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「ヨズア戦記 置きロル部屋」の過去ログ

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タグ ヨズア戦記


2020年03月14日 01時08分 ~ 2020年04月13日 20時49分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(106.73.***.193)  (2020/3/14 01:08:34)

おしらせしめさば/部屋主 ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/14 01:10:49)

おしらせしめさば/部屋主 ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/3/14 01:14:27)

おしらせしめさば/部屋主 ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/14 01:14:51)

しめさば/部屋主【字】レム 【真名】ラルクローレンス 「サンプルメッセージ」「あぁぁぁあの!!すすみません!」「やっぱり、私なんかダメですよね…」「ぉお話してくれるんですか?」「空だけが私の見方です」 【年齢/性別】18/女 【所属】ウィンディア王国 密偵 【性格】陰キャ 話すのが好き、だがいつもマイナス思考 自分が思ってないことをすぐ否定する 鎖骨が大好き 【夢・目的】一日中空をながめること 【生い立ち】 【容姿】髪色は真紅 耳に黒いピアス 身長163 首の横に1983っていれずみがある 【地雷】特になし【特技】 【備考】   (2020/3/14 01:20:39)

おしらせ顎みさんが入室しました♪  (2020/3/14 01:21:06)

しめさば/部屋主((ありがと!   (2020/3/14 01:21:14)

顎み内容にあってるかわかんないけど…こんくらい   (2020/3/14 01:21:36)

しめさば/部屋主((生い立ちについてだったよね   (2020/3/14 01:21:37)

顎み((そうそう!!   (2020/3/14 01:21:54)

しめさば/部屋主((いや、ぜんぜんいい ちゃんと読んでくれてるのわかるからちゃんと使えるキャラになると思う!   (2020/3/14 01:21:57)

しめさば/部屋主((このレムさんは、マイナス思考になった原因とかあるの?うまれつき?   (2020/3/14 01:22:17)

顎み((生まれた時に親に捨てられてほとんどを独りで育ってきた設定   (2020/3/14 01:23:55)

しめさば/部屋主((なるほどね   (2020/3/14 01:24:15)

しめさば/部屋主((そのせいでちょっと暗くなっちゃった感じ?   (2020/3/14 01:24:24)

顎み((そんな感じ❗   (2020/3/14 01:24:39)

しめさば/部屋主((おっけ~ 密偵になった理由とかはどう?   (2020/3/14 01:24:55)

顎み((そことうしよう…どんな感じがいいかなぁ?   (2020/3/14 01:25:56)

しめさば/部屋主((そうだな~   (2020/3/14 01:26:12)

しめさば/部屋主((育ててくれた人が軍の人だった、とか   (2020/3/14 01:26:40)

しめさば/部屋主((軍の人じゃないけど、密偵になればいっぱいお金もらえるからとか   (2020/3/14 01:26:52)

しめさば/部屋主((他はなんだろうな~   (2020/3/14 01:27:03)

おしらせ顎みさんが部屋から追い出されました。  (2020/3/14 01:28:06)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/3/14 01:28:06)

しめさば/部屋主((おかえり~   (2020/3/14 01:28:12)

それいいかも!   (2020/3/14 01:28:15)

しめさば/部屋主((あとは単純に   (2020/3/14 01:28:37)

しめさば/部屋主((魔術が密偵に向いてたからとか   (2020/3/14 01:28:41)

((うんうん   (2020/3/14 01:28:49)

しめさば/部屋主((かなり内気なキャラみたいだから   (2020/3/14 01:29:12)

しめさば/部屋主((いろんな世界を見てみたかったとかもいいかもね   (2020/3/14 01:29:18)

しめさば/部屋主((昔から隠れるの得意だったとか   (2020/3/14 01:29:26)

((ほほぉしめさば凄い…   (2020/3/14 01:29:52)

しめさば/部屋主((いえいえw   (2020/3/14 01:30:28)

しめさば/部屋主((どうかな?ピンとくるものはあった?   (2020/3/14 01:30:34)

((お金がピンときた!   (2020/3/14 01:31:11)

((ありがとう😭✨   (2020/3/14 01:31:18)

しめさば/部屋主((ほかには?いくつかの理由があってもいいと思う!   (2020/3/14 01:31:34)

しめさば/部屋主((いえいえ   (2020/3/14 01:31:36)

しめさば/部屋主((あと、タトゥーの設定が気になるんだけどこの数字って何か理由あるの?   (2020/3/14 01:31:48)

((まだ解明されてないけど、1人同じようなタトゥーが入った人を見かけた設定   (2020/3/14 01:33:03)

しめさば/部屋主((そうなんだ~   (2020/3/14 01:33:21)

しめさば/部屋主((西暦ではないんよね?   (2020/3/14 01:33:26)

((うん!   (2020/3/14 01:33:40)

しめさば/部屋主((おっけ~   (2020/3/14 01:34:00)

((色々と参考にしてまた生い立ち書いてみる!!   (2020/3/14 01:34:14)

しめさば/部屋主((ちなみにどこの国の人とかある?   (2020/3/14 01:34:16)

しめさば/部屋主((わかった!   (2020/3/14 01:34:23)

((どこで生まれたかは不明にするの!   (2020/3/14 01:35:02)

しめさば/部屋主((いいね、見た目も何人かはわからなさそうな感じ?   (2020/3/14 01:35:15)

((うん!わからない   (2020/3/14 01:36:15)

しめさば/部屋主((おけ   (2020/3/14 01:36:22)

((しめさばありがとう🎵   (2020/3/14 01:36:40)

しめさば/部屋主((いえいえ!   (2020/3/14 01:36:50)

((書けたらまたきます!   (2020/3/14 01:36:54)

しめさば/部屋主((きてくれてありがと~   (2020/3/14 01:36:58)

しめさば/部屋主((はーい   (2020/3/14 01:37:01)

((頑張ります!   (2020/3/14 01:37:17)

おしらせさんが退室しました。  (2020/3/14 01:37:20)

おしらせしめさば/部屋主 ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/3/14 01:37:28)

おしらせしめ鯖/部屋主 ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/24 19:36:55)

しめ鯖/部屋主((シュクロズアリの新しい略称を決定する為の神聖なるコイントスを初めます   (2020/3/24 19:38:30)

しめ鯖/部屋主1d2 1=シュクロズアリ旅団 2=義賊シュクロズアリ(賊徒)   (2020/3/24 19:39:01)

しめ鯖/部屋主1d2 → (1) = 1  (2020/3/24 19:39:06)

しめ鯖/部屋主新しい略称は旅団に決定致しました   (2020/3/24 19:46:25)

おしらせしめ鯖/部屋主 ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/3/24 19:46:27)

おしらせ〆鯖/火津彌 ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/24 23:34:16)

〆鯖/火津彌(オウガの、臆せず繰り出される豪気な笑いと、冗談とも本気とも思えぬ言葉達に迎合する事もなく、努めて取り澄まし前を向いたまま、ほんの一瞬赤き荒神の光を携えたオウガの瞳に立ち向かった。こんなところで弱みを見せてしまったら、上官である咲夜に恥をかかせる事になる――…。火津彌は机の下で拳を握り、息を止めて無表情を貫いた。柳に風を体現したような咲夜の余裕とは確かに対照的であるものの、軍人らしいある種堅苦しいまでの毅然さもまた、"尊華流"の洗礼になろうか。)…はあ、そうですね。咲夜将官は”この程度”の事では動じはりませんから。僕はまだまだ未熟で、お恥ずかしい限り。(少しでしゃばりすぎたか…と思いながらも。染み付いた皮肉はそう簡単に辞められるようなものでもなく、やや反射的にそう答えた。そんな火津彌を意に介した様子もなく本題に入る二人。酌をせよと目配せを受け咲夜の持つ猪口に酒を注ぐと、続いて徳利の口をオウガに向けて合図した。……大方、酒でも入れないと腹を割って話せないと判断したのだろう。大丈夫だろうか、とは思いながらも不器用にオウガにほほえみ掛け、そして咲夜の言葉に返事をする。)   (2020/3/24 23:34:30)

〆鯖/火津彌…は、同感であります。ヨズアの次はそちらとの思いはお互いさまでしょう。なれば今暫し手を組むのは、何より民の為を思えばこそ。……送った間者が本物ののままおたくにたどり着いたとも限りませんから、今一度私から説明させて頂きますわ。(火津彌はまだ少しも手をつけていない皿を咲夜とは反対側の脇に寄せ、醤油のついた箸を敷き紙に滑らせて染みを作った。――竜のような、麒麟のような姿のそれは、大陸の地図である。)……あちらさんは国がないから立ち上がったというのなら、土地を与えて一端収まって貰うのも手ではないかというのが咲夜様のお考えです。”おたく”と”うち”、双方で睨みをきかせられる場所となれば、…‥馬地。(本格的に密談が開始すると、「戦争」や「軍」という言葉、具体的な国名を避けて話し始める。先程とはまた違った冷たい緊張感を肌で感じながら、大陸の腹に当たるそこを指でなぞった。オウガの反応を伺う。……二つ返事でくれてやると言われれば苦労はないが、そうもいかないだろう。ふっと息を吐き、話を続けた。)   (2020/3/24 23:34:37)

〆鯖/火津彌こちらについては交換条件ですわ。…馬地の代わりには、守山を。……こう言ってはなんですがね……小さな僻地の馬地と、大陸の臍に当たる守山なら、守山の方が土地としての価値が高いのは明白。うちとしても、苦渋の決断ですわ。……ですから、馬地をヨズア領として差し出して頂く上、まずは神島攻城にて共同出兵を依頼します。ヨズアなき後は、うちが。神島は榮郷に近い土地ですから、おたくとしても神島に民を移動させるような冒険はなさらない方が、宜しいかと思いますしなぁ……。(大陸の翼に当たる、神島に己の箸置きを置き、ふっと目を伏せた。)いかがですか?まずは、神島の攻城です。これが成功しない限りにはうちもおたくも互いに大事な兵や土地を預けられませんでしょう。…話はまた、それからです。   (2020/3/24 23:34:47)

〆鯖/火津彌((置かせていただきました!続きは咲夜さんでもオウガさんでも大丈夫です   (2020/3/24 23:35:03)

おしらせ〆鯖/火津彌 ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/3/24 23:35:05)

おしらせ骨牌/咲夜さんが入室しました♪  (2020/3/26 20:04:32)

骨牌/咲夜(火津彌に水を向けたのが自分であれば耳朶に触れた皮肉はさらりと聞き流して、小さな掌にはやや大きくも感じる猪口を唇へと運ぶ。さてさて、お手並み拝見。この日のために取り置きを頼んでおいた大吟醸特有の風情を楽しみつつ、火津彌が上手く話せなければ助け舟を出してやらねばならないなと双眸は伏せたまま話に耳を傾ける。確認から入った説明は丁寧の一言。軍靴の音が近づいている昨今であれば、初めの条件を高く設定し、狙いに向かって徐々に下げてゆくような腹の探り合いは時間を長引かせるだけ。いいじゃないか、という言葉は胸中にしまい込んで、オウガの武骨な掌から転がり落ちた端へと視線を向ける。)上手いことを仰る。箸は……小さな頃から親に叩かれ、乳母に泣かれで、ようやく身についたもの。一朝一夕にはまいりますまい。けれども、二本揃ってこそ意味を成すのが箸。我々と同じ。そして、三本目に用はない。   (2020/3/26 20:04:57)

骨牌/咲夜 (武威だけでなく弁舌も鋭くなければ、平民の出から軍を駆けあがるのは難しい。そう実感させてくれるオウガの言い回しに思わず口角をあげれば、猪口を机へと戻して自分も箸を掴む。綺麗に揃った箸の先、カチリとひとつ意味深に打ち合わせ、小鉢に盛られた甘く煮た豆を掴んで口へと運ぶ。この豆の味もいったいいつまで変わらずにいられるものか。オウガの豪胆な気風を現わすかのように時を待たずに成立した交渉。差し出された大きな掌を灰銀色の瞳に映し、最初は意味を測りかねた咲夜であったが、王国に互いの手を握り合う文化があることを思い出せば、ここは自分が動くのが適切であろうと箸を戻し、お手拭きで軽く手を拭いてから立ち上がり、大きく背を伸ばして少女の如き華奢な手を相手のそれに重ねた。)交渉相手が其方様でよかったよ。奴等が馬鹿でなければこれで終わる話だ。分不相応にも欲を出すのであれば、滅ぼしてしまっても構わないと私は考えている。なんなら奴隷制の復活だって視野にいれてもいい。最大限の譲歩はしたのだから、自業自得さ。重ねて言うが、奴等に大義なんてものはこれっぽっちもないのだ。再統治の際は此方からも軍を出して協力すると約束するよ。   (2020/3/26 20:05:50)

骨牌/咲夜 (剣蛸のみられる漢らしい掌と小さな子供の掌。その差異は文化の異なる二国の様子を現わすかのようだ。どこかの愚か者が英雄を気取らなければ互いが互いのまま、変わらずにいられたのにと言葉の端に口惜しさを滲ませれば、かさねた指にも思わず力が入ってしまう。オウガにとってそれは些細な変化だろう。気付くかは分からない。けれども、感情をさらけ出すのは不味いと咲夜は手を引いた。)尊華の味を気に入って貰えたのならなによりだ。守山は千年の間、尊華の国土だった。たったの数日で、生活を王国風に改められたりはしないさ。飲みたければ足を運ぶといい。もっとも、其方様方が文化を強制しなければの話だがね。(そうして席に戻れば、自ら徳利を手にして味が気に入ったというオウガの猪口に酌をする。ヨズア攻めが成れば、守山は王国の土地。国のためとはいえ代償に差し出される領民を想えば、それは無理だと理解していても平穏無事を願わずにはいられない。猪口に酒が満ちれば徳利をおき、背筋をまっすぐ伸ばすと膝のうえに両手を揃えて頭を下げた。)どうか守山を御頼み申し上げる。さて、あとは料理を戴こうか。   (2020/3/26 20:06:07)

おしらせ骨牌/咲夜さんが退室しました。  (2020/3/26 20:06:36)

おしらせ〆鯖/火津彌 ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/27 00:00:05)

〆鯖/火津彌(この場における自分の役目が滞りなく終えられようとしているのを感じ、ようやく一息ついては、先程のオウガの反応を思い返す。火津彌なりの”意趣返し”とも言える皮肉を流すでもなくさらりと受け止められれば、毒気を抜かれる思いにオウガの器の広さを見たようだった。帝国軍きっての穏健派で知られる咲夜に常々から歯痒い思いをひた隠しているだけに、前のめりになりすぎていた己を悔いながら、大陸の地図が描かれた敷き紙を丁寧に畳み袂に隠した。この密談、神島の攻城さえ成功しさえすれば後は何なりと、煮るなり焼くなりは元帥の御心のまま。なればこそ咲夜の、相手の懐にするりと入り込む手練手管なくしてはどうなっていたことか。必ずやこの御方を超えてみせると、火津彌は心に秘めやかな炎を灯した。まずは頭を落ち着かせる為、喉を潤す為の茶を一口啜ると、オウガの手から滑り落ちた箸に目を向ける。その雅とは言い難い所作に一瞬眉根を顰めそうになるが、オウガの言葉、咲夜の返事の応酬を見ればすぐにそれは感嘆のまなざしに変わる。   (2020/3/27 00:00:19)

〆鯖/火津彌……ただの豪傑かと思えば、なるほど。”一騎当千”…食えぬお方だ。敵で良かった、なまじ味方であれば嫉妬の感情の矛先に迷った事であろう。)…どうぞ、お好きなようにお召し上がりになって頂いたら宜しいですわ。気が利きませんで、申し訳ありませんな。(二人の邪魔にならぬ程度に、一言だけそう添える。長考の間に食事を進めるべきかと自分も箸を手にとれば、ものの数十秒もかからずにオウガの返事が。咲夜の顔を見るまでもない、交渉は今成立したのだ。ヨズアが反逆した時の処遇も丁寧に付け加えながらまるでそつなく王国流の挨拶に応える咲夜を見ながら、火津彌は何度もゆっくりとうなずいた。)……私からも。(守山を頼むという咲夜の言葉にそう付け加えて、心にもなく穏やかに微笑んでみせた。……せめて外からでもそう見えればと願いながら。)〆   (2020/3/27 00:00:23)

おしらせ〆鯖/火津彌 ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/3/27 00:00:28)

おしらせしめ鯖/レフィーネ ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/30 18:50:01)

しめ鯖/レフィーネ(ふと気配がした。…恐らく味方のそれではない。まずい、相手の詠唱よりも先に場所を特定して迎撃しなければ。耳を澄ませば詠唱は聞こえるはずだ。……風の凪ぐその一瞬、動かぬ霞から現れるのはいかなる神威か。また、風のそよぐその一瞬動く霞から魔術師が飛び出てくるかもしれない。汗で張り付く髪までもが己を留め立てているかのように思えるほど、レフィーネはその場からビタリと動けないでいた。ただ、眼球の動きだけが鼠のように忙しなくあった。……次の瞬間、風のうなる音を耳にした。頭のすぐ後ろ……レフィーネがとっさに地面へ転がり込もうとするのと、空中に現れたかまいたちがレフィーネの首を狩ろうとするのはほぼ同時であった。風切音と同時に、ざん、という音を立ててレフィーネの後ろ髪が地面へ落ちる。……首の皮一枚とはまさしくこのことか。まだうなじに残るひんやりとした死への恐怖を手で擦りながら立ち上がった。)   (2020/3/30 18:50:18)

しめ鯖/レフィーネ ……はぁっ…はぁっ…!……つ…蔓よ…!(たった一言だけ。今はレフィーネの眷属となった栄える蔓達は、端から壁や木に絡んでゆき、網のようにまとめて上へ上がった。小さな悲鳴のする方へ向き直ると、蔓に絡め取られてもがく尊華の軍服。役職は解らないが、今なら仕留められる。落ち着いて息を整え、不安を煽るような短調の旋律を口にする。)♫……大地にひれふす眷属よ、つくばう蔓と木霊達よ。彼の者と一つになれ。生命を吸い腐生せよ、汝の手足を搦めて粛々と。(……蔓は触手のように軍服を締めあげた。身体や首に絡みつき、助けを求めるような断末魔が霞の中に響き渡った。レフィーネは自分自身の目にも恐怖を湛えながら、息を止めてじっとそれを見つめる。窒息の深度は敵の呼吸が教えてくれる。息も絶え絶えになってゆく敵に同調する空嘔をぐっと飲み込み、それが力尽きるまで見つめる。…汗が滴り、地面を潤してゆく。)   (2020/3/30 18:50:25)

しめ鯖/レフィーネ ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……。(自分自身も止めていた息を吐き、目に入る汗を袖で拭った。悲鳴は大きかった。もしかすれば援軍が来るかもしれない。……この軍服の上官でないことを祈りたい。より強いものが次々と出てきてしまったら、もはや死は約束されているようなものだから。)   (2020/3/30 18:50:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、しめ鯖/レフィーネ ◆Jk99FF.A3oさんが自動退室しました。  (2020/3/30 22:12:36)

おしらせ骨牌/カヤさんが入室しました♪  (2020/3/30 22:57:34)

骨牌/カヤ(尊華帝國が帝都にて出陣の用意をしている。そんな情報が信者より届いたのは、数日前のこと。帝國が重い腰を上げたのであれば、相手は数十年前に土地を奪い取ったヨズアであろう、そう見当をつけるのは容易だった。とうとう始まる。戦乱の夜明けだ。大陸は麻のように乱れ、そして――。逸る鼓動を抑えきれずに、カヤは神島のとある街中を走る。走る。未だ治りきらぬ両足の古傷が痛み、足が縺れて転びそうになる。すれ違う人々が奇異なものを見る目で振り返るが気にすることなく、ただひたすらにとある人物の下を目指して狂ったように石畳を駆けた。今すれ違った人形を抱えた子供、手を繋いで恥じらう恋人たち、仲良く歩く老年の夫婦、彼らはこの戦火を生き残れるのだろうか。その未来を想像すれば自然と唇が歪んだ。ひとり残らず死ねばいい。ヨズアも、帝國も、王国も、誰もかれも皆。もがき苦しんで死ねばいい。そして恨めばいい。神を、自分を、すべてを。)   (2020/3/30 22:57:58)

骨牌/カヤ……っ! いたな、ここだと思ったぜ、ゼペタルの爺さん!(肩で大きく息をしながら、カヤは足を止めるなり、その人物を見下ろした。ゼペタル。カヤの師であり、恩人であり……、カヤは胸中に沸きあがったノスタルジアから目を逸らし、敢えて無いものとして目を瞑った。子供じみた感情に用はない。激しい怒りと憎しみだけを友とせよ。忘れるな。自分の心にそう強く言い聞かせて、乾いた喉で無理やり唾を飲み込んだ。その音がやけに大きく聞こえたのは気のせいだろうか。嘗て見上げた大きな背中も、今では自分の方が見下ろす立場になってしまった。盲いた彼の瞳に、今の自分の姿、カルティストの教祖、カヤの姿は映ってはいない。そのことに安堵を覚えてしまうのはなぜだろう。嫌だ。自分の行いを知らぬゼペタルではないのに。腰に両手の拳を当てて、彼の耳元に唇を寄せれば、周囲に聞こえないよう声を落とし、それでも抑えきれずひき嗤いをしながら囁いた。)帝國が来るぜ、アンタとシュクロズアが奪い取ったこの神島へ。   (2020/3/30 22:58:09)

おしらせ骨牌/カヤさんが退室しました。  (2020/3/30 22:58:36)

おしらせしめ鯖/ゼペタル ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/3/31 11:15:35)

しめ鯖/ゼペタル(ヨズア唯一の領土・シント。塒にしている小さな小屋の外に椅子を出し、ゼペタルは座っていた。周りは畑で、時々サクランボや杏の木が生えているだけの野の中に居を構えているのは、自身の魔術によって日々の糧を得やすいからでもあったがそれだけではなかった。この野には近所の子供達が時々遊びに来る。その声を聴くのが何よりも、ゼペタルは好きだったのだ。もはや自分の真名を知る者がいつ居なくなってもおかしくない老いた身の上ならば、孤独を友として生きていくのも悪くないだろう。せいぜい子供達に変なじじいだと思われているくらいが自分にはちょうどいいのだ。それがシュクロズアのお導きならば尚更。……今日は子どもたちは居ないらしい、そんな事を思いながら遠くへ意識を向けると、耳慣れた足音がこちらに向かってくるのを聴いた)……!(地に足をつけるのを厭がるような、浮ついた軽薄な足音。かつては馬のように軽快だと好ましく思った事もあるその足音。足音は目の前で止まり、そしてゼペタルに声をかけた。)   (2020/3/31 11:15:45)

しめ鯖/ゼペタル………イ‥シュア…ッ……(自らが名付けたものを震えた声で呼ぶ。杖の上部で組んでいた指は、老いのせいか、いとも簡単に震えた。『なぜ戻ってきた。』そう尋ねようとするとあなたは屈むようにして耳元に唇をよせ、グロテスクな嗤いを零した。嫌な予感がする……そう思ったのもつかの間、お前の口から告げられた言葉は、帝國襲来を告げる凶報であった。『……帝國が来る、だと?……このシントを奪いに?』戦う必要などないくらい何もかもを持ちながら、強欲にも再びヨズアを蹂躙しようと言うのか。それが戦争だという事は旅団に長く居るだけあり、当然わかりきっている。被害者じみた考えを持つつもりはない。しかし、激しい怒りと憎しみを友とするのは戦うもののさだめなのだ。そうお前に教えたのも恐らくは、紛れもなく自分なのだろう。)……それも、貴様の……”信者”とやらの情報か。……ふん、役に立つ事もあるんだな。(いつもの好々爺らしい口調ではなく、思わず若い頃の喋り方に戻りながらそう呟く。)   (2020/3/31 11:16:07)

しめ鯖/ゼペタル……イシュア、貴様も戦え。今ならまだ…(『償える。』その言葉をごくんと飲み込み、再び口を開いた。)……今ならまだ、間に合う。ヨズアの神やシュクロズアを冒涜したお前が救われるにはこれしかないはずだ。貴様も解っているのだろう、俺の考えなど。(お前に魔術を与えた事をずっと悔やんでいた。しかし、お前が己で付けた、お前の呪わしい生い立ちを思い出すいまいましい字を口にしたくはなくて、皮肉にもそう呼ぶしかなかった。自分の真名と似た響きのそれを。)   (2020/3/31 11:16:15)

おしらせしめ鯖/ゼペタル ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/3/31 11:16:21)

おしらせ骨牌/カヤさんが入室しました♪  (2020/4/3 21:50:53)

骨牌/カヤ(枯れた声がカヤの名を呼んだ。真名、本来であれば親が付けてくれる筈だったそれを、傷にたかる蝿と膿にまみれた死にかけの子供に与えてくれたのは、偶然、通りすがっただけの見ず知らずのお人好し――つまりは貴方だった。喉の奥から絞り出されたかのような声は、自分の帰還を歓迎しているとは言い難い。だが、それも当然だろうと冷めた心で受け止めた。顔色は変えない、大丈夫。一方的に別れを告げて、恩人である貴方の元を飛び出して行ったのは他ならぬ自分自身だった。貴方の一番大切なものを侮辱して、ヨズアを戦争に駆り立てている自分の噂が、大陸から隔絶され平和ボケした雰囲気すらあるこの島にも、届いているのだろう。許される筈がない、ほらね)そりゃそうさ、耄碌しきったアンタらが惰眠を貪ってる間に、こっちはちゃあんと働いてたんだから。何年ぶりだ、5年、6年ぶりかな?   (2020/4/3 21:51:31)

骨牌/カヤ (……怒った。幾ら年を重ねても人の性格を形成する根っこの部分は変わらない、沸点の低い血気盛んな師匠。魔術の修行中、何度その杖で頭を叩かれたことだろう。不幸な過去を持つ魔術の才溢れた優秀な弟子にすら貴方は容赦をしなかった、まるで普通の弟子のように扱ってくれた。人一倍優しい癖に不器用な人。カヤは悪いことが見付かった子供のように目を逸らすと腰を伸ばして自ら手首に触れた。醜い傷跡を隠す、他人から奪い取った呆れるほど豪華な腕輪や首飾り。これらの戦利品に触れていると自分の目標を見失わずに済んだ。自分はカルティストのカヤなのだ。貴方しか知らない名前を呼んで、戦いを促す貴方を鼻で嗤おうとして、失敗する。凍りついたように表情が固まり、身の内から沸々と激情が込み上げ、思わず握っていた左手を振り払った)   (2020/4/3 21:51:53)

骨牌/カヤ……ハッ! 救いなんざいらないね! 本当に助けを必要としていた時に、助けてくれなかった神様なんてこっちから願い下げだ!誰も助けてくれなかった誰も、痛くても、苦しくても、オレを無視しやがった!親も、神様も、シュクロズアも、誰もオレを救わなかった!オレに……(唯一、手を差し伸べてくれたのが貴方だった。それはきっと間違いだったのだろう。今の自分を鑑みればなぜ神に見捨てられ続けたのか理由も分かると言うものだ。興奮のまま言葉を紡げば、奪い取った戦利品がぶつかりあい高い金属音を奏でる)ヨズアになんか生まれたせいだ。アンタだって、ヨズアなんかに生まれなけりゃ、今頃どっかの軍の大将を勤めあげ、左団扇の生活をしてたんじゃねぇのか。こんな田舎でガキどもに馬鹿にされて、それでいいのか?オレはアンタの気が知れないね!神がオレを許さないってんなら、好きにすりゃいいさ。オレもオレを救わなかったすべてを絶対に許さない。   (2020/4/3 21:52:11)

骨牌/カヤ (なぜ帝國と王国がするに任せ、ヨズアが滅ぶのを嗤って見ていることができなかった。わざわざ大陸から神島に渡って軍の強襲を教える必要がどこにあった。なぜ貴方に情報を伝えようだなんて気を起こしたのだろう。この情報は一夜にして旅団の間を駆け巡るだろうし、そうでなくとも血気盛んで知られた貴方は自分の年齢も弁えず、ヨズアの唯一の領土を守るため前線に赴いてしまうことだろう。それが分かっているからこそ自分の相反する行動が許せなくて、これ以上相手に喋らせないよう声を張り上げ、感情の赴くまま矢継ぎ早に言葉を連ねた。まるで駄々を捏ねる子供のようだ。こんな筈ではなかったのに、冷静に嘲笑して、どうなるか見物を決め込んでやる予定がとんだおお番狂わせだ。握り締めた右手には無意識に力がこもり、金持ちを真似て綺麗に整えた長い爪が手の中で曲がって折れる感触がした。)   (2020/4/3 21:52:24)

おしらせ骨牌/カヤさんが退室しました。  (2020/4/3 21:52:28)

おしらせしめ鯖/ゼペタル ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/4/4 01:37:57)

しめ鯖/ゼペタル(わざと此方を煽り立てるようなお前の口振りに、皺だらけの瞼の中でふっと眼球を上下させた。お前が何を目的としているのかは全く解らないが、ただ一つ解る事は、この老耄を見くびっている…否、甘えきっているのだ、この奇妙な関係に。お前が嘗てそのようにして、このゼペタルを試すかのように何度も何度も挑発をくり返す度、本気で怒り、抱擁をし、弟子として扱ってきた。けれど俺はお前が本当に求める親の愛にはついぞ成り損なった。その事実だけが重く悲しくのしかかり、ただゼペタルは喚き散らすカヤの言葉を、静かに聴いていた。)……イシュア……。   (2020/4/4 01:38:25)

しめ鯖/ゼペタル(俺が親になど、なれるはずもなかったのだ。俺に出来る事と言えばただ、神やシュクロズアを引き合いに出すことだけだった。今も手の甲と手首の刺青を擦りながら、シュクロズアならどうしたかと考える。…俺はシュクロズアの一番弟子、シュクロズアリ旅団の長老。黄昏のゼペタル。……しかし、それに触れていても、盲のゼペタルには皺だらけの手の感触しか測る事はできなかった。かちり、かちりと響く金属音に、お前の姿を目に浮かべる。想像の範疇を出ないお前の姿は見栄っ張りで、からっぽで。張りぼてのようだった。)……俺は、俺はヨズア人だ、自由を愛する生粋のな。お前も……その星の巡りからは逃れられん。血が叫ぶのだ、イシュア。……解らんか、解らんのか……ッ……!!   (2020/4/4 01:38:31)

しめ鯖/ゼペタル(椅子から立ち上がる事もできず、身体をわなわなと震わせて声を上げた。その怒りはただの他人に覚えるにしてはあまりに身勝手で、理不尽なものだった。”誰が育てたと思っている”……生を強く憎むお前に、これほどの荒唐無稽な言葉はないだろう。皮肉にもそれだけがゼペタルを未だに親たらしめていた。子供のように抱きすくめてやる事はもうできない。それをするにはあまりに二人とも、不器用すぎたからだ。)……失せろ、カヤ。お前が俺を殺す前に……。帝國襲来の報せは聞きとどけた……案ずるな、お前の目論見どおり、ノコノコと行ってやるつもりだ……。だが、そう簡単に死ぬと思うな。ヨズアの神が俺を生かし続ける限りはな。   (2020/4/4 01:38:36)

おしらせしめ鯖/ゼペタル ◆Jk99FF.A3oさんが退室しました。  (2020/4/4 01:38:44)

おしらせ骨牌/カヤさんが入室しました♪  (2020/4/4 10:20:39)

骨牌/カヤ(はらはらと杏の白い花弁がゆっくり舞い落ちる姿が視界の端に映った。風もない、季節でもない。それなのにまるで未来を予兆するかのように舞い散る白い花は、カヤに帰路を促す道しるべかの如く街へと続く石畳のうえへ降り頻る。もう限界なのかも知れない。そう思った自分の心に、なにが?とカヤは聞き返す。この平和ボケした愛おしい場所は確かに数年前までは自分の故郷だった、仮初の場所であれ初めて安堵を覚えた場所だった。それに別れを告げた、もう戻らないと、貴方が教えてくれた呪文を唱え、大空高く舞い上がった。あの日のことは忘れない。貴方の瞼がぴくぴくと動くのが見える。その下ではいったいどんな光景を思い浮かべているのだろう。自分だけが過去に固執している気がして、激情に支配されていた心の奥がゆっくりと冷えていった。孤独は心を冷たくさせる。)   (2020/4/4 10:21:05)

骨牌/カヤ……解らねぇよ。あぁ、解らないね!ヨズアが自由の民だってんなら、俺はその血の呼び声にも逆らってやる!(大声で叫びながら大丈夫だと自分に言い聞かせた。大丈夫、ひとりだってうまくやれる。これまでだってそうだった。誰にも頼らない。ただ貴方の存在だけがこのクソッタレな世界で唯一の例外だった。愛してると、伝えられなかった。違う!そんなものは必要ない、旅立つ前伝えられなかった言葉を悔いてなんになる。貴方の大きな手が私の頭をなでることだってもうないのだから。椅子に座ったまま動かない貴方を見下ろしてほらねと自分に告げた。旅立ちの時だ。貴方の縮んだ唇が耳慣れぬ名前を呼ぶ、自分でつけた名前なのに、貴方にだけはそう呼ばれたくなかった。大丈夫、大丈夫、だから、空へ)ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア、軛を解き放ち我空を舞う、自由への道を示せ!(呪文を唱えると地についた両足がふわり宙へと浮かびあがった。自重が消えたことにより足の痛みから解放され、眉間に深く刻まれた皺が少しだけ浅くなった。)   (2020/4/4 10:21:29)

骨牌/カヤあぁ、そうしてやるよ!クソジジイ!(目論見とはなんなのだろう。自分でも分からない。厳格な貴方に反発して、同じ言葉をなんども口にしては家から飛び出して行った。そんな言葉を吐き捨てた。ただ昔と違うのはその先に『死んじまえ!』と続かなかったこと。口にできる筈もなかった。重力という軛から解放され大空へと舞い上がる体、小さくなる貴方の姿に背中を向けると白い花を咲かせる木々の上空をわざと花弁を散らしながら飛び去った。華やかな甘い匂いを感じる鼻腔の奥がなぜかツンとした。)一端〆   (2020/4/4 10:21:45)

おしらせ骨牌/カヤさんが退室しました。  (2020/4/4 10:21:50)

おしらせ〆鯖/ゼペタル ◆Jk99FF.A3oさんが入室しました♪  (2020/4/4 13:41:12)

〆鯖/ゼペタル(帝國襲来の報を受けて、ゼペタルはシントの小高い峰に居た。恐らくおめおめと船で来るのだろうが、ここならばまずは囲まれまい。……代わりの目になる仲間をすぐに掴まえられなかったのは痛手だが、散り散りになっている旅団の事だ、仕方あるまい。騒ぎになればわらわらと鴉のように、規律も統一もなく集まってくるだろう。……己はどうするか。戦うまでもなく、雷の一つでも落として船ごと難破させてやろうか。それは視力さえあればいとも簡単であった筈だろう。何はともあれ…雲を。ゼペタルは杖をくるりと回し胸の前で横にすると、左から右へ、ずるりとひと撫でした。”…ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア。偉大なるヨズアの王よ、いにしえの神へと続く天窓となり給え。いにしえのヨズアの神よ、嵐を呼ぶ暗雲を、われ望む。” )   (2020/4/4 13:41:36)

〆鯖/ゼペタル嵐の前の静けさに、高揚感を感じて身震いをした。戦いはいつ何時であっても、己を若き砌の刻へと引き戻してくれる。さあ、何人生き残るか、そして何人、ここまで這い上がってくるか。どよどよと黒い暗雲が立ち込め、空が唸る。)……どこからでも来るが良い、いまいましい帝國よ。(トン、と杖を地面に打ち付ける。長い髪と髭が、冷たい風に揺れた。)   (2020/4/4 13:41:41)

おしらせ骨牌/カヤさんが入室しました♪  (2020/4/4 13:43:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、〆鯖/ゼペタル ◆Jk99FF.A3oさんが自動退室しました。  (2020/4/4 14:01:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、骨牌/カヤさんが自動退室しました。  (2020/4/4 14:03:45)

おしらせ骨牌/カヤさんが入室しました♪  (2020/4/4 14:15:20)

骨牌/カヤ(隊をなして海上を整然と進む軍船の列。帆に描かれたるは帝國と王国の紋章。両国が共同出兵を行うのは有史以来はじめてのことである。氷上をゆくがごとき緊張感とは裏腹に、海風は穏やかで水軍旗も柱にもたれかかるようにして垂れている。帝國の優雅さを体現したかのような豪華な軍船の上で、咲夜はある報告を受けていた。周囲を自らの側近で囲ませながら甲板に置かれた椅子に一人だけ腰をおろして、鳩が届けた手紙を開く。『帝國軍、美虎を強襲。』その後に続く名前にため息を溢した。頭が痛い。思わず蟀谷を手で抑えた)やってくれた。……さて、どうしてくれようかねぇ。勝ってくれればまだいいが、負けでもしたらまずいことになる。(ちらりと王国船へと視線を投げた。千旗長のオウガは後詰として推参するという話は聞いていた、となるとちとまずいことになる。此方は大将から少将、佐官まで、つまり自分以外の上層部全員だ。これで勝てなければお笑い草だ。もし負けた場合……。思案を重ねるうちに風が強くなり、旗が音をあげてはためきだす。ぽつり、手紙の上に水滴が落ちた。けぶる睫毛を持ち上げて頭上を見上げれば雲一つなかった空に暗雲が垂れ込めている)   (2020/4/4 14:17:32)

骨牌/カヤ来たか――、ゼペタル。まさか老将を引っ張り出してくるとはね。お前たち、油断するんじゃないよ!王国船に連絡を、例のものを出しな!(急激な悪天候には覚えがあった。なにせ此方も軍に努めてから長いのだ。神島がヨズアに占拠された日のことも覚えている。あの時の屈辱を晴らすべく万全の体制を整えての出兵だったというのに)まったく、これだから敗戦の記憶のない餓鬼どもは。(椅子から立ち上がると手紙を千々に引き裂き、風に任せて海に散らした。長い髪が龍のごとく狂風に揺れる。側近がヨズアへの宣戦布告を通達したことを伝えて来るのを耳に、軍船から海へ何万もの壺が投下されるのを確認すれば、咲夜は呪文を唱え始めた。)ひとふたみ、ゆらゆらと……。   (2020/4/4 14:18:01)

骨牌/カヤ (地獄門から死者を呼び出す手間はかけない、今日のためにかき集めてきた。海底に落ちた壷は割れて中の遺骨を晒す。それはあの日、シュクロズアによって殺された帝國人のもの)いけ、お前たち!無念を晴らすんだ!(片手を神島に向けて伸ばした。広げられた小さな掌。時が止まっていたのは自分だけで、戦況はつねに動き続ける。海底に落ちた遺骨は立ち上がりそれぞれの武器をもつと神島目掛けて歩き出す。鍛え抜かれた兵士のように、整然と、そして海中を通り陸へと上陸する)あの時、死んだ帝國人と同じ数の首を持って来い。これは義に準じた報復戦である!   (2020/4/4 14:18:51)

2020年03月14日 01時08分 ~ 2020年04月13日 20時49分 の過去ログ
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