ここは生まれながらにして能力を持つものと、持たないものが交差して生きている世界。
能力者はその能力を活かして、社会に貢献している。
けれど能力者は良い人だけでは無い。その力を悪に使う者も存在する。

【シェド＝ダリニクス】は、その社会に存在する組織、【シリア】のリーダーだ。

シリアはシェドが気に入り拾ってきた能力者が集い、過ごしているだけの組織。
目的は【居場所のない能力者が穏やかに過ごせる場所として提供】

シェドは瀕死の状態にある能力者が何か強い思いを抱いていた場合に、その能力者の元に現れ願いを聞き、気に入れば救済しそうでなければ相手にとどめを刺すことから、世間では「死神」と呼ばれている。(本人は知らない)
そこで気に入り、拾われた能力者は【シリア】に迎え入れられることになる。
シリアのアジトは山の中にあ。城のようなアジトである。とにかく広く、でかい。
セキュリティはばっちりで、登録された人間しか入れない。

一方で、シリアを良く思わない組織もいた。それは能力者を憎む者が集う【フェデルタ】という組織だ。フェデルタはリーダーである【ラルム＝グリノルド】に忠誠を誓い、そして能力者を憎む者が集まっている。出会い方は様々。アジトはシリアのアジトとは街を挟んで反対側の山に存在している。城のようなシリアのアジトとは対照的に、要塞のようなアジトである。広さは同等。目的は【シリアを破壊】