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「ディーアンシーの心臓は-過去系小説-」の過去ログ

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2019年03月31日 22時45分 ~ 2019年05月02日 18時02分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

かま。男は中国人、女は日本人だったらしい。   (2019/3/31 22:45:53)

かま。俺が親について知っているのは、たったそれだけだった。   (2019/3/31 22:46:02)

かま。…それは、俺は物心ついた時には孤児院の中で暮らしていたから。   (2019/3/31 22:46:40)

かま。   (2019/3/31 22:46:41)

かま。気づけば、孤児院で暮らして9年が経とうとしていた。   (2019/3/31 22:47:04)

かま。まだ最年長ではないけれど、たくさんのことができるようになった。   (2019/3/31 22:47:23)

かま。掃除に年下の家族のお世話に   (2019/3/31 22:47:38)

かま。シスターの手伝とか。   (2019/3/31 22:47:46)

かま。……でも、『感情』が成長することはなかった。   (2019/3/31 22:48:04)

かま。…そんな時に   (2019/3/31 22:48:10)

かま。シスター「今日から入ったミルティアだ。」   (2019/3/31 22:48:55)

かま。ミルティア「・・・」   (2019/3/31 22:49:11)

かま。こいつは入ってきた。   (2019/3/31 22:49:28)

かま。俺と同い年で、肌も髪も死人みたいに白かった。   (2019/3/31 22:50:33)

かま。「(……………またか。)」   (2019/3/31 22:50:46)

かま。俺は、新しいやつが来るたびにそうとしか思えなくなっていた。   (2019/3/31 22:51:02)

かま。   (2019/3/31 22:51:05)

かま。「・・・」   (2019/3/31 22:52:50)

かま。水の入ったバケツを森の近くに運んだ。   (2019/3/31 22:53:15)

かま。孤児院から遠い場所だったので、もう周りは日が沈んできていた。   (2019/3/31 22:53:44)

かま。寒さで痛む手を我慢し、帰ろうとした。   (2019/3/31 22:54:50)

かま。「……………あ?」   (2019/3/31 22:54:59)

かま。ミルティア「……」   (2019/3/31 22:55:38)

かま。奴がいた。   (2019/3/31 22:55:51)

かま。「………何してんの。さっさと帰りな。シスターに怒られんだろ。」   (2019/3/31 22:56:16)

かま。素っ気なく俺はそういう。   (2019/3/31 22:56:22)

かま。ミルティア「・・・あんた、強いの?」   (2019/3/31 22:57:51)

かま。「は?」   (2019/3/31 22:58:00)

かま。そいつが口を開いたのは初めてだったから、俺は思わず驚いて振り向いた。   (2019/3/31 22:58:29)

かま。「…何言い出すんだよ…っつーか俺にそんなこと聞いて何の「私こんなところに居たくないの」」   (2019/3/31 22:59:42)

かま。…光を失った目でそいつは言った。   (2019/3/31 23:00:11)

かま。ミルティア「…お姉ちゃん達はきっと苦労してる。私が居なくなったから。だから、そのためには…ここを出なくちゃいけない   (2019/3/31 23:01:24)

かま。お姉ちゃんを守るために、私は強くなりたい。」   (2019/3/31 23:02:25)

おしらせかま。さんが退室しました。  (2019/3/31 23:02:34)

おしらせかま。さんが入室しました♪  (2019/4/3 17:32:06)

かま。・・・   (2019/4/3 17:32:11)

かま。「………んなこと俺に関係あるかよ。」   (2019/4/3 17:32:23)

かま。俺は再び戻ろうとする。   (2019/4/3 17:32:47)

かま。ミルティア「!!待っ……」   (2019/4/3 17:34:20)

かま。「・・・」   (2019/4/3 17:34:48)

かま。ドサッ   (2019/4/3 17:34:58)

かま。ミルティア「!?」   (2019/4/3 17:35:13)

かま。「……おーお前、力強いのな。」   (2019/4/3 17:36:34)

かま。ちょっと驚かせて見るだけならいいかと思い、冷たい地面に押し倒してみた。   (2019/4/3 17:37:24)

かま。でも、俺の右手をつかんだそいつの左手は、見た目から想像できないほど強かった。   (2019/4/3 17:38:01)

かま。ミルティア「・・・少しは見てくれる立場になれた?」   (2019/4/3 17:39:06)

かま。でも、表情はまた普通の時の顔に戻っていた。   (2019/4/3 17:39:34)

かま。「…まあ…ちったぁな。   (2019/4/3 17:40:33)

かま。………でも痣できそうだから今日は減点。置いてくぞチビ助。」   (2019/4/3 17:41:53)

かま。少しだけ口元をにやっとさせ、俺はそいつに手を差し伸べた。   (2019/4/3 17:43:27)

かま。なんでにやっとしたのかは、自分でもよく分からなかったけど。   (2019/4/3 17:44:18)

かま。ミルティア「………?急に笑って…変なの「それお前がいうかよ」   (2019/4/3 17:45:04)

かま。そう言いながらそいつは俺の手を握った。   (2019/4/3 17:45:41)

かま。   (2019/4/3 17:45:45)

かま。案外ミルティアは強いやつだった。   (2019/4/3 17:46:41)

かま。あれからたまにシスターとかに隠れて力試ししたことが少しだけあった。   (2019/4/3 17:47:10)

かま。それでもう一つ分かった。ミルティアは結構話せば明るいやつだった。   (2019/4/3 17:48:50)

かま。まあその分イラつく女でもあるけど。友達ではないと思う。つーかあっちもそう思ってないだろ。   (2019/4/3 17:49:20)

かま。それで、半年に一度のお客さんが来る日がやってきた。   (2019/4/3 17:50:41)

かま。お客さんというのは、俺たちの様子を見にきてるおじさん達のこと   (2019/4/3 17:51:06)

かま。だから、年上の俺が4歳とかの子供の面倒を特にみなきゃいけなかった。   (2019/4/3 17:51:54)

かま。………でも、その時だけ、ミルティアはおかしかった。   (2019/4/3 17:52:41)

かま。客の方を見て、何か…   (2019/4/3 17:53:00)

かま。怖さを感じていた。   (2019/4/3 17:53:08)

かま。その訳は、すぐに分かった。   (2019/4/3 17:53:18)

かま。   (2019/4/3 17:53:20)

かま。「・・・俺が・・・・・買われた?」   (2019/4/3 17:53:42)

かま。シスター「都会の大富豪のお方が、お前のことを気に入ったそうだ。ちゃんと役目は果たすんだぞ。」   (2019/4/3 17:54:53)

かま。「・・・はい」   (2019/4/3 17:55:06)

かま。大富豪だからってなんだよ。元を辿ればただの人間じゃねえか。   (2019/4/3 17:55:23)

かま。そういう奴が俺は一番大嫌いだった。   (2019/4/3 17:55:35)

かま。____買われたくない。   (2019/4/3 17:55:56)

かま。そんなことを言うのは、俺たちは絶対に許されなかった。   (2019/4/3 17:56:08)

かま。俺は話を終え、部屋に戻ろうとする。   (2019/4/3 17:56:27)

かま。ミルティア「・・・」   (2019/4/3 17:56:56)

かま。「うわっ………なんで…………」   (2019/4/3 17:57:23)

かま。そのまま言葉を続けようとしたが、シスターの目線がこっちに向く前にやめた。   (2019/4/3 17:58:37)

かま。しかたなく、別の場所に一旦隠れることにした。   (2019/4/3 17:59:07)

かま。   (2019/4/3 18:01:38)

かま。「……いつもの威勢どうしたんだよ、馬鹿。」   (2019/4/3 18:02:22)

かま。俺は気まずくて、目を合わせられなかった。   (2019/4/3 18:05:03)

かま。「………お前あの会話全部聞いてたんだろ。」   (2019/4/3 18:06:29)

かま。自分の口から出た言葉に少し後悔した。   (2019/4/3 18:08:10)

かま。「………あー…なんていうk「そうよ。」   (2019/4/3 18:09:21)

かま。声を反応して俺は初めて目を合わせた。   (2019/4/3 18:09:48)

かま。…泣いていた。   (2019/4/3 18:10:53)

かま。ミルティア「あんたも私を置いてくの…………親からもお姉ちゃん達からも離されてきたのに。   (2019/4/3 18:14:00)

かま。私があの時声かけたの正解だって思ってた。ライバルだった分心を許せたの。なんでだか分かんないけどっ…」   (2019/4/3 18:16:19)

かま。「…………じゃあ   (2019/4/3 18:18:46)

かま。………俺の願い……聞いてくれねえか。」   (2019/4/3 18:19:14)

おしらせかま。さんが退室しました。  (2019/4/3 18:19:23)

おしらせかま。さんが入室しました♪  (2019/4/5 16:56:45)

かま。(一旦過去編じゃなくてCP編に戻すよ(((()   (2019/4/5 16:57:19)

かま。   (2019/4/5 16:57:22)

かま。【そんなこと言うから】   (2019/4/5 17:00:12)

かま。   (2019/4/5 17:00:15)

かま。「・・・あんた……」   (2019/4/5 17:01:16)

かま。蓮「………おー……ただいま。」   (2019/4/5 17:01:43)

かま。5年ぶり位に会うライバルはそういった。   (2019/4/5 17:02:31)

かま。   (2019/4/5 17:02:34)

かま。ガラッ   (2019/4/5 17:03:37)

かま。「ねえそろそろCD返してくんない?「おめーなんつーとこから来てんだ二階の窓だぞ」   (2019/4/5 17:04:18)

かま。私の運動神経知ってるだろ、といって私は奴の家に上がりこむ。   (2019/4/5 17:05:13)

かま。意外と綺麗な家である所がなんかイラついた。   (2019/4/5 17:05:23)

かま。蓮「………あー、これか?」   (2019/4/5 17:07:13)

かま。「・・・」   (2019/4/5 17:07:22)

かま。蓮「どうした受け取れ」   (2019/4/5 17:07:38)

かま。「…いやあんたが素直に渡すとか……「人のことなんだと思ってんだ」   (2019/4/5 17:08:10)

かま。絶対なんか仕組んでる……((   (2019/4/5 17:09:53)

かま。じーっとそいつを見る。   (2019/4/5 17:10:03)

かま。蓮「ったく…昔はいいお兄ちゃんしてやったんだけどねぃ弱虫の吉田沙保里「誰が吉田沙保里だ」   (2019/4/5 17:11:03)

かま。たしかに昔は蓮に少し頼ったりしてて…まあ泣き虫でもあったけど…   (2019/4/5 17:11:59)

かま。蓮はそのまま続ける。多分、だんだんSスイッチがオンになっていってる……このサド…   (2019/4/5 17:13:38)

かま。蓮「いやあながち間違いじゃねえだろーが。前に俺のこと背負い投げしたばっかだろ?」   (2019/4/5 17:15:52)

かま。そいつはこっちに笑ってみせる。というかにやーってしてきたっていう方が正しいかもしれない。   (2019/4/5 17:16:54)

かま。でも、私はそいつのその顔も好きだった。   (2019/4/5 17:17:03)

かま。でも、私は照れやすくてそれを隠すことができなかった。   (2019/4/5 17:17:29)

かま。…だから、なんとしてでも隠すために…   (2019/4/5 17:17:40)

かま。「・・・試してみる?」   (2019/4/5 17:17:47)

かま。私はいつも、武器をそいつに向けてケンカを売るのだった。   (2019/4/5 17:18:04)

かま。蓮「・・・やってみろや。」   (2019/4/5 17:18:27)

かま。また、そいつは笑った。   (2019/4/5 17:18:46)

かま。(一旦終わるよ!)   (2019/4/5 17:18:51)

おしらせかま。さんが退室しました。  (2019/4/5 17:18:55)

おしらせかま。さんが入室しました♪  (2019/4/5 20:27:37)

かま。   (2019/4/5 20:28:43)

かま。カキィンッ‼︎‼︎‼︎   (2019/4/5 20:28:55)

かま。「うげっ…」   (2019/4/5 20:29:01)

かま。蓮「今回俺の勝ちだな。」   (2019/4/5 20:29:20)

かま。蓮は絶対に顔は傷つけなかった。   (2019/4/5 20:30:19)

かま。昔にシスターに言われたことが、まだ胸に残っているらしい。   (2019/4/5 20:30:37)

かま。・・・そんなことはわかっていた。だけど   (2019/4/5 20:31:35)

かま。「…はっ…あんた本当私のこと好きね」   (2019/4/5 20:31:59)

かま。つい言ってしまった。   (2019/4/5 20:32:22)

かま。・・・まあそんなこといっても、また無表情で返すんでしょうけど………   (2019/4/5 20:32:48)

かま。……なんか私馬鹿なこと喋っちゃったな…   (2019/4/5 20:33:04)

かま。「…あの「好きだぜ」   (2019/4/5 20:33:12)

かま。・・・   (2019/4/5 20:33:20)

かま。「………は?」   (2019/4/5 20:33:24)

かま。蓮「・・・」   (2019/4/5 20:33:45)

かま。「…うわっ」   (2019/4/5 20:34:57)

かま。な、なに目隠してきてんのこい……   (2019/4/5 20:35:19)

かま。つ……   (2019/4/5 20:35:40)

かま。   (2019/4/5 20:35:51)

かま。蓮「……こういうこと。」   (2019/4/5 20:36:31)

かま。「・・・」   (2019/4/5 20:36:52)

かま。「……う………   (2019/4/5 20:37:11)

かま。おぁああぁあああああ!!!!」「ぐえっ!?」   (2019/4/5 20:37:36)

かま。「そ、そこで永遠にじっとしてろこのやろー!!!」   (2019/4/5 20:38:11)

かま。ダダッ___   (2019/4/5 20:38:35)

かま。何あれ何あれ………   (2019/4/5 20:39:19)

かま。冗談で言ったつもりだったのに……   (2019/4/5 20:39:42)

かま。   (2019/4/5 20:40:24)

かま。蓮「・・・・ってーな…………   (2019/4/5 20:40:38)

かま。………   (2019/4/5 20:40:42)

かま。っ〜……あー…まじか…………」   (2019/4/5 20:41:51)

かま。-終-   (2019/4/5 20:41:56)

おしらせかま。さんが退室しました。  (2019/4/5 20:42:00)

おしらせかま。さんが入室しました♪  (2019/4/6 15:57:24)

かま。過去編の続き書くよ^^   (2019/4/6 15:57:58)

かま。   (2019/4/6 15:58:01)

かま。キィ………   (2019/4/6 15:58:16)

かま。「「・・・」」   (2019/4/6 15:58:25)

かま。孤児院の大きな扉を静かに開ける。   (2019/4/6 15:58:34)

かま。もうみんな寝ていて、シスターの見回りも終わったので、周りは真っ暗だった。   (2019/4/6 15:59:02)

かま。「………ちゃんと手掴んでろよ。」   (2019/4/6 15:59:22)

かま。そういうと、ミルは首を一回縦に小さく振った。   (2019/4/6 16:00:11)

かま。バタン___   (2019/4/6 16:00:31)

かま。少し大きく音がなってしまった。   (2019/4/6 16:00:44)

かま。誰か気づいてしまうと察知した俺は、ミルの手を更に強く握って走り出した。   (2019/4/6 16:01:20)

かま。足の速さには、ミルも俺も自信があった。   (2019/4/6 16:01:29)

かま。だから、すぐに森奥にたどり着いた。   (2019/4/6 16:01:44)

かま。空を見上げると、空の満天の星が、俺たちを慰めているようにも見えた。   (2019/4/6 16:02:11)

かま。ミルティア「………ねえ。」   (2019/4/6 16:03:02)

かま。「もし、バレちゃったら……私達、また離れるのかな。」   (2019/4/6 16:03:17)

かま。確かに、バレるのは時間の問題だった。   (2019/4/6 16:04:04)

かま。孤児院に来た子供達は、元々は様々な街から違法集団達が拐ってきて連れてこられた。   (2019/4/6 16:05:26)

かま。「金」のため。特に俺は中国の血が混じっていたから、高値で売られた。   (2019/4/6 16:06:29)

かま。それはずいぶん後から知ったことだった。金がいなくなったら困ることだろう。   (2019/4/6 16:07:05)

かま。「・・・永遠に、一緒に話せなくなるっていうことはねえよ。   (2019/4/6 16:07:45)

かま。せっかく捕まえた面白いやつ、永遠に離してたまるかよ。」   (2019/4/6 16:08:19)

かま。少し笑ってみせた。   (2019/4/6 16:08:43)

かま。絶対に、捕まったとしても。   (2019/4/6 16:08:51)

かま。また俺はこいつに会いに行く。ミルも…もう、絶対に孤児院には返したりしない。   (2019/4/6 16:09:24)

かま。こいつだけでも、幸せなところへ逃げさせる。   (2019/4/6 16:09:33)

かま。ミルティア「……絶対だからね。『蓮』。」   (2019/4/6 16:10:30)

かま。「・・・おう。」   (2019/4/6 16:10:48)

かま。   (2019/4/6 16:10:53)

かま。………あれから、四年の月日が経った。   (2019/4/6 16:11:40)

かま。俺は、あの後…結局捕まってしまった。   (2019/4/6 16:11:50)

かま。でも、あいつはどこかへ逃げれたらしい。   (2019/4/6 16:12:01)

かま。捕まってしまった俺は、カジノで雑用係をずっとやらされた。   (2019/4/6 16:12:20)

かま。金を賭ける奴らを散々みせられてきた。馬鹿みたいに豪華な服を着た奴らをみせられてきた。   (2019/4/6 16:12:57)

かま。……それも   (2019/4/6 16:13:25)

かま。キィ______   (2019/4/6 16:13:41)

かま。「……終わりだ。」   (2019/4/6 16:13:51)

かま。たくさんの客達に隠れ、俺は宝石で飾られた金色の世界の扉から抜け出した。   (2019/4/6 16:14:23)

かま。ネクタイで縛られたこの体も今日でおしまいだ。   (2019/4/6 16:14:47)

かま。俺は走った。どんくらい走ったか、もう覚えていない。   (2019/4/6 16:15:34)

かま。足が痛くなる中、俺は走り続け……   (2019/4/6 16:16:21)

かま。昔、本で見たことがあるような…街を見つけた。   (2019/4/6 16:16:44)

かま。沢山家が並ぶ中、俺は光がついた店を見つけた。   (2019/4/6 16:17:03)

かま。息が切れている中、俺はゆっくりそこへ近寄った。   (2019/4/6 16:17:53)

かま。………そこには   (2019/4/6 16:18:05)

かま。白い髪を二つにゆった、その女がいた。   (2019/4/6 16:18:32)

かま。その女は、俺の方を向いて動きが止まった。   (2019/4/6 16:18:54)

かま。ゆっくり口を開き始める。   (2019/4/6 16:19:01)

かま。「・・・あんた………」   (2019/4/6 16:19:20)

かま。傷だらけの顔で、俺は微笑んだ。   (2019/4/6 16:19:53)

かま。「……ただいま。『ミル』。」   (2019/4/6 16:20:07)

かま。-end-   (2019/4/6 16:20:12)

おしらせかま。さんが退室しました。  (2019/4/6 16:20:14)

おしらせカフス。さんが入室しました♪  (2019/4/8 07:07:26)

カフス。やあやあなんか変に間違っちゃってたんだな!!!(((お前反省しろや   (2019/4/8 07:07:44)

カフス。いや本当…うん………申し訳ないです…((   (2019/4/8 07:07:59)

カフス。朝ボケなんです…(言い訳でしかないぞ)   (2019/4/8 07:08:10)

カフス。   (2019/4/8 07:08:12)

カフス。じゃあもう一回書かんといけんなこれ(いらん)   (2019/4/8 07:08:28)

カフス。   (2019/4/8 07:08:29)

カフス。【愛してるゲーム】   (2019/4/8 07:08:42)

カフス。   (2019/4/8 07:08:44)

カフス。「・・・いや   (2019/4/8 07:08:50)

カフス。なんで愛してるゲーム・・・」   (2019/4/8 07:08:59)

カフス。なんでうちなん!?こういうの姉さんでも良かったじゃん!!!!((   (2019/4/8 07:09:13)

カフス。そもそもこういうのうち向いてないと思うんやけど……   (2019/4/8 07:09:34)

カフス。・・・というか   (2019/4/8 07:09:43)

カフス。ハロルド「・・・」   (2019/4/8 07:09:56)

カフス。ハロルド君とだったらうち死ぬんだけど…恥ずかしさで!!((   (2019/4/8 07:10:25)

カフス。なんなんこれ本当……   (2019/4/8 07:10:35)

カフス。ハロルド「・・・おい」   (2019/4/8 07:10:50)

カフス。「えっ?あ、はい!!」   (2019/4/8 07:10:59)

カフス。やばっめっちゃ変な声出た…最悪すぎる……   (2019/4/8 07:11:12)

カフス。ハロルド「早くやるぞ。お前からでいいわ。」   (2019/4/8 07:11:47)

カフス。「え''っ…あ、うん…私からね……」   (2019/4/8 07:12:10)

カフス。それで私からってそんな最悪なことあるか!!!   (2019/4/8 07:12:20)

カフス。……でもこれ始めないと終わらなそうやし…   (2019/4/8 07:12:41)

カフス。「・・・じゃあ、えーっと………   (2019/4/8 07:12:50)

カフス。あ、愛してる…?」   (2019/4/8 07:12:55)

カフス。「!?」「もう一回」   (2019/4/8 07:13:08)

カフス。「…愛してる!」「もう一回」「愛してる!!」「もう一回」「あーいーしーてーるー!」「気持ち込めろ」「!?!?」   (2019/4/8 07:13:42)

カフス。気持ち!?…え!?((   (2019/4/8 07:13:58)

カフス。「…………あ、愛してる……」   (2019/4/8 07:14:25)

カフス。ハロルド「…もう一回」「もう無理です……!!」   (2019/4/8 07:14:52)

カフス。というか今ちょっと笑わなかった…?((   (2019/4/8 07:15:07)

カフス。ハロルド「じゃあお前の負けだな。」「あっ」   (2019/4/8 07:15:34)

カフス。うわそうだ…これ照れたら負けなんだっけ…   (2019/4/8 07:15:57)

カフス。…えっと、じゃあ次はハロルド君からなんかな   (2019/4/8 07:16:13)

カフス。「…えと、どうぞ…?」   (2019/4/8 07:16:23)

カフス。ハロルド「…………愛してる」   (2019/4/8 07:16:53)

カフス。「・・・」   (2019/4/8 07:17:13)

カフス。…うわこれ言われる側も照れるじゃん   (2019/4/8 07:17:21)

カフス。「……もう一回」   (2019/4/8 07:17:30)

カフス。ハロルド「愛してる」「!!」   (2019/4/8 07:18:14)

カフス。なんでそんな動じないの……逆にすごい……((   (2019/4/8 07:18:36)

カフス。というかうちもう無理…   (2019/4/8 07:18:45)

カフス。「…あ、あのっ私負けでいいからこのへんd『ガシッ(肩掴む音)』……はい?」   (2019/4/8 07:19:24)

カフス。えっなに!?片腕掴まれたんやけど!?   (2019/4/8 07:19:42)

カフス。(あっ肩だ)   (2019/4/8 07:19:57)

カフス。「えっちょっハロルドk「愛してる」……えっ…はい?」   (2019/4/8 07:20:32)

カフス。ハロルド「愛してる」えっ言ってなっ…ちょっと待っ「愛してる」えっあの「愛してる」うちもう照れてるからっ」   (2019/4/8 07:21:43)

カフス。ハロルド「………俺の勝ち。」「え!?」   (2019/4/8 07:22:03)

カフス。こんなん無理や…というかもう一回って言ってない………!!((   (2019/4/8 07:22:37)

カフス。というか笑ってる………絶対照れてないよこれ……   (2019/4/8 07:23:44)

カフス。ハロルド「おい、行くぞ。」パルディ「え!?あっ…う、うん!」   (2019/4/8 07:24:16)

カフス。……次は他の人が当たりますように…   (2019/4/8 07:24:40)

カフス。-終わり-   (2019/4/8 07:24:45)

カフス。   (2019/4/8 07:24:49)

カフス。ハロパルが尊すぎて書いたものです(((お前   (2019/4/8 07:25:08)

カフス。まずいいや…というか本当申し訳ないわもう…((   (2019/4/8 07:25:25)

おしらせカフス。さんが退室しました。  (2019/4/8 07:25:28)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/12 19:18:24)

お袖。ちゃんとここだよな!?   (2019/4/12 19:18:36)

お袖。ここでいいんだよなぁ!?!?((うるせえ   (2019/4/12 19:18:43)

お袖。…よし、いいぞ、やるぞ……   (2019/4/12 19:18:50)

お袖。まあセリフだけなんですけどね…^^   (2019/4/12 19:18:59)

お袖。   (2019/4/12 19:19:01)

お袖。【うちよそ&うちうちCP妄想集1】   (2019/4/12 19:19:44)

お袖。   (2019/4/12 19:19:46)

お袖。1.蓮ミル   (2019/4/12 19:19:50)

お袖。【温もりは永遠に】   (2019/4/12 19:20:46)

お袖。蓮「・・・なあ」   (2019/4/12 19:21:36)

お袖。ミル「どうしたの?」   (2019/4/12 19:21:52)

お袖。蓮「・・お前さ   (2019/4/12 19:22:14)

お袖。何本かの指に神経通ってないだろ。」   (2019/4/12 19:22:26)

お袖。ミル「・・・」   (2019/4/12 19:23:05)

お袖。ミル「やっぱりわかった?」   (2019/4/12 19:23:20)

お袖。蓮「…ガキの頃から、戦っててなんか違和感はあったからな。」   (2019/4/12 19:24:38)

お袖。ミル「そう………まあ、種族の影響だろうね。   (2019/4/12 19:25:50)

お袖。私のお姉ちゃんもそうだったから。左手の中指と右手の小指はもう完全に神経ないわね。」   (2019/4/12 19:27:38)

お袖。蓮「・・・」   (2019/4/12 19:28:31)

お袖。ミル「……でもさあ」   (2019/4/12 19:30:11)

お袖。ギュッ(手を握る)   (2019/4/12 19:30:19)

お袖。蓮「!」   (2019/4/12 19:30:42)

お袖。ミル「あんたと手握ると……なんか、暖かさ感じるの。   (2019/4/12 19:31:14)

お袖。もうこの指が何か感じるだなんておかしいよね……やっぱ、あんたが私のこと良く知ってるからかな。……なんてね。」   (2019/4/12 19:33:04)

お袖。蓮「……そうかい……そうかもしんねえな。」   (2019/4/12 19:33:30)

お袖。蓮「………なぁ」ミル「?」   (2019/4/12 19:34:05)

お袖。蓮「……お前のこと殺すのは俺だ。それまで…絶対死ぬんじゃねーぞ。」   (2019/4/12 19:34:59)

お袖。ミル「!………   (2019/4/12 19:36:06)

お袖。………当たり前。ばーか。」   (2019/4/12 19:36:24)

お袖。   (2019/4/12 19:36:28)

お袖。2.ハクディア(学パロ)   (2019/4/12 19:37:41)

お袖。   (2019/4/12 19:37:44)

お袖。【その瞳、その声、その笑顔。】   (2019/4/12 19:38:32)

お袖。   (2019/4/12 19:38:34)

お袖。「!」   (2019/4/12 19:39:33)

お袖。ハク「……!」   (2019/4/12 19:39:47)

お袖。それが、私達の出会いだった。   (2019/4/12 19:40:26)

お袖。   (2019/4/12 19:40:29)

お袖。(一旦落ち   (2019/4/12 19:40:42)

おしらせお袖。さんが退室しました。  (2019/4/12 19:40:45)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/15 19:46:02)

お袖。   (2019/4/15 19:46:10)

お袖。「え、えっと…」   (2019/4/15 19:46:37)

お袖。「・・・」   (2019/4/15 19:46:49)

お袖。今日は、授業が午前だけだった。   (2019/4/15 19:47:33)

お袖。他の人は、友達と笑い合いながら帰ったりしているだろう。   (2019/4/15 19:48:02)

お袖。でも、私はそんな友達を作る勇気がなかった。   (2019/4/15 19:48:27)

お袖。まだ幼い外国に住んでいた頃、親が放火により亡くなり、『神童』と呼ばれていた私だけ取り残された。   (2019/4/15 19:50:19)

お袖。その後に女学院で育ったが、そこでも火災が起きた。   (2019/4/15 19:50:50)

お袖。だから、私はここにやってきた……友達を作るのが怖い理由は、それだった。また私が傷つけてしまうかもしれないから。   (2019/4/15 19:51:39)

お袖。そして、真夏の放課後に、私は屋上で1人水を飲んでいたのだ。   (2019/4/15 19:52:30)

お袖。……でも、いきなり人が来るだなんて……   (2019/4/15 19:53:15)

お袖。「……ごっご、ごめんなさいっ私そろそろ帰るわ…」   (2019/4/15 19:53:32)

お袖。ハク「え!?あ……あ、あのっ君、ディーアンシーちゃんだよねっ」   (2019/4/15 19:54:51)

お袖。「…え?」   (2019/4/15 19:55:24)

お袖。なっなんで私の名前知ってるの……?   (2019/4/15 19:55:33)

お袖。私は驚きで目をパチクリさせていた。   (2019/4/15 19:55:58)

お袖。ハク「あっそっか……あの時君倒れてたから覚えてないのかも……」   (2019/4/15 19:56:32)

お袖。ハク「あ、あのね…前の体育の授業で君頭ぶつけて倒れちゃったでしょ?その時に僕が運んだんだ…」   (2019/4/15 19:58:30)

お袖。「…え!?」   (2019/4/15 19:58:48)

お袖。すごい驚いた。   (2019/4/15 19:58:57)

お袖。だって、私はずっといつかお礼を言おうと思っていたから。   (2019/4/15 19:59:26)

お袖。でも、人を避けていた私は、移動教室がない限り外から出ることがなかったから、人を探して声をかけることなんてできなかったのだ。   (2019/4/15 20:01:31)

お袖。私は焦った。   (2019/4/15 20:01:55)

お袖。「そ、そうだったのね…ごめんなさい、ずっとお礼を言おうと思ってたのだけど…誰が運んできてくれたのかあまり把握できていなかったものだから…」   (2019/4/15 20:02:53)

お袖。ハク「あ、ううん、僕ハクっていうんだ!また会えて良かった………あっ   (2019/4/15 20:06:00)

お袖。い、今のはそういう意味じゃなくてね!?え、えっと…」   (2019/4/15 20:06:13)

お袖。焦っている彼を、私は見ていた。   (2019/4/15 20:06:47)

お袖。・・・   (2019/4/15 20:06:52)

お袖。「………ふふっ」   (2019/4/15 20:07:00)

お袖。自分でも、笑った後にびっくりした。   (2019/4/15 20:07:56)

お袖。自分が心から笑ったのは、本当に久しぶりだったから。   (2019/4/15 20:08:58)

お袖。「ごめんなさい、なんだかあなたを見てたら元気が出てきて……本当にありがとう、えっと…ハク君でいいのかしら……」   (2019/4/15 20:11:02)

お袖。ハク「!…うん!ディーアンシーちゃん………あっ…ディーアちゃんって、呼んでもいいかな」   (2019/4/15 20:13:15)

お袖。「ええ、もちろんよ……あの…また会ってもいいかしら…」   (2019/4/15 20:13:55)

お袖。自分の口から自然と出てきた言葉だった。   (2019/4/15 20:15:10)

お袖。こんなに一緒に話してて楽しい人は初めてだったから。   (2019/4/15 20:15:42)

お袖。ハク君は、目をキラキラさせ、頷いた。   (2019/4/15 20:16:14)

お袖。ハク「うん!僕もディーアちゃんとお話ししたいな……あっ今から一緒に帰らない?」   (2019/4/15 20:16:51)

お袖。「!…うん、行きましょ!」   (2019/4/15 20:17:40)

お袖。人と一緒に帰るのは初めてだった。   (2019/4/15 20:17:57)

お袖。しかも、こんなに笑いあって。   (2019/4/15 20:18:25)

お袖。私とハク君は、屋上の階段を降り始めた。   (2019/4/15 20:18:40)

お袖。   (2019/4/15 20:18:42)

お袖。……そんな私達が、何年か後に夫婦になるのは……少し先のお話。   (2019/4/15 20:19:12)

お袖。-end-   (2019/4/15 20:19:16)

おしらせお袖。さんが退室しました。  (2019/4/15 20:19:20)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/18 19:57:48)

お袖。なんか鈴雀さんの見てたらやりたくなった…((闇は大分引いてきてます   (2019/4/18 19:58:28)

お袖。   (2019/4/18 19:58:35)

お袖。-反応シリーズ-   (2019/4/18 19:59:20)

お袖。1.得意料理はなんですか   (2019/4/18 19:59:42)

お袖。イチ「和食なら基本的になんでも…親が教えてくれたしな。」   (2019/4/18 20:00:59)

お袖。まっま代表。北斗晶かな。((   (2019/4/18 20:01:41)

お袖。まつり「…私は別に……ねえねに教えてもらっただけだし。」   (2019/4/18 20:02:23)

お袖。と言って作れるくせにお前…   (2019/4/18 20:02:33)

お袖。リーペ「まつりの手料理が一番だもん!お弁当に入れる程度のなら作れるよ?」   (2019/4/18 20:04:12)

お袖。この後彼女にツンされた。(デレを見せること滅多にない彼女)   (2019/4/18 20:04:47)

お袖。ディーアンシー「シチューも得意だけれど……今は和食も作れるようになったのよ!」   (2019/4/18 20:05:51)

お袖。純粋代表No.1   (2019/4/18 20:06:09)

お袖。レパーニャ「炒飯とかだぜ!パラフィン、バラウアと私が作った炒飯大好きなんだぜ!可愛いだろ〜!」   (2019/4/18 20:07:56)

お袖。満面の笑み。純粋代表No.2。((   (2019/4/18 20:08:15)

お袖。パルディ「……オムライスとか…………ハロルド君にいつか食べてもらいたいなって…思うから…」   (2019/4/18 20:09:14)

お袖。ハロルド君食べてあげてね^^^^^^(((おい   (2019/4/18 20:09:44)

お袖。ゆづる「うーん、そうですねぇ……魚料理なら自信がありますね……姉が大好きだったものですから。」   (2019/4/18 20:11:38)

お袖。4歳くらいからずっと姉の世話行ってきてたからね(白目   (2019/4/18 20:12:02)

お袖。蓮「………いや、つってもおにぎりとかだけだわ。ガキンチョ達が勝手に寄ってくるだけだっつの。」   (2019/4/18 20:13:22)

お袖。孤児院で過ごしてきてたからね(最年長)   (2019/4/18 20:13:43)

お袖。ミル「パンダと大体一緒ですし……唯一言えるとしたらクッキーくらいです。」   (2019/4/18 20:14:46)

お袖。お姉ちゃんによく作ってもらってたらしいよ。(((   (2019/4/18 20:14:56)

お袖。一旦終わります   (2019/4/18 20:15:00)

おしらせお袖。さんが退室しました。  (2019/4/18 20:15:11)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/19 20:03:50)

お袖。(病みが治ったと思ったらまた女子関係で病みそう)   (2019/4/19 20:04:11)

お袖。   (2019/4/19 20:04:13)

お袖。【強さと怪我と】   (2019/4/19 20:06:29)

お袖。   (2019/4/19 20:06:31)

お袖。1.陶器族の一生   (2019/4/19 20:07:25)

お袖。   (2019/4/19 20:07:28)

お袖。スダリカ・グレン・メアリーという街で私は産まれた。   (2019/4/19 20:08:54)

お袖。港があり、夕焼けがよく見える綺麗な街だった。   (2019/4/19 20:09:54)

お袖。いつも自分の屋敷の庭にあるコスモスが心地よく揺れていた。   (2019/4/19 20:11:59)

お袖。でも、父は夢見がちな牧師だった。   (2019/4/19 20:13:23)

お袖。確かに、父の説教はとても良いものだと言われていた。   (2019/4/19 20:14:56)

お袖。しかし、私は彼のことを嫌っていたのだ。   (2019/4/19 20:15:18)

お袖。でも、姉はいつも「お父さんのことを悪く言ってはだめだよ」と言っていた。姉のことは大好きだったから、しょうがなく従ってはいた。   (2019/4/19 20:16:45)

お袖。   (2019/4/19 20:16:48)

お袖。そんなある日のことだった。   (2019/4/19 20:17:17)

お袖。その日は空がとても澄んでいて、家の周りの新緑の芝生に三色スミレが咲き誇っていた。   (2019/4/19 20:17:54)

お袖。その日は姉が日曜学校に行っていたので、私が洗濯ものを取り込んでいた。相変わらず父は、書斎に篭ったまんまだった。   (2019/4/19 20:19:00)

お袖。でも、帰りに姉が「特別にかぼちゃの砂糖漬けを瓶一つ分買ってきてあげる」の約束してくれた。   (2019/4/19 20:20:03)

お袖。私は、甘いものが大好きだった。   (2019/4/19 20:20:18)

お袖。(の約束じゃなくて「と」約束です(()   (2019/4/19 20:20:47)

お袖。私は洗濯物を早く取り込んでしまって、お気に入りの割れていない花柄の皿を洗おうと思い、洗濯物をせっせと籠の中に入れ庭から出て行った。   (2019/4/19 20:22:34)

お袖。でも、廊下を歩いてる時にふと思ってしまった。   (2019/4/19 20:24:16)

お袖。姉がせっかく買ってきてくれた砂糖漬けを父にあげないのは不公平ではないだろうか、と。   (2019/4/19 20:24:59)

お袖。姉は父が大好きだ。だから、私達が父に愛情を注がなければいけない。   (2019/4/19 20:26:01)

お袖。口を少しきゅっと閉じて、私は書斎のドアを開けようとした。   (2019/4/19 20:26:43)

お袖。「・・・?」   (2019/4/19 20:27:05)

お袖。何か、変な匂いがした。   (2019/4/19 20:27:28)

お袖。父の代わりに時々来てくれる家政婦の叔母さんが作るディットー(羊肉を丸ごと鍋に入れて煮たもの)でもない。   (2019/4/19 20:28:35)

お袖。それとも、この屋敷も少しずつ古びてきてしまっているし、カビの匂いだろうか?   (2019/4/19 20:29:14)

お袖。………なら、父はどうしているのだろう。   (2019/4/19 20:29:34)

お袖。私はドアを開ける。   (2019/4/19 20:29:39)

お袖。ガチャ_____   (2019/4/19 20:29:43)

お袖。「・・・・父様?寝ているのですか?」   (2019/4/19 20:30:12)

お袖。父は書斎の机に頭を突っ伏していた。   (2019/4/19 20:30:30)

お袖。きっと本を読んでいて眠くなってきてしまったのだろう。   (2019/4/19 20:30:50)

お袖。でも、私は放っておきはしなかった。   (2019/4/19 20:31:05)

お袖。「…父様、姉様が砂糖漬けを買ってきてくれるっていうんです…しかもかぼちゃのなんです。   (2019/4/19 20:31:46)

お袖。父様、確かかぼちゃの佐藤漬け、好きでしたわよね。今皿を洗ってきます………」   (2019/4/19 20:32:23)

お袖。父「・・・」   (2019/4/19 20:32:32)

お袖。「………父様?」   (2019/4/19 20:32:43)

お袖。いつもなら、「嗚呼」と位言ってくださるのに。   (2019/4/19 20:33:08)

お袖。もしかして、教会への客について何かあったのだろうか。   (2019/4/19 20:33:33)

お袖。「・・・父様、大丈夫で………」   (2019/4/19 20:34:00)

お袖。父「・・・」   (2019/4/19 20:34:10)

お袖。「………!?」   (2019/4/19 20:34:20)

お袖。父様の口から、泡のようなものがゴポゴポ出ていた。   (2019/4/19 20:35:10)

お袖。目は、開いていた。   (2019/4/19 20:35:19)

お袖。………そして、さっきの異臭が、父からしていた。   (2019/4/19 20:35:34)

おしらせお袖。さんが退室しました。  (2019/4/19 20:35:39)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/19 21:06:17)

お袖。2.チャリティ・レッド・ローズ   (2019/4/19 21:06:56)

お袖。   (2019/4/19 21:07:04)

お袖。あれから、少し月日が経った。   (2019/4/19 21:07:27)

お袖。あの後、すぐに帰ってきた姉は、父の姿を見て呆然としていた。   (2019/4/19 21:08:42)

お袖。そして、ただ、どこかに電話をしてから私の腕を引っ張って町の外へ連れて行った。   (2019/4/19 21:09:03)

お袖。途中、荷物運び用の馬車の中の藁に飛び込んだ。   (2019/4/19 21:11:02)

お袖。どこに行くの、というと姉は「遠苦」とだけ口にした。   (2019/4/19 21:11:40)

お袖。(遠くです)((   (2019/4/19 21:11:46)

お袖。正直、姉が父を捨てていくのは信じられなかった。   (2019/4/19 21:12:01)

お袖。でも、その後々わかっていった。   (2019/4/19 21:12:12)

お袖。姉は、きっと、私に父の姿を思い出させたくなかったのだろう。   (2019/4/19 21:12:28)

お袖。(一旦終わります   (2019/4/19 21:12:35)

おしらせお袖。さんが退室しました。  (2019/4/19 21:12:39)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/20 21:59:43)

お袖。姉は、昔に、母が病死する姿を間近で見ていたから…余計そうしたんだろう。   (2019/4/20 22:00:35)

お袖。姉は泣きながら母が息を引き取るまで母の腕の中にいたらしい。   (2019/4/20 22:01:33)

お袖。そして、「妹を、お願いね。」というのが最期の言葉だったそうだ。   (2019/4/20 22:02:03)

お袖。そう考えていると、いきなり馬車が停止した。   (2019/4/20 22:03:04)

お袖。地面がデコボコなことにより少し馬車が傾きちらっと見えた外は、灰色に染まっていた。   (2019/4/20 22:04:10)

お袖。私は姉の方を見た。   (2019/4/20 22:06:05)

お袖。姉はすごく焦った表情をしていた。   (2019/4/20 22:06:19)

お袖。「………お姉ちゃん、どうしたの?」私はそう小声で聞く。   (2019/4/20 22:06:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、お袖。さんが自動退室しました。  (2019/4/20 22:32:10)

おしらせお袖。さんが入室しました♪  (2019/4/22 18:52:07)

お袖。姉「………ミルティア、この馬車から降りるわよ」   (2019/4/22 18:52:38)

お袖。「え?でっでも…」姉「馬車が止まったってことは誰かが荷物を下ろすのよ。私たちがいるってことがバレるわ」   (2019/4/22 18:53:26)

お袖。ガサッ____   (2019/4/22 18:53:58)

お袖。姉「!!」   (2019/4/22 18:54:04)

お袖。姉はすぐに私のことを抱きしめた。   (2019/4/22 18:54:21)

お袖。私は訳も分からぬまま音がした方を見た。   (2019/4/22 18:54:37)

お袖。⁇⁇?「…………あら?」   (2019/4/22 18:55:26)

お袖。綺麗な女の人だった。   (2019/4/22 18:55:53)

お袖。髪は綺麗な空色で、薔薇色の頬に優しく愛のこもった「蜜色」の目をしていた。   (2019/4/22 18:57:07)

お袖。まるで、''海の女神''のような…そんな人。   (2019/4/22 18:57:40)

お袖。⁇⁇?「まあ、貴方達びしょ濡れじゃない…遊んでいる時にうっかり乗り込んじゃったの?」   (2019/4/22 18:58:54)

お袖。姉「!……………ミルティアに近寄らないで」   (2019/4/22 18:59:39)

お袖。姉は更に私のことを強く抱きしめた。   (2019/4/22 18:59:56)

お袖。私はただ口をポカーンと開けていた。   (2019/4/22 19:00:05)

お袖。⁇⁇?「あ、嫌だったかしら……でもそのままじゃ風邪を引いてしまうわ。こっちへいらっしゃい。」   (2019/4/22 19:01:23)

お袖。「・・・お姉ちゃん、行こうよ。」   (2019/4/22 19:01:51)

お袖。姉「…………っ」   (2019/4/22 19:02:12)

お袖。私はその女の人の態度に安心して、姉に言った。   (2019/4/22 19:02:37)

お袖。すると姉は女の人を警戒しながらゆっくり馬車から降りた。   (2019/4/22 19:03:08)

お袖。女の人は優しく微笑み、不思議な花がたくさん置いてある店の中へ私たちを連れていった。   (2019/4/22 19:03:41)

お袖。⁇⁇?「気をつけてね。特にカビリアチュリティっていう猛獣植物なんかは、たまに歯を向いてきてしまうから。」   (2019/4/22 19:06:17)

お袖。私はそれを聞いて、姉の袖をつかんだ。   (2019/4/22 19:06:48)

お袖。姉はそれに気づいて、(大丈夫よ)と教えるような眼差しを送ってきた。   (2019/4/22 19:07:16)

お袖。私と姉はずっとほぼ二人でコミュニケーションを取ってきたから、目だけでお互いの意思を伝えることも大体はできた。   (2019/4/22 19:08:04)

お袖。そして、辿り着いた部屋には大きな暖炉が置かれていた。   (2019/4/22 19:08:54)

お袖。こげ茶の木の椅子の下には楕円形の花柄のカーペットが敷かれていた。恐らく自分で編んだのだろう。   (2019/4/22 19:10:07)

お袖。女の人は持っていたタオルで髪を拭いてくれた。   (2019/4/22 19:10:31)

お袖。(一旦切るよ   (2019/4/22 19:10:48)

おしらせお袖。さんが退室しました。  (2019/4/22 19:10:51)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/4/27 12:33:29)

おに。⁇⁇?「あなた達、どこの家の子?…あ、もしかして牧師さんの家の子じゃない?」   (2019/4/27 12:34:34)

おに。姉「私たちのお父様は死んだわ。」   (2019/4/27 12:35:21)

おに。姉は冷たい顔で答える。   (2019/4/27 12:35:47)

おに。⁇⁇?「あら、そうなの…?…いえ、たしかにこの時代ですもの。それが理由で逃げてきたとしたら全くおかしくないことよ。」   (2019/4/27 12:37:16)

おに。そういうと、女の人は私たちを見た。   (2019/4/27 12:37:48)

おに。⁇⁇?「私、チャリティっていうの。貴方達を今晩なら泊めても良いと思ってるんだけど…どうかしら」   (2019/4/27 12:39:06)

おに。【2.終わり】   (2019/4/27 12:39:38)

おに。   (2019/4/27 12:39:42)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/4/27 12:59:40)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/4/28 15:35:40)

おに。【あんたには絶対負けない】   (2019/4/28 15:36:38)

おに。   (2019/4/28 15:36:40)

おに。元は、この学校に姉三人と一緒に転校してきた。   (2019/4/28 15:37:08)

おに。でも、事情があって、私は寮に住むことになった。   (2019/4/28 15:37:43)

おしらせsexyさんが入室しました♪  (2019/4/28 15:39:12)

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おしらせsexyさんが退室しました。  (2019/4/28 15:39:21)

おに。またかよもう   (2019/4/28 15:39:28)

おに。えーどうしようまた前みたいに空白やったら飛ばされるし   (2019/4/28 15:39:40)

おに。あ、しりとりしながら飛ばすか((   (2019/4/28 15:40:04)

おに。しりとり   (2019/4/28 15:40:10)

おに。りんご   (2019/4/28 15:40:13)

おに。ごりら   (2019/4/28 15:40:20)

おに。らっぱ   (2019/4/28 15:40:24)

おに。パリ   (2019/4/28 15:40:29)

おに。りんご   (2019/4/28 15:40:33)

おに。ごりら   (2019/4/28 15:40:48)

おに。らっぱ   (2019/4/28 15:40:54)

おに。パリピ   (2019/4/28 15:40:59)

おに。ピーナッツ   (2019/4/28 15:41:03)

おに。ツリー   (2019/4/28 15:41:08)

おに。いちご   (2019/4/28 15:41:10)

おに。ゴール   (2019/4/28 15:41:13)

おに。ルール   (2019/4/28 15:41:18)

おに。ループ   (2019/4/28 15:41:27)

おに。プール   (2019/4/28 15:41:34)

おに。ルーレット   (2019/4/28 15:41:40)

おに。トップ   (2019/4/28 15:41:44)

おに。ぷっちょ   (2019/4/28 15:41:50)

おに。チョップ   (2019/4/28 15:41:52)

おに。プリンアラモード   (2019/4/28 15:41:57)

おに。ドール   (2019/4/28 15:42:02)

おに。ルート   (2019/4/28 15:42:12)

おに。とき   (2019/4/28 15:42:39)

おに。切符   (2019/4/28 15:42:42)

おに。プールサイド   (2019/4/28 15:42:46)

おに。  (2019/4/28 15:42:53)

おに。ロープ   (2019/4/28 15:42:55)

おに。プログラム   (2019/4/28 15:43:07)

おに。…むらま((   (2019/4/28 15:43:22)

おに。まつり   (2019/4/28 15:43:24)

おに。リール   (2019/4/28 15:43:30)

おに。(なにこれ「プ」と「ル」しか出てこない)   (2019/4/28 15:43:45)

おに。まあそろそろいいやろ   (2019/4/28 15:43:51)

おに。じゃあ再開するか   (2019/4/28 15:43:55)

おに。   (2019/4/28 15:44:03)

おに。【あんたには絶対負けない】   (2019/4/28 15:44:51)

おに。元々、私は姉三人とこの地域に転校して来た。   (2019/4/28 15:45:16)

おに。でも、事情があって、姉三人と私は離れ離れになってしまった。   (2019/4/28 15:45:35)

おに。だから、今私は学校の寮を借りて住んでいる。   (2019/4/28 15:45:49)

おに。高校一年、A組。部活には入っていなかった。   (2019/4/28 15:46:14)

おに。それには理由があった。   (2019/4/28 15:46:56)

おに。ガラ…   (2019/4/28 15:47:28)

おに。「・・・」   (2019/4/28 15:47:39)

おに。私が近くの弓道の道場に通っていたからである。   (2019/4/28 15:48:04)

おに。実際、私は元々持っていた「借力」のおかげで、空手などをしても余裕で優勝できるレベルだった。   (2019/4/28 15:48:44)

おに。だから、それでは面白くないと思ったのだ。   (2019/4/28 15:48:54)

おに。弓道をやり始めて少ししか経っていないけど、私は腕前をぐんぐんあげていくことができた。年上も追い越すことができたのだ。   (2019/4/28 15:49:56)

おに。…でも、1人だけ、大っ嫌いな奴がいた。   (2019/4/28 15:50:24)

おに。「・・・」   (2019/4/28 15:50:44)

おに。ヒュッ…(弓飛んでいく音)   (2019/4/28 15:51:25)

おに。「・・・ちょっと外したか…」   (2019/4/28 15:51:39)

おに。蓮「・・・」   (2019/4/28 15:52:04)

おに。ヒュッ   (2019/4/28 15:52:14)

おに。「………命中しやがった…」   (2019/4/28 15:52:40)

おに。蓮「はっ俺に勝てると思うなよ」   (2019/4/28 15:53:09)

おに。「は?あんたのことなんかもうとっくに追い越してるわ。今のはちょっとミスっただけよ」   (2019/4/28 15:53:47)

おに。蓮「へーそうかいそうかい」「あっ絶対信じてないでしょあんた」   (2019/4/28 15:55:51)

おに。私が道場に入る前からこいつはずっとここにいたらしい。   (2019/4/28 15:56:22)

おに。唯一この道場で、私と争いあえるイラつく奴だった。   (2019/4/28 15:56:55)

おに。ドSで年上でパンダみたいな髪してて…   (2019/4/28 15:57:25)

おに。学校も一緒だけど、ちょっとヤンキー気味なくせに顔でモテているのがイラついて仕方がなかった。   (2019/4/28 15:58:07)

おに。   (2019/4/28 15:58:39)

おに。全員「ありがとうございました」   (2019/4/28 15:58:56)

おに。やっと練習終わった…と思いながら、私は道場から出る。   (2019/4/28 15:59:26)

おに。寮に帰ったら何食べよう…   (2019/4/28 15:59:45)

おに。ペチッ「!?」   (2019/4/28 16:01:09)

おに。蓮「お前筆箱忘れてってたぞどんだけ馬鹿なんだよ」「だからって頭叩かないでよ!?」「軽くだろうが」   (2019/4/28 16:02:05)

おに。いつもの無表情で筆箱を渡してくる。   (2019/4/28 16:02:47)

おに。…ん?待てよ?   (2019/4/28 16:02:58)

おに。「なんであんた私の筆箱これだって知ってんのよ」   (2019/4/28 16:03:07)

おに。蓮「・・・」   (2019/4/28 16:03:20)

おに。「……あっさてはあんた私のこといつも見てんでしょ?」   (2019/4/28 16:04:52)

おに。蓮「・・・あ〜「なーんてね。な訳ないでしょあんたに限って。」   (2019/4/28 16:05:28)

おに。ちょっといたずらっぽく笑ってみせた。   (2019/4/28 16:05:41)

おに。なにか言いかけた気もするが、気にせず私はまた歩き始める。   (2019/4/28 16:05:59)

おに。「まあ、持って来たのは褒めたげる。ありがと。」   (2019/4/28 16:06:29)

おに。最後に私はそう言い残して、寮に向かって走っていった。   (2019/4/28 16:06:53)

おに。   (2019/4/28 16:07:11)

おに。蓮「・・・   (2019/4/28 16:07:20)

おに。(あーあ。いつかは言わねえとなあ。)」   (2019/4/28 16:07:34)

おに。-終わり-   (2019/4/28 16:07:42)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/4/28 16:07:45)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/4/29 15:40:12)

おに。あやっぱやめよ((   (2019/4/29 15:40:40)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/4/29 15:40:44)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/4/29 17:36:38)

おに。書きに来たよ((自キャラCPだけど   (2019/4/29 17:36:58)

おに。   (2019/4/29 17:37:05)

おに。【アイスクリーム】   (2019/4/29 17:37:20)

おに。「・・・お前さあ」ミル「んー?」   (2019/4/29 17:37:38)

おに。「ほんっとそれ好きだよな。」   (2019/4/29 17:37:50)

おに。俺はツインが食べてるバニラアイスクリームを指差して言う。   (2019/4/29 17:38:52)

おに。ミル「だって美味しいんだもん」   (2019/4/29 17:39:50)

おに。ツインテ(ミルのあだ名)は幸せそうに笑った。   (2019/4/29 17:40:32)

おに。この笑顔がとてつもなく可愛かった。   (2019/4/29 17:40:42)

おに。「…ふーん、そうかい」   (2019/4/29 17:41:05)

おに。俺は照れを隠すためにまた前に向き直す。   (2019/4/29 17:41:20)

おに。ミルはまた目をキラキラさせながら食べ始めた。   (2019/4/29 17:41:45)

おに。   (2019/4/29 17:41:48)

おに。それから何日かたった。   (2019/4/29 17:42:29)

おに。そろそろ夏が近づいて来て、だんだん日差しが強くなっていっていた。   (2019/4/29 17:42:48)

おに。俺は一人で街中を歩いていた。   (2019/4/29 17:44:17)

おに。その時、あいつがよく通っているあの店を見つけた。   (2019/4/29 18:00:32)

おに。あいつがよくここでアイスを買っていた。   (2019/4/29 18:00:46)

おに。「・・・」   (2019/4/29 18:00:53)

おに。   (2019/4/29 18:01:33)

おに。「…これください」   (2019/4/29 18:04:34)

おに。俺はバニラを指差しながら言う   (2019/4/29 18:04:44)

おに。実際、俺はあんまり甘いものは好きじゃない。   (2019/4/29 18:04:55)

おに。でも、あいつの好きなものは何かと食べてみたかったのだ。   (2019/4/29 18:05:13)

おに。ロディ「はい、どーぞ!」   (2019/4/29 18:06:02)

おに。「・・・ども」   (2019/4/29 18:06:11)

おに。俺は軽くお辞儀をしてその店から出ていった。   (2019/4/29 18:06:19)

おに。というか、出て行こうとした。   (2019/4/29 18:06:44)

おに。途中で店員にこう言われたのだ。   (2019/4/29 18:06:57)

おに。ロディ「君の彼女さんに似てやっぱりそのアイス好きなんだね!いつも一緒に食べてるでしょ?」   (2019/4/29 18:07:37)

おに。「・・・ん?」   (2019/4/29 18:07:49)

おに。こいつ俺があいつの彼氏だって知ってたのか…   (2019/4/29 18:08:02)

おに。「ああ、いや…あいつとはまだ一緒に食ったことない。というか俺はあいつが食ってんの見てるだけなんで」   (2019/4/29 18:08:25)

おに。ロディ「?そうなの?いつも君に食べさせるつもりって言ってるよ?」   (2019/4/29 18:08:57)

おに。「は?」   (2019/4/29 18:09:08)

おに。……一度も食べさせてもらったことねえんだけど…   (2019/4/29 18:09:23)

おに。ロディ「それにさっきも買っていったからね!」   (2019/4/29 18:09:38)

おに。・・・   (2019/4/29 18:09:52)

おに。   (2019/4/29 18:09:54)

おに。「・・・   (2019/4/29 18:10:02)

おに。お、見つけた。」   (2019/4/29 18:10:05)

おに。ツインテを見つけた。ベンチに座って、またアイスを食べていた。   (2019/4/29 18:12:47)

おに。俺に気づいて、ちょっとぽかーんとしてた。でも、すぐまた食べ始めた。   (2019/4/29 18:13:12)

おに。ミル「あんた、甘いの好きだっけ?」   (2019/4/29 18:13:46)

おに。「おー……オマエが食べさせてくれるの待ってんだけどねぃ。」   (2019/4/29 18:14:38)

おに。俺はそう言って隣に座った。   (2019/4/29 18:15:44)

おに。ツインテの視線を横から感じたが、俺は目を合わせられなかった。   (2019/4/29 18:16:20)

おに。なんでだか分かんなかったけど、アイスを食べても涼しくならなかった。顔が特に熱かった。   (2019/4/29 18:17:33)

おに。   (2019/4/29 18:18:19)

おに。隠れて照れている二人がお互いの気持ちがバレていると知るのは、まだ先の話。   (2019/4/29 18:18:44)

おに。【終わり】   (2019/4/29 18:18:55)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/4/29 18:19:02)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/5/1 16:22:25)

おに。【わかってる】   (2019/5/1 16:22:45)

おに。   (2019/5/1 16:22:50)

おに。私は人間として生まれ、強制的に妖怪にされた''化け物''だ。   (2019/5/1 16:23:57)

おに。手放されていいはずの存在だったのに、ねえねが拾ってくれて今私は生きている。   (2019/5/1 16:25:14)

おに。同居している彼氏からもたくさんの愛を貰っていた。   (2019/5/1 16:25:42)

おに。・・・でも、そろそろこの命も   (2019/5/1 16:26:01)

おに。「……………う''っ…………」   (2019/5/1 16:26:25)

おに。ガハッ   (2019/5/1 16:27:00)

おに。リーペ「・・・え?」   (2019/5/1 16:27:24)

おに。終わりだと思ってる。   (2019/5/1 16:27:35)

おに。   (2019/5/1 16:28:09)

おに。   (2019/5/1 16:28:48)

おに。彼女がいきなり倒れた。   (2019/5/1 16:28:57)

おに。原因はまだ分からなかった。   (2019/5/1 16:29:08)

おに。でも、いきなり血を吐いたのだ。   (2019/5/1 16:29:27)

おに。急なことで、俺は30秒くらい頭が真っ白になった。   (2019/5/1 16:29:52)

おに。気付いた時には救急車を呼んでいたのだ。   (2019/5/1 16:30:26)

おに。病院の入院室で眠っているまつりは、死んだように肌が真っ白だった。   (2019/5/1 16:31:02)

おに。怖さと悲しさ、そして不安…自分への怒りが、一気に刺さって来た。   (2019/5/1 16:31:56)

おに。その時だった。   (2019/5/1 16:33:23)

おに。まつり「・・・・ぅ…」   (2019/5/1 16:33:37)

おに。「!!」   (2019/5/1 16:33:44)

おに。彼女が目を覚ましたのだ。   (2019/5/1 16:33:53)

おに。俺はいつもの元気もどこかに飛んで行ってしまい、ただ座って目を見開きながら起きたまつりを見ていた。   (2019/5/1 16:34:28)

おに。(一旦切るよ   (2019/5/1 16:34:49)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/5/1 16:34:52)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/5/1 18:54:54)

おに。はっとして、何か声をかけようとした。すると、病室のドアを叩く音が聞こえた。   (2019/5/1 18:55:31)

おに。入ってきたのはお医者さんだった。   (2019/5/1 18:55:51)

おに。最近この国にたくさん色んな人が増えてきたから、この人の名前も見た目も全く認識できていない。   (2019/5/1 18:56:20)

おに。お医者さんは、まつりが目を覚ましたのを確認すると、俺を呼んで診察室へ連れていった。   (2019/5/1 18:56:42)

おに。   (2019/5/1 18:56:45)

おに。「・・・寿命が縮んでるって…」   (2019/5/1 18:57:50)

おに。医者はこう話した。   (2019/5/1 18:57:58)

おに。まつりは人間が実験で科学的に変化したものだから、心臓が人間の倍くらい弱いのだと、   (2019/5/1 18:58:40)

おに。そして、寿命が縮んでいっていて、今でも後6年くらいしか生きられないということ。   (2019/5/1 18:59:02)

おに。俺はショックだった。   (2019/5/1 18:59:39)

おに。今まであんなに強くて可愛くて、笑顔が素敵だったあいつと、離れてしまう日がこんなにも近づいていたなんて知らなかったから。   (2019/5/1 19:00:10)

おに。話が終わって、俺は廊下へ出た。   (2019/5/1 19:00:34)

おに。俺は、誰にも見つからないところで静かに泣いた。   (2019/5/1 19:00:59)

おに。本当に、さっき倒れた時はどれほどびっくりしたかしれない。   (2019/5/1 19:01:21)

おに。…俺は、決心した。   (2019/5/1 19:01:44)

おに。まつりが生きている間、たくさんまつりを喜ばせてやろうと。   (2019/5/1 19:02:01)

おに。涙を拭いて、俺はまつりのいる診察室に戻っていった。   (2019/5/1 19:02:29)

おに。-終-   (2019/5/1 19:02:33)

おに。   (2019/5/1 19:02:34)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/5/1 19:02:44)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/5/1 19:25:30)

おに。【か弱い愛娘よ】   (2019/5/1 19:26:00)

おに。   (2019/5/1 19:26:02)

おに。あの日は、ちょうど春が来た時だった。   (2019/5/1 19:27:12)

おに。私に、小さくて可愛い、娘が生まれたのは。   (2019/5/1 19:27:46)

おに。私は、その娘に''結愛''と名前をつけた。   (2019/5/1 19:30:00)

おに。私のような、真っ赤なハートのように赤い髪で、夕陽のような綺麗な目をしていた………   (2019/5/1 19:31:33)

おに。   (2019/5/1 19:31:35)

おに。「・・・ッ」   (2019/5/1 19:32:17)

おに。青黒くなった自分の右頰をさする。   (2019/5/1 19:32:58)

おに。あの人が私に暴力を振るうようになったのは、突然のことだった。   (2019/5/1 19:34:06)

おに。私はその人を次第に嫌っていく自分の心を否定し続けていた。   (2019/5/1 19:34:33)

おに。痛みが落ち着いて、あの人が完全に出ていったのを確認すると、私は口を開けた。   (2019/5/1 19:35:14)

おに。「…………結愛、おいで。」   (2019/5/1 19:35:31)

おに。キィ____   (2019/5/1 19:36:20)

おに。「・・・」   (2019/5/1 19:36:31)

おに。結愛は、押入れの中から出てきた。   (2019/5/1 19:37:08)

おに。そこなら、私が殴られる音は聞こえないと思ったから、私は娘をそこへ隠していたのだ。   (2019/5/1 19:37:44)

おに。私は微笑み、腕を広げる。   (2019/5/1 19:38:33)

おに。娘は、そこに飛び込んできた。   (2019/5/1 19:38:38)

おに。「・・・おかーさん…ほっぺどーしたの…?」   (2019/5/1 19:39:08)

おに。私の胸に顔をうずめながら聞いてきた。   (2019/5/1 19:39:24)

おに。「………ちょっとね。」   (2019/5/1 19:39:34)

おに。娘の顔は、とても白く、傷ひとつ付いていなかった。   (2019/5/1 19:39:55)

おに。体にも何も付いていなくて…とても可愛い、娘だった。   (2019/5/1 19:40:26)

おに。「・・・ねえ、結愛。ひとつ、お母さんと約束してくれる?」   (2019/5/1 19:41:28)

おに。「うんっいーよ!」   (2019/5/1 19:41:36)

おに。娘は私の方を綺麗な目で見た。   (2019/5/1 19:41:51)

おに。私も娘の方を見る。   (2019/5/1 19:41:55)

おに。「………あなたは、とても可愛いわ。   (2019/5/1 19:42:10)

おに。でも、もし、この先辛いことがあったら………『吹雪を超えると、必ず春が迎えにきてくれる』…そう信じなさい。」   (2019/5/1 19:43:13)

おに。「・・・うん、わかった。やくそく、する!」   (2019/5/1 19:43:39)

おに。私はその言葉を聞いてほっとした。   (2019/5/1 19:43:51)

おに。「……あなたは、本当にいい子だわ。」   (2019/5/1 19:43:57)

おに。そして、娘の頭を優しく撫でた。   (2019/5/1 19:44:08)

おに。   (2019/5/1 19:44:14)

おに。でも、それから何日か経った日だった。   (2019/5/1 19:45:10)

おに。   (2019/5/1 19:45:12)

おに。「……おうた、きこえる…   (2019/5/1 19:45:27)

おに。……あ、おかあさんの…おるぉーる(オルゴール)…」   (2019/5/1 19:46:14)

おに。ガシャァンッ___   (2019/5/1 19:46:25)

おに。「・・・」   (2019/5/1 19:46:40)

おに。男「・・・」   (2019/5/1 19:47:01)

おに。   (2019/5/1 19:47:11)

おに。ガシャァンッ___   (2019/5/1 19:47:24)

おに。「……え?」   (2019/5/1 19:47:28)

おに。自分の部屋で着物をたたんでいると、その音は聞こえた。   (2019/5/1 19:47:42)

おに。何か、ものすごく嫌な予感がした。   (2019/5/1 19:47:56)

おに。私は音が聞こえた方へ急いだ。   (2019/5/1 19:48:22)

おに。「・・・!結愛ッ!」   (2019/5/1 19:48:44)

おに。娘は、何もわからず、ただ父の方を見て立っていた。   (2019/5/1 19:49:00)

おに。夫は…………手に割れた酒瓶を持っていた。   (2019/5/1 19:49:17)

おに。…私は、娘の前に立つ。   (2019/5/1 19:49:35)

おに。「あなたっやめてください……!!どうかこの子だけは傷つけないで…!!」   (2019/5/1 19:50:16)

おに。夫「うるせえなあ……黙れよお前」   (2019/5/1 19:50:55)

おに。バシッ__   (2019/5/1 19:51:03)

おに。「いっ………」   (2019/5/1 19:51:08)

おに。「・・・おかあさ「おい、今すぐそのクソガキ片付けろ。そんな役立たずうちにはいらねえ。」   (2019/5/1 19:51:40)

おに。玄関の扉が勢いよく閉まる音がした。   (2019/5/1 19:52:35)

おに。「・・・・結愛……」   (2019/5/1 19:53:00)

おに。結愛は、こっちを見ていた。   (2019/5/1 19:53:19)

おに。「……大丈夫だからね…」   (2019/5/1 19:53:31)

おに。私は、その子を折れていない右腕で抱きしめた。   (2019/5/1 19:54:16)

おに。「……あなたのことは、絶対守るから。」   (2019/5/1 19:54:27)

おに。   (2019/5/1 19:54:29)

おに。私は、娘を家から逃げさせた。   (2019/5/1 19:55:50)

おに。頭巾を被らせ、だれか親切な人に会えるようにと。   (2019/5/1 19:56:07)

おに。娘は私の方をなんでも振り返りながら、走っていった。   (2019/5/1 19:56:36)

おに。だれか…親切な人に会えるように………私はそう願った。   (2019/5/1 19:56:54)

おに。……私には、やるべきことがあったから。   (2019/5/1 19:57:10)

おに。…今日も夫が帰ってくる。   (2019/5/1 19:57:20)

おに。私は、その人に大金を渡すつもりだ。   (2019/5/1 19:57:42)

おに。大金を渡して…あの人に…   (2019/5/1 19:57:53)

おに。男「……おい、帰ったぞ。あのガキ捨てたんだろうな。」   (2019/5/1 19:58:16)

おに。「ええ、もちろんです……………ちゃんと…殺しました…   (2019/5/1 19:58:30)

おに。……あなたに、渡すものがあるんです。」   (2019/5/1 19:58:46)

おに。棚から大金を取り出す。   (2019/5/1 19:58:56)

おに。男「!…大金じゃねえか…」   (2019/5/1 19:59:20)

おに。「・・・これで…私のことを…抱きしめてくださいますか……?」   (2019/5/1 19:59:35)

おに。私は顔を上げて微笑む。   (2019/5/1 19:59:43)

おに。「一度で、いいですから。」   (2019/5/1 19:59:48)

おに。…そういうと、夫は私に近寄る。   (2019/5/1 19:59:58)

おに。そして、私を抱きしめた。   (2019/5/1 20:00:04)

おに。・・・・・・   (2019/5/1 20:00:13)

おに。「・・・愛していますわ。」   (2019/5/1 20:00:33)

おに。ザシュッ____   (2019/5/1 20:00:58)

おに。私は   (2019/5/1 20:01:01)

おに。嘘の言葉を吐いて、その人を刺した。   (2019/5/1 20:01:22)

おに。そして、私の首も、その時に…一緒に切った。   (2019/5/1 20:01:35)

おに。嘘を吐いても…自分を犠牲にしても………   (2019/5/1 20:02:12)

おに。あの子が幸せならば、私はそれでいい。   (2019/5/1 20:02:21)

おに。どうか_____いい人生を歩んで…   (2019/5/1 20:02:34)

おに。   (2019/5/1 20:02:37)

おに。まつり「………ありがとう。   (2019/5/1 20:03:50)

おに。''お母さん''。」   (2019/5/1 20:03:59)

おに。-終-   (2019/5/1 20:04:06)

おしらせおに。さんが退室しました。  (2019/5/1 20:04:09)

おしらせおに。さんが入室しました♪  (2019/5/2 17:58:18)

おに。【私の体と想像と】   (2019/5/2 17:59:50)

おに。   (2019/5/2 18:00:08)

おに。「私の身体を治せるの?本当に…!?」   (2019/5/2 18:01:09)

おに。リーペ「といっても、見た目だけだけどね…それでもいいなら、どうかな」   (2019/5/2 18:02:18)

2019年03月31日 22時45分 ~ 2019年05月02日 18時02分 の過去ログ
ディーアンシーの心臓は-過去系小説-
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