ルーム紹介
⚠️こちらは置きレス専用部屋です⚠️


〇 参加者様のみ使用可能です
〇 入室被りは御遠慮ください
〇 リアルタイム/置きレスはご自由に
〇 レスの返信順が前後することに関して催促やクレームは御遠慮ください
〇 成っているキャラ名で入室し、宛名をつけて返信してください


   本部屋▼
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おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/4/16 09:27:37)

小野寺小野寺   (2023/4/16 09:27:29)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/4/16 09:27:25)

おしらせ終夜花恋/3.女さん(118.156.***.18)が退室しました。  (2022/5/22 15:41:36)

終夜花恋/3.女>跡之茉莉くん   (2022/5/22 15:40:58)

終夜花恋/3.女しめった土と、雨の匂いが鼻につく。ネイビーの、少しおしゃれな折りたたみ傘を出した折。目についたのは、一人の男子生徒。初めて見た顔だから、多分2年生か、1年生のどっちかだ。(なんだろう、傘がないのかな……)声をかけるか、かけないか、寸分迷って。「あの……! もしかして、傘、ないんですか?」   (2022/5/22 15:40:09)

終夜花恋/3.女外から雨音が聞こえて窓を覗けば、どんよりと覆った灰色の雲、ざあざあと降り注ぐ雨粒。葉っぱが雨風で揺れている。「あ、やっぱり雨……天気予報通り」図書館の本に雨が掛かってしまうと、そっと窓を閉じて。はあ、と憂鬱そうに溜息をぽつりと吐く。今日は委員会の仕事が長引いてしまった。こんな時間の掛かる仕事なんか引き受けなきゃ良かったと思った。もう少し早く終わっていたら、傘を差さなくて済んだはずなのに、めんどくさい。鞄を肩に掛け、戸締まりを念入りに。一人歩く人気のない廊下は、少し淋しさを感じさせる。自分の重い足取り、コツコツと反響するローファーの音。空っぽになった教室を過ぎて、階段を駆け下る。踊り場にある鏡に映った自分に、ふと立ち止まった。目はどんよりとしていて、血相が悪い。こんなの、わたしじゃない……、にこっと誰もいない鏡に微笑んで、スイッチを切り替える。それは、“良い子のわたし”。もう生徒は殆ど帰った頃だろう。ナチュナルブラウンの髪を靡かせて、今この廊下はわたしのステージ。歩みを進めて、いつの間にか昇降口に辿り着いていた。   (2022/5/22 15:39:27)

おしらせ終夜花恋/3.女さん(118.156.***.18)が入室しました♪  (2022/5/22 15:38:04)

おしらせ霜辻 八弦 / 美術.♂さん(Android 153.252.***.8)が退室しました。  (2022/5/13 22:20:18)

霜辻 八弦 / 美術.♂>早瀬 仁愛 ちゃん   (2022/5/13 22:20:15)

霜辻 八弦 / 美術.♂「何の用。授業の質問なら、答えられないから。」託す知識もなければ、己の感覚すら頼れないのだ。鈍々と顔を上げ、声の主の顔を拝んでやろうとすると、……熱に浮かされた子どものようで馬鹿馬鹿しいが、天使かもしれない、と思った。先程までボロボロのベンチと熱く見つめ合っていた彼にとって、ひどく非現実的なものに見えた。否、もし彼が直前まで芸術作品とにらめっこしていたとしても、その姿は現実と不釣り合いだと、そう感じていただろう。時間経過に比例して老いていくのがヒトであり生物だけれど、目の前の少女は永遠に姿を変えず、人類の衰退を悠々と見守っている姿のほうが似合っている気さえした。   (2022/5/13 22:19:55)

霜辻 八弦 / 美術.♂「……おれは、先生なんかじゃ、ない。」苦し紛れに口をついたのは、これ以上なく不審者じみた一言。きゅっと目を閉じる。目元に浮かんだ薄い皺には、27歳の貫禄がギリギリ滲み出していた。「……最悪。」「金を出されても、超効く睡眠薬を出されても、このベンチでは眠りたくない。」彼はここ数日、まともに眠れていない。稀に続く軽い睡眠障害。授業中のうたたねのような、3時間睡眠。3大欲求すら満足に満たせないのか、俺は、人間ですらないのかと、昨晩も鬱々としていたのは、ここだけの話。   (2022/5/13 22:19:50)

霜辻 八弦 / 美術.♂人に教える立場なんて、そもそも向いていなかったんだ。教員免許をとるよりずっと前、産まれたときから、それはきっと決まっていた。あるいは、母体内に丸まって存在していたときから。教師というのは、才能である。俺には、木製のベンチの模様を見つめている時間がちょうどいいのだ。中途半端かつけして人目を引くような存在ではない、そんな模様を眺めながら思考しているだけで、きっと俺の人生はじゅうぶんなものになっていたのに。こんなに遠回り。つうと指で模様をなぞっていたら、木のささくれが、指に突き刺さった。「いたい!」さて、より痛いのは、頭か指が、いったいどちらなのだろう。……もう、眠ってしまおう。とんでもなく教育に悪い格好で、場所で、勤務時間中に、睡眠をとってやる。適材適所を遂行できなかった、採用担当の職務怠慢である。「……ひ、」瞬間。『せんせい』、彼の職業であり役割をさす、それはそれは品行方正で清廉潔白な単語が、小鳥が歌うようなソプラノでなぞられた。反射的に背中を揺らす姿は、まるで悪戯のバレた猫のようだ。情けない声が漏れる。   (2022/5/13 22:18:53)

おしらせ霜辻 八弦 / 美術.♂さん(Android 153.252.***.8)が入室しました♪  (2022/5/13 22:18:09)

おしらせ八木 椋夛/3/男さん(iPhone 114.187.***.253)が退室しました。  (2022/5/13 07:55:52)

八木 椋夛/3/男((実はもっと書いてたんですが、二回くらいロル消えたので勘弁してください   (2022/5/13 07:55:49)

八木 椋夛/3/男> 萩原 日色   (2022/5/13 07:55:34)

八木 椋夛/3/男( 彼は、貴方のように気取った態度は取らない。だから表情の変化だとか、そういうものも全くないから面白くないかもしれない。だが、この瞬間に限っては違ったようで、話してみたかったと告げる貴方に、思わず口角を上げてしまえば「ふうん」だなんて素っ気ない返事。それまでは興味の欠片も無かったけれど、自分を〝好意的〟に見ているのは間違いないだろうから(という思い込みに過ぎないが)少し話を聞いてやろう、なんて上から目線に。)じゃぁ、……いいよ。何が聞きたいの?( 話したい、ということは聞きたいことがあるんじゃないだろうか。それもなくただ言葉を交わしたいなんてことは無いだろう。そこまで貴方が彼を好いているなんて思ってみない。そんなことがあったら、それはもう〝片想い〟のようなものじゃないか。)   (2022/5/13 07:55:16)

おしらせ八木 椋夛/3/男さん(iPhone 114.187.***.253)が入室しました♪  (2022/5/13 07:55:11)

おしらせ萩原 日色 / 2.♀さん(Android 153.252.***.8)が退室しました。  (2022/5/12 19:27:59)

萩原 日色 / 2.♀>八木 椋夛さん   (2022/5/12 19:27:57)

萩原 日色 / 2.♀「休憩しましょう。退屈ですし、そっちのほうが、きっと有意義」ほんの少しだけ、優等生の仮面の隙間から、悪戯そうな笑顔を覗かせた。「それに。ずっと、お話ししてみたいと思ってたんです。」「八木先輩と。」コミュニケーションを円滑にするための、相槌、建前。猫をかぶっているわけでも、媚びを売っているわけでもない。そして、きっと本心ですらない。ただ思い浮かんだ言葉を、口から滑らせただけ。きっと貴方も不思議に(あるいは奇妙に・不気味に)感じるかもしれないね。ふたりは単なる、『先輩と後輩』『他学年』『年上と年下』にすぎない。お互い、名前・容姿・学年、そして所属している委員会くらいしか知らないから。   (2022/5/12 19:27:23)

萩原 日色 / 2.♀やっと手を伸ばした頃には、彼女よりいくつか長い指が、ペンをさらっていた。「どうも、ありがとうございます。」薄い笑顔を浮かべて、お手本のような礼を述べた。……さあ、次は何をして暇を潰そう。そう思っていた、まさに矢先。「……はい?」貴方の提案に、軽く身を乗り出した体制のまま、小さく首を傾げた。わざとらしく、目を丸くしている。ペンを受け取ることでこのやりとりは終了するだろうと、他の選択肢を並べる余地なく、そう思っていたから。差し出した手のひらに、自分のものではない指が軽く触れている。「そうですね。」手を引っ込めて、椅子を一歩分だけ貴方に近付けて、姿勢を正した。もう一度ペンに軽く手を添えて、あとは、貴方が手を離すのを待つだけ。   (2022/5/12 19:26:19)

萩原 日色 / 2.♀やがて隣に落ち着いたヤギ先輩は、まじまじ彼女を凝視する。彼女はそれなりに優等生だから、〝それっぽいこと〟をしてその視線に応えてみせた。『日付』、○月○日△曜日。『担当者』、八木・萩原(委員会の書類であるとはいえ、先輩の名字を呼び捨てで書くことに、少しの躊躇いを覚えた)。『備考欄』、特になし。ひとつひとつの欄を、これでもかというくらいゆっくり丁寧に記入した。1分あれば書けるような情報を、単語ひとつ書く毎に手を休めたりして、2分と少しかけて書いた。言うまでもなく、時間潰しのためである。現在のこの部屋のBGMは、紙とペン先、紙と制服がそれぞれ擦れる音。ふと気が抜けたのか、彼女の指からペンが滑り落ちた。黒髪、薄っぺらい身体、白い肌、予定調和じみた、無機質な容姿にはどこか親しみ辛いものがあるが、彼女もまたひとりの人間であるのだ。柔らかい音だけが飛び交っていた空間にカットインした甲高い効果音、ほぼ反射的に肩を揺らし、落ちたペンをちらり見遣って、「あ。」淡白な声色でぽつりと声を漏らした。落とした張本人にもかかわらず、元から地面に落ちていた物を眺めるような、第三者感。   (2022/5/12 19:25:37)

萩原 日色 / 2.♀放課後独特の空気が、図書室を支配している。清掃の行き届いていない空間は相応に埃くさいけれど、古ぼけた背表紙が並ぶ本棚、まばらに傷の入ったフローリング、すっかり壊れて本来の機能を失ってしまった木製カウンターの引き出し収納、エトセトラ。それらの要素と並列してみれば、鼻の痛くなるにおいすら、ひとつの味のように思えた。テスト期間でもない今日、放課後にまで図書室に足を運ぶなんて、よほどの本の虫くらい。数分に一度ほどのペースでぽつりぽつりと生徒が訪れ、そう長く滞在しないうちに帰っていく。とんでもなく退屈だ。視界の端に入室者を捉える。記録用紙、『利用者数』の欄に正の字の5角目を書き足そうとしたところで、捉えた影は、元来た道を引き返していった。足音だけを残して。萩原日色は、華奢な指でペンを握り、少々思考したのち、5角目をゆっくり書き足した。そして、また、退屈。同じ職務を背負った期間限定の運命共同体こと、目の前の男子生徒───〝ヤギ先輩〟は、少女と同じように暇を持て余しているのか、はたまた他の理由か、落ち着かない様子だ。   (2022/5/12 19:23:26)

おしらせ萩原 日色 / 2.♀さん(Android 153.252.***.8)が入室しました♪  (2022/5/12 19:22:31)

おしらせ早瀬 仁愛 /2.女さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2022/5/12 19:13:08)

早瀬 仁愛 /2.女> 霜辻 八弦   (2022/5/12 19:13:05)

早瀬 仁愛 /2.女「せんせいだ」にーい、さーん、少し足りなくて、ごーお。「昼寝?寝心地どう?」好奇心に殺されるのはいまかもしれない。けれど、にあは後悔しない。それは生まれ直せるからじゃなくて。硬くなった魂じゃ、あなたを知れないから。わたしはだれ?をあなたに問う。あなたはだれ?をにあは探す。そして、わたしたち。黒い髪が糸みたいに風に舞う。あ、薫風。ずっと使いどころが分からなくて、4年も5年も溜め込んでいたものを、いま、使えた。アシンメトリーな白がにあの視界の傍。ねーえ、とベンチの隣、スカートを抑えてそっと屈む。   (2022/5/12 19:12:25)

早瀬 仁愛 /2.女にあ、きっといつか好奇心に殺されてしまう。猫の命が9個であるなら、人間はいくつなのだろうか。心臓に宿るロックに、死なないでと願う。にあは生まれ変わってもにあになりたいと言える人生を指針としている。10回でも、1万回でも、例え何度殺されようと。にあの魂は不滅、と唱える。太陽は遠くから見ていたより、ずいぶん、強引だった。これじゃ、キスじゃなくてハグだ。それも、父親が子供にするやつ。髭さえも頬に擦り付けて。幸せみたいな形のもの。初夏の風がさあっと肌を撫で、潮が引くみたいに駆け下りて駆け上がった熱がくだる。うーん、にあ、日焼け止め塗り忘れてたかも。迷うように踊る1歩は、思案の産物。戻ろうか、それとももう少し──────、ここで少女の関心は視界の一端に奪われることとなった。年季の入ったベンチ、ダサ、と悪態をついた入学早々。ダサいベンチに、横たわってる…?横たわってる。パディシャを思わせる、軽快な、おおまたいーっぽ。爪先は勿論、そちらの方へ。   (2022/5/12 19:12:12)

おしらせ早瀬 仁愛 /2.女さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2022/5/12 19:11:37)

おしらせ大柳 渼弦/ 大2.男さん(iPhone au)が退室しました。  (2022/5/12 16:11:04)

大柳 渼弦/ 大2.男>朝丘 直   (2022/5/12 16:11:02)

大柳 渼弦/ 大2.男風邪引くのに慣れたってのは割とダメな事だと思うんだけど?(再度ため息。最近の高校生ってのはこう……なんというか、自分に無関心な奴が多いの?俺ぜってぇ風邪引いたら誰か呼んで看病してもらうし、アピールめちゃくちゃしちゃうんだけど。……俺だけ?まさか。他にもいるでしょ。例えばーー…………。まぁ、出てこなくてもそれは俺に看病を頼むやつが少ないってだけで、いっぱいいる、はず。)ふーん。(自分で聞いたくせに随分適当な返事。立ち上がったのを見ると「あ」と一音だけ口から出る。「てかさー、お前、ご飯食べた?」割と早く来た、の割には目の前のやつは寝ていた。…ってことは、まだご飯を食べてない(多分)だろう。と見越して声を出す。それに続くものとしては)まだなら俺と食べね?あ、ないならあげるし。適当に買ったから好きなのないかもだけど。(前、どっかで聞いたんだよな。「みんなで食うご飯は美味しい」って。ぶっちゃけ「は?別にひとりでもうめぇけど。」って思った。ほんとに美味しいのか確かめよう、って思ったのがつい最近。まぁ知り合いと食べるのは楽しー。とは思ったけど。じゃぁ知らない人とは?って気になったわけだ。)   (2022/5/12 16:10:42)

おしらせ大柳 渼弦/ 大2.男さん(iPhone au)が入室しました♪  (2022/5/12 16:10:34)

おしらせ八木 椋夛/3/男さん(iPhone 210.138.***.251)が退室しました。  (2022/5/12 07:24:16)

八木 椋夛/3/男> 萩原 日色   (2022/5/12 07:24:13)

八木 椋夛/3/男( 落ち着かない。)ソワソワと辺り一体に目を遣り、それから立ち上がって外を見たり。そんなことをして居れば自ずと視線が行くのは当然で。わざわざ貴方の隣に座った彼は、黙々と作業をしているその姿をじっと凝視する。後輩の、名前だけを交換した仲の、貴方。凡そ知り合いという括りにも当てはまらぬその関係は正しく『先輩と後輩』であり、『他学年』『年上と年下』だ。 数分も経たずして、貴方が痺れを切らすのが早いか、彼がちょっかいをかけるのが早いか、そんな勝負は終わりを告げる。カラン、と静かにペンが落ちてしまったのだ。「 あ。」漏れた母音は何方のものか。彼はゆっくりとその長い手で拾い上げる。貴方に「どうぞ」と渡そうとする。それで会話をぷつりと途切れさせても良かったが、どうにも退屈だった。今日に至っては曇り空が、あの夢を見せてくれそうにもない。)……萩原さん、ちょっと休憩しよう。( 受け皿である手にペンを、と乗せたところで動きを止めて、彼は言った。貴方がうんか、はいか、YESか、そのまた肯定になるような表現をしない限り、ペンは貴方に返されないだろう。これは紛れようもなく、パワハラに近しい何かだった。)   (2022/5/12 07:23:36)

八木 椋夛/3/男( のっぺりとした雲に覆われた夕方、放課後のこと。彼は珍しく図書室に居座っていた。今日は部活があるのだが、それよりも先に委員会の仕事を務めなければならなかった。予め部活は遅れて行くと伝えているし、学校を優先するのは何も間違ったことではない。無いが、少し焦りのようなものを感じていた。無自覚にもそれ程真面目な部員なのだろう。と、世間一般では思われるかもしれないが、彼の場合は単なる『下心』でしか無い。恐ろしくも目で追ってしまう、〝あの子〟が居るからに過ぎなかった。 そんな浅はかで疚しい気持ちを抱えたまま図書委員の仕事をこなす。彼は毎年この委員会を選んでいるだけあって、こんな風にうつつを抜かすようなことがあれど、仕事作業は難なく進んでいた。─────とは言え、放課後の時間は長い。就業してから十数分程で彼は気が散漫になった。   (2022/5/12 07:23:13)

おしらせ八木 椋夛/3/男さん(iPhone 210.138.***.251)が入室しました♪  (2022/5/12 07:22:45)

おしらせ八牟礼 うい/3.♀さん(Android 153.252.***.8)が退室しました。  (2022/5/10 20:49:56)

八牟礼 うい/3.♀>一宮 もえぎくん   (2022/5/10 20:49:53)

八牟礼 うい/3.♀(思ったことをひとつ、ぽつりとこぼすだけ。彼女が他人と円滑にコミュニケーションがとれているときがあるとするならば、それは完全に相手の能力・裁量のもたらした産物である。ひとつ、ひとつとこぼした思考を、相手が丁寧に拾い集めてくれただけにすぎない。目の前のきみが返答に困ろうと、そんなの知る由もないのだ。 )……あ。飴入ってた。( 制服のシャツの胸ポケット、違和感。ごそごそとまさぐると、少しレトロな包装に包まれた透明な飴が姿を現した。『ハッカ飴』、もはやダサいまであるパッケージ。一度溶けてまた固まったのか、少しねばついているような気がしなくもないが、まあ、食べられるよ。「あげる。」……ういは食べないけど。嫌いだし。 「手え、出して。」貴方の服の肩らへんを、つまみあげるようにしてひっぱった。 )   (2022/5/10 20:48:00)

八牟礼 うい/3.♀気ぃ引こうとか、全然おもってないんだけど。ジイシキカジョーなんじゃないの( 「だいたい、ういが言い出したことなんだから、身を引くとかしないし。」「ばかじゃないの。」被害者のような顔で、いけしゃあしゃあと嘘をつく。もし目の前の男子生徒が彼女の身体に触れようとしたならば、身を引くどころか、暴言のひとつやふたつ、飛び出しただろうに。眠気に縁取られた甘い声のくせして、吐き出される言葉はどうにも刺々しい。こつん、とスマホを机に置き、椅子の背にもたれかかった。椅子からはみ出たつま先を、ぱたぱたと遊ばせる。横からふく風が、細い髪をさらう。埃の溜まったフローリングに、窓の桟のかたちをした影が浮かんでいる。膝に顔をうずめて、くあ、と小さく欠伸をした。 )……あったかい……( 絶望的に会話が下手くそだ。少女は、空気を読むということを知らなかった。空気が読めてたまるか。他人と同じものが見えるとは限らないのに。相手への気遣いなんてものも、知らなかった。)   (2022/5/10 20:46:59)

八牟礼 うい/3.♀こけてぃっしゅ( コケティッシュ。……苔ティッシュ?現代っ子らしからぬもったりとしたスピードで検索エンジンに入力。伸びた爪とスマホの画面がぶつかり、小気味いい音を立てた。ほんの気まぐれ。言語は共通しているはずの目の前のクラスメイトが、自分の知らない難しそうな言葉を使って会話を続けようとするのが、ほんの少し、気に入らなかったのだ。わかるように喋ってよ。……『コケティッシュ』『色っぽいさま。男の気を引こうとするさま』。「はあ?」、不機嫌そうに上靴を脱ぎ、椅子の上で三角座りのかたちで丸まった。この席の主が目の前の男子生徒であることを、覚えているのか、いないのか。ちなみに、上靴を脱ぐという行動に、せめてもの礼儀だ、とかそんな大層な理由はない。上靴汚いし、スカートの裾踏んじゃったら汚れちゃうし。椅子の足元には、身長のわりに小さめのサイズの────22.5と表記されている────やや汚れの目立つ上靴が転がっている。 )   (2022/5/10 20:45:37)

おしらせ八牟礼 うい/3.♀さん(Android 153.252.***.8)が入室しました♪  (2022/5/10 20:44:02)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone 133.206.***.96)  (2022/5/10 01:30:14)


更新時刻 04:29:06 | 過去ログ | ルーム管理 | 文字サイズ変更 初期値 縮小- 拡大+
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