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「朝顔藤仙」の過去ログ

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2022年03月12日 21時56分 ~ 2022年05月21日 21時22分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

しうしうハ「これは、まだ予想に過ぎないが、いや、妄想と言った方が、近いかもしれない、が、とにかく、あの男は何らかの方法で、恐らく自分の、意識的な働きかけでもって、あの植物の種子に同化し、その生命そのものと一体化した、のかもしれない」シ「……確かに、彼は『このエメラルドの海の生き物の体を使って』とか、『核にして』みたいなことを言っていました」ク「まあ、証拠も何も無いのに話してても進みません。みんなを呼び戻して、あの芽の伸びる方向を調べてみましょう」ハ「ああ。それに、あの成長速度から見ると、時間は、あまり無いかもしれない。あの植物が、本体とやらに、たどり着いた時、何も起きない保証はない」   (2022/3/12 21:56:48)

しうしう(*`・ω・)ゞ今日はこれで落ちるね!おやすみ!   (2022/3/12 21:57:05)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/3/12 21:57:07)

太水お疲れ様、おやすみなさいー   (2022/3/12 21:59:14)

太水ハ「シアン、根の伸びる方向は、一刻も早く、調べないといけない。あの未知数なやつが、目的通りになったら、最悪、ここにいる生徒達も皆、被害に、遭うかもしれない」シ「そうだね。善は急げって言うし、やるなら早くしないと。根に近寄れなくなったら終わりだし。生徒達には悪いけど今は人手が欲しい。頑張ってもらおう」ク「みんなも、藤や朝顔達が危険なのに待機しているよりは動いた方がいいでしょう。今も絶対落ち着いてはいられないはずですよ」   (2022/3/12 22:13:28)

太水生徒達の待機場所に戻ると、クリスの言う通りだろう。元々落ち着きのないメンバーを中心に今にも動き出さんばかりの勢いだった。頭の回る曹天やムシャ達は、あの植物がなんなのか自分達だけでもう一度話し合っている。しかし、シアン達がこちらに駆け寄ってきていると気付いた時、全員が話や動作を中断してそちらを向いた。シ「今から、さっき見た植物が生やしていた根がどこに向かっているのか突き止めようと思う。上から見るとわかるけど、多分一方向に向かっているみたいだからね」ハ「根は数が多い。なるべく太いものを探して、それに、ついて行く。とりあえず、全員で動くこと。状況に応じて、別れることにする」シ「何か疑問はあるかな?」曹「先生。先生達は、他になにかわかりましたか」シ「それについては道中で話すことにしよう。他になければ、とりあえずさっき見た種みたいなものに近付く。僕とクリス君が一番前に行こう。ハートは最後尾を頼むね」   (2022/3/12 22:16:33)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/3/12 22:16:35)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/19 20:00:34)

しうしうこんばんはー   (2022/3/19 20:00:38)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/3/19 20:02:32)

太水こんばんは!   (2022/3/19 20:02:40)

しうしうごめん!うちの描写が分かりにくかったり、誤字があったのかもだけど、追うのは根じゃなくて芽のつもりだったので、ちょっと修正してもいいかな?   (2022/3/19 20:06:39)

太水あら、そうだったのか……コミュニケートの話が出た時辺りから、話の主体は根の方に移るのかと勘違いしちゃってたよ。私の方こそ上手く理解できなくてごめんね。修正お願いします   (2022/3/19 20:09:54)

しうしうハ「シアン、一つ訂正を。追うのは根ではなく、芽だ。地下に潜った根を追うのは、至難だし、お前の言及した通り、本数も多い。それに、明確に太陽に背いている、芽と違って、根の伸び方は、普通の植物でも、かなり縦横無尽だから、その伸び方が、異常なものなのか、水源などに向かっているのか、判断が難しい」シ「ああ、そうか。それは悪かったね。なにぶん植物には、あまり詳しくないものだから」クリス「それに字も音も分かりにくいですからね。ね、と、め、で」ヨ「えっと、追うのは根っこじゃなくて、葉っぱってこと?」ク「ですね。その言い方の方が分かりやすいかな?でも、なんか、違う違和感がある気がするんだよな……それを堂々と口に出して許されるティーン以上は、なかなか居ないような……」柑「子供っぽいもんな」曹「君らは精神年齢的に違和感ないかも」七「どういう意味だ」   (2022/3/19 20:19:28)

しうしう濘「俺の砂を使えば、根の探索も出来なくはないがな」泥「お前はいい加減能力を乱用しすぎだ。今はフィータスが落ち着いているからいいものの、今後何かあった時に、体力不足となっては元も子もないぞ」濘「それもそうだな。今は甘んじて休ませてもらおう」ム「……でも、藤たちは根っこに襲われてたよね。今こうして歩いてる足元にも、根が張り巡らされて居るかもなのに、普通に歩いてて大丈夫かな」ワ「どうだろう、先生たちの仮説を聞く限り、あれは防衛本能なんじゃないかって話だし、フィータスや、植物に近寄りすぎなければ、攻撃してこないんじゃないかな。少なくとも、今攻撃されていないんだから、そう思いたいよね」   (2022/3/19 20:19:39)

しうしう分かりにくくてごめんね!半可通な知識だけど、植物のコミュニケーションは、蒸散とかを通して化学物質を空中に撒く、それを受容する、みたいな形で行われてるんじゃないか、みたいな説があるらしくて……。だから、根はあんまり考えてなかった……。   (2022/3/19 20:19:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/19 20:39:57)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/19 20:43:20)

太水シ「我が事ながら、いくら門外漢と言えど無知を晒すのは恥ずかしいな。とにかく、追うのは葉とか芽の部分で良いのかな。それなら、改めて進む前に確認しよう。その方が進む方向はわかりやすいはず」ハ「発育の、良い場所を、探したい。なるべく、大きい葉や、大きい芽のある方を、お願い」シ「了解了解。……うーん、有意な違いなのかはわからないけど、2時の方向に大きめの葉があるのは見えたよ。芽に関しては発芽したてだからなのか元から大きいのかちょっとわからなくてね。別の植物なのかとかもわからないし」ク「シアン先生と僕達が視覚共有でもできればもっと情報を得やすいんですけど、こればかりは仕方ないですよね」シ「透かす以上の能力は無いからね。戦闘に使えるものでもないし、完全に能力使う体力が無くなる寸前位までは使う覚悟はあるんだけども」ハ「……ここから、2時の方向、とりあえず、そこまで進もう。根は見えないとはいえ、蔓らしきものも、所々見られる。それに沿って、進めばなにかわかる、可能性は、高い。シアン、進む列に関しては、先程の通りに」シ「わかった。皆混乱させて悪いね」   (2022/3/19 20:52:57)

太水おかえりなさい。遅くなっちゃった上に話が進まなくてごめんね……   (2022/3/19 20:53:18)

しうしう気にしないで!   (2022/3/19 20:54:59)

太水なるほど。植物のコミュニケーションってフェロモンみたいなものがどうの、って説をどこかで聞いたことがあったから、それのイメージしかなくて。その説だとそのフェロモンみたいなものがどこから出てるまでは載ってなかったんだよね。だから植物全体から出てるものだと。無知を晒しちゃってお恥ずかしい   (2022/3/19 20:55:16)

太水ありがとう…!   (2022/3/19 20:55:25)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/19 21:18:15)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/19 21:18:19)

しうしうク「ムシャって、嗅覚鋭いっけ?」ム「……人間以上、猫並、犬未満って感じ」ク「そう。一応、変な匂いとかしたら、すぐ教えてくれる? 花粉とか変なの飛んでるかもだし、そうでなくても、嗅ぎなれない植物の匂いがしたら、警戒しといて損は無いしね」ム「……うん」植物が伸びていく方向に狙いを定めて、一行は森の奥へと踏み入っていく。ハートが振り返って、シアンに尋ねる。ハ「例の植物は、進路を、変えたり、しているか?」シ「いや、多少蛇行しているけど、概ねぼくらの向かっている方とズレはないよ」ハ「なら、この方向で、間違いはない、ようだな。何があるのかは、分からないが……また、一目見て、それが目的のものだと、気づければいいのだが……」   (2022/3/19 21:18:29)

しうしうハートがぽつりと零した言葉に、シアンは自嘲するような乾いた笑みを返した。シ「それと気づけず、見過ごしてしまうなんて、仙先生たちに申し訳が立たないけど……でも、木を隠すのは森の中って言うか、こんな中から、『多分、植物』位のあやふやな情報で、何かをみつけようって言うんだから、気が遠くなるよね」しかし、シアンのそんな台詞は、幸いにも杞憂で済んだ。ある所まで踏み込んだ瞬間、ムシャの耳がぴんと跳ね上がり、それを敏感に察してか、柑丸や七尾が彼らを振り返った。柑「何かあったか?」ム「……変な匂い……花の匂いっぽいけど……でも、土や、石の香りにも似てる……この森の中で、今、初めてした……。あっちの方……」ムシャがそう言って指さした先には、美しい水を湛えた泉が見えた。泉の水が、どんな色をしていたのかは、推し量ることも出来ない。何故ならばその泉の中心には、毒々しいまでの緑の実をたわわに抱いた、巨木が聳えていたのだから。木の傘下に抱かれる泉は、頭上の夥しい緑を写して、エメラルドの色に輝いていた。。   (2022/3/19 21:18:40)

しうしうク「あれ、一本の木じゃない」クリスが呆然と呟いた。彼の言うとおり、遠目には一本の巨木に見えたそれは、泉のほとりまで近寄ってよく見ると、幾重にも絡まりあった、沢山の蔓状の植物であることが見て取れた。犇めくようなその植物たちの姿は、見るものに怖気を感じさせた   (2022/3/19 21:18:45)

しうしう長くてごめんね、長引かせてもあれかなと思って、ちょっと展開飛ばしてたら、時間かかっちゃった!   (2022/3/19 21:19:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/19 21:39:23)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/19 21:49:11)

太水ハ「見た事のない、植物だ。こんな、怖気を感じる、植物なんて……」そっと、ハートの手が泉の水を掬う。手の中から零れ落ちた水は澄んだエメラルド色をしていた。きっと、この植物が無ければ、それすら幻想的であったかもしれない。しかし、この植物と合わさってしまうと、そのエメラルドすら何かおぞましいものの一端であるかのように見えた。七「うっわ、今までいっぱい見たのと同じエメラルド色の実だ」柑「周りの葉っぱも同じ色でチカチカしてきたな」ヨ「あれ、触っても大丈夫なやつ?」ク「……わからない。でも、もっと調べないと何もわからないままだ。強い刺激を与えなければ、多少触れても大丈夫、と思いたいね」クリスの手が毒々しい緑の実に触れる。しかし、それは特段反応することもなかった。   (2022/3/19 21:52:30)

太水ハ「しかし、どうしてこれに、怖気を感じるのか……いくら色が鮮やかすぎる、とはいえ、蔦が絡まって一つの塊となる、植物は、そう珍しくもない。それらが、恐ろしく、おぞましいわけでも、ないのに」シ「確かに。世界の不思議な景色とかにあってもおかしくない気がするんだけどな。実際、この場所のエメラルド色だって写真を見た時、最初に足を踏み入れた時は綺麗に見えた。というか、ついさっきまでは綺麗に見えてたのにね」ヴィ「私達がこの場所の生態系を見ていくうちに、この場所に恐怖や警戒心を抱くようになってきたからでしょうか?……それとも、この植物そのものに何か人に恐怖や警戒心をいたがせる何かがあるのでしょうか」ワ「本能的に人が警戒する色だってある。それと同じ様に本能になにか訴えかけてたりするのかも。とはいえ、この色そのものの問題ではないような……なんだろうな」ハ「……花を、見かけないな。この植物は、花を咲かせる種では、ないんだろうか」ム「……クリス、何かわかった?」   (2022/3/19 21:53:28)

太水おかえりなさい。展開進めてくれてありがとうね   (2022/3/19 21:53:52)

太水それから、またしても遅くなって申し訳ない   (2022/3/19 21:54:12)

しうしうおかえり!気にしないで!   (2022/3/19 21:54:19)

太水ごめんねありがとう!   (2022/3/19 22:01:35)

しうしうク「とりあえず、木の実も、葉っぱも、花も、枝も、片っ端から調べてみなきゃ、確かなことは何も言えないですけど、不確かなことでいいなら、ひとつ言わせて欲しいもんですね。妖精としての直感というか。こんな気持ちの悪い植物は見たことがありません。多分、この森の緑の元凶とやらは、こいつで間違いないでしょうね」ハ「なるほど。一学者として、早計なことは言えないが、その感覚には同意する。この植物……植物と言って、いいものかは、分からんが、今まで見てきた、どんなものに比べても、不自然で、奇妙で、そして何となく、嫌な感じだ」ク「僕らの知識がどれだけ役に立つか、分からないもんですね。こんなもの、見たことも聞いたこともないですから。とりあえず、サンプルを収集してみたいですね。フィータスを何とかするって目的なら、種か……そうなるとやっぱり果実の方が気になるな。けど、迂闊に触って、あの種みたいに迎撃されないとも限らないし……」ヨ「なら、俺取ってくる!攻撃されたら、避ける!木と戦うの、初めてだけど!」シ「まあ、確かに、戦闘力に秀でてる子達に様子見してもらうのが1番だろうけど、でも、ただ突っ込むのも危険かな……」   (2022/3/19 22:03:55)

しうしううちもあんまり展開進まなかった!ごめんね!今日はこれで落ちるね!おやすみ!   (2022/3/19 22:04:09)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/3/19 22:04:12)

太水お疲れ様、おやすみなさいー   (2022/3/19 22:08:42)

太水ハ「その迎撃が、単なる物理的な攻撃なら、君達に採ってもらうのが、一番だ。しかし、例えば迎撃が花粉の様なもの、だとすれば、逃げるだけでは、避けられない」ア「でも、誰かが採りに行かなきゃいけないんでしょ。じゃあヴェーチェルに協力してもらえばいいんじゃない?」ム「……花粉とかなら、風で上手く飛ばせるはず。少なくとも、立ち往生するよりは良いと思う……」ヴェ「そうね、実から出たものが軽いものや空気中を漂うものなら、私の風で飛ばせるわ。木の根や何かに攻撃されたなら、それこそ彼らが自分で対応すべきじゃないかしら」   (2022/3/19 22:36:41)

太水ハ「なるほど。……舞う物であれば、風を操作するだけで、大分話が、変わるはず。良い案だ。ただし、持つ時は素手は、やめた方が、いい。ハンカチを渡すから、誰か行ってもらえないか」ヨ「俺俺!俺採ってくるよ!」ハ「ありがとう。手がかぶれてしまう、可能性もある。必ず、触る時は、服やハンカチ越しで、だ」ク「落としたら何があるかわからない。絶対落とさないようにね」ヨ「わかった!」ク「僕はヨモギが戻ってくるまでの間に葉について、なるべく調べてみます」ハ「俺は、もう一度花が無いか、確認しよう。隠花植物、なのかどうか……それだけでも、わかる事は少なくない、はずだ。顕花植物、とわかれば、それはそれで、花を調べられる。外界の、他の植物との共通点を、探せるかも、しれない」   (2022/3/19 22:36:44)

太水おやすみなさい   (2022/3/19 22:36:50)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/3/19 22:36:51)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/26 20:00:13)

しうしうこんばんはー   (2022/3/26 20:00:18)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/3/26 20:00:38)

太水こんばんは〜   (2022/3/26 20:00:44)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/26 20:20:42)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/26 20:24:41)

しうしうヨモギは渡されたハンカチをポケットに入れると、湖に足を踏み入れた。水深は彼のふくらはぎ程度だ。シ「見る限り遠浅っぽいけど、深みに嵌ることもあるから気をつけてね。ヨモギは泳げるかい?」ヨ「泳げるよ!水泳も好き!」ヨモギはそう言うと、元気よく湖を突っ切っていった。ヴェーチェルは手を掲げて、ヨモギに対して追い風を吹かせている。クリスはエメラルド色の木の葉を、水に浮いたものや、湖畔に飛んできたものを集めて、持参した紙の上に並べていく。ハートはシアンを使役して、対岸の気の梢に花を探す。ハ「小さくて、見えづらい花の、可能性もある。花は、枝の節の部分に、多く……いや、違うな。あれは、木のように、見えるが、厳密には、蔦植物の集合……なら、草に近いのか……なら植物の、先端部分に、ないか?木の実が、あるのだから、その傍に、ありそうな、物だ」シ「ああ、分かった……緑だと分かりづらいな……。いやでも……ああ、あった!うん。花弁は五枚、見づらいけど、花って言われて思い浮かべる一番オーソドックスな形だね」ハ「そうか、なら、ここにスケッチを」   (2022/3/26 20:24:54)

しうしうム「……クリス、何かわかった?」ク「うーん、色以外は極めて普通だな……胞子嚢とかがある訳でもないし……。いや、まあ、これは果実をつけるところや、種の形状から、予想出来たことではあるけど。そう、ただ、気になってた点が少し解決したかな。この植物がどうやってここに来たか。種の形状からして、種単体で遠くまで来れる構造はしていない。だから、この植物はおそらく、体の一片が風に乗ってこの土地に来たんだろうね。歯の形状からしても、切れた部分が風に乗って飛ぶことは充分有り得そうだし、蔓植物の生命力の高さを考えれば、茎の一筋から再生することも有り得るだろうし……」   (2022/3/26 20:24:58)

しうしうただいまー   (2022/3/26 20:25:04)

太水おかえりなさいー   (2022/3/26 20:25:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/26 20:45:20)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/26 20:48:23)

太水シ「ヨモギ君が持ってきた実を見ると中々大きいみたいだけど、その割にこの花って小さくない?豆粒サイズってわけでもないけど」ハ「花の大きさと、実の大きさは、相関関係がない。だから、この大きさでも、おかしくないな」シ「ふぅん。じゃあこの花が本物でおかしくないんだ」ク「ハート先生、何かわかりましたか?こちらでは、実の形状と葉の形状を鑑みるに、種単体では遠くからここまで侵入する事ができず、体の一部が風に乗った形で侵入したのではないか、と言う仮説を立てたところです」ハ「なるほど、こちらでは、花について、見ているが……あまり、特徴と言える、ものは無い。わかった事は、見た目が派手でないし、匂いも、あまりしない。虫に花粉を運んでもらう、と言うよりは、風で自然に、運ばれるタイプに見える。それから、多分今シアンがスケッチしてくれているのは、雄花だ。単性花で、雌花が別にあるはず。スケッチを見た限り、雄しべと、雌しべがあるように、見えない」   (2022/3/26 20:54:42)

太水ク「この地域一帯の緑が全てこの植物によるものとすれば、ここの景色や仙先生が一度単身ここを尋ねた時に撮った写真を見た限り、繁殖力はかなりのものであるはずです。しかし、この種の形状から、そこまで繁殖力があるようには見えませんね」ハ「蔦植物の、生命力は強い……とはいえ、この地域で、ここまで、繁殖しているなら、なにか……この土壌か動植物に、この植物にとって、都合の良いものが、あったはず。シアンの話だと、ここの動物には、遺伝子を、取り込む性質がある、らしい。それが、関係しているかも、しれない」ク「あるいは、その動物達の性質こそ、この植物がもたらしたものという可能性も」ハ「シアン。この緑に、関係していない生物は、見かけた?」シ「いや、皆どこかしら緑だった気がする。生徒達皆ー、そうだったよね?」   (2022/3/26 20:54:51)

太水おかえりなさい。遅くなってごめんね   (2022/3/26 20:55:02)

しうしうおかえり!気にしないで!   (2022/3/26 20:56:46)

太水ありがとう!   (2022/3/26 21:01:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/26 21:17:35)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/26 21:27:42)

しうしう柑「おう、この緑だけの中で、違う色があったら目立つし、すぐ気づくと思うぜ。なあ?」ア「そうだね。気づかなかったってことは、無かったってことだと思うけど」曹「まあ、柑丸達のそう言う観察眼と言うか、野性的な洞察力は信用に値すると思うよ」ク「ですか。うーん……仙先生がここを訪れたのは何時なんだろう。まあ、何時であっても、上の村にこの土地に対する土着の信仰があるって言うなら、この植物は既に外来種とは呼べないほどの時を、ここに根付いて過ごしているんだろうね」ハ「遺伝子を取り込む性質、それ自体は、この谷の多様性が発達しにくい地形などからの、独自の進化と見ても、そう違和感はない。生き物たちが、この植物の遺伝子を取り込んだのも、昨日今日の話じゃないだろう。世代を超えて、じっくりと浸透して行ったんだろう」   (2022/3/26 21:28:15)

しうしうク「極めてがっかりなことを言わせてもらうと、ここの生き物やこの植物は、厳密には魔獣や魔植物の類なんだろうけど、まあ、いなくはない程度のものと言うか、変な性質がある生き物でも無いんだろうな。特殊な生態ではあっても、特別な生態では無い。摂食によって遺伝子を取り込む動物も、鉱物のような体を持つ植物も、珍しくはあっても、有り得なくはない。月光の森のヘリオスの大樹とかと同レベルだね」七「えー、なんだよ、それ。それじゃあ、せっかくクリスやハート先生を呼んで調べてもらった意味ねーじゃん!緑の原因とか言うし、もっとこうさ、『この植物は、実はなになにと言う化け物だ!こいつを倒せば、フィータスの殻も、仙先生達のことも解決だ!』みたいなのを期待してたのに……」ヨ「でも、この実は結構でっかいけど、俺が持てる大きさだよ。この中に種が入ってても、フィータスが入れる大きさじゃねぇよな」ク「そう、だから、よく似てはいるけど、異常なのはフィータスの籠ってる種だけだ。この植物は別に何でもない」   (2022/3/26 21:29:53)

しうしうハ「期待に添えなくて、申し訳ないな。けれど、この植物が、普通の物であったとしても、その二つの問題は、解決できると、思う」シ「どういう事だい?」ク「僕とハート先生の共同研究の成果が活かせそうだと言うことです」ワ「それって、オスクリタが使っていたお香の分析のこと?」ク「それです。研究の結果、あのお香は三つの成分から構成されていることが分かりました。一つは軽い幻覚系の作用がある普通の薬草、一つは強く副交感神経に影響を与えるエメラルド色の魔植物。これだけなら、まあ、普通に調合した魔法薬の一種ですね。そして最後に、その魔植物に、さらに特殊な術式を組み込んだもの。恐らくこれが、純種と混合種の選り分けや、より強い洗脳作用をもたらす原因です」   (2022/3/26 21:30:07)

しうしうハ「恐らく、オスクリタは、この土地の生物に、手を加えて、新たな魔法効果を、作り出している。ここの植物や、動物たちが、進化の過程で獲得してきた性質を、特殊な方法で、悪用している。けれど、逆に言えば、この植物さえあれば、頑張れば、フィータスの使った、魔法やら術式やらも、再現出来るかも、しれないし、その解決方法も、見つけられる」ク「とりあえず、お香の魔植物に加えられていた術式の解読は済んでますから、それをこの植物に再現してみます」   (2022/3/26 21:30:11)

太水おかえりなさい   (2022/3/26 21:30:35)

しうしうただいま!長くなってごめん!しかも、調査を無に帰すような結果になっちゃった……納得いかない!って感じなら、書き換えてくれて大丈夫だよ!ごめんね!   (2022/3/26 21:30:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/3/26 21:51:08)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太水さんが自動退室しました。  (2022/3/26 21:51:08)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/3/26 21:52:23)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/3/26 21:54:56)

しうしうそろそろ落ちるね、おやすみ!   (2022/3/26 22:01:09)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/3/26 22:01:14)

太水ハ「俺は、そういった術は、一切使えない。再現に関しては、クリス君に、一任している。……お香の中の、既に、加工されたものしか、今までは見なかった。けれど、今ここに生体として、生きている。だから、練習はできなかった。それでも、解読した限りなら、再現は可能……なはず」ク「実際やってみないことにはわからない事もありますからね。それでも、術式は理論が肝心。全て読み解けば、真似ができないはずはない。実際、あのお香も量産されていたわけですから。ヨモギ、その種からちょっと離れてて」クリスの手が、種に触れた。そして、普段使われる言語とは全く違う言語が、その口から紡がれた。魔法の知識がなければまず意味のわからないだろう呪文の羅列。そして、それが続くうちに、種がエメラルド色の輝きを持つようになった。呪文を唱え終わった時、パキンと音を立て、種の外皮は崩れ落ちた。その中に丸いエメラルド色の玉が見える。フィータスの入っていた緑水晶に似た色のそれからは、すぐに何本もの蔓と呼ぶべきか、触手と呼ぶべきか……と言いたくなるようなものが生えてきた。   (2022/3/26 22:13:33)

太水ク「よし、成功!多分、今この鉱石みたいなものから生えているやつが、お香に入っていた植物です。見た目も似ていますし、間違いないかと」ハ「ありがとう、クリス君。……フィータスとやらが、利用していた、もとい入っていたのは、多分これだ。オスクリタが、利用していたものも。この植物には、純種と混合種を選別する、作用はない。多分、シアン達の見た、生物の特徴を、術式に、組み込んだんだろう。……植物を、ここまで改造するなんて、生物への冒涜以外の、何物でもない。神への冒涜とも、言えるかも、しれないな」ヴィ「先生!話の途中で割り込んでしまって申し訳ないのですが、先程までこの植物について調べていましたが、結局何故この植物は不気味な感じがするんですか?」ハ「……この種を、虫や鳥に運んでもらうのは、無理だろう?だから、動物達に、食べられにくい体になった。単に、動物に食われない為……なんだろう。警戒色、みたいなものだ。そのプロセスは……持ち帰って、調べればわかるだろう。ただそこまでは要らない、と思う。何故、そんな事を?」ヴィ「好奇心です!」ハ「……そうか。良い事だと、思う」   (2022/3/26 22:13:49)

太水ク「問題は、彼らがこれを使って何をしようとしていたか、ですよね」シ「選別って話は、どうもフィータスの語ってた思想とは噛み合わない気がするな。あのゴーレム達と植物の関連性が掴めないし。それに、純粋なものと混ざりものを分けた所で、自分の欠けた部分は、補えない。完璧になることも無い。それとも、この植物はフィータスの思想と結びつけるべきものじゃないのかな。フィータスの思想がイコールでオスクリタの思想じゃないかもしれないし」   (2022/3/26 22:16:31)

太水私も遅くなって長くなってごめんね。調査を無に〜って話だけど、現実にそういうことはあるだろうし特に気にならなかったな。関係ない、って結果が出ただけで無意味でもないと思うから   (2022/3/26 22:17:48)

太水後、月光の森とか随分懐かしい名前が出てきたね。話の本筋とは関係ないけど、懐かしい気持ちになった。あの頃よりは書く文書がいい物になってるといいんだけど   (2022/3/26 22:19:11)

太水お疲れ様、おやすみなさい〜   (2022/3/26 22:19:17)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/3/26 22:19:19)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/4/2 18:26:02)

太水今日、用事があってこの後外出なんだけどもしかしたら今日は来れないかも。もし来れなかったらその時はごめんね   (2022/4/2 18:27:11)

太水後、少し別の話なんだけど、この部屋のルーム紹介に貼ってある掲示板、サイト終了するんだって。だから、設定とか今後はどこに置くべきか何か案はあるかな?一応、Twitterもお互いやってるんだしTwitterのDMで送る、とかどうかなと思っているんだけれど、どうだろう(二人だけで見るならそれで問題ないだろうし)   (2022/4/2 18:28:49)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/4/2 18:29:03)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/2 20:00:40)

しうしう今日のこと了解だよ!あと、続きはDMでいいかな?それと、サイトのログどうしようか……ダウンロードとかできるのかな?   (2022/4/2 20:01:38)

しうしうク「まあでも、そのフィータスって男が、オスクリタの中核ってことは間違いないよね。話を聞く限り、ゴーレム使いって特徴からも、この植物の術式からも、フィータスがこの魔術に関わってると考えていいと思う。もちろん、組織そのものやそのトップの理念や思想と、そいつの思想がどれくらい一致してるのかは分からないし、今そいつがこの術の中にいるのは、本人の意思に沿っているのか反しているのかは知る術もない。ていうか、推したり測ったりしてるうちに、本人に聞く方が早い」柑「……ってことは、あの殻何とかして、フィータスを起こせるってことか?」ク「起きるかどうかはわかんないな。ていうか、生きてるのかどうかもわかんないし。けど、殻だけはすぐにでも何とかできるよ。この術式を反対に書き直せばいいからね」ハ「本体の、ところに戻ろう」シ「しかし、近寄ると、根が攻撃してくるかもしれない」ハ「戦闘力の高い、生徒に時間稼ぎを、してもらって、その間にクリスに。術を、解いてさえ、しまえば、根も引っ込むだろう。むしろ、根は吸い取る、もの。あまり長く、仙先生達を、放置する方が、危険だ」厶「……そう、なら、すぐに。朝顔と藤を助けに行こう」   (2022/4/2 20:15:03)

しうしうあ、ごめん勘違いしてた。この掲示板じゃなくて、あの絵を貼ってたとこか。そうだね、それならDMでいいかも!ログは多くないし、スクショとか取っておこうか?   (2022/4/2 20:15:48)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/4/2 20:15:51)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/4/9 20:00:06)

太水こんばんは〜   (2022/4/9 20:00:11)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/9 20:00:57)

しうしうこんばんはー   (2022/4/9 20:01:02)

太水一行が朝顔達の方へ戻ると、多少根の量が増えている様には見えるが、出ていく時と比べて大差ない様に見えた。七「なんか、まだ大丈夫そう?」ハ「いや、まだ、わからない。栄養を摂るだけ、ならあまり、動く必要が、無いだけ、かもしれない。……これから、動く可能性は、ある。警戒して、ほしい」ク「これから、殻の術式を解くよ。一度途切れるとやり直しだから、護衛よろしく」ム「……わかった」ヨ「頑張る!」柑「クリスを守るように散らばればいいよな?」曹「クリスを守るように陣取るのは賛成だけど、念の為シェル達の方も見ておこうか〜。この植物の行動がわからないし、暴れた根が栄養源を攻撃するかも。僕が見ておくから、何かあったら応援よろしくね〜」七「了解だ!」ワ「それなら僕達はこの位の距離をとって……」クリスが殻に手を翳し、先程と同じように、しかし内容は違うらしい呪文を唱えていく。殻は少しずつ光り始め、やがてその光が根にまで流れていく。   (2022/4/9 20:20:54)

太水先週は来れなくてごめんね   (2022/4/9 20:21:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/4/9 20:21:15)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/9 20:22:27)

太水それと、掲示板の件も勘違いさせちゃって申し訳ない。そうそう、絵とか貼ってたところだよ。しうしうも大丈夫そうだし、DMに移しちゃおうか。スクショ撮ってくれるならお願いしたいな。これからも設定とか置くのに使うだろうし、振り返りできたらありがたいし   (2022/4/9 20:23:08)

太水おかえりなさい   (2022/4/9 20:23:15)

しうしうただいまー!先週のは気にしないで!掲示板の件は、うちが勝手に間違えただけだから、たいすいの責任じゃ全然ないよ!じゃあ、続き書いてから掲示板スクショしてくるね   (2022/4/9 20:24:45)

太水ありがとうね……!続きとスクショ、両方お願いします!   (2022/4/9 20:25:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/4/9 20:45:28)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/9 20:51:39)

しうしうやがて、術の効果が現れたのか、朝顔達に巻きついて居た根がするりと解け、成長を巻き戻すように縮んでいく。同じように、伸びていた芽も縮んでいく。ムシャが解放された藤に駆け寄って、抱え起こす。まだ意識は戻っていないが、規則正しい呼吸音と心拍音が聞こえるのに、ムシャは見るものが見れば分かる微笑みを浮かべた。そしてついに、根も、芽も、石の表面に解けるように消えていった。フィータスを包む殻が輝きを増す。柑「このまま、何もなく終わりそうだな。ちょっと拍子抜け」ア「なー。もっと、暴れ狂う根っこと大乱闘!的な展開を期待したけど」朝顔とシェルを保護しながら、柑丸達は不謹慎なことを言う。肩を貸すような格好で仙を支えながら、シアンはそれを諌めた。シ「滅多なことは言うものじゃないよ。それに気を抜くのも良くない」そのやり取りを見ていたヨモギは、可笑しそうに笑った。ヨ「これってあれだな、フラグってやつみたい!」   (2022/4/9 20:51:55)

しうしうしかし、まるでのそのセリフを、嫌味ったらしくなぞるように、突如地面が揺れた。ヨ「何!?ほんとにフラグなの?フラグになったのか!」ワ「うん……今のはヨモギのまで含めて、見事なフラグの流れだったかな」ヨ「俺のせい!?ごめんなさい!」ワ「ヨモギのせいじゃないよ!」泥「気をつけろ!なにか来るぞ!」濘「クリスを守れ!」泥と濘がそれぞれに警戒を促したその瞬間、クリスの背後の土が大きく盛り上がる。それは瞬く間に人の形になった。フィータスの土人形だ。フィ「やめろ」しかし、その人形は人一人を形成したところで止まることは無かった。とめどなく土は隆起し、形を変え、分裂しては膨張していく。フィータスの姿がどんどんと増えていく。倍倍ゲームに増えていくその姿は、まるで細胞分裂のようで、その一体一体が人格や役割を有する人形であると言うよりは、むしろなにかの部品であり、その増殖によって、さらに巨大な何かになろうとする様な全体意思が感じられた。無数のフィータスが輪唱する。フィ「やめろ」フィ「やめろ」フィ「やめろ」   (2022/4/9 20:52:06)

しうしうやがてそこには、膨大な数のフィータスによって組み上げられた、土の巨人が現れた。全体像の把握さえ覚束無い巨大なそれもまた、フィータスらしき形をしていた。フィ「やめろ、そいつを起こすな!」   (2022/4/9 20:52:10)

しうしう長い上に、分かりにくかったらごめん!スクショしてきます   (2022/4/9 20:52:29)

太水おかえりなさいー。長いのは好きだし気にしないで!こういうシーンは必然的に長くなるものだし   (2022/4/9 20:52:57)

しうしうありがとー!スクショ撮ったから、まとめてDMに送っておくね!   (2022/4/9 20:57:43)

しうしうあ、待って、もしかしてDMって、1枚ずつしか写真送れない……?   (2022/4/9 20:59:26)

太水あ、そういえば1枚ずつしか送れないかも   (2022/4/9 21:07:29)

太水すっかり忘れてた……   (2022/4/9 21:07:48)

しうしうどうしよう、連投しちゃっても平気……?   (2022/4/9 21:12:17)

しうしうでも、見返す時とか見づらいかな?   (2022/4/9 21:12:35)

太水私は連投全然平気だよ!あまり大きな写真で見づらいよりはその方が良いかなって思うし   (2022/4/9 21:16:38)

しうしう了解(*`・ω・)ゞ   (2022/4/9 21:16:48)

しうしう送ったよ!届いた?   (2022/4/9 21:17:55)

太水ごめん今確認した!届いてたしきちんと見れたよ〜。送ってくれてありがとう!   (2022/4/9 21:26:29)

太水シ「保護した全員を根からも、殻からも、フィータスからも遠ざけて!」ム「……こっち!影で守るから」七「わかった!柑丸」柑「わかってる!」シ「ヨモギ君、悪いけど仙先生をムシャの所まで運んでもらえるかな?運んだらすぐに戻ってきて」ヨ「任された!」ムシャが少し離れた場所で叫ぶ。それぞれ朝顔とシェルを保護しようとしていた七尾と柑丸が、咄嗟にそれぞれを抱えてムシャのそばに走った。シアンに頼まれ仙全員を背負ったヨモギもそれに続く。ム「……後は僕一人で大丈夫。フィータスの方に行って。あのまま放置してこっちに来られる方が困る」   (2022/4/9 21:26:49)

太水ハ「あれが、噂の泥人形か。……巨大とはいえ、泥なら、俺が、動きを、止めよう。その内に、あの泥を、崩してほしい」ア「泥人形を崩せば、動きは止まるかな?」ワ「泥人形に核があるなら止まらないかも」曹「でも、集合体一つ一つ分解してその核を壊せれば、少しずつでも弱体化はできるね〜。仮に核が一つなら、分離した部分はそのまま動かない可能性も高い。小さくなれば力も弱まるだろうし、やってみるのが一番だと思うよ」シ「ハート。何するかわからないけど、僕達の方で泥人形は崩すよ」ハ「任せた。……セイタカアワダチソウ、ヤブガラシ。生えろ、そして、拘束しろ!」ハートの命令に応じるように、地面から、そして泥人形自体からなにかの芽が生え、それが早送りのように急速に伸びていく。幾重にも幾重にも伸びた2種類の蔓は、何重にも泥人形に巻き付き強く深く根付くと、それぞれ赤い小さな花と黄色い花を咲かせその動きを拘束してしまった。   (2022/4/9 21:27:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/4/9 21:38:36)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/9 21:53:55)

太水おかえりなさいー   (2022/4/9 21:54:01)

しうしう曹「ずっと黙っていたくせに、いきなりこんな猛攻に出てくるなんて、余っ程この術を解かれるのが嫌なんだね。なら、尚更頑張ってね、クリス!」ク「もちろん!オスクリタだか、フィータスだか、とにかくなんだか知らないけど、いつまでもお前に付き合ってられるほど、僕らも暇じゃないからね。起きてもらうよ、いい加減に!」クリスが呪文を唱え進める。巨大なフィータスは、ぎりぎりと草花に絡め取られていたが、より一層石の輝きが増すにつれ、より抵抗を激しくしていく。身を振り乱して暴れ狂うフィータスに、やがてぎちぎちと嫌な音がして、蔦がちぎれ飛んだ。フィータスは巨大な手を振り下ろし、クリスを叩き潰そうとした。しかし、その手は巨大な炎の壁に包まれた。熱で乾燥した土は、砂になって散っていく。フィータスの正面には、よもぎが立ちはだかっていた。彼は三つの目を大きく見開いて、フィータスを見上げていた。フィ「やめろ」フィ「やめろ」フィ「やめろ」フィ「いやだ」フィ「いやだ」フィ「私は」フィ「完璧に」フィ「永遠に」ヨ「もう、やめろよ。完璧とか、永遠とか、よく分かんないけど、お前を見てると、すごく悲しい気持ちになる」   (2022/4/9 21:54:03)

しうしうただいまー!今度は短くてごめんね!   (2022/4/9 21:54:12)

しうしう届いたの良かった!   (2022/4/9 21:54:27)

太水気にしないで!展開によるから   (2022/4/9 21:57:07)

しうしうありがとう!ごめん、今日はそろそろ落ちるね!   (2022/4/9 22:01:51)

しうしうおやすみ!   (2022/4/9 22:01:53)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/4/9 22:01:55)

太水ハ「千切られようと、燃やされようと、蔓は、再び生い茂る、根絶やしに、されない限り、何度でも。深く根付き、離さない。生徒達を、ここまで、傷付けられて、俺も、怒ってる。何度でも、拘束する、それだけの力はある」ずるり、再び植物達が生い茂り、泥人形を拘束する。蔓の妨害のせいで、ヨモギが散らせた部分は修復も増殖もする事はできず、欠損したままだった。柑「燃やせば良いなら、俺も加勢する!」七「もし炎も越えてくるなら、俺が全部壊す!」ア「バラバラになれば乾燥しやすくなるでしょ。七尾、俺も加勢するよ」ヴィ「もし熱でも刻んでも対応が難しいなら僕が凍らせますよ!急激に冷やされれば泥人形も確実に脆くなりますから」曹「濡らせば冷えるのも凍るのも早まる。一人じゃできない方法も、複数人いればできる。全員で対応すれば、攻略法も防衛法も一つじゃない」   (2022/4/9 22:24:47)

太水シ「誰もが完璧と永遠を望むわけじゃない。君が一人で理想論を語るだけなら、理想に向かって進むだけなら、誰も邪魔しないし否定しない。仮に否定する人が居たとしても、それは否定する側が悪いだろうね。でも、君が他人に強制して、危害を加えるなら相応の責任を負うべきだ。報復を覚悟するべきだ。その覚悟もないなら、ずっと揺りかごの中で眠っていたいなら……君は行動を起こすべきではなかったんだよ」もう一度クリスに攻撃しようと泥人形の腕が伸ばされる。しかし、欠損しているせいもあるのか、泥人形に先程と同じ力は出せておらず、植物との押し合いは均衡状態に近かった。   (2022/4/9 22:27:39)

太水お疲れ様、おやすみなさいー   (2022/4/9 22:27:50)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/4/9 22:27:51)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/4/16 20:00:31)

太水こんばんは〜   (2022/4/16 20:00:37)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/16 20:03:23)

しうしうこんばんはー   (2022/4/16 20:03:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/4/16 20:25:16)

太水書くのに時間かかっちゃってるのかな   (2022/4/16 20:32:42)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/16 20:34:49)

しうしうぱしり、と甲高い音が鳴り、ついに術は巻き戻る。美しい緑の殻に、ぴしぴしと音を立てて、亀裂が走っていく。もはやそれ以上、なんの後押しも必要はなく、それは自壊して行った。緑の殻の中、静かに静かに眠っていた脚のない男が目を覚ます。真っ先に、真正面からその目に向き合ったクリスは、驚いた。憂鬱に煌めくその緑色の瞳には、ただただ深い正気だけが湛えられていたのだ。あんなにも野性的に暴れ狂う土人形と同じ造形をしていながら、その男の目には狂気と呼べるような物が、一欠片も篭っていなかった。男はじっとクリスを見つめていた。否、違う。男が見ていたのは、彼の遥か後ろに聳える、土人形の方だったのだろう。呆然と土人形を眺めたまま、まだ寝惚けているような陶然とした口調で、男は言った。   (2022/4/16 20:35:02)

しうしう「ありがとう、ずっと待っていたんだ。どうか私を、終わらせておくれ」土人形が吠える。その声は悲鳴に似ていた。フィ「やめろ!」フィ「お前はずっと眠っていればいい」フィ「起きるな」フィ「喋るな」フィ「動くな」フィ「お前はただのバグなのだから!」フィータスの叫びに、男はただ頷いた。「そうだな。かつての私から見れば、今のお前から見れば、誤算は私の方だ。私は計算外で予定外の、当初目的に沿わないバグだ。それでも、本体は私だ。私が死ねば、お前は終わる」そして男は初めて焦点をクリスに合わせ、彼に向かって語りかけた。「だから私を殺しておくれ。きっとそれが、君の目的にも沿うはずだ。私を止めたいのだろう。私の心臓でも、適当に一突きしてくれればそれでいい」   (2022/4/16 20:35:05)

しうしうごめんね!色々考えてたら遅くなっちゃった!前言った二重存在的にしたいなって思って書いたんだけど、訳わかんなかったらごめんれ   (2022/4/16 20:35:36)

太水気にしないで!遅くなっちゃっただけなら良かったよ〜まだちゃんと書き始められてないからこれから書き始めるね!分からない所があったら聞くかも   (2022/4/16 20:39:07)

しうしうありがとう!お願いします!   (2022/4/16 20:41:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/4/16 21:02:30)

太水突然、それまで同一の存在だと思われていた敵が仲間割れ?を起こしている様子を見て、指名されたクリスは……いや、今目を開けている全員が状況に戸惑っていた。全員が、各々の考えで状況を理解しようとした。しかし、それで本当に理解が及んだかはわからなくなる程度には、困惑していた。それまで、永遠を望む狂気の学者だと思われていた男の本体は、全くもって正気だったことが1番大きかった。そして、死を乞われるとも、予想していなかったのだから。ク「僕は確かに、いざとなったらあなたを殺すつもりはあった。それしかなければ、決断する覚悟くらいは。でも……」フィ「悩むことも無いはずだ。それだけ魔術に長けているのなら、何らかの術を使って無防備な人間を殺すくらい。だから」   (2022/4/16 21:03:00)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/16 21:03:00)

太水シ「ちょっと待った。横槍で悪いけど、君は本当にフィータス本人でいいのかな?もしそうなら、この状況とオスクリタについて説明してもらおう。あの泥人形ならハートが止めてくれてるからしばらくは持つだろうし……正直、全員状況が飲み込めていなくて困惑している。それなのにとりあえずさっさと死んで逃げようってのは、自分勝手が過ぎるんじゃないのかな?」ハ「……あなたに、何があったのかは、わからないが、説明は、欲しい。俺と、シアンは、クリス君の……この場にいる学生、全員の教師として、何も、わからないまま、彼らの手を汚させるわけには、いかない。あなたは、話が、通じるようだから、頼みたい。泥人形の事を、気にするなら、必ず手も足も、出させないから」   (2022/4/16 21:03:45)

太水おかえりなさいー   (2022/4/16 21:03:51)

太水クリスさんがどういう反応をするかわからなかったから想像で書いたけど大丈夫だったかな?何かあったら教えてもらえると嬉しいな。後、二重存在の所は多分理解できたと思う   (2022/4/16 21:04:51)

しうしうただいまー   (2022/4/16 21:05:25)

しうしうクリスの反応は、割となんでもありな感じだから(キャラ定まってないとも言う(()全然気にしないで!二重存在理解ありがとう!   (2022/4/16 21:06:04)

太水あまり自創作の大筋に関わってこなかったり扱いにくかったりとかするとそうなりがちなやつだね((私だと朔とかシェルがそんな感じだ。とりあえず大丈夫なら良かったよ   (2022/4/16 21:11:43)

しうしうあ、このままフィータスの設定作っちゃっていい?それとも、たいすいはなんかこうしたい!みたいなのあるかな?   (2022/4/16 21:19:25)

しうしうそうなんだよね、クリス周辺は最近着手してないから…   (2022/4/16 21:19:40)

太水ごめん、ちょっと席外してて確認するの遅くなっちゃった。全然作ってくれて大丈夫だよ!希望は特にないかな。設定楽しみにしてるね   (2022/4/16 21:28:03)

太水私も着手してる所は常に偏ってるな…趣味だから自由なんだけどね   (2022/4/16 21:28:26)

しうしう了解!ありがとう!   (2022/4/16 21:36:23)

しうしうごめん、まだ結構かかりそう   (2022/4/16 21:48:22)

太水気にしないで、いくらでも待つよ   (2022/4/16 21:49:44)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/4/16 22:08:25)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/16 22:12:56)

しうしう「そうだな。説明しろというのなら、いくらでもしよう。土人形も気にしなくていい。いざとなれば私を盾にすれば、あれは攻撃できない。私の死はあれの死とイコールだ」シ「そうか……」「そうだな、幕はなるべく早く引きたい。手短に、簡潔に……何から話せばいいだろう。まずは、私がフィータスなのかと言う質問を、肯定するところから始めなくては」改めて脚のないフィータスは、するりと手を伸ばして地面を撫でた。するとそこがふわりと動く。全員、その様子に一気に戦闘態勢をとる。それを見て、フィータスは乾いた笑いを零した。フィ「警戒しなくていい、寝転んだままでは無様だからな。良ければ君たちも、かけるといい。いや、こんな得体の知れない男の用意したテーブルに着くのは、流石に無理があるか」盛り上がった土は、フィータスを持ち上げるように椅子を形成し、それに伴って、小さなテーブルセットを作り上げた。   (2022/4/16 22:13:13)

しうしうフィ「そうだな。私は、私と言うのも変だな。あれだけ昔の私を現前に見るのなら、最早それを自分自身として語るのも難しい。自己同一性を感じられないな」シ「……それは、話の本筋に関係がある話なのかい?」フィ「ああ、いや、無いな。済まない。誰かと会話をすることなど、もう何十年ぶりか。慣れないものでな。それに、遺言だと思うと、思わず気も逸る。そうだな、私はある王国の王室付き魔術師だった」フィータスの話は自己申告の通り、取り留めがなく、あまりにも要領を得なかった。纏めれば、それは、こんな話だった。フィータスは、ある王国の魔術師だった。フィータスが名前を上げたその国は、今も存在するが既に王家は断絶し、その後とても不安定に、何度も政権が交代しているような国だった。フィータスは、まだ王国だったその国に、優秀な魔術の素養を持って生まれた。その時にはまだ、彼には二本の脚が備わっていた。やがて王国に新王が立ち、フィータスは彼に使える魔術師になった。新王は高潔で強靭な王であり、その治世には優秀な人材が揃っていた。恐らく歴代で最も豊かな時代になると誰もが思っていた。けれども、その代を最後に、王家は途絶えた。   (2022/4/16 22:13:33)

しうしうそれは結局突き詰めれば不運だったということなのだろう。天災が重なり、病が流行り、凶作が続いた。やがてクーデターが起こり、フィータスの友人だった騎士も、大臣も、法律家も、商人も、断頭台の梅雨と散った。フィータスはその中で、王を伴って亡命し、そこから、長きに渡る王政奪還の苦難の道を歩んだ。しかし厳しい戦いと逃亡の生活が祟ったのか、やがて王は病に伏した。それでも、フィータスは戦った。無謀な戦いを戦い続けた。勝機の見えぬ先細りの戦いの中で、仲間は櫛の歯が抜けるように減っていき、最後にはたったフィータスと王のみになった王国軍は、新政府軍に囚われた。王は殺され、フィータスは両足を切り落とされた。フィータスは運命を呪った。政治の如何も分からないくせに、国のために死力を尽くした王を無能だと罵る衆愚を恨んだ。惨めな孤独の中に死んで行った王を嘆いた。殺されていった友達を思った。戦争の中で死んで行った仲間を思った。病んでは力を失っていく王の姿を思い出した。地下牢の中で、無くなった両足を眺めながら、フィータスは静かに選民思想と永遠に取り憑かれていった。   (2022/4/16 22:13:58)

しうしう結局民衆達が己を統治することはままならず、フィータスを地下牢に取り残したまま、政権はいくつも移ろっていった。何かのために誰かがフィータスを生かしたのだろうが、その理由もあやふやに立ち消え、三度も政権が交代した後には、フィータスは一人、動乱の世に放たれた。そして失意のそこに彷徨う中でフィータスはオスクリタに出会い、そして、彼らに囲われて永遠の研究を始め、完成させた。そこからまた長い長い時が流れて、やがて深刻な誤差が生まれ始めた。フィ「私は私自身の意識をあの砂に移し替えた。つもりだった。けれどもそれは複写であって移転ではなかった。つまり、本体である私にもまた、私の人格が残った。そして、砂と違って、私は老いていく。この緑の殻の中で体の時は止められたものの、思考の老いは止められなかった。歳を重ねるごとに、私は自分が丸くなっていくのを感じた。怒りは持続しない。やがて全てを虚しく感じるようになった」ハ「……けれども、砂に映した人格の方は、そうでは無かった、ということか」   (2022/4/16 22:14:13)

しうしうフィ「ああ。あの砂は何十年も前の私だ。あの日の怒りの時を、あの日の嘆きの時を止めた、老いることも、風化することも無いまま在り続ける私だ。初めは同じ怒りを通じさせていたはずだった。一心同体、以心伝心、私たちは脳と体のようなものだった。けれどもやがて、私たちの意見は食い違うようになってきた。もっと言うのなら、私たちの熱量が、見合わなくなってきた。脳である私は、もういいのでは無いかと思うのに、体はまだ、全てを憎み全てを恨み続けている。やがて私からの命令も完全に遮断して、暴走するようになった。私は自らをこの殻の中に閉じ込めてしまったが故に、手も足も出なかった。いや、脚は初めから、ないのだけれど」そうして、フィータスの話は終わった。   (2022/4/16 22:14:19)

しうしうごめん、めちゃくちゃ時間かかった上に、長くなっちゃった。今回ほとんどウチばっか書いててごめんね。今日はこれで落ちるね、おやすみ。   (2022/4/16 22:14:56)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/4/16 22:14:59)

太水これだけ長くなったら遅くなっても仕方ないよ。今回は終盤のターンだから、そうなると元々話のネタ出した人が多くなるのは当然だと思う。お疲れ様、おやすみなさいー   (2022/4/16 22:16:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太水さんが自動退室しました。  (2022/4/16 22:36:40)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/4/23 19:35:57)

太水今出かけてて、8時にこっちに来るのは無理そう……ごめんね   (2022/4/23 19:36:49)

太水また来週お願いします!   (2022/4/23 19:36:56)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/4/23 19:36:58)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/23 20:00:24)

しうしう了解!   (2022/4/23 20:00:32)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/4/23 20:00:53)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/4/30 18:36:31)

しうしうごめん、ちょっと今日来れないです!   (2022/4/30 18:36:47)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/4/30 18:36:48)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/4/30 20:01:25)

太水了解だよ!   (2022/4/30 20:01:30)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/4/30 20:01:47)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/5/7 15:13:39)

太水何週も続いちゃってごめんね……今日時間に来れなくなってしまった   (2022/5/7 15:14:08)

太水また来週お願いします!   (2022/5/7 15:14:45)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/5/7 15:14:47)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/5/7 20:00:32)

しうしう了解!人生でも指折りに忙しい時期だもんね。   (2022/5/7 20:01:17)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/5/7 20:01:19)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/5/12 20:05:54)

しうしうごめん!今週、ウチ来れそうにないです!続きとか書いといてくれたら、余裕がある時に続けるかもです!   (2022/5/12 20:06:23)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/5/12 20:06:25)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/5/14 13:13:38)

太水了解だよ!メモ帳に書きだめしてあったから、それ置いておくね   (2022/5/14 13:14:24)

太水シ「それで君は、泥人形を止めるために自分が死んでも構わないと思いながら殻の中に閉じこもっていた、と」フィ「そういうことになる。……最終的には出られなくなったとはいえ、元はと言えば自分から殻にこもった。申し開きようもない」シ「死をもって自分の行動に責任を取ろうって言うなら、僕は止めない方がいいと思うけど。ハート、君の意見は違うんだろうね」ハ「ああ。……フィータス。死をもって、罪を償うと、言うのなら、それは、貴方が嫌悪した、断頭台を、乱用した民と、変わらない。彼らも、死をもって、上の人間に罰を、与えたかったのだろう。貴方も、死をもって己に、罰を、与えるつもりだ。話は、凡そ、聞いている。確かに、貴方は、罪深い。そして、死で償いたい気持ちは、終わりにしたい気持ちは、わかる。けれど、自分達の実力を過信し、人を蹴落とし、死で償わせた、傲慢な者達を、嫌悪するなら……同じ事を、するべきではない。生きて、償うべきだ」   (2022/5/14 13:15:08)

太水土「何故だ。何故、私ばかりを責めるんだ」それまで、フィータス本体の語りを黙って聞いていた土人形が声を上げた。いくつもの声がする。同じ声色の声が。フィータスと同じ声が。土「我が術式が、研究が罪深いというのなら」「植物を生み出し操るその力は罪深いと思わないのか?」「永遠とは異なるとしても、命を扱う力であることに何ら変わりはない」ハ「知っている。……この力も、命をいたずらに、操る、人が使うには、過ぎたもの、だろう。でも、だからこそ……人の為に尽くしたい」ハートの目は、土人形を……そして、未だ土人形を捕らえている、植物達の方へと向いていた。その答えに何を思ったか、泥人形は何も言わなかった。シ「フィータス。もし君が今考え直して、それでも死ぬ気なら、僕が手を下す。もちろん、考え直す必要もないって言うなら、それはそれで構わない。安心していいよ、腕には自信がある。土人形より早く君の頭を正確に撃ち抜ける。君が死ぬつもりなら、僕が汚れ役は買って出よう」その時だった。   (2022/5/14 13:15:51)

太水土「やめろ」「やめろ」「答えるな」土人形がフィータスを制止する声がいくつもいくつも聞こえる。土人形はかつてフィータスと同じだった。しかし、フィータス本体が移ろった今、土人形にはフィータスがわからない。だからこそだろう、土人形には、フィータスの答えが恐ろしかったのだ。……あるいは、恨みの全てを放棄した己を見たくは無いのか。「長く暗がりにいたから、お前は忘れてしまっているだけなんだ、あの日の恨みを」「思い出せ、思い出せ。愚かな者達を」大きな音を立て、土人形が、植物による制止を破り、さらに絡みつこうとするそれすらも踏みつぶす。暴れたその腕が近くにいたクリスへと伸びる。しかし、音がした時点で土人形から距離を取ろうとしていたクリスには当たらない。とはいえ、明らかに多少の自壊も厭わない攻撃は、地面に罅を入れる程の力を持っていた。   (2022/5/14 13:16:14)

太水ハ「シアン、土人形の、核は、明確に別物?」シ「多分。少なくとも、硬さは違うはず」ハ「それなら、俺に、手がある。曹天君、あの、土人形に水を。朝顔君、土人形に、近付いて、振動を与える事は、出来る?」朝「できます!けど、崩れるかどーかまでは」ハ「ありがとう、充分。土が、緩くなれば、いい」シ「核の位置、指示しようか?」ハ「大丈夫。でも、撃ち漏らしがあったら、お願い。後、これは俺のわがまま、だけど、核一つ分は、残しておいて欲しい。彼も、未来の、自分の、選択を、知りたいだろう、から」シ「オッケー。アスク君は土人形の囮になって。巻き込まれないようにある程度の距離は取るように。七尾君、君はハートとフィータスを守って。フィータスは大丈夫だと思うけど念の為。柑丸君はこっちに。ヨモギ君は仙先生達を守るように。退避した生徒は何かあったらヨモギ君の援護をしつつ身を守って」七「わかった!」ヨ「何するんだ?」ワ「ハート先生の策みたいだし、植物に関係のあることだとは思うよ」ア「とりあえず、指示通りやればいいわけでしょ。あれの注意を引くなら……グダグダ言わずに、早くフィータスを殺しちゃえばいいと思うんだけどなー!」   (2022/5/14 13:17:27)

太水ぴょん、と飛び出したアスクが泥人形にナイフを投げ付けた。硬い体にナイフは微かな傷を付けつつも弾かれる。しかし、注意を向けさせるには十分であり、その後の挑発は土人形の意識を完全にアスク一人に向けさせるのに十分過ぎるほどだった。あからさまなほどに大きな声も、正しく判断できるほど土人形は冷静ではなかった。ハ「曹天君、これから、植物が生えたら、土人形に攻撃を。朝顔君は、それに、続いて振動を」曹「わかりました。朝顔君、一応注意するけど……濡れたらごめんね〜」朝「そこはまぁ、その時は仕方ないっす。俺も近付くなら早い方がいいんで」ハ「よし。……俺は、あの植物の、名前は、知らない。けれど、生息地、外見、花の形状、実の大きさや中身、持つ性質は、知ってる。……しばらく、研究してきて、そして実物を見た。それだけ揃えば、名前が無くても、イメージに、支障はない。想像すれば、いい」地面から何かが芽吹き蔓を幾重にも巡らせ成長していく。つい先程調べた、緑色の植物が、どこか怖気を感じるおぞましさすらそのままに、そこに存在していた。柑「さっきのやつ!」   (2022/5/14 13:17:54)

太水ハ「硬い核、だけを、選別して、狙うんだ」ほぼ全員の目線が植物に釘付けになる中、曹天が大きな水の塊を土人形に叩き込み、続けで朝顔が土人形に触れ、大きくその体を揺らした。土人形がその振動に足を止めたその時、蔓が一斉に土人形へと刺さっていく。水分と振動で多少柔らかくなった土の体は蔓の侵入を許す。多くの核が穿かれ壊されていく中で、攻撃から逃れ核を残した土人形が、大きな塊からボトリボトリと落ちていく。シ「一体だけ残せばいいんだよね」しかし、地面に着地する度に銃弾がその核を穿つ。大きな被害を生み出す前に、土人形は一体だけに減ってしまった。土人形一体だけでも戦闘能力は高い。しかし、観念したのか、土人形はそれ以上攻撃をしなかった。シ「邪魔が入ったけど、改めて君に問うよ。選んでもらおう、好きな償い方を」   (2022/5/14 13:18:03)

太水あの描写もこの描写も……と思って色々入れたらやり過ぎちゃった。とんでもなく長くなってしまった。返すの面倒だろうけど、ごめんね   (2022/5/14 13:21:00)

太水お互い忙しいんだし、予定合わなくても仕方ないよ。私の方も結構予定合わないことが多かったから。お互いリアルの方頑張ろうね   (2022/5/14 13:22:27)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/5/14 13:22:29)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/5/21 20:00:29)

しうしうこんばんはー!   (2022/5/21 20:00:37)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/5/21 20:01:29)

太水こんばんは!   (2022/5/21 20:01:34)

太水今日は予定あいそうかな?   (2022/5/21 20:01:41)

しうしう今日は大丈夫!続き書いてくるね!   (2022/5/21 20:02:25)

太水良かった良かった!!続きお願いします!   (2022/5/21 20:04:41)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/5/21 20:29:06)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/5/21 20:45:07)

しうしうフィータスは、目の前に残った最後の土人形を見て、徐に目を伏せた。いつの間にか、フィータスの作った砂のティーテーブルは無くなり、彼が腰かけていた椅子は、車椅子に変わっていた。フィータスが車輪に手を滑らすと、車椅子は進み出した。シアンも、ハートも、生徒たちも、その目指す方向を承知して道を開けた。足のないフィータスと、砂でできたフィータス。二つの同位体に隔たれた距離が縮んでいく。砂は迫り来る己を恐れるように震え、尻もちをつき、後ずさった。それは、未来に怯える人の有様を象徴するようだった。ならば当然そのメタファーは、決して逃れられない運命の通りに終わる。今に固執するそれは、未来に捕まって過去になる。未来のフィータスは、過去のフィータスを抱きしめた。足のあるフィータスは泣いた。さらさらと砂粒が涙の様にその頬を伝っていく。足のないフィータスは、己の頭を撫でながら、穏やかな声色で、己達を見守る一同に語りかけた。フィ「ありがとう。君たちのおかげで、心が決まったよ。踏ん切りが着いた」   (2022/5/21 20:45:19)

しうしうそして、彼の目はハートに焦点を結んだ。フィ「植物使いの君、『私』が無礼なことを言ったな。申し訳ない。私は力に罪も意味もないと思うよ。それを扱う君に高潔な魂がある以上、この砂と君は違う」ハ「……ありが、とう」フィ「生きて償う、か。そうだな。それが、正しい。それが、今の私が選べる、唯一尊厳ある選択肢だろう」足のあるフィータスが立ち上がる。車椅子の未来と手を取って、二人の個人は互いの目を覗き込むように見つめあった。車椅子のフィータスは静かに過去に呼びかけた。フィ「彼らの言うことはもっともだ。『フィータス』。過去の私。私の手元に戻ってきたお前なら、分かるだろう。お前のなすべきことが、私のなすべきことが。『今の』私がなすべきことが」フィ「……ああ。わかった、わかっている」その言葉に、一同は顔を見合わせ、それから微笑んだ。この砂の戦いに終止符が打たれることが、確信できたのだ。さらさらと、あたりの砂がざわめき始めた。   (2022/5/21 20:45:38)

しうしう車椅子のフィータスは、まるで夢でも見るように優しい口調で、言った。フィ「君たちは、とても立派で、気高い人達だ。そうだ、君たちが誰で、何をしに来たのか、まだ聞いていなかったな」シ「僕達は……」しかし、名乗りを上げようとしたシアンは、その瞬間、あたりの砂の動きに不穏なものを感じた。銃を抜き、子供たちを下がらせながら、フィータスの脳天を狙う。シ「何をする気だ」フィ「君たちはひとつ、誤解をしている」しかし、砂に敵意はなかった。それはただ、二人のフィータスの周りを取り囲むように壁を形成していく。フィ「いや、君たちがしているのは、誤解と言うより、期待なんだろうが。しかしそれは、検討外れだ」二人のフィータスは一同に目を向ける。砂の壁はやがてドームを形成し、二人を包んでいく。   (2022/5/21 20:45:53)

しうしう影の落ちていく顔の中で二対の瞳が輝いていた。フィ「誰もが君のように、君たちのように、立派で高潔な訳じゃない」砂は二人を覆っていく。フィ「今更正しく尊く誇り高く生きたいなんて誰が言った。私は醜く卑劣に誤ったままでいいから、楽になりたいだけなんだ」砂の表面にディティールが刻まれていく。もはや二人の姿は影の中に見えなくなった。フィ「過去のことなんて、未来のことなんて、後のことなんて、先のことなんて、知るものか」砂が完全に二人を閉ざす。砂が象ったそれは、慈悲深い聖母の形をした処刑具、「鉄の処女」だった。穏やかに微笑む聖女の足元から、一筋の赤い血と、砂が流れ出て、やがて砂に吸われて消えていった。   (2022/5/21 20:45:59)

しうしう長くなってごめん!描写に力入れすぎた!   (2022/5/21 20:46:18)

太水おかえりなさい!私の方こそその前めちゃくちゃ長かったし、描写力入るのいいことだから!気にしないで   (2022/5/21 20:46:57)

しうしうただいま!ありがとう!   (2022/5/21 20:47:44)

しうしう色々考えたんだけど、フィータスはこのまま、後味の悪さを残して、分かり合えない敵って表現もアリかなと思い、こういう形にしました!気に入らなかったらごめん!   (2022/5/21 20:47:52)

太水いや、最後の展開とか描写すごい考えたの伝わってきたし、凄く良かったと思う。それに、その前の道の中で出会った泥濘さん達とヴェーチェル、フォークスが両方味方になる(フォークスは厳密には味方になっていないけど)展開だったから、こういう最後まで分かり合えない、優しい道に行けない悪役っていうのも居ていいと思う(個人的には結構好き)から、バランス的な意味でも良かったと思うよ!   (2022/5/21 20:51:22)

太水優しい道に簡単に行けないからこその苦悩とかも見えてくるし……!この後って上手く締めなくちゃいけない感じがしてなんだか緊張しちゃうけど、頑張って続き書くね   (2022/5/21 20:52:50)

しうしうありがとう!ごめんね、面倒くさくしちゃって!待ってます!   (2022/5/21 20:53:14)

太水ハ「彼は、自分から、死んだのか。……どうして」シ「彼は、変に真面目だったのかもしれないね。真面目だから最後まで、綺麗な道なんて許せなかったのかもしれない。死体を遺さなかった事も含めて、ある意味高潔な死に様とも言えるね。……最も、他人の道も考えも、そう簡単に理解できるものじゃない。僕は彼に本当に少しは同情していたけど、それでも僕は彼に全く共感できない。人間と人間ってそういうものだよ。皆も覚えておくといい。笛吹けども踊らず……他人は、どれだけ期待して道を用意しても、必ずしもそれに従ってくれる訳ではないって事。例えそれがどれだけ良い道に見えたとしても、ね」   (2022/5/21 21:17:59)

太水生徒達の反応はまちまちだった。どこかで理解できない相手を見てきた生徒、こうしたどこか理不尽な様な、胸糞悪くどこか虚しい死に様をどこかで見てきたのか知っている生徒、物語なんかで触れた事があったとしても対面したことはなかった生徒、全くそんなものを見た事も、考えたこともなかった生徒、例え見たことがあったとしても決して慣れる事の出来ない生徒……彼らが、フローリアに来るまでに自らの中に積み上げてきた全てが、彼らの反応を個々で異なるものとしていた。ハートやヨモギ達に至っては、納得がいかないのかあるいは悔いているのか、明らかに顔色が悪く、その表情は重かった。   (2022/5/21 21:18:02)

太水シ「……まだ仙先生たちも目を覚ましていない事だし、一旦ここで休んだらどうかな。フィータスが居なくなったんだ。少なくともここで野生生物以外からの攻撃を受けることはないと思う」ハ「そう、しよう。それなら、仮に、襲われても、俺が、迎撃する。……仙先生も、藤君も、シェルさんも、いつ、起きるか、が、心配だ。まだ、オスクリタとの、戦いは、続く。休む生徒で、なるべく、様子を、見てあげて、欲しい。クリス君、俺は、今まで、得た、所見から、考えて、あの植物に、侵された……とはいえ、ずっと、目を覚まさないこと、は無いと、考えている。君の、意見は、どうかな」ク「僕も同じ意見です。いつ、とまでは具体的にはわかりませんけど……」ハ「なら、良い」   (2022/5/21 21:18:24)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/5/21 21:18:24)

太水シ「僕も監視は怠らないから、心配しなくていいよ。休むタイミングは今しかないかもしれない。しっかり休んでね。ハート先生の言う通り、僕達はまだ戦う必要があるんだから」そういうと、シアンはフィータスに向けるつもりだった銃を持ち直して、生徒達に背を向けた。ハートもまた、顔色の悪いままではあるものの、シアンと同じように周囲を見ていた。砂に溢れ拓かれた場所は、先程よりも広く、他の自然は遠く感じられた。   (2022/5/21 21:22:11)

2022年03月12日 21時56分 ~ 2022年05月21日 21時22分 の過去ログ
朝顔藤仙
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