ルーム紹介
諸事情により使用中止となったサブ部屋の代用部屋です。今までと同じく部屋が満員の際にお使いください。
参加希望の方はなるべく本部屋に入室お願いします。

ホンルームはこちら↓↓↓
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イラスト置き場(別サイト)はこちら↓↓↓
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おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/4/1 22:43:51)

小野寺小野寺   (2023/4/1 22:43:43)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/4/1 22:43:38)

おしらせ@ぱる/クララさん(iPod touch 210.166.***.153)が退室しました。  (2021/12/7 12:57:01)

@ぱる/クララ((微妙ですね   (2021/12/7 12:56:52)

@ぱる/クララ(痛みが足らない。傷が足らない。指先の温度は本当か?確証が得られない。怖い。夢の中なのかもしれない。抜け出せない?途端に景色が歪む。怖い。どくり、と心臓の音が耳元でする。心臓は耳の近くにあっただろうか?この身体に血は通っているだろうか。怖い。痛くない。苦しくない。生きてない。嘘だ。死んでない。どれが本当だ?駄目だ、足らない。足らない足らない足らない、生きているならこれは正常じゃない戻さないと戻さないと戻さないともっともっともっともっともっともっともっと深く抉らないと。壊れてしまうはやくはやくはやく。あれ?なんだなんだなんだっけ。なにしてる?なにしてる?あかいあかいあかいあかい。そうだもっともっとちをながさなければこれはきたないきたないものだからださないととりださないといけないからだからいたいいたいいたいからいきてるそうだいきてるからまだのこってるきれいにさいごまでぬかないとあぁよくみえないなちゃんときれいにしないといけないのにほらざくざくまだまだもっとぎりぎりきざみつけないとがりがりいたいなにがなんだっけちがうこれはおそうじだからいたいいたたいたいたたたいいいいたたたいいいたたたt)   (2021/12/7 12:55:36)

@ぱる/クララ((自傷衝動の練習です   (2021/12/7 12:53:17)

おしらせ@ぱる/クララさん(iPod touch 210.166.***.153)が入室しました♪  (2021/12/7 12:52:26)

おしらせ@ぱる/天村 日向さん(iPod touch 210.166.***.153)が退室しました。  (2021/12/3 10:56:46)

@ぱる/天村 日向「可哀想だね、君さ。暁も、一度こっちに来た人間を必要としないよ〜?...ねぇ、何処に居たい?」(何処に?ひなの居場所は何処に?知っている。最初から無かったよ。だから博愛に縋ったんだ。なにもかもに裏切られてばかりだ。ひなはきっと世界に嫌われている。正義も悪もひなを疎んで手を引いてくれない。ひなの手の中には何も残らなかった。失ってしまうなら、最初から何も掴まなければ良かったんだ。でも、でも、まだ小さな子供に過ぎない日向は、寂しさ故に笑うしか無いんだ。意外な物を見るように、きょとりと兎眼の視線が和らぐ。笑って、日向は呟いた。)「ひなは、くらやみにいたいよ...」   (2021/12/3 10:56:11)

@ぱる/天村 日向「け、ほ...っ」(背中に強い衝撃を受けて、意識が朦朧とする日向の頭を、金属で補強された靴の爪先が踏みつける。今は仲間でもかつては敵。その上呱々汰が居なくなった今、宵すらも抜けるかもしれない相手だと理解している為に、兎眼の行動には一切の慈悲は無く。何処までも無情で、何処か幼く八つ当たりの様にも思える。)「ゆーくんに何を思ったのか知らないけどさぁ、暁からの裏切り者に用は無いんだよねぇ〜」(日向のぼやけた視界に、真っ赤な瞳の色が広がる。少しも白眼の部分が無い、兎の眼の様な瞳。血の海を映したような紅色。ぴり、と僅かに微睡むように鈍った感覚を揺らしたのは、確かな殺気。)   (2021/12/3 10:55:43)

@ぱる/天村 日向日向を抑え込む力はじわりじわりと強くなっていく。ミシミシと嫌な音が身体から響いてくる。箱を浮かす事すら叶わない。まるで殺意すらあるかの様だ。痛みも苦しみもよく分からない。ただ押し潰される、と直感した。)「こんな夜中に飛び出して行っちゃってさ〜、危ないだろ〜?」(そう言った兎眼の声は、圧力の所為で日向には聞こえていなかったが、にぱ、と無邪気に笑うなり、地面に垂直に圧縮していた圧力を、地面と水平方向に分散させる。一瞬にしてその場から吹き飛ばされた日向の身体は、勢いのまま電柱に背中から衝突した。くるくると回転しながら、地面を削っていった斧が、どさりと崩れ落ちた日向の傍で勢いを失い、地面に突き刺さった状態で停止する。)   (2021/12/3 10:55:23)

@ぱる/天村 日向「やめとけって〜。」(突如、ぐん、と重たいものがのしかかって、日向は地面に縫い付けられる。カツ、と金属質な音の混じった靴音が煉瓦道に響いた。起き上がろうと腕に力を込めれば、それを押し込む様に更に圧力がかかっていく。喉すら押し潰されて、呼吸も苦しい。少しも揺るがない圧迫感の上から、呱々汰の死を告げた声が淡々と下ろされた。)「お前が敵う相手じゃないよ。」(顔をなんとか地面にめり込まないよう起こすと、白衣の裾がひらりと舞い降りて、にっこりと微笑んだ灰色の睫が視界に映った。冬凪 兎眼。何度か天使様と話している姿を見た。声を振り絞ろうとして、息を吐くことも吸うことも出来ない状況下にある事を再確認させられる。これが彼の能力なのだろう。   (2021/12/3 10:54:50)

@ぱる/天村 日向「お嬢さんがどうしてこの人を"天使"と呼ぶのか分かりませんが...此方には、お嬢さんこそ天使の様に見えましたよ。」(それは日向が背負うリュックサックの天使の翼のモチーフからか?白銀の光を帯びた巨大な斧の形をした箱故か?がん、と足首に絡みつく水晶の蔦を握り拳で砕く。彩度の無いおにぃさんの影が夜の空に溶け込んで見分けられなくなっていく。だめだ。見失ったら、追いかけなければ、天使様も、あの人も..._ぱらぱらと細やかな破片となった透き通る水晶が、日向の指先を切り刻む。鮮血の滴る幼子の手が斧の柄を握り締めた。)   (2021/12/3 10:54:41)

@ぱる/天村 日向「此方の身体がもっと丈夫だったら、お嬢さんと遊んであげられるのですけれど。体力が無いもので...ごめんなさい。」(困った様に笑う瞳に、光は映らない。何処か天使様に似ている。この人もきっと、誰かにとっての道具でしかないと、そう思わせるような、人形のような現実味の無さ。まって、と思わず口を突いた時には、日向がするように、彼も棺の上に腰掛けていて。音も無く箱が浮き上がる。追いかけなくては、と本能が鐘を鳴らすけれど、硬い水晶がそうさせてくれない。触れられない。何にも届かない。頑なに。)   (2021/12/3 10:54:09)

@ぱる/天村 日向「...亡くなった方の能力を、模倣する事です。」(それは正しく、呱々汰の力。水晶の蔓から、細やかな棘が生え、薔薇の花弁が開く。死んでも尚、利用されるなんて。死が利用されるよりも...あぁ、何処までも酷い。)「此方の箱の中に居る限り、この方の能力は此方の力です。...あぁ、ごめんなさい。そんな顔をしないで...。」(冷たい夜風が日向を撫でる。そんな顔?どんな顔?力任せに薙ぎ払った斧の刃が、甲高い金属音を立てて硬い水晶に弾かれた。ひなは、怒ってるわけじゃない。悲しいけど、何の希望もないけど、風通しがすっかりよくなっちゃった胸の中は、虚しいだけだけど、でも、ひなよりも、何故か色の無いおにぃさんの方が苦しそうに見えたから...斧を構えて、踏み出そうとした足が、水晶の蔦に絡め取られ、地面に縫い付けらる。ぐい、、と日向を引く力に容赦は無い。)   (2021/12/3 10:53:56)

@ぱる/天村 日向「...」(黒洞々たる空洞の様な瞳が、ゆったりと瞬き、カンテラを持たない手が、空を掻いた、様に見えた。ぱたん、と扉が閉まる音がして、真っ黒な棺桶の蓋が閉まる。暗闇に溶け込んでいて分からなかったけれど、ずっとそこに蓋はあったのだ。真っ黒の上にぽつんと刻まれた銀色の正六角形の中に、じわりと浮かび上がる六芒星。嫌な予感がして、日向は背後の斧に手を伸ばす。ふわりと微笑む様な、弧を描いた黒い瞳が此方を振り返った。)「...この棺桶が、此方の箱です。此方の能力は、遺体の修復と...」(ぱきん。何時か聞いた音。空気は氷と化して_否、水晶となる。)   (2021/12/3 10:53:16)

@ぱる/天村 日向そして、一度は暁の立場であった日向が、もう暁でなくなったことを知っているということは、日向が暁を抜けた事は、それなりに知れ渡っているのか。今ここで日向が刃を向ければ、戦いは容易に始まるだろう。戦う理由なら、ある。暁と宵。呱々汰の死体。あぁ、本当に、日向の最後の希望は死んでしまったのだ。)「ひなにわたせないなら...天使様をどうするの?」(宵の人間の死体に、何か利用価値があるのだろうか。もし、ひどいことをするようなら、ひなはゆるさない。もう、せいぎをうたうせかいにひなはいないけれど。)   (2021/12/3 10:53:11)

@ぱる/天村 日向「どう、して...?おにぃさんが、天使様をころしたの?」(静かに、日向の背後で斧の刃が起き上がる。殺意の表れに眉一つ動かさず、いいえ。とため息混じりの返答があった。)「敵であれ味方であれ、遺体を修復するのが私の仕事です。...お嬢さんが暁であれば、無償で引き渡すことも出来たのですが...残念です。」(暁ならば、と惜しむ様に口にする辺り、彼は暁の人間なのだろう。色が抜け落ちてしまったかの様な姿は、目立つ訳ではないけれど、異質で、目にすれば忘れなさそうだ。けれど、見かけた記憶は無い。死体に関わる仕事内容だからか、他にも何かあるのか。   (2021/12/3 10:52:43)

@ぱる/天村 日向少しの彩度も無く、不機嫌そうに此方を見下ろす視線は、しんしんと雪が降り積もるかの如く冷たい。一歩、後退って呱々汰の方を見直せば、祈りを捧げる様に手を胸の前で組み合わせた姿勢で、白百合の敷き詰められた黒い箱にその身体が収められている事に気付く。その箱を、棺桶と呼んで、死者が横たえられるのだと誰かが言っていたような。脳裏に思い出された言葉を肯定するかのように、どんなに見つめても、呼吸の為に呱々汰の肩が上下する事は無い。)   (2021/12/3 10:52:34)

@ぱる/天村 日向「触れないで頂けますか。」(ぱしん、と夜空に音が響く。驚きで瞬いてから、じんわりと手首から広がる熱の様な痛みに、手の届く寸前で叩き落とされたのだと気付く。視線を上げれば、そこに佇んでいたのは、色の無い人だった。艶も無く、血の気も無い白い肌は生気を感じず、真っ黒の瞳は底無しの穴の様で、少しのクセも無いさらりとした黒髪は、白手袋を付けた手に掲げられているランタンの光の一筋も反射していない。白いワイシャツに、きっちりと締められた黒のネクタイと、灰色のベストの上に羽織られた、真っ黒なコート。   (2021/12/3 10:52:09)

@ぱる/天村 日向(ひなが幸せになることは、許されないのかもしれない。踏み出す道の先は真っ暗で、光の一筋もなくて、どろどろとしていて、ひなのことをどこまでも深く呑み込んでいく、艶のない黒。寒くて、冷たくて、胸の奥に針がぎゅうぎゅう詰め込まれていくみたいな絶望が、ひなを内側から壊していく。)「天使様っ!!」(死んだよ。と、真っ赤な瞳の人が言った。嘘だ。ううん、嘘であって。あの人は暗闇側の人だけど、悪い人じゃなくて、ひなを助けてくれた唯一の救いなのに。斧の形をした箱を飛ばして、夜の街を見下ろす。暗い暗い町外れに、白い光がぽつん、と浮かんでいて、なんとなく其処に飛び込めば、傷一つ無い、呱々汰の姿があって。駆け寄って手を伸ばして、眠る様に瞳を閉じたその身体を掴んだ_と、思った。)   (2021/12/3 10:52:00)

@ぱる/天村 日向((設定落としていないキャラが出てきますが後日談のような何かです...   (2021/12/3 10:51:28)

おしらせ@ぱる/天村 日向さん(iPod touch 210.166.***.153)が入室しました♪  (2021/12/3 10:50:24)

おしらせ@ぱる/シトーさん(iPod touch 210.138.***.44)が退室しました。  (2021/8/23 00:02:39)

@ぱる/シトー((では!   (2021/8/23 00:02:33)

@ぱる/シトー((...これでロストです、なりきりで関わって下さった方々ありがとうございました...もっと動かしたかった思いもありますが、これにて幕を降ろさせて頂きます...   (2021/8/23 00:02:20)

@ぱる/シトー((あっ、流血表現がきついかもです!!書き忘れてて申し訳ない!!   (2021/8/23 00:00:23)

@ぱる/シトー(そのまま血の海に沈んで、また一つ、息が途絶えた。)   (2021/8/22 23:59:39)

@ぱる/シトー「...ごめ、んね...、 × × × × 」   (2021/8/22 23:59:22)

@ぱる/シトー...そんなの、嘘だ。だって、だってさ。強かったんだよ。彼奴は。誰よりも強くて、どんな激戦区に放り出されても、必ず帰ってきた。一緒に笑って、三人で話をして。何時だって死ななかった。かすり傷くらいしか負わなかった。大怪我をして運良く命辛々生き延びる俺とは違って、何時も戦場の最前線を歩いて、それで、だから、こんなの。こんなの、嘘、だよね?なんで、なんでなの?どうして、兄さんを殺したの?理由を、話してくれなかったのは、話を、聞こうとしなかったのは、俺は、結局、真実を知らないままで。本当はこれじゃあ駄目なんだって分かってたのに、ならどうすれば良いのかわかんなくて、結局馬鹿で独りよがりの俺が残されて、こんなさ、一番、生きてる価値なんてないじゃん。兄さんみたいに頭が良くも無くて、呱々みたいに優しくもなくて、弱くて不器用な俺だけが今生きている。馬鹿みたいだ。ちゃんと話も出来なくて、あ、そっか。後悔は意味の無い事なんだ。はは、そんなの、呱々がよく解ってたじゃん。彼奴の解ってた事を、今更理解したの?遅いよね。遅すぎるんだ。何もかも、遅すぎたんだ。本当に、謝るべきなのは、)   (2021/8/22 23:59:08)

@ぱる/シトーもっとだ。もっともっとぐちゃぐちゃにしないと。此奴は化け物なんだから、こんなんじゃ死なない。もっと、もっともっともっともっともっともっともっともっともーっと切り刻まないと、押し潰さないと、形を崩さないと、真っ赤っかでもう元の形なんて分かんないけど、まだだよね?まだまだ化け物は死んで無いよね?あぁ苦しい苦しい苦しい。げほげほと咳き込めば、ぼたぼたととめどなく血が溢れ返る。駄目だ、まだ、殺しきれてなんかない筈。化け物なんだ、怪物なんだ、人間じゃないんだ、砕けろ砕けろ、潰れちゃえ、お前なんか、お前なんか、お前なんか...!!!終わってない、死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない!!死んでないよね?わかんないやわかんないよこれでよかったんだっけ、いいの?いいの?誰か教えて。本当はどうすればよかったの。あぁ、ここにはほかにだれもいない。かつん、と鶴橋の先端に硬い物がぶつかって、弾けた。銀色の砂が流れていく。壊れた。空中で砕けて、さらさらと銀の砂を零して、そのまま、溶けるように、割れた砂時計が...消えていく。   (2021/8/22 23:58:32)

@ぱる/シトー「...っ、そんな風に、死ねば赦されるとでも思ってんの!?ふざけんな、ふざけんなふざけんな...ッ、兄さんを、兄さんを返せよ!!化け物!!あんな風に、兄さんを殺しておいて!!」(もうわかんない、わかんない!殺してやると、あの時も叫んだ!そうだ、あの時は邪魔が入って。大人が、無理矢理その場から俺を引き離して。何の為に?その後、この化け物はどうなった?あぁわかんないわかんないどうしてそう思うのかもわかんない!!ぐちゃぐちゃと音を立てて血が飛び散っていく。憎い憎い憎い筈。これは正当な罰で当然の報いで俺は間違ってない。そう信じてる、信じてるよ。息が苦しくなって思いっきり咳き込めば、べちゃり、と喉の奥から湧いた鮮やかな赤色の血が大量に零れ落ちていった。壊れてるんだ。あれ、壊れたら戻らないんだっけな。あはは。ばらばらになったら元通りには治らないんだっけ。それは人間だから。人間だからだよね?鶴橋を振り下ろす。頰にまで跳ぶ返り血に温もりは無い。もう息は止まっている。あれあれ。可笑しいな。こんな簡単に死ぬ筈が無い。あぁ、そっか、死んだフリか。これも嘘。全部嘘。偽物ニセ物ニセモノにせモノにせもの。   (2021/8/22 23:58:14)

@ぱる/シトー血濡れた鶴橋の鋭い先端で眼帯の紐を絡め取り、引き千切れば、先端が掠めた目尻の横に傷が入った。押し殺したせいで声が上手く出なかったのか、しかし唇だけは"いたい"と告げる動きをして、ぎゅっ、と固く両の瞳を閉じる。そうやって、目を背けないでよ。見る事が何時までも苦手らしい。腹を蹴り飛ばせば、存外軽い身体は想像より容易く吹き飛んで、血痕を撒き散らせながら地面を転がっていく。伏したまま起き上がろうともしない様子に、溜息と、胸の中を掻き毟られるような感覚がして、苦しい。俺は正しいことをしている筈なのに。復讐は正当な事で、だって兄さんを殺した此奴には罰があるべきで、だから、だから、だからだからだからだから、)   (2021/8/22 23:57:07)

@ぱる/シトー苦しそうに息を詰まらせて、ぐらりとバランスを崩した身体に、突き刺さったままの鶴橋で引っ張られるのを半分反射的に引き戻そうとして、腹を尖った不壊の刃で抉り取る形になる。ぐちゃりと嫌な音が耳についた。力を失った身体がどさりと横向けに、腹の傷を下にして倒れ込み、じわじわと地面に赤い、赤い赤い、人間の、血が広がっていく。違う、そんな筈は。だって此奴は化け物なんだ。人間なんかじゃないんだよ。これは錯覚なんだ。目に映る光景を振り払おうと鶴橋を振り上げる。)「...ごめんなさ...、」(謝られても。許せる訳が無い。なんで無抵抗なの。むかつく、むかつく。脇腹に空いた穴に伸ばす左の手のひら目掛けて、地面に縫い付けるように鶴橋の刃を打ち付ければ、ごきりと骨が砕け、ぐっちゃりと薄っぺらな肉と皮とが飛散し、血が跳ね上がった。喉で悲鳴を押し殺し、息を詰まらせて、手を砕いて引き抜かれていく鶴橋の刃の赤を、薄紫の瞳が映す。少しは抵抗してくれないと、ただ一方的に嬲り殺すんじゃ、俺が悪者みたいじゃないか。   (2021/8/22 23:56:14)

@ぱる/シトー「...傷付いちゃった?そんな訳ないよね〜、化け物に人の心なんて無いんだから。あんな非道な虐殺しておいて、悲しいとか思う心が、ある訳ないよね!!!」(あぁ、早く此奴を殺さないと、どうにかなってしまいそうだ。此奴を見ていると、今信じている"正義"が揺らぎそうになる。早く、早く殺さないと。そんな衝動のままに、鶴橋を相手の脇腹に、横に薙ぎ払うように突き刺す。避ける気が無いのか、鶴橋を構える動作を目の前にしても何も行動を起こさずに、そのまま腹部への攻撃を受け入れて、からん、と左手から白い杖を手落とすのを見た。ぱきりと音を立てる杖の持ち手には棘が生えて、赤い血が付着している。そういえば水晶化は両眼で見なければ発動しない筈。水晶で作られた杖なのだろうか。ぱきりという音は、その白杖に棘が生えた音らしかった。自責でも感じていたのか、棘は握る手を傷付けていたに違いなく、いや、化け物にそんな心等無いと、これも演出に過ぎないのだと思考する。ぎり、と歯を食い縛って、地面を転がる杖を一瞥し、砕く。ぱきん、と甲高い破裂音と共に、細かく砕けた水晶の破片が、雪の様に一瞬宙を舞い、やがて白いコンクリ(長文省略 半角1000文字)  (2021/8/22 23:55:20)

@ぱる/シトー感情の制御が下手くそなのも変わらない。弱気で直ぐに怯えるのも、なにもかも、未熟な子供のまま。人間としての成長が無いのか、幼い無垢な状態で完結してしまったのか、それが天賦で、本質なのか。きっと人間では分からないもので此奴は出来ている。だからこそ此奴は化け物なんだ。)「...そう、ですね。私は...彼方を...イグさんを...」(呟く声は震えていて、自らを化け物と認めて。憎くて恨めしい兄さんの仇の筈なのに、目の前にすると、あの凄惨な殺戮を行える様な者には見えなくて。でも、兄さんの胸を貫いていた水晶が、ばらばらに引き裂かれた人間の部品から伸びる水晶の柱が、確かに此奴があの惨状の犯人だと示している。脳裏に深く焼き付いて忘れる事の出来ない、黒ずみ始めた血の海に沈む誰かの死体、内臓、千切れた四肢、人だったのかすら分からない程にぐちゃぐちゃになった肉片。たった一人、返り血を浴びて立ち尽くす、此奴の姿、肋骨から下を失って、殆ど水晶と化していた兄さん...。)   (2021/8/22 23:54:35)

@ぱる/シトー人間なんて、数ある分、この世界の害にしかならないのかもしれない。そんな咎人をかつて受け入れ、けれど人は罪を忘れるから、此処も人に忘れ去られた。崩れ、粉になったコンクリートで白い砂浜のようになった廃墟の奥へ、奥へと進めば、何時の間にか開けた空間に出た。広場、と言うのだろうか。欠けた煉瓦の隙間にコンクリートの粉が詰まって平らになった地面は、朧げに円形をしている。その中心で、現実味の無いふわふわしたミントグリーンが此方を振り向く。透き通る薄紫の片方は白い眼帯で隠されているけれど、残る片方は泣きそうな視線で少し俯いた。)「どうして...?...ずっと戦場に居たんですか?肺の、音が...」(ひらり。端が僅かに水晶化した手紙が、力無く下された細腕の、白い指先から、零れる様に落とされ、粉っぽい地面に伏した。一見白紙に見えるそれには、点字が打ってある。)「相変わらず耳が良いみたいだね?肺の音とか、普通聞こえる訳ないのにさ〜、...本当、化け物。」(冷たく言い放てば、びくりと肩を震わせて、荒れ果てた地面を視線が彷徨い、小さくぱきりと音がした。きっと煉瓦の一つか二つくらいが水晶と化したのだろう。   (2021/8/22 23:53:57)

@ぱる/シトー(ごほごほと咳き込めば、喉の奥が渇いて仕方無いような、僅かに痛みが走るような感覚と共に、湧き上がってくるかのように、鮮血が溢れた。ぼたり、と雑草が伸びきった荒れたアスファルトに、血の雫が落ちては、黒を赤黒く照らしていく。ため息の後に吸い込んだ息は、ひゅ、と本来立つことの無い音を立てた。それでも廃墟の街を歩く足を止めずに、ざり、とアスファルトの道路に切れ込みを入れながら、箱である鶴橋を引きずっていく。ほやけた景色も、段々とコンクリート造の建物が荒れ果て、崩壊が酷くなっていくのを確かに認識した。どんよりと曇った空は重たく、心臓を押し潰すように圧力がかかっている様な、錯覚に沈み込んでしまいそうになる。鳩羽色に縹がかった色彩は、右腕の半分を固めきっている水晶の色によく似ていて。気分は地べたを這うようで、上手く持ち上がらない。それでも目を伏せもせずにひたすら歩く。団地と呼ばれる居住区であったらしい、やけに密集した箱のような建物は、住居の面影なんて無く、まるで収容所のよう。   (2021/8/22 23:52:59)

@ぱる/シトー((ろすとです   (2021/8/22 23:52:19)

おしらせ@ぱる/シトーさん(iPod touch 210.138.***.44)が入室しました♪  (2021/8/22 23:51:21)

おしらせ@ぱる/シトーさん(iPod touch 163.49.***.44)が退室しました。  (2021/8/22 00:59:39)

@ぱる/シトー((救えなかったよ...シトーくん...(笑顔)   (2021/8/22 00:59:37)

@ぱる/シトー「ころ、してやる...!!おまえなんか、ころしてやる...っ!!」(巫山戯てる。友達ごっこして。裏切って。ぐちゃぐちゃにして。ばらばらに引き裂いておいて、"ごめんなさい"で済まされる訳がないんだよ。謝罪なんかで物事が解決するのなら、何も要らない。争いの為の力も必要なくて、皆ごめんなさいで許し合って、そうしたらなんて良い世界だったんだろう。なんて、そんな風に思えるのは、全てがそうやって許される訳じゃないこの世界を知っているからなんだろうな。ほら、なにもかも終わってる。)   (2021/8/22 00:57:50)

@ぱる/シトーそれも、優しくて傷付き易くて、臆病で慈悲の塊みたいな、呱々汰が。生々しい血肉の匂いに吐き気がしてきて、嗚咽を零せば、ぴとりと血に濡れた指先が頰に触れてきた。そっと、壊れ物に触れるかのような手つきで、乾きかけた赤黒い血液が皮膚に塗りつけられていく、気持ち悪い、ぬめった感触がする。)「さわ...んな...、ばけもの...!!」(あぁ嫌だ。訳が分からない。全部全部嘘だと思いたい、けど。あ、そっか。今までが嘘だったのか。ずっと、人間のフリをした化け物だったのか。だから、これが本当で、真実で、初めからこうなるという運命で、なにもかもが致命的に遅くて、俺は失った。化け物が、奪っていって、あぁ違うな。化け物だって何も得られていないのだから、これはただの破壊行動に過ぎないんだ。玩具を壊しただけ。理由なんて分からない。癇癪?なんとなく?それとなく目に付いたから?ショックを受ける顔を見たかった?何の為に殺されたの?殺される必要はあったの?なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで...)   (2021/8/22 00:57:48)

@ぱる/シトー得体の知れない何か。それはまるで人間味が無くて、怪物のようで、化け物だった。何かを言おうと口を開いて、鉄臭い空気を徐に吸い込んで噎せ返る。なんで。なんでこんなことになるの。ねぇ。最初から、自分が全て正しいと思っていた訳じゃない。だって、暴力はされたら嫌な事で、即ちそれはいけない事で、尚更人を殺すなんて。戦争だとか、やらなきゃ殺されるだけだとか、それはそうなんだけど、でも、やっぱりさ。駄目な事をしてるんだ。したくてしてる訳じゃないけど、子供は大人に従わざるを得ないってことくらい知ってるんだけど、それでも、何時かさ、こんな悪い子には、バチが当たるんじゃないのかな、なんて思ってたりもしてたんだよ。でもさ、こんなの、酷いよ。だって、だって兄さんは何も悪い事はしていない筈じゃないか。兄さんは、戦場に出て人を害したりもしていないし、ちゃんと大人の言いつけは守って、このコンクリートで固められた息苦しい室内で、じっと良い子にしてたじゃないか。なのにどうして、兄さんをそんな風に、まるで人で無かったみたいに殺すの。なんで、大切な俺の家族をそうやって奪うの。   (2021/8/22 00:54:55)

@ぱる/シトー俺の小さな小さな箱庭は、不意に真っ赤な血の海に沈んだ。何の前触れも無く、ただ突拍子も無い事で、...俺は、何時も通り兄さんの暮らす部屋へ遊びに来て、それだけなのに、理不尽な赤色を見た。床にも壁にもべっとりと跳ね返ってか飛び散ってか、赤色が広がる空間の真ん中で、其奴の透き通る紫色の瞳が、色を反射でもしてか、真っ赤に染まって見えて、どうして?なんて、わからない。チカチカと天井から吊り下げられた電球が点滅する。部屋のあちこちから縦横無尽に生えた水晶の柱が、赤く血濡れて光を反射し、きらきらと輝いたのを、霞みがかった視界で捉えた。あぁ、と此方を振り返ったその表情が、穏やかな笑みを浮かべる。けれど、違う、そんなのは、そんな綺麗に作られた笑顔は、お前の本当の笑い方じゃない。そんなのは、そんなのは...まるで、人形だ。)「驚かせてしまいましたね。ごめんなさい。」(分からない。どうしてそんな笑顔を向けてくるのか。どうして、こんなことをしたのか。分からないものに、人は恐怖を覚えるだと実感した。   (2021/8/22 00:54:12)

@ぱる/シトー(白い箱に触れた。それがきらりと光って、あっという間に鶴橋の姿へと変わったのを見て、周囲の大人が感嘆の息を零すのに、幼い自分は緊張してかぴたりと固まって、その顔色を伺う。束の間にそれは杞憂だったのだと、賞賛と承認の声に、喜んでしまった。舞い上がってしまった。こんな自分でも必要として貰えるのだと、役に立てるのだと。...そして、何よりも本当は、産まれて初めて、兄さんに優る事の出来る、何かを、手に入れられたのだと、思ってしまった。何時も鈍臭くて不器用な俺が、満たされるのかもしれないと、期待してしまった。それがいけなかったんだ。俺なんかが望みを持つべきではなかった。劣等生は最初から最後まで、地べたを這い蹲って顔なんて上げちゃいけなかったんだ。助けて貰って、支えて貰って、人に頼らなきゃ生きていけない軟弱者の癖に、一瞬にして芽生えてしまった自尊心が、自らを正当化しようとして止まない。自分自身をコントロール出来ないなんて、とんだ迷惑なお子ちゃまだ。ブレーキを見失って飛び出した俺を、それでも柔らかいクッションで受け止めてくれる様に優しく、決して見捨てずにいてくれた二人。此処だけが俺の世界だったのにな。   (2021/8/22 00:53:31)

@ぱる/シトー((記憶みたいなもの。   (2021/8/22 00:53:29)

おしらせ@ぱる/シトーさん(iPod touch 163.49.***.44)が入室しました♪  (2021/8/22 00:52:54)

おしらせけい/三浦さん(iPhone au)が退室しました。  (2021/8/10 10:10:39)

けい/三浦((空き家さん宛てです!最近予定がなかなか合わない(私のせい)ので、こちらに落としておきますっ   (2021/8/10 10:10:35)

けい/三浦(暁に所属した以上、人が傷つく様も見てきている筈だけれど、殺し、犯罪など当たり前に行う宵に対して〝喧嘩〟と喩えた様子に、まだ暁や宵に対してふわふわとした印象を抱いているのかもしれないと三浦は一抹の不安を抱いた。もし暁を平和団体の様に感じているのならそれは間違いだし、言葉を選ばなければ命の奪い合いが日常的な場所だと告げた。楽しい夏祭りに物騒な話題を持ち込む事は勿論三浦も否とする所ではあったが、いつか結芽が理想と現実のギャップに苦しむくらいなら、という気持ちから告げられたものだった。会話の内容とは裏腹に、これが当たり前だと言うように普段通りの穏やかな表情で告げれば、瞳を細めて顔を覗き込んだ。)「…ほんでも結芽さんは暁が好きか~?」   (2021/8/10 10:10:07)

けい/三浦(〝荒れた所が嫌い〟であるのに、何故危険の伴う暁に入ったのだろう。正義の為に身を置いたなんて人間ではなさそうだし、その疑問の答えは、一緒ならば安心出来るくらいに暁の人達が頼れる、と彼女の中で評価してもらっているに違いない、と三浦は感じたらしい。もちろんその中に自分が入っているというのは、男である三浦にとってこれ程喜ばしい、嬉しい事はなくて。期待されれば弱音を吐けない人種である三浦は、自らの胸を軽く叩いて笑顔を強めただろう。…しかし、疑問が消えた訳ではなくて。)「…けんどもなぁ結芽さん、おれらは平和を守る為に宵と戦っとる。分かっとるとは思うが〝喧嘩〟どころじゃ済まん事だって日常茶飯事じゃ。…勿論おれも、結芽さんが危ない目に合うくらいなら、宵の人間をその場で殺すつもりで戦うけ、例え結芽さんが庇おうとも逃がしたりはせんよ。」   (2021/8/10 10:09:58)

けい/三浦(『ホスト』と形容されてしまったが、三浦はその表情をふっと弛めるのみであった。向けられた笑顔とは裏腹にじっとりと横目に睨む結芽の様子からは、呆れか、照れか、様々な感情が読み取れたが、三浦は自らのスタンスを変えるつもりも、発言を撤回するつもりも更々ないのだった。からから、と石畳を下駄の歯で叩く小気味良い音を響かせながらも、横に並び立つ結芽の口が紡ぐ身の上話を聞き逃さまいと見つめる。悲しげな表情を一瞬で消し去ったのは強がりか、それとも何も気にならない程に本当に暁での生活が彼女の人生を彩ったのか。どちらにせよ、『ええ女だなぁ』と内心呟いてしまう程に輝いて見えた。)「…いやぁおれらはそんなに頼り甲斐があったかぁ、男冥利に尽きるのう。みんな優しいけ、何かあったらみんなに、勿論おれにでも相談してくれたら、何とかしてやるけぇの!」   (2021/8/10 10:09:54)

おしらせけい/三浦さん(iPhone au)が入室しました♪  (2021/8/10 10:09:19)

おしらせ@ぱる/冬凪 兎眼さん(iPod touch 163.49.***.237)が退室しました。  (2021/8/8 23:14:53)

@ぱる/冬凪 兎眼((兎眼くんとても書きやすい...()   (2021/8/8 23:14:50)

@ぱる/冬凪 兎眼これだから人間を好きになれない。全部嫌い。自分で作った子供をいとも容易く捨てられる神経を持った肉親も、子供を利用する事になんの抵抗も抱かない軍人も、正義を語って主観の悪を排除しようと動く秩序を自称する能力者も。だから俺は"正しい"なんて曖昧で人よって変わる不安定な方には付かない。だって面倒くさい。正義なんて疲れるだけだ。いっそ、悪者になっちゃえば良い。はっきりとした"悪"に。解り易くて単純な方が楽で、真理に近くて、否定の声が当たり前なら、拒絶されて傷付く事も無い。これがさぁ、俺にとっては"正しい"んだよ。)「弱者は地面に這い蹲っておねんねしてなよ、無理に逆らうと頭潰れちゃうけどいーの?」(惨めだねぇ、"人の為に頑張る"とか、結局他人の評価ばっかり心頼みにして。自分が追い込まれれば、利己心が勝っちゃうのは、"正義感"が足りないんじゃない?情けないねぇ、根性無し。何かその口が言葉を発する。けどごめんね、何にも、なーんにも、今は聞こえないんだ。)   (2021/8/8 23:14:24)

@ぱる/冬凪 兎眼だから俺は人間、所詮は人間。どんなに天才と謳われようと、どんなに醜い化け物と罵られようと、人間である事に変化は無く、その本質を都合の良い出鱈目で埋葬されているだけ。墓石の下にあるのはただの人間なんだ。なんて真相というのは解り易く作られているのだろう、これだから神という存在を思わず肯定してしまう。その計算され尽くしたような複雑怪奇の向こう側にある誰にでも解るように造られた模造品が、偶然の産物だとは思えなくて、そこに神秘を覚えてしまうのも矢張り人間であることの証明。そう、人間なんだ。つまらない面倒くさい大っ嫌いな人間。そのことに吐き気がしそうで、もうぐちゃぐちゃになって、人の顔の違いが分かんなくなっちゃって、人間なんて、人間なんて。散々俺を仲間外れにしてきた癖に、同じ種族?同類?違うと否定するならもっと徹底しなければいけないのに、そうやって僅かでも他人との繋がりが残されているのが、言ってる事がめちゃくちゃな戯言だっていう証拠なんだよ。   (2021/8/8 23:14:07)

@ぱる/冬凪 兎眼(真っ赤っ赤が何処までも広がる気味の悪い兎の瞳。箱の代償でもなんでもない、ただの生まれつきのお陰で随分と疎まれたものだ。とは言っても、鏡に映る自分の眼を見れば、確かにそれは人間らしくなくて、嫌われるに決まっている。別に人間なんだから、人間の気持ちくらい分かるんだ、本当は。でも、分かりたくない。理解してあげたくない。さも自分が正しいかの様に振舞って、他人を攻撃する事は厭わない癖に、傷つく事は恐る、そんな人間を理解したくない。好意を向けられれば好意を。敵意を向けられれば敵意を。そんな風に鏡の様に振舞って仕舞えば、楽かもしれない。そうすれば、なんて世の中は単純で明快に回っていくのだろう。だけど人間は己の気持ちを偽る。心を欺く。簡単な糸でも雁字搦めにされれば解く事は難しい。ちょっとした積み重なりがやがて積もり積もって山となれば谷が出来るのは必然。高い場所があるのなら低い場所があるということ。逆説。矛盾で成り立っている。それが人間なのだから。それが人間である筈だから。   (2021/8/8 23:13:51)

おしらせ@ぱる/冬凪 兎眼さん(iPod touch 163.49.***.237)が入室しました♪  (2021/8/8 23:13:28)

おしらせ@ぱる/冬凪 兎眼さん(iPod touch 59.129.***.26)が退室しました。  (2021/8/7 12:39:45)

@ぱる/冬凪 兎眼((意味不明な文になってますが一応呱々汰くんへの感情です(にっこり)   (2021/8/7 12:39:37)

@ぱる/冬凪 兎眼(でも、もしも、もしももしももしも...こんなにも君を利用する人間が、人間という種族がこれ以上悪意を増すのなら、もう君は人間で無くなったって良いのかもしれない。優しい優しい慈悲の天使様は、人間なんて醜いものに一括りにされなくても良いのかもしれない。君なら出来る。きらきらと光を反射して輝く美しい世界しか知らない君は、汚く澱んだ悪夢の掃き溜めのようなコンクリートの世界に寄生する生物にはならなくったって、鱗粉を散らして塵を焼き尽くす人より高位な者に_…君なら成れるんだ。手綱を括り付けた鉛の鎖だって、砕けるよ。)   (2021/8/7 12:38:01)

@ぱる/冬凪 兎眼(嘘を吐くのが、下手くそな奴なんだと思う。無理をして"大丈夫ですよ"なんて嘯く彼奴の表情は、眉尻が下がりきっている癖に眉間に苦しげに皺が寄っているし、口元だけの笑みは歪で繕いきれていない。馬鹿な奴。直ぐにバレる嘘を嘘だと思わず、自らを一切気にかける事の出来ないお人好し。他人の為に動く事のみに特化した道具。それはなんて。なんて残酷な、なんて無垢で美しい、...。思い出せないのだ、と。覚えていないのだ、と彼は言うけれど。そんなのは当たり前で当然で何も責められる事なんてある訳が無い。意識があったのかすら定かでは無いのだから。君が何を感じていたのかすらわからない。苦しかった?痛かった?辛かった?怖かった?何もわからないんだ。人の形を失って、君はとうとう本物の怪物になってしまったのか。誰よりも人の心を持った優しい君が?違う、そんなのは違うんだ。君は今だって人間で、でもそれを誰も認めてはくれなくて、そんな異常な環境に身を投げて受け身も取らずに揉みくちゃにされて、都合の良い様に、誰の邪魔にもならないように、そうやって自己犠牲で息を止める。)   (2021/8/7 12:37:58)

@ぱる/冬凪 兎眼((おまけ置いて行こう()   (2021/8/7 12:37:19)

おしらせ@ぱる/冬凪 兎眼さん(iPod touch 59.129.***.26)が入室しました♪  (2021/8/7 12:36:59)

おしらせ@ぱる/天村 日向さん(iPod touch 59.129.***.26)が退室しました。  (2021/8/7 12:33:25)

@ぱる/天村 日向((日向ちゃんと立夏ちゃんの出会いと言った方が良いかもしれなかった(笑顔)   (2021/8/7 12:33:02)

@ぱる/天村 日向「そんなに睨まないでよ、立夏。ちゃんとお仕事はしてくれたみたいだけどさ。」(ちらりと日向を一瞥して、にっこりと立夏に笑いかける。立夏の表情は微笑みで固まったまま動かずに、瞬きすらせずに、その視線を氷雨に向けていた。こつ、と靴底とコンクリートの床とを打ち合わせて、歩み寄ってくる氷雨に...やがて立夏は目を伏せる。「それじゃあ、用無しのお人形さんは...大人しく処分されてくれる?」(あぁ、知っていた。立夏は、静かに頷く。もう要らない。立夏は、立夏は、立夏は...日向より一歩前の、実験台に過ぎなかったから。日向という"最上の材料"が出来た以上、立夏の必要はもう無くなった。温度操作の能力も、立夏の軟弱さでは扱い辛くて仕方がない。もう利用価値なんてない。利用する為の、幸福を作る為の材料に過ぎなかったのだから、そう望まれて産み落とされて、もっと良いものが産まれて、立夏は用無しになった。)「うんうん、聞き分けの良い子は好きだよ、俺。じゃあ行こうか、立夏。」(横抱きに抱え上げられる日向に視線を向けながら、立夏は部屋を後にする氷雨に続く。...嘲笑う氷雨の視線に、お人形のいつも通りの微笑みを向けた。)   (2021/8/7 12:32:10)

@ぱる/天村 日向(日向は、変わらない、笑みで凍りついてしまったかのような立夏の顔を、暫くじっ、と眺めていた。返事を待ちぼうけているのか、既に興味が逸れて、別の考え事に耽っていたのか、なんて事は本人しか知り得ない事だけれど。ひやりと冷気が、日向の折れた腕を冷やしてくれているのが伝わってくる。腕自体には麻酔でも打たれているのか、感覚は無いが、頰を撫でる優しい冷気が、延々と日向を冷まし続ける。掛けられた毛布のお陰で身体が冷え切ってしまう訳でもなく、やがてうとうとと微睡みへと意識が傾いていき、日向はぱち、ぱちとゆったりとした瞬きの後、すぅ、と眠りへと落ちていく。そんな日向に言葉を発する事もなく、立夏はただ微笑みのまま、眠る日向の顔を覗き込んだ。 不意にがちゃん、と音がして、コンクリートの壁に埋め込まれるような金属の扉が、ぎぃぃ、と蝶番を鈍く軋ませて内開きに開く。その音に反応する様に、床に横たわって眠る日向を庇うように、ゆらりと立ち上がった立夏は、相変わらず完結した微笑みを浮かべているけれど。その晴天の瞳には、何処か冷たい光が宿って見えて、部屋に踏み入った長身の男性は、思わず苦笑いを浮かべた。)   (2021/8/7 12:31:42)

@ぱる/天村 日向(りっか、と口の中でゆるく音を転がして、相変わらず微笑んだまま表情の崩れることのないおねぇちゃんに向けて、日向もにっこりと精一杯の笑顔を返す。お互いに意味の無い笑み。けれど無意味を自覚出来ずにただただ笑う。)「お...んん、りっか、ここはどこか、りっかにはわかる?」(おねぇちゃん、と言い直して良いものか、図りかねた日向は、折角教えてもらったのだし、と名前でおねぇちゃん...だと思う、相手を呼んだ。寝かされた状態では、首を傾げようとすれば頭が枕か何かから転げ落ちてしまいそうで、きしりと僅かに痛む肩を竦めながら、此処は何処かと問いかけて。正確な答えが期待出来なさそうであることは、幼いながらに直感するのものの、何もしないよりかは良いだろうか、なんて損得感情故の行動。ぱちり、と静かに瞬いたまま、立夏の唇は、笑みで縫い付けられたままぴくりともしない。)   (2021/8/7 12:30:27)

@ぱる/天村 日向「えっとね、ひなは、ひな。天村 日向だよ。おにぃちゃんのおなまえは?」(ゆったりとしたペースで、少しは聞き取り易いだろうか、と拙い言葉を出来るだけはっきりと発する。にこり。微笑んだままのおにぃちゃんから返答は無い。けれどその瞳には、何かを思案しているような色が微かに滲んでいて。日向はゆっくりと返答を待つことにした。じぃ、と懸命に視線をその端麗な顔に注いでいれば、やがて、す、と青白く細い人差し指が日向の方を指す。)「...ひ、な...」(ぽつり、途切れ途切れに零された音は、想像よりも高い女性的な声色で。...おねぇちゃん、?と脳裏で小首を傾げた日向に微笑みかけたまま、今度は同じように自身を指差して、弧を描いたままの口を開いた。)「...りっ、...か...。」(りっか。それが"おねぇちゃん"の名前なのだろう。)   (2021/8/7 12:30:05)

@ぱる/天村 日向(話せないのだろうか、あるいは口が開けないのか。そうすることが定められているかのような表情で、それではまるで意思なんてないみたいだ。ぱちり、一つ晴天が瞬く。何か質問すれば答えてくれるだろうか?確証はない。僅かに上下するおにぃちゃんの肩は、呼吸はしているのだと証明してくれてはいるけれど。起き上がることすら出来ずに寝かされたままの日向は、あぁでも退屈を紛らわす為にも、この非現実的なコンクリートで囲まれた空間を意識しない為にも、口を開こうと決心して。まずは、そう、自己紹介から。相手を知る事が難しくても、日向の事を伝えれば良い。それは一見一方的な声かけかもしれないけれど、多分、日向のことを留めて置くぐらいの場所は、優しいおにぃちゃんの心にはある筈。それは根拠のない直感だけれど、日向を動かすには十分なもの。)   (2021/8/7 12:29:50)

@ぱる/天村 日向(よくわからないけれど、無言は肯定、と言うから、そうなのかもしれない。詰襟の黒い学生服を着たおにぃちゃんは、不意に音もなく立ち上がると、とてとてと視界から消えて、やがて毛布を手に戻ってきた。ふぁさ、と日向の胴体にかけられた毛布に、不思議そうな視線をおにぃちゃんに向けると、やはり微笑みだけが返ってくる。親切心なのか、そういえば日向の頭は枕か何かに乗せられているようで。もう一度まじまじとその顔を見つめる。心なしかあの不気味なおにぃさんに似ているけれど、纏う雰囲気は別物だし、それに晴れ渡る空を閉じ込めたような瞳は澄んでいて、綺麗だ。)「きれーなおめめだね、おにぃちゃん。」(微笑んだ顔が少しだけ傾けられる。弧を描いた口は少しも動かない。まるで最初からその顔で固められているみたいに。)   (2021/8/7 12:29:33)

@ぱる/天村 日向(目を開くと晴天が広がっていた。銀縁に囲まれて、ぽつりと穴が開いたような瞳孔に、青色の瞳だと気付くのには少し時間を必要として。眼鏡のレンズの向こう側にある瞳の存在に、数度瞬いてから、ばっ、と起き上がろうとして、腕が酷く痛んだ。あぁそうだ、折られたんだった...と視線を向ければ、何時も通り薄黄色のセーターを着込んだ腕が、灰色のコンクリートの床に力なく横たわっていて。指先すら動かずに、固定されているのか、やけに真っ直ぐ、伸ばされた状態で静止したままの腕は、しかし不思議とあまり痛まなくて。ふと冷気がが頰を撫でて、目の前の青空のような瞳をした、長い黒髪の"おにぃちゃん"に向き直った。)「...このつめたいの、おにぃちゃんのおかげ?」(正座で日向を見下ろしたまま、まるでお人形のように微動だにしないおにぃちゃんに話しかける。ふわり、とよく作り込まれたような、作るのに慣れたような微笑みが返ってきた。)   (2021/8/7 12:29:17)

@ぱる/天村 日向((ちょっとだけ日向ちゃんの宵堕ち前のお話進め...   (2021/8/7 12:28:53)

おしらせ@ぱる/天村 日向さん(iPod touch 59.129.***.26)が入室しました♪  (2021/8/7 12:28:00)

おしらせ仁番/秋奈井 競さん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/8/3 22:28:31)


更新時刻 19:01:41 | 過去ログ | ルーム管理 | 文字サイズ変更 初期値 縮小- 拡大+
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