「【創作】Re︰トゥルーエンド公式株式会社」の過去ログ
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2021年12月12日 21時02分 ~ 2021年12月17日 16時35分 の過去ログ
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ちくわぶ@ Pecorella | > | 「これもあまーいれすし....こっちもあまーいれすねぇ!...そーしょくろ(ど)ーぶつはあんな苦い水飲んれ(で)暮らしてなかったんれすぅ!いーっぱい草食べて育つんれすよぉ知らないんれすかぁ?」(渡された缶からは甘ーい果物の匂いが沢山、口に入れてみた〝わたがし〟はふわふわで舌の上でしゅわしゅわと溶けてしまう。羊毛みたいな見た目なのに食べ物で、それも口に入れたら溶けてしまうなんて不思議。人間はおかしなものばっかり作るみたいね。)「これ......なんれすか?あんたの顔と...ちょっと似てる?隣の人間あんたの知ってる人間なんれす?」(それが間違いだと、作り物で真っ赤な嘘だと気付くには、彼には足りない物が多すぎました。生まれたばかりで世間知らずの彼は、修学旅行の楽しさも、卒業式の寂しさも、入学式のわくわくも、ありふれた日々がどれほど愛おしい物なのかも、この人間の描かれた紙の名称も、彼はなぁんにも知らないんです。それでも、なんにも知らない彼が今わかるのは、貴方に取ってこの写真が大切だと言うこと。ただの紙一枚なんかじゃなく、ずっと手元に残しておきたい物だってこと。) (2021/12/12 21:02:06) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | 「...じゃあこれ、あんたの所に置いたまんまれ(で)もいいれすか?ぼくがここにまた来た時に、あんたが人間のシャカイのこととか、ろ(ど)んなのがあるかおしえてくらさい」(お返しにこの何もなーい部屋に色んな物たっくさーん持ってきますから!なんて、恩を仇で返しますと自信満々に宣言する始末。さっさと追い出した方がいいかもしれませんね。〝何もない〟のなら、新しく作って増やして仕舞えばいいんです。何にも無くなってしまったのなら取り戻せばいい。あり得なかった日常を、無理やり繋ぎ合わせてでも叶えたかった夢を勝ち取ればいい。だって、貴方も彼も、その為に〝此処”に居るんでしょう?)>赤城さん (2021/12/12 21:02:27) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((おっっまたせしました!!!!!!!!!!!! (2021/12/12 21:02:37) |
おしらせ | > | グラ@シロさんが入室しました♪ (2021/12/12 21:04:07) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、敗北:赤城結菜さんが自動退室しました。 (2021/12/12 21:19:25) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、グラ@シロさんが自動退室しました。 (2021/12/12 21:24:12) |
おしらせ | > | 敗北:赤城結菜さんが入室しました♪ (2021/12/12 21:24:14) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、ちくわぶ@ Pecorellaさんが自動退室しました。 (2021/12/12 21:30:30) |
おしらせ | > | ちくわぶ@ Pecorellaさんが入室しました♪ (2021/12/12 21:31:00) |
敗北:赤城結菜 | > | ((返す!よ! (2021/12/12 21:35:17) |
敗北:赤城結菜 | > | 「____俺が愛した女は三人いた。その最初の、一人目の女だ。優しい子だ。口数は少ないが……二人だとよく笑う。綺麗な顔で笑うもんだからね、俺も躍起になって笑わせようとしたもんだ。」遠くを見るように、酒を帯びているのもあるだろう。思い出すようにつらつらと、そしてゆっくりと思い出を述べた。「絵が得意でね、よく描いてくれたもんだよ。モデルはいつも……若い頃の俺がやってやった。どれも大体モナリザは超えてたね。なんてったって絵描きと……モデルがいい。アイツのことは世界で誰より俺が知ってるし、俺のことは世界で誰よりアイツが知ってる。」彼女は、絵が得意な子だった。とても優しくて、真面目で、常に誰かを気にかけているような暖かい子だ。その頃の私は、どちらかというなら擦れていて、ひねくれていて。クールを装って、誰かと関わるのが好きじゃなかった。 (2021/12/12 21:35:42) |
敗北:赤城結菜 | > | そこに、図々しく入り込んできた連中がいた。嫌だと言っても、興味はないと強がっても。一緒に帰ろうと言ってくれた、一緒に話してくれた、一緒に遊んでくれた____そしたら、そう悪い気はしなくなっていた。「お互いの生理周期以外はなんでもな。身体の弱い子だった……。いや何、死ぬようなもんじゃない。大人になったら健康に生きてられる程度だ。だから、俺が守る役割だった。いじめっ子でもいけすかねぇ先生でも、馬鹿なチンピラでもいい。俺は最高のボディガードとして、お嬢様に手を出したヤツには顎に一発くれて、舌をはじき飛ばした。ギロチン……じゃ分からないか。肉切り包丁でハムを捌くみたいにだ。そっちなら見たことあるだろう。」 (2021/12/12 21:36:17) |
敗北:赤城結菜 | > | そして、その嫌いじゃない空間のドアは、いつもあの子だった。私は喧嘩は強い方だったから、何がある度に彼女を守る役目だった。我ながらいい性格の騎士(ナイト)をやっていたと思う。そして傷が付くたび、何故かあの子は私を怒るから……なんとなくバツが悪くて、それからは多少我慢した。取り立てた大きなイベントがあったような気はしない。とでも楽しかったことやら、とても悲しかったことやらは、むしろ会社に来てからの方が多い。しかし……そんなつまらない日が、美しかった。 (2021/12/12 21:36:26) |
敗北:赤城結菜 | > | 「だが、俺が殺した。アイツを守るはずの俺が、な。」赤城結菜という女は、ナナカマドハチロクという男を、ここに来てから主とみなした。それは、そんな習性があったからでもなければ、武士の主従のように、なんらかの恩恵を受ける前提でのことではない。そして当たり前だが、今でこそ認めているけれど___初対面からまさか信用深いような道理はない。なら、何故か。やり直したかったのだ。誰かを守るという約束を。 (2021/12/12 21:36:39) |
敗北:赤城結菜 | > | 最初は (2021/12/12 21:36:48) |
敗北:赤城結菜 | > | 【……まあ、鬱陶しいだけの連中だけど……多少は、見どころがあるみたいだし。一緒にいたげる。貴方とも、随分腐れ縁だし?何より、気楽な空間を失うのは困るから____何があっても、守ってあげる。私が。】正直に言えた言葉が【ありがとう。なら___信じるよ、君のこと】真っ直ぐな優しさで返ってきた。 (2021/12/12 21:37:11) |
敗北:赤城結菜 | > | 【貴方は___身体が弱いでしょう、それに、ちょっとドジだし、人を信用しすぎる……。勘違いしないで。これは、あくまでこのゲームを生き抜くために、共闘者に死なれたら困るって意味だから。】 (2021/12/12 21:37:24) |
敗北:赤城結菜 | > | 次は、そんな寂しい言い方をして (2021/12/12 21:37:37) |
敗北:赤城結菜 | > | 【ありがとう____信じるよ、君のこと】そんな優しい笑顔で言葉が返ってきた。 (2021/12/12 21:37:46) |
敗北:赤城結菜 | > | 【貴方を___私は、守りたかった。ごめん。私、私の命も大事なの。だからどうか__私を、許さないでいて。】 (2021/12/12 21:37:55) |
敗北:赤城結菜 | > | そして、何も返ってくる言葉はなくなって。 (2021/12/12 21:38:08) |
敗北:赤城結菜 | > | 赤城結菜は____全てを失った。 (2021/12/12 21:38:17) |
敗北:赤城結菜 | > | 「長く付き合わせたな。まーいいぜ、来るならくりゃあいい。だが、俺たちゃ明日も知らん商売だ。俺が居なくなっちまったら、自分で好きにやれや。」 (2021/12/12 21:38:24) |
敗北:赤城結菜 | > | ((以上!! (2021/12/12 21:38:34) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((はぁっっっっっっっっっっっああかぎさんんんん、、、、、、、、 (2021/12/12 21:41:49) |
敗北:赤城結菜 | > | ((限界わぶわぶになっている (2021/12/12 21:44:13) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((生き残って転生して女の子たちと幸せになってくれ赤城さん........... (2021/12/12 21:44:54) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((12/11 19:09〜12/12 00:04 (295分)+12/12 19:13〜21:38 (145分)で440ptになります......... (2021/12/12 21:45:18) |
敗北:赤城結菜 | > | ((ありがとうなあー (2021/12/12 21:45:34) |
敗北:赤城結菜 | > | ((志望動機、みよう! (2021/12/12 21:46:02) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((長時間お相手ありがとうございました.....定期的にお部屋に遊び行くと思います..... (2021/12/12 21:46:31) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((いやもーーーー本当に平和に平凡に学生生活送ってくれ....... (2021/12/12 21:46:54) |
敗北:赤城結菜 | > | ((ありがとうございましたこちらこそ! (2021/12/12 21:46:55) |
敗北:赤城結菜 | > | ((生まれ変わって幸せになるのが許されるような被害者じゃもうないし、仲間と血反吐はいて這い上がって進んだこれまでの道筋を否定できるほど薄情にもなれなかったから……(世界線は問わず)とあるように、やり直しを願うなら他の世界で放浪するしか道はないんだ。 (2021/12/12 21:49:26) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((おおおぉぉぉぉぉぉん....... (2021/12/12 21:50:08) |
敗北:赤城結菜 | > | ((断末魔の叫びが…… (2021/12/12 21:55:30) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((そりゃさけびますが......???? (2021/12/12 21:57:27) |
敗北:赤城結菜 | > | ((まあ最終編近いし今までのムーブの答え合わせしたかったからなあ! (2021/12/12 21:59:07) |
ちくわぶ@ Pecorella | > | ((はぁぁぁんなるほ..... (2021/12/12 22:04:11) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、敗北:赤城結菜さんが自動退室しました。 (2021/12/12 22:22:13) |
おしらせ | > | KING@ナローさんが入室しました♪ (2021/12/12 22:22:16) |
KING@ナロー | > | ((おふたりともおつさまですす ロル書き入室だよん (2021/12/12 22:22:33) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、ちくわぶ@ Pecorellaさんが自動退室しました。 (2021/12/12 22:24:29) |
おしらせ | > | グラ@シロさんが入室しました♪ (2021/12/12 22:31:37) |
グラ@シロ | > | ((こんばんは (2021/12/12 22:31:44) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、グラ@シロさんが自動退室しました。 (2021/12/12 23:03:38) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、KING@ナローさんが自動退室しました。 (2021/12/12 23:03:38) |
おしらせ | > | グラ@シロさんが入室しました♪ (2021/12/13 07:46:16) |
グラ@シロ | > | ((おはようございます! (2021/12/13 07:46:29) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、グラ@シロさんが自動退室しました。 (2021/12/13 08:11:25) |
おしらせ | > | グラ@シロさんが入室しました♪ (2021/12/13 12:04:23) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、グラ@シロさんが自動退室しました。 (2021/12/13 12:50:08) |
おしらせ | > | KING@シャオウさんが入室しました♪ (2021/12/13 20:28:02) |
おしらせ | > | ゆっこ@シャルルさんが入室しました♪ (2021/12/13 20:29:03) |
KING@シャオウ | > | ((ちわ! (2021/12/13 20:29:17) |
ゆっこ@シャルル | > | ((やほーーーー!!!! (2021/12/13 20:29:19) |
KING@シャオウ | > | ((ごめん、出だしちょっと修正するから10分ほど待ってもらっていい? (2021/12/13 20:29:28) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ぜんぜんいいよ!!!! (2021/12/13 20:30:30) |
KING@シャオウ | > | ((ありゃと!!! (2021/12/13 20:31:06) |
KING@シャオウ | > | ((どでけえ爆弾を透過するから (2021/12/13 20:33:55) |
KING@シャオウ | > | トイレにいって飲み物を用意して没入する準備をするんだ。 (2021/12/13 20:34:10) |
ゆっこ@シャルル | > | ((わかったよい (2021/12/13 20:34:47) |
ゆっこ@シャルル | > | ((じゅんびかんりょう (2021/12/13 20:40:10) |
KING@シャオウ | > | ((もうすぐでござる! (2021/12/13 20:46:54) |
KING@シャオウ | > | ((あと五分!! (2021/12/13 20:52:33) |
ゆっこ@シャルル | > | ((まつーー!!! (2021/12/13 20:53:05) |
KING@シャオウ | > | ((透過するぜ (2021/12/13 20:55:23) |
KING@シャオウ | > | ((クソ長いぜ! (2021/12/13 20:55:27) |
KING@シャオウ | > | ((いいかい? (2021/12/13 20:56:01) |
KING@シャオウ | > | ((そわ…そわ…… (2021/12/13 20:57:06) |
ゆっこ@シャルル | > | ((いいよ! (2021/12/13 20:57:51) |
KING@シャオウ | > | 場所を変えると言ったシャオウは、窓を模したスクリーンが並ぶ廊下を歩いた。適当な自販機の側の長椅子を見つけると、あなたをそこへ促して温かい飲み物を買う事にする。他の階じゃどうなっているかわからないけれど、彼らの前にある窓は月夜を写していた。「……少しだけ、私の話を聞いて頂けますか?」声色や姿勢はもうすっかり世間知らずのお嬢様のようではなくなっていて、一目にはあなたと初めて会った頃に戻ったように見えるだろう。けれど、いつもの調子で男のような一人称を使って気取るのは、どうやら今は辞めたらしい。「守沙翁は、私の師の名前でした。」コーヒーを手渡しながら、あなたの隣に腰掛ける。少し苦い話になりそうだ。「……そして、どうやら、夫でもあったようです。」思い出したての新しい記憶はまだ少しだけ実感がなくて、別世界の物語のように感じられてかえって話しやすかった。小説のあらましを語るかのように、シャオウは訥々と語る。 (2021/12/13 20:58:07) |
KING@シャオウ | > | 『ミカン、聞きたまえ。君に手伝って貰った章なのだがね、今までにない反響なんだよ。』白い顎髭を蓄えた、二周り程も歳上の彼……守沙翁は、ミカンにそう告げた。『……私が執筆をしたあの章ですか?』『そうだとも。……実を云うと一寸ばかし口惜しいのだがね、ウハハッ!……それでも僕が育てた愛弟子だ。このまま僕を超えてくれたまえよ。』深々とお辞儀をして見送ったあの老いた背中は、小さく、そして大きかった。 (2021/12/13 20:58:14) |
KING@シャオウ | > | 『──────ミカン、どうだね。そろそろ僕の小説としてじゃアなく、君の話を書く気にはなったかい。』いつしか、ゴーストライターと変わらない立場になっていた彼女へ、師はそう言った。文体でばれてしまうかもしれない。話の作り方の癖でばれてしまうかもしれない。”私達”の嘘が明らかになるかもしれないと担当編集に止められていたのに、事あるごとに、彼はミカンを唆した。『……私の名義で、というお話でしたよね。お断りします。……私は、沙翁先生に読んでもらえればそれで良かった。世間様の前へ出る事に興味はないのです。』『良いのだよ、それでこそ我が弟子だ。僕の為に書き続けなさい。だが、黒子のままでいるだけなど勿体ないじゃアないか。』モリミカンが小説家・守沙翁を潰したのではないか。嘗ての守沙翁の作品が好きだと言ってくれる人も居た。執筆自体を辞めますと、何度も言った。おこがましくも、彼女は彼を”食った”。食いつぶしてしまうと、そう思っていた。 (2021/12/13 20:58:28) |
KING@シャオウ | > | けれど沙翁は性懲りもなく、飽きもせず、ミカンに意見を仰いだ。食事中だろうが、ミカンが寝ていようが、書きかけの原稿を抱えて『ミカン、次の展開だが、君ならどうする?』なんてきらきらした子供のような目で。守沙翁の一番の読者を自負していたミカンは、大好きな小説家からの申し出に応えざるを得なかった。ああでもない、こうでもないと二人で物語を作ってゆくのは、本当に楽しかったのだ。そうして『君が言い出したのだから君が書きなさい』と言いくるめ代筆をさせた。二人の関係を知る極少ない者から守沙翁が白い目を向けられようと、沙翁はミカンに書かせる為ならばどんな手も使ったし、ミカンに自信をつけさせる為に自分の名を使わせる事を厭わなかった。彼はどんな形であれ只書くのが楽しいだけだけだということも、彼女は知っていた。 (2021/12/13 20:58:35) |
KING@シャオウ | > | 『───────ミカン、一寸おいで。』『はい。』『君の名に、字をつけてみた。どうだ、これを小説家としての筆名にしては。』半紙に書かれた【森未栞】の字を見せて沙翁は笑った。『未完の未に、栞……ですか。……っふふ、……なんだか、一生物語を完結させられない業を背負いそうですが。』『おや、良い指摘だ。そうとも、僕らがどんなによくできた結末をひねり出しても、完成された物語などこの世にない。生きている限り物語は終わらないのだよ。業だとも。物書きだけではない、これは人間の業だとも。』物語は人生で、人生は物語だ。それは、ミカンと沙翁の中で、もはや言うまでもない共通認識となっていた。『だから、紡ぎ続ける。ひどい展開になったとて、”まだ終わらない”と、希望を託し続けて足掻くことが出来る。疲れたら栞をはさんだっていい。そこからまたいつでもはじめられる。』──────ミカンは、森未栞としてのはじめの作品に取り掛かりはじめた。 (2021/12/13 20:58:48) |
KING@シャオウ | > | そして。『……先生、先生!』『──────先生……』『先生。』『───────……先生。生きている限り物語は終わらないと、あなたは言いました。……残酷です。あんまりです。死んだらそこで終わりだなんて。』──────────────守沙翁は、生涯を閉じた。 (2021/12/13 20:58:56) |
KING@シャオウ | > | 「……あぁ、ひどい真名をくれてくれたものだとあの時思いましたよ。」ふう、とため息をつき、シャオウはシャルルを見て言った。思ったより長くなってしまいましたね、なんて苦笑いをして。「結末さえも迎える事が出来ずに置いていきぼりにするくらいなら、悲劇であってもきちんと終わらせるべきではないのか。……怒りにも似たこの強い感情が、私を”ここ”へ導きました。」「でも、少し変わったんです。エエ、思い出しましたよ。…………あなたに会って、……いいえ。」「【あなた達に会って】、変わったんです。」そう言いながら、”シャオウ”は窓に映る月を指差す。遠く離れながらも、太陽の光を受けて輝こうとする黄色い月を。”先生”に恋をしていたのは、”待たされていた”のは、そして、同じように”待たせて”いたのは───────彼女も同じ。………あなたも、”もうひと押し”だったんじゃないかい。 (2021/12/13 20:59:08) |
KING@シャオウ | > | >シャルルさん (2021/12/13 20:59:16) |
ゆっこ@シャルル | > | ((いや (2021/12/13 21:05:51) |
ゆっこ@シャルル | > | ((まっっっ (2021/12/13 21:06:13) |
KING@シャオウ | > | ((どうした (2021/12/13 21:06:13) |
KING@シャオウ | > | ((フフフ…… (2021/12/13 21:06:19) |
ゆっこ@シャルル | > | ((やってくれちゃったな...........!?!?!!?!? (2021/12/13 21:07:00) |
KING@シャオウ | > | ((やってしまいましたァア! (2021/12/13 21:07:16) |
ゆっこ@シャルル | > | ((えーーーーーだいぶ感動してる.........まってほんまに (2021/12/13 21:07:36) |
ゆっこ@シャルル | > | ((待って修正だいぶじゃ足りないかなり (2021/12/13 21:07:55) |
KING@シャオウ | > | ((ヘヘヘ…まだ始まったばかりだぜェ…? (2021/12/13 21:07:59) |
KING@シャオウ | > | ((ロル用意してくれてたのwwwwwごめんwwwww (2021/12/13 21:08:11) |
KING@シャオウ | > | ((もったいなwwwww (2021/12/13 21:08:17) |
KING@シャオウ | > | ((DMに投げてくれてもいいよIFとして!!? (2021/12/13 21:08:28) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ちがうちがうちがう (2021/12/13 21:09:54) |
ゆっこ@シャルル | > | ((だいぶ感動って言ったけど (2021/12/13 21:10:04) |
ゆっこ@シャルル | > | ((かなり感動ってこと (2021/12/13 21:10:12) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ほんまに.. ....... (2021/12/13 21:10:23) |
KING@シャオウ | > | ((やったあああああああありがと~~~!! (2021/12/13 21:10:33) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ロルうちますね....... (2021/12/13 21:12:45) |
KING@シャオウ | > | ((ゆっくり返事まってるぜ (2021/12/13 21:12:46) |
KING@シャオウ | > | ((長くても短くてもだいじょうぶ!かきたいものをかいてくれ! (2021/12/13 21:12:55) |
ゆっこ@シャルル | > | ((はいはい!!! (2021/12/13 21:22:11) |
ゆっこ@シャルル | > | (真っ暗な廊下のなか、自販機の掠れた機械音だけが響いていた。)『……少しだけ、私の話を聞いて頂けますか?』(カシュ、パチン、プシュー。まだ貴方の質問には答えることなく、彼は缶コーヒーを開けて、一口を呷った。それから、ようやく一言だけ。)「...........................話しな。」(とだけ零すのさ。そうして始まったのは、最初はとっても甘くて、それでいて最後に進むに連れてどんどん苦くなっていく、或いはココアのような物語。)(成程、貴方には愛する"先生"がいたらしい。どうやらその"先生"は、生徒を愛していたようで。最後に生徒に名前をプレゼントして、亡くなってしまったんだと。あるいは、映画のような物語。最後に行き着くのは、避けようのない死というバッドエンド。) (2021/12/13 21:52:01) |
ゆっこ@シャルル | > | 『おや、良い指摘だ。そうとも、僕らがどんなによくできた結末をひねり出しても、完成された物語などこの世にない。生きている限り物語は終わらないのだよ。業だとも。物書きだけではない、これは人間の業だとも。』("先生"の言葉は、どこまでも一貫していた。だけど、閉幕は遂に訪れたらしい。)『結末さえも迎える事が出来ずに置いていきぼりにするくらいなら、悲劇であってもきちんと終わらせるべきではないのか。……怒りにも似たこの強い感情が、私を”ここ”へ導きました。』「...............................................。」(彼は、珈琲をもう一口呷る。) (2021/12/13 21:52:34) |
ゆっこ@シャルル | > | 「分かるよ。」「【愛してる】って。そう、言いたかったんだろ。」(彼は、表情一つ変えることなく呟いた。)「何度でも。」「また、新しい物語を、描いて欲しかったんだろ。」「"分かるよ"。」「多分、【アイツ】ならもっとお前の気持ちをわかってやれるだろうけどさ。」(彼は、琥珀色の瞳を窓に映る月に写して、黄色を重ねていた。まるでその先にある、ナニカを探すように。)「だけど、な。」「これは、"アンタの物語"は。今はまだ、"栞"を挟んであるだけなんじゃねぇのか。」「ミカンさん、アンタにだって、愛していた人がいるのなら。もう一度会いたい、"物語"のその先を書きたいと思うのなら。ほんの一筋の光でもいいんだ、それでも、いいからよ。」「掴めばいいんじゃねぇのか、トゥルーエンド。」 (2021/12/13 21:52:55) |
おしらせ | > | グラ@シロさんが入室しました♪ (2021/12/13 21:53:03) |
ゆっこ@シャルル | > | (彼はゆっくりと貴方に目を向ければ、こうつぶやくのさ。)「【栞をはさんだだけなら、そこからまたもう一度始められる】んだろ。」(貴方にとってのトゥルーエンドが、生まれ変わった先生にもう一度会いにいくことなのか、それとも先生が天国にいるのならば、天国に行くことなのか。それは、貴方にしか分からない。だけど、その道はまだ、途絶えちゃいない。この重なった三人の物語は、幾つもの分岐点があって。どの道を進むかは、まだわかっちゃいないんだよ。)「俺は。【アイツ】を。うちの厄介な妻を、迎えに行くよ。そのために、明日からは仕事に戻る。」【記憶獲得:紺色の愛妻家】 (2021/12/13 21:53:13) |
ゆっこ@シャルル | > | ((こんにちは! (2021/12/13 21:53:21) |
KING@シャオウ | > | ((こんにちは! (2021/12/13 21:53:58) |
KING@シャオウ | > | ((思い出してくれた~!ヤッホウ~~!! (2021/12/13 21:54:08) |
KING@シャオウ | > | ((返しますよ!まだ終わらせないぜェ (2021/12/13 21:54:15) |
KING@シャオウ | > | ((いやあほんとよかったねシャルルさん…思い出せて… (2021/12/13 21:54:48) |
ゆっこ@シャルル | > | ((まちまーーーす (2021/12/13 21:55:08) |
ゆっこ@シャルル | > | ((いやほんまに...........ありがたい限りで.......... (2021/12/13 21:57:41) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、グラ@シロさんが自動退室しました。 (2021/12/13 22:13:04) |
KING@シャオウ | > | ((もうちっと (2021/12/13 22:24:24) |
KING@シャオウ | > | ((おまたせ!! (2021/12/13 22:35:56) |
KING@シャオウ | > | 長い沈黙の廊下に、珈琲をすする音が響く。話し終わる頃にはもうとっくに【自分の事じゃない物語】ではなくなっていて、シャオウはさめざめと涙を流している自分に気づいた。『分かるよ。』年の功を感じさせる落ち着く声だった。『【愛してる】って。そう、言いたかったんだろ。』「………。」彼女は返事をせず、ただ曖昧に笑った。『多分、【アイツ】ならもっとお前の気持ちをわかってやれるだろうけどさ。』「───────……あ」『掴めばいいんじゃねぇのか、トゥルーエンド。』シャルルの瞳は、月の光を移して一層黄色く、若い頃のように輝くだろうか。彼は愛妻を思い出す事ができたのだ。その優しげな姿を、表情を見て、シャオウはくしゃっと笑った。「………ええ。」そうしてシャルルの言葉を一旦全て聞いた後、待ったをかける。「ええ、シャルルさん。貴方が此処に来た理由は、”イエロー”さんの為。……ですが、私が私の過去を話したのは、それを思い出してもらうだけではないのですよ。」「私のトゥルーエンドは先生に会う事ではありません。終わらせられなかった物語を、終わらせる事です。」 (2021/12/13 22:36:14) |
KING@シャオウ | > | 歳が離れていた。守沙翁が先立つ事なんて、解りきっていた。彼は何度も、自分が死んだら好きに生きろと、次の人を見つけてもいいと言っていた。純愛を貫き通せば良いというものではない、少なくとも彼女の物語は。ミカン、基シャオウは目を開いてあなたをまっすぐに見つめる。YELLOWにとっては、栞を挟んだそこで、物語は停滞しているんだ。「……私達に子供は居ませんでした。けれど、ええ、あの小説は私達の子供のようなものだったといえるでしょう。先立たれても、一人になっても、遺してくれたものがあった。……けれど、何度書こうとしてもうまく行かなかった。自分が納得のいくものを書けなかった。そのうち筆をとる事さえも億劫になり、書かなきゃ、書かなきゃと思いながらも目減りしてゆく日々を眺めるだけの時間が過ぎる───────ここへ来てからも、”先生”のふりが板につきはじめても、それは変わりませんでした。」「書きたいんです、でも、──────────私の物語は”誰かの為”じゃなければ書けなかった。私は、誰かと一緒でなければ、書けなかった。………それを今、認めます。」 (2021/12/13 22:36:26) |
KING@シャオウ | > | シャルルに見せる為に持ってきた手紙を、懐から取り出す。それは手の中でかさりと音を立てて、開かれるのをまっている。「……良いですか、シャルルさん。物語(人生)は、紡いで行かなければいけないのですよ。」「愛していると言いたかった、そんな自己満足で勝手に終わらせてはいけない。約束したから、会いに行った。自分だと解ってくれなかったとしても、それでいい。……そんな筋書きはこの”守未栞”が許しません。」ミカンの瞳は次第に強く光り輝く。光を受けて太陽そっくりの橙色に成長する蜜柑の木、それが彼女だ。あなたの瞳の中にある月へ光を届けようと、小さく小さく、必死に輝く。「…………あの方は。イエローさんは。まだ待っているんです!待ち続けているんです。止まったままなんです、彼女の人生は、あそこから。」 (2021/12/13 22:36:36) |
KING@シャオウ | > | 「……なぜ、猫なんだと思いますか?………あなたがビーストだったから?あなたを思い出したいから?」「………イエローさんの気持ちは、イエローさんにしかわかりません。けれど、私はねぇ───────」「……”子供”がほしかったんじゃないかと、思うんです。」ビーストとメタリカである二人が子を為せない事など、それもまた解りきっている。けれど、”遺伝子を継ぐもの”は腹の中からじゃなくても生まれるんだと───────そう思わないかい。 (2021/12/13 22:36:48) |
KING@シャオウ | > | 「イエローさんがいつか戻ってくるあなたを信じて出来る事。それは、はじめて会った時のあなたのように孤独な猫を拾って、子供として育て、あなたから教わった事を、たくさんたくさん教えてやることだったりするかもしれませんね。食べてはいけない花のこと、食事は皆でとるほうが美味しいこと、ピアノの音色が素晴らしいこと。」「私は、あなた達の栞になります。シャルルさん、物語を書きませんか。……イエローさんが、子供達に読み聞かせる為の、ほんの些細なおとぎ話を。……その手紙は、あなたから届いたものだと初めは信じられないかもしれない。けれど、それでも続けるんです。反応のない読者に、それでも書き続ける。……あなたが居ない間の退屈なんか、吹っ飛ばすくらいの物語を。」シャオウの”トゥルーエンド”は、物語を終わらせる事。……あなた達の為なら、もういちど筆を取れる気がするんだ。「───────誰かの為に」 (2021/12/13 22:36:56) |
KING@シャオウ | > | 「筆を取りましょう。」 (2021/12/13 22:37:02) |
KING@シャオウ | > | >シャルルさん (2021/12/13 22:37:04) |
ゆっこ@シャルル | > | ((やばいな (2021/12/13 22:50:04) |
ゆっこ@シャルル | > | ((いやちょっと時間かかるよ (2021/12/13 22:50:13) |
KING@シャオウ | > | ((かけてくれ!いくらでも! (2021/12/13 22:50:52) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ごめん.....だいぶ眠くてうまくロルなけないから、続き明日の午後でもいいかい..,...? (2021/12/13 23:07:59) |
KING@シャオウ | > | ((おっけい1 (2021/12/13 23:10:52) |
KING@シャオウ | > | ((お相手ありがとうございました! (2021/12/13 23:10:58) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、KING@シャオウさんが自動退室しました。 (2021/12/13 23:44:29) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、ゆっこ@シャルルさんが自動退室しました。 (2021/12/13 23:44:29) |
おしらせ | > | 敗北:赤城結菜さんが入室しました♪ (2021/12/14 12:36:41) |
敗北:赤城結菜 | > | ((おはよう!! (2021/12/14 12:36:48) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、敗北:赤城結菜さんが自動退室しました。 (2021/12/14 13:02:24) |
おしらせ | > | 敗北:赤城結菜さんが入室しました♪ (2021/12/14 19:36:06) |
敗北:赤城結菜 | > | ((こばんは (2021/12/14 19:36:17) |
おしらせ | > | KING@シャオウさんが入室しました♪ (2021/12/14 19:44:07) |
KING@シャオウ | > | ((ばんわんこ~ (2021/12/14 19:44:13) |
敗北:赤城結菜 | > | ((募集をおきま!す! (2021/12/14 19:47:18) |
KING@シャオウ | > | ((おれ予約入ってら、、またなろうね赤城さん。。。 (2021/12/14 19:47:59) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、敗北:赤城結菜さんが自動退室しました。 (2021/12/14 20:10:18) |
おしらせ | > | ゆっこ@シャルルさんが入室しました♪ (2021/12/14 20:12:04) |
ゆっこ@シャルル | > | ((おなかいっぱい (2021/12/14 20:12:16) |
KING@シャオウ | > | ((よちよち (2021/12/14 20:13:13) |
ゆっこ@シャルル | > | ((きいいいいい!!! (2021/12/14 20:14:47) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ロルをかくの (2021/12/14 20:14:54) |
KING@シャオウ | > | ((ゆっくりかきな!! (2021/12/14 20:15:44) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、ゆっこ@シャルルさんが自動退室しました。 (2021/12/14 20:35:32) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、KING@シャオウさんが自動退室しました。 (2021/12/14 20:36:22) |
おしらせ | > | ゆっこ@シャルルさんが入室しました♪ (2021/12/14 20:45:36) |
おしらせ | > | KING@シャオウさんが入室しました♪ (2021/12/14 20:48:26) |
ゆっこ@シャルル | > | (彼は立ち上がれば、ポケットから取り出したハンカチを貴方に差し出す。)『ええ、シャルルさん。貴方が此処に来た理由は、”イエロー”さんの為。……ですが、私が私の過去を話したのは、それを思い出してもらうだけではないのですよ。』「...........................................。」「.............................。」「....................................成程。じゃあよ、アンタがしたいことってのは.............」『愛していると言いたかった、そんな自己満足で勝手に終わらせてはいけない。約束したから、会いに行った。自分だと解ってくれなかったとしても、それでいい。……そんな筋書きはこの”守未栞”が許しません。』「.....................。」(痛いとこを付かれて、彼は苦虫を噛み潰したような顔をしてさ。それでも、彼は何も言わずに貴方の言葉を待つんだ。) (2021/12/14 21:04:52) |
ゆっこ@シャルル | > | 『…………あの方は。イエローさんは。まだ待っているんです!待ち続けているんです。止まったままなんです、彼女の人生は、あそこから。』「...........................................分かってるよ。」「わかってるん、だよ............................」「賭けるしかなかった。死後の世界という存在に。信じるしかなかった。生まれ変わってでも会いに行く、絶対にそうする。そうやって、そうやって................................」「『行くのか』なんて耳を下げながら言われたらよ。これ以上、自分の恋人を不安にさせたくはないって、思っちまうんだよ。置いていけない、って思っちまうんだよ。だから、少しでも希望を残して、逝きたかったんだ。」(スクリーンに映る2つの影。一つは若い女性、もう一つは年老いた男性。だけど、一度まばたきをすれば、その男性の影からはいつしか。耳が生え、髪が短くなり、姿勢がよくなって、ふさふさの尻尾が生えて。いいえ、影ではありません。貴方が見ている"リオ"は、いつしか藍髪のあの姿で、貴方に語りかけているのでした。泣きそうになりながら、でも切実に、語りかけているのでした。) (2021/12/14 21:05:13) |
ゆっこ@シャルル | > | 「幸せな日々を日記に書き起こし続けた。本棚にぎっしりと詰めて、それをYELLOWへの置き土産にして。ちょっとでも、アイツのそばに居られるように。」「........................でもそれだけじゃ。それだけじゃ、アイツの時間は進まねねもんな。」(彼は手紙を受け取れば、ゆっくりと開いて。その見覚えのある筆跡に、思わず涙をこぼしそうになるの。何度も一緒に練習した末、ようやく書けるようになった、正真正銘YELLOWの丸文字だった。)「子供..................。」 (2021/12/14 21:05:39) |
ゆっこ@シャルル | > | (考えたことが、なかったわけじゃない。メタリカの彼女に、人間の感情が芽生えたのなら。人間らしい、子供が欲しくなる欲求が生まれるのも、あるいは必然だったのかもしれない。最初の猫の名前は、ロイ。次の猫の名前は、シャオウ。)「───────────教えてくれ、シャオウさん。俺は、どうすればいい。」『───────誰かの為に』『筆を取りましょう。』(まばたきを、もう一回。彼は、いつの間にか元の老人に戻っていた。いや、最初から変わってなんていなかったのかもしれない。白髪をなびかせながら、彼は貴方を見つめた。)「俺は。俺は、YELLOWのためになら。なんだってするさ。」「手伝ってくれ、シャオウさん。」【記憶獲得:黄色のヒューマノイド】 (2021/12/14 21:05:58) |
KING@シャオウ | > | ((Fooo.... (2021/12/14 21:07:18) |
KING@シャオウ | > | ((いやこれ・・・ (2021/12/14 21:07:53) |
KING@シャオウ | > | ((これもうきれいな〆なのでは!?えっこれ以上書いても汚してしまう気がすr (2021/12/14 21:08:23) |
ゆっこ@シャルル | > | ((ぜんぜんしめでもいいよ! (2021/12/14 21:11:09) |
KING@シャオウ | > | ((〆でお願いします…!!! (2021/12/14 21:12:04) |
KING@シャオウ | > | ((この後二人でお手紙書いたんだろうなって感じ? (2021/12/14 21:12:23) |
KING@シャオウ | > | ((もうシャオウやりきった感がすごい おれのなかではもうこいつはトゥルーエンドに行きました (2021/12/14 21:12:43) |
ゆっこ@シャルル | > | ((いいよーーー!お相手感謝............ (2021/12/14 21:14:13) |
KING@シャオウ | > | ((最後イエロちゃんにおてまみだけだそうね… (2021/12/14 21:14:25) |
KING@シャオウ | > | ((シャオシャルはどんなお話にするのかな 猫の話かな 月と太陽の話かな… (2021/12/14 21:15:03) |
ゆっこ@シャルル | > | ((いやーーーーー想像が膨らむ.........どうしよ....... (2021/12/14 21:17:25) |
KING@シャオウ | > | ((実際に郵便局で送りたいんだけど、その時は簡単にあらすじだけ書いたものでもいいかもね (2021/12/14 21:21:13) |
ゆっこ@シャルル | > | ((そうだね、大まかなあらすじだけ決めちゃおっか (2021/12/14 21:22:19) |
KING@シャオウ | > | ((助かりますにゃ! (2021/12/14 21:22:54) |
KING@シャオウ | > | ((ちなみに記憶ってまだ全回収してない…? (2021/12/14 21:23:04) |
ゆっこ@シャルル | > | ((記憶はねーーー。顔だけ思い出せてない。 (2021/12/14 21:25:21) |
KING@シャオウ | > | ((顔思い出せてないんか;_; (2021/12/14 21:25:36) |
KING@シャオウ | > | ((ゆっくり考えよう! (2021/12/14 21:34:14) |
KING@シャオウ | > | ((おれは飯を… (2021/12/14 21:34:19) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、ゆっこ@シャルルさんが自動退室しました。 (2021/12/14 21:45:26) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、KING@シャオウさんが自動退室しました。 (2021/12/14 22:41:18) |
おしらせ | > | 敗北:赤城結菜さんが入室しました♪ (2021/12/15 19:59:57) |
敗北:赤城結菜 | > | ((こばんは! (2021/12/15 20:00:06) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、敗北:赤城結菜さんが自動退室しました。 (2021/12/15 20:51:40) |
おしらせ | > | KING@ナローさんが入室しました♪ (2021/12/15 22:08:16) |
KING@ナロー | > | ((こば~ (2021/12/15 22:08:22) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、KING@ナローさんが自動退室しました。 (2021/12/15 23:03:08) |
おしらせ | > | 余@青山さんが入室しました♪ (2021/12/16 18:45:47) |
余@青山 | > | ((こんばんはー (2021/12/16 18:45:52) |
おしらせ | > | 外@ピノコさんが入室しました♪ (2021/12/16 18:50:19) |
外@ピノコ | > | ((こんばんはーお久しぶり! (2021/12/16 18:50:30) |
余@青山 | > | ((こんばんはー (2021/12/16 18:50:49) |
外@ピノコ | > | ((誰か待ち中? (2021/12/16 18:52:47) |
余@青山 | > | ((いえ!今日はちょっと成りたいなーって思ってきました! (2021/12/16 18:53:33) |
余@青山 | > | ((特に誰を待っているというわけでは! (2021/12/16 18:53:52) |
余@青山 | > | ((もし良かったらお相手出来ませんかね!? (2021/12/16 18:56:09) |
外@ピノコ | > | ((なろう!! (2021/12/16 18:57:50) |
外@ピノコ | > | ((キャラ指定あるかい? (2021/12/16 18:57:56) |
余@青山 | > | ((ピノコちゃんでお願いします!あと今2個記憶忘れてるので、最後の1個はモブ子ちゃんとの成りで回収させてもらっていいですか?時間があれば (2021/12/16 19:01:29) |
外@ピノコ | > | ((明日は旅行イベントだ、最終イベントは再来週位であんまり期間はないのだけれど最初にピノコでいいの?結構前からモブ子って言っとったから() (2021/12/16 19:08:04) |
余@青山 | > | ((え〜っと... (2021/12/16 19:09:17) |
余@青山 | > | ((気が変わりました!モブ子ちゃんでお願いします!!! (2021/12/16 19:09:39) |
余@青山 | > | ((今回青山が何で煙草吸うのかの記憶を回収させてもらいますね...! (2021/12/16 19:10:00) |
外@ピノコ | > | ((ピノコで鳴るのも楽しそうだけどな??(翻弄) (2021/12/16 19:12:57) |
外@ピノコ | > | ((いいんだな?!? (2021/12/16 19:13:04) |
余@青山 | > | ((これはモブ子ちゃんだけにぶつけたい想いなのでモブ子ちゃんでいきたい...!! (2021/12/16 19:13:38) |
外@ピノコ | > | ((おっけい、 (2021/12/16 19:14:47) |
外@ピノコ | > | ((出だしは!!! (2021/12/16 19:14:52) |
おしらせ | > | 外@ピノコさんが退室しました。 (2021/12/16 19:14:55) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 19:15:08) |
余@青山 | > | ((どーしましょ!1d100で高い方にしましょ! (2021/12/16 19:15:27) |
余@青山 | > | 1d100 → (53) = 53 (2021/12/16 19:15:30) |
外@モブ子 | > | 1D100 → (73) = 73 (2021/12/16 19:22:15) |
外@モブ子 | > | ((俺! 場所指定あるかい? (2021/12/16 19:22:28) |
余@青山 | > | ((なんかお仕事じゃなくてオフっぽい雰囲気の場所がいいな...!と思ってます! (2021/12/16 19:23:52) |
外@モブ子 | > | ((にゃるほろぉー·········青山くん最近はオフィスに来てお仕事はしているかい? (2021/12/16 19:25:22) |
余@青山 | > | ((どうだろ...()業務の仕方というか会社に入って以降の記憶全部忘れちゃったんでイチから覚えようとしてますね (2021/12/16 19:29:25) |
外@モブ子 | > | ((なるほろな。もしもお仕事に来ていないとかなら上司として様子見に社宅に行くかもしれんと思ってたけど、割と頑張り屋なのな····· (2021/12/16 19:31:17) |
余@青山 | > | ((うーん、以前と同様時々サボってる、とも思ったけど... 記憶を失う前とは違ってどこかぼんやりしがちになって、持ち前の社交力を積極的に活かそうということはしなくなり、むしろ空いた時間を必死に埋めたいがためにずっと業務に当たってる、という青山もアリな気がしてきたな... (2021/12/16 19:35:10) |
外@モブ子 | > | ((いやそんなんもう泣いてしまうけどね、俺が。 (2021/12/16 19:35:48) |
余@青山 | > | ((なんか、ともかく、以前のように他人との付き合いに積極的に興じることはなくなりましたね 心の余裕なさそうな雰囲気出してます (2021/12/16 19:36:54) |
外@モブ子 | > | ((心配になりますねえ·····オフってことだから社宅にでも突撃するか、或いは会社内で遭遇するかどっちがいい? (2021/12/16 19:38:16) |
余@青山 | > | ((社宅に突撃の方が面白そうなんで社宅でお願いします!!! (2021/12/16 19:39:00) |
外@モブ子 | > | ((〇! (2021/12/16 19:40:01) |
外@モブ子 | > | ((すまん、その前に飯を食うわね() (2021/12/16 19:45:13) |
余@青山 | > | ((了解です! (2021/12/16 19:46:20) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/16 20:08:20) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 20:10:40) |
外@モブ子 | > | ((今戻った!時間貰う! (2021/12/16 20:10:52) |
余@青山 | > | ((分かりました! (2021/12/16 20:11:04) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/16 20:32:10) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 20:32:38) |
外@モブ子 | > | 「…………………………はァ~~~~~~~~……………………………」 (彼、基彼女は深い深い溜息をとある人物の社宅の前で吐いていた。と、言うのもこれは遡ることついこの間。星祭りから帰ってきた社員一同の中に、自分の部下·····すなわち貴方がいたらしく、見事に記憶を抜かれてしまったらしい。最初はいいと思ったさ。仕事の途中なのに急に隣でリフティングを始めないし、やたらと口説いては来ないし、なにせ〝 サボったりしない〟。こんな真面目な社員はどこの会社に言ったってきっと〝 理想に近い人材〟であることに間違いはないだろう。個人的に仕事だってスムーズに進んでいた。)(だが、しかし。)「…………………」(どうにも〝 違和感〟といいますか。自分が〝そろそろ休んでは? 〟と促さない限り何かを取り戻したいのか、埋め合わせをしたいのか、〝 落ち着かない〟のか、一向に休もうとはせず、そしてあれだけ執着していた花の匂いの煙草を咥えることも無い。 (2021/12/16 20:32:51) |
外@モブ子 | > | 自分に関係がないし仕事に支障がないと言えばそれまでで、己がわざわざ推しを観測(盗撮)したり物思いに妄想に花を咲かせていたり趣味に没頭する貴重な休日を削ってまで貴方の社宅に手土産を持参して出向くなんてことしなくったっていいのだ。〝 非ヲタ〟には何を渡せばいいのか分からなくて、取り敢えず悩んだ挙句ピノコに取り寄せてもらった無難な菓子折りなんて用意しなくったって良かったのだ。これは〝 上司〟としての義務感か、何かあってからでは遅いと懸念しているのか、単純に気になっているのか。長居をするつもりはないのか、下ろした長い髪といつもの白衣ではなく首まである暖かそうなもこもこのセーター、分厚いレンズのメガネはそのままに、·····彼女は扉をトントントン、と控えめにノックする。)「ぁ、あおやま氏~~~~~…………モブ子っすぅ……休日にすみませんっす、…そのお、ええええげっとぉ、………ぉ、お菓子っ!お菓子ぃ……………〝 おすそ分け〟に来たっすよォ、…」 (…陰の者が陽の者に話しかけるこの勇気。戸惑いと緊張からか、声が震えた。) (2021/12/16 20:33:32) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/16 21:32:41) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 21:39:50) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/16 22:00:10) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 22:15:10) |
余@青山 | > | ________「......モブ子さん?」ほんの、一つか二呼吸の間の後に、扉の向こうから返事が来た。「あぁ、待ってください。今開けますね」その声色は普段と変わりなかった。ハンドルに手を掛け、がちゃり、という音がした後に、ゆっくりと扉が開かれる。その先には、ほんのりと鼻につくあの香りと、「.........こんにちは。」にこ、と笑う、いつものように顔が良い、その表情にどこか朧さを浮かべる青山がいた。「んー、えっと。」どこか薄雲のかかった空色の瞳は、モブ子の方の表情をぼんやりと捉える。普段は前世で所属していた会社のジャージばかりを着ている彼だが、今は室内だからそれほど服装には気遣っていないのか、ネクタイなしのただのワイシャツとスラックス姿で彼女のことを出迎えていた。彼の服装に関しては、ネクタイはいつも付けてたり、着崩しは特にしなかったりと、フランクでサボり魔な印象とは裏腹に、彼の真面目さが伺える特徴的な箇所である。「率直に言ってもいいです?」 (2021/12/16 22:19:01) |
余@青山 | > | 「おすそ分け、っていう割には、結構立派な菓子折りですよね」頼りなく震えるモブ子の両手に抱えられた菓子折りを見て、彼は素直にそう告げた。「そもそもウチ、課長がわざわざ社員一人の所に出向いて、お菓子を配るなんていうこと、しない職場だと思うんですけど」「休日、というか、モブ子さんが俺に休めって言ってきたんじゃないですか?」無論、彼は野暮なことには口を出さない方だ。わざわざ告げるなんて思慮に欠けた行為であり、指摘や非難を面白がるのは好ましい行為でないと思っている。水を差すような真似はしたくない、それが彼の基本であったが...「...............人の気持ち推し量るような真似したくないですけど、」なんて、記憶が失う前にも見せた悪戯っぽい笑みは今でも健在のようで、緊張した表情の彼女の目をじぃっと捉えた後に、 (2021/12/16 22:19:11) |
余@青山 | > | 「............................あんまりにも健気なことさせられると、むず痒くて抑えられないんですよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」と、先程のどこか気力なさそうな表情もどこへやら、まるで女子高生みたく玄関で愉快そうにはしゃぎ、「俺のことが心配で来たんですか?」「元気無さそうな社員にクッッッソ忙しい情報課なのに休みを与えて?さらに様子を見に課長自らオフィスを抜け出して社宅に訪ねて?菓子折りだってわざわざ取り寄せて?その上気を遣わせまいとオフっぽい服装にして来て?」「それをただの””お菓子のおすそ分け””に落とし込むなんて............無理あると思いません?俺はあると思いますね」いくらそれが彼女が思いついた精一杯の気遣いだろうと、その健気さを黙って受け取ることの方が、青山にとっては””野暮””なことらしく、「.........俺のことが気がかりで来たんでしょ?」と、今度は””気がかり””という言葉に何もかもを落とし込めて、彼女に向かってそう問いかけるのだった。 (2021/12/16 22:19:20) |
余@青山 | > | 「別に」「俺の思っていた理由とは全く違ってて、課長としての責任からだとか、何かあってからじゃ遅すぎるとか、そういう理由だった...............っていうのは抜きにして、」彼は一度、振り返って部屋の奥をちらと見た。玄関から覗き込んだだけでも分かる殺風景だった。彼女の方に向き直ると、「こういうの渡されても、俺はきっと食べないと思うんで。あんまり食欲、湧かないんです」ピノコに渡しちゃって構わないです、と告げた後に、「それより、俺、モブ子さんとお話したいです」と、その身長差を敢えて利用するかのように、彼女の顔を上から覗き込むように微笑みながら見下ろした。空色の瞳は、影の中でも穏やかに晴れている。「お菓子渡されるより、そっちの方が俺にとっては嬉しいから」「...........................ね。ダメです?...なーんて。」なんて、まるで雨に打たれた子犬のような切なげな表情を浮かべてそう口にする姿は、まるで『こんな顔を見てNOと言わないだろ?』と隠喩しているも同然だった。 (2021/12/16 22:19:30) |
余@青山 | > | ((お風呂行ってきます! (2021/12/16 22:22:09) |
外@モブ子 | > | ((いってら! (2021/12/16 22:28:51) |
外@モブ子 | > | ((うーーわww (2021/12/16 22:29:44) |
おしらせ | > | Rさんが入室しました♪ (2021/12/16 22:36:37) |
おしらせ | > | Rさんが退室しました。 (2021/12/16 22:36:51) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、余@青山さんが自動退室しました。 (2021/12/16 22:43:29) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/16 22:50:24) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 22:50:55) |
おしらせ | > | 余@青山さんが入室しました♪ (2021/12/16 23:04:15) |
余@青山 | > | ((ほかほか (2021/12/16 23:04:33) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/16 23:12:52) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/16 23:12:58) |
外@モブ子 | > | 『........こんにちは』「いや………〝 顔良(よ)〟。」(〝 思った時には口から出てました 〟、というのが妥当だろうか。貴方がガチャリと玄関を開ける音に反応するかのようにビク、と肩を竦める彼女が、貴方の顔に思わず目を見開き低く呟き、そして呟くや否や、俯く彼女は〝じゃ、なくて… 〟と正気に戻ったように言葉を紡ごうとするのだろう。)「ぁ、あのぉ、青山氏ィ…………そのぉ、自分はぁ………………………」『率直に言ってもいいです?』「や、や゛!!やめといた方がいいっす!オブラートに出来るだけ包んでもらいたいしあわよくば言わないで欲しいっす!!!」(そう、紡ごうとするだけ。貴方の口から問いかけがくれば彼女は即座に自分が言いかけていた言葉を飲み込み、あわあわと防衛手段に出るのだった。ダラダラと冷や汗をかく。これから何を言われるのか、そう考えると怖いのだ。だって冷静に考えて休日に仮にも課長が社員の社宅に出向くなんて可笑しい、ましてや〝 急ぎの用てもない〟というのが益々気味の悪い所。) (2021/12/16 23:14:57) |
外@モブ子 | > | (触らぬ神に祟なし、〝代わりの社員なんていくらでもいる 〟、社員なんてのは〝 会社を動かすマンガン電池〟程度に考えている営業課や葬祭課ぐらい切り捨てられりゃどんなに楽だったか。『なんかキモイっすね笑』そんなふうに言われた暁にゃ立ち直れる自信もない。目をグルグルとさせながら、バクバクとうるさい心拍数を見て見ぬふりしつつ彼女は次の言葉を待っていた。)『おすそ分け、っていう割には、結構立派な菓子折りですよね』「ッ゛…い、いやこれはそのぉ、………『1個買うと今ならもう一個ついてくる!』ってそりゃあまあお買い得だったもんでえええぇ…………」『そもそもウチ、課長がわざわざ社員一人の所に出向いて、お菓子を配るなんていうこと、しない職場だと思うんですけど』「……ひ、ひへへ、へへ……い、いやぁ、心外っすねぇぇ~~~~~~!!!!!お忘れでぃすかぁ??青山氏ィ………うちの会社の名目は『アットホーム』ですよぉぉ…??それは情報課だって例外じゃないっすから……」…」 (2021/12/16 23:15:49) |
外@モブ子 | > | 『休日、というか、モブ子さんが俺に休めって言ってきたんじゃないですか?』「…………………………そ、そりはぁ……………………」 (必死に言い訳を探す。しかしどれも〝最もらしい 〟と言われればもう一押し足りない軽いもの。最後の言葉にゃ口篭る始末である。これがテキスト上だったらどんなに良かったか、口上で話すのはどうにも苦手だ。考える時間が極端に少なくなるし、何より〝見られている 〟その感覚が突き刺すようで非常に気まずい。貴方の無気力な表情も相まって、〝 今どう思われているのか〟思考はマイナス。こんなことならば来なけりゃ良かったかななんて、後悔をしていた矢先である。)『............................あんまりにも健気なことさせられると、むず痒くて抑えられないんですよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!』「……………ッ゛…え?」 (彼女は思わず声を漏らした。まるでくるりと服の裏返しでも直すかのように態度は一変。貴方のマシンガントークはここぞとばかりに発揮される。)『俺のことが心配で来たんですか?』 (2021/12/16 23:16:03) |
外@モブ子 | > | 「ッ、は………はァ……………?」『元気無さそうな社員にクッッッソ忙しい情報課なのに休みを与えて?さらに様子を見に課長自らオフィスを抜け出して社宅に訪ねて?菓子折りだってわざわざ取り寄せて?その上気を遣わせまいとオフっぽい服装にして来て?』「い、いやいやいやいやいやきやそ、そんなわけッ、……」『それをただの””お菓子のおすそ分け””に落とし込むなんて............無理あると思いません?俺はあると思いますね』「だ、ッだぁぁぁからッ!!これは今日たまたま『お得』だったから゛ッ……………!!!!」『........俺のことが気がかりで来たんでしょ?』「ッ、゛……………………………………!!!!」(ムキになる彼女は顔を上げ、貴方に異議を申し立てていた。その全てが〝違う 〟と言わんばかりに。しかし、最後の言葉を聞いてみればこれだ。眼鏡の奥で瞳を揺らし、ぐッ、と握り拳を作りながらパクパクと口を開閉させ、そして結局何も言えず。)「ッ~~~~~~~~…………………っすよ……………………」 (2021/12/16 23:16:48) |
外@モブ子 | > | (観念したように、だらりと腕を垂れさせる彼女。次の瞬間。)「ええ、そぉーーーーーーッすよッ!!!!!!!〝 気になったから〟様子見しに来たんすよッ!!!!!!!!」(開き直った。)「だだだだだだだだだだってさぁ???!!ァ、アンタッ!!!!!!!アンタって人は人が一生懸命仕事してる隣でリフティングするぐらい破天荒で、自分の顔がいいことを自覚して利用するような狡い人間でッ!!!!!!!正直営業課のが向いてるんじゃねえかとか思ってたぐらいっす!!ええ、ええ、むしろそっちに、行ってくれやしねえかなってうんざりしてましたともッ!!!!!!!」 (2021/12/16 23:17:00) |
外@モブ子 | > | 「見ててむず痒いのはこ、こっちなんすわッ!!!!!!!適度にサボるような奴だったアンタが、急に『禁煙』して休みもなしに黙々と淡々と永遠と働いてるんすッ!!!!!!!そら気になるでしょうよッ!!!!!!!アンタ僕より友達がさぞ多い陽キャでしょうからね、もっと良い人に声かけられて気にかけられてお腹いっぱいでしょうけどもねッ!!!!!!!」「だぁぁぁぁもーーーーッ………自分でもわかってるんすよおおおぉッ……………らしくないとかやってること〝痛くてキモイ 〟ってッ………………分かってんすけどおおおぉ……………………」(紅潮する顔、脳内からアドレナリンが分泌しているのを感じる。怒りと羞恥とエトセトラ。混ざりすぎた感情に付ける名前なんてのは存在せず、ただ彼女は肩で息をしながら犬のような殺風景な部屋を背景に佇む貴方から目を逸らし、また俯いた。) (2021/12/16 23:17:14) |
外@モブ子 | > | 「黙って菓子折り受けとりゃあ良いじゃないっすか………」「つうか、元気そうっすね、……あーあーあーッ…心配して損したっす、…もぉいいっす……」(一見いつもの具合の貴方に小さく答える彼女は、自分に〝 アホらしい〟と投げかける。)「僕より他にも青山氏と『尊い(エモい)関係』構築してる人間がいるでしょうに……………………………そら笑いもんですわ…………………顔が良いからってふざけやがって………………ヲタクをなめないで頂きたい…」 (2021/12/16 23:17:16) |
おしらせ | > | 余@青山さんが部屋から追い出されました。 (2021/12/17 00:22:46) |
おしらせ | > | 余@青山さんが入室しました♪ (2021/12/17 00:22:46) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/17 00:32:29) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/17 00:36:57) |
余@青山 | > | 「え、俺そんなことしてたの?やば」隣でリフティングだなんて信じられねー...とおかしそうに笑った。「でも俺、情報課で良かったなと思いますよ」何故自分が営業課でなく情報課を選んだのか、その理由は思い出せない。生憎、会社に来て以降の記憶を一切失ってしまったらしく、あの任務から帰って来たときには、何もかもが初めてのもののように見えたのだ。しかし、記憶を失う前の自分も同じく、営業課に入った方が””合って””いたと思っていたであろう。このことについては確信がある。「確かに営業課の方が合っていた気もするけど............後悔してないですし」「””情報課も例外なくアットホーム””ですから。確かに充実してますよ、社員の様子をわざわざ伺いに来てくれるような親身な上司もいるんですから。ね」思うのは、きっとここを選んだ理由のうち、彼女がその一つじゃないかということだ。他の世界線の観測や社員の情報を閲覧出来るのも中々の特権だと思っていたが、きっとそれだけの理由じゃ、まだ営業課の方に入ろうと思っていただろう。 (2021/12/17 00:45:03) |
余@青山 | > | 「..........................俺、」「別にモブ子さんのこと一回も、痛いとか気持ち悪いとか、思ったことないです」今にでも心臓が止まりそうな勢いで感情を吐露した彼女の前で、彼はいつものように口元に細やかな微笑を浮かべながらも、どこか口調は真剣そうに、そう告げた。「思ってるのは、頼れる上司で、やる時はやってくれて、」前までは隣でリフティングを始めるなり、顔が良いことを全面にアピールしたり、機械の並ぶオフィスで堂々と煙を漂わせていたり、「どこか目が離せなくて、」ところが任務から帰ってきたかと思えば、煙草はめっきり吸わなくなった挙げ句真面目に業務に勤しむなど、きっと彼女からすればとことん振り回された気分だろう。以前の彼はきちんとこのことを伝えたのだろうか、きっと業務中の彼女を邪魔するのに夢中で、素直に言えた試しはなかっただろう。今こうして、彼女に心配されて休みを言い渡され、社宅にまで尋ねてもらうという機会を与えられたと思うと、記憶を失ったことに感謝してしまうところがある。 (2021/12/17 00:45:32) |
余@青山 | > | 「ステキな人、ってだけです」 (2021/12/17 00:45:57) |
余@青山 | > | 「ふざけてるって思うのなら、それでも構わないですよ。俺は『俺が会話したい人』と話していたい。」言わずもがな、彼は他者と自分の関係にまさか価値があると見られているなんていう自覚はない。むしろ、それに気付いたのなら、とことん利用してみせようとするのが彼だろう。「____________________中入りません?」「ずっとここで立ってるのもイヤなんで」なんて、後ろを指差して中に入ろうと促す。ホントに何もないです、お話するだけなんで、と付け加えて、「…それ、一緒に食べましょ?」と、菓子折りに向かって指を差した。「こういうのって、一人より誰かと食べた方が美味しいですから」 (2021/12/17 00:46:34) |
余@青山 | > | ((サセン親に注意されて遅くなりました…これ以上はもう遅いので一旦落ちることにします!遅くまでお付き合いありがとうございました!!! (2021/12/17 00:48:10) |
おしらせ | > | 余@青山さんが退室しました。 (2021/12/17 00:48:14) |
外@モブ子 | > | ((あいよ!ロルは書けたら置いておくかなにかし〇 (2021/12/17 00:49:24) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/17 01:20:35) |
おしらせ | > | KING@シャオウさんが入室しました♪ (2021/12/17 14:21:24) |
おしらせ | > | 敗北:赤城結菜さんが入室しました♪ (2021/12/17 14:21:32) |
敗北:赤城結菜 | > | ((やほぴっぴ! (2021/12/17 14:21:44) |
KING@シャオウ | > | ((こんにちはあ! (2021/12/17 14:21:47) |
KING@シャオウ | > | ((ちょっとまってくださいね、シャもナもわりとエンドを目前にあらかたやることやってしまったので赤城さん掘り下げ回にしようかなと (2021/12/17 14:22:11) |
KING@シャオウ | > | ((キャラシもっかい読み込んでくら (2021/12/17 14:22:16) |
敗北:赤城結菜 | > | ((おや、嬉しいですー。了解です (2021/12/17 14:23:25) |
KING@シャオウ | > | ((赤城さんもぺこさんにあらかたぶちまけてたな…? (2021/12/17 14:23:52) |
KING@シャオウ | > | ((どうしましょうね、シチューの具とか思いつきます? (2021/12/17 14:24:08) |
敗北:赤城結菜 | > | ((そーですね、お茶会でもします? (2021/12/17 14:27:37) |
敗北:赤城結菜 | > | ((一応起承転結の内起承転までは色々ななりで開示してますね……。結の部分がまだ触れてないので出していきたいという所存 (2021/12/17 14:29:48) |
KING@シャオウ | > | ((そうなのですか!じゃあお力添えできるかどうかはわかりませんがお茶会でもしますか (2021/12/17 14:30:24) |
敗北:赤城結菜 | > | ((わーい。どちらから出しますかい (2021/12/17 14:31:58) |
KING@シャオウ | > | ((出だしもしお願いできれば大変助かりざむらいです…… (2021/12/17 14:32:25) |
KING@シャオウ | > | ((ナローはどうせ役に立たんのでシャオウでいきます (2021/12/17 14:32:44) |
敗北:赤城結菜 | > | ((了解です (2021/12/17 14:33:01) |
KING@シャオウ | > | ((ありがとごじま! (2021/12/17 14:34:00) |
敗北:赤城結菜 | > | どんなに賑やかな場所でも、ふ、と思い出したかのように誰もいない時間というのはある。早朝の教室のような、深夜の繁華街のような、赤城結菜は、そうした一寸小さなナイフで切り取って生まれた日常の隙間のようなものを妙に嗜好していた。「誰もいねーな。いつもは結構うるせぇのにさ。」食堂に緩やかに風が吹き抜けて、何も誰もいないんだな、というのをより一層強くした。少しだけ寂しく、ほんの僅かに表情を緩める。ああ、俺は、ここに誰かがいないことを寂しく思うようになってしまったんだなあ。と、思った以上に肩入れをし過ぎたことをくすぐったく思うと同時に、この会社はつくづくお人好しばかりだったのだなあとも呆れ果てながら、特に理由もなく売店から持ち込んだインスタントの紅茶、ほうじ茶、コーヒー、駄菓子類などを並べ、ポットとティーカップを食堂から借りてきた。「……あ、いけね。」無意識に持ってきてしまっていた誰かのためのカップに、冬の風が吹いたように冷たく、惨憺とした思いを浮かび上がらせながら___せっかくだし誰か、使うやつが来たりしないかなぁなんて、そんなように思った。それはひとえに、片付けたくなかったからだけでない。 (2021/12/17 14:48:44) |
KING@シャオウ | > | ((さっさと本題に入りたいから約束してたって事にしちゃっていいですか!? (2021/12/17 14:50:28) |
敗北:赤城結菜 | > | ((大丈夫ーでち (2021/12/17 14:50:39) |
KING@シャオウ | > | ((あとろるきれい! (2021/12/17 14:54:03) |
敗北:赤城結菜 | > | ((へへ、嬉しい (2021/12/17 14:58:07) |
おしらせ | > | 外@モブ子さんが入室しました♪ (2021/12/17 15:03:57) |
外@モブ子 | > | ((あ!お構い無く! (2021/12/17 15:04:08) |
敗北:赤城結菜 | > | ((こんちはー (2021/12/17 15:04:09) |
KING@シャオウ | > | ((ちわ! (2021/12/17 15:09:30) |
KING@シャオウ | > | ((赤城さんってもう義手してる? (2021/12/17 15:19:04) |
敗北:赤城結菜 | > | ((してる (2021/12/17 15:19:52) |
KING@シャオウ | > | ((おけ! (2021/12/17 15:20:02) |
KING@シャオウ | > | あなたから溢れた言葉がポットの中のひとり分に注がれて、湯気と一緒にその風にかき消えてしまわぬうちのタイムリミットは、一体どれくらいの時間だろう。0コンマ何秒?それとも、何分か。いいや、ここ-トゥルーエンド公式株式会社-じゃ、少なくとも煩わしい時間など関係ないはずだ。あなたが入ったのとは別の入り口の方から食堂へ足を踏み入れたシャオウは、外の景色を外形的に切り取って写しただけのスクリーンの窓からブルーライトを浴びてあなたの独白を拾った。「社員旅行が、あるそうですからね。」目が合えばにっと口角を上げて微笑み、草履を擦り合わせながら近づくだろう。彼女のほうも、何やら風呂敷包みを抱えていた。「近々と聞いていますよ。皆さんお仕事の仕上げに入っているのでしょう。きりの悪いところで放りだしては、楽しむものも楽しめませんから。」 (2021/12/17 15:20:54) |
KING@シャオウ | > | さて我々は、仕事を切り上げた有能な社員であるか、はたまた放り出してここへ来たのか。いずれにせよ、同じ刻に同じ場所へ集まったのだから奇遇である。シャオウはあなたの向かいに足を揃えて立つと、『ご相伴、構いませんよね?待っていたのですよ、あなたとゆっくり話せるのを。』などと言いながら風呂敷包みを隣の椅子へ置いた。今度お茶でもと言ったような言ってないような、であるが、兎にも角にもシャオウの方はすっかりその気らしかった。『ね、”プロデューサー”さん。』と、最後に茶目っ気を帯びたからかいの一言を添えて。「最後に会った時のお詫びもしたくて……いやぁ、驚いたでしょう?でもね、ほら、あの子─────羽柴さんときたら、疎外感をおくびにも出しませんなんて顔して、利口に聞き役に徹してくれていたものだから。あなたも部外者ではないよと言いたくて、少し意地悪をしてしまいまして。」人差し指で頬を掻き、少しばつが悪そうに笑う。 (2021/12/17 15:21:09) |
KING@シャオウ | > | もう片方の手では風呂敷包みを開けて、談話室から拝借した蜜柑をテーブルの上に詰んだ。あなたはお茶の支度でもしてくれるのだろうか、それとも他の支度があるのなら、自分が淹れても構わない。いずれにせよ待ち合わせはしていないようだったから、断られるとはよもや思っておらず、沈黙の末に下をむいたまま、シャオウは無遠慮にこう呟くのだ。「……………………お尋ねしても、構わないのです?」「──────────────その、手。」ふい、と顔を上げてあなたの手を見た。例の青の街の記憶事件の関連によるものだろうか、以前会った時とは服装も雰囲気も違っていたけれど、何よりもその手は、まるで見覚えがなかったのだ。 (2021/12/17 15:21:21) |
KING@シャオウ | > | ((長くなっちった (2021/12/17 15:21:34) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、外@モブ子さんが自動退室しました。 (2021/12/17 15:36:06) |
敗北:赤城結菜 | > | 『社員旅行ねぇ……せっかくだし行ってやるか。』来ないとなんだかしょんぼりするような奴がいそうだからな。と付け足した。なんとなくみんなでどうこう遊びに行く、というイベントは好きな訳では無いのだけれども。断る理由の定番の「具合が悪い」と言ったら麻に、「腹が痛い」と言ったら食堂の連中が気にするし、アルティエル先生がついに仮病ばかりなのに怒りそうで怖い。死体に熱はないし、行きたくない!とごねたら、ハチロクがなんだか悲しい顔をする図が浮かんだ。そのため、歯に挟まったような言い方ながら仕方ないから行く。と答え。『手ぇ?あー……まあな。ちょっと会社(うち)と似たような会社の奴とトラブルになってな。向こうも仲間を助けたくてやったことだったが、俺たちも巻き込まれて死にかけることになった。と、概略はこうだ____それでもって、説教ついでにぶった切っちまった。』はは、と小さい子が悪い事をしたときにするようにはにかんで笑った。生えたり伸びたりするものでもないし、適当に切って済むようなものではないものだろうが。それでも何事もなかったと笑ってみせる。『……あ、お詫びなんていらねーよ、悪くねぇもん見れた。』 (2021/12/17 15:36:59) |
KING@シャオウ | > | 「ああ、任務で。…なるほど、戦闘さんにはいつも苦労かけますね。」彼女の口ぶりから、その手は戦闘の末に守りきれなかったと言うようなもの無かった事だけは解った。けれどなんとなく、やむを得なかったのには相違ないのだろうと一人で納得をして。その後のフォローもさり気なく、赤城結菜は、思っていたよりも思慮深い人なのだろうと思った。「……では、新しい義手でナンギな赤城さんにかわって私がお茶を淹れましょうかね。お紅茶、拝借しますよ。」卓の上に並べられた茶類からインスタントの紅茶を手に取り、ポットと共にいそいそと給湯室へ向かう。残されたあなたは、シャオウの風呂敷から顔を出しているウィスキーの小瓶と、『赤城結菜総攻め』の同人誌を見るかもしれない。……件の任務で使う事になるかもしれないと思い手に入れておいたものを茶飲み話のねたにでもと仕込んでいたのだが、掘り下げたくなければあなたは見なかった事にするといいだろう。シャオウは程なくして急須でも持つように片手で蓋をして戻ってきては、あなたが用意してくれた2つのカップにそれを注ぐ。「それで、その後はどうですか?私も同僚のおかげで運良く記憶を取り戻したのですが。」 (2021/12/17 15:58:06) |
KING@シャオウ | > | >赤城さん (2021/12/17 15:58:12) |
KING@シャオウ | > | ((総受けだったかも (2021/12/17 15:59:46) |
敗北:赤城結菜 | > | 『まあな、たまにはあるもんさ。てか___誰が出版してんだよそれェ!!』指をさすのは同人誌。妻子がいる人間が総攻めという公式(かみ)をも畏れぬ行いの犯人が誰だかはだいたい察しがつくが、しかし内容は見たいようで見たくない。なんだか触れてはならないものに触れてしまいそうな気がしていた。箱を目にした日のパンドラは、きっとこんな気持ちで箱を開けたのだろう。希望はそこに残るのだろうか。『一つ、忘れてるものがある。ああ___いや、忘れたままにしておきたかったもんさ。』本当は、思い出している。本当は、記憶にある。本当は___ (2021/12/17 16:19:30) |
敗北:赤城結菜 | > | とっくに、避けられぬ運命だと理解している。しかし。それでも……誰かに語るには重すぎて、自分の持ち物にしておくのは痛すぎた。『誰もいないから、今日くらい、話していいか。』初めて述べた助けての言葉は、あまりに不器用だった。それが"そんな空気だったから"喋ろうか。というように、ティーカップを丁寧に指を通さぬように握りこみ口元に運べば。失っていた方が幸せだった記憶を、訥々と口にした。『誰にもまだ話しちゃいない、俺が____死んだ時の話だ。つまらないことは承知で是非とも聞いてくれたら助かるね。』そうして、一呼吸置いた。聞きたくないなら今だぞ、と選択を委ねるように。 (2021/12/17 16:19:37) |
KING@シャオウ | > | 『一つ、忘れてるものがある。ああ___いや、忘れたままにしておきたかったもんさ。』「……ふむ?」ポットの中が空になったのだろう、細い口からあふれる茶はぴたりと止まり、ぽた、ぽたと水滴がカップの中でクラウンを作った。一滴、二滴の拍の後、あなたが口を開く。『誰にもまだ話しちゃいない、俺が____死んだ時の話だ。』カップをあなたの方へ寄せ、机の上を軽く正すとようやく向かいに座り。打てば響くとはこの事か、過去を聞こうにもまだ自分じゃ信頼が足りていないのだろうと苦虫を噛んだ事の多かったシャオウは、あなたのその思い切りの良さに少し驚いた。聴きたいとも、彼女は人の手紙を盗み見てまで、物語を知りたい女なのだから。『つまらないことは承知で是非とも聞いてくれたら助かるね。』「……ええ、どうぞ。」こんなところで耳を塞ぐほど野暮じゃあない。 (2021/12/17 16:31:03) |
KING@シャオウ | > | >赤城さん (2021/12/17 16:31:08) |
敗北:赤城結菜 | > | ((ちょっと長くなるかも!申し訳な (2021/12/17 16:35:01) |
2021年12月12日 21時02分 ~ 2021年12月17日 16時35分 の過去ログ
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