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おしらせ | > | 二条 聖夏/2年/女さん(Android docomo spモード)が退室しました。 (2/10 16:55:57) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((赤宮先生へ! (2/10 16:55:55) |
二条 聖夏/2年/女 | > | 「ところで、学年末までに範囲は終わりそう? 二学期末は結局間に合わなかったでしょう、貴方。四月一日先生が笑っていたわよ。」(未だ増え続ける通知を潔く切り、海外ニュースや情勢を手慰みに視界に入れながら、こうやって適当な話題を投げる。そこにはプレッシャーも一縷の緊張も無く、似つかわしい穏やかさが潜んでいた。) (2/10 16:55:34) |
二条 聖夏/2年/女 | > | 『とりあえず海に向かってる。チッ……まぁ、日付が変わるまでには帰してやるよォ。』「海? また、突拍子もないわね。」([ 私、海に行くみたい ][ 玄冬さんには言わなくていいから ])([ ごめ~ん、言っちゃった ][(テヘペロのスタンプ)])「⋯⋯⋯⋯そうね、海鮮が食べたいわ、最後の晩餐になっても後悔しないくらいの立派なやつ。夜でもどこかはやってるでしょ。」(希望を伝える声は、どことなく神妙な調子だったろう。かんばせだってやや暗く、先々の面倒を見据えているようだ。いや、事実、申し訳ないとは思っているの──────少女の従弟は話を大きくする癖があるから。前回こんなふうに連れ去られた時、聖夏の監視役でもある優等生の皮がどれだけ引き攣っていたものか曖昧になった記憶を手繰り寄せてみて、少なくとも自分に説明責任が無いことだけを確かめるなり止めた。) (2/10 16:55:32) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ([ いまどこ ][ 響ちゃんセンセの車に乗ってたって聞いたんだけど ][ 誘拐?玄冬センパイに言ったほうがいい? ][ 聖ちゃ~ん ]────既読が着いたことに気付いたのか、聖夏が文字を打つ間にも[ あっ ][ 生きてる? ][ オレ、べにくんと一緒にいるんだけど ]と、言葉は増えるばかりだ。キリがない。) (2/10 16:55:23) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (一瞬の指紋認証を経て点灯した、〝年頃の少女〟というにはずいぶんとこざっぱりとしたディスプレイ。オーソドックスなメッセージアプリに、スケジュールアプリ、ニュースに新聞に証券とビジネスライクなアイコンが並ぶ中で異彩を放つSNSも、単に流行りを知るための一手でしかない。しかし、とあるフォルダには従弟が勝手にインストールしたソーシャルゲームがあったり、評判の良いカメラアプリがあったりと、隅々まで探してみれば生活感を捉えることのできるそれは、隣の男から意識を逸らすためには充分だろう。)(新着を示す通知の着いたアイコンをタップし、僅かなスクロールの後、返信するために短いフリックを続ける。これでも案外、連絡先の数は多いほうだ。もちろん、仕事相手や取引先ではなく、知人の。けれども何故か、トーク一覧のトップを飾るのはきまって同じアカウント。新着メッセージ、十件。) (2/10 16:54:45) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (あっ、何か良からぬことを考えているな。横目で見た顔から察して、これみよがしに溜息をひとつ落とす。赤宮の考えていることが漠然と分かってしまうからこそ、心中を満たす嫌気がとめどなくその嵩を増やすのだ。)『来てほしくもない絶望が愉しそうな顔してこっちを見ていたら、誰だって道端に希望を探したくもなるわよ。当たり前でしょ。』(誰だって──────とは、決して聖夏とその他を同一視したが故の、つまりは自己軽視に基づいた言葉ではない。一般的な人間も、一般的〝でない〟人間も、同じように嫌になってしまう。ただそれだけを表した風刺であったのだけれど、どうも違う意味に捉えている気がした。人の気持ちを一割くらい理解出来ていれば良いほうの、そもそも他人を理解せずとも孤高の先で生きていける男に、正しく言葉尻を掴めとは言わないし、言いたくもない。苦言にすら愉快さを加えて笑い出すに違いないので、結局、最善は口を噤むことである。触らぬ神に、なんとやら。聖夏の紅玉はふたつともがスマートフォンへ向かった。見ざる、そして言わざる。大切な先人の教えを律儀に守るつもりなのだ。) (2/10 16:54:37) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((返信を置きに! (2/10 16:54:35) |
おしらせ | > | 二条 聖夏/2年/女さん(Android docomo spモード)が入室しました♪ (2/10 16:54:02) |
おしらせ | > | 赤宮響介/化学/男さん(iPhone au)が退室しました。 (2/8 03:59:55) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((以上でーす! (2/8 03:59:52) |
赤宮響介/化学/男 | > | (一瞬。思考を回した。目的をここで言えば、意図的に情緒なんて無視してこんな狭っ苦しい場所でそれを済まそうとしそうだ、と。やりかねない女だと、思い至り話を濁す。この剣呑で、可愛らしい少女を、無意識にでも、繋ぎ止めようとしている。運転中にちらりと視線をやるのも、今何を考えて、何を思っているのだろうと気になるのも、ただの気まぐれな興味なのだけれど。ただ、それが自然体という風に在っても、どこか張り詰めた糸みたいな気配を感じる少女がそれを弛めて、ただ一歩こっちに近づいてきた時、自分が何を思うのか自分でも分からない。)「よォ、しばらくかかるから夜食いてェもん考えとけよ。」(だからこそ、こんな風に気まぐれに連れ去っては、彼女の選択を眺めてほくそ笑むのが最近の趣味になっている訳だが。) (2/8 03:59:45) |
赤宮響介/化学/男 | > | 「とりあえず海に向かってる。チッ……まぁ、日付が変わるまでには帰してやるよォ。」(遅くまでは無理。なんて言葉に舌打ちをひとつしながらも、機嫌が悪くなった訳では無い。この愉快な女と遊ぶ時間にリミットができたことが微妙に煩わしく思った程度だ。二条聖夏なら、気にもしないだろうが。)「あァ、海の理由は特にねェからな。お前誘ったのはァ…………ま、向こう着いてからなァ。」 (2/8 03:59:39) |
赤宮響介/化学/男 | > | (挙句なんだって?『貴方が手錠を掛けられるまでの短い間で宜しければ』だって?新手のプロポーズだろうか。赤宮が逃げれば、20年はかたいだろうに。そんな事を言えば、あの瞳に呆れが浮かぶだろうかと気になったが、口を開く間もなく反対側へと回り込んだ聖夏を見て肩を竦め、ドアロックを解除するに留まる。隣にやってきた二条聖夏は平然としていた。運転手の人間性を知らぬ訳でもないのに、鞄とコートを後ろに投げて、片手にはスマホを握って。更には、当たり前のように目的地を問い、自分の都合を口にする。この当たり前が、赤宮には新鮮に映った。赤宮は実に上機嫌だ。車内で流れるジャズに合わせてハンドルを指で叩いてみたりするほどには。気を良くしているうちに煙草が随分と短くなっている。それを備え付けの灰皿へと押し付けながら最後の紫煙を吐き出した。) (2/8 03:58:25) |
赤宮響介/化学/男 | > | (ニタァ……。赤宮は口角を歪めて笑みを深める。誰だって?誰だってって言ったのか、目の前の女は。他人の言葉尻を捉えてあげつらう趣味は無いけれど、それでも目の前の常人離れした女が、誰と比べても頭一つ抜き出てしまう女が、まるで自分をそこらの凡百の人間と同じように扱う様に笑わずには居られなかった。どう足掻いたとて、混ざり合うことなど出来はしないのに。一人で立つ、立ててしまう、そんな人間に寄り添う必要などないのだから。)「はっ、なら、少しは絶望してますって顔をして見せろよなァ。」(凛とした、なんて生温いモノじゃない。怯えも、侮蔑も、憤怒も、憐憫も、もちろん絶望も何も宿さないままこちらを見つめる瞳。いや、憤怒はあるか?あるかもな。ともあれ、簡単には揺らがないソレは赤宮を楽しませるに足り得るものだった。世の暇人共はいちいち怯えだとか恐れだとかの視線を向けて来てつまらないと嘆く赤宮に、軽口を返せるだけでも二条聖夏は稀有な存在だと言える。それが強がりではないなら殊更に。) (2/8 03:57:59) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((聖夏ちゃんへのお返事です〜 (2/8 03:56:31) |
おしらせ | > | 赤宮響介/化学/男さん(iPhone au)が入室しました♪ (2/8 03:56:10) |
おしらせ | > | 二条 聖夏/2年/女さん(Android docomo spモード)が退室しました。 (2/6 10:06:25) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((以上です~!それじゃまた! (2/6 10:06:24) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (この人が気まぐれなのは今に始まったことではないけれど、とはいえ疑いを持つ心さえ無くしてしまったら、何かが終わる予感がした。それが男との関係性なのか、自分の中の〝何か〟なのかは、定かではなかった。) (2/6 10:05:44) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (スマートフォンを探し出して用済みになった革製の学生鞄を、羽織っていたコートと共に後部座席へ放り、シートベルトを引いた。乱雑に捨て置かれた白衣の上に投げるようにして荷物を据える様子は、赤々と染められた車と同じような歪さがあった。『曲、適当にかけとけ。』「ん。」頷きをひとつ。すっかり見ることもなくなったような気がするディスクを収めた、いくつかのプラスチックケースを収納から引き出しては、往年のディキシーランド・ジャズを何となく選んでプレイヤーへ入れた。)「⋯⋯それで? これ、どこに行こうとしてるわけ。明日は朝から用事あるから、そう遅くは付き合えないわよ。」(過ぎ去る窓の外へ視線をやっているふりをしながら、うっすらとガラスに映る男の顔を見ている。意外とケースの表示と中身が揃っていたこととか、後から知るだろう白鐘の若頭の顔とか、寄せては返す波際のように浮かぶ思考へ処理を半分持っていかれながらも、赤宮の雰囲気に疑問なんかを抱いている。) (2/6 10:05:41) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (ああ、けれど。この人が気の迷いで聖夏を誘拐したとき、真っ先に目くじらを立てるのは警察でも二条家でもなく白鐘だろうと思い直し、笑う。そうだとしたら、一生手錠を掛けられることはなくなるでしょうし、そもそも掛けるための手首が残っているかどうか怪しいところだ。脳裏に浮かべた情景に強引な誘いに対する溜飲が下がったような気がして、助手席に乗り込む頃には平然とした調子を取り戻していだろう。) (2/6 10:05:21) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (自分を誉めそやす周りの人間は、少女自身が不自由なく生きていくには都合が良く、だけれどもやはり受け入れがたい。家柄に容姿に頭脳、聖夏が優れていないなんて当人であっても思っていないものの、つまらないと評するには充分だ。その中で、男は違った。教員としての目線で分け隔てなく接しているわけではない。聖夏を蔑んでいるわけでも、疎んでいるわけでもない。じゃあ、彼は何を思って少女を呼ぶのか、ふとした瞬間に不思議に思うことがある。────教師と生徒。知人。友人。二人組を表す言葉はいくらでもあって、しかし、どれを手に取り透かしてみてもしっくりはこないのだ。)『良いから乗れ。それとも拉致が好みの変態か?二条、聖夏。』「貴方が手錠を掛けられるまでの短い間で宜しければ、ええ、どうぞ攫ってみたらいかが?」(は、と口角を上げてから、触れるのさえ躊躇う高級車のフロントドアガラスを指の第二関節で一度、ノックする。これ以上の問答に意味はないと断じたのか、相手の反応を見ることもなく反対側へ回った。) (2/6 10:05:02) |
二条 聖夏/2年/女 | > | 「来てほしくもない絶望が愉しそうな顔してこっちを見ていたら、誰だって道端に希望を探したくもなるわよ。当たり前でしょ。」(小鳥遊学園に勤務する化学教師と、同校に通う一般生徒。このふたりを表現するべき言葉はそれくらいで、他にどんな彩りがあるというのだろうか。両者ともに〝近寄りがたい〟と避けられがちなことくらいが共通点である。だから──────というわけでもなくて、では何故かと聞かれても正確な答えは返せないだろうけれど、とにかく、会話の機会は案外多かったように思う。)(例えば、何か気に食わないことがあったのだろう男が教員を睨め付けているところを、小さなてらいもなく割って入れるような。目の前にたち塞がられれば寸分狂わず爪先を踏み抜けるような。そのわりに険悪にもならず軽口を叩きあえるような、そういうふう。男から聖夏への扱いだってそれに準じていて、本人が望んでいなくとも他者から持て囃される少女にとっては新鮮以外のなにものでもない人間が、この赤宮響介だった。) (2/6 10:04:44) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((赤宮先生への返信だけ置きにきました~ (2/6 10:04:30) |
おしらせ | > | 二条 聖夏/2年/女さん(Android docomo spモード)が入室しました♪ (2/6 10:03:34) |
おしらせ | > | 無言時間が25分を超えたため、二条 聖夏/2年/女さんが自動退室しました。 (2/6 00:40:46) |
おしらせ | > | 無言時間が25分を超えたため、赤宮響介/化学/男さんが自動退室しました。 (2/6 00:37:41) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((ただいま!! (2/5 23:42:50) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((おかさい! (2/5 23:41:52) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((めっちゃバグった (2/5 23:41:23) |
おしらせ | > | 赤宮響介/化学/男さん(iPhone au)が入室しました♪ (2/5 23:41:13) |
おしらせ | > | 二条 聖夏/2年/女さん(Android docomo spモード)が入室しました♪ (2/5 22:43:52) |
おしらせ | > | 赤宮響介/化学/男さんが部屋から追い出されました。 (2/5 22:43:52) |
おしらせ | > | 無言時間が25分を超えたため、二条 聖夏/2年/女さんが自動退室しました。 (2/5 22:43:23) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((お待たせしましたぁ!! (2/5 22:19:53) |
赤宮響介/化学/男 | > | (凡そ生徒に向ける言葉では無いが、残念な事にそれを咎める者は居ない。嫌味を含む挨拶に、脅迫で返す。突然、脅しで済むはずもなく、拉致が好みなら助手席に押し込むし、大人しく乗るなら煙草に火をつけて、待ってやる。どちらにしろ同行は決定事項。赤宮が自ら決めた事を成すのに手段を選ばない事を、二条聖夏は知っているはずだ。)「シートベルトは締めとけよ。お嬢様。」(赤宮の真っ赤な車は車に興味がなくとも聞いたことがあるような外車。車内の装いも含めてやたらと金が掛けられている様子だが、運転席の足元には煙草の吸殻が落ちていたり、後部座席には放り投げられた白衣やコンビニの袋が落ちている。一般的価値観から見れば、妙なアンバランスさが目立つ。そんな車内に女子高生を押し込めておきながら、目的地も告げずに車は高速へとはいる。ピッタリ時速110kmで走る車は見慣れた景色を迷いなく後方へと振り切って。)「曲、適当にかけとけ。」(挙句、小間使いかのように命令まで下す社会不適合者は、実に楽しそうに聖夏の顔を眺めている。) (2/5 22:19:45) |
赤宮響介/化学/男 | > | 「良いから乗れ。それとも拉致が好みの変態か?二条、聖夏。」 (2/5 22:19:42) |
赤宮響介/化学/男 | > | 『赤宮先生……?』(昇降口が見えてきた。)『あの…………』(外履きの革靴を取りだし、代わりに屋内履きの靴を乱雑に放り込む。)『赤宮響介先生……!!』(ドアを開けると冷たい空気が頬を撫ぜる。声の主は、まだ諦めていないようだったが、ドアの閉まる直前。赤宮の無駄に鋭い視線に一瞥されて身を竦めていた。)(暗闇が怖い。独りが怖い。否認も怖い。期待も怖い。怖いものばかりの人間が、それを押し殺して進むのを勇気と呼ぶ。)(最近はそういうのが流行りらしい。車に向かいながら考える。)(じゃあ、怖いと思えない人間に勇気は抱けないのか。)(車に乗り込んでエンジンをかける。)(じゃあ、今こうして、博打でもするような気軽さで、デートの誘いをしに行くのは、勇気だろうか。)(校門の手前。丁度よく開けた場所に車を停めた。ちらほらと校舎から出てくる生徒達の中に目当ての女を見つけると、そいつが通り掛かる時に窓を叩く。)「よォ……いつからありもしねェ希望に縋るようになったんだァ?」(さっきまで表情らしきもの一つ浮かべていなかった顔に愉悦に満ちた笑みが刻まれる。) (2/5 22:19:26) |
赤宮響介/化学/男 | > | (化学準備室。本来は化学担当の教諭達の共有スペースのはずだが、今ではほとんど赤宮響介が占有している部屋。ここには誰も近づかない。平穏無事に過ごしたければ、近づかない方がいいという話が学生間で広まっているせいで。)「……ふぅー…………。」(雑多な薬品、雑多な言語で書かれた論文、書籍、それらに囲まれた男はマグカップを片手に外を眺め、息を吐いた。珍しく笑みを浮かべるでも無く、只々窓の向こうの空を眺める深紅の瞳。そこだけ切り取れば、多少なりとも絵にはなるだろう。)「海、行くかァ………………。」(その口から零れた言葉に意味なんて無い。むしろ、そのままの意味だ。海に行くことを決意しただけ。机に重ねられた学園関係の書類の上に空のマグカップを置くなり立ち上がる。ソファの脇に投げ捨てられた鞄を手に廊下へ出る。学生達は下校の時間。だというのに化学準備室に隣接する廊下に人影は無い。今この学園に数百に及ぶ人間が居るとは思えない静寂。それを裂くように赤宮響介の足音が響く。無人の廊下という日常に一切の興味を示さず教員用の昇降口へと向かう。道すがら、スマホで時間を確認する。クラスによってはまだLHRをしてる時間だ。) (2/5 22:19:07) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((はーい!お返事書きまーす! (2/5 21:17:28) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((いじょで! (2/5 21:14:39) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (取り留めもない思考を手繰りながら、ぴんと伸びた背筋と同じ、まっすぐ生えた足は迷いなく向かっていく。地図を浮かばせる必要もない、慣れた道を進んでいく。しかし、その歩みが目的地をあらわにすることはなかった。彼女は周りに目もくれなかったけれど、ちょうど真隣から響いた音に視線をやってしまったのだ。コンコン、コンコンコン。ガラスを叩く、急くような音。)「────⋯⋯⋯⋯、」「⋯⋯はあ、⋯⋯⋯⋯なに?」(これほどまでに〝無視したい〟と思った経験もあるまい。ちらりと目をやった先、少女を待ち受けていたのか停まっていた車の窓ガラスを内側からノックする男は、彼女の────二条聖夏の苦手とする人である。授業はともかく、あんまりプライベートで会いたくない部類の人。人違いだというかすかな希望に縋って周りを一瞥してみたものの、奇跡的に(この上なくいらない奇跡だ!)聖夏以外の人間は見えず、落胆を肩に乗せたまま、)「何か用ですか、赤宮〝先生〟。」(と言い直した。仕事は良いのか、言外に含ませた嫌味は軽い挨拶代わりだろう。) (2/5 21:14:29) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (────そんな記述を、つい最近見た気がした。あれはどこだったか、何だったか。教科書の一文か、捲ったテストの過去問か。記憶を引っくり返しても正体は出てきやしないので、きっとそれ以外に興味を惹かれはしなかったのでしょう。自分の人生をまるで前人無き悪路に例えた文字列に、共感したわけではない。むしろ逆だ。〝そうだろうか〟と疑問に思ったから覚えていたのだ。きっと。進む道行を照らす光なんていらない。欲しいのは光ではなくて。灯台でも燭台でも懐中電灯でさえなくて、たったひとり。暗闇を掻き分けて道を踏み外してくれる、誰かだ。)(そんな、初めはささいな期待でしかなかったものが、近頃とみに、願いのように根付いているのだ。今この瞬間に星が流れたら、つい願ってしまいそうだった。⋯⋯でも、たぶん三回は言えないわね。どれだけ大人に混じって笑っていても、やっぱり高校生、十七歳の女の子である彼女は、自らの臆病さを自覚してわらった。自嘲するほど残念に思っていなかったことはさいわいだろう。自分を嘲り、卑下する人間は大嫌いだ。嫌いな人間にいつか片足をかけるとしても、今はまだ、目を背けていたかった。だって子供ですもの。) (2/5 21:13:11) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (〝人はいつだって、灯台の守り人を探している。〟) (2/5 21:12:57) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (人はいつだって、灯台の守り人を探しているんだ。)(いつものように授業が終わって、ロングホームルームもそこそこに解散した教室を背にした彼女は、いつもとは違う足早な様子で学園を後にした。「このあと、駅前のカフェに行かない?」「うち、今日親いないから、みんなで」「図書館に行って勉強会とか」鼓膜を揺らすのはそんな雑多なざわめきだ。友達どうしでわいわいと話す喧騒はみんなゆっくりと、別れを惜しむみたいに一歩ずつ歩んでいるのに、この少女ときたらなんて早足! 目の前で何かが起きたときに即座に立ち止まれないほどの速さでは決してないが、片足を地面につけた次の瞬間にはもう片方の足は地面から浮いている。そのくせ、足音はたたない。) (2/5 21:12:17) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((ありがとうございます〜!よろしくでーす! (2/5 21:11:26) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((やったあ~~投げますねん (2/5 21:11:01) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((その言葉を待っていた。是非に。 (2/5 21:09:54) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((出だしのほう適当に書いてあるので投げても宜しいかな (2/5 21:09:08) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((色濁してみました。こんばんは! (2/5 21:08:49) |
二条 聖夏/2年/女 | > | (( 赤い人だ こんばんは! (2/5 21:08:31) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((赤いな…… (2/5 21:08:14) |
赤宮響介/化学/男 | > | ((わーい。こんばんはー。 (2/5 21:07:01) |
おしらせ | > | 赤宮響介/化学/男さん(iPhone au)が入室しました♪ (2/5 21:06:54) |
二条 聖夏/2年/女 | > | ((久しぶりの少人数~!こんばんは! (2/5 21:05:08) |
おしらせ | > | 二条 聖夏/2年/女さん(Android docomo spモード)が入室しました♪ (2/5 21:03:05) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2023/3/29 21:45:08) |
小野寺 | > | 小野寺 (2023/3/29 21:45:01) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2023/3/29 21:44:56) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2022/12/25 14:19:05) |
小野寺 | > | 小野寺 (2022/12/25 14:18:57) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2022/12/25 14:18:53) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。 (2022/11/29 20:19:55) |
小野寺 | > | 小野寺 (2022/11/29 20:19:46) |
おしらせ | > | 小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪ (2022/11/29 20:19:42) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、織部 憂李 / 3-牡さんが自動退室しました。 (2021/7/27 22:27:45) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、垂水 潤/3年/男さんが自動退室しました。 (2021/7/27 22:22:17) |
織部 憂李 / 3-牡 | > | (( おお! おやすみなさい〜〜 !!! (2021/7/27 22:07:44) |
垂水 潤/3年/男 | > | ((お刺身!ぜひぜひ来ておくんなまし!! (2021/7/27 22:01:49) |
垂水 潤/3年/男 | > | ((羊が一匹二匹三匹…… (2021/7/27 22:01:18) |
おしらせ | > | 撫子/1/♂さん(iPhone 60.91.***.58)が退室しました。 (2021/7/27 22:00:46) |
撫子/1/♂ | > | ((…いいこじゃないもん…そしておやすみなさい。明日も8時以降にはしゅつぼつすろよ…… (2021/7/27 22:00:44) |
織部 憂李 / 3-牡 | > | (( まっちゃん〜〜〜 良い子だ ねんねしな〜〜〜〜 ( よちよち ) (2021/7/27 22:00:06) |
垂水 潤/3年/男 | > | ((寝な!!!! (2021/7/27 21:59:50) |
撫子/1/♂ | > | ((圧倒的睡眠欲 (2021/7/27 21:59:00) |
織部 憂李 / 3-牡 | > | (( あ〜あ 他界他界しちゃった .. 😌😌😌 (2021/7/27 21:55:34) |
撫子/1/♂ | > | ((もしかして:即死 (2021/7/27 21:55:14) |
垂水 潤/3年/男 | > | ((ア”ッ (2021/7/27 21:54:39) |
垂水 潤/3年/男 | > | ((やつむら~~!!!!本物だ!!!! (2021/7/27 21:54:29) |