ミナコイチャット

「【創作】快刀乱麻はハヰカラに詠ふ【和風】」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 和風  人外  オリキャラ  大正浪漫  因(ゆかり)


2020年09月21日 20時42分 ~ 2023年11月12日 21時32分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シズさんが自動退室しました。  (2020/9/21 20:42:56)

氷室 凛(身体中が、まるで石にでもなってしまったかのように動かない。全身の筋肉が全て硬直しているのかのように、どれだけ体を動かそうとしても動かなかった。邪神にリキセンフントウの一太刀を浴びせた事で、邪神を倒すことはできた。だが、失われた命は戻ることはなかった。あれだけ力を振り絞って、自分の命すらも賭けたというのに、結局刀鍛冶達と大勢の一般人は戻ることなく、死んでしまった。)「くそ、が......」(布団の上で顔に無理やり持ち上げた手を当て、深く深く嘆く。過ぎてしまったことはしょうがない、なんて言えるほど軽い性格ではなかった。自分にもっと力があれば、何度も木に登ってもっとたくさんの人々を救うことが出来た筈だ。もっともっとリキセンフントウに生命力を吸わせれば、あるいは。)「すまない、本当にすまない....」(鋭介が託してくれた思いは、邪神を倒すことは出来ても命を救うことは出来なかった。繋ぐことが出来なかった。いや、そもそもそんなことを考えるのが【傲慢】なのだろうか。)   (2020/9/21 20:51:11)

氷室 凛「.....いや。」(そうじゃない。やっぱりどれだけ嘆いても、失った物は戻らない。今、自分にできることをするべきだ。父の医療部屋へ体をズルズルとひきずりながら向かえば、松葉杖を使って無理やり立ち上がる。もう一度、彼の元へ行こう。そう思い直せば、扉を開けて想起工房へと向かった。)(その建物の扉の前にたどり着けば、体を引きずるようにさながら松葉杖で扉に近づく。コンコン、軽く2回のノック。工房の主は、果たしてここにいるだろうか。)   (2020/9/21 20:51:25)

ジョヴァンニ(キリリ、キチリ、カチャコン、……─────嫌になるほど聞き慣れた、おもちゃ箱のオノマトペはおそらく室内から聞こえやしないだろう。何故、って。そりゃあ、……彼は中には居ないから。その代わり。「……………。」「………何してんだテメェ。」袋には機材や材料があった。大きなジャックには大きな部品を持たせている。丁度買い物に出ていたらしく、今帰ってきたらしい。彼は貴方を見るなり、うげ、と言わんばかりの表情。この間追い返したろ、見慣れた黒髪にはうんざりしていた。あの時見ていた惨状は、彼にとってはもはや『過去のこと 』として片付けられていた。故にいつも通り。目を細めたのならば1つ。「…………そこにいると邪魔なんだけど。………どいてくんない。」相も変わらず、無愛想な。)   (2020/9/21 21:04:51)

ジョヴァンニごめんふろ   (2020/9/21 21:04:58)

氷室 凛りょーかい   (2020/9/21 21:05:17)

氷室 凛ていうか私も風呂   (2020/9/21 21:06:45)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、藤嶋 菖さんが自動退室しました。  (2020/9/21 21:21:09)

ジョヴァンニり!   (2020/9/21 21:26:23)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、氷室 凛さんが自動退室しました。  (2020/9/21 21:27:14)

おしらせ氷室 凛さんが入室しました♪  (2020/9/21 21:27:59)

氷室 凛(いつもとは違う、静まり返った工房。寝ているのか、或いは今はここには居ないのか。もう一度、扉を叩こうとした時だった。後ろから聞こえてくる、君の声。松葉杖を無理矢理動かしながら振り返ると、大きな荷物を抱えたジャックと君の姿があった。)『………何してんだテメェ。』「..................きちゃった。」(本来は恋人に言うような言葉を、彼女は棒読みで表情を微塵も変えずに言い放つだろう。右手ににぎりしめた、薬品の研究書を君の目の前で持ち上げながら。)「ああ、すまない。」(この扉の前を陣取って、君が医療技術を教えてくれるまでは通さない、なんてことは言わない。君の意思で教えてくれなければ意味がないから。だから大人しく、素直に扉の前を開けよう。)   (2020/9/21 21:28:02)

氷室 凛ロルだけ書いたんでお風呂いつてくる!   (2020/9/21 21:28:13)

ジョヴァンニ…………………あのさァ。(彼はあなたの片手に握りしめられた書類を見遣った後、見下げるように睨む。「……………昨日も言ったけどテメェに教えるつもりねェから。………〝もうやりません 〟じゃあねェんだよ。第1こんなの、俺じゃなくったっていい。やろうと思えば独学でたっていける。」「………………そこらの医者に教えて下さいと頼むか、学校に行くか、図書館でもなんでも。」「……………テメェはいつだって俺の意見を無視する、…………最悪だ。これだから〝 人〟は嫌いなんだよ。…手のひら返しもいい所、人を殺していた奴だぜ?改心しました、はいそうですか。じゃあ教えてあげます?」   (2020/9/21 21:40:04)

ジョヴァンニ「………あ゛めェんだよドアホ、……………………………もう一度言う。これが最後だ。俺ァ、テメェには何も教えない、絶対にだ。」つらつらと毒を吐くが事実だった。彼は確実に人を直したい。故にあなたが何をどう言い、どんな改心をしたって過去は塗り替えられない。〝もの(人)を破壊する 〟。その経歴がある時点で貴方はダメなのだ。感情を支配するのではなく、支配されるようなやつじゃダメなのだ。これはあなたに意地悪がしたいわけじゃない。【修繕を担うものとして】当然の考えだと思わないか?それに、教えるならばわざわざ自分じゃなくてもいいはずだ。そうだろ。)   (2020/9/21 21:40:12)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、氷室 凛さんが自動退室しました。  (2020/9/21 21:48:33)

おしらせ氷室 凛さんが入室しました♪  (2020/9/21 22:36:24)

氷室 凛ごめんおまたせしすぎた!!!   (2020/9/21 22:36:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/21 22:39:12)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/21 22:43:53)

ジョヴァンニ◎!   (2020/9/21 22:43:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、氷室 凛さんが自動退室しました。  (2020/9/21 22:56:47)

おしらせ氷室 凛さんが入室しました♪  (2020/9/21 22:57:44)

氷室 凛(彼の言葉は、いつもの通り的を得ていて、その上に辛辣。分かっている、彼が教えてくれない理由は自分の過去にある。絶対に教えない、という彼の判断は寧ろ正しい。でも、自分は。自分がしたいのは。)「.......独学にも限度がある。解説してくれる人間が居なければ、できるのは中途半端な知識と経験だけ身につけた馬鹿なままの医者だ。そんな医者がどれほど危険かなんて、今の私にも分かる。有名な医者の先生の所に行ったって、経歴で門前払いを食らって終わりだ。それくらいのことをしてきたのは自覚している。だけど。」「..............だけどやっぱり、私は人を【治したい。】父の遺志を、ここで詰んでしまいたくない。一時の感情に支配されるような人間に医者が務まらないというのなら、感情を支配できるように訓練する。君の言うことをいつも無視してしまうのは本当にすまない。もう2度と、君の言うことを無視したりはしない。言うことならなんでも聞く。だから。」   (2020/9/21 22:57:47)

氷室 凛(一つ一つ、自分の思いを言葉にして口から紡いでいく。これが、伝えたい。そう思ったことを言語化して。自分が馬鹿なのは分かっている。いつもいつも、自分がすることなす事全てが悪い方向へと回っていく。まるで世界が産み落としてしまった唯一の失敗作のように、何をしても上手くいかない。だけど、そんな失敗作にだって人を【治す】ことは、許されないのだろうか。)「私に医者を、教えてください。」   (2020/9/21 22:58:06)

おしらせ無敵 セツさんが入室しました♪  (2020/9/21 23:00:25)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/21 23:04:14)

無敵 セツこんばんは お疲れ様です?   (2020/9/21 23:04:40)

氷室 凛ぢ!   (2020/9/21 23:09:41)

氷室 凛セツちゃんじゃぁぁぁぁあん   (2020/9/21 23:18:19)

氷室 凛ビチャシ!!!   (2020/9/21 23:21:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、無敵 セツさんが自動退室しました。  (2020/9/21 23:24:41)

氷室 凛お疲れ様!   (2020/9/21 23:26:01)

おしらせ無敵 セツさんが入室しました♪  (2020/9/21 23:26:34)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/21 23:26:54)

氷室 凛お、おかえり   (2020/9/21 23:27:03)

無敵 セツうおおおおお(もどってきた)   (2020/9/21 23:27:05)

氷室 凛ふぉおおおかえり!   (2020/9/21 23:27:24)

ジョヴァンニすまない。   (2020/9/21 23:27:48)

氷室 凛大丈夫だよ!   (2020/9/21 23:30:55)

ジョヴァンニ2d6 → (2 + 1) = 3  (2020/9/21 23:32:15)

ジョヴァンニ……………ふむ。   (2020/9/21 23:32:21)

ジョヴァンニ奇数   (2020/9/21 23:32:25)

氷室 凛怖い怖い   (2020/9/21 23:33:44)

おしらせ凌霄 蓮司さんが入室しました♪  (2020/9/21 23:48:26)

凌霄 蓮司わっちまあああああああああん!!!!!!!!!!!!   (2020/9/21 23:48:34)

氷室 凛でた   (2020/9/21 23:48:52)

氷室 凛  (2020/9/21 23:48:54)

氷室 凛宗教の人じゃん   (2020/9/21 23:49:10)

凌霄 蓮司貴方の信仰が、世界を変えます。(にっこり)   (2020/9/21 23:49:46)

無敵 セツこんばんは~~ 教祖かな   (2020/9/21 23:51:49)

凌霄 蓮司泣いちゃダメだと目を擦って、半泣きのままでセツは貴方へと手を差し伸べた。……一緒に、行きたいのだ。これは一人一人の物語じゃないし、自分一人の物語でもないから。お月様まで届きそうな大樹に登った、雪と花の、二人の物語だから ←ここすき   (2020/9/21 23:51:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/21 23:52:29)

氷室 凛おちゅかれ〜   (2020/9/21 23:52:37)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/21 23:52:43)

ジョヴァンニ「……………じゃあ尚のこと。【俺に頼むのは間違っている】って、わからねェのか?クソ女。」(彼はあなたの言葉に目を細め、低く冷たい声で口にした。壁に手をつき貴方に顔をちかづける。一つ一つ貴方の身に染みるように、彼は次の言葉を口にするだろう。「……………………俺ァ【独学】でここまで上り詰めてきた。」「あんたの言うとおり【馬鹿なままの何か⠀】だ。」「俺に先生なんざいやしない。生きる為に毎日毎日必死だった。」「そもそもあの時の俺はゴミみてェな扱いを受けていた身分だ。医学者や技術者なんて夢のまた夢。」「だが俺は生きなきゃいけないし、自らの身体で何がダメで何がいいかを判断し時には死にかけながらひとつずつ毒性を確かめたり本で学んだことを即座に実験した。」   (2020/9/21 23:52:52)

ジョヴァンニ「…………………どんな思いでやってきたと思ってる。」「どんな思いで19年生きたと思ってる。」「俺にゃあ仇を打ちたいと思えるほどに愛した親だって居ない。そもそも覚えちゃいない。」「誰かの意志を引き継ぎたいという絆だってどこにもない。」「………それを悲観するつもりはない、その中で。………ただただ奪われて悲しいと思える〝 生身の存在〟があるテメェが羨ましいし、憎たらしい。モノの有難みを知らずに無闇に……………………壊す奴が恨めしい。」影がかる「……………──────俺はその知識を渡したくない、命懸けで稼いできた〝 存在意義〟をテメェらなんかに渡したくない。………どんなに頼まれたって、モノを大切に出来ない奴に、教えたくない。」彼も、独学だ。あなたの言う通りだ。紛い物だ。彼は機械のような男だった。物事は直せるか直せないかだけで判断する。   (2020/9/21 23:53:35)

ジョヴァンニだから私情も想いも知ったこっちゃないと平然として居られるし、人が嫌いだと言うのは真実だった。可笑しいじゃないか、どうしてそんなことを思っている女に教えるなんて。「良いか。医療従事者はレッテルじゃない。贖罪に使う道具じゃない。医学は人を直す、それだけだ。それだけなんだよ。………………──────この、わからず屋。」彼は、前髪で隠れていた表情を漸く上げた。酷く、【⠀泣きそうで悲しそうな顔をしていた。】だって貴方の言い分じゃ、…………何をしたって俺は。〝馬鹿なままのブリキ 〟のようだ。)   (2020/9/21 23:53:37)

無敵 セツ突然ここすきされて死んだ おかえりなさい   (2020/9/21 23:54:52)

氷室 凛うーーわそうじゃんほんとじゃん   (2020/9/21 23:57:31)

氷室 凛うあああァァあぁぁぁぁぁあやらかしてんじゃん私ぁぁぁぁぁぁあ   (2020/9/21 23:58:14)

ジョヴァンニそうなんです、彼独学なんです……   (2020/9/21 23:59:44)

凌霄 蓮司(長かった。とても、とても長かった。感無量とばかりに笑いを零す君にひとつ笑みを浮かべてちらりと視線を外界へと向ける。随分と遠い所まで来たものだ、街を見渡せるこんな高い所では下界の人間の区別もつかない、神様とやらの視界はこんなにも壮大で、こんなにも無差別的なのか。そりゃ、誰が誰かも分からないなら使えそうな駒を拾い上げて盤に置くだろうな。そう思えば、自分は路傍の石でも構わないから、抱得rかを見上げる人間で構わないから、ひとりひとりを見つめたいとやはり思いは変わらない、どれどころかより強くそう願うのだろう。)「っ、ぁ、…おう。」   (2020/9/22 00:01:12)

凌霄 蓮司(君の泣き顔は初めて見たかもしれない。笑顔なら何度も見たから、何通りも見たから、君は強い人だと思っていた。だってあんなにも綺麗な言葉を真っ直ぐに放てる人間だ、自分の意志を曲げない我儘な人間だ。だから、君はもっと、自分が見上げる側の人間だと思っていた。けれど、その表情を見て理解した。彼は君の手を取り、君の歩幅に合わせて歩みを進める。君は自分と同じだ。当たり前に感情が在り、その中には当たり前に喜怒哀楽が在る。必ず辿り着くと信じていたこの地に上り詰めた事でこんなにも感情を吐露してしまう程に、不安で、心細かったのだろう。彼は君では無いからうまい言葉なんて思いつかなくて、ただ不格好にそんな返事をするしかなかったけれど、大丈夫だとちゃんと隣に居ると俺達は辿り着いたのだと、言葉では伝えきれない感情を伝える為に出来る限り優しく、そして強くその手を握るだろう。)   (2020/9/22 00:01:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、氷室 凛さんが自動退室しました。  (2020/9/22 00:18:15)

おしらせ氷室 凛さんが入室しました♪  (2020/9/22 00:19:16)

氷室 凛(完全に、無意識だった。彼に教えて貰うことの重要性を示す為に、挙げただけだったつもりの根拠の一つ。それは、確実に彼の過去を踏みにじるような行為だ。悪気なんかなくったって、関係ない。彼を、傷つけてしまったんだ、私は。また、か。また、【間違えて】しまった。馬鹿だから。彼は独学で医学を学んで来たことを、知っていた筈だ。なのに、また【間違える】。いつもこうだ。何か大事な局面に至った時、いつも自分は間違えてしまう。馬鹿だから。頭が悪いから。その時は正しいと思って行動しても、悪い方向へ、より悪い方向へと言ってしまう。もう、泣き出してしまいたかった。でも、必死にぐっと、手を握りこんで堪える。泣いてしまいたいのは、彼の方。何年も何年も積み重ねてきた努力を、全て踏みにじられてしまったのだから。私に泣く権利なんかない。慰める権利すら、ない。嗚呼、結局私は何がしたかったんだろうか。好きな人の言うことを散々無視して、その上今度は傷つけて。最低じゃないか。)   (2020/9/22 00:20:50)

氷室 凛「................すまない。悪気はなかった。本当に、すまない..........ごめん。」(貴方の泣き出しそうな顔を見て、釣られるように泣き出したくて。でも、貴方の前で泣くなんてこと、していいはずがない。もう、辞めにしよう、こんなバカなことは。)「医学は、贖罪に使いたい訳じゃなかった。今自分にできることを、するつもりだったんだ。でも、方法を間違えた。君のことを傷つけるつもりはなかったんだ、ジョヴァンニ。」「君は、馬鹿なんかじゃない。凄く立派で、優しい医者の一人だよ。馬鹿は私だ。」「..................ごめん。」(深い、深い後悔。なんで、自分で何か行動を起こせば悪い方へ行ってしまうんだ。何処で間違った?何が悪かった?それすらも分からない。ただ、分かることは。悪いのは、私だ。)   (2020/9/22 00:21:02)

無敵 セツ(自分より大きく武骨で、全く異なる人生を歩んできた事が分かる手を握る。その手の温かさも感触も、そこから伝わる貴方の生き様も、自分達が別々の存在でなくちゃ伝わらないものだ。もし自分達の心が折れてしまって、神様に屈して一つになることを選んでいたら、きっと感じ得なかったもの。それを今此処で感じられるのは、自分達がなんでもないなりに我武者羅に足掻いたからだ。これはきっと全く違う姿で、別の人生で生きてきて、それでいて同じように弱くも正しさを貫きたがった自分達へのご褒美なんだろう)「……とても高いな、何処までも見下ろせる。漸く忌々しい奴の所まで来てやった!己達なんかに登られてさぞ悔しいだろうな!」(セツも外界を見渡して、それから大樹の方へと目線を向け直した。ずーっと文句を言ってやりたかったから。外道みたいな手段で様々な敵を差し向け、人々を苦しませてきた此奴に。けれど大樹はそこまでした癖に、人間の到達を許してしまったのだ。セツは半分空元気ではあるものの、盛大に大樹を馬鹿にするような事を言い放ってやった)   (2020/9/22 00:26:52)

ジョヴァンニ(彼は何も言わなかった。ひと時の劣等となんとも言えない悔しさでできたコールタールを飲み込んで、深呼吸して、空気で押し込み、その感情に蓋をする。『..............すまない。悪気はなかった。本当に、すまな「謝んじゃねェ、【もう遅い⠀】。」「……………テメェのその判断が正しいよ。医学は正しくあるべきだからな。本当はこんな学び方は【間違っている】。」「……自覚済みだ。」「…………確証なんざどこにもない。あるのは無理やり食い付いた知識。」──────「良いか、何度も言わせんな。俺自身は、〝医者 〟を名乗ったこたァない。名乗ることは出来ないし名乗るつもりもない。二度と俺を【⠀優しい医者】だなんて呼ぶな。」彼はあなたから離れた。その表情はいつもの彼、……より冷たい彼。人としての温度が無くなったようなそんな表情。「…………アンタに教えることは何もない。医者になりたけりゃ勝手になってろ。だが俺ァ手は貸さない。分かったな。」 彼は技術者、医者じゃない。   (2020/9/22 00:39:23)

ジョヴァンニ機械を直すことを生業とする。医学なんかよりもずっと簡単で何も気にする必要が無い機械は、楽だった。「──────そんなんで医者になれるのか、………まずそこからだけどな。」最後の悪態は、いつも通りのジョヴだった。)   (2020/9/22 00:39:25)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、氷室 凛さんが自動退室しました。  (2020/9/22 00:41:17)

おしらせ氷室 凛さんが入室しました♪  (2020/9/22 00:41:20)

無敵 セツおかえりなさい   (2020/9/22 00:44:25)

凌霄 蓮司「だろうな、言葉が伝わるか分からないが…、この優越感もひっくるめて面と向かってぶつけてやろう。」(彼は君の手を握ったまま頂上へと足を伸ばす。なんとなく、あまり長居しない方が良いと感じたのは、空気の軽薄さを感じ取ったからだろう。地熱を感じ得ない上に風にさらされるこんな場所では呼吸も体温も危険にさらされている事に変わりはない。それ以上に、忌み嫌う神とやらの近くに居たくないという忌避の念もあるのだろう。葉で覆われた層を抜ければ、その先には話に訊いた虹色の煌めきが一点に漂って居るだろう。感じるのは人ならざる者への不安、それを包み溶かす様な君の手の温もり。女性らしい柔らかさの中に所々感じる硬さは君の今までの努力を物語るかのようで、それは何よりも心強かった。)   (2020/9/22 00:47:09)

凌霄 蓮司「______やっと遇えたな。単刀直入に云おう、俺はアンタとは同化しない。何を勘違いしているか分からないが、この世界でまだそれを望んでる奴は一人だって居やしない。アンタみてぇな、…お前みてえな、人を見下してそれぞれが抱いてる感情なんて意に介さない様な能無しと繋がるなんて反吐が出る…ッ、必ず俺の"弟子"がテメェを潰す。アイツは、テメェなんかよりずっと人を幸せに出来る人間だ。」(彼はそれから淡々と言葉を紡ぐ。徐々に感情が露になった彼は牙を剥き出しにし、咆える様に神へと文句を垂らすだろう。けれど、言いたい事はそう多くない、お前とは一緒に成らない、それと、お前はもう終わりだという事、それだけだ。)   (2020/9/22 00:47:14)

氷室 凛(どれだけ謝っても、足りないくらい酷いことを言った。もう暫く、彼と会うのは控えよう。彼をこれ以上傷つけたくない。だって私は、人と関わったらロクなことをしない。必ず相手を傷つける。そんな馬鹿に、医者が務まるのだろうか。もう、全部投げ出してしまいたい。全てを捨てて、楽になりたい。──────────────────────でも、歩き出さなければ。どれだけ苦しくても、悲しくても、自分は父親の遺志を継いで医者になる。人を、救う。)「分かった。もう、頼まない。すまない、君には迷惑をかけてばかりだ。」「約束するよ。私は..........」「【独学】で【世界一の医者】になる。」(そう、はっきりと貴方の目をみて、宣言しよう。彼女の目からは、堪えた涙が今にも零れ落ちそうだ。それは、貴方を否定してしまったことへの責めてもの償い。誰の力も借りない。自分の力だけで、どんな医者よりも腕のいい医者に。それが、自分の最愛の人への償い。松葉杖を動かし、貴方の隣を通って家の方向へ向かおうとする。そして、貴方の横を通り過ぎる一瞬。)   (2020/9/22 01:00:23)

氷室 凛『さようなら。愛している。』(貴方の耳には、そう呟いたように聞こえたかもしれない。単なる空耳かもしれない。彼女は澄み渡った空を見上げながら、松葉杖を動かして帰っていった。さようなら、ジョヴァンニ。いつかまた会える、その日まで。)   (2020/9/22 01:01:01)

おしらせ氷室 凛さんが退室しました。  (2020/9/22 01:03:00)

おしらせ氷室 凛さんが入室しました♪  (2020/9/22 01:03:11)

氷室 凛きしゅへ!   (2020/9/22 01:03:27)

ジョヴァンニおー相手感謝ッッ………   (2020/9/22 01:05:08)

氷室 凛感謝ッツ!   (2020/9/22 01:05:43)

氷室 凛中盤のやらかしの落としどころが見つからなかったのでもう独学で頑張ることにした!!!   (2020/9/22 01:06:24)

ジョヴァンニしゃあないそれはしゃあない   (2020/9/22 01:11:29)

無敵 セツ「言葉が伝わらなくても、声に出した感情はきっと伝わっているだろうよ。勿論、一番下から言うよりもね。ま、神様にとってはこんな言葉も無駄なものなのだろうから、自分の口で伝える事の素晴らしさなんて分からないんだろうが……だからこそ、そんな奴と繋がるなんてやっぱお断りだよなあ?」(貴方の言葉を聞いてから、こくりと頷く。それを神様がどう思うかは別として、此処まで来て自らの意志で紡いだその言葉と想いは決して無駄ではないだろう。此処に来るまで必死に悩んで、それでも手放さずに抱えてきたそれは、目に見えるならこんな虹色の輝きよりも綺麗だろう。繋いだ手をゆらゆらと揺らして、最後にセツは貴方に同意を求めた)「……よし、これで目標は達成だな。それで?言いたい事があったんだろう、降りてからでもいいけど聞きたいな」(落ち着く為に一呼吸をして、漸くこの場所の寒さに気付く。もう少し言葉にしたい事はあるのだが、セツも同じように此処に長居するのは良くないと悟った。それに此処で話をして、神様に聞かれていたら……と思うと何だか腹も立つ。取り敢えずどうしようかと貴方に尋ねてみて、セツはその返答に従う事にした)   (2020/9/22 01:14:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、氷室 凛さんが自動退室しました。  (2020/9/22 01:26:31)

無敵 セツお疲れ様です   (2020/9/22 01:27:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/22 01:31:40)

凌霄 蓮司「嗚呼、そうだな、…なんだか、終わってみると呆気ないものだ。云いたい事は、……いや、悪い。我慢できそうにない、今言わせてくれ。」(彼は目標を達成し神に背を向けると君の言葉を聞き、そして少し考えてちらりと背後の煌めきを見てから君を見つめなおし。そんな我儘を漏らした。吊り橋効果というものを知っているだろうか?実のところ、彼は名前となんとなくの意味しか知らない。ただ、勘違いの類であるという事だけを知っている。この感情がそうではないという事を信じるしかない。シツギオウトウさながらに自分の放つ言葉には応か否の二択しかない、もしも自分に都合の悪い回答が返ってくれば、この長い道のりを引き返す道中は地獄に下る様な惨憺とした沈黙が続くかもしれないが、だからといってそれまで溜め込むのも何処か違う気がして、彼は漢になろうとした。まだ君の手を握ったまま。)   (2020/9/22 01:34:13)

凌霄 蓮司 「単刀直入に云う、_______セツ…俺と、家族になってくれないか。」(彼は君を真っ直ぐ見つめてそんな言葉を紡ぐだろう。本来ならばきっと交際から始めるのが普通なのだろうけれど、そんな不透明な形で共に歩むのは癪に障る、あくまで目標地点と云うだけかもしれない、けれど彼にとってはそう伝えるのが正しいと思ったのだろう。記憶に在るのは楽しそうに初対面の自分と成れない剣戟を繰り広げる君の笑顔と、自分の態度が気に入らないと茶店で自分をしかりつける君の仏頂面と、可憐な白い浴衣姿の君の真っ赤な頬、そして、共に戦う頼もしい君の横顔と、感極まって泣き出してしまう君の涙、その全てが彼には愛おしく思えて、君と居る時は自分で居られると思えたのだろう。)「俺は利口じゃない、回り道の仕方が分からない莫迦で壁にぶつかっても避けて歩く事なんてできない。きっと、これからも何度も挫けてしまうかもしれない。だから、お前に支えて欲しい、それから…お前をこれからも守らせて欲しい。俺はお前を愛している。」   (2020/9/22 01:34:17)

無敵 セツ「そうだなあ、これが目的だったけど……大変で時間かかるのって、やっぱ道中だものな。だけどそれでも来て良かったよ。……よし、ならば聞いてやろう」(後悔はなかった。此処まで来られて、言葉を紡げて良かったと心の底から思えていた。どれだけちっぽけだとしても、こうして神様に反抗の意志を見せた事で自分達の"下剋上"は成されたのだから。その気持ちを改めて貴方に言葉にして示してから、今度は貴方の想いを受け止める為にセツは貴方を瞳に映した。大事な話だと言っていたのはちゃんと覚えてる。ならば自分も真正面から向かって、真剣にそれに答えるべきだと思ったのだ)「え?あ……、……かぞ、……かぞく?」(どんな事だとしてもしっかり受け止める――つもりだった。しかし貴方の言葉はセツの予想の範囲外だったのだ。何を言われたとしても可笑しくないとは考えつつも、セツも人間故にあれこれと推測を巡らせてしまってはいた。だけどそんな沢山の推測のどれとも違う言葉が発せられた事に、動揺して同じ単語を繰り返す。その可能性を、セツはなるべく見ないようにしていたのだ。自分の考えている計画が、前提から崩れてしまうから)   (2020/9/22 02:14:08)

無敵 セツ「……終わりだと思ってたんだ、此処で。己とお前の舞台はこの一回きりで終わりだと。この下剋上をもって、幕を閉じると思って……」(震える声と回らない頭で、感情のままに言葉が零れ落ちた。貴方が言いたい事を聞いた後、貴方に好きだったと伝えて、それで終わりな筈だった。貴方は自分の舞台に本当の意味で立つ事はなく、自分も貴方の舞台にもう立つ事は二度とないだろうと確信してた。貴方はいつもこうやって、自分の考えていた物語をぐちゃぐちゃにしていく。独り善がりに描こうとした展開も、閉じようとした幕も、番狂わせで台無しにされる。――でも、)「……己は、そういうどんでん返しをしてくれるお前が、好きなんだよな。筋書き通りなんて、面白くないものなあ……」(最後にセツは、最初と同じように笑う。結末を書いた紙は、金蓮花の花弁に奪い去られてしまったから。参ったと言わんばかりに笑うのだ)「喜んで、その言葉と想いを受け取らせてもらおう。……己も同じ気持ちだよ、レンジ君」   (2020/9/22 02:14:44)

凌霄 蓮司だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!   (2020/9/22 02:21:31)

凌霄 蓮司どうしよう、これ、あの、ここで閉幕でもよろし????()   (2020/9/22 02:26:30)

無敵 セツいいよ……多分ここが区切りがいいので………   (2020/9/22 02:27:05)

無敵 セツ長々とお相手してくださってありがとう……………   (2020/9/22 02:27:31)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/22 02:32:41)

ジョヴァンニ  (2020/9/22 02:34:04)

おしらせシズさんが入室しました♪  (2020/9/22 02:34:06)

シズち"   (2020/9/22 02:34:10)

ジョヴァンニさて俺たちなるぞ〜、出だしどうする?   (2020/9/22 02:34:48)

シズ出だしこちらからしようか?   (2020/9/22 02:35:06)

凌霄 蓮司幸せに…幸せに成ろうね…   (2020/9/22 02:36:19)

ジョヴァンニ任せあ!   (2020/9/22 02:38:19)

無敵 セツ幸せになります(確信)   (2020/9/22 02:40:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、凌霄 蓮司さんが自動退室しました。  (2020/9/22 02:56:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、無敵 セツさんが自動退室しました。  (2020/9/22 03:00:57)

シズ(様々なものを失いはしたが世界が救われ、平和な日常を取り戻したハイカラ町。これから先も銘刀使いの戦いは続いていく。そう、世界は変わることなく回り続ける。邪神に殺されかけたこともあり、以前なら自分が買い物を行っていたが破壊をしないと約束し、何もかもなくした自分を気遣ってか買い物へと向かったジョヴァンニ。そろそろ帰ってくるかなと思ってコーヒーいれようと席を立った時二回ノック。……そしてそこから始まった二人の言葉。弟子にしてくれと頼む氷室と、断り続けるジョヴァンニ。連れてきたのは自分だ。だから、仕方がない。ヒロポンに執着する理由は分からなくても、何故ジョヴァンニなのかはなんとなく分かる。だって彼女はジョヴァンニに気があるのだから。ジョヴァンニはいう【破壊した奴に医学(治す)事は教える事はない】と。【破壊する奴は嫌い】だと。軍人であり、多くのモノを壊し続けた自分にもナイフとなり赤い液体が体内へと浸食し雨を降らせる。   (2020/9/22 03:01:15)

シズ……それでも彼女は引き下がらない。そして【中途半端な知識と経験だけ身につけた馬鹿なままの医者】との言葉に目を見開く。だって独学で学んだ人に言うセリフではないから。そして壁を叩く音、低く冷たい声はロシアを思い出させる。耳を塞げば聞こえないようにしてくれたらいいのに、目を失った身体は生きる為に聴覚を優れさせた。無音の玩具箱で二人の会話は、ラジオのように流れている。『さようなら。愛している』。世界一の医者(直す人)になると告げ、最後の言葉でブリキ達が朽ちていく。夢を語っていいと、軍人でなくていいと許された砦は、終焉を迎えて現実の世界に戻した。彼女は木の上で自分よりも愛おしそうに抱きしめ囁いていた。脳裏に纏わりつく顔と、穏やかに眠る彼の姿。鉄の錆びた臭いが鼻を刺激し、気持ち悪い。ヒロポンをしたように真っ白でふらつく体はいつも逃げ込む寝室の扉を開き、真っ白なベッドへと沈めば布団の繭で身体を包み込む)「……そう、だよね」   (2020/9/22 03:01:33)

シズ(自分と彼の関係は世間体から見ても異常だ。年齢差だけじゃない。同性だ。本来彼は女性と付き合い、女性と結婚し、子を作り、家族を作り、最後は皆に悲しまれながら死んでいくべき"天才"だ。全てを捨てたのは、自分のエゴであり彼は扉の先に行きたいとずっと言っていた。彼のことは好きだ。誰よりも好きだと言えるけれど、同時に自分のせいで将来を台無しにしたのではと罪悪感も抱いている。抱きしめた。手を繋いだ。キスはした。しかし、その先は……意味などない。子を作れるわけでもない。生産性のない行動は、技術者である彼には似合わないもの。だとしたら、どこまでも突き放されようとも一緒にいようとし、離れてもいつか姿を出す女性に託すべきなのではないだろうか。自分は感情を持ったことで弱くなりすぎた。軋む心の痛みなど感じなかったはずなのに、死ぬのではないかと怯えて怖くて赤子のように身体を丸め頬を濡らすなどおかしな話である。……あぁ、どうせ許されないというなら機械のままで居たいと強く願ってしまう弱き自分にまた恥じた)   (2020/9/22 03:01:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/22 03:31:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シズさんが自動退室しました。  (2020/9/22 03:34:45)

おしらせシズさんが入室しました♪  (2020/9/22 03:41:23)

シズただいまです   (2020/9/22 03:41:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シズさんが自動退室しました。  (2020/9/22 04:01:57)

おしらせシズさんが入室しました♪  (2020/9/22 09:38:18)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/22 09:42:59)

ジョヴァンニいきなり飛んだロル投げるの恥ずかしいな()   (2020/9/22 09:43:25)

ジョヴァンニ(……ビクッ、と震える身体。驚かせてしまっただろうか。否、それよりも先に飛んできたのは。【愛してくれる人がいて良かったね】意味が、分からなかった。貴方が啜り泣く理由も、酷く落ち込み怯える理由も。今の彼には分からないことだらけだった。だからこそ、彼は考える。考えて、漸く。普通の人ならすぐに行きつく答えに辿りついた。「……………。」「……………さっきのアイツとの会話、聞こえてたの。」耳元で囁かれたあの言葉がチラつく。特段意識した訳でもない。〝 何言ってんだこいつ〟程度の認識だった。おそらく日常の1片であるならすぐに忘れてしまうほど、彼にとっては些細なことのように思えたのだ。強いていうなれば〝わざわざ見て見ぬふりしてやってたのに、自分から言って振られるなんて馬鹿な女 〟だろうか。   (2020/9/22 09:43:42)

ジョヴァンニ…だけどあなたは、違う。貴方は、啜り泣くぐらいに不安で仕方がない。雨が降る、傘を差すことを忘れて濡れる貴方。彼は口を開く。「…………俺は、…………どこも行かねェよ。シズ。」「…………アンタを置いて。どこも、行かない。」「………………アンタのこと、好きだから。…………置いて、行きたくない。」隣に腰掛けて、貴方の顔を見ず目を伏せながらぽつりぽつり。自分の意思であることを表明したかった。自分の意思で、貴方といるよと、言いたかった。)   (2020/9/22 09:43:51)

シズおかえり(仕方がないね)   (2020/9/22 09:46:07)

シズ(盗み聞きするつもりはなかった。耳を塞いでも聞こえてしまうのだから、仕方がないじゃないかと思うからどうしようもない。視覚があれば忌まわしい声も貴方の悲痛な悪口も聞かずに済んだのかと思うと、あの日失ったものは大事なものだったのだと改めて認識をさせられた。彼はきっと分からない。自分が何故泣いているのか。酷く落ち込んでいる理由も、誰からも教わらず一人で生き続けてきたから。人間になろうと振る舞う彼は一つ一つ汲み取って説明をしないといけない。それは大人である自分の役割なのだろうけど、余裕がなかった。蹲る自分の隣に腰をかけて、自分の意思でいるのだという彼にさらに罪悪感が募るのは、《いけないこと》をしていると自覚があるせいで、傘を差してくれてるのにまた泣きそうだ)   (2020/9/22 10:03:14)

シズ「……自分達は世の中からは絶対認められないよ」「貴方がいっていた"恋人"らしいことはできない」「せいぜい親子だ」「……子も作れなければ、人の目を気にし続けなければならないし、"彼女"もいつかジョヴァンニの元へと現れる」「年は同じぐらいだ。俺は……ジョヴァンニよりも【先に死ぬ】」(それでも世の中は許さない。男は女と、女は男と結ばれ、仕事は男で、家事は女。外国でもそれが常識だ。デートなんて甘酸っぱいことは愚か、人前で抱きしめることも、手を繋ぐことも許されない。人に言うことも出来なければ、断る理由にもなり得ない。そして、何より自分は彼よりも先に死ぬ。性別だけじゃない。歳という抗えない壁がある。だから、記録を始めたけれどそれが貴方を苦しめる鎖になるのは明白だ。貴方は一人でも生きられるといい悲しみを感じるよりも先に扉の向こうへと行ってしまうのが目に見えている。それが、悲しいなどと言える口はなかった)>ジョヴァンニさん   (2020/9/22 10:03:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/22 10:05:36)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/22 10:05:58)

シズおかえりなさい   (2020/9/22 10:09:14)

ジョヴァンニ「………………アンタさァ。」(彼は呆れたような声を漏らした。はァ~~~~……とふっっかい溜息をついて。「………………あのさァ、俺だって馬鹿じゃねェんだ。ンなこと分かってんだよ。」「わかった上でこうして一緒にいる。」「正直俺ァ世間体なんてクソほどにどうでもいい。ただアンタがやたら気にしてるから合わせてるだけ。合わせないとアンタが何言われるか分からないから。」「………アンタが気にしないンなら手だって繋げる。」「つうか男女だって人前でわざわざキスしねェし、そんな目立ってくっつくことねェだろ。特に日本は。」「全員が全員子供が欲しいわけじゃない。俺は子供嫌い。だから要らない。」「………寿命だって分かってる。歳の差13歳、……どうしたって追い付けない。」「だからそれまでアンタと居るの。」「……………………………………で。」「他に何か言うことは。」一つ一つ、今度は彼が汲み取って返答した。彼は貴方が思っているよりも全然、そんなこと気にしちゃいないようだった。自らの手同士を絡めて貴方をじとりと見やる。   (2020/9/22 10:20:14)

ジョヴァンニそして何を思ったのか。「……………嗚呼、……………そう。」「分かった。」「……………そうやってアンタはそれらしい理由を付けて俺と離れたいんだな。」わざとらしく、こんな意地悪を言い始めたじゃないか。分かってるよ、あなたはそんなつもりは無い。でも彼は言うのだ。「なぁに、……………もう〝 飽きちゃった〟?」彼は若者らしく口にする。貴方の口から聞きたいと言わんばかりに。ここで突き放されたら〝 そういうこと〟。怖いから、不安だから、いっそ1人になりたいのなら──────「………………ひっでえ、俺はこんなに好きなのに。」目を細め、トドメを刺した。まるで怒らせようとしてるみたいに。)   (2020/9/22 10:20:35)

シズ(ふっかい溜息と呆れ混じりの声。そして当たり前のように言ってくる言葉達。世間体なんかどうでもいいと、自分が気にするから合わせてるだけだという。一つ一つの言葉の回答の次に他に何かあると、くだらないことを聞いてるねとばかりにジトリと睨まれた視線。だってなんて言い訳が頭に過ぎる。いつだって不安で、嫉妬して、苦しくて、それでも全て投げ出してもいいぐらい好きで感情が全て邪魔をする。声を出す前に言われたことは、離れたいんだとか飽きちゃったんだと言われもない言葉にお守りのように丸めていた身体を解き、貴方の服をギュッと握りしめ)「……好きだから苦しいだよ。離れたくないから怖いだよ。飽きるぐらいの気持ちなら、全て投げ出していく訳ない」「あの女なんかに取られたくない」   (2020/9/22 10:36:57)

シズ(ジョヴァンニといる為文字通り全てを捨ててきた。今までの価値観も、存在意義も、仕事も、家族も、自分の名前すらももうない。あるのは、ジョヴァンニという存在一つ。貴方が軍を辞めなきゃ去るというから、頑張って後腐れがないように書類の作成やアリバイ作り。大好きな母を泣かせて絶縁をした。だから、嫌だ。あの女を連れてきたのは、自分だけど何度も何度も来られたら嫉妬の炎で約束を破りたくなるほどに憎たらしい。子どもじゃないのに泣きじゃくり、布団の中で拗ねるぐらいに好き)「……だから、あいつに会わないで」(消えそうな声で責め立てるジョヴァンニに頼むなんて大人気ない)>ジョヴァンニさん   (2020/9/22 10:37:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/22 10:42:05)

シズお疲れ様です   (2020/9/22 10:43:01)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/22 10:45:58)

シズおかえりなさい   (2020/9/22 10:46:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/22 11:06:01)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/22 11:06:42)

ジョヴァンニ(のそりと出てくる貴方、服を握り、グズグズと泣き顔をこちらに向けながら、好きだから苦しいと、取られたくないと口にする。──────やっぱり彼にはわからない。ここまで好かれる理由も然り、そこまで泣くほどツラいなんて。〝 弱くなった〟。貴方は言っていた。出会った当初はずっとニコニコと笑みを貼り付けていた。取ってつけたようなパッチワークは次第に解れて崩れゆく。彼は貴方の手を離させ、貴方と手のひらを合わせ、指先を絡めようとした。片手はそのままに、頬に手を添えて貴方の涙を親指で拭おうとする。『 ……だから、あいつに会わないで。』   (2020/9/22 11:06:45)

ジョヴァンニ「…………………わァッたよ。」貴方には自分しかいない。 自分がいなくなってしまったら、それこそ消えてしまいそうな顔をしている。「………………アンタが言うならそうする。」そもそも、自分から逢いに行ったことなんて一度しか無いけれど。「…………………………………嬉しいよ。…シズ。」ドロドロと重すぎるぐらいの愛情。しかし彼は〝それしか知らない 〟訳だから、その愛情が普通だと認識している。貴方が彼を縛り付けているんじゃないかと言う不安を払拭するような言葉。眉を下げて、目を逸らしたあと。貴方に向ける2度目の微笑み。優しくて少し子供らしい、不器用な表情だ。)   (2020/9/22 11:06:54)

シズおかえりなさい   (2020/9/22 11:08:40)

シズ「ありがとう」(冷たい手と温かい手で自分の手を握り、涙を拭う。きっと彼は何故言われたのか理解していない。何故自分がジョヴァンニを好いているか話したところで分からない。どこまでも、知らないから機械的な男。人間と関わらなかったから、自分が与える異常な愛が普通だと認識している可能性だって大いにあり得る。何もない人に与えて全てを普通だと認識させるなんて自分は悪い大人だ。これからも歪んだ愛を続けるのだろう。世間が許さない理由も、自分が言った言葉の本当の意味も、気持ちすら今は分からないまま、一日が過ぎようとしている。優しくて少し子どもぽくて不器用な微笑みが、自分以外に向けられないことを願い最後に涙を一雫流せば)   (2020/9/22 11:21:33)

シズ「もう大丈夫。気を使わせてごめんね。"おかえり"」(泣いた故に赤く腫れぼったい目尻を下げて、微笑み返せば先ほどいえなかった挨拶を返す。機械的に繰り返す挨拶。どこかにいけば、帰ってきた人にいう言葉を後どれだけ交わせるだろうか。明日が来なければいいのに、夜のカーテンが開かず月の下で誰にも見られないまま静かに過ごせられたならば苦しい思いをしなくて済んだだろう。それでも明日はくる。だから、玩具箱の中だけでも夢に浸りたい)>ジョヴァンニさん   (2020/9/22 11:21:40)

ジョヴァンニ……………ただいま。(もう一度貴方に伝える。おかえり、ただいま、誰かに言うことなんてなかったなんでもない日常の1片。彼にとっては全ては初めて。彼にとって、受け取ったものは全て新鮮で。悪い大人の手によって彼(人間性)か確立されていく。彼はぎしりとベットを鳴らして身体を浮かせる。そして貴方の手を引き寄せて、自分に押し付けるようにハグをするかもしれない。すり、と首筋に顔を填める。「…………………………。」何も言わなかった。笑みは一瞬、だって隠されてしまったのだから。泣いちゃうぐらいに弱くって、自分がいなけりゃ脆く崩れてしまって、他の所に行けば酷く不安になり、コールタールを吐き出してしまうような男が好き。〘 目の薬はあと僅か〙では、──────〝彼が館を捨てるまであとどれぐらい? 〟日に日に固定されていく彼の足枷。遠くに羽ばたくことをやめた鳥は籠の中で貴方と一緒に朽ちるかもしれないね。)   (2020/9/22 11:42:38)

シズ???(((。なんか区切り良さそう?   (2020/9/22 11:45:07)

ジョヴァンニかーーもねッッ   (2020/9/22 11:47:26)

シズだってこっから先イチャラブしかしないぞ!オラは恥ずかしいぞ!だから、ここで辞めちゃうぞ!絡みありがとうだぞ!お薬楽しみだね!館は早く諦めろ((   (2020/9/22 11:48:38)

ジョヴァンニそれはわかるwww照れくさいよね。   (2020/9/22 11:48:56)

ジョヴァンニそうだね!!!!お薬はもうほぼ完成だよ!!!!   (2020/9/22 11:49:07)

シズね。なんか小恥ずかしい。甘々なのが目に見えてるし。お薬つけたら、裸眼で海見たいね   (2020/9/22 11:52:04)

ジョヴァンニあーーー連れていきたい!   (2020/9/22 11:57:04)

シズ何年かぶりの海にずっと見ちゃうかもだけど許してね!   (2020/9/22 12:01:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/22 12:17:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シズさんが自動退室しました。  (2020/9/22 12:27:03)

おしらせ廻花 菱さんが入室しました♪  (2020/9/23 18:16:01)

廻花 菱へやー   (2020/9/23 18:16:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、廻花 菱さんが自動退室しました。  (2020/9/23 18:52:36)

おしらせ廻花 菱さんが入室しました♪  (2020/9/23 18:56:42)

廻花 菱ンハ   (2020/9/23 18:56:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、廻花 菱さんが自動退室しました。  (2020/9/23 20:41:14)

おしらせ日柳 晶さんが入室しました♪  (2020/9/23 22:17:53)

日柳 晶ぢー   (2020/9/23 22:17:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、日柳 晶さんが自動退室しました。  (2020/9/23 22:42:32)

おしらせ廻花 菱さんが入室しました♪  (2020/9/23 22:45:08)

廻花 菱んぢぢ!!!   (2020/9/23 22:45:16)

廻花 菱「充分…!(空いた左手で対魔の護符(木札)を握りしめて割り、恐怖を乗り越えた。あのときのような過ちは置かさない。お返しにとでも言うように、かちゃかちゃかちゃかちゃ、蛇が動く音と結晶が擦り合う威嚇音が重なり、金属音が休む間もなく続く。そして瞬間。しなやかな肉体としなやかな刀が重なり、無限の威力を産み出す。晶の攻撃でかなり傷ついていた「剛」の鎧を、その「柔」の刀…いや、菱が破壊したのだ。まさにシップウドトウを刀ではなく体の一部とでも言うように、その攻撃を決めて見せた。)」   (2020/9/23 22:46:03)

廻花 菱「まだ、終わりじゃねえッ!」   (2020/9/23 22:46:06)

廻花 菱「(しかし装甲を貫いたからと言えど、腕を止めることはない。なぜならまだ、終わっていないからだ。さらに刀をうねらせ、力を込めて、次は堅い腹筋を割っていく。ぶちぶち、と音を立てて、筋繊維を剥がしていくのだ。そして最後には、一刀両断。返り血ではない本物の自分の血をぶちまけ、光になった。彼女とは一度、戦ったことがある。あれも今回も、他人に助けてもらっての勝利だ。だがそれでいい。一人じゃないこと、君が教えてくれたから。それで、いいんだ。…さて。この先に、敵意はもう感じない。きっと、終着点だろう。だから最後に、エゴを教えてくれた君に、俺を教えてくれた君に、最大の敬意を込め、片手を大きく空に向けて、彼女との勝負の、勝利を宣言しよう。)」   (2020/9/23 22:46:22)

おしらせ日柳 晶さんが入室しました♪  (2020/9/23 22:47:19)

日柳 晶ないすー!   (2020/9/23 22:48:00)

日柳 晶「っ"あーー…………何とかなった………てめぇがいてくれて助かったぜ、菱」(ボロボロの体を起こし何とか戦いの末路を見届けよう。視界に映るのは立つ影、倒れる影がひとつずつ。結果は​─────言わなくたって明らかだった。ちゃらりと聞こえる鞭のようにしなる刀の笑い声。高く高く挙げられた手は、我らの勝利の宣言だ。苦い漢方薬を飲み込みながらため息を吐き、じくじくと痛む体を叱責したのなら立ち上がる。にぃと笑いながら握りこぶしを作ったのなら、軽く貴方の太ももへこつんと当てて見せようか。1人だったならきっと確実に死んでいただろう。1人でも行けたという慢心、君がいるという安心。それらはきっと戦場では捨てるべきものなのだろうけれど…、君だったら、少しくらいは許される、よな。)   (2020/9/23 23:01:35)

日柳 晶 「おれ…、ちょっと休んでる。助けてぇやつ選んで、連れてこいよな」(たどり着いた頂上には無数の果実が実っている。中が薄く透けており、人がひとつずつ入っているのが見えるはずだ。君はもう心を決めた、決意を決めた。だから、この先はもう君一人で行くべきだろう。さらりと死んだ明王の肌を撫ぜながら、その場にどかっと座り込んではぁ、なんてわざとらしく疲れたような溜め息を。)「俺ちょっとこいつに恨み辛み述べてっから、早く帰ってくんじゃねーぞ!最低でも10分かけろ、10分!」(べしべしと明王を叩き、そんな減らず口を貴方へ。…どうぞ、ごゆっくり。)   (2020/9/23 23:01:43)

廻花 菱アッッッ!!!今からかきますううう申し訳ないっっっ   (2020/9/23 23:06:02)

日柳 晶さーい!   (2020/9/23 23:07:18)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、廻花 菱さんが自動退室しました。  (2020/9/23 23:45:45)

日柳 晶お疲れ様   (2020/9/23 23:50:31)

おしらせ廻花 菱さんが入室しました♪  (2020/9/24 00:00:02)

廻花 菱かなり長くなりました…!申し訳ない…!   (2020/9/24 00:00:21)

廻花 菱「おう、ゆっくりな。(太ももに当てられた拳に返すように、ぽん、ぽんと優しくあなたの頭を叩く。)…俺も、ゆっくりしてくるよ。(座って偽りの明王の死体を弄るあなたを後にして、ゆっくり、木を登っていく。もう迷いはないもの、余裕を持って、靴音が幹の中にこだまして、虚空へ響くほどにゆっくりと、気を抜いて。この先にいるのは、肩肘張って向かい合うべき人間ではないもの。)」   (2020/9/24 00:00:39)

廻花 菱「【探索10回目、紅蓮の大樹の頂上に到達した。君は誰かの身体を取り戻すか、大樹の頂上に在るであろう遺品を回収する事が出来る。】…母さん。(右目に三輪の大花を咲かした、母と言うには若すぎる容姿の女性。20歳前後に見える女性が、その果実から、再び産まれ落ちた。まさに、絶世の美女と呼ぶに相応しい容姿。長い睫毛に、薄く開かれた、優しげな垂れ目の瞳。そこから覗くブラックベリーのようにくりくりとした真っ黒な虹彩。左目の下に涙のようにぽつりとある、白の中ではっきりと見える黒子。濡れた烏の毛のように、光を受けると青く輝く髪を、三つ編みにして肩の上から流している。口が小さく縦に開き、ぷるんと肉厚な唇の間からは「ほぅ」と艶媚なため息が吐かれ、同じく開かれたその瞳にじわりと滲んだ涙が、光を受けて輝く。その美しい様相はまさに、「あやかし」であった。)」   (2020/9/24 00:00:43)

廻花 菱『ひし…?(落ちる涙と共に漏れたのは、目前に咲く花の名前だった。)ひし、菱なのね!ああ、よかった…(ここはどこ、と恐怖する前に、目の前の立派な花へと、出会えた喜びを分かち合おう。)どうして、家に帰って来なかったの?…大道さんが教えてくれるし、あなたのことだからって思って、心配はしてなかったけれど、怖かったのよ。お父さんがいなくなって、あなたもいなくなって、私は…(左の目から、大粒の涙が大量に溢れる。息子の目の前だと言うのに、情けなく、意地も張れないままに、感情の波がダムを乗り越えて決壊する。だって、嬉しくて、嬉しくて。もう何年ぶりになるのかもわからない再開に、どうしても、止まらなくて。)』   (2020/9/24 00:00:57)

廻花 菱「…ああ、母さん。俺だよ。ずっと、帰ってこなくて…ごめん。(意外な、反応だった。貴女を助けて、どうなってしまうのかと危惧するのは、あまりにも杞憂過ぎたのだ。だって貴女は、あのときのように明るい声で、あのときのように輝いた瞳で。)俺、母さんと会うの…駄目なことかと思ってた。母さんが、俺の姿を見て父さんを思いだしちまうんじゃないかって。(父の背中と今の自分の背中は、とても似ていた。もちろん、格好がということではない。父も、大きくはあったが菱ほどのものではないのだから。…話し方も、性格も、とても、似ていたから。)ごめんな、ごめん、母さん…(がちゃ、と甲冑を下ろし、何も着ていなくても美しい、陶器のような恵体へと白い帷子を掛ける。それでもその魅力は隠しきれないし、何なら程よく隠されたのが神秘的なほどだが…肉体を隠すには、ちょうどよかった。そして、大きな体で、貴女へと抱きついたのだ。)母さん…母さんっ…(胸が濡れる感覚がした。涙だ。その涙を受け入れるために、その代名詞で呼びながら、胸に押し付けて、頭を撫でた。)」   (2020/9/24 00:01:11)

廻花 菱「(しばらくして、菱は彼女と共に帰ってくるだろう。その女性は『菱のお友だち?』なんて、仲がよさそうに聞いている。菱のほうも、何も気にせず「ライバルってやつだよ」なんて仲良くしているようだ。さて、見た目だけは20前後、「母を助ける」といって親しげな女性が出てきたら、あなたはどう思うだろうね。)」   (2020/9/24 00:01:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、日柳 晶さんが自動退室しました。  (2020/9/24 00:10:44)

廻花 菱おつかれさまでしたー   (2020/9/24 00:17:29)

おしらせ日柳 晶さんが入室しました♪  (2020/9/24 00:18:09)

廻花 菱おかえりなさいませっ   (2020/9/24 00:19:18)

日柳 晶まー   (2020/9/24 00:21:07)

日柳 晶(さて、送り出したは良いけれど特にすることもなく。未だ囚われたままの人を眺めながら、ぼんやりと虚空を見つめていようか。自分のとーさんやかーさん、ねーちゃんにーちゃんもチヨもきっといる。…けど。取り戻せるなら取り戻したい、奪われたのだから奪い返したい。そう願う反面、過去を呪う気にもなれなくて。いなくなってしまったことは確かに悲しい、けれど世の理を捻じ曲げるのは、正義なのか。彼はひたすら己に問う。己の正義は、守るべきは、愛すべきは。​───────答えは。)   (2020/9/24 00:34:11)

日柳 晶 「おけーり、もういいのか?って………、その人が、菱のかーちゃん…!?ねーちゃんとか、恋人とか友達じゃなくて…?」(あっけらかんとしながら君を迎えようか。疲れた足も大分回復した、ぴょいんと跳ねては立ち上がり、君を見て、ぎょっと目を丸くして。君のとなりにいるのは若い女性、しかもとんでもなく綺麗な人で。ねーちゃんもそれなりにべっぴんさんなんて呼ばれるような人だったから美人は見慣れている筈だけれど、その女性は格が違う。吸い込まれそうな黒い瞳はあやめのそれみたいでとんでもなく綺麗で。失礼だとわかりながらも問うことを辞められず。けれどまぁ、世間話も降りながら程々に。)   (2020/9/24 00:34:19)

日柳 晶 (少年は降りてる途中も多くを語らない。それはきっと君ら2人の親子の再会を邪魔したく無いからだ。けれど程々に口を挟み、べしんなんて菱を叩きつつ、適当な談笑を交わそうか。菱のすっげぇ所、めそめそしてた所も弄ってみたり。乙女の店での事や戦った時のこと、頼りになることでっけぇこと、かっこいいこと優しいこと、見た目以上に?見た目通りに?繊細だったり〜なんて。久々にねーちゃんに会えたみたいな感覚で、少年もそれなりに会話を楽しむのでしょう。)(道は長い、けれど語る話題はきっと尽きないでしょう。下に降りたならまた明日。あとは親子水入らず、自分は早く家に帰ろう。黒い瞳を見たからか、家族が恋しくなったからか。無性にあやめに会いたくて仕方ないんだ。)   (2020/9/24 00:34:28)

廻花 菱しめでいですかね…!   (2020/9/24 00:39:27)

日柳 晶いいよー!!!!えへお疲れ様!!!マッマびじん…えっち…   (2020/9/24 00:40:26)

日柳 晶絡みありがと!!!   (2020/9/24 00:40:34)

廻花 菱我ながらえちく書けたなと…()ありがとうございましたっ!!!   (2020/9/24 00:43:58)

日柳 晶おやすみ!   (2020/9/24 00:45:04)

おしらせ日柳 晶さんが退室しました。  (2020/9/24 00:45:07)

廻花 菱おやすみなしませーっ   (2020/9/24 00:45:45)

廻花 菱わたしもおちよう   (2020/9/24 00:45:57)

おしらせ廻花 菱さんが退室しました。  (2020/9/24 00:46:01)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/24 23:44:09)

ジョヴァンニ✌️('ω'✌︎   (2020/9/24 23:44:54)

おしらせシズさんが入室しました♪  (2020/9/24 23:54:08)

シズぴ……   (2020/9/24 23:54:15)

ジョヴァンニやほー!   (2020/9/24 23:59:30)

ジョヴァンニなるかい?   (2020/9/25 00:00:47)

シズこんばんは、寂しそうなのできました。なりましょーなりましょー   (2020/9/25 00:00:59)

ジョヴァンニソロル打って遊んでようとしてたよ()出だしどうする?   (2020/9/25 00:07:01)

シズじゃあ、そのソロルルルに絡むよ!←   (2020/9/25 00:07:20)

ジョヴァンニ◎!   (2020/9/25 00:10:38)

ジョヴァンニ(玩具箱の中でした。それなのにまるで中は、シン、と静かでありまして、ええ。なんと言いますか。まるでそれは、太陽の光さえも届かぬ深海で微睡む、沈没船のような。あるのは規則正しく音を鳴らす時計の針の音。水面に雫が落ちるように、やけにあたりに響くそれは、逆に閑静な室内の寂れた雰囲気をより一層ひきたてているようでした。その雰囲気をただよわせるもうひとつの要因は、どこを探したって壁や棚に、〝彼(カンパネルラ) 〟の痕跡が無いこと。そして、ジョヴァンニが居ないこと。月明かりが窓から差し込む時間帯、それでも依然ならばまだ作業を続けていたはずなのに、やけに片付いた作業台には、小さな青の小瓶、点眼薬の入った小包残され、後は何も無いまま。───ふう、…風の吹き抜ける音がする。地下からだ。扉は僅かに空いている、中で彼は何をしているのか、………………貴方は見に行くに違いない。そして目の当たりにするのは、カンパネルラの痕跡を全て地下に収納し、小さな思い出の箱庭の中で。〝 作動した閉まっている扉の前〟の前に佇む、男の後ろ姿でした。)   (2020/9/25 00:20:54)

シズひぇー   (2020/9/25 00:21:34)

シズ「あれ?」(寝室にいたけれども、喉が渇いて目を覚ますと妙に静かな玩具箱。作業台には、味覚を治す薬時と同じように置かれた小さな青の小瓶と点眼薬の入った小包。そして、代わりに座って作業しているはずの彼がいなくなっている。何よりも、嫌になるほど目についていた友達の写真や彼が作っていないと言っていた作品達が見渡す限り存在しない。まるで初めから何もなかったかのような空間は、楽しかった夢から醒めたような虚しさがあり真っ白な布に黒い液体が一雫落ちたようなざわつき。不安を煽るように、自分の頬を掠めるのは生暖かい風。一度だけ立ち寄った【地下】。地下にはあの扉がある。キィと扉を開けて壁に手を当て、焦る気持ちと共に下へと降りていけば視界に映るのは、友達の遺産と起動し閉まっている扉に佇むジョヴァンニ)   (2020/9/25 00:35:32)

シズ「……な、にしてるの?」(どうしているのか。遺産を地下に運んだ理由は。約束を守ると言ったじゃないかと言葉を全て飲み込み、ジッと扉を見続けているジョヴァンニに話しかける。彼は言っていた。もう完成をしていると、だからいつでもいけるのだって言われたことを忘れていない。軍を辞めたら、彼も扉を閉じる約束。滲み出す感情を押さえつけるように左手で自分の胸元の服を強く握って最悪な答えが返ってこないことを願い)>ジョヴァンニさん   (2020/9/25 00:35:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/25 00:41:28)

シズお疲れ様です   (2020/9/25 00:43:19)

おしらせジョヴァンニさんが入室しました♪  (2020/9/25 00:46:01)

ジョヴァンニ(彼は貴方の方を振り返らない。しばしの静寂、少しばかり震えた声色で尋ねる貴方に彼は返す。「……………………………作業台の薬さ。……………点眼薬。2週間朝と昼に打って。」「…………目薬さした後、徐々に見えてくるけど。………目の組織の回復って本来できねェとされてたことだから、割と時間かかる。」「………ちゃんと差してりゃ目薬なしでも見えるようになると思う。」「…………目が熱くなると思うけど、……別に害がある訳じゃない。…太陽にずっと当ててると分離するから、なるべく日陰に置いといてな。」それは薬の説明だった。淡々とした声色だった。まるで今からお別れのような、──────否。本来、本気で行くつもりであれば焦って中に行くか、誤魔化すかぐらいはしそうだが、彼は貴方が来ても尚も、…動かなかった。   (2020/9/25 00:46:04)

ジョヴァンニ起動した扉は。【貴方が来る前に開けていたようだった】彼は、扉の電源をカチリとoffにする。「………………。」「………………閉めるから、もう二度とお別れだから。」「……………行けなくてごめん、って。挨拶してた。」「………だって〝 最後〟なんだぜ?」彼は後ろを振り返り、貴方を見据えるだろう。少し寂しそうな顔、これだけのために生きてきたようなものなのに。これからそれを、捨てるから。)   (2020/9/25 00:46:19)

シズおかえりなさい   (2020/9/25 00:46:41)

シズ「あの……」(自分が求めた答えではなく、彼が語り始めたのは作業台の薬についてだった。目が見えるようになるという喜びを出すよりもまるで何かを捨てるような話し方が怖かった。いや、彼は捨てるのだ。彼は嘘をつかない。捨てると言ったからには、捨てる。人間らしくなくても、彼は機械のように誠実な男だから。本当に、いなくなるつもりならば写真や私物をのけるなど怪しまれる行動はしない。カチリ、起動していた機械は音を上げ、冷たくなっていく。お別れを言いにきただけだよと言ったあなたは寂しげに自分を見るのだ。自分は自分という生を捨てて、彼もまた生を捨てる。失うばかりの中で得たとすれば目の前の人間だけだろう。月明かりで交わした誰も知らない誓いの為に死ににいく)「……お別れ、言えましたか?」(自分は写真の子すら取られたくない。取られたくないけど、好きな人が寂しげにしてるのは心苦しい。二度会えない家族を思い出すと、視線をそらしてジョヴァンニに満足できたかなんて聞く。これから、二度と開かれないなら心残りがない方がいい。地下も自分らが出たら閉じる気なのだろう)>ジョヴァンニさん   (2020/9/25 00:59:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ジョヴァンニさんが自動退室しました。  (2020/9/25 01:06:37)

シズお疲れ様ですー   (2020/9/25 01:07:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シズさんが自動退室しました。  (2020/9/25 01:28:33)

おしらせ藤嶋 菖さんが入室しました♪  (2020/9/25 21:30:41)

藤嶋 菖こんばんちゃ   (2020/9/25 21:30:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、藤嶋 菖さんが自動退室しました。  (2020/9/25 22:37:07)

おしらせ葉っぱさんが入室しました♪  (2022/3/5 04:18:53)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、葉っぱさんが自動退室しました。  (2022/3/5 04:48:38)

おしらせ橋姫 乙女さんが入室しました♪  (2023/2/17 23:45:12)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、橋姫 乙女さんが自動退室しました。  (2023/2/18 00:15:34)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2023/4/2 14:02:27)

小野寺小野寺   (2023/4/2 14:02:30)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2023/4/2 14:02:39)

おしらせおとめさんが入室しました♪  (2023/11/12 21:03:01)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、おとめさんが自動退室しました。  (2023/11/12 21:32:00)

2020年09月21日 20時42分 ~ 2023年11月12日 21時32分 の過去ログ
【創作】快刀乱麻はハヰカラに詠ふ【和風】
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


クッキーの使用について

(C)2009-2024 ミナコイチャット <info@3751chat.com>