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「【ソロル部屋】幻の月、欠ける夜」の過去ログ

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タグ ソロル部屋  欠ける夜


2021年01月03日 01時20分 ~ 2021年01月11日 02時41分 の過去ログ
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おしらせ新規ルームを作成完了しました。(PS Vita 133.203.***.96)  (2021/1/3 01:20:23)

おしらせしおから/荒川 水琴さんが入室しました♪  (2021/1/3 17:56:14)

しおから/荒川 水琴((では僭越ながら私めが…   (2021/1/3 17:56:53)

しおから/荒川 水琴(学園が開門し一番乗りで登校した彼は自身の所属する3-3教室に向かうことなく資料室へと歩みをすすめる。比較的歩くスピードの早い彼だ。門から資料室まで10分も掛からない。資料室の扉を開け見上げるような本棚の並ぶ少しかび臭い通路を抜け、本棚と壁の間、部屋の隅にある扉を開けてその中へ入る。一部の生徒たちしかその研究室の在処を知らない、さながら隠し部屋とも言えるような部屋に床に座り奇妙な形をした装置を弄る男子生徒が1人、その横で椅子に座り本を読む女子生徒が1人、そして奥の机に白衣を着た講師が1人座っている。)おはようございます、先生。あと、ああ…二人とも泊まったのか…(そう言うと男子生徒と女子生徒はこちらを見る事なく頷く。いつものやり取りを済ませると電気ケトルから湧いたお湯をコーヒーの粉末が入ったマグカップへ注ぎ込む。啜りながら先生、と呼ばれた人物へと何やら報告を始める)先生が仰ってたあの発掘現場、   (2021/1/3 18:08:29)

しおから/荒川 水琴どうやら地下遺跡への入口を発見し、何か宝物などがないか引き続き調査を進めるとのことです。(先生、と呼ばれた人物は簡潔な報告を聞き終えると「それでは君は暫く資料集めに専念したまえ」と一言伝える)はい、分かりました。資料室の書物は自由に閲覧して構いませんね?必要とあらばまたこちらから要求するので(そう告げると自分のものらしき机の上に荷物を置き椅子に座ってコーヒーを嗜み始めた。すると女子生徒が「資料集めなら私も手伝おう、暇を持て余してたんだ。オイ、君も手伝え」そう床に座りながら奇妙な装置を弄る男子生徒に向かって言うと「俺パス、こっちに忙しい」彼はそう言って自分の世界へと引きこもってしまった。)では資料を集めるか、君はAの棚から関連しそうな文献を漁ってくれ、俺はPCで調べものをさせてもらう(そう言うとPCを起動しヘッドフォンを掛け、とあるロックバンドの曲を流しながら作業に取り掛かった)   (2021/1/3 18:21:54)

おしらせしおから/荒川 水琴さんが退室しました。  (2021/1/3 18:22:00)

おしらせサンキ/藤田景斗さんが入室しました♪  (2021/1/4 00:39:19)

サンキ/藤田景斗((勢いで始めたので絶対駄文です。まぁ実質練習ですし....()   (2021/1/4 00:39:57)

サンキ/藤田景斗(目が覚めた。寝転がって時計を確認するとちょうど5時半のところだ。まだ暖かい布団の中に戻りたいという欲求を押し退けるように布団から這い出るが、思考がまだぼんやりとしてまとまらない。そのため眠気覚ましのため洗面所に、まだ寝ている祖母が起きないようにそっと足音を殺して移動する。洗面所について蛇口をひねり、冬が近づいてきたせいで冷たくなった水を顔に勢いよくかけてからタオルで拭く。用がすんだので自室に戻ろうとしたとき、ふと鏡に映った自分の顔が目に入り、鏡に向き直って大っ嫌いな自分の紺色の目を凝視する。何度、この目を自分で潰そうと思っただろう。今もこんな能力は忌々しいと思っているが、眼鏡があるお陰で前よりはマシだ。)   (2021/1/4 01:01:56)

サンキ/藤田景斗(今は目を失ったらどれだけ不便か理解してるし眼鏡があるので潰したりしないが、やはりまわりに自分の能力のことは自分からは言えない。言えたとしても精々一部だけだ。もう前のようにはなりたくない。そんなことを考えながら洗面所を後にして自室に戻る。祖母には本当に感謝している。親にすら見放された自分を救ってくれた上に自分の能力を気味悪がるどころか率先して付き合い方を一緒に解決しようとしてくれた。お陰で目を潰さずに済んだし)   (2021/1/4 01:08:42)

サンキ/藤田景斗(お陰で目を潰さずに済んだし、学校のこととかも支えてくれたお陰でなんとか頑張れた。そういえば祖母の誕生日近いな...なに贈ろう。何を贈れば喜んでくれるだろう。そんな事を考えながら着替えを済ませ、階段を下りて食卓に行く。いつも通り朝ごはんが食卓にラップをかけてメッセージ付きで並べてある。今日は卵焼きとご飯、味噌汁だった。そしてメッセージにはいつも通り応援のメッセージ。流石に中学二年にもなると恥ずかしさが出てくるが、ありがとう、と紙の空きスペースに書いてから置いてあったご飯をレンジで温める。祖母が寝ているのは二階だしレンジの音くらいならあまり響かないので心置きなく朝ごはんの準備ができる。食べる前に手を合わせてしっかりいただきます、と小さめに声に出してから食べる。やっぱり祖母の卵焼きは美味しい。それくらいしか語彙力がないのが悔やまれるが今そんな事を考えても仕方がないのでしっかり味わいながら食べる。ごちそうまでした、と手を合わせて声に出して、食器を片付ける。片付けを終えて玄関に行き時計を見るともう六時を過ぎている。やべっ、と思いつつドアを開け外に出ながら「行ってきます」と言い、ドアを締めた。)   (2021/1/4 01:35:40)

おしらせサンキ/藤田景斗さんが退室しました。  (2021/1/4 01:36:20)

おしらせ空宮/雪波 ルイスさんが入室しました♪  (2021/1/4 05:55:31)

空宮/雪波 ルイス((唐突に書きたくなったので...!!   (2021/1/4 05:55:48)

空宮/雪波 ルイス(確かそれはまだ一年前の話。僕と母さんが過ごしていた平和な日常は何者かに奪われた。).......「母さん、どうして僕を閉じ込めるの!!!」『貴方を愛しているからよ。』(クローゼットに押し込められて鍵を掛けられる。どんなに叩いても、泣き叫んでもクローゼットは壊れないし母さんは出してくれない。さっきまで僕は母さんに教えてもらいながら月夜学園の課題をやっていたはずだった。二人で難しい数式を解いていたら家のピンポンが鳴って、母さんがそれに出て少ししたら僕を部屋の近くにあったクローゼットに押し込んだんだ。)母さん!!!!....かあさん!!!....もどって...(あまりにも強く、クローゼットのドアを叩きすぎたせいか何だか手が痛い。あまりにも騒ぎ過ぎて体力を消耗してしまったようで瞼が徐々に降りてきた。...きっと戻ってくるだろう、そしたら眠っている僕をベッドまで運んだ後に額にキスをしてくれるはず。僕の意識はいつの間にか切り離されていて、外で起きている血塗れの戦いなど知らずに眠ってしまった....。あの時にもっと暴れていたら僕も戦いに参戦して、母さんを助けられたのかな。)   (2021/1/4 06:15:26)

空宮/雪波 ルイス『起きなさい。』(凛とした声でふと瞼を開ければ、そこには見知らぬ女性の姿があった。いつの間にかクローゼットから出てる事が出来ており、ここが先程までいた部屋だという事は辛うじて分かる。そう、天井が銃によって開けられた穴のせいで最初はここがどこかが全く分からないけど...   (2021/1/4 06:21:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、空宮/雪波 ルイスさんが自動退室しました。  (2021/1/4 06:59:31)

おしらせ空宮/雪波 ルイスさんが入室しました♪  (2021/1/4 12:14:38)

空宮/雪波 ルイス『貴方の母親は逮捕されたわ。これ以上話してるとこの家も危ない、さっさと行くわよ。』(逮捕された、そのワードに頭が真っ白になって、体中の力が抜けた感覚に陥った。女性が乱暴に僕の手を引いて立たせてくれなかったらずっと僕は倒れたままだろう。どうやらこの思い出の詰まった家は天井の他にも様々な所が破壊されているようだ。一体誰がこんな事を....、あまりにも野蛮な行為に僕は眉を潜める事しか出来なかった。)「.....ッ!?レディはどんな名前なんだい....?」『.....母親に頼まれた助けよ。と言っても貴方には見覚えがあるかもしれないけど。』(玄関は危ないから、と女性が手を振った瞬間に場面が家の外に切り替わる。確か部屋にいたはずでは、と思ったが目の前に炎のリングが現れ、そこから女性が出てくるのを目にして『能力者』だという事に気付き。)   (2021/1/4 12:27:57)

空宮/雪波 ルイス(能力者ならば知っているかもしれないと名前を聞いてみるが濁されてしまい、だが女性は何処かで見覚えのある見た目をしている。まぁ本人が言いたがらないなら、聞く必要も無いだろう。)『彼奴が逮捕されたという事は貴方はこれ以上、あの家には住めない。月夜学園の寮に住みなさい。』「母さんは冤罪なんですよね!?」『.....それじゃ、私は....。っとこんなのを持っていたら見つかった時に面倒ね。......母親の形見だと思って使いなさい。』(月夜学園に住む、母さんには会えなくなる。そんなのは辛い、時々母さんは何処かに仕事をしに出掛けて行くから数日間いなくなるのは慣れているけどいつ会えるか分からないというのは嫌だ。少しでも早く帰ってくる希望を持つ為に冤罪かと聞いたがまたまた濁され。もう一生会えないんじゃないかと絶望しかけたがその時に重々しい何かが頭に当たり、ゴッと鈍い音を立てる。)「これは...金色の銃?...あ、僕のあげたイチゴのシール....。」(何かが当たった場所をさすりながら、何が起きた...と確かめてみると地面に金色の銃が落ちていて。)   (2021/1/4 12:49:05)

空宮/雪波 ルイス『何で銃が....?』(母親の形見だと女性は言っていた。どういう事だろうか、本当に母さんは犯罪をしているのだろうか。徐々に現れる本当に帰ってこないのではないかという不安、いっその事、僕もこれで人を....。少し遠くにいる人に狙いを定め、撃とうとしたのだが見覚えのあるシールを目にして手が止まる。そっとそのシールを剥がし、目の前にもってくればそれはまだ幼稚園に行く前に僕が作ったシール、母さんはまだ持っていたんだ....。向けていた銃口はいつの間にか下がっていた、母さんはきっと護身用として持っていたんだ。そして、これを使って母さんを助ければ良いって事...。そうと分かれば早く月夜学園に行って準備をしよう。僕は銃を大事にポケットに入れて、全速力で走っていった。)   (2021/1/4 13:07:25)

空宮/雪波 ルイス((最後らへんやけくそですが完成です。女性は一年前の無華ちんです。   (2021/1/4 13:08:27)

おしらせ空宮/雪波 ルイスさんが退室しました。  (2021/1/4 13:08:31)

おしらせ翁/鹿波 ミオさんが入室しました♪  (2021/1/5 02:09:37)

翁/鹿波 ミオ鹿波ミオ一年生。夏休み。ミオは窮地に陥っていた「大の大人が寄ってたかって…ガキ1人に情けねぇと思わねぇの…?」先日仲間が喧嘩をしていたところに助太刀に入り無事勝利を収めたのだが、その報復だろう。1人のところを狙われ最も簡単に拘束されてしまった。いくら月夜学園の生徒だとしても多勢に無勢…数人をボコしたところで隙を突かれてしまった。能力には相性がある。自分の能力は触れて発動するもの。相手の拘束具は空気を固めると言うものであった。触れても変換できないものは存在するのだ。しばらくサンドバッグになった後リーダー格の男が口を開いた「身動き取れねぇ餓鬼がイキがんじゃねぇよ。女みぇな格好して…気持ち悪りぃ奴だ」頬を掴まれグイッと顔を合わせられる。ミオは目を合わせぺっと唾を吐きかける「…可愛いだろうがクソ野郎」ニィと歯を見せ煽るような表情を見せる。数秒の間があり、唾を吐きかけられた男はミオの腹を蹴り上げる「ぁが…っ…げほっ…!」「舐めた真似したんじゃねぇぞクソガキ!んな可愛いって言って欲しいなら可愛がってやるよ。俺の仲間に抱かせてやる。おい、脱がせろ」   (2021/1/5 02:09:55)

翁/鹿波 ミオワラワラと数人が集まってきてミオの服に掴みかかる「あ!?さわんじゃねぇよきめぇな!!」ジタバタと暴れ触れれば蹴りや頭突きを食らわすが、拳が頬に飛んでくる「黙ってろ!安心しろよ慣れた奴だからな。多少乱暴だろうがそのうちお前も慣れるだろうよ」ブレザーを奪われ中着のパーカーを破られ肌が露わになる。その様子をニヤニヤしながらスマホで数人が撮っている。別に女の格好をしているからと言って男とヤりたい訳じゃない。クソみたいな状況だ。打開策はないか。そんなことを考えていればスマホが何者かに奪われる「あ!?だれd……!」何やら鞭のようなものが的確に顎を捉えミオを殴った男を一撃で気絶させた。そのままその鞭はスマホをへし折った「鞭じゃない…触手?」ウネウネと蠢く薄ピンク色の光沢があるもの、それは触手だった「はい正解です。それではこのままお片づけしてしまいますね」顔を布で覆った白衣の女性。その腕には触手が蠢いている。認識してからは早かった。一歩も動くことなく的確に急所を捉え暴漢たちを気絶させていった「…ふぅ。ご無事ですか?鹿波クン」   (2021/1/5 02:10:10)

翁/鹿波 ミオはだけた自分に白衣をかけながら優しく声をかけ、顔を覆った布を捲る「…神宮寺せんせ…?」「またまた正解です。一年生なのに保険医の名前を覚えててくれるなんて私はとっても嬉しいです」にっこりと笑みを浮かべひんやりとした手で赤みがかった頬を冷やしてくれる。神宮寺香子。月夜学園の保険医だ。先輩からの噂を聞くにヤバい犯罪組織と繋がりがあったとの話だが俄には信じがたいことだ「間に合ってよかったです。何騒がしい感じがしたので覗いてみれば可愛い子が襲われているんですもの。鹿波クン…男の子だったんですね。先生全然気が付きませんでした。とっても可愛いですね」膝を曲げポンポンと頭を撫でる薫子のペースに飲まれ言葉を無くしてしまった。聞きたいことは山ほど当たったのだが「…ありがと」素直にその言葉が出る。「どういたしまして。えと…鹿波クン。一応保険医として貴方を検診したいんですけど学校が空いてないので…家に来ませんか?道具は整っているので」   (2021/1/5 02:10:47)

翁/鹿波 ミオ澱みのない目でそう言われては断ろうにも断れない。それに痛いのは事実だ。多分能力で強化された肉体で蹴られたのだろう。超痛い「わかった。行く。せんせーんち近いの?」「ええ。直ぐそこですので…はい」「はい?」香子は背を向けこちらを見る。一瞬理解が追いつかず直ぐに返答を返してしまった「??おんぶです。怪我人を歩かせるわけには行きませんから」「は!?いっつ……いやいや高校生にもなっておんぶとかダサすぎ…歩けるし…」ヨロヨロと立ち上がり自分で歩こうとするが直ぐに膝をついてしまう。なんたることか。これもきっと能力だそうに違いないそう言うことにしておこう「…ほら。強がっていても怪我は治りませんから。乗ってください?」「……ちっ…はーい…」   (2021/1/5 02:11:15)

翁/鹿波 ミオ「……ちっ…はーい…」渋々背中を借り、大人しくおんぶされる。こんなところ仲間に見られたら溜まったものでない。が、今はそうも言ってられないみたいだ。女のくせに安定したおんぶ。柔らかな手触り。いい匂い。全てが落ち着く。心地よい振動が眠気を誘う。幸い、運ばれるミオを見た生徒はいなかったようだ「…あら?眠ってしまいましたか。…ゆっくり休んでくださいね。これに懲りたらもう危ない事はやめてほしいんですけどね」彼女はどこまで知っているのだろうか。なぜ自分の危機を察知したのか。ミオは薄れゆく意識の中でそんなことを考えていた   (2021/1/5 02:11:32)

翁/鹿波 ミオ((ミオ君と香子先生の関係を持たせたかっただけです…^^   (2021/1/5 02:11:49)

おしらせ翁/鹿波 ミオさんが退室しました。  (2021/1/5 02:12:20)

おしらせ瑠々/杠葉兄弟さんが入室しました♪  (2021/1/5 16:15:21)

瑠々/杠葉兄弟「あ~…めんどくせ…」(日も傾き始め辺りも橙に染まりゆく頃、そう小さく愚痴を漏らしながら群れを成して飛ぶ鳥たちを眺めていた。今頃本当であれば何時ものように強そうな者に勝負と評した喧嘩を挑んでいたはずなのに。今日は運悪く教師に見つかって捕まり、日頃の行いもあって放課後学習となった。とは言ってもやはり面倒なものは面倒で、机上に置かれた問題集は全く目を通さずに広げた儘になっている。つまりは全く勉強していないのだ。実は自分を捕まえた教師は今回自習という形で放課後学習をしろと指示してきたのだ。無論、其の教師の監視はない。つまり逃げ出そうと思えば逃げ出せるのだが…其れが出来ない訳が有る。其れは…)「こら幽、外ばかり見ていないで問題集を見て下さいよ。其れじゃあ何時までも終わりませんよ?」「っるせえ…分かってるっつの…」(自分の座る机の前に向き合う形で居る実の兄の所為だ。何と教師は今回の監視役に自分が一番嫌う兄を召喚したのだ。此れでは逃げようと思っても逃げられない訳である。内心教師にブツブツと愚痴を漏らしていると、目の前に座る兄から軽くデコピンを喰らった。…軽くと言っても、痛いものは痛いのだが)   (2021/1/5 16:15:36)

瑠々/杠葉兄弟「い”ッ…!?何すんだよ!?」「…貴方が勉強しない儘、既に一時間は経ってます。いい加減問題集とにらめっこして貰えませんか?」(眉を下げながらむすっとした表情で此方を軽く睨む兄に、小さく聞こえないように舌打ちをしては視線を窓の外から問題集へと移す。一切手を付けていない問題集は未だ白紙の儘だった。此れには当然兄もそうなるだろうとも思ったが、何せ嫌いであるし同情なんてさらさらするつもりなんてない。同じく机上に転がっていたシャーペンを手に取っては、真っ白な儘の問題集と向き合う。其の様子を静かに見守る兄をチラリと見ながらも、少しずつ問題を解き始めた。少し進めた所で所謂基本問題が終わり、力の必要となる応用問題が見えてきた。…日頃授業を抜け出しているからだろうか、全くと言って分からなかった。否、何かが引っ掛かっていて分からないと言った方が正しいか。ゆっくりと動いていたシャーペンがピタリと其の動きを止める。そして口からは考え込みすぎて唸り声が漏れ出す。まさに四面楚歌と言うべきか…なんて事を思っていると、其れを見かねたのだろうか兄が口を開いた)   (2021/1/5 16:15:47)

瑠々/杠葉兄弟「…如何しました?何か分からない所でも?」「…ちげえし…ちょっと引っ掛かってるだけだし…」「…其れを分からないと言うんですよ。ふむ其れはですね、こうして解くと良いですよ」(分からないと言うのを否定してはみたが、すぐさま正論を述べ肯定する兄にぐうの音も出なかった。渋々兄が説明しながら問題集に図やら式やら書きだしていくのを、黙って見つめる。認めたくはないがやはり教えるのが上手い。ほんの少しのものを書き足して言葉を付け加えただけで、其れがヒントとなって先程まで悩んでいた問題の答えも直ぐ分かった。取り敢えず答えを書きだし、合っているかどうか確認するべくチラリと兄の顔を見る。兄はやけに大人びた微笑を浮かべて、”正解ですよ。よく出来ましたね、幽”と言葉を述べた。そして…優しく自分の頭を撫でてくれた。其れには何か照れを感じ、頬を赤く染めては黙り込む事しか出来なかった。大の嫌いな兄のはずなのに…如何してこんなにも嬉しさを感じるのだろう。其れの答えだけはやはり最後まで分かる事はなかった。/数十分後、兄の説明も有りようやく指定された所まで解き終わる事が出来た)   (2021/1/5 16:16:15)

瑠々/杠葉兄弟​​(机上の上に置かれた物を鞄に詰め込みながら、”お疲れ様です”と微笑む兄にボソッと一言告げた)「…ありがとな…兄貴」(何時もだったら「クソ兄貴」だとか「猫かぶり」だとかのあだ名で呼ぶのだが、今だけはそう呼んでやろうと思い言ってやったのだ。だがそうしたのは間違いだったと瞬時に思った。顔がとても熱い。自分はどうも兄に優しくされるのに弱いらしい。照れながら視線を逸らしていると、目を丸くしていた兄が嬉しそうに微笑んで”どういたしまして”と告げた。そうしては再度を頭を撫でてくれた。…そう言えば自分は兄に撫でられるのが好きだったっけ。昔日の幼い頃が脳裏をよぎる。…だが今はあの時とは違うのだ。何せ今は兄の事を嫌っているのだから。そう易々と馴れ馴れしくするつもりはない。先程大人しく撫でられていたというのに、今度は頭を撫でる兄の手を払っては速足で教室を出た。其の際にキョトンとする兄の方に振り返っては、舌を出しながらこう言ってやった)「何時か絶対にアンタに勝ってやるから、覚悟しとけよ」「…ええ、楽しみにしてますよ」(宣戦布告だと言うのに何処か嬉しそうな兄に首を傾げながらも、ふらりと教室を出たのだった)   (2021/1/5 16:16:28)

瑠々/杠葉兄弟((杠葉兄弟でやってみたかったのでやってみました…!   (2021/1/5 16:17:14)

おしらせ瑠々/杠葉兄弟さんが退室しました。  (2021/1/5 16:17:18)

おしらせ白菜 / Qさんが入室しました♪  (2021/1/6 02:00:53)

白菜 / Q((半分寝ながら書いたので短いし駄文だし意味不明です(お前)   (2021/1/6 02:01:27)

白菜 / Q己は昔から忌み子として生きてきた。幼い頃から難読な漢字を呼んだり、凡人なら一年掛けて解くであろう計算も一瞬で分かってしまった。その上人の本音が見抜ける、何てメンタリストみたいな能力を持って生まれてきた身。それからは気味悪がられ、集団で殴られ蹴られ...酷い時は死ぬかと思った時もあった。けれども母は慰めの言葉を一つも掛けてくれなかった、それが当たり前と思っていた。けれども、全く違った。目の前には転んでしまって泣いている所母に慰めて貰っている己と同じ位の子供。その瞬間から己は"可笑しいのでは"と考えた。どんな方式を使えばこの苦しさは消えるのか、己にはそれが分からなかった。だから考えた。己が知る全ての方式を使って。何度も何度も計算を繰り返した、ノートでは足りないから部屋中の家具に、壁に床に。...けど何も分からないまま、10年程の時が過ぎて行った。10年経った今でも分かっていない。この苦しさは何なのだろうか、誰か教えてはくれないだろうか。『 誰か助けてください 』   (2021/1/6 02:01:54)

白菜 / Q((滅茶苦茶短い(真顔)過去については今度詳しく書きます~、チロルチョコオイシイ   (2021/1/6 02:02:38)

おしらせ白菜 / Qさんが退室しました。  (2021/1/6 02:02:41)

おしらせ瑠々/Lainoさんが入室しました♪  (2021/1/6 15:56:13)

瑠々/Laino「突然だけど…Lainoの昔話をするね?Lainoはある職人さんに作られた、其の人にとって最初で最後の機械人形…。あッ因みにぬいぐるみ達はLainoの兄弟みたいな感じ…!マスターさんがね、Lainoが一人で寂しくないように作ってくれたの…!…マスターさんは自分みたいに一人にさせたくなかったんだって。マスターさんはずっと独りぼっちで生きてきたから、Lainoにはそういう思いをしてほしくなかったから、ぬいぐるみ達を作ってくれたんだよね…。…皆を作り終えた後…マスターさんは眠っちゃって目を覚まさなかったんだけどね…。…マスターさんにまた会いたいなぁ…。…ああ、何でもないよ…!唯の独り言だから…!其れでね…その後Lainoとぬいぐるみ達は色んな所を彷徨ってたんだ~。色んなものを見たし…色んな人に会ったんだ…!でね…Laino…悪い人に捕まっちゃったの。Lainoは其の時珍しい機械人形だったから…多分お金になると思ったんだろうね。Laino、何も出来なかった…怖かったから…。ぬいぐるみ達はLainoを護ろうとしたけど…負けちゃったんだ…。もう少しで売られそうになった時…Lainoの体からね…霧が出てきたんだ…」   (2021/1/6 15:56:23)

瑠々/Laino「其れを悪い人が吸い込んだら…凄く苦しみだして咳き込んでた…。其れで思い出したんだ…Lainoには能力が宿ってるって事…。マスターさんに教えてもらっていたのに…その時までずっと忘れちゃってた。でね…悪い人が怒っちゃってLainoに銃を向けてきた…。殺される…そう思ってたら、悪い人が突然吹っ飛んだの…。一体如何したんだろう…?って思ってたら…何処からか狐さんが現れて、『大丈夫ですか?』って優しく声を掛けてくれたんだ…。其れで分かったの…狐さんが悪い人をやっつけてくれたんだって…。…其れでね、Lainoは其の狐さんに助けられて…此処に来たんだ…。此処に来たのは、Lainoが能力を持っているし…此処に通った方が良いって狐さんが言ってたから。其れに狐さんも此処に通ってるって言ってたし…其れなら良いかなってLaino通う事にしたんだ…!…此れがLainoの昔話。ん…?今?すっごく幸せだよ…!あッいけない…そろそろ時間だ…!それじゃまたね…!」『Laino=霧』   (2021/1/6 15:56:33)

瑠々/Laino((Lainoちゃんの過去話です…!とある人も友情出演しております(??)   (2021/1/6 15:57:00)

おしらせ瑠々/Lainoさんが退室しました。  (2021/1/6 15:57:04)

おしらせ千津/栗栖野 語さんが入室しました♪  (2021/1/6 22:44:36)

千津/栗栖野 語俺の名前は栗栖野語、好きな物はもっふもふしたもの…あれいいよなマジで癒し、猫学園で2匹飼ってんだけど、日常の疲れをマジで癒してくれる。少し腹に顔を埋めるだけでも幸福度が満ちてあと一週間は頑張れる、あと2回は死ねるとか余裕が産まれてくる。…風紀委員長んとこのうさぎもいいよな、最近見てて癒されるもふもふisもふもふは杠葉兄弟、マジで目の保養、まぁ見てるだけなんだけど、正直どちらも別のベクトルで怖そうなので関わりたくはない、特に幻夜隊の隊長と仲良しさんの兄の方はマジで無理。嫌いなものは不良だ、風紀という仕事から奴らはマジで害虫、害以外の何物でもない。   (2021/1/6 22:44:57)

千津/栗栖野 語放っておけば例の暴虐極まりない風紀委員長様から大量の始末書と、報告書を書かされ、注意しに行けば必ずと言っていいほど身体に傷を作って夜中に痛みで枕を濡らすことになる。なので、本当に嫌いだ。そいえば去年仲良くつるんでたヤツらもいわゆる「不良」にカテゴライズされる部類の人間だった気がする。変なTシャツを俺に押付けやがった高身長の昔平だった現学園長とバトってて黒い噂の絶えなかったキャラの濃い彼や、俺の名前を間違えまくってた女装野郎に、校舎裏でヤンキーとバトって一人勝ちしてたヤンキーは元気だろうか、そいえば去年の後半に風紀委員になってからというものの、放課後も休み時間でさえも仕事に追われて、それと関係ないがメンヘラ風の彼女に引っかかりだいぶ疎遠になってしまった。   (2021/1/6 22:45:28)

千津/栗栖野 語メンヘラ彼女と言えば、本当に束縛が酷かった、去年仲良かった友人が有難いことに俺にやめとけって注意入れてくれたんだけど、当時彼女が大好きだった俺はアイツに謎理論押し付けてマジギレした、それ以来あいつとは喋ってない。つまり、何が言いたいかというと俺はぼっちだ、18歳にして仕事が親友で恋人と言う悲しい実績解除をしてしまった。…マジでトロフィーとか要らねえ。まぁ、そんな去年の話だが、いいこともあった。1度可愛い1年生の女の子に告白されたことがある。本当に可愛い子だった、まぁ、ちょっと恥ずかしくて返事送られてる最中にこちらも疎遠になったのだが、マジでろくな事ねーな俺。   (2021/1/6 22:46:02)

千津/栗栖野 語という話はさておき、3年生になってからの風紀委員は去年よりもさらにハードなものだった、去年までは書類整理や雑務に追われ、時間に殺される毎日だったが、今年は書類整理の他に「取り調べ」「注意」「取締役」等増えたので、忙しい他ない上に、肉体労働まで入ってくるときた。酷い時なんかこんな学校だから相手に悪意がなくともパニックになり、能力を食らったりすることがある。最近はそれで右腕が吹き飛んだ。まじでシャレにならん、……とまぁ、そんな激務を続けてればストレスも溜まるようで、さすがに癒しが欲しくなってしまう。最初に言った通り、俺はもっふもふしたものが好きなわけで、でも今猫は運悪いことに家に置いてきている。今は昼休みの終わりごろで、生徒への取り調べが終わった頃だ。もちろん昼飯なんか食べれてないし、なんなら今から食べられるような時間でもない。だからこの少しの時間を使って癒しを求めることにした。   (2021/1/6 22:46:27)

千津/栗栖野 語「…、……メジロうさぎ貸して来んね?」(自分口から出たその願いは、思ったよりも覇気がなくてガッサガサだった、なんというか、自分でも疲れてんなあって同情するレベル。目の前にいる風紀委員長を睨むようにじっと見て、頼んでみる。というかこんな時間に彼女も風紀室で書類に囲まれているのを見るに、俺と同じく昼食は取れていないのだろう、けれどじっと見据えてみても彼女には、俺のような疲れや窶れた様子には見えずに相変わらず、凛とした態度でまるで、昼休みが風紀の仕事で潰されているようには全くと言うほど見えない。)   (2021/1/6 22:48:29)

千津/栗栖野 語「あら、取り調べは終わったの?いらっしゃい。いつにも増して小汚い格好なの、語。」(彼女は睨むような視線を向けた俺に動じることなどせずに、腕を組んで歓迎の言葉を口にする。相変わらず少しツリ目気味の視線は普通に俺の事を見ているのだろうけど、向けられる側からすれば鷹に睨まれたような気持ちになってしまう。つかなんだよ、小ぎたないって…。)   (2021/1/6 22:48:49)

千津/栗栖野 語「あー、ま?…つか誰のせいだと思ってんだよ……んで、うさぎ貸してくれよ」(小ぎたないという言葉に納得が行かないので軽く自分の腕や身体、視界に映る限りを確認してみると、確かに彼女の言う通り小ぎたないという評価を受けても仕方ないような風になっていた。思い返してみれば、今日の取り調べ元い、生徒への不良行動に対する事情聴取で開口、焦った相手の能力を食らったのを思い出した、恐らくその時に着いた傷や服の微妙なダメージが、小ぎたないという評価に繋がったのだろう。…てかこれ遠回しに取り調べの指示を俺に下した相手が悪いんじゃないか…?と、思い言ってみた。つか早くうさぎ) 「仕方ないの、まぁ貴方はいつも【風紀の犬】としてよくやってくれてるの、いいわ貸してあげる」(と言いながら、彼女は1年前よりも随分短くなった髪を手で払い、視線をソファーの方へ向けた。…あ、うさぎソファーにいたのな、仕事手伝ってないのかよ)   (2021/1/6 22:49:11)

千津/栗栖野 語「ありがt…やべえなにこれ、もっふもふ…つかいい匂い…」(ソファーに座るうさぎに抱きつくように寝転がるとなんだかまぶたが重たくなってきた…やべ、ふわふわ…最高……意識落ちる…) 「当たり前なの!!これでもちゃんと手入れに毎日2時間、高いトリートメントだって使ってるの!満足行かないわけがな……って寝てるの…??」 「…最近沢山仕事任せたものね…お疲れ様なの、おやすみなさい…いい夢を。」 眠っては行けない、そろそろ午後の授業が始まる。分かってはいるのだがまぶたが重くて開かないし、身体がソファーに張り付いたように起き上がることが出来ない。意識を失う最後の記憶は、頭をそっと優しく撫でられる感覚と、暖かいもふもふの塊…それと、普段からは全く想像がつかない虚見 メジロの穏やかな声だった。   (2021/1/6 22:49:39)

千津/栗栖野 語栗栖野 語、大好きな物は後輩…生意気忠順、どんな性格でも本当に可愛く見えるので何をしていても目に入れて痛くない。大嫌いなものは友人を作ることだ、3年になってからというものの、気づかないうちに仕事という言い訳をつけて、友人という枠組みを避けていたのかもしれない。…だって、確かに楽しいかもしれないが中々に面倒だと思う。面倒な理由は長くなるから割愛するが…まぁ、色々あったんだよ察してくれよ。   (2021/1/6 22:49:58)

千津/栗栖野 語「起きなさいっ!!!語!!かーたーるっ! !!きいてるのっ!!!!?」(大きな耳を着く甲高い声の怒号に目を覚ますと、開口見覚えのある一番整った顔、彼女の紫色の大きな瞳に映るのは寝ぼけた顔をするまだ眠たそうで間抜けな俺の姿。) 「…あ?……なんだよ…つか、ここ俺の部屋じゃね…?なんでいるわけ…」(覚束無い頭で当たりを見渡すと自分の部屋のようだった…つかなんでこいついんの) 「今日は幻夜隊の隊長と副隊長に飲酒疑惑の取り調べを頼むの!洗いざらい吐かせてきなさい!!!」   (2021/1/6 22:50:17)

千津/栗栖野 語「へーへ、分かりましたよ…風紀委員長」 「返事は『ハイ』にしなさいっ!!」(俺のおざなりな返事に機嫌を悪くした奴は洗面所に顔を埋める俺の頭を髪を掴んでわしずかみにし、思いっきり目の前の鏡に叩きつけた…いて、普通に生活していれば滅多に味わえない…つか味わいたくない重く鈍い痛みが頭を襲う。本当に痛い。だがしかし、今の痛みで雲のかかったような寝起きの頭が冴えてきたようだ、さっきよりも意識がハッキリとしてきた…え、ちょっと待ってなんか垂れてね…?頭から血出てない?…うわ…出てたわ) 「い゛っ…ハーイ。」(とりあえず、返事はしておこう。ただでさえ痛いのに返答無しということで追撃が襲ってきたらシャレにならない。彼女は俺のそれなりにちゃんとした返事を聞いて満足したようで、もう一度頭に衝撃が走ることは無かった。マジで朝からなんだってんだよ…。)   (2021/1/6 22:50:32)

千津/栗栖野 語と、まぁ学校に行く前から傷を作ってしまった。…あいつマジ良くないよ。まぁ嫌いじゃないけど。 あーあ、今日も頑張りますか…、風紀のために、貴女の為に今日も身を粉にして頑張ります。…どうも、3-2、平風紀委員の栗栖野語、好きな物はもっふもふしたもの、もっと好きなのが後輩、さらに好きなのがこの仕事と風紀委員長。あ、言っとくけど別にドMとかそういうのじゃねえから、痛いのは本当に、1番嫌いかもしれない。   (2021/1/6 22:50:40)

おしらせ千津/栗栖野 語さんが退室しました。  (2021/1/6 22:50:46)

おしらせ千桜 / Fische .。さんが入室しました♪  (2021/1/8 18:40:32)

千桜 / Fische .。((閲覧注意   (2021/1/8 18:40:40)

千桜 / Fische .。【生まれ損ないの異端者】   (2021/1/8 18:42:14)

千桜 / Fische .。昔から、 " 情 " が嫌いだった。自分に纏わりつく、甘ったるい愛情が、臭い友情が、ウザったらしい恋情が、偽りだらけの感情が。皆、醜かった。皆、気持ち悪かった。そんなものに囚われるくらいなら、縛られるくらいなら、そんな汚物等捨ててしまおう。俺はいつでも無であり、全てに平等で有り続けよう。それが、大切なあの御方からの教えだから。大切なあの御方の信条だったから。それを、俺は引き継ぐ。あの御方の×××として。「______っと、あら…、…御客人?ごめんなさいね、気づかなかったわ」「…ふふ、聞かれてしまったかしら?仕方ないわね。……さぁさぁ、何をお望みなの?御客人が望むものなら、なんでも出してあげるわよ。…うふふ、何が欲しいの?」「あぁ、なるほど。彼について知りたいのね。___良いわ、話してあげる。Fische・JungFrauの過去を」「ただ、私が話したとは言わないで頂戴ね。私は、存在を知られちゃ行けないから」「……え?なんで知っているのかって?…黙秘、かしらね。私からは何も言えないわ」「…あらあら、拗ねないで頂戴?大丈夫よ、すぐにまた会えるわ」「______じゃあ、狂おしくも良い夢を。おやすみなさい」   (2021/1/8 18:42:27)

千桜 / Fische .。___彼、Fischeは奇形児だった。生まれてまもない頃から、水の中では呼吸が出来ず、地上と環境を合わせた小さな小屋の中でずっと眠ったまま過ごしていた。医者が言うには、彼はもう一生起きること無く、眠り続けたままになるらしい。両親は、彼の眠りを嘆いた___訳では無く、ただ、周りとは違う彼を軽蔑した。兄弟は皆普通なのに、マトモなのに。彼は、彼だけがおかしい。…否、それもそうだろう。彼、Fischeの両親は、血縁関係のある…つまりは、兄妹だった。周りが普通に生まれてきたのは奇跡であり、彼、Fischeが普通だった。___ある日、彼の両親は、彼を殺そうとした。彼がまだ眠っている間に、抵抗しない間に。…この時、夫妻達は確信していた。何故自分達が産んだ子の中で、あの子だけが奇形児なのか。それは、自分達の影響ではない、きっと、あの子が______××××××だけなんだ。だから、今のうちに逃げなきゃ行けないの。愚かな私達の考えがバレたら、どうなるのか。……結果的に、夫妻の計画は失敗に終わった。   (2021/1/8 18:42:39)

千桜 / Fische .。彼らは、自殺した。   (2021/1/8 18:42:49)

千桜 / Fische .。何故自殺したのかは分からない。彼らの死に顔は、どこかスッキリとしているかの様な、幸せに満ちた表情だった。その表情を見たものは皆口々に言う。「あれは呪いだ」と。そして、夫妻の自殺が発覚したのと同時刻。夫妻の子供達が家で死んでおり、唯一、奇形児であったFischeの死体が見つからなかった。何故だかは分からないが、彼は水の中では呼吸が出来ない為、必然的に死亡扱いとなった。また、彼が子供達を殺した犯人では無いかと疑われたが、確信へと至る程の証拠が無かった為、結果この事件は、闇に埋もれて、人々の記憶力から抜け落ちていった。「ふふ、あは……あははッ。そう、これで、これで良いんでしょ?ねぇ、saevum(サエウム)さん。俺、言う事ちゃんと聞いたよ?偉い?」泣きながらも笑っているかの様な、狂った表情を浮かべ、貴方の名前を呼ぶ。貴方は、美しく、そして残酷に微笑んだ。「…うん。そうだね。偉いよ、Fische」あぁ、あぁ、貴方って人は本当に残酷だ。その言葉ひとつで、俺を狂わせる。涙を流しながら、歪な笑みを浮かべ言葉を紡いだ。「有り難きお言葉でございます。我が主」   (2021/1/8 18:43:00)

千桜 / Fische .。『俺はね、あなたから褒めて頂けるだけで幸せなんです。……あの御方は、そんけいに値する人です』   (2021/1/8 18:45:31)

千桜 / Fische .。『✕✕✕、✕✕た✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕す。……✕✕✕✕✕、✕✕け✕✕✕✕✕✕✕✕』   (2021/1/8 18:48:57)

おしらせ千桜 / Fische .。さんが退室しました。  (2021/1/8 18:49:02)

おしらせ千桜 / Fische .。さんが入室しました♪  (2021/1/8 18:49:21)

千桜 / Fische .。((説明し忘れ。フィシェの昔のお話です。多分意味不明なとこしかない、解説して欲しかったりしたら聞いてもろて((   (2021/1/8 18:50:40)

おしらせ千桜 / Fische .。さんが退室しました。  (2021/1/8 18:50:42)

おしらせシア/Seridさんが入室しました♪  (2021/1/8 22:27:26)

シア/Serid((駄文ですが·····   (2021/1/8 22:27:49)

シア/Serid『お前は1人じゃ何も出来ない』·····『お前は出来の悪い子なんだから。○○○を見習いなさい』····· 『武力でも頭脳でも、その能力でも、お前は何一つ○○○に勝ってない。お前が必死に練習している絵だってそうだ』····· 『お前はいつだって』『何をさせたって』『何を成すことも出来ない』 『才能がない』『○○○の出涸らし』『マクライン家の恥だ』『どうしてこれが産まれてしまったんだ』『○○○に才能を全部持っていかれたのね·····可哀想に·····』 ··············· 『お前は劣等生だ』   (2021/1/8 22:28:37)

シア/Seridーーーーー 悪夢を見ているのか苦悶の表情を浮かべ、呼吸は浅い。掛け布団は既に蹴り飛ばされており、真冬にも関わらず寝巻きのジャージ1枚だ。しかし、その全身は汗でびっしょりと濡れている。歯軋りを繰り返し、無意識にジャージに手を入れ胸を掻きむしる。表情がさらに深刻になったと思うと、「がァッ·····ァ·····ッ」と雄叫びを上げて跳ねるように起き上がる。前髪が悪夢を見た時特有の脂汗でべっとりと額に張り付いたのをかきあげる。鼓動が乱れている。時計の針は3時半を指しているが、こうなるともう眠れない。 「はッ!·····はァッ·····あァ·····寝覚め悪ィ·····最ッ悪の朝だ·····」そう悪態をつきながら汗で濡れた頭をくしゃくしゃと掻きむしり、一頻り深呼吸をした後に、汗を流そうと立ち上がって部屋を出た。老朽化でギシギシと音を立てる階段を下り、仄暗い廊下を歩く。その途中で、乱雑に壁掛けされていたカレンダーが視界に入り、顔を顰めた。「チッ·····もうそんな経つかよ·····」 その日はセリド=マクライン14才の誕生日の朝。·····そして、セリドの母と、·····兄、○○○=マクラインの命日であった。   (2021/1/8 22:29:33)

シア/Seridーーーーー 数時間が経って午前6時頃。「498·····499·····500ッ·····」と日課の腕立て伏せをしながらラジオの報道番組を聞いていると、あるニュースが耳に入ってきた。それは、『少年連続失踪事件』という題を付けられ報道されていた。なんとなく興味を引かれ、聞いていると、被害者に共通した特徴があったらしい。「·····12〜15歳の少年、背丈は150cm程で、緑系の髪·····なるほどなァ·····」なんとなく嫌な予感がして、柄にもなく苦笑いをすると、冗談めかして呟いた。「·····俺狙われるくねェ?それ」·····まァ、そんなわけねェか、と思い直して筋トレを再開した。·····しかしその冗談は直ぐに現実となった。   (2021/1/8 22:29:57)

おしらせシア/Seridさんが退室しました。  (2021/1/8 22:31:47)

おしらせシア/Seridさんが入室しました♪  (2021/1/8 22:31:51)

シア/Seridーーーーー その日の夜、セリドはいつもとは違う場所で目を覚ました。目を開け、上体を起こすと、そこは禍々しい気で満ちた、不気味な空間だった。夢かと思いほっぺたをつねってみるが、ちゃんと痛覚はある。「ッてて·····夢じゃァなさそうだが·····ンだここ·····魔界じみてんな·····」空は妖しく紫に輝いて、月や太陽などは存在せず、辺りにも、枯れて腐った草木がポツポツと存在しているだけでそれ以外は何もないように見えた。しかし、よく見るとなにかが落ちていた。それは緑髪をした少年だった。どうやら既に息の根は止まっているようだ。「·····もしかしてニュースになってたアレか·····まさか本当に巻き込まれるたァな」首をゴキゴキと回し、少し歩くと、そこには男がいた。   (2021/1/8 22:32:42)

シア/Serid男の姿を視認した瞬間に思わず息を呑んだ。懐かしい髪の色をしていたからだ。自分と同じようで自分よりも鮮やかな翡翠色の髪をしていたからだ。男が振り向いて虚ろな目でこちらを見る。その顔を見て、その姿を見て、セリドは目を見張った。動けなかった。忌まわしい過去が脳裏にチラついた。しかし、それ以上に何かがおかしかった。男が口を開く。「繧サ·····繝ェdォ·····」喉が潰れているのか、聞き取ることは出来なかった。口を開き、少し動く度に男の、いや、ヒトモドキの体はグズグズと溶けているようだった。セリドは目の前の現実を受け入れることが出来なかった。なぜなら、目の前の魔族と成り果てた異形は、「おめェ、何してんだよッ·····ジータ=マクライン·····ッ」·····実の兄、ジータ=マクラインだった。   (2021/1/8 22:33:05)

シア/Seridーーーーー 「ぜ·····リドォ·····ッ!」苦しみに満ちた声で兄だったモノが呼びかけてくる。とにかく優秀だった兄は存在するだけでセリドの足枷だった。何をするにも比べられた。そしてどれだけ努力しようが、何一つ追いつけなかった。ジータは優等生の肩書きをほしいままにしていた。名家に産まれて、あらゆる才覚を持ち、髪や瞳の色までもがセリドよりも美しいと褒め称えられた。でも、それでも憧れだった。その姿を追いかけ努力をしてきた。そんな兄が異形と成り果てて、自分を呼ぶ。いつもの悪夢ならどれだけ良かったか。「ぜ·····ッリドォ····」3回目の呼びかけ。そしてその時、セリドは気づいた。その瞳から、幾筋かの液体が流れていることに。「·····すまッ·····なァッイッ·····」そして、4回目は謝罪だった。自分が劣等感と共に憧れを持っていたことを兄は知っていたのだ、とジータは初めて気がついた。そして、兄が、のしかかる期待に応えるために無理をしてまで頑張っていたことにも。   (2021/1/8 22:34:06)

シア/Serid「·····おめェもおめェなりにつらかったんだな。ジータ」「··········ォ」喉が完全に潰れてしまったのだろう、まともに声も出ていない。「·····俺に似た特徴のガキ殺したのも、手当り次第俺を探すためか·····ッたく·····しょうがねェ奴だよ」そしてセリドは、心を決めたように肉塊に近づく。「·····俺に出来ることはおめェを楽にすることだけだ。兄貴。もう、おめェを縛る奴はいねェよ」そのまま、首を掴み、一思いにへし折った。かつて兄だった肉塊は灰になり、もうなにも喋らない。兄が貼った結界だったのだろう、紫色の帳が開かれる。セリドは涙も流さなかった。代わりに、数秒目を閉じて祈りを捧げた。   (2021/1/8 22:35:03)

シア/Seridーーーーー 今日は兄の、ジータ=マクラインの命日だ。そして·····「俺は確かに才能がねェ劣等生だがよォ·····それでもてめェの分までちゃんと生きなきゃなんねェだろ」·····セリド=マクラインが過去を精算した、誕生日だ。   (2021/1/8 22:35:29)

シア/Serid((駄文失礼しましたッ、劣等生のセリド君と優等生の兄、ジータ君のお話でした·····   (2021/1/8 22:36:34)

おしらせシア/Seridさんが退室しました。  (2021/1/8 22:36:38)

おしらせ瑠々/杠葉 幻さんが入室しました♪  (2021/1/8 22:42:20)

瑠々/杠葉 幻(何時から自分はこんなにも”嘘吐き”になったのだろうか。能力を持って生まれた時?いや…自分は能力すら上手く使えない能無しだったではないか。嘘を吐かなければ意味をなさない能力の癖に、其の肝心な嘘も吐けない能無し。今はまるで呼吸をするように簡単に嘘を吐くものの、其の当時は何も出来ない無力な妖狐。其れなのに…こんな俺をたった一人の弟は慕ってくれていた。何も出来ない俺を”自慢の兄”だと言ってくれた。俺よりも上手く能力を使えていたのは弟の方だったのに。でもこんな俺でも誇りに思ってくれるのが何より嬉しかった。そしてそんな弟が俺は何より大好きだった。毎日二人で遊んでばかりだったか。まあそうか、”其の時はまだ俺たちは仲が良かったんだから”。俺たちの絆が不鮮明なものになってしまったのはあの時…両親が俺たちの目の前で殺されてしまった時だった。其の時の事は今でも鮮明に覚えている。妖怪狩りだったか…以前から目を付けられていた奴らに、俺たちの両親は俺たちを庇ってあっけなく殺されてしまった。辺りに飛び散る鮮血…やけに響く両親の悲鳴…まさに恐怖そのものの光景に俺たちは絶句した)   (2021/1/8 22:42:33)

瑠々/杠葉 幻(両親が殺されたとなると…次の標的は必然的に俺たちとなる。その通り奴らの牙は俺たちに向いた。チラリと緊迫した状況の中、俺に残された弟を見てみる。弟は恐怖の色に染まり発狂寸前に陥っていた。其れを見た俺は当然…奴らに対して激しい怒りを覚えた。よくも両親を…そして弟までも…其の時が”俺”の死だった。否、俺から私に変わったと言うべきか。兎も角あの時に俺は一度死んだ。能無しの俺から弟を護れる私に。あ、そうでした。私が嘘吐きになったのは其の時からでした。兎に角弟を護りたくて…私は”嘘吐き”になったんです。私が最初に吐いた嘘は…弟に向けてでした。今にも恐怖に押し潰されそうになっている弟を見ていられませんでした。だから…眠ってもらったんです。『此の悲劇が終わるまで幽は眠る』…其れが私の最初に吐いた嘘。私の能力は嘘を現実に書き換える力ですから、其の嘘は現実になり弟は其の儘眠りにつきました。彼は此の悲劇が終わるまで目を覚ます事は無いのです。…此の悲劇を見るのは私だけで良いのです。能無しの私を”自慢の兄”だと言ってくれた、貴方は見なくて良いのです…辛い思いをして傷つくのは私だけで良いですから)   (2021/1/8 22:42:42)

瑠々/杠葉 幻(”嘘吐き”へと成り果てた私は弟の眠っている間、嘘を吐き続け奴らを返り討ちにしました。勿論殺してまではいません。唯弟を傷つけた分は償ってもらいましたが。さて悲劇はそろそろ終わりを迎え、彼はじきに目を覚ますでしょう。しかし目が覚めてしまえば、彼は再び恐怖…否其の倍である絶望に染まってしまうのでしょう。でもそんな事はさせません。私が”嘘吐き”である限り、彼を傷つけなんてさせません。だから私はもう一つ嘘を吐きました。此の悲劇をずっと記憶していては彼が其れに囚われてしまうだろうから、其れを防ぐ為に嘘を吐きました。『幽は此の悲劇を忘れる』…勿論能力で此の嘘すら現実になりました。目を覚ました幽はすっかり…悲劇を忘れてしまっていました。其れに加えて私はもう一つ嘘を吐きました。『幽は何が有ろうと私の事を嫌う』…何故こんな嘘を吐いたかですか?其れは勿論…彼の大好きな”自慢の兄”は既に死んでしまったからです。私はもう彼の大好きだった”自慢の兄”ではなく、唯の”嘘吐き”なので。だから嫌うようにしたのです。第三者からすれば何も変わっていませんが、私の中では何もかも変わってしまったのです)   (2021/1/8 22:42:55)

瑠々/杠葉 幻(其の嘘も直ぐに現実になりました。驚きですよね、少し前までは全く使えなかった能力を使いこなしているのですよ?本当に前の能無しの”俺”は死んだようですね。…まあ自我はまだ残っているようですが。別に問題はないでしょうし。偶に現れてしまうかもしれませんが…其の時はご愛敬と言う事にしてください。其れで今どうなったか、ですか?当然、彼は私の仕向けた通り私を毛嫌いしてくれていますよ。…其れを寂しいと感じている私が居るのですがね。馬鹿でしょう?自分でそう仕組んだ癖に寂しがってるなんて…ホント…”私”も”俺”も愚かですよねぇ。でも此れも彼の為ですから。私は彼の為に犠牲になるのみ。其れこそ…兄である私の務めですから。まあ…此れも私のエゴ、自己満足かもしれませんが…。こうする事で彼が傷つかなくて済むのであれば…私は喜んで此の役を引き受けますよ。其れでは今後もこんな私、”杠葉幻”を宜しくお願いしますね?『此れは私の物語…誰も真実を知る事のない…嘘まみれの物語…なんて××××?』)   (2021/1/8 22:43:06)

瑠々/杠葉 幻((幻くんの昔話です…意味不明な所もあるので、何か質問等ありましたら…!   (2021/1/8 22:43:40)

おしらせ瑠々/杠葉 幻さんが退室しました。  (2021/1/8 22:43:45)

おしらせモノ/皐月那綱さんが入室しました♪  (2021/1/9 22:25:52)

モノ/皐月那綱「どうも〜なーちゃんです。今日も放送始めて行くね。放送聞いてくれてるみんなから質問を募集したから答えてこうと思います。えっと…好きな食べ物は…クッキー!1番の親友?ん〜…みんな友達だから1番とかないよ!みんな仲良し!相手がどう思ってるかは分からないけどね笑。……なぜ放送を始めたんですか?……これはね〜。答えるけど…オフレコでね…」   (2021/1/9 22:30:48)

モノ/皐月那綱LINEの通知音。勉強している手を止めスマホを開く“もしもーし今大丈夫?”彼女からいつもこの時間に来る通話の誘いだった。彼女って言っても付き合ってる訳じゃない…。なら僕らの関係性は何なのか、僕が彼女にきがあろうが無かろうが関係ない。彼女と俺は“恋人”では無く、ただの“友達”だ。二人の関係を伝えるの言葉はこれだけで十分だった。最初は彼女の相談に乗っていたがここ最近は特に用事が無くても通話して何にもならない時間を過ごしてた。俺はこの時間が好きだったし話すことが無く無言になるのが面白くて2人で笑い合うこの時間が幸せだった。「私ね将来旅に出たいんだよね。海外とか。」 「あぁ〜俺もしたいわ旅。1回ぐらいしてみたいよね、実際出来るかどうかは置いといて笑」旅行とは別に行くあてのない旅をしてみたいとか、お菓子が好きとか、水族館が好きとか、結婚式あげるなら海辺のチャペルがいいとか、でもそれにお金使うなら2人でいいもの食べたいとか、話してるうちに見つかった彼女との小さな共通点…「私達割と似てるよね」ってスマホ越しに聞こえる笑い声が心地よかった。   (2021/1/9 22:32:14)

モノ/皐月那綱「なーちゃんってさ声いいよね……普段意識しないけどこうやって声聞いてると落ち着くんだよね〜」…ずるいよ……。君は俺の事を男として意識してないからそんなこと言えるのに。そう言って俺に意識させようとしてくる。「こないださ、みんなで花火見に行ったでしょ?その時に言いたいことあったんだけどさ…」ふとした瞬間気がついたら言葉が出てた。一瞬焦ったがそれ以降僕の口は動かなかった。“好きです”たった四文字が出てこない。言葉が出ないまま時間が経つ。相手の何?と聞き返す声に慌てて「また遊びたいよねってだけだけどね笑」と言って誤魔化す。「そういえば、こないだ、花火の後とSくんと一緒に帰ったんだけど」今度は彼女が口を開いた…。空気感というか声が浮ついていて異変を感じた…。「Sくん?帰り道一緒だったもんね、どうかしたの?」平静を装って聞き返す。「すごいいい雰囲気だったんだよね…。それで…告白されちゃって…。」やっぱりか…別に驚かなかった。Sが彼女に気があることも、彼女がSに惹かれてることも分かってたから。友達が多いとこういうことがあって面倒だ。   (2021/1/9 22:34:15)

モノ/皐月那綱「なーちゃんはさ…私の事どう思ってる?」声が震えてた相手も緊張してるんだろう。俺もすぐにでもさっき出てこなかった言葉を伝えようと思った。ただ何かが自分の後ろ髪を引っ張っているような気がして言えなかった。だってSも友達だから…。今更俺が想いを伝えたらいままで築いたふたりとの関係が崩れる…。ズルい…よ……。こんな時になってから僕に気持ちを聞いてくる彼女も、先に自分の気持ちだけ伝えて開放感に浸ってるSくんも…、「どうって、やめてよ…ただの“友達”でしょ?」自分の気持ちに嘘ついてる俺も…。「そっか…私たちこれからも友達だよね。」「そうだよ…当たり前じゃん…笑。じゃあまたね…」よく覚えてないけど最後は2人とも声が震えてたと思う。それでも次の日からはまたいつもどうり学校で話してた…。ただ、この日を最後に彼女から電話の誘いが来ることは無かった…。くだらない話をしてる時間が好きだった。電話越しに笑ってくれてる声が好きだった。ひとつひとつ共通点を見つける時間が好きだった。俺の話を聞いてくれる君が好きだった……。   (2021/1/9 22:38:39)

モノ/皐月那綱だから今日も俺は、放送室の鍵を開けて放送機器の電源をつけ、マイクのスイッチをオンにする。あの日から何度も続けてきた手順で俺の声を全校に届ける。これを聞いて俺の声を聞きたくなっあ彼女から電話の誘いが来るかもしれないって淡い期待を抱きながら…………。「って訳なんだよね〜笑。まぁ、今もその子の事を好きかどうかは、ご想像にお任せします〜って事で笑。まぁ、今は普通に友達とかと話すの楽しいし、みんながこうやって質問してくれて嬉しいしね!じゃあ今日はこの辺でじゃあまたね……」   (2021/1/9 22:39:48)

モノ/皐月那綱((まじで閲覧注意!   (2021/1/9 22:40:10)

モノ/皐月那綱((ソロル下手くそで申し訳ないです🙇‍♂️   (2021/1/9 22:40:36)

モノ/皐月那綱((未練タラタラななーちゃんを嫌いにならいで欲しい   (2021/1/9 22:41:00)

おしらせモノ/皐月那綱さんが退室しました。  (2021/1/9 22:41:05)

おしらせ鈴/メアリー・シャルロットさんが入室しました♪  (2021/1/10 02:48:39)

鈴/メアリー・シャルロット((ロル力を上げるための練習として書いたものなので、良いとは言えない物ですが……   (2021/1/10 02:49:48)

鈴/メアリー・シャルロット「……つい、眠っちゃっ……た……?」朝、目を覚ました時に枕元に置いてあった薄桃色の謎の薬。隊長は「楽しい薬」と言っていたが、これを飲んだら何かよくない事が起こると本能的に察し、収納の中に投げ込んだ。放送を聞いた後も、全くそれを飲む気にはならなかった……のだが、獣人らしき人物に「臆病者」と煽られ、ついカっとなって飲んでしまった。飲んだ後、急に迫ってくる眠気。外で眠るのは嫌なのでふらふらとした足取りで寮の自室まで戻る。そして鍵を閉めようとしたが、どうせ私の部屋になんか誰も入ってこないだろうと思いそのままベッドへ飛び込み、眠りについた。そして目覚めたときに発した自分の声が、いつもとは違うことに気づく。   (2021/1/10 02:49:57)

鈴/メアリー・シャルロットその事により一気に目を覚ました私は自分の状態を、ベッドから立ち上がったり、実際に触れたりして確認する。指は太く、目線は高く、胸はなくなっている。元より微々たるものではあったが、いざなくなってみると悲しい。そのうち治るだろうと諦め、ベッドに横たわろうとしたその時、寒気が走り……。「あの犬……絶対に許さないんだから……!」どれもこれもあの犬耳の所為だ。あの犬耳が煽りさえしなければ私はこんな思いをしなくて済んだのに……。暫くした後、冷静になった私は薬の入っていた容器を取り出す。これさえなければ……と、怒りで容器を破壊したくなる衝動をぐっと堪え、「鑑定」を付与しなおした眼鏡をかける。「鑑定」は付与したもの(眼鏡や銃器のスコープなど)を通して見た物の詳細をある程度知る事が出来る……はずなのだが、何故か「縺願脈繝代ル繝?け??シ 縲懊♀蜑阪i繧ュ繝。縺ヲ繧薙?縺九h縲 蟆ら畑繧「繧、繝?Β」と、訳の分からない大量の文字が表示され、不気味に思った私は思わず容器を投げ飛ばしてしまう。   (2021/1/10 02:50:39)

鈴/メアリー・シャルロット奇妙な文字列が頭に入ってきた所為か、酷い頭痛がする……。あの後、色々自分で調べたが、結局何も情報を得ることが出来なかった。この薬について、学園であれば何か情報を得る事が出来ないかと考え、男になっても長いままの髪の毛をいつもよりも低い所で束ねてから、私は学園へと向かうことにした。   (2021/1/10 02:50:50)

鈴/メアリー・シャルロット((どれくらいで文字数制限になるかあまり分かっていないのでバランスおかしいです!!   (2021/1/10 02:51:08)

おしらせ鈴/メアリー・シャルロットさんが退室しました。  (2021/1/10 02:51:11)

おしらせ琉華/零&影羅さんが入室しました♪  (2021/1/10 13:44:58)

琉華/零&影羅((ちょっと、マジでクソなんですけどお付き合いください…()ドロドロとしてるので閲覧注意です   (2021/1/10 13:45:44)

琉華/零&影羅『お姉ちゃん!!お姉ちゃんってば!!』『姉さん!行くぞ!姉さん!!』『嫌だ、嫌だぁ!お姉ちゃん!!』 「っ!…夢…」とある日の放課後。調べものをしていて図書室に来ていた。が、どうやら居眠りをしてしまっていたらしい。しんと静まり返ったオレンジ色に染まった図書室。もうこんな時間かと読んでいた本を棚に戻して図書室から出ようとドアノブに手をかける。すると後ろから声が聞こえた。バッと振り返ってみればそこには久しぶりにみる顔があって。「おや…影羅じゃないか。こんな時間まで何をしているんだい?」先輩として後輩である彼にそう言えば相手はため息をついて呆れたように言ってくる。「…お前が起きんの待ってたんだよ」何か用でもあるのかと相手をじっと観察する。すると口から血が出ているのは発見できた。ということは治療か何かだろうか。だがあえて茶化すように眉をあげて口元に弧を描きながら、「へぇ?もしやボクを心配してくれた?」「んな訳ねェだろ。…治療、頼む」そっぽ向きながら悪態をつく彼はそのあとに小さくそういった。それを可愛いなんて思いながらもドアから離れて相手へ近寄っていく。   (2021/1/10 13:48:10)

琉華/零&影羅「ふふ、ケンカしてきたのかな?感心しないなぁ…」「…チッ…やっぱり、らしくねェ」怪我をしている箇所に手をかざして能力を発動させる。淡い光が傷を包むのを静かに見ていた影羅が舌打ちをして言った。それに笑顔を崩すことなく、ん、とだけ最初反応してかこちらも言葉を溢す「…どうしたのかな?」「いい加減そんなごっこ遊びやめちまえばいいのに」「…何がごっこ遊びだって?」ワントーン低くして問い返す。何か、こちらにとって持ち出されたくない話題を持ち出される気がしたから。顔は腕の傷を見やったまま影羅の言葉を待った。そして彼がゆっくりと咎めるように言葉を紡ぐ「その口調、表情、行動…全部、リノのモンじゃねェか」「……」「そんなリノの仮面にすがってお前は何がしたいんだよ。リノが死んだって事実を消したいのか?俺にはあの時死んだのはリノじゃなくてお前だってしてリノを演じきるだけのただの自己満足にしか見えねェ。俺は前のお前の方が好きだったのに_」「…るさい」あきらかに先程まで纏っていた雰囲気とはまるで別人のような雰囲気に変わった。   (2021/1/10 13:50:09)

琉華/零&影羅「カゲにワタシの何がわかるんだい?そうだよ、姉さんは、お姉ちゃんはワタシが殺したんだ。…だから、これはワタシのお姉ちゃんへの罪滅ぼし、そしてワタシ自身の戒めなんだよ。」殺したという事実を一生忘れるなという自分自身への戒め。誰に言われたってこのワタシの人生の全てをかけた罪滅ぼしはやめない。ワタシはお姉ちゃんの分まで生きなきゃだから…死ぬことすら許されない人生を__本当に?自分のなかで疑問が生まれたところで考えることをやめた。「はい、終わった。もう行って。」「…姉さ「行けってば!!」…わーったよ」半分叫び声みたいになりながら出ていくように言う。影羅は椅子から立ち上がるとありがとうとだけ言って振り返りもせずに図書室から出ていってしまった。それを背中で見届けたあと、力なく床に体育座りで座り込み膝に顔を埋めた   (2021/1/10 13:52:34)

琉華/零&影羅本当は戒めでも、罪滅ぼしでもないかもしれない。姉のリノのことは本当に大好きだった。勉強も運動も出来ておまけに女神のように優しい性格。どこをとっても完璧な人。…だから、リノのことは大嫌いでもあった。周りはリノとワタシ達を比べると言うことはしなかった。だがワタシにとってはそれが重荷だった。「比べるまでもない姉の劣化品」言われている見たいで。のちに影羅が鬼のクォーターということが判明した。父が鬼と人間の混血で父の血を多く受け継いだからだという。つまりワタシにも鬼の血は混ざっている、だがクォーター以下の血の濃さ故に鬼の体質を受け継ぐことはなかった。それもまたワタシを焦らせるのには丁度いい材料。何も持っていないのは兄弟でワタシだけ。勉強も運動も出来ない、こうやって兄弟にも嫉妬するような性格の曲がったワタシだけ。   (2021/1/10 13:55:20)

琉華/零&影羅_焦ったから、事件は起きた 2年前。家に帰る途中で黒煙が立ち昇っているのをワタシは見つけてしまった。それは三世帯を巻き込んだ大火事。すでに消火活動も始まっていた。心配ながらに見ていたが中にまだ二人逃げ遅れた人がいると聞いて足が動いてしまった。止める声が聞こえたがそれを無視して小さな火の手の回っていないところから家に飛び込んで。勿論中にいる人を助けたいという思いが強かった。だが心の何処かで“これで自分も姉と弟と同じステージに並ぶことが出来るだろうか”、と。そんな自分勝手な考えで安易に飛び込んだから天罰が下ったんだと思う。14歳間近の女子が子供とそれを庇っていた大人の二人を担いで出るなんてことは出来なかった。そんなときにリノと影羅が助けに来た。影羅が大人を担ぎワタシが子供を抱く。そしてもと来た道を戻ろうとしたときにワタシの頭上に柱が落ちてきて。助けてくれたのはリノだった。だが倒れてきた柱によってワタシたちとリノの間は途絶えられて。リノは奥に取り残されてしまった。何度も姉を叫ぶように呼ぶ。姉が向こうから言った言葉_ボクは大丈夫だから先に行って_その言葉を最後に影羅に引きずられるように逃げた   (2021/1/10 13:57:23)

琉華/零&影羅それから仲の良かった両親は喧嘩をするようになった。ワタシは寄り添おうとする影羅を拒んだ。一家は両親の離婚と言う形でバラバラになった。全てワタシのせいだと思い詰めているところに母から名前の話を聞いたのはその騒動が収まり始めた頃。姉のように優しい人になってほしいと思いを込めてワタシに贈られそうになったエリカという名前。そこでなにかがストンと自分のなかで収まった音がした。_そうか、母さんはワタシにお姉ちゃんのようになって貰いたいんだ_ワタシは嫌われたくなかった。一人になるのが怖かった。だからワタシはその日から自分という“素顔”をリノの“仮面”で隠すようになった。嫌いな勉強も死に物狂いでやってテストは上位に入った。体も鍛えてリノのように身軽に動けるようになった。ショートだった髪はロングに伸ばして。リノの影武者のような自分を周りは「姉に似て立派になった」「将来が楽しみね」と。今まで自分はその言葉を待っていたのに、やり場のない孤独感にさいなまれる。評価されたのはリノの仮面を被った自分。本当の自分ではないから。でも嫌われたくない、一人になりたくない。その一心でこれを続けてきた。__そうだ、これは罪滅   (2021/1/10 13:58:45)

琉華/零&影羅しでも戒めなんかでもなんでもない、ただの自己保身。それを影羅は見抜いていたらしい。…つくづく自分は最低な奴だ。   (2021/1/10 14:00:08)

琉華/零&影羅零に図書室から追い出された後、自分はどこか遠い目をしながら廊下を歩く。…また、彼女に、零に拒絶されてしまった。それを裏切られたと感じてしまう自分をどうか許してほしい。本当の所、自分はリノより零の方が好きだった。確かにリノは優しい。でも少しばかり、それが息苦しいものに感じて。それに対して零とはよく喧嘩をしたり逆にバカをやって二人で大笑いしたり、自分にはそれが丁度良かった。でも、自分が鬼のクォーターだと判明してから態度が何処かよそよそしくなってしまって。さらに火事の後、自分を拒絶する姉に裏切られたような感覚に陥った。今まで仲良くしてたのに、なぜ遠ざけようとするのか。どこか怒りさえも生まれてきて。それから自分が零に近寄ることはしなくなった。そして、仲の良かった人から嫌われるのが怖くて一人を好むようになった。だから今日、こうやって話をしようと思ったのは一種の賭けであった。もしかしたら自分をまた彼女のパーソナルスペースに入れてくれるんじゃないかって。でも、彼女は自分のことを姉弟でも何でもない赤の他人と認識しているのだろうか。虚しさが込み上げてくる。それに気づかぬ振りをしたまま寮へと戻った   (2021/1/10 14:02:26)

琉華/零&影羅母親は零に最初、エリカと名付けようとしたらしい。俺は最初、桂樹になるところだったのだと言う。エリカと月桂樹。ふたつの花にはどちらも悲しい花言葉があることは誰も知らない。エリカの花言葉は博愛、良い言葉、そして、孤独と寂しさ。月桂樹の花言葉は栄光、勝利、輝ける未来、そして、裏切り 博愛主義の姉の“仮面”を被った孤独な姉と、そんな姉に裏切られた弟。リノという歯車が外れてから歯車は噛み合わなくなった。ガタガタとして歪な形はいつか砕けちって、そして二度と戻らなくなる。 形あるものはいつかは壊れる?それは形のない絆だって同じ事。   (2021/1/10 14:03:37)

おしらせ琉華/零&影羅さんが退室しました。  (2021/1/10 14:03:43)

おしらせ空宮/西宮胡桃さんが入室しました♪  (2021/1/10 23:47:12)

空宮/西宮胡桃「タバコタバコ...っと?」(朝日が届ける光に目を覚まして起きれば、いつも通りにタバコの箱に手を伸ばす。だが手にはタバコの箱とは違う固くて冷たい何か、違和感を感じて枕に埋めていた顔を上げればそこには瓶に入った薄桃色の液体。)ももじゅーしゅ...?(薄桃色ということは桃ジュース、そんな事を呂律の回っていない口で言えば何も考えずに手を伸ばして喉に流し込む。そこに一切の躊躇も無しに、だ。)_______あぁ!!!何であの時に躊躇わなかったんですか私!!!(鏡の前で頭をポコポコと叩けば呑気にピコピコと動いている猫耳を弱々しい腕力で引っこ抜こうとする。だが抜けない。液体を飲んだ後、頭が重いので撫でてみればそこには猫耳。きっと先程の液体のせいなのだろう、そう理解すれば無性に自分を恨みたくなったのでこの有り様である。)これで仕事....って仕事!? 恥ずかしくて廊下を歩きたくないですよ~!!(頭を抱え込みながら仕事の事を思いだし、こんなんで教頭が務まるか....!? と葛藤をする。このままじゃ生徒たちに笑われてしまうのだろう、職員室までの廊下...!そこだけを何とか通らずにいけないだろうか? 例えば瞬間移動のように.....。)   (2021/1/10 23:59:18)

空宮/西宮胡桃「と、いう事で宜しくお願いします。」『その猫耳引きちぎりますよ。』(炎の円を作り出す事により、ここと職員室までを繋いでもらおうと考えた私は電話で部下である無華を呼び出した。どうやら彼女も液体を貰ったようで先程から本音が止まらないようだ。ぐちぐちと言われながらもワープを繋いでもらったので後は職員室に籠るだけ...と円を潜り安堵のため息をついた私は、視線の先に嫌な部下がいる事に気付いた。こいつはチビの私をいたぶってくるニワトリ、見つかったらきっとイジられる。戻ろうと後ろを振り返れば笑顔の無華が手を振って円を閉じやがった。後で塩ばらまいてやるからなババアと心の中でキレた所で部下に目を向ける。いつも通りに、猫耳なんて気にせずに。)「お早うございます。」「おはよーございます、教頭センセ。って見た目にピッタリなカッワイイ猫耳を付けておりますねぇ~!!お似合いですよ???」   (2021/1/11 00:09:28)

空宮/西宮胡桃「恥ずかしいです....。桃色の液体を飲んでしまって生えちゃったんですよね...。」「へぇ~~~~~!!! 見知らぬ液体を簡単に飲むなんて警戒心がなってませんね~??? 警戒心がないせいで可愛い生徒の皆さんが可哀想!!早く教頭やめたらどうです??」(一言の挨拶でこんなにもイライラする事が出来るのだろうか? 殴りたいという気持ちが昂るせいでブルブルと震える両手を必死に抑えて堪えていれば、部下は面白いと感じたのか嫌な笑顔を浮かべる。あぁ、今分かったよ。こういうのを"殴りたい、この笑顔"というのか。それを実感したからかヘラヘラとした笑顔が自然に浮かぶ。後は限界まで縦に伸びて怒っているぞアピールをしている猫耳さえ無ければ、貴様の低脳な挑発を受けても落ち着いているという事を相手に見せ付けられるのだが。)『 もしかして怒ってたりしてます~? 可愛い猫ちゃん?』「チッ....そんな立場の分際で調子に乗んなよ?」(可愛い猫ちゃん、というワードで今まで溜め込んできた怒りが現れ、女性で出せる限界の低い声を発する。今から私がどれだけ貴様よりも上の立場か思い知らせてやる。目をギラギラと殺意に満たしながら相手の首を掴もうと飛び上がり。)   (2021/1/11 00:40:54)

空宮/西宮胡桃『外見もやる事もやっぱりガキですね。はい、忘れ物....。そうそう貴女。後でカウンセリングルームに来てください、昨日の夜に貴方がキャバクラで男性の方を見送っていたのをお見掛けしましたので。』(上からいつも被っている幼稚園帽が降ってくれば生々しい内容を残して閉じる。どうやら忘れ物を届けたようだが後の内容が中々エグい。無華からのお知らせで冷静になったので首を絞めようとしていた手を下ろして落ちていた帽子を深く被る。猫耳が出して、とでも言うようにぴっこぴっこ動き回るのが鬱陶しいがそれは無視しよう。思わぬ所で副職をバラされた部下はカクカクと小刻みに震えており、額には汗も浮かんでいる。動揺し過ぎでしょ、ヘラヘラと笑いながら思えば部下が突然崩れ落ちて土下座し始めた。)   (2021/1/11 00:51:14)

空宮/西宮胡桃『お願いします!!この事は見逃して下さい!!あとあのカウンセラーも黙らして下さい!クビにしちゃっても』「鬱陶しいですね~。私はこれから仕事をしなければいけないので静かにしてくれないのなら貴女を首にしますよ? そんな事より私の相手は良いので早くカウンセリングルームに行ってきて下さい!見た内容が誤解だったというお知らせを待ってますね!」(明るい声を出しながら自分の席へと向かう。後ろから聞こえるのはありったけの謝罪の言葉、これを他の教員が聞いていたらどう思うんでしょう?だなんてふざけた事を考えながら自席に座れば、余りにも深く被ったせいで隠れてしまった瞳を数回瞬きさせてから目を細める。ガキでも猫耳生えても私は月夜の教頭だ。そんな事を吐き捨てながら煙草をくわえ、火を付けながら騒がしくなってきた廊下を見つめる。___今日は忙しくなるようだ。ため息をつきながら吸い込んだ煙は何時もよりも何だか美味しく感じた。)   (2021/1/11 01:06:59)

空宮/西宮胡桃((お目汚し失礼しました....!! 西宮胡桃の猫耳が生えちゃった日の朝に起きていた話です。胡桃を忠実な教頭キャラだと思っている方には不向きな者です。職員室で煙草を吸わないで下さいだなんて文句を言われたら胡桃死んじゃいますよ。(訳:それは気にしないでね)   (2021/1/11 01:09:48)

おしらせ空宮/西宮胡桃さんが退室しました。  (2021/1/11 01:09:52)

おしらせシア/神和住晩霞さんが入室しました♪  (2021/1/11 02:40:10)

シア/神和住晩霞「は、話すことが無くなっちゃいましたね·····」元々口下手で人と喋ることに慣れていない晩霞は長い沈黙に耐えかねたのか、苦笑いを浮かべながらこちらを見る。私は沈黙も心地よいと感じるタイプなので別に良かったのだが、彼女の方はそうもいかないのだろう。晩霞はもじもじと何かを悩む素振りをしばらく見せた後、決心したように私に話しかけた。「えと·····あの·····その·····もし良かったら私の昔話でも·····あの·····その·····」途中でごにょごにょと口ごもってしまう晩霞の可愛らしさに、ついつい吹き出してしまう私を見て、晩霞は不満げに頬を膨らませる。「ひっ、人がせっかく勇気を出して話しかけたのに·····イジワルですっ」とむくれながらも、晩霞は少し気が楽になったのか、先程の提案を再び口にした。「もし良かったら私の昔話·····聞いてくれませんか?」こくり、と頷く私を見てホッとした表情を浮かべる晩霞。そして、一拍置いて語り始めた。「これは私が小さい頃の話です·····」   (2021/1/11 02:40:18)

シア/神和住晩霞ーーーーー真っ暗闇で、光が差し込むことの無い世界を生きてきた。それが当たり前だと思ってた。みんなもこの暗闇の中で一生懸命孤独に耐えて暮らしているのだとそう思っていた。でもどうやら違うと気づいたのは物心がついてからだった。私にはどうやら、視力というものがないらしいと気がついたのは。私にはどうやら健康に生きる力というものがないらしいと気がついたのは。恐らくそのくらいの頃だった。父も母も愛情を注いでくれていないわけではなかった。けれどもやはり、光のない世界というものはそれだけで寂しいものだった。この寂しさには7年経った今でも慣れないし、今後も慣れることは無いだろうと思った。それだけ耐え難かった。私が療養しているベッドの傍にはいつも兄がいてくれた。兄だけはこんな私の寂しさに心から寄り添ってくれるような気がした。でも、いつかはそんな兄だって私を置いてどこかへ行くのだろうと思うと、それも寂しかった。そんな私の心の内を察したのか、兄は私の手を握り、頭を撫でて「大丈夫だぞ、兄ちゃんはずっと傍にいるからな」と心を落ち着かせてくれた。私はこの時間がたまらなく好きだった。   (2021/1/11 02:41:03)

2021年01月03日 01時20分 ~ 2021年01月11日 02時41分 の過去ログ
【ソロル部屋】幻の月、欠ける夜
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