ルーム紹介
「【創作】小鳥遊学園【参加者募集】」のソロル部屋です。


ソロル流されたくないよ~って方は是非此方へ投下してください!
・入室する際……生徒の場合は「キャラの名前/学年/性別」、教師の場合は「キャラの名前/担当教科/性別」を名前にご記入下さい。
・質問は本部屋か少人数部屋でお願いします!


本部屋…http://www.3751chat.com/ChatRoom?room_id=701533

主/える
 [×消]
おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/3/29 21:45:29)

小野寺小野寺   (2023/3/29 21:45:21)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/3/29 21:45:17)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2022/12/25 14:19:25)

小野寺小野寺   (2022/12/25 14:19:17)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2022/12/25 14:19:13)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2022/11/29 20:20:15)

小野寺小野寺   (2022/11/29 20:20:06)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2022/11/29 20:20:02)

おしらせ虎刻棘/1年/女さん(iPhone 60.33.***.211)が退室しました。  (2021/7/11 01:35:49)

虎刻棘/1年/女((それでは!   (2021/7/11 01:35:44)

虎刻棘/1年/女(彼女は殺し屋の家族の次女で、期待の娘だった。しかしながらこの娘、虫一匹殺せない臆病者だったのだ。さんざん期待したのにこの出来じゃあ、親は呆れるだろう。そこで彼女の親は考えた。彼女の友達を彼女自身に殺させようとした。当然彼女は断った。でも、断れない状況まで彼女の親は彼女を追い込んだ。友達を殺さないなら、その友達を拷問にかける、と。)「わかった。殺すよ。」(ザクッと一つ、何かを刺した音と、甲高い子供の悲鳴、そして、彼女の泣き声。3つの音が、混ざり合って汚く響く。まさに不協和音だ。ここまで映像が流れて、彼女の意識はぷつり、と切れた。そのまま彼女は教室で眠ってしまった。)   (2021/7/11 01:35:25)

虎刻棘/1年/女(ある日の晩、本来なら水道から落ちる水滴の音しか聞こえないはずの廊下にカツ、カツ、と人の足音が…それは別に幽霊なんてことはなく、ただの学校に忘れ物をした少女だ。)「数学の問題集を忘れちゃうなんて!課題今日までなのに〜!」(彼女の能力である宿魂で問題集に魂を宿し、問題集から来て貰えばいいのでは?と思うだろうが、裏人格ならまだしも、主人格は頭が悪いためそこまでの考えに至らないのだ。)「あ!あったあった!いや〜焦ったぁ…さーて、かーえろっt…」(そこまで言いかけた彼女の足を止めたのは、教室から見えた景色だった。青い月、怪しい月の光に包まれる夜空…ガタン、と静まり返った教室に机が倒れた音が鳴り響く。)「ハア…ハア…いやだ。怒らないで、ちゃんと殺すから。だから、だから…」(ぶつぶつと何かを言いながら、頭を抱えて座り込む少女。彼女の記憶が蘇る。)   (2021/7/11 01:20:41)

虎刻棘/1年/女((暇なんで来た   (2021/7/11 00:54:56)

おしらせ虎刻棘/1年/女さん(iPhone 60.33.***.211)が入室しました♪  (2021/7/11 00:54:32)

おしらせ怜坂 深那/カウンセラー/♀さん(Android docomo spモード)が退室しました。  (2021/6/7 23:07:01)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((以上!!またくる!(くんな)   (2021/6/7 23:06:48)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((はい!よう分からんけど!みなちゃんに裏があったらどんな感じかな~と思って書きましたはい、黒い()   (2021/6/7 23:00:07)

怜坂 深那/カウンセラー/♀…まあ、どうせ直ぐに飽きてもらいますから。(私の中ではその予定だ。あまりにヘマをすればそんな相手に呆れ興味を失うもの。そうしてしまえばいい。貴方の思う人間ではないと、そう思わせてしまえば。スマートフォンを置いた。それから、何も面白くないテレビをつける。丁度ニュースだったらしくて、暴力団関係について報道していた。警察がみているのによくやることだ、頭の悪い連中。嗚呼、でも。)…どうせなら、これくらい面白ければいいのに.   (2021/6/7 22:59:35)

怜坂 深那/カウンセラー/♀(何ともなしにトークアプリを開いたところで、ふと新しい文字が目に入る。……そこに映るのは「四月一日雅」の文字。…嗚呼、最近交換したんだっけか。だからと言って何も話しちゃいないが。横目でそれを見ながらコートを脱いで放って、冷蔵庫からチューハイを取り出してまた席に戻った。かしゅ、と小気味よい音を耳に入れながら、周りの者には交換した際に必ず挨拶をするのに、何故この者にはしていないのだろうかと、ふと思いついた。…が、そんなもの直ぐに答えが見つかる。返事がない可能性が高いからだ。送ったところでよくて既読無視、悪くて未読無視。そんな奴に送ったところで無駄だと考えたのか。…あんなに外でへらへら笑っておいて、メッセージひとつ送ることが無駄だなんて思えてしまうことに、我ながら恐ろしいと思った。…多分、深那に興味があるだけ。あの人の前で不覚にも泣いたのが悪かったかな。)   (2021/6/7 22:56:36)

怜坂 深那/カウンセラー/♀っは〜〜〜〜〜。疲れた.(家に着くなり溜息を零す。靴を放って、ソファに倒れ込んだ。コートも脱がず、ても洗わず、情けない声を上げて。周りの人なら想像もしないだろう。何せ外での深那は”愛される為の深那”だから。家の中で、誰も見ていないところでの私は違う。あんなにへらへら笑うことは好きじゃない。いい人ぶって何かを受け入れ続けるのも好きじゃない。世間一般では怖がるようなことに怖がるふりをするのも、人付き合いも、世間話も。何も、好きじゃない。ソファから立って洗面所に向かう。手を洗いながら、鏡に映る自分を見た。向こう側から私を見つめる私と目が合う。)…今日も可愛くてか弱い私、お疲れ様でした…”深那”.(外での私は深那。誰も見ていない私はミナ。リビングに戻って鞄を開ける。そうして目に付いたのは、ラッピングされた菓子だった。…誰から貰ったんだっけか。悪いね、深那は好きでも私は好きじゃないの。手元など見ることも無く、ばさりと放る。菓子は、無情にもぱきりと砕けた。)   (2021/6/7 22:49:38)

怜坂 深那/カウンセラー/♀お疲れ様でした~、お先に失礼します!! (そう言って、いつも通りの笑顔をみんなに向ける。そうすれば、皆、嗚呼何時もの”怜坂深那”だと、安心して返事をしてくれる。繕った笑顔に気付くのは、誰も、いない。)   (2021/6/7 22:49:06)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((とりま書きます…   (2021/6/7 22:38:13)

怜坂 深那/カウンセラー/♀((書きたい気分でした!!!!()   (2021/6/7 22:37:52)

おしらせ怜坂 深那/カウンセラー/♀さん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/6/7 22:37:31)

おしらせサーニャ/1年/女さん(Android 126.126.***.227)が退室しました。  (2021/5/4 21:34:19)

サーニャ/1年/女((サーニャの朝仕度と、彼女の感情的な話をちょっとだけ。   (2021/5/4 21:34:18)

サーニャ/1年/女壁にかけられた額縁入りの写真。今でも昨日のことみたいに思い出す日々。写るのは私と、眼鏡がズレたパパと、そして。 「____マーマ、行ってきます」 もう二度と会えないその人に、小さな声で囁いて、私は今度こそ家を出た。 どうか、今日こそは面白い日でありますように。   (2021/5/4 21:31:57)

サーニャ/1年/女最後に、鏡の前でにっこり笑顔をつくって。 「…………うん、今日も私は可愛い」 そんな言葉をおまじないのように、自分に言い聞かせるように呟いたら、もう家を出る時間。鞄を引っ掴み、玄関に向かおうとして、その途中で足を止める。   (2021/5/4 21:31:45)

サーニャ/1年/女「女の子のお化粧は武器なのよ」なんて、ママが言っていたのを思い出す。朝ごはん代わりのこんにゃくゼリーをちゅうちゅう吸いながら、ファンデーションにアイライン、長いまつ毛をばっちりあげて、唇にはお気に入りのピンクのグロス。 腰の下まで伸びた自慢の髪を、赤いリボンで高いツインテールに結いあげれば『可愛いサーニャ』の完成。   (2021/5/4 21:31:25)

サーニャ/1年/女女子高生の朝は忙しい。 顔を洗って目を覚まし、間髪入れずに化粧水やら美容液やら乳液やらを叩き込んで全身に日焼け止めを塗りたくる。クローゼットの中を見ては今日の服装にうんうん悩み、ようやく着替え終わったら次はメイクだ。   (2021/5/4 21:31:14)

サーニャ/1年/女  (2021/5/4 21:30:18)

サーニャ/1年/女「顔以外興味無いから、どうでもいいけどさ……」 誰にともなく呟きながらカーテンを開けた。雲ひとつない朝空は透き通った水色。今日も快晴だ。   (2021/5/4 21:30:13)

サーニャ/1年/女「……『職員会議だから先に出る。遅刻すんなよ』」 ベッド脇のテーブルに置かれたメモ____裏返してみたらレシートだった____には、そんなことが意外と几帳面な字で書かれていた。大雑把なのか律儀なのか…………何度夜を超えても、ちぐはぐでよく分からない人だ。   (2021/5/4 21:30:01)

サーニャ/1年/女ばたんと、ドアを閉める音がして私は目を開けた。 6時15分。早朝だ。 もう5月だというのに朝の冷え込みが素肌を震わせて。気だるげな指先で乱れた毛布を引き寄せながら身を起こした。 昨日寝たのは随分と遅かったので、やっぱりまだねむい。欠伸をひとつだけ落っことす。   (2021/5/4 21:29:24)

サーニャ/1年/女  (2021/5/4 21:28:44)

サーニャ/1年/女私の中身は、外見に反して『落ちこぼれ』だった。   (2021/5/4 21:28:32)

サーニャ/1年/女私は可愛い。 色白の象牙のような肌も、長いまつ毛に縁取られた海の宝石と呼ばれた瞳も、光を受ければきらきらと輝く長い髪も、余計な肉のない、けれどふんわり柔らかなプロポーションも。すべて完成され尽くした可愛さである。 きっと私は、産まれてから死ぬまでずっと可愛い可愛いと持て囃されて生きるのだろう、なんて。物心つく前にはそんなことを理解していた。 けれど。私の中身はそれに反比例するかのように可愛くなかった。 勉強はどれだけ頑張っても中の中。運動もやっぱりみんなより1歩劣る。突出した才能があるわけでもなく、世の中は苦手なことの方が多い。何をやらせてもいまひとつ何かが足りなくて。   (2021/5/4 21:28:19)

サーニャ/1年/女『情』ってものは、なんて馬鹿らしいんだろう? そんな思いを得たのはいつの頃だったか、私はもう忘れてしまった。   (2021/5/4 21:27:20)

おしらせサーニャ/1年/女さん(Android 126.126.***.227)が入室しました♪  (2021/5/4 21:26:35)

おしらせ杜若丑美津/2年/男子さん(14.14.***.166)が退室しました。  (2021/5/3 01:52:48)

杜若丑美津/2年/男子((小説っぽくなくてスミマセン…ただ意味がわかると怖いです   (2021/5/3 01:52:44)

杜若丑美津/2年/男子「15年目」 ………15レベになったと同時にButterは『改名の秘伝書』を手に入れた。プレイヤー名変更完了 「丑美津」。これが新しい俺の名前。「16年目」  …いつまで俺はプレイキャラのままなのだろうか、ふと、そんなことを思っていた。もし、俺が…プレイヤー側になれたら……。   レベルアップにつき能力『過去の苦しみをシマイにする』を習得………(以降、データが破損して読めない…………)   (2021/5/3 01:52:07)

杜若丑美津/2年/男子「10年目」  プレイヤーからも「こいつつかえねえなぁ…全然強くならねえじゃん」なんて言われた。…ただ、プレイキャラから言わせてもらうと、『課金してるプレイキャラ』と『金ケチって何も手が施されていないただレベルだけあがったキャラ』どっちが強いかなんて言うまでもないんだよなぁ。次第に俺はプレイキャラとして使われなくなり、プレイヤーは新しいキャラを使うようになった。 「11年目」  そんな中、プレイヤーが変わる。…今度は誰が俺でプレイするのか。……人当たりのよさそうな優しい兄ちゃんだ。何でこの子の名前はbutterなんだって聞かれたから、わからない。「犬につける予定の名前だったけど、人間がうまれたから」だって言ったら、「そっか」と言って違う名前で呼ぶようになった。………俺は知ってる、そのプレイヤーは「なんでそんな名前にした!?お前は何も反対しなかったのか!!」って前のプレイヤーを殴っていたのを。…実は怖い人なのかもしれない。   (2021/5/3 01:51:56)

杜若丑美津/2年/男子『プレイにっき』「プレイ1日目」  now loading…100%。 プレイキャラ選択『Butter』。…自分の産みの親…プレイヤーがつけた名前で、なんでそんな名前にしたのかはわからない。「プレイ5年目」  …プレイヤー変更完了。今度は男性プレイヤーのようだ…(以下ノイズがかかって読めない)「プレイ9年目」  自分はいわゆる、冒険途中のスライムすら倒すのに時間がかかるような雑魚キャラで、他のプレイキャラから見ても弱いし変な名前だしでフレンドは一人もできなかった。   (2021/5/3 01:51:47)

おしらせ杜若丑美津/2年/男子さん(14.14.***.166)が入室しました♪  (2021/5/3 01:51:34)

おしらせ二条 硝華/2年/女さん(Android 126.126.***.227)が退室しました。  (2021/5/1 14:23:01)

二条 硝華/2年/女((青い空と白い雲が、何よりも似合わない2人です。本人たちも多分そう思っている……。   (2021/5/1 14:22:59)

二条 硝華/2年/女最後に目に焼き付いた空は、絵に描いたような青色をしていた。   (2021/5/1 14:20:17)

二条 硝華/2年/女羨望と嫉妬、憧憬の入り交じった何かが、陽炎のように心の奥底で揺らめく。 「……空なんて、嫌いだ。」 もう目には見えない彼方。 真っ直ぐに、澄み渡った空のむこうへ嫌悪を呟いて、私はそれに背を向けた。   (2021/5/1 14:20:07)

二条 硝華/2年/女煙草の残り香が風に解けて消えたころに、始業を告げるチャイムが鳴り響いた。ざわめきが引いていく。 さて、私も保健室に戻ろうか。 考えて踵を返そうとした時。視界の端に過ぎったそれに目を奪われた。 (__飛行機雲。) 白が薄まり、群青の単色で支配された空。真上で飛行機雲が弧を描くようにして貫き、空を2つに分断していた。 遥か先へと続く白一閃。 どこへ行くのだろうか。 否、どこへでも行けるのだ。   (2021/5/1 14:19:50)

二条 硝華/2年/女  (2021/5/1 14:19:05)

二条 硝華/2年/女ギシリ、とフェンスが軋む。 どこか鎖の鳴る音にも聞こえる、金属音。 「____憎い人間を、道連れにしなくてどうするの?」 酷薄に、暗澹とした感情に唇が歪む。 自分を貶めた人間がのうのうと日々を過ごすなんて許されない__私が許さない。絶対に同じ目に遭わせ、無様な啼き声を聞いて、それを心の底から嗤わなければ。 そうしなければ、私は死んでも死にきれない。 そこまで言って、私は取り繕うように綺麗な笑みを貼り付けた。 「お前さ、やっぱり__そっち側の人間だよ」 感情の読めない声で彼は告げて。ひらひらと手を振りながら去っていった。   (2021/5/1 14:18:59)

二条 硝華/2年/女永遠とも似た沈黙のあと「お前は?」という問い掛け。それと共に、軽い音をたてて雅が隣へと降り立った。 「分からないし、分かる気もないわね」 間髪入れずの即答。煙草の煙が苦笑に揺らいだ。 「自死を選んだ人間は、天国に行けないらしいわ」 「なに急に。二条、お前『そういう系』だったっけ」 「一応、これでも小中はあなたの言う『そういう』学校よ。……知ってるでしょう?」 勿論、私自身は神の存在を微塵も信じていないけれど。 この世界にいるのは人間ばかり。神様を創り上げるのも、結局は人間だ。 頑張ってもどうにもならないことに対する不満や苛立ち、満たされない依存心のぶつけ先に、人間は『かみさま』を創り出した。 困った時の神頼みとは、よく言ったものだと失笑を禁じ得ない。困っていない時は用済みなのだから。 それに、もしこの世界に本当の神がいるというのなら……どうしてこんなに、暗闇ばかりが溢れている? 「……そういう話じゃなくて、よ。どうせ地獄に堕ちるのなら___」   (2021/5/1 14:18:43)

二条 硝華/2年/女「知ってる?どっかの県の女子高生が自殺したって話」 ある県の高校に通う女子生徒が、学校の屋上から飛び降り自殺をしたと言うニュースが報じられたのは、ちょうど昨日のことだった。 「……ニュースでも新聞でも取り上げられていたもの。いじめだったらしいわね」 「まぁ正直な話?いじめで自殺を選ぶ気持ちは俺にはわかんねぇわけよ、やられて黙ってるタチでもねぇからな」 むしろあなたはやる側に見えるけど……なんて野暮な発言をしそうになったので、私はもう一口サンドウィッチを頬張る。 横目で見た雅は、雲ひとつないパレットの奥に何かを見出すように、ただぼんやりと遠くを見ていた。 彼の目には見えているのだろうか。 はばたく瞬間の、少女らの景色が。   (2021/5/1 14:17:59)

二条 硝華/2年/女「なにを、しているのかしら。雅先生?」 「……思い出してる」 彼、四月一日雅は、屋上のフェンスの向こう側に立っていた。白煙が彼を覆う。片耳に差したイヤホンから漏れ聞こえるのは名も知らぬ洋楽。 答えにならない答えでも、理由の分からない付き合いではない。そしてここから落ちたとしても死ぬ人間でもないだろうし____もし死んだら、学園がまたひとつ綺麗になるので問題はない。 私はそう、と相槌を返して、フェンスに背をもたれかける。軋む音を背後に聞きながら、鞄から取り出したサンドウィッチを口に運ぶ。 「こうして見るとさ、玩具箱みたいだよなぁ」 一歩踏み出せば真っ逆さま。そんな場所で平然と、男は呟いた。彼はこちらが反応を返す間もなく、二の句を継ぐ。   (2021/5/1 14:17:35)

二条 硝華/2年/女小鳥遊学園に屋上が三つあることは、案外知られていない事実だ。 教室のある第一校舎、第二校舎の屋上は人気のある場所なのだが、実習棟の屋上は何故か人がいないことが多い。と、言うのも理由は簡単で、ここには座れるベンチも無ければコンクリートの床は所々雑草が見える。屋上に続く踊り場には使わない椅子や机が置かれていて、要するに昼食に良い環境ではないのである。 けれど、人のいない場所を好む人間にはこの環境は最高だ。 私のように。そして____この、教師のように。   (2021/5/1 14:17:18)

二条 硝華/2年/女保健室の外はやや暑いくらいだった。春の陽気、というにはいささか強すぎる陽射しが窓の向こうから襲い来る。温度差に思わず顔を顰めた。 廊下にはちらほらと生徒の姿がある。人混みを避けるように校舎を上へ、上へとのぼり、重たい扉を押し開けた。 __一陣の風。 乱れる前髪を抑え、風が過ぎ去るのを待って。青い絵の具をぶちまけたパレットみたいな空を見上げて、ふぅと息を吐く。 胸に満ちる緑のかおり。夏は日に日に迫っていた。   (2021/5/1 14:16:48)

二条 硝華/2年/女  (2021/5/1 14:16:20)

二条 硝華/2年/女そんなことを思考しながらカーテンを捲れば、そこにいたのは眼鏡をかけた白衣姿。周りには化粧の濃い女子生徒が数人。自覚のない顔の良さで新入生の恋心をかっさらっていくと評判の彼に「昼食をとってきます」と言い置いて、鞄を手に持つ。 背中に突き刺さる針のごとき視線。こそこそとした悪意のある囁きは、振り向きざまの一瞥で霧散した。嫌味のひとつすらまともに言えないのなら、最初から視界に入れなければいいのに。私は静かに保健室の扉を閉めた。   (2021/5/1 14:16:18)

二条 硝華/2年/女まず第一の問題は、彼らは優しいが故に遊びに来る生徒に強く出れないことである。 ちゃんとした病人がいれば「邪魔になるから」と追い出すこともできるが、それがないと理由が出てこないらしい。優しさとは得するばかりではない。 しかも『ただ、保健室にいる』というだけで、嫉妬の目を向けてくる女子生徒が最近は多くなってしまった。第二の問題である。 自分の容姿は誰よりも自分が理解している。ただでさえ反感を買いやすい見た目なのだ、必要外の揉め事をおこしたくはない。……向こうから喧嘩を売られれば、買ってしまうけれど。 (自分より劣る人間に道を譲るのは、プライドに関わるのよね……。仕方ないわ。)   (2021/5/1 14:16:06)

二条 硝華/2年/女____目が覚めた。 ぱちりと瞬く。 見慣れた保健室の、真白い天井がじわじわ視界に映っては、やがてピントが合っていく。ノイズだと思ったそれはどうやらチャイムだったらしい。かすかな音の残響が終わり、それと同時にざわめきが近づいてくる。 緩慢な動作で起き上がった。 スマホに目を向ければ、もう昼休みの時間。 この学園の保健室はあながち人の出入りが多い。生徒数が多いからか怪我人も他の比ではないし、なにより保健医が生徒に人気過ぎるのだ。 三人いる保健医は珍しくも全員男性教諭で、タイプは違えど見目が良く、人当たりのいい先生だ。 (……だからこそ、昼休みの保健室は女子生徒の溜まり場と化してしまうのだけれど。)   (2021/5/1 14:14:49)

二条 硝華/2年/女  (2021/5/1 14:14:07)

二条 硝華/2年/女ずきずきと痛む頭と、同じくらい軋む身体に苦痛の音をあげることもできず。 私はただひたすら唇を噛み締め、華奢な身には重すぎる羽毛に沈んでいたのだった。 幸いだったのは、道具であれ、人形であれと育てられ、心の痛みや傷に鈍感になっていたことだろう。身体の痛みに耐えるだけで良かった。 色は無い。 世界は全て白か黒に染まっているものだと、思っていたから。 ふと、視界を染めるモノトーンの中で彩を見た。 音のなかったはずの世界に、ノイズがして____   (2021/5/1 14:13:51)

二条 硝華/2年/女____あれは確か、高校に入るすこし前。 跡取りとして政界に顔見せを始めたあたりだ。 『病弱である』という設定で、私は中学にはろくに通えていない。在籍はしていたが、まともに出席したのは式典くらいのもの。 けれどその学校__私立のミッション系学校、所謂『お嬢様学校』だ__にはそういう子が多かったものだから、特に話題や噂になることもなく。 私は日々を、義父に連れられて社交に出向き、空いた時間に家庭教師による勉強と、忙しなくおくっていた。 10の齢を半分も過ぎれば、当主は私に能力を使わせ始めたので、より忙しくなった。 瞳の力を使うと、熱を持ったように頭が熱くなる。毎日毎日誰かを駄目にさせられていたあの頃は、起きているあいだじゅう頭痛と熱に苛まれていたと思う。 ……その頃だ。私が別の仕事に使われるようになったのは。   (2021/5/1 14:13:05)

二条 硝華/2年/女______夢を、見た。 私は暗い部屋で、冷たいベッドに沈んでいた。 それはふわふわと雲のように柔らかいはずなのに、私には重しのように伸し掛って。けれど精神は、行場を失くして宙に浮いている。 そんな感覚だった。 歳若いむすめには不釣り合いなほど、細部まで金のかかった寝具に潰されながら、私は薄く透ける天蓋を見上げている。   (2021/5/1 14:11:46)

二条 硝華/2年/女((二条硝華と四月一日雅の話 ③   (2021/5/1 14:11:07)

おしらせ二条 硝華/2年/女さん(Android 126.126.***.227)が入室しました♪  (2021/5/1 14:10:34)

おしらせ白鐘玄冬/2年/♂さん(106.168.***.224)が退室しました。  (2021/4/30 21:41:06)

白鐘玄冬/2年/♂((なんか、ところどころ変だったら申し訳ない……   (2021/4/30 21:41:02)

白鐘玄冬/2年/♂「若。医者の手配、できました。」わりぃな、手間かけさせて。「いえ、若が無事でなによりです。」……八重島。お前、料理できるか?「は?……いや、まぁ、人並みには」そうか……「言っときますが、若に食べていただけるような腕前じゃありません。」ははっ、だろうな。(訝し気な八重島の様子を見て、玄冬は小さく笑う。そして、外に目を向けると誰に言うわけでもなく呟いた。)人様に食わせるための料理ってのは、大変に決まってんだから。   (2021/4/30 21:40:42)

白鐘玄冬/2年/♂(余裕綽々な態度を見せていた玄冬に、急に拳銃を取り出し向ける。躊躇のない発砲、激しい音が部屋に響いた。)チッ……(間一髪、片手で拳銃を上へと弾いて難を逃れた玄冬だったが左手の手袋は裂け、手のひらの一部が深く抉れ火傷を起こしていた。)大人しくしてろ。(だが、玄冬はそんな怪我すら気にせずに男の手を取り、もう片方の手も引っ張りだし、机の上で重ねさせると、真上から日本刀で一突きにした。両の掌と机が日本刀で縫い合わせられる。男は言葉かどうかすら怪しい悲鳴を上げた。その声に反応するように、隣の部屋から足音が聞こえる。扉から顔を出したのは八重島だった。)ご苦労。こっちも終わった。他の連中を呼べ。おやじにも報告だ。「はい。」(八重島は相変わらず短く返事をするだけだが、その顔はどこか安堵しているようにも見えた。その後、外に待機させていた部下と、さらにはここの処理をする奴らが事務所へと入ってきた。慣れた様子で死体を片付け、資料を運び出していく部下を眺めながら、玄冬は煙草をふかしていた。左手は既に包帯でぐるぐる巻きだ。)   (2021/4/30 21:40:26)

白鐘玄冬/2年/♂何か、言うことはあるか?「クソガキが……舐めた真似を。」最初に舐めた真似したのはテメェのほうだ。(男は顔いっぱいに脂汗をかきながら玄冬を睨みつけている。対する玄冬は眉一つ動かさずため息を着くと拳銃をしまい、机の横に日本刀を手に取った。刀身を少しだけ鞘から出して確認をする。実に切れ味がよさそうだった。)「組の為にやったことだ! 組をでかくするには必要な事だった!」そりゃあ、組のルールを破っていい理由にはなんねぇよ。(焦ったように言い訳を続ける男と、興味なさげに言葉を返す玄冬。)「あ、あんなルール……考えが古いんだよっ! 今はこれが一番稼げる! な、なんならお前にも1割くらい流してもいいんだぜ?」いらねぇよ。どうせなら……(ふと、そこで玄冬の言葉が止まる。彼の頭には一人の少女の顔が浮かんでいた。自分が今一番欲しいものをこんな所で自覚した玄冬は自嘲気味に笑う。)まぁいい。言い訳はおやじ相手にしろ。(男が玄冬の笑みの理由を知ることはないが、これ以上言葉を並べても無意味なことは理解したようで。)「っ、死ねぇっ!」   (2021/4/30 21:40:03)

白鐘玄冬/2年/♂(だが、1人だけ。呂律が回っておらず喋り方も奇妙な女が席を立ち近づいてくる。ちらりと机を見ると錠剤が雑にぶちまけられていた。女が玄冬の顔を覗き込もうと顔を近づけるのと同時に、女の喉に玄冬の裏拳がたたきつけられた。酷く耳障りな、轢かれたカエルみたいな声をあげて、女が三メートル程吹っ飛び壁にたたきつけられる。)あいつは、奥か?(女に一瞥もくれることなく、近くに立っていた男に声をかける。男が頷くと、玄冬はそいつの眉間に弾丸を叩き込み、部屋の奥へと歩いて行く。たとえ玄冬の視界から外れようと誰も動くどころか声を上げる気配すらない。玄冬はそのまま扉を開けると、先ほどの事務所と同じくらいの広さの部屋に足を踏み入れる。そこは、やたらと華美な装飾がされた部屋。大きな執務机と椅子しかないくせに、金がかけられているのが見てわかる。その部屋の一番奥。椅子に座りふんぞり返っている男に、玄冬はゆっくり歩み寄る。)   (2021/4/30 21:39:24)

白鐘玄冬/2年/♂(家族が死ぬのはいつだって悲しいことだ。救いようのない奴ならなおさらに。廊下を進むと一つの扉が見えてきた。中から騒がしい男女の声が聞こえてくる。玄冬は懐からやたらと銃身の長い拳銃を取り出した。そして、ドアをゆっくりと開け、たまたま目の前にいた男の胸に銃を向けて引き金を引いた。酷く乾いた音と共に男の胸に穴が開く。崩れ落ちる男。一瞬何が起きたかわからなかったようで、部屋にいた数人の男とやたらと派手な格好をした三人の女は誰も動けずにいた。)お前らに命じるのは二つ。(男にもう一発撃ち込む。)一つ。喋るな。(さらにもう一発。)二つ。動くな。(最後に一発。 足元の男が絶命した。皆が黙って玄冬を見つめている。男どもは誰も動かない。女も当然だ。)「あん、たさっ、なぁにいきなぃぃ……白ける、わぁっ……」   (2021/4/30 21:38:53)

白鐘玄冬/2年/♂「おぉ、若じゃねぇですか。こんな時間にどうしやした?そんな恰好までして」(八重島と大差ない体格の男が笑顔で話しかけてくる。まだ自分たちがしたことがバレてないと思っているのだろうか。しかし、その額に滴る汗を見れば、予想だにしていない訪問だったのは間違いない。情報は漏れていないようだ。)八重島、ここは任せる。「はい。」(笑顔を浮かべたままの男と目すら合わせず、その横を通り過ぎていく。咄嗟に玄冬の肩をつかもうとした男の腕が有り得ない方へと曲がった。八重島の仕業だ。一瞬の静寂、そして絶叫。やかましい声を聴きながら玄冬は目に涙を浮かべた。)家族が死ぬんだ。喪服を着るのは当然だろう。(背後では悲鳴と何かが壊れる音が響いている。)葬式すらないお前らへのせめてもの手向けだ。   (2021/4/30 21:37:25)

白鐘玄冬/2年/♂(午後十一時三十分。玄冬は一人で商店街を歩く。濃い黒色のスーツ、黒い手袋、黒いマスク。唯一ジャケットの下のシャツだけが白。身に纏う黒は光沢がなく、漆黒に近い色をしていた。店の明かりは落ちているものの商店街の人通りはまだそれなりにあった。しかし、誰一人声をかけてくることはない。見知った顔が通り過ぎても、玄冬も相手も目すら合わせない。そのまま商店街を抜けとあるビルの前までやってくると、路地裏から五人の男が現れた。一人は八重島だ。)「若。全て滞りなく。」わかった。二人は裏、二人は表、八重島はついてこい。「はい。」(八重島が短く返事をすると、他の四人もそれぞれ動き始める。それを目の端で見届けながら、ビルの中へと足を踏み入れた。エントランスホールには誰もいない。二人は無言でエレベーターに乗り込むと、八重島が最上階である四階のボタンを押した。重苦しい静寂の中、目的の階に着いたエレベーターが軽快な音を立てる。緩やかに扉が開く。玄冬が下りると、そこには三人の男がいた。)   (2021/4/30 21:36:34)

白鐘玄冬/2年/♂((玄冬くんがお仕事する話。   (2021/4/30 21:25:57)

おしらせ白鐘玄冬/2年/♂さん(106.168.***.224)が入室しました♪  (2021/4/30 21:25:39)

おしらせ病猫渉/3/♂さん(3DS 153.238.***.131)が退室しました。  (2021/4/13 22:36:34)


更新時刻 12:48:53 | 過去ログ | ルーム管理 | 文字サイズ変更 初期値 縮小- 拡大+
新着発言の通知音を
有効にするために
画面をクリックして下さい