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「アーレスの開拓者【第二部屋】」の過去ログ

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2022年04月09日 21時10分 ~ 2023年04月05日 20時49分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone 59.135.***.226)  (2022/4/9 21:10:34)

おしらせ霧@ミシュレさんが入室しました♪  (2022/4/9 21:13:23)

霧@ミシュレ((チワス   (2022/4/9 21:13:30)

おしらせ舟船@トーカさんが入室しました♪  (2022/4/9 21:13:40)

舟船@トーカ((ハァイ   (2022/4/9 21:13:50)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、霧@ミシュレさんが自動退室しました。  (2022/4/9 21:33:31)

おしらせ霧@ミシュレさんが入室しました♪  (2022/4/9 21:35:36)

舟船@トーカ((おかえり!   (2022/4/9 21:35:46)

霧@ミシュレ((アア❗️   (2022/4/9 21:35:47)

霧@ミシュレ「(町は歓喜に溢れていた。通りを子供たちが駆け、それを追うように風が吹いて髪を揺らす。こちらに来てから何年たっただろう、その中でも数える程しかこの祭りに参加_と正確に言えば祭りの日にここへ立ち寄ることを_したことがない己にとっては、どこか懐かしいようで新しいのだった。しかし、なんのものかも知らぬ甘い香りに、花を手にしてゆく人々に、胸がちくりと痛む。幸せなところに、自分のようなものが居ていいのかというある種の傲慢さが胸を去来して、なかなかとれない眉間のしわがまた少し深くなった。それを見かねてか、野草の花束を手に走り回っていた少女に、何本か勿忘草を手に握らされてしまった。きゃあきゃあと笑いながら走り去る背を追いかける理由などなく、しかしもらったこれをどうしたらいいのかも分からず、くすんだ大きな手の中で、水色の小さな花はほんのりと熱を持つだけだ。それが申し訳なくて、誰かにあげようかと少し周りを歩き回った。さすがに、道ゆく人を呼び止める気にはなれなかったから。)」   (2022/4/9 21:50:10)

霧@ミシュレ「(右、左、あるいは真っ直ぐ。あらゆる角を気まぐれに曲がったり直進したりして、噴水のある中規模の広場にたどり着いた。噴水のすぐそばで、髪に生花を挿したエプロン姿の女が花を配っている。老若男女がそれぞれのペースで集っては、手にさまざまな花を持って散っていく。そこにも入る気はなくて、逡巡した後に少し離れたところにあるベンチに腰掛けた。花配りの女は、視界の左端で笑顔と花を未だに配っている。) ……はぁ (静寂には程遠い静寂の中で、ぼーっと噴水を眺めた。手の中で、少し萎びた勿忘草を無意識に、辿々しく踊らせる。嫌ではないから、離れたくない。つくづく面倒な男だと、自分嫌いの自分にしては優しい自虐を胸の内に浮かべて、ただ一人ぼっちでいた。)」   (2022/4/9 21:50:27)

霧@ミシュレ((グオーーめっちゃ久しぶりに書いたわ   (2022/4/9 21:50:43)

舟船@トーカ((ア!霧ちゃのロル!(摂取)   (2022/4/9 21:51:32)

舟船@トーカ((ハァッハァッ綺麗すぎて溶ける 書きます   (2022/4/9 21:53:31)

舟船@トーカ(花祭り。世間は何やらそう言っているらしい。だから何?それが俺の感想だった。すらりと高い身長と一見すると女性に見間違ってしまうような容姿。そこからは想像もできないほど単調で、冷たくて、思いやりがないのがこの男だ。『あぁ、そう。』、視界に映る色とりどりの花たちも、それで終わらせて目もくれずに歩いてゆく。なんだかなぁ。俺、花とか嫌いなのかもな、もしかしたら。だって、こんなヤバいくらいに鮮やかな上、見境なく誰にでも愛されて、それに“それそのもの”には何の感情も無いだなんてさぁ。理想というものに近いのかもしれない。憧れというものに近いのかもしれない。あぁ、嫌だな。一瞬、一思いに、気が済むまで踏み潰してやろうかなんて思ったけども、普通に体力の無駄だ。それに疲れる。やっぱり、塔の図書館にでも居ればよかった、なんて思いながら、やがて辿り着いた噴水近くの雑貨屋のパラソルの下で疲れた脚を休めるのだ。)   (2022/4/9 22:03:30)

舟船@トーカ(どこもかしこも鮮やかだから、なんとなく、“鮮やか”が無い、日陰の方に目が行く。すると、不運か幸運か、そこにも“鮮やか”はあったのだ。珍しい。日陰に咲く花だなんて。まぁ確かにそういう性質のやつもあるか。寄ってみる。自分の髪よりも少し薄い、淡い水色の背の高い花。めっぽうそういうものに興味はないので、名前なんて知らない。けれどもそれに親近感のようなものを感じてしまったのは確か。前言撤回、不運か幸運かじゃない、きっと幸運なのだろう。)   (2022/4/9 22:03:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、霧@ミシュレさんが自動退室しました。  (2022/4/9 22:21:18)

おしらせ霧@ミシュレさんが入室しました♪  (2022/4/9 22:23:20)

霧@ミシュレ((ヌオ   (2022/4/9 22:23:28)

舟船@トーカ((オカエリ   (2022/4/9 22:23:37)

霧@ミシュレ「( とつとつと、石畳を踏みしめてなにかがやってくる。ぼーっとしていたのもあって、自分に向かってやってきているのだと気づいたのは、顔立ちがはっきりと見えるようになってからだった。じろじろ見るのは気が引けて、こっそり視線を送る。水色の髪の、知らない男だ。人の顔や名前を覚えるのは得意ではないと自覚しているが、彼は確かに初見だろう。誰だったっけ、というときの「ひっかかり」がどこにもないのだ。)」   (2022/4/9 22:38:24)

霧@ミシュレ「(そっと目を伏せて、手の中の花を眺めるようなそぶりを見せる。赤の他人だ。でも何もしないのはなんだか嫌だ。座るだろうかと、ベンチの中程より少し右のところに座っていたのを、端に近いところに座り直した。無論、余計なお世話かと思って声はかけられなかったのだけど。)」   (2022/4/9 22:38:38)

舟船@トーカ(きっと出会えたのは幸運なのだから、この花は残してやろう。日陰に咲く花なんて面白いし。決めた、気に入った!満足そうに男は口角を上げると、淡水色のその花をすっと撫でる。)「お前は」(お前は。そう、日陰にいる静かなお前は、)「気が合いそうだねぇ。」(そう、思った。そしてもう一度、その花に向き直る。一瞬視界の端にいつもの【72】が映った気がしたのだが、気のせいだったか。とにかく帰ったら博識かその道に精通した奴にでも聞いてみよう。だって“気に入った”んだから。それにしても、折角気に入ったやつをその場にそのまま残しておくのもなんだか残念な気がする。それにしても折るのは気が引けた。あれやこれやと悩んでいると、ふと、その花の足元に咲いていた白詰草の方に目が行く。こいつにしよう。今日の収穫は。しかも偶然にも四つ葉だ。子どもの頃に結っていた名残からか、それは手折るのに何ら抵抗はなかった。)   (2022/4/9 22:53:36)

舟船@トーカ(さぁ、これでいい。もう今日は満足することができた。人間には満足できなかったけど。くるりと踵を返して塔の方に脚を向けよう_____“とした”。そこまで。ふっとまた視界の端に映った、その男が、青緑色の長髪のその男が、なんだか初めて見る奴じゃない気がしたから。どっかで会ったことでもあったっけ?しかし、探しても記憶の中にその顔は無い。でも何か覚えはあるような気がする?気のせい?気のせいでもそうじゃないにしても、興味はその男に攫われたから。だから、自然と脚はそちらに動いていった。にしてもどうすればいい?本能的に動いたせいで何も考えていなかった。どうしたら_____)「___これ」(反射的に口が動く。手に持っていた四つ葉付きの白詰草がそちらに向けられる。)「あげるよ。俺には似合わなかったから。」   (2022/4/9 22:53:45)

霧@ミシュレ「( 人はファーストインプレッションで他人を判断する。するのだ、俺は彼をそのように判断する。それに、人を悪いように思いたくはない。けど、彼は確かに“変わった”人だ。幼い子供から元気さを取り去ったような突拍子のない動きをしている。戸惑いながら顔を上げて、改めて観察した。足元の白詰草を手折って、細い上半身を起こす。長い髪が肩にかかって、重力のままにゆるりと垂れていく様子には、親近感を覚えた。特に変わっていないから変わっている、そんな風に形容するのが、己の語彙力と感性の限界だった。)」   (2022/4/9 23:46:44)

霧@ミシュレ「 え、あっ、ああ…… ( それを急に向けられて、固まりきらなかった卵のような言葉の切れ端が、ぽろぽろとこぼれた。受け取らないという選択肢はなかったが、受け取るには少し勇気と時間が必要そうだ。でも、放っておくわけにもいかない。差し出されたそれに手を伸ばして、どうもと礼を言う。それから、ゆっくりと受け取った。手折られたばかりの白詰草、その葉はよく見れば四葉だ。幸運を招くだとかよく言われている、四葉の白詰草。遠い昔ではあるが、自分も探したことがある。あまり得意ではなかったな、などと思いつつ、勿忘草と一緒に手の内に収めた。) ……それで。君の名前を伺っても?ああ、俺は……ミシュレと言う。花と同じ… ( いつもの、というか長年の習慣で名前を尋ねた。名前と見た目がセットなら、次回は「ひっかかり」ができるだろう。)」   (2022/4/9 23:47:54)

霧@ミシュレ「(して、次に考えたのはもちろんお返しなわけだが、目の前の青年が何を好むか、何も知らないのだ。そもそも、彼が「花を贈る」という花祭りのルールのようなものに従っただけならば、自分も同じようにするべきなのだろうが、『似合わなかった』という言葉から推測するに、花は好まないか興味がないのだろう。ならば、残念ながら今返せるものはない。そう判断して、口を開いた。) 今は返せるようなものが何もないんだ。すまない。今からなにか、でもいいし……次に会ったときでもいいのだが…… 」   (2022/4/9 23:48:17)

舟船@トーカ「………………ミシュレ?そう、ミシュレ、ね。」(彼は花と同じだ、とか言った。もしかして先程の“見覚え”は、それに通じるものだったのだろうか。まぁ、帰ったら調べれば良いだけの話。しっかり目の前のミシュレ、と名乗った彼が、自分の差し出した白詰草を受け取ったのを確認するとすっと手を下ろす。うん、やっぱりよく似合うじゃん。何で自分で付けなかったのか、不思議になるくらいだし。それに、俺に“幸運”は似合わないんだよねぇ。)「あぁ、言い忘れてたね〜。俺はトーカ。今はその名前〜。適当に呼んで良いよ。」(『適当に呼んで良い』。そう言ったのは、トーカが挨拶で終わる以上の関係を望んだから。だって、“気に入った”んだし、このミシュレとかいう男に興味が湧いたんだから。少しばかり冒険してもいいよねぇ。きっとこの男は、そこまで距離感が近い奴でもなさそうだし。)   (2022/4/9 23:58:25)

舟船@トーカ「『返せるもの』?へぇ?律儀だねぇ〜。そんなの俺なんかに用意しなくてもいいのに。ま、そう思ってくれるんならちゃんと受け取るけど〜。」   (2022/4/9 23:58:34)

舟船@トーカ((オ‼️ちょっと眠気が限界マンなので続き別日でいいかい?すまない………   (2022/4/10 00:07:53)

霧@ミシュレ((ア!オケ❗️   (2022/4/10 00:12:37)

霧@ミシュレ((ありがとねえ……長時間……ゆっくり寝るんだぞ   (2022/4/10 00:12:57)

舟船@トーカ((こちらこそありがとうなのだよ………ミシュレさんと話せてうれピ🎶   (2022/4/10 00:13:21)

舟船@トーカ((霧チャもゆっくりおやすみ!、!!!さらばー!「!   (2022/4/10 00:13:36)

おしらせ舟船@トーカさんが退室しました。  (2022/4/10 00:13:41)

霧@ミシュレ((おやすみーん   (2022/4/10 00:13:58)

霧@ミシュレ((続き書くけど落ちとくか〜   (2022/4/10 00:14:42)

おしらせ霧@ミシュレさんが退室しました。  (2022/4/10 00:14:45)

おしらせ霧@ミシュレさんが入室しました♪  (2022/4/12 17:41:52)

霧@ミシュレ((!   (2022/4/12 17:42:02)

霧@ミシュレ「トーカ……覚えておこう。人のことを覚えるのは不得手だが、努力する (正直にも失礼なことを切り出したが、このくらいの「非日常」ならしばらくは脳裏に残ってくれるだろう。向こうもきっと。出会う人には“あの”ミシュレ?とよく聞かれてきたものだ。髪の色も同系統だから、きっと覚えやすいだろう。自分のそういうところは少しだけ好きだった。)」   (2022/4/12 17:42:14)

霧@ミシュレ「(贈り物とは本来、返礼品を必要としないものだと思っているのだが、返したくなるのも事実だ。まあ、どのようなものを返せばいいのか、よくわからないところもある。自分は気にしない、でも向こうがどう思うかは知らない。それに、向こうはそういうものに興味がなさそうに見える。なれば、こちらから何か押し付けるのも悪い。結局、何も返さないのと一緒だと、心の中で苦笑気味に肩をすくめた。) ……この祭りの趣旨や“贈り物”という点を考えれば、返礼品は逆に無粋かもしれない。それに、センスもないもので。だが……その、感謝をしていなかった。ハハ……ありがとう、大切にする ( 永遠に咲くはずもないそれを大切にするというのもおかしな話だ。だからこそ、手の中の白と水色のそれらが愛おしくて、贈り物を受け取ったという事実が新鮮で、思わずはにかんだのだった。)」   (2022/4/12 17:42:27)

おしらせ霧@ミシュレさんが退室しました。  (2022/4/12 17:42:29)

おしらせ舟船@トーカさんが入室しました♪  (2022/4/15 22:44:32)

舟船@トーカ((ロルの続きです‼️返すかどうかは任せるネ   (2022/4/15 22:44:54)

舟船@トーカ(喜んでくれたならそれでいい。返すものなんて無くても、受け取ってくれたならそれでいい。別に「気に入らない」と言われて叩きつけられて投げ捨てられても、この男がショックなんて受けることは無いのだが。ただ、その場合は喜びなんて無いから。嬉しさなんて無いから。俺を良い気分にさせてくれるなんて、なかなか面白い奴じゃない?花も似合うし。あぁ、そっか。俺、また“気に入った”奴が増えたんだ。自分の名前を復唱されると、またさらにその気分が高まった気がする。そう、ミシュレ。俺はね、____………やっぱいいか。) 「………そ。俺もちゃんと覚えとくから、まぁ心配しないでよね〜。」(それだけ言うと、もう後はくるりと脚をマントを翻すように回してみせた。それが向く先はもう彼じゃない。今日はもう、十分だ。受け取ってもらって、数度交わした会話だけで、なんだかもう十分なのだ。それはきっと悪い意味じゃない。もの凄く良い意味なんだ。)   (2022/4/15 22:45:14)

舟船@トーカ「____それじゃあ、ミシュレ。また、“幸運”があったかどうか、聴かせてよね〜。」   (2022/4/15 22:45:22)

舟船@トーカ((よし‼️就寝   (2022/4/15 22:45:30)

おしらせ舟船@トーカさんが退室しました。  (2022/4/15 22:45:33)

おしらせ舟船@トーカさんが入室しました♪  (2022/4/17 17:31:38)

舟船@トーカ((ワ‼️昨日の返しのロルです   (2022/4/17 17:31:55)

舟船@トーカ(ひゅう、とまた春と夏が混じった生暖かい風が吹く。ばさばさと揺れた前髪を直してようやく見た、視界に映り込んだ彼は、自分のよく知っている人間だとかエルフだとか、獣人だとかの姿には少し離れているように思えた。それでもそんなのが、彼方此方を闊歩しているのがこの世界。彼もまた、特に驚くことはなかった。そんな事より気になったのは、この男が何をしたがっているのか。わざわざ面識のない奴に話しかけてきたくらいだ、“そういう奴”じゃないと得られない何かがあったのか。恐らく絵でも描きたいのだろうが、いかんせん彼の持つその感覚を自分は持ち合わせていない。だから、ここは変に気取らず怠惰に流さず、少しは真面目に答えてやろう。そう思った。)   (2022/4/17 17:31:58)

舟船@トーカ「確かにそう言ったねぇ、俺。」(一瞬、怒鳴り声でも飛んでくるのかと思った。白か透明、なんて答えを出したから。大抵こういう芸に才がある奴は、極端に言えばベタ褒めするか酷評するかだというのが彼の認識だった。そしてこれは後者かと思ったのだが、どうやら違うらしい。まだまともに話せる方の芸術家だったか。一安心。)「そうだねぇ〜………」(正直、どう理由を言ったらいいのかは自分でもよくわからなかった。無意識のうちに、反射的に返した言葉だから。それでも、ほんの3個の沈黙の文字で表せる時間で、あっさりと次の理由は出てきたのだった。)「俺が好きだからだと思うよ〜?見る奴によっちゃ、天国でもあるし地獄でもあるし。ま、俺から見たら“何も無い”けど。それでも俺は、それくらいが好きだから。それだけ。」   (2022/4/17 17:32:08)

おしらせ舟船@トーカさんが退室しました。  (2022/4/17 17:32:12)

おしらせ神奈李亞@久遠黎さんが入室しました♪  (2022/4/17 22:29:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、神奈李亞@久遠黎さんが自動退室しました。  (2022/4/17 23:01:41)

おしらせP@さんが入室しました♪  (2022/4/24 19:05:03)

P@((本部屋入りづらいのでソロルでも投げましょうかね   (2022/4/24 19:05:46)

P@「…ん……」私が目を覚ましたのは夜中の2時だったようだ。辺りはすっかり静まり返って、聞こえるのは虚しさを感じさせる風の音、そしてかすかに聞こえる虫の鳴き声だ。「…!ミヤビ先生!目を覚ましました!」ベッドから起き上がった私に気が付けば、その男は急いでミヤビという聞き覚えのある人の名前を呼んだ。…どうやら私は研究所に連れ戻されてしまったようだ。しかし、どういった経緯で戻された?私は寝起きでおぼつかない頭を必死に回転させて、事の経緯を思い出す。…たしか、あの発作のおかげで崖から落ちそうになったところをガルドという男に助けてもらって、それから……「…あいつか」そうだ、思い出した、あのあと私はアイツにもたれかかるようにして眠ってしまったのだった。…信じた私がバカであった。   (2022/4/24 19:12:48)

P@「やぁやぁ、君がこの前研究所から脱走した子だねぇ?僕はミヤビ!よろしくね!うふふふ」低身長の彼は獣人のようだ。私達は匂いや相手の特徴で人種を見分けることができるのですぐに分かった…彼からは獣人特有の匂いがする。「…煮るなり焼くなり好きにしろ、研究者」「もー、いっつも僕が研究ばっかに興味あると思わないでよネ!…でさ、本題なんだけどぉ~……、世界が危ないって、ドユコト?」と、陽気な声でサラッと聞かれる。……ああ、そうだ忘れてた!このままでは世界が破滅に導かれることになるのだった…「…ああ、そのことか……すっかり忘れてた」「そんな大事そうなこと忘れちゃダメでしょ!はやくはやく!話して話して~!」「わかったわかった、そう急かさないで坊や。…話せば長くなりますよ」そう言うと、私は話しを始めた。   (2022/4/24 19:19:52)

P@((はい、ここまで   (2022/4/24 19:20:53)

P@((これ以上はネタバレになっちゃうので……   (2022/4/24 19:21:04)

おしらせP@さんが退室しました。  (2022/4/24 19:21:17)

おしらせダーマル@ノマ ノノさんが入室しました♪  (2022/4/28 22:03:19)

ダーマル@ノマ ノノ彼女は目の前の彼をただ茫然と突っ立ったままに眺めるだけだった。眺めることしかできなかったのだ。彼が自分に施してくれたウサギのような手当てと呼ぶにはあまりにも簡素なハンカチも、まるで意味のないようなおまじないも彼女にとってはその全てが僥倖この上なく、それこそ痛みも先ほどまでの空回りの甚だしい臆病な心も何もかもが口を噤んだから。だが、それをうまく表現する術を今一つとして持たないのが彼女だった。笑えばいいのやら、遠慮すればいいのやら。心というものはいつだって明確な意志を示さない。『ちょっと、取ってこようか』だなんて更なる温情の薪を焚べようとする彼の言葉を聞いても「あっ...い、いや...そ、その...え、えっと...。」だなんて断ることも受け入れることもできないままに、ただただ濁すように掠れた声をあげるだけである。そのうちに、どんどんどんどんとまた波のように引いていた醜く歪んだ心が押し寄せてついには   (2022/4/28 22:03:43)

ダーマル@ノマ ノノ「な、なっ...何某、はっ...!大丈夫、大丈夫で、ごぜぇ...ま、っす...!だ、だか、だから気にしないでっ、気にしないで、くだせぇッ...!」っと臆病にも左足を一歩後ろにひいては胸の前で手を振って必死にこれ以上近づかないでくれ、優しくしないでくれと訴えた。これ以上目の前の優しい優しい少年に近づけばそれこそ自分が保てない気がした。そこに付け入って甘んじてしまえば、その優しい体温のままにじわじわと火傷のようにして溶けることも崩れることもない、人とも生き物とも言えぬ醜さだけを引っ提げた〝何か〟になってしまう気がした。だからこそ、普段よりも強く、そして悲痛に断ってしまうのだ。心臓の音がトクトクとこめかみから響いていた。訳もないのに。ないはずなのに、胸が苦しくて苦しくて息が上手くできなかった。もはや物事を時間という概念で測ることも難しいくらいに混乱し、自分の言葉と行動の順序すらも思い出せなかった。でもそれでも。それを差し引いてもなお。彼女は逃げようと逃げようと、肩や足を震わせながら一歩一歩と後ずさるのだ。   (2022/4/28 22:03:52)

ダーマル@ノマ ノノ((そありんさんとの昨日のなりの続きにござい!またお時間あれば続き、致しましょう!   (2022/4/28 22:04:27)

おしらせダーマル@ノマ ノノさんが退室しました。  (2022/4/28 22:04:30)

おしらせ川@ストロベリィさんが入室しました♪  (2022/4/30 20:08:46)

川@ストロベリィ((どーん   (2022/4/30 20:08:52)

川@ストロベリィ((特に何もしませんけど満員なので気持ちだけこちらでイベント参加してる   (2022/4/30 20:14:36)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、川@ストロベリィさんが自動退室しました。  (2022/4/30 21:10:10)

おしらせそありん@テオさんが入室しました♪  (2022/5/1 20:54:09)

そありん@テオ『な、なっ...何某、はっ...!大丈夫、大丈夫で、ごぜぇ...ま、っす...!だ、だか、だから気にしないでっ、気にしないで、くだせぇッ...!』______________。君の声だけが響き、しん、と空間が静まり返る。そこにあったのは、静寂の中で聞こえる、あの耳鳴りのような音と_______君に見せたことのないような、静かで、物悲しげなテオの表情だった。一歩、また一歩と後ずさる姿を見つめながら、時計の秒針の音が、ひとつ、ふたつ、みっつほど___聞こえた頃だろうか。キィ、と車輪が軋む音がした。ゆっくりと君に近づき___ふわっ、と。君に、覆いかぶさる形で___抱き締めた。足が無い分、抱きしめたあとはとても不安定だ。でもきっと君なら抱きとめてくれる、と。そう、信じてね。   (2022/5/1 20:54:27)

そありん@テオ        「ノノちゃん」   (2022/5/1 20:54:41)

そありん@テオ耳元でそう囁いた声は、いつもの彼からは想像もつかないような……落ち着いていて、どんな感情が含まれているのかよくわからない、どことなく不気味な声色で。それでも君に回した腕は優しくて、時折 とんとん、なんて、幼子をあやすような手付きをするのだ。「だいじょーぶ、だいじょーぶ。ノノちゃん……君はなんにも気にしなくっていいんだよー。だって君は僕の“お友達”なんだから。」友達の少ない彼が言うのだ。この言葉はきっと信用していいものだろう………けれど、どこか不安になるような静けさで、異様な雰囲気を放っていた。「……………ねぇ」   (2022/5/1 20:54:59)

そありん@テオ「“足りない”って、淋しいよね。欲しがるのも、苦しいよね。でも、ね?大丈夫………」   (2022/5/1 20:55:22)

そありん@テオ     「君だけじゃないよ。」   (2022/5/1 20:56:14)

そありん@テオそう言い残して。不穏な空気は消えた。__それがまた、逆に不気味かもしれない。「ほらほら、だいじょーぶだよー!元気だしてっ」さっきまでの雰囲気はどこへやら。怖くなーい怖くなーい、などと声をかけながらいつもの調子で背中を擦ったりとんとんと軽くタッチングするのだ。   (2022/5/1 20:56:25)

そありん@テオ((なんか色々分けて読みにくいか!?!?とにかくノノちゃんへ届け   (2022/5/1 20:57:00)

おしらせそありん@テオさんが退室しました。  (2022/5/1 20:57:02)

おしらせダーマル@UNDERCOVERさんが入室しました♪  (2022/5/7 22:58:01)

ダーマル@UNDERCOVER彼が。落下する。段差の角の上空を滑らせながら。マスクのレンズは濁った白。時間は刻まれ、細分化。映像が、意識の中で緩慢に続く静止画になる。そう錯覚する。水飴の時間の中、少年の手が伸びる。伸びた先にあるのは、彼の腕。色は濁った白。映像に遅れて少年が感じるのは、重み。彼の体に掛かる引力。掴んだ腕に彼の体が撓んだ。 だが、残念なことに彼の体は『特別製』なのだ。利便性を追い求めるばかりに道具とは遜色ない。重量も機能も生物とはかけ離れていた。そう。彼の体は一般と比べては、重い。 少年の手が届き、彼の体を重力から引き留めることはできても、完全に静止できるわけではないだろう。それは彼も同じことである。君の咄嗟の手に止められたとしても、そこから自分の態勢をどうにかすることは至難の業である。   (2022/5/7 22:58:44)

ダーマル@UNDERCOVER『少年が彼を手放し、彼だけが踊り場へと落ちていく』。 『少年が彼と共に落ちていく』。 だが。少年も彼もこの塔に居る。つまるところ、開拓者だ。 彼も少年もただのヒトではない。シュリュッセルを有した者だ。こうした、日常的危機に対してもただの人間では成しえない回避方法。そんなことも可能かもしれない。 それを少年が理解したか、しないか。一時的な減速が終わって、再び加速する。選択時間が終わる。刹那の時間。彼は少年の方向を向くこともなく。 「こうやれば、君と僕は分かり合える。そうは思わないかい?」 声は、笑っていた。死ぬかもしれない。少年も彼も。だのに。そうだというのに。彼の声は非常に。一等に愉快そうだった。    (2022/5/7 22:59:08)

ダーマル@UNDERCOVER((こしあんさんとの続きのやつです!前回は寝落ち申し訳ありませんでした。いつか続きよろしくお願いいたします。   (2022/5/7 23:00:37)

おしらせダーマル@UNDERCOVERさんが退室しました。  (2022/5/7 23:00:45)

おしらせダーマル@ノマ ノノさんが入室しました♪  (2022/5/8 12:59:02)

ダーマル@ノマ ノノ物静かな彼の顔が痛々しいほどにぼやけた歯科医の中から見えた。時計の音がやけに耳に流れ込んでくる。その音がぐぅわんぐぅわんと脳を揺らしていた。彼の顔も痛ましい沈黙も、肺に混凝土を流し込めれたように重く深く。悲しいなんて耽美な言葉では表せず、苦しいなんて優しい言葉では許されない、胸の内の思いとそれを封じ込めることで精いっぱいで何も身動きのできない体。彼は優しいから、口に出さないのかそんなことを思いもしないのだろうけれども、きっとはたから見れば自分は滑稽以外の何者でもないのだろう。口端から出そうになるのは、「許して」だとか「ごめんなさい」だとか。そういった掬うにも値しない弱音だった。唇を噛みしめていなければ耐えられない。   (2022/5/8 12:59:30)

ダーマル@ノマ ノノ_キィィ……_。   (2022/5/8 12:59:51)

ダーマル@ノマ ノノ少し遠くで音が聞こえた。秒針でも、耳鳴りでもない。だけども、何回か聞いたことがある音。 その音が、『君の車いすの車輪の音』であることに気づいたのは、自身の俯いていた眼が無意識に車いすの車輪を映したからだった。でもその上に君は。居なかった。 「ぅぇ…?」間抜けな声だ。薄鈍い鵟には、車いすの上に君がいなかったこと。それと、気が付けば君がなぜだか目前に、覆いかぶさってきていること。それくらいしか、刹那というにはあまりに長い時間でも理解することができなかった。とんっ、と自身の体と彼の軽くて柔らかい体が触れる。抱きしめられる。こんな自分では、彼に抱きしめられるには〝足りない〟というのに。ほら、やっぱり。弱い弱いこの体は、彼を受け止めた、それだけでバランスを保てなくて膝から崩れるようにしてへたり込んでしまう。なんらのエモーションもアイロニーもなく。惰性で、呆気なく。 分からなかった。なぜ『君』が。そこまでするのか。どうして、一度断ったはずなのに。それなのに。あまつさえ体を投げ出して、言葉を使って、   (2022/5/8 13:00:03)

ダーマル@ノマ ノノだなんて言ってくれるのか。私はいまだに臆病で抱きしめ返すこともできないのに。私は、私は…、君が気にかけていいほどに善良ではないというのに。 「あ゛っ…ぅ゛っ…。」みっともないほどに、声が出ない。囀ることもできない鵟だから。それでもどうにか、どうにか何かをしなきゃいけない。しなければいけないと思って。思わず君の背中に手を伸ばす。でも何をすればいいのかなんてわからなくて、あまりにも非力な指で君の服を掴んだだけだった。   (2022/5/8 13:00:31)

ダーマル@ノマ ノノ『……………ねぇ』心臓がきゅっとなった。それは目の前の君の異様な雰囲気だけが理由ではない。静かな言葉は叱責される前触れであると体が記憶していたからである。服を掴んだことが咄嗟に悪いことだったのだろうと判断して、手を離した。 謝らなければ、謝らなけらば。 それだけが頭を突くようにして出てきて「ご、ごっめ、なざ…っ。」だなんて不完全に謝ろうとした。けれども君の口から出たのは   (2022/5/8 13:00:52)

ダーマル@ノマ ノノ『“足りない”って、淋しいよね。欲しがるのも、苦しいよね。でも、ね?大丈夫………』 『君だけじゃないよ。』   (2022/5/8 13:01:21)

ダーマル@ノマ ノノそんな君には似合わない、深くて暗い雰囲気を纏った言葉だった。底冷えするようであった。それは君が、という意味ではなく。君の抱えているその闇が見えるけど、理解することができない私という存在に対する冷笑、という意味で。もはや冷静ではない私はその雰囲気に怯えることはできてもそれ以上はできそうになかった。嵐が過ぎるのを待つように、通り雨をしのぐように。君の 『ほらほら、だいじょーぶだよー!元気だしてっ』 その甘い甘い、優しさを待ってしまった。そしてその優しさに浮かされた私は、もはや人ではいられなかった。   (2022/5/8 13:01:40)

ダーマル@ノマ ノノ「ぅ゛っ、あ゛っ…だ、だっ…だ、だッだ、旦那ァァ゛ッ゛、もう゛じ、わっわげっ、もうしッわ゛げッ…ねェ゛ッッッ゛…!!!ぅ゛ぁあ゛っ…!」 ぼろぼろと不純な涙を流して、自身よりも小さな君を抱きしめて、抱き着いて、縋り付いて。年も感情も忘れて、掠れた声を上げて泣いた。泣いて泣いて、汚くなった顔面を君の胸に預けて、背中側の服を握りしめて。おいていかないでくれ、捨てないでくれ、と声にもできずに泣くことでしか訴えれない叶うはずのない願いを吐き出し続けた。   (2022/5/8 13:01:55)

ダーマル@ノマ ノノ((ごめんミスった!三個目と四個目の間に『だいじょーぶ、だいじょーぶ。』って入れてて!返信遅れてごめんね!また続きやろ!   (2022/5/8 13:03:33)

おしらせダーマル@ノマ ノノさんが退室しました。  (2022/5/8 13:03:40)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2023/4/5 20:49:37)

小野寺小野寺   (2023/4/5 20:49:41)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2023/4/5 20:49:49)

2022年04月09日 21時10分 ~ 2023年04月05日 20時49分 の過去ログ
アーレスの開拓者【第二部屋】
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