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「【ソロル】小鳥遊学園」の過去ログ

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2020年12月11日 21時53分 ~ 2023年03月29日 21時45分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

紫雨 紅雫 / 1年 . 牝(( 過去と 言うか 思い出し .. ?? (( 紅雫 も 茶雫 も お互いが お互い 大切で 大事 なのです() 宝物 ですね 💭   (2020/12/11 21:53:19)

紫雨 紅雫 / 1年 . 牝(( 少しだけ 会話 させて ください (((( )   (2020/12/11 21:55:50)

紫雨 紅雫 / 1年 . 牝「 お姉様 おかえりなさい 。」( 玄関 の 開く音が すれば 、何時もより 遅い 姉の 帰宅に 嬉しそうに 微笑み 出迎える 。) .. ただいま てぃな 。( 嬉しそうな 妹を 見て 内心 嬉しいが 、呆れた様に 『 ただいま 』と 靴を 脱ぎながら 一言 返す 。普段 人と 会話 しないが 妹とは 話す . ) 「 お姉様 、今日 は お姉様 の 大好きな てぃな の 得意な オムライス です 」( 嬉しそうに 、にこにこ と しながら エプロン 姿の 茶雫 が 言う . ) オムライス .. 。に - な が 傷付いたと 思ッ たから ? ( ぽつり と 一言 。紅雫 は よく 帰りが 遅くなる時は なんとなく 寂しく 感じる時 ふらり と どこかへ 行ッ てから 帰るから . 今日 は 遅かッ たから 、オムライス を 作ッ たのだと . )「 .. いえ .. 。最近 、特に 元気が 無いでしょう ? お姉様 が 元気でないと 、てぃな も 心配 くらい してしまいます .. 。」( 申し訳なさそうに 笑いながら そんなことを言う . ) てぃな 。に - な は 平気 だよ 。てぃな が 心配 するような事は 何も無い 。( 『 てぃな が 笑顔で ないと 、私が 笑顔 で 居れなくなる 』頭を 撫でながら ぽつりと 呟いた 。)   (2020/12/11 22:10:52)

紫雨 紅雫 / 1年 . 牝(( いッ ぱい 汚しました ごめんなさい 本当に(() お邪魔しました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️   (2020/12/11 22:11:22)

おしらせ紫雨 紅雫 / 1年 . 牝さんが退室しました。  (2020/12/11 22:11:24)

おしらせ唐紅 狂葉/世界史/女さんが入室しました♪  (2020/12/13 15:58:50)

唐紅 狂葉/世界史/女((突然書きたくなったので....!!   (2020/12/13 15:59:21)

唐紅 狂葉/世界史/女「辞めて下さい!!!」(嫁の叫びが部屋に響き、俺は黙らせようと飲み終わった酒瓶を投げつける。煩い煩い鬱陶しい、その気持ちを紛らわす為に酒を飲もうと手を伸ばす_______が酒瓶が割れる音と共に、ゴンッと鈍い音が俺の耳に入った)おい.....おい!!!(つい目を上げればそこには愛していた美しい嫁の姿が床に横たわっていた、目は閉じられており、後ろは白と紅色で彩られている。一瞬美しさに息を飲んだが、息をしていない事に気付いた俺は、酒を飲むのを忘れて肩を揺する。だが起きる気配もなく、冷たくなった嫁は静かに眠るだけ。"俺が投げた酒瓶のせいで死んだ"その言葉がポツリと口から漏れれば、水に垂らしたインクのように殺してしまった罪悪感、捕まる恐怖、鬱陶しい嫁が死んだ喜びがぐちゃぐちゃになりながら心の中に広がっていく。俺は落ち着くために酒を喉に流せば、立ち上がって証拠隠滅を始めた)   (2020/12/13 16:21:01)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、唐紅 狂葉/世界史/女さんが自動退室しました。  (2020/12/13 16:46:04)

おしらせ月見山 命/2年/男子さんが入室しました♪  (2020/12/14 17:08:03)

月見山 命/2年/男子18:00のすっかり群青に染まった空の下は飲み屋の赤提灯やオレンジっぽい惣菜屋の照明、街灯の白い灯で明るく、辺りは美味しい出来立ての匂いと店の人たちの活気のある声で小さなお祭りのようにも思えた。シルバーカーをしわしわになった小さな手で押して歩く婆さんや黒いスーツにコート、黒髪を少し遊ばせた全身黒を纏った若いサラリーマンとその上司であろう白髪混じりの黒髪をオールバックにしてピシッと黒いスーツとグレーのコートを着ている中年のサラリーマン、子連れの主婦にべろっべろに酔って顔を真っ赤にしたじいちゃん。沢山の人らで賑わった下町情緒溢れる商店街を背中を丸めて、少し早歩きで進む。向かっているのはお気に入りのお惣菜屋。揚げたてが食べれるのは基本的にこの時間帯なのを知っているし、他にもこの商店街に美味しいお店が沢山あるのを命は知っている。こうして放課後に食べ歩きをするのはすっかり環境が変わった彼が見つけた楽しみの一つで、こうして放課後を過ごしているうちに商店街に少しだけ詳しくなっていたのだ。   (2020/12/14 17:08:16)

月見山 命/2年/男子「いらっしゃい。今日もいい時間に来たわね」と微笑むふくよかな中年女性に「っす」と返事して軽く頭を下げた。ショーケースにはこんがりきつね色の揚げ物が並んでいた。命はショーケースを少しだけ見るとすぐ「グラタンコロッケ1個お願いします」と注文した。「はーい、80円ね」という返事と共にテキパキとコロッケが紙袋に包まれ、それと一緒に「いつもありがとう」とミニメンチを貰った。お金を払うと店の前にあるベンチに腰掛けて「いただきます」と小さく言うとまずはサービスで貰ったミニメンチに齧り付く。初めてこれを食べた時に一口でイケるな、と丸々一個口に入れた時は予想以上に熱くておばちゃんにお水を貰ったのはいい思い出だ。以来、2回に分けて食べるようにしている。サクッと薄い衣の子気味良い音と共に肉汁がじわりと口の中に広がる。小さいながら中身の満足感があり、いっぱいの牛肉と玉ねぎのほんのり甘い味に目元が蕩ける感じがした。はふはふ、と口元を抑えながら熱いそれを冷まして咀嚼して飲み込むとすぐ一口で小さくなったそれを口に入れて咀嚼、飲み込む。すっかりこれで体は温かくなったのだが、まだお腹が膨れた訳じゃないし、本命がある。   (2020/12/14 17:13:36)

月見山 命/2年/男子命はお茶を飲むとグラタンコロッケを齧った。まだ温かいそれはまた、さくり、と音を立てて口の中にはすぐとろり、とまろやかで優しい味のホワイトソースが舌をくすぐった。手で抑えて咀嚼している口はきっと笑みを浮かべているだろう。ホワイトソースと絡んだマカロニとプリプリの海老の食感も楽しくて夢中でコロッケを食べ進める。そして最後の一口。じゅわり、じわぁ…と口にまた、けれど名残惜しいように衣の油とクリームソースの優しい味が広がった。ぺろりと舌で唇を舐めて「ごちそうさまでした」と手を合わせると、紙袋をゴミ箱に入れた。店を出る時もおばちゃんに「ごちそうさまでした」と伝えると「ありがとう、また来てね」と穏やかな声で微笑みながら言ってくれた。オレはおばちゃんに微笑み返して軽く礼をしてから店を出た。すれ違ったサラリーマン達が「寒いな」「寒い」と会話をしていたが、オレはすっかり温まったなぁなんて思いながら帰路についた。   (2020/12/14 17:13:49)

おしらせ月見山 命/2年/男子さんが退室しました。  (2020/12/14 17:13:54)

おしらせ黒樹 紫音/3年/女さんが入室しました♪  (2020/12/14 21:49:00)

黒樹 紫音/3年/女((なんか変なの書きに来た~!!   (2020/12/14 21:49:10)

黒樹 紫音/3年/女(鬱陶しいから早く帰れと、茶髪の、犬のような君を追い返した。その背中を見詰めては、瞳の色は暗くなる。同時並行で暗くなった夜の空に合わせるように、少し大人びた服を着て、普段しない化粧をして、紅を引いて、踵の高い靴を履いた。気分が乗らないのはたまたまだ、彼奴のせいじゃないと自分に言い聞かせて、玄関の鍵を閉めてエレベーターで下まで降りる。スマホを見ながら電車に乗って数駅、目立つお店の前で足を止めた。此処が待ち合わせの場所で、相手はまだきていない様で。暇潰しにゲームでもしようかとスマホを起動した所、追い返した彼からメッセージが来た。今夜行ってもいいかと。残念だなぁ、先約があるから無理だと断らなくちゃとキーボードに指を付けた所で、肩に誰かの手が触れた。振り返ると、何回か見た中年の男の顔が見えた。”サナちゃん、今日も可愛いね”なんて、名乗った偽名のまま褒められる。サナなんて、あいうえお順に一行ずつ分割して、1文字ずつ戻しただけの単純な名前なのに。)   (2020/12/14 21:56:45)

黒樹 紫音/3年/女(じゃあ行こうかと、早速言われる。はぁい、と甘ったるい声で返事をして、その腕に自分の腕を絡みつけた。向かう先は決まっている、先ず食事だとか、ショッピングだとか、そんなものはなく、一直線に足を向かわせる。くだらない愚痴と仕事の自慢話と、家族が俺を邪険にするだとか、娘が口を聞かないだとか、嫁がもう可愛くないだとか、そんな話に適当に相槌を打って歩く。微塵も興味のない話題を相手が喜ぶように相槌を打つのにはもう慣れてしまった。もういいだろうと思った矢先、今日はここだよと他よりそういう雰囲気を感じさせないホテルに連れ込まれた。チェックインを済ませさせ、鍵を受け取り、エレベーターで階を上がって、大きな部屋に連れ立って入った。)   (2020/12/14 22:01:26)

黒樹 紫音/3年/女(今日は奮発したよなんて笑顔で言う目の前の男に何の愛情もない。ありがとう、大好きなんて思ってもないことを笑顔で言ってみる。そうすると、大抵の男はその顔を更に醜く歪めて喜ぶのだ。嗚呼嫌だ。先にシャワー浴びてくるね、と出ていった相手を見送り、部屋の内装をぐるりと見回す。へぇ、外観と違って中々いいつ造りなんだ、とか、ベッド広いなとか、そんなことを考えている間にまた暇になる。さてどうしようと溜息をついたところで、またメッセージの着信音が鳴った。なんだなんだと開いてみると、先程返事を送り損ねた彼が、既読スルーは悪質だと、文句を言っているところだった。忘れてた、と一言入れると、怒ったようなくだらないスタンプが送られてくる。それに思わず微笑みを浮かべてしまった。”行ってもいい?”と再度聞かれる。あたしの壊れた頭で今の状況を整理したところ、相手がいない今が逃げ出すチャンスであるし、何より彼の相手をした方が自分にとってプラスという思考で完結した。)   (2020/12/14 22:07:46)

黒樹 紫音/3年/女(”いいよ”と一言送って画面を消す。そうと決まれば、ごめんね今日は帰る、と書き置きを残してさっさと部屋を出た。早足になりながらホテルから出て、その足は自宅に近付くほど早くなるようで。自分が今いる場所よりあの人の方が近いから、きっともういるだろうと、駅から出て思った。待たせているということだ。いつもは遅れても気にしない癖に、彼奴のこととなると自分はどうも狂わされる様だ。マンションが見えた時点で少し駆け足になる。エレベーターが降ってくるまでに時間がかかるのが見えたから、非常階段を1つ飛ばしで6階分駆け上がった。丁度自分の部屋に着いたところの相手の背中を見て、踵が高いということも忘れて走り出す。足が速いものだから、相手が振り向く頃にはもう背中に思い切り飛びついて、抱き着いていた。驚いたようにどうしたの、なんていう相手に、埋めた顔を上げて答える。)…なんでもない.!   (2020/12/14 22:13:23)

黒樹 紫音/3年/女((しのちゃんのご機嫌が良かった日のじゅんしの、( 潤くん友情出演ありがとう!!((   (2020/12/14 22:14:18)

おしらせ黒樹 紫音/3年/女さんが退室しました。  (2020/12/14 22:14:21)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが入室しました♪  (2020/12/16 00:34:35)

二条 硝華/2年/女((二条と雅さんのお話①   (2020/12/16 00:35:33)

二条 硝華/2年/女「死にたいわけじゃない」 二人きりの屋上。二人を隔てる金属の柵。 誰にともなく、けれど明確な意思を持って、少女はそう呟いた。柵の向かいに立つ男の視線が此方を向く。彼は派手な身なりに沿わず律儀な男であったので、それで?と話の続きを促した。その日はとても強い風が吹いていて、少女が身に纏う制服のスカートを空中に靡かせる。虚ろな赤色が睫毛の隙間から薄らと覗いた。まるで生を感じない、静寂な瞳。 少女の小さな手が手すりを強く握る。 「ただ、どうしたらいいかわからない。余って余って、仕方ないんだ」 「何が、余る?」 「感情が」 私の手には多すぎるんだ、と鈴を転がすような声で彼女が言うのに、男が相槌を打つ。 「捨てりゃあいい。手に余るなら、それは要らねぇもんだ」 「どこまで捨てればいいのかわからない。何が必要なのか……」 んなのは簡単さ__彼は口の端を歪め、笑った。   (2020/12/16 00:43:26)

二条 硝華/2年/女「愛以外の、全てさ」 持て余す哀しみはいらない。 人を愛し、その愛ゆえに人を憎めればそれでいい。 人間はそういう風に作られた生き物だ。 アダムとイブだって、お互いを愛した。 それを創った神様とやらだって2人を愛して、だから憎んだ。 そんな風に、唄うように男は言う。 人間の感情は、元は全て愛なんだ。例えそれがどす黒く濁った毒物でもね。   (2020/12/16 00:44:10)

二条 硝華/2年/女「……この燃えるような激情が、あなたは愛だと言うのか」   (2020/12/16 00:44:20)

二条 硝華/2年/女((二条と雅さん、たまに屋上でお話するような関係性。仲が良いわけではない。雅さんは硝華を口説くし硝華は雅さんを基本スルーする。   (2020/12/16 00:52:12)

二条 硝華/2年/女((次!   (2020/12/16 00:56:05)

二条 硝華/2年/女((二条硝華の災難   (2020/12/16 00:57:35)

二条 硝華/2年/女冷たい風の吹く師走のある日、それは起こった。 昼休みも終わりかけ、硝華は実習棟2階トイレ、1番奥の個室でスマートフォンを耳に当てていた。珍しくも二条家から電話が掛かってきたため、休み時間は人気のないここに駆け込んだのである。 「はい、そのように……。はい。分かっております、お義父さま」 電話の主は義父。学校の終わりに夕食会があるからすぐに帰宅するように。そんな内容はメールで、しかも秘書に言わせる人が、何故……。 そんなことを考えていたからか、彼女は手洗い場から水音がすることに気付かなかった。 違和感を覚えたのは電話を切り、溜息を吐いた時。背を当てていた扉からガン、と何かがぶつかる音が聞こえ、硝華は顔を上げる。そして気付いた。 扉の前に、誰かが立っている。 その気配が動く様子がないのを感じ取り、声をあげようと息を吸い____   (2020/12/16 00:58:28)

二条 硝華/2年/女____真上から、水が降ってきた。 一瞬間を空け、もう一度。 二度も多量の水を被ったことに呆然とする。 その隙にがしゃんがしゃんとバケツを投げ捨てたような音が聞こえ、直後、誰か……2人くらいの走り去る足音が遠ざかって行った。きゃらきゃらという甲高い笑い声もかすかに聞こえる。……女生徒か。 ぽたり、ぽたりと、身体中から水が滴る。制服も下着も、頭の先からローファーまで水浸しであることを、恐ろしい程に冷静な思考で確認して。 どうするにしても、この状態で動けば否応なしに騒ぎになってしまうだろう。昼休みが終わるまであと……そこまで考えたところで、ふと彼女は気づいた。 (……スマホ……) 足元には、降ってきた水によりちょっとした水たまりが出来ていた訳だが。その中央にスマホがあった。いつ落としたものか、拾い上げてみれば見事に画面が死んでいる。もちろん電源もつく様子がなかった。 「………いや……意味がわからない」   (2020/12/16 01:00:16)

二条 硝華/2年/女扉に背をつけたまましゃがみこむ。意味がわからない?嘘だ。理由なんて山ほど思い当たる。 単に特別扱いのあいつが気に食わないとか、彼氏を取られた(大抵が能力に知らずのうちにかかってしまった人だった)とか、だいたいがそんなのばかりだけれど。 今回もそんな、子供っぽいくだらない話なのだろう……そうは思うものの。 (……意味、わからない) 彼女は強く歯を食いしばる。そうでもしないと情けない声が漏れてしまいそうだったから。足には力が入らず、立ち上がることさえ出来ない。 頭だけは痛いほど冷静なのに、身体はそれについて行かない。そんなもどかしさに、硝華はぎゅっと目を瞑った。   (2020/12/16 01:00:27)

二条 硝華/2年/女((二条は女に嫌われる女なので。   (2020/12/16 01:02:06)

二条 硝華/2年/女((嫌がらせは山ほど受ける女だけど、興味の無い人間に何されても蚊に刺された程度も気にしない。けどたまに生きてるの面倒くさいなって思ってしまうんだよね。   (2020/12/16 01:07:37)

二条 硝華/2年/女((両方とも続けられたら続きかきます。   (2020/12/16 01:09:13)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが退室しました。  (2020/12/16 01:09:15)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが入室しました♪  (2021/1/11 01:00:29)

二条 硝華/2年/女((二条と雅さんのお話②   (2021/1/11 01:00:49)

二条 硝華/2年/女__かえりたい。2人きりの屋上で、かすかにそんな声が聞こえ、男は自分の右隣に目を向けた。 「どこに?」 「……闇に、かしら」 呟いた女生徒はシャツとスカートに包まれた肢体を、コンクリートの床へ無防備に横たわらせている。血色の瞳は長い睫毛に隠されて今は見えない。 「死にたいってことじゃなくて?」 「それは土にかえりたいでしょう」 「硝華の言葉は難しいからなぁ~」 おどけたようにけらけらと笑ってみると、返ってくるのは呆れ果てたため息で。そんなつれない教え子の、外界のすべてがどうでもよいという顔をして、そのくせ一度傾いてしまえば未練がましく袖を引くであろう女らしさが、彼の癪に障るのだった。   (2021/1/11 01:03:07)

二条 硝華/2年/女しかし気に食わなくても興味がなくても、それが女であれば手に入れたくなってしまうのが彼の性質。 だから雅は女の話がさも面白いものかのように笑って、話の続きを促した。 「ねぇ、先生。暗闇についてどう思う?」 「……暗闇だとちょっとばかりまさぐってもバレねぇよな」 「それなら、あなたの頭を叩き割ってもバレないわね」 氷のような視線がこちらを向く気配がする。針を刺されたような感覚に、冗談だよ、などと弁明をした。 再度、重苦しいため息。   (2021/1/11 01:05:01)

二条 硝華/2年/女「私にとって暗闇って身近なものなのよ。目を閉じた先。夜の街並み。締め切った部屋の中……」 は、と彼女が息を吸う。 「何も見えないことが怖いという人もいるけれど。見えないことは、それはそれで幸せなことだと思うのよね。知らなくていいことを、知らないままでいられるのだから」 達観、もしくは諦観のような声音で少女が言うことは、確かに頷ける話だと思った。が、彼にはよくわからない話でもあった。 けどさ、と雅は煙草に火を灯しながら言う。 「知らないことも、俺は怖いことだと思うね。いつの間にか、自分の与り知らぬところで、大事な誰かが死んでました……とか、冗談じゃねぇだろ」 「……それは、経験則?」 真白な部屋。空のベッド。静かに雲間へと立ち上る煙。誰かの嗚咽。吐き気。 「さぁ?」 一瞬彼の脳裏に過ったそれらを、瞬き一つで無かったことにして、意味深に口の端を上げた。   (2021/1/11 01:06:09)

二条 硝華/2年/女「知りたけりゃもっと深く繋がってみるか?なんでも教えてやるぜ、お前の体になら、さ」 彼女が絶対に人と目を合わせないことを知っていたから、わざと投げ出した身体に覆いかぶさり細い首に指を添わす。指の痕が残るか残らないかの力加減で爪をたてれば、伏せた瞼がぴくりと不快そうに揺れた。 口を開きさえしなければ綺麗な女である。意味のある言葉を発しさえしなければ、文句の付けようがない女であるというのに。 「…………あなたの詳しいバックボーンに興味はないし、それを知ったところで私に利益があるわけじゃない」 こうやって口を開けば悪態ばかり。だからと言ってその口を塞ごうものなら、物理的に噛みつかれるに違いない。舌切り雀になるのは御免だ。   (2021/1/11 01:06:29)

二条 硝華/2年/女「けれど、雅先生?あなたは、暗闇の中では生きていけなそうね」 身の下の女が、薄桃の唇を馬鹿にしたように歪ませる。 「あなたは寂しくて淋しくて、人肌を求め死んでしまうでしょうから」 ……人の気分を逆撫ですることが、なんと上手な女だろうか。思わず漏れた舌打ちに心乱されながら、雅は煙草の火を消した。   (2021/1/11 01:06:39)

二条 硝華/2年/女((収拾つかなくなりそう(時既に遅し)だから投げちゃうねえへへ   (2021/1/11 01:07:07)

二条 硝華/2年/女((こういう何の意味もない重苦しい話をよくしてるから誰か一緒にお話しようね(誰も寄り付かない)   (2021/1/11 01:07:54)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが退室しました。  (2021/1/11 01:07:59)

おしらせ四月一日雅/家庭/男さんが入室しました♪  (2021/1/18 00:36:43)

四月一日雅/家庭/男((四月一日雅と少女のはなし。   (2021/1/18 00:37:08)

四月一日雅/家庭/男「雅先生、何聴いてるんですか? クラシック?」 強い風に絹糸のような金髪をなびかせ、その少女が話しかけて来たことに青年は内心驚いていた。 (てっきり俺のことは苦手なのだと、思っていたのに。) 心優しい少女のことだ。それはきっと、精一杯の勇気に違いなかった。しかし彼は気付かない振りでやり過ごす。あるいは気付きたくはなかったのかもしれない。   (2021/1/18 00:37:18)

四月一日雅/家庭/男 四月一日雅がイヤホンで外界の音を遮断し、ひとりぼんやりと屋上に佇むのは今に始まったことではなかった。たまに、本当にたまに、女性相手にへらへらと笑う自分を見失う時があったためだ。 そういう時は決まって、誰とも話したくはない気分で。だからこうやって1人きりになっていると言うのに。彼女、六ツ見千里はお構い無しに彼の隣で語りかける。 「凄いですよねぇ。ずっとむかしに創られた曲なのに、こうして今も大勢のひとたちが親しんでる」  横顔に感じる視線。やけに明るく取り繕われた声に、うんざりと視線を上げる。最低限の譲歩……同僚としての最低限の取り繕いとも言う……を示すためだ。けれど、その先の表情を見て雅は息を詰めた。   (2021/1/18 00:37:50)

四月一日雅/家庭/男 少女は驚いたことに、自分の方を見てはいなかった。  風に乗って漏れ、零れた旋律。少女はそれを拾い聴きながら続けた。嫌になるほど青い空を見上げ、悠悠とおよぐ鳥たちに手を振って、そこに存在するはずのない何かを懸命に探していた。 「けど、追い出されるのは人間ばかりですね」  冷めた言葉、抑揚のない声。彼女のトレードマークである笑顔の消えた表情さえ、雅が見聞きし、今の今まで接していた少女とは異なって見えた。  強くやさしく、気丈に見える少女の、おそらく核となる部分に触れてしまった気がした。恐らく触れるべきではなかったものだ。   (2021/1/18 00:38:27)

四月一日雅/家庭/男 もしかしたら自分は大きな思い違いをしているのではないか。自分が持っていないと確信しているものを、こんなに小さな少女さえも持ち合わせていないのではないか。 何でもみえる彼女は、何でもをみたかったのだろうか?  色の見えないコンクリート。墓標に似た町並み。  遠くからかすかにチャイムの音がして。   (2021/1/18 00:38:46)

四月一日雅/家庭/男「……それはそうと、おサボリは駄目ですよ?雅先生」 少女は、わらってそう言った。 青年はそれをひたと見つめ、しかしわらえずに顔を背けた。   (2021/1/18 00:39:03)

四月一日雅/家庭/男((笑顔の裏に何も隠してない人なんていないんですよっておはなし。実は雅さんも千里さんが苦手。   (2021/1/18 00:39:53)

おしらせ四月一日雅/家庭/男さんが退室しました。  (2021/1/18 00:39:55)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが入室しました♪  (2021/4/5 00:27:10)

二条 硝華/2年/女((噂のあのひとの話。   (2021/4/5 00:27:37)

二条 硝華/2年/女二条硝華は謎めいた人物だ。 テストでは全科目一桁台で全国模試でも首位争いの常連。 50mは8秒を切るし、選択授業の弓道では常に皆中で外したところを見た人はいないとか何とか。 そして何より物凄い美人。美少女ではなく、美人……もしくは美形だ。とても高校二年生とは思えない顔立ちと物腰。 何をやらせても人並み以上にこなし、全く弱みがない。二条硝華というクラスメイトはそんな女だった。   (2021/4/5 00:38:34)

二条 硝華/2年/女しかし、それらを実際に見たことがある人間はそういない。なぜなら彼女は教室に来ないからだ。 入学以来、二条硝華は保健室登校を決め込んでいる。最初は教師も反発したらしいが、様々な力で押し黙るしかなくなったらしい。 二条という家は金持ちなので、彼女の親の力だとか、金の力だとか囁かれている……が、単純に彼女自身の成績なのだろう。 公式的なテストにのみ出席し、驚くほど優秀な成績を残す不思議な女生徒。 皆が二条硝華に抱いている印象は概ねそんなものだった。   (2021/4/5 00:39:14)

二条 硝華/2年/女(……まつげ長っ………) 俺は気付かれぬように、正面に座る少女の姿を観察する。 腰まである黒髪は艶やかで、大きな瞳を縁取るまつげは透き通るような肌に影を落としていた。 大人びた表情とは正反対に、その体躯は華奢で小柄。細い指が音も立てずに小説のページを手繰る。 ……張り詰めた空気に息が詰まる。 少女からそっと視線を外し、自分の手元に。 体育の授業中に面白いくらい鮮やかに転んだ俺は、手当をしに保健室に来ていた。そうすれば当たり前のような顔で噂の少女__二条硝華がいたというだけの話で。   (2021/4/5 00:41:15)

二条 硝華/2年/女二条は窓際の机__どう見ても保健医用の__に座っていて、高二にもなって膝に擦り傷を作った俺を一瞥した。かと思えば立ち上がり、来客者名簿のようなものと救急セットを無造作に差し出して元の位置に戻って行った。 という経緯で、俺は自分で膝の傷を消毒中。沈黙が気まずくて、けれど何も話すことが無く。もしあったとしても今の彼女に声をかけられるわけもなく。ちらちらと二条の方に視線を向けることしか出来なかった。 傷の手当と言ってもやることは消毒と絆創膏を貼るくらい。どれだけゆっくり手指を動かしたとしても、10分ほどで終わってしまう。   (2021/4/5 00:41:35)

二条 硝華/2年/女あぁ、もうこうなればやけくそだ。 絆創膏を乱暴に貼り、二条硝華に声をかけるべく顔を上げ、口を開き__そうして、息を呑んだ。 二条はこちらの存在なんか忘れたみたいに、窓の向こうを見ていた。遠く見える校庭には俺と彼女のクラスメイトたちが運動に励んでいる。それを二条硝華は、ただじっと見つめていた。 何を見ているのか、誰を見ているのか。 真っ赤に染まった瞳からは、なにか、激情のようなものを感じて。俺は開いた口を閉じる他なかった。   (2021/4/5 00:41:59)

二条 硝華/2年/女結局、恋する女の子みたいに彼女の姿をチラ見するだけで保健室から出てきてしまった。 しかもだらだら手当をしていたからか授業終わりのチャイムまで聞こえてきた。がっくり肩を落として、俺は教室に向けて歩き出した。 「あぁ、でもびっくりした」   (2021/4/5 00:42:20)

二条 硝華/2年/女完璧を体現したみたいな女の子でも、あんなふうに__何かに恋焦がれることがあるなんて。   (2021/4/5 00:42:29)

二条 硝華/2年/女((クラスメイト モブ男くん。彼は見た相手の感情がなんとなく色でわかります。硝華さんは赤が強い桃色だったそう。けど下の方には深い青もたまっていて、よくわからなかったらしいです。   (2021/4/5 00:44:56)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが退室しました。  (2021/4/5 00:45:36)

おしらせ狛池 明/1年/♀さんが入室しました♪  (2021/4/5 22:40:52)

狛池 明/1年/♀(( そろ〜り・・・こんばんは・・・   (2021/4/5 22:41:10)

狛池 明/1年/♀(( て事で書いていくぜ!(急にどうした)   (2021/4/5 22:41:26)

狛池 明/1年/♀「お願い・・・また、私の前に、何時も見せてくれる笑顔を・・・・・・・・・見せて・・・。」 (その日、彼女は親友とも呼べた人を失った。彼女は願った。──また、その親友に会える事を。) 「どうして、私の前から居なくなったの・・・。私が、もっと早く、遅刻せずに行っていたら、・・・失わずに済んだの?──が住んでる地区は、襲撃されずに済んだの?」 (その日、──という人物が住む地区に、組織的犯行のもと行われた襲撃事件があったのだ。その現場に彼女は居合わせたものの、その地区の住民に「あんたは早くお逃げ!死なぬ内に!」と逃がされ、運良く死なずに済んだ)   (2021/4/5 22:52:15)

狛池 明/1年/♀(──時は少し経ち、襲撃が鎮静化された頃。彼女は家のテレビで、その事件の全貌を知った。その地区は暫く閉鎖されたのち、無くなった。──彼女は、ニュースを目にしただけで、──の死体は確認していなかった。だがニュースに載っていた〈死者多数〉という数字と、その──が会いに来ないどころか手紙すらも寄越さなかったため、死んだと思い込んだ) 「──また、会いに来るね。」 (その地区付近に設置された無数の墓石がある墓場の端っこの大きな木の所に(勝手ながら)設置した小さなお墓に手を合わせ、彼女は去っていった──)   (2021/4/5 22:59:37)

狛池 明/1年/♀(( 久しぶりに成り(というかソロル)をしたもので、文才がグダグダに・・・(?)   (2021/4/5 23:00:09)

狛池 明/1年/♀(( 私の文の感じはこんなんなんだなという、ご参考でもなればなと思います!   (2021/4/5 23:00:36)

おしらせ狛池 明/1年/♀さんが退室しました。  (2021/4/5 23:00:38)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが入室しました♪  (2021/4/6 01:00:57)

二条 硝華/2年/女早朝の校舎は、鳥の鳴き声、窓が木々を揺らす音、そういう自然の声が当たり前に聞こえるほどに静まり返っていて。 昼間の騒がしさと比べると、まるで別世界。 聞こえる足音は1人分。 試験を一週間後に控えたこの日は部活の朝練もなく、こんな時間から学校に来る物好きはいないようだった。 唯一の物好き__二条硝華は、軽い靴音をたてながら階段を昇っていた。 向かう先は屋上。 彼女にとって数少ない心休まる空間だ。 (……お義父さまは休めと言ったけれど。) 今日の夜からは、名のある政治家や著名人を集めた懇親会がある。 由緒ある二条の跡取りむすめとして、硝華も挨拶回りに奔走しなくてはいけなかった。   (2021/4/6 01:02:11)

二条 硝華/2年/女二条家。 元はいわゆる華族と呼ばれた家系。政治家や大臣、数々の功績をあげた家であったが、だんだんと衰退していった__はずだった。 現当主の代になり、それは変わった。廃れた家をかつての地位以上にまで生き返らせた手腕から、彼のことを師と仰ぐものも多いらしい。 そんな話を聞いた時、硝華は鼻で笑ったものだ。 __全ては、世間様には見せられない行為のおかげなのに、と。 彼の、義父の手は真っ黒だ。不正、隠蔽、差別、人だって殺めている。世間が「愛娘」と呼ぶ女は、ただその能力の為だけに生かされているにすぎないのに。 そんな男を、どうして。 煮え滾る感情に、硝華がぎり、と歯を食いしばった時。 「__硝華さん」 聞き覚えのある声が、背後から名前を呼んだ。   (2021/4/6 01:03:35)

二条 硝華/2年/女「随分と早い登校ですね。驚きましたよ、もう出たと使用人の方に伺った時は」 ゆっくりと振り返ると、階段の下に見えるのは目に馴染んだ白髪に見慣れない笑顔の男子生徒。少し顔を顰めながら彼が階段を登ってくるのを待った。 「……朝に弱いあなたが、こんな時間に学校にいるだなんて。それとも朝帰りかしら、白鐘くん」 「いじわるを言わないでください、私だって朝の空気を感じたい時くらいありますよ……なんて、冗談はさておき__」 __少し、付き合え。   (2021/4/6 01:04:01)

二条 硝華/2年/女男の声色が、物言いががらりと変わる。鋭い眼光、口の端を上げた不敵な笑み。その変わりように、むしろ硝華はほっとするのだ。 「あなた、最初からその調子で話しかけてちょうだい。何事かと思ったじゃない」 「学校では基本的にあっちで話す。前も言っただろう。いまはお前があまりにも気持ち悪そうな顔をするから変えてやったんだろ?感謝して欲しいくらいだな」 男子生徒、白鐘玄冬はにやりと笑って階段の踊り場、壁際に立つ硝華に一歩近づいた。壁と自らの体で挟む形。おまけとばかりに壁に手をつけば、立派な逢瀬の完成だ。そうして玄冬は顔を近付け、低く小さく囁きをおとす。   (2021/4/6 01:04:34)

二条 硝華/2年/女「……言われてた例の政治家。証拠の書類が見つかった」 その囁きに硝華の眉が跳ね上がる。 「本当に?いったいどうやって」 「つい最近、俺の組のシマで勝手な商いをする輩を追い出してな。奴らの事務所を調べたら、どうやら繋がっていたらしい」 「……協力関係を結ぶか金で雇うかして、うちを潰そうとしたんでしょうね。馬鹿なこと」 それで、書類は? そう言い終える前に玄冬の手が硝華の細腰を抱く。そのまま彼は距離を詰めた。その様子は壁と胸に挟まれているというより、強く抱きしめられているというのが正しい表現かもしれない。   (2021/4/6 01:05:14)

二条 硝華/2年/女背中に壁とかたい腕の感触、すぐ前には玄冬の身体。身動きが取れなくなったにも関わらず、硝華は涼しい顔だ。 彼と彼女の間ではこういう接触は日常茶飯事、よくあること。とはいえ誰かに見られれば誤解は生むだろうに。 そのまま至近距離で見つめ合うこと数秒。先に目を逸らしたのは硝華の方だった。諦めたようなため息を吐き、相手の見かけによらずしっかりとした胸を片手で軽く押す。   (2021/4/6 01:05:49)

二条 硝華/2年/女「……用事は済んだでしょう。離れてくれると嬉しいんだけど、玄冬さん。」 「つれないな。共寝をした日もあるというのに」 「あなたが勝手に話を進めた日のこと?一つ屋根の下と言われればそうだったわね。違う部屋だったけれど」 絶対零度の眼差しを向けられてもなお、玄冬は飄々とした調子であったが「美人がそんな目をするなよ」と宥めるように頭を一撫でして、肩を竦めては一歩二歩後ろに下がる。 乱れた服を硝華が軽く叩いて直すのを静かな目で見つめる姿からは、慈愛のようなものすら垣間見えた。 「……とにかく、今日会合だろう?俺は行けないから、くれぐれも気をつけろよ。硝華」 じゃあ、また。最後の言葉とともに、硝華の額に軽い口付けをおとして彼は素早く踵を返して去っていく。 遠くからざわめきが聞こえてくることに気付いたのだろう。 生徒が登校してくる。 『表』の時間だ。   (2021/4/6 01:08:23)

二条 硝華/2年/女玄冬が去った階段下を見つめていた硝華は、そっとスカートのポケットに手を入れる。 指先に硬い感触。USBメモリ__今まで入っていなかったそれは玄冬からのプレゼント…………例の書類とやら、だろう。抱きしめた時にさりげなく忍ばせたのだ。 「……嫌味なひと」 白鐘の家は昔気質な極道、ヤのつく家だ。身内には優しく、他所には容赦しない典型的なタイプ。身内やルールを守るためなら法をも犯す。 この地域一帯を裏で管理するそこと、二条家が協力関係を結んだのはおよそ半年前。 お互いに情報を共有し、メリットを追求する契約____そう、表向きは。   (2021/4/6 01:10:18)

二条 硝華/2年/女『……二条を壊したい。私を苛むあの男に、地獄を見せてやりたいの』 硝華は白鐘の若頭、玄冬と個人的に契約を結んだ。 『二条家の取り潰しを』 硝華は自分が鎖から解放されるため。玄冬は自分の縄張りを荒らす人間の一掃のため。 一致した利害関係で、二人は共犯となった。 一歩間違えば敵にもなりえる男にたてた誓いを思い返し、硝華はスカートの中で手を握りしめた。   (2021/4/6 01:11:21)

二条 硝華/2年/女「……私は、あいつらを潰すためならば、自分がどれだけ傷ついても構わない。地獄を味合わせるために、私も地獄を見る。何を犠牲にしても構わない。最後に、私が笑えれば、それでいい……」   (2021/4/6 01:11:32)

二条 硝華/2年/女少女はひとり、遠い喧騒を聴きながらその言葉を反芻していた。 のろいのように、まじないのように。   (2021/4/6 01:11:42)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが退室しました。  (2021/4/6 01:11:51)

おしらせ操憑琉兎/体育/♂さんが入室しました♪  (2021/4/13 01:39:26)

操憑琉兎/体育/♂((過去的な..ソロる初書きいぇあ   (2021/4/13 01:40:32)

操憑琉兎/体育/♂(…今まで俺は何回<お別れ会>で送られただろうか、今まで俺は何回<転校生としての自己紹介>をしただろうか、そんなものはもう、幼稚園の頃から有りすぎて、もう忘れちまった。ただ、俺は、きっとこの世の誰よりも、親の都合に振り回されて、転校するはめになった回数が多いだろうよ…)   (2021/4/13 01:46:36)

操憑琉兎/体育/♂(“どうせ、転校しても数ヵ月しかこいつら(クラスメイト)と入れないなら、バカになって、こいつらの頭に、俺という、この操憑琉兎という存在を刻んでやろう“…)…そうやって考え始めたのが小学校六年の…春だったかな…(その時の転校で、バカみたいな自己紹介をして、あほ見たいな行動をして、お別れ会も同じように振る舞う、最初こそキツかったところはあった、それでも、その“キャラクター”を演じ続けて、中学に上がったんだ…)   (2021/4/13 01:52:29)

操憑琉兎/体育/♂(中学に上がれば、そりゃ人並みに”異性“について気になり始めるお年頃だ*勿論俺もそうだったさ、ただ俺はキャラクターを演じるだけでモテてたんだ…休み時間は常に誰か女子がいたし、部活で活躍すれば黄色い声があがった…でも俺はどこかで、キャラクターを演じるのが疲れてたんだろうな…その疲れを、エゴとの違いで生まれたストレスを、俺に群がってくる女で発散してた…いろんな方法でね…)   (2021/4/13 01:58:40)

操憑琉兎/体育/♂(まぁ…結局、何が言いてぇの?って話よ…俺の根本がどんな人間かわかってるだろ、そんな屑野郎が今じゃ、生徒に慕われる体育教師やってるんだぜ…?笑っちゃうよな…)…まぁ~、この話なんて、あいつ(彼女)には伝える事は…ねぇかな…   (2021/4/13 02:06:25)

おしらせ操憑琉兎/体育/♂さんが退室しました。  (2021/4/13 02:07:01)

おしらせ病猫渉/3/♂さんが入室しました♪  (2021/4/13 21:19:19)

病猫渉/3/♂((いやぁ、深夜テンションッて怖いねぇ…((神威と病猫が仲良くなるまで…<病猫視点>   (2021/4/13 21:20:43)

病猫渉/3/♂「…」(”今年入った新入生に、バスケの上手い上に身長が高い、そして琉兎さんみたいにめっちゃ明るい奴が来たッて噂で聞いた…あの琉兎さんみたいに明るいとか..どんなやつかな”…そんな事を考えながら、バスケ部が居るであろう体育館を目指し歩いていた。すると丁度、親戚である操憑が体育館に入ろうとしていた)「…琉兎さん、なにしてんの…」   (2021/4/13 21:27:16)

病猫渉/3/♂操『おッ、わたちゃ~ん、いやぁ小さ過ぎてわからんかったわぁ~』(ノッポの親戚の巨人に挑発されたから、軽くひっかいてやった)操『痛ッッてぇ!!ひでぇよわたちゃん~、』「うるせぇ、なんでここに琉さんが居るンだよ」『あぁ、ほら新バスケ部員の中にに第二の操憑先生なんて言われてる“神威”ッって奴を拝みにな、どうせわたちゃんも同じやろ?』「まぁな…」(”コイツも同じ目的か…”と安心し、そのまま体育館に入った)   (2021/4/13 21:39:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、病猫渉/3/♂さんが自動退室しました。  (2021/4/13 21:59:51)

おしらせ病猫渉/3/♂さんが入室しました♪  (2021/4/13 22:00:12)

病猫渉/3/♂((普通に考えてたら消えててわらった()   (2021/4/13 22:00:41)

病猫渉/3/♂「…やっぱいつもどーりだな…」(体育館に入って、周りを見渡すといつも通りに練習しているバスケ部員達がいた、その中でも練習試合をしているグループが居たため、そっちに集中して見る、1on1…1年代表vs3年代表だろう、実力差を思い知らせる為に行っている、おもに顧問が居ない時に行われているそれを暫く眺める…)   (2021/4/13 22:04:16)

病猫渉/3/♂(すると、1年の方が3年が持っていたボールを奪い、そのままダンクを決めた。その流れは自然でいて、尚且つ綺麗なものだった…相手の3年は何が起こったか良くわかってない様子だった)操『なぁおいわたちゃん、あれ見たか…あれだろ神威…』「大方そうだろうよ…なぁ琉さん、呼んでこいよ、はんごろしくれてやるから…」『はぁ!?俺かよ…しゃーねぇな…明日買えよ…』   (2021/4/13 22:08:01)

病猫渉/3/♂(暫く待っていると、神威らしき男子生徒が話しかけてきた)神『えっと、俺、神威狼耀ですッ!!よろしくお願いしますッ!!』「…あぁ、よろしく…俺は病猫渉……琉t…操憑先生は…?」神『あぁ、えっと、操憑先生はなんか仕事あるらしくて、いつの間にか消えてました、』   (2021/4/13 22:17:53)

病猫渉/3/♂(”なんだよあいつ…”と声に出そうだったのを抑え、目の前にいる、高身長の男が神威だと再認識する)神『…あれ、渉先輩ッて確か柔道の…?』「あぁ…柔道部に入ってるけど…なに…?」神『えッまじですか!?俺一回でも良いから話して見たかったんですよ!!』(キラキラと目を光らせていた神威に対し、”犬かよ”と思いながら、)「俺と話したいッて何をだよ…技なら教えねぇぞ」神『えぇ~!!教えて欲しかったぁ…』   (2021/4/13 22:24:40)

病猫渉/3/♂(ワザとなのか、無意識なのか、こいつのようにこんなに気分が分かるやつは初めてだな、と思い、吹き出すように、ふは、と笑ってしまった)「…はは、今度教えてやるよ…今度な」神『ほんまですか!!?絶対ですよ!!なんなら明日お昼一緒に食べません!?』「グイグイ来るのなお前…いいよわかった、俺の負け、明日の昼な…向かい行くわ」神『よっしゃあ!!楽しみ増えた~!!あ、すみません!俺の今日もうすぐで帰らなきゃなので…失礼しますッ!!』(„”風見たいなやつだな…”なんて思いながら、腕時計を見ると…もうすぐ部活が始まる頃のいい時間だったため、体育館を出て、柔道部が使っている闘技場を目指す…明日の昼の事を楽しみに思いながら、)   (2021/4/13 22:31:11)

病猫渉/3/♂[神威に負かされた先輩モブ太郎へのインタビュー!]新入部員の神威に戦いを挑み、負けてしまった時のお気持ちは!?「あぁ、あれね、もうあれはしょうがなかったと思うよ、神威が強すぎるもん。僕はあいつを認めるさ…まぁ、また戦いたいなぁ~なんて思ってるんだ…負けても楽しいッて思える相手だね」   (2021/4/13 22:36:26)

おしらせ病猫渉/3/♂さんが退室しました。  (2021/4/13 22:36:34)

おしらせ白鐘玄冬/2年/♂さんが入室しました♪  (2021/4/30 21:25:39)

白鐘玄冬/2年/♂((玄冬くんがお仕事する話。   (2021/4/30 21:25:57)

白鐘玄冬/2年/♂(午後十一時三十分。玄冬は一人で商店街を歩く。濃い黒色のスーツ、黒い手袋、黒いマスク。唯一ジャケットの下のシャツだけが白。身に纏う黒は光沢がなく、漆黒に近い色をしていた。店の明かりは落ちているものの商店街の人通りはまだそれなりにあった。しかし、誰一人声をかけてくることはない。見知った顔が通り過ぎても、玄冬も相手も目すら合わせない。そのまま商店街を抜けとあるビルの前までやってくると、路地裏から五人の男が現れた。一人は八重島だ。)「若。全て滞りなく。」わかった。二人は裏、二人は表、八重島はついてこい。「はい。」(八重島が短く返事をすると、他の四人もそれぞれ動き始める。それを目の端で見届けながら、ビルの中へと足を踏み入れた。エントランスホールには誰もいない。二人は無言でエレベーターに乗り込むと、八重島が最上階である四階のボタンを押した。重苦しい静寂の中、目的の階に着いたエレベーターが軽快な音を立てる。緩やかに扉が開く。玄冬が下りると、そこには三人の男がいた。)   (2021/4/30 21:36:34)

白鐘玄冬/2年/♂「おぉ、若じゃねぇですか。こんな時間にどうしやした?そんな恰好までして」(八重島と大差ない体格の男が笑顔で話しかけてくる。まだ自分たちがしたことがバレてないと思っているのだろうか。しかし、その額に滴る汗を見れば、予想だにしていない訪問だったのは間違いない。情報は漏れていないようだ。)八重島、ここは任せる。「はい。」(笑顔を浮かべたままの男と目すら合わせず、その横を通り過ぎていく。咄嗟に玄冬の肩をつかもうとした男の腕が有り得ない方へと曲がった。八重島の仕業だ。一瞬の静寂、そして絶叫。やかましい声を聴きながら玄冬は目に涙を浮かべた。)家族が死ぬんだ。喪服を着るのは当然だろう。(背後では悲鳴と何かが壊れる音が響いている。)葬式すらないお前らへのせめてもの手向けだ。   (2021/4/30 21:37:25)

白鐘玄冬/2年/♂(家族が死ぬのはいつだって悲しいことだ。救いようのない奴ならなおさらに。廊下を進むと一つの扉が見えてきた。中から騒がしい男女の声が聞こえてくる。玄冬は懐からやたらと銃身の長い拳銃を取り出した。そして、ドアをゆっくりと開け、たまたま目の前にいた男の胸に銃を向けて引き金を引いた。酷く乾いた音と共に男の胸に穴が開く。崩れ落ちる男。一瞬何が起きたかわからなかったようで、部屋にいた数人の男とやたらと派手な格好をした三人の女は誰も動けずにいた。)お前らに命じるのは二つ。(男にもう一発撃ち込む。)一つ。喋るな。(さらにもう一発。)二つ。動くな。(最後に一発。 足元の男が絶命した。皆が黙って玄冬を見つめている。男どもは誰も動かない。女も当然だ。)「あん、たさっ、なぁにいきなぃぃ……白ける、わぁっ……」   (2021/4/30 21:38:53)

白鐘玄冬/2年/♂(だが、1人だけ。呂律が回っておらず喋り方も奇妙な女が席を立ち近づいてくる。ちらりと机を見ると錠剤が雑にぶちまけられていた。女が玄冬の顔を覗き込もうと顔を近づけるのと同時に、女の喉に玄冬の裏拳がたたきつけられた。酷く耳障りな、轢かれたカエルみたいな声をあげて、女が三メートル程吹っ飛び壁にたたきつけられる。)あいつは、奥か?(女に一瞥もくれることなく、近くに立っていた男に声をかける。男が頷くと、玄冬はそいつの眉間に弾丸を叩き込み、部屋の奥へと歩いて行く。たとえ玄冬の視界から外れようと誰も動くどころか声を上げる気配すらない。玄冬はそのまま扉を開けると、先ほどの事務所と同じくらいの広さの部屋に足を踏み入れる。そこは、やたらと華美な装飾がされた部屋。大きな執務机と椅子しかないくせに、金がかけられているのが見てわかる。その部屋の一番奥。椅子に座りふんぞり返っている男に、玄冬はゆっくり歩み寄る。)   (2021/4/30 21:39:24)

白鐘玄冬/2年/♂何か、言うことはあるか?「クソガキが……舐めた真似を。」最初に舐めた真似したのはテメェのほうだ。(男は顔いっぱいに脂汗をかきながら玄冬を睨みつけている。対する玄冬は眉一つ動かさずため息を着くと拳銃をしまい、机の横に日本刀を手に取った。刀身を少しだけ鞘から出して確認をする。実に切れ味がよさそうだった。)「組の為にやったことだ! 組をでかくするには必要な事だった!」そりゃあ、組のルールを破っていい理由にはなんねぇよ。(焦ったように言い訳を続ける男と、興味なさげに言葉を返す玄冬。)「あ、あんなルール……考えが古いんだよっ! 今はこれが一番稼げる! な、なんならお前にも1割くらい流してもいいんだぜ?」いらねぇよ。どうせなら……(ふと、そこで玄冬の言葉が止まる。彼の頭には一人の少女の顔が浮かんでいた。自分が今一番欲しいものをこんな所で自覚した玄冬は自嘲気味に笑う。)まぁいい。言い訳はおやじ相手にしろ。(男が玄冬の笑みの理由を知ることはないが、これ以上言葉を並べても無意味なことは理解したようで。)「っ、死ねぇっ!」   (2021/4/30 21:40:03)

白鐘玄冬/2年/♂(余裕綽々な態度を見せていた玄冬に、急に拳銃を取り出し向ける。躊躇のない発砲、激しい音が部屋に響いた。)チッ……(間一髪、片手で拳銃を上へと弾いて難を逃れた玄冬だったが左手の手袋は裂け、手のひらの一部が深く抉れ火傷を起こしていた。)大人しくしてろ。(だが、玄冬はそんな怪我すら気にせずに男の手を取り、もう片方の手も引っ張りだし、机の上で重ねさせると、真上から日本刀で一突きにした。両の掌と机が日本刀で縫い合わせられる。男は言葉かどうかすら怪しい悲鳴を上げた。その声に反応するように、隣の部屋から足音が聞こえる。扉から顔を出したのは八重島だった。)ご苦労。こっちも終わった。他の連中を呼べ。おやじにも報告だ。「はい。」(八重島は相変わらず短く返事をするだけだが、その顔はどこか安堵しているようにも見えた。その後、外に待機させていた部下と、さらにはここの処理をする奴らが事務所へと入ってきた。慣れた様子で死体を片付け、資料を運び出していく部下を眺めながら、玄冬は煙草をふかしていた。左手は既に包帯でぐるぐる巻きだ。)   (2021/4/30 21:40:26)

白鐘玄冬/2年/♂「若。医者の手配、できました。」わりぃな、手間かけさせて。「いえ、若が無事でなによりです。」……八重島。お前、料理できるか?「は?……いや、まぁ、人並みには」そうか……「言っときますが、若に食べていただけるような腕前じゃありません。」ははっ、だろうな。(訝し気な八重島の様子を見て、玄冬は小さく笑う。そして、外に目を向けると誰に言うわけでもなく呟いた。)人様に食わせるための料理ってのは、大変に決まってんだから。   (2021/4/30 21:40:42)

白鐘玄冬/2年/♂((なんか、ところどころ変だったら申し訳ない……   (2021/4/30 21:41:02)

おしらせ白鐘玄冬/2年/♂さんが退室しました。  (2021/4/30 21:41:06)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが入室しました♪  (2021/5/1 14:10:34)

二条 硝華/2年/女((二条硝華と四月一日雅の話 ③   (2021/5/1 14:11:07)

二条 硝華/2年/女______夢を、見た。 私は暗い部屋で、冷たいベッドに沈んでいた。 それはふわふわと雲のように柔らかいはずなのに、私には重しのように伸し掛って。けれど精神は、行場を失くして宙に浮いている。 そんな感覚だった。 歳若いむすめには不釣り合いなほど、細部まで金のかかった寝具に潰されながら、私は薄く透ける天蓋を見上げている。   (2021/5/1 14:11:46)

二条 硝華/2年/女____あれは確か、高校に入るすこし前。 跡取りとして政界に顔見せを始めたあたりだ。 『病弱である』という設定で、私は中学にはろくに通えていない。在籍はしていたが、まともに出席したのは式典くらいのもの。 けれどその学校__私立のミッション系学校、所謂『お嬢様学校』だ__にはそういう子が多かったものだから、特に話題や噂になることもなく。 私は日々を、義父に連れられて社交に出向き、空いた時間に家庭教師による勉強と、忙しなくおくっていた。 10の齢を半分も過ぎれば、当主は私に能力を使わせ始めたので、より忙しくなった。 瞳の力を使うと、熱を持ったように頭が熱くなる。毎日毎日誰かを駄目にさせられていたあの頃は、起きているあいだじゅう頭痛と熱に苛まれていたと思う。 ……その頃だ。私が別の仕事に使われるようになったのは。   (2021/5/1 14:13:05)

二条 硝華/2年/女ずきずきと痛む頭と、同じくらい軋む身体に苦痛の音をあげることもできず。 私はただひたすら唇を噛み締め、華奢な身には重すぎる羽毛に沈んでいたのだった。 幸いだったのは、道具であれ、人形であれと育てられ、心の痛みや傷に鈍感になっていたことだろう。身体の痛みに耐えるだけで良かった。 色は無い。 世界は全て白か黒に染まっているものだと、思っていたから。 ふと、視界を染めるモノトーンの中で彩を見た。 音のなかったはずの世界に、ノイズがして____   (2021/5/1 14:13:51)

二条 硝華/2年/女  (2021/5/1 14:14:07)

二条 硝華/2年/女____目が覚めた。 ぱちりと瞬く。 見慣れた保健室の、真白い天井がじわじわ視界に映っては、やがてピントが合っていく。ノイズだと思ったそれはどうやらチャイムだったらしい。かすかな音の残響が終わり、それと同時にざわめきが近づいてくる。 緩慢な動作で起き上がった。 スマホに目を向ければ、もう昼休みの時間。 この学園の保健室はあながち人の出入りが多い。生徒数が多いからか怪我人も他の比ではないし、なにより保健医が生徒に人気過ぎるのだ。 三人いる保健医は珍しくも全員男性教諭で、タイプは違えど見目が良く、人当たりのいい先生だ。 (……だからこそ、昼休みの保健室は女子生徒の溜まり場と化してしまうのだけれど。)   (2021/5/1 14:14:49)

二条 硝華/2年/女まず第一の問題は、彼らは優しいが故に遊びに来る生徒に強く出れないことである。 ちゃんとした病人がいれば「邪魔になるから」と追い出すこともできるが、それがないと理由が出てこないらしい。優しさとは得するばかりではない。 しかも『ただ、保健室にいる』というだけで、嫉妬の目を向けてくる女子生徒が最近は多くなってしまった。第二の問題である。 自分の容姿は誰よりも自分が理解している。ただでさえ反感を買いやすい見た目なのだ、必要外の揉め事をおこしたくはない。……向こうから喧嘩を売られれば、買ってしまうけれど。 (自分より劣る人間に道を譲るのは、プライドに関わるのよね……。仕方ないわ。)   (2021/5/1 14:16:06)

二条 硝華/2年/女そんなことを思考しながらカーテンを捲れば、そこにいたのは眼鏡をかけた白衣姿。周りには化粧の濃い女子生徒が数人。自覚のない顔の良さで新入生の恋心をかっさらっていくと評判の彼に「昼食をとってきます」と言い置いて、鞄を手に持つ。 背中に突き刺さる針のごとき視線。こそこそとした悪意のある囁きは、振り向きざまの一瞥で霧散した。嫌味のひとつすらまともに言えないのなら、最初から視界に入れなければいいのに。私は静かに保健室の扉を閉めた。   (2021/5/1 14:16:18)

二条 硝華/2年/女  (2021/5/1 14:16:20)

二条 硝華/2年/女保健室の外はやや暑いくらいだった。春の陽気、というにはいささか強すぎる陽射しが窓の向こうから襲い来る。温度差に思わず顔を顰めた。 廊下にはちらほらと生徒の姿がある。人混みを避けるように校舎を上へ、上へとのぼり、重たい扉を押し開けた。 __一陣の風。 乱れる前髪を抑え、風が過ぎ去るのを待って。青い絵の具をぶちまけたパレットみたいな空を見上げて、ふぅと息を吐く。 胸に満ちる緑のかおり。夏は日に日に迫っていた。   (2021/5/1 14:16:48)

二条 硝華/2年/女小鳥遊学園に屋上が三つあることは、案外知られていない事実だ。 教室のある第一校舎、第二校舎の屋上は人気のある場所なのだが、実習棟の屋上は何故か人がいないことが多い。と、言うのも理由は簡単で、ここには座れるベンチも無ければコンクリートの床は所々雑草が見える。屋上に続く踊り場には使わない椅子や机が置かれていて、要するに昼食に良い環境ではないのである。 けれど、人のいない場所を好む人間にはこの環境は最高だ。 私のように。そして____この、教師のように。   (2021/5/1 14:17:18)

二条 硝華/2年/女「なにを、しているのかしら。雅先生?」 「……思い出してる」 彼、四月一日雅は、屋上のフェンスの向こう側に立っていた。白煙が彼を覆う。片耳に差したイヤホンから漏れ聞こえるのは名も知らぬ洋楽。 答えにならない答えでも、理由の分からない付き合いではない。そしてここから落ちたとしても死ぬ人間でもないだろうし____もし死んだら、学園がまたひとつ綺麗になるので問題はない。 私はそう、と相槌を返して、フェンスに背をもたれかける。軋む音を背後に聞きながら、鞄から取り出したサンドウィッチを口に運ぶ。 「こうして見るとさ、玩具箱みたいだよなぁ」 一歩踏み出せば真っ逆さま。そんな場所で平然と、男は呟いた。彼はこちらが反応を返す間もなく、二の句を継ぐ。   (2021/5/1 14:17:35)

二条 硝華/2年/女「知ってる?どっかの県の女子高生が自殺したって話」 ある県の高校に通う女子生徒が、学校の屋上から飛び降り自殺をしたと言うニュースが報じられたのは、ちょうど昨日のことだった。 「……ニュースでも新聞でも取り上げられていたもの。いじめだったらしいわね」 「まぁ正直な話?いじめで自殺を選ぶ気持ちは俺にはわかんねぇわけよ、やられて黙ってるタチでもねぇからな」 むしろあなたはやる側に見えるけど……なんて野暮な発言をしそうになったので、私はもう一口サンドウィッチを頬張る。 横目で見た雅は、雲ひとつないパレットの奥に何かを見出すように、ただぼんやりと遠くを見ていた。 彼の目には見えているのだろうか。 はばたく瞬間の、少女らの景色が。   (2021/5/1 14:17:59)

二条 硝華/2年/女永遠とも似た沈黙のあと「お前は?」という問い掛け。それと共に、軽い音をたてて雅が隣へと降り立った。 「分からないし、分かる気もないわね」 間髪入れずの即答。煙草の煙が苦笑に揺らいだ。 「自死を選んだ人間は、天国に行けないらしいわ」 「なに急に。二条、お前『そういう系』だったっけ」 「一応、これでも小中はあなたの言う『そういう』学校よ。……知ってるでしょう?」 勿論、私自身は神の存在を微塵も信じていないけれど。 この世界にいるのは人間ばかり。神様を創り上げるのも、結局は人間だ。 頑張ってもどうにもならないことに対する不満や苛立ち、満たされない依存心のぶつけ先に、人間は『かみさま』を創り出した。 困った時の神頼みとは、よく言ったものだと失笑を禁じ得ない。困っていない時は用済みなのだから。 それに、もしこの世界に本当の神がいるというのなら……どうしてこんなに、暗闇ばかりが溢れている? 「……そういう話じゃなくて、よ。どうせ地獄に堕ちるのなら___」   (2021/5/1 14:18:43)

二条 硝華/2年/女ギシリ、とフェンスが軋む。 どこか鎖の鳴る音にも聞こえる、金属音。 「____憎い人間を、道連れにしなくてどうするの?」 酷薄に、暗澹とした感情に唇が歪む。 自分を貶めた人間がのうのうと日々を過ごすなんて許されない__私が許さない。絶対に同じ目に遭わせ、無様な啼き声を聞いて、それを心の底から嗤わなければ。 そうしなければ、私は死んでも死にきれない。 そこまで言って、私は取り繕うように綺麗な笑みを貼り付けた。 「お前さ、やっぱり__そっち側の人間だよ」 感情の読めない声で彼は告げて。ひらひらと手を振りながら去っていった。   (2021/5/1 14:18:59)

二条 硝華/2年/女  (2021/5/1 14:19:05)

二条 硝華/2年/女煙草の残り香が風に解けて消えたころに、始業を告げるチャイムが鳴り響いた。ざわめきが引いていく。 さて、私も保健室に戻ろうか。 考えて踵を返そうとした時。視界の端に過ぎったそれに目を奪われた。 (__飛行機雲。) 白が薄まり、群青の単色で支配された空。真上で飛行機雲が弧を描くようにして貫き、空を2つに分断していた。 遥か先へと続く白一閃。 どこへ行くのだろうか。 否、どこへでも行けるのだ。   (2021/5/1 14:19:50)

二条 硝華/2年/女羨望と嫉妬、憧憬の入り交じった何かが、陽炎のように心の奥底で揺らめく。 「……空なんて、嫌いだ。」 もう目には見えない彼方。 真っ直ぐに、澄み渡った空のむこうへ嫌悪を呟いて、私はそれに背を向けた。   (2021/5/1 14:20:07)

二条 硝華/2年/女最後に目に焼き付いた空は、絵に描いたような青色をしていた。   (2021/5/1 14:20:17)

二条 硝華/2年/女((青い空と白い雲が、何よりも似合わない2人です。本人たちも多分そう思っている……。   (2021/5/1 14:22:59)

おしらせ二条 硝華/2年/女さんが退室しました。  (2021/5/1 14:23:01)

おしらせ杜若丑美津/2年/男子さんが入室しました♪  (2021/5/3 01:51:34)

杜若丑美津/2年/男子『プレイにっき』「プレイ1日目」  now loading…100%。 プレイキャラ選択『Butter』。…自分の産みの親…プレイヤーがつけた名前で、なんでそんな名前にしたのかはわからない。「プレイ5年目」  …プレイヤー変更完了。今度は男性プレイヤーのようだ…(以下ノイズがかかって読めない)「プレイ9年目」  自分はいわゆる、冒険途中のスライムすら倒すのに時間がかかるような雑魚キャラで、他のプレイキャラから見ても弱いし変な名前だしでフレンドは一人もできなかった。   (2021/5/3 01:51:47)

杜若丑美津/2年/男子「10年目」  プレイヤーからも「こいつつかえねえなぁ…全然強くならねえじゃん」なんて言われた。…ただ、プレイキャラから言わせてもらうと、『課金してるプレイキャラ』と『金ケチって何も手が施されていないただレベルだけあがったキャラ』どっちが強いかなんて言うまでもないんだよなぁ。次第に俺はプレイキャラとして使われなくなり、プレイヤーは新しいキャラを使うようになった。 「11年目」  そんな中、プレイヤーが変わる。…今度は誰が俺でプレイするのか。……人当たりのよさそうな優しい兄ちゃんだ。何でこの子の名前はbutterなんだって聞かれたから、わからない。「犬につける予定の名前だったけど、人間がうまれたから」だって言ったら、「そっか」と言って違う名前で呼ぶようになった。………俺は知ってる、そのプレイヤーは「なんでそんな名前にした!?お前は何も反対しなかったのか!!」って前のプレイヤーを殴っていたのを。…実は怖い人なのかもしれない。   (2021/5/3 01:51:56)

杜若丑美津/2年/男子「15年目」 ………15レベになったと同時にButterは『改名の秘伝書』を手に入れた。プレイヤー名変更完了 「丑美津」。これが新しい俺の名前。「16年目」  …いつまで俺はプレイキャラのままなのだろうか、ふと、そんなことを思っていた。もし、俺が…プレイヤー側になれたら……。   レベルアップにつき能力『過去の苦しみをシマイにする』を習得………(以降、データが破損して読めない…………)   (2021/5/3 01:52:07)

杜若丑美津/2年/男子((小説っぽくなくてスミマセン…ただ意味がわかると怖いです   (2021/5/3 01:52:44)

おしらせ杜若丑美津/2年/男子さんが退室しました。  (2021/5/3 01:52:48)

おしらせサーニャ/1年/女さんが入室しました♪  (2021/5/4 21:26:36)

サーニャ/1年/女『情』ってものは、なんて馬鹿らしいんだろう? そんな思いを得たのはいつの頃だったか、私はもう忘れてしまった。   (2021/5/4 21:27:20)

サーニャ/1年/女私は可愛い。 色白の象牙のような肌も、長いまつ毛に縁取られた海の宝石と呼ばれた瞳も、光を受ければきらきらと輝く長い髪も、余計な肉のない、けれどふんわり柔らかなプロポーションも。すべて完成され尽くした可愛さである。 きっと私は、産まれてから死ぬまでずっと可愛い可愛いと持て囃されて生きるのだろう、なんて。物心つく前にはそんなことを理解していた。 けれど。私の中身はそれに反比例するかのように可愛くなかった。 勉強はどれだけ頑張っても中の中。運動もやっぱりみんなより1歩劣る。突出した才能があるわけでもなく、世の中は苦手なことの方が多い。何をやらせてもいまひとつ何かが足りなくて。   (2021/5/4 21:28:19)

サーニャ/1年/女私の中身は、外見に反して『落ちこぼれ』だった。   (2021/5/4 21:28:32)

サーニャ/1年/女  (2021/5/4 21:28:44)

サーニャ/1年/女ばたんと、ドアを閉める音がして私は目を開けた。 6時15分。早朝だ。 もう5月だというのに朝の冷え込みが素肌を震わせて。気だるげな指先で乱れた毛布を引き寄せながら身を起こした。 昨日寝たのは随分と遅かったので、やっぱりまだねむい。欠伸をひとつだけ落っことす。   (2021/5/4 21:29:24)

サーニャ/1年/女「……『職員会議だから先に出る。遅刻すんなよ』」 ベッド脇のテーブルに置かれたメモ____裏返してみたらレシートだった____には、そんなことが意外と几帳面な字で書かれていた。大雑把なのか律儀なのか…………何度夜を超えても、ちぐはぐでよく分からない人だ。   (2021/5/4 21:30:01)

サーニャ/1年/女「顔以外興味無いから、どうでもいいけどさ……」 誰にともなく呟きながらカーテンを開けた。雲ひとつない朝空は透き通った水色。今日も快晴だ。   (2021/5/4 21:30:14)

サーニャ/1年/女  (2021/5/4 21:30:18)

サーニャ/1年/女女子高生の朝は忙しい。 顔を洗って目を覚まし、間髪入れずに化粧水やら美容液やら乳液やらを叩き込んで全身に日焼け止めを塗りたくる。クローゼットの中を見ては今日の服装にうんうん悩み、ようやく着替え終わったら次はメイクだ。   (2021/5/4 21:31:14)

サーニャ/1年/女「女の子のお化粧は武器なのよ」なんて、ママが言っていたのを思い出す。朝ごはん代わりのこんにゃくゼリーをちゅうちゅう吸いながら、ファンデーションにアイライン、長いまつ毛をばっちりあげて、唇にはお気に入りのピンクのグロス。 腰の下まで伸びた自慢の髪を、赤いリボンで高いツインテールに結いあげれば『可愛いサーニャ』の完成。   (2021/5/4 21:31:25)

サーニャ/1年/女最後に、鏡の前でにっこり笑顔をつくって。 「…………うん、今日も私は可愛い」 そんな言葉をおまじないのように、自分に言い聞かせるように呟いたら、もう家を出る時間。鞄を引っ掴み、玄関に向かおうとして、その途中で足を止める。   (2021/5/4 21:31:45)

サーニャ/1年/女壁にかけられた額縁入りの写真。今でも昨日のことみたいに思い出す日々。写るのは私と、眼鏡がズレたパパと、そして。 「____マーマ、行ってきます」 もう二度と会えないその人に、小さな声で囁いて、私は今度こそ家を出た。 どうか、今日こそは面白い日でありますように。   (2021/5/4 21:31:57)

サーニャ/1年/女((サーニャの朝仕度と、彼女の感情的な話をちょっとだけ。   (2021/5/4 21:34:18)

おしらせサーニャ/1年/女さんが退室しました。  (2021/5/4 21:34:19)

おしらせ怜坂 深那/カウンセラー/♀さんが入室しました♪  (2021/6/7 22:37:31)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((書きたい気分でした!!!!()   (2021/6/7 22:37:52)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((とりま書きます…   (2021/6/7 22:38:13)

怜坂 深那/カウンセラー/♀お疲れ様でした~、お先に失礼します!! (そう言って、いつも通りの笑顔をみんなに向ける。そうすれば、皆、嗚呼何時もの”怜坂深那”だと、安心して返事をしてくれる。繕った笑顔に気付くのは、誰も、いない。)   (2021/6/7 22:49:06)

怜坂 深那/カウンセラー/♀っは〜〜〜〜〜。疲れた.(家に着くなり溜息を零す。靴を放って、ソファに倒れ込んだ。コートも脱がず、ても洗わず、情けない声を上げて。周りの人なら想像もしないだろう。何せ外での深那は”愛される為の深那”だから。家の中で、誰も見ていないところでの私は違う。あんなにへらへら笑うことは好きじゃない。いい人ぶって何かを受け入れ続けるのも好きじゃない。世間一般では怖がるようなことに怖がるふりをするのも、人付き合いも、世間話も。何も、好きじゃない。ソファから立って洗面所に向かう。手を洗いながら、鏡に映る自分を見た。向こう側から私を見つめる私と目が合う。)…今日も可愛くてか弱い私、お疲れ様でした…”深那”.(外での私は深那。誰も見ていない私はミナ。リビングに戻って鞄を開ける。そうして目に付いたのは、ラッピングされた菓子だった。…誰から貰ったんだっけか。悪いね、深那は好きでも私は好きじゃないの。手元など見ることも無く、ばさりと放る。菓子は、無情にもぱきりと砕けた。)   (2021/6/7 22:49:38)

怜坂 深那/カウンセラー/♀(何ともなしにトークアプリを開いたところで、ふと新しい文字が目に入る。……そこに映るのは「四月一日雅」の文字。…嗚呼、最近交換したんだっけか。だからと言って何も話しちゃいないが。横目でそれを見ながらコートを脱いで放って、冷蔵庫からチューハイを取り出してまた席に戻った。かしゅ、と小気味よい音を耳に入れながら、周りの者には交換した際に必ず挨拶をするのに、何故この者にはしていないのだろうかと、ふと思いついた。…が、そんなもの直ぐに答えが見つかる。返事がない可能性が高いからだ。送ったところでよくて既読無視、悪くて未読無視。そんな奴に送ったところで無駄だと考えたのか。…あんなに外でへらへら笑っておいて、メッセージひとつ送ることが無駄だなんて思えてしまうことに、我ながら恐ろしいと思った。…多分、深那に興味があるだけ。あの人の前で不覚にも泣いたのが悪かったかな。)   (2021/6/7 22:56:36)

怜坂 深那/カウンセラー/♀…まあ、どうせ直ぐに飽きてもらいますから。(私の中ではその予定だ。あまりにヘマをすればそんな相手に呆れ興味を失うもの。そうしてしまえばいい。貴方の思う人間ではないと、そう思わせてしまえば。スマートフォンを置いた。それから、何も面白くないテレビをつける。丁度ニュースだったらしくて、暴力団関係について報道していた。警察がみているのによくやることだ、頭の悪い連中。嗚呼、でも。)…どうせなら、これくらい面白ければいいのに.   (2021/6/7 22:59:35)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((はい!よう分からんけど!みなちゃんに裏があったらどんな感じかな~と思って書きましたはい、黒い()   (2021/6/7 23:00:07)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((以上!!またくる!(くんな)   (2021/6/7 23:06:48)

おしらせ怜坂 深那/カウンセラー/♀さんが退室しました。  (2021/6/7 23:07:01)

おしらせ虎刻棘/1年/女さんが入室しました♪  (2021/7/11 00:54:32)

虎刻棘/1年/女((暇なんで来た   (2021/7/11 00:54:56)

虎刻棘/1年/女(ある日の晩、本来なら水道から落ちる水滴の音しか聞こえないはずの廊下にカツ、カツ、と人の足音が…それは別に幽霊なんてことはなく、ただの学校に忘れ物をした少女だ。)「数学の問題集を忘れちゃうなんて!課題今日までなのに〜!」(彼女の能力である宿魂で問題集に魂を宿し、問題集から来て貰えばいいのでは?と思うだろうが、裏人格ならまだしも、主人格は頭が悪いためそこまでの考えに至らないのだ。)「あ!あったあった!いや〜焦ったぁ…さーて、かーえろっt…」(そこまで言いかけた彼女の足を止めたのは、教室から見えた景色だった。青い月、怪しい月の光に包まれる夜空…ガタン、と静まり返った教室に机が倒れた音が鳴り響く。)「ハア…ハア…いやだ。怒らないで、ちゃんと殺すから。だから、だから…」(ぶつぶつと何かを言いながら、頭を抱えて座り込む少女。彼女の記憶が蘇る。)   (2021/7/11 01:20:41)

虎刻棘/1年/女(彼女は殺し屋の家族の次女で、期待の娘だった。しかしながらこの娘、虫一匹殺せない臆病者だったのだ。さんざん期待したのにこの出来じゃあ、親は呆れるだろう。そこで彼女の親は考えた。彼女の友達を彼女自身に殺させようとした。当然彼女は断った。でも、断れない状況まで彼女の親は彼女を追い込んだ。友達を殺さないなら、その友達を拷問にかける、と。)「わかった。殺すよ。」(ザクッと一つ、何かを刺した音と、甲高い子供の悲鳴、そして、彼女の泣き声。3つの音が、混ざり合って汚く響く。まさに不協和音だ。ここまで映像が流れて、彼女の意識はぷつり、と切れた。そのまま彼女は教室で眠ってしまった。)   (2021/7/11 01:35:25)

虎刻棘/1年/女((それでは!   (2021/7/11 01:35:44)

おしらせ虎刻棘/1年/女さんが退室しました。  (2021/7/11 01:35:49)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2022/11/29 20:20:02)

小野寺小野寺   (2022/11/29 20:20:06)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2022/11/29 20:20:15)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2022/12/25 14:19:13)

小野寺小野寺   (2022/12/25 14:19:17)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2022/12/25 14:19:25)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2023/3/29 21:45:17)

小野寺小野寺   (2023/3/29 21:45:21)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2023/3/29 21:45:29)

2020年12月11日 21時53分 ~ 2023年03月29日 21時45分 の過去ログ
【ソロル】小鳥遊学園
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