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「【第二部屋】幽鬼連舞【創作】」の過去ログ

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2024年12月30日 19時30分 ~ 2025年01月09日 17時24分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

五月雨/葵 凛花( まだ最近のことだったからか、貴方はなんの話かはすぐ理解してくれたようで。ただ、赤道村でのことを彷彿させる言葉の溜め方や声のトーンからみても、白い感情ばかりではないらしい。) ( 自分がその場に居合わせたからといって、彼が金剛流でもない人に物を預けたからか、死ぬというもしも話を口にしたからか。…もしくは葵自身に向けられたなにかかまでを察することができるほど、貴方との距離は近くなかった。) ( 貴方は所属先の当主に忠実で、真面目で────…そういった印象を強く抱いていたものだから。こちらからの話は難なく通ると思っていた。)『はらいは確かにあの方のまぁまぁ近くにいるけれど、だからと言って本人ではありません。もしかしたら傷をつけるかもしれない。返さないかもしれない。』( だから、そう返されたことに少し驚いた。)『⋯⋯あたしに預けて、良いんですか?』( 答えは決まっていたのだけれど、間が開いた。会話には適度な空白が必要で、それが真面目な話なら尚更。) ( 数十秒、雨音だけがその場に存在した。薄暗い世界で、貴方をじっと見つめる。)   (2024/12/30 19:30:48)

五月雨/葵 凛花「はい、構わねーですよ。」   (2024/12/30 19:31:05)

五月雨/葵 凛花( そのまま、しっかりと前を見据えて返答する。瞳にも、声にも迷いはない。)「…あたしが預かったのに無責任だ…って言われたら返す言葉もねーんですが……。」( 眉を寄せ、若干口をへの字にしながら呟いては続ける。)「楽師とはいえ、あたしの立場は今春の使用人です。他のとこの当主の予定まで知るのは難しいです。…仕事の合間に時間を作ったとして、会うことが叶わなければ目的は果たせねーんですよ。」「…ほら。クリスマスプレゼントっつーんですから、それまでには返さねーと。」( まず述べた理由は貴方が予想していたものと一致する内容だったろう。クリスマスが目前に迫った今日、悠長にはしていられなかった。)「…自分で返しに行けねー理由は以上です。…あぁ、でも。」( 袖先に染み込んで溜まっていた水を軽く絞って、もう一度貴方を見た。)「偶様以外の金剛の方でしたら、頼んでなかったですね。」 (「最悪、白子に使用人の仕事を一時的に任せることも考えていたんで。」) ( ぽつりと追加された代案は本当に最終手段として考えていたものだろう。)    (2024/12/30 19:31:21)

五月雨/葵 凛花( ………もし、貴方が「どうして?」と疑問を提示したならば、それに答えるように続けるんだ。)「赤道村で件のやり取りをしたというのが大きいですが………それ以前に、偶様は楽師として優秀な方だとあたしは思ってるんで。」「何度か同じ現場に居合わせたこともありますが、終始身勝手な行動は見られず…所属先の金剛流や命を蔑ろにするような素振りも感じられなかった。」( ふぅ…と小さく息を吐き出して、)「だからあたしは"金剛流当主様へ預かり物の返却を任せることができる"という点において、偶様を信用してるだけです。」( 薄く微笑んだ表情は建前か、それとも素の表情だったろうか。)   (2024/12/30 19:31:34)

五月雨/葵 凛花    (2024/12/30 19:31:57)

五月雨/葵 凛花( 今春流所属の使用人、葵 凛花は口が固い。今春の書庫で手に入れた知識を、任務で活用できる場面であったとしても即座に口を割ることはできない思考を持つ。) ( それは内向的な組織だからか、禁術や古い記録をもつ今春の価値を落とさないためか、使用人としての立場はゆえか───あぁ、否、それら全てだ。) ( 秘密を抱えるのは得意だ。必要に応じてそれらを開示する判断力も兼ね備えている。) ( だから、貴方の言葉から"もしかしたら"が生まれていても、自ら言うことはしなかった。しないことを選んだ。) ( 情報を引き出されるだけになりたくなかった。今こちらからそれを開示して、なにか利益があるとは思えなかったから。)『──────夢、じゃあありませんよ。』( ただ、貴方が。)『金木犀のにおいと、突然の眩しい光が見えて目を瞑ったら、居た。灰金の髪と光のない黒曜の目をしたひと。』( 貴方から開示してくれたから、こちらも口を開こうか。)   (2024/12/30 19:32:30)

五月雨/葵 凛花『⋯⋯不思議な夢の内容、合ってます?』「あぁ、びっくりするくらい同じですね。……はい、合ってますよ。」( 一緒に仕事をしていた楽師達は殆どが山道を降りていったのだろう。横目で遠くを見ても、ぽつりぽつりと雨宿りをする人影がいくつかあるくらい。) ( 雨が、彼らと二人を隔てる自然のカーテンだ。…カーテンといっても、とても薄いけれど。) ( 風が拭いて、木の葉に付着していた水がバタタッと落ちる。音が、雨が一瞬だけ強くなる。) ( それが止んだなら一層静寂さを増した空間で、貴方は言うんだ。)   (2024/12/30 19:32:43)

五月雨/葵 凛花『────あたしの調べ物に協力してくださいませんか、凛花さん。』( その強い眼差しは、貴方がなにかを裏で抱えていることの証だろうか。)「…それだけであたしが頷かないこと、偶様ならわかりますよね。」( でも、ごめんね。)「…詳細を教えてほしいです。調べ物の内容、目的。…条件が合っていたとはいえ、あたしに協力を求めることを決めた理由。」「…無所属ならまだしも、あたしは今春に所属しているんです。下手なことをして、迷惑をかけたくねーんですよ。」( すぐに了承することは、難しいから。どうか、答えてください。)   (2024/12/30 19:33:03)

五月雨/葵 凛花((高橋さん宅、はらいちゃんへ!!遅くなりました───!   (2024/12/30 19:33:32)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが退室しました。  (2024/12/30 19:33:37)

おしらせ畑/藤原麗星さんが入室しました♪  (2024/12/30 20:05:42)

畑/藤原麗星((【悲報】名前をミスる   (2024/12/30 20:06:45)

おしらせ畑/藤原麗星さんが退室しました。  (2024/12/30 20:06:48)

おしらせサラダ/藤原麗星さんが入室しました♪  (2024/12/30 20:06:52)

おしらせ梓/東雲琉花さんが入室しました♪  (2024/12/30 20:06:53)

サラダ/藤原麗星((どっちも野菜的だから許してください 藤原の親です   (2024/12/30 20:07:06)

サラダ/藤原麗星((梓さんこんばんは!   (2024/12/30 20:07:15)

サラダ/藤原麗星((今日はよろしくお願いします!   (2024/12/30 20:07:22)

梓/東雲琉花(( こんばんは!こちらこそ宜しくお願いします☺️💗   (2024/12/30 20:07:34)

サラダ/藤原麗星((今とんでもない新事実発覚して草 ちょっと待っててください梓さん   (2024/12/30 20:08:53)

サラダ/藤原麗星((一旦帰宅します!!!!   (2024/12/30 20:09:17)

梓/東雲琉花(( あ!大丈夫ですよ〜!!お待ちしてます!☺️   (2024/12/30 20:09:17)

おしらせサラダ/藤原麗星さんが退室しました。  (2024/12/30 20:09:19)

梓/東雲琉花(( はーい!   (2024/12/30 20:09:23)

おしらせサラダ/藤原麗星さんが入室しました♪  (2024/12/30 20:13:37)

サラダ/藤原麗星((部屋主さんは神(帰宅しました!)   (2024/12/30 20:13:47)

梓/東雲琉花(( おかえりなさい!💪みかんさんはみかんの神様で悪魔ですから(?)   (2024/12/30 20:14:42)

サラダ/藤原麗星((二つの性質を持ち合わせる♦️   (2024/12/30 20:16:02)

梓/東雲琉花(( 草、某ヒ……さんだ… ちなみにロル先行とシチュどうしましょうか!   (2024/12/30 20:17:18)

サラダ/藤原麗星((ミナコイでロル回すの久しぶりで感覚が掴めないので、先行お願いできますか!?シチュエーションどうしよう!(相手任せの大馬鹿者)   (2024/12/30 20:18:18)

梓/東雲琉花(( 先行お任せ下さい〜!!了解ですよん!!!🎶 シチュエーションどうしましょ 仕事帰りにデートしたり、または一緒に帰宅したり……?何かしたいのあれば!   (2024/12/30 20:20:25)

サラダ/藤原麗星((可愛くて草 一緒に帰りながらお散歩したいです!時間帯はちょうど今の時刻くらいの夜かな?   (2024/12/30 20:22:41)

梓/東雲琉花(( 一緒に帰ってお散歩しますか!!!可愛くて愛おしいな 時間帯ももう暗くなってきた頃だな…くらいの頃…(?)任務場所事前に聞いて此方からお迎えしに行こうかなと!   (2024/12/30 20:25:02)

サラダ/藤原麗星((お迎えしてくれてるのスパダリすぎるだろ 死ぬまで……ダーリン……そばにいていて……   (2024/12/30 20:26:36)

梓/東雲琉花(( へへ!!!だんだん暗くなってきて心配なのでね………傍に行きますよ…☺️☺️☺️では先書いてきますねん!お時間頂きます…!   (2024/12/30 20:29:48)

サラダ/藤原麗星((わーい!おねがいします!   (2024/12/30 20:30:57)

梓/東雲琉花 ( 既に太陽は眠りにつき、真っ暗な闇が辺りを支配している中。子供も大人も寒い暗闇から温かい光へと移動していく中、少年はただ一人。闇夜の中に佇んでいた。刀を振るい、鞘に収める。手馴れた動作で行われた一連の流れは、背中に隠すことで仕舞いとするだろう。刀を持つにはもう厳しい時代ではあるが、少年にとってこれは商売道具。多少の手間があったとしても、持つべき必需品である。 )「(………今日の任務は。)」( これで終わり。少年は一つ息を吐く。任務が終わったのであれば、もう怖いものは無いのならば。少年は必要無い。少年は普段の〝少女〟へと、呼吸と共に緩やかに戻っていく。冷静になり漸く感じた冷えに耐えるように、首に巻いた布を引き上げ一つくしゃみをした。もう寒い。すべき事を終えたのだから、少女はこのまま帰路に着く​────訳ではなく。帰路とは逆の方へと、そのまま駆け出す事だろう。 )   (2024/12/30 20:56:31)

梓/東雲琉花 「…遅くなっちゃった、謝らないと。」( 走りながら独りごちた言葉は、この近辺にて任務があったはずの貴方へ向けたもの。暗い道を一人で帰らせるのは心配で、少女は貴方に一緒に帰ろうと申し出たのだ。…だが、既に日は沈んだ。もしかしたら、貴方を待たせているかもしれない。心配をかけただろうか、それとも気にせず帰っただろうか?今の貴方のことについて、少女は何も分からない。ただ貴方を心配し、先へ急ぐだけ。 )「​───…麗星!」( 闇夜の中から、煌めく太陽たる貴方を探す為に。少女は珍しく声を張り上げているはずだ。 )   (2024/12/30 20:56:34)

梓/東雲琉花(( ちょっと短い!もう少し気合い出します🙏   (2024/12/30 20:56:58)

サラダ/藤原麗星((ウワーーーー!!!!!俺のダーリン   (2024/12/30 20:59:34)

サラダ/藤原麗星((これで短いって何?異次元の存在?   (2024/12/30 21:00:01)

サラダ/藤原麗星((ひとりごつ   (2024/12/30 21:00:26)

梓/東雲琉花(( ダーリンです!!フン!!🎶 二つに分けたから長く見えるけど多分実際はちょっと短いです 頑張るね…💪   (2024/12/30 21:01:03)

梓/東雲琉花(( ひとりごちてるな   (2024/12/30 21:01:21)

サラダ/藤原麗星「琉花、まだかなぁ……」まだあどけなさを残す獅子の子は、夜の草むらにしゃがみ込んでは、自身の式神であるケセランパサランを、ふにふにとつついて暇を潰していた。「もしかして、なにかあったのかな?あわわ……琉花が、怪異に頭から丸ごと食べられちゃってたら……あわっ、どうしよーッ!?」畢竟、それは杞憂である。今回の戦いにおいて、麗星は怪我を負っていた。いくら飛躍的な身体強化が可能とはいえ、人の身は人の身である、傷つけば血は流れるし、処置をせねば膿み腐る。それ故の心細さでもあった。更に言えば、夜の闇への恐れでもあった。星のない夜空の寂しさと言ったら、ない。迷子になった時のようなひもじさに耐えかねて、ついに泣き出そうかと、目頭に熱が帯び始めた……その時。   (2024/12/30 21:27:56)

サラダ/藤原麗星「……るかっ!」暗く包む叢雲が晴れ、望月が顔を覗かせた。その声を聴いて、麗星の表情がぱぁっと明るく輝き出す。「えへへっ、琉花!オレねぇっ、オレねぇっ、今日頑張ったんだぜー!」麗星は、東雲琉花の前では特別子供らしくなる。ハグレの身であることからか、はたまた華族の落胤であることからか、欠落した自己肯定感を埋めるためであるからかは定かではないが、彼は日頃から自主的に大人ぶっている。……それでも隠しきれない青さが彼の弱点であり、美点だ。ただ、琉花の前では隠さない……いや、隠せないのかもしれない。兎も角、年相応に幼い、そして安心したような愛しげな顔で、貴女の瞳を見つめては、今日の出来事を報告する。脇腹の傷は、宵闇に隠して、きっと悟られぬように。   (2024/12/30 21:27:59)

サラダ/藤原麗星((ウオーッ(数年ぶり)   (2024/12/30 21:28:16)

梓/東雲琉花(( 麗星くん可愛いんだけど 幼子だ……かわいい……   (2024/12/30 21:31:07)

サラダ/藤原麗星((ガキんちょ   (2024/12/30 21:31:35)

サラダ/藤原麗星((オ↑レ↓さ↓   (2024/12/30 21:31:45)

梓/東雲琉花(( ちびっこかわいい   (2024/12/30 21:31:54)

サラダ/藤原麗星((ガキが……舐めてると潰すぞ……(ぺちょ)   (2024/12/30 21:36:27)

梓/東雲琉花(( つぶされてる…?   (2024/12/30 21:45:35)

梓/東雲琉花( 貴方の明るい声が、静かだった世界に木霊する。嬉しそうに此方へ報告しようとする貴方の年相応な姿が愛おしくて。そっと目を細め、柔らかい表情で貴方の言葉に耳を傾けるはずだ。 )( 少女は時に親のように、姉のように、先輩のように。大切な貴方がいつまでも輝いていられるように。少し先でいつも優しく笑っている。…今日だって。〝家族〟として、貴方という温もりが他に奪われないように。少女は身につけていた布を​────俗に言う〝まふらー〟を、貴方に巻くはずだ。 )「うん、うん。……そっか、頑張ったんだ。偉いね。もっと聞かせて?」( 貴方の頭を撫でながら、少女は更に話を聞こうとするはずだ。貴方が頑張ったのなら、何度だって褒めたいから。目的を持って任務を達成したその経験は、きっと貴方を更に成長させただろうから。少女は貴方の成長を見て、ただ幸せそうにしていたはずだ。そう、​────鼻を掠めたものさえなければ。 )   (2024/12/30 22:01:23)

梓/東雲琉花 「……………麗星。」( 幸せな空間に不釣り合いなその匂いには、覚えがある。任務の中で、時に頻繁に感じるそれは​────貴方が隠し事をしているという合図であろう。 )「…怪我、したの?放置してたら危ないよ、どこを怪我したのか教えてご覧。」( 貴方はもしかしたら、此方の心配を見てまた自己嫌悪に苛まれるかもしれない。心配をかけたくないという貴方の思いを、少女は良く理解している。共感している。だがそれでも、貴方の怪我が悪化して欲しくないから。それで貴方に苦しんで欲しくないから。貴方が嫌悪感に苛まれないように、常に優しく声で、態度で、姿で。少女は最近の任務にて一応持ち出していた、包帯代わりとなる布を取り出し始めるだろう。 )   (2024/12/30 22:01:28)

梓/東雲琉花(( ぺしょ………   (2024/12/30 22:01:51)

サラダ/藤原麗星((なみだでてきた   (2024/12/30 22:03:10)

サラダ/藤原麗星((エーーーグ   (2024/12/30 22:03:17)

梓/東雲琉花(( サラダさんが泣いてらっしゃる…泣かないで…✋   (2024/12/30 22:09:52)

サラダ/藤原麗星「それでなっ、オレがグオーッて走って、バシバシッ、がおーっ!……ってやってさぁ!それで退治できたんだぜっ!」無邪気に、そして饒舌に語り出す。自分は強いのだと、もう心配はいらないと、そう誇示するように。「へへっ、これ、ふわふわ!でもいいの?任務の後だから汚しちゃうぞ……」寒空の下、マフラーと気遣いの暖かさは痛く身に染みる。ありがとう!と微笑むと、乾燥で潤んでいた目から、一筋の涙が零れた。「……し、してないよ!怪我なんて!オレは強いんだもん……!痛くないしッ、気にしないでよ!」まさしく、痛いところをつかれた。あまりにも分かりやすい、誤魔化しにならない誤魔化しだった。正直者の麗星にとってのいちばん苦手分野とは、嘘やハッタリといったものなのだ。   (2024/12/30 22:20:08)

サラダ/藤原麗星「だ、だからっ……気にしないで……」そのことを何より理解してるのは、麗星自身であった。先程まで彼を包んでいた覇気が、どんどんと薄れ消えてゆく。家族同然である東雲琉花には、自分の稚拙な欺きなんて通じない……確かにそう、知っていたのだ。「……ごめんね、オレ……嘘つくつもりじゃなかったんだ。琉花に、オレなんかのことで心配して欲しくなくって……手当なんかさせちゃってさ、メイワクだろ……?」その優しさが、さらに麗星の心を惨めにさせる。カッコイイところを見せたい、などという幼稚な思考と故の欺瞞……曰く、プライド。それを守ることを捨て、今はただ必要な箇所の衣類を脱ぎ、彼女へ向かって無防備に患部を晒すまでだった。   (2024/12/30 22:20:12)

サラダ/藤原麗星((ょゎぃ   (2024/12/30 22:20:19)

梓/東雲琉花(( えーーーん大丈夫だよ迷惑だなんて思ってないよーーーーあーん😭😭   (2024/12/30 22:24:18)

サラダ/藤原麗星((ざこの思想、麗星   (2024/12/30 22:24:40)

梓/東雲琉花(( そんな麗星くんが梓は好きです…!!😭💗   (2024/12/30 22:25:12)

サラダ/藤原麗星((It's Fall in Love…………😭😭😭😭😭😭   (2024/12/30 22:25:47)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、サラダ/藤原麗星さんが自動退室しました。  (2024/12/30 22:50:55)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、梓/東雲琉花さんが自動退室しました。  (2024/12/30 23:08:13)

おしらせ福豆/長谷川 晴日さんが入室しました♪  (2024/12/31 02:45:56)

福豆/長谷川 晴日「……っ琴羽さまを刺した、刀について……です」ひりひりと頬がしびれて、うまく動かない。目が泳がないようにするだけで精一杯だ。傷もひび割れも見当たらない黒曜のもろい瞳は、確かに今の今まで柔く包まれて、守られていたのだろう。今にも崩れそうに見えるのは、伝わる音の低い震えがただ恐ろしいのだ。脅威にはならずとも、見慣れぬものには変わりないのだから。ぬらりと光る銀の刀身までまざまざ見せ付けるように、手のひらで刀身を支え、刀を差し出した。「これ……門間の言う〝一〟というものが残した刀です。術式を無効化する呪物の、ようで……」故に、自分の力が及ばなかった。そこまで口にすると言い訳のように聞こえる気がして、逡巡する。静かに頭を下げると、クセのない髪がさらりと下に流れた。「…………力及ばず。申し訳ございませんでした。」『……フンッ』これ以上歯切れ悪く喋るのは、いやだ。真実でいたいのだ。これ以上誤魔化しを続けるなどは恥だ。或いは己の狭量によって、罪を呑み込むことから逃れたいと願っているのやもしれぬ。責任から手を離すことは、如何様にも恐ろしい。   (2024/12/31 02:46:00)

福豆/長谷川 晴日「雲角さまが、琴羽さまにかけられた呪いは門間本人が掛けたものではないと仰っていました」顔を上げる。「……呪物の作成は、呪術師の得意分野でしたよね。何か、お心当たりはありませんか。」貴方に、どんな石を投げられることもなかった。それより大切なことに、思索を巡らせているのだろうか。ならば次を見据えなければならないのだ。人としての彼女が殺されてしまったのならば、怪異となった彼女に刃を向けるしかないのだ。開花の術とは、そういうものなのだから。希望を厭うひとの前で、次を、次をと願う子供の姿はやはり、毒か刃物にも似ている。しわの少ないふくらとした手のひらには、未だ憎たらしい輝きが反射していた。   (2024/12/31 02:46:04)

福豆/長谷川 晴日((夕月さん宅逢崎くん宛です、遅くて申し訳ないです……🙏   (2024/12/31 02:46:27)

おしらせ福豆/長谷川 晴日さんが退室しました。  (2024/12/31 02:46:29)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが入室しました♪  (2024/12/31 17:13:03)

夕月/逢崎聡咲無言で、貴方の言葉を一瞬たりとも逃さず聞き入れる。空いた左手で貴方の差し出す刀を取れば、なるほど。明らかに通常の刀とは違うという妙な違和感を感じられた。彼の続く言葉、『呪術師』とこの呪物。そして『楽師殺し』。それら三つの言葉が頭の中で繋がって、浮かんできたのは一つの推測だった。   (2024/12/31 17:13:18)

夕月/逢崎聡咲「……少なくとも、この件は君んせいやない。過失でゆえば油断した僕ん方が大きい。あんな近ういて防げんかったんやからな」言葉を紡ぐ。それは彼にしては珍しい貴方を慰めるようなものだった。逢崎聡咲は他者の過失を見逃さない。それを見つければ執拗にいじり、とぐろを巻くように逃げ道を塞げば、じわじわと心を蝕む言葉を流し込む。そんな人間だ。しかし、それをしなかった。それは彼の言葉の通りだ。己の過失。そうだとも、全て己のミスだ。己が生んだ最悪の事態だ。そのように認識して自分を奮い立たせていた。自己嫌悪で補わなければ崩れてしまうほどまで、追い込まれていた。   (2024/12/31 17:13:31)

夕月/逢崎聡咲「……せやさかい、いまは考えんな。それより目え向けなあかんもんがあるからな」貴方がその言葉に対してどのように反応しようとも彼は彼の言葉を綴る。目はいまだに黒いままだ。ひどく重苦しい声も変わらない。しかし、貴方の前を向こうとする姿勢に応えたのは事実だった。   (2024/12/31 17:13:40)

夕月/逢崎聡咲「ひとまず、これは君にしかゆわん。せやさかい、扱いには気いつけろ。…琴羽は……あん龍は天神市場に向こうた。それになんの意味があんのかはともかく、君もそこについてはある程度知っとるやろ。天乃信勝っちゅうもんが座長しとる楽師以外の術師が集まる闇市。いろんな呪物がよおさん揃っとる場所や。せやさかい、門間はそこで諸々の準備を済ませたんとちゃうかと睨んどる。例の『堕落龍』やら『開花の術』やら『楽師殺し』とか。そこん伝手で見つけたんちゃうか? あくまで推測や。鵜呑みにすんな」情報を流す。この場で得た資料と己の推測を合わせたものを他者に初めて伝えた。他に流すなとは言わなかった。今回の貴方の動きを見て余計なことはしないだろうという判断だろう。それは時に重圧となる。そんなことは既に把握済みだ。だが、己が信頼できる人間は貴方を含め片手の指の数も存在しない。ゆえにまだ若い貴方にこの話を切り出したのだ。加えて、視点の違いというものもある。長い間である種の傾向を持ってしまった己とは異なり、まだその在り方が未熟な彼であれば、己の取り逃がしそうなものに気づけるのではないかという考えを持っての判断だった。   (2024/12/31 17:13:46)

夕月/逢崎聡咲((福豆さん宅長谷川くん宛です〜!!!   (2024/12/31 17:14:38)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが退室しました。  (2024/12/31 17:14:40)

おしらせ漆/周 社さんが入室しました♪  (2024/12/31 18:00:49)

漆/周 社「ん………ぅ…___________。」(左肩の痛みがじくじくと走る度に、何かを思い出しそうになる。その何かに、辿り着きそうになる度に……何かが、それとも誰かが、だろうか。社の頭から、思考をひょい、と取り上げてしまって。) (思考が取り上げられれば、社の瞳からはふっ…と光が無くなり…かくん、と首と体が前のめりに倒れそうになって。) (その姿は、草原を前にし、うつらうつらとしているかのようで。) (…思考が抜け落ちて数秒、また意識が戻って瞳に光が灯り、頭を社が上げるのと…からころとした、はらいの鳴らす下駄の音が重なるのは同時であった。…その時に、社は見る。) (_______自身と同じ黒髪。一つに纏められたそれは、風に煽られはた、と揺れ、社の目を引いて。そして、装いは…何故だろう、初めてなのに…より新鮮に感じられてしまって。それでも、黒染めの江戸小紋は彼女に何処までも似合っていた。…最も目立つのはその瞳、だろうか。宵に鈍く輝く、月が如き色。もしくは蜂蜜の色とでも称すべきか。全体的に黒い印象を与える装いの中でキラキラと光るその双眸は…。) (さながら、闇夜に二つ浮かぶ満月のようで。)   (2024/12/31 18:01:24)

漆/周 社(…対する、社の装いと言えば。)  (する、と眉の上辺りで切り揃えられたお姫様のような前髪に。肩甲骨よりも下まで伸ばされた、さらりとした黒髪。白い襟詰めブラウスにいつもの揚羽蝶の羽模様が目立つ黒い羽織に、海老茶色のロングスカート…。) (だが、いつもは光を受ければキラキラと光る、黒曜の瞳だけ…いつもより、鈍色に近くて。) (…はらいが和風一本ならば、社はいつもの和洋折衷…と言った具合であった。) (…はらいは。その綺麗なお顔には似つかわしくない…痛々しい傷を付けていて。社はそれを見ると、思わず奥歯を噛み締めてしまい。) (……どうしてか、社も。あなたと同じで、顔に幾つかの傷。右頬には、殴打されたような痣。唇には、縦に切れたような幾つかの赤い線。) (これもまた、妙に同じく。襦袢の下、その左肩。踏み付けられたのか、広い面積に認められる黒く変色した痣があり。…はらいには、秘密だ。…だけど…同じ秘密、だね。)   (2024/12/31 18:01:59)

漆/周 社(さぁ、満月のような双眸が、パチ、パチと瞬いて。社にとってその変化は、満月が半月へ、半月が新月へ…お月様が忙しなく、姿を変えているかのように映っていて。) (…社には美しい物に見惚れる感性がしっかりとある。社にとって、はらいの"ソレ"は見惚れるに足る物であり。) (そして……。)   (2024/12/31 18:02:17)

漆/周 社『─────────周さん?』   (2024/12/31 18:02:25)

漆/周 社(彼女の呼び掛けにより、ようやく社の意識は引き戻された。) (…何故、彼女は自身の名前を知っているのか。…何故、自分は彼女を見た瞬間、はらいだ。と認識できたのか。) (…何か、やっぱりおかしい気がする。今日は。まるで、夢でも見ているかのような………。) (…だが、また思考の海に沈もうとしていた所。海からざばぁ…と引き摺り上げてくれる存在が、ここには居た。)「…………ぁ……えぇ。私は…あまね……周よ。合ってる」「偶…はらい……………知ってる。知ってるわ、はらいちゃん。」(前、失礼しますと言われれば。「えぇ、どうぞ。」と返す社。) (…社は少しばかり困惑していた。その双眸に見惚れて、気付けばはらいは既に琴を隔てて自身の目の前に立っていて。そして、否応なしに目の前へと座り込んでしまっていた。…もっとも、社は滅多な事でいや、とは言わないから…そこは重要な問題では無いのだが。)「なや…み…?そ、そうね……悩み……悩み……。」(……ぐいぐいと、内側へ食い込んでくる子だ。) (悩み…そうだ、あるにはある。しかしそれはスピリチュアルな内容で。社は話すべきかどうかで、口籠ってしまって…。)   (2024/12/31 18:02:42)

漆/周 社(________きらりとした、お月様のような目が、こちらを射抜く。)(どす、どす、とそれは社をその場へと縫い付けるように、固定してしまって…。) (そのまま、彼女は笑顔で自分に問うのだ。) (…普段ならば……大丈夫よ。…むしろ…その傷、大丈夫…? なんて、社は切り返していた事だろう。) (だが、その傷は触れてはいけないような気もしたし…何より、何処か現実感の無い、浮足立った状況に……社は押し切られて、思わず零してしまうのだ。)「……いえ…そういう訳じゃ、無いのだけれど。」「…変な、ね。夢みたいなのを見ていたの。」「私が狂楽師になってて………色んな人を傷付けて、失望させてしまう夢。それで、大事にしてた琴とか…全部、無くなっちゃって。」(社は、自分のふわふわとした悩みを、ぽつぽつとはらいに告げるのだ。) 「…ふふ……。おかしな話よね。私は"楽師"なのに。」 (そこまで告げて、社は困ったように目を瞑り、控え目に微笑む。ああ、変な話だ。自身は楽師だと言うのに。)    (2024/12/31 18:03:19)

漆/周 社「……私が狂楽師だったら…皆は……はらいちゃんは、どう思うのかしら。」 (そして、目を開く。再び開かれたその瞳には、何処か悲し気な色が認められて。自分でも、その色が浮かぶ意味はわからない。) (でも……この、現実感の無い時間が終わった時。全てがひっくり返ってしまった時。目の前にいるあなたが、自身をどう思うか…。正しくなかった自分が、あなたの前に存在していいか。それが、ただ気になって。) (…軽蔑するか?それとも関心を無くすか?それともその場で死刑だろうか。…仮にそうだとしたら…どう返されようが、受け入れるだろう。社は、自身の生死、そして降り掛かる物事に対して……些か無頓着な人種だから。…自分がもし狂楽師だったら。それにより、あなたがどう傷付いてしまうか、という事の方が気になるような人種だから。)   (2024/12/31 18:06:02)

漆/周 社((寝落ちごめんなさいぃぃぃ……。高橋さん宅、はらいちゃん宛です!   (2024/12/31 18:06:29)

おしらせ漆/周 社さんが退室しました。  (2024/12/31 18:06:41)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが入室しました♪  (2024/12/31 18:42:43)

高橋/偶 羽良ヰ「しますよ。あたしだって、⋯⋯人間だし。」(〝人間〟の前に僅か、空間が入ってしまうのは仕方がないだろう。)(まずもって、人間とは何か─────などと、思考するたちではないのだ、この少女は。)(ただ、遺書に書き残す内容が思いつかないとか、無性に会いたいと思うほど大切な人がぱっと思いつかないとか、憎しみや嫌悪の情が湧かないとか⋯⋯そういう、破片がいくつか抜け落ちたような状態は人と表して良いものか。ふと、考えることならある。)(八つ当たりをするのは人間でしょう? 小さな証明をひとつずつ集めては、はらいのことを人でいてほしいと言ってくれた人を、嘘吐きにしないようにしているわけだった。)   (2024/12/31 18:43:08)

高橋/偶 羽良ヰ(────────迷いも、また、人間の表れであろうか?)   (2024/12/31 18:43:18)

高橋/偶 羽良ヰ(ふっと落ちた瞼の裏で、いったい何を思っているのでしょう。どうして止めたのか。向けた問いの矛先に含まれた色の中には、いつも通りの興味関心に加え、納得がいかない、釈然としないというみたいな不承知がある。)(一切を発しないあなたから逸らさない眼は、内心すら見透かしてみせようとばかりに真っ直ぐなのだ。観測、と表現したほうが的確であろう。)(しかし。その視線も、)『卑怯やろ。それは。ただそれだけや』(応えを得れば、やや落ち着く。)(瞬きを一回、呼吸を一度。山吹が少女を向いた時には、あなたと似て非なる琥珀へ戻って。「卑怯、ですか?」と、先を促すのだ。)(式神は自分の分身である。けれど、自分ではない。自分の心も自分らしい要素もない。そう語られる中身は概ね理解が及ぶし、異論もない。まぁそうだな、と思ったきり、話を耳に入れることに集中する。)   (2024/12/31 18:43:28)

高橋/偶 羽良ヰ『……君に僕がどんな人間に見えとるんか知らんけど、僕はこんな人間や。』『でもアレはそういうことがわかっとらん。何も見えてない。盲目なままに振る舞っとる』(足元に影がさし、青年と彼女は向き合うこととなって。ここまでも納得できるから、ただ頷いた。自分から話題を降っておいて何にも言わないはらいに対し、不満や不快、怪訝な情が湧くかもしれないけれど⋯⋯指摘したところで、きっと黙ったまんまだ。)『“いいなあ”、ねえ。いいんやない、別に。僕は正味飽き飽きしとるけどな。』『全部を肯定するんやなくて、間違おうとるところはちゃんと否定してこその理解者や。けど、それが欠けとる。それは僕が求めとるもんと違う。』(頷き、首肯────⋯⋯しかして、それは肯定だったか? 長話の中に打つ相槌や、楽譜に書かれた休符と同じようなものではなかったか? 他人の意図なんて分かりはせず、はらいの頭の中は開示されない。)(故に、言葉の裏を疑ったってきりがないの。今から少女が言うすべても、今まで口にしてきたものたちも、視界の端に映る雲流れに等しいのだから。)   (2024/12/31 18:43:45)

高橋/偶 羽良ヰ「幼少の自分って大抵は恥の塊ですからね。あたしも見たくないなあ。」「⋯⋯でも、自分を客観視できることが羨ましいんですよ。」(何気ない手付きで取り出したのは一冊の書籍。二割ほどの破損が見える本は、紛うことなき〝式神〟だ。)「これじゃ、わかんないでしょ。自分の心も自分らしさも、何にも。〝自分(式神)〟を悪くいうわけじゃありませんけどね。」「なんて言えばいいんだろ。」「⋯⋯⋯⋯⋯⋯鏡のない、人生? 不毛だし不便だし、どんなかたちであっても自分を理解できるのが、いいなあってだけ。あたしはあたしが一番分かんないから。」(無機質な橋板に投げた言葉は、ひんやりとした空気にひときわ速く浸透してゆく。)(嘘ではないが、真実も言っていない。少女はいつだってそうだ。)   (2024/12/31 18:44:16)

高橋/偶 羽良ヰ「それで。あたし、⋯⋯逢崎さんって、こう、自分の中の正しさを強く持っている人、だと思っていて。」(「あっ、別に決めつけようとか理解しようとかじゃあなくって、ただの前置き、仮定、例え話ですからね。」)(ぴしりと手の平を逢崎と自分の間に立て、あくまで友好的な態度は崩されない。)「真面目とも言い換えられてしまうかもなんですが。」「嘘を吐いたのは正しくなかったから謝罪した。姫君に害させるのは卑怯⋯⋯正しくないから止めた。自分が正しいと思ったことは決して譲らない。卑怯だという発言や理解者に関することにも芯がありますよね。」「であれば、余計に聞きたいんですけど。」   (2024/12/31 18:44:31)

高橋/偶 羽良ヰ「────────逢崎さんにとっての〝正しさ〟とは何なんでしょうか。」   (2024/12/31 18:44:37)

高橋/偶 羽良ヰ(冷えた両手に息を吹きかけながら、いかにも雑談といった調子で問うた。)(所詮雑談、付き合うに値しないと背を向けるのも自由だ。でも、はらいの双眸に時折ちらつく、観察しているような光に何かを思うのならば、)(ぜひ思考し、答えてみてほしい。)   (2024/12/31 18:44:42)

高橋/偶 羽良ヰ(( 夕月さん宅、逢崎くん宛のお返事です~~~✋ / ちょっと一部ごちゃ⋯⋯としているんで斜め読みしてください~~~!!!!🙏💦   (2024/12/31 18:45:33)

高橋/偶 羽良ヰ    (2024/12/31 18:45:58)

高橋/偶 羽良ヰ    (2024/12/31 18:46:16)

高橋/偶 羽良ヰ『……………ねえ、つうか。アンタさ。なんで〝あんな仕事〟してるわけ。』「あたしが〝そうしたい〟からですよぉ。」(突拍子もない質問だ、と思ったけれども。平然とした顔であなたを見返した少女が返す言葉なんて、決まりきったことでしかない。)(そうしたい、から、そうしている。)「家のお役目とか、生まれた時からそうだったっていうのももちろん理由のひとつではありますけど。それだけじゃあ、とっくの昔に辞めて他と思う。」(両親と弟が死んだあの日、辞めようと思えば、虎徹は止めなかっただろう。大丈夫かと労わってくれさえした彼は、仲間を誰よりも想っている心優しい人だから。)(けれど、はらいは今こうして楽師として生きている。日々魂をすり減らしながらも、毎日笑って生きている。顔に貼り付けた笑みは必ずしも本心を保証するものではないものの、苦しいかと聞かれたら、苦しくはないと返せるような人生だ。)(何よりも、)   (2024/12/31 18:46:20)

高橋/偶 羽良ヰ「──────やりたいことがあるんです。」   (2024/12/31 18:46:35)

高橋/偶 羽良ヰ「そのために、この楽師という立場を利用しているの。お間抜けさんに足を捕まれるのも自分が死ぬのも嫌だけど、目的のためならそーいうのも使わなきゃね。」(口角を上げた彼女の表情や声色に嘘の響きは見つからないし、事実、取り繕いも嘘も今回限りは含んでいない。)(〝一般人向き〟だとでも思った?)(分かるよ、はらい自身が四年かけて培った価値観だもの。由緒正しい楽師の────それも、やや特殊な役割を持つ家系によって備わった土壌を、矯正し直すのは骨が折れたとも。)(紙に向かう視線を何ともなしに見やり「特に面白味とか、変わった理由ってわけじゃないでしょ?」と口にして。不意に、思い立ったように首を傾けた。)「あなたは?」「どうしてそんな仕事、してるんですか?」(キリキリ、鼓膜を叩く稼働音に一瞬、意識を逸らされる。馴染みのない音だ。こちらを見ない不躾さよりも、そちらのほうがずうっと気になるくらい。)(引かれた注意の糸を、更に反対から引き直す一言は、あなたの口から。)   (2024/12/31 18:46:37)

高橋/偶 羽良ヰ『…………………───────【⠀月 】じゃねェよ。あれ。』『ありゃ〝覗き穴〟だ。 』『………………………向こうに誰か〝居る〟。 』(⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯無言。)(笑みだけはそのまま、口だけが閉ざされた。)(まったく同じ方角を見上げた青を辿って、は、と息を呑む。)   (2024/12/31 18:46:57)

高橋/偶 羽良ヰ「あーーー⋯⋯⋯⋯、」「なるほど。」(一段、冷えた女声はいくつか逡巡したのちに。)「今は見えないけど、朝夕関係なくずっとあそこにあるそうなので⋯⋯まあ、覗き穴と言われれば、納得できるかも。」「〝赤い月が見えるのは、世界に災いや異変が起きる時〟です。それを知ったから何だっていう話なんですけど、特定の人物を連れ去ったりもするんだとか。」(ひょいと竦めた肩は、知っていても仕方がないなんて、微塵足りとも思っていない証明だ。かすかな、破片のような手がかりだって知らなければ欠けたままだ。)(〝意味〟の有無を測るのは、すべてを手に入れてからでも遅くはない。)「⋯⋯貴方は、自分で見たか、誰かから聞いたかしたんですか。あれの話。」「〝非現実〟だとは、思いませんでしか。」   (2024/12/31 18:47:35)

高橋/偶 羽良ヰ(( た?!さん宅、ジョヴくん宛のご返信です✉ / 遅れてしまってごめんなさい~~!!!!🙏   (2024/12/31 18:48:29)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが退室しました。  (2024/12/31 18:48:34)

おしらせ時雨/檜笠 啓次郎さんが入室しました♪  (2024/12/31 21:53:56)

時雨/檜笠 啓次郎.....おぉ、それは良かったのじゃ、その数々の品物に関してじゃが親戚がそういうのを営んでおってな、そこを使わしてもらってこのような牛黄をすらも手に入ったのじゃよ...(あなたの嬉しそうな表情にこちらも思わず笑みを浮かべてしまう。若い子たちは皆孫や子供みたいに思えるからのぉと思いながらその様子を優しく見守っていた。新年で数々の人達が病を患ってしまうからその薬を作るのに対して貢献出来たのは本当に嬉しく思っているし、あなたのその職業に関してもとても関心が行くし、ちゃんとこれからも応援はしたいところである。)ほぉ?良いのか?なら、最近足腰が悪くなってる気がするのじゃ...(と、現在自分が思い悩んでいる箇所を言った。足腰が悪くなっている気がする。老人だからそりゃそうだろうと言われそうだが、前までは全く痛くなかったのだ。)   (2024/12/31 21:53:59)

時雨/檜笠 啓次郎((JJさんちの有花ちゃん宛です!!お暇な時にでもどうぞ!!   (2024/12/31 21:54:44)

おしらせ時雨/檜笠 啓次郎さんが退室しました。  (2024/12/31 21:54:46)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが入室しました♪  (1/2 19:46:29)

夕月/逢崎聡咲「まあ、せやな。爺様が買うてからずっとあるもんや……その爺様も誰かから貰ったとかゆうとったけな? ……“そういう質(タチ)”?  僕にどないな印象持ってんねん。もろたもん、受け継いだもんは大切にすんのは当たり前とちゃう?」倦怠感を纏ったその瞳を見て、少しだけ不安に思う。だが、あの日ガラクタが積み上げられた場所で己を見抜いた鑑識眼は、そんな調子でも十分に発揮されており、さすが技師を名乗るだけあると上から目線ながらも感心した。が、『まあいい』と貴方が飲み込んだとはいえ、先ほどの物言いは聞き捨てならない。もとより悪い目つきをさらに細くして自分の中で確かなものとなっている価値観を披露した。   (1/2 19:46:39)

夕月/逢崎聡咲「いいや? どうせ時間かかるやろ思てやること終わらせてからきてんねん。…気になるからな。ほら、以後同じようなこと起こった際、自分で対処できるようなっといた方がええやろ?」貴方の問いかけに問題ないと言った様子で、応答する。壊れたから直せと言って渡してすぐに治るだなんて思っていない。それは普通に考えたらわかることで、無論彼も理解していた。しかし、どうにも他人を、特に顔見知りを頼るとなったら、素直に任せっきると言った態度は取れないようだ。大した技術もないくせに、次は自分で直すだなんて意地を張ってくってかかる。   (1/2 19:46:40)

夕月/逢崎聡咲((た?!さん宅のジョヴァンニくん宛のロルです〜!本っっっっ当に遅くなってすいませんでした!!🙇   (1/2 19:47:26)

夕月/逢崎聡咲((続けます   (1/2 19:47:36)

夕月/逢崎聡咲    (1/2 19:47:42)

夕月/逢崎聡咲「……はん。よおゆうわ。自分のことがわかってない? そりゃそうや。人は他人んことなんて理解できん。これは僕の持論やけど、同じように自分ことを完全に理解できる人間なんて居らんやろ。…せやけど、君は十分に君んこと理解できとる気いするけどなあ」己の式神に対する考えを聞いた貴女は言った。『自分を客観視できることが羨ましい』と。それにふん、と嘲笑的にも思えるような笑みが出た。ああ確かに。その書籍は姫のように言葉を発することはできないだろう。同様に式神が何を思っているのかも言葉にできないはずだ。だから、貴女の言うことは概ね同意できる。貴女は知っているはずだ。彼と言う人間がいかに彼自身を認めずにいるかを。たとえ他者の言葉であれ、それが揺らぐことはない。ゆえに、懐疑的な目を貴女に向けて言葉を綴る。   (1/2 19:49:02)

夕月/逢崎聡咲「自分らしさ。ほんで、自分ん心。いわばその一端が式神や。それを形にしとるっちゅうことはある程度の輪郭は掴めとるんとちゃう? そんでも分からんとか抜かすんやったら、それは目え背けとるだけか、あるいはそれを表すための言葉を知らんだけやと思うけどな。……わざわざ嫌いな自分を、他者から見られた自分が自分の好きな自分であれるように、仮面かぶってまで取り繕ってんやろ? それはある程度の理解がないと無理なことや。僕は少なくともそう思う。そんなもんがわからんとか抜かすんは無理やぞ?」   (1/2 19:49:13)

夕月/逢崎聡咲それは貴女があの日、己に向けて言ったことだ。『あたしは、あたしが嫌いだから。』、『せめて、みんなの目に映る〝偶羽良ヰ〟が、あたしの好きなあたしであれるように、嘘を吐いているんです』はじめは忘れたと嘘をついたが、貴女の声を聞いていると嫌でもその思い出が浮上してくる。その言葉の真意は正直言ってよくわからない。当然だ。だって人は他人のことなんて理解できないんだから。それでも、その言葉が本心なのであれば、貴女が言う言葉は間違っている。そう思って、貴女の瞳を真っ直ぐと見た。その問いに答えがなくとも、別に受け入れる。だって、取り繕っている仮面を剥がされるなんて嫌だろう?   (1/2 19:49:27)

夕月/逢崎聡咲「僕にとっての、正しさ、ねえ」問いを受けて考える。彼女の視点から見ている己はどうやらかなり美化されているらしい。それを聞いて肯定的に思えるほど単純な人間ではない。ゆえに、特に不機嫌そうな表情を変えることはなくぼんやりと考えてみせる。持たれた手すりより冷たさが背をつたって這い上がる。それは冬の誘いであると同時に、過去に見た稚拙な己の景色を想起させた。   (1/2 19:49:38)

夕月/逢崎聡咲「___そんなくだらん思想は殺した。せやさかい、君に語るもんはないな」   (1/2 19:49:57)

夕月/逢崎聡咲キッと、まるで睨むように目を鋭く細めて言う。果たしてその目線の先にいるのは誰か。目の前の彼女か。はたまた、過去の自分か。『正しさ』とは何か。それは誰もが一度は抱える疑問だ。実際彼も考えたことがあった。そして一つの解を得たことを覚えている。だが、その解答は一度起きた彼と言う自己の破綻でぼろぼろに崩れた。だからこそ、その答えは。それに至るまでの思想はとうの昔に放棄したものだった。ゆえに問いに対しての反応はそこまでだった。   (1/2 19:50:17)

夕月/逢崎聡咲「…それでも、強いてゆうなら、不文律かねえ。人は人を殺したらあかん。あ、これ例えな? 僕らそんな柄やないやろ。……まあ言うたらそんな楽師のゆう世間一般っつうもんが正しさとかゆうもんなんちゃう?」少なくともこれだけは正確に言うことができた。その頃にはあの敵意が剥き出しだった目は、いつも通りの糸のように細い目になっている。まるでさっきまでの剣幕がなかったかのように振る舞う。不文律。人として最低限守らねばならない、書き記すまでもなく正しいこと。それを彼はあげた。だが、楽師は結局のところ血濡れだ。狂楽師と呼ばれるものであれば、すぐさま殺さねばならない。そんな考えが根底に根付いているため、楽師と関わりのない一般の人間の不文律は彼の正しさからは外れてしまうだろう。だから、『楽師の不文律』と彼は答えた。   (1/2 19:50:23)

夕月/逢崎聡咲((以上!高橋さん宅はらいちゃん宛です〜!!   (1/2 19:50:56)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが退室しました。  (1/2 19:50:58)

おしらせぱむみ/ 夜代 凪乃さんが入室しました♪  (1/2 22:03:31)

ぱむみ/ 夜代 凪乃「あっ、正気に戻ったんでありんすね……!!良うござりんした、あのままでありんしたらどうしんしょうかって、」(貴方にジャケットを被せてもらえば、ぱっとあなたの方を向いて、すぐに立ち上がるでしょう。)   (1/2 22:04:06)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(そして、貴方の話をゆっくり聞くのです)『⋯⋯先程まで、私は凪を『恋人』だと錯覚していました。』『私たちの間で起こったこれまでの出来事を全て、自分の都合の良いように解釈して、俺の脳の中で恋愛物語を勝手に展開してくる。』(忌々しそうに、貴方は珍しく怒っているようだから。)(でも、そうだろうね。これは立派な尊厳破壊。普段から振る舞いに気をつけてる人ほど痛手を食らう。)「やっぱり……、催眠術の一種なのでありんしょうか。わっちがかからのうござりんしたのは、何かあるんでありんしょうか?」(貴方の顔を再びそっと覗けば、夜空に視線を溶かす貴方があまりにも美しくて。パープルの瞳は夜なのに深く、でも美しい色味で輝いているし、影を落とす睫毛は横から見ても長くて、綺麗で。〝あぁ、この人、綺麗だなぁ。〟って、今更また認識するように心の中で呟くんだ。)   (1/2 22:04:33)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(そして、そして。)   (1/2 22:04:56)

ぱむみ/ 夜代 凪乃『─────生涯。』『共に、居てくださらなくても良いんですよ、凪。』   (1/2 22:05:11)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(貴方が、)   (1/2 22:05:39)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(そんなこと言うから)   (1/2 22:05:49)

ぱむみ/ 夜代 凪乃    (1/2 22:06:07)

ぱむみ/ 夜代 凪乃「────────ぇ?」   (1/2 22:06:10)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(鼓動が、脈が、血の流れが、時間が。フラッシュバックより早くて、でも、どんな物体よりも遅く感じた。)   (1/2 22:06:37)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(真っ先に溢れた思考。それは〝不要物になったということ〟だ。)   (1/2 22:06:50)

ぱむみ/ 夜代 凪乃『(………………どうしよう。)』『(なにか、ナニカ言葉は。)』(血の流れと鼓動だけが早くなって、頭は一向に回ってくれない。混乱状態に近くて。)「えっと、わっちは、…………我儘でありんすけど、このままがいいんでありんす。」「このまま、ずっと。主様の隣で働いて、主様のために死ねたら、幸せでありんす。」(〝もう邪魔〟だなんて言われたらどうしよう。)(そんな不安は一向に拭えない。……………わかってる。永遠なんてないって、人は、いつか心変わりするから。最初は、分かってたのに。)(──────どうしようもなく、貴方のそばに居たくて。貴方のために生きて、貴方のために死にたい。)(永遠の忠誠を誓ったんだ。)   (1/2 22:07:31)

ぱむみ/ 夜代 凪乃「で、でも。どうしたんでありんすか?急に。そんなこと、」   (1/2 22:08:02)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(酷く波打った心の音を聞かれぬように、白く、静かな平静を一生懸命に着飾るけれど、鮮血は隠しきれない)   (1/2 22:08:46)

ぱむみ/ 夜代 凪乃「わっちはあの日、主様に買われた時から主さんのそばで、主さんに一生を捧げると決めんした。」「でありんすので、主さんの傍を離れたいとも、窮屈だとも思わねえのでありんす。」「主様の笑顔が、声が、言葉が。わっちを形容する全て、で。」(だから、どうか、そんなこと考えないで。傲慢で居て。)(わっちが働くのは、貴方に尽くすのはどうか、当たり前だと思っていて!)   (1/2 22:08:55)

ぱむみ/ 夜代 凪乃「…………大丈夫、大丈夫でありんす。わっちは、主様に尽くしんす。それが当たり前なんでありんす。それがわっちの幸せで、それがわっちのすべてなんでありんすから。」   (1/2 22:09:06)

ぱむみ/ 夜代 凪乃(貴方のために、あなたに尽くして死ぬことが)   (1/2 22:09:42)

ぱむみ/ 夜代 凪乃────────俺の最大で最高の幸せなんだから!!!!!   (1/2 22:10:02)

ぱむみ/ 夜代 凪乃((以上、相間さん宅の季世くん宛です‼️‼️五月雨申し訳ない……😞😞   (1/2 22:10:54)

おしらせぱむみ/ 夜代 凪乃さんが退室しました。  (1/2 22:10:57)

おしらせ漆/周 社さんが入室しました♪  (1/4 15:25:31)

漆/周 社『私は。きっと。大丈夫ですよ。』『その記憶がなかったとしても困らないです』 (それが、近衛からの答えだった。) 「……そう。」 (そこまで言い切られて。社は目を瞑り、一度頭を伏せる。) (…近衛の覚悟が決まっているのならば…自身がこれ以上言う事も、聞く事もない。) (ある意味では……辛い記憶を、緩和できる、という考え方もできて。それだったら……近衛にも、メリットはある。) (そう考える事で、社も納得することができた。) 「……それなら……私から言うことはもう何も無いわ。」 「……近衛ちゃん………私なんかのために………ありがとう。」 (そして社は…こんな自分のために、記憶の肩代わりを受け入れてくれた近衛を見て、目を伏せながらありがとう、と伝えて。) 「…じゃあ……はらいちゃん。お願い…するわね…?」 (社はすす、と数歩近衛とはらいから離れて。肩代わり……となると。多分、式神の力を行使するのだろう。それの邪魔にならぬように…。) (その後、「…はらいちゃん。また、迷惑かけちゃった……ごめんね。」と、社は小さな声ではらいに謝るのであった。)   (1/4 15:25:41)

漆/周 社((来栖さん宅、近衛ちゃんと…高橋さん宅、はらいちゃんへ…! 寝落ちすいませんん…。   (1/4 15:26:12)

おしらせ漆/周 社さんが退室しました。  (1/4 15:26:15)

おしらせシラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)さんが入室しました♪  (1/5 05:58:47)

おしらせシラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)さんが退室しました。  (1/5 05:58:58)

おしらせシラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)さんが入室しました♪  (1/5 05:59:32)

シラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)((福豆さんへ~~~   (1/5 05:59:41)

シラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)「(こうも真っ直ぐに、『自分』を否定されたことが、これまでにあっただろうか。)俺が、破綻か……(気に入らないものを殴り、壊すことが、全て正しかったとは限らない。正しいからやったわけではない。やりたいからやった、という時点で、彼は『子育て』に向かないのだろう。)矯正するために殴るんじゃない。俺は正しくない、それは承知だ。それでも俺は気に入らないものを殴ることは止められなかった。(二十数年、理由やバックボーンなんか無く、『そういうもの』として持ち続けてきたものだ。何度死にそうになってもそれを捨てないのだから、選択を迫られる場面で間違える『だけ』で変わるものでもない。)殴って俺の好みになるなら、それだけいい。と思っている。(そも、彼は大きな子供だ。それはもはや怪獣でしかない。)……どうあれ自分の意思さえあればそれで良い、そしてそれが俺にとって『曲がって』ないなら……具体例を挙げるなら、他人に迷惑を掛けずに自分の好きなことを貫き通す人間を、俺は気に入る。(周りは見ないで、気にくわないビルを蹴り壊すのが、怪獣という破壊的存在である。唯一違うのは、致命的には壊さないこと程度。)」   (1/5 06:00:01)

シラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)「それ以前の人間に、俺はどう触れれば良い?(そしてそれは、目の前に無限の可能性を秘めた自然的存在を見た。)現状の変化、だけじゃない。俺は触れたい。(何の疑問も持たずに、彼は怪獣として生を受けたことを甘んじて受け入れた。そのはずなのに、燃え上がる大木を見て、足を止めていた。)そうしたとき、俺は曲がっている、のか?(精一杯水を掛けて、その火を消さんと奔走している人々を見て、揺れていた。)俺の進み続けてきた真っ直ぐだったはずの道は。(振り返らなかった破壊の道を、今、見ている。)……いや。少なくとも、俺の暴力は抑圧ではない。俺が気に入るようにあれかしと殴っているわけではない。俺が気に入らないから殴っているだけだ。俺はそう思っているし、触れるとも、触れずとも、まだ何も知らないうちの『丈』には振るうつもりはない。(葛藤など知らないはずの、無敵の心は、『純粋な子供』を前にヒビが入っている。)しかし。これが自分を守るための弁だとしても……間違いを間違いだと断じることが出来なくては、彼は知らないまま間違えるだろう。(折れることはそれでもできない。)……………」   (1/5 06:00:03)

シラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)「だが……知りたい。(しかし、見たことの無い、純粋な光というものを、彼はしかと目にした。)信念はある。それを別の方向に向ける……『曲げる覚悟もある』。(今から、別の真っ直ぐな道を選ぶことはできる。)俺が信用しているのは、その子を導く『お前』ただ……一人だ。(できるがしかし。随分と苦しそうに、)だから……わかった。お前を……信用する……(言葉を紡ぐ。それは簡単なことではない。自己を否定することから逃れた結果、怒りを暴力にそのまま変換する特異な脳回路が育ち根付いてしまったのだから。)彼と共にいる手前……簡単に暴力を手段にすることは……………(それにしても、信じられないほどの苦しみだ。)やめる。(彼の顔は、赤を通り越して青くなっている。一度結んだ約束を破ることは、とても、とても、曲がっていることだ。おとなしく殴られた男を前にすると。)だが、ハァ……俺は俺が真っ直ぐなのか解らなくなっても、『お前』の奥にある集団は信用ならないことに、フゥ……変わらない。(息切れを起こしながら、汗水を足らしながら、きちんと前を見て、向き合う。)」   (1/5 06:00:22)

シラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)「今は、『俺とお前』以外には無い。いつかどこか、もっと良い場所を見つけるまで。お前が俺を見て、俺がお前を見て、そして俺たちで丈を見る。楽師も狂楽師も信用できない。だからそのためになら……曲げも……する……………(苦し紛れ、なれども。)」   (1/5 06:00:36)

おしらせシラタキ/蝉 断(セミ コトワリ)さんが退室しました。  (1/5 06:04:33)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが入室しました♪  (1/6 23:02:12)

高橋/偶 羽良ヰ「いいえ、逢崎さん。」   (1/6 23:02:33)

高橋/偶 羽良ヰ「あたしは、あたしのことが分かりませんよ。」   (1/6 23:02:34)

高橋/偶 羽良ヰ(何を考えているのか、言葉からも表情からも上手く読み取れないあなた────けれど、それでいいと思わせる人。)(繰り返し告げられる、『 人は他人のことなんて理解できない 』という教訓は、あなたにとってどんな意味を持つものなのだろうか。それすらも理解できないななら、紡ぐ次の句は〝偶 羽良ヰ〟を映す他ない。)(逢崎聡咲と話していると、まるで、違う道を進んだ自分と向き合っているようだと思う。口には出さずとも、傷ひとつない心臓が痛むから、余計に。)「式神が何を考えているのか。あるいは、考える頭が無いということを意味しているのか。どれだけ考察しようとも結局はすべて〝推測〟でしかない。しかも、答え合わせのできない仮定だ。」「だから、あたしは人を見るようにしているんです。相手を見て、相手が何を感じたのか確かめて、それを糧とする。⋯⋯もちろん、貴方のことも。」「一番近いところにいる者から得られないことを、他人の目に映る自分から得ようとしているわけ。」   (1/6 23:03:01)

高橋/偶 羽良ヰ(『あたしは、あたしが嫌いだから。』)(『せめて、みんなの目に映る〝偶羽良ヰ〟が、あたしの好きなあたしであれるように、嘘を吐いているんです。』)(相手から見える自分を知り、糧にして、)(────────偶 羽良ヰという人間を作っている。)(甘いものが好きで、可愛いものが好きで、前向きで、元気で、健気で、可憐な女の子は、人間をロールプレイする中での副産物、人間を演じる上で保有した仮面でしかない。)(役目のために命を捨てられるのは人間か?)(他人に対し、ろくな関心も持たずに切り捨てられるのは人間か?)(遺書に書きたいことも浮かばず、ただ、白紙の便箋を前に呆然とするのは、人間なのだろうか。)(人それぞれ、なんて杓子定規に則った返答を求めているわけではないから、今日もまた、口にはしないつもりだった。)(けれども。冷え込んだ夜の暗がりは、足元を疎かにする。)   (1/6 23:03:13)

高橋/偶 羽良ヰ「はらいが何かを知っているとしたら、それは⋯⋯⋯⋯そうだな、〝相手から見たあたし〟だけですよ。」「友達だと思ってるならあたしもそう接するし、嫌いだと思ってるなら────まあ、それ相応に。」「相手に興味も関心もないから、わざわざ他の何かを入れてやりたくなることもない。もちろん、例外はありますけど。」(ほとんど、失言に近いかたちで、はらいは本音を放り投げた。あくまで何とも誰とも言わぬ曖昧な口振りで、もしかするとまったく意味の繋がらないかもしれないと思いながら。)(薄く、白い息を吐き出して、同時に強固な線を一本引き直した。)『___そんなくだらん思想は殺した。せやさかい、君に語るもんはないな』(あなたが強い色を称えて見据えた先の──もしくは通過点の──少女には、何かしら、意味のある色は付いていなかったろう。)「不文律、かあ。」(どっちつかずの声が復唱し、数秒も経たずに、)   (1/6 23:03:25)

高橋/偶 羽良ヰ「では、その〝不文律〟が間違いで───────、」   (1/6 23:04:01)

高橋/偶 羽良ヰ「⋯⋯あっ、待って、違うなあ。」   (1/6 23:04:12)

高橋/偶 羽良ヰ「その不文律が、自分の求めるもの、譲れないたったひとつと乖離していたとき、逢崎さんはどうするんです。」   (1/6 23:04:19)

高橋/偶 羽良ヰ(現実とは、かくもゆめまぼろしのごとく。)(見ていたもの、指標にしていたものが、何枚岩の表面であるのかなんて、めくってみなければ分からない。楽師の不文律を例に取り上げたのはあなただから、はらいがそれに対して何を思ったのかさっぱりであるのと同じように。)(聞かれなければ自らを開示しないのと、同様に。)(曖昧な膜一枚を隔てて居心地の良い距離を保つ、そのことさえ一時脇へ置いて。無いと言いながらも湧いた興味の糸を手繰り寄せるため、引き直した線を自ら乱した。)   (1/6 23:04:38)

高橋/偶 羽良ヰ( では、偶羽良ヰにとっての〝正しさ〟は、何であるのだろう? )   (1/6 23:04:42)

高橋/偶 羽良ヰ(( 夕月さん宅逢崎くんへ~!!   (1/6 23:04:54)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが退室しました。  (1/6 23:04:55)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが入室しました♪  (1/6 23:05:22)

高橋/偶 羽良ヰ    (1/6 23:05:53)

高橋/偶 羽良ヰ『 偶様以外の金剛の方でしたら、頼んでなかったですね。』「それは、また、どうして。」(偶 羽良ヰの仕事ぶりが本人の想定以上に広まり、評価されているのだと知ったのは、いつが由来だったっけ。)(かわいさをありありと押し出して、ぱたぱたと人の周りを駆ける彼女は、一見真面目さとは縁遠いように見える。しかし生憎、ふらふらと遊び歩くような不埒さにも手が届かない。)(金剛流当主にごくごく近しい位置──側近と言われてつい向かってしまうくらいには──に座す楽師としての堅実さ、産まれて以来叩き込まれた〝役目を負うもの〟としての責任感はそう簡単に手放せるものではなく、あなたから発された印象は、それらが少女に根付いているという表れだった。)   (1/6 23:05:59)

高橋/偶 羽良ヰ『偶様は楽師として優秀な方だとあたしは思ってるんで。』『何度か同じ現場に居合わせたこともありますが、終始身勝手な行動は見られず…所属先の金剛流や命を蔑ろにするような素振りも感じられなかった。』(静かに、でも──とか、だって──とか、一切の口を挟まずに聞いていた彼女が、真っ先に口にしたのは「そんなに見られてたんですねぇ。」ということだ。)「全部が全部買いかぶりだ~って言うことでもないですけど、むしろ買いかぶりだったほうが良かったです。だって、それほどに身勝手な行動や命を蔑ろにする素振りが、今の楽師に多いってことでしょ。」「なんだかなあ、文明化の影響かなあ。ままならないね。」(目につくことは、まあまあある。〝まあまあ〟であろうと、あること自体が問題なのだ。)(自分以外をいくつか頭に浮かべたけれど、結局のところ代案など思い浮かぶはずもない。苦笑いと照れ笑いの狭間をゆらゆら揺れる表情のまま、「まあ、分かりました。」と告げる。)   (1/6 23:06:07)

高橋/偶 羽良ヰ「クリスマスに間に合わなかったら意味がありませんし。でも、凛花ちゃんが今言ってくれた理由ごと、当主には伝えておきます。」(あなたに礼を伝えるように、とも。)(虎徹とはらいの関係は、余人に理解できるようなものではないのを理解している。格好付けて表現したけれど、つまり、当主と一楽師にしては馴れ馴れしすぎるので、あらぬ誤解を産みかねない。)(見せる相手を選ぶことくらいは当たり前にできるから、決して口にはしないの。だって、あなたは使用人、礼儀を重んじる人。今はまだ、あなたの反感を買いたくはないのだから。)(だから、夢の話だってすぐさま口にしたし、)『…それだけであたしが頷かないこと、偶様ならわかりますよね。』(そう言われてなお、嬉しそうに笑うのだ。)「はい。⋯⋯すぐに頷かれても困るって言うか、ちょっと不安になります。」(眼差しはそれでも揺らがず、動かない。まるで、そう聞かれるのを想定していたようだ。)「単刀直入に言いますね、年末に風邪なんて引いたらいやですし!」   (1/6 23:06:18)

高橋/偶 羽良ヰ「──────あたしが頼みたい協力というのは、調査と精査です。」   (1/6 23:06:27)

高橋/偶 羽良ヰ「貴方があたしを見ていたように、あたしもまた、任務のたびに貴方の報告を見てきました。情報収集、そして情報の正誤を思考する能力は、あたしではとても。」(本音だ。)(はらいはそもそも、頭の良いほうではないから。駆け引きも情報戦も、本来ならばやりたくないし自信もないのです。)「楽師として、今春の使用人として、凛花ちゃんの振る舞いは何も文句をつけられないくらいで⋯⋯貴方であれば、と思いました。」「貴方であれば、あたしに対する協力と今春への忠誠を両立し、いざと言う時には決断ができると。」   (1/6 23:06:37)

高橋/偶 羽良ヰ(一息。)   (1/6 23:06:44)

高橋/偶 羽良ヰ(語りかけるときには、一挙手一投足、呼吸の間すらも説得力となる。相手が思考するタイミングを、こちらが握るのだ、という理由で。)(そこまで、今のはらいが考えていたわけではないけれど。)「調査は主に、九条家、赤い月、楽師総会や伊集院家について。また、怪異と楽師についても。〝真実〟と言い替えても構いません。」「あたし一人の手では足りず、行き詰まりかけていたところなのです。もちろん、今まで手にした情報は提供しますし、必要であれば対価も。」(雨の音がフィルム越しかのように遠く、薄くなったのは錯覚でしかない。深いまたたきの後に見えた蜂蜜は、まっすぐさから一転、不安げな色を灯してあなたを窺うだろう。)「⋯⋯⋯⋯⋯⋯どう、でしょうか⋯⋯?」   (1/6 23:06:52)

高橋/偶 羽良ヰ(( 五月雨さん宅 凛花ちゃんへ! 間違って退室しちゃった⋯⋯😳😳   (1/6 23:07:25)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが退室しました。  (1/6 23:07:27)

おしらせ高橋/京極 舞姫さんが入室しました♪  (1/6 23:07:39)

高橋/京極 舞姫    (1/6 23:08:00)

高橋/京極 舞姫「俺だって嫉妬くらいするわよ。あんまり、言わないようにしているだけで、」「だって、ねえ? 似合わないじゃない、俺が⋯⋯そういうの。」(冗談めいた響きの中に、少しだけ混ざった自嘲が特徴的な声で、肩を揺らす。)(あなたの感情って、こうやって近くで見たら案外分かりやすくって。顔色には出さないようにがんばっているものの、結局じんわり滲んでしまっているのがよくよく理解できる。)(それが何ともいじらしいような、目を惹かれるような─────⋯⋯俗な言葉で言うなら〝ぐっとくる〟ような、そんな感じがするから。)   (1/6 23:08:04)

高橋/京極 舞姫(────────嫌、なんだと思った。)   (1/6 23:08:10)

高橋/京極 舞姫(何が嫌なのかと問われても上手く言葉にできるわけではないけれど、胸を占める情の色は暗がりが多い。どきどきと鳴る心臓はきっと、温かな心によってもたらされてはいないのだろう。)(嫌なのだ。)(たったひとりに傾倒するのも、たったひとつを胸に抱くのも、)(片手を塞ぐことも。)(嫌いではなく、嫌で、嫌で⋯⋯⋯⋯ぞっとする。凛花はなにひとつ悪くはないというのに、にこりと笑んだ顔の裏で、責任転嫁を生業とする精神が〝あんたのせいで〟と囁いてきて、バレやしないかと背筋を冷やした。)   (1/6 23:08:18)

高橋/京極 舞姫『はぁ?嫌です。なんでお前だけを見なくちゃなんねーんです。……………お前があたしを見るんなら、嫌でも目が合うじゃないですか。』「あんたって、」「⋯⋯⋯⋯人のことあんまり言えないけど、あんたも相当恥ずかしいこと言う子よね。それとも気付いてないのかしら。」(変わった子だ、と思った。いいえ、今でも思っている。)(彼女は遠く、違う世界に生きている人。名家の使用人という立場と、楽師という役割を担って立つ女の子。突出して大きな才が目立つわけでなく、ただ、誰しもに備わったものを丁寧に伸ばしていったが故の非凡。だから、⋯⋯だから、初めはどこか、高く見積もりすぎていた気がする。)(付き合えば付き合うほど、言うなれば隙が見えるから。動揺や嫌気混じりの羞恥ばかりを目にしている気がするものの、あなたがしてきた努力は十二分に。)   (1/6 23:08:25)

高橋/京極 舞姫『………あたし、社交ダンス?………っていうの、知識はあっても実際にするのは初めてになるんですよね。それに、履きなれねーヒールも履いてるし。』「目線が高くなって良いわね、あんたの目がよく見える。」『………それでも。お前が教えてくれるって、言うんなら。まぁ、』「当たり前でしょ。俺が誘ったんだもの、恥なんか絶対にかかせない。」(だんだんといつもが戻ってきたのではないだろうか? 自信を含んだ表情が板につく。良い調子だ、なんてより深く笑った時。)『…よろこんで。愛しい人。』(ふんわりと真綿で包まれた、柔らかな声がした。)   (1/6 23:08:35)

高橋/京極 舞姫(⋯⋯⋯⋯この人が、自分とは違う世界の人であることを忘れそうになる時と、この人が自分とは違う世界の人だということを深く実感する瞬間を、繰り返すようにしている、と、ぼんやり悟る。)(ふと、京極は視線だけで凛花を伺った。片手を取り、もう片方を腰に回し。ごくごくゆったりとしたリズムを保ったままに、そうして転んでしまわぬように、簡単なステップを繰り返している、口元を見た。)(笑っていたのか、どうかさえも曖昧だ。だのに、男の脳裏には先程目にしたばかりの、あの思わず落としてしまったみたいな嬉しそうな顔が、妙にこびりついて消えない。)(いち、にい、さん。ひい、ふう、みい。)(三拍子を小さく口で唱えながら、「筋が良いわね、さすが〝舞姫〟様。」と、笑って、)   (1/6 23:08:50)

高橋/京極 舞姫    (1/6 23:09:10)

高橋/京極 舞姫(──────す、と。)   (1/6 23:09:11)

高橋/京極 舞姫    (1/6 23:09:23)

高橋/京極 舞姫(何か、冷たいものが、頭の頂点から体を通り抜けていくような感覚がした。今まで掴み損ねていた小さな、霧がかった違和感のようなものの正体が、パチリとあるべきところに収まった。)(無くしていたパズルのピースが埋まったみたいな、そんな感覚だった。)「あっ、」「⋯⋯え、」「うそ。」(ぽろぽろと零れた音は繋ぎ合わせてもひとつになることはなく、男の動きがびたりと止まる。ここがたまたまフロアの端で、周りの人とぶつからずに、あなたの足が大きくもつれなかったのは運が良かっただけだ。)「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯悪い。」(どうにかそれだけを置き、固まっていた体をやや乱暴に引いた京極はその場所から立ち去ろうとする。)(人波を縫う足早さはあなたに追いつかせることを拒むようで、何事かを持った凛花が呼び止めようとしても、手を引こうとしても、その足が止まるのは廊下へ出てしまってからだろう。)   (1/6 23:09:36)

高橋/京極 舞姫(( 続いて、五月雨さん宅 凛花ちゃんへ! クリスマス也の返信です~!!   (1/6 23:10:21)

おしらせ高橋/京極 舞姫さんが退室しました。  (1/6 23:10:23)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが入室しました♪  (1/9 17:20:59)

五月雨/葵 凛花( "今春 紬"は既に死んでいる"過去の人間"。それは当たり前のことで、今この現状こそが異質だ。) ( あぁ、そうですよ。そうなんですよねぇ。) ( 貴方に会うことなど今後ないであろうという焦りから、少しだけ冷静さが欠落していたのかもしれない。理解したのは、人(貴方)の心に寄り添うことはきっとこの場では必要としない。貴方個人の感情を知ったとて過去に戻ることはできないし、貴方も望まない気がする。) ( 貴方は既に、この世を見守る立場にいるのでしょう。貴方の言葉に感情を乗せてこちらの心を揺さぶろうなんてしていない。貴方は、貴方が見てきた事実のみを口にして、そこに感情を乗せはしない。強い憎しみや悲しみは無く、強いて言うならば思い出を慈しむものだけだろう。) ( こちらが望んだ通り、貴方が知る事実を伝えるために、貴方は。) ( ─────この世界に鎮座する大樹の桜。貴方はきっと、そういった存在。)   (1/9 17:21:58)

五月雨/葵 凛花「今春様の仰る通り、事実か否かは置いといて……知り得たものをどう利用するかは、今を生きるわたくしたちの確かな権利です。」「改めて九条様から聞いた話を声に出し、わたくし自身の気持ちを整理したかった…と、思ってくださると嬉しいです。」( これじゃあまるで貴方を利用しているみたいじゃないか。……でも、実際そうなんだから。) ( 情報を得るために他者を利用するのはおかしいことではない。善意だけじゃ得ることはできない。) ( 知りたいことを知るために、貴方を望んで。その欲を満たしている真っ最中。問題視するなら、貴方との立場の違いだろうか。) ( ただ、忘れてはならない。最大のポイントは、貴方は過去の人で、凛花は今の人。過去から未来へ紡がれる歴史の現在地点に根付く者。)   (1/9 17:22:17)

五月雨/葵 凛花「……今春様。」( 先人の偉大な知識や技術を後世へ受け継がないのは酷くもったいないでしょう?…屁理屈だのこじつけだとかは知りません。葵 凛花は根っからの悪人ではないが、善人でもないのだから。) ( だから、だから。無礼を働いたとしても目を瞑っていただけませんか。)「…あともう少しだけ、教えてください。」( 貴方の回答を、己の糧にさせてくれ。)   (1/9 17:22:41)

五月雨/葵 凛花( タチアオイは凛と花を咲かせて貴方を捉えていた。)   (1/9 17:23:21)

五月雨/葵 凛花( 本来巡り会うことなど叶わない満開の大樹を見上げるように。)   (1/9 17:23:38)

五月雨/葵 凛花──────「単刀直入に、まず一つ。【四種ノ神器】についてお聞きしたいです。」「…もっと言うならば、【それぞれの神楽の持ち主はどのようにして決められた、もしくは選ばれた】のですか?」( …金剛の彼女から『赤い月は北の空にある』ことを聞いた。) ( 四種ノ神器のうちの一つ、《玄武の太鼓》は《九条 道信》が使っていたとされるもの。玄武とは……確か四神の中で《北の方角》を守る神様だったか。) ( ……彼の息子は祥月だとか。)「今もなお形として現世に残る物のこと、細かい理由はさておいて……知りたいと思うのはおかしくないはずです。」( まだまだ足りない欠片をかき集めれるだけかき集めて、ひとまずの協力を約束した彼女に成果として伝えれたならばと考えて。なにより、彼女の方が欠片を嵌め込むためのきちんとした土台を持っていそうだから。) ( ………そういえば、彼女はどうしてそこまでして調べようと思ったのだろうか。) ( …脱線。不要なことだと、改めて貴方に意識を戻した。回答は、返ってくるだろうか。来なくとも次で終わりにするのだけれど。………時間は有限なのだから。)   (1/9 17:24:23)

2024年12月30日 19時30分 ~ 2025年01月09日 17時24分 の過去ログ
【第二部屋】幽鬼連舞【創作】
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