ミナコイチャット

「宝箱なのです、にぱー」の過去ログ

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2015年05月07日 04時56分 ~ 2015年05月12日 01時19分 の過去ログ
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しんじ『w……』妹の落ち着くのを待つ間におかわりを用意。さて、本題はここから、だな。『ほら。落ち着いたか?』『あ、うんw…お腹イタイ…』涙目になってるぞ?『それでな、もうひとつ話があるんだ』『…ん?』入れたてをチビチビと舐めながら視線をこっちに向ける。『 文芸部の方が言ってたんだ。ほら、お前の友達のさ』『あ~うん……だれ?』やっぱり気付いて無いか。彼女の予想通り…ま、当然か。『俺と委員一緒にやってた子、いるだろ?』『あ、うんうん。なんかね…お兄達卒業してから、話す機会減っちゃってさ…』だろうな。『俺さ、彼女の家庭教師やる事にしたんだわ』『ほぇっ?!』そうだよな…唐突過ぎるよなぁ…『お兄…大丈夫?』へっ?大丈夫って…何が?『お兄が家庭教師やるのは良いよ?大賛成w彼女勉強いっぱいいっぱいみたいだったから…お兄が見てくれるなら、私も安心w』はい?なんか予想と違う方向に話が…『ほら、彼女人見知り凄いから…私も人の事言えないけどw塾とか家庭教師とか無理でしょw彼女には。』『あ、うん。俺もそう思ってさ』『お兄なら馴れてるからその辺は大丈夫だと思うんだ~』   (2015/5/7 04:56:45)

しんじさすが妹…俺よりよく見てる。ところで心配って?『お兄さぁ?ちゃんと教えられる?』そこっ?!今更そこっ?!お前の勉強教え…て、無い?『お兄の先生ってイマイチ思い浮かばないんだよねぇ…ニブイしにぶいし鈍いし…』いや、それ全部同じだから。『そんなに心配される程、俺、鈍い?』『あったりまえじゃん!?!?今更きかないでよねっ』?!そんなにか…『あ、彼女にちゃんと言った?だいたいどう言ったの?』『あ、あ…俺将来教員資格も取るつもり、なんだけど。』『うんうん』『その為に家庭教師とかもやって起きたいんだけど』『うんうん』『経験無いんで、良かったら俺に勉強見させてくれないかって』『ほぉ~お兄にしては上出来じゃんw』『そ、そう?』『うんw』…なんか上手くいった?これでいいんだよな…   (2015/5/7 05:07:28)

しんじ『おはよう♪あ、お兄から聞いたよ♪』彼女は私の姿を見つけると走って来て声をかけてくれた。『おはようございます…話って?』何を話したのだろう…彼女の表情から読み取る事が出来ない。満面の笑み?しげしげと見つめてしまった。すると…『ふつつかな兄ですが、宜しくお願いしますっ!?』はっ?彼は昨日何を話したの?何をどういう風に話せば昨日のそれがこういう展開になるというのだ。『あ、あの…?』昨日は余計な事を考え無い様にしてた。それでも朝起きた時から頭痛がして(ん…今日は休もうか…)頭痛の正体が昨日の会話なのは解ってる、彼女と顔を合わせた時どんな表情をすればいいのか…避ける事は考え無かった。それが…   (2015/5/7 05:17:19)

しんじ『お兄が昨日ね、貴女の家庭教師をやるって言い出してね』ん…それは昨日聞いた。でも…他の話は?大体いきなりそんな話を言い出して、不思議と思わなかったの?…思わないんだろうな、この兄妹は。だから『あ、冗談…だよね?』誤魔化して無かった事にしよう。そう考えたのだが…『あ、ううん!私からもお願いする!お兄を男にしてあげてっ?!』手を握られ何度も頭を下げ…ちょっと待て、この場所は目立ち過ぎる。登校してきた人達がじろじろとこっちを見ていく…それに…その言葉!聞く人によっては絶対に誤解する!『お願い…お兄の頼み、聞いてあげて?』上目使いに目をウルウルとさせながら私の顔を覗き込む。顔が近い…てか、その表情、反則でしょっ?!しょうがない(?)…この状況で断れる訳無いじゃないか!だから『うんw放課後…詳しく話して?』『うん!ありがとう!?』抱き…つ、かれた?!顔が真っ赤になってるのが自分でも解る。お、お願い離して…   (2015/5/7 05:34:40)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/7 05:36:55)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/7 06:55:15)

しんじ『美女と野獣』//今日一日、授業が頭に入らなかい…ノートは辛うじて写しているものの、人の声に上の空なのが自分でも判る。今朝の反応の驚きと興奮、それと(何を話した…)という不安で、目の前がぐるぐると回る…『大丈夫?顔が赤いわよ?』4時限目先生に声を掛けられ…そのまま倒れて保健室へ。(ん…頭痛、考え過ぎじゃ無かったのか…)保健室のベッドの上で今更の事を考え。(ん、少し寝よう)確かに昨日は中々寝付けなかった。夜食欲が無かったのは単に気疲れだと思ってたのだが、違っていたのか。駄目だ…思考の闇に堕ちる…目を閉じ、少しでも体を休めようとしながらウトウトし始めた頃、(あ、昨日のこの感じ…先輩?)額に誰かの手が置かれ(気持ちいい…)今度は安心して私は眠りに堕ちていった…   (2015/5/7 07:09:28)

しんじ『…悪い事しちゃったかな…』寝顔を見ながら(ホントに子供みたい…)中学に入学して、最前列に並ばされ(ん~ここかぁ…)みんな制服になって大人っぽくなったのに私だけ子供のまま取り残され。(お兄もひどいよ…一人だけ身長伸びてさ)いじけ始めてた頃。(あっ?!)隣のクラスの先頭に私と同じ位の子が居て。(あ、目が合った!)何故か彼女も自分と同じ事を考えている気がして『と、友達にな、なって下さい!』ありったけの勇気を振り絞って声をかけたあの日から、貴女は私のお気に入りなんだよ…知ってる?私はお兄がいたけど、彼女は一人ぼっちで…(すごいなぁ…)いつもそう思っていた。お兄に素直になれなくなって、そんな時も『お兄さんがいていいね…私、兄弟、居ないから…』それで(あ、私は幸せなんだ)お兄と仲直りする事が出来た。『お兄さんと同じ学校に行くの?私も頑張ろう…かな?』wホントは同じ学校なんて無理だと思ってたんだよ?気付いてた?   (2015/5/7 07:27:42)

しんじいつでも私の本当ににしたい事に気付かせてくれて、私より私の事を知っていてw私なんていつだって自分が何をしたいのか判らなくってw私だけ背が伸びちゃったから居心地悪かった?私がお兄に反発したように貴女も私に腹がたったよね?それでも一度だってそんな素振りは見せないで…貴女はきっともう一人の私なんだよね…こんな事言ったら怒られるかな?ガラッと音がして扉を見ると…お兄?なんで…あっ?!彼女たちも一緒かぁ   (2015/5/7 07:36:08)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/7 07:51:14)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/7 16:20:07)

しんじ彼女の親に予め家庭教師をさせて貰う許可を頂こうと(相手の家を訪れる事になるので当然の処置)彼女の家に電話を入れると…彼女が倒れたと学校から連絡があったと聞き『あ、それじゃ僕たちが迎えに行って送ります』親にそう告げ、学校に早めに来た次第。妹に『司書室に居るから、彼女が目を覚ましたら教えて』と言い残し、司書室で俺たちは待つ事にした。『ん、昨日の今日だからね…寝不足かな』『多分ねw今日連絡入れて正解だったね』『本当。対応が遅れると期を逃す事もあるしね。』この二人が一緒に来てくれた事に感謝。俺だけだったらきっと(自分の対応が間違ってたのか?)と自分の世界に入ってそうだ(苦笑)…やがて保険の先生が『目、覚めたよ。寝不足とちょっと貧血気味かな?帰り道、気を付けてあげて。後、あの子の親にも説明しといてね。』そう告げて立ち去り、俺たちは彼女を迎えに行った。   (2015/5/7 16:34:11)

しんじ『すいません…余計な心配をおかけして…』まだ顔色の冴えない彼女を連れて帰路に。『お兄、後は頼むね?』妹は午後の授業に戻って行った。『アンタさ、おんぶしていきなよw』『そ、そうか?』真っ赤になって辞退する彼女を女性二人が説得(?)し、俺がおぶって帰る事に…ん、軽い。『君は、さぁ…もう呪縛から解放されているんだよ?』『…?』友達にここは任せよう、俺は黙っている事にした。『君がコンプレックスを感じてるのは解るつもりだ。私達も同級生にモデル級…あ、今は本物のグラビアモデルか。そんなヤツと5年も一緒だったからねぇw』『んwwお陰でアタシは髪を伸ばし損ねたよw』『あ、中2になってショートにしたの、そうだったの?』『えー?!アンタ今まで気付かなかったの?それ、ジミにひどくね?』『いや、単に面倒臭くなったのかなって』『ちょいちょーい、アンタの中のアタシ、どんなキャラよ?』『聞きたいたっぷり3時間位かかるけど?』『…ごめんなさい、聞きたく無いです』『そっかwそれは残念ww』『…あのぅ…』俺の耳許に小声で『いつもこんな感じなんですか?』ん、息がくすぐったい…『あ、うん。』   (2015/5/7 16:54:06)

しんじ(ん…なんか楽しい)最初は私に気を遣わせない様に振る舞って要るのかと思って…素直に受け止めきれなかったのだが。『…そっかぁ』私がずっと憧れ続けた世界は、やはり暖かい場所だった。『あ、話を戻すんだけどいいかな?』知的な顔立ちの先輩がその風貌にあったハスキーな声で私に話かけてくる。『アンタさ?ただでさえ誤解受けやすいンだから、優しく言いなよ?怖ーいお姉さんキャラなんだからさww』ん、この先輩も可愛らしいw如何にも活発そうでショートが良く似合う。それに声も可愛らしい…ちょっと羨ましい。『煩い外野は無視wあ、さっき言いかけた話なんだけどね』『…はい』『君は小柄なのがコンプレックスなのだろ?彼の妹さんに置いて行かれて、一緒に居ると比べられるから嫌だ、と?』(ん…この人本当に良く見てる。隠しても無駄だろうな…)そう思い『…そうです』素直に認める。『うん、君の気持ちは凄く解る!』何故かショートの彼女の胸に視線を送った後『でもね、もう君を比べる人は居ないと思うよ?君はついていたのかも知れないねw』『…はい?』   (2015/5/7 17:11:08)

しんじ『もし君が人並みに成長していたら、それこそずっと比較され続ける事になる。容姿の差は歴然とした事実だしねw私達も中3の頃本気で悩んだよw』『そうそうwなんせ全校1位と2位がライバルなんて、普通諦めるトコだよねww』『まったく…勝手に美少年に成長してさ。私は許可した覚えは無いのに。』『いや、それってアンタの許可要る?wま、ホントに焦ったけどねww』『君は知らなかっただろうけど、クラスの女子の半数は君に惚れてたんだぞ?w』それは初耳…ていうか、何故俺に振る?『私達はその前からなのに。ミーハーと一緒にされて困ったもんだwま、それは置いといて、ね?』『置いとくならするなwww』『w君は彼女の容姿に惚れたんでは無いんだろ?』『…はい』背中でじっと聞いていた彼女が小さく頷く。『彼女もそうだろwむしろ彼女の方が気にしてたんじゃないかな?』『えっ?』『中1の頃、お兄ちゃんばっかり背が伸びて~って当たり散らしていたらしいしw』『そうなんですか?』俺は黙って頷く。あったな、確かに。   (2015/5/7 17:25:49)

しんじ『多分自分ばっかり背が伸びて、申し訳無く思ってるんじゃ無いかな?一緒に居たら君を傷つけそうだ、とかさw』そ…うな…の?そんな風に考えた事は無かった。でも…私達二人だけの時、彼女はいつも優しかった。抱き付いたりされたし。あれは、そういう意味だったのか…今朝人目を気にせず抱きつかれたっけ。彼女の好意を疑ってたのは、つまりは私?それで『先輩…すぐ抱き付くのって…彼女のクセですか?』確認したくて彼に尋ねる。ん、何故かドキドキして鼓動がばれていそうで恥ずかしい。『そうなのっ?!』『ア、アンタたち…いつもそんな事してんの~?!?!』女性二人が先に反応した…w彼女達も可愛いw二人も彼に恋してるんだ…。『ちよ、ちょいまち!?お前らなに勝手に勘違いしてる?!』詰め寄る二人を避け『妹にそんなクセ、無いよw足癖は悪いけどねw』そうなの?それじゃあ…私にだけ?うっそ…   (2015/5/7 17:38:47)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/7 17:38:55)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/7 19:38:28)

あやかツンデレラと美女と野獣本にしたら、何ページあるのかな。結構量ありそうw   (2015/5/7 19:39:41)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/7 19:39:55)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/7 20:03:34)

しんじあや、そそw『ツンデレラ』は間に『新説:シンデレラ』を一章舞台のシーンとして導入する事で一話完結の話になるw『美女と野獣』は本にするには大幅に書き直す必要あるねw欲張って色々詰め込み過ぎたwまぁ、物語シリーズの元ネタ?として、先々プロデビューの時に書き直すわw今後ちょうど良いからお兄さんの高校を舞台に物語シリーズとして書いてくわw   (2015/5/7 20:10:46)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/7 20:11:14)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/7 20:47:39)

しんじ『美女と野獣』//彼女を家に送り届けて母親に挨拶をし…『僕自身の勉強の為にも家庭教師をやらせて頂けないでしょうか?』『本当に宜しいんですか?貴方の事は娘からいつもお伺いしておりまして…此方からも改めてお願いします。ふつつかなわがまま娘ですが、どうぞ見捨てずに宜しくお願いします。』『ちよ、ちょっと母さん…』『いえいえ。此方からこそわがままな申し出を快く受けて頂き、本当にありがとうございます。』その後、曜日と時間を確認して俺達は彼女の家を後にした。『いい家族だよねw』『そうだね~♪彼女が変な方向に行かなかったのは、あの家族のお陰だねw』二人の会話に『ん?』何か…凄い違和感?   (2015/5/7 20:57:18)

しんじ『変な方向って?』思わず聞き返す。『あ、あ~、ま、その…説明任せたっ!?』『んwつまりね、彼女の様に内証的な子と云うのは時折考えが在らぬ方向に向かう事がある、そういう事なのよ』『在らぬ方向って?』『つまりさ…人を傷付けたり自分を傷付けたり…ね?』あぁ…やっと解った。二人は最初から、それを心配してたのか。『そうなんだ~wやっぱり知り合いに不幸があったら嫌でしょ?』『うん、確かに。俺、そこまで考えて無かった』二人は顔を見合わせ『君はそのままでいいんだよ♪』『アンタは充分良くやってるってw今回だって、ちゃんと彼女を見付けてあげたでしょ?』背中をバシバシッと叩かれ。『勉強、しっかり見てあげるんだよ?』『うん~この際ウチラの大学合格を目標って、どう?』えっ?『いいね、それw』『でしょ~?目標は明確な方が頑張れるしねww』…俺らの大学…偏差値高くね?   (2015/5/7 21:10:08)

しんじ『母さん、ありがとう』母に頭を下げると…『本当にいい先輩達ねwあなたがどうしても今の高校に行くって頑張ったの、納得したわw』温かな笑顔。『私ね、雲居の雁なんだって』『えっと…なんだっけそれ?母さん、昔習った事ある気がするけど…昔過ぎて忘れちゃったw』『ww』二人で顔を見合わせて笑い…『迷子の雁w先輩達ね、私を探しに来てくれたんだってw』そう…白鳥でもアヒルでも無かったけどw先輩達は私に存在を与えてくれた。そして…同じ群れに彼女も居るっ!?『そうwあなた昔から方向音痴だもんねw』『ち~が~う~w…あ、でも…そうなのかな…?』『そうですよw』…いや、やっぱり違う様な?でも母は納得してるし、いいかw『今日は早寝しなさい?』『うんw』早退したから勉強しようにも…どうしようも無い(苦笑)。(遅れたら、先輩に責任取って貰おうw)先輩の家庭教師…ワクワクする。えっ、ちょっと待って…   (2015/5/7 21:24:15)

しんじ『ねぇ、母さん。何処で勉強見て貰おう?』『何言ってるの?あなたの部屋でしょw』え、えーっ!?!?わ、私の部屋にせ、先輩…い、いや、だ、だってふ、ふ、二人だけって…む、む、無理無理ムリムリむり~!?!?『何慌ててるのwちゃんと部屋は掃除しておきますよ♪』そ、そそ、そうじゃなーいっ!?た、確かに当番とか二人で居たけど…へ、部屋だよ?学校の図書室とかと全然違う!『何を真っ赤になってるのよw格好いいものね、先輩w』『かあさ~ん…』実の娘を冷やかす?そこっ!?『ああいう息子が居てくれたら、ねぇ…』お、おぃ…いま何を想像した?!『…w』母は意味ありげな視線を送って『さて、ご飯の仕度しなくちゃね。今日は消化の良さそうな物にするね』そして…『あの人、好き嫌いあるのかしら』えっ…   (2015/5/7 21:34:57)

しんじ一旦ここで。ポケにいくね♪   (2015/5/7 21:36:55)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/7 21:36:59)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/8 01:37:41)

しんじ『美女と野獣』//『ただいま』無事に送り届け帰宅すると『あ、お兄っ!?お帰り~♪ね、どうだった?』妹が玄関の閉まる間も無く飛んで来て話し掛けてくる…ちょっと待て(苦笑)。居間に移動しアイスコーヒーで喉を潤し、『さて…』順を追って話していく…コンプレックスから避けていた事は除外して。『そっかぁ…良かったぁ~』妹は心底安堵したようで、『お兄っ!彼女を頼みますっ!!』手を合わせて拝んできた。『お前そんなに心配してたのか?』過剰な反応に正直驚いていると、『当たり前でしょ!私にはお兄が付いててくれたけど…彼女には誰も居なかったんだよ?!ほら、私が近くに居ると彼女に迷惑掛かるし…』ん?そこ、もうちょっと詳しく話してみ?『文化祭の後からさ…私、話題の人じやんw彼女人見知りの上に体弱くて、人の多いトコ駄目でしょ?だからさぁ…心配でもさ?私が近くに居ると彼女を疲れさせちゃうなって…』(ん…妹なりに気を使ってたんだ)うつ向いてモジモジしてる妹を慰めようと…クシャ、頭に手を置いて…(あ、しまった!)慌てて引っ込めると…『…なんでやめんのよぉ…』上目使いにジトッと睨む。へっ?『んもぅ…お兄ってやっぱり鈍いわ…』   (2015/5/8 01:57:00)

しんじ『ご飯の仕度してあるから。先に風呂もらうね~なんか疲れた…』手をひらひらさせて部屋を出ていく。わ、わからん…兎に角、これで落ち着いたんだよな?二人に電話を入れ、夕飯の準備を整え…チラッとゲームに目をやり(ん、まさか…ね?)恐る恐る(?)電源を入れ、立ち上げる。いつもの画面、キャラクターカグヤを選択し(ちょっとだけ…ね?)挑戦者募集にすると…『んんw』果たして。そこには挑戦者ビーストの表示。(これって…ていうか~寝ろよ(苦笑)何が気になって眠れないんだぁ?まぁお互いさまか、そこはwそして、試合開始!距離を取りいつもの(というか…これしか出来無いんだがw)戦法。直ぐに正体はばれている筈w相手はいつも程には様子見する気配も無く…(ん、来るな)身構えて迎撃姿勢を取る。今回は足元に来たなら膝を合わすつもりで。すると…?   (2015/5/8 02:10:02)

しんじ相手は射程距離ギリギリで急に立ち止まり、両手を上に挙げた。(ん?何を狙ってる…あ、膝を警戒してるのか)そのまましばらく睨み合い…(な、なんだこれ…なんかドキドキしてきたぞ?)画面は筋肉男なのだが、その向こうにいる彼女の姿がダブッて(な、何をする気なんだ?)相手の考えが読めない。風呂から出た妹が背後に立つ気配がしたが、画面から目が離せない。そして…両手を拡げたまま飛び付いて来た。足元では無く体めがけ…回避?迎撃?………俺はコントローラーを下に置いた。画面ではビーストがカグヤを捉え………動かない…まるで二人が抱き合う様な格好のままタイムアウトw判定…勝者カグヤ!『んんw』後ろで妹の声が聞こえ…『あっ…』振り返ると妹が怒りながら笑ってる…いつ見ても器用だ…『お兄…説明して貰えます?』どうやら妹は全てを悟ったらしい。そう、ビーストの真の姿に…   (2015/5/8 02:23:43)

しんじえっと…長編になりました『美女と野獣』、完結です、はい。この後、後日談とか書く予定だけど、取り合えず本編は終わりwなんか登場人物と別れるのが悲しい~; ;(笑)…予定では公園の謎解きですんなり終わると思ってたんだけどwやっぱりハッピーエンドでないと、ね?(お兄さん一人、受難は続きそうw)。ではまた、後日談にて。   (2015/5/8 02:29:54)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/8 02:29:59)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/8 14:44:44)

しんじ『物語シリーズ/赤頭巾』//私がその少年と初めて会ったのは小学校5年生の教室だった。クラス代えで仲の良い友達の姿を探していると、彼の姿が視界に飛び込んできてドキッとした。他の男の子たちとちょっと違うお兄さんぽい雰囲気…その時から、彼は私にとって特別の存在になった。彼には二才年下の妹がいて、いつも一緒に登校してくる。すごく仲が良くて、一人っ子の私にはとてもうらやましかった。妹さんはアレルギーとかいうので肌が出ない様に夏でも長袖を着ていて、フードの付いた服を着ていて、それが白い服が多かった。私たちはいもうとさんの事を「白頭巾ちゃん」と呼んでいた。   (2015/5/8 14:54:45)

しんじ授業参観や懇談会の時に彼のお母さんを見た記憶が無い。私たちはきっと白頭巾ちゃんのとこに行ってるからだと思って、特に不思議とは思わなかった。ただ、彼が親が来ないのに寂しそうにしていないのを見て「えらいなぁ」と感心(?)していた。彼は授業が終わると友達と遊んだりしないで、すぐに白頭巾ちゃんを向かえに行き、二人で帰って行った。そういえば課外授業でキャンプがあったけど、彼は「お家の事情」とかで参加しなかった。同じ班になるはずだった私には、すごく残念だった。   (2015/5/8 15:02:36)

しんじその日彼は一人で登校してきた。「今日妹さん、一緒じゃ無いんだね」と聞くと「うん。熱を出して寝ているんだ。」彼はちょっと寂しそうだった。そして、『ぼく…妹のお昼を作らないといけないから、今日はお昼で早退するね。』と言うので、「うん。帰りにプリントあったら届けるね。」と言った。私と彼の家は途中まで同じ方向だったから、少し寄り道すればいいだけだからだ。彼は他の男の子とあまり遊ばなかったから。白頭巾ちゃんの面倒を見ていたから、男の子たちも彼を誘わなかった。   (2015/5/8 15:08:58)

しんじやっぱりこの日もプリントと宿題が出て、私は(彼のお家に行く口実ができた♪)と、喜んで届ける役目を引き受けた。彼のお家に着いて呼び鈴を押したけど、誰も出てこない。(おかしいなぁ…寝てるのかな?)玄関のカギはかかってなかったので、私は「こんにちは」とアイサツしながら玄関を開けた。(あ、やっぱりクツがある)もう一度「こんにちは」と声をかけ、(先生にプリントの説明、頼まれているし…)思いきって部屋に上がると…奥の方で子供のかすかな泣き声がする。   (2015/5/8 15:16:15)

しんじ(あれ、白頭巾ちゃんだ。どうしたんだろう?)奥の部屋に行くと…大人の男の人が倒れ、その横にバットを持ったまま立っている彼。白頭巾ちゃんの服は、血で真っ赤になっていて…私はその場で気を失った。最後に見たのは、こっちを向いた彼の寂しそうな顔だった…。   (2015/5/8 15:19:53)

しんじ私はそのあと一週間病院に入院する事になった。家族や友達がお見舞いに来てくれたけど、その時の事はぼんやりとしか覚えてない。家に帰って来てお母さんが私の退院祝いに私の好きなハンバーグを焼いてくれたけど、私は臭いをかいだ途端に吐いてしまい、また入院する事になった。それ以来お肉は食べられなくなった。病院は暇で、私は本ばかり読んで過ごした。寝ると変な夢を見て怖い気持ちになるので、寝るのも嫌いになってしまった。お陰ですっかり痩せちゃった。   (2015/5/8 15:28:16)

しんじ一番仲の良い友達(3年生から一緒の元気な男の子みたいな子で、彼女の長い髪をみつあみにするのが私は好きだ)が、毎日お見舞いに来てくれた。時々私を抱き締めてくれて、その日は嫌な夢を見ないで良く眠れた。ある日彼女にそれを言うと「じゃ、毎日ずっとアタシがそばにいてあげるw」と可愛く笑った。私もつられて笑った。この時は結局1ヶ月入院した。   (2015/5/8 15:34:11)

しんじ家に戻って、あの日の事を詳しく聞く事が出来た。あの日彼が家に帰ると、お父さんが妹にイタズラしようとして、彼が玄関にあったバットでお父さんを殴ったそうだ。(バットで殴るほどのイタズラって…なんだろう?)よく分からないが、よっぽどヒドイイタズラをしようとしたんだって事は分かった。だって私は、クラスの男子がイタズラしてみんなが怒っていても、彼が怒るトコを見たことが無かったから。学校に登校する許可が出て登校すると、彼の姿は無かった。あの日から直ぐに、転校したと聞いた。   (2015/5/8 15:41:23)

しんじその後は平和に毎日が過ぎ、私は卒業して中学生になった。仲の良い友達も一緒で私は安心した。そして…同じ教室に、あの日見た彼によく似た雰囲気の男の子…(ん…)彼を見て胸がチクリと痛んだ。(こないだ読んだ本のあれ…そう、雲居の雁って言うんだっけ)…雲居の雁は女性だけどwクラスに馴染まない彼に興味を(いや、多分それ以上だろうな…)持ち、先生に聞くと、「彼、小学生の妹さんと留守番する事が多いんで、委員会や部活は出来ないんだって。」と、教えてくれた。   (2015/5/8 15:49:47)

しんじ「彼、アンタの初恋の人に似てるねw」わざと明るくからかう友達に「んwそだね」私もわざと明るく答え…「どうする?」イタズラッコの笑いを浮かべる友達に「んwやっぱり…仲良くなりたいw」(ん…私も懲りないなぁ)自分自身に苦笑しつつ、(今もあの兄妹は元気かな…)ふと、そんな事を思ったりした。  『赤頭巾:完』   (2015/5/8 15:55:20)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/8 15:55:31)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/8 16:02:22)

しんじ『美女と野獣』を書いていた時、他の登場人物が徐々に固まってきて…お兄さんの友達二人の話がどうしても書きたくて、『赤頭巾』、書いてしまいました…(苦笑)。次は…もう一人の隠れヒロイン「人気投票1位」の彼女をネタに、ラプンツェルを書く予定…んんwまた長編になりそう…あ、後で気分転換に『美女と野獣』後日談を書きますw赤頭巾、暗い話になったからさwでは、また後で。   (2015/5/8 16:08:33)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/8 16:08:38)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/8 19:30:45)

あやか白頭巾が血まみれになったから、赤頭巾?読みながら実は兄妹が狼何じゃないかとか変な想像してた笑笑 オオカミ少女とユキとかなんとかいう映画みたいなの。   (2015/5/8 19:35:54)

あやか映画の題名よく覚えてないな…テレビで見たのに()   (2015/5/8 19:37:13)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/8 19:37:19)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/8 19:50:14)

しんじ狼少女の話、あったねw俺も題名覚えて無い(苦笑)。赤頭巾にかけて白頭巾ってアダ名をつけたら真っ赤に染まって結局赤頭巾になってしまった…というオチね。ラプンツェル…ディズニー以外の話だとかなーりエロい話になるという…さて、どうやって話を紡ぎましょ?(苦笑)   (2015/5/8 19:54:44)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/8 19:54:50)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 01:21:34)

しんじラプンツェル、ディズニーの見て感想、あのディズニーのキャラだとショートの友人の方がイメージ会うわwなので主役を変更して、「美女と野獣番外編」といきますw   (2015/5/9 01:25:40)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 01:26:03)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 02:59:25)

しんじ『物語シリーズ/ラプンツェル』//『今日から新しいお友だちが増えました~。みなさん、仲良くしてあげて下さいね。』3年生になった最初の日、先生の隣には綺麗なお人形さんのような服を着た髪の長い女の子。(わぁ…顔も可愛い…本物のお人形さんみたいだ)それが私の彼女への第一印象。ペコッと姿勢良くお辞儀してアイサツ。(物語の中から飛び出して来たみたい…)それほど現実離れしていた。私の隣の席に腰掛け…(えっ…いい匂いがする…)私はいっぺんに彼女が好きになった。机を寄せて一つの教科書を一緒に見る。『ありがとうございます』大人みたいな口の聞き方につい『…w』口を押さえて笑ってしまった。そして、『あ、ごめんなさい』慌てて彼女に謝る。『あ…へ、平気…』彼女は下を向いてしまった。(しまった…)後で学校を案内して、それから…失敗を取り返そうと、その日1日私は凄く頑張った、うん。   (2015/5/9 03:15:15)

しんじ学校の中を案内し、友達や先生の事を話し、飼育小屋のウサギとハトの名前まで教え(あ~でも彼女の服じゃ飼育小屋の掃除は無理か…)なんて余計な心配までして。とにかく彼女に気に入られたくて私は必死だった。他の子に、案内役を取られたく無かったのだ。それはどうやら成功したようで、『彼女が早くみんなに馴れるよう、面倒見てあげてね?』。先生に言われて私は力いっぱいうなずく。下校時間になり、彼女のお母さんが学校まで迎えに来て…『宜しくお願いしますね?』大人にする様なアイサツをされ、『は、はい!ヨロシクお願いします。』…彼女を見送りながら、(明日…来るかな?)自分が何か失敗してないか、それが凄く心配だった。   (2015/5/9 03:28:03)

しんじ『学校、馴れそう?』『はい、母さま。』帰り道、母に付き添われながら(道…覚えられるかなぁ)一人で通う事に不安になる。学校の方は感じのいい子の隣で良かった。最初笑われた時はショックで泣きそうになったけど、彼女はすぐに謝ってくれて、そのあと色々と親切に教えてくれた。うん、あの子となら仲良く出来そう。『帰ったらお姉さんと一緒に今日はピアノの日よ?』『はい、母さま』私はピアノが好きじゃない…そんな事言える訳無いけど。   (2015/5/9 03:35:17)

しんじ姉は今年から中学に上がり、姉の学校に近いこの町に家族で春休みに引っ越してきた。新しい家は父が知り合いから買った今まで住んでいた所より大きなピアノも置ける家。庭もある。(犬飼いたいなぁ…)母は動物が嫌いだから無理なのは判ってる。手を洗い、姉の帰るまで部屋の片付けをして(まだ全部終わってないから)…前は無かった二段ベッド。私は下。上なんて怖くて登れないけど。姉はとっくに片付けは済んでいる。私だけ。ノロマだからしょうがない、うん。   (2015/5/9 03:47:09)

しんじピアノの練習…何回やっても手が届かない。帰ってから夕飯、そしてお風呂。ピアノの後は髪をとかすのが大変。手がダルイ…言える訳ないけど。新しい学校初日は…疲れた。   (2015/5/9 03:52:10)

しんじえ~新連載『ラプンツェル』開始。今回の主役は「お兄さんの友達の片割れ」…あれ?活発なボーイッシュって設定は?いや、物語は始まったばかりなので。//今日は書き出しだけで。土曜は休みなので…また書き込みします。   (2015/5/9 03:56:50)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 03:56:56)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/9 12:47:24)

あやか狼少女か…カタカナかと思ってた。   (2015/5/9 12:48:18)

あやかピアノ…親に言われて私も習ってたけど、止めたな~中学の時に後悔して高校生なったら『やってもいい』っても言ってたけど、結局習ってない。   (2015/5/9 12:53:07)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/9 12:53:11)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 14:06:43)

しんじあやも習ってた事あるんだ。俺も姉に付き合わされて通ってた。あ、学校お疲れ様♪下の息子キャンプ(課外授業)行ってて、今日帰ってくるんでさ?買い物行ってそのあと迎えに行ってくるわwまたあとでね~♪   (2015/5/9 14:09:45)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 14:09:54)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/9 15:18:23)

あやか課外授業あるんだね。小5、中2の時に、2泊3日で野外学習っていうやつあった。キャンプじゃなかったけど…   (2015/5/9 15:22:12)

あやかあ、高1の時は合宿あった。   (2015/5/9 15:23:21)

あやかそして、来月修学旅行。行きたくないー…   (2015/5/9 15:24:02)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/9 15:24:09)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 16:35:48)

しんじただいまw正確にはキャンプ場での課外授業、ね。あやは修学旅行、何処に行くの?此方は小学校は日光、中学で京都奈良、高校は…色々w俺は高校は広島と四国だったw   (2015/5/9 16:39:13)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 16:39:31)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/9 17:37:19)

あやか日光?どこそこ(;´・ω・)   (2015/5/9 17:38:01)

あやか小学校京都奈良、中学東京らへん、高校シンガポール。   (2015/5/9 17:39:12)

あやか去年までは、海外方面(オーストラリア)国内方面(九州)の選択だったけど、今年から全員シンガポールなった。一貫生は違うとこ。   (2015/5/9 17:42:34)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/9 17:42:58)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 17:45:01)

しんじ日光は栃木県。徳川家康が自分の死後に江戸を見守る為に日光東照宮を造らせたとこね。小中学校は歴史由来の場所に行くのが普通だからね~   (2015/5/9 17:48:26)

しんじ海外かぁ…いい機会じゃんwシンガポールなら街は綺麗だし(ゴミポイ捨ては厳罰になる国)、生きた外国語に接する事出来るしwまぁ~楽しんでおいで?   (2015/5/9 17:51:47)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 17:52:00)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 18:13:23)

しんじ新しい学校は楽しかった。隣の子は私の知らない事を色々と教えてくれ、私はみんなに混じっていろんな遊びを覚えた。鬼ごっこ、サッカー、缶けり…『あなたって子犬みたいね』『い、犬?なんで~?』ある日友達に言われて聞き返すと『だっていっつも走り回ってるし。それに髪が尻尾みたい。』『そ、そう?』『うん。』二人で顔を合わせてしばらく笑う…うん、私は学校にいる間ずっと走り回っていた。家にいる間はじっと大人しくしていないといけないから。   (2015/5/9 18:21:57)

しんじ『ラプンツェル』//『女の子は女の子らしくしないと駄目ですよ』それが母の口癖。姉は大人しく静かで私の憧れ。でも…私は母の言う様な、姉の様にはなかなか出来なかった。体を動かすのが好き。体育が一番好き。一番苦手なのは習字…家でもこれはやらされたけど、じっとしているのが苦手だった。クラスでも字が綺麗だと誉められた…私、嫌いなのに…何かへん(苦笑)。だから、母の居ない学校は好きなだけ走り回れる私の大好きな場所。熱を出しても休みたく無くて学校に行き、先生に怒られたっけ…   (2015/5/9 18:32:32)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 18:32:39)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 19:38:31)

しんじ4年生の頃、スカートめくりが流行った事があった。ヒラヒラした格好の私は格好の獲物となり、毎日男子に狙われる事に。『私…ズボンがいいなぁ。』姉に向かって愚痴を言ってると『私が話してあげようか?』『えっ…だって絶対反対されるよ?』姉は笑って『言ってみないと解らないでしょ?』そして…母は予想通り『女の子がズボンなんて…』あ…怒られる。ところが『いいじゃないか。確かにズボンの方が動き易いだろ。』一番反対すると思っていた父がスンナリと承知したので、母はそれ以上反対せず、休みの日に私の服を買いに行く事に。母は決して父には逆らわない。姉もそれを知って言ったんだと思う。   (2015/5/9 19:48:28)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/9 19:52:15)

あやか街綺麗なの知ってるよ。ポイ捨てするわけないじゃんw嫌なのは、グループで別れて分散するから、色々不安だし、シンガポールの公用語英語だけど、自制   (2015/5/9 19:55:32)

あやか変なとこで更新しちゃった…。   (2015/5/9 19:55:53)

あやかhaveとかがないし、英語適当だし…   (2015/5/9 19:56:47)

あやか大勢でドンチャン騒ぎするの嫌い…少人数で喋ってるほうが楽しい。   (2015/5/9 19:57:46)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/9 19:58:10)

しんじ5年生も友達と同じクラス、(やった~!?)。彼女は同じクラスの男の子の事が好きになったみたいで、二人で彼の噂をしてキャーキャー言ってた。ところが…あの事件が起こってしまう。「娘に暴行未遂。止めに入った兄(未成年)との揉み合いの末、父親死亡。」彼が未成年だったので大きなニュースにはならなかったが、私達の地元では毎日この話ばかり。友達は事件現場を目撃したショックから入院してしまった。検査の後一度は退院したのに、また直ぐに入院。(どこが悪いんだろう…)私は毎日学校の帰りに病院の彼女のところにお見舞いに行き(病院は学校から歩いて行ける位近かった)『あのね…変な夢を見て眠れないんだ…』青白い表情の無い彼女を見て、私は彼女を抱きしめていた。いつも私が泣いてる時、姉がそうしてくれたから。   (2015/5/9 20:06:46)

しんじ『ありがとう…あなた温かいんだね。』いつもの様に抱きついて『早く良くなってね』と言うと…『あなたが来てくれると、嫌な夢見ないで済むから良く寝れる。』『うん!それじゃ毎日来る』私はそれから毎日通った。1ヶ月(これって長いの?短いの?)で彼女は退院して、夏休み前には登校出来る様になった。ところで…家でこの事件の話が出た時、父は黙って聞いているだけだったが…『止めなさいっ!』母に凄く怒られた。以来、両親のいるところで、この事件の話をする事は無かった。姉は夜寝る前に『今日、友達どうだった?』と小声で聞いてきて、『うん!姉さんがいつもしてくれるみたいにしたら、良く眠れるって言ってくれた!』『そう、良かった。きっと直ぐに良くなるよ。』『そうかな~』『うん。あなたの気持ちが伝わったもの』そう言ってくれた。そっか~じゃ、明日も抱き締めよう。   (2015/5/9 20:19:32)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 20:20:10)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/9 20:45:12)

しんじ小学校生活はその事件以降は特に何も無く、学校と家、習い事の往復。あ、5年生から私はブラジャーを付け始めた。最初は恥ずかしかったが、母に言われて。6年の時は姉の学校を受験する事になる予定だったのだが…友達のご両親がある日家に訪ねて来て。『勝手な申し出とは存じておりますが、是非お嬢さんを娘と同じ学校に通わせて貰えないでしょうか。』…父と母は何日もこの申し出について話し合い、私は彼女と同じ公立の中学に行く事になった。私の髪はこの頃腰まで伸びていた。   (2015/5/9 20:54:45)

しんじ中学生、友達と同じクラス。彼女は初恋の彼に似た男の子に興味津々(笑)。彼女は文芸部に。私は…美術部(笑笑)『えっ?!なんで?』陸上部やバスケ部から誘いはあったが(小学校時代リレーの選手に選ばれたからな~)運動部は母に駄目と言われていたし。『美術部ならさ~適当に何かしてるフリして毎日学校に残れるでしょ?』これは姉の提案。家に帰れば、もう自由は無い。少しでも帰宅を遅らせたかっただけ。外見は女の子らしさを増す一方、私は日々男の子たちと駆け回っていた。恋愛が何なのか、全く興味無かったのだ。友達をからかい、部活をサボっては学校中を駆け回り(苦笑)…そして…   (2015/5/9 21:10:36)

しんじ姉が自殺未遂を起こしたのは、私が中1の夏休みの時。その日は母に連れられて、母の実家に泊まりに行っていた。姉は体調が優れないからと留守番、父は仕事で来れないので、姉と父を残し最初から一泊の予定だった。夜中に電話が鳴り、なんとなく寝付けずにいた私もそっと様子を伺いにいくと…母が電話の前でうずくまっていた。祖母が母を励まし、祖父が電話で詳しい話を聞いている。翌朝直ぐに帰宅し、そのまま病院へ。(何があったの?)不安なまま病院(友達の入院してたところ…)に着くと、姉は絶対安静、面会遮絶…父の姿は無かった。警察の人も立ち会い、病院の先生に詳しい話を聞く。父からの電話を受け救急車が駆け付けると、姉は風呂場で手首を切っていたそうで…かなりの出血だという。私達はただ無事を祈った。   (2015/5/9 21:26:26)

しんじここで一旦中断。案の定ドロドロ話になってきた(苦笑)。//シンガポールなら宿泊はホテルだから、少人数でしょ?英語は…生きた英語に接しておいでw   (2015/5/9 21:29:34)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/9 21:33:30)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/9 22:01:56)

あやかホテル2人部屋だよ。話したことない子と同じ部屋なった。少人数ってそういう意味じゃなくて…皆で何かを協力してやるのが苦手。大抵私はぶられる(?)というか、皆の輪に自分から入れないし、入りたくないから((   (2015/5/9 22:06:48)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/9 22:07:03)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 00:59:18)

しんじあや、みんなの後ろにくっついて行くだけ、みたいになるんだろ?でも現地だとグループ行動じゃないの?二人部屋…気が合えばいいけど、ねぇ   (2015/5/10 01:01:16)

しんじ『ラプンツェル』//幸い姉は一命は取り止めたものの意識不明。家に戻り父に詳しい話を聞こうとしても、『知らん』の一言で終わり。母もそれ以上聞く事も無く、家の中はギクシャクした雰囲気のまま日々だけが過ぎていく。姉の持ち物に何か答えがある様な気がして色々と探してみたが、これも成果無し。やがて姉は意識を取り戻しはしたが…外部に対し何も反応しなくなってしまった。最初父は『自閉症なら家に引き取り地道に快復を待とう』と言ってたのだが、介助しても食事を受け付けず、危険が大き過ぎるという理由でそのまま入院となった。私は暇があれは病院に寄る様になり、姉の病室で勉強する事が増えた。時折姉を抱き締め『私の声、届いてる?』声をかけて…反応は無いのを承知で。母の居ない時は友達も時々付き合ってくれた。   (2015/5/10 01:15:12)

しんじやがて2年に進級し、友達とは違うクラスに。担任は今年赴任してきた英語教師。家と学校と病院だけが生活の全ての私にとって、他の事はどうでもよくなっていたのだが…新学期そうそう、私は教室に残される事になった。もう一人同じクラスの女子と。(あ…この子男子がウワサしていた子…)入学式から注目を集めてたっけ。担任が来ると、『先生、それで?』彼女が先に口をひらいた。(手短にして…病院に寄る時間減っちゃう…)上の空の私と喧嘩腰の彼女。『あ、ごめんね。二人にどうしても言っておく事があってね。』私と彼女の共通点…髪が長い事?私は既に腰まで届き、彼女も私程では無いがかなり長い。(ん~今更どうでもいいじゃん、そんなの)『あ、髪の話じゃ無いよ~♪君たち、今そう思ったでしょ?』(へぇ?)彼女も同じ事を考えていたらしく、二人の視線が合う。『えっとね…君たちはこれからの話を、多分生理的に「不潔!」とか思うかも知れないんだけど~』なんだ?『これから話す事、必ず覚えて置いて欲しいんだ~。それだけ約束、してくれる?』『先生ふざけないで!話を聞く前に約束出来る訳、無いでしょうっ!』『そだね~当然。これは先生が悪い…ごめんなさい。』   (2015/5/10 01:33:26)

しんじ全然悪いと思って無いな…『先生、それで何なのですか?』彼女が重ねて質問する。それを無視して先生は私の方を向き、『君も…興味ある?』『はぁ?!』『先生っ!?』二人同時に声を出す。(ふざけんな!そっちが呼んだんだろ!)流石に付き合い切れない…席を立とうとした時。『君たちは、ね。男子の目を引きすぎててさぁ~』『はぁっ?!』『なにそれ!?』また同時。うん、彼女とナンカ気が合いそう(苦笑)。担任はまぁまぁ落ち着いて、と手振りで私達をなだめ、『あ、別にHな格好してるとかぁ、君たちが悪いとかは言ってないから。』『当たり前ですっ!』(お、今度はハモッた)二人で顔を合わせ…苦笑。『まぁ、ね?確かに発育も良いし可愛いし~髪が長くて女の子オンナノコしててさ~』そうか?『あ、でもね~そういうの、とは、チョット違ってさ』何を言ってるのか良く分からない…   (2015/5/10 01:46:19)

しんじ『舞台とか、生で見たことある?』私は無い。TVも殆ど見せて貰え無いし。彼女も無いらしい。『そっか…まぁね?たま~に「何か分からないけど目につく人」っているでしょ?』あ…ソレなら分かる。友達の目当ての彼もそうだし、隣の彼女もそうだ。ま、彼女はキレイで可愛くてスタイルも良いが(苦笑)…あれ?何故彼女は私を見てる?『うんうん。二人とも「あ、この子そうだな」って、今思ったでしょ』う~ん…それはね?『先生、それで?』彼女は何か楽しそうなんですが…『二人はね~僕がこの学校に来て真っ先に目が付いた子でね?』『えっ…先生…ロリコン?』『ち~が~う。大人の女性が好きです!結婚相手、募集中です!』(な、なに…この先生…面白い?!)彼女と再び視線が合い、吹き出してしまった。『二人ともいい顔だ♪さて、も少し詳しく聞いてくれる?』私達は頷いた。   (2015/5/10 01:59:04)

しんじ『何気無い仕種やちょっとした間で、人の目を奪う人っていてね。役者さんや躍りをたしなむ人達は、意識してこれをやってるんだけど~』うんうん。『たま~にね、自然とそーいう風になっちゃう人もいてね~♪』『私達がそうだと?』彼女が口を挟む。『うん~そうなんだ。もしかして踊りとか芝居とか習ってた?』彼女は踊りを習ってたらしい。私は流石にそれは無いな。『意外だ…君の方がお芝居とか習ってる気がしてたんだけど。』ん?芝居? 『あ、あの…それって何が問題何ですか?』話の先に不安を覚え、先を急ぐと…『普通なら問題無いんだ、別に。ただね、君達はさっきも言ったけど…魅力的過ぎるんだよ。特に男子にとって。』   (2015/5/10 02:08:49)

しんじ『結論から先に言うと、これから先君達は、性犯罪に巻き込まれる確率が非常に高いって、それを言いたかったんだ。』その時私は白頭巾ちゃんを思い出していた。『えっ…先生、それ…』『えっと…脅かすつもりは無いんだけど。ただ、注意して欲しいなって。それでね、』一呼吸置いて私達を交互に見た後、『何かいつもと違う変な事があったら、直ぐに相談して?先生、いつでも相談にのるから、さ♪』私達が呆然としてる中、『うん、二人共ありがとう。話はおしまいだから、もう帰っていいよぉ~』そう言って教室を出ていこうとするので、『先生!ちょっと相談にのって下さい』私は先生を慌てて呼び止めていた。   (2015/5/10 02:18:55)

しんじ『私はこれで』彼女は先に挨拶をして教室を出ていき。『それで?』先生に促されて私は姉の自殺未遂の話をした。どうしても理由が知りたかったのだ。『誰も思い当たる事は無いんだね?』『はい。』あったら聞いてない。『お姉さんは、君に似てる?』『いいえ。私より全然綺麗です。』嘘じゃ無い。『もしかして…お姉さんの真似してる?』うっ…やっぱり気付かれた。時計をチラッと確認…(病院に寄る時間は無いな…)そう思いながら、私は小さい頃からの話を始めた。親のしつけが厳しい事。習い事。小5の事件。姉の自殺未遂。それ以来家族がギクシャクしてる事。そして…『父も母も、何かを隠してる。そんな気がするんです。』ずっと、友達にも言えなかった疑惑。ずっとわだかまっていた事を、気付くと全部話していた。   (2015/5/10 02:31:27)

しんじ『うん、ありがとう♪今日はもう遅いから送って行こうか?』まだ話して無い事、あったっけ?先生と一緒に職員室に行き、『この子送って、今日はこのまま帰ります。』先生と一緒に帰る事に。『君、ラプンツェルの話、知ってる?』『童話ですよね?友達が好きで…髪の事で言われました。』『そっかぁ。お母さんも髪、長いの?』『あ、はい。母に言われて伸ばしてるんです。』ちょっとの間。なに?『それじゃ、ラプンツェルの話が実は結構Hな話だって事も聞いた?』『あ…妊娠して追い出されるって話、ですね。』『うん。詳しいなぁ。』『それと私の髪と、繋がるんですか?』『うーん…まだちょっと確信が無くて。ま、ソコは保留にしておいて?』えっ…それって何か繋がるって事でしょ…めっちゃ気になるんですけど…   (2015/5/10 02:44:44)

しんじ先生は帰り道質問を交えて雑談をして…近くない距離もあっという間に家に着いてしまった(苦笑)。先生は母に挨拶をして『学校に早く馴染みたくて、お嬢さんを引き留めてしまい、申し訳ありませんでした。』深々と頭を下げる。『ご丁寧にありがとうございます。娘は少しはお役にたちまして?』『はい。おかげさまで。』大人の挨拶は何故こんなに長いんだ…『お邪魔致しました。それじゃ又明日。』母と私に別れの挨拶をして、先生は帰って行った。『とてもしっかりしたいい先生ね。』『はい、母さま』…母さんの思ってるのとは違う意味、だけどね(苦笑)。母は父に先生の話をし、この日は久しぶりの和やかな雰囲気となった。明日彼女に話そう…うちの担任、面白いひとだって。   (2015/5/10 03:03:41)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 03:04:36)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 03:34:15)

しんじ『ねえ、ラプンツェルの話ってさ、他の話も在るの?』登校しながら友達に聞く。『また急にどした?』この前は話の途中で私が嫌がってるのを感じ、彼女はそれ以上言っては来なかった。私は昨日の担任の話をする。勿論、姉の件は除いて。先生が何か解るまでは黙っていた方がいい、そう思ったからだ。『へぇ~あの先生、そんな面白い人だったんだ。』『うん。話し易いっていうか、話が上手いっていうか…』彼女はしばらく考え事をして『えっと…これ、あんまりいい話じゃ無いんだけど…』『それでもいい。先生がいきなり話したって事は、何か繋がるんだと思う。』すると?『繋がる…』眉間にシワを寄せ『聞かない方がいいよ?先生に任せておけば?』   (2015/5/10 03:44:33)

しんじ『それって…アンタももしやって今考えたって事だね?』『…うん』『それじゃ尚更教えて!私はねぇ…もう10か月も答えを探してるんだよ!』『そっか…』深々と溜め息をつき…『ラプンツェルは、ね?売られたんだよ』『………』『ほら、やっぱりそんな顔をする。これは通説じゃ無い、トンデモ話の類いだよ?』『………もっと詳しく』再び溜め息…『ラプンツェルが妊婦に良い野菜の名前だって話はしたよね?』『うん』『妊娠した妻がそれを欲しがった事も。』『うん。』『元ネタは古い伝承だって話も』『うん』『野菜を盗んだ代償に娘を差し出した事も』『うん』そこで、一呼吸。『じゃあ、さ。よく考えて』『続けて』『野菜も買えない程貧乏って事だよね?』『うん』『これはさ…世界中で共通した事なんだけどね?』『うん』『ホントに私に言わせる気?』相当嫌な話なんだろうな…ごめん!でも、私は知りたいんだ!『うん。』彼女の顔をまっすぐ見つめ、私は先を促した。   (2015/5/10 03:58:03)

しんじはぁ…これは納得するまで話すしかないのか?『話が長くなる。付き合いな』私は彼女を脇道につれ混んだ。この先に公園がある。あそこにちょうど目につかない場所があるのを私は知っていた。小学校の時、たまにサボるのに使ってたから。彼女を強引にサボリに付き合わせ、お昼様に持ってきた水筒で喉を潤す。『私達は親友。アナタはは私を助けてくれた。』彼女を抱き締める。コクッと頷く気配。『ラプンツェルはね…女の子だったから売られたんだ、金持ちの領主に。』抱き締めたまま一気に言う。彼女の体が強ばるのが分かる。『男の子は労働力になる。だから育ててもらえた。でも女の子は?当時は繁殖の為…後…せ、せっ…』『…うん』もう言葉は続ける事は出来なかった。彼女が泣いているのが分かり、私は彼女をずっと抱き締めていた…昔してもらった様に。   (2015/5/10 04:11:54)

しんじしばらく二人で泣いた後、『アンタの考えを聞かせて?』そう言って彼女は姉の件を先生に話した事を教えてくれた。ねぇ…それを私に言わせる気?『じゃ、じゃあ…わ、私が話す!……返事…だけ、して?』『ん~解った。私が言うよ…』『えっ…』真剣な目。彼女の口から言わせるには、あまりに残酷すぎる。私はふと、彼の事を思い出していた。白頭巾のお兄ちゃん…私の初恋。『あの日、アナタとお母さんは泊まりにいってたんだよね?』『うん』『お父さんとお姉さんだけ、家に居たんだよね』『…うん』『電話をして来たのは、お父さんだよね?』『…うん』言いたく無い…体と心が冷えて行くのが判る。すると彼女が今度は私を抱き締め『言って!』(温かい…そうだね、アナタはまだ生きてる…)深呼吸…『お姉さんは売られたんだ。お母さんに…』声にならない泣き声…もう、言葉は無かった…   (2015/5/10 04:28:00)

しんじ私達は昼休みまで公園で過ごした。お弁当を食べ、『どうする?』彼女に聞く。泣き過ぎて目が腫れていた。『…うん。』『学校に行こう?』『それから?』このまま家には帰れないだろうし。いつまでもここにも居られない。『アナタの担任に話を聞いてもらお?それしか無いよ…』そして、二人で職員室に出頭した。私のサボリはいつもの事だから、担任も『無理しなくていいからね?遅れる時は電話だけちょうだいね?』。(…私は今でも悲劇の主人公のままか…)苦笑しつつ頭を下げ。そして、彼女の担任の所へ。すると『すいませ~ん、宿直室、ちょっとお借りしまーす』大声で許可を求め、私達を連れ、職員室奥の小部屋へ入った。お茶を私達の分も淹れて『そっか…君が彼女の親友さんか』人懐っこい笑顔を向ける。『せ、先生…あの…』なんて切りだそう?ことはを探していると、『うん。調べさせて貰った。』えっ…?   (2015/5/10 04:42:14)

しんじ『昨日帰り道、ラプンツェルの話を彼女としていてね?君が彼女に教えたって聞いたんだ。』それは彼女に私も聞いた。私の視線に気付いて先生は『ちょっと待って?』一旦立ち上がり部屋から職員室に向け『すいませ~ん、話が込み合いそうなんで、次の僕の授業、誰かお願いします!』この先生…良いのか?『あ、じゃあ僕が』『お願いしまーす。』そして私達に向き直り『話を続けるね?』私達は無言で頷く。彼女の手を握ると、強く握り返してきた。『バッサリいくね?』いや…それ聞く?普通…彼女の方を向いて『お母さん、再婚なんだね』『えっ!』『えっ?』私達は同時に声をあげる。『白頭巾の話よりはマシか。血が繋がっていない分…だけ。』   (2015/5/10 04:54:17)

しんじどういう事…朝から散々信じたく無い様な話を聞いてきた。自分でも考えた。もう驚かないつもりだった。これからどうすれば良いのか、それだけを聞く積もりだったのに…頭がぐしゃぐしゃだ…『えっとね…君達の考えたより良い事と悪い事があるんだ。』何それ?まだ悪い事あるの?良い事なんてあるの?今更?先生は私達の様子を伺い、『悪い事から言おう。多分お父さんは初めから君達が目当てだ。』………彼女から話を聞いた時から想像はついていた。血が繋がって無いと聞き確信を持った。それでも…   (2015/5/10 05:03:25)

しんじ倒れそうになった友人の体を抱き締め、先生を睨み付ける。いくらなんでも、ハッキリ言い過ぎだろっ?!先生は私達の様子を見て…『でも、まぁ…良い話も、ついでに聞いておく?』そう前置きして。『君達はお母さんがお姉さんを売った、そう考えてるんだろ?』また、言いにくい事を平然と…私の視線に気付き『うんっとね、それは間違いだよ?』言葉と裏腹に、視線は真剣そのものだった。『えっと…説明して下さい。』彼女の顔色を確かめ、先生に先を促す。『うん。お母さんは子供二人を連れての再婚だから、お父さんに逆らう事が出来なかった。まだ君が生まれたばかりの頃の話だね。』   (2015/5/10 05:16:09)

しんじ『幼い娘二人を抱え、ご主人はどうやら他に女を作って出ていったそうでね?お母さんは一生懸命働き、そして今のお父さんと知り合い、再婚した。』『お母さんはお父さんに助けられた感謝と同時に「また捨てられたら」という不安をいつも抱えていた。それでお父さんの言う通りに娘たちを躾してきた訳。』一呼吸置いて私達の様子を再び確認し、『娘さんが大きくなるにつれ、お母さんも不安は感じていたらしい。それでも「まさか」と思っていたんだろうね…だって本当に子供二人を大事にしてたそうだから。』彼女の震えが少しずつ収まり…『父に大事にされた覚えはありません』小声でしかしハッキリと言い放った。顔を振り返ると、目がギラギラと光っている様な気がした。『それで?』彼女が先を促す。『私達は、どうすればいいんですか?』   (2015/5/10 05:28:01)

しんじ『先生…嘘なんでしょ?』友達が突っ込む。そう、多分私をなだめる為…『おや?何故そう思うのかな?』嘘がばれても平然としてる…この人、なんて神経してるの?!好い人だと思ったのに…『だって昨日ですよ?!昨日の今日でどうやってそこまで調べるんです!!』さすが私の親友…言いたい事を全部代わりに言ってくれた。『あ、そんなことかぁ』先生はしかし平然と。『君達、家庭調査表って知ってる?』ん?『君達の個人情報が纏めてあるものでね、普段は金庫に厳重に保管されている。それをちょっとだけ覗かせてもらったんだぁ』先生は口許に指を当て、『内緒だよ?』私達に念を押す。って…おい?!『後はね、朝君達が登校してこないから、担任の先生に連絡が有ったか聞いて…』いや、私の担任、アンタだろ?『君の家に電話したって…だ、け、♪』えっ…『勿論、電話でこんな詳しい話は聞けないから~』お、おい…何を言ってんだ、この人は…『お母さんに、来てもらっちゃった♪』………絶句   (2015/5/10 05:45:42)

しんじ『お母さん、泣いてたぞお?』私達は言葉が無かった。『あ、それでね?校長先生に相談して~』は、はいぃ~?『市役所に手配してもらってあるよ。お母さんは先にソッチに行って貰った。』な、何?話が…誰か説明して…『もうね~手配は済んでるの。お母さんは市役所の人と一緒に取り合えず必要な荷物を取りに帰って、そのまま安全な場所へ。同時に警察に連絡が行って、お姉さんへの父親の接近に対する警戒も手配済み。後はタイミングを計って弁護士が全て上手くやってくれるよ。良かったね♪』よ、良かった…?あの…全然話が着いて行けないんですけど…全身の力が抜けて行くのを感じ…(あ…彼女が言ってた気を失うってこれかぁ…)そのまま私は気を失った。   (2015/5/10 05:58:50)

しんじ目を覚ますと保健室のベッドの上。彼女は私の手を握りしめたまま眠ってる。何が起こったのか全然分からない。夢?彼女の手の温もりが、現実だと告げている。やがて彼女も目を覚ました。『大丈夫?』『うん~何がなんだか』二人でしばらく見つめ合い…『ふっ』『ハハァッ』今日初めてかな?二人で笑った。うん、笑うしかない!?『ねぇ、手伝ってくれる?』私が話しかけると』『いいよ?何するの』(ちょっと勿体ないかなぁ…)一瞬そんな考えが頭をよぎったが、『髪、切って?』『えっ…どんぐらいよ?』『うん………ばっさりと!』『ばっさり(笑)ホントに?』『うん♪』………鞄からハサミを取り出して断髪式…保健室の床があっという間に髪に埋め尽くされていく。(こりゃ、掃除が大変だわ)凄く現実的な事を考えていた。   (2015/5/10 06:15:00)

しんじ『ラプンツェル』担任が保健室に顔を出した時、私達は髪を必死で取っていた。(よくまぁこんなに伸ばしたもんだわ)ゴミ箱いっぱいの髪。友達は微かに涙目で『私の為に泣いてくれてるの?』すると首を横に振り…『これ…みつあみにするの好きだったのに…』おーい…そこっ?!『おや、呪いが解けたみたいだね?』私の顔を見て担任が声をかけてきた。『うん!』『どう?』暖かい笑顔…だから『頭、めっちゃ軽い~♪』頭を振りながら、私もとびきりの笑顔で応えた。 『ラプンツェル//完』   (2015/5/10 06:24:06)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 06:24:14)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/10 09:14:07)

あやか彼女が言おうとしていた『せ、せ』ってセックス?(消し消し)下ネタ嫌なのに言ってしまった笑笑 童話のラプンツェル、しんsが作ったの?この先生面白いけど、不思議だね。   (2015/5/10 09:18:54)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/10 09:19:01)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 14:03:49)

しんじあや、そそw童話のラプンツェルは『本当は怖いグリル童話』をベースに、民俗学とかだとこうなるな~って形でまとめた物。だから、そっち方面の本読むとあの友達の言ってた事が書いてあるwでないと友達が名探偵過ぎてしまうw   (2015/5/10 14:09:24)

しんじまぁ、ね?先生は多分(?)彼女達の様な経験を何回も自分がして来たんだと考えて?(魔法使いの履歴書がモデルw)簡単に紹介してしまうと~設定は『日大(日本大学)文学部哲学科心理学専攻、更に二年入り直して教員資格を習得。6年も居たのは「演劇部で脚本を担当してて、プロ目指すか悩んでいた為」w彼が主に書いてた脚本が伝説や民話を民族学や心理学方面から捉えた「本当にあった昔話」で、「物語シリーズ」は先生と文学少女二人の視点から進んで行くって訳w   (2015/5/10 14:19:22)

しんじ大学時代に教育心理学とかも専攻して、それで一番多感な中学校の先生になったって設定ねw24歳で先生になってるからちょうど最初の学校での任期を終え、今回この学校に来たってなる。ここを選んだのは「赤頭巾事件」があった為子供らの精神面に不安を覚えたって事で。当然彼女達二人(関係者)を特に心配した為、実は入学早々から調べていたって訳。だから対応が早かったw職員室のシーンは「朝の時点で校長先生に相談していたから他の先生達も(お、来たか)と待ち構えていたって事です。それを彼女達に(おかしな先生)とイメージ付ける為、わざとあーいう形を取ったという次第。この辺は演劇の観客を引き込む為の導入のテクニックねw以上、『簡単魔法入門』でしたw   (2015/5/10 14:31:42)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 14:31:46)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 14:35:25)

しんじ余談だけど彼が教育心理学やカウンセラーの資格を持っていれば、教育委員会は彼を「事件のあった地区の子供達のケア」という観点から、この地区の先生として適任と判断する訳ね。それで「赤頭巾」事件の話を書いた訳。全部がソコに繋がって来る。文学少女もアレからちょうど「先生と同じ様な視点」へ変わって行くしねwて言うか~マドンナのキャラ、強すぎワロタw   (2015/5/10 14:41:01)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 14:41:32)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 15:05:21)

しんじ先生のキャラの元になってるのが『しんじ+rs』w。rsが宗教方面では無く(ようは霊が見えず)心理学方面に進んでたら…つまり俺と同じ方向に行ってたらこんな感じかなってw…rs、凡庸性高すぎwwさて、仕事に行って来るのでまた夜に♪…仕事中に次のネタ、かんがよw   (2015/5/10 15:09:56)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 15:10:03)

おしらせあやかさんが入室しました♪  (2015/5/10 16:15:26)

あやか本当は怖いグリル童話何て聞いたことない笑笑 そんな童話あったんだ。   (2015/5/10 16:16:30)

あやかrsこのスレでめっちゃ出てくる。なんて素晴らしい人だ!(?)   (2015/5/10 16:18:37)

おしらせあやかさんが退室しました。  (2015/5/10 16:18:52)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 20:08:00)

しんじただいま♪ネットで『本当は怖いグリル童話』をググると出てくるよw一時期レデイースコミックで連載されて、凄い話題になったんよ。俺、そーいうの好きだからwそれを『魔法使い』流に書くと今回の物語シリーズになる訳w   (2015/5/10 20:11:33)

しんじrsはね~一部の人は知ってるけど、『白頭巾のお兄さん』なんだよ。彼の場合は『父親のDVから母親を守る為』だったけどね。そういう過去を踏まえて今のrsがあるから、尊敬に値するって事。   (2015/5/10 20:14:46)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 20:16:40)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 20:42:22)

しんじまぁ、あやはリアでrsに会ってるし~『魔法使いの契約者』だから、教えておいても問題無いと思い、教えておくわwここまで『物語シリーズ』を読んでくれば、下の事実で人に対する見方が変わったりはしないと信じて、さ♪   (2015/5/10 20:45:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しんじさんが自動退室しました。  (2015/5/10 21:05:36)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/10 21:29:20)

しんじ『美女と野獣:後日談』//ある休日の前日、俺と友人二人、妹にその友達、それにマドンナも加わって~「マドンナの写真集発売記念パーティ」…なんだ、それ?!(苦笑)…この顔ぶれで集まるのは、高校の図書室以来だなぁ…『へぇ…先輩達、凄い体験をされていたんですね』文芸部が彼女に「二人の思い出」を話して聞かせ、『だろ?君などまだまだ~…ね?』ん、何が『ね?』なのかよくわからんぞ?『あ~あの時髪を切ったのはそういう訳だったんだねw』マドンナが演劇部に話しかけ『そーなんだ(苦笑)。ホントにあン時は大変だったんだよ』『ふ~ん…私はてっきり、わたしと張り合うのを辞めたのかとw』『はぁっ?!』他の全員、爆笑w   (2015/5/10 21:40:25)

しんじ『ところで~?』うん?みんなの視線がマドンナに集まる。『私の記念パーティなのに、私の話が無いってのが、納得いかないっ!?』そこっ?!それ、自分で言っちゃうっ?!?!『あ~マドンナ、私も「赤頭巾事件」があれだけってのが納得いってないんだが…』『あら~w貴女は脇役キャラだからい~のwむしろ、紹介ストーリーがあるだけでビックリですわぁ~』お~ほほほっとでも笑いだしそう…wマドンナ主役だと、意地悪王女様になりそうだと思うのは…俺だけ?妹と視線が合い、妹は大袈裟に肩をすくめるw『ま、煩わしいヤツは置いといて~』文芸部が彼女の方を向き、『君をネタに話を書かせてくれっ?!』『…は、はい?』『演劇部に脚本を頼まれてさ(苦笑)。タイトルは…「美女と野獣」、どうだ?』『えっ…』『美女と野獣の立場を王子と娘に入れ換え~』…『後日談、終わり』   (2015/5/10 21:53:32)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/10 21:53:40)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/11 13:05:29)

しんじ『鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだぁれ?//白雪姫』//朝の教室が騒がしい…ていうか、廊下にまで人が溢れている。登校してきた私は教室のかなり手前で立ち止まり、(な、何があった?)人垣を前に呆然としていた。同じクラスの女子が隣に立ち『なによ、これ。ね~ウチラの教室で何が起こってんのぉ?』誰にとも無く質問する。『いや、この人垣なんだろうって、俺らも見にきたんだわ』すぐ前に居た男子が答え…次の瞬間(おっ)私に気付いて全身を舐め回す様な視線…(ち、またか)…煩わしさに心の中で舌打ちし、誰か早くこの状況を何とかしてくれ!考えていると?   (2015/5/11 13:18:19)

しんじ『あの~通れないんで、道開けて貰えます?ここ廊下なんで。立ち止まらないで下さーい。』私の後ろで、まったくこの状況に似合わない、しかし凄く当たり前の事を言う声がして。(そうそう。)頷きながら、声の主に興味を持ち振り返ると…痩せた男の子が如何にも面倒臭いといった顔で『ねー、通れないんですがー』口に手を当ててメガホンの様にして再び言う。彼の声に人が脇により始めると、彼は『通りまーす。道開けてー』何度も言いながら歩き出す。(なんだっけ…あ、そうそう、モーゼの十戒みたい)こないだTVで観た映画のシーンを思い出して苦笑しつつ、私と同級生は彼の後ろに着いて行き、やっと教室に辿り着く事が出来た。『あ、ありがとう。』彼にお礼を言うと、『ん?いや、俺隣の教室だから。』そう言って『通りまーす。』サッさと歩いて行ってしまった。(うん、変な男の子だ)心の中で呟き教室に入ると…『えっ…ど、どうした?』一人の少女の机の回りにクラスの殆どが群がっている、いや、他のクラスの人もいるか(苦笑)。   (2015/5/11 13:35:21)

しんじ入学早々から話題の人と云うのはいるもので、彼女はその髪から皆の注目を集めて居た。腰まで届く、良く手入れされた綺麗な髪。何処のお嬢様だと噂され、本人はそんな周囲の視線とは関係無く、長い髪をなびかせ、校内をいつも走り回っていて~それはまるで風の妖精か何かのようで。それが夏休み明けからすっかりと大人しくなってしまい、そして、元気に駆け回る姿は体育の授業位しか見られなくなった。だから私は2クラス合同の体育の授業が待ち遠しくなった。そう、彼女を見たくて。二年になって彼女と同じクラスになれたのは幸運だった。二つの意味で。いつも彼女を見ていられる幸運。そして、私に視線が集中しない幸運。私も入学式から騒がれていたから。   (2015/5/11 13:48:31)

しんじ小さい時からいつも容姿を褒められ、成長と共に、そこにあからさまな性的関心が加わり…(私は動物園の人気者かいっ!?)いつもそう思っていた。だから私は動物園が嫌いだ。水族館も嫌い。本人の意思を無視する視線が大嫌い。いっそ覆面でも被って生活したらどうだろう?……いや、余計に注目されるか(苦笑)…ただの変な人として。ところで、視線の先に居た彼女は…それまでは殆ど話す機会は無かった。彼女は去年の夏以降周囲に無関心になってしまい(自閉症にでもなったのか?)と、要らぬ心配もしたが、生活は普通に送っていて(今までの彼女の行動が普通じゃ無かっただけか)と納得し。一昨日先生に私達二人だけが教室に残され、先生の話を聞いた。先生に突っ込むタイミングが一緒で(あ、彼女と気が合いそう)それが嬉しくて。だから昨日彼女が休んだ時は、とても残念だった。やっと話すきっかけを掴めたのにと。そして……?!   (2015/5/11 14:09:27)

しんじ『チョッとごめんネ』と手で他の子を掻き分けつつ『おはよう~昨日、どうしたの?』出来るだけ明るく彼女に挨拶の声をか、か、かけ………『はあぁぁぁぁあ?!』(しまった…変な声出しちゃった…不覚)『あ、おっはよ~』彼女は私に手を振って明るく挨拶をかえす。いや、そうじゃないだろっ?!『か、髪…切ったんだ…』『あ、うん。ちょっと気分転換したくてさぁ』そんな呑気なレベルじゃ無いだろ!しかも何?その吹っ切れた明るい顔!一昨日までドップリ黒いオーラ纏っていたでしょ?!もしかして別人?!チャイムが鳴り、人垣がばらばらと散っていき、私も自分の席に向かいながら(何が起こった?)彼女を見つめ、心を疑問符で埋め尽くしていった。   (2015/5/11 14:21:02)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/11 14:21:18)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/11 14:41:45)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しんじさんが自動退室しました。  (2015/5/11 15:02:57)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/11 15:04:10)

しんじ仮説1、彼女は呪われていて昨日お祓いをしてきた。髪は呪縛の象徴ともいうし。仮説2、実はよく似た誰かと入れ替わっている。仮説3、黒いオーラの髪の長い方と明るいオーラの短い方に分かれた。ドッペルゲンガーっていうヤツ。仮説4、失恋。あれ?彼女、好きな人居たっけ?仮説5、火事とか事故とかに巻き込まれて髪が痛んだのでやむ無く切った。あ、これはありそう。他には…『…ねぇ、聞いてた?』『あ、は、はい!私は仮説5が一番ありそうだと!でも、個人的には3も好きですが…』(ん?)声の主を見ると…担任。あ、今は英語の授業かぁ…ゴソゴソ…あれ?英語の教科書どこ?『今日は僕の授業無いよぉ?それにいま、朝のHRだし~』教室が爆笑に包まれる。不覚。   (2015/5/11 15:14:22)

しんじ『続きは帰りのHRでね~』チャイムが鳴り、担任は出ていった。彼女は…?腹を抱えてまだ笑ってる。(お、お前のせいだ!)睨むと視線に気付いて手を振ってきた。髪短いのも可愛いなぁ…元々可愛い系だから、短い方がむしろ似合うか(笑)…そうじゃ無いっ!『あ~三大ヒロインの一人が減ったねぇ』私の席に文芸部の少女が寄って来て、話し掛けてくる。『なにそれ?』『塔の上のお姫様。トロイのヘレン。赤頭巾。』赤頭巾は判る。あの事件に巻き込まれた少女は確か彼女と同じ文芸部。目撃された犯人に殺されかけたんだっけ?それで?   (2015/5/11 15:24:39)

しんじ『塔の上のお姫様って、ラプンツェルとも言うかな。あ、グリム童話ね。髪の長~いお姫様の話なのよ。』へぇ~その話は知らないな。私はかぐや姫っぽいと思ってたんだけど。それで?トロイのヘレンってギリシャ神話だよね。美の女神さえ嫉妬したっていう。戦争の切っ掛けになる程の美女ってどんなよ(笑笑)ん、そこで何故私を指差す?『あなたがヘレンでしょ』や、やめい!私のせいで戦争なんか起こっても大迷惑!そもそも、何よそれ。たった一人の女の為に戦争する?普通。ヒロインと結ばれるの一人だけでしょ?他の人達、関係無いじゃん!   (2015/5/11 15:34:22)

しんじ『こないだもテニス部の部長とどっかのクラスの男子、揉めたんでしょ?』そうそう…あんまり女子テニス覗きに来るんで男子部の部長が文句言いに言ったら、取っ組み合いの喧嘩。馬鹿馬鹿しい。そこまでするかぁ?『いや…あなた目当てでしょ…』ん~そうなのかなぁ…だとしてもさ?「君の為!」とか言われても、いい迷惑だよね~頼んでもいないのに、勝手に盛り上がって。そこでお礼を言わないと「冷血漢」とか「そんな人だと思わなかった」とか言われんだよ?アンタの頭の中の私どんな人よって突っ込み入れたくなるよね、実際。ん?私また変な事言った?   (2015/5/11 15:45:06)

しんじ『あなたさぁ…それ、本気で言ってる?』本気も本気、もうね~神様に誓っても良い位。だってろくに口も聞いた事無いんだよぉ?私の好きな物とか知らないじゃん。嫌いな物…勘違い男(笑笑)嫌いな物に好きって言われたってさぁ…私の事本当に好きなら、お願い、寄って来ないでって(苦笑)。それで寄って来るなら、私の気持ちどーでも良いって事でしょ?違う?『う~ん、違わないけどさ。せめて人間扱い位してあげなよ』あ、物っていってた…ま、いっか~どっちでも。『いや…全然良くないと思うよ、それ…』   (2015/5/11 15:54:24)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/11 15:56:35)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/11 16:09:25)

しんじ物語シリーズ、妹と並ぶもう一人のヒロイン、マドンナ(人気投票1位)の物語、開演。何故彼女が白雪姫なのか…そこはストーリーが進む内にって事で。今回も長編になりそ…ていうか~こんなキャラだったのか(笑)。うん、好感持てるわwあ、冒頭に出てきた男の子はお兄さんね?空気読めないっぷり 最初から全開wwさて~?ツンデレラへと続くラブストーリー(?)こうご期待w   (2015/5/11 16:15:29)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/11 16:15:52)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/11 19:54:52)

しんじさて、トロイのヘレンはヘレナの事ねw(後でマドンナにも訂正させようw)『トロイの木馬』検索で出てくる筈。ギリシャ神話中最高の美女の一人。彼女を巡って戦争が起きたという程ねw夕飯までもう少し話を進めてから、夜はポケに行きます。じゃあね~♪   (2015/5/11 19:59:08)

おしらせしんじさんが退室しました。  (2015/5/11 20:10:35)

おしらせしんじさんが入室しました♪  (2015/5/12 01:08:59)

しんじ『今日1日…なんだったんだぁ…』朝から調子が狂いっぱなしの1日。授業中もページは間違える、部活でのランニングで足は捻る…シャンプーとリンスは間違えるし、慌てたせいで目に入るし…やっと部屋に戻って一息。あちこちに置かれた人形が『ドンマイ』と慰めてくれてる気がして、少し落ち着く事が出来た。小さい頃から貰った人形達…今では変な夢から守ってくれる大切な仲間。髪を乾かしながらふと鏡を覗いて…スグに視線をそらす。(こんな日はアイツが冷やかしに出てくるに決まってる)人形のひとつを抱き締め『お願い、私を守ってね』ベッドに倒れ込む。それは、いつからだったっけ…   (2015/5/12 01:19:28)

2015年05月07日 04時56分 ~ 2015年05月12日 01時19分 の過去ログ
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