「【創作】鉄黒色の君たちへ【募集中】」の過去ログ
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2021年01月13日 00時10分 ~ 2023年05月21日 15時58分 の過去ログ
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シアノ@Rana | > | そっか。君はまだ文字を覚えてないんだね。(左手にはいつの間にか数冊の本があった。本屋に入ってアルデバランが周りを見渡している間に集めたのだ。)うーん。それじゃあ僕から遅れた誕生日プレゼントをあげる!(そう言うとまるでその店の地図が頭に入っているかのように無駄のない順路を進んだ。そして、ひとつの本を手に取った。) (2021/1/13 00:10:28) |
シアノ@Rana | > | ((途中で送ってしまった。もう少しつづます (2021/1/13 00:10:58) |
水鏡@Aldebaran | > | ((はーい (2021/1/13 00:11:27) |
シアノ@Rana | > | (その本は緑の表紙の本だった。それに加えて金色の文字で『ハイドの冒険記』と書いてある。あまり厚さのないその本は幼児向けに作られたものだった。中身は至ってシンプルでハイドという少年が幼い弟を連れて親を探しに行くというお話だ。特にこの本に意味がある訳でもないが、私の好きな本だ。)この本を買ってあげるから家にある辞書を使って少しづつ文字に慣れていきな。そしたらまた、本屋に一緒に来よう。(一見優しさのあるこの言葉だが、彼はアルデバランがストレスなく暮らすのに適した目標をつくっただけだった。だが、その時浮かべた笑顔は確実に本物だった。) (2021/1/13 00:17:56) |
シアノ@Rana | > | ((少しラストっぽくなっちゃいましたね。お時間もいい感じですし、締めます?それならいい感じにまとめていただけると、、、 (2021/1/13 00:19:46) |
水鏡@Aldebaran | > | 「ホント!?やった、僕頑張って勉強するよ!」(大きく、角ばった指で、本を潰してしまわないよう大事に大事に握り締める。一頻り本の表紙を眺め、背表紙を指でなぞり。そして__)「ありがとう、ラナお兄ちゃん!」(__ラナを真っ直ぐに見つめてそう言った彼の顔は、表情こそ浮かぶことは無いものの、誰が見ても一目瞭然な、喜色満面に彩られていたのだった) (2021/1/13 00:22:36) |
水鏡@Aldebaran | > | ((じゃあ、これにて初めての外出、無事成功という事で……お付き合いいただきありがとうございました!お疲れ様でした! (2021/1/13 00:23:00) |
シアノ@Rana | > | ((お疲れ様でした! (2021/1/13 00:23:31) |
おしらせ | > | シアノ@Ranaさんが退室しました。 (2021/1/13 00:23:40) |
おしらせ | > | 水鏡@Aldebaranさんが退室しました。 (2021/1/13 00:23:56) |
おしらせ | > | 水鏡@Aldebaranさんが入室しました♪ (2021/1/13 21:26:13) |
水鏡@Aldebaran | > | (ぺらり、ぺらりと、リビングに静かにページを捲る音だけが木霊している。普段は日がな一日座り込むか、箒を振り回すかしているだけの鎧人形が、その日は熱心に本と睨めっこに勤しんでいた。__ページを捲るその指先は遅々として進まず、その理由は掌に対して本が小さすぎるというだけではないようだった) (2021/1/13 22:00:22) |
水鏡@Aldebaran | > | (ラナから貰った誕生日プレゼント。幼い子の知育のための、いわゆる童話に近い作品なのだろう。言葉遣いも難解なものはなく、ストーリーも単純明快。大人ならば一度読めば内容を諳んじることができる程度の物語だ。だが、彼にはあまりにも不可解なことばかりだった) (2021/1/13 22:00:36) |
水鏡@Aldebaran | > | (端的に言えば、彼の冒険には無駄が多い。物語のそこかしこで散見される、子供故の…あるいは物語故の、理に適わない寄り道や無茶無謀。もっと準備をしていれば、周囲の誰かの助けを求めていれば、余計な諍いをしなければ、そういったことを眼に留めるたび、アルデバランは思考に没頭する。なぜ彼はこう言った行動を取るのか。論理的思考では導き出せないその答えを、ハイドの感情を紐解こうと頭を悩ませる) (2021/1/13 22:00:47) |
水鏡@Aldebaran | > | (幸いにも時間は幾らでもある。ラナを始めとして本好きの人形がいるためか、地下室の中には参考になる文献も数多かった。そうしたものを引っ張り出し、ページをめくり、また新たな問題に直面しては思考に没頭する。彼はここ数日、そのサイクルを繰り返し過ごしていた) (2021/1/13 22:00:56) |
水鏡@Aldebaran | > | (ようやく彼がハイドの冒険記の最後のページを読み終え、ぱたりと本を閉じた時。彼の胸中を満たしていたのは『不思議』であり、『不可解』だった。同時に、これだけ調べても理解が及ばないことに興味も湧いていた。__人の感情。自分たちの、所詮はプログラムされたそれとは比べ物にならないほどに複雑で、柔軟で、不定形であり、そして爆発的なもの。時として個の限界を上回ることもあれば、自分自身を傷つけることもあるもの__) (2021/1/13 22:15:59) |
水鏡@Aldebaran | > | 「……欲しいなぁ」(アルデバランはそうぽつりと呟いた。物語はまだ幾つもある、しかしこれでは分からない。時間はたっぷりとある、しかし幾ら考えようと答えは出ない。兄弟姉妹もいる、しかし彼らではなく……『本物の感情』が欲しい。すなわち、)「__僕、人間の友達が欲しい」(あの日見た大勢の人間。呑み込まれそうなほどの多くの、大きな感情のうねり。きっと彼らなら、今のアルデバランが欲する、『本物の感情』を教えてくれるに違いない) (2021/1/13 22:16:08) |
水鏡@Aldebaran | > | (__今しがた自分が抱いた欲望が、自分の役目からすれば不適切であることは重々理解していた。目立つ行為をしては兄弟姉妹に迷惑が……もっと言えば危険が及ぶ。それだけは彼にとって最も忌避するべき行為だ。だからこそ、彼は発露したばかりのその欲望に蓋をする。そして、再びハイドの冒険記の表紙を捲り、物語に没頭し始めた。__その欲望の火種が、燻り続けるのを見ないようにしながら) (2021/1/13 22:20:10) |
おしらせ | > | 水鏡@Aldebaranさんが退室しました。 (2021/1/13 22:39:39) |
おしらせ | > | シアノ@Ranaさんが入室しました♪ (2021/1/13 23:01:15) |
シアノ@Rana | > | ((今日は顔出しだけしに来ましした! (2021/1/13 23:01:33) |
シアノ@Rana | > | ((アルデバランくんが本読んでくれて嬉しい。 (2021/1/13 23:01:52) |
おしらせ | > | シアノ@Ranaさんが退室しました。 (2021/1/13 23:02:10) |
おしらせ | > | 被@Mellowさんが入室しました♪ (2021/1/14 01:00:22) |
被@Mellow | > | ((ね、ねむ… こんばんは! (2021/1/14 01:00:49) |
被@Mellow | > | ((いやぁ、下の成りとソロル尊いな〜〜〜〜〜 これは死ぬわね😇😇😇 (2021/1/14 01:02:20) |
被@Mellow | > | ((今日は遅いし顔出しだけ! 人がいるときにまた来れたらいいな (2021/1/14 01:04:19) |
おしらせ | > | 被@Mellowさんが退室しました。 (2021/1/14 01:04:30) |
おしらせ | > | 水鏡@Aldebaranさんが入室しました♪ (2021/1/14 21:55:30) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、水鏡@Aldebaranさんが自動退室しました。 (2021/1/14 22:47:40) |
おしらせ | > | シアノ@Ranaさんが入室しました♪ (2021/1/19 15:51:20) |
シアノ@Rana | > | ((お久しぶりの入室。 (2021/1/19 15:51:54) |
シアノ@Rana | > | ((時間めっちゃ早くなっちゃったなぁ (2021/1/19 15:52:06) |
シアノ@Rana | > | ((夜また入り直すかもです。 (2021/1/19 15:52:47) |
おしらせ | > | シアノ@Ranaさんが退室しました。 (2021/1/19 15:52:53) |
おしらせ | > | 小野寺さんが入室しました♪ (2023/5/21 15:58:24) |
小野寺 | > | 小野寺 (2023/5/21 15:58:28) |
おしらせ | > | 小野寺さんが退室しました。 (2023/5/21 15:58:35) |
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