「ディーアンシーの心臓は-過去系小説-」の過去ログ
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2019年06月17日 20時25分 ~ 2019年06月29日 15時46分 の過去ログ
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デーモン バスターズ | > | 最近、そう思うようになっていた。 (2019/6/17 20:25:14) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/17 20:25:16) |
デーモン バスターズ | > | ガチャ__ (2019/6/17 20:26:34) |
デーモン バスターズ | > | 「!!リーペ君!」 (2019/6/17 20:27:36) |
デーモン バスターズ | > | 「あ、こんにちは!!」 (2019/6/17 20:29:28) |
デーモン バスターズ | > | そう言ってくれたのは、浮村さんとクルス君だった。 (2019/6/17 20:30:29) |
デーモン バスターズ | > | 浮村さんは二人の子供も抱っこしていたが…明らかに泣いていたのがわかった。 (2019/6/17 20:31:52) |
デーモン バスターズ | > | この親子は俺らが結婚する前から仲が良くて、まつりの見舞いによく来てくれた。 (2019/6/17 20:32:22) |
デーモン バスターズ | > | まつりは、とてもそれが嬉しかったようだ。 (2019/6/17 20:32:42) |
デーモン バスターズ | > | 「こんにちは。また来てくれてありがと〜ほら、アイリスも挨拶できるよね?」 (2019/6/17 20:33:26) |
デーモン バスターズ | > | 俺と手を繋いでいるまつりとの子供のアイリスが笑顔で首を縦に振る。 (2019/6/17 20:34:44) |
デーモン バスターズ | > | 「こんにちは!!」 (2019/6/17 20:34:53) |
デーモン バスターズ | > | まつりによく似た笑顔で、アイリスはお辞儀をして言った。 (2019/6/17 20:35:42) |
デーモン バスターズ | > | アイリスは、俺と同じピンク色の目にまつりの黒と赤のグラデーションのふわふわした髪を持っていた。 (2019/6/17 20:38:29) |
デーモン バスターズ | > | その髪を編み込みおさげにしていて、着物を着て、表情がほとんどまつりに似ていたが、性格は俺似で………笑った時に見える八重歯が可愛らしい自慢の娘。 (2019/6/17 20:42:19) |
デーモン バスターズ | > | 「ままー!」 (2019/6/17 20:43:27) |
デーモン バスターズ | > | アイリスはまつりのいるカーテンの裏の方にあるベッドに向かって駆けて行った。 (2019/6/17 20:44:10) |
デーモン バスターズ | > | さっきまでアスル親子に隠れて見えていなかったが、まつりは確かにそこにいた。 (2019/6/17 20:46:14) |
デーモン バスターズ | > | まつりは、10年前のような髪を上に高く一つに結うのはもうやめていて、イチお姉さんと同じ髪型になっていた。 (2019/6/17 20:47:37) |
デーモン バスターズ | > | もう、昔に着ていた着物は着なくなってしまっていたけれど… (2019/6/17 20:49:26) |
デーモン バスターズ | > | まつりは、いつまでも変わっていなかった。 (2019/6/17 20:50:00) |
デーモン バスターズ | > | …それが不安ではあるのだけど。 (2019/6/17 20:50:58) |
デーモン バスターズ | > | 「あら、アイリス。また来てくれたのね。ありがとう。」 (2019/6/17 20:54:37) |
デーモン バスターズ | > | まつりはアイリスを抱き寄せて頭を撫でた。 (2019/6/17 20:55:04) |
デーモン バスターズ | > | その手は、10年前と比べて細くなっていた。 (2019/6/17 20:55:14) |
デーモン バスターズ | > | アイリスは顔を上げてまつりを見て「にししっ」と愛らしい声で笑った。 (2019/6/17 20:56:41) |
デーモン バスターズ | > | 俺もすぐにまつりの方に行くと、まつりは俺の方を見た。 (2019/6/17 20:57:40) |
デーモン バスターズ | > | 「あんたも本当に器用ね…いつも着てくれてありがとう。」 (2019/6/17 20:58:10) |
デーモン バスターズ | > | その笑顔を自分の方を見ながらされると、少し心が揺れる音がした気がした。 (2019/6/17 20:58:42) |
デーモン バスターズ | > | 「まつり、大丈夫?今日は一日居られると思うから…」 (2019/6/17 20:59:50) |
デーモン バスターズ | > | 今日はイチお姉さんが「アイリスはこっちに泊めさせるから、まつりのところに行ってやってくれ。」と言ってくれたのだ。 (2019/6/17 21:00:51) |
デーモン バスターズ | > | だから、面会時間ギリギリまで一緒にいることにしていた。 (2019/6/17 21:17:43) |
デーモン バスターズ | > | まつりはそれを聞くと、嬉しそうな顔をした。 (2019/6/17 21:17:53) |
デーモン バスターズ | > | 「あんたに話そうと思ってた話のタネが山ほどあるのよ。今日はずっとそれを話してあげるわ。」 (2019/6/17 21:18:42) |
デーモン バスターズ | > | アスル親子はその様子を見て微笑んでいた。 (2019/6/17 21:19:13) |
デーモン バスターズ | > | 「あっそうだ、僕の店で売ってるんだけど…よかったらどうぞ!」 (2019/6/17 21:24:06) |
デーモン バスターズ | > | そう言ってクルス君から差し出されたのは、可愛らしい猫型のクビスケットだった。 (2019/6/17 21:25:54) |
デーモン バスターズ | > | (クッキーとビスケットが混ざった。ビスケット(() (2019/6/17 21:26:08) |
デーモン バスターズ | > | 前に一度クルス君の猫カフェに行って見たことがあって、アイリスがそれを気に入っていた。 (2019/6/17 21:27:29) |
デーモン バスターズ | > | 「!猫さんのおかし!あっ……ありがとうございますっ」 (2019/6/17 21:28:58) |
デーモン バスターズ | > | 俺とまつりもお礼を言って、俺はアイリスの前でしゃがんでアイリスに話しかけた。 (2019/6/17 21:29:48) |
デーモン バスターズ | > | 「アイリス、ちゃんとイチお姉さんのところで良い子にしてるんだぞ?」 (2019/6/17 21:30:14) |
デーモン バスターズ | > | 「パパ、私10さいになったんだよ!もうリッパなレディなんだから!」 (2019/6/17 21:31:27) |
デーモン バスターズ | > | まつりと俺はその様子を見て顔を見合わせて笑った。 (2019/6/17 21:31:46) |
デーモン バスターズ | > | 浮村さんはその言葉を聞いて「うぉぁ…可愛い……」と小声で言ってた。凄い笑顔だったなぁ…(汗) (2019/6/17 21:32:58) |
デーモン バスターズ | > | 「じゃあまた来るね、まま!」 (2019/6/17 21:33:20) |
デーモン バスターズ | > | 「うん。やっぱりあんたの笑顔は世界一可愛いわ。」 (2019/6/17 21:35:18) |
デーモン バスターズ | > | まつりはアイリスの頰にキスをして、アイリスが病室を出て行くまで手を振った。 (2019/6/17 21:36:26) |
デーモン バスターズ | > | 「じゃあ僕らも行くね………って浮村さん!?どうしたの!?」 (2019/6/17 21:37:34) |
デーモン バスターズ | > | ぎょっとした顔をしたクルス君の視線の先を見ると、頰を真っ赤にした浮村さんが泣いていた。 (2019/6/17 21:39:15) |
デーモン バスターズ | > | 「だっ''でぇ……まつりち''ゃ''ん本当に''初めであっだ時から''すごい良い子だがらぁ…………もう………」 (2019/6/17 21:42:36) |
デーモン バスターズ | > | クルス君が必死に浮村さんをなだめて、クラウド君は浮村さんの腕の中で急な出来事に驚いて目をパチクリさせていた。 (2019/6/17 21:44:41) |
デーモン バスターズ | > | 「浮村さんったら……私は大丈夫よ。優しい旦那も可愛い娘もいて幸せだもの。」 (2019/6/17 21:47:12) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/17 21:51:18) |
デーモン バスターズ | > | アスル夫婦も帰り、病室には俺とまつりだけが残った。 (2019/6/17 21:51:47) |
デーモン バスターズ | > | まつりは俺に、たくさん面白い話をしてくれた。 (2019/6/17 21:52:21) |
デーモン バスターズ | > | 俺はまつりの話が大好きだったので、多分俺はずっと笑顔だったと思う。 (2019/6/17 21:52:44) |
デーモン バスターズ | > | 俺の話を聞かせても、まつりはすごく笑ってくれた。 (2019/6/17 21:52:56) |
デーモン バスターズ | > | 出会った最初の頃と比べてまつりの性格が変わったかもしれないが、俺はそう思ったことはあまりない。 (2019/6/17 21:53:36) |
デーモン バスターズ | > | 彼女の内側の心は全く変わっていないと、俺は知っているから。 (2019/6/17 21:54:41) |
デーモン バスターズ | > | もちろん、変な国の人達はそのことをちゃんと知っていると思うけどね。 (2019/6/17 21:55:00) |
デーモン バスターズ | > | そして、何時間か経って、空がピンクと黄色のグラデーションを帯びるようになってきた時… (2019/6/17 21:56:18) |
デーモン バスターズ | > | いきなり、彼女はこんな話をしてきた。 (2019/6/17 21:56:27) |
デーモン バスターズ | > | 「・・・ねえ (2019/6/17 21:56:37) |
デーモン バスターズ | > | あんた、覚えてる?」 (2019/6/17 21:56:45) |
デーモン バスターズ | > | 「?何が?」 (2019/6/17 21:56:55) |
デーモン バスターズ | > | 「私が死んだら、俺もその後を追うかもしれないって。まあ、10年も前の話だけどね。」 (2019/6/17 21:58:38) |
デーモン バスターズ | > | …まつりが死んだら、か。 (2019/6/17 21:59:01) |
デーモン バスターズ | > | …俺は… (2019/6/17 21:59:06) |
デーモン バスターズ | > | 「……。」 (2019/6/17 21:59:48) |
デーモン バスターズ | > | 俺は、どうするんだろうか。 (2019/6/17 21:59:56) |
デーモン バスターズ | > | こんなに大好きな妻を失ったら、俺は… (2019/6/17 22:00:48) |
デーモン バスターズ | > | 「…ははっ、やっぱりね。」 (2019/6/17 22:02:55) |
デーモン バスターズ | > | まつりはいきなり吹き出し、笑い出した。 (2019/6/17 22:03:09) |
デーモン バスターズ | > | 俺は頭の上に「?」を浮かべた。 (2019/6/17 22:03:24) |
デーモン バスターズ | > | 「…だって、あんたは優しいじゃない。私にもったいないくらい良い夫で…父親でもある。 (2019/6/17 22:04:18) |
デーモン バスターズ | > | だから、きっとどっちのことも思ってくれてるんだろうなあって思った。 (2019/6/17 22:07:15) |
デーモン バスターズ | > | ねえ、実際どう?当たってた?」 (2019/6/17 22:07:29) |
デーモン バスターズ | > | 「・・・ (2019/6/17 22:07:37) |
デーモン バスターズ | > | そうだよ。…ただ、俺は…優しくなんかない……優柔不断なんだ。」 (2019/6/17 22:08:10) |
デーモン バスターズ | > | 俺は思わず下を向いてしまった。 (2019/6/17 22:08:18) |
デーモン バスターズ | > | まつりは、少しの間黙って俺を見ていたが、俺の両手を掴んで来た。 (2019/6/17 22:08:48) |
デーモン バスターズ | > | 俺は思わず顔を上げた。 (2019/6/17 22:09:00) |
デーモン バスターズ | > | 「本当、馬鹿で優しいやつなんだから。優柔不断ですって? (2019/6/17 22:10:57) |
デーモン バスターズ | > | 12年前、私のためにすぐに射的で景品を取ってくれたやつは誰だったかしら?毎年私の誕生日とか結婚記念日とかのために私の好物とか色々準備してくれたりしてたわね。 (2019/6/17 22:14:01) |
デーモン バスターズ | > | アイリスが産まれた時も凄い笑顔で、私に「ありがとう。本当に頑張ったね…」って言って、アイリスにも「産まれて来てくれてありがとう」って言ってあげてた。 (2019/6/17 22:16:06) |
デーモン バスターズ | > | ああ、そうそう、結婚式の時も、「君を一生守る」って言ってくれたじゃない。あの言葉本当に嬉しかったんだから。」 (2019/6/17 22:17:24) |
デーモン バスターズ | > | 「・・・まつり・・・」 (2019/6/17 22:18:04) |
デーモン バスターズ | > | 俺はまつりの手を握り返した。 (2019/6/17 22:18:45) |
デーモン バスターズ | > | すると、まつりの掴む力が少し強くなった気がした。 (2019/6/17 22:18:57) |
デーモン バスターズ | > | 「本当に、楽しい時間だった………… (2019/6/17 22:21:01) |
デーモン バスターズ | > | でも、絶対私のところに来ちゃダメよ。あんたのとこうしていられることがもう満足なのよ。…すっごい幸せよ。 (2019/6/17 22:22:54) |
デーモン バスターズ | > | いい?あんたはアイリスと一緒に楽しい時間を目一杯過ごしてあげて。もちろん、無理はしないこと。私を忘れるっていうのは…まあ無理には言わないけど、強くは思いすぎないこと! (2019/6/17 22:24:52) |
デーモン バスターズ | > | 大好きなあんたの足枷にはなりたくないから。絶対に後を追うんじゃないわよ。その時は私が生まれ変わってくるか化けて出てくるかして、扇子でひっぱたいてやるんだからね?」 (2019/6/17 22:29:06) |
デーモン バスターズ | > | まつりは俺に笑った。 (2019/6/17 22:31:17) |
デーモン バスターズ | > | ……とても優しい、女神みたいな顔だった… (2019/6/17 22:31:26) |
デーモン バスターズ | > | 「・・・うん。ありがとう。 (2019/6/17 22:31:34) |
デーモン バスターズ | > | ________世界で1番大好き。 (2019/6/17 22:32:16) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/17 22:32:18) |
デーモン バスターズ | > | 拝啓 (2019/6/17 22:33:07) |
デーモン バスターズ | > | 俺の大好きだった妻へ。 (2019/6/17 22:33:15) |
デーモン バスターズ | > | そっちの世界で元気にしているかな。 (2019/6/17 22:33:36) |
デーモン バスターズ | > | 俺は、完全に君のことは忘れられなかった。 (2019/6/17 22:33:45) |
デーモン バスターズ | > | でも、アイリスと一緒に楽しい人生を歩んでる。君と約束したでしょ? (2019/6/17 22:34:12) |
デーモン バスターズ | > | でもね、俺は、いつか君のところに行く日が来る。 (2019/6/17 22:37:54) |
デーモン バスターズ | > | その時は、俺は絶対君をすぐに抱きしめると思う。 (2019/6/17 22:38:07) |
デーモン バスターズ | > | そうしたら俺は、君に「ただいま」っていうのかな。まあ、何十年も先の話だけどね。 (2019/6/17 22:40:45) |
デーモン バスターズ | > | でも…何度も何度も、君に愛してるっていうんだろうな。 (2019/6/17 22:44:24) |
デーモン バスターズ | > | だから、ずっと待っていて。 (2019/6/17 22:44:38) |
デーモン バスターズ | > | どうか、穏やかなところで、俺を待っていてください。 (2019/6/17 22:44:55) |
デーモン バスターズ | > | (穏やかな心) (2019/6/17 22:45:00) |
デーモン バスターズ | > | あなたに会えるその日が来るまでさようなら。 (2019/6/17 22:45:16) |
デーモン バスターズ | > | 愛してる。 (2019/6/17 22:45:25) |
デーモン バスターズ | > | 空の向こうにいるあなたに、この声が届きますように。 (2019/6/17 22:45:36) |
デーモン バスターズ | > | 丗裟楽薔 リーペ (2019/6/17 22:46:01) |
おしらせ | > | デーモン バスターズさんが退室しました。 (2019/6/17 22:46:06) |
おしらせ | > | デーモン バスターズさんが入室しました♪ (2019/6/18 10:59:30) |
デーモン バスターズ | > | 【君は華のようだった】 (2019/6/18 11:00:35) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 11:00:36) |
デーモン バスターズ | > | 「…ターニャ、です。よろしくお願いします。」 (2019/6/18 11:01:15) |
デーモン バスターズ | > | 君を初めて見た時 (2019/6/18 11:01:28) |
デーモン バスターズ | > | 「…嗚呼。よろしくね。」 (2019/6/18 11:01:37) |
デーモン バスターズ | > | その手で確かに握手をした時 (2019/6/18 11:01:47) |
デーモン バスターズ | > | 心が揺らめく音がしたんだ (2019/6/18 11:02:01) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 11:02:03) |
デーモン バスターズ | > | この学校にやって来て、この学校の生徒として3年間過ごして来た。 (2019/6/18 11:03:05) |
デーモン バスターズ | > | この3年間、ずっと持っていた悩みがある。 (2019/6/18 11:03:40) |
デーモン バスターズ | > | 何故だか分からないが、女子に告白されることが多いことだ。 (2019/6/18 11:03:58) |
デーモン バスターズ | > | 正直自分には、好きな人はいない。 (2019/6/18 11:04:15) |
デーモン バスターズ | > | というより、「好き」という感情を実感したことがなかった。 (2019/6/18 11:04:31) |
デーモン バスターズ | > | 今日も部活に行かなければいけないが、後輩達から休憩時間に来られるのもあまり良いとは思わなくなって来てしまっていた。 (2019/6/18 11:05:50) |
デーモン バスターズ | > | まあ、いつも笑顔でごまかしてるわけだけど。 (2019/6/18 11:06:00) |
デーモン バスターズ | > | そんな事を誰もいなくなった教室で考えていると、廊下に見知らぬ生徒達が何人か通るのを目にした。 (2019/6/18 11:06:48) |
デーモン バスターズ | > | 「(・・・あ、そうか。 (2019/6/18 11:06:53) |
デーモン バスターズ | > | 今日って、一年生が正式に部活に参加する日なんだっけ。)」 (2019/6/18 11:07:26) |
デーモン バスターズ | > | 確か、部長がそう話していた。 (2019/6/18 11:07:37) |
デーモン バスターズ | > | …また、敵が増えるってことになるかもしれないのか…… (2019/6/18 11:07:57) |
デーモン バスターズ | > | いや、でも、そうじゃない子だって結構いるんだし…悪い方には考えないでおこう。 (2019/6/18 11:08:17) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 11:08:19) |
デーモン バスターズ | > | 後輩(モブ共)「!!ジョイス先輩!!」 (2019/6/18 11:09:58) |
デーモン バスターズ | > | …やっぱり来たか。 (2019/6/18 11:10:11) |
デーモン バスターズ | > | 「あ、▲▲ちゃん達か…今日も頑張ろうね。」 (2019/6/18 11:11:02) |
デーモン バスターズ | > | 私は微笑んでそう言う。 (2019/6/18 11:11:22) |
デーモン バスターズ | > | 自然に出て来た言葉でしかないのに、その言葉に対して後輩達は凄い笑顔になる。これが疑問で仕方ない。 (2019/6/18 11:11:48) |
デーモン バスターズ | > | 「あ、そういえば…後輩達、来たみたいですよ!」 (2019/6/18 11:12:43) |
デーモン バスターズ | > | 「えっ、どこに?」 (2019/6/18 11:13:06) |
デーモン バスターズ | > | 「ほら、あっちですよ!」 (2019/6/18 11:13:24) |
デーモン バスターズ | > | 後輩の一人が指差した方を見ると、確かに一年生が何人かそこにいた。 (2019/6/18 11:13:48) |
デーモン バスターズ | > | …その中に、なぜか目入ってしまう子がいた。 (2019/6/18 11:14:40) |
デーモン バスターズ | > | その子は特別目立っているわけでもなかった。金髪で、綺麗な青色の目を持っている、自分より背が5cm位低かった。 (2019/6/18 11:15:48) |
デーモン バスターズ | > | ……ただ、綺麗な顔立ちをしているな、と。そう思ってしまったらしい。 (2019/6/18 11:16:13) |
デーモン バスターズ | > | 私は思わず後輩に聞いてしまった。 (2019/6/18 11:16:22) |
デーモン バスターズ | > | 「…あの子が誰だか知ってるかい?」 (2019/6/18 11:16:37) |
デーモン バスターズ | > | 「ああ、あの子ですか?ターニャ、って言うらしいですよ。マネージャー希望で、陸上部とここで掛け持ちしてるらしいです。 (2019/6/18 11:17:23) |
デーモン バスターズ | > | でもあんまり笑ってくれないんですよねー……だから絡みにくいっていうか。可愛いのは確かなんですけど。」 (2019/6/18 11:18:34) |
デーモン バスターズ | > | 「・・・そうなんだ。」 (2019/6/18 11:18:43) |
デーモン バスターズ | > | その話を聞いて、さらに興味を抱いてしまった。 (2019/6/18 11:19:08) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 11:19:18) |
デーモン バスターズ | > | それから、最初に書いた挨拶をしたわけだ。 (2019/6/18 11:19:34) |
デーモン バスターズ | > | 部活の中であんなに関わって来ようとしないのは、あの子だけだった。 (2019/6/18 11:19:59) |
デーモン バスターズ | > | でも、何事にも熱心だし… (2019/6/18 11:20:08) |
デーモン バスターズ | > | 何よりも、見た目も心も良い子なんだな、ということがわかった。 (2019/6/18 11:20:37) |
デーモン バスターズ | > | ……そういえば、今日は部活がないのか。 (2019/6/18 11:21:18) |
デーモン バスターズ | > | じゃあ、早く帰…… (2019/6/18 11:21:33) |
デーモン バスターズ | > | 「あの」 (2019/6/18 11:21:43) |
デーモン バスターズ | > | 「うわっ!?」 (2019/6/18 11:21:52) |
デーモン バスターズ | > | いきなり後ろから声をかけられて、変な声を出してしまった。 (2019/6/18 11:22:48) |
デーモン バスターズ | > | 廊下にも教室にも誰もいなくてよかった… (2019/6/18 11:24:23) |
デーモン バスターズ | > | それに、声をかけて来たのが考えていた人だったもんだから、更に心の中で驚いてしまった。 (2019/6/18 11:25:21) |
デーモン バスターズ | > | 「た、ターニャちゃんか。どうしたの?」 (2019/6/18 11:26:58) |
デーモン バスターズ | > | 照れと焦りを隠すために急いで笑顔を作って彼女に問う。 (2019/6/18 11:27:29) |
デーモン バスターズ | > | ターニャの表情は、全く変わらない。 (2019/6/18 11:27:41) |
デーモン バスターズ | > | 「…これ、頼まれたんです。」 (2019/6/18 11:29:21) |
デーモン バスターズ | > | そう言うと、彼女は箱を手渡した。 (2019/6/18 11:29:56) |
デーモン バスターズ | > | 可愛らしいラッピングが施されていて、多分中にはお菓子が入ってる。 (2019/6/18 11:30:13) |
デーモン バスターズ | > | 「…○○先輩から…これを渡すように頼まれて。」 (2019/6/18 11:31:36) |
デーモン バスターズ | > | …一瞬、彼女からだと期待した私がバカだった。 (2019/6/18 11:32:04) |
デーモン バスターズ | > | まあ、そんなことしてくれるわけないよな… (2019/6/18 11:32:18) |
デーモン バスターズ | > | 「ありがとう。わざわざ来てくれたのか………ごめんね、わざわざ。」 (2019/6/18 11:32:42) |
デーモン バスターズ | > | 私は苦笑いを浮かべて言った。 (2019/6/18 11:32:53) |
デーモン バスターズ | > | 「………迷惑だって (2019/6/18 11:33:31) |
デーモン バスターズ | > | 「え?」 (2019/6/18 11:33:40) |
デーモン バスターズ | > | そう、言ったこと、ないんですか。」 (2019/6/18 11:33:52) |
デーモン バスターズ | > | いきなりの言葉だったから、驚いた。 (2019/6/18 11:34:06) |
デーモン バスターズ | > | …それに、そんなこと言われたこともなかったし。 (2019/6/18 11:34:16) |
デーモン バスターズ | > | 「…いつも、先輩とかに詰め寄られてる時………なんだか、迷惑そうな感じがして。」 (2019/6/18 11:35:05) |
デーモン バスターズ | > | 「エ''ッ……もしかして、顔に出てたかい」 (2019/6/18 11:35:24) |
デーモン バスターズ | > | 遠回しに、自分が「迷惑だ」と思っている事を認めてしまった。 (2019/6/18 11:35:46) |
デーモン バスターズ | > | 「…確かに、先輩はそういう人っていうことは、分かってますけど… (2019/6/18 11:37:11) |
デーモン バスターズ | > | あまり、無理しないでくださいね。」 (2019/6/18 11:37:55) |
デーモン バスターズ | > | 廊下の窓から差し込む夕日に照らされた彼女は更に綺麗だった。 (2019/6/18 11:38:40) |
デーモン バスターズ | > | 「…わざわざありがとう。…でもね、私は (2019/6/18 11:39:09) |
デーモン バスターズ | > | 何故だかはわからないんだけど……君になら、心を許すことができるみたいだ。」 (2019/6/18 11:39:42) |
デーモン バスターズ | > | ターニャは、「そう…なんですか。」と言って、それでは、と去って行ってしまった。 (2019/6/18 11:40:38) |
デーモン バスターズ | > | …その時の顔に少し驚きが見えた気がするが、まあ気のせいだろう。 (2019/6/18 11:41:03) |
デーモン バスターズ | > | 「(・・・それにしても (2019/6/18 11:41:10) |
デーモン バスターズ | > | やっぱり綺麗な子だなあ。)」 (2019/6/18 11:41:19) |
デーモン バスターズ | > | 箱の中には甘いクッキーが入っていた。 (2019/6/18 11:41:40) |
デーモン バスターズ | > | …彼女からの贈り物じゃないことは、分かっているけど。 (2019/6/18 11:41:58) |
デーモン バスターズ | > | 何故か、彼女から渡されたものならしっかり食べたいと思ってしまった。 (2019/6/18 11:42:20) |
デーモン バスターズ | > | 【終わり】 (2019/6/18 11:42:25) |
おしらせ | > | デーモン バスターズさんが退室しました。 (2019/6/18 11:42:27) |
おしらせ | > | デーモン バスターズさんが入室しました♪ (2019/6/18 15:36:34) |
デーモン バスターズ | > | 【診断結果 まとめ(愛してる)】 (2019/6/18 15:36:54) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:36:55) |
デーモン バスターズ | > | (被ったものがあったので、そこは自分で作りました。すみません((() (2019/6/18 15:37:33) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:37:44) |
デーモン バスターズ | > | リペまつ (2019/6/18 15:37:54) |
デーモン バスターズ | > | リーペ「愛してる。」 (2019/6/18 15:38:08) |
デーモン バスターズ | > | まつり「・・・私もよ。」 (2019/6/18 15:38:25) |
デーモン バスターズ | > | 彼女は辛そうな顔をしながらも、無理やり笑顔を作って言った。 (2019/6/18 15:38:47) |
デーモン バスターズ | > | …そんなことしなくて良い。 (2019/6/18 15:38:56) |
デーモン バスターズ | > | 答えは分かりきっていた。 (2019/6/18 15:39:12) |
デーモン バスターズ | > | 「後をついて来てしまってごめん」という言葉を、喉の奥に押し殺した。 (2019/6/18 15:39:54) |
デーモン バスターズ | > | -俺と妻の届かぬ告白- (2019/6/18 15:40:41) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:40:44) |
デーモン バスターズ | > | ハクディア (2019/6/18 15:40:58) |
デーモン バスターズ | > | ディーア「あ…愛してる!!」 (2019/6/18 15:42:13) |
デーモン バスターズ | > | ハク「!?」 (2019/6/18 15:42:25) |
デーモン バスターズ | > | 彼は、少し黙って、いきなり腕を広げてきた。 (2019/6/18 15:42:55) |
デーモン バスターズ | > | ディーアは驚いたが、とりあえず緊張しながらも彼の腕の中へ飛び込んだ。 (2019/6/18 15:43:19) |
デーモン バスターズ | > | ハク「…え、えっと……抱きしめて良いの?」 (2019/6/18 15:43:54) |
デーモン バスターズ | > | ディーア「…抱きしめて欲しい。」 (2019/6/18 15:44:14) |
デーモン バスターズ | > | お互い小さく笑いあい、ハクは言われた通りにした。 (2019/6/18 15:44:53) |
デーモン バスターズ | > | そして、ディーアの耳元で、小さな声でこうつぶやいた。 (2019/6/18 15:45:10) |
デーモン バスターズ | > | ハク「…僕もだよ。」 (2019/6/18 15:45:16) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:45:23) |
デーモン バスターズ | > | バラレパ (2019/6/18 15:45:40) |
デーモン バスターズ | > | バラウア「なあ、レパーニャ」 (2019/6/18 15:46:11) |
デーモン バスターズ | > | レパーニャ「何〜?」 (2019/6/18 15:46:20) |
デーモン バスターズ | > | レパーニャは洗濯物を干しながら愛らしい声で答える。 (2019/6/18 15:47:15) |
デーモン バスターズ | > | バラウアは照れながらも、口を開いた。 (2019/6/18 15:47:32) |
デーモン バスターズ | > | バラウア「…あ……愛してる」 (2019/6/18 15:47:48) |
デーモン バスターズ | > | レパーニャ「?…ごめんな、ちょっと風で聞こえなかった!もう一回良い?」 (2019/6/18 15:48:27) |
デーモン バスターズ | > | レパーニャは不思議そうに首を傾げて言う。 (2019/6/18 15:48:37) |
デーモン バスターズ | > | バラウアはまた、同じように愛してると言った。 (2019/6/18 15:48:56) |
デーモン バスターズ | > | レパーニャ「・・・ (2019/6/18 15:49:04) |
デーモン バスターズ | > | ぅえあ!?!?」 (2019/6/18 15:49:16) |
デーモン バスターズ | > | 凄い動揺してた。 (2019/6/18 15:49:21) |
デーモン バスターズ | > | レパーニャ「いっいきなりどうしたんだよ!?」 (2019/6/18 15:49:46) |
デーモン バスターズ | > | バラウア「・・・ (2019/6/18 15:49:51) |
デーモン バスターズ | > | ………ふはっ」 (2019/6/18 15:49:56) |
デーモン バスターズ | > | バラウアは、その様子が面白くてつい笑ってしまった。 (2019/6/18 15:50:05) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:50:36) |
デーモン バスターズ | > | 蓮ミル (2019/6/18 15:50:42) |
デーモン バスターズ | > | 蓮「なあ。」 (2019/6/18 15:51:09) |
デーモン バスターズ | > | ミル「何よ。」 (2019/6/18 15:51:14) |
デーモン バスターズ | > | 蓮とミルは、お互い表情が変わっていない。 (2019/6/18 15:52:23) |
デーモン バスターズ | > | 蓮「愛してる。」 (2019/6/18 15:52:29) |
デーモン バスターズ | > | しかし、蓮がそう言うと、ミルは一瞬固まった。 (2019/6/18 15:52:46) |
デーモン バスターズ | > | そうすると、ミルは一拍置いてこう言った。 (2019/6/18 15:53:06) |
デーモン バスターズ | > | ミル「…ばあか。頭でも打ったの?」 (2019/6/18 15:53:32) |
デーモン バスターズ | > | 蓮はそっぽを向いて、「…ふ」と笑う。 (2019/6/18 15:54:06) |
デーモン バスターズ | > | 蓮「…そんなところ。」 (2019/6/18 15:54:12) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:54:45) |
デーモン バスターズ | > | アイマフェ (2019/6/18 15:55:39) |
デーモン バスターズ | > | アイザック「愛してる。」 (2019/6/18 15:55:48) |
デーモン バスターズ | > | 周りにいるのは彼女だけ。 (2019/6/18 15:56:18) |
デーモン バスターズ | > | 本当に静かで、綺麗な夜景が見える崖の上でアイザックは彼女にそう言った。 (2019/6/18 15:56:47) |
デーモン バスターズ | > | マフェット「……え?」 (2019/6/18 15:57:00) |
デーモン バスターズ | > | マフェットは目を少し見開いて、涙も流さず、アイザックの方を振り返った。 (2019/6/18 15:57:28) |
デーモン バスターズ | > | アイザック「………なんでも、ない。」 (2019/6/18 15:57:40) |
デーモン バスターズ | > | そう言ってアイザックは首を振ろうとした。 (2019/6/18 15:58:00) |
デーモン バスターズ | > | しかし、その時、アイザックの手をマフェットが掴んだ。 (2019/6/18 15:58:23) |
デーモン バスターズ | > | マフェット「…逃げないでください。」 (2019/6/18 15:58:34) |
デーモン バスターズ | > | アイザックは、覚悟を決めなければいけないと、マフェットの泣きそうな顔を見て思った。 (2019/6/18 15:59:32) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 15:59:35) |
デーモン バスターズ | > | ハロパル (2019/6/18 16:02:49) |
デーモン バスターズ | > | ハロルド「愛してる。」 (2019/6/18 16:03:04) |
デーモン バスターズ | > | パルディ「え」 (2019/6/18 16:03:11) |
デーモン バスターズ | > | ハロルドがそっけなくそう言うと、パルディはふるりと小さく体を震わせた。 (2019/6/18 16:03:35) |
デーモン バスターズ | > | その様子を見て、ハロルドは「面白」と思った。 (2019/6/18 16:04:41) |
デーモン バスターズ | > | だから、ハロルドは同じことを試しにもう一度言ってみた。 (2019/6/18 16:06:04) |
デーモン バスターズ | > | すると、パルディは一回目を伏せて、真っ赤な顔をゆっくり上げた。 (2019/6/18 16:06:28) |
デーモン バスターズ | > | パルディ「…心臓飛び出そうなるやん……そんなん言うていきなりどないしたの」 (2019/6/18 16:09:14) |
デーモン バスターズ | > | その反応がさらに面白かった。 (2019/6/18 16:09:34) |
デーモン バスターズ | > | ハロルド「一丁前に照れてやんの。」 (2019/6/18 16:09:48) |
デーモン バスターズ | > | そう言ってからかうとパルディは「照れてへんわ!!」と赤面になりながら怒ってきた。 (2019/6/18 16:10:31) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 16:10:33) |
デーモン バスターズ | > | むくゆづ (2019/6/18 16:10:45) |
デーモン バスターズ | > | 骸「…その……ゆづる。」 (2019/6/18 16:10:55) |
デーモン バスターズ | > | ゆづる「?はい。」 (2019/6/18 16:11:01) |
デーモン バスターズ | > | ゆづるは編み物をしながらすぐ隣に座っている骸の声に答えた。 (2019/6/18 16:12:32) |
デーモン バスターズ | > | 骸「あ…その………あ………愛してますっ…」 (2019/6/18 16:12:51) |
デーモン バスターズ | > | ゆづる「!?」 (2019/6/18 16:13:00) |
デーモン バスターズ | > | ゆづるは驚きのあまりすぐ隣にいる骸の方を向いた。 (2019/6/18 16:13:36) |
デーモン バスターズ | > | その時、お互いの視線がぶつかった。 (2019/6/18 16:13:44) |
デーモン バスターズ | > | 骸「・・・」 (2019/6/18 16:13:51) |
デーモン バスターズ | > | ゆづる「・・・・な・・・ (2019/6/18 16:13:56) |
デーモン バスターズ | > | なんか言ってくださいよ。」 (2019/6/18 16:14:03) |
デーモン バスターズ | > | 骸「え!?…… (2019/6/18 16:14:20) |
デーモン バスターズ | > | ……あ、愛して…る…?」 (2019/6/18 16:14:26) |
デーモン バスターズ | > | ゆづるの顔が、真っ赤に染まった。 (2019/6/18 16:14:43) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 16:14:44) |
デーモン バスターズ | > | ジョイタニャ (2019/6/18 16:15:08) |
デーモン バスターズ | > | ジョイス「……愛してる。」 (2019/6/18 16:15:15) |
デーモン バスターズ | > | ターニャ「・・・」 (2019/6/18 16:16:36) |
デーモン バスターズ | > | ターニャ「……あっはは……」 (2019/6/18 16:17:00) |
デーモン バスターズ | > | ターニャは、ジョイスの言葉を聞いて、泣きながら笑い出した。 (2019/6/18 16:18:46) |
デーモン バスターズ | > | 答えはなかった。 (2019/6/18 16:19:30) |
デーモン バスターズ | > | でも、ジョイスは何度も愛してると繰り返す。 (2019/6/18 16:19:47) |
デーモン バスターズ | > | ひとりよがりだとしても、君のことをこんなに好きになったことを覚えていたかったんだ。 (2019/6/18 16:20:59) |
デーモン バスターズ | > | ジョイス「…あなたを愛してる。」 (2019/6/18 16:21:16) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 16:21:19) |
デーモン バスターズ | > | エリチャリ (2019/6/18 16:21:48) |
デーモン バスターズ | > | エリアス「あ、あの………チャリティ。」 (2019/6/18 16:27:54) |
デーモン バスターズ | > | チャリティ「?はあい。」 (2019/6/18 16:28:26) |
デーモン バスターズ | > | チャリティは優しい笑顔でエリアスの方を振り向く。 (2019/6/18 16:29:22) |
デーモン バスターズ | > | 花びらが流れる風にゆるく髪を吹かれる彼女の姿はとても美しかった。 (2019/6/18 16:31:05) |
デーモン バスターズ | > | エリアス「・・・愛しています。」 (2019/6/18 16:31:24) |
デーモン バスターズ | > | エリアスは赤面した顔を少し下に向けてそう言う。 (2019/6/18 16:32:23) |
デーモン バスターズ | > | チャリティはその言葉を聞いて目を少し見開いて驚いた。 (2019/6/18 16:33:28) |
デーモン バスターズ | > | だが、しばらく考えると周りを見渡した。 (2019/6/18 16:33:43) |
デーモン バスターズ | > | そして、誰もいないことがわかると、彼女は照れながらこう言った。 (2019/6/18 16:34:06) |
デーモン バスターズ | > | チャリティ「私もよ。」 (2019/6/18 16:34:27) |
デーモン バスターズ | > | エリアスはその瞬間、可愛くて心臓が止まりそうになったそうだ。 (2019/6/18 16:34:58) |
デーモン バスターズ | > | 【O☆WA☆RI(うぜえ)】 (2019/6/18 16:35:22) |
デーモン バスターズ | > | (2019/6/18 16:35:25) |
デーモン バスターズ | > | 結果:診断メーカーってすげえ (2019/6/18 16:35:33) |
おしらせ | > | デーモン バスターズさんが退室しました。 (2019/6/18 16:35:36) |
おしらせ | > | まっちゃさんが入室しました♪ (2019/6/22 21:16:11) |
まっちゃ | > | 【メイ姉妹過去小説続き】 (2019/6/22 21:16:37) |
まっちゃ | > | (2019/6/22 21:16:53) |
まっちゃ | > | だいぶ古びた扉を、静かに開ける。 (2019/6/22 21:17:51) |
まっちゃ | > | キィ_____という音が部屋中に響いた。 (2019/6/22 21:18:45) |
まっちゃ | > | ……ジョイスの持っているろうそくだけで照らされた、牢獄のような冷たい部屋。 (2019/6/22 21:19:25) |
まっちゃ | > | 床には、汚れた包帯のようなものでぐるぐる巻きにされた''何か''があった。 (2019/6/22 21:20:58) |
まっちゃ | > | この光景は、普通の人にとってはとても気味が悪いものだろう。ミイラのような何かが、そこら中に横たわっているのだから。 (2019/6/22 21:21:54) |
まっちゃ | > | ___でも、ジョイスは別だった。 (2019/6/22 21:22:09) |
まっちゃ | > | 「(………今日は10個くらいか。早めに終わらせてしまおう。)」 (2019/6/22 21:23:45) |
まっちゃ | > | すると、ジョイスは右手を''何か''へと向ける。 (2019/6/22 21:24:50) |
まっちゃ | > | 「………… (2019/6/22 21:27:00) |
まっちゃ | > | ……Anatomy(解剖)。」 (2019/6/22 21:27:11) |
まっちゃ | > | ………''何か''が、いきなり激しく暴れ始める。 (2019/6/22 21:28:54) |
まっちゃ | > | しかし、それは少しずつ宙に浮いていく。 (2019/6/22 21:29:21) |
まっちゃ | > | まるでそれは、芋虫のようで、とても気持ち悪い。 (2019/6/22 21:29:38) |
まっちゃ | > | しかしジョイスはそれに慣れてしまっていた。 (2019/6/22 21:29:58) |
まっちゃ | > | ……ジョイスが、開いていた右手を力を込めて握りしめる。 (2019/6/22 21:30:19) |
まっちゃ | > | その瞬間 (2019/6/22 21:30:28) |
まっちゃ | > | グシャッ____ (2019/6/22 21:30:58) |
まっちゃ | > | いきなり大きな音を立てて………それは切り裂かれた。 (2019/6/22 21:31:35) |
まっちゃ | > | 「………本当、この中に入っているものはなんなんだろう。…………豚か何かか?」 (2019/6/22 21:33:05) |
まっちゃ | > | 明らかに、何かの肉であることは確かだ。 (2019/6/22 21:33:26) |
まっちゃ | > | まあ、いい。ジョイスはそう思い、また呪文を唱える。 (2019/6/22 21:34:09) |
まっちゃ | > | 「Delete(削除)。」 (2019/6/22 21:35:18) |
まっちゃ | > | そうすると、それらは霧のようになって、空間から完全に消え去った。 (2019/6/22 21:35:39) |
まっちゃ | > | これが、ジョイスの毎日の仕事___習慣なのだ。 (2019/6/22 21:35:58) |
まっちゃ | > | 彼女の能力は''心身分解''。体と心を操ることができる能力だ。 (2019/6/22 21:36:34) |
まっちゃ | > | ジョイスの親である女は今まで何人か子供を育ててきたことがあるらしいが、その子達にも能力に適した習慣をつけさせていたらしい。 (2019/6/22 21:37:39) |
まっちゃ | > | 「………夕飯の時間だ。」 (2019/6/22 21:37:53) |
まっちゃ | > | ジョイスはスカートに付いた''何か'から出てきた透明な液体など気にもせず、その部屋から出て行った。 (2019/6/22 21:38:49) |
まっちゃ | > | ------------------------------------------------------------------------ (2019/6/22 21:39:01) |
まっちゃ | > | それからしばらく経った日のことだった。 (2019/6/22 21:41:59) |
おしらせ | > | まっちゃさんが退室しました。 (2019/6/22 21:50:03) |
おしらせ | > | まっちゃさんが入室しました♪ (2019/6/24 17:38:46) |
まっちゃ | > | 「ごめんなさいね、ジョイス…………2日も家をあけることになってしまって。」 (2019/6/24 17:39:17) |
まっちゃ | > | 魔女は、ジョイスの頭を撫でながら言う。 (2019/6/24 17:39:31) |
まっちゃ | > | 「いいえ、母様。私はもう23ですし、家事もこなせます。だから心配なさらないでください。」 (2019/6/24 17:41:51) |
まっちゃ | > | ジョイスは答える。 (2019/6/24 17:42:05) |
まっちゃ | > | しかし、ジョイスは一瞬開いている扉の方を見た。 (2019/6/24 17:42:33) |
まっちゃ | > | 彼女の外に行きたいという気持ちは、まだ変わっていないのだ。 (2019/6/24 17:42:53) |
まっちゃ | > | しかし、魔女の優しい顔と声を聞いたら、何故か別のことを優先させてしまう。 (2019/6/24 17:43:16) |
まっちゃ | > | 自分は何か呪いでもかけられているのか? (2019/6/24 17:43:36) |
まっちゃ | > | そう考えたことは何度かあった。 (2019/6/24 17:43:41) |
まっちゃ | > | 「ああ、そうそう。私が帰ってきたらあなたの仕事の量も少し増えてしまうのよ………本当にごめんなさいね。台所で回復液を作っておいたから、後で料理に混ぜて食べてちょうだいね。」 (2019/6/24 17:45:23) |
まっちゃ | > | …仕事の量が増えるのか…… (2019/6/24 17:45:37) |
まっちゃ | > | まあ、仕事自体はあまり苦ではないし良いだろう。 (2019/6/24 17:45:57) |
まっちゃ | > | それにどうせ一回きりだ。1分以内に終わらせられる。 (2019/6/24 17:46:15) |
まっちゃ | > | 「じゃあ、行ってくるわね。」 (2019/6/24 17:46:31) |
まっちゃ | > | 「……はい。」 (2019/6/24 17:46:42) |
まっちゃ | > | 目の前の扉が閉まっていく。 (2019/6/24 17:47:02) |
まっちゃ | > | バタン、と音を立て完全に閉まった瞬間に、周りが一気に暗くなったように感じられた。 (2019/6/24 17:47:25) |
まっちゃ | > | (2019/6/24 17:47:58) |
まっちゃ | > | 「・・・」 (2019/6/24 17:48:11) |
まっちゃ | > | あれから2日経った。 (2019/6/24 17:51:09) |
まっちゃ | > | その日は、魔女がやっと帰って来る日だった。 (2019/6/24 17:51:51) |
まっちゃ | > | ………しかし、ジョイスの顔からは喜びなど感じられなかった。 (2019/6/24 17:52:19) |
まっちゃ | > | しいて言うとすれば______ (2019/6/24 17:52:29) |
まっちゃ | > | ____''疑問''だ。 (2019/6/24 17:52:40) |
まっちゃ | > | 「…………ウィルフレッド王族が消えた……か。」 (2019/6/24 17:53:39) |
まっちゃ | > | ジョイスは手に持っていると新聞を見ながら呟いた。 (2019/6/24 17:55:09) |
まっちゃ | > | (謎の「と」が入った…(() (2019/6/24 17:55:46) |
まっちゃ | > | それは先日届いた新聞だった。 (2019/6/24 17:56:28) |
まっちゃ | > | …………ジョイスは、それを魔女のせいではないのだろうかと考えていた。 (2019/6/24 17:56:54) |
まっちゃ | > | しかし、母様が人をさらって何の意味がある?まさかもう、どこかで殺しているのか? (2019/6/24 17:57:23) |
まっちゃ | > | ____いや、もう大体一日中考えて出た答えがあった。 (2019/6/24 17:57:54) |
まっちゃ | > | そいっても、それ自身はジョイスにとって信じたくないものだった。 (2019/6/24 17:58:06) |
まっちゃ | > | (次は「と」が「そ」になったぞおい) (2019/6/24 17:58:18) |
まっちゃ | > | 「………私に殺させている……」 (2019/6/24 17:58:47) |
まっちゃ | > | 母様がそんな人だとは信じたくない。そんな気持ちがジョイスにあったせいで、その答えを認められなかったのだ。 (2019/6/24 17:59:27) |
まっちゃ | > | しかし、何もかも共通点がある。 (2019/6/24 17:59:36) |
まっちゃ | > | 一、私達が住んでいるのは人目に全くつかないであろう森の奥。 (2019/6/24 17:59:57) |
まっちゃ | > | 二、母様は私に''仕事が増える''と言い、''二日間''家を空けた。 (2019/6/24 18:00:28) |
まっちゃ | > | 三、私が普段しているのは何かよく分からない''肉の塊''を削除すること。 (2019/6/24 18:00:59) |
まっちゃ | > | _____本当に、そうなのか。 (2019/6/24 18:01:25) |
まっちゃ | > | その時だった。 (2019/6/24 18:01:40) |
まっちゃ | > | ガタッ (2019/6/24 18:01:57) |
まっちゃ | > | 「!!」 (2019/6/24 18:02:04) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、まっちゃさんが自動退室しました。 (2019/6/24 18:27:28) |
おしらせ | > | まっちゃさんが入室しました♪ (2019/6/25 17:46:30) |
まっちゃ | > | 自分のいる部屋の下から、音が鳴った。 (2019/6/25 17:49:25) |
まっちゃ | > | ……しかし、地下にある部屋は、『あの部屋』しかなかった。 (2019/6/25 17:50:42) |
まっちゃ | > | ジョイスしかいない静かすぎる空間の中響いたその音に、ジョイスは青ざめた。 (2019/6/25 17:51:30) |
まっちゃ | > | 「………まさか」 (2019/6/25 17:52:24) |
まっちゃ | > | ジョイスはランタンとマッチを取り出して下へ降りていった。 (2019/6/25 17:53:53) |
まっちゃ | > | (2019/6/25 17:53:55) |
まっちゃ | > | やはりそうだった。 (2019/6/25 17:55:25) |
まっちゃ | > | ジョイスはランタンに火をつけてその光景を見た瞬間、さらに青ざめた。 (2019/6/25 17:56:27) |
まっちゃ | > | そこには、いつもの倍以上の、あの『何か』が転がっていた。 (2019/6/25 17:56:55) |
まっちゃ | > | 「…………」 (2019/6/25 17:57:22) |
まっちゃ | > | ジョイスは黙ってそこに立ち止まり、『何か』をじーっと見る。 (2019/6/25 17:58:32) |
まっちゃ | > | ___すると、そのうちの一つが動いた。 (2019/6/25 17:58:41) |
まっちゃ | > | 「!?」 (2019/6/25 17:58:56) |
まっちゃ | > | ジョイス自身、自分が能力を発動する前に『何か』が動いている姿は見たことがなかった。 (2019/6/25 17:59:21) |
まっちゃ | > | しかし、それは確かに暴れている。 (2019/6/25 17:59:31) |
まっちゃ | > | まるでそれは、包帯に縛られている、人間のようだった。 (2019/6/25 18:00:52) |
まっちゃ | > | ……いや、これは確かに人間だ。 (2019/6/25 18:01:09) |
まっちゃ | > | もしかしたらこれは、あの王族かもしれない。 (2019/6/25 18:01:23) |
まっちゃ | > | なら……助けなければ。 (2019/6/25 18:01:42) |
まっちゃ | > | これ以上、私の手も母様の手も汚したくない。 (2019/6/25 18:02:08) |
まっちゃ | > | ジョイスは動いている『何か』の包帯を取ろうと駆け寄る。 (2019/6/25 18:02:41) |
まっちゃ | > | そして、何か出っ張りのある部分の包帯を引き裂いた。 (2019/6/25 18:03:24) |
まっちゃ | > | ____そこには、目があった。 (2019/6/25 18:04:42) |
まっちゃ | > | 自分によく似ている、青色の目。 (2019/6/25 18:04:55) |
まっちゃ | > | そして、綺麗な金髪を持っていて… (2019/6/25 18:06:53) |
まっちゃ | > | 頭に、べったりと血が付いていた。 (2019/6/25 18:07:08) |
まっちゃ | > | その表情は、明らかに怯えていた。 (2019/6/25 18:07:18) |
まっちゃ | > | 「お願い………………こ…殺さ……ないで………」 (2019/6/25 18:08:02) |
まっちゃ | > | 明らかに震えている、か細い声だった。 (2019/6/25 18:08:32) |
まっちゃ | > | 「……こ…殺しません。私はそんなこと絶対にしません。」 (2019/6/25 18:09:16) |
まっちゃ | > | ジョイス自身の声も震えていたのだが、人を救うことしか考えていなかったジョイスは、自分自身その事に気付いていないようだ。 (2019/6/25 18:10:40) |
まっちゃ | > | 「い、今、全部外しますから。逃げないと」 (2019/6/25 18:11:20) |
まっちゃ | > | ジョイスは必死に包帯を外す。 (2019/6/25 18:11:38) |
まっちゃ | > | 早く助けないと、母様が帰って来る。 (2019/6/25 18:13:07) |
まっちゃ | > | ジョイスは、なんとなくそんな気がしていた。 (2019/6/25 18:14:23) |
まっちゃ | > | ……しかし、その女性が、いきなり泣くのをやめた。 (2019/6/25 18:16:52) |
まっちゃ | > | そして、血みどろになった左手で、ジョイスの頰に触れたのだ。 (2019/6/25 18:19:06) |
まっちゃ | > | 「……………ス… (2019/6/25 18:21:28) |
まっちゃ | > | ジョイス?」 (2019/6/25 18:21:33) |
まっちゃ | > | 「……は?」 (2019/6/25 18:22:15) |
まっちゃ | > | なんで (2019/6/25 18:23:12) |
まっちゃ | > | 私の名前 (2019/6/25 18:23:15) |
まっちゃ | > | 「……ジョイス………ああ、ジョイス………!!」 (2019/6/25 18:24:42) |
まっちゃ | > | 女性は微笑みだし、ジョイスに抱きついて来た。 (2019/6/25 18:28:08) |
まっちゃ | > | ジョイスは訳がわからず、とても動揺していた。 (2019/6/25 18:28:25) |
まっちゃ | > | 「ああ、私の愛しい子…!!22年間………ずっと……ずっと探し続けた……ジョイス…もっとその顔を…見せてちょうだい…」 (2019/6/25 18:29:46) |
まっちゃ | > | ……まさか (2019/6/25 18:30:16) |
まっちゃ | > | 母様は、私の親ではなくて (2019/6/25 18:32:34) |
まっちゃ | > | それ以前に私が捨てられていたから拾ってずっと育てて来たって聞いていたのに (2019/6/25 18:33:03) |
まっちゃ | > | この人が… (2019/6/25 18:33:21) |
まっちゃ | > | 「……貴方が……お母様……」 (2019/6/25 18:33:34) |
まっちゃ | > | ____ああ、思い出した。 (2019/6/25 18:36:17) |
まっちゃ | > | この暖かい感触は (2019/6/25 18:36:37) |
まっちゃ | > | 昔にどこかで味わったことがある。 (2019/6/25 18:36:50) |
まっちゃ | > | 遠い昔に (2019/6/25 18:37:39) |
まっちゃ | > | どこかで___ (2019/6/25 18:37:50) |
まっちゃ | > | (2019/6/25 18:41:51) |
まっちゃ | > | グシャッ (2019/6/25 18:42:09) |
まっちゃ | > | 「・・・え?」 (2019/6/25 18:42:20) |
まっちゃ | > | 「…………帰るのが遅くなっちゃったわあ。 (2019/6/25 18:43:55) |
まっちゃ | > | ………貴方の幻覚も溶けちゃったみたいだし……まあ、22年間も隠すだなんて無理な話よねぇ (2019/6/25 18:44:42) |
まっちゃ | > | でも、ねえ、どう? (2019/6/25 18:44:54) |
まっちゃ | > | 実の家族を殺した気持ち。」 (2019/6/25 18:44:59) |
まっちゃ | > | 「……あ………」 (2019/6/25 18:45:35) |
まっちゃ | > | ジョイスは震えながら自分の右肩に頭を寄せていた女性の方を見た。 (2019/6/25 18:46:11) |
まっちゃ | > | ……そこには、先ほどの女性が肉塊のような姿になっており、大量の血と肉のかけらが、ジョイスの肩から垂れていた。 (2019/6/25 18:49:34) |
まっちゃ | > | 「ねえ、ジョイス。これは私がやったんじゃないわ。貴方がしたことなのよ。」 (2019/6/25 18:50:56) |
まっちゃ | > | 「…え……な……何言って (2019/6/25 18:51:11) |
まっちゃ | > | 「あら、だって (2019/6/25 18:51:26) |
まっちゃ | > | 私にそんな能力はないもの。そんな''掃除''の能力。」 (2019/6/25 18:51:47) |
まっちゃ | > | __そんな? (2019/6/25 18:53:09) |
まっちゃ | > | そんなって、何?どういう事? (2019/6/25 18:53:22) |
まっちゃ | > | 「私は誇らしいわあ、ジョイス。貴方がこんなに良い子に育ってくれるだなんてねえ。本当に (2019/6/25 18:54:02) |
まっちゃ | > | ''便利''で''従順''で''強く''って''賢く''て。 (2019/6/25 18:54:28) |
まっちゃ | > | 良い奴隷に育ってくれて、ありがとうね。」 (2019/6/25 18:54:41) |
まっちゃ | > | 「・・・」 (2019/6/25 18:55:03) |
まっちゃ | > | ジョイスはあまりの恐怖でガタガタ震え始め、大粒の涙を零し、息が荒くなっていく。 (2019/6/25 18:55:37) |
まっちゃ | > | 「ねえ、ジョイス。後ろを見てごらんなさい。」 (2019/6/25 18:57:16) |
まっちゃ | > | ジョイスは、最初は首を動かそうとしてもなぜか俯くことしかできなかった。 (2019/6/25 18:57:50) |
まっちゃ | > | しかし、魔女が手を差し出すと、ジョイスの体は勝手に後ろを向こうとした。 (2019/6/25 19:00:24) |
まっちゃ | > | ………そこには、いつもの仕事をし終わった後の部屋はなかった。 (2019/6/25 19:00:44) |
まっちゃ | > | そこには、暗く、そして嫌な臭いがする肉塊と血が部屋中にこびりついていた。 (2019/6/25 19:01:43) |
まっちゃ | > | 「……ねえ、私のことも、貴方は殺す? (2019/6/25 19:02:16) |
まっちゃ | > | その能力で、私のことを。」 (2019/6/25 19:02:24) |
まっちゃ | > | 「………」 (2019/6/25 19:02:33) |
まっちゃ | > | 「自分の気持ちに素直になって良いのよ?」 (2019/6/25 19:02:48) |
まっちゃ | > | 魔女は怪しい目で微笑む。 (2019/6/25 19:03:02) |
まっちゃ | > | ……ジョイスはその目に何故か見入ってしまった。 (2019/6/25 19:03:23) |
まっちゃ | > | 魔女の目は、いつも片側が隠されていた。 (2019/6/25 19:05:52) |
まっちゃ | > | しかし、その時、ジョイスはその目を見てしまったのだ。 (2019/6/25 19:06:20) |
まっちゃ | > | 赤く焼け爛れた、化け物のような目を。 (2019/6/25 19:07:36) |
まっちゃ | > | 「……あ…………あぁ…………… (2019/6/25 19:08:13) |
まっちゃ | > | あ''ぁぁぁァァァ''ぁぁぁあああああ''ァァァァァぁぁぁあぁあぁああぁ!!!」 (2019/6/25 19:09:26) |
まっちゃ | > | -------------------------------------------------------------- (2019/6/25 19:09:50) |
おしらせ | > | まっちゃさんが退室しました。 (2019/6/25 19:09:53) |
おしらせ | > | まっちゃさんが入室しました♪ (2019/6/25 21:33:46) |
まっちゃ | > | 【なんか唐突に思いついた学パロアテマリ】 (2019/6/25 21:34:05) |
まっちゃ | > | (2019/6/25 21:34:08) |
まっちゃ | > | 「・・・運動会って本当嫌です。」 (2019/6/25 21:34:22) |
まっちゃ | > | 「あら、どうして?あなた運動神経抜群じゃない。」 (2019/6/25 21:35:09) |
まっちゃ | > | ローズマリー・メイ。私の名前です。 (2019/6/25 21:36:01) |
まっちゃ | > | 私は運動会だけじゃなくて、こういう学校行事が全部あまり好きではない。 (2019/6/25 21:36:43) |
まっちゃ | > | 「…なんか、その……疲れるので。」 (2019/6/25 21:36:58) |
まっちゃ | > | 隣に来たチャリティお姉ちゃんに、ため息の声でこう答えた。 (2019/6/25 21:38:17) |
まっちゃ | > | (ため息混じりの声で…(() (2019/6/25 21:38:28) |
まっちゃ | > | おまけに私は表情筋がとても硬い方なので、多分凄い冷たそうな顔をしてると思う。 (2019/6/25 21:39:17) |
まっちゃ | > | 「ふふっまあね。でも運動会ってそういうものよ?まあ私は運動神経なんかないけど……あっちょっと行ってくるわね!」 (2019/6/25 21:40:02) |
まっちゃ | > | そう言ってチャリティお姉ちゃんは向こうに走っていった。 (2019/6/25 21:40:24) |
まっちゃ | > | そこには、お姉ちゃんと同級生のエリアス・アンゲラーさんがいた。 (2019/6/25 21:40:50) |
まっちゃ | > | 「(……お姉ちゃん達ミルも、全員恋人ができたのか。)」 (2019/6/25 21:41:13) |
まっちゃ | > | 私は恋愛というものに対しての興味は一切ない。まず、人を恋愛的に好きになることがない。 (2019/6/25 21:41:41) |
まっちゃ | > | 確かにお姉ちゃん達とミルはすごい綺麗な顔立ちだし、まさに歩く姿は百合の花って感じだ。 (2019/6/25 21:45:59) |
まっちゃ | > | それはもう、小さい頃からずっと自覚している。 (2019/6/25 21:46:08) |
まっちゃ | > | 私は人当たりが冷たい方だから、お姉ちゃん達とミルのようにはきっとなれないだろう。 (2019/6/25 21:46:37) |
まっちゃ | > | 「(………早く帰りたいなあ)」 (2019/6/25 21:46:48) |
まっちゃ | > | そう思っていた。 (2019/6/25 21:46:52) |
まっちゃ | > | 「なあ。」 (2019/6/25 21:48:08) |
まっちゃ | > | 「は?」 (2019/6/25 21:48:16) |
まっちゃ | > | いきなり前から声をかけられた。 (2019/6/25 21:48:32) |
まっちゃ | > | アーテルだった。 (2019/6/25 21:49:57) |
まっちゃ | > | 私がこの学校に来てすぐに声をかけてくるようになった女だった。 (2019/6/25 21:50:28) |
まっちゃ | > | 「…な、なんですか。」 (2019/6/25 21:51:31) |
まっちゃ | > | 私はいきなり声をかけられたことに少し驚いた。 (2019/6/25 21:51:54) |
まっちゃ | > | 「ついてこい。」 (2019/6/25 21:52:17) |
まっちゃ | > | 「え?待」 (2019/6/25 21:52:31) |
まっちゃ | > | 私が「待って」と言おうとした時に、いきなりアーテルさんは私の手を掴んだ。 (2019/6/25 21:53:06) |
まっちゃ | > | そして走り出した。 (2019/6/25 21:53:12) |
まっちゃ | > | 「(………ああ、借り物競走だったのか。)」 (2019/6/25 21:53:31) |
まっちゃ | > | 少し暑さでぼーっとしていたのもあって気づかなかった… (2019/6/25 21:53:48) |
まっちゃ | > | …でも、何故私? (2019/6/25 21:53:54) |
まっちゃ | > | 「…あの、なんで私なんですか?お題って一体……」 (2019/6/25 21:54:09) |
まっちゃ | > | 私はアーテルさんの方を向いて問いかける。 (2019/6/25 21:54:27) |
まっちゃ | > | その時に気づいた。 (2019/6/25 21:54:38) |
まっちゃ | > | 彼女は顔を真っ赤にしていたのだ。 (2019/6/25 21:55:30) |
まっちゃ | > | 「…え、あの………なんでそんなに真っ赤なんですか。」 (2019/6/25 21:55:43) |
まっちゃ | > | 私は目をぱちくりさせて彼女にまた問いかけた。 (2019/6/25 21:56:21) |
まっちゃ | > | 「いっ……いいから走れ」 (2019/6/25 21:56:53) |
まっちゃ | > | 「?…はぁ…」 (2019/6/25 21:57:18) |
まっちゃ | > | 結局訳のわからないままゴールして、結果は優勝だった。 (2019/6/25 21:58:05) |
まっちゃ | > | (2019/6/25 21:58:08) |
まっちゃ | > | デス「ゴールなのデス!おめでとうデス!!」 (2019/6/25 22:00:34) |
まっちゃ | > | 私達がゴールすると、係のデスさんが笑顔でそう言ってきた。 (2019/6/25 22:00:54) |
まっちゃ | > | デス「じゃあ、お題を確認するデス!紙は持ってるデス?」 (2019/6/25 22:01:28) |
まっちゃ | > | 「えっ」 (2019/6/25 22:01:38) |
まっちゃ | > | デス「??」 (2019/6/25 22:01:45) |
まっちゃ | > | …?どうしたんだ? (2019/6/25 22:01:56) |
まっちゃ | > | 「あなた、紙持ってるじゃないですか。早く差し出せば…」 (2019/6/25 22:02:13) |
まっちゃ | > | 「ま、まあ、そうなんだけど。」 (2019/6/25 22:02:24) |
まっちゃ | > | 「??」 (2019/6/25 22:02:32) |
まっちゃ | > | 私が不思議に思い彼女を見つめていると、やっと彼女はデスさんに紙を手渡した。 (2019/6/25 22:02:55) |
まっちゃ | > | デス「じゃあ、確認するデス!!えーっと、お題は… (2019/6/25 22:03:44) |
まっちゃ | > | 「あ''っちょっと待「『綺麗なもの』デス!!」 (2019/6/25 22:04:26) |
まっちゃ | > | 「?……は?」 (2019/6/25 22:04:40) |
まっちゃ | > | 綺麗なもの? (2019/6/25 22:05:52) |
まっちゃ | > | 私が? (2019/6/25 22:05:54) |
まっちゃ | > | 「…………あの」 (2019/6/25 22:06:14) |
まっちゃ | > | 私は彼女の方をまた見る。 (2019/6/25 22:06:30) |
まっちゃ | > | 彼女の顔は真っ赤になっていた。 (2019/6/25 22:06:36) |
まっちゃ | > | …だから、あんなに止めようとしてたのか…… (2019/6/25 22:06:44) |
まっちゃ | > | 走ってる時に真っ赤だったのも、お題を教えてくれなかったのも… (2019/6/25 22:06:57) |
まっちゃ | > | ……それにしても (2019/6/25 22:07:05) |
まっちゃ | > | 「(……確か、この人虚言癖がはずなのに……)」 (2019/6/25 22:08:52) |
まっちゃ | > | 「(・・・こういう一面もある人なんだな。)」 (2019/6/25 22:09:33) |
まっちゃ | > | 「……ふ」 (2019/6/25 22:09:40) |
まっちゃ | > | 「?な、何笑ってんだよ………」 (2019/6/25 22:10:51) |
まっちゃ | > | 「……いいえ?ただ (2019/6/25 22:11:02) |
まっちゃ | > | あなたのそういう所、悪くないなって思ったので。」 (2019/6/25 22:11:23) |
まっちゃ | > | 久しぶりに家族以外の人に優しく微笑んだ気がした。 (2019/6/25 22:11:47) |
まっちゃ | > | アーテルさんはというと、また顔を真っ赤にしていた。 (2019/6/25 22:12:00) |
まっちゃ | > | 【終わり】 (2019/6/25 22:12:05) |
おしらせ | > | まっちゃさんが退室しました。 (2019/6/25 22:12:09) |
おしらせ | > | まつりさんが入室しました♪ (2019/6/26 18:18:56) |
まつり | > | (2019/6/26 18:19:21) |
まつり | > | 私の研究所から何もかもがいなくなって数年が経った。 (2019/6/26 18:19:37) |
まつり | > | まつりも雀もいなくなってから、こっちは寂しくてたまらないよ。 (2019/6/26 18:20:16) |
まつり | > | 失敗作のお友達も、全員消えちゃったみたいだし。 (2019/6/26 18:20:34) |
まつり | > | …本当は私は白衣なんて大嫌いだった。 (2019/6/26 18:21:09) |
まつり | > | しかもけっこう大人の男で、サイコパスで、ぜんっぜん可愛くなくって? (2019/6/26 18:21:48) |
まつり | > | やっぱり『あいつ』の失敗作を無理やり合わせるとこうなっちゃうんだね。 (2019/6/26 18:22:06) |
まつり | > | 元はといえば、私はあいつの第二の体だった。 (2019/6/26 18:23:27) |
まつり | > | 6年前にあいつが私達みたいな種類の奴らのことを知って、初めて作り出した。 (2019/6/26 18:23:54) |
まつり | > | そりゃもうあいつは私のことを凄く愛してくれたよね。 (2019/6/26 18:24:26) |
まつり | > | まあまだ純粋な方だったし。餓鬼みたいなもんだったからしょうがないよね。 (2019/6/26 18:24:43) |
まつり | > | ………あーあ (2019/6/26 18:25:05) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、まつりさんが自動退室しました。 (2019/6/26 18:47:12) |
おしらせ | > | まつりさんが入室しました♪ (2019/6/26 19:27:32) |
まつり | > | 本当はあいつからの愛がもう一回欲しい、だなんて。 (2019/6/26 19:28:10) |
まつり | > | そんなこと無理なのにね。 (2019/6/26 19:28:17) |
まつり | > | こんなジジイの姿も、もうおさらば。というかこいつの体、そろそろ寿命が近づいてるみたいだし。 (2019/6/26 19:28:57) |
まつり | > | (2019/6/26 19:29:08) |
まつり | > | この少女が私の所に来るのは、まだ遠い未来の話。 (2019/6/26 19:31:02) |
まつり | > | 【end】 (2019/6/26 19:31:12) |
まつり | > | (2019/6/26 19:31:13) |
まつり | > | なんか奥深いのを作りたかったんだよ(謎) (2019/6/26 19:31:24) |
まつり | > | あっこのまま小説の続き書きます (2019/6/26 19:35:54) |
まつり | > | (2019/6/26 19:35:56) |
まつり | > | (2019/6/26 19:36:01) |
まつり | > | 「・・・」 (2019/6/26 19:36:42) |
まつり | > | 「……やあ。君にとっては初めましてだね。」 (2019/6/26 19:36:58) |
まつり | > | (2019/6/26 19:37:53) |
まつり | > | ……あれから、どのくらい経ったのだろうか。 (2019/6/26 19:38:16) |
まつり | > | 私はあれから、人に自分の目や手を見せるのが怖くなった。 (2019/6/26 19:38:48) |
まつり | > | だから、黒い布で自分の目を隠し、手には革の手袋、元々黒のワンピースを着ていたが、その上に白い布を羽織るようになった。 (2019/6/26 19:40:18) |
まつり | > | …正直、今生きている自分も憎らしかった。 (2019/6/26 19:40:32) |
まつり | > | ああ、あの女は今なにをしているのだろう。 (2019/6/26 19:40:42) |
まつり | > | 私を探しているということはあり得ない…が、いつかは絶対に私を殺しに来る。 (2019/6/26 19:41:14) |
まつり | > | あの女の能力はきっと、「人の全てを操る能力」だったのだろう__今となってはわかる。 (2019/6/26 19:42:04) |
まつり | > | 一度、屋敷の書斎で、その能力についての本が何冊かあったのをみたことがあるのだ。 (2019/6/26 19:43:26) |
まつり | > | (一旦切ります) (2019/6/26 19:47:04) |
おしらせ | > | まつりさんが退室しました。 (2019/6/26 19:47:06) |
おしらせ | > | まつりさんが入室しました♪ (2019/6/28 17:50:56) |
まつり | > | ___いや (2019/6/28 17:51:27) |
まつり | > | こんなことを考えても仕方ないか。 (2019/6/28 17:51:33) |
まつり | > | もう、私の味方なんてどこにもいないんだから。 (2019/6/28 17:51:54) |
まつり | > | (2019/6/28 17:51:55) |
まつり | > | -------------------------------- (2019/6/28 17:52:06) |
まつり | > | (2019/6/28 17:52:08) |
まつり | > | それは、心地よい風が吹く6月のことだった。 (2019/6/28 17:52:52) |
まつり | > | 一人の小さな天使が、人間の夫婦の間に生まれた。 (2019/6/28 17:53:38) |
まつり | > | その子は「チャリティ(博愛)」と名付けられ、可愛らしく想像豊かな娘へと育った。 (2019/6/28 17:54:13) |
まつり | > | (2019/6/28 17:54:37) |
まつり | > | …だなんて、三人称視点で話を進めるのはやめにしましょう。 (2019/6/28 17:55:06) |
まつり | > | チャリティ・メイ。私の名前よ。 (2019/6/28 17:55:18) |
まつり | > | といっても、私は想像力が人一倍多い人間の一種だから、「レッド・ローズ」という名前を語ったりすることもあるのだけれど。 (2019/6/28 17:56:15) |
まつり | > | ほら、赤い薔薇って綺麗じゃない? (2019/6/28 17:56:27) |
まつり | > | 私の母親が赤い薔薇が好きだったの。 (2019/6/28 17:56:43) |
まつり | > | 実は、今のような幸せな暮らしは、昔には全くなかったのよ。 (2019/6/28 17:57:29) |
まつり | > | 私は「戦争」が、6年間くらい続く一年前に生まれたから、今こうして生きているの。 (2019/6/28 17:58:29) |
まつり | > | (2019/6/28 17:58:35) |
まつり | > | 「我らの国は今日、●●国に宣戦を布告した。」 (2019/6/28 18:01:22) |
まつり | > | 男性が言った言葉を聞いて、辺りは騒然としていたわ。 (2019/6/28 18:03:09) |
まつり | > | 父親の腕に抱かれていた幼い私は、全く理解できていなかったけれど (2019/6/28 18:03:44) |
まつり | > | 何か怖いことが起きている、と思ったんだと思うわ。 (2019/6/28 18:04:05) |
まつり | > | 世界最後の大戦争。 (2019/6/28 18:04:42) |
まつり | > | それに、私の父親が出兵することに決まったの。 (2019/6/28 18:04:56) |
まつり | > | 私の父は、勇敢で、優しくて、紳士的な顔をしている素敵な男性だったわ。…写真でしか、見たことがないけれど。 (2019/6/28 18:05:33) |
まつり | > | でも、少し色褪せた写真でもわかるくらいにとても素敵だったのよ。 (2019/6/28 18:05:55) |
まつり | > | 母親は……きっと、しつこく引き止めはしなかったのでしょうね。 (2019/6/28 18:06:15) |
まつり | > | 母は、今の私に似た性格だったの。 (2019/6/28 18:08:42) |
まつり | > | 孤児院育ちで………農家の家で育てられて、日曜学校で父と出会ったと聞いたわ。 (2019/6/28 18:09:16) |
まつり | > | 父と母はとても愛し合っていたわ。 (2019/6/28 18:09:50) |
まつり | > | (2019/6/28 18:10:02) |
おしらせ | > | まつりさんが退室しました。 (2019/6/28 18:25:04) |
おしらせ | > | まつりさんが入室しました♪ (2019/6/29 15:18:35) |
まつり | > | 【一旦中断】 (2019/6/29 15:18:51) |
まつり | > | (2019/6/29 15:18:53) |
まつり | > | アイマフェ学パロ小説書きますん…というかこれから結構学パロ書くと思います(テスト後の妄想発散) (2019/6/29 15:19:45) |
まつり | > | (2019/6/29 15:19:55) |
まつり | > | 【メドゥーサ(仮)】 (2019/6/29 15:22:14) |
まつり | > | 「・・・」 (2019/6/29 15:22:26) |
まつり | > | 私は放課後、家の近くの公園のベンチに座っていた。 (2019/6/29 15:23:05) |
まつり | > | 一緒に帰ってくる友達とかもいない。 (2019/6/29 15:23:35) |
まつり | > | というか、自分自身が友達を作ることを避けていた。 (2019/6/29 15:23:47) |
まつり | > | 私はとても貧乏な家庭で生まれた。 (2019/6/29 15:24:21) |
まつり | > | それからずっと母の代わりに家事をしてきた為、遊ぶ暇なんて無かった。 (2019/6/29 15:25:11) |
まつり | > | でも、7歳の時、私の体の中の血液がとても珍しい性質のものになっていることが世界中に広がった。自分では病院など行ったことが無かったので、それが異常だとなぜか分かっていなかったのだ。 (2019/6/29 15:26:19) |
まつり | > | それからは、記者達に追われる生活を続けて……''社交恐怖''になってしまった。 (2019/6/29 15:27:17) |
まつり | > | ずっと近くにいた何もしない母も、2年前に亡くなって。 (2019/6/29 15:27:38) |
まつり | > | 私は高校生になるから、「一人で過ごす」と言い、どこにも引き取られず一人でマンションで暮らしている。 (2019/6/29 15:28:18) |
まつり | > | いつも学費にバイト代や残っているお金を費やして。 (2019/6/29 15:28:53) |
まつり | > | 部活にも入らずに、友達とも遊ばずに。 (2019/6/29 15:29:10) |
まつり | > | 夜7時に、暗い中こうしてコンビニで買った小さなパンを食べている私は、変わり者なのだろうか? (2019/6/29 15:29:53) |
まつり | > | 「(・・・次のバイトの休みって、いつだったっけ?)」 (2019/6/29 15:31:25) |
まつり | > | 私は自分がバイトをしている配達の仕事のことを考えながら、少しでも長く食べようとゆっくりパンを食べていた。 (2019/6/29 15:32:46) |
まつり | > | (2019/6/29 15:32:52) |
まつり | > | それから何日か経った。 (2019/6/29 15:33:06) |
まつり | > | 「もう少しでテストだから、しっかり勉強しろよ。」 (2019/6/29 15:34:02) |
まつり | > | 「えー」等の大きな声が聞こえてくる。 (2019/6/29 15:34:35) |
まつり | > | 私は一番後ろの席で、何も言わずに下を向いていた。 (2019/6/29 15:35:06) |
まつり | > | いつもマスクを付けて学校を歩いているので、多分すごい地味だと思う。 (2019/6/29 15:35:36) |
まつり | > | 先生の話が終わり、クラスの皆は次々に部活やゲームセンターに行き始める。 (2019/6/29 15:36:25) |
まつり | > | 「(………テスト、か。)」 (2019/6/29 15:36:34) |
まつり | > | 私は物を鞄にしまい、ある場所へ向かった。 (2019/6/29 15:37:05) |
まつり | > | (2019/6/29 15:37:08) |
まつり | > | ガラッ (2019/6/29 15:37:35) |
まつり | > | 「(・・・良かった。誰もいない。)」 (2019/6/29 15:37:52) |
まつり | > | 私の行き先は図書室だった。 (2019/6/29 15:38:05) |
まつり | > | 図書館に行くにしても遠いし、飲食店に入るお金も無駄だし… (2019/6/29 15:38:35) |
まつり | > | 家で勉強するにしたって、学校から配布された本以外何も持っていなかったし… (2019/6/29 15:39:21) |
まつり | > | ならば図書室を使おう、と何ヶ月か前に思いついて、30分だけ使わせてもらうことになったのだ。 (2019/6/29 15:39:56) |
まつり | > | 私は図書室で教科書などを開き、勉強し始めた。 (2019/6/29 15:40:50) |
まつり | > | 周りはとても静かで、私にとってはちょうどいい空間だった。 (2019/6/29 15:42:04) |
まつり | > | …と思っていた。 (2019/6/29 15:42:09) |
まつり | > | ガラッ_ (2019/6/29 15:42:14) |
まつり | > | 「!?」 (2019/6/29 15:42:16) |
まつり | > | 「……」 (2019/6/29 15:43:20) |
まつり | > | 入ってきたのは同学年の男の子だった。 (2019/6/29 15:43:54) |
まつり | > | 確か名前は…アイザックさんだった気がする。 (2019/6/29 15:44:10) |
まつり | > | でもその時の私はいきなりのことに慌てて、うっかり教科書を三冊くらい落としてしまった。 (2019/6/29 15:44:36) |
まつり | > | 「あ、大丈夫?」 (2019/6/29 15:45:16) |
まつり | > | 彼の声は落ち着いていて、優しい声だった。 (2019/6/29 15:45:34) |
まつり | > | 落ちてしまった教科書を拾って、私に手渡してくれた。 (2019/6/29 15:45:52) |
まつり | > | 「あ………あ、ありがとう、ございましゅ''っ……噛んだ…(小声)」 (2019/6/29 15:46:40) |
2019年06月17日 20時25分 ~ 2019年06月29日 15時46分 の過去ログ
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