「妖刀の変な物語」の過去ログ
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2019年06月10日 06時07分 ~ 2019年11月17日 11時00分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています
妖刀無常 | > | 目と口はチャックらしきもので、どちらも閉じられている。 (2019/6/10 06:07:21) |
妖刀無常 | > | 彼女(彼?)の手には様々な小物が入った荷車がある、運び屋だろうか。 (2019/6/10 06:08:51) |
妖刀無常 | > | 何故か、その時。私は彼女だけを見ていた。 (2019/6/10 06:09:57) |
妖刀無常 | > | 周囲は、ただの背景にしか見えない。ぼやけている。 (2019/6/10 06:10:17) |
妖刀無常 | > | 帰るつもりだった会社も、ただの背景に見える。 (2019/6/10 06:10:44) |
妖刀無常 | > | なんなんだ、この気持ち。 (2019/6/10 06:11:00) |
妖刀無常 | > | もう数えきれない程長く生きてきたつもりだったが、こんな気持ちに陥った事はほとんど………いや、全くないと言っても過言では無いだろう。 (2019/6/10 06:11:53) |
妖刀無常 | > | 気が付けば、私は会社へ帰る事も忘れて、彼女に話しかけていた。 (2019/6/10 06:12:51) |
妖刀無常 | > | ヴィフト「あの、少し御時間宜しいでしょうか。」 (2019/6/10 06:13:29) |
妖刀無常 | > | 私が話しかけると、彼女は少しキョトンとするも、私をチャックで閉じた目で見上げ、言った。 (2019/6/10 06:14:46) |
妖刀無常 | > | チェキッキ「良いよ、なの!何かお話したいなの?」 (2019/6/10 06:16:00) |
妖刀無常 | > | その時の彼女の笑顔は、もう絶対に忘れたくない。 (2019/6/10 06:16:30) |
妖刀無常 | > | _____そして、これが私と『チェキ』の出会いだった。 (2019/6/10 06:17:08) |
妖刀無常 | > | 【END】 (2019/6/10 06:17:16) |
妖刀無常 | > | チェキッキって誰やねん…((誤字め貴様後世まで呪ってやらぁ…(( (2019/6/10 06:17:57) |
妖刀無常 | > | うわああぁ…意味不明な出会いですまんよはなああああぁぁぁ…!!(悲痛な叫び)誤字すまんんんんんんんん!!!(死亡) (2019/6/10 06:18:49) |
おしらせ | > | 妖刀無常さんが退室しました。 (2019/6/10 06:18:55) |
おしらせ | > | 守護神ムスラさんが入室しました♪ (2019/6/17 21:33:23) |
守護神ムスラ | > | 【話題が無い時はとりあえず過去小説書けば言いってじっちゃんが言ってた。】 (2019/6/17 21:34:33) |
守護神ムスラ | > | 私がこのワンダー王国に来たのは…うーん、何時だったかな? (2019/6/17 21:35:11) |
守護神ムスラ | > | 多分、私より前に宝石人間はここにいなかったと思う。 (2019/6/17 21:35:47) |
守護神ムスラ | > | そんくらい昔。 (2019/6/17 21:35:56) |
守護神ムスラ | > | 私はただ単に普通にこの空間で生きていた。 (2019/6/17 21:36:22) |
守護神ムスラ | > | ここはちょっと不思議な場所だ。 (2019/6/17 21:36:34) |
守護神ムスラ | > | 『宝石の町』 (2019/6/17 21:36:43) |
守護神ムスラ | > | 世界が他と少し別れている。 (2019/6/17 21:37:11) |
守護神ムスラ | > | 何て言うんだろ。なーんか、感じが違うんだよね。 (2019/6/17 21:37:12) |
守護神ムスラ | > | 今はアートタウンとして他の町と合併したから、そんな異空間って感じはなくなったけど。 (2019/6/17 21:38:05) |
守護神ムスラ | > | だから私がここに来たのは、2年前。 (2019/6/17 21:38:28) |
守護神ムスラ | > | (親襲来こっわ…)(( (2019/6/17 21:42:55) |
守護神ムスラ | > | それまでは、特に仕事もせずにダラダラ過ごしていた。 (2019/6/17 21:43:26) |
守護神ムスラ | > | 宝石鑑定士とかを始めたのも、実は結構最近なのさ。 (2019/6/17 21:44:05) |
守護神ムスラ | > | でも、今まで生まれてきた宝石人間達の世話をまあちょくちょくしてきた事もあり、鉱物の知識はかなりある。 (2019/6/17 21:44:52) |
守護神ムスラ | > | やっぱり長生きしてると良いこともあるねえ(笑) (2019/6/17 21:45:26) |
守護神ムスラ | > | ま、とりあえずそんな私の面白味に欠けた生活の中で、結構問題になった事でもあげてみようかね。 (2019/6/17 21:46:02) |
守護神ムスラ | > | (2019/6/17 21:46:09) |
守護神ムスラ | > | 私がまだ若い頃の話かな。 (2019/6/17 21:46:23) |
守護神ムスラ | > | 興味本意で他の町に出向いてみたんだよ。 (2019/6/17 21:47:17) |
守護神ムスラ | > | その時、まだこの『宝石の町』は『メア王国』という国の支配下にあった。 (2019/6/17 21:47:45) |
守護神ムスラ | > | だから、他の町に出てから私は驚愕したよ。 (2019/6/17 21:48:27) |
守護神ムスラ | > | どうやらこの国には『ナイトメア』と呼ばれる国王によりなんやらかんやらされた変なのが沢山いてね。 (2019/6/17 21:49:02) |
守護神ムスラ | > | 宝石人間とはまた違う冷たさをするそいつらに、私は絡まれてしまった訳さ。 (2019/6/17 21:49:34) |
守護神ムスラ | > | 「オ前、見ナイ顔ダナ。何処カラ来タンダ。」 (2019/6/17 21:50:16) |
守護神ムスラ | > | 浮村「どこって…宝石の町からですけど…」 (2019/6/17 21:50:39) |
守護神ムスラ | > | 私はまだそん時は(今ではもう想像もつかないとよく言われるが)純粋だったもんで、そいつがナンパ目的で私に声をかけてきたとは知らなかった。 (2019/6/17 21:51:25) |
守護神ムスラ | > | あ、ちなみにこのナイトメアさん。こんな口調ですが女だったらしいです。いやー、女子からのナンパとは、勇気あるねえ、そういう娘はタイプだy…と、話を戻そう。 (2019/6/17 21:52:18) |
守護神ムスラ | > | 「宝石ノ町…トイウコトハオ前、宝石人間カ。」 (2019/6/17 21:53:39) |
守護神ムスラ | > | ナイトメアは興味深げに私の宝石で出来た身体を見る。 (2019/6/17 21:54:13) |
守護神ムスラ | > | 浮村「……?はい、そうですけど…それがどうかしましたか。」 (2019/6/17 21:54:32) |
守護神ムスラ | > | 私が不思議そうに問いかけると、ナイトメアは少し間を置いた後、私をとあるカフェへとつれていった。 (2019/6/17 21:55:13) |
守護神ムスラ | > | そこからはいろいろとお喋りしたり、何故かナンパテクを教わったり、好きなものを語り合ったりと楽しいことをした。 (2019/6/17 21:55:49) |
守護神ムスラ | > | メア王国で被害を受けた皆からは、ナイトメアは悪いやつだー!って言うのもいるらしいけど、私はそうでもないと思う。 (2019/6/17 21:56:38) |
守護神ムスラ | > | ま、それは今回の事が原因でもあるし、今現在、私達の国にいるナイトメアちゃん達、すっごくかわいい子揃いなんだもん。マジ可愛いナンパしたi (2019/6/17 21:57:32) |
守護神ムスラ | > | さてと、その帰りの事さ。 (2019/6/17 21:58:17) |
守護神ムスラ | > | 「アア、全然良インダヨ、私ハイツデモ大歓迎サ。」 (2019/6/17 22:00:11) |
守護神ムスラ | > | 私が、また話に来ても良いかとナイトメアに聞くと、ナイトメアは快くOKしてくれた。 (2019/6/17 22:00:56) |
守護神ムスラ | > | 浮村「ありがとうございます…!それではまた何処か…で…」 (2019/6/17 22:01:17) |
守護神ムスラ | > | 私がいいかけた途端、つい先程まで話していた人物は何者かに撃たれていた。 (2019/6/17 22:01:44) |
守護神ムスラ | > | しかも、当時は何かわかんなかったけど_____銃で。 (2019/6/17 22:02:06) |
守護神ムスラ | > | 「あっちゃー、一発でやっちゃったなー。もう少し苦しませたかったのに。」 (2019/6/17 22:02:46) |
守護神ムスラ | > | ナイトメアを撃ったのは、まだまだ若い、少年だった。 (2019/6/17 22:03:19) |
守護神ムスラ | > | 浮村「き、君…何てこと…してんのさ…」 (2019/6/17 22:03:42) |
守護神ムスラ | > | (ごめんなさい、やっぱり撃ったのおっさんです(( (2019/6/17 22:04:06) |
守護神ムスラ | > | 私は口をパクパクさせながら、おっさんの方に話しかける。 (2019/6/17 22:04:33) |
守護神ムスラ | > | 「何って、ナイトメアからあんたを救ってやったんじゃないか。感謝しろよな。」 (2019/6/17 22:06:23) |
守護神ムスラ | > | おっさんが言った言葉に、私の頭の中で『何か』が音を立てて砕けた。 (2019/6/17 22:06:56) |
守護神ムスラ | > | 気が付いたら、私はそのおっさんの頭を潰していた。 (2019/6/17 22:07:30) |
守護神ムスラ | > | 上から殴って潰したんじゃない。 (2019/6/17 22:07:44) |
守護神ムスラ | > | 手に握力を込めて、手で林檎を潰すように。 (2019/6/17 22:08:13) |
守護神ムスラ | > | その男の頭蓋骨と脳みそを粉砕してやった。 (2019/6/17 22:08:33) |
守護神ムスラ | > | その時、私は初めて『モノ』を食べた。 (2019/6/17 22:08:50) |
守護神ムスラ | > | 変な味で、もう二度と食べたくないとは思ったさ。 (2019/6/17 22:09:09) |
守護神ムスラ | > | 今で表すと、血の味だね。 (2019/6/17 22:09:26) |
守護神ムスラ | > | そん時は本当に無知だったから、なんにもわからなかった。 (2019/6/17 22:09:50) |
守護神ムスラ | > | アメちゃんやクルス君やまつりちゃん達にいろいろと教えてもらったから、今の私はやっと家事ができるようになったんだと思う。 (2019/6/17 22:10:31) |
守護神ムスラ | > | その後、町に帰ってきた私は、他の住民達に多大な迷惑をかける事になっちまったんだけど、まあ気にしない。遠い昔の事だしね。 (2019/6/17 22:11:27) |
守護神ムスラ | > | (2019/6/17 22:11:36) |
守護神ムスラ | > | それから数十…数百…下手したら何千年も後の事。 (2019/6/17 22:12:58) |
守護神ムスラ | > | 私は何時ものように道端の若人をナンパしては断られを繰り返していた。 (2019/6/17 22:13:35) |
守護神ムスラ | > | その時、私は見つけたんだ。 (2019/6/17 22:13:58) |
守護神ムスラ | > | 凛とした黒い髪に、小動物のようにクリッとした目、そしてフード越しでもわかる猫耳… (2019/6/17 22:14:55) |
守護神ムスラ | > | 偶然ナンパした相手が、とんでもなくドストライクな子だった。 (2019/6/17 22:15:24) |
守護神ムスラ | > | けど、その子がこっから先、私の人生…いや、『石生』において重要な人物になる事に、私はまだ気づいていなかった。 (2019/6/17 22:16:36) |
守護神ムスラ | > | 全く、運命の女神様とやらはいつも突然やってくださるなぁ… (2019/6/17 22:17:02) |
守護神ムスラ | > | 【END】 (2019/6/17 22:17:10) |
おしらせ | > | 守護神ムスラさんが退室しました。 (2019/6/17 22:17:17) |
おしらせ | > | ペンギコング(刀)さんが入室しました♪ (2019/6/22 20:03:38) |
ペンギコング(刀) | > | 【恐い、人間の本当の恐怖を合間見る人生でした。】 (2019/6/22 20:04:25) |
ペンギコング(刀) | > | 拝啓、あなたへ。 (2019/6/22 20:04:40) |
ペンギコング(刀) | > | この手紙を読んでいる…ということは無事に姉上から受け取ったってことだね。 (2019/6/22 20:05:30) |
ペンギコング(刀) | > | ビックリするでしょ。普段はもっと個性ある感じ?のしゃべり方だったりするし。 (2019/6/22 20:06:04) |
ペンギコング(刀) | > | やっぱり、手紙だと流石に口調とか一人称だとかをこう…字に表すって難しいから…こういうスタイルで書いていくよ。 (2019/6/22 20:07:21) |
ペンギコング(刀) | > | ここに記すのは、私が昔に体験したこと。 (2019/6/22 20:08:27) |
ペンギコング(刀) | > | もしかしたら、姉上の言った「誰かに記憶を作られた」っていうやつかもしれないけど、まあ気にしないで。 (2019/6/22 20:09:22) |
ペンギコング(刀) | > | 私がまだ子供の頃…普通の人間だった時。 (2019/6/22 20:09:43) |
ペンギコング(刀) | > | 国が違う…いや、この世界じゃない、何処かの世界かもしれない。 (2019/6/22 20:10:10) |
ペンギコング(刀) | > | そんな昔話。 (2019/6/22 20:10:30) |
ペンギコング(刀) | > | (2019/6/22 20:10:37) |
ペンギコング(刀) | > | デルの家族は、『転勤族』っていう種の人間でした。 (2019/6/22 20:12:08) |
ペンギコング(刀) | > | お母さんの仕事場が変わる度に引っ越して、学校も一年足らずに変わることがほとんどです。 (2019/6/22 20:12:48) |
ペンギコング(刀) | > | そんな、デル____自分は、ある日とある小学校へ転入しました。 (2019/6/22 20:14:15) |
ペンギコング(刀) | > | 「じ、自分の名前は___っで、です…!ど、どうぞよろしくおねがいしましゅ…」 (2019/6/22 20:14:51) |
ペンギコング(刀) | > | モジモジしながら、声も小さいしだんだんと掠れていく上、最後に思いきり噛んでしまいました。 (2019/6/22 20:15:39) |
ペンギコング(刀) | > | それを見た皆は、まるで品定めをするように自分の表情や身体をジッと見つめてきます。 (2019/6/22 20:16:33) |
ペンギコング(刀) | > | 自分は教室の端っこの窓際の一人席に座っていました。 (2019/6/22 20:17:13) |
ペンギコング(刀) | > | 最初のうちは皆興味深そうに自分に話しかけてきましたが、自分が何も返せないでいると皆関心を喪い日が経つと共に自分の傍からだんだんといなくなりました。 (2019/6/22 20:18:57) |
ペンギコング(刀) | > | この学校に来てから暫くして、自分は『虐められている。』事に気付きました。 (2019/6/22 20:19:49) |
ペンギコング(刀) | > | それは、自分が同級生に話しかけようとするとまるで自分を避けるようにすぐ何処かへ行ってしまう事で気付きました。 (2019/6/22 20:20:43) |
ペンギコング(刀) | > | 1、2回程度ではまだ気のせいかくらいだと思いますが、それが5回、10回となるとどうでしょう。 (2019/6/22 20:21:26) |
ペンギコング(刀) | > | 自分は誰にも相手にされなくなりました。 (2019/6/22 20:21:47) |
ペンギコング(刀) | > | 危害を加えられる事は無いのはまあ良いことですが…こうも無視をされるのもなかなか答えるものです。 (2019/6/22 20:22:34) |
ペンギコング(刀) | > | 授業中で班になるときですら、自分はまるでいないもののように扱われました。 (2019/6/22 20:23:10) |
ペンギコング(刀) | > | まるで透明人間か幽霊のようです。 (2019/6/22 20:23:28) |
ペンギコング(刀) | > | 自分には父、母、姉の家族がいましたが、心配をかけたくなかったので言いませんでした。 (2019/6/22 20:24:06) |
ペンギコング(刀) | > | 自分の姉は、自分と違ってすぐに周りと仲良くなれる人です。 (2019/6/22 20:24:46) |
ペンギコング(刀) | > | 姉の通う中学校ではちょっとした『問題児』だそうですが、自分にとってはコミュニケーション能力のある直ぐに友達の作れる人だと思っています。 (2019/6/22 20:25:58) |
ペンギコング(刀) | > | それと売って変わって自分は、家では普通に笑ったり感情を表現できるのに、学校だとそれが全くできず、人に話しかけるのも苦手な子でした。 (2019/6/22 20:26:51) |
ペンギコング(刀) | > | それが禍したのでしょう。 (2019/6/22 20:28:43) |
ペンギコング(刀) | > | 彼らは誰にもわからない、最凶最悪のいじめの仕方をしてきたのです。 (2019/6/22 20:29:14) |
ペンギコング(刀) | > | 自分は家族や知人に問題をかけるのがとにかく嫌な人種だったので、先生にも相談しませんでした。 (2019/6/22 20:29:58) |
ペンギコング(刀) | > | 『いじめ相談』の先生にも、面倒事になるのと、この人達に迷惑をかけたくないという理由からやりませんでした。 (2019/6/22 20:30:38) |
ペンギコング(刀) | > | それに、いつかお母さんの転勤が決まればまた別の学校へ行ける… (2019/6/22 20:31:09) |
ペンギコング(刀) | > | そう、思っていました。 (2019/6/22 20:31:09) |
ペンギコング(刀) | > | 思ってしまったのです。 (2019/6/22 20:31:19) |
ペンギコング(刀) | > | 母「はぁー…ようやくちゃんと定着した仕事場が見つかったわー」 (2019/6/22 20:32:08) |
ペンギコング(刀) | > | お母さんのその独り言を聞いた瞬間、自分はまるで地面に叩きつけられたような絶望的な思いになりました。 (2019/6/22 20:32:54) |
ペンギコング(刀) | > | 自分はこれからもまるで幽霊のように扱われ続けられるのかと思うと心臓がバクバクと速くなり、背筋にゾクゾクとした嫌な感じが走りました。 (2019/6/22 20:34:07) |
ペンギコング(刀) | > | (2019/6/22 20:34:34) |
ペンギコング(刀) | > | ここへ来てから一年経ちました。 (2019/6/22 20:34:50) |
ペンギコング(刀) | > | 自分は少し成長し、姉も中学二年生になりました。 (2019/6/22 20:35:24) |
ペンギコング(刀) | > | 自分の学校にはクラス変えというものが無かったので……それに、他のクラスの人に話しかけても結局反応してくれる人は誰一人いなかったので相変わらずいじめは続行されていました。 (2019/6/22 20:36:29) |
ペンギコング(刀) | > | 自分はいまだに馴れる事も出来ず、恐々と彼らをずっと遠目で眺めています。 (2019/6/22 20:37:06) |
ペンギコング(刀) | > | 他の人達と話すときはとても楽しそうなのに、自分が話しかけようとすると自分から必ず目をそらしてそそくさと行ってしまいます。 (2019/6/22 20:38:06) |
ペンギコング(刀) | > | あの目が自分へ向けられる時は、きっとないのでしょう。 (2019/6/22 20:38:49) |
ペンギコング(刀) | > | 運動会をした時も、自分がバトンを渡そうとした時に手を滑らせてしまった際、相手は何も言わなかったものの、自分の事を嘲笑うような目で見てきました。 (2019/6/22 20:40:11) |
ペンギコング(刀) | > | その、自分の事を唯一見てきた目すら、怖くて自分の頭から離れません。 (2019/6/22 20:40:39) |
ペンギコング(刀) | > | (2019/6/22 20:40:58) |
ペンギコング(刀) | > | ある休日。 (2019/6/22 20:41:10) |
ペンギコング(刀) | > | 自分は姉と共に家へ帰っていました。 (2019/6/22 20:41:25) |
ペンギコング(刀) | > | その日は丁度姉の体育祭の日で、父母は共に用事で先に帰ってしまっていたので、自分が姉と帰ることになったのです。 (2019/6/22 20:42:33) |
ペンギコング(刀) | > | 「はぁ…疲れたー。早く家に帰ってダラダラしたーい!」 (2019/6/22 20:42:59) |
ペンギコング(刀) | > | そう言う姉を「家にアイスがあるから一緒に食べよ。」と言って姉のいる後ろを向きながら歩いていました。 (2019/6/22 20:45:19) |
ペンギコング(刀) | > | だから、気づかなかったのでしょう。 (2019/6/22 20:45:31) |
ペンギコング(刀) | > | 急に、姉が此方を見て固まりました。 (2019/6/22 20:46:29) |
ペンギコング(刀) | > | 「___________ッ!!!」 (2019/6/22 20:46:52) |
ペンギコング(刀) | > | 姉がその時、何か叫んだのですが自分にはその時の言葉がどのようなものか聴こえませんでした。 (2019/6/22 20:47:31) |
ペンギコング(刀) | > | 気付いた時には、自分の真横から圧迫感を感じました。 (2019/6/22 20:49:02) |
ペンギコング(刀) | > | 自分は、列車にはねられていたのです。 (2019/6/22 20:49:24) |
ペンギコング(刀) | > | それに気付いたのは追突してから数分後のようでしたが、実際は数秒もかからなかったでしょう。 (2019/6/22 20:50:00) |
ペンギコング(刀) | > | 自分の体まるで夢の中にいる時のように感覚がありませんでした。 (2019/6/22 20:51:07) |
ペンギコング(刀) | > | すべてが、ゆっくりに見えました。 (2019/6/22 20:51:39) |
ペンギコング(刀) | > | 自分が今まで送ってきた人生が、見えました。 (2019/6/22 20:52:02) |
ペンギコング(刀) | > | そして、未来が_______見えました。 (2019/6/22 20:52:20) |
ペンギコング(刀) | > | ショートカットの少年のような姉がコンビニでお弁当を買ってる姿。 (2019/6/22 20:52:56) |
ペンギコング(刀) | > | 姉に働きなさいと怒る老けたお母さん。 (2019/6/22 20:53:22) |
ペンギコング(刀) | > | 病院のベッドで眠るお父さん。 (2019/6/22 20:54:24) |
ペンギコング(刀) | > | ____その、未来の姉が死ぬ瞬間も見えました。 (2019/6/22 20:54:53) |
ペンギコング(刀) | > | 姉のすぐそばで、爆発が起きたのです。 (2019/6/22 20:55:26) |
ペンギコング(刀) | > | 姉は真っ黒焦げになった状態でした。 (2019/6/22 20:56:00) |
ペンギコング(刀) | > | まるで、闇のように真っ黒。 (2019/6/22 20:56:00) |
ペンギコング(刀) | > | それを最後に、自分の視界は闇に包まれました。 (2019/6/22 20:56:34) |
おしらせ | > | ペンギコング(刀)さんが退室しました。 (2019/6/22 20:56:37) |
おしらせ | > | ペンギコング(刀)さんが入室しました♪ (2019/6/23 09:51:18) |
ペンギコング(刀) | > | _____これからまた暫く話が続くんだけど、今回はこれでお仕舞い。 (2019/6/23 09:52:17) |
ペンギコング(刀) | > | 良かったら、今度はあなたの昔の事も聞きたいな。 (2019/6/23 09:52:51) |
ペンギコング(刀) | > | では、またね。 (2019/6/23 09:53:21) |
ペンギコング(刀) | > | (2019/6/23 09:54:01) |
ペンギコング(刀) | > | あなたを大切にしているものより (2019/6/23 09:54:01) |
ペンギコング(刀) | > | 【END】 (2019/6/23 09:54:14) |
おしらせ | > | ペンギコング(刀)さんが退室しました。 (2019/6/23 09:54:24) |
おしらせ | > | 第五むらまさんが入室しました♪ (2019/6/25 21:43:00) |
第五むらま | > | 【前日談(プロローグ)】 (2019/6/25 21:43:47) |
第五むらま | > | 「おいっ!この拘束を解きやがれこんのクソ猫野郎!」 (2019/6/25 21:44:47) |
第五むらま | > | やけに口煩い扇風機の声で私は後ろを振り向いた。 (2019/6/25 21:45:21) |
第五むらま | > | 浮猫「やあやあ扇風機さん、どうしたんだいそんなに怒って」 (2019/6/25 21:45:48) |
第五むらま | > | 「しらばっくれんなよこのやろー…テメーが私を拘束したんだろうが!?あぁ!?」 (2019/6/25 21:46:31) |
第五むらま | > | 私の目の前にいる扇風機頭の女は、私が施した鉄製の椅子の上で逃げようとガタガタ音をたてている。 (2019/6/25 21:47:44) |
第五むらま | > | 煩わしいったらこの上ないけど仕方ない。彼女の性格だとそりゃ逃げようとするだろう。 (2019/6/25 21:48:16) |
第五むらま | > | 浮猫「ま、別にいーじゃん。ってか、君が大人しく私について来ていればこんな事にはならなかったんだよ?扇風機女。」 (2019/6/25 21:49:17) |
第五むらま | > | 「知るかよ、そんなん聞いてはいそーですとか私が言うとでも思ってんのかよ!?ってか、テメーが連れていこうとするところはロクでもねーところばっかじゃないか。」 (2019/6/25 21:50:46) |
第五むらま | > | な、私が連れていく場所はそんなセンスないところばっかか!?いや、でも今回は自信あるんだけどなー… (2019/6/25 21:51:45) |
第五むらま | > | 浮猫「性格的に他の人とあまり仲良くなれなさそうだし、見た目も難あり…それに水族館とも被るからかなり改良せないかんな…」 (2019/6/25 21:52:33) |
第五むらま | > | 「おま、言ってること思ってることが逆だぞ…」 (2019/6/25 21:52:57) |
第五むらま | > | あら、こりゃ失礼。 (2019/6/25 21:53:12) |
第五むらま | > | ま、とりあえず扇風機さんは大幅な設定変換をしなきゃいけないね。このままだと本当に、誰ともふれあえなさそうだし。 (2019/6/25 21:53:52) |
第五むらま | > | 浮猫「安心しなよ。今回君を連れていくところは本当に良いところだし、それに……… (2019/6/25 21:54:36) |
第五むらま | > | 『君の過去』にも大きく携わるからね」 (2019/6/25 21:54:57) |
第五むらま | > | 扇風機さんが何か言いたげな表情をしていたが、それをガン無視して手元のスイッチを押す。 (2019/6/25 21:55:41) |
第五むらま | > | 「ガ、ァァアアアアアアアアアッッッ!?」 (2019/6/25 21:57:12) |
第五むらま | > | すると彼女を雷のようなものが襲い、真っ黒焦げになった後、一人の女性が焦げの中から姿を表した。 (2019/6/25 21:58:08) |
第五むらま | > | 灰色の髪、白く光の無い目、地味に似合う赤縁のメガネ… (2019/6/25 21:58:48) |
第五むらま | > | 浮猫「っし、『ヴィフト』かんせーい!」 (2019/6/25 21:59:05) |
第五むらま | > | 私は目を開いたまま気絶している扇風機さん___もとい『ヴィフト』を担いで、とある空間へと手を伸ばした。 (2019/6/25 21:59:51) |
第五むらま | > | 浮猫「んじゃいくべ!待ってろよチェキちゃん!!!」 (2019/6/25 22:00:10) |
第五むらま | > | いざ、変な国『ワンダー王国』へ!! (2019/6/25 22:00:28) |
第五むらま | > | 【END】 (2019/6/25 22:00:35) |
おしらせ | > | 第五むらまさんが退室しました。 (2019/6/25 22:00:40) |
おしらせ | > | むらまさびさんが入室しました♪ (2019/6/29 15:37:40) |
むらまさび | > | 【私の初めての日】 (2019/6/29 15:38:20) |
むらまさび | > | 私がこの国に来て、数日が経ちました。 (2019/6/29 15:38:48) |
むらまさび | > | お母様方は元気でしょうか。 (2019/6/29 15:38:59) |
むらまさび | > | 私はリュウセイお兄様の家で元気に過ごしています。 (2019/6/29 15:39:30) |
むらまさび | > | あの、突然…と言ったら突然なのですが… (2019/6/29 15:40:51) |
むらまさび | > | 私、恋人が出来たのです。 (2019/6/29 15:41:05) |
むらまさび | > | 真っ黒で私が元々住んでいた海の中では見ないような鱗や粘膜で覆われた質感ではなく、もふもふとした尾がついた男の子なのです。 (2019/6/29 15:42:18) |
むらまさび | > | (2019/6/29 15:42:46) |
むらまさび | > | サクラ「お兄様!それではいってきます!」 (2019/6/29 15:43:54) |
むらまさび | > | リュウセイ「おー。変なおじさんとか宝石の白パーカーの奴には気をつけろよー。」 (2019/6/29 15:45:03) |
むらまさび | > | 私はお兄様に言い、家を出ました。 (2019/6/29 15:45:40) |
むらまさび | > | 私はほぼ毎日、ポッコリィと呼ばれる学び舎へ様々な事を学びに行きます。 (2019/6/29 15:47:41) |
むらまさび | > | そこまで私の家はそこそこ遠いので、毎日電車と呼ばれるものを使い登校しています。 (2019/6/29 15:49:04) |
むらまさび | > | サクラ「すみません、失礼致します…!」 (2019/6/29 15:49:28) |
むらまさび | > | たくさんの人が乗るので、なかなか身動きが取れないのですが、次の人が乗れるように基本車内の中心の方へ向かいます。 (2019/6/29 15:50:29) |
むらまさび | > | サクラ「うわっ!?」 (2019/6/29 15:50:41) |
むらまさび | > | 今日もいつも通り行こうとしたら、誰かの足に躓いて転びそうになってしまいました。 (2019/6/29 15:51:28) |
むらまさび | > | その時です。 (2019/6/29 15:51:33) |
むらまさび | > | サクラ「きゃっ…?」 (2019/6/29 15:51:54) |
むらまさび | > | 私の体をふさふさな何かが倒れるのを防いでくれたのです。 (2019/6/29 15:52:28) |
むらまさび | > | 何事かと思い上を見上げると、黒い髪の毛に不思議な耳を持つ少年がいました。 (2019/6/29 15:53:07) |
むらまさび | > | 「…………大丈夫?」 (2019/6/29 15:53:32) |
むらまさび | > | 彼は、振り向いて私の顔を覗き込みました (2019/6/29 15:55:20) |
むらまさび | > | 私は、何も言わずに口を半開きにしながら、彼の顔をじっと見ていました。 (2019/6/29 15:56:23) |
むらまさび | > | どうしてでしょう。 (2019/6/29 15:56:28) |
むらまさび | > | まるで、彼の瞳は黒い真珠のようで、見ているとずっと見ていると心を吸われてしまいそうに感じました。 (2019/6/29 15:57:19) |
むらまさび | > | 「…僕の顔に何か…ついてる……?」 (2019/6/29 15:57:47) |
むらまさび | > | 彼が無表情ながらも、美しいと感じさせるその昔持っていたお人形のような顔で、小首を傾げました。 (2019/6/29 15:59:01) |
むらまさび | > | サクラ「な、なんでもありません…!」 (2019/6/29 15:59:17) |
むらまさび | > | 何故か声が裏返ってしまいました。 (2019/6/29 15:59:31) |
むらまさび | > | 慌てて顔を逸らしますが、彼は変わらずキョトンとしていますり (2019/6/29 16:00:14) |
むらまさび | > | (りぃぃぃいいいい!?(( (2019/6/29 16:00:29) |
むらまさび | > | サクラ「あ、その…あ、ありがとぅございます…」 (2019/6/29 16:01:14) |
むらまさび | > | 頬が熱くなるのがわかりました。 (2019/6/29 16:01:27) |
むらまさび | > | まともに彼の顔が見られません。 (2019/6/29 16:01:48) |
むらまさび | > | 心臓がバクバクと大きな音を鳴らします。 (2019/6/29 16:02:35) |
むらまさび | > | (2019/6/29 16:02:41) |
むらまさび | > | そうこうしている間に、私の降りる駅に着いてしまいました。 (2019/6/29 16:03:00) |
むらまさび | > | サクラ「あ、ごめんなさい…私もうそろそろ降りなくては…」 (2019/6/29 16:03:27) |
むらまさび | > | どうして、初対面の人にこのように言ってしまうのかわからなかったです。 (2019/6/29 16:03:57) |
むらまさび | > | 「そうなの…じゃあね……」 (2019/6/29 16:04:18) |
むらまさび | > | 初対面である私にも、彼はそう返してくれました。 (2019/6/29 16:04:41) |
むらまさび | > | 私は出口の方へ向かうのですが、その時、どうしても言わなければいけないような気がすることがある事に気づきました。 (2019/6/29 16:05:41) |
むらまさび | > | サクラ「あの……っ!また、ここで会えますでしょうか……!」 (2019/6/29 16:06:01) |
むらまさび | > | 私は彼に問いかけます。 (2019/6/29 16:06:16) |
むらまさび | > | 多分、なかなか必死な形相で。 (2019/6/29 16:06:32) |
むらまさび | > | 「…………?………うん…」 (2019/6/29 16:06:47) |
むらまさび | > | 彼は一瞬考え込んだあと、コクリと頷きました。 (2019/6/29 16:07:16) |
むらまさび | > | サクラ「…………ッ!!」 (2019/6/29 16:07:31) |
むらまさび | > | そう聞くと心に温かいものが満ちました。 (2019/6/29 16:08:06) |
むらまさび | > | ドアが、開きました。 (2019/6/29 16:08:21) |
むらまさび | > | サクラ「あの、それではまた…!」 (2019/6/29 16:08:52) |
むらまさび | > | 私は手を振りました。 (2019/6/29 16:09:14) |
むらまさび | > | 彼も、手を振ってくれました。 (2019/6/29 16:09:30) |
むらまさび | > | こんな気持ちになったのは初めてです。 (2019/6/29 16:09:40) |
むらまさび | > | 【END】 (2019/6/29 16:10:05) |
むらまさび | > | うわぁぁぁああああごめんなさいぃぃいいいいいいい!!! (2019/6/29 16:10:23) |
おしらせ | > | むらまさびさんが退室しました。 (2019/6/29 16:10:27) |
おしらせ | > | むらまさびさんが入室しました♪ (2019/6/29 18:30:08) |
むらまさび | > | 【学パロその1】 (2019/6/29 18:31:00) |
むらまさび | > | 俺は、ハクに呼び出されて階段付近へと来た。 (2019/6/29 18:32:04) |
むらまさび | > | 俺達の学校は他学年のフロアに行くことは禁止されているから校内で歳の違う者が会話することができるのは部活動場所か階段付近だけなのである。 (2019/6/29 18:33:23) |
むらまさび | > | マイク「で、俺を呼び出して…何か用か…?」 (2019/6/29 18:33:46) |
むらまさび | > | ハク「あの…マイク…良かったらさ、あの…アボット先輩っているよね。その子に好きな物とか、そういうの聞いて欲しいんだ。」 (2019/6/29 18:34:51) |
むらまさび | > | そう言われて、一瞬目が点になった。 (2019/6/29 18:35:19) |
むらまさび | > | マイク「どうして俺が聞くんだ…?自分で聞く方が早く聞き出せると思うんだが……」 (2019/6/29 18:36:37) |
むらまさび | > | 俺がそう言うと、ハクは顔を少し赤くさせて「マイクは乙女心がわかってないね~」と言われたから、お前男だろ…と返しておいた。 (2019/6/29 18:37:38) |
むらまさび | > | (2019/6/29 18:37:46) |
むらまさび | > | マイク「ディーアンシー…少し聞きたいことがあるんだが…」 (2019/6/29 18:38:26) |
むらまさび | > | ハクに頼まれたその日に、俺はディーアンシーに聞きに行った。 (2019/6/29 18:39:18) |
むらまさび | > | ディーアンシーにハクの事を伝えると、彼女は少し考えた後にこう答えた。 (2019/6/29 18:40:13) |
むらまさび | > | ディーア「うーん…基本なんでも好きだけど…そうね、フルーツケーキとか好きよ。」 (2019/6/29 18:41:49) |
むらまさび | > | ディーアンシーはニコリと微笑み、「あと、クッキーなんかも好きだわね」と付け加えた。 (2019/6/29 18:42:59) |
むらまさび | > | マイク「ん…ありがとな、ディーアンシー…」 (2019/6/29 18:43:29) |
むらまさび | > | 俺は彼女に礼を言うと彼女の席を後にした。 (2019/6/29 18:44:00) |
むらまさび | > | (2019/6/29 18:44:55) |
むらまさび | > | マイク「…………らしいぞ。」 (2019/6/29 18:45:12) |
むらまさび | > | 俺が言うとハクはうーんと唸りながら考え事をしていた。 (2019/6/29 18:45:39) |
むらまさび | > | マイク「どうしたんだ…?」 (2019/6/29 18:46:00) |
むらまさび | > | ハク「いや、ちょっと僕にとってはなかなか作るの難しいかなー……って。」 (2019/6/29 18:46:43) |
むらまさび | > | ハクはにへと笑いながら顔を上げた。 (2019/6/29 18:47:06) |
むらまさび | > | マイク「なんだ、作ろうとしてるのか…それなら俺も手伝…」 (2019/6/29 18:47:29) |
むらまさび | > | ハク「あー!いいの!!マイクは手伝わないで!!僕は自分の力だけで作りたいの!れ」 (2019/6/29 18:48:14) |
むらまさび | > | (れ………!!) (2019/6/29 18:48:29) |
むらまさび | > | 俺が全て言い終える前にハクは俺の言葉を遮る。 (2019/6/29 18:49:04) |
むらまさび | > | マイク「………なら手は出さないが……お前だけだと少し不安だからせめて様子見だけはさせてくれ……」 (2019/6/29 18:49:54) |
むらまさび | > | こいつに料理をさせるとカレーは味噌汁になるしパスタは何故かうどんになるしであてにできないからな… (2019/6/29 18:51:23) |
むらまさび | > | (2019/6/29 18:51:26) |
むらまさび | > | (2019/6/29 18:51:27) |
むらまさび | > | マイク「………………どうやったらこうなる……」 (2019/6/29 18:51:43) |
むらまさび | > | ハク「あ、ははは……」 (2019/6/29 18:51:56) |
むらまさび | > | 時々助言を挟みながらやったのに、ハクの出来栄えはなかなか酷い事になっていた。 (2019/6/29 18:52:31) |
むらまさび | > | フルーツケーキには何故か抹茶クリームや小豆が大量に使われており、これではフルーツケーキと言うより和風ケーキだ。 (2019/6/29 18:53:48) |
むらまさび | > | クッキーも何故かハクは小麦粉を使わずに餅米を使って煎餅みたいなお菓子を作りやがったし… (2019/6/29 18:54:32) |
むらまさび | > | やっぱりハク1人に料理をさせるのはダメだなと改めて理解した。 (2019/6/29 18:54:54) |
むらまさび | > | マイク「で、これどうするんだ………」 (2019/6/29 18:55:07) |
むらまさび | > | 俺が指摘するとハクは冷や汗をタラタラと流しながらも (2019/6/29 18:55:25) |
むらまさび | > | ハク「ア、アボット先輩にあげる……」 (2019/6/29 18:55:49) |
むらまさび | > | と言っている。 (2019/6/29 18:56:02) |
むらまさび | > | もう、これは仕方がないかと諦めてはいるんだが、ディーアンシーは喜んでくれるか少し心配だ。 (2019/6/29 18:56:48) |
むらまさび | > | (2019/6/29 18:56:51) |
むらまさび | > | (2019/6/29 18:57:08) |
むらまさび | > | ハク『今日の昼休み、屋上に来てください!』 (2019/6/29 18:57:43) |
むらまさび | > | ハクくんに今朝そう言われ、私は今屋上に来ている。 (2019/6/29 18:58:21) |
むらまさび | > | 屋上に行くともう既に彼は格子を前に私に背を向けて立っていた。 (2019/6/29 18:59:28) |
むらまさび | > | ディーア「ごめんね、ハクくん。待ったかしら?」 (2019/6/29 18:59:45) |
むらまさび | > | 私が声をかけると、彼は少しビクッとして私の方を振り向いた。 (2019/6/29 19:00:44) |
むらまさび | > | 彼は少し目を私から背けながらも、「あの、これ良かったら…」と可愛らしい絵が描かれた紙袋を手渡した。 (2019/6/29 19:02:01) |
むらまさび | > | ハク「あ、あの…!良かったら、食べてください!!」 (2019/6/29 19:02:19) |
むらまさび | > | 彼はそう言うと走って2年生のフロアへ行ってしまった。 (2019/6/29 19:03:06) |
むらまさび | > | 『食べて』って言うことは…お菓子かなにかかしら? (2019/6/29 19:03:28) |
むらまさび | > | 私はそう思い袋を開くと、和菓子のようなケーキと、お煎餅のような菓子が入っていた。 (2019/6/29 19:04:09) |
むらまさび | > | そこで、私はこの前マイク君が聞いてきたことを思い出した。 (2019/6/29 19:04:29) |
むらまさび | > | ディーア「ああ、そういうことね。」 (2019/6/29 19:04:40) |
むらまさび | > | 私は納得して、ふふと微笑んだ。 (2019/6/29 19:04:51) |
むらまさび | > | 【END】 (2019/6/29 19:04:58) |
むらまさび | > | ごめんなさい…(死亡) (2019/6/29 19:05:11) |
おしらせ | > | むらまさびさんが退室しました。 (2019/6/29 19:05:14) |
おしらせ | > | むらわさびさんが入室しました♪ (2019/6/29 19:50:29) |
むらわさび | > | 【学パロその2】 (2019/6/29 19:51:10) |
むらわさび | > | バラウア君が言ったことは、私達のクラスにも直ぐに広まった。 (2019/6/29 19:51:59) |
むらわさび | > | デス「バラウア君とレパーニャちゃん、付き合ったんだねってデス!」 (2019/6/29 19:53:21) |
むらわさび | > | バリィ「めでたいことだね〜」 (2019/6/29 19:53:39) |
むらわさび | > | 私とバリィ君はプロセス君の席の近くでそう、話をしていた。 (2019/6/29 19:54:15) |
むらわさび | > | どうしてプロセス君の席の席の近くでわざわざ話すのかというと…『面白い』から。 (2019/6/29 19:55:05) |
むらわさび | > | ほら、今日も『彼女』が来た (2019/6/29 19:57:00) |
むらわさび | > | レトロ「プロセス、遊びに来たよ。」 (2019/6/29 19:58:58) |
むらわさび | > | プロセス「先輩、また今日も来たんですか…」 (2019/6/29 19:59:28) |
むらわさび | > | 本来この第2学年に3年の先輩が入ってくるのはダメなのだけれど、何故かピアノフォルテ先輩は入ったてこれるのだ。 (2019/6/29 20:03:36) |
むらわさび | > | なぜって言ったら…まあ…身長でしょうな…… (2019/6/29 20:13:37) |
むらわさび | > | ピアノフォルテ先輩は何故かのくプロセス君をからかう為だけにこの教室に訪れる。 (2019/6/29 20:15:40) |
むらわさび | > | (のくいらねえ…) (2019/6/29 20:18:25) |
おしらせ | > | むらわさびさんが退室しました。 (2019/6/29 20:18:29) |
おしらせ | > | むらわさびさんが入室しました♪ (2019/6/29 20:26:56) |
むらわさび | > | プロセス「で、今日はなんの用事で来たんです?」 (2019/6/29 20:27:32) |
むらわさび | > | レトロ「そりゃーねー後輩ちゃんがホームルームで『俺の彼女』発言があったらしいから、そりゃ同学年の君たちに聞くしかないと思ってね。」 (2019/6/29 20:28:41) |
むらわさび | > | プロセス君はため息を吐きながら「それなら直接その本人達のクラスにも行けば良いじゃないですか」と言っているものの、pf先輩は「えー、僕人見知りだし他の人に聞くの無理ー(笑)」と変わらずプロセス君をからかっている。 (2019/6/29 20:30:35) |
むらわさび | > | デス「相変わらず先輩とプロセス君は仲良いね、デス」 (2019/6/29 20:30:56) |
むらわさび | > | 私がついその言葉を零すと (2019/6/29 20:31:09) |
むらわさび | > | プロセス「そうでもないよ、こうまも毎日先輩に絡まれるこっちの身にもなってから言って欲しい。」 (2019/6/29 20:31:53) |
むらわさび | > | と、プロセス君はまたもため息を吐いた。 (2019/6/29 20:32:12) |
むらわさび | > | レトロ「あはは、ありがとうねデッスー。いっその事付き合っちゃう?プロセス君や」 (2019/6/29 20:33:16) |
むらわさび | > | ニヤニヤとニヤケながらプロセス君の表情を覗き見るpf先輩。 (2019/6/29 20:34:09) |
むらわさび | > | 本当にいじるの好きなんだなー。 (2019/6/29 20:34:22) |
むらわさび | > | プロセス「それは…まあ、考えておきます。」 (2019/6/29 20:35:41) |
むらわさび | > | そのプロセス君の一言で、私もバリィ君もpf先輩も固まった。 (2019/6/29 20:36:17) |
むらわさび | > | プロセス「………?」 (2019/6/29 20:36:31) |
むらわさび | > | プロセス君は自分の放った発言の意味に気付いていないのかキョトンとしているが、やがてプロセス君も気付いたのか固まってしまった。 (2019/6/29 20:37:32) |
むらわさび | > | …………数分後、先生がpf先輩がこのフロアに逃げ込んだ事を知った先生が固まったままの先輩を引きずっていった。 (2019/6/29 20:38:44) |
むらわさび | > | 【END】 (2019/6/29 20:38:56) |
むらわさび | > | (いろいろとヒレさんの小説を参考&捏造してるすまん…。) (2019/6/29 20:39:42) |
むらわさび | > | あとディーアちゃんの好きな物も勝手な想像ですすまんんんん… (2019/6/29 20:40:07) |
おしらせ | > | むらわさびさんが退室しました。 (2019/6/29 20:40:11) |
おしらせ | > | ひでさんが入室しました♪ (2019/6/29 21:04:26) |
おしらせ | > | ひでさんが退室しました。 (2019/6/29 21:04:41) |
おしらせ | > | むらわさびさんが入室しました♪ (2019/6/30 10:24:06) |
むらわさび | > | 【学パロその3】 (2019/6/30 10:24:27) |
むらわさび | > | 今日は新一年生が入学してくる日。 (2019/6/30 10:25:13) |
むらわさび | > | 入学式だ。 (2019/6/30 10:25:22) |
むらわさび | > | 新二年生は初めてできる後輩に不安と喜びを抱き (2019/6/30 10:26:09) |
むらわさび | > | 新三年生の僕達は、新たな後輩を迎え入れる為、ある種2年生よりも抱く感情は大きい (2019/6/30 10:27:42) |
むらわさび | > | ……………………特に、僕の隣の席のコイツは。 (2019/6/30 10:27:59) |
むらわさび | > | 浮村「レトロちゃん!今日はアレで!!新一年生の入学式だぞ!!めっちゃ楽しみじゃない?絶対美男美女ばっかりだって!!」 (2019/6/30 10:29:00) |
むらわさび | > | 相変わらず僕の隣のコイツ…浮村はブレない。 (2019/6/30 10:29:34) |
むらわさび | > | 今年初めて同じクラスになったのだけれど、コイツの噂は一年生の時から知っている。 (2019/6/30 10:30:27) |
むらわさび | > | なん立って入学初日に同級生、先輩、先生と年齢性別問わずナンパしまくったという伝説の問題児だよ? (2019/6/30 10:31:23) |
むらわさび | > | 今の二年生すらもこの伝説をしってるんだから。 (2019/6/30 10:31:54) |
むらわさび | > | レトロ「あー、うん。そうだね。」 (2019/6/30 10:32:25) |
むらわさび | > | 僕は適当に浮村の話を聞き流す。 (2019/6/30 10:32:38) |
むらわさび | > | 浮村「いやー、ほんっとうに楽しみ!新一年生……ふへへへへへへへへへへ」 (2019/6/30 10:34:19) |
むらわさび | > | 僕は浮村の態度にため息をついた。 (2019/6/30 10:34:50) |
むらわさび | > | 一瞬なんとなくプロセスも僕に絡まれてる時こんな感じなんだろうなーと思った。 (2019/6/30 10:35:29) |
むらわさび | > | ま、それが楽しいからか絡みに行くんだけど。 (2019/6/30 10:35:46) |
むらわさび | > | (2019/6/30 10:35:48) |
むらわさび | > | 今日は授業なしの入学式だけで終わった。 (2019/6/30 10:36:12) |
むらわさび | > | 僕達の学校は入学式が終わったらすぐ帰ることができるから楽だ。 (2019/6/30 10:36:54) |
むらわさび | > | まあ、その代わり入学式の準備は二年生、片付けは三年生と、結局帰りは遅くなるんだけど。 (2019/6/30 10:37:38) |
むらわさび | > | 僕が靴箱で靴を履いていると、校門近くで浮村がいろんな一年生に話しかけているのが見えた。 (2019/6/30 10:38:24) |
むらわさび | > | 浮村の服装は目立つからわかりやすい。 (2019/6/30 10:38:38) |
むらわさび | > | 浮村は何故か上半身はセーラー服で下半身は学ランズボンなのだ。 (2019/6/30 10:39:11) |
むらわさび | > | 無性別や性別不明の子は基本的学ランスカートなのだが、浮村だけは何故かあの服装で落ち着いている。 (2019/6/30 10:40:14) |
むらわさび | > | 謎だ。 (2019/6/30 10:40:18) |
むらわさび | > | 僕は興味本位で近くの木に隠れて浮村のナンパ姿を眺めることにした。 (2019/6/30 10:42:26) |
むらわさび | > | 浮村「君、可愛いね〜。君のように青い翼に不思議で可愛らしい瞳に、白い三つ編みの似合う子は見たことないよ。どうかな、後で私とお茶にでm」 (2019/6/30 10:44:07) |
むらわさび | > | 「申し訳ないけど、あたしにはお兄ちゃんがいるんで。」 (2019/6/30 10:46:48) |
むらわさび | > | あらら、断られちゃってら。 (2019/6/30 10:47:06) |
むらわさび | > | このあとも、浮村はたんたんと断られていく。 (2019/6/30 10:47:36) |
むらわさび | > | なんだか浮村が可哀想にも思えてきた。 (2019/6/30 10:48:10) |
むらわさび | > | まあ、助けはしないけど。 (2019/6/30 10:48:20) |
むらわさび | > | その時、浮村がひとりの少年を捕まえた。 (2019/6/30 10:48:41) |
むらわさび | > | 一瞬女子かと思っけど、服が学ランだったので、どうやら男の子みたい。 (2019/6/30 10:49:30) |
むらわさび | > | 彼は浮村の並べる言葉に不思議そうに表情を傾げるが、やがて「良いよ」と首を縦に振った。 (2019/6/30 10:50:27) |
むらわさび | > | 嘘だろ!? (2019/6/30 10:50:35) |
むらわさび | > | 驚いた。 (2019/6/30 10:50:42) |
むらわさび | > | まさかOKしてくれる人がいるとは… (2019/6/30 10:50:56) |
むらわさび | > | でも、見る限りあの子…………めっちゃ純粋そうだもんなぁ… (2019/6/30 10:51:24) |
むらわさび | > | ありゃあそこでOKと言ってくれるのもなんだか納得ができる。 (2019/6/30 10:51:50) |
むらわさび | > | あ、浮村がめっちゃ嬉しそうに跳ねてる。 (2019/6/30 10:52:05) |
むらわさび | > | アイツ、一応身体計測の時体重計破壊したやつだよな…?? (2019/6/30 10:52:36) |
むらわさび | > | (2019/6/30 10:53:09) |
むらわさび | > | レトロ「で、昨日どうでしたか?」 (2019/6/30 10:53:36) |
むらわさび | > | 僕は知っているけれどあえて浮村に聞いてみる。 (2019/6/30 10:53:58) |
むらわさび | > | 浮村「むっふふふ〜。それがねえ、一人ね、捕まったんだよ~」 (2019/6/30 10:55:31) |
むらわさび | > | 嬉しそうな声がすっごく気持ち悪い。 (2019/6/30 10:55:51) |
むらわさび | > | 背中に一瞬寒気が走った。 (2019/6/30 10:56:13) |
むらわさび | > | レトロ「へ、へぇ…どんな子だったのさ…」 (2019/6/30 10:56:33) |
むらわさび | > | 僕が聞くと浮村は気持ち悪い笑みでニヨニヨ…と表現するのが正しい笑みをして、言った。 (2019/6/30 10:57:23) |
むらわさび | > | 浮村「えっとね、一年●組のクルス・アスル君。艶のある黒い髪と深い黒の瞳をして、女の子みたいに整った顔たちの男の子だよ」 (2019/6/30 10:59:24) |
むらわさび | > | 「うへへへへ」とヤツは笑う。 (2019/6/30 10:59:54) |
むらわさび | > | うん、表情が気持ち悪い。 (2019/6/30 11:00:05) |
むらわさび | > | レトロ「そうなんだ、僕も見てみたかったなあ。」 (2019/6/30 11:00:37) |
むらわさび | > | 平静を装いながら僕はそう言うと、ヤツは「本当に美しいから、今度探してみ。すく見つかるよ」と言ってきた。 (2019/6/30 11:01:33) |
むらわさび | > | (2019/6/30 11:01:39) |
むらわさび | > | ついでに、その半月後に2人が付き合ったと聞いた時には飲んでいたお茶を鼻から出しかけた。 (2019/6/30 11:02:15) |
むらわさび | > | (2019/6/30 11:02:18) |
むらわさび | > | 半年後に彼の兄らしき人物がこのクラスに転校してきた時は、浮村の目が死んだ魚になってた。 (2019/6/30 11:03:06) |
むらわさび | > | 【END】 (2019/6/30 11:03:18) |
おしらせ | > | むらわさびさんが退室しました。 (2019/6/30 11:03:34) |
おしらせ | > | むら太郎さんが入室しました♪ (2019/7/8 20:54:30) |
むら太郎 | > | 【プロローグその1 闇】 (2019/7/8 20:55:21) |
むら太郎 | > | ある所に、2人の中年夫婦がいた。 (2019/7/8 20:55:45) |
むら太郎 | > | その2人の仕事は儲かるものではなく、彼ら二人の生活を養うのもギリギリなものであった。 (2019/7/8 20:56:24) |
むら太郎 | > | そこで、2人は考えた。 (2019/7/8 20:56:33) |
むら太郎 | > | 「自分達の子供が能力を持っていれば、その子供の力で我々が裕福になれるのでは」と。 (2019/7/8 20:57:17) |
むら太郎 | > | 夫婦はその浅はかな考えで子供を作った。 (2019/7/8 20:58:03) |
むら太郎 | > | 彼らは自分達の子供ができれば、きっと素晴らしい才能を持ち得るのだろうと思っていた。 (2019/7/8 20:58:54) |
むら太郎 | > | 自分たちには、他の人と比べるととても素晴らしい能力を持ってた。 (2019/7/8 20:59:49) |
むら太郎 | > | ここでは言及しないが、使い方を変えれば、この世界をも動かせるような能力が、彼らにはあったのだ。 (2019/7/8 21:00:37) |
むら太郎 | > | でも、彼らにはその別の使い方がわからなかった。 (2019/7/8 21:00:55) |
むら太郎 | > | だから、子供に、任せることにした。 (2019/7/8 21:01:07) |
むら太郎 | > | とても強い能力に、彼らの力がどちらとも含まれるハイブリッド能力。 (2019/7/8 21:01:41) |
むら太郎 | > | そんなものを期待していたのだ。 (2019/7/8 21:01:48) |
むら太郎 | > | そんなもの、簡単に手に入るわけではないのに。 (2019/7/8 21:02:05) |
むら太郎 | > | (2019/7/8 21:02:55) |
むら太郎 | > | 二人の間には子供が生まれた。 (2019/7/8 21:03:06) |
むら太郎 | > | その子供は名付けられる間もなく、医者により能力鑑定をしてもらった。 (2019/7/8 21:04:04) |
むら太郎 | > | 夫婦は自分達の輝かしい未来を想像し、終始微笑んでいた。 (2019/7/8 21:04:44) |
むら太郎 | > | 医者の言葉を聞くまでは。 (2019/7/8 21:04:52) |
むら太郎 | > | 「…………ないですね。」 (2019/7/8 21:05:09) |
むら太郎 | > | 一瞬、言われた意味がわからなかった。 (2019/7/8 21:05:40) |
むら太郎 | > | 「何が………無いんです?」 (2019/7/8 21:05:49) |
むら太郎 | > | 母親は医者に尋ねる。 (2019/7/8 21:06:01) |
むら太郎 | > | 「能力…………がないですね。頭脳は非常に高いようですが……そちらの娘に能力反応は一切ありません。」 (2019/7/8 21:07:12) |
むら太郎 | > | 彼らはそれを聞くと、数分程固まった後、病院を産まれたばかりの娘を連れて出た。 (2019/7/8 21:08:01) |
むら太郎 | > | 医者がまだ審査があると言う言葉を遮って。 (2019/7/8 21:08:19) |
むら太郎 | > | (2019/7/8 21:08:25) |
むら太郎 | > | 「ねえ、どうするのよ。」 (2019/7/8 21:08:33) |
むら太郎 | > | 「どうするって…」 (2019/7/8 21:08:43) |
むら太郎 | > | 夫婦は話し合っていた。 (2019/7/8 21:08:50) |
むら太郎 | > | いくら頭脳明晰だろうが、能力がなければ意味が無いじゃないか。 (2019/7/8 21:09:11) |
むら太郎 | > | 彼らにとって頭脳とは、二の次。本当に重要なのは能力なのだ。 (2019/7/8 21:09:49) |
むら太郎 | > | 彼らは必死に考えた。 (2019/7/8 21:09:59) |
むら太郎 | > | この娘を捨ててまた新しい子を作るにも、もう彼らは歳からしてこれ以上の年齢で子を作ることは出来ないだろう。 (2019/7/8 21:10:43) |
むら太郎 | > | 今回この娘が生まれたのも奇跡に近いものだ。 (2019/7/8 21:11:05) |
むら太郎 | > | 「そうだ、『国王』に頼んでみてはどうだろうか」 (2019/7/8 21:11:49) |
むら太郎 | > | 父は閃いたように母に話す。 (2019/7/8 21:12:12) |
むら太郎 | > | だが、母は呆れたように王がこんな貧乏人相手に答えてくれるわけないじゃないと返す。を (2019/7/8 21:12:53) |
むら太郎 | > | けれど、父は必死に母を説得し、結局彼らは王宮へ足を運び入れることにした。 (2019/7/8 21:13:44) |
むら太郎 | > | (2019/7/8 21:13:46) |
むら太郎 | > | 「国王様、どうか我が娘に能力を与えてくださいませ。」 (2019/7/8 21:14:11) |
むら太郎 | > | 父は、国王に向かって頭を下げる。 (2019/7/8 21:14:25) |
むら太郎 | > | 「私達は、この子に能力が無いと飢えて死んでしまいます…どうか、よろしくお願いします…」 (2019/7/8 21:15:13) |
むら太郎 | > | 2人は必死に国王を説得しようとした。 (2019/7/8 21:15:34) |
むら太郎 | > | 「よろしい、貴様らの娘に能力を寄越そう。だが、一つ条件がある。」 (2019/7/8 21:16:20) |
むら太郎 | > | 王の突然放った言葉に、夫婦は顔を上げる。 (2019/7/8 21:16:42) |
むら太郎 | > | 「我らに出来ることならば、なんなりとお申し付け下さいませ。」 (2019/7/8 21:17:00) |
むら太郎 | > | 「いや、貴様らに望むものはない。だが、この娘にはこれから、半永久的に続く苦しみを与えてやろう。」 (2019/7/8 21:18:17) |
むら太郎 | > | 国王の言葉に、夫婦はほっとする。 (2019/7/8 21:18:37) |
むら太郎 | > | 私達が苦しむことはないのか、と。 (2019/7/8 21:18:56) |
むら太郎 | > | 「えぇ、えぇ、それなら喜んで。」 (2019/7/8 21:19:10) |
むら太郎 | > | 夫婦は喜んで頷いた。 (2019/7/8 21:20:11) |
むら太郎 | > | (2019/7/8 21:20:16) |
むら太郎 | > | 「やったな!」 (2019/7/8 21:20:24) |
むら太郎 | > | 「やったわね!」 (2019/7/8 21:20:30) |
むら太郎 | > | 夫婦は喜んで踊った。 (2019/7/8 21:20:41) |
むら太郎 | > | 娘は、まるで感情のない機械のように夫婦の姿を見ていた。 (2019/7/8 21:21:08) |
むら太郎 | > | 夫婦は、浮かれていて知らなかった。 (2019/7/8 21:21:27) |
むら太郎 | > | 彼女の能力が、どんなものかということを。 (2019/7/8 21:21:42) |
むら太郎 | > | 彼女が、人間から『悪夢』になっていたということを。 (2019/7/8 21:22:03) |
むら太郎 | > | (2019/7/8 21:22:05) |
むら太郎 | > | 彼女は、暫くして棄てられた。 (2019/7/8 21:22:27) |
むら太郎 | > | まだ赤子に近い彼女の服は、赤黒い液体が生乾きし、異臭を放っていた。 (2019/7/8 21:23:16) |
むら太郎 | > | 彼女は船に揺られ、別の国へ運ばれる。 (2019/7/8 21:23:33) |
むら太郎 | > | 彼女の名は、まだない。 (2019/7/8 21:24:17) |
むら太郎 | > | そして、彼女は次の国へ、時代へ、物語へ、次の『語り部』へと渡される。 (2019/7/8 21:24:57) |
むら太郎 | > | まるで、リレーのバトンのように。 (2019/7/8 21:25:11) |
むら太郎 | > | 【END】 (2019/7/8 21:25:15) |
おしらせ | > | むら太郎さんが退室しました。 (2019/7/8 21:25:18) |
おしらせ | > | おむらいすさんが入室しました♪ (2019/7/10 20:08:05) |
おむらいす | > | 【戦意喪失(スランプ)状態のむらまは小説に逃げる】 (2019/7/10 20:08:57) |
おむらいす | > | サイエンスの研究所 (2019/7/10 20:09:32) |
おむらいす | > | その周辺をキョロキョロと蛇のように徘徊している不審者がいた。 (2019/7/10 20:10:13) |
おむらいす | > | 「…………誰も…いないのじゃな…?」 (2019/7/10 20:11:00) |
おむらいす | > | 舌を何度もチロチロと出し周囲を警戒しながら、やがて誰もいないとわかるとその不審者は研究所の入口へと足を踏み出す。 (2019/7/10 20:12:37) |
おむらいす | > | 不審者の名前はデルタ。 (2019/7/10 20:13:14) |
おむらいす | > | 今回はデリーと呼ばせてもらう。 (2019/7/10 20:13:25) |
おむらいす | > | 先程からデリーは蛇の威嚇行動と同じ事をしながら研究所へ入ろうとしているのだが、それにはちゃんとした理由がある。 (2019/7/10 20:14:42) |
おむらいす | > | だって、普段はこの蛇が威嚇どころかチャイムを押すことも無く他人の家に突撃していくのだからだ。 (2019/7/10 20:15:29) |
おむらいす | > | デリーはただ単に彼氏であるファントム…トムの家に遊びに来たのである。 (2019/7/10 20:16:33) |
おむらいす | > | それだけなら蛇は普通に突撃していくのだが、この場所だけは違う。 (2019/7/10 20:16:56) |
おむらいす | > | 蛇は息を飲む。 (2019/7/10 20:17:19) |
おむらいす | > | 彼蛇は、科学者(サイエンス)が大の苦手なのだ。 (2019/7/10 20:18:13) |
おむらいす | > | デリーは静かに玄関のチャイム(というより最近はインターホン)を押す。 (2019/7/10 20:18:55) |
おむらいす | > | デルタ「ご、ごめんくださいなのじゃ…!」 (2019/7/10 20:19:12) |
おむらいす | > | デリーはトム以外誰もいないことを願って声を出した。 (2019/7/10 20:22:43) |
おむらいす | > | だが、インターホンに誰かが出てくれる様子はない。 (2019/7/10 20:23:03) |
おむらいす | > | 皆出かけてるのじゃろうか… (2019/7/10 20:23:15) |
おむらいす | > | そう思い、デリーが踵を返そうとしたその時。 (2019/7/10 20:23:46) |
おむらいす | > | 「あら、デルタちゃんじゃない」 (2019/7/10 20:24:10) |
おむらいす | > | デルタ「シャッ!!??」 (2019/7/10 20:24:30) |
おむらいす | > | 突然かけられた言葉に驚き、背後をゆっくりと振り返る。 (2019/7/10 20:24:51) |
おむらいす | > | そこには、デリーがあまり会いたくない人物がそこにはいた。 (2019/7/10 20:25:09) |
おむらいす | > | デルタ「サ、サイエンス殿…」 (2019/7/10 20:25:25) |
おむらいす | > | デリーは(自分が蛇のくせに)蛇に睨まれた蛙のように恐縮してしまった。 (2019/7/10 20:27:10) |
おむらいす | > | デルタ「あの、みんなは今日はここにいないのじゃろうか…?」 (2019/7/10 20:27:38) |
おむらいす | > | デルタは軽くビビシ状態になりながらもサイエンスに聞いた。 (2019/7/10 20:28:14) |
おむらいす | > | サイエンス「あぁ、トムはノックワンスに相談かなんかで呼び出されて、ソルトはお使いに行ってたかしら」 (2019/7/10 20:29:32) |
おむらいす | > | サイエンスは優しく微笑みながらデリーの言葉に答える。 (2019/7/10 20:30:01) |
おむらいす | > | デリー「そ、そうか…ありがとうなのじゃ!サイエンス殿!!」 (2019/7/10 20:31:19) |
おむらいす | > | デリーはそう言ってそそくさとサイエンスの前から逃げるように駆けて行った。 (2019/7/10 20:31:50) |
おむらいす | > | 対して、サイエンスは特になんとも無さそうに研究所へと入っていった。 (2019/7/10 20:32:21) |
おむらいす | > | (2019/7/10 20:32:24) |
おむらいす | > | デリーはこの後2時間くらい蛇状態で国中を駆け回ったのだが、肝心のトムは建物内にいた為2人が出会うのは翌日なのであった。 (2019/7/10 20:34:04) |
おむらいす | > | 【END】 (2019/7/10 20:34:10) |
おむらいす | > | 【戦意喪失(スランプ)むら】 (2019/7/10 20:35:01) |
おむらいす | > | 【まは小説に逃げるよパート2(ライヨンお礼の気持ちも込めてのヴィフチェキ)】 (2019/7/10 20:35:39) |
おむらいす | > | 大雨が降る夜の事。 (2019/7/10 20:35:59) |
おむらいす | > | チェキックはヴィフトの自宅前で待っていた。 (2019/7/10 20:36:39) |
おむらいす | > | 本当は彼女が務めている職場の近くに行きたかったのだが、あまりに雨が強すぎるのでヴィフトにここまで来なくていいから私の家で待っとけと言われたのだ。 (2019/7/10 20:38:03) |
おむらいす | > | チェキックは正直に彼女の言うことに従い、彼女の家で待とうとしたのだが、ひとつ重大な欠落をしてたのだ。 (2019/7/10 20:39:14) |
おむらいす | > | 彼女は、ヴィフトの家の合鍵を自宅に忘れてしまっていた。 (2019/7/10 20:39:36) |
おむらいす | > | というわけで、仕方なく彼女は玄関扉の前でヴィフトが帰ってくるのを待っているのである。 (2019/7/10 20:40:46) |
おむらいす | > | ヴィフト「…まだ部屋に入ってなかったのか。」 (2019/7/10 20:41:08) |
おむらいす | > | そこに、帰ってきたヴィフトがチェキックに声をかけた。 (2019/7/10 20:41:28) |
おむらいす | > | どうやら仕事が終わったようだ。 (2019/7/10 20:41:37) |
おむらいす | > | チェキック「家に合鍵忘れちゃったみたいなの」 (2019/7/10 20:48:22) |
おむらいす | > | ヴィフトの言葉に彼女は少し困ったように笑った。 (2019/7/10 20:49:09) |
おむらいす | > | ヴィフト「全く…まあ、良い。とりあえず家上がって風呂入れ。こんな雨じゃ屋根があっても多少は濡れただろうし…なによりこの湿気と暑さだ。汗もかいてるだろう。」 (2019/7/10 20:50:15) |
おむらいす | > | ヴィフトの言葉にチェキックは頷き、ヴィフトの家に足を踏み入れた。 (2019/7/10 20:51:55) |
おむらいす | > | (2019/7/10 20:51:58) |
おむらいす | > | チェキックは風呂から上がり、ヴィフトから借りたダボダボの服を着た。 (2019/7/10 20:52:42) |
おむらいす | > | チェキック「んー!気持ちよかったなの!」 (2019/7/10 20:54:19) |
おむらいす | > | チェキックはソファにもたれ掛かり、今風呂に入っているヴィフトが上がるのを待った。 (2019/7/10 20:54:51) |
おむらいす | > | ……………そこで、チェキックはソファでダラダラとしている間に少し考えた。 (2019/7/10 20:56:39) |
おむらいす | > | ____ヴィフちゃんって、“そういう事”とか、知ってるのかな。 (2019/7/10 20:57:31) |
おむらいす | > | ヴィフトとチェキックが付き合って早数ヶ月、彼女らはまだ1度も“そういう事”ちしたことがない。 (2019/7/10 20:58:14) |
おむらいす | > | 恋人ステップとしては、軽い鱚をする程度である。 (2019/7/10 20:58:49) |
おむらいす | > | そこへ、ちょうど風呂から上がってきたヴィフトが来たので、チェキックは聞いてみることにした。 (2019/7/10 21:04:29) |
おむらいす | > | チェキック「ねえ、ヴィフトは(自主規制)とか知ってるの?」 (2019/7/10 21:04:59) |
おむらいす | > | ヴィフト「…あぁ。勿論知っているが、それがどうかしたのか?」 (2019/7/10 21:05:23) |
おむらいす | > | 案外あっさりと返された事に、チェキックはなぜだか少しムッとした。 (2019/7/10 21:07:25) |
おむらいす | > | ____どうして、付き合ってもうこんなに経つのに、知ってるのに、そういうことしないんだろう。 (2019/7/10 21:07:59) |
おむらいす | > | と。 (2019/7/10 21:08:10) |
おむらいす | > | チェキック「ううん、特になんともないの!」 (2019/7/10 21:10:57) |
おむらいす | > | チェキックは明るくそう返したが、ヴィフトは「そうか」と言った、数秒後。 (2019/7/10 21:11:45) |
おむらいす | > | (2019/7/10 21:12:38) |
おむらいす | > | ヴィフトは、チェキックをソファの上に押し倒した。 (2019/7/10 21:12:54) |
おむらいす | > | (2019/7/10 21:12:56) |
おむらいす | > | チェキック「!?」 (2019/7/10 21:13:08) |
おむらいす | > | 突然の事に、チェキックは固まってしまう。 (2019/7/10 21:13:24) |
おむらいす | > | ヴィフト「どうした、こうされて欲しかったんじゃないのか?」 (2019/7/10 21:14:42) |
おむらいす | > | チェキックの驚愕した表情を見、ヴィフトは嗤うことも無く、無表情にチェキックを見下す。 (2019/7/10 21:15:38) |
おむらいす | > | そこで、チェキックは何故か少し恐怖を感じてしまう。 (2019/7/10 21:16:01) |
おむらいす | > | 何故だろう、女性相手の筈なのに、男性の暴力的な部分、強欲的な部分が彼女から見え隠れしている。 (2019/7/10 21:21:03) |
おむらいす | > | チェキックはヴィフトを押し返そうと身を捩らすがヴィフトは能力を使っているのか、それとも元々の力がヴィフトに敵わないのか、彼女の拘束から逃れられない。 (2019/7/10 21:22:28) |
おむらいす | > | ヴィフト「どうだ、怖いか。」 (2019/7/10 21:24:45) |
おむらいす | > | ヴィフトは真顔で問いかける。 (2019/7/10 21:24:54) |
おむらいす | > | チェキックは怖かった。 (2019/7/10 21:25:00) |
おむらいす | > | 自然と涙が出てきた。 (2019/7/10 21:25:08) |
おむらいす | > | 怖い。 (2019/7/10 21:25:15) |
おむらいす | > | チェキックが暫く抵抗を続け、体力が無くなり疲れ果てた時、ようやくヴィフトは手を離した。 (2019/7/10 21:25:57) |
おむらいす | > | ヴィフト「…………これでわかっただろ、まだ私とチェキでは“こういう事”をするにはまだ早い。」 (2019/7/10 21:27:16) |
おむらいす | > | チェキックは先程の恐怖からしゃっくりを上げながら、首だけを動かしてヴィフトを見た。 (2019/7/10 21:27:57) |
おむらいす | > | ヴィフトはチェキックに背を向けているため、彼女の表情は見えない。 (2019/7/10 21:28:28) |
おむらいす | > | ヴィフト「それじゃ、私は先に寝るから。落ち着いたらお前も寝ろ。嫌だったら隣じゃなくてもいいから。」 (2019/7/10 21:30:55) |
おむらいす | > | そう言い、ヴィフトは寝室へと先に足を運んだ。 (2019/7/10 21:31:31) |
おむらいす | > | 【END】 (2019/7/10 21:31:39) |
おむらいす | > | (柳の木で首吊ってきます() (2019/7/10 21:32:03) |
おしらせ | > | おむらいすさんが退室しました。 (2019/7/10 21:32:05) |
おしらせ | > | ムッサーさんが入室しました♪ (2019/7/30 05:11:26) |
ムッサー | > | 【美食家と深海魚(の恋した後)の三度目の出会いの話】 (2019/7/30 05:14:08) |
ムッサー | > | ア”ーッ!!なんでなんだよ!! (2019/7/30 05:14:23) |
ムッサー | > | 自宅に帰ってきてから俺は頭を抱えて家の中をゴロゴロと寝転びまくる。 (2019/7/30 05:15:00) |
ムッサー | > | 何故、一度命を狙われかけた相手にこんな気持ちを抱いてしまったのかはわからない。 (2019/7/30 05:15:38) |
ムッサー | > | リュウセイ「ウ"~ッ…」 (2019/7/30 05:17:59) |
ムッサー | > | 俺の頭の中には、にへっとした笑顔のオリヴァーがずっと残っている。 (2019/7/30 05:18:38) |
ムッサー | > | あの表情もそうだが、最初に会った時は全く気づいていなかったが、オリヴァーの本来の性格とか見た目とか、よく見たら、さ。 (2019/7/30 05:20:05) |
ムッサー | > | 他の男やガキ相手に抱く感情とは全く違う感情を、その時感じたんだ。 (2019/7/30 05:20:50) |
ムッサー | > | あの時はゆっくりと動いていた心臓は今では爆発しそうな程激しく動いている。 (2019/7/30 05:22:03) |
ムッサー | > | …………次会ったとき、どんな対応すりゃいいんだ… (2019/7/30 05:22:46) |
ムッサー | > | そう思いながら、結局その日はちゃっちゃと寝た。 (2019/7/30 05:23:10) |
ムッサー | > | (2019/7/30 05:23:14) |
ムッサー | > | 数週間後 (2019/7/30 05:24:42) |
ムッサー | > | (2019/7/30 05:25:31) |
ムッサー | > | あの時の味が、忘れられない。 (2019/7/30 05:27:09) |
ムッサー | > | 他の魚を食べても美味しいとは思うけど、やっぱりリュウセイちゃんの味には敵わないやと思ってしまうんだ。 (2019/7/30 05:28:32) |
ムッサー | > | ぼくは食べ終えた大量の魚料理の残骸を後に背を向け、お金を払って店を出た。 (2019/7/30 05:29:24) |
ムッサー | > | その直後。 (2019/7/30 05:31:20) |
ムッサー | > | 「あ。」 (2019/7/30 05:31:31) |
ムッサー | > | オリヴァー「あっ、リュウセイちゃん!」 (2019/7/30 05:31:52) |
ムッサー | > | 偶然ご飯を食べ終わったところにリュウセイちゃんが現れた。 (2019/7/30 05:32:18) |
ムッサー | > | ご飯を食べたばかりだったけれど、リュウセイちゃんの前だとすぐにまたお腹が空く。 (2019/7/30 05:33:12) |
ムッサー | > | またぼくはリュウセイちゃんの尻尾に噛みついた。 (2019/7/30 05:33:42) |
ムッサー | > | リュウセイ「いッ…!」 (2019/7/30 05:34:09) |
ムッサー | > | リュウセイ「ちょ、もう三度目だぞ?いい加減その癖やめろよ…」 (2019/7/30 05:34:44) |
ムッサー | > | リュウセイちゃんにひっぺがされてしまったため、今回は少し噛みついた程度でリュウセイちゃんのお肉は食べられなかった。 (2019/7/30 05:35:40) |
ムッサー | > | 少ししょんぼりと地面を見ていたけれど、少し違和感を感じて上を見上げた。 (2019/7/30 05:36:26) |
ムッサー | > | ____リュウセイちゃんの様子が前と違う。 (2019/7/30 05:37:00) |
ムッサー | > | 一回目は暴れてた事しか覚えてないけれど、二回目の時が普段の姿の筈、何故か、今日はリュウセイちゃん、なんだか大人しい? (2019/7/30 05:38:12) |
ムッサー | > | しかも、僕が目を合わせようとすると、視線を僕から外してしまう。 (2019/7/30 05:39:08) |
ムッサー | > | この動作、何処かで見たことあるような… (2019/7/30 05:39:34) |
ムッサー | > | けれど、忘れてしまった。 (2019/7/30 05:39:57) |
ムッサー | > | うーんと頭を回転させて答えを探してもなかなか出てこない。 (2019/7/30 05:40:27) |
ムッサー | > | この事例だと答えが二つくらい出てくる筈なんだけどな。 (2019/7/30 05:40:48) |
ムッサー | > | そこでぼくは気が付いた。 (2019/7/30 05:42:01) |
ムッサー | > | オリヴァー「リュウセイちゃん、もしかして風邪ひいてる?」 (2019/7/30 05:42:22) |
ムッサー | > | リュウセイちゃんの顔が赤くなっていたのだ。 (2019/7/30 05:42:46) |
ムッサー | > | リュウセイ「えっ、マジか?」 (2019/7/30 05:43:04) |
ムッサー | > | リュウセイちゃんはそれに軽く答えるが、先程より何故か顔が赤くなっている。 (2019/7/30 05:43:36) |
ムッサー | > | オリヴァー「大丈夫リュウセイちゃん?さっきより顔が赤いよ。」 (2019/7/30 05:44:46) |
ムッサー | > | 辛かったら薬買いに行こうと思ったけれど、リュウセイちゃんは「だ、大丈夫だ!でも、オリヴァーに風邪移ったりしたら大変だからもう帰るぜ!じゃあな」と言い、帰ってしまった。 (2019/7/30 05:46:46) |
ムッサー | > | リュウセイちゃんが帰ってから、風邪早く治ると良いなと思いながら家に帰った。 (2019/7/30 05:48:55) |
ムッサー | > | (2019/7/30 05:49:21) |
ムッサー | > | やっぱり俺には『ああいう事』って苦手なんだなって確信した。 (2019/7/30 05:50:00) |
ムッサー | > | なんというか…好意を抱いてる相手と面と向かって話せるかっっつーの!! (2019/7/30 05:50:37) |
ムッサー | > | そう思いながら俺は枕に顔を突っ込んだ。 (2019/7/30 05:50:56) |
ムッサー | > | 【END】 (2019/7/30 05:52:10) |
ムッサー | > | 完全に意味不明のオンパレードなんで死んできます(死) (2019/7/30 05:52:36) |
おしらせ | > | ムッサーさんが退室しました。 (2019/7/30 05:52:39) |
おしらせ | > | 虫厨さんが入室しました♪ (2019/9/16 19:26:09) |
虫厨 | > | (小説のネタが完全に死んでるのでヒレさんのを参考に新キャラの過去まとめます…(( (2019/9/16 19:29:15) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、虫厨さんが自動退室しました。 (2019/9/16 19:51:46) |
おしらせ | > | むらぅさんが入室しました♪ (2019/10/29 22:10:47) |
むらぅ | > | 【なんとなくのノリで💣の過去を書いていく】 (2019/10/29 22:11:11) |
むらぅ | > | あるところに、天使の家族がおりました。 (2019/10/29 22:11:37) |
むらぅ | > | 天使達は人間たちの暮らす町で、なんの不自由もなく暮らしており、彼らを天使だと勘づくものは1人もおりません。 (2019/10/29 22:12:35) |
むらぅ | > | そんな天使の家族の中には、幼い少女がいました。 (2019/10/29 22:12:55) |
むらぅ | > | 彼女の名前は「ニコ」。誰に対しても、何時でも笑顔で明るく思いやりのある子に育って欲しいということからこのよわうな名前になったそうです。 (2019/10/29 22:14:21) |
むらぅ | > | ニコは、いつも周りの子達を引っ張っていき、周りを和やかにさせるムードメーカーの少女に育ちました。 (2019/10/29 22:15:36) |
むらぅ | > | 彼女は周りが悲しい雰囲気に、包まれていても、彼女が一言でも声を発せば場は明るくなり、彼女が外に出るとたくさんの子供たちが遊ぼうと駆け寄ってきます。 (2019/10/29 22:17:18) |
むらぅ | > | 今日も、ニコの周りには彼女よりも幼い子達が集まってきます。 (2019/10/29 22:19:13) |
むらぅ | > | ニコは、彼らと共に自身の住んでいる町から少し離れた森で遊びました。 (2019/10/29 22:20:00) |
むらぅ | > | 彼らはとても楽しそうに遊んでいました。 (2019/10/29 22:20:30) |
むらぅ | > | そう、そんなごく当たり前の楽しい日々に…水を刺すようなことがこの日に起きたのです。 (2019/10/29 22:21:01) |
おしらせ | > | むらぅさんが退室しました。 (2019/10/29 22:21:04) |
おしらせ | > | ムラバーンさんが入室しました♪ (2019/11/17 10:56:11) |
ムラバーン | > | 今日は母親からの頼みで森から山菜を取ってくることになりました。 (2019/11/17 10:57:10) |
ムラバーン | > | 子供達はついて行くと言いましたが、ニコは1人で大丈夫と森へ参りました。 (2019/11/17 10:58:14) |
ムラバーン | > | (2019/11/17 10:58:46) |
ムラバーン | > | 日が暮れ始めた頃です。 (2019/11/17 10:59:04) |
ムラバーン | > | ニコがそろそろ帰ろうと思い、町へと足を向けました。 (2019/11/17 10:59:39) |
ムラバーン | > | その時です。ニコは町から生あたたかい風が吹いてくるのを感じました。 (2019/11/17 11:00:23) |
2019年06月10日 06時07分 ~ 2019年11月17日 11時00分 の過去ログ
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