただけです^^」 (2019/3/25 18:59:37) |
花粉 | > | …なっなんかすごい心が読めない人だな… (2019/3/25 18:59:57) |
花粉 | > | 本当に笑う時に口を抑えたりするのも女みたい…(・-・:) (2019/3/25 19:01:14) |
花粉 | > | イチ「この人には、私が小さい頃に世話になったんだ。前に話した、アヤメの旧友の… (2019/3/25 19:02:39) |
花粉 | > | 「?……あぁー!!思い出した!!」 (2019/3/25 19:03:05) |
花粉 | > | 嘘をつくのが得意って聞いてたけど、こういうことか…… (2019/3/25 19:03:26) |
花粉 | > | (雑な終わり) (2019/3/25 19:04:11) |
花粉 | > | (蓮の過去を描きたくて強制終了(() (2019/3/25 19:04:33) |
花粉 | > | 【強く、脆く。】 (2019/3/25 19:06:05) |
花粉 | > | 小さい頃から、親という存在についてよく知らなかった。 (2019/3/25 19:06:31) |
花粉 | > | 母親は日本人、父親は中国人。そして、父は国の城を守る兵隊の総長だったそうだ。知っているのはそれだけ。 (2019/3/25 19:08:08) |
花粉 | > | 産まれてからずっと孤児院に入れられてたから、意識がはっきりした頃には子供達が住む''檻の家''に住んでいた。 (2019/3/25 19:09:26) |
花粉 | > | そこである日、俺はある男に買われたのだ。 (2019/3/25 19:10:39) |
花粉 | > | ガタッ!! (2019/3/25 19:11:39) |
花粉 | > | 「ッ……………」 (2019/3/25 19:11:48) |
花粉 | > | 薄暗く檻のような部屋に投げ込まれ、壁にぶつかった拍子に上からダンボールが落ちてきた。 (2019/3/25 19:13:24) |
花粉 | > | 背中を強くぶつけたが、俺はあまり痛みを感じなかった。 (2019/3/25 19:13:57) |
花粉 | > | 男「今日からお前は一生ここで働け。」 (2019/3/25 19:14:56) |
花粉 | > | そう冷たく低い声でいい、そいつは戸を閉めた。 (2019/3/25 19:15:26) |
花粉 | > | 「(…………一生だ…?馬鹿言うんじゃねえや。俺はあいつのためにいつか逃げ出すって決めてんだ。)」 (2019/3/25 19:16:27) |
花粉 | > | あいつ、というのは孤児院で俺と唯一戦えた、すげーイラつく女だった。 (2019/3/25 19:17:05) |
花粉 | > | か弱そうなくせに力が馬鹿みたいに強かった。 (2019/3/25 19:17:22) |
花粉 | > | …俺は、戸についている小さな窓から見える景色を見る。 (2019/3/25 19:18:59) |
花粉 | > | 馬鹿でかいシャンデリアが上に吊るされ、その下では豪華な服を着たやつらがよくわかんないやつで、札束や金を賭けている。 (2019/3/25 19:21:03) |
花粉 | > | 「………………気持ち悪ィ」 (2019/3/25 19:22:08) |
花粉 | > | (一旦終わります) (2019/3/25 19:22:32) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/25 19:22:35) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/26 19:48:47) |
花粉 | > | これからまたゆづるの過去、後編を始めます^^ (2019/3/26 19:49:14) |
花粉 | > | 【見上げた先の星達へ】 (2019/3/26 19:51:17) |
花粉 | > | 壱.霞草 (2019/3/26 19:54:49) |
花粉 | > | 外で雨の降る音が聞こえてくる、午後2時。 (2019/3/26 19:55:37) |
花粉 | > | 雨といっても小雨であり、庭のたくさんの赤い椿の花弁からは、雫が次々に零れ落ちていた。 (2019/3/26 19:57:29) |
花粉 | > | その中自分は、家の茶室で茶を飲んでいた。 (2019/3/26 19:58:21) |
花粉 | > | こんな日に、外に出る人は少ないだろう。 (2019/3/26 19:58:40) |
花粉 | > | でも、一人、俺はそうでない人を知っている。 (2019/3/26 19:58:57) |
花粉 | > | ダッダッダッ__ (2019/3/26 19:59:09) |
花粉 | > | アヤメ「ゆづるー!!猫!!猫来たー!!!」 (2019/3/26 19:59:27) |
花粉 | > | …この馬鹿女だ。 (2019/3/26 19:59:46) |
花粉 | > | 「…アヤメ、お前一応女で巫女だろう……雨が降っているときくらいはじっとしていたらどうですか…」 (2019/3/26 20:00:32) |
花粉 | > | アヤメ「えー行きたい所に行って何が悪いんだよー」 (2019/3/26 20:01:38) |
花粉 | > | 白い頬をぷくーっと子供みたいに膨らませて彼女はそう言った。 (2019/3/26 20:02:40) |
花粉 | > | 彼女が抱いている猫にはタオルを被せてあるくせに、自分は傘すらさしていなくて雨にすごい濡れていた。 (2019/3/26 20:04:31) |
花粉 | > | 「今の時期ダメに決まってるだろ…風邪をひいてしまうし…」 (2019/3/26 20:05:14) |
花粉 | > | 俺は溜息をつき、何か拭くものを持ってくるからそこらへんに座っときなさいと言い、魚の干物とお客用のタオルを持って来た。 (2019/3/26 20:06:13) |
花粉 | > | 俺はもう18歳。華道家になってなぜか賞を取り、昔より安定した暮らしを送れていた。 (2019/3/26 20:07:33) |
花粉 | > | 茶室に戻ると、アヤメは猫を撫でながら椿を見ていた。 (2019/3/26 20:08:58) |
花粉 | > | 「…お前は本当に親切すぎるやつだな。」 (2019/3/26 20:09:31) |
花粉 | > | そう言い、猫に干物を与え、アヤメにはタオルを手渡した。 (2019/3/26 20:10:00) |
花粉 | > | アヤメ「いつか妖怪と和解できる時を目指すためには、こういう生き物にも親切にしていかないとなって…そう思ってさ。」 (2019/3/26 20:13:19) |
花粉 | > | にししっと笑いながら彼女は言った。 (2019/3/26 20:13:42) |
花粉 | > | 「…でも、自分が動けなくなったりしないようにな…俺らは「不老不死」なんだから。普通人が死ぬようなことでも死ねないんだぞ。」 (2019/3/26 20:14:25) |
花粉 | > | 俺らは昔、二人で呪いを解くために不老不死の薬を飲んだ。 (2019/3/26 20:14:46) |
花粉 | > | アヤメは自分は一生和解するために努力を注いで行くつもりだった。 (2019/3/26 20:15:45) |
花粉 | > | アヤメ「私はそんなに弱いやつじゃないよ。というか昔だってゆづるの方が気弱だっただろ?」 (2019/3/26 20:16:21) |
花粉 | > | 「……お前が前に狐のための油揚げ落としちゃったのにそのままあげたこと、知ってるんだからな?」 (2019/3/26 20:17:21) |
花粉 | > | アヤメ「は!?なんd「あれ?適当に言ったんだけどなあ…もしかして本当だったのか〜?」なっ!?」 (2019/3/26 20:18:05) |
花粉 | > | 俺らはもう、昔よりとても仲が良くなっていた。 (2019/3/26 20:20:13) |
花粉 | > | ここまで嘘を言い合ったりできるくらいに。 (2019/3/26 20:20:21) |
花粉 | > | …だから、俺はとても幸せだった。 (2019/3/26 20:20:44) |
花粉 | > | _______ (2019/3/26 20:21:05) |
花粉 | > | ________だれか_____助けて。 (2019/3/26 20:21:18) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/26 20:21:35) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/26 20:22:15) |
花粉 | > | 弐.七竈 (2019/3/26 20:23:57) |
花粉 | > | あれから秋になり、外では紅葉で山が美しく彩られていた。 (2019/3/26 20:24:32) |
花粉 | > | …そんな時期に、大変なことが起こってしまったのだ。 (2019/3/26 20:24:56) |
花粉 | > | 「………なあ… (2019/3/26 20:25:06) |
花粉 | > | …もしかして、その子…」 (2019/3/26 20:25:16) |
花粉 | > | アヤメに神社に呼ばれ行ってみると、アヤメの後ろにいたのは鬼の女の子だった。 (2019/3/26 20:25:44) |
花粉 | > | 赤い髪で、光を失った青い瞳をしていた。 (2019/3/26 20:26:05) |
花粉 | > | アヤメ「………イチ、ちょっと裏の掃除をして来てくれるか?ちょっとこいつと話をするから…」 (2019/3/26 20:26:34) |
花粉 | > | アヤメがそういうと鬼の女の子はコクリと頷き、たたたっと神社の裏の方に走って行った。 (2019/3/26 20:27:15) |
花粉 | > | 俺とアヤメは神社の縁側に座る。 (2019/3/26 20:27:36) |
花粉 | > | 「…………夢への一歩を、踏み出したのか。」 (2019/3/26 20:28:02) |
花粉 | > | 静かに俺はそう言った。 (2019/3/26 20:28:09) |
花粉 | > | 彼女が昔から目指す夢。そのための決心を俺は反対するつもりなんてなかったのだ。 (2019/3/26 20:28:28) |
花粉 | > | アヤメ「……あの子、村の奴らに殺されそうになってた。」 (2019/3/26 20:30:06) |
花粉 | > | 悲しそうでもあり、怒ったようでもあり…アヤメはそんな複雑な顔をしていた。 (2019/3/26 20:30:37) |
花粉 | > | アヤメ「…あの子は……人の死体から生まれた妖怪だ。元々、里の仕立て屋の娘だったっぽい。…親もいたはずなのに、その親も殺そうとしてた。」 (2019/3/26 20:31:27) |
花粉 | > | 「………」 (2019/3/26 20:31:45) |
花粉 | > | 俺は彼女の話を聞き、少しの間黙っていた。 (2019/3/26 20:32:05) |
花粉 | > | そして、やっとの思いで口を開く。 (2019/3/26 20:32:21) |
花粉 | > | 「………あの子は、今幸せだろうよ。」 (2019/3/26 20:33:13) |
花粉 | > | 俺はそのまま続ける。 (2019/3/26 20:33:24) |
花粉 | > | 「お前みたいな親切で希望のあるやつに救われて…………俺だって一度救われた身だ。なんとなくわかる。」 (2019/3/26 20:34:11) |
花粉 | > | 実際彼女は、笑顔が太陽みたいだった。 (2019/3/26 20:34:36) |
花粉 | > | だから、彼女が友達だということがとても嬉しかったのだ。 (2019/3/26 20:35:02) |
花粉 | > | 「だから、ちゃんと愛してやれ。その…イチ…だったよな。その子の母親になれるくらい、たくさん愛情を注げ。」 (2019/3/26 20:36:22) |
花粉 | > | アヤメ「……にししっ…ありがとう。げんき、でた。」 (2019/3/26 20:37:06) |
花粉 | > | アヤメは優しく微笑んだ。 (2019/3/26 20:37:19) |
花粉 | > | …ああ、彼女なら、絶対にできるだろう。 (2019/3/26 20:38:06) |
花粉 | > | 俺はそう思った。 (2019/3/26 20:38:15) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/26 20:38:17) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/26 20:44:17) |
花粉 | > | おまけ (2019/3/26 20:44:21) |
花粉 | > | ゆづる過去小説前編から今までの裏設定だよ!!!(( (2019/3/26 20:44:44) |
花粉 | > | 実はチャプターごとに花の名前をつけてるんですけども、花言葉で決めておりまする。 (2019/3/26 20:45:26) |
花粉 | > | 後編の壱の霞草(カスミソウ)の花言葉は幸福。弐の七竈(ナナカマド)は「懸命」・「私はあなたを見守る」的な…(( (2019/3/26 20:46:44) |
花粉 | > | 2.精神病の姉が隠していた絵 (2019/3/26 20:47:26) |
花粉 | > | ゆづるの姉は精神病の悪化で自殺をしてしまった、という設定に表向きはなってますん。 (2019/3/26 20:48:05) |
花粉 | > | でも、姉はゆづるが絵を見つけた同時刻に自殺しましたんぬ… (2019/3/26 20:49:01) |
花粉 | > | これが偶然じゃないと考えると、結構裏が考えられるよ…^^ (2019/3/26 20:49:34) |
花粉 | > | 「血が付いてた包丁で写真が切り裂かれていた」という部分です (2019/3/26 20:50:47) |
花粉 | > | というか小説本編では血は「血のようなもの」と表現されていますけどね(( (2019/3/26 20:51:49) |
花粉 | > | 精神病の姉はゆづるに世話をされていたので、ゆづるも大変姉に気を使っていました。 (2019/3/26 20:53:11) |
花粉 | > | だから、姉上自身の血だったとしたら、すぐにバレてしまうでしょう。 (2019/3/26 20:53:50) |
花粉 | > | ゆづるの血では到底ないし、この二人は排除されます(( (2019/3/26 20:54:11) |
花粉 | > | なので、画用紙の裏の様子ををもう一度みるとわかるかもしれません。(面倒臭い言い回しすんな) (2019/3/26 20:54:58) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/26 20:55:59) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/27 17:41:35) |
花粉 | > | 【馬鹿な所、そこが好き。】 (2019/3/27 17:42:21) |
花粉 | > | 『まつりの踊る姿、俺好きだな。』 (2019/3/27 17:43:28) |
花粉 | > | そういったあいつといつの間にか親しくなって、高校三年目の幕が閉じようとしていた。 (2019/3/27 17:44:07) |
花粉 | > | 元々、私が急に話しかけられたことが始まりだった。 (2019/3/27 17:45:10) |
花粉 | > | 中学生の頃、私の踊っている姿を目にしていたらしい。 (2019/3/27 17:46:04) |
花粉 | > | …正直、私はそれが嬉しかった。 (2019/3/27 17:46:38) |
花粉 | > | 卒業式が終わり、リーペは親がいないしねえねもまだ学校の仕事があって一緒に帰れなかったので、リーペと二人で帰ることになった。 (2019/3/27 17:48:56) |
花粉 | > | リーペ「今日であの高校が最後って考えると結構寂しいな〜…まつりと一緒に帰るのも…」 (2019/3/27 17:50:46) |
花粉 | > | 笑いながらリーペは言った。 (2019/3/27 17:51:03) |
花粉 | > | 私は寂しい思いを押し殺して、彼に声をかける。 (2019/3/27 17:51:21) |
花粉 | > | 「……あんた、いなくなっちゃうの」 (2019/3/27 17:53:20) |
花粉 | > | 歩いていたはずなのに、気づくと足が止まっていた。 (2019/3/27 17:53:52) |
花粉 | > | リーペは少し驚いたような顔で振り返った。 (2019/3/27 17:54:24) |
花粉 | > | 目頭が少し熱くなってくるのを感じた。 (2019/3/27 17:56:02) |
花粉 | > | 「…あんただけだった。なんか、他の男友達となんか違った。いなくなるって考えるとすごい苦しくて。」 (2019/3/27 17:57:19) |
花粉 | > | 少しずつ私の目線は下に向いていく。 (2019/3/27 17:57:50) |
花粉 | > | 「あんたが私のことどう思ってるか分かんない。だからずっと隠してた。…今更言う方が困らせちゃうわよね。……ごめん。」 (2019/3/27 17:58:50) |
花粉 | > | リーベー「…………あのさ…… (2019/3/27 17:59:23) |
花粉 | > | (待ってリーペだよ) (2019/3/27 17:59:37) |
花粉 | > | リーペの足音が少しずつ近づいてくる。 (2019/3/27 17:59:52) |
花粉 | > | なんて言われるか怖かった。 (2019/3/27 17:59:57) |
花粉 | > | リーペ「………それ、まつりだけだと思ってる?」 (2019/3/27 18:00:14) |
花粉 | > | 「…………はっ?」 (2019/3/27 18:00:28) |
花粉 | > | 私は予想外の返答に驚いて顔を上げた。 (2019/3/27 18:00:45) |
花粉 | > | …顔を上げて、失敗したと思った。 (2019/3/27 18:01:52) |
花粉 | > | 顔真っ赤にしたそいつが居たから。 (2019/3/27 18:02:18) |
花粉 | > | リーペ「………なんで俺が中1の時に声かけたと思ってんの…」 (2019/3/27 18:03:15) |
花粉 | > | 「…え…だって、私の踊る姿見て…」 (2019/3/27 18:04:08) |
花粉 | > | リーペ「…は!?そこまでは気づいてんの!?」 (2019/3/27 18:04:27) |
花粉 | > | 私はきょとんとして、頭の上に「?」がたくさん浮かび上がっていた。 (2019/3/27 18:05:56) |
花粉 | > | リーペは顔が真っ赤になったまま片手で顔を隠していた。 (2019/3/27 18:07:40) |
花粉 | > | すると、いきなり私の腕を引掴んで引っ張って来た。 (2019/3/27 18:10:35) |
花粉 | > | 「え!?……ちょ、どこ行…」 (2019/3/27 18:11:23) |
花粉 | > | 連れてかれた所は私の家の前だった。 (2019/3/27 18:12:22) |
花粉 | > | リーペ「…流石にあそこでは無理…俺が死ぬ。」 (2019/3/27 18:12:57) |
花粉 | > | リーペは目を合わせずにそう言った。やっぱりまだ顔は赤かった。 (2019/3/27 18:13:42) |
花粉 | > | そして、やっとこっちを見た。 (2019/3/27 18:14:10) |
花粉 | > | リーペ「俺がまつりの踊る姿見て…あー………えーと………… (2019/3/27 18:14:50) |
花粉 | > | 「…?な、何よ……」 (2019/3/27 18:16:28) |
花粉 | > | リーペ「………好き」 (2019/3/27 18:20:21) |
花粉 | > | 「………は!?」 (2019/3/27 18:20:30) |
花粉 | > | リーペ「……だから…中学の時一目惚れしたから声かけたの!!!口調が変わってようが態度が変わってようがなんだろうが!!!俺はまつりに6年間恋してんだよ!!」 (2019/3/27 18:21:56) |
花粉 | > | …え…なになになに?! (2019/3/27 18:22:15) |
花粉 | > | 頭の中が真っ白になっていく。 (2019/3/27 18:22:33) |
花粉 | > | 私はもうぽかーんってなってた。 (2019/3/27 18:22:41) |
花粉 | > | 顔はなぜか熱かったけど… (2019/3/27 18:23:09) |
花粉 | > | リーペ「俺本当は卒業式の時嫌だったんだからさぁ………というか中学の時にも凹んだし……笑顔作るのもうやめた。」 (2019/3/27 18:24:35) |
花粉 | > | 「!?」 (2019/3/27 18:25:39) |
花粉 | > | 両手を掴まれて、リーペはそのまま続けた。 (2019/3/27 18:26:33) |
花粉 | > | リーペ「………でさ…さっき言ってたの、どういう意味……?」 (2019/3/27 18:27:54) |
花粉 | > | 「「・・・」」 (2019/3/27 18:28:09) |
花粉 | > | 「…………は…ははっ」 (2019/3/27 18:28:34) |
花粉 | > | リーペ「えっ…な、なんだよ」 (2019/3/27 18:29:05) |
花粉 | > | 「いや…あんたって意外と可愛いとこあるんだなって…あーおっかし…「やめろやハートブレイクすんぞ思いっきり拗ねるぞ」 (2019/3/27 18:35:40) |
花粉 | > | 涙をポロポロこぼしながら、思いっきり笑った。 (2019/3/27 18:37:21) |
花粉 | > | 「…あんたと同じ。私も惚れてたってわけ。中学の時からずっとね」 (2019/3/27 18:38:43) |
花粉 | > | リーペ「…そっか…じゃあ…俺が大学に行っても…離れないでいてくれる?」 (2019/3/27 18:40:59) |
花粉 | > | 「……当たり前よ。」 (2019/3/27 18:42:35) |
花粉 | > | おまけ【高1~3の二人の様子】 (2019/3/27 18:43:29) |
花粉 | > | 「………」 (2019/3/27 18:44:51) |
花粉 | > | いや、たしかに俺、弟に用事あるって言ったよ。 (2019/3/27 18:45:13) |
花粉 | > | そしたらなんかまつりも帰りの電車に乗ってたよ。なんかイチ先生のお父さんに用事あったからっぽいけどさ。 (2019/3/27 18:46:16) |
花粉 | > | まつり「Zzzz…………」 (2019/3/27 18:46:30) |
花粉 | > | …………なんでここで寝るかな (2019/3/27 18:46:58) |
花粉 | > | いやもう動けないしさ…でもめっちゃ恥ずいんだけど…俺の気持ち分かんないからってこういう風になんなってもう(´・ω・`) (2019/3/27 18:47:31) |
花粉 | > | 好きな人にこういうことやられた時の破壊力って高いんだ……… (2019/3/27 18:47:52) |
花粉 | > | な………… (2019/3/27 18:47:57) |
花粉 | > | パシャッ (2019/3/27 18:48:05) |
花粉 | > | 「・・・」 (2019/3/27 18:48:11) |
花粉 | > | 蓮「・・・」 (2019/3/27 18:48:47) |
花粉 | > | 「・・・あの、蓮k「大丈夫っすよ先輩。あんたの姉さんに見せとくだけっすから。」 (2019/3/27 18:50:17) |
花粉 | > | ・・・ (2019/3/27 18:50:39) |
花粉 | > | (☆翌日、まつり以外のクラス全員がそのことを知った。リーペは不登校にでもなってやろうかと1日思った。) (2019/3/27 18:51:31) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/27 18:51:35) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/28 12:09:41) |
花粉 | > | 参.青蝦夷菊 (2019/3/28 12:11:40) |
花粉 | > | 「先生に、○○町で仕事を行っていただきたいのですが………」 (2019/3/28 12:13:07) |
花粉 | > | 都から来た男が俺に言う。 (2019/3/28 12:13:53) |
花粉 | > | 俺の作品が、偉い人の目に止まったらしい。 (2019/3/28 12:14:25) |
花粉 | > | ………でよ、俺はそんなかしこまった所には行きたくなかった。 (2019/3/28 12:14:59) |
花粉 | > | (でよってなんやでもや) (2019/3/28 12:15:18) |
花粉 | > | 「………申し訳ないのですが、私、今度別の町に行く予定でして………」 (2019/3/28 12:16:05) |
花粉 | > | ''一人称''を変えて嘘をつく。 (2019/3/28 12:16:24) |
花粉 | > | このところずっとそうだった。 (2019/3/28 12:16:38) |
花粉 | > | その度に、たった一人の友達がどれだけ大切なものか。それを実感させられた。 (2019/3/28 12:17:06) |
花粉 | > | 都から来た男は、俺に礼をして帰っていった。 (2019/3/28 12:17:38) |
花粉 | > | 「(………お茶、冷めてしまったな。)」 (2019/3/28 12:18:12) |
花粉 | > | 相手用と自分用に茶を注いでいたが、自分は結局飲んでいなかったのだ。 (2019/3/28 12:18:58) |
花粉 | > | ………… (2019/3/28 12:19:38) |
花粉 | > | 「…いや、やはり里に出るか。」 (2019/3/28 12:19:52) |
花粉 | > | 里といっても、人が多く集まってるところは極力避けて歩いた。 (2019/3/28 12:20:58) |
花粉 | > | …また猫を連れて来るかもしれないし、一応魚も買っておくか。 (2019/3/28 12:22:51) |
花粉 | > | 昔はとても高価なものだと思っていた魚が手軽に買えるようになり、嬉しかった。 (2019/3/28 12:23:20) |
花粉 | > | そんなことを考えながら里の市で立ち止まる。 (2019/3/28 12:25:33) |
花粉 | > | その時だった。 (2019/3/28 12:25:38) |
花粉 | > | 「あの時の鬼はどうなったんだ。」 (2019/3/28 12:27:07) |
花粉 | > | 「・・・」 (2019/3/28 12:27:19) |
花粉 | > | 後ろでの複数人の話し声に、つい手を止めてしまった。 (2019/3/28 12:27:53) |
花粉 | > | 「ちゃんとあの若い巫女が殺したんだろう?骨はちゃんと閉じ込めたんだろうな (2019/3/28 12:29:16) |
花粉 | > | 「でも、あいつ………●●●●の娘らしいじゃないか。やっぱオレたちで…」 (2019/3/28 12:30:32) |
花粉 | > | 「あ?あの巫女●●●●の娘なのか?あの妖怪と和解しようとした馬鹿みたいな女の?」 (2019/3/28 12:31:36) |
花粉 | > | 「…ああ……結局、俺らのとっつぁんとおっかさんに神社ごと潰されてなくなったけどな。」 (2019/3/28 12:32:29) |
花粉 | > | (………は?) (2019/3/28 12:32:53) |
花粉 | > | なんだ、それ。 (2019/3/28 12:33:01) |
花粉 | > | 「あの巫女、まだ若いように見えたけどな…肌なんかガキみてえに綺麗だったじゃねえか。」 (2019/3/28 12:35:27) |
花粉 | > | 「…●●●●もだったな。でもあの女も本当ばかなもんだよなぁ。あれは二人で飲んだらどっちか血が少なくなっちまうのに。」 (2019/3/28 12:37:35) |
花粉 | > | 「……それって、あの山の奥にある''長生''の薬じゃねえかい?」 (2019/3/28 12:38:14) |
花粉 | > | …………どっちか (2019/3/28 12:38:30) |
花粉 | > | 血が…少なくなる………?しかも長生って (2019/3/28 12:38:49) |
花粉 | > | それに、アヤメの母さんって…自分から町を出てったんじゃ (2019/3/28 12:39:28) |
花粉 | > | 頭の中がぐるぐるになっていく。 (2019/3/28 12:39:42) |
花粉 | > | さっさとその場を立ち去ってしまおうと思った。 (2019/3/28 12:41:01) |
花粉 | > | 「それにあの薬、二人飲む時に最初に飲んだやつは何千倍も生きられるんだろ?」 (2019/3/28 12:42:34) |
花粉 | > | 「あー、まあ不老不死っぽくはなるな。…最後に飲んだやつはすごい弱くなるけどねぃ」 (2019/3/28 12:43:12) |
花粉 | > | ・・・ (2019/3/28 12:43:26) |
花粉 | > | 微かに、一緒に薬を飲んだ時の記憶が蘇る。 (2019/3/28 12:44:05) |
花粉 | > | ………最初に飲んだのは… (2019/3/28 12:44:19) |
花粉 | > | _________''俺''だった。 (2019/3/28 12:44:31) |
花粉 | > | じゃあ、あいつ、俺に (2019/3/28 12:45:07) |
花粉 | > | ……嘘、ついたのか (2019/3/28 12:45:19) |
花粉 | > | カランッ (2019/3/28 12:46:04) |
花粉 | > | アヤメ「お、そっちから来るなんて珍しいな!しかも今日500円……えっ千円巻かれてる!?」 (2019/3/28 12:47:16) |
花粉 | > | 「今日随分と親切だな〜一体どう……し…?」 (2019/3/28 12:48:49) |
花粉 | > | 「・・・」 (2019/3/28 12:49:26) |
花粉 | > | アヤメ「……なあ、なんかあったのか?いきなり肩掴んで……イチも今寝てるs「逃げろ」 (2019/3/28 12:50:51) |
花粉 | > | 「……………は?」 (2019/3/28 12:51:14) |
花粉 | > | 震えた声で俺は言う。 (2019/3/28 12:52:37) |
花粉 | > | とにかく、伝えないといけない (2019/3/28 12:52:52) |
花粉 | > | 「…その子を守っていることがバレたら………お前が殺される…」 (2019/3/28 12:53:51) |
花粉 | > | 声がだんだん訴えかけるようになっていく。 (2019/3/28 12:54:27) |
花粉 | > | 「里の奴らが話してた。………お前、俺に嘘ついたんだろ…」 (2019/3/28 12:55:01) |
花粉 | > | 「・・・」 (2019/3/28 12:56:00) |
花粉 | > | 「知ってたんだろ。お前が長生人になったりしないこと。だから''後''に飲んだんだろ?」 (2019/3/28 12:57:03) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、花粉さんが自動退室しました。 (2019/3/28 14:20:33) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/28 17:31:22) |
花粉 | > | 「…お前は優しすぎる…………お前が死んだら…殺されたら………俺…………」 (2019/3/28 17:32:25) |
花粉 | > | アヤメ「・・・ (2019/3/28 17:32:48) |
花粉 | > | ねえ、ゆづる」 (2019/3/28 17:34:35) |
花粉 | > | 「!」 (2019/3/28 17:35:30) |
花粉 | > | アヤメは_____泣いていた。 (2019/3/28 17:37:07) |
花粉 | > | 「……ごめん…そんなつもりじゃ………」 (2019/3/28 17:37:27) |
花粉 | > | でも_____ (2019/3/28 17:38:15) |
花粉 | > | ____彼女は、泣きながら笑っていたと言うことに気がついた。 (2019/3/28 17:38:34) |
花粉 | > | アヤメ「…私たち、名前呼びあったり、冗談言い合ったり…相談しあったり。 (2019/3/28 17:39:56) |
花粉 | > | そういうこと話せるようになったんだな………」 (2019/3/28 17:40:07) |
花粉 | > | 「……私、ゆづるの気持ち嬉しい。人に心配されるの……初めてだったから。」 (2019/3/28 17:41:14) |
花粉 | > | ……… (2019/3/28 17:41:53) |
花粉 | > | アヤメ「…でも、嘘ついてごめんね………あんたのために、なりたかったこともあるけど………私が、嬉しかったからでも、あったんだ。」 (2019/3/28 17:43:27) |
花粉 | > | 「……本当にごめん。ただ………… (2019/3/28 17:44:24) |
花粉 | > | ゆづるだけはにげないで。」 (2019/3/28 17:44:37) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/28 17:44:42) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/28 19:16:34) |
花粉 | > | その目は真剣だった。 (2019/3/28 19:16:53) |
花粉 | > | なにかずっと先にあるものを、まっすぐ見つめるように。 (2019/3/28 19:17:21) |
花粉 | > | アヤメ「私、ここに残る。イチを…最後まで守り抜かなきゃいけないから… (2019/3/28 19:18:27) |
花粉 | > | ……私は''血''で戦うんじゃない。''心''で戦ってみせる。」 (2019/3/28 19:18:55) |
花粉 | > | ……普通なら、何が何でも止めるものだろう。 (2019/3/28 19:20:44) |
花粉 | > | でも、俺は止められなかった。 (2019/3/28 19:21:53) |
花粉 | > | いや、止めなかったの方が正しいか。 (2019/3/28 19:22:01) |
花粉 | > | アヤメ「……でも、ゆづる。一つね………お願いがあるの。」 (2019/3/28 19:23:42) |
花粉 | > | 「……なに?」 (2019/3/28 19:23:56) |
花粉 | > | アヤメ「……あのね… (2019/3/28 19:24:17) |
花粉 | > | 式.一輪刺せば心成り (2019/3/28 19:26:53) |
花粉 | > | 『○▼神社ノ巫女 討伐終了ナリ。』 (2019/3/28 19:29:09) |
花粉 | > | 街の警察からの連絡だった。 (2019/3/28 19:29:28) |
花粉 | > | ……どこにもその鬼の遺体は見つからなかったそうだ。 (2019/3/28 19:30:31) |
花粉 | > | ……当たり前だろう。 (2019/3/28 19:30:39) |
花粉 | > | その鬼は、ここにいたのだから。 (2019/3/28 19:30:51) |
花粉 | > | といっても、もう2年前に別の国へ行ったそうだが。 (2019/3/28 19:31:13) |
花粉 | > | そこで、自分と似た鬼の女の子を救ったそうだ。 (2019/3/28 19:31:35) |
花粉 | > | 「……やはり、心は繋がるものですね。」 (2019/3/28 19:31:58) |
花粉 | > | そういえば、イチが一度話してくれたことがある。 (2019/3/28 19:32:14) |
花粉 | > | 大切なものを守る時、心の剣で戦えと言われたと。 (2019/3/28 19:32:35) |
花粉 | > | …アヤメの私が聞いた最後の言葉とほぼ一緒だった。 (2019/3/28 19:33:01) |
花粉 | > | やはり、アヤメは「育て親」としての役目をしっかり果たせたんだな… (2019/3/28 19:50:37) |
花粉 | > | すこし心配になった時もあった。でも、彼女の心は強かった。 (2019/3/28 19:51:23) |
花粉 | > | 「………俺もここから出ていくべきか。」 (2019/3/28 19:51:57) |
花粉 | > | 実際、イチには誘われていた。 (2019/3/28 19:52:20) |
花粉 | > | アヤメに頼まれて育ててきたのもあったのかもしれない。でも、イチと過ごして、すこし暖かさを感じた。 (2019/3/28 19:54:03) |
花粉 | > | この町には姉上とアヤメとの思い出もある。でよ、よく考えたらアヤメにも言われていたことだったのだ。 (2019/3/28 19:54:43) |
花粉 | > | 『ゆづるだけは、にげないで。」 (2019/3/28 19:55:03) |
花粉 | > | あの言葉はきっとそういうことだったのだろう。 (2019/3/28 19:55:16) |
花粉 | > | 俺は、イチに電話をかける。 (2019/3/28 19:55:42) |
花粉 | > | 「………もしもし。久しぶりですね。いつも手紙でしたから…実は私………」 (2019/3/28 19:56:16) |
花粉 | > | ………今日も、外は太陽で照らされている。 (2019/3/28 19:57:38) |
花粉 | > | その空のように、俺の心は明るいままだ。 (2019/3/28 19:57:54) |
花粉 | > | -終- (2019/3/28 19:58:00) |
花粉 | > | (最後の言葉と前編の最初の言葉見てみてね…^_^((() (2019/3/28 19:58:24) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/28 19:58:29) |
おしらせ | > | 花粉さんが入室しました♪ (2019/3/29 17:01:13) |
花粉 | > | 【帰ってきた彼女が大人になってました】 (2019/3/29 17:02:18) |
花粉 | > | 一度この国を出て、私は今日帰ってきた。 (2019/3/29 17:03:05) |
花粉 | > | おかっぱだった髪も肩より少しのびて、邪魔だったから一つに結った。 (2019/3/29 17:04:24) |
花粉 | > | 多分見た目は18歳位じゃないかな。 (2019/3/29 17:05:20) |
花粉 | > | …人間年齢は20歳だけど。 (2019/3/29 17:05:32) |
花粉 | > | 久しぶりに来た国を飛んでいると、昔によく来ていた家を見つけた。 (2019/3/29 17:07:47) |
花粉 | > | あいつに送ろうとした手紙、結局捨てちゃったんだよね……… (2019/3/29 17:08:47) |
花粉 | > | そう思いながら、私は窓から覗き込もうとした。 (2019/3/29 17:09:57) |
花粉 | > | ・・・ (2019/3/29 17:10:01) |
花粉 | > | ・・・・あ!? (2019/3/29 17:10:42) |
花粉 | > | リーペ「…いや……あのさ…… (2019/3/29 17:11:03) |
花粉 | > | なんでいきなり家に突撃して来たよ…なんで壁壊した………」 (2019/3/29 17:11:23) |
花粉 | > | 「・・・体が勝手に?「ちょっと何横向いてんの(・-・#)」 (2019/3/29 17:12:25) |
花粉 | > | ……なんでこいつが手紙持ってんの… (2019/3/29 17:13:18) |
花粉 | > | なぜか持ってて開く寸前だったから急いで突撃しちゃったけど…私捨ててなかったっけ…? (2019/3/29 17:14:00) |
花粉 | > | リーペ「・・・まあいいけどね。彼女が帰って来てくれたことには変わりないし」 (2019/3/29 17:16:43) |
花粉 | > | 「……………は?」 (2019/3/29 17:17:55) |
花粉 | > | 「ん?」「…いやあたし達いつから付き合ってたの」 (2019/3/29 17:18:14) |
花粉 | > | 「………は??」 (2019/3/29 17:18:23) |
花粉 | > | えっあたし達付き合………え? (2019/3/29 17:18:52) |
花粉 | > | リーぺ「いや俺告白したじゃん」 (2019/3/29 17:20:13) |
花粉 | > | 「・・・え、いつ」 (2019/3/29 17:20:35) |
花粉 | > | リーペ「まつりが行く前……俺好きっていったけど…」 (2019/3/29 17:21:57) |
花粉 | > | …あ、そっかあたし嬉しすぎて一回別の国着いてから気絶したんだった……((( (2019/3/29 17:22:53) |
花粉 | > | リーペ「…それに、返事もちゃんともらったからね。」 (2019/3/29 17:23:13) |
花粉 | > | 「え?私返事は何も…!?」 (2019/3/29 17:23:29) |
花粉 | > | リーペはさっきの手紙をまだ持っていた。 (2019/3/29 17:23:49) |
花粉 | > | …あの手紙は告白内容が書かれていた。だから捨てたはずなのにあって焦ったのだ。 (2019/3/29 17:24:27) |
花粉 | > | 一旦終わる(( (2019/3/29 17:24:53) |
おしらせ | > | 花粉さんが退室しました。 (2019/3/29 17:24:55) |
おしらせ | > | かま。さんが入室しました♪ (2019/3/31 10:11:19) |
かま。 | > | 【戦友】 (2019/3/31 10:11:29) |
かま。 | > | (2019/3/31 10:11:33) |
かま。 | > | 俺は、その国で最強の男と美しいと評判だった女の間に生まれた。 (2019/3/31 10:12:31) |
かま。 | > | 男は中国人、女は日本人。 (2019/3/31 10:13:56) |
かま。 | > | 俺がその二人について知っているのは、それだけだった。 (2019/3/31 10:15:05) |
かま。 | > | 3歳の時にはもう既に、孤児院の中にいたから。 (2019/3/31 10:15:34) |
かま。 | > | (2019/3/31 10:15:41) |
かま。 | > | 気づけば俺は最年長になっていた。 (2019/3/31 10:16:04) |
かま。 | > | 掃除も勉強もシスターの手伝いだってなんでもできた。 (2019/3/31 10:16:38) |
かま。 | > | …でも、感情は無くなった。 (2019/3/31 10:16:53) |
かま。 | > | (一旦終わる (2019/3/31 10:17:23) |
おしらせ | > | かま。さんが退室しました。 (2019/3/31 10:17:26) |
おしらせ | > | かま。さんが入室しました♪ (2019/3/31 16:13:15) |
かま。 | > | そんな時に来たのが… (2019/3/31 16:13:30) |
おしらせ | > | sexyさんが入室しました♪ (2019/3/31 16:14:48) |
おしらせ | > | sexyさんが退室しました。 (2019/3/31 16:14:56) |
かま。 | > | (????) (2019/3/31 16:16:18) |
かま。 | > | (………まずいいわ) (2019/3/31 16:16:31) |
かま。 | > | (これ削除方法とかあるんか?) (2019/3/31 16:16:43) |
かま。 | > | (適当に空白で流しときゃいい系?) (2019/3/31 16:17:10) |
かま。 | > | (よし空白で流してもう一回…((手間かかる) (2019/3/31 16:17:36) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:39) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:41) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:43) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:45) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:54) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:57) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:17:59) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:01) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:03) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:05) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:11) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:12) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:14) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:16) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:18) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:20) |
かま。 | > | (2019/3/31 16:18:21) |
おしらせ | > | かま。さんが部屋から追い出されました。 (2019/3/31 16:18:23) |
おしらせ | > | かま。さんが入室しました♪ (2019/3/31 22:44:31) |
かま。 | > | 最初からやるしかねえよな…(( (2019/3/31 22:44:43) |
かま。 | > | (2019/3/31 22:44:49) |
かま。 | > | 【戦友】 (2019/3/31 22:44:58) |
かま。 | > | (2019/3/31 22:45:02) |
かま。 | > | 俺は、その国で最強の男と美しいと評判だった女の間に生まれた。 (2019/3/31 22:45:33) |
2019年03月20日 15時32分 ~ 2019年03月31日 22時45分 の過去ログ
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