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「朝顔藤仙」の過去ログ

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2022年07月23日 21時26分 ~ 2022年09月17日 20時02分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

しうしうヨモギの体は、重力にしたがって落下を始める。その瞬間、逆さになったヨモギの視界に、七尾が飛び込んできた。今まさに跳ね上げられた七尾と、今まさに降下していくヨモギが、空中で一瞬すれ違う。七「やるじゃん」七尾が手を伸ばす。彼の意図を察したヨモギは破顔し、同じように手を伸ばした。空中に大きく柏手が響き渡る。   (2022/7/23 21:26:29)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/7/23 21:52:02)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/7/23 21:59:08)

しうしう今日はそろそろ落ちるね!おやすみ!   (2022/7/23 21:59:18)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/7/23 21:59:24)

太水七「ヨモギが良い感じだったし、俺も良いとこ見せなくちゃだよな!」七尾が向かった魔法陣から、今度は吹雪が繰り出される。本命の風の前に、冷たい空気が七尾に流れ込んでいく。全体的に暑い気温の中で、冷たい空気が流れ込むほどの冷気。それでも七尾に恐れはない。援護がある事を知っているから。シ「濘はムシャに!上は……柑丸!七尾に!」柑「わかった。頼りにしてるぜ!」ごう、と音を立てて、炎が泥に向かう。火炎放射器の様に直線状の炎が、泥を経由して七尾の正面へと吐き出される。初めは吹雪く風の方が優勢だった。しかし、少しずつ形勢が傾いていく。一際その炎が強く燃えた時、吹雪は完全に火に押されていた。しかしまだ、七尾の前には炎が燃え盛っている。それでも、この炎は魔法陣から出されたものではない。だから、七尾にとってそれは障壁ではない。   (2022/7/23 22:07:41)

太水七「やっぱり俺達、一緒にやんなきゃつまんないよな!こんなの早く終わりにしようぜ!」七尾が全身から出した光が、柑丸の炎を打ち消していく。柑丸の炎は近くを撫ぜていったが、体を燃やすことはなかった。けれど、七尾にとってそれが本命では無い。両足を上げると、体を曲げる。落下のエネルギーと体で練られたエネルギー。ぐっ、と強く力を溜めてから、その両足を勢いよく振り下ろした。最後のダメ押しと言わんばかりに無理矢理足に力を込め押し付けた時、魔法陣はガラスの割れるような音を伴い、また一枚砕け散った。   (2022/7/23 22:09:21)

太水お疲れ様、おやすみなさい!   (2022/7/23 22:09:34)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/7/23 22:09:36)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/7/30 20:00:15)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/7/30 20:00:19)

しうしうこんばんはー   (2022/7/30 20:00:22)

太水こんばんは〜   (2022/7/30 20:00:26)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/7/30 20:25:42)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/7/30 20:25:48)

しうしうム「……雷、消えた」目障りな輝きが取り除かれて、ムシャは心做し嬉しそうに言った。そして、彼の足元から、ぶわりと影が膨らむ。厚みを持った影は、変幻自在に広がると、落下してきた七尾とヨモギの体を、柔らかに受け止めた。ヨ「良かったー、降りる時は激突なのかと思ってた!」七「え?墜落する気で引き受けてたの?覚悟決まりすぎじゃね?」ム「……あれ?」藤「どうかしましたか?」ム「……火傷が消えてる。さっき電撃が掠ったのに」藤「掠った!?いつそんな怪我をしていたんですか!どうして報告しないんですか!見せなさい!」ムシャの呟きを聞いて、藤が目を吊り上げる。しかし、ムシャは戸惑うような顔で、片腕を掲げて見せた。ム「……ここ、だったんだけど」そう言って指し示す肌は、傷一つなく滑らかな表面をしていた。七「そう言えば、炎も消えたけど、俺の服の焦げも無くなってる。さっき確かに発火してたのに!」   (2022/7/30 20:26:11)

しうしう藤「傷が無くなった?痛くは無いんですか?」ムシャが頷く。シ「魔法陣を破壊し、雷と炎が出なくなった。それは分かる。けれど、雷と炎によって出来た破壊痕まで、遡及的になくなるなんて……一体、どういうことなんだ?」ワ「術を解いたら、傷が回復……?いや、そんなの可笑しいよ。攻撃の術と、回復の術は全然違うものだし、攻撃を停止させることと、その攻撃によって生じた結果を元に戻すことは、全くイコールじゃない」ワラビの言葉に、藤ははっと顔を上げた。藤「待ってください。元に戻る……? いえ、壊れたものを直すなら、それは確かに、別の力、別の術が必要でしょう。けれど、初めから、壊れてなどいなかったとしたら?観測するものがいたから、観測結果が出ただけで、事実は、事象は、何も生じていなかったとしたら……」ム「……壊れたと思ってたのは、僕らだけ?」   (2022/7/30 20:26:17)

しうしうこの術は幻術だったよーって気づく展開進めちゃったけど平気だった?   (2022/7/30 20:26:52)

太水いや、逆に気付く展開盛りそこねた感じだったから助かったよ。ありがとう〜   (2022/7/30 20:30:28)

太水あ、でもごめんね。しうしうが書いてくれたやつ、消えた魔法陣が間違ってる。消えたのは「雷」「炎」の魔法陣じゃなくて「雷」「吹雪」の魔法陣なんだ。七尾が火を消したシーン、あれは魔法陣のやつじゃなくて柑丸が援護のために出した火なんだ……。続きの中では火の魔法陣まだ消えてない方向で書いちゃっていいかな?   (2022/7/30 20:35:26)

太水わかりにくい書き方しててごめんね。それとも、消したのは火の魔法陣、って書き方で進めた方がいいかな?   (2022/7/30 20:35:54)

しうしうあ、そうなんだ!消えた魔法陣って特に決まってないのかなって思って、適当に決めちゃった!ごめん!どこか見落としてたかな?たいすいの描きやすい方でいいよ!   (2022/7/30 20:37:26)

しうしうあ、ほんとだ!ちゃんと吹雪って書いてあったし、しかもヨモギが壊してるのは炎になるのかな?   (2022/7/30 20:38:15)

しうしうじゃあ、描写ほとんど間違いだね、ごめん!   (2022/7/30 20:38:25)

しうしうとりあえず、ヨモギが壊したのは雷の魔法陣で、途中に上がってた炎は、ほかの魔法陣から飛んできたって感じの解釈でお願いします!   (2022/7/30 20:39:29)

太水そういう解釈だったか!それで雷と炎になったのか。言われてみればヨモギさんが壊したのは雷じゃなくて炎だな……私の方も見逃しあったな。ごめんね   (2022/7/30 20:40:40)

太水わかった!じゃあ二人で壊したのは吹雪と雷の魔法陣ってことで話進めさせてもらうね   (2022/7/30 20:41:14)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/7/30 21:05:12)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/7/30 21:05:52)

太水シ「仮に全て僕達の思い込み、幻で相手の術中に嵌ったのだとしたら、今まで不可解だったこと全てに説明がつくんじゃないかな?」藤「もしもオリジナルの能力そのものだったら効いていた筈の対抗策が効かないのは、本物ではないから。そしてその対抗策は術に対して作用していなかったから、という事になるのでしょうか」曹「たま〜に別の人と能力が混じっている?ような挙動の力があったのも、イメージから作られた幻覚だとしたらわからなくもないね〜。あくまで幻覚は僕達の脳を通じて作用しているはずだから」シ「理解の及ばない事に対して幻覚が作用しないなら、僕があの草……なんて名前だっけ」ハ「イラクサ、でしょ?」シ「それだそれ。そのイラクサを透視した時の視え方が変だったのも納得がいく。僕が知らないから、外見だけはともかく中までは再現できなかったんだろうね」   (2022/7/30 21:18:52)

太水七「でもさ、そんな魔法陣が壊されたら全部無くなっちゃうような攻撃、そんなに意味があるのか?だって焦げた痕とか血が出たとことかも元通りになるんだろ?」曹「それって、あくまで誰かが魔法陣に特攻する前提でしょ〜?仮に七尾とヨモギ君がやってなかったらずっとあのまま。最悪自分の見てる幻覚に殺されるって訳だよ」七「……なんかそう考えると怖いな!」シ「とりあえず魔法陣を壊せることは確定したなら、次は火を出してる魔法陣と水を出してる魔法陣を壊したい所だ」ヴィ「その二つを壊せばこの高温多湿から解放されますかね……?」ハ「その、はず。それらも、幻覚に、よって、作り、出されているもの、だ」ム「……火は水で打ち消すとして水はどうやって対抗する?」ワ「電気だと曹天さんは危なそうだったけど、かと言って浴びせた所で水を押し返せるわけでもないからね」   (2022/7/30 21:19:21)

太水ヴィ「火を先に消してくれるなら、僕が吹雪で押し返しましょう。水なら凍りやすいですし、凍れば制御不能になって落とせるはず。ついでに僕は自分の吹雪で涼めるので一石二鳥です……!」シェ「最後は『普通に』見て自分の利益じゃないの!でも、理にはかなってるわ」シ「それで行こう。落下地点からは皆で逃げる必要があるけど、どうにかなるはず。七尾君、ヨモギ君、もう一仕事頼むよ」ヨ「わかった!」七「いつでもいいぜ!」   (2022/7/30 21:19:32)

太水おかえりなさい。遅くなってごめんね   (2022/7/30 21:19:43)

しうしうおかえり!気にしないで!   (2022/7/30 21:22:17)

太水ありがとう!   (2022/7/30 21:23:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/7/30 21:47:49)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/7/30 21:50:00)

しうしうヨ「火なら任せて!」七「おう!慣れてるからな!」今度はヨモギと七尾が併せて空へと飛び上がった。もはや二枚になった魔法陣は、二人の攻撃に呆気なく砕け散る。ヴィヒディヒが嬉しそうに声を上げた。ヴィ「ああ!炎が無くなっただけで、だいぶ涼しくなりました!生き返る気分です!」しかし、炎の魔法陣が砕け散ったことに安心する猶予も与えず、残された水の魔法陣が、最後の悪足掻きとばかりに、大量の水を吹き出した。ヨ「ぶっ」七「ごぼっ!」ヨモギと七尾が水に飲まれる。空中に現れた湖ほどの水量が、敵を押し潰そうと地表に迫った。ヴィ「水の恐ろしいところは、不定形であることに尽きると思います。体に絡みつき、穴という穴に流れ込み、自由を奪い、呼吸を詰める……。けれど固まってさえしまえば、避けられないほどのものでは無い」ハートの腕の中から伸びた蔓と、ムシャの足元から伸びた影が、それぞれ水に飲み込まれたヨモギと七尾の腕を捉え、水の中から引っ張り出した。   (2022/7/30 21:50:26)

しうしうヴィヒディヒが水に向かって手をかざす。辺りの気温が一気に冷えていく。ヴィ「貴方は温度の奴隷、あるべき摂理に則って、凍りなさい」次の瞬間、水は、巨大な氷塊と化していた。その質量は想像するだに恐ろしいが、その塊が押しつぶすであろう範囲には、もはや施術のために残ったヴィヒディヒしかいない。地面に落ち、広がり、敵の全てを飲み込むことは、水でなくなってしまった氷にはできない。空気抵抗を切り裂いて、虚しく堕ちる氷塊を嘲笑うように、ムシャの影がヴィヒディヒを包み込み、安全圏へ退避させる。氷は大地に衝突し、ぐしゃりと、スローモーションのように崩れて行った。破片が散る。雪片や霰粒程の大きさに砕けたそれらは、弾丸のような速度で、放射状に『広がら無かった』。ヴィヒディヒの指は空中を、空に佇む最後の魔法陣を指し示していた。新たな主人を得た氷の破片達は、自分たちを産み落としたかつての主人を射抜くべく、重量に逆らって飛翔する。そして、水の魔法陣も、ついに砕け散った。   (2022/7/30 21:50:33)

しうしうただいまー   (2022/7/30 21:50:39)

太水おかえりなさいー   (2022/7/30 21:50:59)

しうしうそろそろ落ちるね!おやすみ!   (2022/7/30 22:03:19)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/7/30 22:03:21)

太水柑「服乾いた!やったー!!」先程まで水が滴るほど濡れていた柑丸の服も、水の魔法陣が壊された今、何事も無かったように乾いている。ヴィ「落ちた氷が上手いこと細分化されてくれて良かったです!お陰で吹雪の中に巻き込むことができました!」ム「……声大きすぎ」ヴィ「あっ、失礼しました。しかし本当に涼しくなってくれたお陰で元気が戻ってきたものでつい。故郷の祖父母の顔が見えてきた所でしたよ」シェ「故郷に居るならあなたの祖父母生きてるでしょう。『普通』に考えて、それなら逆に大丈夫よそれ」藤「何はともあれ、これでイーラ本人を狙えますね。これ以上何か術をかけられる前に速戦即決が望ましい所です」シ「そう簡単にいってくれると良いんだけど……肝心のイーラがどこにいるのか、誰か確認できた人は居る?」柑「え、シアン先生わかんないの?」ワ「言われてみれば、途中まではこちらの様子を確認していたのを見ましたけど、今は何処にもいませんね」七「隠れてる、なんて流石にないよな?行く場所無いもんな」曹「隠れているならシアン先生は視認してるはずだと思うけど」   (2022/7/30 22:15:20)

太水ム「……能力を阻害する術を使ってる、とか……」ヴィ「たった今まで能力を使えていましたから、ここにその術が掛けられているとは思えませんね!ですが、相手もやり手ですし自分の周りでそうした類の術を使っているかも」シェ「それなら、今度は『普通』に視界に入らない事がおかしくなるわ。七尾の言う通り、ここに隠れられる場所なんて無いもの。水の中に隠れるならともかく」ハ「それは無い、と、信じたい。……条件、としては、仙先生も、見当たらない事、と、同じ理由、だとは、予想、できる。が……」シ「そもそも仙先生が見当たらない理由もわからないってことだよね。これも幻術の類なのかどうか」   (2022/7/30 22:15:49)

太水お疲れ様だよ、おやすみなさい〜   (2022/7/30 22:15:59)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/7/30 22:16:01)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/6 19:46:34)

しうしうごめん!今ちょっと外で、8時に間に合わないかも!10分遅れくらいでなら来れると思うけど、忙しいようだったら、待ってもらわなくてもいいです!ごめんね!   (2022/8/6 19:47:32)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/8/6 19:47:39)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/8/6 20:00:23)

太水了解だよ!私の方は時間大丈夫だから、待ってるね!   (2022/8/6 20:01:12)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/6 20:10:29)

しうしうこんばんは!遅れてごめん!待っててくれてありがとう!   (2022/8/6 20:10:47)

太水こんばんは!いえいえ、気にしないで〜   (2022/8/6 20:15:50)

しうしう全員が、警戒と不安を綯い交ぜに、当たりを見渡す。特別な視力を待つシアンの瞳に映らないと言うのなら、他の誰がどう見ようとも、結果は変わるはずがない。それでも、冷静さを失わないために、探すという行為を放棄する訳には行かなかった。戦場であるはずのそこは静かだった。魔法を撒き散らかす魔法陣は消え、戦闘そのものが終わってしまったかのようだった。けれど、学園の保健教師を見つけ出し、敵の総大将イーラを討ち取らなければ、何 も終わりはしないのだ。七「仙先生は回復したって言ってたし、ワンチャン先生がもうイーラをぶっ飛ばしてくれてたり、しないかな?」曹「そうだったら、どんないに良いだろうけど、でも、儚い期待だろうね」朝「なんでだよ、仙先生なら、十分有り得るんじゃねえ?」藤「もしももうイーラが倒されているとするなら、なぜ先生はお姿を表さないのだと思いますか?」   (2022/8/6 20:34:32)

しうしうク「基本、術っていうのは術者が倒されたら瓦解するよ。術者からの力の供給があって持続するものなんだから。もちろん、発動したら独立して効果を発揮する場合もあるけど、だとしても、先生がイーラを倒したなら、あとはゆっくり解除して出てくればいいだけの話だ」ワ「もちろん、イーラ退治は終わってて、今術を解いてるところ、って可能性もあるけれど、それはあまりに楽観が過ぎる」ハ「最悪を考えて、動く、べきだ。仙先生は未だに戦っている、あるいは、劣勢、も有り得る。だから、我々は、あの人を助けに行く、という選択肢を、放り出す、べきでは無い」シ「あの人に、万が一など無いようにね」ヨ「幻術?の仕組みはよくわかんないけど、イーラの魔法が俺らの思い込みをどうにかしてくる奴なら、仙先生のところに行くぞー!って思ってたら、道ができたりしないかな?開けゴマ!って」   (2022/8/6 20:34:36)

しうしうありがとう!   (2022/8/6 20:34:40)

太水ヴィ「できてくれたら助かりますけど、そこは微妙ですね。ヨモギ君、オスクリタはこの間の誘拐事件に関わっていましたけど、皆さんの遭遇した人魚に関する事件にも関わっていた可能性が高いんですよ。その時、なんでも洞窟の中では時空が歪んでいたとか何とか」ヨ「じゃあ、思い込み以外もできるかもしれない、ってことか?」ワ「そうだね。しかもかなりの高確率で、だ。実際、ここに来る時最初の攻撃はシアン先生に認識できなかった事を考えると、思い込みでもなんでもなさそうだったからね」シ「ただ一つ言えることは、仙先生が倒された訳では無い、ってことかな」七「なんでそんな事わかるんだ?」柑「先生実は見えてるとか」   (2022/8/6 20:56:41)

太水シ「違う違う。僕達の目的はイーラを倒す事。そして、イーラの目的は僕達全員を倒す事だ。生死を問わずね。でも、現状僕達はイーラにも仙先生にも干渉できないけど、あっちも干渉してきていない。これで考えられるのは、イーラが僕達を見逃すつもりか、仙先生と戦闘中でこっちに気が回らないかだろう。とはいえ、見逃すとは思えないから」柑「思えないから?」曹「仙先生と戦闘中、つまり仙先生は無事かはともかく、倒されていないという事だよ〜」シ「そういう事」ハ「……早く、状況を、理解しないと。後手に、回りすぎて、しまえば、事態が悪化する、かも、しれない」ク「そういえば、今まで話を聞いていて、ハート先生は仙先生と少々険悪なのかと思っていたんですけど、心配はなんですね」ハ「意見の相違は、あれど、嫌いでは、ない。……それに、仮に嫌い、だとしても、心配とは、関係ない、と思う」シ「仙先生目線でも、別に嫌いとかは思っていないだろうね。皆可愛い凄く年下の子位に思ってそうだし」   (2022/8/6 20:57:51)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/6 21:00:29)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/6 21:10:45)

太水おかえりなさいー   (2022/8/6 21:15:51)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/6 21:36:13)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/6 21:36:25)

しうしう朝「仙先生にとっては、俺らみんな守らなきゃなんねえガキンチョなんだな。仙先生、最初は俺らに足でまといだから着いてくんなって言ってたけど、結局俺らって今、足でまとい以上になれてんのかな」朝顔の言葉に、生徒たちはパチリと顔を見合せた。その目の奥に不安が光るのを見て取って、シアンとハートは笑った。シ「なれてるさ、十分な助けにね。みんな出来たから、ここまで来れたんだよ。そりゃ、仙先生は君達や僕らを守る為に力を使っただろう。けれど、仙先生ひとりなら、泥濘やヴェーチェルを仲間に引入れることは出来なかっただろう。特にフィータスは、オスクリタの根幹でありながら、上辺の一人目を倒しただけでは、完全に機能を断つことは出来なかっただろう。そして、二人のフィータスまで辿り着けたのは、泥濘やヴェーチェルの協力があったからだ。つまり、今こうしてオスクリタの根底にまで迫れているのは、間違いなく君達のお陰だ。それに、イーラだって、僕達を無視出来なかった。僕たち相手に四つも魔法陣を展開したイーラは、お世辞にも全開で仙先生に挑めたとは言えない」   (2022/8/6 21:36:42)

しうしうヨ「イーラが仙先生と必死に戦ってるなら、こう、壁?とか、次元?とかにさ、どっかになんか、ダメな所ないかな?」ハ「うん、言いたいことは、伝わるが……つまり、綻び、という事だな」ク「……待ってください、ちょっと思いついたかも!」シェ「何よ、また普通じゃないことを言うんじゃないでしょうね」ク「ここで普通のこと言ってなんの役に立つのさ。要するにさ、イーラが空間なり次元なりを歪めてたとしても、僕らの側に魔法陣を残していったことは間違いない。つまり、仙先生が別次元に連れていかれたとしても、イーラ自身はある程度こっちに繋がりを残していなければ、術を展開できたはずがない。そして、あの魔法陣は僕らの思考やら思い込みを利用するものだった。それを逆手に取れば……」ワ「思念……なら、僕らがイーラについて思考を集中させれば、その思考を魔法陣の欠片が、イーラに届けようとする。その力の流れを辿れば、全力で張られた訳では無い結界の綻びが見つかるかもしれない!」   (2022/8/6 21:36:46)

しうしう長くなってごめん!なんかこうふわっとした流れになっちゃったけど、伝わるかな?:( ;´꒳`;)   (2022/8/6 21:37:06)

太水いやいや、ちゃんと伝わってきてるよ!ただ、これから書いてくるけど、もし書いた内容的になにか解釈とかに問題あったら教えて欲しいな   (2022/8/6 21:39:43)

しうしうありがとう!待ってるね!   (2022/8/6 21:40:04)

しうしうごめん、そろそろ落ちるね、おやすみ!   (2022/8/6 22:01:14)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/8/6 22:01:17)

太水ヨ「じゃあ、皆でイーラの事を考えばいいって事?」ワ「そうだね。その思考を送る流れを見るんだよ」七「じゃあ、俺達皆でイーラについて同じ事を考えれば良いんだな!」柑「何について考えればいい?……でも俺、曹天と同じ考えできる自信ないな。曹天は何考える!?」曹「いや、全く同じ事を考える必要は無いよ。ある程度纏まってた方がいいかも知れないけど、大事なのはイーラを強く意識する事、それ自体だからね」シ「とはいえテーマはあった方がわかりやすいのは確かだね。どうしようか、ここは地理の教師らしく『彼女の出身地についての考察』とでも提案した方がいいのかな」藤「彼女の服装は地域性があるとは言えませんし、髪型や言動も同じかと。わかりませんよ」ム「……藤の言う通り、無理だよ。僕達の誰も知らない所かもしれないし」ヴィ「世界は広いですからね!地図に載っていない場所もあるでしょうし、そもそも全ての地域の知識は流石に僕にもありません!」   (2022/8/6 22:15:43)

太水ア「ここは大人しく『イーラにはどんな力があるのか』で良くない?w」ク「大人しいかはともかく、僕もそれに賛成」シェ「彼も同じ意見なのは癪だけど、私もそれが良いと思うわ。考えやすいもの」ハ「良い、意見だと、思う。そうしよう、シアン」シ「さっきのは冗談だって。うん、それじゃあ全員、イーラがどんな力を持っているのか、今までに見えてきたもの、まだ詳しくはわからないものでも良いから考えてみよう。クリス君、他にも力の流れを読む自身のある子は、なにか分かったら教えて欲しいな」   (2022/8/6 22:15:54)

太水どう話を持っていくか考えたら遅くなっちゃった。遅くなってごめんね……お疲れ様だよ。何かあったらまた今度教えてね!おやすみなさい   (2022/8/6 22:16:25)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/8/6 22:16:27)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/13 08:16:09)

しうしうごめん!今日ちょっと来れない!また来週来るね!本当にごめん   (2022/8/13 08:16:30)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/8/13 08:16:31)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/8/13 20:00:34)

太水把握だよー。気にしないで!また来週〜   (2022/8/13 20:00:48)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/8/13 20:00:49)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/8/20 20:00:13)

太水こんばんは〜   (2022/8/20 20:00:20)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/20 20:00:23)

しうしうこんばんはー   (2022/8/20 20:00:33)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/20 20:28:23)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/20 20:39:43)

しうしう全員が目を閉じ、思考を一点に集中させる。イーラの残した4つの魔法陣、的確に泣き所をつき、それぞれを追い回しては、得手を封じる。厭らしく、狡猾でありながら、こちらを熟知した冷静さと、徹底した覚悟を感じる攻撃だった。それぞれが深く深く思考した。ぼくらの能力について、どこで知ったんだろう。泥濘やヴェーチェルはこちら側に寝返り、フィータスは死んだ。彼らはイーラに、ぼくらの能力を報告することは出来ない。泥濘達の試練なら、屋内であったし、監視の目があってもおかしくは無い。けれど、フィータス線は屋外だ。しかもかなり動き回った。後をつけられたとしたら、さすがに野生児たちが気づく。……考えられるのは、泥濘たちの裏切り。……ううん、裏切っていなくとも、彼らの人体に、何かしらの監視魔法を込めるくらい、イーラなら容易いはず。……けど、全員がずっと一緒にいた訳では無いし、能力の全てを開示した訳じゃない。……なのに何故、ここまで、『的確』なのだろう。   (2022/8/20 20:39:58)

しうしうまるで、私たちのことを、全て知っているかのようでした。それはそう、『私たち以上』に……いいえ、これは違う。ハート先生が、植物の内部構造がおかしいと仰っていた。あの魔法は、私たち自身のように私たちを知っていた。けれどそれは、私たち『以上』では、ないのかもしれません。全然わかんねえな。考えろって言われても、とにかく、やたら強くてウザかったってことしか……ん?そう言えば、魔法陣って4つだったよな。なんだっけ、炎と雷と、水と……あとなんだ?あれ、でもどっちにしろ足りなくねえか?揺れや植物はどこから来たんだ?それに、よく考えたら、今仙先生が居ないのも、イーラの力なんだよな。なんでもありかよ、チートじゃねえか。   (2022/8/20 20:40:10)

しうしうんー、難しいこと分かんねえけど、あの魔法『綺麗』だったなー。水とか雷とか、嫌だけど、嫌じゃなかった。知ってる感じがする。俺、あれを綺麗って思ったことがある気がする。そうだ、あの水、きらきらで透明で、泥濘と戦った時の曹天の水に似てた。あの雷は、ぴかぴかで真っ白で、ワラビの出す電気に似てた。クリスは目を細めていた。『人』の視界を閉じて、『妖精』の視界を開く。人よりも鋭敏で細やかな視力は、人に見えざるものを見ていた。それぞれの思考が生み出すエネルギー、知恵熱とでも言うようなものが、ゆっくりとそれぞれから立ち上っていく。そして、細い糸状の煙のようなものが、やがて一点に収束していく。慎重に、決して逸ることは許されない。その薄煙のようなものは、大ぶりに動けば霧散するからだ。空気をそっと掻き分けるように、クリスは手を伸ばす。指先で、泡を撫でるように、その一点に触れた。   (2022/8/20 20:40:16)

しうしう遅くなってごめんねー!   (2022/8/20 20:40:21)

太水おかえりなさい!気にしないで〜   (2022/8/20 20:45:56)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/20 21:07:55)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/20 21:08:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、太水さんが自動退室しました。  (2022/8/20 21:11:06)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/8/20 21:11:17)

太水仙「くっ。あの子達にあんなに大掛かりな術を仕掛けておいて、随分あたしの方にも手厚く出迎えてくれるじゃないか。大技頼みと思いきや、そういうわけでもないようだね」イ「私も驚いています。貴女がここまで私の攻撃に対応してくるとは思いませんでした。彼らの事も心配でしょうし、全て切り離してしまえば、その内崩れるの思ったのですけど。私の読みが甘かったようですね」イーラが他の生徒や教師達と切り離した空間。そこでは、ずっと仙とイーラの攻撃がぶつかり合い、相殺しあい、あちらこちらで煙が立ち上っている。また一つ、光の魔術と茨が衝突し、お互いをかき消した。それと同じタイミングで別の魔術が解析され、消され不発に終わる。互いに傷付きあっており、彼女達の状況は、正しく均衡を保っているように見えた。そんな時だった。ク「わかった!ここだ。ここに力の流れがある」何処か遠くから響く様な声。イーラにとっては聞き取りにくく誰の声かまではわからない。けれど、教師陣の一人である仙には、それが誰なのかはっきりとわかった。隔絶された場所に干渉を試みる声の主が。   (2022/8/20 21:15:19)

太水仙「クリスの声か!よくやったね。そうだ、力を辿れば、この術だって互いを完全に隔絶できるものじゃない」イ「そんなっ……!……私の術そのものに干渉を試みるとは。貴女以外にも、随分と魔術に長けた人が居るのですね。あの大人達は二人とも不得手の様でしたし、他の生徒も軒並みそこまでの事をしてくるようには見えませんでしたが……貴女方は本当に私達の邪魔ばかり。苛立たしく、そして何より悲しいことこの上ない。そこまでの力を持つ者達が、私達の理念に賛同できないだなんて。仕方ありません、本当に干渉してくるというのなら、閉じる私と干渉する誰か、力比べといきましょう」   (2022/8/20 21:16:22)

太水ただいまとおかえりなさいだよ。勝手に別視点の話にしちゃったけど大丈夫だったかな?   (2022/8/20 21:16:50)

太水書き終わってから聞いておけば良かったな、と思った……   (2022/8/20 21:17:31)

しうしう大丈夫だよ、気にしないで!   (2022/8/20 21:22:14)

しうしうむしろいい展開だと思う!   (2022/8/20 21:22:20)

太水そう言って貰えて良かったよ。ありがとう!   (2022/8/20 21:26:36)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/20 21:50:42)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/20 21:50:47)

太水おかえりなさい   (2022/8/20 21:50:54)

しうしう仙「させないよ! 私とここまで拮抗しているのに、結界に裂く余力があるのかい? 諦めな、王手だよ、イーラ。結界の維持を選べば私に負ける。かと言って、このまま戦い続けるなら、私たちの挟み撃ちだ。降参してくれるなら、その方がありがたい」イーラは、冷たい目を仙に向けた。その目は、悲しみに、あるいは哀れみに満ちている。それは、今までと変わりはない。けれど、今仙に諭された彼女の瞳の中には、それらと共に、それらを振り落とそうとする決意の色が見てとれた。イ「もう一つ、手はありますよ」イーラはすっと手を伸ばした。イ「結界を破られる前に貴方を殺す。そして、また結界を再構築し、1人ずつ、確実に仕留めます」仙「そんなことが出来ると思うのかい?」イ「私には、心強い味方がいます。それは、この世で、貴方にだけ決して与することが無い。だからこそ、私の味方になってくれるのです」   (2022/8/20 21:50:58)

しうしう仙はその時、するりと、『後ろから』忍び寄る気配を感じ、思わずぱっと振り向いた。目の前に、圧倒的な強敵がいて、一瞬の気の緩みも許されない戦いの中だと言うのに、それでも彼女は振り向いた。それほどまでに、仙にとってその気配は、不吉であり、振り払いがたいものだった。自分の後ろに何がいたのか、仙が認識しきることは無かった。イ「残念、貴方はとても素晴らしい素材だから、壊したく無かったのに」その瞬間、結界が割れる。そして、その時一同は、引き裂かれて地に伏す仙と、その前に冷然と佇むイーラの姿だった。イ「……恐ろしい人。一体今まで、何と戦ってきたというのでしょう。この超人をこんな風にずたずたにできるなど、どんな魔獣でしょう。…そうね、例えばドラゴン、とかかしら。そんなものがいるとしたら、ですけれど」ヨ「……先生に、何したの」イ「私は何もしていません。彼女はただ!敗北したのです。己の過去の後悔に。如何な超人でも、人である以上、自己嫌悪には勝てないものですから」   (2022/8/20 21:51:03)

しうしうただいま!   (2022/8/20 21:51:09)

しうしう一応これは、仙先生は過去に竜と関係があって、それがトラウマになってるっていう、ウチの設定ありきの文章なんだけど、要するに『過去のトラウマ使って仙先生をやっつけたけど、イーラ自身は特に仙の何のトラウマが作用したのかとかは分からないし、興味ないよ』みたいな話にしたかったんだけど、伝わる?   (2022/8/20 21:53:12)

しうしうそろそろ落ちるね、おやすみ!   (2022/8/20 22:06:53)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/8/20 22:06:58)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、太水さんが自動退室しました。  (2022/8/20 22:16:23)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/8/20 22:16:45)

太水そういう事だったのか!今まで書いていたけど、てっきり『イーラは過去をざっくりと見る力があり、全員分覗き見してる=そこで知ったトラウマや自己嫌悪を利用して、増幅させたり責め立てるような幻覚を利用して戦意喪失、戦闘不能にした』ってことなのかと思ってた   (2022/8/20 22:18:54)

太水ちょっと書いた内容がしうしうの考えと合わなそうだから、確認のためにもまた次の時に聞いてから文の内容考えるね   (2022/8/20 22:19:31)

太水お疲れ様、おやすみなさい〜   (2022/8/20 22:19:36)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/8/20 22:19:37)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/8/27 20:00:24)

太水こんばんは〜   (2022/8/27 20:00:28)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/27 20:00:29)

しうしうこんばんはー   (2022/8/27 20:00:35)

太水ごめんね、書く前に確認したいんだけど、イーラは仙先生の過去を利用してるけど、具体的に何、とまでは知らないんだよね?で、竜と関係のあるトラウマみたいだけど、仙先生が気絶したのはこのトラウマが竜だったからなのかな?   (2022/8/27 20:04:05)

しうしうそうなんだ!解釈違ったんだね、ごめん!ウチは、イーラの能力は、相手の思考に干渉する感じで、相手の思考自体を把握してる訳じゃないんだと思ってた!こう、『相手に『怖かった感覚』を思い出させる』ことはできるけど、恐怖を感じる原因自体の内容とか、『相手が何に恐怖を感じるのか』とかは分からないみたいな?   (2022/8/27 20:04:10)

しうしうあ、ごめん、発言入力してて、まだ耐水の文読んでない(偶然ちゃんと返信っぽい内容になっちゃったけど、今回のじゃなくて、前回のに対しての反応だから、ズレてると思う)   (2022/8/27 20:05:07)

しうしう一応、うちの認識としては   (2022/8/27 20:05:32)

太水そうか!そこの解釈も違ったのか。イーラは過去というか強い印象に残った出来事(咄嗟に思い出せるような事とか)は把握してるけど、今考えていること自体には干渉はすれど把握はしてないんじゃないかなと思ってるよ   (2022/8/27 20:06:11)

しうしうごめん途中。こう、頭が『怪我した!』って認識したら、実際に怪我してなくても体にそういう症状が現れるって現象があるじゃん?イーラの能力はそういう感じで、相手の過去の経験(例えば甚大な負傷をおったとか)や、潜在的な認識(何かに対する恐れとか)って言うのに対するを相手の想像力を増幅させるることで、相手の体にその想像通りの被害を与える(イーラがコントロールして与えてるって言うより、相手が自滅してる)って感じかなって思ってる。だから今回のは、仙先生は過去に竜と出会って、色々怪我したりトラウマがあるので、その傷が体に現れて、ダメージを負ったって感じ!   (2022/8/27 20:12:18)

しうしうだからイーラの能力は、相手を自滅に追い込む、みたいなものであって、『どうして自滅したのか』までわかる必要はないのかな?って考えてたんだけど……   (2022/8/27 20:13:25)

太水なるほどね。能力による攻撃も想像力を増幅させる事で「能力によって攻撃されている」と勘違いさせたって解釈か。ってことは、今回仙先生が気絶したのは「トラウマになるほど大きく深かった、過去に受けた傷そのものの再現」ってことだね   (2022/8/27 20:21:58)

太水確かにそれなら自滅した理由まで知ってる必要はない。そういう事か!じゃあ、そのつもりで書かせてもらうよ。ごめん、そうなると書き直す所が多いから、また待たせちゃうね   (2022/8/27 20:23:04)

しうしうそんな感じ!実際には単に想像力を増幅させるだけじゃなく、相手を精神的に悪い方向へ誘導させたり、体に傷を反映させやすくさせたり、みたいな作用が組み合わさった能力なのかなって考えてた!   (2022/8/27 20:23:33)

しうしうありがとう!ごめんね!解釈突合せてれば、余計な手間をかけさせなかったかもしれないのに……   (2022/8/27 20:24:03)

太水イ「あなた達の中で一番強かったであろう彼女ですら、戦って負ける事があるのです。心の中でどのような傷を負っているのかなど、外から見た限りではわかりません。ですが、私は彼女だけが、心に弱さを持っている訳ではないことを知っています。私は、あなた達に会った時言ったでしょう?『あなた方全員の過去を見た』と!」全員が、同時に背後に何かを感じた。それが一体何なのか、全員が咄嗟に言葉にすることはできなかった。叫ぶよりも、声を上げるよりも、全員が息を飲んだ。七尾に柑丸、ヨモギ達……普段はあれほど元気で騒がしい生徒達ですら、咄嗟に口を噤むことしかできなかった。背後のそれは、心の中の深くて闇いものを、大きく大きく膨らませて。その闇いものが生まれた時にまるで戻ってしまったかのように。全員がそう錯覚した。ハ「かは、げほ、ひゅっ」ヴィ「あつい、熱い、熱い!!」一人、二人。そして、その声の数だけ、人の倒れる音がした。傍から見れば、無抵抗に。何もしていないのに、傷付いている者すらいる。その時だった。一発分の銃声が響き渡る。カランと軽い音も薄らとした火薬の臭いも、全て本物だった。   (2022/8/27 20:45:05)

太水シ「残念!これ全部幻覚でしょ?途中までは本物だと思ってたけど、騙されなくてよかった」イ「あら、目が覚めてしまいましたか。……いえ、予想はできたことでしたね。あなた達の記憶を垣間見た時、貴方の記憶もほとんどわからなかった。それほど、貴方に強く刻まれたものがないのなら、私の術の効果も知れたものだったことでしょう。けれど、貴方一人で一体何ができるのですか?貴方は己の弱さを知っているのに」シ「弱い奴には、弱い奴なりの戦い方があるってものだよ。それに僕は、持っているカードは最大限活かす。それには自信があるよ」   (2022/8/27 20:45:17)

太水私の方こそ、イーラの設定出した時もっと突き詰めて話しておけば良かったな……細かいところの理解って難しいよね   (2022/8/27 20:45:46)

太水一応、初めの方で過去を見てる的な話はしたし、『大まかに過去の印象に残った出来事』は把握していて、それを元にして『想像に干渉して増幅させる、誤認させる』力で壊した魔法陣を操っていて、仙先生のものは『増幅させる』力は使っていて、なんとなーくイーラはその増幅元は知ってるけど増幅した結果何を見たかまでは知らない…ってつもりで描写したんだけどどうかな?   (2022/8/27 20:48:44)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/27 20:49:04)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/27 20:49:08)

太水仙先生が大怪我した理由も断片的には知ってるけど、あくまで断片的で詳しいことは知らない、ってつもり   (2022/8/27 20:49:30)

太水おかえりなさいー   (2022/8/27 20:49:34)

しうしうただいま!   (2022/8/27 20:49:51)

しうしうえっと、つまりイーラはなんとなく相手の思考とか過去を見れる力があって、でもそれは断片的にちょっと分かるって感じで、攻撃方法にはウチの解釈をプラスしてくれたって感じの理解であってる?本当に辻褄合わせ任せちゃってごめんね(*´・人・*)   (2022/8/27 20:53:05)

しうしうあと、その過去を見る能力と、想像力を増幅する能力ってリンクしてる感じ?(つまり、イーラは意図的に相手のこの記憶を増幅しよう!って操作できるのか、それもも、過去は分かるけど、想像力を増幅させる力自体は細かい操作とかじゃなくて、相手全体にデバフかける的な感じなのかって聞きたいんだけど、上手く伝わるかな?)   (2022/8/27 20:57:59)

太水そう!見れる力を持ってるけど、あくまでその人の中に深く刻まれてたり印象に残ってる事だから断片的になっちゃう。文脈だとわかりにくいけどシアンはあんまりそういう記憶に残ったネガティブな出来事が無いから術のかかりが弱かった(それが幸せな人生だったから、か薄情でそんなに印象に残らなかったからか、はともかく)攻撃方法に関してもそうだね。いやいや、私も設定の辻褄が微妙な所あった気がするし、ここで調整できて良かったよ   (2022/8/27 20:58:13)

太水リンクの事なんだけど、イーラが把握していればこれ!って選択する事ができるよ。全体像を把握していなくてもやられた相手は覚えてる、または思い出せるだろうから、増幅可能。でも、選択しないで全体にかける事もできる。魔法陣で火とかの攻撃を使ったのは魔法陣を媒介として全体にかけてた   (2022/8/27 21:00:52)

しうしうなるほど!ありがとう!   (2022/8/27 21:01:24)

しうしうじゃあ、続き書いてくるね!   (2022/8/27 21:01:43)

しうしう(うちのキャラ、精神的に弱い子ばっかだから、軒並みアウトっぽい\(^o^)/)   (2022/8/27 21:02:07)

太水(何気に想像や過去の増幅って、メンタルの強さで言えば強いし簡単に折れなかったとしても仙先生みたいに過去に1回大変な目にあってたりすればそれが再生されちゃって抜け出せなくなるし、精神的に強いだけじゃ回避できない可能性があるのも強いなと後から思った)   (2022/8/27 21:10:40)

しうしうそっか、単にメンタルの強弱じゃなくて、どんだけ『痛い』体験をしたかの方が重要なのか。アドバイスありがとう!書けそうな気がしてきた!   (2022/8/27 21:12:55)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/8/27 21:40:51)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/8/27 21:41:29)

しうしうワ「それに、1人じゃないよ」藤「ええ、お供いたします、先生」イ「……三人……私の術がここまで破られたのは初めてですね。貴方達二人は……なるほど、致命傷になるほどの怪我を負ったことがないのですね。あなた達ほどの幼さなら、刺して不思議では無いとはいえ、こんな人間が、ここまでたどり着くことができるとは」ワラビが一歩前へと歩みでる。ぱりぱりと、微かな音が彼の体から聞こえる。稲妻が雲の中で逆巻くような、静かで恐ろしい本流が、彼の中にある。彼の緑の髪は、風もないのに膨らんでいた。その一筋一筋に、静電気が走っているのだ。ワ「僕は大切な最高傑作だからね。でもヨモギは違うんだ。『物』に生まれるってああいう事なんだよ。ものは試しで解剖されて、継ぎ接ぎされて、切り貼りされて、思いつきで通電される。ヨモギはやっとそう言うことから開放されたのにさ。またあいつに、あんな思いをさせるとか、絶対に許せない」   (2022/8/27 21:41:44)

しうしう彼の言葉に同調するように、藤はそっと目を細めた。濃紫の瞳孔は細く細く引き絞られている。その中にも、彼の怒りが伺えた。藤「イーラさん、何を盗み見ているのかは知りませんが、貴方の人物分析はとても正確です。確かに予想外でしょうとも。こんなヤワな、トラウマも過酷な経験もない、本当にただの一学生が、宗教組織の根に迫るなんて、ありえない事だったでしょうね。けれど私は皆と共にここに来ました。貴方がたった今踏み躙った方たち、誰よりも真っ先に傷つくことを厭わない人達。私はいつも、そんな沢山の人に守られ、大した怪我もせず、大道を踏み外すことも無く、ここまで至りました。それ自体が私のトラウマとも、自己嫌悪とも言えるのですが、貴方との相性は最悪でしょうね」イ「ええ。そうですね。けれどもこれは、神が私に試練をお与えになっている、ということでしょう」シ「そうだね、君はそういう信仰に殉教すればいい」   (2022/8/27 21:41:51)

しうしう時間かかってごめんね!   (2022/8/27 21:41:57)

太水おかえりなさい〜気にしないで!   (2022/8/27 21:50:51)

しうしうそろそろ寝ます!おやすみ!   (2022/8/27 21:59:29)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/8/27 21:59:31)

太水曹「ま、待ってください……僕もお供しますよ。」シ「曹天君。良かった、目が覚めたんだね。ここで戦力が増えるのは助かるよ。でも、かなり脂汗をかいてるみたいだけど、戦えそう?」曹「はい。まだ嫌な気分が続いていますが、怪我をしているわけではなかったことも幸いしたのか、無事です。しばらく、逃げた僕を責める声に惑わされてしまったんですけれど。……僕は確かに故郷から逃げました。責められる事にも、どうしようもないことからも。でも、友人達が思い出させてくれたんです、逃げなければ僕は、僕達はあそこで潰れて終わりだった。あの時の気持ちを無駄にしないためにも。イーラ、僕達はここで終わるつもりはない。それに、藤君の言う通りだ。今ここで倒れている皆は、誰よりも真っ先に傷付く事を厭わなかった、傷付いてきたとしても、前を向いて生きる強い人達。そんな皆を踏み躙るなら、僕は許したくない」   (2022/8/27 22:13:26)

太水イ「ああ、やはり神は私に試練をお与えになりたいのですね。一度倒れた人間を蘇らせてしまうなど。けれど、貴方達はもう集ではない。あなた方の多様な、集の強さは既に失われたのですよ」藤「確かに、私よりも強い人は沢山居るかもしれません。けれど、それは戦わない理由には、折れる理由にはなりません」ワ「それに、僕達個の力も嘗めないでほしいな」今まさに呪文を唱え、新しい術を展開しようとしていたイーラの眼前を、ワラビの電撃が迸った。   (2022/8/27 22:13:30)

太水お疲れ様だよ、おやすみなさい!   (2022/8/27 22:13:41)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/8/27 22:13:43)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/9/2 21:51:59)

太水明日なんだけど、用事ができちゃって来れない。ごめんね……   (2022/9/2 21:52:46)

太水待って、今話が変わってやっぱり8時に来るの間に合いそう!打って数分でお恥ずかしいんだけど明日来るね   (2022/9/2 21:59:55)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/9/2 22:00:04)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/3 20:00:49)

しうしう了解(*`・ω・)ゞ   (2022/9/3 20:00:55)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/9/3 20:01:51)

太水こんばんは〜。昨日は送信してすぐに話が変わっちゃって。お恥ずかしい   (2022/9/3 20:02:18)

しうしうこんばんはー   (2022/9/3 20:02:30)

しうしう大丈夫だよ、気にしないで!   (2022/9/3 20:02:38)

太水ありがとう……!   (2022/9/3 20:04:14)

太水後、私が最後に返した内容、見直したらわかりにくいなって思ったから補足すると、曹天は「この短時間でトラウマを克服した」って訳じゃなくて。ざっくり言うと、そもそも曹天が見た幻覚は過去の逃げた事に対する罪悪感に関連する出来事。過去を追体験する中で「自分が逃げた理由」を思い出して、自分の行動の正当性を思い出せたから幻覚から抜け出すことができた、って感じ。で、友人達(七尾と柑丸ともう一人フローリアに通ってない親友がいる)はこの「自分が逃げた理由」に関わってる。ちなみに、話だけ聞くと諭されてるようにも見えるけど、実際には記憶の中の友人達を見て思い出したってだけだから、特に七尾達が干渉してくれたお陰、とかではないよ。   (2022/9/3 20:06:17)

しうしうなるほど!つまり、曹天の場合、トラウマが襲ってきて動けなくなったけど、肉体的な怪我が再生された訳では無かったから、気を確かにすれば動けたって解釈であってる?   (2022/9/3 20:09:24)

太水返信遅くなってごめんね。それであってるよ!そもそもトラウマ、と言うよりはたまに後悔する、心の中の蟠り位のつもりだったからそれもある、ってつもり。比較的心のダメージが大きくない出来事だったから気を確かにすれば抜け出せたし、そのきっかけも見えていた、みたいな   (2022/9/3 20:23:36)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/9/3 20:34:56)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/3 20:43:41)

しうしうワ「神とか試練とかどうでもいいよ。僕はとにかく、君を焦がし殺すことにしか、興味が無い」鋭い放電が、一切の躊躇いも加減もなく、イーラに襲いかかる。火蓋を切るというには余りにも膨大な熱量に、泰然としていたイーラも、流石に警戒を見せた。イ「……なんて邪悪な思想でしょう。貴方はやはり、悪魔……神の敵です」ワ「要するに君の敵ってことだろ?なら歓迎だ。そもそも僕は、殺戮のために作られた。出生からして、立派に悪魔じみている。インチキカルトの最期を飾るには上等すぎるかな」ワラビは妖しく微笑んだ。弧を描く翠の瞳は、ゾッとするほど美しく、目の前の教祖に照準を結んでいる。彼と言う砲身の中には、巨大で濃密な殺意が装填されている。まさにワラビは今、ただ一つの破壊兵器だった。イ「神は、貴方のような存在を許さない。今すぐ貴方を排除しなくてはなりません。神はそう望んでいらっしゃる」イーラはワラビに向かって、手を翳した。   (2022/9/3 20:44:01)

しうしうしかし、次の瞬間、閃光がひとつ輝いた。そしてイーラの手は、肘の先から切り落とされてた。藤「火事に目を眩ませているから、火事場泥棒を見失うのですよ。私のような、泥棒猫を」撥ね飛ばされたイーラの手は弧を描いて、いつの間にか、彼女の背後に回っていた藤の手の中に収まっていた。シ「仙先生を圧倒したほどの敵が、まさか生徒たちに翻弄されているなんて、意外だな。けれど、君は『眠れる獅子』を起こしてしまったということかな」   (2022/9/3 20:44:15)

しうしう長くなってごめんね!   (2022/9/3 20:44:21)

太水気にしないで!おかえりなさい〜   (2022/9/3 20:45:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/9/3 21:09:56)

太水己の失った手と背後の人物を認識し、目を見開くイーラの右脚を矢が穿ち、左脇腹を銃弾が貫く。シ「そういう目立って輝いてくれる人達が居ると僕達は助かるねぇ。君もそう思わない?曹天君」曹「そうですね、先生。射手も狙撃手も前衛が居てこそです。僕達は援護に徹して、あわよくば最後を掻っ攫えばいい」シアンと曹天の手には、狙撃銃と弓……既に次を準備した武器が握られている。更に追撃を仕掛けんと雷がイーラの元へと落ちる。その時だった。落ちるはずだった雷は、光の盾によって防がれ、受け流された。続いて今度は左手を狙うはずだった藤の体も、光の盾に弾かれる 。光で創られた盾がイーラの周囲にいくつも浮かびあがった。   (2022/9/3 21:16:32)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/3 21:16:39)

太水イ「あなた方の、なんと悍ましく穢れた魂である事か。光に背き、光を落とさんとする姿。あなた方全員を排除しなければ、籠に閉じ込めた者達に引導を渡す事も叶わない。……あなた方は報いを受ける時です。あなた方によって傷付き、倒れ、死んだ者達の報い。もちろん、私の右手の報いも」グラり、自身の足元から来る悪寒と微かな謎の光に思わず飛び退いた曹天の、つい先程までいた位置に落ちた矢の一本が、鋭利な刃物で切られたかのような断面を見せ、真っ二つに割れてしまった。イ「あなた方は、存在する空間に疎まれ、己の立つ瀬すら無くし死ぬべきです。断罪を、裁きを」   (2022/9/3 21:16:59)

太水おかえりなさい〜   (2022/9/3 21:17:06)

しうしうただいまー   (2022/9/3 21:18:28)

しうしうこれ、矢の描写は、イーラがまた魔法陣で使ったのと同じ、相手の攻撃を反射させる力を使ってるって解釈でOK?   (2022/9/3 21:27:27)

太水ごめん、描写が足りなかった。右脚の矢と落ちている矢は曹天の持ってる武器の方。戦う時につい水関係の描写ばかりなんだけど、曹天は武器として弓矢を持ってる。落ちた矢は『曹天が飛び退いた時に矢筒から転がり落ちた一本』なんだ   (2022/9/3 21:32:17)

しうしうなるほど   (2022/9/3 21:32:46)

太水真っ二つに割れたのはイーラの力。空間をずらす事で断層みたいな状態にしてる   (2022/9/3 21:33:12)

しうしうつまり、曹天が射った矢が戻ってきた訳じゃなくて、イーラは光の力を使っただけなのね   (2022/9/3 21:33:24)

しうしうあ、なるほど、加えて空間をずらす力なんだ!   (2022/9/3 21:33:47)

太水盾に関しては光の力だけど、射った矢は戻ってないかな。シアンと曹天は構えていたけど、先発するはずの二人が止められた事で攻撃はしていなかった。   (2022/9/3 21:41:24)

太水わかりにくい描写になっちゃってごめんね。だから、矢に関しては光の力は特に使ってないよ   (2022/9/3 21:42:33)

しうしうなるほど。ウチは、足に当たった1本が、あの魔法陣の魔法で曹天を攻撃したってことなのかなって思ってた!ありがとう   (2022/9/3 21:42:34)

太水なるほど。足に当たった一本で攻撃って言うのは考えてなかったな!空間とか上手く利用したらそういう事もできそう。それもそれで良いね!   (2022/9/3 21:55:06)

しうしう輝く光を見据えて、ワラビは笑った。ワ「つまり、戦争だ」藤「なるほど。居場所、存在、正義。どちらが先に、相手のそれを轢き潰せるか、ですね」イ「野蛮な!」二人の剥き出しの敵意を、振り払うかのようにイーラは手を振るった。咄嗟に藤は半歩後に飛び退く。しかし、空気抵抗に流れた前髪の一束が、藤の鼻先で見えない何かにバッサリと切り取られた。明らかに異様な攻撃に、藤はさらに一歩身を引く。しかし、背後でまた耳障りな音が一つした。そして、頭が少し軽くなり、三つ編みに結っていたはずの髪が、彼の肩の上に広がった。振り向けば、髪紐で束ねられて切り落とされた毛先が、はるか遠くに転がっている。空間が断絶されている。そのことに気づいて、藤は改めて前に佇む教祖を見すえた。彼女の目の中には、もはや隠しきれぬ怒りと敵意が燃えている。   (2022/9/3 21:59:31)

しうしう彼女はこのまま、彼らを空間ごと引き裂く気なのだ。これは、紙を引き裂くような行為だ。藤達は紙上の絵と同じ。なすすべは無い。しかし、藤は不敵に笑った。優等生然とした彼のイメージを一瞬でぶち壊すような、下品で悪どい獣じみた笑みだった。藤「……この刀は」藤は静かに白刃を目の前に掲げた。藤「私の一番のお気に入り。幻の刀匠『涙』の真作です。私は刀が好きなんです。刀と、それを扱う武士の生き様が好きなんです。武士にとって刀は命。常に誇り高い彼らは、己の腹を切り裂く最後まで、刀と共にある。そんな彼らの生き方に、私は酷く憧れているのです。しかし、彼らは決してこんな事はしないでしょう。だから、私は、この先『和風かぶれのなんちゃって武士』と呼ばれても、その汚名を甘んじて受け入れましょう」   (2022/9/3 22:00:03)

しうしうそういうと藤は、予備動作なく、その刀を投擲していた。刀は、真っ直ぐにイーラの胸を目掛けて飛ぶ。空間の壁に遮られるはずの刀の、予想だにしない動きに、イーラは遅れを取った。鈍い音ともに、イーラは膝をおり、血を吐いた。その左胸に、深々と刀が突き刺さっている。藤「おや、残念。心臓は外しました」冷たい瞳で、藤は一歩踏み出した。その足先が空間に切り落とされることは無かった。術は維持されていない。イーラはぎらついた瞳で藤を睨んだ。イ「何故……!どうして……っ!」藤「賭けですよ。まあ、先の戦いでクリスさんが、貴方への思念を頼りに決壊を破ったことを、参考にさせて頂きましたが。それです」藤は刀の柄を指さした。その先に括り付けられたものを見て、イーラはぎょっと目を見張る。イーラの白い手が、柄を握るように縛り付けられていた。藤「私が異空間に断絶されようとも、あなたの末端はあなたと同じ空間にある。貴方の魔法陣も然り。貴方の手も然り。なら、あなたの手が握るものも」   (2022/9/3 22:00:07)

しうしう長くなってごめんと言うか、短く片付けてごめんと言うか……何にせよごめん   (2022/9/3 22:00:24)

しうしう書きにくかったらごめん!今日はこれで落ちるね、おやすみ!   (2022/9/3 22:03:21)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/9/3 22:03:23)

太水いやいや、藤さんの無情なまでに冷静な一面が垣間見えて良いと思うよ。展開は確かに思ったより早く畳むことになるけど、元々オスクリタの話相当長いし。ここまでさせたイーラが悪いってことで((   (2022/9/3 22:05:29)

太水イ「何たること、何たること。許さない、許さない。絶対に。神を踏み躙る蛮行、オスクリタを滅ぼした事。私の手を、私を殺すことに利用した事……!!」最後、辛うじて動いた左手が最後の術を放とうとした。術者であるイーラしか認識していない、座標を合わせて……術が形になる前に、一発の銃声と銃弾がイーラの掌を通り抜けた。血が流れ、術は形を保たず霧散する。もう、イーラには銃声の方へ目を向ける力すら残っていなかった。ただ、目の前の憎むべき存在を見ている。藤「貴女に、そんな事を語る資格は無いでしょう。貴女は、貴女達は。人を惑わす香で惑わして誘拐し、今だって私の仲間達を、彼らの傷を利用して苦しめている。怨まれてもいい、でも。貴女に被害者面する権利なんて無いでしょう」藤がイーラの胸に刺さった刀を抜く。傷口から血が溢れ、イーラの体は傾き……倒れ、動かなくなった。胸の傷口から、口から、ごぷりと溢れた血が、じわじわと勢力を拡げている。けれどもう、彼女が動くことは無かった。   (2022/9/3 22:16:17)

太水この後、幻覚から術者が居ないことで解けるのか、怨念によって無条件で解けることは無いのかとか……結構悩んだけど決められなかったから次話し合えたらいいな   (2022/9/3 22:17:55)

太水お疲れ様、おやすみなさい〜   (2022/9/3 22:18:00)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/9/3 22:18:03)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/9/10 20:00:39)

太水こんばんは〜   (2022/9/10 20:00:44)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/10 20:10:57)

しうしうこんばんは!遅れてごめん!   (2022/9/10 20:11:05)

太水大丈夫だよ〜!気にしないで!   (2022/9/10 20:13:24)

太水この後なんだけど、先週の最後に置いたみたいに1.この後全員目が覚める2.何らかの理由で目が覚めないの2パターン考えてたんだけど、どちらがいいかな?   (2022/9/10 20:14:54)

しうしう展開について、だいぶすっ飛ばしちゃったの受け入れてくれてありがとうね!藤の性格についても、そういう感じに書いてるから、読み取ってくれたの嬉しい!   (2022/9/10 20:16:13)

しうしうそうだね……ちょっとイーラが早く終わらせすぎちゃったから、目覚めないパターンでもいいと思うけど、オスクリタ編めっちゃ長引いてるし、サクッと閉めて次の展開行くのもいい気がするし……   (2022/9/10 20:17:01)

太水個人的には、だけどイーラ戦が最終局面とか早く終わったし、このままオスクリタの話自体を早めに終わらせるなら1、イーラ戦が短めだったからこそ残りの展開は長引きそうでも……って事なら2がいいかなと思ってる。どちらにせよまだどうしてオスクリタはエメラルドの海を拠点にしたかとかは出てきてないし、その辺は探ってから終わりになるとは思ってる。後、これはめちゃくちゃ個人的な話なんだけど、2をとる場合裏尾が出せたら良いなと思ってる。扱いにくいキャラだしイーラとの戦闘でも出てくるとぐちゃぐちゃになりそうだから出すの控えてはいたけど、新しい展開ならまだ扱いやすいかな、っていうのと、キャラ設定的にはこういう時に出せたら出したいなっていうのがある。個人的にお気に入りだから、っていうものあるし……   (2022/9/10 20:18:13)

太水藤さんの所解釈合ってて良かった!   (2022/9/10 20:19:33)

しうしうなるほど!裏尾は人喰い人以来だし(だよね?)うちも久しぶりに見たいから、じゃあ、2番で、けどなるべく巻き目でって感じで行く?   (2022/9/10 20:24:54)

しうしう藤は実は、フィータスの時も(本人は不本意ながら)参加してないし、実は殺人に対して積極的なところもあったりするって感じで書いてる( ´艸`)言うほどいい子じゃないっていう感じ?   (2022/9/10 20:26:49)

太水扱いめんどくさいタイプの奴なのにそう言って貰えて嬉しいな。ありがとう!そうだね、人喰い人の時以来になるかな。了解だよ。巻き意識だね!   (2022/9/10 20:27:29)

太水言われてみれば。仙先生とシェルの方に着いて行ったんだもんね。積極的まで来るのは意外だったな。あくまで躊躇わない手段の一つかと。いつも丁寧に話す子がその内面に暗いものを飼ってる感じ……良いよね……!   (2022/9/10 20:29:18)

しうしうありがとう!(続きはうちが書く感じ?それとも、たいすい書き溜めある感じ?)   (2022/9/10 20:34:49)

しうしうと言うか、うちの中でも今キャラが揺れ動いてる所なんだけど、周りに大切に守られて肯定されてきたからこそ、守るために殺害を厭わない強さもあるし、殺害に対して現実感がない歪みもある、みたいな感じ?だいぶ最初の方だけど、『なんだ、殺してよかったのか』とかも言ってるし!   (2022/9/10 20:36:16)

太水私も続きどちらが書くべきか聞こうと思ってた。書き溜めはないんだけど、裏尾をメンバーにねじ込む事を考えると私がこの先も書いた方がいいかなと思ってるんだけど、いいかな?   (2022/9/10 20:37:31)

しうしううん!お願いしていいかな?   (2022/9/10 20:41:31)

太水なるほどね。未だに実感が伴わないからこそ、守るために殺害するって手段への躊躇いが薄いみたいなところもあったりするのかな。そしてその躊躇いの無さと実力が強さとして現れるみたいな。藤さんも成長の過程にあるって事なんだね。良いな   (2022/9/10 20:46:26)

太水了解だよ!それじゃあ待たせちゃって申し訳無いけど、書いてくるね!   (2022/9/10 20:46:51)

しうしうお願い!   (2022/9/10 20:48:08)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、太水さんが自動退室しました。  (2022/9/10 21:12:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/9/10 21:13:55)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/10 21:14:17)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/9/10 21:15:22)

太水シ「これで一件落着……といきたい所だけど、誰も目を覚まさないな」ワ「ヨモギは……起きてヨモギ。もうイーラは死んだんだ。幻覚は解けていて言い、はずなのに」曹「柑丸の様子も先程と変わらないみたいだ。他の皆も……七尾は?さっきまで倒れていたは……」肌が粟立つ程の鋭い殺意に、咄嗟に姿勢を低くした曹天の、つい先程まで首のあった位置にぬらりと光る刃が通っていった。青い髪の数本が、スッパリと切れて地面に落ちた。刃の根元の方を見る。裏「おい、避けんなよ」曹「七尾……じゃない!裏尾か!どうして!」裏「どう見たってそうだろうが。なんでったってなぁ。七尾があんまり魘されてるからその隙に俺が出てこれた。それだけだ。思ったより出るのに時間がかかったが、今柑丸は寝てるんだろ?丁度いい。お前だけでも殺してやる。刀の片方の恨みもあるんだ。大人しく死ね」シ「ストップ!君が裏尾って子か。入学した際の資料と人喰い人事件の際に報告に挙がっていた」裏「あんた……シアンセンセイ、か。俺とこいつの因縁なんだ、あんた関係ないだろ」   (2022/9/10 21:30:55)

太水シ「大ありだ。曹天君も僕の生徒の一人。君が曹天君に手を掛けようとするなら、僕達は君の敵になるわけだよ」裏「じゃあ全員殺す」ワ「七尾のもう一個の人格って話、聞いてたけど本当に凶暴なんだ。僕達を傷付けるつもりなら、僕だって容赦しない」曹「ちょっと待った。裏尾、君は全員殺す、なんて簡単に言うけど……僕達はこの人数とはいえ、決して弱くはないし、何よりまだ戦える。いくら君でも、無傷で勝てると思う?しかも、仮に全員殺せた所で、君に行く宛ては無いはずだ。それどころか、君はここからそもそも出られないはず。ここに来るまでの道、知らないんじゃない?」裏「なにが言いたいんだ」   (2022/9/10 21:31:15)

太水シ「君が話が通じる相手と見込んでだよ。僕達は、この後ここの探索を続けるつもりだ。それでなんだけど、僕達と手を組まない?前も似た様な話になったみたいだけど、今回も頼めないかな?」曹「そうだ。その刀、片方は君の言う通りもう使い物にならないよね。その内、七尾は新調するよ。僕達と手を組んでくれるなら、その時君の要望を全て聞く。言ってくれれば、全て七尾に伝えておくから。その約束のためなら、僕は自分の首をかけてもいい。どうかな?お願い、だから」裏「……ふん。結局、お前らの言う通りだ。ここまでの道なんて長くて覚えてねぇよ。七尾と柑丸が目を覚ますのを手伝うみたいになるのは気分悪いけど、仕方ねぇな。……それに、アスクも居るんだろ。あいつも寝たまんま、ってのはちょっと可哀想だ。ただし、約束は忘れるなよ」曹「もちろん」   (2022/9/10 21:32:33)

太水ちょっと悩んだ部分があって遅くなっちゃった。遅くなってごめんね   (2022/9/10 21:32:58)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、しうしうさんが自動退室しました。  (2022/9/10 21:39:28)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/10 21:41:50)

しうしう気にしないで!   (2022/9/10 21:41:55)

太水おかえりなさい。ありがとうね   (2022/9/10 21:42:39)

しうしう藤「お久しぶりです、裏尾さん。ご協力頂けるようで、大変嬉しいです」裏「誰だお前」藤「あら、裏尾さんを初めて裏尾さんとお呼びしたのは、私だったと思うのですけど、お忘れですか?」裏「……ああ、ネーミングセンスのイカれた猫人間か。ちっこくなった柑丸達を助けに行ったときの。髪型変わってっと分かんねえな。ただでさえ、俺はほとんどこっちに出てこないんだから」藤「私のネーミングセンスは、イカれてないと思うのですけれど。けれど、朝顔さんに『お花兄弟』と呼ばれるのは嫌だと言われて、新しく『がおがお兄弟』とお呼びしたら、それも嫌がられているんですよね……いえ、私のネーミングセンスはイカしているはず……」シ「君には欠点がある位でちょうどいいと思うよ、藤。少なくとも、『七尾の裏人格』と呼ぶよりは、『裏尾』の方がスマートだ」裏「別にいいんだけど、久しぶりに出てきたら、その呼び名定着してんのな」シ「緊急事態なんだよ、今ちょっとその話は置いといてもらっていいかい?」   (2022/9/10 22:00:22)

しうしう藤「はい。私もこれ以上ムシャが、下らない幻覚で苛まれているのは、耐えられません。しかし、どうしましょう。イーラが死んでしまった以上、彼女に術を解除させることは出来ません……」ワ「ちっ、迷惑な話だよ。死ぬなら後始末をつけて死ねよな。立つ鳥跡を濁さずだろ」曹「まあ、彼女もまさか殺されるとは思わなかったんだろう。実力に自信もあっただろうし、何よりも、泥濘達を生かし、フィータスの死にショックを受けていた僕らが、まさか彼女相手にこんな手段に出るなんて」ワ「確かにね。まあ、僕はヨモギほど優しくないし、フィータスや泥濘達に関しては、部外者っぽいところあるけど。でも、まさか藤がとどめを刺すなんて、とは思ったよ。いいの?皆が起きたら、藤のことを見る目が変わるんじゃない?」藤「ああ、それは嫌ですね。朝顔さんや七尾さん達に嫌われたくはありません。イーラは自害したってことにしません?」シ「別に、なんでもいいけどね。とにかく、今考えるべきは、この精神の結界を、僕たちの力で何とか破らないと行けないってことだ」   (2022/9/10 22:00:27)

しうしうごめん、裏尾のくだりはだいぶうろ覚えで書いた!なんか、最初に行ったの藤だった気がするって思ったけど、記憶違いで誰かの手柄横取りしてるかも!間違ってたらごめん!こんな感じで平気かな?   (2022/9/10 22:01:24)

太水誰が最初に言い始めたのか私もあんまり覚えてなかったな……なんかごめんね。こんな感じで凄く良いよ!ありがとう。後、藤さん髪型変わってたの忘れてた。今どんな髪型してるんだっけ?   (2022/9/10 22:05:05)

しうしう全然!むしろ、ちょっと定着してたの嬉しかった(うち発案だったは確かじゃないけど(()フジは今、結んでた毛先が解けてるから、貧乏パーマを下ろしてる状態かな?   (2022/9/10 22:10:50)

しうしう今日はこれでと似るね!おやすみ!   (2022/9/10 22:10:58)

おしらせしうしうさんが退室しました。  (2022/9/10 22:11:01)

太水しうしう発案なのは確かだよ!元々裏人格、としか呼んでなくて名前なかったから名前もらえて嬉しかった覚えがある((そういえばイーラの攻撃か何かで髪の毛が…みたいなのあったような。うーむ忘れてた、お恥ずかしい   (2022/9/10 22:17:02)

太水お疲れ様だよ。私もちょっと時間ないから落ちるね。次回までに書き溜めさせてもらうよ。おやすみなさい!   (2022/9/10 22:17:27)

おしらせ太水さんが退室しました。  (2022/9/10 22:17:29)

おしらせしうしうさんが入室しました♪  (2022/9/17 20:01:35)

しうしうこんばんはー   (2022/9/17 20:01:40)

おしらせ太水さんが入室しました♪  (2022/9/17 20:02:49)

太水こんばんは〜   (2022/9/17 20:02:54)

2022年07月23日 21時26分 ~ 2022年09月17日 20時02分 の過去ログ
朝顔藤仙
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