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「【第二部屋】幽鬼連舞【創作】」の過去ログ

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2025年01月09日 17時24分 ~ 2025年02月23日 21時20分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

五月雨/葵 凛花「……最後に、【呪解師の今春様】として教えてください。」( わずかに声に暗がりが見えたのは、最も身近な問いだからからもしれない。)「当時、今春様以外で【力を持った、または交流が盛んだった呪解師】はいらっしゃいましたか。今もなお、その血を絶やしていなさそうな家系をご存じありませんか。」( あわよくば、今の時代でも連絡をとれないだろうか。)「また、今春様が【呪解師としての力を使うとき最も重要視するもの】はなんですか。それは誰しもが持ち得るものですか。」( もし、自分が呪解師としての適性があるのなら。楽師総会の協力がなくとも、現当主様の呪いに対しての手段があったならば。それを自分が担えるのならば。)「……………身近に、呪いにかかっている人がいると話に聞いたんです。先天性のものか後天性のものかまではわからないんですが。」「……【呪いの種類を判別する方法】って、あるんですか?」( 凛花の意思に呼応するかのように、白子の耳先や尻尾から放たれる青の揺らめきがいっそう鮮やかに輝くようにも見えた。)   (1/9 17:24:37)

五月雨/葵 凛花((みかんさん宅、今春 紬さんへのお返事(質問)です~! 最後の2つ見れば大丈夫です!!🙏   (1/9 17:25:37)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが退室しました。  (1/9 17:25:44)

おしらせ鮎もち/敬水さんが入室しました♪  (1/11 13:37:47)

鮎もち/敬水(人間らしい。……そう言えばきっと、聞こえ〝 だけ 〟は良いのだろう。「知らなかった」「ごめんなさい」…なんて、そんなことで罪が許されるなら、今頃この世界は桃源郷か何かになっていることだろう。)(──────罪を犯した時。そして、超能力的な力が目の前にある時……人の本性は大いに現れる。それが普段、どんなに抑え付け、律されていたとしても。…とある作家が、そう言った。)(彼女はどうだろう?)(今は見えない白い羽も、光輪も、何もかも……悪魔みたいに醜い。…どうすればいいかなんて、分かる筈ない。ないのだけれど…今は、答えを出さなければいけない。)   (1/11 13:37:51)

鮎もち/敬水「【サトリ様ですか】」(一つ、)「【禍津さんはどんな人ですか】」(二つ、)「【貴方が住んでいるのはどんな所ですか】」(三つ、)「…………【今の生活は幸せですか】」(四つ、)(…それが、彼女の聞いたこと。)   (1/11 13:38:09)

鮎もち/敬水(お詫び。自分に出来る、償い方?)(自分に出来ることって、何だろう?…記憶すること。物を作ること。仮面や神楽を直すこと。……それくらい。)「名前、私の…名前は……」「………………」「…南宮、敬水です。」(偽名?違う、偽名なのは普段の名前だ。本当の名前を言った程度で、何が変わるという話だが。けど…貴方達にそれを名乗るのは、違うと思ったから。……だからこれはただの、個人的なケジメ。)「…ごめんなさい。」「私、自分のことばっかりで……彼や貴方のことを、何も考えていませんでした。」(謝罪の言葉だけでどうにかなる話じゃないのは、分かってる。)「何でもする…なんて言い方だと、軽薄に聞こえるかもしれないけど……!!」(彼の真っ白な気持ちはどんなに頭を下げたって返って来ないし、自分だって…謝って終わりには、したくない。……何様だって言うのは、分かってる。)「それでも……私に…、丈さんの為に出来ることがあるなら………!」(…今はただ、貴方達がまた『しあわせ』を言える日が来ると……願うことしか、出来ないけれど。)   (1/11 13:38:28)

鮎もち/敬水『〝 ヨーヨーに、お面に、金魚さんに……景品もたーっくさん…!! 〟』(一方のミナミはと言えば、貴方が先程落とした物品たちを拾い集め、物珍しそうにキラキラ瞳を輝かせている。そして貴方と主人が会話を進めていることに気付けば、サトリ様の方まで、それらを抱えながら飛んで行って。)『〝 見てください!って、あ……今は見えないのですよね…? 〟』(じゃあ触ってください!とニコニコ笑って、彼にヨーヨーを一つ握らせる。こうやって傾けると、チャプチャプって音がするんだよ。それにね!金魚さんはとーっても綺麗で、美味しいの。…あっ、貴方たちは食べないんだっけ?でもすっごくキラキラしてるからまた今度、いっぱい見てみてね。それから、それからそれから〜………)   (1/11 13:40:12)

鮎もち/敬水『〝 じんさん! 〟』   (1/11 13:40:21)

鮎もち/敬水(貴方にも、ちゃんと言わなきゃね!)『〝 たけくん、さっき言ってたのですよ。 〟』『〝 じんとの過ごすのは「楽しい」って……自分でちゃーんと考えて言ってたの、ミナミは聞いてましたっ!! 〟』(まぁ、ミナミはすぐに忘れちゃうけど……うちの主人はぜーったい忘れないから、大丈夫!貴方も、彼も、ミナミも、みんなみーんな忘れちゃっても………たけくんがちゃんと「しあわせ」を言えたの、Kは絶対ぜったいぜーーったい!覚えてるから!!)(天使はニコニコ笑いながら、貴方達に九条さまから貰った千歳飴を握らせる。…ミナミは人間じゃあないから、貴方達みたいに美味しく食べられないのです。)   (1/11 13:40:23)

鮎もち/敬水((福豆さんとみかんさん(外輪くんと丈くん)宛になります、遅れちゃってごめんなさい!!💦   (1/11 13:41:00)

おしらせ鮎もち/敬水さんが退室しました。  (1/11 13:41:01)

おしらせ鮎もち/漣誠さんが入室しました♪  (1/11 14:13:53)

鮎もち/漣誠「ふーん、……アンタって案外熱血タイプですかィ〜??いやぁ〜意外ですねィ。ま、男子なんざいくつになろーがドラゴンだの何だのに憧れてるのが当たり前でさァ。あァ大丈夫、安心しなせィ。誰にも言わないでやりまさァ。」(クスクスと笑いながら、男は貴方と同じように黒い目を露骨に細めて貴方を見る。恋バナをする男子小学生と言うか、好きな女子を揶揄う子供と言うか……そう言ったところが、彼の餓鬼さを露呈させているのだろう。)「…………俺ァ。」「俺ァ、アンタがどんな人間なのかも知らねーし、ましてや過去だの面倒な理由なんぞ微塵の興味もありやせん。分かり合えるなんざ思っちゃいやせんよ。」(別に自分は、仲良しこよしがしたい訳じゃない。ただ貴方の理由に共感を得たから……って、それだけ。それ以上を理解しようとなんか思わない。ただの…自分のエゴだ。)(それくらい簡潔な方が、貴方もこちらも気楽でいいだろ?)   (1/11 14:14:05)

鮎もち/漣誠「ひゅう、太っ腹ですねィ?」(それならこちらも、それに見合う働きをしなければな。けどほら、自分って飽きっぽいからさ。まぁ、敵対したとて貴方が決めた取り付けを破らないことは誓おうか。……己のことを調べた貴方なら、知っていることだとは思うけど。)「それにしたって…アンタ、随分例のドラゴンさんにお熱みてーですねィ。あっ、当主サンって呼んだ方が正しいな。」(開花の術云々の仕組みだなんて教えられようが分からないし、貴方と観世当主との関係だって、この男が知るはずもない。しかし…彼は見ていた。)『 さあ、仕上げよか『泡沫ノ姫』!! “境界を成せ”!! 最初で最後の縁断ちを披露してやろや!! 』(冷静な貴方が、あんなにも声を荒げる様子を。……むしろ貴方って、元々そんな感じの熱血漢だと思っていたくらい。それでも、ただ一人の為に命をかけて戦える貴方が「格好いい」と、自分は思った。)「ま、今後ともよろしく頼みますぜィ。大垣サン?」(─────そんな大口叩いた彼が調査当日に思いっきり寝坊をしてくるなんて、貴方も誠も思ってもいないでしょうけれど!!)   (1/11 14:14:08)

鮎もち/漣誠((こっちは夕月さん宛です   (1/11 14:14:19)

鮎もち/漣誠((あっ、こちらからはこれ以上行動できることは無さそう(せいぜい市場の地図を貰うくらい?)なので、〆でも◯です!とだけ……🙌   (1/11 14:15:17)

おしらせ鮎もち/漣誠さんが退室しました。  (1/11 14:15:18)

おしらせ来栖/近衛 由美さんが入室しました♪  (1/13 03:17:09)

おしらせみかん/主さんが入室しました♪  (1/13 03:17:17)

みかん/主((来てくださりありがとうございます。今回お知らせがあり、来ていただきました   (1/13 03:17:36)

来栖/近衛 由美((はい   (1/13 03:18:03)

みかん/主((様々なことを周りに聞いた結果、来栖さんを出禁とすることが決まりました。理由を書きますと・イベントなどで度々やらかす度に私から注意をしていたが、反省する態度が見受けられなかったこと・今回のように周りのキャラの被害を考えずに、行動をしたこと・2章第3話にて周りの皆から会ったらダメだとか、渡しちゃダメだよと言われたのに会ったのちに、逃げるなどの対策も取らずイベント進行を妨げる結果となったこと・DMにて複数人の方に送っており、受け取った方々が苦痛に感じられていること・以外のことから、部屋崩壊の危機を感じました。主な理由はこちらになります。これらについて何か異論等はありますでしょうか。   (1/13 03:19:38)

来栖/近衛 由美((了解しました、異論はありません、   (1/13 03:20:22)

みかん/主((理解していただき、ありがとうございます。申し訳ありませんが、キャラ設定を消していただけるとこちらの手間がなくなります。勿論、キャラ消しをできない場合はこちらで処理しておきます   (1/13 03:21:16)

来栖/近衛 由美((こちらでキャラは。全て消して頂きます。今までお世話になりました   (1/13 03:21:58)

みかん/主((こちらこそありがとうございました   (1/13 03:22:23)

おしらせ来栖/近衛 由美さんが退室しました。  (1/13 03:22:27)

おしらせみかん/主さんが退室しました。  (1/13 03:22:38)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが入室しました♪  (1/15 15:33:03)

五月雨/葵 凛花( それは、同じタイミングだったのでしょう。)   (1/15 15:50:57)

五月雨/葵 凛花( 貴方が呪物が奏でていた錯覚から目覚めるのと同じくして、凛花もそれを自覚していた。)   (1/15 15:51:09)

五月雨/葵 凛花「───…。」( 貴方から零れた音に重なるのは小さな吐息だった。) ( 慣れきってしまったドクドクと刻む心臓はそのままで。二、三度まばたいて、) ( 貴方の動きが止まったことで、バランスをとるために反射的に後ろへ一歩下げた足が……ヒールが、カツンと床を鳴らした。この場じゃ大した音ではなかったろうに、ひどくその音だけが鼓膜を震わせた。) ( 同時に、錯覚してからの記憶が頭の中で再生される。)   (1/15 15:51:28)

五月雨/葵 凛花(『「俺だって嫉妬くらいするわよ。あんまり、言わないようにしているだけで、』『だって、ねえ? 似合わないじゃない、俺が⋯⋯そういうの。」』) ( 可愛いなとか、優越感を抱いていた感覚。) (『⋯⋯⋯⋯人のことあんまり言えないけど、あんたも相当恥ずかしいこと言う子よね。それとも気付いてないのかしら。』) ( 「"本当のこと"を言っただけです。」って反論した後に、) (『目線が高くなって良いわね、あんたの目がよく見える。』) ( …なんて言われるものだから、今度は反論できずに口を噤む結果になったのも脳裏に浮かんで。) (『当たり前でしょ。俺が誘ったんだもの、恥なんか絶対にかかせない。』) ( 不覚にも、かっこいいなって思ってしまった事実が確かにあって。) (『筋が良いわね、さすが〝舞姫〟様。』) ( 貴方の名前と自分の真名が被ることに、妙なもどかしさと嬉しさを覚えてしまったことも、記憶にしっかりと残っている。) ( あぁ、でも。それだけならまだよかった。殆どが受け身ならば。)     (1/15 15:52:06)

五月雨/葵 凛花( ──────「…よろこんで。愛しい人。」) ( 一つ、踏み込んだ台詞は紛れもなく自ら放っていた。誰彼に強制されたわけでもなく、強いていうならば……そのとき、受け身ばかりになってたまるかって思ったことが言葉を紡いだきっかけだったか。) ( あとは、いつぞやの貴方が書いた報告書が記憶の片隅に残っていたこと。)   (1/15 15:52:10)

五月雨/葵 凛花( 本当ならば、すぐにでもしゃがみこんで俯いてしまいたい程には恥ずかしさが残るのだけど、だてに使用人として振る舞ってきたわけじゃあない。多くの人が居るなかでそんなことするわけもなく、まずは貴方の状況を理解しようとした。) ( 漏れた音は聞こえていたから、この状況は貴方の意思ではないはずだから。) ( やや顰めっ面ではあるが、貴方を見て、)「…あの。京極様、」( そう、声をかけようとした。)   (1/15 15:52:29)

五月雨/葵 凛花『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯悪い。』「………っは?」( 返されたのはその一言のみ。そこに込められた感情がからかいの類いでないことだけは理解できようと、それ以上は読み取れなかった。) ( 離れる貴方へ手を伸ばすも、既にそれすら届かない位置にいて。その足は止まる気配などなかった。) ( 貴方の後ろ姿を見ていたなら、羞恥や顔の火照りなんてものは簡単に消え去って、代わりに別のものが生まれる。)「─────あ゛?」( 小さな舌打ちをするかのように吐き捨てられた音に乗るは、貴方が吉原での仕事の際に仮面や神楽を置いてきたことを知ったときのような、そういった感情だ。) 『"舞姫!!"』( 温度が上昇しだした熱湯は差し水を加えられたせいでジュウッ…と勢いが弱まる。貴方と入れ替わるようにしてやって来たのは己の式神だ。)「……白子?どうしたんです、まだゆっくりしてても…、」『"今聞いた話じゃがのぅ、演奏に使われておる楽器が────!"』   (1/15 15:52:46)

五月雨/葵 凛花    (1/15 15:53:07)

五月雨/葵 凛花( ………貴方が目立つ人でよかった。向かった方向をきちんと把握できる。白子のように小さければ見失っていただろうから。) ( ダンスのおかげか、歩く分には問題ないくらいにはヒールに慣れて。) ( 大多数の人間は料理やダンスフロアのある部屋に集まっているから、廊下にいる人はまばらで……そこから貴方を捉えることは、幼子にもできるでしょう。) ( 凛花は迷うことなく貴方に近づく。)   (1/15 15:53:20)

五月雨/葵 凛花( ───────ダンッッッ!!!)   (1/15 15:54:45)

五月雨/葵 凛花( 貴方の背に加わったであろう衝撃は、凛花の行動が原因だ。) ( まず貴方の片腕をがっしりと掴んでは自分の方に引っ張った。もちろん、貴方がこれで転ぶだなんて思ってはいない。少しでも正面で向かい合って、自由なもう片方の腕を視界に捉えたなら。……二の腕辺りを掴んで、貴方を壁に押し付けたんだ。) ( ちょうど大きめの観葉植物が置かれていたから、その影に潜めるような形で。これなら少しは人の目から避けられるでしょう。)   (1/15 15:54:55)

五月雨/葵 凛花「……………京極様。」( ぐ、と掴んで押し付ける力を強めるが、所詮男女の差だ。) ( 凛花が貴方を壁に押し付けることに成功したのは、不意打ちだったことと、鬼神面の持ち主ゆえ多少なりとも普段から鍛えていたこと。そして、貴方が他のことに意識をとられていたであろうことが重なったからに過ぎない。)「ったく、勝手にそそくさ居なくなるんじゃねーですよ。お前、さては怪異討伐んとき隣にいる仲間が怪異に殺られかけてても見向きもしねーヤツですか。」「……あたしの言動が異様だったってのもお前なら気付けるはずですよね。初対面じゃねーわけですし。」( 凛花の拘束は貴方なら好きなときに簡単に解けるだろう。凛花もそれはわかっている。わかった上で、力を強めながら言葉を繋げる。声を荒げる場所ではないと理解してるからか、口調のわりに声量は控えめだった。)   (1/15 15:55:59)

五月雨/葵 凛花「…………まず、お体の方に違和感などはねーですか。」( じぃ、と貴方の顔を覗き込むように見上げる。)「白子が教えてくれたんです。演奏に使われている楽器は呪物らしいと。その効果は………その、相手を想い人だとか恋人に錯覚させちまうもんらしー…です。」( 見上げていたはずなのに、言葉を進めるに連れて段々と目が合わないようにと視線が逸れる。)「でも。………それだけのはずなのに、お前。なんだかそれだけじゃねー様子だったんで。」「まだ他に呪物の効果が残ってんのかとか、副作用みてーなやつで具合でも悪くなってんのか……まぁ、色々気になったわけです。」( ぱち、ぱち。何度かまばたきをして、また貴方を見る。)「………うい様呼んだ方がいーですか?気持ちの問題ですが…人の目は少ない方がいいかと思って、そのまま白子に側についてもらってます。」( 貴方が頷くなり少しでも肯定する素振りを見せたなら貴方の式神を白子に連れてきてもらうし、否定や反応がなかったりしたらそのまま続けるだろう。)   (1/15 15:56:02)

五月雨/葵 凛花(まだ貴方の腕を掴めているならば右の人差し指で──既に離れていたなら、貴方の片手を掬って指先で──それをゆっくりとしたリズムで軽く叩く。) ( トン…トン…トン…。) ( 心音を刻むメトロノームの役割を担うかのように、それは一定に。)「お前のあんな様子見ちまったら、流石に無視しにくいっつーか…。………口は固いんで、話して楽になるようなもんならそーしてもらいたいんですが…。」「……せめて、あたしが原因だったのかくらいは答えてもらいたいもんですね。」( 貴方が拒否しない限り、メトロノームは止まらない。)「………もしこれが怪異と対面してるときだったら取り返しつかねーことになってたかもなんですからね。今後お前と仕事に向かう可能性も考えて、教えろってことです。」( 少しだけ困ったように、へらりと笑って言い直した。)   (1/15 15:56:46)

五月雨/葵 凛花((高橋さん宅、舞姫くん宛のクリスマスイベのお返事です!   (1/15 15:57:16)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが退室しました。  (1/15 15:57:19)

おしらせサザ / 蔵入八霊さんが入室しました♪  (1/17 19:08:24)

サザ / 蔵入八霊((サヨさんへお返事置いておきます!   (1/17 19:08:38)

サザ / 蔵入八霊「いえ、……まあ、そうなんですか? 大変ですね」慣れたと笑って話すまで、苦労はあっただろう。想像することしか出来ないが、本当に〝他人事〟ながら同情の言葉を落として、あなたと、貴方を順番に見た。見事、貴方からの是非(とは言っていないが)を勝ち取れば、さあさあ此方へ!と先陣切って案内を。これを機に、貴方たちがお客になってくれたら……そんな淡い下心も共に、しばらく歩いた。    (1/17 19:09:24)

サザ / 蔵入八霊~ 数分後 〜 「此方です。そちらのソファ席に座って下さいね。いまお茶をお持ちしますから────」木製の扉を開け、貴方たちを店内へと招いた。中はこじんまりとした、アンティーク調の家具が設置された、よくある(とはいえ、この時代では最新の)レトロなカフェだ。貴方たちが内装に関心を抱く間もなく、寛げそうな広い席を勧めると慌ただしく奥の方へと入っていった。──── ガチャガチャと道具のぶつかる音と「玄ちゃん。お客様が来たから、こっちには来ないようにね」誰かに呼びかけるような声。────貴方たちが少し落ち着いた頃、此方も準備が整ったようだ。「お待たせしました、こちら珈琲です。それと、宜しかったら毛布もどうぞ」お盆に二つのティーカップ。片手には二枚の布。普段の給仕のように、丁寧な姿勢で貴方たちへ接した。   (1/17 19:09:27)

おしらせサザ / 蔵入八霊さんが退室しました。  (1/17 19:09:36)

おしらせサヨ / 宮田 宗行さんが入室しました♪  (1/18 23:11:22)

サヨ / 宮田 宗行( 促されるまま店内へと足を踏み入れる。三つ分の足音、そのうち一つはあわただし気に奥へと消えて行って、誰かに呼びかけた。弟でもいるのかしら、とぼんやり思いながら、英はまるで馴染みの店であるかのように無遠慮にソファーに腰かけた。そのあとで、普段の様子からは程遠い幽鬼のような主人がほんの少し遅れて、英の向かい側の席に座った。ここの店員らしい彼女が戻ってくるまで、と足を組んで、俯くその様子をじっと眺める。やはり他人の目があるからだろうか、先程までよりしゃんとしているようにみえる。唇を引き結んで眉頭をひしと寄せた、怒りにも似たその顔が、主人__宗行の被る、苦痛に抗するための仮面だと、英にはよくわかるのだ。にこりと笑いかけると、その眉間に刻まれたしわが更に深さを増して、しかし疲れたようにほぐれるのだった。 )   (1/18 23:11:30)

サヨ / 宮田 宗行『ああ……わざわざありがとう。申し訳ないなあ……』( ふわりと珈琲の香りが鼻をくすぐる。煙草と酒の匂いに囲まれて生きる二人にとって、それは鮮烈で、新鮮であった。 )『あっ、俺の分はいいって言っておけばよかったな』『……あげるよ』「……」 ( 自分の前に置かれた珈琲を、ソーサーごとわずかに宗行の方へ勧めて、言うの忘れてた、と彼女に申し訳なさそうに少し笑って見せた。 )( 毛布はそれぞれ一枚ずつ受け取って、各々の膝にかける。薄紫の爪先が、ほんの少し繊維のたったそれを、優しくなでた。それから少しして、宗行がカップに手を伸ばす。すん、と匂いを確かめて、一口。……味を確かめて、もう一口。かしゃ、とカップがソーサーに遠慮がちに置かれるのと、英が話し出すのは、どっちが早かっただろうか。 )『ここで働いてるの?』『あと……さっき奥で誰かに声かけてたみたいだけど……口ぶりからして…弟さんとか?』   (1/18 23:11:40)

サヨ / 宮田 宗行(( サザさん宛~~ 遅れて申し訳なし   (1/18 23:11:55)

おしらせサヨ / 宮田 宗行さんが退室しました。  (1/18 23:11:59)

おしらせ相間 / 季世さんが入室しました♪  (1/19 23:07:15)

相間 / 季世〝ㅤ同じ男性だからとて、────ㅤ〟   (1/19 23:07:54)

相間 / 季世(うっすらと浮かべていた笑みは裏方へとまわり、死人のような眼で貴方を見つめている。)(なにを考えているのか、)( 一寸の切れ間、男は口を開く。)   (1/19 23:08:07)

相間 / 季世「─────────そうですね、ささやかながらお言葉を添えさせていただきますと。」「私の場合、〝心がこもっていれば〟何を贈られても嬉しく思いますよ。」「『時間』という資源は人間にとって有限ですから、それを私の為に費やしてくださったと思うと、⋯ね。」(湯呑みを並べていた時と違って、今度はきちんと花の蜜が垂らされた貴方の目を見ている。恐らく、表情を窺っているのだろう。機嫌の色を見ながら、言葉を選んでいる。)(貴方はすこぶる取り繕いが上手いように見えるため、意味を成さないかもしれないけれど。)「私は金剛流当主と深い交流がある訳ではないので、どのようなお人柄かについては、羽良ヰさんを含め、人伝に耳にする程度。」「そのため、確証のない情報を元にあの御方について語ることには、正直なところ躊躇いは感じてはおりますが⋯⋯。」「彼もまた、努力の天才、なのでしょう?」「─────自身の成果、成長が日々の積み重ねによって得られることを経験的に知っている方ならば、時間を消費をする『重み』も理解されているはず。」「───────これは持論ですが、時間を使うのは最上級の愛情表現だと私は思います。」   (1/19 23:11:42)

相間 / 季世(何を贈るべきかなど、具体的な案までは語らず。────否、語れるはずもない。男は〝金剛流当主〟を全く知らないのだから。)   (1/19 23:14:38)

相間 / 季世  (1/19 23:15:00)

相間 / 季世〝〝ㅤ?ㅤ〟〟   (1/19 23:15:09)

相間 / 季世  (1/19 23:15:18)

相間 / 季世「⋯⋯誕生日を当日に祝えない可能性があり、そのことを金剛流当主がご存知なのであれば。尚のこと、羽良ヰさんの想いと価値が、伝わるのではないでしょうか。」   (1/19 23:15:48)

相間 / 季世(嘘と本音のいりまじり。)(概念的なものより実用的なものを贈られた方が嬉しいに決まっているが、相談相手と対象となる人物は親密な関係を築けている(らしい)。他者と固い繋がりを得ようとをしない男にとって、持ち掛けられた相談は見事に異分野であった。)(仕方がないのでマニュアル本を読み上げるみたいに、脳内にインプットされたテキストを参考に言葉を連ねる。)(しかし、彼もまた思考する人間。手にした知恵を振りかざすだけなら馬鹿でも出来ましょう。)(ふわり、────男が追従笑いを浮かべた理由も簡単に察することができるはずだ。)   (1/19 23:17:16)

相間 / 季世「ですが、羽良ヰさん。貴方は『他の女性たちに埋もれたくない』とも仰る。」「⋯⋯ふふ、随分と競争心がお強いことで。」「貴方の差別化欲求が〝相手が喜ぶ自分に満足したい〟、〝ご自身の価値を相手に証明したい〟などの心理から来るものであれば、話は変わってきます。」(踏み込み、ではない。)(貴方の悩みを解決するため、根底に片手を滑り込ませて、探りを入れているだけに過ぎず。拒絶の意を示されなければ、十分なデータを手に取れるまで、質問につぐ質問を投げ続けるだろう。)   (1/19 23:19:10)

相間 / 季世(〝必要のないこと〟、〝相手は不愉快に思う〟こと頭では理解している。)(─────意識的に内情に踏み込まないようにしてはいるけれど、他人の領域に足を踏み込ませる行為自体に罪悪感を抱くこともなければ、躊躇いもないのです。)(⋯⋯どのような答えが帰ってきたとしても、男はそれを何事もなさそうに受け止め、淡々と〝悩みに〟寄り添った方策を練る。)(彼女は大事な顧客。)(『善良なお客様』として男の前に居続けるのであれば、仕事と報酬の範疇で貴方の味方をするのだ。どんなに貴方が歪んだものを隠し持っていたとしても。⋯⋯そう、利益と男の信条から逸れさえしなければ。)(─────それ以上、礼儀を欠いた言動が表に出てくることはありませんでした。代わりに、ひとつ。男にとっては、小さな疑問がついてはきたけれど。)   (1/19 23:21:21)

相間 / 季世「羽良ヰさん、貴方の〝金剛流当主〟に対する心情をお聞かせください。」   (1/19 23:21:47)

相間 / 季世  (1/19 23:21:52)

相間 / 季世(( 高橋さん・はらいちゃん宛になります〜!🙏   (1/19 23:22:17)

おしらせ相間 / 季世さんが退室しました。  (1/19 23:22:22)

おしらせ蒼華/月城 蒼斗さんが入室しました♪  (2/3 19:35:58)

蒼華/月城 蒼斗「…………ねっむいなぁ。」陽は…まだ落ちきっていない、夕刻だな。することも無く、ただただぶらりと歩いているだけの日常。楽師としての仕事をこなしている訳だが、しかしそれがない時の時間っていうのはまたそれは暇で暇で仕方がない。とある凡人は修練に勤しんでいる事だろうが、俺は特にそういう事はしない。した所で…過去の辛かった時期の頃を思い出してしまうだけ。後はまぁ、感覚でどうにか出来るし。何より自分を鍛えれるのは、実戦という事もある。だから、敢えてあまり修練をしない。だから、暇である。「この公園は…うん、今日はここに居ようか。」ちょっとした思い出のある公園…あの時から特に変わりもないようで、気分的にここの公園に居座ってみよう。そう思いながら、そこの公園にある長椅子に腰をかける。「………誰か来るかな〜来ないかな〜花占いでもしてみるか〜???」なぁんて、呑気なことを言っている。実際そこら辺にある花をとって1枚1枚ちぎって、「来る〜〜来ない〜〜来る〜〜来ない〜〜」なんて言ってるんだが。楽しい。   (2/3 19:36:11)

蒼華/月城 蒼斗((相間さん、恵ちゃん宛でございます。短いですが…🙇‍♂️   (2/3 19:36:28)

おしらせ蒼華/月城 蒼斗さんが退室しました。  (2/3 19:36:31)

おしらせ高橋/京極 舞姫さんが入室しました♪  (2/10 01:56:40)

高橋/京極 舞姫(平静に戻ったあなたが呼んだ名前すら、男の耳には入っていなかった。弾かれたように凛花から離れ、そのまま足早にフロアから背を向ければ、人混みの喧騒さえも脳裏からは拒絶される。まっさらな空間が頭の中に広がった、それはいっそ、空白と呼んで差し支えがなかった。)(空白の世界に泡立つよう浮かんでくる記憶の輪郭はいやになるくらいはっきりしていて、先程までの言動が夢でも幻でもなかったと知らしめる。)(せめて、忘れてしまえば良かったのに。そうであればこんなふうに、逃げることもなかったのに──────── 一夜の夢なんて、泡になって消えるのが相場でしょう。)(目元を窮屈にしていたベネチアンマスクを乱雑に取り去って、廊下の途中に臨時で設置された風貌の屑籠に放り捨てる動きには、京極の内心を埋める動揺が色濃く現れていたことだろうか。たったいまゴミになったマスクも、指が掛けられたループタイだって、何件も店を回ってはああでもないこうでもないと思案した末に見つけた最善であるはずなのに、今となってはそれさえ憎らしく感じてしまった。)   (2/10 01:57:01)

高橋/京極 舞姫(来なきゃ良かった。こんなことになるくらいなら、初めから拒否していれば良かったんだ。連盟から『親交のため』と言われようが、ういにしつこく駄々を捏ねられようが全部を無視してしまえば良かったんだ。)(そうしたら、こんな馬鹿馬鹿しい欲を抱かずに済んだだろうに!!!)(しゅっと高い音を立てて抜かれたタイの行先はポケットで、かと言って自分はどこに行こうとしているのか分からない中、続けざまにシャツの第一ボタンに親指が伸ばされる。その時。)(────────燃えるような天色と、目が合った。)   (2/10 01:57:15)

高橋/京極 舞姫『……………京極様。』(空白が支配する世界に、あなたという青が一滴、落とされて。不意に、青い炎のことを思い出した。)(深い青色に揺らめく炎は、火の中に含まれる炭素の量が通常よりもずっと少なく、燃焼速度が速いという。空のように広く澄んでいるわけでもなければ、海のように何もかもを包み込む度量が見られるわけでもないあなたの青はまるで、自らを燃やす蒼炎の色だと想起した。)『お前、さては怪異討伐んとき隣にいる仲間が怪異に殺られかけてても見向きもしねーヤツですか。』「──────、」(は、と視界が焼けるような錯覚。)(錯覚だと気付けていたのは、自身のすべてと長い年月をかけて向き合ってきたからに他ならない。反射的に吸った酸素は凛花の言葉を捉えることに回して、口は緩く閉ざしたままにしておく。無言、もしくは無音。普段の賑やかな様からは想像だにしえない、しじま。)   (2/10 01:57:50)

高橋/京極 舞姫(次に男の声帯が震えたのは式神の名前が聞こえた時で、「いや、」という否定形と共に首が振られた。)「いや、⋯⋯いいよ。そのまま、あっちに居させてやって。」(初烏を呼ばれると面倒なことになるのは知れている。式神は魂を切り分けて形を作るから、感情や欲の純粋なひとかけらでもあるのだ。何をしでかすか分かったものではなかった。)(そして、再び封じられた薄唇は、躊躇いを残したまま、)「⋯⋯⋯⋯見える?」「俺、⋯⋯仲間を見捨てるようなやつに、見える?」(と、問うた。いや、譫言に似た呟きが問いかけだったのかなど、誰にも分からない。)「まずは────⋯⋯そう、悪かったわね。あんたのせいじゃないし、あんたが原因でも何でもないこと、だから、これは。」(次はしゃんとした、慣れ親しんだであろう口調でそう言って、もしかしたら話を切りあげるつもりかもしれないなんて思わせるほどにいつも通りな口振りで嘯いて、失敗した。)(二の句が継げなかった。)(宥めるためか、無意識か、掴まれたままの腕に伝わる一定の振動が、言葉尻を攫って返してくれない。ここまで失敗を重ねて、今更取り繕うなんて、土台無理な話だった。)   (2/10 01:58:12)

高橋/京極 舞姫「──────はあ、」(うずたかく詰まった名前のない情を、息と共に押し出す。)「オレ、⋯⋯⋯⋯俺さあ。」   (2/10 01:58:34)

高橋/京極 舞姫「女が、怖くて、」   (2/10 01:58:57)

高橋/京極 舞姫「⋯⋯⋯⋯いや、違う。もっと正しく言うんなら、俺が、」   (2/10 01:58:59)

高橋/京極 舞姫    (2/10 01:59:23)

高橋/京極 舞姫「──────俺が、女に近付くのが怖いの。」   (2/10 01:59:26)

高橋/京極 舞姫    (2/10 01:59:28)

高橋/京極 舞姫(とん。僅かに浮いていた背を壁にもたれさせれば、途端に力が抜けてしまって、みるみるうちに床へ沈んでいく。ずるずる。どれだけ金をかけたジャケットだって擦れる音は一緒なんだなと、虚しさに似た声が言う。)(一度音にしたら最後、ぽつりぽつりと疎らでありながらとめどなく、独白は次々生まれていくだろう。)   (2/10 01:59:47)

高橋/京極 舞姫    (2/10 02:00:10)

高橋/京極 舞姫(京極舞姫は、自分が怖くて仕方がない。)   (2/10 02:00:17)

高橋/京極 舞姫(自分が関わることで相手を変えてしまったり、傷付けてしまうのが怖い。そうしながら、どうしても、──────『 傷付けてやりたい 』と思ってしまうのを止められない。)   (2/10 02:00:36)

高橋/京極 舞姫(生まれつき、獣欲に近しい何かを抱いて生きてきた。京極の血筋は皆何かしらに執着し、抑えられない欲求と共に生きていると知ったのは七歳の時だった。気に入っていた使用人に手をあげて初めて、違和に気付いた。)(────ある程度内側に入れた相手を傷付けたいと思ってしまう。)(────自分が原因できれいな顔が歪む様子に心躍る。)(欲求を抱いていることが異常であるとすぐに悟り、隠していることに罪悪感を覚えずにはいられず、だから女遊びを派手に喧伝することで『自分は適当な放蕩人である』と周りに思わせ、深い関係────誰かを大切だと思ってしまうことを避けている。)(恋人という錯覚を見ていた時、あなたとの距離はずいぶん遠かったし、遠慮がちだった。咄嗟に力を込めないようにぎりぎりで触れていた。凛花が気付いたかは分からないけれど、あれは明確に〝怖がっていた〟と表現にするに足る事実だ。)(抑えれば抑えるほど強くなるもので、どこかで発散すれば良いだろうに、自分は相手を傷付けることを恐れて出来やしない。いいや、違う。傷付けた後の責任が取れないのが怖いのだろうか。)   (2/10 02:01:33)

高橋/京極 舞姫(無責任な獣ほど、厄介で、醜いものはいない。)   (2/10 02:01:45)

高橋/京極 舞姫    (2/10 02:03:23)

高橋/京極 舞姫「──────⋯⋯あんたを、そうしなくて良かった、本当に。」(すっかり項垂れてしまった男の言葉は、形ばかりの安堵で締め括られる。過去を開示するというより、あなたに対して懺悔をするような、そういう頼りのない余韻が廊下に残った。)(こんな話を聞かされてどうしたら、とか、悪しざまに罵られることを、心のどこかでは望んでいたのかもしれない────⋯⋯京極は自分を客観視して、また、後悔する。)(⋯⋯彼の人生は、後悔ばかりだ。)   (2/10 02:03:35)

高橋/京極 舞姫(( らむねさん宅凛花ちゃん宛です!長いね!ごめんね~~!!🙏🙏   (2/10 02:04:11)

高橋/京極 舞姫(( 何で五月雨さんがラムネに変換された⋯⋯⋯⋯?🤔💭   (2/10 02:04:36)

おしらせ高橋/京極 舞姫さんが退室しました。  (2/10 02:04:39)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが入室しました♪  (2/13 19:36:17)

夕月/逢崎聡咲「へえ……」己の貴女に対する考察を否定して紡がれる言葉を、その毛色の異なる黄色い瞳をまっすぐと捉えながら咀嚼していく。捻くれた男だ。ないとは思うがその言葉が、ある種の謙遜のようなものから捻り出された都合の良いものなのかもしれないと邪推するも、揺るぎ用のないその様にくだらない思考は霧散した。   (2/13 19:36:47)

夕月/逢崎聡咲『どれだけ考察しようとも結局はすべて〝推測〟でしかない』   (2/13 19:37:34)

夕月/逢崎聡咲『だから、あたしは人を見るようにしているんです』   (2/13 19:37:49)

夕月/逢崎聡咲『一番近いところにいる者から得られないことを、他人の目に映る自分から得ようとしているわけ』   (2/13 19:38:01)

夕月/逢崎聡咲頭の中で巡る言葉は、すうっと、身体の奥の方まで入っていき、彼の心に微かな冷気を与えた。それは彼の凪いだ情動に波紋を起こすには十分な刺激だった。   (2/13 19:38:22)

夕月/逢崎聡咲「なるほどな……うん。やっぱり、僕あ君んことが嫌いや」   (2/13 19:38:34)

夕月/逢崎聡咲糸のように細い目がやや開き、ちらりと淀んだ山吹色が瞼の合間から姿を覗かせた。同時に放たれるは敵意のある言葉。しかし、どこかやるせないようでいて、投げやりなものの確かに力のこもった言葉だった。『嫌い』貴女に何度も向ける嫌悪の感情。身も心も思考の中も気づけばそれ一色で染まりきり、表情はいつも通り引き攣っている。   (2/13 19:38:46)

夕月/逢崎聡咲「自分ことがわかってない。君んゆうことやったらそりゃそうやろな。けど、君は少なくとも“相手から見た自分”を知ろうとしとる。それで、まだわかってないっちゅう判断するとこが癪や。……確か初めにもゆうたかなあ、君ん謙虚なとこが嫌いって。まさにそん通りや。僕やったらそれで自分んことをわかったつもりなるで? だって、それはある種、俯瞰的な視点から自分含めた他人んことも見れとるっちゅうことやからなあ。自分を客観視できることが羨ましい? 何がや。それ以上に難しいことやる選択しよって、よおそんなことが言えるなあ」   (2/13 19:39:13)

夕月/逢崎聡咲贅沢な悩みだ。少なくとも彼は貴女の言葉を聞いてそう思った。人は生きていれば、いろんなことを思考する。今日やらなければならないこと。他者と相対したときの言葉。金の使い方。明日の予定。普段生活するだけでも多くのことを考えなければならない。ゆえに『己が何者なのか』、『己は何を知っているか』なんて過去現在未来のことを総合して考えねばならない哲学的な思考は余程の暇がなければ、できないもののはずだ。ゆえに贅沢だ。そんな風に思う。それでいて、その悩みを元に自分なりの立ち回りを生み出しているのにも関わらず、まだ解を出せずにいる彼女を羨ましく思った。自分を納得させるほどの理由を導き出せていないというのは、とても稚拙で愚かな有り様だ。その答えに至った時点で、解などないと諦めるべきだ。諦めて、わかったふりをして傲慢に振る舞うのがいつまで経っても未熟な人間というものだろう。でも、そうせずに振る舞う貴女はどうしようもなく謙虚に写って、その贅沢な悩みを真っ向から考えている様子に虫唾が走る。   (2/13 19:39:25)

夕月/逢崎聡咲「相手から見た自分。それを知るっちゅうのは、悔しいけど僕にはできん。振る舞いも相手によってわざわざ変えたりせん。……ああ、ハグレは別な? ともかく、君なりの強みを理解しとって、それでいてそれ以外は何も知りません、とかふざけたこと抜かすな。ますます嫌いになるわ」   (2/13 19:39:35)

夕月/逢崎聡咲『自分を客観視できることが羨ましいんですよ』己のことをそんな風に評価してみせた貴女は、十分にそれ以上のことができているように思えて嫌悪感が高まった。ゆえに少しだけ、側から見ればいつも通り語調を強くして貴女を嫌って見せる。この嫌悪がいったい何の裏返しなのかはさておいて、湧いたむず痒さは本物なのだから訂正をすることはないだろう。   (2/13 19:40:12)

夕月/逢崎聡咲「……自分の求めるもん。そん問いから僕の答えを得て、それが君ん何の糧になるかとか知らん。ちゅうか、僕がゆうんも何やけど聞く相手間違えとると思うで?」一度、間を置いてもう一つの投げかけられた問いに向き合った。思考を切り替えるなり、短く空気を吐き出せば、嘲るように貴女を見据える。完全に人選ミスだろう。『正しさとは何か』そんな問いの答えを見つけることができず、挙げ句の果てにはそんなものを掲げる者たちを鼻で笑いながら真っ向から否定してきた人間が彼である。そんなやつに投げかけるにしては大層豪華な質問に思えたがゆえの自嘲でもあった。   (2/13 19:40:23)

夕月/逢崎聡咲「まあ、ええわ。わからん。そんな仮定のことなんざ、考えたことないからな。せやさかい、わからん。……今ん僕には求めとるもんとか、譲れんもんなんざない」ゆえに紡ぎ出される答えは、貴女も分かりきっていた答えだろう。数秒も待たずに答えを出して、しかし改めて『求めているもの』や『譲れないもの』を考えるべく間を置くが、いずれも思い至るものはなく、キッパリと言って見せた。   (2/13 19:40:34)

夕月/逢崎聡咲    (2/13 19:40:36)

夕月/逢崎聡咲「……いや、違うな。ある」   (2/13 19:40:53)

夕月/逢崎聡咲が、しばらくして。何か思い至ったようで、軽く目を開いて先ほど述べた自分の答えを否定する言葉をぽつりと呟いた。だが、次の言葉に詰まった。果たしてこれは本当に自分の言葉なのだろうかと、自分のことながらに疑問を抱いたのだ。確かに今の自分があるにたる理由にはなる。それでも、それが真に彼女の言う仮定を満たすものであるとは断言できなかったのだ。   (2/13 19:41:05)

夕月/逢崎聡咲「……僕んいっっっっちばん嫌いな人間の鼻柱へし折ってやることかね? 僕が不文律なんてもんを芯に置いとるんは、そいつよりも正しいっちゅうとこを見せつけるためや。僕ん方が君よりもうまくやれとりまっせ?ってな。……でもまあ、それは君の求めとる解とはちゃうやろうな」別に答える必要はなかった。しかし、溢れた言葉を無かったことにするのは無茶だろう。だからこそ沈黙の末、捻り出された言葉には今日一番の笑みが添えられていた。それは喜怒哀楽で例えるには難しく、いわば無に近いものだった。淡々と真実を語るために貼り付けた笑みと表した方が正しいだろうか。ともかく、その答えが貴女の抱いているものの何の参考にもならないであろうことを添えて場を濁した。   (2/13 19:41:13)

夕月/逢崎聡咲((高橋さん宅はらいちゃん宛です。ほんっっっっとうにお待たせいたしました、すいません🙇   (2/13 19:42:15)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが退室しました。  (2/13 19:42:18)

おしらせ相間 / 原 恵さんが入室しました♪  (2/14 19:11:03)

相間 / 原 恵(アタシにはとても害あるひとには見えませんでした、)   (2/14 19:11:30)

相間 / 原 恵(どうしてか、〝恵〟はあなたを毛嫌いするの。)   (2/14 19:11:33)

相間 / 原 恵(来る、来ない、来る、来ない、───────)(飽きもせず、あなたがそうして言葉を繰り返していると、ふと。小さな影がふんわりとした柔らかなハーブ系の香りと共にあなたを覆いました。)────────(あなたは知らぬ影に対し、刃を突き立てる?)(⋯⋯敢えてここまでの接近を許していたりするのかしら!)(あなたが最後の花弁を摘もうとした瞬間、白く華奢な手が。背後から、ゆったりとした動作で視界に映り込んでくる。)   (2/14 19:12:49)

相間 / 原 恵(────────くるよ、あなたのいるところになら。)   (2/14 19:12:59)

相間 / 原 恵(それはあなたの指先よりも早く、一枚の花びらを穏やかに掴み取ることが出来ました。)(ぷちん、と。命が刈り取られた音が場に落ちる。)(花の見た最後の景色はきっと、あなたのその表情、その、)────────「恋の行方を占う、花占い。恵も知ってるの。」「ふふふ、かわいいよねえ。恵もね、やったことあるんだよ〜。」(まるで旧知の仲みたいに話し掛けている。)(⋯⋯あなたが〝恵〟を覚えていてくれている確証なんて、どこにもないのに。あの頃とは随分と変わってしまったから。)(かつん、と下駄がひとつ鳴る。)(少女はあなたの顔を見たいのだろう。背後にあった気配は徐々にあなたの横へとずれてきて、髪をふわりと揺らしながら隣に腰を落とすのです。)   (2/14 19:14:37)

相間 / 原 恵「おにいさん、好きなひと。〝居たの?〟」   (2/14 19:14:47)

相間 / 原 恵(青の瞳に宿る熱は、赤にも劣らぬ恋の色。)(奪いとった花弁は少女の人差し指と親指に挟まれたまま、)(──────痛いくらいにまっすぐにあなたを見詰める〝原恵〟がそこに居ました。)   (2/14 19:15:25)

相間 / 原 恵(────────おひさしぶり、最悪なあなた。)   (2/14 19:15:37)

相間 / 原 恵((ㅤ蒼華さん・蒼斗くん宛です〜!🌷 おかしなところは脳内補完でお願いします、きゅん。   (2/14 19:16:41)

おしらせ相間 / 原 恵さんが退室しました。  (2/14 19:16:46)

おしらせ蒼華/月城 蒼斗さんが入室しました♪  (2/17 14:48:51)

蒼華/月城 蒼斗ふと、俺の背後に何かが近づいてきた。だが、その気配は俺にとってはどちらかと言えば、見知ったかのような感じのもの。故に、俺はその影に刃を突き立てることはない。…ただ、無の表情で花びらをちぎる。その前に、ゆったりと俺の視界に映り込んでくる。   (2/17 14:49:00)

蒼華/月城 蒼斗「────来た。」最後にちぎった時に言った言葉は、来た…である。なに、その前が来ないだったから、最後に来るのは来るという事にはなるんだが…来てしまったものだから、そうなってしまうよね。「恋の行方を占う花占い、か。なるほど。恵ちゃんもやった事があったんだな。」そんな言葉と共に、旧知の中のように話しかけてくれる彼女に笑顔でそう返す。恵…印象的な子であったが故に、よく覚えている。確か今じゃ、楽師連盟の一員だったんだっけか。凄いよなぁ、組織に入って、人と共に行動する。…少なくとも、俺にはそのような群れる行動は出来ない。…嫌いというか、元々独りで動いてたもんでさ、あんまし得意じゃないんだ。しかし、あの時から270度ぐらい変わってるような気もするが、さてどうしてなのやら。   (2/17 14:49:09)

蒼華/月城 蒼斗「ん〜…好きな人、はあんまり居ないかもなぁ。それこそ、初恋の人ってのも………どうなんだろう?」赤にも劣らぬ恋の色をした青き瞳。その瞳は、真っ直ぐと俺を見つめていた。初恋…恋愛か。あんまし、考えたことも無かったな。なんせ、あの時の俺は…人を殺す道具、化生でしか無かったから。…やはり、あの頃の君とは少し違う。それは何でなんだろう、わかんないが…何かしら探す必要はあるんだろうか。黒いレンズの奥に隠れた銀のような瞳で、君を同じように見つめる。   (2/17 14:49:21)

蒼華/月城 蒼斗((相間さん・恵ちゃん宛…!です!   (2/17 14:49:33)

蒼華/月城 蒼斗((失礼しました   (2/17 14:49:45)

おしらせ蒼華/月城 蒼斗さんが退室しました。  (2/17 14:49:47)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが入室しました♪  (2/19 12:32:02)

五月雨/葵 凛花( 預かるべきではない、実際の質量とは比べ物にならない不相応な重荷を貴方に託せる兆しが見えて、らしくもなく気が緩んでしまったようだった。) ( 使用人と楽師としての仕事を両立し、日々の鍛練だって疎かにせず、適度な休息をとって自己管理がしっかりしていたとて。表面上に疲労を見せない気丈な人物だったとしても、じわじわ募っていく心労をも全快にして日々を過ごしているわけじゃあない。最近は特に、知って知まったからといって自分一人でどうにかなるものではない事柄ばかりが増えていくもので。) ( 気が緩んでしまったのは、その心労が僅かに足を引き摺ったから。だから────── )   (2/19 12:32:59)

五月雨/葵 凛花    (2/19 12:33:47)

五月雨/葵 凛花( 淡々と吐いた言葉。それが意図せず他者を下げるようなものになってしまったような気がして…少しだけ、選ぶ言葉を間違えたかと思ってしまう。)『だって、それほどに身勝手な行動や命を蔑ろにする素振りが、今の楽師に多いってことでしょ。』( 貴方の包み隠さない率直な言葉でそう感じたのだ。可愛らしい容姿と口調は柔らかな印象を覚えるも、声色は致命傷にならない程度の蕀を纏ったようにも思えた。) ( 別に、今春に影響がなければ余所の楽師達の行動に然程関心はなくて。"個"への評価として情報を仕入れるのみで楽師としての在り方を問う気はない。……自分の目の前でそういった言動が繰り広げられなければの話だが。)「…身勝手な行動全部が全部ダメっつー訳じゃねーんですけどね。その行動にちゃんとした意志が込められてんなら、まぁ。妥協点。」「とはいえ、結局は時と場合によるんですけど。」( ただ、今回の場合は簡単に連想できる人物がいるから、いてしまうから。間違ってもその人物らに対して影で批評していたなど──己の言動ひとつで、今春はそういう人間がいると──思われたくないがための、最低限のフォローを。まばたき1つして、)   (2/19 12:34:37)

五月雨/葵 凛花( ……あ。)   (2/19 12:34:57)

五月雨/葵 凛花( ───────掘り返さず、軽く聞き流してしまうのが自分にとっては最適解だったと気付くのが遅くなった。) ( 他愛もない世間話。話の繋ぎ。先の会話は貴方にとってその程度のものである可能性が高い。あとは、こちらの意思の、思考の確認。ならば、必要以上に個の思想を見せるのは情報を重んじる自分としては悪手で。) ( ………あぁ、変に考えすぎだったかもしれない。自分の今の言動が今春に不利益をもたらさないかと。身構えすぎたかもしれない。気にしすぎだったの、かも。内心冷や汗をかいて、それでも今更手遅れだと堕落することはしない。)「…嘘さえ吐かないでくださるのなら、金剛当主様にお伝えする内容は偶様にお任せします。」( 少し柔らかな笑みを浮かべて、緩めた口元から音を溢した。)    (2/19 12:35:46)

五月雨/葵 凛花( ぐちゃぐちゃに絡まった無数の思考の糸。その中でも絡まることのなかった綺麗な桜色の鎖が点々と。)「ただ、お礼を言われるようなことをした覚えはないですよ。」( 使用人と素が 7:3 くらいの割合で構成されたその瞬間。自らの手で鎖を、己の首輪や足枷に繋いだ。) ( ……もしかしたら、貴方なら何かを感じることができたかも知れない。同時に、今踏み込もうとしたならば、凛花が頑なにそれ以上近付けさせることはないことも理解できるはずだ。)「引き受けてくださり、ありがとうございます。」( 微笑みながら、この話題を閉じようとしたのだから。)   (2/19 12:36:01)

五月雨/葵 凛花( ───強弱を繰り返しながら降りしきる雨水の匂いは中々薄まることはなく、むしろ土草の匂いがより色濃く混じって自然の中にいるということを深く思わせる。)『単刀直入に言いますね、年末に風邪なんて引いたらいやですし!』( だというのに、貴方から香る沈丁花もそれに負けじと漂うのだ。)   (2/19 12:36:27)

五月雨/葵 凛花『──────あたしが頼みたい協力というのは、調査と精査です。』   (2/19 12:37:40)

五月雨/葵 凛花( 息遣いや口の動きを見て、いくつか言葉が続くことを理解すれば流れを遮ることなく最後まで聞き通す。) ( 目的と意思をしっかり抱える真っ直ぐな声音は、濁りのない純正な蜜と呼応するみたいに。綺麗で力強いもののように思えた。) ( ……その瞳に映る人物に協力を頼むことを決めるまで、貴方がどれほど悩んだのかは知る由もないけれど。) ( 相槌や頷きの動作も見せず、ただゆるりとした瞬きがそれの代わりを担う。)『⋯⋯⋯⋯⋯⋯どう、でしょうか⋯⋯?』( 話すべき内容を全て伝えきったのか、同時に力強さも消え失せ、代わりに現れたのは不安げな瞳。まるで人間に怯える子猫のような。) ( 生い茂る緑よりも、たった1つの沈丁花にピントを合わせる。) ( はたしてその表情が貴方の素なのか、それとも演技なのか。) ( ぼんやりと無意味な思考を泳がせた数秒の沈黙を経て、静かに口を開く。)   (2/19 12:38:04)

五月雨/葵 凛花「……大方、理解はしました。なぜその事柄の調査を望むのかと疑問は残りますが…今は不問としておきます。」( 早急に言葉として示してもらう必要はないと思ったとも言える。) ( 正直なところ、楽師総会や伊集院家なんて随分踏み込んだことを言うなぁと思った。けれど、貴方が九条 道信と会ったことを前提に考えたなら納得できなくもない。) ( 否。会っただけじゃなくて、彼から"羅生門ノ変"についての話を聞いていたと仮定して辿り着く結論はたった1つ。) ( ────総会に対して疑念を抱いているのですか。あたしと同じように。) ( 例えこの仮定が間違いだったとしても、なにか思うところがあったからそこを調査対象として挙げたのでしょう?) ( ……どちらかといえば、好都合だ。)   (2/19 12:38:17)

五月雨/葵 凛花「そうですね………。偶様、いくつか確認させてください。」   (2/19 12:38:31)

五月雨/葵 凛花「まず、調査はあくまでも"ついで"という形で行わせてもらいます。」( もちろん仕事の内容や自分の目的と一致した場合は優先するつもりだが、そうでないものをわざわざ調査する余裕があるかと言えば微妙なところで。せいぜい時間に余裕ができたときに触れることができるかどうかといったレベルだろうから。)   (2/19 12:38:42)

五月雨/葵 凛花「次に、あたしが得た情報全てを偶様に共有するわけではないです。偶様から求められた内容だとしてもです。…構いませんか?」「また、金銭的な対価は不要とさせていただきます。情報の対価は、情報で。偶様からいただいたものの内容によって、こちらが提供するものも変えさせていただきます。」( 情報はひとつの武器だ。貴方だってそれを理解しているのだろう。) ( じ、と貴方の反応を確認するかのように表情の変化を凝視する。)   (2/19 12:38:52)

五月雨/葵 凛花「それと……あたしの独断と偏見にはなるんですけど。今春に不利益が生じると判断した場合、調査の協力の一切を絶たせていただきます。」( 揺らがない意思は、貴方だってわかるはずだ。)「……こちらとしても九条様や総会の情報は欲しいと思っていました。あたしが提供した情報によっては優遇していただけると嬉しいですね。」( 少し首を傾げて微笑んで、貴方がどうするかを観察する。) ( 観察した上で、貴方がなにか口にする前に一言添えておこうか。)「偶様が既にご存知かは定かではないですが…………"九条様視点の羅生門ノ変"について、とかなら今すぐにでもお話できますよ。」( 右の人差し指を自分の口元で立てては「しー…」と内緒話であることを示して見せる。) ( 自分が持っている手札を一枚、表にした。)   (2/19 12:39:25)

五月雨/葵 凛花((高橋さん宅、はらいちゃん宛です~~!!大変お待たせしました🙏   (2/19 12:39:58)

おしらせ五月雨/葵 凛花さんが退室しました。  (2/19 12:40:04)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが入室しました♪  (2/21 15:20:26)

高橋/偶 羽良ヰ(疲れないんだろうか。不意に、思った。逃避に近い発想だ。)(他人を嫌うことは、人が思っているよりずうっと気力を費やす行為だ。蛇蝎のごとく他者を憎めるのは、生命の気が余っているからに他ならない。はらいには無理だ。)(そう────⋯⋯嫌えないんじゃない。嫌うために使われるべき葉をすべて、心臓を動かすための薪として焼べていたら、他へ向けられなくなった。それだけだろう。残っていたのなら、もしかしたら、あなたのことを嫌悪できていたかも。⋯⋯くだらない〝もしも話〟は、好みじゃない。)(さて、参ったなあ。)(人とはできるだけ良い関係を築いていきたいと、はらいは思って、その通りにしている。媚びる時もあれば擦り寄る時も、対岸から火矢を射ることもあるけれど、言っちゃまずいだろうと分かっていることはなるたけ飲み込むようにしているのだ。)   (2/21 15:21:16)

高橋/偶 羽良ヰ(参ったなあ、ほんとうに。)(逢崎と対話していると、どうしたって口が滑ってしまう。たぶん、出会い方が悪かったのだと他責的に詰りたくなるものの、さっさと諦める他ないのも分かっているからこそ。一度舌に載せた意思を悟られずに飲み込むことは出来ない。そこまで器用じゃない、特に、あなたの前では。)(でも、わざわざ機嫌を損ねるのもなあ。いや、もう手遅れか。気遣うんだったら、気付いた時点で踵を返せば良かった。今更だ。)(ぴりぴりと後ろ髪を引かれる感覚に名前を付けられず、踏み出すべきじゃないと知りながら少女は口を開いた。考えあぐねるだけの理性があってなお、立ち止まれなかった。)   (2/21 15:21:33)

高橋/偶 羽良ヰ「貴方は、」(逡巡。)「⋯⋯⋯⋯⋯⋯逢崎さんは、少し、あたしのことを買いかぶりすぎているように思いますよ。」(小声。)(「そうだなあ」と、独り言のように前置いて、はらいは一歩だけあなたへ寄る。)(かんっ。)(小さな体躯にしては大きな一歩に、下駄の軽やかな音が夜を割く。風流じゃない。どんな無作法を口にしようが、互いに染み付いた礼儀や対して親しくもない証明として空けていた距離を自ら詰め、何をするのかと言えば。)   (2/21 15:22:21)

高橋/偶 羽良ヰ(─────とん、と、音もなく、指先が喉元に突きつけられた。)   (2/21 15:23:10)

高橋/偶 羽良ヰ(害意はない。というか、何にもない。かろうじて浮かべられていたはずの〝友好〟の色もなく、無機に近しい一対の金があなたを見ていた。頸動脈に軽く触れた指はいっそ死人のようにひどく冷たく、生白い。)「脈拍や、⋯⋯血の巡り、呼吸。そして、心臓。」(生命の気配がしない爪先がもう一度、喉を撫でて、落ちていく。そうして、心臓の真上でぴたりと止まって、)「自分の心臓が動いているのか、止まっているのか、どうやっても確かめられない。実感がない。輪郭が掴めない。⋯⋯それが、自分のことが分からないというものです。」(まさか、割って見るわけにはいかないのだから。そう、冗談を付け足したのなら笑うべきだった。あなたは自分が生きていると胸を張って言えるんでしょうね。)   (2/21 15:27:07)

高橋/偶 羽良ヰ「ねえ。あたしは謙虚に見えますか。物事から目を背けているように見えますか。」   (2/21 15:27:33)

高橋/偶 羽良ヰ「⋯⋯あたしはね、選択なんかひとつだってしていないんですよ。」   (2/21 15:27:39)

高橋/偶 羽良ヰ(────わけがわからないと、思ってくれ。)   (2/21 15:27:49)

高橋/偶 羽良ヰ(分からなくていいんだ。口走るのを止めることもできずに、はらいは希うように祈った。どうか、分からないままに振り払ってくれ、と。)   (2/21 15:27:59)

高橋/偶 羽良ヰ(はらい自身には到底悟りもできないことだけれど、この時彼女は、腹が立っていたのだ。むかついていた。苛立っていた。無性に突っかかりたくて仕方なかった。揺らいだ自我は深呼吸程度じゃどうにもなりはしないことの証明だった。)(いくつも積み重なって刺さった棘を、たまたま、偶然、見て見ぬふりができなくなったのがこの瞬間だった。逢崎に責任などなく、気に止めなくたっていい。)(寸分違わず心の臓へ立てた指に、力が籠る。微々たる圧だ。)「貴方は自我の強く、高潔な人だ。自分に出来ることをよく見て、怖いくらいに他人を言い当てる。あたしは聞く相手を間違えていなかったと思う。」「初めから、明確な何かを求めていたわけじゃなかったんです。」(「でも、」視線が落ちる。「だから。」今更、二の句で誤魔化そうったって無駄だろう。)「貴方とあたしは、やっぱり似てなんかいないのもよく分かった。」「その嫌悪は、あたしに向けるには勿体ないよ。」(せめてとばかりに軽い調子を繕う。激昂も傷心も長く続けられないことがまさに、自身が薄っぺらい人間である証だと思えば、いかようにだって笑える気がした。)   (2/21 15:28:58)

高橋/偶 羽良ヰ(あなたが例えば、意味のわからない話に眉を寄せたり、手を振り払ったり、いつも通りに嫌悪を向けてくれるのであれば。この後、彼女は「あんまり近付くと姫君に怒られてしまいますねえ」なんてころころ声を挙げて、帰路を辿るのかもしれない。)(男が濁して、少女がごちゃ混ぜにしたこの空間はとうに破綻している。加えて寒空の下だ。長居をしたって、得はないだろう?)   (2/21 15:29:28)

高橋/偶 羽良ヰ(( 夕月さん宅、逢崎くんへ~~~!✉🕊‎   (2/21 15:30:14)

高橋/偶 羽良ヰ    (2/21 15:30:23)

高橋/偶 羽良ヰ    (2/21 15:31:04)

高橋/偶 羽良ヰ(一息が説得力を産むならば、果たして、自分を曝け出すという行動はどんな波紋を産むのだろう。理解? 納得? 共感? それが果たして、わざと踏み越えた敷居だとしても、得られる結果なのだろうか。)(女に学は必要のないものだ。時代が言い出したひとつの論は、これもまた時代によって押し流されようとしている。)(──────必要なのは勉学でも、学ぶ機会でもない。思考し続ける頭だけだ。)『…身勝手な行動全部が全部ダメっつー訳じゃねーんですけどね。その行動にちゃんとした意志が込められてんなら、まぁ。妥協点。』(にっこりと微笑して、あなたの言葉に対する返答とした。)(少しというには些か過激な評価を述べたことで、葵凛花という人間の反応を探っては、他者からの印象に加えて輪郭を肉付けていく。彼女だって分かっているはずだ、話しすぎたって。だから取ってつけたような礼で終わらせようとしたのでしょう。)(もちろん、あなたが引いた線の内にむりやり踏み込むような真似はしない。こちらも、見られたくない腹がある。)   (2/21 15:31:21)

高橋/偶 羽良ヰ「(────⋯⋯茶番だな。)」   (2/21 15:31:38)

高橋/偶 羽良ヰ(揃えた足先のまま、後にも先にも動かず、少女は思った。)(当たり前に、あなたをばかにしているとか侮っているとか、そういうものではなかった。嘲っているとするならば、対象はむしろ自分である。こうやって回りくどい節回しで相手を探らなければ対話も、自らを明かすことさえ出来ない在り方に、何とも言えない徒労感を得た。)(同じ人間だ。同じ言葉を話す日本人だ。同胞にこうまで気を張っているようじゃ、垣根を取り払うなどやはり夢のまた、夢。)(は、と呼吸に見せかけた疲れを吐き出し、揺らいだ自己を固めなおす。強固な線を取り戻す。ばれていなければいいな、と思った。この葵花はずいぶんと聡く、────〝保守的〟だった。内側を開けっぴろげにして、可愛い女の子たる偶羽良ヰが嘘の産物であることに気付かれても、あまり良いことにはならなそうだから。)(良いことにならないと警戒してしまうくらいには、少女はあなたのことを知らなすぎる。)   (2/21 15:32:09)

高橋/偶 羽良ヰ(『⋯⋯⋯⋯⋯⋯どう、でしょうか⋯⋯?』)(不安げなかんばせは、半分が演技で、半分が素だ。奥にひた隠しにした自分自身を演技のために引きずり出して、演じている。)『まず、調査はあくまでも"ついで"という形で行わせてもらいます。』『次に、あたしが得た情報全てを偶様に共有するわけではないです。偶様から求められた内容だとしてもです。…構いませんか?』「はい、もちろん。あたしの話を頭の隅に留めておいてくださるだけで構いません。必要な時に思い出していただけたら。」(一切の躊躇無く、快諾した。事実、それこそが目的の大半であったからだ。)(九条道信の存在に確証が持てれば、各所に矛盾が生じるでしょう。手にした情報を並べ、思考するだけの頭があるあなたであれば、それだけで充分はらいの目的は達成される。)(最悪、断られたって良かったのかもしれない。危ない橋であることは重々承知だったけれど、はらいの肉体には思っていたよりずっと短い時間しか残されていないのだ。博打を前にまごつく暇は無かった。)   (2/21 15:33:25)

高橋/偶 羽良ヰ「⋯⋯対価の話も、それ以外も、すべて問題ありません。ほら、書面上の契約関係というわけでもありませんし、お好きにどうぞ。主君や背負った名を優先するのはお互い様でしょう。」(貼り付けた笑みは、内々に含んだ色さえ変えずにそこにある。しかし、可愛らしい表情は結局取り繕っているだけでしかないと、凛花であれば気付く────はらいが、あなたの引いた一線を悟ったように。)(〝これ以上〟を、今、見せる気はないのだ。きっと。)「羅生門ノ変についてお聞きする前に、ひとつだけ加えても良いですか。後々追加するほうが不誠実ですからね。」(表にされた手札を一度、脇に退けるような台詞。凛花が何かしらの反応を見せる前に、口を開く。)「【 狂楽師について 】、何か知るようなことがあれば、教えていただけませんか。」「連盟へ報告されたものを又聞きするのではなく、直接聞きたいんです。これはあたしの持論ですが、人を挟めばその分、情報の正確さは下がっていきますから。」「⋯⋯あたしは戦闘能力に欠けますし、準備はしすぎるくらいがちょうどいい。」(それまで動きのなかった右腕が、背負った薙刀袋へ静かに触れた。)   (2/21 15:35:08)

高橋/偶 羽良ヰ(了承するにせよしないにせよ、はらいは「では、内緒話のほう、お聞かせいただいても?」と言って、にわかに上体をあなたへ寄せるだろうか。)(──────誰かに仕えるべき立場にしては、やや、強すぎる匂いが鼻をくすぐる。)(先程から香っていた白花が一段と強くなったのだ。あなたは疑問に思うかもしれないし、立場が違うからと興味も持たないかもしれない。所詮、気にしないようにすれば忘れてしまう、些細なことだった。)   (2/21 15:36:34)

高橋/偶 羽良ヰ(( 五月雨さん宅、凛花ちゃんへ!✉🕊‎   (2/21 15:36:58)

おしらせ高橋/偶 羽良ヰさんが退室しました。  (2/21 15:37:00)

おしらせ夕月/逢崎聡咲さんが入室しました♪  (2/23 21:14:22)

夕月/逢崎聡咲「買いかぶりだあ?」自身の答えを持って、目の前の少女が何を考えてたのかはわからない。当然だ。己と彼女は違う存在だ。ゆえにその心中を把握することなどできない。それを踏まえていても、多少の逡巡を含んだ小さな意見を聞き取っては怪訝な表情を浮かべた。無論、彼女に対して放った言葉は嫌悪の理由に過ぎない。それのどこに買いかぶる要素があったのか。あるいはどのように己の言葉を解釈したのか。それをうまく掴み損ねて、声にまでその情が出てしまっていただろう。そんな些細な動作に臆することなく、目の前の少女は距離を縮めた。二人の明確な境界が揺らぐ。それに対して口を出す彼ではなかった。むしろ無言でその様子を見届ける。   (2/23 21:14:52)

夕月/逢崎聡咲「………」至近距離で己の首元の脈を細い指で指されてもなお、言葉を出さなかった。彼女の突拍子もない行動に反応できなかった訳ではない。避けようと思えば避けられただろう。だが、それは無粋に過ぎない。だから目を瞑って呑み込んだ。呑み込んで彼女の弁に耳を貸す。冬の冷たさが背を撫で、それと同じくして生気を感じさせないような冷ややかな一本が下へ下へと下がってゆく。ゆっくりと、彼女の紡ぐ言の葉に添ってそれは心臓の上あたりで停止した。(ああ、なるほど) 一つ、納得の感嘆が浮かんだ。どこか感じていた違和感。あるいはすれ違い。その原因がここでようやく明確なものになった。《自分のことがわからない》その悩みは。その思想は己が思い浮かべていたものとは少し違っていた。それはどこか人間味の離れたもので、しかし馴染みのあるものだった。   (2/23 21:15:18)

夕月/逢崎聡咲『あたしは謙虚に見えますか』   (2/23 21:15:37)

夕月/逢崎聡咲続く言葉で再び怪訝な表情を浮かべる。それはすでに何度も伝えたはずだろう。そんな言葉が喉元まで出かかったが、これもまた呑み込んだ。呑み込んで、続きを促すような視線を細い瞼の間から向けた。続く言葉は彼女の彼女自身に対する自戒に満ちた評価だった。続けて己への賛美とも取れる前向きな評価。そして明確な線引きの宣言。初めて相対した日より勝手に浮かべていた貴女に対する印象が揺らいだ。いずれの言葉も友好などの歩み寄りの色が失われた様子で紡ぎ出されていたのだ。それを踏まえてもう一度彼女の言葉を頭の中で思い起こせば、それこそが今までの問答で得た彼女なりの己への解釈なのだろうと得心がいった。   (2/23 21:16:10)

夕月/逢崎聡咲「はあ……君い、ほんま面倒くさいな」まず大きく息を吐いた。続けざまに吐き捨てるように短い言葉を雑に放つ。そこには何があっただろうか。少なくとも、嫌悪は濁ることなく存在していたはずだ。しかし、ただ一過性の感情に流されるまま全てを終わらせるような態度ではなく、どこか憐憫にも似た複雑な感情が表情に現れていた。そんな珍しい表情もすぐに霧散して再び嫌悪に満ちる。「痛い」思い出したように声を上げれば、自身の心臓を指すその手を振り払い、もたれていた手すりより身を起こし貴女の方へと顔を寄せた。間近で貴女の相貌を捉える。じっと澱んだ山吹色がその細い瞼からはっきりと姿を現したのであれば、貴女の述べた言葉に揺らぎはないのかと問うように無機な金の目をじっと見つめてみせる。   (2/23 21:17:13)

夕月/逢崎聡咲「まあ、ええんちゃう。僕から得た解が君にそんな結論を導き出した。おおよそ妥当な解答やね。せやけど、僕はそれ聞いて余計似とるっちゅうふうに思てまうなあ」しばらくして、貴女の出した結論に対する意見を言葉にしたのなら嘲るような笑みを浮かべ、貴女から目線を外してその隣を通過してゆく。凪いだ静寂に溶け込むように対岸の手すりの方へ歩み寄り、明確な境界と言わんばかりに二人の距離を空けた。「どうやら僕はごっつい勘違いをしとったようや。問題を君とは別の視点から見とった。与えられた命題に対して取り掛かる視座が違っとったようやね。そんである種食い違いが起ことった。それを踏まえて、自分が何者か……いや違うな。自分っちゅうもんは一体何なのか。君を君たらしめとる思想は僕から言わせてもろたら…『くだらん』の一言に尽きる」   (2/23 21:18:00)

夕月/逢崎聡咲水面に浮かぶ自分の顔を見て、彼は一体何を思い浮かべているのだろうか。残念ながら、貴女はそれを知ることはできない。人は他人のことなど理解できない。何度も告げた己の教訓。あるいはあらゆる問いに対する答え。それを揺るぎようのない絶対な解とするまでに彼は多くの思索を繰り返してきた。今や思い返すことすら苦痛な若々しい記憶の数々だ。ゆえにこそ、『くだらない』 物事の捉え方や考え方、取り組み方が違っていようが、それは一度通過した道だ。だから、彼はキッパリと答えることができる。「まあ、こん時点で君と僕は全く違うもんなんやろうね」水面に浮かぶ自分の像が揺らいだのを見れば、興味なさげに振り返って貴女の姿を捉える。珍しく重い瞼を持ち上げて、自分とは似ても似つかないその輪郭を画角に収める。何がおかしいのか口元には微かな笑みが浮かべられていた。   (2/23 21:18:35)

夕月/逢崎聡咲「せやけど、やっぱり僕と君は似とるよ。…今はかけ離れとるけどな」   (2/23 21:18:58)

夕月/逢崎聡咲再び、貴女の言葉を否定する。貴女の言葉に同調しつつ、それでもなお否定の言葉を並べた。意図的か、無意識か。浮かべていた口元の笑みは消え失せ、嫌悪の薄まった真剣な面持ちをして答えてみせる。そこに理由は付け足さない。それを説明する言葉は再び定義した己と彼女とを隔てる境界を侵す野暮なものだ。ゆえにこそ、口元を引き攣らせる。「それもあって僕は君んことが嫌いや。これは絶対曲げへん。っつうか曲げられん。なんなら今日で余計嫌いになってもたわ。いわば、三本の指に入るくらいに、かねえ」これは結論だ。今日の出会いをもって得た彼の彼女に対する結論。いつか聞いた宣誓の言葉。それに対する意趣返しのような側面もあったかもしれない。ただ、あの時と異なるのは彼の表情だ。開かれた瞼から山吹色が境界の奥より貴女を真っ直ぐと捉えており、皮肉な笑みを向けている。嫌悪の情念は変わらない。しかし、その様は非常に逢崎聡咲という人間らしくなく、印象に残るものだろう。   (2/23 21:19:22)

夕月/逢崎聡咲「自分っちゅう存在とは……偶 羽良ヰっちゅう人間とは一体何なのか。それを測れずして僕ん感情の価値を決めんといてくれるか? 僕の君に対する嫌悪は、君の測りあぐねている答えの先にあるもんや。せやさかい、発展途上の曖昧な物差しで勿体ないとか抜かすな」自分とは一体何なのか。随分と稚拙でくだらない。しかし、存外深刻な問いだ。その問いに対する答えは、それこそ十人十色で一つの結論にまとめようとしてもそれぞれの解釈が介在するため、混迷を極めるだろう。特に目の前の少女は、他者の目に映る自分を観察してそれより好感が持てるものを抜き出して解釈している。であるならば、なおさら究明の光は掴めぬだろう。途方のない思索に対峙する彼女を思えば自然と嫌悪が湧いた。「けど、」引き攣った口端を緩ませる。はてさて、今際の際に映ったのは誰の姿か。あるいは遠く彼方に浮かぶ星の姿か。   (2/23 21:20:12)

夕月/逢崎聡咲「君い悩ませとる思想は、今の僕からしたら好感が持てるかね。……ああ、せや。答えを出せず、何も選択をできていないと自分へのゆとりを許さんそん態度は、それに悩まされとる君っちゅう人間は幾許か好みやね」邪悪にも思える笑みから回顧するような柔らかな笑みを浮かべ、そんなふうにまとめてみせた。貴女にみせる嫌悪以外の情念を晒す。それもすぐに消え失せ、いつもの細い目に不機嫌な相貌に戻ってしまったが。捻くれた男だ。ゆえに、その言葉の文面通りの意味だったかもしれない。しかし、一度だけ見せた友好に近しい表情は何らかの意図があっての言葉だったと思えるはずだ。   (2/23 21:20:39)

2025年01月09日 17時24分 ~ 2025年02月23日 21時20分 の過去ログ
【第二部屋】幽鬼連舞【創作】
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