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2021年07月19日 23時33分 ~ 2021年07月27日 01時33分 の過去ログ
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「 ふふ、太宰くんは元気だね。( ばっ、と立ち上がった彼の事を熟面白いと思いつつに亦一笑してはふと、対戦相手は誰なのだろう、と思考。タッグを組んだは良いものの対戦相手が居ないのならば話にならない、) ねえ、太宰くん。其方の図書館で誰か力試しをしたいと云う人は居ないかな。」   (2021/7/19 23:33:39)

太宰えっ、えっと。…。( 憧れの先生から持ち出されたのは対戦相手の話。びた、と動揺が収まれば逡巡に頭を使うも、生憎此方の他無頼派は来ていない。捕まえられそうな人は、と探してみれば軈て一人に目を付ける。此方の島崎藤村。図書館内では可也大きな力を持つ文豪の一人が見詰めて来ているのに気付けばコンタクトを取ってみる。斯々然々と話をしてみるも二つ返事で了承されてしまい、若干の気不味さがありつつも芥川の下へ戻る、) あ、あの ~。島崎先生なら大丈夫そうなんですが ~…。    (2021/7/19 23:45:47)

…。… 島崎、か。( 赤の頭上で揺れるアホ毛を目で追っていると軈て、彼の口から予想だにしていなかった者の名前が出て来る。島崎。島崎藤村。よりにもよって、と思えばせども逆転の発想に至れば寸時の間を置いてゆったりと頷く、) うん、構わないよ。僕が遠慮無しで戦える相手ではあるしね。… 此方の図書館からは織田くんが出るそうだ。良い感じに出揃ったし、下の階へ向かおうか。」   (2021/7/19 23:51:47)

太宰分かりました、宜しく御願いします!( 微かに顔を顰めた様に狼狽えるも承諾が返り、何とか気を持ち直しては数歩後ろをついて歩く、)   (2021/7/19 23:53:49)

「 此方こそ。宜しくね。( 向こうの島崎の能力は知らないが為に寸時思考は回るも数秒で済む程度。案外興味も無いらしい、と心中呟いては階段を降り、一階の手合わせ場へ。もう既に島崎と此方の織田作之助が遠くに居るのを見つつに、) けど、今の僕は実質太宰くんよりかは随分弱いんだよね。足を引っ張って仕舞わないと良いのだけれど。」   (2021/7/20 00:00:29)

太宰い、いえそんな真逆!俺なんか全然ですから本当!( 道すがらに唐突な言葉が掛けられては危うく階段から落ち掛け、大慌てで首を振る。間違っても己が大先生より上になんてなるのは有り得ない話としか思えず、興奮気味に捲し立てては連動して揺れるアホ毛、)   (2021/7/20 00:04:42)

「 そう?でも太宰くんはとても強くて賢いって檀くんから聞いたよ。僕には其が都合の良い御世辞には聞こえなかったし …。( びよんびよん、と揺れるアホ毛と興奮する彼の様子。彼の言葉には相槌と共に返事を手向けつつ、赤くて丸くて林檎の様な頭だな、とか、相変わらず真っ赤だな、なんて関係の無い事をぼんやり思考している、)   (2021/7/20 00:14:14)

太宰そ、そうですかね …。先生には、そう見えるんですか?( 己に対して言葉を掛けて呉れるだけでも舞い上がって仕舞いそうだのに、あまつさえ褒められもする。高揚で如何にかなって仕舞いそうな程の心象に自然と弱腰、)   (2021/7/20 00:22:45)

「 ? うん。太宰くんは確かに強いよ。どれだけ壁が高くても、どれだけ道が困難でも其を自分なりに越えようとしている。其の直向きさと根気強さは見ていて眩しいものだよ。君の作品で例えるならば、君はあの勇者そっくりさ。( 何故だか尻込みがちな彼の言葉に数度瞬きをするも、軈て確りと頷いては微笑。緋のマントを捧げられた一人の男の姿を思い浮かべ乍ら、) 」   (2021/7/20 00:31:47)

太宰「 そ、うですか。…。俺、全力で頑張ります!( 確りとした返答に微かに震えては決意を新たに真っ直ぐ天河石を見詰める。此処迄期待されているからにはやらなくてはならない。そう自分に言い聞かせる様に、) 」   (2021/7/20 00:45:02)

「 あはは、なら僕も足を引っ張らない様に頑張らなくちゃね。( 何やら決意を新たにしたらしい琥珀を見遣っては何の気も無しに手を伸ばし赤髪を撫で遣る。司書の影響か人を撫でるのが癖になっている文豪が多い事を彼は知っているだろうか、と亦も関係無い思考を浮かべつつ、) 」→   (2021/7/20 00:48:19)

「 …。そう云えばワシ、島崎センセと会うんも初めてやから島崎センセの事なんも知りませんわ。( 手合わせ場へ足を運んだのは何時振りだろうか。近頃は何かと用事が重なって来れなかった此の広々とした空間を見渡しつつ、急遽バディを組む事になった向こうの図書館の島崎藤村を見る。何処も変わらず据わった眼をしている、と内心苦笑しつつ、) 島崎センセの能力ってどんなんなんです? 」   (2021/7/20 00:52:12)

太宰「 …。( 後から到着した二人が仲良さ気に談笑しているのが見て取れる。芥川に撫でられ赤ら顔になりつつも嬉しそうに撫で受けている太宰の微笑ましさに孔雀石が伏せた時、頭上から声が掛かる。向こう側の織田作之助。彼が言う様に己もこうして顔を合わせるのは初めてで、緩に瞬きをした末に頷き向き直る、) 僕の力はそんな大したものじゃない。他者の力へ干渉するか、不意討ちか。其だけ。」   (2021/7/20 01:03:04)

「 ほーん …。何やよう解りませんけど、兎も角頼りにしてまっせ! ( 朗らかな芥川の笑い声に場の空気が緩まりつつある中で、橄欖石から帰って来た言葉は靄の様に曖昧でそうではないもの。他者へ干渉するか、若しくは不意討ちか。一体何なのだろう、と思いはせども取り敢えずと笑みを向ける、) 」   (2021/7/20 01:09:43)

太宰「 うん …。足は引っ張らないようにするよ。( 理解はしていないにしても当たり障り無い返事に、こく、と頷けば改めて二人を見詰める。水を創る者と、水を利用する者。上手く成り立ってはいるが、と思考は軽やかな音を立て回る、) 」   (2021/7/20 01:13:31)

「 … 其じゃあ太宰くん、始めようか。準備は良いかい? ( 向かい側の二人を何と無く一瞥する。元気に笑い遣る三つ編みの青年と頭の上の双葉をゆらゆらさせる栗色の男の様子が見えれば緩く蒼玉は細まり、微笑を湛えた儘に上記の言葉を掛ける。懐から取り出した本を武器に変換しつつに、) 」   (2021/7/20 01:23:54)

太宰あっ、はい!( 褒められ撫でられ明日には望まぬ死を迎えて仕舞うのでは無かろうか。其程の感情が頭を埋め付く最中ふと、名を呼ばれ慌てて顔を上げる。向こうの二人は準備万端ならしい。勝つ為に、と言うよりは隣に居る人の為に本を武器へと変換しては構える。相対する二人も同様に著書を武器へ換えたのを見詰め乍ら、)   (2021/7/20 01:27:23)

「 …。( 羅列された文字から換わり、一振りの刀へとなった武器を握りつつ思考。先ずは先刻の試合の様に小手調べから行くべきだろう、と思考を片付けては隣の彼へと目線を向ける、) 」   (2021/7/20 01:33:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/20 01:47:30)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/20 01:48:09)

太宰…。( 如何やら向こうからは動かないらしい。否。友人の隣に佇む島崎が能力を解放した。三対の翼、歯車の光輪、首筋の三桁、そして肢体とマントに巻き付く黒いオーラ。『 制御 』のアズライール、だったかと思い返せば己も負けじと能力解放。同様の天使状態に加えて水を纏ったと同時、周囲に半透明の弓を従え、紅いオーラを腕に長く纏う。『 応諾 』のサキエル。四大天使よりは力が無いやもにしても負ける気は無く、ちら、と傍らの彼へと視線を絡めては確りと頷く、)   (2021/7/20 01:52:18)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/7/20 01:53:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/20 02:19:36)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/20 23:03:46)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/20 23:22:37)

芥川「 …。( 軈て隣の彼、相手側の島崎が能力解放と共に天使状態へと成る。ならば此方も、と細く息を吐けば片手に持った刀を地面へと突き立て目を閉じ、小さく幾つかの言霊を呟き落としては再び瞼を上げて錬金術師の紋章が薄く浮かんだ蒼玉を向ける。次には体躯を囲む形にして著書の文字列が出現し、同時に三対の歯車の翼、歯車の光輪、そして武器を纏う透明のオーラが現れる。今は去りし悲恋の少女、ウンディーネの力を借りた形、) 」   (2021/7/20 23:30:32)

太宰…!( 身構え仕掛けるかと思案した時、傍らの彼が形態を変える。歯車の翼、光輪、透明なオーラ。己等と似た姿に瞠目するも理由は驚愕以上に、其の優美さ故。憧れに憧れた姿が天使にも似た姿となれば感嘆が漏れる程で思わず見惚れて仕舞う。美しい、麗しい、なんて思考が回る最中に先に仕掛けて来た島崎からの矢にも気付かずに、)   (2021/7/20 23:35:45)

芥川「 …。! ( 此の姿は髪が湿気て重くなるから微妙だ、なんてぼんやり考えていると不意に矢が引き絞られ放たれる音が聞こえた。微かに瞠目すれば地面から剣を引き抜き虚空に振るい、空気中に含まれる水蒸気を水に変換し矢の勢いを殺しては地に落とさせる。油断も隙も無いな、と息を吹けば、) 太宰くん、大丈夫かい? 」   (2021/7/20 23:47:08)

太宰!あ、す、済みません!( ふと嫌な予感から我に返り其方を向いた時丁度、飛ばされた矢が落ちた頃だった。真逆守られて仕舞うとは、と自責の念に駆られれば勢い良く頭を下げる。見惚れるのは後にして今は戦闘に集中しなければ、と大鎌を構え直しては、弓を片手に若草色を細める島崎を見据える、)   (2021/7/20 23:53:04)

芥川ううん、気にしないで。( 矢が飛んできた方向、敵側を見遣りつつに謝罪を述べる彼へ微笑。とは云え反応も出来ない程疾い矢が飛んで来るとは、なんて僅かに眉に皺を刻みつつ、敵側の織田作之助も亦悪魔の状態に成るのを見る。同じく三対の翼、光輪、そして体躯を纏う文字列と言霊の数々。柳の様に流れる言霊を目で追い乍ら、相手の様子見、)   (2021/7/20 23:58:26)

太宰…。( 島崎の隣、己の友も亦芥川同様の姿に成る。之が今の悪魔状態なのか、と思考が回れば鎌を握り直し、一先ず相性を考え素の力で織田へと上段から斬り掛かる。力をフルに使うのが本来は良いが島崎の存在が気掛かり故、)   (2021/7/21 00:06:03)

芥川「 ! ッとぉ、( 悪魔の翼と天使の翼は少し形状が違うらしい。天使の翼は鳥の羽に似ているが、悪魔の翼は蝙蝠の翼の様だ。改めて見たのは初めてかも知れない、なんて目前の赤髪を見ている中不意に、其の赤が駆けて来て己に斬り掛かって来た。ずっと見ていたが為に行動の変化には直ぐに気付く事が出来、咄嗟に後ろに避けると武器を握りつつに苦笑、) あっぶないわあ太宰クン、行成斬り掛かって来られたら吃驚するやんか ~ 。」   (2021/7/21 00:12:47)

太宰ちぇ、矢っ張避けられるか。( 首を刈る軌道で薙いだ刃は軽々と避けられ、思わずと唇を尖らせるも直ぐに握り直し追撃に動く。己も亦彼の能力は知らないのが現状。下手に動く気は更々無く唯、言葉にした通り小手試しの為に可也殺意は低いもの、)   (2021/7/21 00:18:44)

芥川「 ケッケッケ、何処のワシもすばしっこいやろ? ( 矢張り彼は己にもう一度攻撃を仕掛けるべく動いて来る。素の力で戦えど武器のリーチの差が有り、抑のレベル差の問題も有り、能力面に於いても己は物理に向いたものは持っていない。故に太宰治を敵とすると相性が悪くなるのだ。依然飛び退き避けつつに内心は溜息、) 」   (2021/7/21 00:26:16)

太宰ホントにね。あんま彷徨かれるとさ、手元狂いそうなんだよ。( ひらひらり、と軽やかな身のこなしで躱し続ける友人へと依然斬撃の雨を降らせる最中、今なら使えるだろうか、と纏う水の一粒を歪める。薄く洗練した一枚を鎌に混じって弾き飛ばし其の体躯を断たんとするも、其よりも先に水刃は床へと落ちる。妨害された、と内心顔を顰めるも向く意識の先は織田へのみ、)   (2021/7/21 00:34:29)

芥川「 おー怖。ほなけど立ち止まる訳にはいかんなあ。( 物理攻撃を続けられると己は能力が一向に使えず勝負が泥沼化し、体力の無さから最終的に己が不利になる。そんな事態だけは避けたい心情で迫り来る刃を躱し乍ら、ふと目線を向けた先で佇む島崎を見る。戦闘には消極的なのだろうか、なんて、) 」   (2021/7/21 00:39:58)

太宰なら躱し続けて呉れないと。ほら、俺未だ未だ元気だぜ。( 友も亦様子見状態なのか一向に仕掛ける素振りも無い。ならばと己もギアを上げるべく息を吸い込み、連撃に掛かる。時折不意打ちとして能力を発動しようとするも其の度に能力自体の妨害が入り、純粋な力での戦闘をせざるを得ない現状に心中苛立つ。島崎の能力、其の大元は『 切り離し 』。之を使われるのが非常に厄介でしか無く、孔雀石が向けてくる視線を振り払う様に武器を振るう、)   (2021/7/21 00:45:41)

芥川…。成程ね。( 我先にと駆け出して行った彼と其の友人の戦闘を静観している最中、ふとした時に感じる赤髪の彼への違和感に一つの疑問が浮かぶ。良く見てみると能力を使おうとする度に第三者に因り何か不具合が生じているらしく、何故だろう、と思考してみるも理解迄は早かった。十中八九あの双葉の仕業だろう、と理解しては空気中の水蒸気を水へと状態変化し、赤髪へ其の翡翠が向いているのを良い事に水の斬撃を飛ばす、)   (2021/7/21 00:50:34)

太宰「 …。( じ、と唯々若い二人の戦闘を見詰める。織田作之助の能力は未だ分からない。あの様子からして矢を弾いたのが太宰治では無いとすれば、芥川龍之介の能力は …。と思考した所で己へと向く強い意思を感じ取る。意識を手向けてみれば水刃が此方へ飛んでいるのを視認し唯、思考から繋がる干渉で水と芥川の力を “ 切り離す ” 。水は刃状態を解くも勢いは其の儘故に、ばしゃ、と顔に掛かった水分を、顔を洗う猫染みた動作で拭う、) 」   (2021/7/21 00:54:26)

芥川…。( 己の放った水の刃が矢張り、島崎藤村の能力に因って唯の水と化した。つまり彼の能力は物質の状態を変化させるものか、若しくは術師と其の能力で発生した物質との関係を切り離すもの。可能性としては後者の方が高いだろうか、と思考しつつに赤髪と三つ編みの方を見れば、少し三つ編みの方が息が上がっている様、)   (2021/7/21 01:02:21)

太宰「 …。( 如何やら芥川も芥川で試してみただけならしい。其以上の追撃が無いのを見ては緩慢と瞬きをし、くる、と二人の方へと目を向ける。矢張り戦闘経験の差か軍配は太宰の方へ上がっている様で、対する織田はやや苦し気に見えた。ふむ、と思案した末に今度は其方へと右手を翳す。切り離す対象は、太宰の意思と身体能力。照準を合わせ、ぱちん、と指を弾いた突然倒れ伏す赤を眺める、) 」   (2021/7/21 01:06:48)

芥川…、! ( 能力面では歯が立たなさそうなのを早々に察しては己も観戦に戻る事にする。彼は弓、己は刃。戦闘経験の差から云っても有利なのは島崎側なのを理解し傍観に徹する中不意に、赤髪が其の場に倒れ伏せ動かなくなる。真逆術師本人に迄?否、能力のみを切り離せる訳では無いのかも知れない。指慣らしで水の帯を発現させては其で赤髪の体躯を絡め取り自陣側へ引き寄せつつ、指輪を嵌めれば純粋な銃弾を島崎へ撃ち込む、)   (2021/7/21 01:14:42)

太宰「 …。( 力は上手く作用した。辛うじて鎌を握るだけの反発は在るらしいのを見、長時間は浪費故に早々に解いた頃、ふと芥川が使ったらしい水の力が太宰を絡め取る。同時に其の指に青い宝石の指環が嵌まるのを視認しては其の場から駆け出す。予想通りの発砲音と銃弾が先刻居た向こう側へ埋まったのを知覚しては激戦だった織田の隣で足を止める、) 怪我、してないかな。もう少し早く手助けすれば良かったね。」   (2021/7/21 01:20:51)

芥川「 は ~ …。ん?嗚呼全然かまへんですよ! 最近は周回もしとらんし、久し振りのええ運動になりましたわ。( 案の定物理攻撃の雨霰が続いていたのを味方の島崎藤村が止めて呉れる。やや息を荒くしつつ見た其の橄欖石に汗ばんだ笑顔を向けては、ちら、と相手側の二人も一暼。赤髪の肩を叩いて心配気にしている芥川の姿に紅玉は細まりつつ、) 」   (2021/7/21 01:25:51)

太宰「 そう。…。そう言えば君の力、聞いてなかったね。( 其なりに息を切らしているにも関わらず笑みを浮かべてみせる人懐こい三つ編みに、こく、と頷くもふと問う。向こうは向こうで能力が溶けた太宰が謝り倒している所為で戦闘所では無さそうに感じ、情報収集も兼ねて、) 」   (2021/7/21 01:31:17)

芥川「 う ~ ん、そやなあ …。ワシの力は、簡単に云えば “ あべこべ ” なんです。上は下、右は左、っちゅう感じで。( 息も大方落ち着いて来た辺りで亦も橄欖石から言葉が掛かる。己の能力について訊きたいらしく、相手とも其なりに距離が空いている為にやや小声になりつつも説明、) ワシが触れたモンは全部 “ あべこべ ” に、天邪鬼に全部が全部逆の性質を得るんです。例えば毒は薬に、甘いモンは苦いモンになる。どや、おもろい能力でっしゃろ? 」   (2021/7/21 01:39:13)

太宰「 あべこべ …。…。太宰くんの力を利用したら、面白い事になりそうだね。( 内緒話染みた声量を聞いては相槌を打ち、ふと思考した事を其の儘口遊む。織田が触れたものは全て正反対の性質と化す。ならば、と悶々とした逡巡、) 」   (2021/7/21 01:41:50)

芥川「 あ、解ります? でもワシ其使うとウチの太宰クンとキャラ被りするさかい、あんま使いとおあらへんのですわ。( 次いで開かれた栗色の口から零れた言葉。前に似た様な事を言われた事が有る、なんて内心独特な笑い方と共に軽口、) 」   (2021/7/21 01:47:48)

太宰「 否。そうじゃない。…。此方の太宰治の能力の本質は、水だけじゃないんだ。( 彼が返した言の葉と軽口は半分正解だが半分外れ。緩り、と首を振った上で視線を紅玉へと持ち上げ乍ら、) 『 応諾 』のサキエル。あの水にはドーパミンみたいな効果も在るんだよ。」   (2021/7/21 01:52:04)

芥川「 ドーパミン? アドレナリンの前駆体や云われとるアレですか? ( ふと首を左右に振って揺れる双葉を見ては、次に発せられた言の葉に緩く瞬き。詳しくは知らない迄も確か、神経伝達物質、と云う眷属に属しているものだった様な、なんて、) 」   (2021/7/21 01:59:49)

太宰(( 御免為さいぼんやりしてました。ドーピングの誤字です。( 土下座、)   (2021/7/21 02:01:02)

芥川(( おや。(、) なら文章を打ち直すね。其と無理はしないで、ゆっくりね。( ふふ、)   (2021/7/21 02:07:30)

太宰(( 本ッ当に済みません …。( どよん、)   (2021/7/21 02:08:39)

芥川「 ドーピング? ならあの水浴びたら気分がハイになるっちゅう事ですか?   (2021/7/21 02:08:39)

芥川「 ( 彼の口から飛び出て来た、五つの横文字。一般的には運動競技等で成績を良くする為、筋力の向上や過大な興奮を招く薬物等を使用する事や其の隠蔽を指す言葉だが、水でドーピングとなると理解が及ばず傾ぐ首、) 」   (2021/7/21 02:11:29)

芥川(( 見ての通り僕もぼんやりしてるから気にしないで。(、)   (2021/7/21 02:11:58)

太宰「 そんな生易しいものじゃない。本当に視力が上がったり、単純に身体能力が上がったり、自然治癒力が強く働くようになるんだ。気分高揚も出来るけど。( 彼の言う事は遠からずも正解では無い。緩に双眸が伏せれば淡々と言の葉を紡ぎ、一番重要な情報で台詞を繋ぐ、) 但しデメリットも在る。一度に浴びると、異形化したり気が狂ったりするから。」   (2021/7/21 02:16:00)

太宰(( うぅ …。有難う御座います …。(、)   (2021/7/21 02:16:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、芥川さんが自動退室しました。  (2021/7/21 02:32:48)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/21 02:36:49)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/21 22:43:36)

芥川「 ほ ~ ん …。何ちゅうか、太宰クンらしいわ。( 次々にと溢れる据わった言の葉に瞬きしつつ、頭の後ろで手を組んでは相手側を見る。只管芥川に謝り倒しては慰め労われている涙目の赤髪を見ては苦笑が浮かびつつ、) 」   (2021/7/21 22:45:34)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/21 23:07:12)

太宰「 うん。だからさ、彼の力に君をぶつけたら如何なるのかなって。( 己も亦過剰な程の謝罪を繰り返す太宰と宥める芥川を横目に、ぽつ、と呟く。何かしらを贈与する力が反対に動いた場合、却説。想像だけでも愉しさから、ふよ、と揺れる煤色の双葉、) 」   (2021/7/21 23:09:44)

芥川「 ケッケッケ、島崎センセも悪いお人やわ ~ 。そんなモンおもろい事なるに決まってますやんか ~ 。( 彼が言葉を切った時には既に愉快に肩を揺らして笑い、猫目を細めつつに上記の返答。謂わば逆ドーピングか、と心中に想像の輪が拡がる、) 」→   (2021/7/21 23:17:05)

芥川「 ふう。却説、太宰くん。取り敢えず今から状況の整理をしておこうね。( ぺこぺこ、と蝗の様に頭を下げ謝り倒して来る彼の頭を撫で遣り苦笑した後に解放すると、兎も角今自分達が置かれている状況を二人で纏めておこうと提案。つい癖で煙草を取り出しそうになる手を制しつつに、) 先ずはっきり言って此方は不利だ。向こう二人の持つ力は能力主体で動く僕等にとっては相手も悪いし分も悪い。特に島崎。アレは物理でもリーチの差が有るし中々手が出せない強敵だ。だから太宰くん、彼について知ってる事を話して呉れないかな。彼の弱点とかは知っているかい? 」   (2021/7/21 23:23:08)

太宰「 君ならそう言うと思ってた。…。僕は君のサポートに回るよ。上手く動いてね。( 言い終えるよりも前に愉快で堪らないとばかりに笑う紅玉に、己も亦孔雀石が細まれば矢張り淡々と。勿論取材したい事は山の様に在りはすれども後にするつもりで、) 」→   (2021/7/21 23:25:58)

太宰あっ、は、はい!…。オダサクも能力関係なのか。えっとですね、島崎先生の力は『 切り離す 』事に特化したデバフが主です。例えば能力なら術者と干渉対象が切り離されますし、先刻俺が倒れたみたいに意識と身体能力が切り離されたりします。( 撫でられて仕舞うと別の意味で錯乱しそうになりつつ、知っている事を話せ、と頼む憧憬へと一生懸命言葉を紡ぐ。何とか期待に応えたい一心で普段より空回りが多発する頭を懸命に動かす、) で、ですね。弱点と言われると迷うんですが、基本的にあの力って物理攻撃を防ぐ手立てが無いんです。重力と自分を切り離す事は出来ても受けた傷と切り離すのは無理なんだとか。   (2021/7/21 23:30:19)

芥川… ふむ。成程ね。有難う太宰くん、少し糸が掴めた様な気がしなくもないよ。( 辿々しい言葉乍らも彼は元より喋り上手。次から次へ脳に、すっと疾風の様に入り込んで来る解り易い情報達を良く整理しては数度頷き再び微笑。寸時思考した後に、此方の織田くんの能力も説明しておくね、と付け足す、) 織田くんの能力の事は、此方の図書館の人は皆 “ あべこべ ” と呼んでいるよ。彼が触れたものは皆其の性質が逆に、つまりは “ あべこべ ” になるんだ。極々少量でも人を殺戮出来る猛毒だって、彼が一つ触れればどんな傷も病も治す万能薬へと変わる。但し彼の能力は物理的な物体には作用しない。例えば地に直立する人間を触ったとて宙に浮きはしないし、広がる地面に足が触れても天と地が逆さになる訳じゃない。引力だとか重力だとかの世の理には逆らえないんだって。   (2021/7/21 23:39:56)

太宰そうなんですか …。何方も物理は効くって事なんですね。あ ~ でもすんごい能力使い難いじゃないですか。( 彼からも情報が与えられ、入り込んできたものに緩慢と瞬きをしては二人の方を見遣る。向こうは向こうで何やら話しているらしい様子が見え、ぞ、と悪寒が走れば図らずも情けない語調になる、)   (2021/7/21 23:48:34)

芥川まあまあ。幸いにも僕達の指環は弓と銃で遠距離だし、能力で駄目なら物理で抗う事だって出来るよ。僕は武道に精通してたりするしね。( 心無しか悄気て仕舞ったアホ毛を見つつに微苦笑しては其の肩に手を置き慰めの言葉を。己と彼の能力の相性が良いのは解っているが、) 確かに僕と君の能力の相性は良いから、出来る事なら能力を使って戦いたい。けれど今回は相手が相手だ、仕方が無いよ。亦今度一緒に合技でも練習してみようね。   (2021/7/21 23:58:08)

太宰…!は、はい!( 物理で抗っても矢張り島崎藤村の存在が邪魔となる。対象が能力だけに留まらない上に恐らくは此の中で一番戦闘経験を積んでいる。少なくとも己よりかは、と頭が亦空回りし掛けた時、次いで掛かった言葉に瞠目。亦今度。つまりは次が在る。高揚からあっと言う間に紅潮して仕舞えば何度も頷く、)   (2021/7/22 00:03:26)

芥川? 顔が真っ赤だよ、太宰くん。( 少し元気付けるつもりで言葉を放ってみたものの、不意に彼の顔が林檎の様に真っ赤になると小さく首を傾ぐ。思い付きで言ってみた言葉な為に既に忘れ掛けているものの、そんなに嬉しかったのだろうか、なんて、)   (2021/7/22 00:06:59)

太宰!い、いえ、其の。…。亦芥川先生と共闘出きるんだって思ったら、凄く嬉しくて。( 例え喜ばせる意図が無かったとしても己からすれば有頂天にも等しく、どもり惑った末に、ぽつ、ぽつ、と笑み乍らの言の葉、)   (2021/7/22 00:08:24)

芥川…。ふふ。そう。矢っ張り太宰くんは面白いな。( 盛大に困惑しているらしい様子から察していたものの矢張り紡がれる言葉に口元に手を添えくつくつと笑う。そうも己が貴い存在か、と一周回って可笑しくなって仕舞い、戦闘中にも関わらず少しばかり笑声を紡ぐも其の分気分が明るくなった様に感じ、) … よし、太宰くん。取り敢えず軽い作戦でも立てよう。案は在るかな?   (2021/7/22 00:16:12)

太宰へへ。そうですか?…。作戦、ですか。( 面白い、と言われて仕舞うと道化師としては褒め言葉でしか無い。声を出して笑って呉れた様への歓喜から、ふよんふよん、とアホ毛が揺れるも作戦立てが提案されれば容易く止まる。先刻得た諸々から考えれば能力を使うのは得策では無い気がする。だが其も向こうも考える事では?と唸り乍らに逡巡、) えっと …。俺の力って水を操る以外に、自然治癒力上げたりとか傷を癒すとかも出来るんですよ。上手く使えませんかね。   (2021/7/22 00:21:20)

芥川…。島崎の “ 切り離し ” もそうだけど、織田くんの “ あべこべ ” も気を付けたい所だね。( 此方を見る大粒の琥珀が射止める儘に、此方も棚引く双葉を揺らしつつに思考。彼の治癒の力が向こうにとって逆に好都合なものにならないか、等は考えつつも、) …。然し、物は試しだ。太宰くんの能力を僕に掛けて、僕が刃で向こうに物理攻撃を仕掛けてみるなんてのは如何かな。   (2021/7/22 00:27:11)

太宰う ~ ん …。其が一番ベターですかね。( 彼から提案されたのは己も考えていた事。仲間にドーピングを掛けて戦う、と云うのは相手は別乍ら経験した事は在るもの。然しあまりの無難さから盛んに首を捻る、)   (2021/7/22 00:30:26)

芥川僕には被害が行かないかも知れないけど、僕に掛けられた能力を介して君に “ 切り離し ” が行ったり、若しくは僕に掛かった能力を “ あべこべ ” にされて僕が毒状態になる可能性が在るけどね。( 行ってみたは良いものの能力を使っての戦闘は余りにも危険的且つ賭博的で、うーん、と彼と同様に唸っては腕を組む、)   (2021/7/22 00:37:25)

太宰あっ、そっか。う ~ ん …。矢っ張り能力使わずに …。あっ。( 如何にかしてインパクトを与えたい、だが其には他障害が高過ぎる。余りの相性の悪さに唸るもふと、一つの思考に行き着く。之は之で可也の博打だが、と考え直しはしつつも、)   (2021/7/22 00:43:28)

芥川…。? 如何したの? ( 対能力に特化した向こう側と、能力を攻撃の主体として戦う己達。何方か同士の戦いなら未だ良かったものの、なんて悶々と思考が回る中でふと、唸り声を裂いた彼の素っ頓狂な声に瞬きしては琥珀を見下ろす、)   (2021/7/22 00:47:16)

太宰いえ、其の …。不意打ちで態勢崩せないかなって思いまして。( 己が上げた間の抜けた声に気付いた彼が尋ねて来れば、真逆嘘等吐けない故にしどろもどろに紡ぐ。だが考えてもみれば相手に島崎藤村が居る時点で油断を誘う等出来るのか、と思考を搔き消して仕舞う、)   (2021/7/22 00:50:51)

芥川…。不意打ち、か。( 彼の放った案は、不意打ち。つまりは向こう側の体勢を不意に崩し、   (2021/7/22 01:01:46)

芥川( 針の穴を通すが如くに相手の核を潰す、若しくは攻撃を与えると云う事。然し己等よりずっと練度も経験も高い島崎藤村に刃向かえるだろうか?と内心首を傾ぎつつ、) …。上手くやりさえすれば、難しくはない …。と、思うよ。   (2021/7/22 01:03:27)

太宰…。本当に博打ものですし、其さえも見透されてる気がしますけどね。( 返ってくる返答は半肯定。我乍ら可也無茶苦茶な自覚はしている為に、はふ、と息を吐いては彷徨う視線、)   (2021/7/22 01:14:39)

芥川油断ならないよね。あの男は特別観察眼が鋭いから。( 長い間話していても尚も此方を見続ける橄欖石に少し眉を顰め乍ら、) 唯の手合わせだとしても、降参します、なんて性じゃないしね。   (2021/7/22 01:17:56)

太宰降参は絶対嫌ですって!( びしばしと刺さり続ける視線に思わず眉根が寄りつつも、返答にはまるで噛み付く様な言い方、)   (2021/7/22 01:19:00)

芥川うん、解ってるよ。御免ね。( きゃんっ、と犬が噛み付く様に反論を叫ぶ彼に苦笑を浮かべては宥める様に手を振り、如何しよう、なんて茫然と考えつつに、) …。こう作戦会議が長引いていては手合わせをする前に日が暮れて仕舞うね。取り敢えず思い付いたもの全部試して行こう。君と僕なら出来ると思うから。   (2021/7/22 01:26:17)

太宰…。解りました。成る可く、先生に合わせます。( 時間的にも悠長にしている暇は無いらしい。手当たり次第の数撃ちだが何れだけ当たって呉れるのか、と思考しつつに大鎌を構え直しては二人を見据える、) →   (2021/7/22 01:33:33)

太宰「 作戦会議、終わった?( 如何やら漸く話が纏まったらしい。消耗防止に解いていた天使状態を再び発起させては、ことん、と首を傾ぐ。何やら侃々諤々と話し合いをしていた様にしても方針を変えるつもりは今は無く、とん、とん、と其の場で数度軽く跳ねる、) 」   (2021/7/22 01:35:19)

芥川…。先ずは …。( 片手に持っていた剣を利き手に持ち直すと蒼玉は細まる。最初は如何戦うか、と思考しては軈て隣の彼へちらりと目線を向け、其の直後に刀を確と握れば二人目掛けて走り出す。   (2021/7/22 01:39:48)

芥川( 当初に話していた自然治癒バフ作戦を使うつもりで、かかかっ、と下駄の音を響かせ長髪を靡かせ乍ら斬り掛からんと一直線に駆ける、)   (2021/7/22 01:41:33)

太宰…。!( ふと天河石が此方を向く。刹那の間では在れども確かな以心伝心が起これば頷き、生成した水滴を彼の胃へと直接落とし込み自然治癒力を上げる。今回は妨害が無かった事に安堵しつつ、己がすべき事とし再び織田へと斬り掛かる。島崎の方は軽々と刃を避けたらしいのを横目に、今は芥川と織田を近付けまいと動く、)   (2021/7/22 01:47:03)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、芥川さんが自動退室しました。  (2021/7/22 02:01:40)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/22 02:07:54)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/22 22:54:08)

芥川…。( 手筈通りに彼が己の自然治癒力を向上させたらしい。心身共に特に変化が在ったのは感じられない乍らも何かやる気が漲る様な気がしなくも無く、軽々と刃を避けた栗色へ向けて更に追撃。三つ編みからは自然と距離を離しつつ、)   (2021/7/22 22:56:01)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/22 23:04:05)

太宰「 …。( 芥川が放つ斬撃を躱す事其の物はそう難しい事では無い。だが味方と距離を離されて仕舞うのは少しばかり面白く無く、ひらん、ひら、と避け続けては指環を嵌めた上で銃弾で反撃。然り気無く交戦する二人の方へと足が進み乍ら、) 」   (2021/7/22 23:07:17)

芥川! …。( ふわり、ひらり、と風に靡く布の様に避けられつつも何度も刃を振るう最中、不意に響く銃声に頭が動いては間一髪回避。背後を一瞬一瞥した際に見えた銃弾の跡に天河石は細まり乍ら、後ろで響く金属の重なる音から遠ざかる様に駆けて亦斬り掛かる、)   (2021/7/22 23:15:46)

太宰「 …。( 如何やら御互いが御互い、別方向に誘導したいらしい。執拗な程の攻撃を危なげも無く回避する最中に亦銃弾を撃ち込むもふと思考。いっそ大きく場を搔き乱す方向へ意識が向かえば翼を大きく広げ、ぶわり、と風を巻き起こし乍ら飛翔。すたん、と二人の近くへ降り立てば織田とで太宰を挟み撃ちにする状況へ持って行く、) 」   (2021/7/22 23:19:50)

芥川…。( ふと目前の男が背の翼を大きく広げ飛び上がる。何をするつもりだ、と見上げたのも束の間、正面に降り立った事に因って瞬時に現状を理解する。挟み撃ちか、と小さく溜息を吐いては背後の赤髪の彼の方向へ後ろ向きの儘足を運び、ぽすん、と背を預けては剣を構えた儘に思考。未だ詰みではない、と薄く微笑した後、) … 太宰くん。背中、預けたよ。   (2021/7/22 23:35:10)

太宰…!はい。芥川先生の御背中には、掠り傷一つ付けさせません!( 此の儘なら力で押し通せる。芥川も上手く島崎を引き付けて呉れている為に確信し掛けた時、其の島崎が此方側へ文字通り翔んできた。タダでは勝たせて呉れないのか、と武器を握り直した時、とん、と何かが背に触れる。振り向く迄も無く聞こえた声に大きく目が丸まれば軈て、強く応え決意を新たに織田の方へと駆け出す、)   (2021/7/22 23:40:08)

芥川ふふ。頼んだよ。( 安堵するより先に飛んで来る元気発剌な声。ふ、と口角が上がっては小さく呟き落とし、指環を嵌めれば銃を構え発砲。無駄に体力を消費するよりずっと此方の方が楽だと云う理由で、然し脳の隅には一つ作戦を繰り広げてはいる、)   (2021/7/22 23:44:57)

太宰…。( 相も変わらず物理的な斬り合いは不得意なのか防戦する織田へと容赦無く鈍色の雨を降らせる。背後から銃撃戦の音が聞こえ乍らに唯々能力は温存し、じい、と相手の出方を伺いつつに亦大振りに横薙ぎにするを繰り返す、)   (2021/7/22 23:47:29)

芥川…。( 三、四、五、と確実に相手の足元を狙って発砲せども避けられ亦撃たれる。飛び退いて避ける事で結局は運動が伴いつつも、先刻思い立った作戦に於いて動き回る事は重要である為に致し方無く。無頼派同士の戦闘はと云うと、織田が兎の様に跳ねて飛びつつ時折ナイフを投げ付け攻撃をしている様だ、)   (2021/7/22 23:52:17)

太宰オダサク ~。何時迄こうやって逃げてるつもり?( 依然としてちょこまかと逃げる友人に微かに苛付くも飽くまで平静に。飛んできたナイフを大鎌の柄で弾き乍ら亦斬り掛かれば呆れ調子に紡ぐ、)   (2021/7/22 23:54:31)

芥川「 否々太宰クン、此のリーチ見てみぃや ~ 。ワシほんまは太宰クンと手合わせしたくあらへんねん、ワシが不利になる決まっとるし ~ 。( 大きく振り翳される紅の刃を最小限の動きで避けつつに、ふと掛かる間延び気味の声には此方も口を尖らせ乍ら返答。能力無しの物理戦は滅法弱いだと、) 」   (2021/7/22 23:59:46)

太宰なら出しゃばらなきゃ良かったじゃ ~ ん。( 相も変わらず後方から聞こえる耳を劈く発砲音と、近くから聞こえる風切り音に金属音。代わり映えのしない現状を内心退屈しつつに、ぐ、と足を引けば一気に距離を詰めてでの斬り掛かり、)   (2021/7/23 00:01:49)

芥川「 ワシが第一会派で一番レベル低いから今ごっつい向上心に駆られとるんや、しゃあないやろ ~ ? ッと、( 混凝土の空間に響く声、足音、銃撃音。其の他様々な雑音に紅玉はじとっと細まる中で、不意に距離を詰めて来た彼が己に斬り掛かって来ては二本のナイフで受け止める。距離が詰まる此の時を待っていた、とばかりにニヤッと微笑めば、ふう、と彼の目へ向けて強く細く息を吹く。口の中に飴玉を忍ばせていただけあって甘い息が唇の間から吹くものの、其処で “ あべこべ ” を発動しては “ 甘い ” を “ 辛い ” に。至極甘い息は飛び上がる程辛い、目も潰れる様な刺激的な息に成る、) 」   (2021/7/23 00:10:15)

太宰ッ、!!? ( 練度差が在るにしても此の巨大武器を受け止められて仕舞うと面白く無く、此の儘に吹っ飛ばして仕舞おうかと思考した時、不意に顔を寄せてきた彼が息を吹き掛けて来る。刹那に感じたのは甘さ。だが直後には備考は刺激臭に変換され、目の奥を突き刺す様な痛みに文字通り飛び退けば其の場に蹲る。生理的な涙が滲む激痛に堪らず呻けば能力を発動し、眼球を突き刺す元凶を洗い流す、)   (2021/7/23 00:16:04)

芥川「 ケッケッケ、吃驚したなぁ、太宰クン。( びゃんっ、と飛び退き其の場に蹲った彼へ肩を揺らし笑い遣ると上記を述べ乍らに駆け出す。向かうのは目の前を真っ直ぐに行った先に佇む、芥川龍之介。其の大きな背に駆けて行っては腕を伸ばし触ろうと指を差し向ける、も。其の直後、突如として此の広い空間が瞬く間に、ぼふんっ、と白煙で覆い隠される。瞠目して立ち止まるも目の前には既に芥川の姿は無く、肌に感じる湿り気から霧で在ると判断、) 」   (2021/7/23 00:22:12)

太宰ゔぅ …、( 目が痒くて痛くて堪らない。洗い流せはしても未だにじくじくと痛むもので動きも自然と鈍る上に、状況把握も儘成らなくなる。過剰な程に分泌される涙故に、ぐす、と鼻を鳴らした時、薄らぼんやり見えていた筈の視界が白に埋め尽くされているのを見る。霧の中に居るらしいのを感覚で知れば、今は兎に角視力の回復に努める、)   (2021/7/23 00:30:21)

芥川「 …。( 芥川の姿が無いとなれば本末転倒。兎も角赤髪からの反撃を防ぐ為彼の前から姿を消す様に霧の中へ紛れては辺りをキョロキョロと見渡し、島崎藤村の姿も無いのを把握する。五里霧中とは此の事か、なんてアホ毛が揺れる中で不意に、湿度の高い空間内で響き渡った銃声に亦しても肩が跳ねる、) 」   (2021/7/23 00:35:18)

太宰「 …。( 互いに銃口を向け合っていたのが途端に白煙で包まれる。霧となれば十中八九二人の何方かで在るのは明白で、はふ、と息を吹けば天使状態を維持した儘に別方向への能力を解放。所謂暴走制御状態も合わさればオーラは更に肥大化。“ 魔弾の射手 ” と呼ばれた状態になれば銃口を何処へと無く向け発砲すれば、弾は芥川の真横から対象へと発射される、) 」   (2021/7/23 00:41:08)

芥川「 …。此方かいな。( 一度響いた銃声から何と無く音の位置を把握し、ぽつ、と呟き落とせば憶測でしかないが銃声のした方向へ駆けて行く。島崎か、或いは芥川が居ると云う確信から寸時駆けていればふと、霧の中にやや黒い塊を見る。更に駆け寄り見てみると其処には、島崎に撃たれたのか右腕を抑えている芥川の姿があり、千載一遇の好機だと斬り掛かる。然し刃を振り翳してみると芥川の姿は靄の様にひん曲がり消え去り、其の場からは居なくなった。幻?と首は傾ぎつつも、) 」→   (2021/7/23 00:47:55)

芥川っ …。( 己の発案した、否、先刻の作戦会議から着想を得た作戦。其は相手を分散しバラバラの状態にする事。先ず先刻床に撃っていた銃弾を介して熱気を含んだ水蒸気と冷気を含んだ水蒸気を発生、組み合わせる。其処に火を点けた煙草を放り込むとあっと云う間に爆発的な霧が発生した。博打をする気分で試したものだが上手くいったらしい、と思っていた矢先に何処からともなく右腕に銃弾を受け、少し舌打ちを飛ばしてから其処彼処に強い冷気で捻じ曲げ作った己の幻、蜃気楼を設置して赤色を探し回る。から、ころ、と下駄の音が響き乍ら、)   (2021/7/23 00:53:42)

太宰…。!( 暫くし漸く痛みが収まり、ごし、と最後に目を擦り立ち上がる。辺り一面真白では在れども、四大天使には劣るにしても己も亦水を操る者故に動かすのは難しく無く、下駄の音も頼りに歩き出せば軈て霧の中に憧憬を発見する。声から勘繰られないよう、とたた、と駆け寄れば手を握り意識を此方へ向けさせる。だが微かに漂う鉄錆に気付けば瞠目、) 芥川先生、御怪我されたんですか。   (2021/7/23 00:58:35)

芥川… ! 太宰くん。( 右腕がズキズキと痛むのに見て見ぬ振りを決め込み乍ら、あの目立つ赤い髪の彼を探し回っているとふと、視界の隅で誰かが駆け寄って来る。島崎は有り得ない、織田か、と其方をばっと見れば其処にはピンと立った赤のアホ毛が見えた。案の定手を握ったのは捜していた太宰治。ほ、と肩の力を抜き其の名を呼んだと同時に彼からも言葉が掛かれば、済まないとばかりに苦笑、) うん。けれど此の位何て事無いよ。安心しておくれ。   (2021/7/23 01:03:48)

太宰「 …。( 広い空間となって仕舞うと声を潜められては音源を察知出来ない。此の能力にしてもデメリットが濃い為、却説如何するか、と思案したのも刹那。可也無理矢理で且つやった事も無い事だが、と思案し乍らも再び虚空へと向け銃弾を発射。対象は太宰治で、放った弾丸には少しばかり細工したもの、) 」→   (2021/7/23 01:07:16)

太宰本当に大丈夫ですか …?あ、俺の力で治しましょうか?( 己を視認した時に見えた微かな安堵の表情。己を見て安堵したのか、と思考すれば擽ったい気持ちが湧きつつも抑え、返答には提案で返す。今は己の力で自然回復力が高まっているとは言えども異常な迄の力を与えた訳では無い。異形にならない程度にやれば、と考えが纏まった刹那、遠くから銃声が聞こえたかと思えば左脚の一点が刹那冷えた。直後には焼ける様な痛みが巻き起これば叫びそうになったのを左手を噛み堪える。島崎の力にしても、今は天使状態だのに、と混迷した頭で傷を癒そうとするも力が上手く使えずに更なる混乱が起こる、) な、んで、力が使えないんだ、   (2021/7/23 01:12:18)

芥川否、僕は …、! ( 彼が己の傷を治して呉れようとする様子に亦も苦笑が浮かびつつ、やんわり断ろうとした時突如彼が自らの左手を噛む。突拍子も無い行動だが其の手を噛む行動の前に一瞬見えた痛苦を訴える表情を思い返しつつ、更に前の銃声から連想するに亦もあの男の仕業らしいのを察知。大丈夫か、と声を掛けようとした所で不意に聞こえた彼の呟きに蒼玉は窄まる。力が使えない?と一瞬止まり掛けた思考だが、咄嗟に自分と彼を包む程度の水のバリアで周囲を護っては彼の背を支え出血部分を見る。左脚から鉄錆が臭い赤が染み出ているのを見ては眉を顰め乍らも、) 大丈夫かい、太宰くん。   (2021/7/23 01:23:40)

太宰す、みません …。大丈夫です。( ぜ、は、と荒々しい呼吸の度に痛みが躯を軋ませる最中、背を支えて呉れる彼へと謝罪と返答。此の力の根源に触れられない感覚は間違いなく島崎の能力だのに、と何とか自立しつつに困惑が落ち着いてきた思考が回り乍らに、) 俺達って、基本的に暴走制御と天使状態って同時発動出来ないんです。躯への負担が大き過ぎるから。   (2021/7/23 01:28:09)

芥川良いよ、気にしないで。( 酷く痛そうに呼吸を荒げ冷汗を落とす彼。練度差も経験差も有るであろう島崎の弾丸を脚に受けたのならば妥当か、と眉間に皺を刻みつつ取り出したハンカチで彼の傷口を押さえて遣り、其の最中にふと紡がれる言葉には確かな頷きと共に発言を促す、)   (2021/7/23 01:34:55)

太宰…。でも、此の力を使えない感じも、此の状況下で的確に脚を撃ち抜いた弾丸も、絶対島崎先生のものなんです。…。なのに島崎先生が倒れてるって感じもしなくて、奇妙で。( 傷口に触れられるだけで痛みの波が増す感覚に呻きつつも、何とか声は荒げないよう声量を落とし乍らに繋げる。例え強さ断トツの彼等でもそんな滅茶苦茶な事をすれば寸刻と保たない。なのに能力への制限も消えないが為の違和感を其の儘口にする。と言うよりは今現在、憧れに憧れた大先生の手巾を己なぞの血で汚している現状の方が気掛かりで、)   (2021/7/23 01:39:23)

芥川…。聞いた事は有るよ。“ 魔眼の射手 ” とか言われているものだね。… 確かに、天使の力と暴走制御した状態を同時発動だなんて無茶にも程が在る。島崎が此の短時間でそうも成長や変化を遂げるものか … ? ( じわ、とハンカチに広がる血を見つつに彼の言葉へ己の意見を述べては、) …。然し此方を的確に狙い撃ってくるのは実に厄介だ。能力を無効化するともなれば尚更 …。… 細心の注意を払わないとね。島崎の暴走している可能性も踏まえて。   (2021/7/23 01:50:08)

太宰其か隠れて何かしてたかですね …。あの人、司書の腹心にも近い存在なんで。警戒するに越した事は有りません。( 如何やら時間制限付きだったのか違和感が消え、感じ取るや否や自らの力で傷を修復。すっかり元通りになった脚を撫で乍らに大きく息を溢しては伸びを一つ、) →   (2021/7/23 01:54:45)

太宰「 …。うん。問題無さそうだね。( 二発撃ってみたが特に何か反動が生じる様子も無い。ものは試しと力の流れを分散し操り、時には天使の力で切り離しを行い乍らに行使してみたが上手く行くには行った。だが可也の集中力を使うのも判明し、ふ、と顔を上げた頃に漸く仲間の存在に気が付く、) 如何?今の所。 」   (2021/7/23 01:57:18)

芥川「 あ、やーっと気付きはった。( 数刻前に島崎を見付け近付いたは良いものの何やら何かに途轍も無い集中を向けていた様で、今の今迄己に気付かなかったらしい様子を見ては仮定が確信に変わり苦笑と共に上記。何に集中していたかは知らないが恐ろしい御仁だ、と内心、) 今ですか? 今は ~ …。芥川センセが右腕、太宰クンが目を負傷って所です。まあ今頃は太宰クンが能力で治してる所やと思いますけど。」   (2021/7/23 02:10:17)

太宰「 目も?目はやってないんだけどな。( 己からの質問に返ってきた答え。右腕はやったにしても目の方は覚えがまるで無い。彼がやったのか、と刹那に理解しては頷き、少しばかり思案。今し方考えたばかり故に如何なるかは解らないにしても能力者本人なら或いは、) ねぇ、オダサクくん。 君の力はあべこべだって言ってたよね。あべこべに出来る対象って何れ位?」   (2021/7/23 02:14:20)

芥川「 あ、目はワシがやりました。…。ん?嗚呼はい。… 何れ位か。何れ位やろなあ …。( 彼に浮かぶ疑問符に答えた次に、己へ別の疑問符が降る。己が “ あべこべ ” に出来る範囲を問う言葉だった。其の暫く考えてもいなかった内容に腕を組んでは、) … えと、此の世の理が引っ繰り返らない程度には “ あべこべ ” に出来まっせ。せやからワシは重力とか引力とかは操作出来ません。」   (2021/7/23 02:20:54)

太宰「 此の世の理か …。( 疑問へきちんとした思考が返ってくるのは楽しいもの。更に詰めたくなるのを堪え逡巡へと頭を使えば、ふむ、と微々たる唸り、) 僕の暴走制御は、六回迄は思った対象へ撃てる。けど七回目は見当違いの所に撃たれる。最後のデメリットが厄介なんだけど、之は如何こう出来そう?」   (2021/7/23 02:24:01)

芥川「 あ ~ …。… 島崎センセとしては、何を “ あべこべ ” にしたいとかの要望は有ります? ( 次にと放られた言葉には緩く瞬きをし其の後に唸りつつの上記。彼程聡明でもない為に理解に時間が掛かっているのも事実、) 」   (2021/7/23 02:28:46)

太宰「 此の『 見当違い 』が君の力で『 必中 』にならないかなって思ったんだけど。( 言葉足らずで要領得なかったのか疑問符が返れば緩慢と瞬きをし、細かい要求として返答を放る、) 」   (2021/7/23 02:30:32)

芥川「 …。『 ハズレ 』を『 アタリ 』にするっちゅう事ですか。… やった事はあらへんけど、多分出来ると思います。( 再び細かく返答が返れば納得し何度も頷く。銃弾、若しくは銃其の物に触れば、或いは。笑顔で要望に応える事を約束しては頭の後ろで手を組む、) 」   (2021/7/23 02:35:38)

太宰「 なら物は試し。やってみよう、オダサクくん。( 何を考えているのか其の本懐迄は知れない乍らも尽力はして呉れるらしい。概ね期待通りの遣り取りに満足すれば次に来るのは好奇心で、再び集中すれば能力を発動。銃口の向く先は彼では有れども対象は、芥川に二発と太宰へ二発、) 」   (2021/7/23 02:38:27)

芥川「 任せとって下さい。…。… 一寸失礼しますよ。( 彼の言葉通り、己へと放たれた筈の銃弾は逸れて明後日の方向へ飛んで行った。今ので計六発、となれば次は七発目。ひょこひょこと彼に近寄っては銃に手を触れ、目を閉じて集中する、) 」→   (2021/7/23 02:45:49)

芥川……。! ( 彼と暫く息を潜めじっとしていた頃。不意に霧で埋もれた空間に高らかに銃声が計四回響き渡り、ほぼ同時に水のバリアを貫通するかの如き勢いで銃弾が四発此方へと撃ち込まれた。次には水のバリアは唯の水と化し、床に水溜まりとなって力を失う。命中しては終わりか、と思考を働かせては、) 太宰くん、動けるかい。   (2021/7/23 02:49:42)

太宰!は、はい。もう平気です。( 不意に轟いた銃声の直後、己等を覆っていた水のバリアに衝撃が穿つ。守って呉れていなければ今頃頭を、なんて思えば青ざめる心地乍らも之で計六発。七発目は大体が滅茶苦茶な方向へ飛ぶのを知っているが故に安堵さえし乍ら、) →   (2021/7/23 02:52:16)

太宰「 うん。…。じゃあ、行くよ。( 四発とも正常に放たれたが何か防壁でも張っていたのか、其らしい声が聞こえて来ない。となれば七発目は試し撃ちになるのだろうか、と向こうの思惑とはややズレた思考が起こりつつも再び集中し、対象を太宰へと定めて放つ。上手く行けば背後から腹部を穿つ軌道で放たれる、何かしら不具合が生じた時には己も何が起こるか把握出来ていない。まるで賽子を振った様な心象で、) 」   (2021/7/23 02:55:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、芥川さんが自動退室しました。  (2021/7/23 03:09:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/23 03:15:30)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/23 23:05:12)

芥川… ! ( 再び水のバリアを張り直し、霧の中で何処から弾丸がやって来るか細心の注意を払いつつに辺りを見渡す。島崎が持つ能力は、隣の赤髪に因るとこんな濃霧の中でも確実に狙いを定め銃弾を当てて来るものらしい。ならば例え何度切り離されようとも防壁は張っておくべきだと、剣を握る片手が汗ばみ乍ら、)   (2021/7/23 23:41:25)

芥川( 天河石が細まった時ふと、水のバリアが瞬時に再び水へと還った。一発の銃声の後、矢張り直ぐ。狙い撃たれているか、若しくは銃弾を操る能力でも在るのか。再々度水の防壁で己含めた彼を護りつつ、熟感じる分の悪さに眉は顰まる、)   (2021/7/23 23:50:29)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/23 23:54:49)

太宰「 …。うん。成功したみたいだ。( 銃弾は銃口から発射されず、かと言って見当違いな方向へ飛んだ訳でも無いらしい。つまりは両者の能力が正常に作用した事を意味し、ふ、と思わず口角が上がる。彼の力は誓約さえも超えて仕舞うのか、と解れば身震いさえする程で、成功の確信から上記を諳じる、) 向こうから出る気は無さそうだから、消耗戦も出来そうだよ。如何する?」   (2021/7/23 23:59:43)

芥川「 あ、ほんまです? まあワシにかかればこんなモンですわ ~ ! ( 能力を上手く操作出来たらしく、隣の彼から成功を伝える言葉が掛かれば元気に弾ける様な笑顔で応える。己としても能力を使った実感は反動の息苦しさから感じられ、軽く喉を摩りつつに次ぐ提案には笑顔で返事、) ええんとちゃいます? 太宰クンも芥川センセも能力主体、能力に頼って戦闘してるトコが   (2021/7/24 00:10:52)

芥川「 在りますし。島崎センセの仰る通り、消耗戦が効果抜群やと思いますわ。」→   (2021/7/24 00:13:47)

芥川…。太宰くん。僕が思うに、此の儘じっとしているのは危険だ。( 鳴り響く銃声の後に残るのは、生暖かい濃霧のみ。能力を使った代償として頭を揺らす頭痛に額を押さえつつ、次に凶弾が牙を剥く前にと声を潜めて彼へと提案。動き回っていれば狙いも定まり難くなる筈だが、もし関係無いとすれば唯の体力の無駄となる。然しじっとしていても此の儘では恐らく消耗戦、何方の体力が先に底を尽くかの戦闘になる気がした為、)   (2021/7/24 00:18:26)

太宰で、ですが芥川先生。本来なら島崎先生の “ 魔弾の射手 ” は七発目は狙った位置に飛ばないんです。でもあの弾丸は確実に俺達を狙ってた。オダサクのあべこべで必中の力を得て仕舞ったとしたら、下手に動いても当たる気がするんです。( 己を護っている所為か顔を顰めつつも提案してきた彼に、少しでも助けになればと純度の高い水を生成し乍らに自らの考えを紡ぎ出す。島崎の力があれで釣り合うのは、七発目に自爆ないしフレンドリーファイアが起こる可能性が格段に高い故。其のデメリットから解放されたと仮定出来る以上手立てが思い浮かばず、自らも水の防壁を創った直後には銃声と共に防壁へ弾丸が当たったのを感じては更に焦る、)   (2021/7/24 00:28:36)

芥川…。成程。ならば動こうが動くまいが、向こうには関係無いと云う事か。( 彼から有益な情報が次々与えられる度、思考は著しい程に回転する。島崎の能力で放った銃弾は七発目は見当違いに外れると云う事、然し其の七発目が此方を狙い撃ちして来たと云う事、そして其の原因は織田の能力に有り、島崎が織田の能力に因って必中の力を獲得した可能性が高く、故に動き回ろうが当たるものは当たると云う事。正に一撃必中の射手、真の “ 魔眼 ” 。全くタチが悪いものだと内心、顎に手を添え思考しつつ彼の錬成した高純度の水を空中で変形させつつ、) …。ならば今からは、多少当たっても致し方無しと捉えた方が良さそうだね。然し其では能力の浪費に因る消耗と異形化が気になる …。… 太宰くんの云う “ 異形化 ” は、補修で治るのかな?   (2021/7/24 00:37:41)

太宰え?えっと …。治りはします。しますが、万が一異形化した時精神が耐えられるか如何か …。( 一定速で鳴り響く銃声を聞き防壁を張り続ける最中、突然問われては刹那硬直。仲間を異形へ堕とした事は無いが少なくとも、試しにと実験体を相手にした時は躯は補修で治ったものの或程度精神に酷いダメージが残った場合が殆ど。たかが手合せにそんなリスクは背負うものとは思えずに語調はやや弱め、)   (2021/7/24 00:51:57)

芥川… そう。( 語尾が段々弱くなって行く様子から察して、彼の言う “ 異形化 ” とは並大抵のものではない事が解る。目が増えたり骨が増えたりするらしいが、と内心に想像図を描き乍らも早々に停止。己が精神を病んだとなれば沢山の人に迷惑が掛かる為、有難くも面倒臭く情け無い事は成る可く避けたいのだ。故に更に思考しては、ふと、) …。ならば最初に挙がった、不意打ちは如何かな。此の濃霧だしそう気付かれないと思うのだけど。   (2021/7/24 00:56:55)

太宰不意打ちなら …。其こそ特攻みたいな感じになりそうですね。( 如何したものか、と思考する最中に彼から提案が掛かる。二人の居場所を突き止め奇襲を掛ける、との言葉に思案し唸る。探す間は駆けずり回る事になるのは必至で在り消耗は確実。だが此の状況下となると織田も近くに居る事も確定している様なもので有る故に、こく、と頷く、) 二人が探知に劣るのを祈りましょう。   (2021/7/24 01:05:24)

芥川そうだね。後はもう一つ、霧に混ぜておきたいものも有るけど …。之は時間との勝負になりそうだ。( 彼の頷きを見ては己も亦頷き返し、手の上で操っていた水を空へ解き放っては水滴に分散し、霧の中を飛び交わせて偵察とする。無駄な消耗を防ぐ為にと施したものを其の儘に、呟き落とす上記は独り言染みたもの、)   (2021/7/24 01:12:16)

太宰霧に、混ぜる?( ふと彼が解放した水滴を見送りつつに呟きへは言の葉を反芻し疑問符とする。時間勝負となると毒か何かだろうか、と勝手に推測をしてみたり、)   (2021/7/24 01:14:58)

芥川…。太宰くんは、ドライアイスって知ってるかな。生鮮食品の冷温輸送や保管に用いられる、二酸化炭素を固体にしたものなんだけど。( 彼の問いにはゆったりと頷き、蒼玉を向けては緩く微笑む、) 空気にも混じっている位だから身近な気体ではあるんだけど、二酸化炭素は有毒でね。生物が高濃度の二酸化炭素を体内に取り込むと、呼吸中枢が可笑しくなって呼吸が止まって仕舞うんだ。此の呼吸不全が長く続くと最悪死ぬ事だって有る。之を二酸化炭素中毒と云って、一般的にドライアイスは室内で取り扱う時、換気が必須だとされているんだよ。   (2021/7/24 01:30:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/24 01:37:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、芥川さんが自動退室しました。  (2021/7/24 01:50:28)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/24 23:07:51)

太宰ドライアイス?ええ。…。其を散布するんです?俺達も漏れ無く死にません?( 彼からの問い掛けは知っているもの。と言うよりは之も物好き司書の受け売りの様なものだが、と思考した所で思い至るのは己等への害。呼吸が如何のこうのならば害は平等に降り注ぐ。そんな思考回路から生じた純粋な疑問符で、)   (2021/7/24 23:10:06)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/24 23:15:19)

芥川そう。其なんだよね。だから考えるだけに留めてたんだけど … 矢張り危険だね、此の案は。( 依然降り注ぐ鈍い銃声に耳を傾けつつ、其の度に氷の防壁で身を護り乍らヘラリと苦笑。無駄話だったかな、と小さく呟いては、) 兎も角、向こうが不意打ちを仕掛けて来るなら此方も不意打ちだ。今し方僕の放った雫達が彼等を見付けている筈だよ。   (2021/7/24 23:18:46)

太宰いっそ玉砕覚悟で …。こう、水に酸素を仕込むとか。( 向こうも向こうで削りに掛かるのか断続的に響く銃の音を聞きつつに、うぅん、と少しばかり唸れば意見を一つ。今は彼が索敵しているらしいのには、こく、と頷き乍ら、)   (2021/7/24 23:27:27)

芥川嗚呼 …。確かに、純度の高い酸素程人体には有害だしね。( 時折瞬きを緩慢とし、目を瞑った時に雫と視界を繋げる。未だ見えないし見つからない、と内心ぼんやり焦りが浮かびつつ、彼の言葉には頷き。己の推察が当たっているか如何か不安ではあるが、)   (2021/7/24 23:36:25)

太宰ええ。普通に窒息させるでも良いですし。( こく、と頷きを返せば概ね正解とし応える。だが其も効くか如何かは完全に博打。抑水中酸素濃度を上げる等考えた事も無かった為、出来るか如何かと云う前提からブレる、)   (2021/7/24 23:49:31)

芥川うーん …。僕と太宰くんなら出来なくもない、かな。もういっその事此の空間を水で埋めて仕舞うと云うのも手かも知れない。( 彼の言葉に同様に頷いては更に自らの思考を広げる。彼としては前回と同じ結末は嫌かも知れないが、なんて、)   (2021/7/24 23:56:48)

太宰あ ~…。で、すね。あれは確実に死にます。( 彼からの言葉に、ぽし、と頬を掻けば思案。否応無しに思い返すのは親友との手合わせで、あまり良い思い出では無い故にやや苦々しい表情、)   (2021/7/25 00:12:35)

芥川でも島崎の能力の事だ、満たしている間に狙い撃ちされてはひとたまりも無いね。( 矢張り前回の事を思い出したらしいのか表情に苦味が混ざる様子に眉根が垂れつつ、次から次へと体躯を穿たんとする銃弾を氷で弾く、) …。然し、多少の博打はすべきか。此方が体力切れになる前に動かなきゃ。   (2021/7/25 00:15:40)

太宰ですね …。一先ず動きましょう。( にっちもさっちも行かないとし、提案に素直に頷けば辺りを見回す。絶えず己等を穿たんとする銃弾。却説如何動いたものか、と思案顔、)   (2021/7/25 00:26:29)

芥川うん。…。却説、取り敢えず僕等が動いた事がバレない様、静かに動こう。向こうの位置が割れ次第背後に回って奇襲 … と云うのが不意打ちとしては普遍的なものだけど、太宰くんは何か考えは在るかい? ( 下駄を軽く整え直しては再び頭部を穿たんとする銃弾を氷で防ぎ、ぼんやりした頭痛を払う為数度首を横に振っては声を潜めての上記、)   (2021/7/25 00:32:56)

太宰…。否。シンプルに行きましょう。( 更なる言の葉には、ふ、と笑み首を振る。下手に考えては躓くだけと先刻理解したが為、)   (2021/7/25 00:43:48)

芥川解った。其じゃあ先ずは …。…。( 笑顔と共に首を振る動作へ緩く微笑を返し頷けば、一先ずと目を閉じ再び雫に意識を繋げる。濃い白だけが埋め尽くす大空間の中でふと水滴の一つが、ぴとん、と何かに落ちる。其処へ目を通すと目的通り、捜していた島崎と織田の姿が見えた。時間が掛かったものだ、と己の鍛錬不足を感じつつ、天河石が覗いては琥珀を見遣る、) … 此処から真っ直ぐ十米、右に二米程行った所かな。もし相手が普通に撃っていても掠る距離だ。   (2021/7/25 00:52:02)

太宰…。分かりました。( 彼が伝えた具体的な座標に頷き、自らにバリアを張れば彼から離れ駆け出す。如何やら交互へ狙いを付けているらしく、此方にも飛んでくる銃弾を盾で受け続ける。流石に己も消耗してきたもので、特有の気分の悪さと首根っこの息苦しさが襲い掛かる。かふ、と拙い息をしつつも駆ければ軈て、目標地点近く迄行き着けばスパンが短くなる銃弾の雨に顔を顰める、)   (2021/7/25 01:13:43)

芥川…。( 己が位置情報を伝達すれば意気揚々と駆け出した彼。然し通り過ぎる横顔に見えたのは薄らとした疲労で、随分と長期化している、と内心。濃霧の御陰で視界不良になったのは良い事なのか悪い事なのかの区別もいまいち付かず、己は彼の援護に回る。目を閉じ、再々度雫と共鳴。其の傍で右手の剣に彼の錬成して呉れた水を混ぜたオーラを渦巻かせ乍ら、)   (2021/7/25 01:19:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/25 01:33:45)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、芥川さんが自動退室しました。  (2021/7/25 01:57:26)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/25 22:59:16)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/25 23:20:21)

太宰…。!其所だ ッ !! ( 息苦しい、視界が霞む。ぐらり、と歪む視界の中で何とか息を吸い込めば奥歯を噛み締め、霧の中薄らぼんやり捕えた姿を見定めれば大鎌を握り直し、だがほぼノーコンで刃を滑らせる。如何やら対象は集中していたらしく、確かな手応えを感じ見えたのは島崎藤村が背に切傷を受けよろける姿、)   (2021/7/25 23:26:37)

芥川! ( ふと霧の立ちこめる視界の中で響いた、一層高らかな彼の声。見付け、攻撃にも成功したらしい。彼の声がしたと同時に剣を手に駆け出せば、軈て見えた敵二人と彼の付近で剣を床に突き立てる。島崎藤村が苦し紛れか撃ち放った銃弾を水滴の集合体で防ぎ、割れた床の隙間から水が勢い良く噴き出せば鞭となって敵の体躯を縛り上げる。瞬間、指鳴らしで霧を文字通り霧散させ乍ら、)   (2021/7/25 23:31:09)

太宰「 ぅ …。( 突如として霧の中から鋭い声が飛んできたかと思った直後、熱い痛みが背中を襲う。斬られた?位置が割れたのか。突然と集中が断絶されれば思考が停止し掛け、何とか頭を回そうとするも次の瞬間には何かに縛り上げられる。夥しい出血の中で更に痛みを受けては呻き声を上げ、踠く序でに能力を発動すれば右手に持つ銃の引き金を引き芥川を穿たんとする、) 」   (2021/7/25 23:38:26)

芥川… ぐッ、! ( 隣の三つ編みの青年は赤髪の彼が見ていて呉れている。今の内に厄介な方を、と刃を振り上げた時不意に、空間へ再度鈍い火花の音が響き渡る。次の瞬間には腹部に鋭く熱い痛みが迸り、口から赤の一縷を流して呻くも一歩を踏み出し刃で銃を払って床へと放らせる。そしてすっかり霧の晴れた頃には、此の空間には己と、赤髪の彼が立っていた、)   (2021/7/25 23:47:50)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、太宰さんが自動退室しました。  (2021/7/25 23:58:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、芥川さんが自動退室しました。  (2021/7/26 00:20:15)

おしらせ太宰さんが入室しました♪  (2021/7/26 22:05:42)

太宰「 …。( 流石に力を酷使し過ぎた、と失血でもぼんやりとする頭で思考する。背中に受けた傷も決して浅くは無く、此の儘動きを封じられて仕舞うと気絶も時間の問題。仲間で在る織田も動きを封じられ太宰に見張られている。却説、と考えはしたもののするべき最善は実力行使で、力尽きる前にと頭痛で軋む頭を働かせれば芥川の能力へ干渉。水の鞭と術者への “ 切り離し ” を行使し乍らに翼を動かし脱出を図る、) 」   (2021/7/26 22:11:30)

おしらせ芥川さんが入室しました♪  (2021/7/26 22:33:56)

芥川! 往生際が、悪いね!( 素の練度でも可也上を行く島崎藤村の銃弾を諸に受け、腹部はじんじんと灼ける様な痛みに襲われている。然し赤髪の彼の齎した自然治癒力上昇の効果に因って緩慢とだが傷が塞がっているのを感じ、如何するか、と瞬きする中。ふと目の前の島崎を縛っていた鞭が唯の水と化し、微かに瞠目すれば片手で腹部を抑えつつもう片手で剣を振り下ろし再び能力行使。自らの血液を気体に変えてから島崎の傷口に染み込ませた上で、其の足を蹴り体勢を崩さんとする、)   (2021/7/26 22:40:51)

太宰「 _ ッ、! ( 上手い事能力が発動すると体躯を縛るものが無くなる。は、と熱い呼気を吐き出し駆けては血に混じる別の血にも気付かず、転がる形で回避すれば床に落ちる拳銃を拾い上げ発砲し牽制とする。彼の出血の遅さから見て太宰からの祝福を得たのは間違い無く、ならばと更にもう一発は能力を込めたもの。魔弾として放った弾丸が赤髪の腕を貫きよろめいたのを横目に見遣る、、) 」   (2021/7/26 22:49:21)

芥川… 太宰くん、( 勝ったと油断したのは如何やらいけなかったらしい。次から次へと巻き起こる流血沙汰に眉は顰まる中、次にと二発響いた銃声には刀を握り直す。不意に再び腹部を劈く痛みの波に呻き乍ら、何とか体勢を保ちつつ織田から離れた状態で指を鳴らす。すると、先刻血を染み込ませた島崎の四肢が液状と化し、両腕両脚を失った島崎の体躯が床に落ちるのを確認してから能力を発動しようとも直ぐに討てる様に拳銃を構えておく。織田は太宰に任せる事にして、ぜ、は、と荒い息を吹き乍ら、)   (2021/7/26 22:56:39)

太宰「 … !? ( 流石にこうもなると息苦しくなってくるもので、殆ど同等の力を持つ太宰からの一撃が身体に響き動きや思考を鈍らせる最中、不意に肢体が焼けた。否、焼ける様な痛みに唸るも次の瞬間には肩や足付け根から下の感覚が全て消え、体躯は敢え無く床へと落ちる。爛れ溶けた、と称するに等しい有り様を頭の何処かで理解し乍らも激痛の渦中では思考にも狂いが生じ、肢体を失った体躯を縮こまらせては痛苦に小さく呻くのみ、) 」   (2021/7/26 23:04:24)

芥川ぅ … ッ、( 何とか上手く行った、と思考した時にはもう既に体力も気力も限界で、面倒臭がりな己が仕事でも無いのに良く此処迄したものだ、と脳の何処かで笑う自分の存在を感じたのみ。頭に錐で孔を開けられている様な鋭い頭痛と、腹部・右腕に拡がり続ける痛苦に其の場に膝を着くも、決着を着けるつもりで銃の引き金を引く。然し様々な疲労から狙いがブレたのか、銃弾は島崎の頭の直ぐ横を穿った。微かな瞠目と微笑が落ちたのを最後に、かちゃん、と銃を取り落としては其の場に四つん這いに迄なる、)   (2021/7/26 23:15:18)

太宰「 …。トドメ、刺さないの。( 痛みが一周し麻痺して感じられなくなり掛けた頃、ぼやけた視界で漸く此方へ向く銃口を捉える。いっそ楽にして貰った方が良いかも知れない。己にしては足掻いた方か、と目を瞑った直後に鋭い銃声が轟いた。だが新たな痛みは何処にも無く軈て、彼の体躯も落ちれば辿々しく舌を回し問う、) 」   (2021/7/26 23:18:00)

芥川……。刺す、体力が無いだけさ。… 如何やら僕の怠慢が、… 今になって牙を剥いた様だ …。… 命拾い、したね。島崎。( ぐら、と視界が揺らぎ、煮え繰り返る様な痛みが絶えず脳を刺激する。もう立ち上がる気力さえ無く気絶でもしそうなのを、己が四肢を融かした彼が問い掛けて来たのを認識して意識を繋ぐ。ふ、と薄く微笑しては辿々しく問いに答え、頬を滑落する汗を其の儘に、) … 太宰くん、大丈夫かい?   (2021/7/26 23:24:56)

太宰…。えっ、あ、はい!大丈夫です。( 友の手を後ろ手に締め上げ首筋に刃を突き付け動くなと脅す体勢を取る最中、不意の彼からの言葉に瞠目し応える。如何やら彼は彼で島崎を殺すだけの体力が無いらしい。然し二人とも断末魔状態、放っておいても死ぬだろうが、芥川だけ治すにしても今は下手に力を使えない。二人で何かを話していたのか、芥川の方を向く島崎が、ふぅん、と小さく相槌を打ったのが聞こえたのみ、)   (2021/7/26 23:28:14)

芥川… そ、う …。( 織田の方は太宰が見て呉れているのを視界の隅に見乍ら、到頭其の場に寝っ転がっては溢れ出る血を手で圧迫し少しでも出血を抑えんとする。然し矢張り可也血を失っている所為か腕に力が入らず、大した応急処置にもなっていないのを何と無く察しつつに今度は己が島崎へと問い、) …。ねえ、島崎。僕から君に質問なんて珍しいけれど、…。… 之は一体、何方が勝ちなのかな。   (2021/7/26 23:35:45)

太宰「 どう、なんだろう …。でも。僕達が死んでも、太宰くんは彼を殺せるだろうから …。…。君達の、勝ち、じゃないかな。( びり、と痺れるにも似た痛みが少しずつ薄れて行く中ふと、彼が問えば己も途切れ途切れに応える。タッグ戦では在れども最後まで立っていたものが勝ち、となれば、といった単純極まりない思考の仕方で、)」   (2021/7/26 23:39:05)

芥川…。なら、そう云う事にしようか …。( 小指一本、睫毛の一本すら真面に動かせない。そんな中でゆっくりと帰って来た返答に薄らと微笑を浮かべては瞼を落とし、ふー、と細く長く息を吐くと、) … 太宰くん。僕等の勝ち、だそうだよ。   (2021/7/26 23:41:36)

太宰えっ?えっと。…。な、らしいんだけど。オダサク。( 何を話していたのかは聞こえていたが何やら結論として弾かれて仕舞ったらしく、突然の呼び掛けに目を丸めては狼狽えつつに友の意見を仰ぐ、)   (2021/7/26 23:45:14)

芥川「 ん ~、まあええんちゃう? 今のワシは勝敗着いとらんかっても太宰クンに何時殺られるか解らへん状態やし。完全に白旗やわ。( あんな激戦が有ったにも関わらずなだらかな決着に肩が揺れつつ、両手を挙げては降参の意思表示、)   (2021/7/26 23:54:02)

太宰じ、じゃあ、俺達が買ったって事で!補修室行かなきゃ。( 穏な執着に、ほけ、と惚け掛けるもハッとし武器を本へ戻し天使状態も解く。見るからに危険な状態なのは明らか故に駆け寄った頃には、島崎は天使状態も解け既に虫の息、)   (2021/7/26 23:58:50)

太宰(( 勝ったです買ってない !! (,)   (2021/7/26 23:59:09)

芥川「 島崎センセはワシが連れてくわ。太宰クンは芥川センセ宜しゅうな。( 己の首に添えられていた鋭い刃が無くなったのを確認すると、ひょい、と立ち上がり同じく駆け寄る。芥川が指を鳴らして島崎の四肢を元に戻し其の儘気絶したのを見れば思わず苦笑が落ちつつも、島崎をそっと背負っては一足先に補修室へと、)   (2021/7/27 00:02:20)

芥川(( 落ち着いて。大丈夫だよ。(、)   (2021/7/27 00:02:47)

太宰解ってるって!…。芥川先生、芥川先生。確りしてください!( 最後の最後で島崎の肢体を治した芥川が気絶したのを見、己より高い背を何とか背負えば絶えず呼び掛け乍らに友を追う形で補修室へと駆け込む、)   (2021/7/27 00:06:30)

芥川「 …。っと。( 急ぎ足で補修室へ二人を担ぎ込めば寝台へ寝っ転がし、洋墨瓶と調速機、彼等の著書を装置へ嵌め込み補修開始。勢い好く回る歯車を見詰め軈て、補修が終わったと報せる音が補修機から聞こえては安堵の息。すっかり虫の息だった、と追憶しつつに、)   (2021/7/27 00:12:23)

太宰は ~…。良かった ~。( 大慌てで補修室に乗り込み寝かせ、調速機を嵌め込んだ上で補修は開始され終わる。正常に直されたらしい事に安心しては大きく溜息を落とし、手近な椅子に座り込む。己も怪我はしていたものの感覚が麻痺しているのか気付かない儘、)   (2021/7/27 00:14:52)

芥川「 調速機有って良かったわ ~ …。…。って、太宰クン! 太宰クンも腕とか怪我しとるやん!一寸本貸してみ! ( すう、すう、と寝息を立て眠っているらしい二人を見る中でふと、溜息を吐いた友の方を見れば微かに瞠目し彼の著書を分捕る。芥川の著書が嵌っていた補修機に彼の本を嵌めては再び補修を開始、)   (2021/7/27 00:27:09)

太宰え?あ、ほんとだ。( ふと彼が指摘を飛ばせば己も腕を見、今更の様に怪我に気付くもぶん取られ瞠目。補修により治っていく傷を感じ乍らに、)   (2021/7/27 00:35:11)

芥川「 ほんまにも ~ …。太宰クンはそう云うトコはホンマにとろくさいんやから。気い付けてえや? ( 如何やら今の今迄気が付いてなかったのか、と察しては熟溜息しか出ず、然し困り眉の微笑で念を押しては己も椅子を引っ張って来て座る、) 」   (2021/7/27 00:41:43)

太宰とろくさいは余計!( 心配してくれるのは解るにしても余計な言の葉に、む、とむくれれば軽く噛み付く、)   (2021/7/27 00:47:36)

芥川「 ハイハイ。でも鈍感なんはホンマやで? ( むくれる様子に威嚇する子犬を連想するも口には出さず。肩を揺らし笑ってはふと、) あ、せや太宰クン。今日檀クンと会うた? 」   (2021/7/27 00:52:38)

太宰「 む ~…。ん?檀?( むす、と頬を膨らませるも不意の問い掛けに、きょとん、と瞳が丸まる。親友の顔は容易く思い出せはするものの会った覚えが無く傾ぐ首、) 」   (2021/7/27 00:55:26)

芥川「 あ、会うとらんか。( 窄まる琥珀と首を傾ぐ動作に一つ頷いては納得。己も彼の顔を頭に浮かべはするものの、) なら、今度会ったら言っといたってや。あんまり無理したらアカンよって。」   (2021/7/27 01:00:15)

太宰え?うん。でも何で亦。( 一応頷きはするも要領得ず、ことん、と首を傾げては問いを一つ、)   (2021/7/27 01:02:54)

芥川「 何か …。此間此方の無頼派で朝迄呑んどったんやけどな。料理の後片付けしてる時の檀クンの顔、っちゅうか、目が。えらい澱んどってな。どろついた目しとったんや。   (2021/7/27 01:06:52)

芥川「 追憶する酩酊の中の寒気を言霊に換えつつ、) そん時はワシも酔っとったし、見間違いや思ったんやけど。一応、念の為な。」   (2021/7/27 01:07:55)

太宰何でだろ。此間なら負けたのがそんなに悔しかったのかって訳でも無いだろうし。( 飽くまでも一応を念頭に語る彼へ、こく、と頷きつつも思案しては遠くを見遣る、)   (2021/7/27 01:10:34)

芥川「 悔しがるどころか自分の悪い所直そうと努力しとったしなあ。( 座った膝に肘を付いては、ぼう、と紅玉は何処と無く視線を彷徨かせる、) 」   (2021/7/27 01:17:28)

太宰余計解んないや。( ゆらん、と気儘に足が揺れつつ亦思考。悪魔の所為か、だの滾々と湧く思考回路をぼんやり眺めつつ、)   (2021/7/27 01:19:23)

芥川「 せやなあ。( 背に圧し掛る疲労から細く息を吐きつつ、) まあ、何が在ったかは知らへんしワシの勘違いや知れへんけど。一応見といたってや。」   (2021/7/27 01:25:04)

太宰ん。一応気を付けとく。( ぐん、と伸びをしては己も亦緩く欠伸を落とす、)   (2021/7/27 01:26:10)

芥川「 頼んだで。( にし、と明快に笑んでは背を伸ばした上で頭上に両腕を伸ばし大きく伸び、) …。夜も更けて来たなあ。ワシもそろそろ疲れたし、御暇しよかな。」   (2021/7/27 01:32:18)

太宰そ?んじゃ俺もそろそろ戻ろっかな。( こく、と頷けば己も応え立ち上がり、亦一つ伸びをしては、) 今回は一寸締まらない終わりになったけど、次はぜーッたい負けねえから!   (2021/7/27 01:33:55)

2021年07月19日 23時33分 ~ 2021年07月27日 01時33分 の過去ログ
一縷.
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