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「夜行列車ごっこ」の過去ログ

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タグ 鬼滅の刃


2020年03月07日 18時39分 ~ 2023年05月22日 08時36分 の過去ログ
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おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone au)  (2020/3/7 18:39:11)

おしらせ獪岳※さんが入室しました♪  (2020/3/10 13:51:50)

獪岳※( 心底どうしようもない位嫌いで、嫌いで、憎くて、どうしてこう心から拒絶してしまうのか意味も分からない儘、打ち明けどころの無い思いは結局暴力に変わってしまう。その繰り返しだ。__一度、本当に一度彼奴を殺してしまいたいと思ったことがある。小学生の時。その日は朝から体調が思わしくなくて、思考が朧げだったから熱もあったんだと思う。それより喉の痛みが激しくて、咳が止まらず呼吸が上手く出来なかった。放課後になりやっとの思いで家に辿り着いたけれど、ジジイも居なくて、家はしんと静まり返っていた。その空間に一人、誰にも頼れない状態で置き去りにされてしまった悲しみは、両親から捨てられた時にすら感じ得なかったものだ。座り込み、膝を抱えて胸を上下させながら必死に息をしようと喘いでいた。そんな時、随分と近くから聞こえてきた円い、舌足らずの声に目を見開き顔を上げれば、そこにはふくふくとした頰を真っ赤にした弟の姿があった。)   (2020/3/10 14:21:39)

獪岳※( "にいちゃ、だいじょうぶ?のど、いたいの?" そう口にして肉付きの良い手を伸ばしてきたかと思えば、俺の喉元に触れた。その手に怯えて肩を大袈裟に揺らしたなら、何故か首に一線を引かれたような感覚に陥る。冷えた何かで、首を切り離されるような。その感覚に込み上げてくる抑えようの無い怒りは、相手を睨み付け、床を踏み鳴らし外へ飛び出す事でぶつけずに済んだ。何せまだ幼い弟だ。殴ったりしたら、そう考えられただけ褒めてくれ。__そして今は冒頭の通り、怒り任せに暴力の繰り返しである。思い起こしたその記憶をぼんやりと味わっていれば、苦味の様なものが胸中に広がる。胸糞悪ィ、と舌打ちをして、痛む頭を片手で押さえてソファーに腰を下ろした。あと少し、あと少しの辛抱だ。そうしたら一人気ままに過ごせる。胸に感じる意味も分からない柵に苦しめられる事なく、幸せに過ごせるはずだ。そう考えたなら、重い瞼を閉じて息を吐いた。)   (2020/3/10 14:28:36)

おしらせ獪岳※さんが退室しました。  (2020/3/10 14:39:19)

おしらせ獪岳 ※さんが入室しました♪  (2020/3/11 20:34:20)

獪岳 ※( この男、どうしようもない気紛れである。気紛れだなんて可愛い言葉は似合わない位。例えば、虫の居所が悪ければ同居人である弟を出会い頭に殴りつけたりもするし。毎日毎日当人の顔色を伺いながらこの家で、肩身の狭い思いで生活をしている春色の彼の気苦労はきっと計り知れないものだろう。__モノトーンで統一された物の少ないリビングは当人の趣味である。手首と首筋に振りかけた香水は己のお気に入りで、熱を纏い汗と混じってふわりと香っており、鼻腔を擽るそれに気分は僅かだが高まりその証拠に機嫌良さげに口元には笑みが浮かんでいる。あろうことか、自分は済ませたというのに机上にはラップをかけられた夕食が置かれており、その実当人が作ったと言うから驚きも良いところだ。→   (2020/3/11 20:53:01)

獪岳 ※普段は弟に押し付けているが、料理、と言うか家事全般卒なく熟すタイプの当人が作ったオムライスは、レストラン顔負けのナイフで切り開くタイプのものだ。冷めてしまってはそれも楽しめないので、置いてある分は既にとろとろの卵が顔を見せていてそこに帯状にケチャップが掛けてある。弟はまだ帰ってきていない。気紛れで作った、彼奴のおめでたい髪色に似た卵のオムライス。まだほんのり温かいそれは、当人の気分次第で待遇が決まるのであろう。そんな当人は淹れたてのコーヒーを飲みつつ足を組み直した。)   (2020/3/11 20:53:17)

おしらせ善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/11 21:45:25)

善逸 ※…(随分と遅くなってしまった。遠くに見える夕日を蜂蜜色の瞳に映して空を仰ぐ。たまに行き交う人々の間を縫うように吹く風が春色の髪を揺らして、気紛れにもどこかに消え去っていった。急くように早足で通り過ぎていく人の波に揺られながら、ゆっくりと改札を通ると、丁度電車が止まっているホームに向かって灰色の階段を跳ねるように降りていく。電車の中に足を踏み入れると、淀んだ空気と服と服とが密着し擦れ合う音に密かに顔を顰めた。基本この時間の電車はこんな感じなのだが、いつもより幾分か混んでやしないだろうかと内心文句を垂れながら、紛らわすように携帯のディスプレイを見つめる当人の斜め後ろから声が聞こえる。会話の内容にああ、なるほど、と一人納得して狭い空間で溜息を吐いた。どうやら今日はどこかの学生たちの間でイベント事があったらしく、高い声で会話に花を咲かす二人。やがて入口が開いたと同時にホームになだれ込むように出ていく人々の流れに殆ど巻き込まれながら、駅を出た当人の肌が外気に触れる。大通りの街路樹の葉が風に騒めくのを耳に入れながら、ひたすら帰路を進んだ。→   (2020/3/11 21:46:34)

善逸 ※住宅街に入り、頼りない灯りを頼りにコンクリートの地面を踏みしめていると、見えてきた自宅にゆっくりと足を向ける。玄関前で肩からずり落ちそうになった荷物を一度持ち直して、ポケットに手を突っ込んだ。しかし、幾ら探しても鍵の感触がないことにじんわりと嫌な汗を額に浮かべながら、仕方なく壁に備え付けられたインターホンへと手を伸ばす。一枚壁を挟んだ向こうに電子的な音が響くのが聞こえて、同居人である彼の機嫌損ねないような言葉を頭の中でぐるぐると考えていた。)   (2020/3/11 21:46:36)

獪岳 ※ ( 底が見えたカップにコーヒーを注ぎ足そうと立ち上がり、注いでいれば嫌にも視界に入るオムライス。己が帰宅するのが早かっただけで別段彼奴の帰りが遅い訳じゃあ無いのだが。どうしても指針の進むスピードに、響く音がゆったりとしているように思えばちらりと時計に目配せた。仏頂面は何を考えているか分からない。ただ、嫌にゆったりとした動作でオムライスの乗った皿を手にしたかと思えば、ぱたぱたとスリッパの音を立てて蓋付のゴミ箱の方へと向かう。足でレバーを踏み、がぱりと口を開けたゴミ箱に、右手に持った皿の上から滑らせて捨てようとしたすんでの所で嫌に澄んだ呼鈴が部屋に響いた。__捨てずに済んだ事にほっと安堵している自分がいる事に気付くも、知らぬふりをすれば、机上の先程置いていた場所に皿を戻す。インターフォンの画面を確認すれば、姿を確認した後で眦をほんの僅かに緩める。それから玄関へと向かえば、鍵を開けてドアを開いてやった。相手の瞳を見れば、然し何を言うでも無く、相手がドアを押さえる前にぱっとドアノブから手を離し背を向けてリビングへと戻り、ソファーに腰掛けた。)   (2020/3/11 22:04:58)

善逸 ※あっ、(暫くして聞こえてきたぺたぺたとスリッパでアパートの床を歩く音に、インターホンを押した手がぴたりと止まった。次いで、玄関の扉が開き彼の腕がちらりと見える。何が起きるでもなく開かれたドアに、ほっと胸を撫で下ろしてノブに触れた。銀色のそれを此方に引いて、室内に足を踏み込めばふんわりと香る彼の残り香に僅かに目を細めながら、靴を脱ぐと、スリッパに履き替えて戸締りを確認する。廊下に零れるリビングの灯りに向かって足を進めれば、少し離れたソファに体重を預ける仏頂面を見つけて、恐る恐る声を掛けた。)…兄貴、ただいま…帰るの遅くなっちゃってごめんなさい。(ふと視界の端に映ったダイニングテーブルに黄色い何かが見えて、何だろうとそちらに顔を向ける。楕円形の平皿に盛られたとろとろのオムライスは一人分。横に並べられたカトラリーが部屋の照明に反射して光っていた。俺の夕飯、作ってくれてたんだ…。久しぶりに胸の辺りが暖かくなるのを感じて琥珀色の瞳を再度彼に向ける。)   (2020/3/11 22:31:44)

獪岳 ※......鍵位忘れんな、カス。( 此奴ももう餓鬼じゃないし、別に多少帰りが遅くなった位構わない。ただ、連絡も寄越さないのは何というか__腹立つ。そこの感覚の違いは何とも理解し難い。後、合鍵。有る物を使わないでどうすんだよ、と呆れ半分で上記の言葉を告げた。丸みを帯びた声色で謝るそいつを射るように見つめた後 (当人は至って普通に見つめているだけで、目付きが悪いのでどうしてもそう見えてしまうのだが) 雑誌ラックから一冊を引き抜き膝の上に広げた。然し、肝心のページに目線を落とそうとはせずに未だに彼を凝視していれば、どうやら自分が作った夕飯を口にするまで逸らす気は無いらしい。オムライスの存在に気付いた其奴は、分かりやすく顔を綻ばせてこちらを見て来るものだから、確と見つめ返して " 良いから食えや " と言う意を込めて顎をくい、と皿に向けて真顔でしゃくって見せた。)   (2020/3/11 22:50:56)

善逸 ※ご、ごめん……その、夕飯ありがとう。(吐き捨てるように告げられた言葉に、眉を八の字にして謝罪を口にした後、すぐさま感謝の意を伝えた。無言で雑誌を広げた彼がまだ此方を見ているので、何かと思って密かに耳を澄ませれば、聞こえてきたのは期待の音。いつまでも廊下に突っ立っているのに痺れを切らしたのか顎を持ち上げてテーブルの上を示す彼に目を瞬かせた。抑えきれない口許を隠すように、台所の蛇口を捻る。勢いよく出て来た冷たい水で手を洗いながら、そういえば、と思い出したことが一つ。顔を上げれば、壁に掛けられた時計の針を見て、一報入れておけばよかったと自身の失態に頭を抱えた。しかし、同時に心配してくれていたのではないか、という考えに至った当人はその嬉しさに胸を高鳴らせながら、濡れた手を横に掛けられたタオルで拭う。まだ少し湿った手で、椅子を引いてそこに座ると、余程彼の反応が気になったのかちらりとそちらに視線を向けた。両手を合わせて、いただきます、と小さく呟いて黄色く蕩けたそれを口に運び、一度オムライスに戻した視線をまた彼によこす。口一杯に広がるふわふわのオムライス、→   (2020/3/11 23:24:08)

善逸 ※その甘さに緩んだ頬を更に緩めれば、口を開いた。)…おいしいよ、ありがと…!(満足そうな表情で彼に笑顔を向ける。)   (2020/3/11 23:24:11)

獪岳 ※( 何をどうしたらオムライス一つでそうも蕩けた幸せそうな笑みを浮かべられるのか、不思議で仕方がない。いつだってそうだ。事ある度に喜怒哀楽を過剰な位に表現する其奴は、まるで己とは正反対で、その違いが偶に煩わしく思えた。確かめたいと思ってしまえば、ソファーから腰を上げ机を挟んだ相手の向かい側に立ち、其奴が手にしていたスプーンを徐ろに奪い取って小さく分けたオムライスの一口分をスプーンに掬い取り、口へと運んだ。舌に纏わる少し甘めの味付けは、先に俺が食べた味と全く同じだった。咀嚼し飲み込めばスプーンを皿に置き其奴に返す。味じゃ無い、だとしたら何だ。その表情を作る要因は。少しだけ大事なものが欠落した当人は幾分か感情のそれに鈍い部分がある。自らの口の端についたケチャップを舌でぺろりと舐めとったなら、相手の瞳を見据えた。) ......ンなに好きなのかよ、これ。ただのオムライスだろ、なのに餓鬼みたいに顔明るめて喜びやがって。( 口調は相変わらず棘があるが、当人からして見れば率直な疑問をぶつけているだけらしい。光の伴わない瞳でじぃ、っと相手を見つめて返答を静かに待つ姿は、→   (2020/3/11 23:54:00)

獪岳 ※まるで、知識を増やすために知らぬ事を全て吸収したいといった、学びに貪欲な子供の様である。)   (2020/3/11 23:54:14)

善逸 ※…(ほんのり甘い幸せの味を噛み締めていると、彼がソファから立ち上がる音がして、思わずそちらに顔を向けた。相変わらず不愛想な表情を下げて此方に近づいてくる彼に、数度瞬きをした後、何か気に障ることでもしただろうか、と不安が募る。そのまま当人の目の前で止まった足に緊張で身体が固まり、背中に嫌な汗が伝った。伸ばされた手に、ぎゅっと目を瞑ると、自身の掌から乱暴にスプーンが取られる感覚はして数秒、いつまで経ってもやってこない痛みにゆっくりと目を開ける。想像していた恐怖に少し潤んだ蜂蜜色の瞳に映ったのは、何かを咀嚼する彼の姿。視線を落とすと、先程手から消えた銀メッキのスプーンが食べかけのオムライスの横に置いてあるのが見えて、内心首を傾げるが、その疑問はすぐに拭われた。バターライスが覗く断面が増えていることに気が付いたからだ。すると、完全に飲み込んだらしい彼の言葉が上から降ってきて、呆れたような声音が耳に入ってきた。ビロードのにような真っ黒な瞳に吸い込まれそうになって、彼の首元で光る勾玉に視線をずらせば、数秒言いにくそうに口をもごつかせて、その後照れたように言葉を紡ぎだした。)→   (2020/3/12 00:21:57)

善逸 ※…だ、だってこれ…兄貴が俺のために作ってくれたオムライスでしょ…俺、嬉しくって…。   (2020/3/12 00:21:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、善逸 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/12 00:42:18)

おしらせ善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/12 00:42:29)

獪岳 ※......ッは、素人が作った料理なんざたかが知れてるだろ。安上がりな奴。( お前は俺が作ったオムライスごときで喜べて、嬉しがれるのか。__あ? " 俺のために作ってくれた " と言う彼の発した言葉の一部分が妙に胸に引っ掛かれば、訝しげな表情を浮かべて軽く首を傾けた。最初は自分の分だけ作れば良いと思った。冷蔵庫を開けて卵を取ろうとした時に、安いからと昨日二パック卵を買った事を思い出した。仲良く並んだ卵を見て、不意に脳裏に其奴の姿が過れば何故か二人分に必要な個数の卵を取ってしまっていた。戻すのも面倒だった為、そして何より機嫌が良かったからではあるが、そこからは流れで二人分のオムライスを作り上げていた。ただの気紛れだろう。そう思えば、口の中の甘さを消すように冷めてしまったコーヒーを流し込んだ。) __分からねェ。お前、俺の事が怖いんだろ。そりゃあそうだよなぁ、いつ殴られるか分からない上に理不尽にキレられるんだもんな。なのに、どうして喜べるんだよ。たかがオムライスだろ、本当。良く食えるよなぁ、嫌いな奴から作られた飯なんざ。俺だったら食えねェよ。→   (2020/3/12 00:49:30)

獪岳 ※( まくし立てるように口からまろび出た言葉。心底彼が理解できなければ、照れて色付いた相手の頰にかさついた指の腹で触れ、不器用な手つきで撫でてみた。随分と柔らかい頰は、まるで傷なんて一つもない。ここに爪を立てればどうだろうかとも思ったが、今はそんな気はさらさら起きなかった。)   (2020/3/12 00:49:43)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、善逸 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/12 01:14:18)

おしらせ善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/12 01:14:33)

善逸 ※…そ、そんなこと…(意地悪く責めるような彼の言葉の下で自身の声が押しつぶされていくのが分かった。訝しげに此方を睨む(ように見える)視線に、喉の奥で次の言葉がどろどろと溶けていく。不機嫌そうに此方を映した両の目。この目だ、この目を向けられるとどうしても逆らえない。黒曜石のような澄んだ瞳がリビングの灯りを映して、輝いているように見えた。勢いを失くした気持ちがまた沈んでいくのと共に俯かせて視界に入った冷めてしまったオムライスを口に運ぶ。このオムライスの味が一流でなかろうと、調味料を間違えていようと、答えは変わらない。口の中で蕩ける卵を咀嚼しながら、ビロードのように艶やかな瞳を揺らす。当人にとっては、味がどうではなく誰が作ったかの方が重要なことであり、この料理は目の前で憎まれ口を叩き続ける彼が作ったからこそ、価値があるものなのだ。ガラス細工のような瞳を銀塗りのスプーンから離して、久しぶりの反抗を口にする。)…俺は嫌いじゃないよ…兄貴もこのオムライスも。安上がりな料理なんかじゃない、俺にとっては……どんな、ウナギとか…寿司とかよりも…価値があるものなんだから。→   (2020/3/12 01:36:55)

善逸 ※(言い終えて唇を閉じると、先程まできつく言葉を吐いていた彼の大きく骨ばった指が優しく頬に触れる感触。予想だにしない行動に大きく目を見開けば、いつになく優しい音を立てる彼の心臓に自身の蜂蜜色の瞳の奥が熱くなっていくのを感じた。)   (2020/3/12 01:36:57)

獪岳 ※俺は嫌いだ。お前が__ずっと憎くて、嫌いだ。( 可笑しな話だろ。自分が言った謎の理論から言うならば、嫌いな奴の料理なんざ口にするはずないと言うのに。実際、当人は弟である彼が作った料理はぺろりと平らげる(ただしどうしようもない位機嫌が悪い時は手を付けない)のが殆どだ。なのに厚ぼったい唇を開いて口にした言葉は中身のない、彼を拒絶する言葉なんだ。まるで二つの人格が入り混じっている様な気さえして、自身の中でずっと対立を繰り返しているような感覚に気持ち悪さすら感じた。金じゃない、まるでそう告げた彼にとんだ綺麗事を言う奴だ、なんて頭では嘲っている筈なのに、相手がそう口にした時の柔らかな表情や、睫毛に乗った光の粒が瞬いた際に弾ける様を見て、ぎゅうっと胸が締め付けられた。潤む瞳を自らの瞳で捉えれば、恐る恐るといった様子で眦に指で触れる。じわりと胸から広がっていく暖かさは、ずっと己が抱いていた負の感情よりずっと心地が良いと感じた。) →   (2020/3/12 02:07:26)

獪岳 ※弟なんだな、お前。笑うよな、俺とお前って兄弟なんだぜ。 ( 表情は相変わらず真顔ではあるが、口調は若干角が取れたように思える。だが、自分が発している言葉であるのに興味が無いといった様子も伺える。DV兄貴、何て自分で言ってくつくつ笑うものだから、きっとまた弟である彼は反応に困るんだろう。然し何を思っているのか、徐ろに相手の春色の頭に手を乗せたならまるでごっこ遊びのように。けれど、意識してかせずか嫌に優しい声色で " 良い子良い子 " 何て口にして頭を撫でてみせた。)   (2020/3/12 02:07:40)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、獪岳 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/12 02:35:07)

おしらせ獪岳 ※さんが入室しました♪  (2020/3/12 02:36:36)

善逸 ※…(自身のことを嫌いだと口にする彼からは、なぜか少し悲しい音がした。熱を持った目の奥から込み上げてくる涙も、彼が何故そんな風に接してくるのかも、全部分からなくて、力を失くした掌から滑り落ちていくスプーンがかちゃん、と皿に落ちる音がする。じゃあなんでいつも食べてくれるの、なんて野暮な返事は喉の奥に唾と一緒に飲み込んで、複雑に絡み合ったような彼の不思議な音に耳を傾けた。静かに目を閉じると、彼の幾つもの感情が波のようになだれ込んできた。悲しい音、寂しい音、嫌悪の音、嬉しい音…。それらすべてがカップに注がれた珈琲とミルクのように、混ざり合っている。何かに怖がるような手つきで涙を浮かべる眦に触れる指はひどく優しくて、いつも自身に痣を作る手とは思えなかった。僅かに角がとれた彼の言葉にいったい何て答えたらいいのだろう。ふと自嘲するように彼が呟いた一言に、自覚あるのかよ、なんてすっかり混乱した頭で考えた。不意に髪の毛越しに感じた彼の温もりにびくりと、身体を震わせるが、撫でられていることが分かって、蕩けそうな蜂蜜から溢れだした涙が頬を濡らす。→   (2020/3/12 02:47:51)

善逸 ※リビングのちかちかと頼りなく点灯する灯りに照らされて、彼のビロードのような綺麗な瞳がどこか泣いているように思えたものだから、座ったまま彼の腰辺りに抱き着いた。)   (2020/3/12 02:47:52)

おしらせlizasexyさんが入室しました♪  (2020/3/12 02:51:05)

削除削除  (2020/3/12 02:51:13)

おしらせlizasexyさんが退室しました。  (2020/3/12 02:51:21)

獪岳 ※泣くな、抱き着くな、殴るぞ。鬱陶しい。( 蜂蜜は嫌いだ、独特なあの甘さと匂いが好きになれない。けれどハニーディッパーにとろりと掬われるのを見るのは好きだ。蜂蜜の色、そこから流れる涙をぼんやりと見て、あれは甘いんだろうか?と変態的な事を思う。涙が甘いなら眼玉も甘いんだろうな、なんて。程々のところでやめておいた。次いで感じる腰回りへの圧迫感に見下ろせば、ぎゅ、と、蜂蜜色の瞳を完全に隠して抱き着くそいつの姿があった。見下ろせば、緩い襟口の隙間から覗き見得た己が付けた痣に途端に瞳は冷ややかなものとなる。それは彼に向けてのものか、自分に対するそれか。定かでは無いが、きっと後者である。相手の首筋に手のひらをあてがえたなら、するりと襟口から彼の胸元に手を忍ばせた。痣に指が触れたなら、指で摩り、そしてぐっと力を加える。とんだくそ野郎である。然しすぐ様手を引き抜くと、片腕を相手の背に回し一瞬だけ抱擁を交わしたかと思えば、彼の腕を引き剥がし立ち上がる。" 寝る。皿洗っとけよ " 何て既に背中を向けて伝えたならそそくさと自室に戻っていった。)   (2020/3/12 03:13:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、獪岳 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/12 03:33:42)

善逸 ※…(頭上から降ってくる言葉は相も変わらず暴力的な言葉だが、その裏に隠れた感情を当人が聞き逃す筈がなかった。肩幅が緩い私服が片方ずり落ちていくのも、彼の静止の言葉も何一つ気にすることなく彼の腰に顔を押し付ける。しかし、そんな空気も束の間、突然メロディーが転調したかと思えば、鍵盤の上を乱暴に叩きつけるように歪みだした音。今までなだれ込んできていた沢山の感情が突如として一つに集約されて、不思議に思った当人が俯いた顔を上げようとしたその時、するりと服の中に滑べり込んできた何かに身体を硬直させた。次に胸元を襲った鈍い痛みに思わず顔を歪めて、彼の腰に巻いた自身の手の力をぐっと強める。つい先日殴られた赤痣を抉るように押しただろう彼の指先が、視界の横で肌を這うように服の中から出ていくのが見えた。なんでなんでなんで。明らかにそんな空気感ではなかったように思えるこれまでの会話を反芻しながら、ぐるぐると濁った頭で思考を巡らせる。そんな中、ふわりと香った彼の匂い。片手で引き寄せられるように抱きしめられて、頭の中は更に混乱する。引き剥がされて、行き場をなくした両の手を膝に落として、→   (2020/3/12 03:53:33)

善逸 ※呆然と自室に向かう彼の背を見つめた。いったい、何だったのだろうか。未だ真っ白な頭で、冷え切った残りのオムライスを全て平らげてしまうと、食器を洗いながらそんなことを悶々と考える。素っ気なく帰っていった彼の音を顔を上げようとしないで、もう少し耳を澄ましていれば聞こえたのだろうか。どうすれば良かったのか、その正解が。洗い終えた食器を銀メッキの水きりラックに乗せて、自身は手を拭う。壁に掛けられた時計の針を見て、かなり遅めのシャワーを浴びようと、彼が入っていった扉と隣り合わせに並んだドアのノブを捻った。)   (2020/3/12 03:53:34)

おしらせ善逸 ※さんが退室しました。  (2020/3/12 03:54:17)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/12 15:47:33)

我妻善逸 ※(( いや本当綺麗にロル締めまでしていただきありがとうございます......感謝です!凄い奔放(良く言うな)な獪岳兄貴のロルに対して綺麗なロル回していただけて本当眼福〜これお金払うべきでは? (涎じゅるり) いやはや、お相手ありがとうございました! ( 背後失礼 )   (2020/3/12 15:52:17)

我妻善逸 ※( 物心付いた時から人より耳が良かった。一度聞いた音楽は直ぐに歌えたし、言うなればそれ位しか取り柄は無かったように思える。(今も大して変わらないけど) 歌うのは好きだし、楽器も、自分が奏でた音楽によって周りの空気が震えるような感動を引き起こせた時の、あの何とも言えない感覚が堪らなかった。7歳の時にじいちゃんに連れられて行った近所の合唱団で偶に歌うようになった。そこには、肩幅のしっかりとしたまだ若い男の先生がいて、息を吸う時にぴくりと上下する浮き出た喉仏が印象的だった。顔が整っていて、幼いながらにその美しさを感じていたんだろう。そもそもあまり人と上手く話せなかった当時の俺に、拍車を掛けたその人の顔の美しさは、最早自身を無言にさせた。それでも柔和な笑みを浮かべて話しかけてくれたその先生が俺は大好きだった。何より歌声を褒めてくれたのが嬉しくて、沢山、沢山練習した。→   (2020/3/12 16:33:45)

我妻善逸 ※__変声期前の男児の歌声は、まるで別れを惜しむかのようにより美しいものとなる。今考えればそんなに変わってないようにも思うんだけどなぁ、声。そう考えながらほんのり浮き出た喉仏を摩った。__ その日は調子が悪くて、あまり声が出なかった。それまで得意だったハイトーンがどうしても掠れてしまって、挙げ句鳥が喉を締められた時に出す声みたいに音が割れて出るようになってしまった。ああ、出ない。どこかで焦りにも似た感情が込み上げてきて、最後の頼みの綱として無理矢理に声を出そうとしたら、不意に口元を手のひらで塞がれた。その手の持ち主を見上げれば、変わらずに綺麗な笑みを浮かべたあの先生で、その優しい笑みに思いがみるみる膨れ上がっていく。折角褒めてくれたのに。これしか取り柄が無くて、それすら無くなったらどうしよう。そう考えれば目の奥と喉が熱くなって、堰を切ったように涙が出てきた。)→   (2020/3/12 16:35:53)

我妻善逸 ※( " ボーイソプラノの歌声は、儚げで、とても美しいから、それを永遠のものにする為に浅はかな考えを持った人がいたんだ。" 先生が口にした言葉に小さく首を傾ける。" 少し難しかったね、やってはいけない事をしたんだよ。今考えれば、そう。とっても悪い事。" 分かった、と頷いて見せれば口元から手を離される。" 今の君の声もとても綺麗だけど、その声は変がわりを迎えて低まったとても魅力的な声に変わるんだ。最初は慣れないと思うけれど、その声を受け止めて歌を歌ってあげて。耳の良い君なら、きっと直ぐにまた綺麗に歌いこなせるから。" __からん、と溶けた氷がグラスの中で音を立てた。音程を示すその音にすら日常化して慣れてしまっている為さして何も思わなければ、寒いのに何で氷入れちゃったんだろう、うわぁ。と内心テンションが下がりつつある。冷たい麦茶をちびりと飲んで喉を潤せば、何故か急に頭の中に顔を出した記憶に目を細めた。せんせ、元気かなぁ。違和感の無くなった今の自分の声を、あ、と出してみれば軽く咳払いをする。→   (2020/3/12 16:58:42)

我妻善逸 ※あの時みたいな声では歌えないけれど、と己一人の空間で小っ恥ずかしさから苦笑いを浮かべた後で、ブレスを取り少し控えめの声量で歌を歌ってみるのであった。)   (2020/3/12 16:58:53)

おしらせ我妻善逸 ※さんが退室しました。  (2020/3/12 17:07:29)

おしらせ竈門炭次郎 ※さんが入室しました♪  (2020/3/13 19:18:07)

竈門炭次郎 ※((此方こそとても綺麗なロルを回して頂きありがとうございました!本当に本当に一字一句勉強になりましたし、何より楽しかったです…!お金なんてとんでもないっ!此方が払いたいぐらいでした…。(うぐぐ、)ではでは、置きロルがてらの返信でした!背後失礼いたしました…!   (2020/3/13 19:22:07)

竈門炭次郎 ※…(放課後、人気のない教室の窓辺で鮮やかな夕焼け色に染まる空を仰ぎながら、木目が見える机の上に肘をついていた。壁を挟んだ少し先で綺麗な混声合唱の音色が聞こえる。おそらく合唱部の練習だろうそれに、当人は臙脂色の優し気な瞳を僅かに揺らして、窓から見える景色に憂鬱そうな溜息を一つ吐いた。毎日こうして放課後誰もいない教室で、何を期待しているのか耳をそばだてている自身に、そのやるせなさからか、赤みを帯びた黒髪をがしがしと乱暴に掻きむしった。本当に何をしているのだろう、毎日聞こえるはずのない音を探して。話は大分昔に遡る。当時、自身の父は特に芸術的な才能はない人だったが、多趣味で他人の美術作品を見るためによく出掛けるような人物だった。また、生まれつき身体が弱く、畳張りの一室で年中咳ばかりしていたようにも思う。そんな父に連れられて、遠方の公民館へ合唱団の歌を聴きに行ったことがあった。当人が7歳の誕生日を迎えた日のことだ。偶々父母共に仕事が休みだったその日、当人は運命的な出会いを果たしたのだ。→   (2020/3/13 19:23:34)

竈門炭次郎 ※瞳を閉じれば今 でもその時の情景が鮮明に脳裏に浮かぶ。あの日、自身は混雑した人ごみの向こうに、一人の天使を見た。蒲公英色に輝く絹のような髪を揺らして檀上に上がっていく美しい顔立ちの彼は、どこか儚げな雰囲気を持っている不思議な少年だった。橙色の少し濁った照明に照らされた彼の蜂蜜のような光沢のある瞳を見た瞬間、時が止まったかのような感覚に陥る。一番後ろで椅子に座れず、身体の小さかった自身は父に肩車をしてもらっていたのだが、父の肩を掴む両の手が震え、指先から血が引いていくのが分かった。大きく脈打った心臓の鼓動がまるで耳元で鳴っているようだった。そうして、綺麗だなあ、なんて儚げなのだろう、と見惚れていた当人の耳に入ってきたのは、これでもかというほど可憐な声で紡がれるメロディー。火照った顔の熱も、胸が高鳴るその感情も理解できなかった当時の自身はただただ、彼を見据えることしかできなかった。その日は折角の誕生日だというのにも関わらず、上記の一件のせいか、やけに頭がぼんやりとしていて、ケーキを食べた記憶も朧気だった。→   (2020/3/13 19:24:17)

竈門炭次郎 ※あの日からずっと離れない宝石のような輝きを持つこの記憶はどういうわけか、度々こうして自身の胸を締め付ける。とろりと溶けた蜂蜜のような瞳を揺らす彼は今どこで何をしているのだろうか。そればかりが頭の中で浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返していた。ふと教室の壁に掛けられたシンプルな時計に顔を向けると、その針が当の昔に5時を回っているのを見て、そろそろ帰るか、と重い腰を上げる。脇に下げてある中学指定の鞄を背負い、廊下に上履きの音を響かせながら教室を後にした。   (2020/3/13 19:24:41)

おしらせ竈門炭次郎 ※さんが退室しました。  (2020/3/13 19:25:06)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/13 22:37:05)

我妻善逸 ※(( お褒めの言葉が身に染みるぅ〜!!(くぅ、) しかも置きロルに反応していただきありがとうございます!嬉しいです!返信させていただきつつ暫く待機しますのでね! (背後失礼します!)   (2020/3/13 22:39:09)

我妻善逸 ※( 音楽のテストが実技だと発覚したなら、その日のうちに数名の男子が俺に泣きついてきた。合唱部にこそ所属はしなかったが、カラオケで打ち上げを行った際に俺の歌を聞いたクラスのみんなは、それなりに上手く歌える俺に拍手とお褒めの言葉をくれた。その記憶から俺に頼ろうと思って声を掛けてくれたんだろう。その事は素直に嬉しいが......いやいや、今回のテストは課題曲三つの中から自分の好きな曲を一つ選んで歌うスタイルだし、何より教師の最大の情けとしてその中に校歌が入ってるって言うのに " どれも覚えてない " は無いだろ!!可愛い女の子に教えるなら未だしも__然しそこで断れないのが当人で、放課後に練習を見ることになった。手本にまず俺が歌ってみせて、それを真似るように歌わせる、といったことを三日もやればそれなりに歌えるようになった。ほっと安心すれば其奴らはガチ泣きしながら手を握って、何度もありがとう!ありがとう!と言ってきたので暑苦しいと思う反面、だけど嬉しくも思った。→   (2020/3/13 22:39:33)

我妻善逸 ※部活に戻っていく其奴らの背を見送ったなら、教室の窓の外に目を向けて橙に染まりつつあるグラウンドを眺めた。そう言えば、あいつらに付きっ切りで自分の歌の練習してなかったなぁ。テストは来週にあるからまだ余裕と言えば余裕なのだが、練習と言うよりは、このノスタルジックな雰囲気漂う静まり返った中で歌いたい衝動に駆られてしまった。"小山の子うさぎ" という子守唄を選んだ己。しっとりと流れる優しい音は何処かで聞いた音と酷似していて、けれど思い出せなければこの曲を初めて聞いた時は不覚にも泣いてしまいそうになった。赤いおめめ、とその部分が歌われたなら、朧げな記憶にそんな瞳を持った少年を見た気がした。合唱団で見た?いや、それもあるかもしれないけれど、もっと前な気もする。何故、こうも懐かしく感じるんだろう。不思議な思いは胸中で渦を巻いて消えずにいる。唇を湿らせたなら、息を吸い、最初の一音を何より大切に__恰も、宝物を両手で手渡すみたいに発して歌う。小さい声だが、教室全体に響くようにその子守唄を歌う当人の髪は、夕陽に照らされて鮮やかさを増している。)   (2020/3/13 22:39:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、我妻善逸 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/13 23:31:37)

おしらせ竈門炭次郎 ※さんが入室しました♪  (2020/3/13 23:53:04)

竈門炭次郎 ※…(どこからかやってくる肌寒い風に頬を撫でられながら、薄橙色の階段を一段ずつ降りていく。途中、壁に貼られた幾つかのポスターに目を通しつつ、冷たい廊下を一人歩いた。この時間は皆部活動で忙しいのか、がらんと人気のない教室を横目に一つ小さな欠伸を零す。下駄箱までの道のりは夕方だからかいつもより幾分か薄暗い。やがて、目的の場所に足を止めれば、そこで外靴に履き替えて、砂利が残る灰色のコンクリートに足を降ろした。春が近いというのに未だ冬の匂いを残した外気が当人の無防備な首の横を通り過ぎる。)…はっくし…!(思わず出てしまった大きなくしゃみに、すれ違う数人の運動部が此方を振り向くのが分かった。咄嗟に片手で口許を覆い、ずず、と鼻を啜りながら、先程まで自身がいた校舎の方を見上げる。所々塗装が剥がれた白塗りの壁に並ぶ窓ガラスとベランダ、どこかの教室の窓から見える小さな観葉植物の植木鉢に目を細めた。何気なくその横の窓に視線を移した自身は次の瞬間全身に走った衝撃で身を硬直させる。→   (2020/3/13 23:53:25)

竈門炭次郎 ※開かれた窓から覗く春色の髪を持つ少年。見間違えるはずがない__あの日の彼である。何か、喋っている…?いや、歌っているのか。口をはくはくと動かす彼を動揺に彩られる瞳に映した当人は、駆け足で玄関まで踵を返すと忙しなく靴を履き替えた。だらしなく脱ぎっぱなしになった外靴など気にも留めずに、背中にずっしりと圧し掛かる鞄を下駄箱の横に投げ出して、廊下を蹴った。全速力で階段を駆け上がり、彼が見えたあの教室を目指す。あった…!扉の横に下げられた白いプレートの数字が視界に入れば、披露した身体に鞭を打って教室の扉に手を掛ける。勢いよく開いた扉の先に見えた彼の背中に安心したようにドア枠に自身の身を預けた。ぜえぜえと乱れた呼吸を整えながら、痛む肺を服越しに摩る。)   (2020/3/13 23:53:43)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/13 23:56:47)

我妻善逸 ※(( ぶぁあああすみませんすみません!!落ちてました!こんばんは!   (2020/3/13 23:57:28)

竈門炭次郎 ※((こんばんは!お気になさらず…!   (2020/3/13 23:58:33)

我妻善逸 ※(( お優しい...... (じーん) ありがとうございます!素敵ロルにロル繋げさせていただきますね!   (2020/3/13 23:59:43)

竈門炭次郎 ※((いえいえ!よろしくお願いします…!!(ぺこり、)   (2020/3/14 00:00:18)

我妻善逸 ※( うさぎ、赤い木の実、長い葉っぱ。この歌から連想するのは本物のうさぎと言うよりは雪兎の方で、さすれば赤い木の実は南天の実ってところだろうか?何て歌を口ずさみつつぼんやりと考える。然し南天には毒があると聞くから、あんまり食べたらダメなんだろうな、と考えた辺りで勢いよく開いたドアに喉を締め上げて歌を途中で辞めた。然も驚きから変に力が入ったせいで語尾が悲鳴のようになってしまえば、羞恥にカッと頰から耳までを紅潮させた。え、何、何!?開いたドアの先には肩を上下させながら忙しく呼吸をする少年の姿があり、ドッ、ドッ、と激しく太鼓のように打ち鳴る心音と荒い息遣いに鼓膜を揺すられた。その顔の両側で揺れ、主張する花札を模したピアスにも目を魅かれたが、己が息を呑むほど瞳を釘付けにされたのは、飴玉のように澄んでいて、然し瞳の奥に優しく灯る火が見えるような、それでいて強い意思を持った赤い瞳。綺麗だなぁ、とそう思えば、暫く見惚れてしまった後に思い出したように " あっ! " と声を上げた。)→   (2020/3/14 00:25:20)

我妻善逸 ※ ど、どうしたの?あ、あっ、もしかしてこの教室使いたかったり?ごめんね!直ぐ出るからさ! ( 机上に投げ出していた鞄を引っ掴めば、彼に向けてそう告げる。何か勢いやばいし、殴られたりしたら嫌だし、騒がれる前に素早く帰ろう。そう考えつつも、段々と彼の息遣いやらが落ち着いていく中ではっきりと聞こえるようになった別の音に、教科書を仕舞うべく伸ばした手指がぴたりと止まった。優しい音、あの子守唄に似た、とっても優しい。懐かしさに酷く胸を掻き乱されては、暫く顔を上げる事ができないまま顔を伏せていた。)   (2020/3/14 00:25:37)

竈門炭次郎 ※…(いきなり走りすぎた…!両の肺を襲う鋭い痛みに顔を歪めて、未だ整わない息に苦しそうな素振りを見せた。対する彼の方は、どうやら驚かせてしまったようで悲鳴のような声と共に歌うのをやめてしまったようだった。その後、何やら茹蛸のように顔を真っ赤にして此方を見据える彼から一旦視線を落として、自身の膝に手を置いた。視界の端で窓から入ってきた夕日に照らされて輝く琥珀の瞳に、安堵したかのような溜息を一つ大きく零す。落ち着いた呼吸に顔を上げて真っすぐ彼を見つめたところで、ふと我に返ったかのように思考が停止した。何て、何て声を掛ければいいのだろう…。考えてみれば、遠方の公民館で一度彼の歌を聴いただけの所詮客である自身を彼が覚えていなくとも何ら不思議ではない。正直、そこまで記憶力がいい人間は少ない筈だ。事実、目の前の彼からふんわりと漂ってきた困惑の匂いにやはりか、とでも言うように項垂れる当人。そうして、彼と自身の間に暫しの沈黙が流れた後、思い出したかのように帰り支度をする彼を見て、焦燥感からか固く結ばれた唇が緩み言葉を紡ぐ。)→   (2020/3/14 00:59:58)

竈門炭次郎 ※)…あ…えっと…小さい頃合唱を聞いてずっとファンなんだ、さっき校庭からここで歌っているのが見えて…、(走ってきた、喉まで出かかった言葉を口内に溜まった唾と共に飲み込んだ。今になってここまで必死に走ってきたことに恥ずかしさを覚えた当人の頬が林檎色に染まる。)   (2020/3/14 01:00:17)

我妻善逸 ※( 呼吸が落ち着いたとしても、先程まで彼が苦しげに胸元に手をやっていた姿がどうにも気掛かりで、鞄の中から未開封の水が入ったペットボトルを取り出せばそっと彼に手渡した。そんな風になってまで走って俺の元に来てくれるだ何て。俺にそれ程まで彼を突き動かす魅力なんか無いと思うけれど、今日まで彼が俺の歌から受けた衝撃や、その他の感情を忘れずに抱き続けてくれていた事が堪らなく嬉しければ、何だか泣きそうになって、震える唇をやっとの思いで開き、はっと音を漏らして息を吸ったなら、" ありがとう " と、頼りない位へにゃへにゃとした笑みを浮かべ彼に表しようのない感謝の気持ちを伝えた。) すっごい偶然じゃない? 小さい時に会っててさ、こんな風にまた再開出来るなんて!後付け感があるけど、俺も君の事どこかで見たような記憶があってさ!!初めて会った気しないなって考えてたら、そっかぁ。ずっと覚えててくれたんだろ?本当、ありがとうな。( 聞いていると落ち着く彼の音。まるで林檎みたいで、血色のいい顔を見てつい小さく笑ってしまえば、蜂蜜色の瞳に優しさを滲ませ彼を見つめる。)   (2020/3/14 01:26:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、竈門炭次郎 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/14 01:48:48)

おしらせ竈門炭次郎 ※さんが入室しました♪  (2020/3/14 01:48:58)

おしらせlizasexyさんが入室しました♪  (2020/3/14 01:51:56)

削除削除  (2020/3/14 01:52:04)

おしらせlizasexyさんが退室しました。  (2020/3/14 01:52:12)

竈門炭次郎 ※…いいのか…?ありがとう。(どうやら気を遣われてしまったらしく、ふらふらと覚束ない足取りで近づけば、心配の色を瞳に浮かべた彼に差し出されたペットボトルを受け取った。蓋をぎゅっと握って手前に回せば、ぱき、と小気味よい音が鳴ったそれを、まだ熱を含んだ唇につければ傾けた。乾いた喉が少しずつ潤っていくのを感じながら、一段落したところでペットボトルの蓋を締めて、興奮したように喋り続ける彼に思わず笑みが零れる。想像していた人物像とはかなりかけ離れた目の前の彼の明るさに緊張していた自身が馬鹿のように思えた。泣きそうな、それでいて嬉しそうな優しい匂いが鼻腔を掠めて、此方まで目尻が熱くなってくるのを感じていた。)…ああ、あの日の君があまりにも綺麗だったから…。(数度瞬きをして、あの日の彼を思い出す。やたらと目立つ春を感じさせる毛色も、困り眉に儚げな印象を与えるビロードのような瞳。当然だが記憶の中よりも少し大人っぽくなった彼の顔つきに胸の奥が僅かに締め付けられるのを感じた。)   (2020/3/14 01:54:49)

竈門炭次郎 ※((修正です。……ビロードのような瞳『も変わらず愛しく思える』。 抜けてました。   (2020/3/14 01:57:55)

我妻善逸 ※(( 訂正把握です!   (2020/3/14 02:02:46)

我妻善逸 ※____はい!?!き、れいとかそう簡単に使っちゃったら本当に必要な時に効果が薄れて困るぞ!!は、っは......可笑しな奴だね、あんた。( ペットボトルを受け取ってくれた事にまず安堵すれば、ご遠慮なく、との意味も込めて相槌を打った。会話の中で特に前兆もなく発された爆弾発言(自分にとっての)に目をまん丸と見開いたなら、色が引いたばかりの頰を再び朱に染めた。餓鬼んちょに綺麗なんて、ましてや俺に。勿体無さ過ぎて言葉に申し訳ない。そう自虐を心中で繰り広げては、何処からか紐をきつく結ぶ時に似た締め付けの音を聞いた。揶揄ってるんだろう。そう思えたらきっと楽だったんだろうけど、彼から聞こえる音は偽りなんて無い真っ直ぐなものだし、赤い瞳も揺らぎなく俺を見据えてくるものだから、どう反応すれば良いのかが分からなくなって最終的には小憎たらしい事を口にしてしまった。)   (2020/3/14 02:16:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、竈門炭次郎 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/14 02:18:45)

おしらせ竈門炭次郎 ※さんが入室しました♪  (2020/3/14 02:27:01)

竈門炭次郎 ※…簡単になんて使わないさ、今どうしても必要だったから使ったんだ。(すらりと喉から顔を出した言葉はまるで一人の女性を口説き落とそうするかのような、妙な色気が籠っていたように思う。開けっ放しの窓から入り込んだ一際大きな風が癖のある黒髪を揺らし、目を細めて言葉を続けた。)…それと、可笑しなやつじゃなくて俺は竈門炭次郎だ…!君は?(先程のどこか妖艶さを含んでいた声音はどこへやら、無垢な笑顔を彼に向けてそう話す当人は、圧し掛かった疲労も預けるように彼の隣にある椅子に腰を下ろした。そうして、自身の言葉に頬をほんのり赤く染める姿に、褒められて照れているのだろうか、と口許を緩める。宝石のような彼の瞳が動揺に揺れているのが見えて、見惚れたように思わずぼーっと瞳に収めてしまった。)   (2020/3/14 02:53:07)

我妻善逸 ※う、っあ__ 無自覚か何だか分かんないけどさ、あーぞわぞわする!!( 彼の髪を靡かせる風すら彼を味方しているような気がする。乱れた髪に一層彼の色香が増して見えて、その孕んだ色艶にずくんと胸が疼く。妖艶さを織り交ぜた声色は耳に悪くて、舌を這わされたようなぬるりとした感覚すらすれば身をぶるりと小さく震わせ瞳に薄く涙膜が張った。何時も彼はこんな風に女性に接しているんだろうか?面も良ければ清潔感のある接し方の間に、熱を帯びた雄の部分を出すのは反則だろ。女の子直ぐ魅了しちゃうだろ。さすれば、使う所を確実に間違えている気がする。男の俺すらときめいてしまったが、それ今確かめなくて良いよぉ......何て、同じ男としての差を見せつけられては僻み半分にそう思い上記を口にした。) かまど、たんじろうね。俺は我妻 善逸、名字でも名前でも好きに呼んで! ( 炭治郎。再び彼の名を噛みしめるように復唱すれば、覚えた、とにんまり笑みをこぼす。先程まで妖艶な雰囲気を漂わせていたというのに、次は無垢に笑む彼に対して凄まじい振れ幅とギャップを感じれば、モテそうだなぁ何てまた下世話な事を考えており、羨ましいと内心呟く。)   (2020/3/14 03:16:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、我妻善逸 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/14 03:53:12)

竈門炭次郎 ※ええっ、大丈夫か!?寒いか?窓閉めるか?いや閉めよう。(突然小さく身を震わせる彼の言葉に眉を下げて心配そうにそう言った。何故彼がこんな反応を示しているのかについて、当人は無自覚なのか内心首を傾げるばかりで、それどころかすっかり外気のせいだと思い込んでいるらしい。ニスが剥がれて、ざらついた木目がむき出しになった机にそっと手を乗せて椅子からゆっくりと立ち上がると、波のように揺らめくカーテンを捕まえて定位置に止める。そのまま、開けっ放しになっていた窓をからからという音と共に閉めて、最後にしっかり鍵まで掛けると、ようやくまた彼の方を向いた。短い自己紹介の後に彼が零した悪戯っ子のような笑みに胸が高鳴るのを感じつつ、それを誤魔化すかのように口を開く。)…そうか、善逸。いい名前だな…善逸は名前まで綺麗なんだな…!(落ち着いた臙脂色を細めて蜂蜜色の彼を見つめる当人の顔は僅かに火照っている。おそらく、意識して言ったのだろう。)   (2020/3/14 03:54:09)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、竈門炭次郎 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/14 04:16:08)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/14 12:55:35)

我妻善逸 ※自覚無いのかよ!!あ、どうも、ありがとね! ( 人が良い彼は気にかけて窓を閉めてくれたが、違う、そうじゃないんだよなぁと思いつつも彼が此方を見て心配そうに眉を下げてくれたものだから、真っ向から否定出来ずに感謝の言葉を返すことにした。風に膨らむカーテンを掴み、捉える姿。風にちらん、と揺れるピアス。その姿に何故か脳裏に市松模様が浮かんで、本日数回目となった何処とない既視感を味わう。彼の名前を此方が復唱した後で、丁寧に鍵までかけた彼から鈴の転ぶような、凛とした何とも綺麗な音が聞こえたなら、眦に優しさをのせて笑み顔を火照らせる彼の姿と、名前を呼ばれた事で再び心臓の裏をくすぐられるような心地になる。悪い奴、そう思った。生徒の最終下校予定の時刻を知らせるチャイムが響いたなら、今度こそ机上に置いてあった鞄を掴み彼に向けて言い放つ。夕焼けに照らされた自分の顔は赤く無いと信じたい。) →   (2020/3/14 12:55:41)

我妻善逸 ※ほら、帰るぞ。今日早く校舎閉まるらしいから、出遅れたら俺らこの学校に二人ぼっちになるって。( 彼の腕を掴んでぐっと引っ張れば、離さないようにしっかりと握った。離せば彼が直ぐにまた走り出してしまいそうな気がした。それは嫌だと何処かで思ったなら、彼の一歩前を歩いて先導していく形を取ることにした。目の前に背中が見えないのは何だか新鮮で、慣れなくて、ふと振り返って見れば、そこには優しく笑みを浮かべる変わりの無い赤い双眸があって何故か酷く安心した。〆 )   (2020/3/14 12:55:54)

我妻善逸 ※(( 寝落ちをしてしまいました本当にごめんなさい!( 埋 ) 一応〆ロルとしてお返しさせていただきますね!お相手ありがとうございました!   (2020/3/14 12:56:12)

おしらせ我妻善逸 ※さんが退室しました。  (2020/3/14 12:56:16)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/16 23:03:31)

我妻善逸 ※( 缶のコーラはペットボトルと違って特別に感じる。小さい頃、思うようにプルタブを開けられなかった俺の手から缶を無造作に奪いとった後、なんの気まぐれでか かしゅり、と小気味よ音を立てて開けて渡してくれた記憶があるからだろうか。__その髪色がうざい、チビ。小学生かよと突っ込みたくなる悪口に加えて、一対二で殴る、蹴るを繰り返すそいつらに哀れみすら感じれば、口中に出来た血溜まりが唇に垂れ出た感覚に目を細めて、痛む腹を押さえつつ立ち上がった。右手の缶コーラを投げ付ける事も出来たのに、足払いをかけて転ばせた隙に、無駄に早い足を使って無我夢中でその場を逃げ出した。俺の体格が小柄なのは本当だし、真っ向から闘っても無理な事は分かっていたから。.....あの二人、獪岳と居たのを見た事がある。それを思い出したなら後は負の連鎖だ。まさか彼奴にそこまで嫌われているとは。いや、嫌われているてしてももう少し甘いものだと思っていたんだ。心が無いから弱者をただ見下すために苛めたくなる、みたいな。→   (2020/3/16 23:17:49)

我妻善逸 ※けど、彼奴の淀んだ瞳は明らかに何かを思って俺を憎んでいると、先日嫌にも感じさせられた。俺、何したんだろう。嫌だな、家族なのに。俺の家族。仲良くしたくて堪らないのに、如何してこうも上手くいかないんだろう。ふっ、ふ、と自分の短い呼吸音を聞きながら走って辿り着いた自宅。身に付けた白いパーカーは汚れた上に、汗を吸って重くなっていて、その袖で頰と目元を拭ったなら、雷のキーホルダーが付いた鍵を鍵穴に差し込んだ。開けた家の中は真っ暗で、それにまた胸が痛んだなら止まらない涙を頻りに拭うばかり。やっとの思いでスニーカーを脱いでリビングまで歩いたなら、床に崩れるように座り込んだ。身体中痛くて堪らなくて、手当しようにも動けなければ耐えるように両膝を胸に抱えるようにして、顔を埋め嗚咽を響かせる。)   (2020/3/16 23:18:08)

我妻善逸 ※い゛ッ !?ま、じでさぁ__見えないとこにばっか傷つけんの、好きだね。俺が腹出して歩いたらこんなの直ぐばれるのに、しないけど。( それでも離すことなく持ってきた缶にちらりと目を向けたなら、今開けたら大惨事になるだろうと言うことは容易く想像出来た。開ける勇気は出なくて、軽く、かり、と爪でプルタブを引っ掻いたなら痛みで判断の鈍ってしまった弱い頭で考える。兄貴はこれを開けられなかった弱い俺に少なからず近付いてきてくれた。なら、すっとぼけたふりをしていればまたそうなるんだろうか。いや、絶対違う。きもいだの罵詈雑言を放たれた後殴られて終わりだ。きっと。潔癖の気がある兄貴に見られたらこれまた殴られるだろうが、今はもう風呂に行く気力もない。床に座ったまま、ソファーを背凭れに使ったなら、ぺらり、とパーカーの裾を腹が見えるように捲る。出来始めた痣に指の腹で触れたなら、痛みに顔を歪めた。)   (2020/3/16 23:54:40)

我妻善逸 ※( 生まれつきある痣は、前世での恋人からメッセージで " 例えどんな姿になろうと来世で君を見つける。" __その為の目印なんだと聞いた事がある。何それ、羨ましい。とも思って脱衣所で生まれたままの姿になった時に、自分で見える範囲を探して生まれつきの痣、とやらを探そうとした。だが、それ以前に殴られ、蹴られてで付いた痣や傷が多過ぎて自分でも引いた。少しだけ明るんでいた気持ちもその一件で曇ったなら、今日負った傷がお湯に滲みるあの感覚に肌を粟立たせたのは記憶に新しい。__前世ってなんだよ。可愛い女の子と約束してて巡り会う幸せすぎる未来は俺に来る訳?あったとしても、この気持ち悪い身体中の痣を見せたら女の子を怖がらせてしまうだろう。いや、女の子と付き合う気配今のところこれっぽっちも無いけど。どの道まだだと分かれば、色々な感情が織り混ざった憂鬱さに溜息をついた。また、譫言のように呟きながら。) あー、彼女欲しい。女の子、ふわふわの優しい子。   (2020/3/17 00:11:37)

おしらせ我妻善逸 ※さんが退室しました。  (2020/3/17 00:25:10)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/20 23:43:12)

我妻善逸 ※( " 我妻くん。" 鈴が鳴るみたいに、いや、それ以上に綺麗な声で唐突に名前を呼ばれて鼓膜を揺さぶられたなら、耐性の無い俺は頰から耳にかけてがカッと熱くなるのを感じながら、頬張っていたカレーを咀嚼の途中なのにも関わらず ご、ぐんっ。と鈍い音を立てて無理やり飲み込んだ。その後で、無駄に元気の良い声で返事をした。そんな俺の様子を見て可愛らしく笑った彼女が不意に、此方のパーカーの紐に手を掛けたかと思えばそれを蝶々結びにしてくれた。どうやらカレールーにつきそうになっていたのが気になったらしいと分かれば、ありがとう!と、絶対にでろでろに緩みきっているであろう笑みを浮かべて礼を口にした。→   (2020/3/21 00:07:11)

我妻善逸 ※__そんな幸せな今日の一件を思い出しながら帰宅。俺もう絶対この蝶々結びほどかないもんね!なんて事本当に考えながら、相も変わらず真っ暗な家の中に入ったなら小さく " ただいま " を口にした。......やっぱりまだ帰ってきてない。玄関先まで届いている微かなこの香水の匂いは兄貴のもので、会えやしないのに匂いだけは毎日のように嗅いでいる。その度に胸中をぐちゃぐちゃに掻き乱される感覚を覚えてしまう。大分薄れた服の下の痣にそっと、布越しに触れたなら痛みに頼る様にぐっと指先で圧をかけた。痛い。ストックホルム症候群なんて言う程飴を兄貴から貰っていない俺は、もしかしたらただのマゾなのかもしれない。溜め息をつき、リビングに向かって先程買ったばかりのコーラを取り出し飲んだなら、突き抜けるように感じる清涼感に、目元に薄っすら涙を浮かばせ格別な美味さに身震いすら起こした。)   (2020/3/21 00:07:31)

おしらせ我妻善逸 ※さんが退室しました。  (2020/3/21 00:23:54)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/23 23:05:20)

おしらせ竈門炭治郎 ※さんが入室しました♪  (2020/3/23 23:17:44)

我妻善逸 ※( ぺけ、ぺけ、まる。あー、駄目だなあれは、先生の癖に生徒に示しがつかない。装飾品過多、んで顔が良い、俺の敵、はい駄目。あー、くそダサい青ジャージめェ__あんたは一生恨みの対象だからな。あ、ちょ、声でかいよも、よもや!!!俺がよもやよもやだよ耳痛いな!!(ぎゃんぎゃん) そんなこんなで始まる風紀委員我妻善逸の一日は早い!こき使われた挙げ句酷い仕打ちを受けるってどういうことだろうね、うーん、俺何か前世で悪い事した?血涙もんだ__あー!!ねェーずこちゃーーん!!!可愛いねっ、今日もすっごく可愛いね!焼き立てのフランスパンのか、お、り♡ はぁあ〜〜堪らなく、うっ、炭治郎、おはよう。いや、何も、元気元気。ていうかいい加減耳飾り外せよな、いや、出来ないじゃないの!!外してくれないと俺がまたあの暴力教師に叩かれんのッて伊之助ェエーーーー!!!!!学校に動物引き連れてくんなって!知らないよ子分とか知らないよ俺の胃に穴でも空けたい訳ーー!?!? ) なぁ、炭治郎。俺すっごく頑張ってない?頑張ってるって言って!!!そう言ってくれないと俺本当ストレスで禿げちゃう!!若いのにィ!!   (2020/3/23 23:23:33)

竈門炭治郎 ※嗚呼、善逸は何時も頑張っているよ 偉いな!·····でも耳飾りは外せないからな、これは絶対だ。いくら善逸からのお願いだったとしても、無理なんだ。 ( 校門の前に立っていた黄色い髪の少年に呼び止められる。ひとつ上の我妻先輩、と言うと何だかむず痒いから呼び捨てさせて貰っている。(無許可だけれど。) 風紀委員で何時も服装点検をしている、俺も耳飾りを度々注意されてしまうけれど、父の形見は外せないんだ すまないな善逸。 “ 今日も朝早かったんだろう?ちゃんと朝ご飯は食べてきたのか? ” 心配する様にじとりと貴方の顔を見詰めれば、実家で焼いてきたパンを入れた袋を渡す。) これ、少しだけれど腹の足しにしてくれ。何時も朝早くからお疲れ様。   (2020/3/23 23:38:09)

我妻善逸 ※うぅ、ありがとなぁ。炭治郎の言い分は分かるけどさぁ......うぇッ。( 彼の強い思いは尊重してやりたいけれど、何故か暴力教師からの被弾を受けるのが己なのは何でだ。彼は悪くない、いや、元凶は彼だが。暴力を振るう彼奴が一番悪い。そう考えたならまた受けるのであろう理不尽な暴力の事を思って胸を高鳴らせ、違った、嘔気を覚えて米◯さんのlem◯n宜しく、あの途中の効果音みたいな声を(嘔気から)漏らした。優しい彼はこんな俺にパンを持ってきてくれたらしい。心遣いは胸に、パンの良い匂いは腹に沁みたなら潤んだ瞳で彼を見詰めて、鼻を啜りありがたく袋ごと受け取った。勿論、嬉しさに気味の悪い笑い声をもらしながら。) 憎めないよぉお前ってやつはたんじろぉ〜〜!!美味しくいただくよ!!お前ん家のパンすっごく好きだからさ、うひひ、ひ。   (2020/3/23 23:49:10)

竈門炭治郎 ※冨岡先生から怒られるのか、そしたら俺から先生に何とか言ってみるよ! ·····許してもらえるかは分からないけれど。( 気味の悪い声と鼻を啜る音で、彼のこれから起きるであろう出来事が想像できた。理不尽なのに何故辞めないのだろうか、俺の予想だと善逸はドMだと思う·····本人には聞いてないけれど、今度時間があったら聞いてみるとしよう! ) 相変わらず酷い笑い方だな·····気持ちが悪いぞ。 (眉を下げて引き攣った笑みを見せるも、喜んでいる彼の姿を見て元気が出た。っともうそろそろ予鈴が鳴りそうだ、“先に教室にいるぞ” と告げれば校舎へ向かう。______そういえば善逸って1つ上なのになんで同じクラスなんだろう留年だろうか、って本人に聞いたら傷付くかな、とパンを咥えては駆け足で教室へ急いだ。)   (2020/3/24 00:03:28)

我妻善逸 ※あーー、そうしてみなよ!!意外に炭治郎が直接交渉したら通ったりして。それか好物らしい鮭大根を渡すか__まぁ、流石にそこまで単純じゃ無いか! ( 冨岡先生がところがどっこいの展開を作ってくれるとは露ほどにも知らない我妻なのであった。相変わらずのど直球な彼の言葉に普通に傷つきながらも、胸元を押さえる事で耐え凌げば先に教室へと急ぐ彼に焦りを感じて点検表を挟んだバインダーを担当(冨岡先生)に手渡す。そこでもやはり髪色を指摘されたなら、頭をスパコーンッと華麗に叩かれた。恨んでやる!!!予鈴が鳴り始めた所で逃げる様にその場から走って教室に向かったなら、無駄に早い足のおかげで遅刻はせずに済んだ。HRを終えて椅子を引き座ったなら、一限の歴史の準備をした後でがさごそ、と先程炭治郎から貰ったパンのうちメロンパンを取り出してかぶりついた。少しでも腹に入れておかないと持たないし、成長期真っ只中の己にとっては死活問題だ。授業開始まであと9分__)   (2020/3/24 00:16:23)

竈門炭治郎 ※滑り込みセーフだな、·····まさか、霹靂一閃神速を使ったのか?!( ギリギリ駆け込んで来た彼に大真面目に問い掛けてみる、も 彼は残りの9分間でメロンパンを口内に駆け込ませていた。授業中に腹の虫が鳴るのは恥ずかしいもんな、凄くわかる と刻々頷けば、彼がパンを喉に詰まらせないように持参していたペットボトルのお茶を何も言わずにスっと机上に置く。 全集中で食べているし、俺が余計な事を話始めたら きっと優しい彼は返答してくれてしまうだろう。俺も何か腹に入れておこう、と鞄を漁れば小さな巾着に飴玉を入れていたのを思い出して適当に1つ取り出せば口の中に入れる。·····んん、柑橘系?何味だろうか、 包みを見れば 檸檬と書いてあった。“善逸みたいな飴だっ·········· ” 無意識に話しかけてしまう所だった、慌てて両手で己の口元を隠せば。)   (2020/3/24 00:27:25)

我妻善逸 ※何言ってんだよ炭治郎......当たり前だろ?(ツッコミ不在の恐怖) はー!やっぱりかまどベーカリーのパンはいつ食べても美味いなぁ。幸せいっぱい腹いっぱいって感じで本当、竈門家の人柄出てるよな! ( 至れり尽くせりの彼の応対には熟感心させられる。こんな所が女子にモテるポイントなんだろうなと理解出来れば最後の一欠片を口に入れ、咀嚼し飲み込んだ。ふと、彼も口に何やら含んだのを見ていれば、言い掛けた途中で口を噤み、両手で口元を覆い隠してしまった様子に気を利かせてくれたのだろうと思えば、笑みを浮かべて " 何、俺もう食べ終わったから大丈夫だよ!" と告げた。俺みたいな、何だろうか。はて、と首を傾げた。)   (2020/3/24 00:45:06)

竈門炭治郎 ※美味しいと言って貰えると、作るこっちも力になるんだ。これからも沢山食べてくれ!! (彼の言葉を聞けば頬を緩ませる。今日帰ったらパンを作る練習をしよう、味見は明日善逸にしてもらおう と考えている内に彼は食べ終わっていた。“·····ん、善逸みたいな飴だなって言おうとしたんだよ” ほら、なんて言う様に口の中に転がした飴玉をちろりと舌を出して見せる。巾着をもう一度出しては“善逸も食べるか?” と問い掛けて差し出してみる。)   (2020/3/24 00:59:07)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、我妻善逸 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/24 01:05:11)

おしらせ我妻善逸 ※さんが入室しました♪  (2020/3/24 01:10:57)

我妻善逸 ※それは良い連鎖だなぁ、勿論だよ!__へぇ、黄色、たしかに俺にそっくりだねぇ。え、良いの?何か俺貰ってばっかだけど......あ、これあげる! じゃあ俺は炭治郎みたいな飴貰おうかなぁ ( ポケットに手を突っ込めば、あった。取り出したのは銀紙に包まれた一粒のチョコレート。それを彼の掌の上に落としたなら、彼が取り出した巾着に入った飴玉を見て気に入った赤色の飴玉をいただいた。" 炭治郎みたいな飴って。何も考えずに言ったけど良く考えたら面白すぎるよな " そう言って笑ったなら、指でつまんだ飴玉を口に入れ舌の上で転がした。)   (2020/3/24 01:11:08)

竈門炭治郎 ※俺が好きであげてるんだから、気にしないでくれ。·····チョコレートか、ありがとう! 俺も無意識に善逸みたいな飴って言ったけれど·····確かに可笑しいな。(掌に置かれた1粒のチョコレートを大切そうに巾着にしまえば、口の中に残っている黄色の飴玉を転がした。甘くて酸っぱい、何だか青春みたいな味がする なんて言うとラブコメディが始まってしまいそうだしツッコミが不在の中で言うと収拾がつかなくなるのでやめておこう。そういえば歴史の授業が終わるまでに飴を食べ切れるだろうか·····なんて心配し始めれば表情に出て。)   (2020/3/24 01:22:21)

我妻善逸 ※いーや、毎回貰いっ放しだし近いうちにタピオカでも奢るよ!伊之助も誘って行こう!お互いがお互い喰ってるみたいだよなぁ!!__あ、その深い意味は無いんだけどね、( チョコレート一粒でも他人からもらったものだからと丁寧に仕舞う彼に、内面の美しさが滲み出ていると感じたなら心が洗われるようだ。喰ってるみたい、発言で自分で地雷を踏んでしまえば何となく気恥ずかしく思えて来て頰をほんのり赤らめた。ふと、彼の不安げな表情が目に付けば、大体の検討はつく。" 噛み砕くか、一度包み紙に吐き出すかだよなぁ、飴。" と顎に手を添えて考えるそぶりを見せたなら、歴史担当の教師のあの耳を劈く様な大声を思い出し少しだけ憂鬱そうに眉を下げた。)   (2020/3/24 01:34:56)

竈門炭治郎 ※タピオカか、まだ飲んだことないから是非連れて行ってくれ!! ·····喰ってるみたいって、あ、 そうだよな!!(タピオカという言葉に目を輝かせる。彼からほんのりと甘い匂いを感じれば、彼に目をやる。赤く染まっていれば此方も釣られて染めてしまう。“·····噛み砕くと歯に悪いよな、でも紙に出すのは行儀が悪いし。” 眉を下げてはあなたに相談するように。)   (2020/3/24 01:50:08)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、我妻善逸 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/24 01:55:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、竈門炭治郎 ※さんが自動退室しました。  (2020/3/24 02:29:31)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2023/5/22 08:36:15)

小野寺小野寺   (2023/5/22 08:36:20)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2023/5/22 08:36:27)

2020年03月07日 18時39分 ~ 2023年05月22日 08時36分 の過去ログ
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