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「慟哭のインフェクション」の過去ログ

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2016年02月13日 05時53分 ~ 2016年02月15日 01時17分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

信楽 菘 そ、17歳。アタリー。 はは、ミッチーさんだってあたしの年には呑んでたんじゃないのー? (「皆何も言わないだけで、緩い人は大体そうでしょ」とは、偏見の混じった言葉だ。口にしながら皮肉な笑みで相手を見た。 自分の年齢は知っているつもりだし、そういった法律とかにすごく厳しい友達もいる。でもそうして禁じられてる対象だからこそ、皆今ぐらいにこぞって飲みたがるんだろう。そこまで強い興味は、自分は抱けやしなかったけど) 無いねー、呑んだことあるのはサワー?とビールだけだよ。 ミッチーさんが言うように、まだ"17"だし。 (沢山の目やしないよーって、立てた肘を崩して、腕に耳を乗せる。琥珀色がコップに注がれていくのを、淡褐色が静かに眺めていた。)    (2016/2/13 05:53:56)

千賀 行路んー、そうかな? それは自分だからつまらないと感じるだけで、他から見ればそれなりに面白いかもしれないよ? 目に見えるような波乱万丈なんてなくたって、人生はそれだけでドラマだからね。…………ごめん、今のは聞かなかったことにしてくれ。 / (結構、いやかなりクサかった。照れるようにしてそう言って、振り返ってはできたばかりの熱燗を手に取る。度数、18度。大丈夫なのだろうかと一瞬胸をよぎったが、何事も若いうちに経験しておくのも面白い――と、思う。少なくとも、自分は。背中に向かって飛んできた、なんか勘違いしてると見受けられる言葉に「あー、もう若くないからねぇ」とか返して、再び彼女の方を見た。)/ 僕は……どうだったかな。たまに飲んでたとは思うけれど、そこまで馬鹿なことはしなかったと思う。優等生だったからね、これでも。   (2016/2/13 06:14:51)

千賀 行路(実際のところは、あまり過去のことを覚えていなかったりするだけだ。ただ敷かれていたレールを、歩いていたに過ぎない。地味な人生といえば、高校生、いや大学生までの自分こそがそうだと思った。言いつつ千賀は手に持った徳利を、そっと伏した彼女の視線の先へと置く。ついでに、「燻製大丈夫?」とか聞きつつ冷蔵庫に置いてあったパックのスモークサーモンも。)/ だったらビックリするかもね、酒臭くて。女の子でも、好きな子は好きなんだけど――信楽ちゃんは、どうかな。無理だったら言ってくれれば、普通にコーラとかもあるから。ま、楽にしてよ――って、もうしてるか。……眠れなかったとか言ってたわりに、随分リラックスしてらっしゃるケド。 / (千賀は自分の分のウイスキーに氷をいれて、それに口をつける。――スーパーで売ってる、安い酒だ。美味しくもなければ、飲めないほどのものでもない。)   (2016/2/13 06:14:56)

信楽 菘………それもそうかもね。 それでもやっぱ、自分の人生は他の人からは面白くないだろうなって思うけどー。 いやぁー、"波乱万丈じゃなくても、人生はそれだけでドラマ" かあー。 格言だねミッチーさん。心のメモに留めておくよ (聞かなかったことにして、って言われたのに対してこの仕打ちである。といっても、天邪鬼に意地悪を働いているわけでもなく。彼の言葉はある意味全うだって納得できたから。あっけらかんと笑ってみせる顔は、彼からしたら悪意が滲んで見えるかもしれないけれど。生憎と、見えるのは背中だけだから気付かれないか。) ふぅん? そうなんだ。 あたしも大体、多分ミッチーさんぐらいだと思うよ。 先生には気に入られる方だしー、(勤勉で部活に熱心で。人間関係も良好なら多少の非行なんてバレやしない。わざわざバレるほど気取りたいとも思わなければ、もしかしたら彼に近い人生なのかもしれない。仄かにそう思うだけで、まぁ、決して似てるとは思えないけど。燻製?全然平気。緩い声が続いた。)    (2016/2/13 06:40:21)

信楽 菘あー。 ビールでおいしいと思わなかったけど、どうだろねえ。 (すぐ手を伸ばせる先に置かれて、柔くありがとって返しておく。手の甲で頬を拭う。そーっと脱力した。) 眠くはないよー? でもそうだね、さっきよりは落ち着いてきたかも。 今なら、いつもぐらいには寝れそう。 (「まあまだ寝ないけどー」なんて朗らかに笑うのは、ちょっとした虚勢だったのかもしれない。大人しく眠りについてしまうほど、気を抜けるわけじゃあなかった。そんな中でお酒は大丈夫なのかって、思わなくもないけれど)(まあ多分大丈夫なんだろう。片手で数える程度の飲酒で、酔ったことは無かった。少なくとも、理性を失うほどには。だから割と油断してて、大人ぶる相手を見返したいと思っていた。強がりと、まぁ負けず嫌いだ。身を起こして、徳利の中身を杯に注いで。ぶわ、と広がる匂いに瞬いた後、特に抵抗も無く飲んだ。二口ぐらい。まず普通に熱かった。その温度とは別種の熱が湧き上がるのを一気に感じて、口を引き結ぶ。ぞわ、と広がる感覚だ。)   (2016/2/13 06:42:38)

信楽 菘 あー…………なんか、来るね。 飲めなくは無さそうだけど おお…… 濃い? (「強い」って後から襲ってくる感覚が不思議で単語が付いて出る。慣れてないのは明白だった。炭酸とアルコール臭するジュースとはワケが違うんだろう。呑める味だと、強がる口も感覚も行っているけれど。……なんだか、こんな状況がおかしくなってしまった。今更だ。でもこのビルの外には脅威が沢山転がっていて、今も日に日に危機感が迫っているような、そんな状況であるはずなのに。なんであたしは、30代のリーマンみたいな男の人とお酒を飲んでいるんだろう。何が日常で、どこが非日常なのかが分からなかった。 それが不可思議でとっても愉快で、肩が震える。口は耐え切れない風に笑みを象って、それでも声は漏らさないまんま小さく、くつくつと笑って。「ヘンなの」って、それだけ。一言。)   (2016/2/13 06:46:25)

千賀 行路えぇい、やめろやめろ。んなこと僕は言ってない。/ (意地悪げに自分の言葉を繰り返す彼女に対し、千賀としては成す術もない。やはり口は災いの元と、つまりはそういうことだった。続いた『先生には気に入られる』との言葉には、)/ ふーん。あんまりそうは見えないけどね。/ (と、こちらも意地悪を返してみた。実際、彼女が人間関係をうまくやりくりしているかは知らないが、本人としてはそう思っているのだろう。現実にはどうか、今となってはもうそれは過去形で、確かめる術すらないのだが。この娘は、学校ではどんな人だったのだろうなぁ――とそんなことを考えていると、気安い礼の言葉が耳を突いた。曇りも何もない、きめ細やかな美しさを持つその頬を、同じ色をした曲線がなぞっていく――――)/ ……あぁ、そう? 僕みたいなしがないおっさんでも、信楽ちゃんの心の安らぎに協力できたかと思えば胸がすく気分だね。はっはっ。   (2016/2/13 07:11:56)

千賀 行路(その言葉には、今まで以上に感情が籠っていなかった。いや、普段から千賀はいちいち心理を、心情を言葉に乗せることなどしない。それを巧妙に、感情が籠っているようにごまかしているだけだ。だけど、今のそれは本当に、ただ口から音が垂れ流しになっているようなものだった。何か、他に気になることがあるような。実際に、あったのだけれど。――少女は、自分よりも10歳以上若い少女は、柔らかに笑う。大人ぶりたいような様子で、まだ寝ないだなんて言って、本当はあまり気が進まないかもしれないのに、自分が用意したアルコールを口に含む。結んだ唇は、酒のために濡れていた。その非日常的な光景から目を逸らすようにして、一気に残ったウイスキーを飲み干した。ほとんど溶けだしていない氷がカランと音を立てて、目の前を見ると、やはりそこに少女はいた。当然だ。夢じゃないし幻覚でもないし、妄想でもない。現実は現実でしかなかった。)/ それが大人の味ってやつだよ、信楽ちゃん。まー、それがわからない内はまだまだってやつなんじゃない? まだ17だもんね。   (2016/2/13 07:12:16)

千賀 行路(その言葉がおかしかったのか、あるいは全く別の理由からか――おそらく、後者だ――、とにかく少女は笑いだす。掴めばひしゃげ折れそうな肩を揺らし、未だ艶を帯びたままの唇から――「ヘンなの」って、)/ ………………っあー。 / (彼女には聞こえないぐらいの小さな声で、千賀は呻く。それから刹那の後、その両手がカウンターを乗り越え、彼女の小さな顔へと、あるいは肩へと伸びかかって――途中で、止まった。そして千賀は、それを――力なく、下ろした。)/ …………それ、飲んだら。帰りなよ、信楽ちゃん。 / (その顔は、今までとは全く異なった、無表情と形容するのが最も相応しいもので。)   (2016/2/13 07:12:28)

信楽 菘(頑なに無かった事にしようとする素振りに笑って、気に入られるようには見えないと言われれば「かもしれないね」ってあっさり。否定もしない。今までに無く単調に吐き出された喜びらしい言葉を聞いては、あからさまな平坦な声音に"思ってないことは言わなきゃいいのに"なんて何も言わずへらへら笑うだけだった。その本質まで見抜けやしないし、何かに気取られているとも、やっぱり気付かないのだった。少しと感じた引っ掛かりだって、深く関心も持てなければ抜け落ちてしまう程度。じっさい、流し込んだ酒と熱量に、全部押し出されてしまった気もする。今まで酔ってこなかったのは、自分が酔わないのは呑むお酒が弱くて、気を抜ける場所が無いからだ。強いからじゃない。そこに度数のある酒を流したらどうなるかなんて、まぁ、知識も無ければ、分かるはずも無かったんだけど、) いや、言ってくれますねミッチーさん。 ケッコーおいしいんじゃない? 普通に飲めるし。   (2016/2/13 07:38:38)

信楽 菘(それは明らかに虚勢だけど。多分面白さがこみ上げたのは悔しくってもう一口を飲みこんだ辺りで、内側から攻めるような熱量が全身を満たしている頃。腹の底から滲むような愉快さは、笑い転げるほどじゃなくても笑い続けられた。こんな状況で、そんなことを考えて憂鬱にならない自分は、きっとおかしい。きっと笑い出した意図なんかわからないだろう相手は困惑してるかな。そんな予測立てて、落ち着いた頃合で視線を上げたとき、まるで項垂れるみたいな彼の様子に 目が丸くなっていくのを感じた。) うん、分かった。 ……そんな、嫌な気分になった? ただちょっと、背伸びしただけじゃん、 (全部の表情が抜け落ちた顔は、読み取るものも何もない。そこの見えない井戸を覗くみたいな不安が広がって、それでもなくならない熱に任せて口を開く。ああ、でも。止まれ。口を閉ざした。そっと両の手で覆う。そうすれば溢れるような酒気よりも柑橘が近づいて、そうだ、それが自分を落ち着かせる。大丈夫だ。自分はまだ確り自分を保てていて、変わらない。戻ろう正気に。それから帰ろう。これを飲んだら。)   (2016/2/13 07:42:17)

信楽 菘(なんだか気持ちは落ち着き無くしていた。途端に悪くなってしまった居心地に急いてしまう。罪悪感だって生まれてた。全部ひっくるめて誤魔化すために、熱い酒の味を流し込んだ。多分、半分ぐらいは残ってしまってる。でも多分それ以上は体が限界だろうとは、何も分からなくても直感で気付けることだ。たんっ、て、小気味よい音と一緒に、カウンターにそれを置いて) ごちそうさま! ありがとね、沢山話せてあたしはこれでも楽しかったし、ミッチーさんが良いならまたお喋り付き合って? 別に、お酒はもう要らないけど。 あっあとそう、菘でいーよ、呼び方。 あたし、も ミッチーさんなんだしさ。 それじゃあ、 きょうはありがと。 あと、なんかごめんね? 悪いこと、しちゃったみたいだから、 (返事を待つ気も、様子を伺うことも無ければ、ただ思った言葉を一方的に吐き連ねていく。熱が拍車をかけて、呂律がすこしと怪しくなりかけていたけれど、きっと最後まで言いきれたはずだ。無謀な冒険をしすぎたと後悔をしながら、勢いのまんま立ち上がれば出口に向かうはずで。)   (2016/2/13 07:53:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千賀 行路さんが自動退室しました。  (2016/2/13 07:54:36)

おしらせ千賀 行路さんが入室しました♪  (2016/2/13 07:54:40)

信楽 菘(レストランを出れたなら、あとは一直線に突っ走って、駆け下りるまでだ。途中何か言われたら、止まるかもしれないし、阻止されれば立ち止まることもあるかもしれない。でも多分ここに居座る選択は、自分の状況を見られたくなかったから。あとは言葉も無く走って逃げるばかり。揺れる思考は駆け下りたあたりで途切れている。目が覚めるのはきっと12階の寝具の上だ。そのときには、割と後悔しそうだ。今はまだ、そんなこともしらないまんま、――)   (2016/2/13 07:57:32)

千賀 行路(上手く話を合わせてくれて、冗談も意地悪も言ったりして、からかったりして。でも深く分け入った話はせずに、感情が波風立っても表には出さず、笑顔で会話をする。そんな"ウマい"トークを続けていた彼女の、しかし本質的な力みというか、そこまで関心を持たずにいようという姿勢は千賀も分かっていた。友達、あるいはそれ未満ぐらいの関係。変に親しくなるのを望まず、ある程度の警戒と緊張感を持って――まあ、ほとんど今日初めて話した相手への態度としては当たり障りなく、満点と言っていいぐらいのやり取りだったと、改めて千賀は思う。うまくやっている、という言葉もあながち間違いではないのかな、とも。――けれど、あぁ。千賀は心の中で、再びため息を吐く。なんという汚泥。なんという不徳。なんという悍ましさ。日本酒を飲んで、大人びて強がっているこんな無垢な少女に――――欲情、するなど。)/ …………。 / (帰れと言った後の彼女の変化を、千賀はなんだか他人事のようにして見ていた。笑いが消え、瞳孔が開き、表情が色を失っていく。そしてなんだかバカみたいなことを言うのだ。)   (2016/2/13 08:14:12)

千賀 行路彼女が悪かったみたいな、不快なことを言ったみたいな、申し訳ないみたいな顔をして――より一層、自分が惨めになった。不必要なまでに明るい照明。ムードも何もない、コショウとかソースとかが置いてあるカウンター。空になったグラス。徳利。そして――何か、千賀の鼻腔をつつく匂いがあった。先ほども嗅いだそれは、柑橘系のそれだろうか。いい匂いだなと思った。その思考だけが、今の自分の感覚と致命的にズレてる気がして、どこか頭のネジでも緩んだかなとか阿呆みたいなことを考える。ぼーっと目の前を見ると、しかしそこにはまだ彼女がいた。あぁ、そうか。僕が言ったんだっけ。『"飲んだら"帰れ』、って。――少女は好きでもないであろう、飲みにくいであろうその熱燗を無理やりに流し込み、そして容器が随分と気持ちのいい音をさせてカウンターへと置かれた。千賀は何をするわけでもない、懐から取り出した煙草にぼんやりと火を点ける。言葉は出てこなかった。代わりに先ほど飲んだウイスキーならいくらでも出てきそうだったけれど。そしてそんな自分を尻目にして、彼女は礼の言葉と――そして、驚くべきことに次の邂逅を待つ言葉を紡ぐ。いたたまれなかった。   (2016/2/13 08:14:33)

千賀 行路(千賀は気づかれぬよう、煙草を思いっきり噛みつける。彼女のほうが、僕よりもまあ、なんと利口なことか――) / あー…………、うん。すずな、って言うんだね、下の名前。響きがいいよね、うん。/ (生返事と適当な相槌をして、そのまま去っていく彼女を黙って見送る――ことは、さすがにできなかった。どうしても。レストランの扉を――普段は開けっ放しにしているのに、この時に限り千賀はそこを閉めていた――開け放つ彼女の背に、弱々しい声が飛ぶ。)/ ……"信楽ちゃん"。……ごめん。その、……えーっと、ごめん。本当、なんていえばいいのか……いや、僕が悪いんだ。そう、これだけは本当だ。君は何も悪くない。僕が、全て、悪い。だから――謝るよ、ごめん。――――嫌いになっても、いいよ。身勝手なクズだって――思ってくれて、いいから。/ (それだけ言って、千賀は彼女の背中から目を逸らした。そして、窮屈な天井に昇っていく煙を眺めてひとりごちる。)/ ……あー。やっべ、勃った……。 / (脳裏に焼き付いていた映像が、自分の下劣さを再確認させるようで――一人、彼は頭を垂れる。)   (2016/2/13 08:14:47)

信楽 菘((Foo↑   (2016/2/13 08:17:10)

信楽 菘((失礼しました たのしかったでう!!!!!!!!!ありがとうございました!!!!!!!!!!おつさまです!!!!!!1   (2016/2/13 08:17:23)

信楽 菘((オヤスミーッ!(迫真)   (2016/2/13 08:17:34)

千賀 行路((おつおつおつとうっつおしへhf   (2016/2/13 08:17:36)

おしらせ信楽 菘さんが退室しました。  (2016/2/13 08:17:37)

千賀 行路((あばばばばっば   (2016/2/13 08:17:39)

おしらせ千賀 行路さんが退室しました。  (2016/2/13 08:17:41)

おしらせ北川 順也さんが入室しました♪  (2016/2/14 01:31:09)

北川 順也(あの日から、今日で一体何日たっただろうか。思い出そうにも記憶があいまいな部分があり、正確な日数まではわからない。一ヶ月か二ヶ月か。いずれにせよ、ここ何週間かになってあの日のことを夢に見るようになったことには変わりない。)……う、ん。(季節、冬もそろそろ終わろうかというころ。妙な暑さを感じて寝苦しい。5階、避難民――今もなおこの街で生き残った人間が、寝床としている百貨店のその場所、壁際の片隅で寝返りをうっては、居心地のいい姿勢を求める。)   (2016/2/14 02:44:01)

北川 順也(何気ない一日だった。何度となく歩いたことのある道。いつもの雑踏。気心のしれた友人と歩いた道。突如現れた非日常。見る見るうちに変わっていく友人。……その最期の表情は、今でも消えることは無い。ふとした瞬間にそれを思い出した日は、決まってその日のできごとを夢に見る。)……あっつぃ。(寝苦しさに、かけていた毛布を大きくめくって空気を入れ替える。寝心地は僅かに改善されたものの、再び意識を手放せば見せられる光景を思うと眠ることすら億劫になる。いつまでこんな日々を繰り返すのだろうか――)   (2016/2/14 02:44:07)

おしらせ北川 順也さんが退室しました。  (2016/2/14 02:44:09)

おしらせ茅ヶ崎 唯人さんが入室しました♪  (2016/2/14 21:29:10)

茅ヶ崎 唯人(PL:皆さんご無沙汰しております   (2016/2/14 21:29:46)

おしらせ北川 順也さんが入室しました♪  (2016/2/14 21:29:59)

おしらせ孔舎衛坂 丞さんが入室しました♪  (2016/2/14 21:30:11)

北川 順也((慟哭のインフェクション、専属PLの   (2016/2/14 21:30:18)

孔舎衛坂 丞((カァァァァズサァァァです。   (2016/2/14 21:30:39)

茅ヶ崎 唯人(PL:マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン   (2016/2/14 21:36:49)

おしらせ保泉 美加登さんが入室しました♪  (2016/2/14 21:36:59)

保泉 美加登でぶ   (2016/2/14 21:37:04)

茅ヶ崎 唯人スカイリムデブw   (2016/2/14 21:37:17)

北川 順也((ぶくぶく   (2016/2/14 21:37:34)

おしらせ千賀 行路さんが入室しました♪  (2016/2/14 21:41:59)

千賀 行路((我、秀   (2016/2/14 21:42:16)

孔舎衛坂 丞((イクみちw   (2016/2/14 21:42:39)

茅ヶ崎 唯人((シンゴの愛を守るためwアキヒロ旅立ちw   (2016/2/14 21:43:53)

北川 順也((アイスティしかなかったけどいいかな?   (2016/2/14 21:55:19)

孔舎衛坂 丞((w(ジョボボボボボボ   (2016/2/14 21:56:11)

茅ヶ崎 唯人(心中の邂逅ノートを整理してみても、思うところは無かった。まだ一度しか話してないような人たちだから、当然と言えば当然かもしれない。彼らとまた会い、話せる機会があれば良い。そうなれば自分も晴れて一人ぼっち脱出なるか? それとも同年代の同性でも探した方が手っ取り早いか? 思索するのはこの絶望的状況を可能な限り楽しむ方法で。普段の自分ならば新しいお友達を作ろうなんて考慮もしない事であったが、前回の調達で死に掛けて思ったのだ。交友を築いておいたほうが、自分が生きる為になると。)……でも、しばらく調達は行きたくねぇな。(と思っていても、多分怪我もしてない健康体・若い男手である自分に声が掛かりそうな事は明白だ。額を抑え、居住スペース・いつもの自分領域でぼんやりと思索する。その淡い願望が裏切られる所までの予想は、後に見事的中してしまうことを今の彼はまだ知らなかった。)   (2016/2/14 21:59:54)

おしらせ布良 覚さんが入室しました♪  (2016/2/14 22:14:00)

茅ヶ崎 唯人   ―【Chapter 01 『死んだ街』】―      (2016/2/14 22:19:21)

茅ヶ崎 唯人【状況】(新宿区。アウトブレイクによって死んだ街を生きる者たちのドラマが繰り広げられる。悲劇の盤上、彼らが辿り着く結末は。―― スクエアビルから数キロ先、映画館「バルト8」に残された食料を求めて、大型バン二両が走り出した。屍は比較的少なく、バンに近寄ろうとするも追いつけない。或いは、跳ね飛ばされていく。入念の偵察と調査が生んだ、奇跡のルート。順調に進む二台の車両の中、あなたは決意を胸に調達に参加した。)   (2016/2/14 22:21:42)

おしらせkagadiさんが入室しました♪  (2016/2/14 22:21:47)

おしらせkagadiさんが退室しました。  (2016/2/14 22:22:14)

おしらせ香々地 瑞樹さんが入室しました♪  (2016/2/14 22:22:29)

茅ヶ崎 唯人【時間:15時】   (2016/2/14 22:23:55)

布良 覚あー、どうも。布良です。時刻は15時。えー、食料が少なくなってきているので外に出て調達に向かうそうです。私も調達班として同行します。場所はー……『バルト8』。映画館だったかな。(ハンディカムで撮影しながら自分の名前を名乗り、現在の状況を撮影していく。全ての人がいなくなっても、この映像を見てくれれば―――とはあんまり思ってない。外界と連絡取れないわけじゃないし。ネット繋がってるし。 ある程度の状況説明を終えると早々に電源を切り、腰のポーチに収納した。予備のバッテリーがあるとはいえ、無駄使いして肝心なときに使えないのは困るからだ。 特に大きな出来事も襲撃もなくバンは順調に進んでいく。待ち受けているのははたして―――)   (2016/2/14 22:28:00)

保泉 美加登(弾薬が既に切れてしまった自動小銃を手に持ち、険しい顔つきでバンに揺られる。窓のそとは想像よりも落ち着きがあり、点々と屍が存在するくらいだが…そのどれもが、バンの動きについてこれるはずもなくただ轢き飛ばされるか、或は音にのみ反応してこちらを向くかのどちらかであった。もっとこう…群れをなして大群で押し寄せるようなものを予想していただけに、ある意味容姿抜けと言える。――が、まるで緊張していないわけもなく、実際己の掌は手汗でびっしょりだった。額にも僅かに汗がにじんでいるかもしれない。心臓もうるさいくらいには鼓動を荒立てる。今一度、独り大きく深呼吸を繰り返した。)   (2016/2/14 22:31:00)

北川 順也(大型バンの後部座席に背を預け、薄暗い窓から外を眺める。外はいつもより静かな様子で、まばらに人がウロウロと歩いているのが見える。車どおりは極端に少なく、走っているのは自分の乗っている車両と、後ろを付いてくるもう一台。――瞬間、自分の乗る車に軽い衝撃が走る。大方、人でも撥ねたのだろう。何も門d内は無い。だって、この車に乗っていない人間はもうとっくに……。)ふぅ、はぁ……あー。(”いきたくねぇ。”続けるはずだった言葉は発せずに飲み込んだ。狭い車内だ、他の人間に聞かれたらいやな顔をされるだろう。というか、誰だって行きたくないはずだ。さっきから通り過ぎる景色の中に見える人々の視線が、じーっとこちらを見ている気がする。いや、実際見られているのだろう。そいつらと好きで相対したいなんてやつはいないに決まっているのだから。)   (2016/2/14 22:34:46)

おしらせ信楽 菘さんが入室しました♪  (2016/2/14 22:35:57)

茅ヶ崎 唯人 (杞憂に終われば良かった。やはり、声を掛けられてしまった。今度向かうのは新宿区でも有名な映画館、バルト8。確か昔、ラクロスフロンティアと言うSFスポーツアニメの劇場版を友人と見に行った記憶がある。自分はあまり興味が無かったのが、友人が好きな作品ということで同行してみれば中々楽しめる作品だった――等と思い出に胸を馳せている状況では無い。今その友人はどうしているのだろうか、区外にいるならば無事だろうが、もし奴らの内の一匹になっていたらどうしよう。握り締める鉄パイプが、カタカタと小刻みに震える。調達に出るのは初めてではないが、ここまで緊張をするのには理由がある。   (2016/2/14 22:38:59)

茅ヶ崎 唯人そう――今回はスクエアビルから、圧倒的に遠いという点だ。いつもはいざとなれば逃げ切れる場所で安心感というか安定感がまるで違ったのだ。今回は、もしバンが停止して屍に囲まれたら助からない。きっと贓物を引きずり出され、生きたまま貪られて行くのだ。それを想像してしまっただけで)おえっぷ……っ、(吐き気を催す。呼吸を必死に整えて、度々衝撃が響くバンの中で到着を待った。自分以外が何とかしてくれ、出来れば某映画みたいに最強の筋肉男が出てきて軽機関銃で全て蹴散らしてくれればいい。その為に都市がドンパチ賑やかになるのなら構わない気がした。)   (2016/2/14 22:39:02)

孔舎衛坂 丞(この現実が夢だったとするならば? そんな議論や空想に意味はないとしても、彼はそう考えてしまうことがある。議論をしたところでこのクソみたいな現状が改善されることはあり得ないし、空想をしたところでそれが現実になるはずもない。ここから逃げ出せるめどは現状立っていないし、おまけに状況は最悪だ。彼の言う”死にぞこない”が都市を徘徊し、わけのわからないバケモノまでいる。……だが、それでも考えずにはいられない。こんな事にならず、勝ったか、負けたかは分からないけれど。無事に公式戦を終えてクラブハウスに教え子たちと帰る。そんな”あったかもしれない未来”を。微かに聞こえるエンジン音。振り返る。止まる気配のない車。宙に舞う意識と体。遠く聞こえた救急車の音――。) ――あァ、クソ。 (がたん、という衝撃で彼は目を醒ます。いや、寝ていたわけではない。ただ微かに意識が飛んでいただけだ。全く、嫌なものを思い出させる。……ここは、大型バンの前方座席。これから食糧調達という車内である。スクエアビルに籠城する人々のための、食糧調達班。その一人に彼……孔舎衛坂丞は選ばれていた。)   (2016/2/14 22:40:00)

香々地 瑞樹(「――てわけで、今から調達。生きて戻ったら報告する」災害板に立てた自分のスレッドに、外出前の最後の書き込み。次々に乙だの頑張ってらだの保守は任せろーバリバリだの返されるレスを一瞥だけして、スマホをトレーナーのポケットへ押し込んだ。愛車のごろーまる(という名の原付)に跨り、前を見据える。 映画館までの地図はどうだったかを、脳裏に描きなおしながら鍵を回して、ハンドルを掴んで――準備を終えたところで、)おっし……いくよ、メイ。(『O,K、have fun!』威勢よく返したメイが、肩から飛び立って上空へ舞う。それを合図に、作られたバリケードの隙間から真っ先に駆けた。)(偵察に出るのは何日ぶりくらいだろう。久しぶりに感じる、風を切る感覚と屍たちの呻き声、都市全体に伝わる嫌な匂い。此方を視認して、ゆっくりと駆け寄ろうとしてくる屍を蹴散らすのは後続のバンに頼むとして、その様子に「わたしが知っているゲームと同じ“仕様”だったら、朝には腐肉だけ残して焼けるのに」と思わず愚痴が零れた。まあもっとも、そんな阿呆みたいなことを言っていても仕方がない。精々つかまらないように、アクセルを強めて先頭を走る。)   (2016/2/14 22:51:30)

千賀 行路(普段、千賀がこのような現場活動に駆り出されることは皆無とは言えないものの、まあ珍しいことだった。けれど今回、千賀がこの場所――食糧調達へと向かうバンの中へいるのは、ただの不運でも偶然でもなく、必然だった。彼が自ら、この"作戦"への同行を買って出たのだ。戦闘経験は言うに及ばず、度胸もあるわけではない彼が、どうして自分から進んで帯同したのか――それは、彼自身も良く分からない『予感』のようなものがしたからだった。怖気といってもいい、何か嫌な前兆のようなもの。この行動をしている間、何かが起こるのではないかという、全く理論が及ばぬそんな心境を、どういうわけか彼は思った。そして、彼のそんな予感はそう外れなかった。少なくとも、今までは。)   (2016/2/14 22:51:41)

千賀 行路…………。 / (無表情でハンドルを握る千賀の、しかし手には大量の汗が付着していた。車が揺れる原因は、彼の運転技術が未熟だから、というわけではない。人を――否、人だったものを、既に何人か轢いているからだ。)/ ……人間じゃない。人間じゃない、人間じゃない、人間じゃない……。 / (ぶつぶつと繰り返しながら、その状況にすら適応しかけている自分がいることに、千賀は多少の恐ろしさを覚えた。ウォッシャー液で、フロントガラスに付着した血を拭い取ろうとするがうまくいかないことに、若干にいら立ちを覚えながらも、バンは目的地へ向けて進んでいく。)   (2016/2/14 22:51:49)

信楽 菘(車を二台。そこそこな人数と、中々な距離の先にある場所への遠征。今までの調達とは訳が違った。危険性は勿論跳ね上がる中でしかし、協力を募る言葉を聞いたあたしは、頼まれるよりも先に立候補に買って出ていた。怖くないわけじゃあない。けれど、外に出ないと言う選択肢なんて、なかったから。) ……おお。揺れる揺れる。 やっぱ轢かないってことは出来ないもんなぁー…… (帰るまでに、壊れないと良いけど。そんな不安を煽る言葉だけは、流石に吐かないでおいた。運転席の後ろ、窓際の席に位置しながら漏れた声音は非常に呑気なものだ。この場に居合わせている誰もが、緊張感に塗れているだろう状況下に置いて、もしかしたら、あたしだけ。バットを握るその左手だけは、強張るように握り締められているけれど。表情はいつだって変わらない能天気さを醸していて、心臓を掴むような心地の悪さをいっそ、楽しんでいる自分がいた。これは非日常だ。普通に生きていたら到底出会えない程の。そう思い込む。思わせる。だから大丈夫だ。いつもどおり、やることをやるだけ。それでいい。)   (2016/2/14 22:59:12)

茅ヶ崎 唯人 【状況】(二台のバンを先導するように進む原付車両。順調に目的地へと近付いていく最中、その集団の右斜め前方――ガードレールの一角に激突して衝突したままのスクールバスがあった。それ自体、同じように事故を起こしたように停車している車は山ほどあり、珍しいことではないのだが――そのスクールバスには、大量の屍が集っていた。割れ掛けている窓部分から、必死に手を伸ばしている。この状況が意味することを、あなた達はすぐに理解できるだろう。そう、生存者が居る。しかも、それは大勢の子どもたち。あなた達は仲間たちで連絡を取り合い、この状況をどうすべきか判断する為に停車する必要があるだろう。)   (2016/2/14 22:59:27)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、布良 覚さんが自動退室しました。  (2016/2/14 23:01:38)

茅ヶ崎 唯人 【状況】(その状況をバンに乗り合わせた男の一人が、スクエアビルに残るリーダー的男性に報告する。そのリーダー的男性は、「助けられないか考慮してみてほしい」と告げた。その連絡が、バンの運転者と原付の運転手へと伝わる。)   (2016/2/14 23:01:40)

おしらせ布良 覚さんが入室しました♪  (2016/2/14 23:02:04)

千賀 行路ごめんね皆、ちょっと揺れるよ。 / (返事を聞かず、千賀は車両を急停止させた。入ってきた連絡は、目の前に見えるスクールバス、その中にいる生存者――子供だ――を救出できないかというもの。千賀自身の考えは、一先ず保留するとして――リーダーの判断だ、考慮する必要はあるだろう。バンの中にいる人達に聞こえるようにして、) / ――見れば、状況は分かると思う。要するに、道徳的な判断をするか、もしくは利己的な判断をするかっていう話だ。意見を聞きたい。 / (眼鏡の奥の瞳が、少しばかりの剣呑さを帯びていた。)   (2016/2/14 23:06:54)

保泉 美加登(予定に何やら若干の変更があったらしい。バンの運転手が忙しなく応答をしていることから、何やらよくないことがあったのは明白だ。これから調達しにいくところが感染者どもに占拠でもされたのだろうか――などと思考を巡らせていると、)……生存者がいるのか?(明らかに様子がおかしい。それに、割れた窓から子供の甲高い鳴き声のようなものが聞こえる。――なるほど、予定変更とはこのことなのか。しかし、策もなく大量の屍をいなすのは……。) 俺は行く。 (運転手の千賀に、己の意見をはっきりと伝える。「行きたい」ではなく、「行く」と断定して。すぐにでもバンから降りたいという気持ちをひとまず置いて、冷静に、けれども急かす気持ちをひたすら抑えながら、千賀の指示を待った。)   (2016/2/14 23:09:19)

香々地 瑞樹……ん、メイー?(そうして数分、想定通りのルートで進んでいた時だ。ふいにメイがくるくると上空で旋回を始めた。確かあれは、屍が回避不能なほど一定の場所に集まっているときの合図。ということは。)……うっわぁ……、(心底辟易とした一言が漏れた。)(車体前部がへしゃげたスクールバス、群がる屍と――漏れ聞こえる、悲鳴? 単純な計算で、すぐさま答えは出される。ひとまず偵察の役割として、前方のスクールバスに群がる屍が気付かないくらいの位置で停止するよう、後方から続くバン二両の合図を向けて。)……考慮ー…、(そういうのはあまり、したくない。というより、周りの人間全てを鑑みての判断って言うのは責任が重たくて、でもわたしが一番優先したいのは自分の安全だから。)(だから、)   (2016/2/14 23:09:25)

香々地 瑞樹『……あー…、どうします?メイいわく、人はやっぱり生きてるっぽいですけど…』(後方のバンの運転手二名、うち一人は都合の良いことにそういうことに長けてそうな相談役だし丁度言いと、彼女はその「考慮」を別の人に任せることにした。とりあえずメイが偵察して、「Children!」と何度も叫んでいたことを意訳して伝えておく。そのついでに、「必要なら、映画館までの偵察続けますけど」とも。)>all   (2016/2/14 23:09:31)

孔舎衛坂 丞―――助ける一択だろうが、馬鹿かァ! 俺は行くぜ。ほかに行くやつはいねェのか? ガキだぜ、見殺しにする気かよ。 (『目の前のスクールバスの中に、生存者がいる。それも、大勢の子供たちが』。スクエアビルにいる生存者のリーダーから、バンの運転手と原付の運転手。そしてバンの中にいる人員に連絡が届いたとき、きっと誰よりも早く意思を決定したのは彼だったかもしれない。それは単なる救助の観点だけではない。彼の教え子たちがその中にいるかもしれない――そんな微かな期待も、大いに含まれていただろう。そうでなければ見捨てていたかもしれない……とまではいわなくとも、ここまで速い決断をすることはなかったに違いない。良くも悪くも、彼のそんな性格が導き出した答えに、賛同するものはいるだろうか。)>All   (2016/2/14 23:12:18)

北川 順也……おい、マジかよ? 今、停車したってことは、あの塊がこっちにくるかもしれない、ってことだぜ?(唐突に急停車した車の衝撃に、何が起こったのか?と思っていれば、運転手から聞こえてきた言葉の無いように、一瞬あっけに取られた。こんなところで死ぬのはごめんだ。救出すべき対象が何人いるかもわからない。今自分達が乗っている車に全員乗せて帰るつもりなのか?などと考えているうちに、次々に現れる救出志願者。……なんてことだ。こういうことがおきるから、外周り組みはやっぱり嫌なんだ。)――ちょっと誰かこっちに人が来ないように何とかしてくれよ!?(目の端に写った、こんな状況になったために放棄された工事現場。そこに小型の重機を発見すれば、あれを使ってどうにかこうにかやってやろうと思った。運転手が車を動かす権限を持っているのだ、自分一人が反対したところで、もうどうにもならないのだから。)>All   (2016/2/14 23:16:17)

布良 覚……車は2台ある。人助けも大事だけれどデパートに残っている人たちのために食料を調達するのも人助けだ。全員行く必要はない。それでころか愚策だよ。私はこのままバルト8へ向かう。この車を救出に使うならばもう1台を調達に使わせてほしい。(子供を見捨てる、そこまで冷酷な判断ではない。そもそも自分はそこまで荒事に向いているわけではない。攻め込まれていて全員の力が必要ならばまだしもだ。)……それに、あそこで助けた子供たちのためにも食料は必要だとは思わないかい?(ニヤリと笑いながら2手に分かれるべきと進言した。 >ALL   (2016/2/14 23:21:01)

信楽 菘(周りを見れば余裕の無い顔ぶればかりだ。憂鬱としすぎても気が滅入るだけとは自論であって、他人に押し付ける気は無いけれど。そうして到着を待つ最中、鬱屈した顔をみるくらいならってもう一度窓を見た時)(群がる屍とバス 運転席からの一声)(車は急停止した。律儀にもベルトをつけていたお陰で、それでぶつかるようなことは無かった。) 生きてる人がいるの?(瞬いて、ぽつりと零しながらベルトを外す。その行動はスムーズで、ぎこちなさは伴わない。) じゃあ "助けて"あげないとね、 (その視線の先は、必死と、まるで乞うように手を伸ばし続ける屍だけを見つめていた。一人で動く気は無い。けど、自分よりもずっと先に"行く"選択肢を選んだ人が沢山いるから これは 勝手な行動ではないはずだ。 立ち上がって、)   (2016/2/14 23:25:31)

茅ヶ崎 唯人……メイが。(それは、自分の知っているインコの名前だった。頭の良い彼女(性別は知らないが)が何やら飼い主に合図している。そして停車するバンから、不安そうに窓の外を凝視する――いる。それはかなり遠巻きだが、屍の大集団。バーゲンセールの如く、スクールバスに集っていた。)……マジかよ……あー、まってまってくださいよ。ね、ね。カメラ兄さんの言う事、一理あるし。行くにしてもさ、ミズキちゃん一人じゃ危ないから、誰かが同行するとか、どう?(そんな提案を車内でしてみる。きょろきょろと車内を見渡しせば、一人。はっきり言ってしまえば特徴の薄い、恐らく自分とそこまで年齢が変わらないだろう男性が何かを発見した。)   (2016/2/14 23:25:48)

茅ヶ崎 唯人……兄さん、あれ運転できんの? 分かった、俺行くよ。良いかな千賀さん。軍人さんとDQN……けほん。サッカーさんは、子どもたちを助け出してバンに乗せる。兄さんが重機で、何かしてくれるなら俺が同行して邪魔させないように頑張る。どうかな? 千賀サン。もし考えがあるなら、俺はそれにしたほうがいいと思うし。(自分の浅はかで及ばない考えが正しいとも思えない。ここは一つ、頭の回転が速く、年齢も上の彼が判断したほうがいいだろう。小さく頷いて、勢いで言ってしまったが決意は固まった。出来る事を、する――逃げるだけの人生を、ここで断ち切りたかった。)>ALL   (2016/2/14 23:25:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、香々地 瑞樹さんが自動退室しました。  (2016/2/14 23:29:32)

おしらせ香々地 瑞樹さんが入室しました♪  (2016/2/14 23:29:48)

信楽 菘 うん、分かった! あたしは行って来まーす。 注意引けばいいよね? 頑張るからさ 出来るだけ早くね (策がありそうな声が聞こえた。知ってる顔が、必死にこの場を纏め上げようとしている声も聞こえていた。そんな中で、自分のやることも決まってた。きっと無謀で一人じゃ勝ち目なんか無いけど。先陣を切ろう。きっと無鉄砲に見えるんだろう。随分朗らかな声を車の中に投げかけてから、扉を開いて。)(スタートラインだ。合図は、自分の足音ってことで。)(全身に走る緊張が実感を渡らせる。車の中という安全地帯から身を乗り出して、自分はそのまま走り出していた。あんまり覚えてない、運転できるらしい人が見ていた方向とは、逆方向に。カン、カン!ってバットを地面に叩きつけては、バスから遠過ぎない位置を、注意を引くために、)   (2016/2/14 23:31:59)

千賀 行路(皆の声が、耳を通じて脳内に入ってくる。胸の中に去来するのは、何か月か前に行った営業会議の風景だった。あの時ああだこうだと、経営戦略を語らっていた自分が、今は生存戦略を考えることを与儀なくされている。人生とはかくも不規則なものかと、彼はこんな状況にも関わらず、僅かに笑った。)/ …………。 / (彼らの意思を、考えを聞き千賀の脳裏をめぐるのは確率だった。つまり、助けたいか、助けたくないか、ではなく――助けられるか、である。千賀は、恐らく無理だと思った。リーダーがどう考えているか知らないが、そもそも救出したところで何の益もない。ただ食いぶちが増えるだけだ。性的嗜好とか、そういうものを取っ払って――彼は、冷静に判断を下す。それはつまり、『死にたい奴は死ねばいい』だった。――自分も含めて。) / ……僕の考えを話そう。あれだけの数の奴らを、この人数で撃退できるとは僕は思わない。だから、予定通り食糧調達に行くという考えは、尊重されるべきであると思う。飢えればそれは即ち、結局のところは死に繋がるしね。布良くんに賛成だよ――僕ぁ。   (2016/2/14 23:33:23)

千賀 行路(その瞬間、もう一台のバンがこの車とスレスレのところまで近づき、横並びに並んだ。ほぼほぼ安全に、乗り移れるであろう。千賀はちらりと横目で、二人の人間が気づいた工事現場を見る――)/  でも、"この車はスクールバス救出のために使う"。食糧調達を遂行しようと思う人間は、そっちに乗ってくれ。……茅ヶ崎くん、北川くん、無理は言わない。もし一片でも、気が引けたなら向こうの車に乗ってくれて構わない。でもまぁ……言ったことは、やってくれると僕ぁ嬉しいかな。/(そして、各々が行動を開始し、このバンへ有志が残ったならば――千賀は、右足を思いっきり踏み込むだろう。)/ ……まあ、えっと。皆を置いて逃げるような真似だけはしないよ――多分ね。   (2016/2/14 23:34:31)

おしらせ信楽 菘さんが退室しました。  (2016/2/14 23:35:29)

おしらせ信楽 菘さんが入室しました♪  (2016/2/14 23:35:32)

孔舎衛坂 丞……チッ、あァそうだな。ガキども食わすモンも必要だ。それぐらいわかってら。だが俺はガキども助けるぜ。自衛隊サン、あー名前知らねえけど、あんたも行くんだろ。俺も行く。 (そういうと、すでに外していたシートベルトを脇に押しやり、ベルトから吊り下げられた三弾警棒を引き抜いていつでも降りれる準備をする。まだ決定的に屍に見つかっているわけではなさそうで、こちらへやってくる様子はないが……それも時間の問題だろう。少なからずエンジン音は一部の屍の捜索対象になっているようだ。きょろきょろしている屍は数体いて。) 千賀サン。合図くれよ。バッとやってガッと行ってザッと引き上げれりゃ、余計な事しないで済むからな。 (擬音語を使ってそんな説明をするのは、かつての恩師がそういう指導をする人だったから。そういう点を少なからず受けついているらしくて。……ただし、単純に彼の頭が足りないからというのもあると思われることは置いて、おそらくこちらのバンに残る有志の中では、一番血気盛んであることは明白に見える。それがいいことか、悪いことかは別にしなければならないだろうが。)>All   (2016/2/14 23:40:21)

香々地 瑞樹(ぼんやりとしていた。まるで目の前の光景が、現実じゃあないみたい。……半月前、自分と誰かは別の立場だったんだろう。インカム越しにガヤガヤと聞こえる話を横目に、原付の座席に腰を掛けて待機を続行。その中で、)……えー…、まじか……(通信機に声が入らないよう、声量に気をつけながらぽつりと漏らした。それはバンの運転手たちの通信機から漏れ聞こえた、勇猛果敢な返答が次々と聞こえたからだ。)(まさか即レスで救出側に票が入るとは思わなかった。聞こえている限り、2票…3票?)(多い。物好きが多い。考慮は任せると言ったからには、判断には従う心積もりだけども。我が身以上に慈しみたい存在なんて、羽休めに肩に戻ってきた愛鳥以外思いつけないからだろうか、――ああ、また食料問題の“詰み”に一歩近付く。そんな思考が一瞬でも浮いてしまうから、わたしはダメなんだろうな。)   (2016/2/14 23:41:22)

香々地 瑞樹(流石に声に出してしまうほど間抜けではなかったけれど、空恐ろしい呻き声に交ざる微かな泣き声を耳にしながらもそう思えてしまったことに、確かな罪悪感を感じた。)(背後で車の停車音がする。メイが肩から飛んで、また空を回りだした――漸く、話が纏まったらしい。)……『じゃあわたしは、予定通り映画館までの偵察を続行するんで。後続車、10秒後に発進よろしくでーす。』(とうぜん救出組みではなく、役割を真っ当することに決めて、彼女はインカムに言葉をいれながら手を振って合図もおくる。慎重に屍たちと距離をとりながら、スクールバスに群がる集団が此方に向かうまえに、原付は走り出した。)   (2016/2/14 23:41:31)

信楽 菘うぉっ、わ!(やたら勝手に声かけて、扉に手を掛けたそのときだ。進みだした車に目を丸めて、そのままバランスを崩して下の座席に舞い戻ることになる。声が聞こえていなかったわけじゃあ――聞いていなかったのは確かだ。思い返すように言葉を反芻して、けれど自分の意向に沿っていないわけじゃあないのだから。腰が痛いなぁなんて不服そうなことを考えはするけど、…) 置いて逃げたら食ってやる。 (少しの照れが先行するのは、この状況には似つかわしくない態度な気もする。理不尽に運転席に、先日の名残も無い言葉をかけたりして。それから笑って、「ヨロシク」なんて周囲の顔ぶれを見たりする。もう一度行こう。すぐに出れるようにって、構えたまんま、)   (2016/2/14 23:43:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、布良 覚さんが自動退室しました。  (2016/2/14 23:44:02)

おしらせ布良 覚さんが入室しました♪  (2016/2/14 23:44:32)

茅ヶ崎 唯人 そのとおりだよ、千賀さん。俺もそー思う。アニメや漫画とはちげぇから、生きる事を考えればこの行動は無駄しかねーし。あんたの判断は正しいから、気負いとかしないほうが良いっすよ。……まぁ、千賀さんが自己満足で償いしてるみたいに。俺らもきっと自己満足で、救世主をやるんじゃねぇかな。人間らしいだろ、腐った奴らと違って。(つらつらと饒舌に言葉が出る。こういう状況だからこそ、冷静になれる。それは人間の持つ良い所でもあった。停車した二台のバンで乗り換えが行われ、残ったのは無鉄砲な救世主たち。)   (2016/2/14 23:48:16)

茅ヶ崎 唯人 ……ミズキ、メイ。Good Game!(走り出す原付と二台のバンに、そんな言葉と共にサムズアップを投げ掛けた。彼女たちの役割も、当たり前だが重要である。さて、疎らに蔓延る屍の先に、お目当ての工事現場がある。横目の男性を見て、小さく頷き。)お兄さん、俺は茅ヶ崎唯人。よくメガサキとか言われるんだけど、ちげーから宜しくっす。(拠点から遠い場所で、降車する。それは、逃げ場の分からぬ場所に放り出されたと同義であった。)>ALL、北川   (2016/2/14 23:48:19)

千賀 行路(バンが速度を上げ、車内に大きな振動が伝わる。屍が群がるスクールバスとの残り距離は僅かだった。正面衝突したら死んでしまうだろうかと、千賀はそう考える。だがどっちみち、手をこまねいていては緩慢な死が待つだけなのだ。だから彼は、自分の中のギアを――数段階、引き上げる。)/ …………ふぅ。 / (浅い息。嫌になる、本当はこんな事、自分はやりたくないのだ。ただヒロイックな感覚に酔っているだけだ、くだらない。けれど、まあ――こんな感じで死ぬのであれば、少しは自分の人生にも誇りが持てる気がした。 千賀は。スクールバスに群がる、数体の屍へと向けて突っ込む。当然車体同士はスレスレで、しかも間に何匹か挟んでいる所為で、バンは揺れに揺れた。――だが、その成果はあっただろう。何匹かの屍を、ひき殺した。それを為したバンの横っ腹は傷つき、そして多量の血液が付着していたので――できるならば、スクールバスに全員乗って帰りたい。幼児と触れ合えるし。最後のはともかくとして、バンはスクールバスから十数メートルほど離れた地点で止まった。)/   (2016/2/14 23:50:42)

千賀 行路……孔舎衛坂くん、保泉くん。頼むよ、僕ぁその――戦うとか、そういう野蛮なことは嫌いな性質《たち》だから。/ (残るもう一人には、視線だけを投げる。なんだか呆れたような、申し訳ないような――複雑なものを。それから自分自身は、バタフライナイフを手に持ち、運転席から立ち上がった。――膝の震えが収まったら出よう。そう思った。)   (2016/2/14 23:52:01)

布良 覚あー、もしもし?ミズキさん?メイさん?バン1台と何人かでそっちについていって食料調達するから、よろしく。ちなみに私はほら、いつもカメラ持ってる人ね、布良覚。(インカムから先行する原チャリに乗っている彼女に向かって連絡を送る。ミズキ、メイ、何故1人しかいないのに2つの名前があるのか。ちょっと気になりつつもとりあえず必要事項だけを連絡してそのままバンは原チャリを追いかけ目的地である映画館へと向かうべく走り続ける。 >香々地)   (2016/2/14 23:55:19)

保泉 美加登よし、スクールバスからアイツらを引き離すぞ! (自分でも愚かだと思う。助かる見込みの少ない連中を、命を懸けて助けて。それでいて余計に出費が重なるのだから…本当に性質が悪い。それでも、本当に助けたいと思ったから。――バンから飛び出し、) 腕を噛まれるなよ!――こなくそがッ! (腕を伸ばしてきた屍を自動小銃の先端についたナイフで突き刺す。狙いは喉元。血を噴き出しながら、ばったりと地面へと倒れたそれを見つめ、持ち前の身体能力を生かし、スクールバスの天井部分に飛び乗った。己の足元には屍が何体かいるものの、先程の千賀が行ったバンでの体当たりの成果もあってそのほとんどが吹き飛ぶ。体制を立て直そうと、地面を蠢いている屍に警戒を向けつつ、「窓を割るぞ!窓際から離れろ!」勇ましく、大きな声を張り上げる。小銃で窓を殴打。何度かするうちに窓が割れ、子供一人なら通り抜けるくらいにまで広がった。腕を出し、子供を引っ張り上げようと――)   (2016/2/14 23:59:06)

北川 順也(救出ムード。それに乗せられた、ってことにしておこう。幸い物騒なものを持っているコワモテさん、見るからにケンカ慣れしてそうなにいちゃん、女子高生は……まあいいとして、そう簡単につかみかかられたりはしなさそうな人間がスクールバスに突っ込んで、自分はあそこの重機を動かして援護。自分を援護してくれるという人と一緒に行くなら、多少成功する可能性もあるだろう。自分は工事現場へ行くためにこの時点でバンから降りて、もう一人とともに目当ての場所を見る。)茅ヶ崎さん、ね。俺はキタガワ。とにかく、無事帰るぞ。もうそれだけ。ほんと、もう。(共に降りた男に声をかければ、”それじゃ、もうちょっぱやでいこ。”なんて声をかけ、工事現場へ向けて走り出す。)>茅ヶ崎   (2016/2/15 00:00:21)

香々地 瑞樹(前進する一両のバンとは別に、こちらは旋回。スクールバスが塞ぐ道を大きく逸れて、別ルートを使って目的地へ向かうことにした。大通りが使えないから多少道は狭くなるけど、バンも問題なく通れる車幅だから大丈夫だとおもう。上空を先に飛ぶメイも、問題なく進んでいるし――と、メイがゆらりと車線左へ移動した。追って視線を下ろしたとき、前方に崩れ落ちている「もの」に気がつく。すごしばかり蠢いて、けれど這うようにしか揺れないそれは、屍…に食われたときに、手足が欠落したのだろう。呻くような、嘆くような声をもらしながら、それは進行ルートに留まっている――人には名前があって、過去があって、未来があって。)(あった。人にはあった。屍には?)んなもん、プランBくらいねえよ(小さく呟いて、アクセルを握り込んだ。スピードを上げて、タイヤがぐしゃりと脆い肉を踏み潰す。まるで雨の日に水溜りを踏んだかのように飛び散った液体の音を確かに拾いながら、眉を寄せた。――死んだら終わりだ。「屍」は「人」じゃない。……だから、だろうか。行き違うバンの一両から掛けられた、決別染みた言葉に振り返れなかった。屍は、人じゃない。)   (2016/2/15 00:06:04)

香々地 瑞樹『good luck all』(皮肉染みた心情も、交ざった感じはあるけども。救出組みとして残った彼らへ、そう返した。)(それから、背後を続くバンからの通信。)ん、『めらサン、ね』……(なんか熱そう。そんな感想は呟かずに、自己申告の“カメラもってる人”のイメージをおこしてみる。……あまり、浮かばなかった。仕方ないねと悲惨な記憶力への言い訳をしてから、「おっけ、此方こそよーろしく」と軽く返して。)『次を左折、200m地点で目的地周辺…準備して、どーぞ』(ついに見えてきた看板を見据えて、通信を返す。)>布良   (2016/2/15 00:06:12)

孔舎衛坂 丞ッシャぁらァッ! 任せろ千賀サン、そういうのは元ヤン《クソガキ》の仕事だ。――死にぞこないども、何してくれてんだ、オラァッ! (バンに衝撃が走った瞬間、彼はドアを蹴るようにして飛び降りた。むせ返るような腐臭と陰惨たる光景に鼻は曲がりそうだし、目を覆いたくはなるけれど。これは”やるべきこと”だ。人間が人間としての尊厳を持っているため。それは人によって使命だったり、義務だったりと呼ぶものなのかもしれないけれど。彼の場合は……”お返し”だ。一度道を踏み外した自分を戻してくれた人がいる。なんの損得もなく。だったら――。) 自衛官サン、俺が持たせてる間に何とかしてくれってんだ! クソったれどもがァっ! (ぶん、と警棒を振る。するとガシャン、一瞬でそれは長い長いロッドへと変貌した。そしてそれを大振りで、まるでコマのように振るう。屍にクリーンヒットしたそれは、ぐしゃりという嫌な感覚と共に頭部を飛散させるだろう。――ああ、何度やってもこの感覚は慣れない。チーマーのときだって、人の頭を殴ることなんかなかった。だがやらなきゃならない。ガキどもを助けてやらなきゃ。それが”お返し"なんだから。)>救出組   (2016/2/15 00:09:17)

茅ヶ崎 唯人……ん、キタガワさんね。当たり前だよ、俺は自分を犠牲にするつもりはねーし、何より痛いのは嫌だ。(鉄パイプを担ぎ、同年代ぐらい。――何だろう、何か落ち着く雰囲気を持つ男性と共に必死に工事現場を目指す。真横から手を伸ばしてくる屍の一体を鉄パイプで殴りつけ、そのまま進み続ける。これに手馴れたのも、何回か調達に出ていたお陰だろう。)……それにしても、北川さんこれ動かせんの? すげぇな。(そして、辿り着いた工事現場には幸い屍の影はなかった。遠目に、救出劇を開始する千賀たちの姿が見える。)……何も無かった日々を、変えろ。(呟くのは独り言。握り締めた鉄パイプ。二人を追うようにのそのそと迫ってくる数体の屍を見据える。「準備、かかってくだせーな」と掛けた声は、震えていた。自分に捌けるだろうか、この数を。)>北川   (2016/2/15 00:09:19)

千賀 行路(千賀は車内で、少しの間考える。手に持ったバタフライナイフ、当然リーチは短い。こんなものでなんとかなるのだろうか、と。冷静に考えて、いやどう考えても無理だった。千賀は所有しているものを確認する。ライター、ダーツ、ナイフ、煙草――彼は、辺りに転がっている廃材を見た。手に持って、使えそうな木材もある――"準備"を終えた彼は、バンから飛び降り走り出した。高校時代以来の、全力疾走である。)/  ――――ッ! /(孔舎衛坂が蹴散らした屍が地面で呻き声をあげている。見上げると、そこには窓を割り救出を試みる保泉の姿もあった。既にその手は、子供へとかかっている。――どうしよう。あの子を自分に受け止めることができるだろうか。いやいや、あの子の骨とか折れたらどうしよう。でもこの場合、他にないし――)/ 保泉くん、その子、投げてくれ! / (相手からすればちょうどいい位置だろう、見下げることができる地点で、千賀は声の限り叫んだ。)>保泉   (2016/2/15 00:14:40)

布良 覚到着…っと。(交信から3分も経過せずに目的地である映画館『バルト8』に到着した。バンから降りて辛うじてそう読める看板を撮影してそう呟いた。屍は少なくとも目視できる範囲には―――いない、と思う。建物内はさっぱりわからないが。一緒に乗車していた青年から金属バットを受け取り装備を整える。カメラよし。以上。)やっ、先行お疲れ様でした。疲れてない?休んどく?あとミズキとメイってどっちが名前?それともミズキメイ?メイミズキ?(原チャリに乗っていた彼女の元へ近寄りやつき早にそう聞いた。先ほどのやり取りでは聞かなかったがやはり気になり、そのままにはしておけなかったのだろう。映画館の入り口に向かいながらその質問をした。 >香々地)   (2016/2/15 00:19:32)

北川 順也誰だって、”ああ”はなりたくねーだろよ。(移動しながら、慣れた様子でそいつらを殴りたおす茅ヶ崎を見る。正直に言って、すごいと思った。自分には無理だ。少なくとも、彼の持っているような《直接感触が伝わるもの》で、あいつらをどうにかするのは。――工事現場へたどり着けばそこにある重機を見る。どれも動きそうだ、なら。)まあ、働くのに便利かなって思って免許とっただけだ。本当はこんなことのために使うつもりはなかったんだけどな。(一台のブルドーザーに近づいていきながら、声をかける。操縦席を覗き込むと、鍵が付いていることに安堵した。これなら、すぐにでも。)そんじゃ、1分でいい、ちょっと時間稼いで。(そう伝えれば、運転席に乗り込んでいく。)>茅ヶ崎   (2016/2/15 00:20:24)

保泉 美加登――! (自分に声がかかる。『保泉くん、その子、投げてくれ!』、応答も何もしなかった、いや…できなかった。しかし、彼の言葉に答えるように腕に抱いた少女を千賀へと”投げる"。確信はあった、千賀が少女を受け止めてくれるという確信が。) まだまだ行くぞ!千賀ァ! (二人目は少年を引きずりだす。足腰の筋肉、乳酸がたまってくるのをふつふつと感じるが、それでも手は止めない。迅速、尚且つ大胆に。) ――グォッ…! (足元が揺れた。屍がバスを揺らしている。少年を抱えているためか、下半身のバランスが崩れ転倒しそうになるのを必死にこらえた。) クソどもが…ッ。 (歯を食いしばり、必死に答えている様子。表情には焦燥が芽生えてくる、汗はとめどなく流れて…。) >千賀   (2016/2/15 00:22:07)

茅ヶ崎 唯人 (決断をしたのは自分だ。救出が無意味でも、やると提言したのも自分だ。ヒーローは自分だ。心の中で、そんな満足感を抱いていた数分前までの自分を殴ってやりたい気持ちだった。――周囲の人間は、生を守る為に必死になって戦っている。千賀も、軍人も、サッカーDQNも、女子高生も。そして、この北川という男も、出来る限りのことをしようとしている。ごくりと生唾を飲んで、稼げと言われた一分がどれほど長いものかを思い知った。――自分は、無能だ。)……あ、あ……(言葉が、出ない。数にして4体の屍、得物を持っているとはいえ、蘇るのは間近まで迫ったその顔、そして貪られて動かなくなる悪友。噴出す汗、総立ちの鳥肌、喉が閉塞する感覚。)は、はやく……た、たす、けて……くれ……!(駄目だ。勇猛果敢な英雄に、自分はなれなかった。じりじりと後ろに下がり、ブルドーザーに乗り込んで準備をする北川へ縋るような視線を向けた。)>北川   (2016/2/15 00:26:27)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、孔舎衛坂 丞さんが自動退室しました。  (2016/2/15 00:29:20)

おしらせ孔舎衛坂 丞さんが入室しました♪  (2016/2/15 00:29:29)

孔舎衛坂 丞((イキスギィ!   (2016/2/15 00:29:34)

香々地 瑞樹――ふー…ッ、おつかれ、メイ。(バンが停車して、調達班が降りてくるまでの数分の間。小回りのきく原付は映画館すぐ傍まで寄せて、上空から偵察をしてくれていたメイにお礼を零しながら撫でれば、うっとりと目を細めつつ「all right」と返事が返ってきた。かわいい。当然の真理を噛み締めていれば、背後から掛かる声。)(振り向いた先、黒髪の男性…青年?の姿と、掛けてきた声音から、イコールで「めらサン」だと辺りをつけてから、)あー…いや、わたしは香々地です。香々地、瑞樹。 こっちのかわいい子がメイ。(なにやら勘違いされているらしい名前の件に気がついて、早口に訂正を加える。フルネームで名乗ってから、肩に留まるメイへ一瞥をむけて。)んで、食料ですけど。どれくらい積めそうです…?(原付に縛り付けていたゴルフアイアンを持ち上げながら、ゆっくりと問う。というより、どの程度救出に留まったのか、人出はどれくらい残っているのかもあまり把握していない。原付の荷物部分に乗せれないこともないが、あまり乗せると速度が落ちてしまう。万が一、屍に追いつかれるようなことになれば危険極まりない――)   (2016/2/15 00:32:46)

香々地 瑞樹あ、とりあえず行きましょっか。(考えていても仕方ない。まあ、多少声量には気を使うけど、情報交換は動きながらでも出来る――とまで、考えて。)……どっから入ります?(考えてなかった。)>布良さん   (2016/2/15 00:32:57)

千賀 行路(奴らは、無機物にはあまり興味を示さないことがわかっている。だからなのだろう、バスに群がっている屍が保泉、孔舎衛坂、そして自分へと移動し始めている状況を千賀は分析していた。これは決して作戦で、そうすると決めてやったことではないが――結果として、ス)クールバスの周りから屍は少なくなりつつあった。こちらへと投げられる少女をキャッチし――乳臭さが最高だと、千賀は一瞬思った――、それを抱きかかえるようにしてしゃがむ。そしてもう一人も、同様に。そこで目を再び上げると、しかし次の声はなかった。見るからに保泉は消耗し、汗を多量に掻いている――もたないか? そう直感して、ふと周囲を見ると――千賀自身にも、危機が迫っていた。鈍重な動きでにじり寄る屍が3体。千賀は咄嗟の判断で、手に持った"火のついた角材"を、力任せに振り回す。)/ はァッ……はァッ……はっ……! / (恐怖が脳髄を侵食していく。一匹、屍を潰したが――焦りのためか、混乱のためか、身体が次の動作を開始してくれなかった。だがそれでも、口を動かすことだけはできる。)   (2016/2/15 00:33:27)

千賀 行路 ……保泉くん、全員を救出することは――/ (諦めた方がいいかもしれない、その言葉を飲み込む。そも、放った青息吐息の声も相手に聞こえているかどうか怪しいのだが。――まだバスの周りには、なんとか扉をこじ開けようと、十数体の屍がいる――。)>保泉   (2016/2/15 00:33:56)

香々地 瑞樹(お疲れ、と労う言葉は、メイが直接うけとったらしい。「no problem」とドヤ顔で返しているのを横目に、休むかと気遣う言葉に首を振った。)大丈夫っす、いけまっす。(運転疲れするにはまだ早い。それに、ただでさえ人出は分担されたのだから、手伝わなければ自分の食料自体も危ない。――つくづく、自己的な思考回路だ。)   (2016/2/15 00:36:07)

香々地 瑞樹((ごめんなさい適当な部分に追加おなしゃす…!   (2016/2/15 00:36:17)

孔舎衛坂 丞(まずは一人――いや、”一体”。次だ、次。そう思っていても、思ったよりも体が動かない。より正確に言えば、たった一体斃すだけでも相当に消耗している。もちろん彼のちっぽけな脳みそでは理解できなかっただろうけれど、知らないうちに相当緊張をしていたようで、そんな中振るわれたロッドの一撃は自分の体力をがっつり持っていくのに何の不足もなかったらしい。それでも、もう一発。幸いにしてのろのろとしている屍にあてることは容易かった。元ヤンであることも味方しただろう。だが一撃で頭部を撃砕するには至らない。当たり前だ、単に身体能力の高い元スポーツマン。ヤンキーだったことを加味しても一般人とそう変わらない。もう一発、もう二発。それでようやく動かなくなった。) ぜっ……ぜっ……。く、そ。もっと、鍛えとく、べきだった、かな? あァ、ちくしょうがァ!   (2016/2/15 00:37:19)

孔舎衛坂 丞(押しとどめる。ただ、ただ、さばき続ける。とてもではないが、千賀と保泉の助けに行ける状態ではない。ガキどもを助けるために出てきたってのに、なんて様だ。――それでも、ロッドを振るう。ごしゃ、ぐちゃ、べき。警棒だから折れはしない。それにまだ曲がってもいないだろう。それでも僅か。僅かずつ、消耗していっている。武器も、人も――。)>千賀、保泉   (2016/2/15 00:37:21)

北川 順也これが、こうで。よし。(操縦席にすわり、もろもろの位置を確認する。キーを回して、……よし、エンジンはかかった。あとは――)準備でき……おい、早くこっち、横ん乗れ!(移動中の彼とは違う、おびえたようにじりじりと下がる後姿。その目前には、4人の影。急いでブルドーザーの操縦席の横にある足場へと乗るように叫んだ。この位置では、男性も一緒に巻き添えにしてしまう。それはできない。まったく知らない誰かならまだしも、顔を知って、名前を知って、こんな状況を共有した人間を、あいつらと一緒くたに轢くのは無理だった。)   (2016/2/15 00:38:13)

北川 順也>   (2016/2/15 00:42:19)

北川 順也>茅ヶ崎   (2016/2/15 00:42:23)

布良 覚なるほど、香々地瑞樹さん。そしてその子がメイだね。なるほどなるほど。(自己紹介をされ、ドヤ顔しているメイと彼女にカメラを向けてはい、チーズ。と返事を待たずにバシャシャと連写して何事もなかったかのようにカメラを戻した。)んー……大き目のバンだからダンボール3,4個は積めるんじゃないかな……上手くいけばもう少し積めるだろうけど。(時間をかければそれだけ屍に見つかりやすくなる。素早く、多くの食料を手に入れる。それが一番だ。)え?入り口でいいじゃ……あぁ、そっか。従業員専用とか荷物搬入とかの方が近いかもね?いやー、よく考えたね。(思いつかなかったよ。と、斜め上の解釈をして従業員専用っぽい入り口へと向けて歩き出した。 >香々地)   (2016/2/15 00:44:26)

茅ヶ崎 唯人 ……っつ、ちょ、ま……!! 北川さん!!(そうこうしている内に、ブルドーザーは動き出した。咄嗟に横に退いて飛び乗ろうとするも、僅かに届かず。しかし、お陰で4体の屍たちは挽肉となって消えた。嘔吐しそうになる光景であるが、必死に抑えながらブルドーザーの後を追う。)……あぁ、いっちまった……いや、早くいって助けてやって、くれたほうがいいか……(かといって立ち往生刷る訳にも行かず、走りながら周囲を見渡す。そこには、屍を引きつけて逃げていたのであろう女子高生の姿が見えた。あぁ、見覚えがある。)……おい、信楽じゃねーか……なぁ、いったぞ、秘密兵器……! 俺らも逃げようぜ!(声を張り上げて、それはまるで縋るように自分よりも年下の少女の方へ駆け寄る。そうだ、もう後はブルドーザーが大量の屍を蹴散らし、生存者たちがバンに乗り込む。それでミッションコンプリートだ。一人で戻るのは心細いとは言えず、彼女に声を掛ける。)>北川、信楽   (2016/2/15 00:46:08)

保泉 美加登(けたたましい音、何やら大型のエンジンがかかっているようだ。陸自にいたのもあってか、「戦車か…?」と口にしてしまう。) …このままぶつかってこい!バスに! (大きな声で北川へと伝えた。子供はまだ何人も残っているが、バスのそれなりの装甲ならブルドーザーの体当たりくらいで打ち破れたりはしないだろう。) まだ、まだ諦めんぞ俺は…。 (少年を背に抱え、バスから飛び降りる。何体かの屍がこちらに視線を向けるが、愚鈍な動きなせいか危害を与えることはおそらくできない――。) >救助組   (2016/2/15 00:47:38)

香々地 瑞樹あー…はい、よろ、えっ、ちょ……(まじまじと向けられる視線になんとなく居心地は悪いが、先日自分が向けたような視線だと分かっているから表立って嫌そうな顔は出来ない。やんわりと視線を外して、誤魔化し程度にもう一度社交辞令の言葉を向けようとしたとき。ぱしゃりぱしゃりと遠慮も容赦もないシャッター音が襲ってきて、目をぱちぱちと瞬かせた。)(えっちょっと。そんな許可なく。えっどうして平然となおすの?)(一応花も恥らう(ギャグではない)年頃である身として、こんなノーメイク極まりない、こんな雑な格好を平然と写真として残されてしまうのは抵抗がある。メイは構わないけど、むしろ後で焼き増しとかほしいけど、わたしが映ったものは削除してもらいたい。それを主張するまえに、わたし自身が向けた問いに考え当たった相手が一人で納得して、答えを出して歩き出してしまった。)……アッハイ、はい……、   (2016/2/15 00:51:29)

香々地 瑞樹(呆然としたまま、ろくな反論もなく後をついていく。――非常事態のままだったからか、従業員入り口は開いていた。室内ではさすがのメイも、偵察はできないから大人しく方に乗せたまま、ゴルフアイアンをしっかりと両手に握りいつでも振り被れる状態で、ゆっくりと業務用廊下を進み始める。)>布良さん   (2016/2/15 00:51:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千賀 行路さんが自動退室しました。  (2016/2/15 00:54:03)

おしらせ千賀 行路さんが入室しました♪  (2016/2/15 00:54:19)

信楽 菘(死地に降り立って、緊張感がようやくと指先までを支配してから、起こす行動は単調なものばかりだった。まるで作業をするように、音を立てては声を上げて、実際にバスの中から子供たちを助け出す仲間にヘイトが向かわないように、気を逸らしていくばかり。持ち前の脚力を最大限に使って振り切って、愚鈍な一匹の頭を潰して、また逃げて、その繰り返し。かつては自分と同じ人であったはずの姿に対して、振るうバットに込められる力は必要最低限で、あまりに無感情だった。自分なりの役目を果たしている最中、両手に収まる範囲の数、潰して、腕がしびれてきたと感想を零しかけた時。聞こえた声は、人のそれだった。いや、もっと近しい、知り合いの、)   (2016/2/15 00:57:24)

信楽 菘 ……あぁ、チサキさん、! よかった生きてて、 わぁ(こんな場所には不釣合いな笑顔だって浮かべて、地面に伏した屍からバットを持ち上げた。安堵の言葉を呑気に吐こうとした矢先、聞こえた"秘密兵器"にバスのほうを見て、思わずといった具合の感嘆が漏れた。周囲はまだ冷えているはずなのに、過剰に動き過ぎて汗が滲む。気付けば、息も切れていた。それは相手も一緒だろうか。どこか達成感を感じる声に頷いては、あたりを見てから「それじゃあ行きますか!」って威勢よくその手を掴むつもりだ。このままブルドーザーが全てを終わらせてくれるなら万事休すだ。そのバスの中に、まだ子供たちがいることを自分は知らないまんま、彼と一緒に元いた場所へ走りもどるつもりで、)   (2016/2/15 00:57:31)

北川 順也うっそだろ!?(走り出したブルドーザーに、男性が乗ることは無かった。とまるか?いや、もうそんな時間は無い。だあクソ、もう、ああ。彼が無事であることを祈ろう。そう切り替えれば、救助活動が続くだろうスクールバスのほうへとブルドーザーを走らせる。速度はそれほど速くは無い。それから、)ちっくしょおおおおおおおお!!!!おい、行くぞおおおおおおおおおお!!!!(スクールバスのほうから聞こえてきた叫び声に返すように、ありったけの声を出す。残っている人間はいるのか?とか、全員助け出せたのか?とかそういったことは、もう考えないことにした。衝突までの時間は、凡そ1分。ブルドーザーは、もう止まらない。)>茅ヶ崎、救助組   (2016/2/15 00:58:58)

千賀 行路(――千賀は、絶望的な状況で薄く笑った。それは、醜くも必死に生にしがみつく自分の、そんな往生際の悪さに対してのもの。こんなシチュエーションで死ぬなら、それもいいと思った。でも、ことここに至ると――嫌だった。死ぬのは、自分がなくなるのは、怖い。嫌だ、死ぬのは嫌だ――)/ ――――ッ! / (なんとか手元にいた二人の少女を抱きかかえ、火のついた木材をその場に投げ捨て、千賀は走り出す。屍の動きは鈍い、逃げるだけならば囲まれない限りは可能なのだ。こんな状況だからだろうか、不思議と足はもつれることなく動き、一直線に千賀は乗ってきたバンへと進んでいく。視界の端にブルドーザーを見据えて、)/ 保泉くん、孔舎衛坂くん! / (名前を呼ぶのが精一杯だった。それですべてを察してもらう以外に無い、もう彼らだってわかるだろう。正義感だけじゃ、ヒロイズムだけじゃ、どうにもならないってことが。もう十分だ、何人かでも、人間を救えればもう十分。そうだ、食いぶちが大量に増えないだけ、こっちのほうがむしろ都合がいいかもしれないぐらいだ。そう、自分を納得させた。――背後で、大きな衝突音が聞こえる。)   (2016/2/15 01:00:14)

千賀 行路く、そっ……! / (バンに飛び乗り、震える手で鍵を回しエンジンをかける。けたたましい音と共にエンジンが作動し、)/ 早く、早く、早く来いよ……! / ("仲間"の到着を待つその顔に、いつもの余裕は微塵もなかった。)>救出組   (2016/2/15 01:00:22)

布良 覚……いくつか部屋があるから手分けして…いや、下手に分かれるほうが危ないか。時間はかかるけどなければない、ってわかるだろうから1部屋ずつ調べていこう。(バットを握る手が汗ばむ。突然襲われるのは勘弁してほしいところだ。カメラでも出して撮影して気を紛らわせたいところだが下手に音を出すのも怖い。)館内地図とか、壁にあるかもしれないから一応そういうのも気にしておこうか。それじゃ、この部屋から……。(ドアノブを握り、音を立てないようにゆっくりと開く。何もいない。誰もいない。人もいなければ屍もいない。心臓の鼓動が非常にうるさい中でそう言い聞かせながら扉を開けた。そこには、言い聞かせたとおり何もいなかった。少し、ホッとしながら部屋の中へ進む。 >香々地)   (2016/2/15 01:00:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、保泉 美加登さんが自動退室しました。  (2016/2/15 01:07:39)

おしらせ保泉 美加登さんが入室しました♪  (2016/2/15 01:07:49)

茅ヶ崎 唯人 ……信楽、お前ほんとうに女子高生か?(良い事なのだけど、自分よりよっぽど勇気もあるし行動力もある。何より、屍に対する恐れを押し殺すことが出来ている。それを出来ている人物は他にもいるが、だいたいが男性である。故に彼女のような存在は希少というか奇特というか。無論みんな、恐怖心はある。恐怖心をどれだけ押し殺して屍に立ち向かっていけるか。逃げる事は最優先事項だが、それだけでは生き延びる事は出来ない。だからこそ――自分は、弱いのだろう。自嘲気味に小さく笑い。)   (2016/2/15 01:08:11)

茅ヶ崎 唯人おめーも……生きてて、よかったよ。(無鉄砲さが祟って奴らの仲間入りをしていなくて、本当に良かった。数少ない知り合いを失うのは寝覚めが悪く、心底安堵したように、その場にへたり込みそうになった所で手を引かれて走り出す。こいつ、人の事引っ張って走るの好きなのかな。そんな事を呆然と考えながら、生きている人間の温かみを手に感じながらバンへと戻っていく。) ……千賀さん、俺と信楽戻りました! ……はー……しぬ。しんど。(一番後ろの座席に腰を預け、冷や汗でびっしょりのシャツを数回パタパタとさせたかと思えば――ショートした電源のように、一瞬で気を失った。戻ってきた面々は、この二人がうまくフォローしてくれるだろうという淡い考えで。)>信楽、千賀   (2016/2/15 01:08:15)

香々地 瑞樹(ゆっくりと、足音を立てないよう、必要以上の物音を出さないように気を払いながら進む。しい、と予めメイに小さく呟いたら、「OK」と潜んだ声が楽しそうに返ってきた。)(人数は、全員合わせて4、5人と言ったところだろうか。確かに集団でいれば、同数、それ以下くらいの屍にはなんとか対抗・撃退できるだろう。自然とリーダー役を買ってくれた布良サンに感謝しつつ、こくりと頷いて同意を示し、後をついていく。)(布良さんの静かな声を聞きながら、彼がドアノブを捻る光景を数歩離れたところから見守る。扉が開いて、メンバーの持ち合わせた懐中電灯が中を照らして、ゆっくりと空間が落ち着いて――)……いない…、(小さく、事実を確認する為に呟いた。 いないに越したことはないが、どうにも緊張した。視界が隔てられたところは、やはり危機感をもって向かわなければいけないから仕方ない。――どうやら、倉庫のようだ。多少視界が悪くなる程度に、高い棚に所狭しとダンボールが詰め込まれている。   (2016/2/15 01:12:10)

香々地 瑞樹(食料系が詰められた場所かは、わからないけれど探す価値はあるだろう。布良さんに続いて中に踏み込み、さっそくダンボールを引っ張り出した。舞うほこりに、「うわっ…」と小さく声をあげる。)>布良さん   (2016/2/15 01:12:14)

孔舎衛坂 丞 (なんとも語彙の少ない罵詈雑言と共に、彼はバスの方へと駆けてきた。背後にはいまだに屍が何体もいる。とはいえのろのろとした速度ではあるので追いつかれることはない、が。) あァ、クソっ! どうしようもねェな! 自衛隊サン、千賀サン! 俺もガキ助けるの手伝うぜ! あいつらが来るまでに、全員助けられれば――。 (そう思って眺めやったスクールバスの中、彼は唖然とする。子供の数は20人を超えていた。――そう、この人数では、大型であるとはいえバンに乗るはずもない。そして遠くから聞こえた巨大なエンジン音。遠目に見えたブルドーザーの姿。そして返ってきた千賀の言葉。) 馬鹿野郎ッ! ここまで来て残すなんざ出来っかよッ! 見捨てる? そんな中途半端ァ! (割れたスクールバスの窓、手を伸ばす。泣き叫ぶ、助けを求める子供が手を伸ばす。掴んだ。一人、無理やりにでも引っこ抜く。三段警棒を腰のベルトに挟んで、右手でもう一人。――”コーチ!”……聞こえた声、聞こえてしまった声。バスの中、最奥。見覚えのあるユニフォーム。コートジュニアスの、ユニフォーム。)   (2016/2/15 01:17:17)

孔舎衛坂 丞――喜里川(きりかわ)ァ! 手ぇ伸ばせぇ! (精一杯手を伸ばした。ほかの子供に目もくれず。最低な行為だと知っている。承知している。それでも選んだ。自らの教え子が居たから。あいつが駆けてくる。手が、触れ合う。掴んだ。引っ張り出す。ああ、喜里川が助けられる――そう思った瞬間、バスに衝撃が走った。ブルドーザーが、衝突していた。掴んだ手が衝撃で離れる。遠くであいつの声が聞こえる。バランスを崩して落ちる。左手に掴んでいた男の子を、抱きかかえて。……はしる衝撃、背中の痛みと同時に呼吸が出来なくなる。そして視界の端に移る屍。もうきやがった。ひとまず、バンにこのガキを運んで。それからもう一度。もう一度だ。あいつを助けてやらなきゃならない。) 喜里川ァ、すぐ戻る! すぐ戻るから待ってろォ! (すでにエンジンの罹っているバンへと駆け戻って、そして子供を中に乗せた。もう一瞬の猶予もない。あいつを、あいつを助けてやらなきゃならない。そう思って、もう一度バンの外へと出ようとする――。)>救出組   (2016/2/15 01:17:22)

2016年02月13日 05時53分 ~ 2016年02月15日 01時17分 の過去ログ
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