ミナコイチャット

「貴方が僕にくれたこと【裏話、過去等…】」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 裏話  スプラトゥーン  スプラ  ソロル部屋  貴僕


2020年12月30日 13時00分 ~ 2021年01月27日 16時48分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

風月【二人は長い廊下を走りながらアイナを探す】「アイナは?!」『校長から聞いた話だと……たしかこの時間は音楽だから、音楽室か礼拝堂だ』「レーハイドゥ!?」『音楽教師の都合で変わるそうだ。あと、ここはミッションスクールだし』「クソッ!!だから目の届く範囲で護衛させろっつったのにあのガキ!!」【実は監視されているのがバレて友達に見られたらどうするんだと言われて、思うように監視できなくなったのだ】『私は音楽室に向かう、スペルは礼拝堂に』「あいよ!」【別れ道で二人は別れると各々の目的地へ向かう】<アア”ア”……ミィケタ……>「チッ………邪魔だ!どけっ!!」【道中悪霊や怨霊と鉢合わせになったが難なく祓って礼拝堂へ向かう。すると】『スペル!』「っ!?ゴウカ!」『音楽室には誰も居なかった!』「つまり、礼拝堂だな?」『そうなるね』【礼拝堂に辿り着くと、スペルは思いっきり礼拝堂のドアを開けた】「アイナ!!」【沈黙。そりゃそうだ。いきなり知らない人が来てアイナの名前を呼んだのだから、しかもボーイ】{なっ……なな……}«えーーーっ!?»「ん?」   (2020/12/30 13:00:29)

風月<何アイナの彼氏!?>{違っ……い、いとこ!!いとこだよ!!}«高校生!?背ェ高いし超スタイル良いんですけど!!»【なんとかフォローするアイナだが、友達は突然来たイケメンに大騒ぎ】<おにーさん、目隠し取ってよ!!>「ん~?ちょいまち……」【後ろを向いて目隠しを外し、サングラスを掛けて生徒達の方を見る。おまけでキメ顔して】「……こうかな?ごめんね、諸事情でグラサンは必須なんだよ」«キャー!!それでもイケメンじゃん!!»{『おい、調子に乗るな…』}【皆が騒いでいると、音楽教師の方が手を叩いて黙らせる】[コラ!!皆さん静粛に!!はしたないですよ!!]<え~……先生だって気になるくせにぃ…>[困りますよ、身内とはいえ勝手に入られては……]「あーいや、緊急なもんで……スンマセンね」【すると、教師はスペルに近づくと何か紙を渡してボソリと言った】[あとコレ…私のTEL番]<«お”ぉ”ーーい!!条例違反!!»>   (2020/12/30 13:14:59)

風月[るせー!!教職の出会いのなさナメんじゃないわよ!!]<それは私達だって同じでしょ!?教師が年下趣味とか見損なったわ!!>«はぁ!?光源氏ディスってんの!?»【教師と生徒が言い争いをしている間。スペルはアイナの服の背中部分を掴んで窓から逃走する。ゴウカもスペルの後に続く】「賑やかな学校だな」{馬鹿者!!あれほど皆の前に顔を出すなと…}「ちょっと違うけど……お前の狙う奴が大量に襲来」{!}「後は察しろ…いいな?」{い、いいなって……う、うわぁ!?}『来るぞスペル!!』「はいよ!」【軽く飛翔して屋根の上に乗る。すると、無数の手が伸びてきた。スペルはそれを軽々とかわし、かわしきれないのは術で切り刻んだ】{ちょ……!?}「このままじっとしてろ……友達が巻き込まれんのは嫌だろ?」{………}『スペル、此処からは別行動だ。アイナちゃんは私がどうにかする!』「頼んだぞ、俺はあの上位の悪霊二体一気に祓ってやる」【ゴウカにアイナを預け、スペルは戦闘体勢に入る。ゴウカは鵺を呼び出してアイナと一緒に乗って、空中へと避難する】<ア”ア”ァ………マテ……>「おいおい、オマエ達の相手はこの俺だよ?せいぜい楽しもうぜ?」   (2020/12/30 13:33:52)

風月【スペルは容赦なく悪霊に呪力の籠った打撃を繰り返す】「さて、そろそろ出すか……」【そう言って、サングラスをゆっくり外す】『っ!?アイナちゃん。目を隠して』{え?}【サングラスを外して悪霊の方を見る。悪霊はスペルに見られて動けなく…………ん?】<ヴアァ?………???>『え?』{は?}「フッ…………失敗!!」【ニッコリと笑いながら一体の悪霊を殴って、無事祓う。当時、スペルは力を上手く使えず、失敗してしまうことが多かったのだ】<ヴアァァァァッ!!>「あ~ぁ……なぁんかできそうって思ったんだけどなぁ………」{(マジでなんだアイツ……)}【なんて思っていると、もう最後の一体の悪霊の動きが変わった。悪霊は物凄いスピードでスペルの背後にまわると、胸の辺りを剣で刺した】「っ!」{っ!?}『スペル!!』【しかし、攻撃はこれで終わりではなかった。胸の辺りに刺した剣を引き抜き、首を深く切りつける。切断されないように辛うじてスペルは剣を受け止めたが、それでも重傷だ。そして、最後に小刀でスペルの頭を刺した】   (2020/12/30 13:47:56)

風月「マジ……かよ……」【そう言うと、スペルは大量の血を出して倒れた】『スペル……チッ!テメェ!!』【鵺から飛び降りると更なる式神を呼び出す】『妖狐!!(何でもっと早く気づかなかったんだ……彼奴は上位じゃない……それ以上、特級だったってことを……!!)』【妖狐を呼び出して悪霊に挑むが、素早い動きをする悪霊はもろともせず、妖狐を切りつけて戦闘不能にして、ゴウカを蹴り飛ばした】『っ!?』【空中に投げ出されたゴウカは鵺に受け止められてなんとか助かった】『くぅっ……速い……いったいどうしたら……』【悩んでいると悪霊の体に穴が空いた】<っ!?>『えっ……』{あ、あれを見るのじゃ!}【アイナが指さした方を見ると、そこには血だらけのスペルが居た】「おいおい……俺はまだ死んでねぇって……」<ギイィィィ!!ヴヴヴヴゥ”ゥ”ゥ”ゥ”ッ!!!>「へへっ……これからってか?あ”_____?そうか?そうだな………そーかもなぁ!!」【狂った用に笑うスペル。その姿にゴウカもアイナも悪霊も恐怖を覚える】   (2020/12/30 14:04:47)

風月「(ごめん、ゴウカ、アイナ……今はふざけたりしてる場合じゃねぇってのは知ってるけど………これだけは言わせてくれ……)天上天下…唯我独尊……(今はただただ……この世界が心地良い……)」『スペル……お前……』「あぁ……大丈夫大丈夫……元気ピンピンだよ…」『まさか……』「ククッ……そのまさかだよ!彼奴に喉ブチ抜かれた時、反撃は諦めて、次の攻撃を予測したんだよ……呪力を体に込めて攻撃を軽減させる……俺は今までできたことなかったしな……周りで唯一できる奴は何言ってるかサッパリだったし……でも、死に際で掴んだ呪力の核心!!彼奴の敗因は俺を首チョンパしなかったことと、頭をブッ刺すのにただの小刀を使ったことだよ」   (2020/12/30 14:23:01)

風月『ハハッ……本当にお前ってやつは……化物そのものだよ……』【スペルは不適な笑みを浮かべると悪霊をぐちゃぐちゃにして祓った…………その後、まず夜鶴の拳骨がゴウカとスペルの頭に落ちた】「っでぇ!!!何でだよ!綺麗さっぱり祓ってあのガキの呪いだって祓いました!はい終了!なのに何で拳骨なんだよ!!」【あーだこーだと愚痴を言うスペル】[任務は達成したが、被害規模は大だ……スペル、またお前がやったらしいな?]「何でですか!俺は納得できません!意義ありです!」【いい争いをするスペルと夜鶴。結果、アイナに悪霊や怨霊を寄せ付ける呪いが憑いていた事が判明。速やかに祓われ、アイナからも感謝された。{ありがとう}と】[とりあえず、しっかり反省するように!]「ケッ……なぁにが反省しろだ……」『まぁでも、先生は一応褒めてくれたじゃん?結果オーライって事にして……』「結果オーライもクソもねぇっての!」【話をしていると、エイリが教室に入って来た】{おつかれ~……なになに?スペルお怒り?}「うるせぇサボり魔……」{先生に怒られたんだね?……よぉし、喫茶店行こうか!}   (2020/12/30 14:37:20)

風月【喫茶店とエイリが言うと、スペルはピクッと反応した。それを見てエイリはニヤリと笑って更に続ける】{それに、その喫茶店に新しいスイーツが出たらしいよ?期間限定だからぁ……行かなきゃ損だよ!}「っしゃ!行くぞ!!」『早っ!?』{イェーイ!}「ほらゴウカ、早くしねぇと置いてくぞ!』【スペルとエイリは軽いノリでゴウカを呼ぶ。ゴウカは少しため息を付きつつ椅子から立ち上がった】『はいはい…』【スペル、ゴウカ、エイリ……仲の良い三人の声が学園に響き渡った】«完»   (2020/12/30 14:42:30)

風月以上です!色々グダグダですが許して下さい!ではノシ   (2020/12/30 14:42:58)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2020/12/30 14:43:01)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/3 09:40:45)

風月こんちゃ!今回はとある悲しい事件を書こうと思います。【無為転変(むいてんぺん)】   (2021/1/3 09:42:32)

風月{だから!さっきから言ってるだろ?!}【とある警察署。犯人らしき人を捕まえ、現在尋問中だ】「はぁ?んなの知らねぇし……あと、そろそろ帰っていい?狭ぇ所そんなに好きじゃないんだけど……」【犯人らしき人物は警察に対して生意気な態度を取っている。しかも、足を机の上に乗せてガムを食べている】{早く出たかったら、さっきの質問にはっきりと答えてほしいんだけど……}【すると、犯人らしき人物は舌打ちをして椅子から立ち上がった】「っせぇなぁ!!何しようが俺の勝手だろうがよぉ!!」【そう言うと、掛けていたサングラスを外して警察を見た】{っ!?}【見られた瞬間、警察は急に倒れて動かなくなった】「んじゃ、お疲れさーん♪」【部屋を出ると、出口へと向かう、途中、すれちがう人や、止めようと入ってきた人も同じ現象を起こして動かなくなった。警察署を出ると、犯人らしき人は背伸びをする】「ん~……!あぁ、だるかったぁ……ってか、これいらな……」そう言うと、持っていたサングラスを地面に落として、踏み潰した】「このあとはどうしよっかなぁ………ふふっ……」   (2021/1/3 09:54:52)

風月【不適な笑みを浮かべる。犯人らしき人物の正体は、スペルだった。………なぜこのようになったのかと言うと、約二時間前……スペルはとある路地と廃工場で悪霊を祓う任務をしていた。任務の内容は、中位の悪霊を祓うと言う任務。これなら中位の術師が行けば良いと言う話になるかもしれないが、そうはいかなかった。なにせ、中位の悪霊と言っても群れで行動している悪霊で、最近出てきた霊なのだ。これでは中位の術師だけでは手に終えないとの事でスペルが派遣されたのだ。その時、事件は起きた】«ダマッテ…………オカサレロ…!!»「うわ……ヤバッ……いろんな意味で……(この言葉からして……此処で何か事件が多発してるって事か?こりゃ報告して速急やめさせないとマズイなぁ……)」【そう考えながら悪霊を祓う。もう約30分位は戦っているが減る気配がない】「群れとなると厄介だなぁ……こうなったら……使うしかないか……」【目隠しを外そうとしたその時、急に悪霊達が爆発し、跡形もなく消えてしまった】「あれ……?………祓われた?………は、はははっ……僕ってこんなにも凄い力持ってたんだ」【いや、違うから。さっきのはスペルの技でも何でもない。誰かの技だ】   (2021/1/3 10:07:01)

風月「なぁんてね……さて…………出てきなよ………居るんだろ?そこに……ほら、恥ずかしがらずにさぁ……此方まで意識しちゃうだろ?」【すると、スペルの背後から黒い槍が飛んできた。スペルはそれを余裕の笑みでギリギリの所でかわした】「君……祓い師じゃないね?……生きてるって感じがしない………それに、君……霊じゃなくて……屍だね?」【後ろを向いてそんな事を言う。黒い槍を投げてきた相手……それは、シラムだった】『……………』「あれ?喋れない系?………ま、そんなもんか……君は……この世で何回目?随分とリセットしてきたみたいだね?」『……………!!!』【今度は黒い斧を持って攻撃をするシラム、スペルは相変わらず余裕の笑みで攻撃をかわしたり、はねのけたりする】「誰の命令で此処まできたのかな?」『………それは……』「っ!?」『自分で考えろ……』【フードが外れて顔が露になる。シラムはスペルになっていた。しかも目隠しをしていない状態でだ】「なっ!?(う、動けない……僕の技をコピーした!?)」【シラムに見られて動けなくなるスペル。すると、シラムは斧をしまって注射器を取り出した】『残念だったな……チェクメイトだ』   (2021/1/3 10:19:20)

風月【そう言うとスペルの首筋に注射器をおもいっきり刺した】「ぐあっ!?」【注射器に入っていた液体がスペルの体内に注入されると、シラムは注射器を外してスペルを蹴飛ばした】『せいぜい苦しむといいさ………祓い師……』【吐き捨てる用に言うとシラムはフードを被ってフッ…っと消えてしまった】「うぅ………」【苦しいのかうずくまるスペル。よく見るとだんだん体が縮んでいる。そして、約二分後……】「ってぇ……あ?ここどこだよ……」【むくりと起きあがるスペル。身長はだいたい170cm代位にまでなってしまった】「うわ、何この服……くっそぶかぶかなんだけど……それに、なんだこの目隠し……ダサッ……」【文句を言っていると誰かが工場内に入ってきた。男三人】[なんだぁ?お前……]{おい、こいつスゲェエロい格好してるぜ?}<本当だ、犯すか?三人で…>[良いなそれ、ぐちゃぐちゃにしてやろうぜ?>【三人はスペルを見るなりニヤニヤする。スペルはそれを見て不適な笑みを浮かべて立ち上がる】「へぇ……お前ら……”俺„に勝てるとでも思ってんの?」[あ”?]   (2021/1/3 10:31:28)

風月「泣くはめになっても知らねぇからな?」{このガキ……}<ボコボコにして犯してやる!お前こそ……泣いて喚いても知らねぇからな!!>「はっ……掛かってこいよ……」[ふざけやがって…!]【三人が一斉に襲い掛かろうとしたその瞬間。スペルは目隠しを外して、ニヤリと笑った】{[<っ!?>]}【スペルに見られた瞬間。男三人は動けなくなり、そのまま倒れた】「あっははははっ!!ザコッ!泣かすとか言ってた癖に…あははははっ!!」【無邪気に笑いながら男三人を蹴り始める】「はぁ………弱すぎ…」【三人をボコボコにし終えると、スペルはため息をついて工場を出た。その後、同じ目的を持った男達に出会い、合計14人の男に重傷を負わせた。そして、警察に捕まって、今にあたる】「ってか、ガチめにここどこだよ……」【辺りをキョロキョロしながら呟く。スペルは身長と性格が変わっただけではなく、記憶も変わってしまったのだ   (2021/1/3 10:43:38)

風月『……君が、スペルだね?』「あ”?」【誰かに声を掛けられた。白衣を纏った大人の女性感が漂うガール。スペルの同級生、エイリだ】「ババア誰だよ」『ふふっ……やっぱり、その口の悪さ……君、15歳のスペルだね?』「はぁ?何でお前が俺のこと知ってんだよ……まぁ、そうだな。俺はスペル……歳は15だ……ババアは?」『私はエイリ……知ってるだろ?』【すると、スペルは驚いた顔をする】「はぁ?!お前がエイリ?嘘つけ、彼奴は俺よりもっと下だし……そんなに髪も長くねぇ!」『そりゃそうさ………君は……24のはずだもの……』「は?……テメェ……気色悪ぃ奴だな……!!」『やめとけ、今のお前じゃ私には勝てないさ……それに、これ以上被害を出したら……学長に怒られるぞ?』「はっ……知ったこっちゃねぇよ!!」【そう言うとスペルはエイリに襲いかかる。エイリは軽くため息をつくと、瞬時にスペルの背後にまわり、頭を掴んだ】「っ!?」『” 眠 れ „』   (2021/1/3 11:00:42)

風月【エイリが眠れと言うと、スペルは倒れて寝てしまった】『さて……どうしてこうなったのか………学園に戻って話を聞かないとな……』【そう言うとエイリは眠ってしまったスペルは抱き抱えて、神宝学園へと向かった…………】「……うぅ」『目が覚めたみたいだね……気分はどうだ?』「……最悪だ………頭がなんか気持ち悪いし……って、ここどこだ!?」【さっきまで警察署前に居た筈が、いつの間にか暗い牢の中に閉じ込められていた。牢の外にはエイリが居た。薄暗くて気味が悪く、蝋燭が怪しげに光、揺らめいでいる】「おい!なんの真似だ!!此処から出せ!!」【手を動かそうとしたが、手錠が着けられていて動けない。しかも目隠しもされていて能力がだせない】{静かにしろ……スペル……}「あ?」【誰かが部屋に入ってくる。学長だった】{お前……随分と人に重傷を負わせたそうだな?}「はぁ?だからなんだよ……」【すると、いきなり斬撃が繰り出され、スペルの首筋から血が大量に出てきた】「っ!?」『悪いね……スペル……でも、こうするしか方法はないんだ……』「ガハッ!?……ざけんなよ………こんなことして良いとおもってんのか!!」   (2021/1/3 11:15:15)

風月【スペルが怒鳴ると更に斬撃が繰り出され、スペルはとうとう倒れてしまった】『スペル……お前が元に戻るまでは………こうするしかないんだよ……』【身体中切り傷と血でボロボロになり倒れてしまったスペルを鉄格子越しに見つめるエイリ。学長はしばらくそれを見てから背を向けて部屋を出ようとする。出る際に学長はエイリに言った】{スペルが元に戻るまでは、しばらくここ、学園の地下に閉じ込め、”再教育„をしておく。親族と生徒以外には……残念だが、亡くなったと伝えておくよう……頼む。…………残念だが……スペルと仲の良いあのボーイにもだ………}【そう言うと、学長は部屋を出ていった。エイリはそのあと、私服に着替え、スペルの式神である鵺に乗り、あのBARに訪れた。スペルが正体不明の特級により、亡くなったと………現在もスペルは神宝学園の暗い地下に閉じ込められている。酷い傷を負ったまま…………】   (2021/1/3 11:35:18)

風月以上です!所々誤字脱字やグダグダな所がありますが、許して下さい。ではノシ   (2021/1/3 11:36:26)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/3 11:36:30)

おしらせ若葉さんが入室しました♪  (2021/1/5 23:20:35)

若葉こんちゃー!今回はやる気の起きなかっt((じゃなくて、諸事情により書くのに2週間ほどかかったソロルを投下します!   (2021/1/5 23:21:31)

若葉「...なあ、さっきから貴様は何と話をしているのだ?」『しっ!今聞き取れそうだから...』「..........(汗)」[よく晴れた日の朝、やけに静かな路地では小さな喋り声でも響いている、その声を辿った先には..........ホームレスと、この場所に似合わない服を着たボーイが居た、しかしこの2人が話しているのではなく、ホームレスがボーイの背中に向かってずっと話をしているのだ、まあ...よく、分からない]「え、うんうん...ふーん...え、アンタ名前ブレッドってんだ...」『そうだが..........何故分かったのだ?!』「いやだからアンタにも憑いてんの!見えないの?!このいかにもハリー・○ッターのヴォルデ○ートたいな変な幽霊!」『なんだそれは逆に見てみたいが?!』   (2021/1/5 23:22:44)

若葉[会話がカオスなのだが...遡ること20分前、ブレッドがあの知らせを聞いて以来ずっと部屋に籠りっきりだったのを心配したフーチが散歩に行く事を促して、久しぶりに外を歩いていると、バイトを終えて朝帰りになった若葉に出会い、無事守護霊を見てしまった若葉に捕まった、という訳だ、まあなんともふしぎな話だが...]『だからさ!このゆーれーが教えてくれたんだって!アンタの名前!』「いやだから呪いはあっても幽霊など迷信だろう?!貴様は何歳だ?!」『15だよなんか悪いか?!ってかお前こそ呪いなんか信じて何歳なんだよ!』「19だが何か問題があるのか?!」[...何故か知らないがいきなりぎゃいぎゃい騒ぎ出してしまう2人、呪いを信じない若葉に霊を信じないブレッド、2人とも変なところでプライドが高いせいで1歩も引かない論争が始まってしまっているのだが...]『じゃあお前呪い見た事あんのか?!』「ああもちろんだ!それであの時..........」『あの時、何?』[そこでブレッドがピタリと止まってしまった、さすがにおかしいと思ったのか若葉も少したじろいだようにしてそう声をかけて]「...いや、少しこの人の事を思い出しただけだ、気にするな」   (2021/1/5 23:23:43)

若葉[そう言って服の中から首からかけられていた指輪を取り出して、顔を伏せてしまった、訳ありという事は若葉はすぐに理解したのだが...]『彼女か兄弟か親かは知らんけど...え、想い人?であれがペアリングなの?あ、ふーん...』[ブレッドに憑いている幽霊と会話をして色々知ったようでうんうん首を振って考える若葉、しかしどこか腑に落ちないようでうーん、腕を組んで考える、すると幽霊が何かを言ったのか「なるほどね」と呟いて若葉は考える仕草をするのをやめた]『一応状況は理解したけどさ..........え、会いに行ったの?それから...』「行くわけがないだろう..........ただでさえ、外にいるのも辛いのに」[ブレッドが俯いてそう言うと若葉は少しムッとした顔をして立ち上がると、ブレッドの方を一切見ないでこう言った]『着いて来て、見せたいものある』「え...お、おい!ちょっ...」[後ろを振り返らずにつかつか歩いていく若葉、ブレッドは少しだけついて行くのを躊躇って、そして歩いていった、そして着いた場所、ここは...山の近くの霊園のはずだ、一体こんなところになんの用が...]   (2021/1/5 23:25:14)

若葉『これ、何か知ってる?』[いきなりほかの墓より大きめの墓の前に連れてこられて、名前が彫ってある石を指さしてそう聞かれて...この墓、無縁仏のはずだが....という事は、これは無縁仏に入っている人の名前のはずだ]「無縁仏に入っている人の名前だろう?それが何_」『これ、みんなあたしの仲間の名前』[そう言われた瞬間ブレッドの動きが止まった、仲間?一体どういうことだ?そんなことを考えていると若葉の方から口を開いた]『あたしは捨て子のホームレス、この名前はみんなあたしの親、若い人も居た、みんな老いて死んだ訳じゃない、過労とか餓死とか...ほんと、全部理不尽な理由、あたしら結構メンタルは強いけどいっつも考えてる事が有るんだよ、なんだか分かる?』[いきなり振り返るとブレッドの目を見てそんな事を聞いてきて..........正直、分からなかった、何を考えて生きているかなんて知るわけもない、しばらく腕組みをして俯いて考えているとこんな声が聞こえてきた]『〈次に名前が掘られるのが自分なんじゃないかって怯えながら過ごしてる〉』「っ?!」『この声...?!』〈だろ?〉   (2021/1/5 23:26:16)

若葉[いきなり誰かの声がして振り返るとそこには、猟銃を抱えた一人のボーイ...タカミネが居た、タカミネはそのまま歩いてくると思いっきり若葉にデコピンをした]『いだっ!』〈アホかオメー、俺がいる限りお前は死なせねーから..........んで、この人は?〉『いてて...ブレッドって人、19歳、んで訳あり』〈?訳ありって?〉「それが...」[そう言ってブレッドは今までの事を話し始めた、そして話が終わるとタカミネはサンバイザーを取って十字を切って(若葉は元からニット帽を外している)]〈..........それなら、行ってあげたらどうだ?気持ちを伝えるだけでも楽だよ、きっと〉「でも...まだ信じられないんだ」『信じたくないだけだろ?あんたは』   (2021/1/5 23:27:22)

若葉〈ちょっ若葉!失礼にも程があるだろ?!〉[いきなりひょっこり出てきた若葉が死んだ魚みたいな目をしてそう言ってきて、タカミネが軽くげんこつを落としたが構わずにそのまま喋り続けて]『なんかまだそこにいる気がして、呼んだら出てくる気がして、街でばったり会えるんじゃないかって気がして...』〈若葉!いい加減にしろ!〉『分かるよ、全部』「...え...」〈っ!〉[タカミネが怒鳴った瞬間、消え入りそうな小さな声で若葉がそう言って、2人の動きが止まった、しばらく静かになると、若葉が声を出した] 『分かるよ...辛いんだよな、少しでも信じたいんだよな、でも居ないもんは居ないんだ、現実見ろ...会いに行ってやれよ、そいつきっと待ってるよ』「..........そうか、あの人が待ってる、か...」〈..........ごめん〉『いい、あたし帰るから、じゃ』〈..........おい待て若葉、俺も一緒に...っ?!〉「もう行ってしまったのか?!」[振り返るとそこに若葉は居なくて、少し冷たい風だけが吹いていた]〈..........あいつも、辛いこと会ったみたいで....すいません〉   (2021/1/5 23:28:23)

若葉「謝らなくていい...私も決心が着いた、会いに行こうと思うのだ、ありがとう、名前だけでも教えてくれないか?私はブレッドだ」[そう言ってブレッドが手を差し出すとタカミネは右手でその手を握りしめてこう言った] 〈俺はタカミネ、あいつは若葉、俺たちは血は繋がってないけど兄妹で家族だ、また会いに来てくれ..........若葉、すげぇあいつ不器用だし、人付き合いも悪いけど、あんたに話しかけたのはなんか意味があったのかもしれないし...じゃあ、また〉[そう言ってタカミネも歩いていってしまって、残されたブレッドは息を吐いてタカミネとは反対の方に歩き始めた]   (2021/1/5 23:28:29)

若葉はい!あと裏話ですがタカミネのデコピンは石を砕くぐらい強いです!めっちゃいたいよ!後若葉のフルネームは「結葉若葉」ですが、タカミネが勝手に名乗っているフルネームは「結葉高峯」です!知らんけど!それでは!(眠くて脳死してる奴)   (2021/1/5 23:30:09)

おしらせ若葉さんが退室しました。  (2021/1/5 23:30:14)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/19 17:53:11)

風月こんばんは!今回はアスターとティディアの話を書きます!【執事vs執事】   (2021/1/19 17:54:40)

風月【ある日、ティディアはいつもの用に主君であるヴァルテの為に紅茶と手作りクッキーを運んでいた。すると…】「おい、ティディア」『ん?』【誰かに声を掛けられ、歩みを止めて後ろを向いた。そこにはティディアと同じ執事で一歳年下のアスターが居た。アスターもティディアと同じく、紅茶と手作りスコーンを運んでいる最中だった。何か疑問に思うことがあるのかアスターはティディアを睨んで不機嫌そうな顔をしている】『なぁんだ……誰かと思ったら……アスターじゃん……何?』「何はこっちのセリフだ……何してんだ」『え?………見て分かんねぇ……?皆に紅茶と焼き菓子を届けに行くんだ……』【そう言って紅茶とクッキーが乗ったトレイを軽く上げる。実はヴァルテだけでなく、ヴァルテと一緒に遊んでいる人達の分も用意していたのだ】「余計なことはするな……それは俺の仕事だ……」   (2021/1/19 18:03:59)

風月ごめん、飯食って来る!   (2021/1/19 18:04:13)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/19 18:04:16)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/19 18:47:55)

風月『ふ~ん……何かと思えば……俺はてっきりベキアの分しか作ってないのかと思ってたぜ』【そうなのだ。実はベキアも遊びに来ていて、主君にしか興味がないアスターだからベキアのしか用意していないのだと思っていたのだ】「はぁ?当たり前だ……と言うか、仕方なくだ。それに、ベキア様を呼び捨てするな」『はいはい……ま、アスターみたいな主君にしか愛情込めて作らない奴のものより俺の用意したものの方が満足してもらえると思うけどな……』【フッ…と鼻で笑ってアスターを軽く煽る】「テメェ……年下に向かってよくそんな口が利けるな……」『それはお前もだろ……?』【呆れた顔をしながらズバッといい放つ、そしてアスターが作った菓子をまじまじと見る】『……それ、アスターが作った焼き菓子だよな……?』「そうだ…」『ふーん、スコーンか……』「なんだ?それがどうしたってんだよ」『俺さ、クッキー作ったんだ………だからさ、こうしようぜ…?』「?」『皆には誰が作ったかは明かさないで食べ比べしてもらうんだ……』「……何?」『俺とアスター……どちらが上か……第三者の意見があればはっきりするだろ?』   (2021/1/19 18:59:50)

風月【それを聞くなり、アスターはニヤリと笑って喧嘩腰に言い放った】「ふっ……いいだろう、アスターにはやっぱり敵いませんと泣いて謝らせてやる…」『ふふっ……そうこなくっちゃな……!』【こうして、ティディアvsアスターの執事対決が幕を開けたのだ。二人が紅茶と手作りの焼き菓子を皆に振る舞うと、まず最初に焼き菓子を食べて声をあげたのはシュディだった】{わぁ____このクッキーおいしいよぉ!}[本当ですね。こんなの食べたことないですよぉ…!]【クッキーを食べて目を輝かせるシュディとシュディの次にティディアのクッキーが美味しいと言ってうっとりするモルフォ】<確かにそうだな……すげぇ旨い>«はい、スコーンも悪くないですが、こっちの方が格別です»【ヴァルテ、オリフィアもクッキーの方を好評する。ベキアはと言うと何も言わずに食べるのに集中している】{あ!?こら、ライネン。そんなに沢山クッキー食べたら詰まらせちゃうよ!}[うふふ……蛇さんも気に入ったみたいですねぇ]   (2021/1/19 19:15:34)

風月【四人(一匹?)に大好評のティディアが作ったクッキー。それを見てティディアはニヤリと笑い、アスターは舌打ちをした】『泣いて謝ってもいいけど?』「だ、誰がするかぁ!!」【その後、片付けをしている最中、ティディアはやけにご機嫌だった】『どうだ?俺の実力……思い知っただろ?』「………」『何か言えよ………悔しいのは分かるけどさ……』「うるさい………」『なんだよ……拗ねてんのか?なぁ、アスタ……』【声を掛けようとした瞬間、急にアスターがバタッと倒れてしまった】『っ!?アスター!!おい!大丈夫か!?』「うるさいって言ってんだろ……大声出すんじゃねぇよ……」【ティディアは倒れたアスターを起こして、アスターのおでこに手を当てる】『すごい熱じゃんか……今までこんな状態で……っ…誰か人を……ベキア…!』「やめろ!!!」【急に怒鳴り声をあげられびっくりして固まるティディア。アスターは力いっぱいに声を出してティディアに言った】「主に無様な姿を晒す執事がどこにいる……!いいか、俺のことは誰にも言うんじゃねぇ…!」『………アスター』   (2021/1/19 19:29:19)

風月ごめん、風呂入って来ます!   (2021/1/19 19:29:47)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/19 19:29:49)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/19 19:56:25)

風月【数分後。何とか部屋までアスターを運ぶ事ができたティディア。アスターをベッドに寝かせると、布団を掛けて冷たい水に浸したタオルをおでこに乗せる】「ちっ……よりにもよってお前に介抱されるとはな……」『それだけの口が利けるなら大丈夫だな……』「………今日はしかたなく負けを認めるが……次はこうはいかないからな……」『ノーカンでいいよ……本調子じゃないお前に勝っても嬉しくねぇし………薬もらってきてやるよ……』【そう言うと部屋を出てティディアはアロマの所へ向かった】{熱に効くおくすり?}『あぁ、一つ欲しいんだが……』{あっ……ご、ごめんなさい………今ちょうど切らしちゃってて……}『マジかよ……どうにかなんねぇの?』{えっと……薬草があればアロマが調合できるよ。町とかによく生えてる雑草みたいなものなんだけどね、珍しいものじゃないからすぐに見つかるとおもうよ}『……なるほどね』【アロマから薬草が生えてる場所の情報をもらうと、早速薬草を探しに向かった。しばらくすると薬草はすんなり見つかった】   (2021/1/19 20:12:29)

風月『あった……これだな……』【薬草を見つけるとゆっくり抜いて袋に入れる】『………俺、なんで気づけなかったんだろ……(いくら紅茶や珈琲を入れるのがうまくなっても……これじゃ執事失格だな……)……よし』【袋に入れ終わると立ち上がり、アロマの所へ向かおうとしたその時、ティディアの背後から誰かが襲い掛かって来た】『っ!?』【ティディアが気付いた時にはもう遅かった。ティディアはバールか何かの鈍器で殴られてしまった………一方その頃、アスターの方はと言うと、ティディアが用意してくれた水を飲みながらベッドで安静にしていた】「…………ティディアのやつ、遅いな……(ティディアに借りを作っちまったな……思えば、あいつの事を一度も歳上として尊敬したことがなかったな……)チッ……熱で参ってんのか俺は……(……クソッ……朦朧としやがる)」【ぼやっとする視界の中、なんとかしようとしていたその時、部屋のドアが勢い良く開いて誰かが入って来た】『アスター…!』「っ!?ティディア……?」【そこに居たのは身体中傷だらけでおまけに頭から血を流しながら片手に薬を持ったティディアの姿があった】『薬……持ってきた……』   (2021/1/19 20:25:11)

風月{ティディア、手当てしなきゃだめだよう!}「ティディア……お前……!」{ごめん…ごめんね……!アロマがおくすり切らしたせいで………ティディアが薬草取ってきてくれて……自分の手当てはいいからはやく調合をしてくれって……}【アロマは泣きそうな声で必死にアスターに説明をした】『おい、言うなって言ったじゃん……』「………!お前……まさか不良に襲われたのか……!?」『いや、大丈夫だって……かすり傷だよ……どうだアスター……俺も戦いだってやるときはやるんだよ……俺の父さんみたいに……』「ティディア!!!」【いきなり大声をあげられてびっくりするティディア。アスターは握り拳を作ってティディアに言った】「認めたくはねぇけど……お前が俺を心配したように……俺だってお前に何かあると困る……頼むから無茶すんな…!」『……………ご、ごめん……』「……ふん、わかったらお前も早くその傷を……治し……」【そう言うとアスターは倒れてしまったいくらアスターとは言え今は病人。大声を出したのも原因かもしれないが耐えきれなくて倒れてしまったのだ。いきなり倒れたアスターにティディアとアロマはあわてふためき、カオス状態になった】   (2021/1/19 20:36:40)

風月『アスター!』{ティディア!おくすり!おくすりを!}【その後、何とか薬をアスターに飲ませ、その日の内に熱は引いたそう……そして、翌日】「ティディア!先日は遅れをとったが今日こそ俺が上だということをはっきりさせてやる……極上のフィナンシェでな!」『いい加減認めたらいいのにさ……受けて立つけど、俺はマドレーヌを作ったぜ』【んで、結果はと言うと】{このマドレーヌすっごくおいしーよ!ほら、ライネンも食べてみて!}[んんっ…!ほっぺたが落ちそうですぅ]「………」『ふっ……また俺の勝ち……だね?』「チッ……」【すると、ベキアがフィナンシェを食べるとニッコリと笑って«*あっ……やっぱりね…*»と呟いた】「ベキア様?」«*先日のスコーンも今日のフィナンシェも……とても懐かしくてほっとする味がしてね……私は、これが大好きだよ!*»【そう言うと、ベキアはアスターの方を見て小さく«*美味しかったよ*»と言った。それを見るなりアスターの表情がぱあぁ…っと明るくなった】「ベキア様……!なんともったいないお言葉を……!」   (2021/1/19 20:47:55)

風月【すると、アスターはティディアの方を見てドヤ顔をする】『(ほかでもないベキア様が俺を選んだから俺の勝ちだティディア……って顔だな……まぁ、あいつが嬉しそうなら……いいか…』【大人げないななんて思いながらティディアは少し長めの溜め息をつく】<なぁ……このマドレーヌ作ったの……ティディアだろ?>『え?あぁ…そうだけど……』<やっぱりな……すげぇ旨いぜ……>【主であるヴァルテから褒められてティディアも少しだけ表情が明るくなった】『ふふっ……当たり前ですって……』«いい腕してますねティディアは……菓子職人を目指してみるのも良いんじゃないですか?»【オリフィアからそう言われたが、ティディアは小さく笑って首を横に振った】『…………いや、興味ないかな…そういうの……めんどくさいし……それに……』【アスターの方を見ながらティディアは答えた】『父さんみたいになるのが夢だし……執事のほうが楽しいからさ……』「ベキア様、まだまだありますからね…!」«*うわ、た、沢山作ったんだね……*»「はい!」【その後もお茶会を楽しみながら、ひっそりとティディアとアスターの執事対決は続いたのであった】«完»   (2021/1/19 20:58:56)

風月以上です!ではノシ   (2021/1/19 20:59:10)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/19 20:59:13)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/20 17:43:11)

風月こんばんは!今回はビースタの話を書きます!【花粉狂騒曲!(かふんきょうそうきょく)】   (2021/1/20 17:44:57)

風月【ある日、もうすぐ正午になるこの時間帯。ビースタは毛繕いをしながら四足歩行で歩いていた】「ふぅ……沢山遊んで疲れちゃったぜ……腹も減ったし……ゴシュジンの所に行ってメシ食おーっと!」【るんるん気分で歩いていると、ノーフとベキアが居た。二人は何か話をしながら此方へと歩いてくる。ビースタは邪魔にならない用に避けながらすれちがおうとしたその時】{へっくしゅっ!}【ベキアがいきなりくしゃみをしてしまった。しかも鼻水がノーフに着いてしまうと言う悲劇】{あっ……ご、ごめん……}[ちゃんと手で抑えとけ……にしても……いきなりくしゃみするなんて……風邪か?]{う~ん、そうなのかなぁ……?}【なんて言っていると誰かが此方へと勢い良く走ってきておまけにノーフを突き飛ばした】[っ!?]<大丈夫ですかベキア様!鼻をかむなら私の顔をお使いください!いえ、いっそ私におうつしください!>【ベキアのくしゃみを聞きつけてハンカチ片手に走ってきたのはアスターだった】{え、えぇっ!?}[おい、落ち着けアスター……これは風邪の症状じゃなさそうだ]   (2021/1/20 18:02:20)

風月【謝らないのかと内心ツッコンで自前のハンカチで着いてしまった鼻水を拭きながらベキアとアスターに言う。そして、ノーフが見ている方を見るとくしゃみをしている人や目が痒いのかごしごしとかいている人が居る】<何が起こってるんでしょう………そう言えば私も鼻が少し……くしゅんっ!>[これは……どうやら植物の花粉による過敏症状のようだな………そして…原因はおそらく……]【三人は一斉にある人物の方を見る。その先に居るのは……】「なぁ!それメシ?メシ?」«ん?この魚か?あぁ、そうだけど……今から料理してもらおうかと思ってるんだけど、テクター呼んで一緒に食わねぇ?»「え!?良いのか?!食う食う!!」【犬みたいにお座りした状態でパアァッ!っと表情を明るくさせてザクロと話をしているビースタが居た。よく見るとビースタの頭には花が沢山着いていておまけに花粉がブワッと飛び散っている】   (2021/1/20 18:19:07)

風月«くしゅんっ!ハックシュンッ!な、なんで急に……ヘックチッ!»[ビースタさんが原因だ!!]<ひっ捕まえましょう!>【そう言って網や暗器を投げたりしてビースタを捕まえようとする。ビースタはいきなり網やら暗器やらを投げつけられてびっくりして逃げ出した】「わゎっ!?俺が何したってんだよ!?」<くっ……ちょこまかと……>[っ!!いけない、そっちに行ったら……!]【ビースタが逃げた先には一般人が…!ビースタは器用に避けるが、一般人はくしゃみやら痒みやらを引き起こして余計パニックになっている】   (2021/1/20 18:32:12)

風月ごめん、飯食って来る!   (2021/1/20 18:32:32)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/20 18:32:35)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/20 19:10:08)

風月[くっ……このまま走り回られたら被害が拡大する!相手は獣と似た動きをする人間、まずは罠で動きを止めよう!]{了解!}【ノーフ、ベキアとしてアスターの三人は罠を仕掛けつつ仲間に声を掛けては罠を仕掛けるのを手伝ってもらった。が…】«落ちたー……»【一人だけ罠にはまってしまった人が居た。リーネスだった。しかも助けては別の罠にはまるを何度も繰り返しているのだ】[予想できた流れ……!]«期待に応えられた……うれしい………»【褒めた訳では無いが、リーネスは少々照れた用な顔をする】[こうしている間にもビースタさんが……]«あははっ、なら僕達に任せて~»<*ウゥ……クォンリンヤッテミセル……!*>【今度はザインとクォンリン、呪術とカンフー技でビースタを止めようとビースタを追う】«ごめんね~ビースタさん、でも花粉は僕も嫌だからさぁ。あはは»<*ゴメン、ビースタサン……イタイケド……ガマンシテクダサイ……!ハイヤァ!!*>「っ!?」【ビースタは一瞬だけびっくりしたが、ザインの呪術をギリギリでかわし、クォンリンの足を掴んで軽く投げ飛ばし、森の中へ逃げていった】«あちゃ~無理だったかぁ……»<*ウゥ……シッパイシタ………クチュンッ!*>   (2021/1/20 19:24:56)

風月«あはは、クォンリンのくしゃみ可愛い~»<*ウゥ……ハズカシイ………////*>【くしゃみを聞かれて恥ずかしがるクォンリンと目を擦りながらへらへらと笑うザイン。二人の計画は失敗に終わってしまった。一方、ビースタの方はと言うと】「ハァ……ハァ……な、なんで皆俺を狙うんだよ!」『待つなの!悪い子はえいっ!ってしてやるの!』{まったく……昼寝をしていたと言うのに、最悪ですよ}[風丸さん!急いでビースタさんを捕まえて!]【今度はピルラとヨミ、リエッテに追われるはめになったビースタ。しかもその内の一人は槍を持っているしもう一人は錫杖を持っていて、更にもう一人はイヌワシとワオキツネザルの赤子を連れている。もうカオス状態だ】「う、うわぁっ!?」【イヌワシの風丸さんに肩を掴まれた。風丸さんはそのまま上空へと飛翔する】   (2021/1/20 19:37:08)

風月ごめん、風呂入って来ます!   (2021/1/20 19:38:27)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/20 19:38:30)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/20 20:11:09)

風月[よーしっ!ナイスだよ風丸さん!]{さて、どうしてさしあげます?}『それはもう決まってるの!皆を苦しめた悪い子だから、一枚一枚皮を剥いでやるの!』{んー……せめて毛を刈るくらいにしません?}[いやいや、どっちもダメですよ!ケンも怖がってますし!]【恐ろしい事を言う二人を止めるリエッテ。ケンも恐ろしくて丸くなってプルプルと震えている】{いやぁ、それにしても皆さんおかわいそうに……花粉のせいで目を潤ませ、鼻はかみすぎて真っ赤に……それはそれはかわいらしいありさまで…}[ヨミさんなんか楽しんでませんか!?]【なんだかんだあって池の所までビースタを運ぶと一旦陸へ降ろそうとゆっくり降りてくる風丸さん】[いいよ、その調子!]{ほぅ…ビースタさんを丸ごと池へと入れて服や毛についた花粉やホコリを洗い流す作戦ですね?}[はい!その方が手っ取り早いですし!……って、あれ?風丸さん?]【何か異変に気が付いたリエッテ。すると…風丸さんが大きくくしゃみをしてビースタを池に落としてしまった】「わーーーーっ!?」[か、風丸さん!?]『イヌワシもくしゃみするのね?』[は、はい…って、それ所じゃない……ビースタさん!]   (2021/1/20 20:25:11)

風月【頭からドボンッと池に落ちてしまったビースタ。しばらくすると池の中から出てきて軽く体をブルブルと震わせて体に着いている水を飛ばす】「あいててて……ヒデェ目に遭った……」[ビースタさん!大丈夫ですか!?]「あ、あぁ……なんとか……」{うわ、花や砂、ホコリに虫の死骸が浮いてますね……何処を歩いたらそんなに着くのか知りたいですよ……}『良かったの、ビースタ綺麗になったの』[あっ……ピルラさん来ちゃダメ!!]『なの?』【が、時既に遅し…ピルラは池の方を見ると固まってしまった。ピルラは虫が大の苦手……なので、こう言う傷やぐちゃぐちゃになってないまま死んだ虫の死骸も大嫌いなのだ】『イヤーーーっ!!!虫ケライヤなの!ぐちゃぐちゃにするの!うえぇぇぇんっ!!』【ピルラは虫の死骸を見るなり泣き出して持っていた槍をビースタ目がけて飛ばす。幸いビースタは、ギリギリの所で槍を避ける事ができた。泣き出したピルラをヨミとリエッテが宥めている隙にビースタは陸へとあがり、急いで逃げた】『*あ、あの!ビースタさんは居ましたか!?*』{*いや、居なかったが仕掛けていた罠が破壊されている……これはビースタさんが?*}   (2021/1/20 20:37:47)

風月『*すすす、すみません!それは私がさっき転んだ拍子に!!』「………;」【リュウキとスイランにバレない用に草むらに隠れ、獣の用に伏せたままゆっくりと移動して逃げ、やっと一息つく】「くそっ……毛を刈られるのも全身洗われるのも冗談じゃねぇよ……はぁ…一体何処に逃げりゃいいんだ……?」【なんて言っているとビースタの背後にある茂みから誰かが出てきた。小さな尻尾に太くて真ん丸とした尻尾。化け狸のコナナだ】«*隠れられる場所教えてあげる?ビースタさん!*»「コナナ!い、良いのか!?」«*うん!この前の狩りの時は助けてもらっちゃってたし!恩返しする機会ができてうれしいな!*»【と言って耳をぴこぴこ動かし、尻尾を振る。ビースタは涙を浮かべながらコナナにぴょんっと抱きつく】「コナナ、お前イイヤツだな!!ありがとう!」«*えへへ、私の恩返しだから大したこと無いよ!さ、行こ!*»「あぁ!」   (2021/1/20 20:49:42)

風月【しばらく行くと、茂みの中でコナナが止まり、何かを開ける。よく見ると四角形の形をした穴があった】«*散歩をしていた時に見つけたんだ!*»「おぉっ!」«*このハリボテの地面の戸を閉めて上から草で覆えば外からは分からないし……ここに隠れていればいいよ!*»「なるほど!んじゃ早速……」【ひょいっと穴の中に入るビースタ。中は真っ暗で何も見えない】「よっ……と、中は意外と広いな……クンクン……う~ん……なんか湿っぽいけど……なんだここ」«*じゃあ閉めるよー!*»【そう言うとコナナは戸を閉めて、草を被せた】「ん?」«*んぁー……良いことしたぁ!*»【大きく背伸びをしていると鬼灯を見つけてそちらへ向かう】«*あ、鬼灯様ぁ!一緒に遊ぼー!*»「おーい!コナナ!コナナ!」【何回も戸を叩くがコナナの返事はない……もう行ってしまったのだから。そして、誰にも気付かれず約一時間が経過した。すると…】[*よーしっ!今日は僕が料理当番だから皆さんの為にも、美味しい料理を作らないと!とっておきの食材で皆さんをあっと驚かせてやらないと…!*]   (2021/1/20 21:02:26)

風月【そう言ってビースタが隠れている穴の近くまで来たのは化け狸のポコタだった】[*えっと……確かこの辺に秘密の……あ、あった!*]【そう言って戸を開けると】「ガルルルルッ!!!」[*わあぁぁぁぁぁっ!!!*]【突然、茸まみれになったビースタが現れポコタはびっくりしてしまった……その後】{へぇ……ポコタさんが密かに椎茸を育てていた菌床にビースタが入り込んで出られなくなってしまったと………だからあのあと姿を見かけなかったんだね}[*気付けなくってごめんなさい*]「いや、スゲー居心地のいいトコだったぜ?」【馬頭にブラッシングをしてもらいながらビースタはテクターの方を見ながら言う】「なぁ、また入ってもいいか?」{こらビースタ、ダメだよ}『*ビースタさん、今度私も行きたいです*』「ん?良いぜアベル!」『*ありがとうございます…!*』{もう……だから……}[あの、テクターさんいいでしょうか?]{ん?}【牛頭に声を掛けられて話すのをやめる。牛頭は少し気の毒そうな顔をしながらポコタが作った煮物を指差す】[……この煮物に入ってるのって……もしかしてビースタさんの……]{やめて、それ以上は言わないで}   (2021/1/20 21:36:31)

風月【考えたくもない事だ。その後、煮物は皆で美味しく頂いたそうです。テクターと牛頭以外は……】«完»   (2021/1/20 21:37:42)

風月以上です!ではノシ   (2021/1/20 21:37:53)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/20 21:37:55)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/24 08:13:25)

風月おはようございます!今回はルティーロとアリメーラの話を書きます。【『再開』そして『決意』】   (2021/1/24 08:15:18)

風月【お嬢様が居なくなってからもう数ヵ月が経つ。未だに手掛かりも無い………毎日毎日、町を歩いているだけ……主人からの電話には未だに見つかりませんとしか言えない。その度に主人のお叱りを受けるはめになる】「………お嬢様」【ポツリと呟きながら今日もお嬢様を探す】『どうしたの?そんなに溜め息ついて』「?」【声がした方を見ると一人のボーイが居た】「貴方は?」『テヲだ…』「ほう、テヲ様ですか……わたしはルティーロと申します」   (2021/1/24 08:28:28)

風月ごめん、飯食って来る!   (2021/1/24 08:28:49)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/24 08:28:52)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/24 08:42:39)

風月【そう言うと会釈をしてにっこりと笑う】『んで、ルティーロさん……何かあったのかい?髄府と疲れている用だが……』「あぁ……分かっちゃいましたか……実は…ある人を探しているのですが……もう数ヵ月手掛かりも何もないまま…ご主人様の不安も日に日に増しているのです」『そうなんだ……お疲れ様だね』【少しの間。間が空いた…そして、テヲが口を開いた】『その人を探せば良いんだろ?なら手伝ってあげるよ』「っ!?い、良いのですか?」『あぁ、丁度暇してたからさ……』【そう言ってテヲがルティーロの前を通ろうとしたその時】「ようやく見つけましたよ…お嬢様」   (2021/1/24 08:59:32)

風月『っ!?』【テヲの腕を掴みながらルティーロはにっこりと笑う】『お嬢様?どうして僕がお嬢様って呼ばれなきゃならないんだい?』「理由は簡単です……変装は実に良くできている……でも、貴方の仕草といい着けている香水も……お嬢様にそっくりです……」   (2021/1/24 09:07:54)

風月ごめん、ちょっと出掛けて来ます!   (2021/1/24 09:08:07)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/24 09:08:09)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/24 13:26:53)

風月『………』「アリメーラお嬢様……貴方なのでしょう?」【お嬢様と呼ばれたテヲは少し黙っていたが急に小さく笑い始めた】『ふふふっ……やっと気付いてくれたのね』【さっきまで男性らしい声だったのが女性の声に変わっていた】「もう鬼ごっこは終わりですよ」『分かってますわ』【そう言うと帽子を外して素顔を見せた】『お久しぶりですわ、ルティーロ』「お嬢様、心配してたのですよ」『ごめんあそばせ。でも、わたくしはあのエロ親父のやり方が気にくわなかったの……』「その事は毎日聞いていましたよ」『そうですわね、ルティーロだけに……ずっと……』【もう帰らなくてはならないのかと思ったその時、アリメーラは何かを思い付いてルティーロの肩を掴んだ】『そうですわ!ルティーロ、わたくし達家出しましょう!』「え、えぇっ!?し、正気ですか!?」『えぇ、勿論。わたくしは自分のやりたいようにする。いつまでも命令されてばかりの人形じゃないって事をエロ親父に証明してやるですわ!』「そ、そんな……」【いきなり過ぎる。家出なんてクビになっても可笑しくない行為だ】『ルティーロ、わたくしは貴方の為を思って言ってると言っても過言ではないのよ?』   (2021/1/24 13:40:11)

風月【貴方の為…?聞き間違いかと思ったが確かにそう聞こえた】『ルティーロはいつも頑張っているというのに、来るのはわたくしの父親の怒声と減給……わたくしはそれを見て毎回イライラしているの』『………』「だから、わたくしは少しでもルティーロの疲れを癒したい……ストレスの無い生活を送らせたい……それを思って家出をすることにしたのよ』【アリメーラの話を聞いている内に視界が歪んでいく、お嬢様の前で泣くなど執事として恥すべき行為。でも、涙は止まってはくれなかった】「お嬢様……この老いぼれであるわたしの為に……そこまで……」『うふふっ……ルティーロ、泣いていたら綺麗なお顔が台無しですよ?』【そう言ってハンカチを取り出して涙を優しく拭き取ってくれた】「うぅ……申し訳ありませんお嬢様……」『いいって事ですわ。…でルティーロ貴方の答えは、Yes?NO?』【アリメーラに質問をされるとルティーロはアリメーラの手を取りにっこりと笑って答えた】「勿論、Yesでございます。わたしはいつでも貴方の味方でございます」   (2021/1/24 13:55:23)

風月『うふふっ…くるしゅうないわ!さぁ、ルティーロ。わたくしの別荘に連れて行ってあげますわ!別荘と言ってもマンションですけどね……』「はい!………って、別荘を購入する程のお金は何処から……」『勿論、家から盗ってやりましたわ!』「な、なるほど……」『別に借金背負うのはあのエロ親父ですもの。関係ないですわ!』「あはは……」【上機嫌で歩くアリメーラに続いてルティーロも歩く。いつの間にかこんなにも逞しくなったアリメーラに少し寂しさを覚えつつルティーロは自信のスマホに登録しているご主人の電話番号を削除した】『あ、ルティーロ!彼処の店の洋服が見たいですわ!行きましょう!』「……はい、お嬢様…!」«完»   (2021/1/24 14:01:49)

風月以上です!なんかぐだぐだになってしまいましたが許して下さい!ではノシ   (2021/1/24 14:02:20)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/24 14:02:23)

おしらせ風月さんが入室しました♪  (2021/1/25 16:47:33)

風月こんちゃ!今回はルティーロとアリメーラの話を書きます!【友達宣言!】   (2021/1/25 16:48:12)

風月「ねぇルティーロ。わたくし達……友達になりません?」『お嬢様とわたしが…友達に……ですか!?』【急にアリメーラから言われた一言にルティーロはポカンとしてしまった。アリメーラはニコニコしながら右手を差し伸べる】「えぇ、そうですわ!この前、ピルラとシアターと一緒にお茶会をしていた時に聞いたことなんですの。二人は男性の方にも友達が居ると聞いて、わたくしも男性の友達が欲しいと思いましてね。だから、まずはルティーロとお友達になりたいと思いますわ!」『は、はぁ…(しかし、お嬢様は屈指の名門とされる貴族の令嬢………わたしはただの執事……もし友達になってしまえば世俗に毒されるかもしれませんし………あぁいや、でもお嬢様のご命令……もしお嬢様の品位を損ねでもしたらわたしは執事失格に……!)』「………」【ルティーロは『うーん…』と頭を悩ませていると、アリメーラはそれを見るなりムスっとなって頬を軽く膨らませて、フイッとそっぽを向いてしまった】   (2021/1/25 17:00:46)

風月「もういいですわ。どうせ、わたくしはお嬢様で、ルティーロはわたくしに仕える”ただの執事„なんですものね…………どうせ、わたくし達、友達にすらなれないんですわ……」『あ、お、お嬢様!』「ちょっと出掛けて来ますの……では……」【ルティーロに背を向けて冷たく言い放つと、日傘をさして出掛けてしまった】『お嬢様……』【外へ出てアリメーラの背を寂しそうに見送っていると、そこへオリフィアとスピリが通り掛かった】{今日も衣装といい身だしなみが綺麗……さすが名門貴族の令嬢、アリメーラさん。憧れますです!}【目を輝かせながらオリフィアはそんな事を言う】[ん~………そうかなぁ…僕にはちょっと悲しく見えたよ……]【オリフィアとは逆にアリメーラの背を見ながらスピリは言う】『(悲しい…?)あの……お二方、ちょっと宜しいでしょうか?』{[?]}『実は、先程お嬢様と____』【そう言って先程まで起きた事をオリフィアとスピリに丁寧に、分かりやすく説明をする。説明が終わると、オリフィアとスピリは口を揃えてこう言った】{[そんなの、友達になっちゃえばいい{です!}[よ!]]}【すごいあっさりとした答えに、ルティーロは少し慌てる】   (2021/1/25 17:13:49)

風月『い、いえ…そう簡単に言われましても……!』{[?]}『そ、そもそも、わたくしは幼少期からずっと執事になるための勉強ばかりしていた為、お恥ずかしいですが親しい間柄の者があまり居ないのですよ。辛うじてお嬢様のご友人様やシアター様やゲンスイ様とは仲が良いものの、なにぶんつくろうと思った事もない故、つくるだなんて考えた事もありませんでしたし……友人と言われましてもどうすれば良いのか分からなくてですね……』【内心恥ずかしそうに話すルティーロ。それを聞くと、スピリは[よーしっ!]と言ってはりきりだした】[友達づくりなら僕大得意だよ!どうすればいいかルティーロさんに教えてあげるよ!]『ほ、本当ですかっ!?』[うん!]『あ、ありがとうございます!この恩は決して忘れません!』{な、なんか……嫌な予感しかしないのですが………}[じゃあ、着いてきて!]『はい!』【そう言って、スピリが何処かへ案内する。ルティーロはワクワクしながら、オリフィアは嫌な予感しかしないのか少し心配そうに着いていく。そして、しばらくすると公園に着いた。スピリは公園に入ると、石がごろごろある場所へ行き、しゃがんで何かを探し始めた】   (2021/1/25 17:27:15)

風月[あ、あったー!!]【そう言って手にしたのは少し綺麗な石だった】[友達になったら、まず一緒にピカピカの石探しをする!これ基本だよ!]『なるほど!そうやって友達づくりをしていけば良いのですね?勉強になりますスピリ様!』{騙されてます!ただ遊びたいだけのお父様に騙されてますです!!}【嫌な予感はオリフィアの予想通り的中。オリフィアは急いで止めに入ろうとする】『ですが、お嬢様は屈指の名門貴族の令嬢……わたしなどが共に神聖なる輝く石を探して良いのでしょうか?』[そう?僕は喜んでやるよ?]{石から一旦離れましょうです!}【このままだとルティーロは間違った友達づくりの方法をやってしまいかねないと思い、オリフィアは話を逸らす為に別の話をする】{そ…そうですルティーロさん!この前アリメーラさんが言ってたです}『?お嬢様が…?』{はいです。もし___}『………』【その後、オリフィアとスピリに感謝し、急いでアリメーラの元へと向かうルティーロ】『(お嬢様…一体何処に……!)っ!?お嬢様!…やっと見つけましたよ!』   (2021/1/25 17:40:05)

風月「っ!?……ルティーロ?」『探しましたよ。もしお嬢様の身に何かあれば……(っ!しまった…そんなことを言いに来たわけではないのに……いつもの癖が……)』【ルティーロの言葉を聞いてアリメーラはまたムッとなりそっぽ向いた】「お勤めご苦労ですこと……敬い従ってくれる人がいて助かりますわ……」『………;(悲しい?わたしには腹を立てていらっしゃるようにしか見えませんが……)』【なんて思いながらオリフィアから聞いた話を思い出す。{アリメーラさんが言ってたです。「もし、沢山の友達をつくることができたら、友達との素晴らしい思い出が、今後のわたくしの心の支えになってくれますわ」}】『お嬢様、その件で今一度お話がございます!』「な、なんですの?急に……」『わたしとお嬢様は同じ人間でも地位は全く別の存在、歳も離れています。もしかすると、貴方様をすぐに置いていってしまうことが今後あるかもしれません。ですが、その日が来るまで…貴方様の心の支援はできます。どうか、わたしにその支えをさせてください……』【そう言ってアリメーラの手をとり、跪いた】   (2021/1/25 17:57:11)

風月『わたしとお嬢様は………友達です!』「………」【少し呆気に取られたがルティーロが友達になってくれる事が分かってクスッと笑う。そして、笑顔で答えた】「ありがとうございます。ルティーロ」【んで、その後……ルティーロはスピリから教わった友達づくりの方法をやっていた】『さぁ、お嬢様も一緒に探しましょう!神聖なる輝く石を!!』「………ルティーロ、詳しく話を聞かせてほしいですわ……なんでそうなったのか……」『え?』【その後、事情を聞いたアリメーラは大爆笑をして、ルティーロは恥ずかしい目にあったそう】«完»   (2021/1/25 18:03:34)

風月以上です!ではノシ   (2021/1/25 18:03:49)

おしらせ風月さんが退室しました。  (2021/1/25 18:04:03)

おしらせ若葉/セイヴァー.レイさんが入室しました♪  (2021/1/25 22:55:51)

若葉/セイヴァー.レイこんにちは!今日はセイヴァーの過去的な話を投下します!「透明人間」   (2021/1/25 22:56:16)

若葉/セイヴァー.レイ[将来の夢、俺の将来の夢は科学者になることです、その理由は...]『先輩、大丈夫ですか?』「っ?!はぁっ..........はぁっ...なんだレイか...」[酷く荒い息をしながら目を覚ますセイヴァー、汗も凄いし寝ていたはずなのに顔色も悪い、そして何より...思い出したくないことを思い出してしまった、昔の事だ]『なんだじゃないですよ先輩から呼び出しておいて...とりあえず、片付けはしましたから、あとご飯!ちゃんと食ってくださいね、あとは...そうだ、冷蔵庫の大量のエナジードリンク...あれ、どうしたんすか?ゴミとかに缶なかったし...飲んでないんすか?』[冷蔵庫を指さしてそう言うレイ、うん、飲んでいない、ここんとこ数日は...だが]「飲んでねぇよ」『にしては顔色悪くないっすか?』「いいだろ別に...」『..........先輩、あの..........』「チッ...なんだよしつこいな!」『いや、あの、そうじゃなくて..........先輩、泣いてますよ...?』「...え?」   (2021/1/25 22:56:42)

若葉/セイヴァー.レイ[そう呟いて目元を拭うと確かに濡れていて、そこで初めて自分が泣いているということを理解した、でも、なんで..........?]『先輩..........大丈夫ですか?だって先輩寝てる間ずっとうなされてたし...』「大丈夫だよ、所詮俺らはゲームのNPCに過ぎない、小説だったらモブ中のモブ、ドラマだったら通行人Aとかな、そんな俺一人には代わりが沢山いるんだよ、別に死んだところで世界が変わるわけじゃない」『..........でも、俺はこの世界はそんなもんじゃないと思います..........』「あ?」[今までただ話を聞いているだけだったレイが口を開いて、セイヴァーに反論し始めた]『決まってなんかいません、全部自分達で作ってるんです、だって、そうじゃないと先輩が俺を呼んだのも、ここでこうやって話をするのも、全部人の手で作られたことってことになるんですよ...?俺はそんなの、絶対に嫌です』「だから何?運命だって同じだろ、神が運命を作るか人間が作るか...たったそれだけだ」『でも、アイズとか....ライトとか、マイとか、プライムにモミジにリリトにウォリライト...先輩に会えたのを、作られた未来だったで済ませたくないです...』   (2021/1/25 22:58:36)

若葉/セイヴァー.レイ「それでいいんだよ、別に」[ぶっきらぼうにそう言うと髪をわしゃわしゃと崩して]『でも!』「うっさいんだよレイ!お前さぁ...じゃあ神様がいるって思うわけ?!」『それは...』[何も言うことがなくなって黙り込んでしまうレイ、するとセイヴァーはこう言葉を続けた] 「だろ!神様なんて居ないんだ!いたらとっくに俺らは救われてんだよ!プライムは家族と仲良くやれてるだろうしモミジのいじめもなくなってる!アイズだってあんな体質治ってる!」『先輩..........』「お前だって普通に産まれて...普通に家族と過ごしてる!」『先輩...俺が悪かったから、落ち着いて..........』「俺だって!俺だって...あの日、こうならずに済んだんだ..........!」『...もういいよ先輩...だからさ...』 「完全無欠のハッピーエンドなんてあるわけない、だってこれは作られた世界だからな、俺たちはみんな不幸になる、決まってんだよ」[セイヴァーは諦めたような声でそう呟いてレイは少し後味が悪そうな顔をして部屋を後にした、残されたセイヴァーはそのまま床に倒れ込んで目を閉じた]「救いなんてねえんだよ...」   (2021/1/25 22:58:41)

若葉/セイヴァー.レイ[少し前の話、彼は3歳で両親が蒸発してしまい唯一の血縁である父方の叔父と叔母に育てられた]「おじさん、ノートなくなっちゃったから新しいの買ってください...」〈..........ふん!〉[2人は彼を好こうとしなかった、むしろ嫌っていて...ずっと2人で彼を否定していた]《あんたねぇ!勉強ができるのをあたしらに見せつけたいのかい?!嫌味な子だね!あんたなんか引き取らなきゃ良かったよ!》〈科学者になりたい?...お前みたいな出来損ないに出来るわけないだろう〉《あんたなんか所詮捨て子なんだよ!》〈どうせお前には無理だ〉[その言葉は彼の頭にこびりついて取れなくなって、いつしか彼の心を壊していった、しかしそれでも彼が生きて居られた理由、それが..........]『先輩おはようございます!ほら!弁当あるんで学校早く行きましょうよ!』[...2歳違いの後輩、レイだった、レイは学年トップの成績で彼との実力差も広いものではなく、はっきり言って天才だった、中学卒業と同時に家を追い出された彼を助けてくれて、彼に生きる意味を与えてくれた、彼にゲームのことを教えてくれたのもレイだった]   (2021/1/25 22:59:02)

若葉/セイヴァー.レイ「うっわ...レイ!これめっちゃ面白いじゃん!」『でしょ?!やっぱ先輩はゲーム上手いと思ったんだよなぁ...流石っすよ先輩!』[そしてついに、あの日がやってきた...彼が高1だった時に起きた事件、彼が一人暮らしをしている部屋に、叔父と叔母が尋ねてきたのだ]「何しに来た...?」〈お前...あれほど髪は切れと言っていただろ〉《女みたいで気持ち悪いわね》[2人は彼を見るなり長髪について文句をつけ始めて、これは彼が5年ほど伸ばしているものでもう腰ほどの長さになっている、質も良い綺麗な髪だった]「説教だけなら、十分ですので帰ってください」[そう言ってドアを閉めようとするといきなり叔父が彼の首を締めてきた]「あぐっ...?!」〈今俺たち金に困ってんだ...だからお前を売ってやるよ、なぁに、顔だけはいいんだから可愛がって貰えるさ...〉《早く行きましょ...》[元からあまり運動が得意でない彼がじたばた暴れても大した反撃にならなくて、どうしようもなくて思わず叔父に蹴りを入れてしまった]   (2021/1/25 22:59:19)

若葉/セイヴァー.レイ〈痛ってえな!...このっ!〉「やめて..........!」[蹴りを入れると手は離れたが叔父が逆ギレしてしまい、セイヴァーの顔面向かってストレートを入れた、セイヴァーは避けようとしたのだが...不幸なことに右目にそれが当たってしまい、そして...]「ぎゃあっ!」[右目から、血が出た、そして目は...]《ちょ、ちょっと...!》「痛い...痛い...開けられない...痛い...!.......俺の目...俺の目どうなったの...?!」[眼球破裂により、目がなくなっていた、そこに駆けつけたお隣さんが救急車を呼んでくれて、何とか一命は取り留めたのだが...目が元通りになることはなく、彼は義眼をつけて生活することになった、義眼は本物そっくりで言われないと分からないぐらいで、でもどれだけ隠してもその事実が消えることは無かった、そして次の日]『先輩おはようございます!引っ越しちゃうってマジなんす...ってえぇ?!先輩髪が!ない!』「はよっす...あぁ、もう二度とあいつらには会いたくなかったから...切った、荷造り手伝って」『...わかりました...』   (2021/1/25 22:59:46)

若葉/セイヴァー.レイ[彼の見た目は一日にして随分変わっていた、自慢だった長い美しい髪は短く切りそろえられていて伸ばしていた前髪は右目を隠すようにして流されている、それに...声や口調も随分と変わっていた、前はもっと明るい声をしていたし、こんなぶっきらぼうな物言いじゃなかった、その豹変ぶりには周囲の人間も驚いて、クラスメイトの何人かは双子だとか成り代わりだとか噂をするようになっていた...そしてレイがついに高校生になって、彼と同じ高校に入学したその日のこと]「入学おめでとう、よく頑張ったな」『ありがとうございます...』〘そこの1年生君!クラスで集合写真撮るってー!〙『うぇぇ...最悪、今行きまーす』「っはは、お前コミュ障治ってねえんだな」[元から内気だったレイにも関わらずあの事件以来彼が外に出なくなってしまい、高校もロクに行っていなかったためそれに付きっきりだったレイがコミュ障になってしまったのだ]『先輩こそ..........まあ、とにかく俺はこれからこの学校に通学するので、1年間よろしくお願いします』[そう言うとレイも1年棟に走って行ってしまった、残された彼はそのまま3年棟に歩いて行こうとした、その時だった]   (2021/1/25 23:00:03)

若葉/セイヴァー.レイ〚クライシス!ちょっといいか〛「なんすか?俺、今日は誰にも迷惑かけてねえけど?」〚そうじゃない!お前じゃなくて...新入生の事だよ、えっと...確か名前が...そうそう、ハルシオン〛「..........レイがどうかしたの?」〚ああ、あいつ保護者が居ないんだ、それでお前の親御さんさえ良ければあいつの代理の親になってもらおうかと思ってな、ほら、お前ら仲良いだろ〛[いきなりすぎる発言に彼は目をぱちくりさせていた、別にそれならいい、でも...自分にだって親はいない(長期出張で今は居ないだけと嘘をついている)が、まさかレイにも親が居ないなんて思ってもいなかった...そういえばあいつが言っていた、自分はチーターの家系だと、もしかしたら居なくなってしまったのには理由があるのかもしれない]「言っときます」[ぶっきらぼうにそう告げて歩き出して、彼はあれから生き方が随分変わった、高校には出席日数を取るためだけに来てあとは試験を受けるだけ、家に居る時は基本ゲームしかしていない]   (2021/1/25 23:02:16)

若葉/セイヴァー.レイ[たまに勉強をするが全部わかっていることだからする意味もない、大学の入試問題をもう解けるのだから正直学校に行く意味もない、だから先生の話もどうでもよかった、でも高校に行かなければ夢を叶えられない、将来の夢、科学者になって透明人間になること、昔作文に書いたことがあった内容だった誰にも見られることなく生涯を終わらせることが出来る、ゲームの中の世界でもプレイヤーに邪魔されることはなく人生を終えられる、生きる訳も生まれた意味もないんならせめて死に様ぐらいは自分で作る、ずっとそう決めていたのだから...そのために今自分は生きている、意味もないのに、ゲームをリセットされたら自分なんて居なくなるのに...全く、理解のできない話だ]「死ぬなら楽に死にてぇ...あ、その時用に遺書書いとくか」[そう呟くとセイヴァーはゆっくり起き上がり、右目の義眼をつけると椅子に座り、便箋にペンで文字を書き始めた]   (2021/1/25 23:02:50)

若葉/セイヴァー.レイ長いしなんか内容よくわかんないのはすみません!!以上です!   (2021/1/25 23:03:52)

おしらせ若葉/セイヴァー.レイさんが退室しました。  (2021/1/25 23:03:56)

おしらせ風月/ヒガラさんが入室しました♪  (2021/1/27 15:43:43)

風月/ヒガラこんちゃ!今回はヒガラの過去を書きたいと思います。途中、月影くんが没にしたキャラも出てきます。【廃人となった少年と汚名の死神】   (2021/1/27 15:46:23)

風月/ヒガラ【突然だが、皆は憧れや夢はあるだろうか?今は無くとも、小さい頃にはあったであろう。テレビに出ているキャラクターやモデル、俳優や歌手、タレント等々……憧れた人は人それぞれだろう。でも、その夢は歳を重ねていくごとに消え失せる場合が多い。現実は甘くないだのと言う理由で、断ち切ってしまう。よくある事だ。そして、今回の話に出てくる少年も……その一人に過ぎないのだ……】『…………ラ………ヒガラ……起きろよヒガラ!』「んんっ……」【誰かが呼んでいる声がする。その声は次第に大きくなっていく……そして、ついには】『起きろー!ヒガラー!』「ぎゃーっ!!」【いきなり耳元で大声を出されて反射的に耳を塞ぎ、叫び声をあげる】『やっと起きたか…』「っせぇなぁ!もっと良い感じに起こす方法あっただろ!あぁ……めっちゃキーンって鳴ってる…」【眠気どうこうの話よりも耳の方の話になる程のうるささだったのが分かる。ヒガラは耳を塞ぐのをやめて、ソファにドサリと座り「あー…」と掠れた声を出して上を見上げた】   (2021/1/27 15:58:32)

風月/ヒガラ『まだ昼間だぞ、この時間に寝てる奴なんて夜更かし&徹夜した人か生活が昼夜逆転してる人位だぞ?』【なんて言ってコーヒーをヒガラに差し出したこのボーイはヒガラの相棒だったネルスと言う人物だ】「そんなら寝かせろよ……俺は前者の人間だっての……」『履歴見たぞ、お前あのアプリ作るの手伝ってくれるのはありがたいけど、体大事にしねぇと小枝みたいに脆くなるぞ』「っは、余計なお世話だっての……」【砂糖は入れずにそのままコーヒーを飲むヒガラ、ネルスはそれを見て若干呆れつつも微笑んで椅子に座った】『お前さ、進路どうすんの?』「は?」【いきなり進路の話をされて少々驚くヒガラ。当時は二人とも中学三年生だった。進路の話をするのは当たり前だが、ヒガラは少しイラッとし始めた】「何が進路だっての、俺”進路„って言葉大っ嫌いなの知ってるだろ……」   (2021/1/27 16:11:06)

風月/ヒガラ『いや、それくらい分かってっけどよ……』「それに、もう決まってんだから別にいいだろ……」『プログラマーになる……でしょ?』「あぁ……お前と…な?」【ネルスに背を向けたままヒガラは言う、その言葉を聞いて安心したのかネルスは笑って『はいはい…』と小さく言った】「あ、そういや……そのアプリの奴、あとはキャラ作ってテストプレイして不都合なとことかちゃちゃっといじって終了だから」『っ!?………えっ!?嘘っ!?』【パソコンをつけてファイルを見てみると、細かい所までちゃんとプログラミングされてるし、転載対策の為のプログラムもしっかりしていた】『やば……これ、お前が……?』「あぁ、徹夜してやった」【驚いているネルスにピースをしてスマホをいじり始める】『ははっ……化け物過ぎんだろ……お前……』「そりゃどーも」『………;』【ある意味褒めてないのだがそこはツッコまない事にしたネルス。この短期間でここまでしっかりとしたプログラムを入れる事が出来るのはそんなに居ないだろう】『んじゃ、テストプレイしてみっから』「おう、んじゃ俺は仮眠する。おやすみぃ~……」『えっ!?また寝るのか?』「………」『って、寝るの早っ…』   (2021/1/27 16:23:39)

風月/ヒガラ【次起こす時もさっきの起こし方で起こすか、と考えながらヒガラが仕上げたアプリのテストプレイをし始めた。……時は経ち、二ヶ月後。この日はバトルをしに来ていた二人。すると】「ふあぁ~……やべ、ちょーねみぃ……」『ヒガラ、ヒガラ!』「ぐえっ…!」【急に突進してきたネルスにぶつかって眠気が一気に覚めたヒガラ】「なんだよ……急に突進してきて」『あのなあのな!心して聞いてくれよ?』「なんだよ……どっかのアイドルか何か居たのか?」『うーん……惜しい!ま、正解でもいいけど』「どっちだよ」『それより!今な超有名な配信者がバトルしに来てんだよ!』【そう言って目をキラキラさせながらネルスは自分のスマホを取り出してその配信者の画像をヒガラに見せる】「ちけぇよ……ふ~ん、この人か……実況は結構見たことあるな……んで?」『さっきその人に会ってな!おまけに声掛けられたんだよ!で、今生配信してんだけど、良かったら俺とバトルしてくれない?って言われたんだよ!』「ま、まさか……」『OKした!』「バカぁ~………」【ネルスの肩に手をポンと乗せてがっくりするヒガラ。実はヒガラ、目立つような事をするのが大嫌いなのだ】   (2021/1/27 16:35:08)

風月/ヒガラ『なぁ頼むよぉ!2vs2のナワバリだからさぁ…すぐ終わるってぇ!』【抱きしめられてしまったヒガラ。やべぇこいつこのまま放置してたら絶対俺の足にしがみつくと思い、溜め息をつきつつやけくそになって言った】「だぁー!分かったよ、やりゃあ良いんだろ?やりゃあ…」『良いのか?っしゃあ!ありがとうなヒガラ!』「はいはい。ほら、行くぞ」『おう!』【互いにグータッチを交わすとロビーへ向かい。バトルの準備をした。ネルスに対して呆れているヒガラだが、実は内心楽しみにしていたのだ。たまにはこう言うのも悪くないなと…が、その楽しみは一瞬にして崩れ去った。バトル終了……結果は惨敗。普通なら悔しいと軽い気持ちで済む程度の筈だが、違った。配信が映されている画面のコメントには[ザコw]や[敵の子達まんまと騙されてて草]等と不快になるようなコメントが次々に流れていた。ヒガラはそれを見るなり、絶望を覚えた。ネルスは膝をついて、ぶつぶつと何かを言っていた】   (2021/1/27 16:48:04)

2020年12月30日 13時00分 ~ 2021年01月27日 16時48分 の過去ログ
貴方が僕にくれたこと【裏話、過去等…】
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について

(C)2009-2024 ミナコイチャット <info@3751chat.com>