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「ヨズア戦記 置きロル部屋」の過去ログ

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2021年03月05日 01時22分 ~ 2021年03月12日 20時48分 の過去ログ
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おしらせグレー/雷鏡 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/5 01:22:53)

グレー/雷鏡…………(俺は、何かを感じた。また1人、逝ったと。その感覚は、何ら当てずっぽうなものでもない。ただ、自分は思うのだ。「王国は、もう時期どこかの終着点に着く……」そういった感覚がするのだ。もちろん、自分は王国のために戦うと啖呵切ったものの、実際はそのための行動が特にできていない。だからこそ、自分の出来ることは何か…?それは、王国のためではなく……俺を期待して来てくれた人の為に、働くことだ。それが料理であれ、薬の関係であれだ。……けども、この焦燥感、不安、焦りは……一体何なのだろうか……そして、不吉な予感を運ぶ黒い風が、吹いてきた……天候は怪しくなった……)……嫌な風が、吹いてるな……(と、俺は空を見上げて、そう呟くのだった…… 【不吉な風】   (2021/3/5 01:23:09)

おしらせグレー/雷鏡 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/5 01:23:38)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/5 01:29:23)

グレー/彌生…………(風が、吹き抜ける。と共に、風鈴が、チリンチリンと音が鳴る……最近のマイブームだ。風は……自然は、人々の心に安らぎをくれる。「死の水」という厄災があっても、俺はマイペースに生きているということは自覚している。それでも……癒しを求めたいというのは、あるのかもしれない。)(子供の頃は、草木の生い茂る草原で裸足で駆け回ったものだ。春の季節になると、どこからともなく爽やかな風が吹き抜けて、子供たちに……大人たちにも、癒しを、もたらした。それは、魔術や医学のそれとは違う。精神面での癒しと形容すればいいだろう。)……故郷にも、この水の影響が響いていないといいが……(こんな思いは空回りで終わることは知っている。しかし、幼なじみは?自分の両親は…?ひたすらに思いを馳せることは多い。それでも、俺は……)美しい音色だ……(と、自らの心の緊張を解いてから、再び仕事に戻ろうか。)【風と水】   (2021/3/5 01:29:37)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/5 01:30:12)

おしらせグレー/シャルロッテ ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/5 01:50:45)

グレー/シャルロッテ……(アタイは、虚空を見つめる。)(一体、自分が騎士をしている理由は、仕事のため以外に何があるだろうか。……大義としては、国を守るため……というものではあるものの、百騎長の失踪、自らの義弟の死……色んな不幸が重なり、更には最近攻城戦は防衛に失敗し続けているという始末。……さらに、さっき、また1人誰が逝ったような気がした。……)神様やい、どうして、ウェンディアは最近ガタガタなのかね…?(と、1人ごちようか。もちろん、こんなことをしても状況が変わらないのは知っている。しかし、自分は……)   (2021/3/5 01:51:23)

グレー/シャルロッテ……(気がついたら、早退の手続きをしていて、本部を後にしていた。向かう先はいつものバー。しかし、この時間に行ったらさぞかし驚かれるだろうか。それとも、店主のおっちゃんはそのへん察して何も言わずに酒を渡してくれるだろうか?)……(酒に逃げる……というは悪手ではある。それは自分でも重々承知している。しかし……)これが呑まずに……やってられっかよ……今まで真面目に働いてたから、今日だけはしっかりと休ませてもらうよ……(と、アタイはいつものバーに足を運んだ。この焦燥感、不安……これを、お酒で誤魔化そうと試みるくらいは神様も怒らないだろう。)   (2021/3/5 01:51:42)

グレー/シャルロッテ【神さん、神さん、聞いとくれ。】   (2021/3/5 01:51:45)

おしらせグレー/シャルロッテ ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/5 01:51:48)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/3/5 10:10:41)

大和守/アデルグント「あははっ、そうかぁ。【恋】……か。良いなぁ、こんな戦争の時代でもそんな人間らしい思いを抱けるのは、とても良いと思う。応援するよ」(どうやら図星だったらしい。顔をまるで林檎の様に赤く染め、背けてしまう貴女の姿を見ては、くすくすと微笑ましいものを見るように笑った。今まで張り詰めていた緊張の糸がゆっくりと解かれた様で、癒される様な心地だった。)「……副団長なら……セオドアなら、気付いてくれてると思うぞ。ふふっ、それにしても手作りなんてよっぽど好きなんだなぁ」(成る程、手作りだなんて愛が籠っている。……という自分も、万騎長の為にチョコを頑張って作ったりはしたのだが。それはさておき、貴女の恋のお話は聞いていてとても楽しかった。是非とも応援したいし、恋の手伝いでもしたいと思う。)   (2021/3/5 10:10:52)

大和守/アデルグント(( これはグレーさんへ!   (2021/3/5 10:10:59)

大和守/アデルグント「……ああ」(少し歩かないか、という貴女の言葉に小さく頷いて、こつこつと固い足音を立てながらアデルグントはゆっくりと歩き始めた。時間が経てばこの暗く濁った思いも何処かへ行ってくれやしないだろうか。そんな思考は歩くにつれて薄れていき、代わりの様に思いばかりが増していく。気持ちが悪い。気味が悪い事の思いは果たして何時収まってくれるのやら。)「…………さぁ、ね……。あたしにはもう……」「…………何も、分かんない、よ……」(暫しの沈黙の果てに、『分からない』という言葉だけを絞り出した。それは返答に迷った故の適当な誤魔化しだとか、そういうものではない。『分からない』。もう何も『分からない』。──『分かりたくない』。理解を拒み無理解を叫び続ける頭蓋の中は、今や理解する余裕すら無理矢理奪おうとするかの様に強く強く鳴り響き痛んでいて、堪らずアデルグントはその痛みを少しでも和らげようと片手を頭の横に添え押さえていた。)   (2021/3/5 10:11:23)

大和守/アデルグント「ヘスティア様は……。……──最後まで、国の事を思っていらしたよ。……きっとまだやりたい事だってあった筈なのに、……」(最期の彼女の表情を見れば、それは明らかだった。けれどもそれを見届けたのは最期に居合わせたアデルグントだけで、他の者はそんな事なんて分からないだろう。嗚呼、本当にあの御方は、最後まで『太陽』として強く輝いていたのだ。何と言われようとアデルグントの中ではそれが全てであり、唯一。けれど、嗚呼……何も、伝えられなかった。ぽつんと残された、『恋慕』という己の中で唯一はっきりと色を持っていた感情すらも暗く黒くゆっくりと染まっていくのを感じた。)「あの方を救えなかった。助けられたかもしれないのに……それなのに、救えなくて……。救えなかった癖に、あたしは、私は……」(『このまま生きていて良いのだろうか』、という最も黒い感情はついぞ発される事は無かった。俯いてしまっているせいで表情は見えないだろうが、見えたとしたらそれは全く何も無い。ただの虚無で無感情で、名前も無い一つの感情だった。)   (2021/3/5 10:11:36)

大和守/アデルグント(( 此方はゑいりあんさんへ!   (2021/3/5 10:11:51)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/3/5 10:11:55)

おしらせゑゐりあん/ゼロイバさんが入室しました♪  (2021/3/5 13:08:25)

ゑゐりあん/ゼロイバ…そうか。本当にこの国が大好きだったんだな、万騎長は(最期の言葉を聞けたのならば、まだいいほうだろう。最期の最期に言いたいことを言えずに死んでいく者だっているのだ。そう考えると、ヘスティアは言いたいことを言って死ねたのだから、まだ幸せなのだとゼロイバは考えた。すると、アデルグントがヘスティアを救えなかったことを悔いる言葉を述べ始めた。それを聞いたゼロイバは彼女の肩に手を置き、彼女の顔は見ずに言葉を紡ぎ始めた)…今からいう話は、団長様にとって聞きたくない話かもしれない。…少し厳しいことだし、万騎長が何を言ったかもあたしはわからないから見当違いのことを言うかもしれない。…だけど…それでも言わせてくれ   (2021/3/5 13:08:37)

ゑゐりあん/ゼロイバ(そういうとゼロイバは一呼吸おいて、再び口を開いた)万騎長は、団長に後悔をしてほしいと思ってるとは…あたしは思えないね。確かに万騎長の死は悲しいし、団長にとってはあたし以上に悲しいかもしれない。…でも万騎長は。先代団長は、団長に騎士団を託したんだろう?団長はたった一人の団長だ。たった一人の“騎士団の長”なんだ。いつまでも万騎長の死を悲しむのは、万騎長だって望んじゃいないとあたしは思うよ(そこまで言ってゼロイバは足を止める。そこは、人気のあまりない裏庭であった)…でも、辛いよな。悲しいよな。後悔すんなって言われても…無理な話だよな(裏庭をじっと見つめながら、やはりアデルグントの方は見ずに、そう呟くゼロイバ)悲しくて悲しくて…絶望の淵に押しつぶされちまいそうだよな   (2021/3/5 13:08:42)

ゑゐりあん/ゼロイバ((大和守さんへ!   (2021/3/5 13:08:48)

おしらせゑゐりあん/ゼロイバさんが退室しました。  (2021/3/5 13:08:50)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/3/5 16:29:40)

大和守/アデルグント(己の肩に貴女の手が置かれれば、アデルグントは一体何だと目を一瞬丸く見開いた。……一体、貴女は何を言うつもりなのか。その内容が全く予想付かず、多くの可能性が浮かんでは消えていった。)「…………」(──嗚呼、確かにそうだ。貴女の言う通りでしかなくて、それに対する言葉すらも出てこない。貴女の言葉をよく噛み砕き、理解し、嚥下して。)「そう……だな。確かに、ヘスティア様は……そんな事を望みは、しないだろう。こうして、騎士団長がくよくよし続けてるのも、駄目な……筈、だ。……けど、だけど……」(きっと、『太陽』の様な──否、事実アデルグントにとっての『太陽』であるあの御方はそれを望みはしない。騎士達の為に、国の為にと生きていた、あの方なら。最期までウェンディアの事を仰っていたあの御方なら。望みはしないのだと、それは理解している。『騎士団長』である己がこのまま悲しみに潰されるのが良くない事も。だけど一人の人間としてそれは、受け入れる事が出来なくて。受け入れられなくて。)   (2021/3/5 16:29:48)

大和守/アデルグント「…………『好きな人』を失って、直ぐに立ち直れる訳が無いでしょう……。でも、『騎士団長』としてこのままじゃいけないのは分かってます……。だから、『騎士団長』としてじゃなくて……一人の人間として……悲しませて、下さい」(嗚呼、本当に……何故言えなかったのだろう。私は、結局。彼女に、ヘスティアに、好きだと思いを伝える事が出来なかった。アデルグントの初恋は、相手に告げる事すら叶わず散ったのだ。堪らず、貴女から目を背け。)「……ごめんなさい、可笑しな事を言ってしまいましたね」(思わず涙を一粒溢しながら、一言そう呟いた。自分なんかの感情に付き合わせてしまって、本当に申し訳ないと思ってしまう。)   (2021/3/5 16:30:02)

大和守/アデルグント(( ゑいりあんさんへ! そろそろ〆ても大丈夫です!!   (2021/3/5 16:30:15)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/3/5 16:30:17)

おしらせゑゐりあん/ゼロイバさんが入室しました♪  (2021/3/5 16:44:23)

ゑゐりあん/ゼロイバでもな(アデルグントの言葉を黙って最後まで聞いたゼロイバはそういった)団長はたった一人だ。一人の人間だ。…でも、独りじゃない(目を背けたアデルグントの肩に手をまわすゼロイパ。そして、優しく彼女の髪を撫でる)副団長や他の騎士たちがいるんだ。もちろん…あたしもな(そういうとゼロイバは両手を広げアデルグントの方を見る)来な。ここは人も滅多に来ないから、人目を気にする必要はない。あたしも口は堅いしな、誰かに言うことなんてないから安心しなよ。…今ここで辛いことを吐き出しちまいな。言いたいこと全部言っちまいな。今ここで、馬鹿みたいに泣いて、馬鹿みたいに後悔して、馬鹿みたいに絶望して。もう出ないってくらいまでぶちまけなよ。そうして全部ぶちまけて、すっきりしたら誓うんだ。…万騎長の遺志を継ぐんだって。万騎長の分まで生きるんだって。馬鹿なあたしだけどさ、受け止めてやることくらいは…できるからさ(柔らかく微笑むゼロイバ。その笑みは、普段の荒々しい彼女からは到底想像できないような、やわらかな暖かさが確かにそこにあった)   (2021/3/5 16:44:26)

ゑゐりあん/ゼロイバ((大和守さんへ!   (2021/3/5 16:44:33)

おしらせゑゐりあん/ゼロイバさんが退室しました。  (2021/3/5 16:44:35)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/3/5 19:22:48)

大和守/アデルグント「え、あ…………」(髪を撫でられる感覚。その感覚は今までに味わった事が無くて、突然の事に肩をびくりと揺らし、続けられた言葉に二度目の驚きが訪れる。そんな事、『騎士団長』である自分が部下にして良いのかと。甘えても良いのかと、アデルグントは困惑していたが。──貴女の姿が、まるで聖母の様に思えて。視えて。ぽふんと小さく音を立てて、貴女の胸に飛び込んだのだった。)「~~~~っう、あ、ぁう……っ」(ぽろぽろと、涙がどうしようもなく溢れた。押さえ込んでいた愚痴やらが、堰を切った様に飛び出した。)「……なんで、なんでなんでなんで……ッ!! ……なんで、ヘスティア様を救ってくれなかったんですか、っ……!! ……だって私、……頑張りましたっ、今までで『一番』ってくらい頑張って……それ、なのにッ……!!」   (2021/3/5 19:23:55)

大和守/アデルグント(……何時も何時も、そうだった。昔から変わらない。何れだけ願っても変わってはくれなかった。そう、神様というのは何時も──)「──どうして何時も『一番』だけ奪うんですかッ!! 私が何をしたって言うんですかぁっ!! ──神様のッ、……ばぁぁぁあぁあかっ!!!!」(まるで子供の癇癪の様に、アデルグントは幼い暴言を吐いた。きっと貴女を驚かせてしまうだろうか。けれど、今は吹っ切れたのかその姿がどう見られようと構わないようで、ぐずぐずと涙を溢しながら愚痴を溢していた。彼女も、ヘスティアもアデルグントにとっての『一番』で、『唯一』だった。恋心を抱いたのもヘスティアが『唯一』の相手。そんな多くの『一番』を、『唯一』を。神というのは容易く奪い去っていくのだ。あと何れ程奪い苦しめれば気が済むのですか。……もう、いい加減にして欲しい。)   (2021/3/5 19:24:10)

大和守/アデルグント(けれどそうして叫んだ事により、アデルグントの心の底に溜まっていた暗く濁った感情は大分姿を消していた。)「…………すいません、お見苦しい姿を見せてしまって。でも……有難う、御座います。貴女のお陰で……決意が、固まりました」(体を離しては貴女から数歩離れ、そして頭を下げる。貴女が居なければずっとこの感情を吐き出せず留まったままだっただろう。だからこそ、貴女には感謝しかなくて。)「私は、ヘスティア様の御遺志を継ぎ、そしてあの方が在られた様に自分も在る事を」(次に顔を上げた時には、その表情を固く引き締め。『太陽』であるあの方に届きます様にと、願いながら。そう、誓い、『宣言』した。)   (2021/3/5 19:24:30)

大和守/アデルグント「────太陽の名の元に」   (2021/3/5 19:24:38)

大和守/アデルグント(( ゑいりあんさんへです!   (2021/3/5 19:24:47)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/3/5 19:24:54)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/3/5 19:42:42)

大和守/アデルグント(( ↓の成りは此方のロルで〆させて頂きます! タイトルは 【紅鏡】 でお願い致します!!   (2021/3/5 19:43:21)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/3/5 19:43:25)

おしらせクロ:椿さんが入室しました♪  (2021/3/5 19:47:59)

クロ:椿(( 発症ロル置きにきま!!した!!   (2021/3/5 19:48:09)

クロ:椿…んでこんなに、嫌な予感がするんだ、?( 首を傾げつつも書類を持ち上司の元へと運ぶのは、尊華帝國軍の兵士…椿である。今日は雲行きは怪しいけれど雨が降るとまでは行かない_と、云うのにも関わらず目覚めてから何やら嫌な予感がして堪らないのだ。悪寒と云うものか、唯の勘なのかは分からずじまいだが、仕事はしなければならない。 仕事はきちんとこなす。そう決め、有言実行している根は真面目な椿は頭を数回振り、嫌な予感を無理矢理取り除いては午前中、職務に励んでいた。そして、昼ご飯の前の職務を今、終わらせようとしているのだ。_今日のメシ何にしよっかな、…_なんて呑気に考えながら。)   (2021/3/5 19:48:32)

クロ:椿( _だが、やはり嫌な予感と云うのは的中するもので。書類を提出する時も、何処と無く心地よくなく思えてしまい、ほんのりと雑な対応をしてしまった。どうも、心が、心の奥底がゾワゾワ、ざわざわして止まない。数回首を鳴らし、身体を伸ばしリラックスしようと心掛けるも、逆にリラックスしようとする度に落ち着けなくなるのだ。足早に自室へと戻り、朝作り置きしていたご飯をさっさと食べる。気分は晴れない。天気も、晴れない。何度も、何度も溜息を零しては髪の毛をワシャワシャとかきあげる。それの繰り返しだ。いつの間にか時間が過ぎ、夕刻になってしまったというのに、椿は" 何をしたらこの心に引っ掛かるものが無くなるのか "というものを探しに探していた。重く、酷く辛い、不安、不安な心…。どうしたらいいと云うのだろうか、たった数時間で酷く窶れた顔をした椿は、落ち着くために水を飲もうとして蛇口を捻り……何故か。何故か__愛する家族の事を思い出してしまった。)   (2021/3/5 19:48:34)

クロ:椿あ、( 小さく声を漏らし、蛇口から流れ出る水を、その瞳がじっと見入ってしまう、魅入ってしまう_。流れる水。水。びちゃ、びちゃ、と音が部屋中に響き渡り、椿を包み込む。じゃば、じゃば、溢れる水。水。水。流れる水。襲い掛かる水。逃げ遅れる人々。人を助ける父。遠くに聞こえる声。小さく聞こえる叫び声。振り向く自分。目の前には躓いた妹。迫り来る水。手を伸ばす妹。それを握り掛け出す自分。悲鳴と怒号。嘆きと喚き。震える身体。何かを吐き出す妹。生暖かい水。_赤い、水。" ぉ、 にぃ、 ちゃ、 … 、"と、拙い声で小さく呟く妹。真っ赤な水が妹を、包み込んで____冷たくなっていく。)   (2021/3/5 19:48:43)

クロ:椿____ガシャンッッ。   (2021/3/5 19:48:56)

クロ:椿あ、あ…ァ"あ''ッッ、( 床にコップを落としてしまう。煌びやかに散っていく破片に目もくれず、頭を抱え込み、徐々に大きく声を荒らげ、叫びながら外へ飛び出そうとするが、目眩がして上手く掛け出せずに床に倒れ込む。そのまま蹲れば、「 ぁ"、う"、な、何をしたってアレの、アレは、俺を殺しにやってくる、!!どうしたっ、て、!!!俺は、お"れは、!!ぉ"ぇ、ッ、」と、何度も床をその両手で叩き、暴れる。怖いのだ、苦しいのだ。_不安なのだ、父と妹を奪ったあの水が、いつか自分をも殺しにやってくるのだと。そう思ってしまう。不安なのだ、死んで家族に自分の死骸が送られてしまうのが。不安なのだ、不安なのだ_。)   (2021/3/5 19:48:58)

クロ:椿( _怖いんだ、水が、自分の死骸が家族の元に送られてしまうんじゃないかって、妹に、恨まれてるんじゃないかって、…_どれくらい暴れてただろうか、気が付けば夕陽が沈み宵闇が窓から覗き込んでいた。床が傷付き、両手がボロボロになっているというのに、血が流れていると言うのにも気が付かず、遂に力が徐々に抜ける。どさり、と床に倒れ込んだまま椿は、ぼろ、ぼろと涙を零して「 ごめん、ごめんな、ゆるして、許してくれ、たのむ、おれは、お前を助けたかったんだ、ごめんな、たすけてくれ、しにたくない、 」…と、うわ言を言い続けた ) 【 死の水 - 発症 - 】   (2021/3/5 19:49:13)

おしらせクロ:椿さんが退室しました。  (2021/3/5 19:49:19)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/5 19:50:11)

グレー/彌生……その勧め、一応考えておきますね。(と、俺はそう答える。ここは必死に頭をはたらかせた。言葉を紡ぐのが下手くそな自分でも、ここで下手に突き放してしまえば自分の立場も危うくなるからだ。.しかし、……最近は、何かがおかしいような気がする。最近の戦争の再発は王都が起こしたものだということは聞いたことはある。基本的に、帝国は受け身だったということも。だからこそ違和感を感じえないのだ。もし、何か裏があるのだとすれば……?否、それを勘ぐったところで一介の一般兵に果たして出来ることはあるのだろうか…?となれば……やれることはただ1つ。自らの課せられた任務の遂行だ。それがどのような結果を招こうとも……)   (2021/3/5 19:50:14)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/5 19:50:39)

おしらせシロー/竜灯さんが入室しました♪  (2021/3/6 13:40:25)

シロー/竜灯(酒を遠慮されると「ほうですか?」なんて相槌を返し、お猪口に酒を注ぎ直すと机の上に酒瓶を置いて、ゆっくり口をつけた。死者の声が聞こえる、と言っていた彼は戦地に足を運ぶ度に苦しんでいるのかとばかり思っていたが、話を聞くに今帝都を襲う水の災厄の方を気にしているらしく。優しいのぉ、とお猪口に浮かぶ水面を揺らしながら深く椅子にもたれた。)「三年前は雨が原因じゃったし、今回もそがな気がしますの。糸依さんも発症しよったけんど、神様に祈ったら治してくれたちや。やき大丈夫ぜよ、安心しちょってください」(3年前に自分も不甲斐なく発症したことは伏せつつ呟くと、また一つおちょこを呷って熱い息を吐き出した。)「ええですか氷原さん、こりゃ俺の思っちょることですけど、そがな風に言ったら真になってしまうちや。口に出して、大丈夫!大丈夫じゃ!と言うとった方が神様も見てくれちょる。氷原さんはいつも陰気臭いき、の?」   (2021/3/6 13:40:30)

シロー/竜灯((短いですがえいりあんさん宛です!   (2021/3/6 13:40:38)

おしらせシロー/竜灯さんが退室しました。  (2021/3/6 13:40:40)

おしらせゑゐりあん/氷原さんが入室しました♪  (2021/3/6 19:12:12)

ゑゐりあん/氷原雨…か。確かに有り得る線ですね(三年前に起きた事件。あれはよく覚えている。あの頃の自分はまだ実家でのうのうと生きていたが、真水を呑むとどんな病気にかかるか分かったものではないという家族の判断で、常に煮沸消毒がされた水を飲んでいた記憶がある。竜灯もそう考えるのであれば、やはりヨズアの仕業だと考えても問題はないだろう)へぇ…糸依さんが…ですか(と、ここで氷原は驚きの事実を知る。まさか、友人である竜灯があの糸依とかいう軍人の知り合いだったとは。氷原にとってあの女性は特に苦手の部類に入る。…というよりも、前にあんなことがあったのだ。あの事件を経ていい印象を持てというほうが無理な話である。まぁ、その話はする必要はない。氷原の好きな竜灯と氷原の嫌いな糸依は仲がいい。以上だ)え…っ(熟考している中、竜灯が突然話しかけてきたので思わず驚く氷原。だが、彼の言うことは一理ある。神を信奉する者として、言霊を信ずるものとしてあまりけったいなことは口には出せない)…そうですね。こんな姿、神には見せられませんね(そういってみかんを一つ手に取り、竜灯に差し出す)どうぞ。陰気臭いのは忘れて、みかんに舌鼓でも打ちましょう   (2021/3/6 19:12:16)

ゑゐりあん/氷原((竜灯さんへ!   (2021/3/6 19:12:22)

おしらせゑゐりあん/氷原さんが退室しました。  (2021/3/6 19:12:24)

おしらせマリア/篠さんが入室しました♪  (2021/3/6 19:23:28)

マリア/篠((誌洲先生へ!   (2021/3/6 19:23:35)

マリア/篠(薄く開けられた誌洲の唇から溜り落ちた倦怠感は、やはり今の篠を相手にしては単なる傍白にしかならないようだった。わめく仇波は風の有無などお構いなしに、浅瀬で騒ぎ立てては甲斐もなく洲を飲み込む。水への恐怖に溺れながら藻掻く事、それ自体がもはや、篠に残された唯一の意志だった。不意に肩に与えられた律動にははっとすることもなく、泣き腫らし掻き毟った事で赤くなった瞳を蕩けさせて、瞼の裏に父の幻影を見る。寝かしつけてくれるんじゃろうか。そう息を細く吐き出し、無遠慮に目の前の胸板へ顔の重みを委ねたのも束の間、頭上から降り注ぐ声は子守唄などと言う乳母日傘とは少し違ったものだった。『イクル、ミオ、ヨ』……文字を音にして聞けば、その言葉の意味すら理解できない状況であっても直感的にその抽象が浮かぶ。正しいか正しくないかに関わらず、篠の逆上せ切った頭に思考が流れ込む。至極乱暴に言えば、それが魔術師としての才能というものかもしれない。篠の───あるいは、誌洲の。)   (2021/3/6 19:23:45)

マリア/篠「……みお……」(畑の畝のように、あるいは大蛇の這った轍のように、果無く続く水脈。瞼の裏で父にいだかれて眠っていた嬰児が、父の手を離れ竹の揺り籠に乗せられる。)「……とと……いや……」(『イコワザル、ニワタズミ、ヨ』……揺り籠の船はその場から動かず、流される事もない。けれど水脈を堰き止める事もなく、流れを底に感じ始めた。『……ミズ、ハナハダ、オオイニ、チニ、ハビコリ』……底に感じていたものが、ぴちゃり、ぴちゃりと飛沫を上げて籠を揺らそうとした。そのまま賽の河原へ、賽の河原の橋の下へ連れてゆかれるのではないかという漠然とした恐怖に、嬰児は声をあげてぐずり出す。まるで、いつのまにか顔を真っ青にして息を止めて声も出せない篠の変わりに泣いているかのように。『〽 ハシノ シタニハ コワイ 蛇ガ ゴザル』『ヒロキ、タニガワノ、ミギワ……』『〽コワイ 蛇ヤゲナ』)   (2021/3/6 19:23:54)

マリア/篠「……っ……は、…………」(息を吐く事を忘れたまま喉を鳴らして、がたがたと震える手が誌洲の服の裾を握りしめた。ぎゅっと目を瞑れば、嬰児は命の限りに泣き叫んでいた。『……ミヨ、イマ、ミナギル、タンリュウノ、アットウヲ』──────籠目の揺籃が動いた。遠く霞んでゆく父が笑っていた。『────良か良か、子供は泣いたほうが良かど。転んで病んで、散々泣けば強うなっど。』籠は流れ、とうとう父の姿が見えなくなったところで、泣く事しかできなかったはずの籠の中の嬰児はいつのまにか身体を起こせるようになっている事に気づく。籠の中に立ち、大河を見渡した。その果てに居たのは賽の河原の大蛇ではなく、見覚えのある巫子の姿で。無秩序ながらもお伽噺のような幻覚の世界にあまりにも似つかわしくない仏頂面を認めれば、一瞬にして現世と幽世が交錯する。『是を以て讃詠とす。』──────稚児だったものは堅苦しい詰め襟を着て、大人の身体には小さすぎる籠から勢いよく転落した。ばっしゃーんと音を立て、水柱が上がる。)   (2021/3/6 19:24:02)

マリア/篠「ひゃああああああああああああ!!!!??冷たかっ………て、あれ……」(腰が抜け、ずるずると誌洲に凭れていた手を離してへたり込む。)「……せんせい……?」(まだ冴え渡ったとまではいい難い朦朧とした意識の中で、これだけははっきりしていた。自分は、幽世に連れて行かれそうになっていたのだ。背筋の凍る思いこそすれど、もう水への恐怖はすっかりなくなっていた。あちらで溺れそうになったのだ、抗う事のできない大河を目にしたのだ。今更雀の涙など恐るるに足りなかった。────免疫療法の歴史は古く、”荒療治”と呼ばれあえて毒を飲ませることもある。毒を以って毒を制すと言うか、偶然か意図的にかは解らないが、誌洲の興した魔術はそういったものとして、水をもって水を制したようだ。)   (2021/3/6 19:24:11)

マリア/篠「……眠……い……」(ぷつりと緊張の糸が切れ、篠はその場にふらりと倒れ込んだ。──────────起きたや、なんち言おうか。まずは、お礼をゆわなんいけんか。……あの世で見たもんを、先生は信じんじゃろか。私は一寸法師んごつ大きっなって、川を渡って、そいで、春姫は先生やった。先生、打ち出の小槌、もう振りやんなね。むくむく育つたぁ筍だけで充分じゃ。)   (2021/3/6 19:24:17)

マリア/篠((こちらは〆で!お返事あればどうぞ~   (2021/3/6 19:24:25)

おしらせマリア/篠さんが退室しました。  (2021/3/6 19:24:27)

おしらせグレー/雷鏡 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/6 23:19:29)

グレー/雷鏡おう!まぁー最悪、定期契約もあるからそれで食いつないでいくつもりだけどな。(と、俺はそう話した後に、相手が依頼について話を始めたのを聞く。)ああ。そのくらい何時でも、いくらでも構わないさ。それが、俺の本来の仕事のスタイルなのだからな。……さて……用件を聞こうか。(そして、俺は依頼の内容についてきき、それの予想される金額を提示する。その後は色々作業もした。具体的には定期契約のものを作ることだけどな。) 【トレジャーハンターと万事屋店長】   (2021/3/6 23:19:33)

おしらせグレー/雷鏡 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/6 23:19:41)

おしらせシロー/竜灯さんが入室しました♪  (2021/3/7 18:27:31)

シロー/竜灯「ん?おお、ほうか!見ちょれよ、大戦果を上げて凱旋したるきに。尊華帝國軍旗を翻して来たるちや!」(乗ってくるかは賭けであったが、考える時間は欲しいという事であった。彌生の人当たりを考えれば妥当ではあったし、急に言われても、という気持ちもあるのだろう。二つ返事で頷くと、僅かに胸を張って快活な笑みを投げかけた。氷原元帥の戦いぶりに負けぬよう、尊華帝國軍の名に恥じぬよう、一番槍として華々しい活躍を挙げたいものだ。目の前に吊り下げられた名誉という名の餌に瞳を輝かせながら、彌生に手を挙げて挨拶し、その場を去っていくだろう。)「彌生さんも気ぃつけて、戦果を挙げちょくれ。おまんなら大丈夫じゃ、俺が帰ったら呑みにでも誘うぜよ。」【雑兵二人】   (2021/3/7 18:27:34)

シロー/竜灯((彌生さん宛です!〆です!お相手ありがとうございました!   (2021/3/7 18:27:44)

おしらせシロー/竜灯さんが退室しました。  (2021/3/7 18:27:46)

おしらせシロー/竜灯さんが入室しました♪  (2021/3/7 18:46:54)

シロー/竜灯「おぉ、こりゃええですのう。みかんとは、気分もようなります」(酒に合うかと言われれば首を傾げる所ではあるが、戦場で食べるみかんというのも新鮮で悪くは無い。爪が黄色くなるのも気にせずに、ぺり、ぺり、とみかんの皮の欠片を次々に机へと置きながら向いていく。故郷ではみかんの皮を友人の目に向けて潰して遊んでいたものだ。房の一つを契り、薄皮のついたまま口の中に放り込んだ。)「俺はのう、氷原さん。実は糸依さんの事を好いちょる。まっこと⋯⋯心の底から惚れ込んでしもうた。」(何気無く、本当に脈絡無く自分の話を投げ込んだ竜灯であったが、ただ惚気話をしたいだけかと聞かれれば勿論そうではないようで、そのまま続けていく。)「けんども、糸依さんの夫は立派な男と言われたくての、まだ軍人は辞められそうに無いちや。」(勿論糸依さんを遺して行くつもりは無いけれど、軍人という職業柄、死とは隣り合わせな事は口に出さずとも互いに分かっている事だ。頬を軽く掻き、また一房、みかんを契って口にすると、氷原を見据えて問い掛けた。)   (2021/3/7 18:47:20)

シロー/竜灯「ははは、こがな戦の前に話すことでは無いとは思うけんども!⋯⋯氷原さんは好いちょる人、居らんのですか?今は俺しか居らんき、腹あ割って話しとうせ。双葉くらいのほっそいのでもええです、何か一つくらい無いですか?」(いつもいつも暗い顔をして、どこか諦念したような雰囲気で、娯楽の一つ無いような生き方をしている氷原の事を竜灯は気にかけていた。しかし氷原の軍人を続ける理由を聞いた身としては、何も知らない他人が「つまらなくないか?」と知った顔で口出しすることなど出来るはずも無く。悟られないようにじっと儚げな顔を見つめた。   (2021/3/7 18:47:48)

シロー/竜灯((氷原さんあてです!   (2021/3/7 18:47:54)

おしらせシロー/竜灯さんが退室しました。  (2021/3/7 18:47:57)

おしらせ蕨/誌洲さんが入室しました♪  (2021/3/7 20:12:38)

蕨/誌洲(──寒い。視覚も聴覚もまるで機能を果たそうとしない今、皮膚感覚だけが誌洲の眠りを妨げる。胎児のように身を縮こまらせるだけでは体温の放散を抑制するに充分とは言えないようで、殆ど無意識のまま手元にある布を手繰り寄せようとした。鉛を綴り合せたような瞼を押し開く程の気概は露聊かも持ち合わせておらず、ただ乱雑に弄る。冷え切った末端が、不意にさらりとした柔らかいものに触れた。構うものか。何だっていい、暖を取って眠れるなら。そのまま何某かを抱き寄せようとして、それが思いの外重量を持っており容易には搦め捕れないことに気が付く。僅かに軋む喉の奥深くでだけ唸りながら、やっとのことで鉛錘を引き離し糸一本分だけ赤い瞳を覗かせる。九分九厘瞼の裏側に覆われた視界では、当然の帰結として靄がかってよく見えない。思い切り眉を顰めながら、既に随分偏っていた眼鏡を額辺りまでずり上げ、暫くの間目頭を揉んだ。)   (2021/3/7 20:12:54)

蕨/誌洲(やたらと重く感じられた瞼はどうやら眠気が訳柄の全てではなかったらしく、物理的に乾いた涙で睫毛が張り付いていた。それが感情の昂りに由来するものだったのか、生理的な角膜保護の為のものであったかは覚えがない。ともかく慎重に剥がして平常通りの視野を奪回した後、今度は明瞭な輪郭を確保する為に眼鏡を定位置へと戻す。遂に復旧した従来の眼界で捉えたのは、ざんばら髪の女だった。)「……、……どういう状況?」(声帯の疲弊を押してまで漏らしたくぐもった呟き、即ち素朴な疑問は、到底潤滑には処理出来ない視覚情報を前に停頓する自らの思考を働かせる為の魔術に相違なかった。言葉の魔力の幇助を受けて左脳が慌ただしく記憶の獣道を辿り始めるが、何度反復的になぞっても、呪文を詠唱した所でぷつりと足跡が途切れている。いや、それすらも夢だったような気がしないでもない。)   (2021/3/7 20:13:01)

蕨/誌洲(それでもこの、路傍で惰眠を貪る女が篠だったことまでは辛うじて把握してから、ようやく彼女の面差しを確かめる。目元こそ幾度となく繰り返されたであろう摩擦で赤く染め上げられてしまっているが、寝顔としては安らかなものだった。それもその筈で、こいつ、俺の羽織を剥ぎ取ってやがる。誰ぞのせいで薄汚え羽織を。──恐らく、治療は成功したのだろう。微かに愁眉を開きながらも、こんな場所で、状況で、再び草枕に身を横たえるのを躊躇せずにはいられない程度には、誌洲の理性は回復していた。かと言って、すぐさま起立して兵舎の私室へ向かい、顔にだけでも冷水を浴びて服の一切を着替えて……などという想像するだけでも意欲が削がれるような草臥れる行動に移る気にもなれない。ただ、しばらく、休みたい。墨で塗り潰した空の東の端が、曙光に洗われて白く清くなっていくのを、誌洲は茫洋と見晴るかしていた。)   (2021/3/7 20:13:17)

蕨/誌洲((篠さんへ、蛇足かもですがお返事させて頂きました。お付き合いありがとうございました!   (2021/3/7 20:13:48)

おしらせ蕨/誌洲さんが退室しました。  (2021/3/7 20:13:53)

おしらせグレー/雷鏡 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/7 21:50:07)

グレー/雷鏡……兄貴の遺体を引き取りに来たぜ。(そう言って、司祭の方に話そうか。俺は、兄貴にとあるお願いをされて、その遂行をするために日を改めて来たのだ。そう、思い返すは2年前の某日のこと……………………)   (2021/3/7 21:50:33)

グレー/雷鏡______   (2021/3/7 21:51:15)

グレー/雷鏡_____   (2021/3/7 21:51:24)

グレー/雷鏡「……なぁ、クロノ、もし死んだらお前はどこで眠りたい?」唐突になんだ?「いやな、俺たちっていつも生きるか死ぬかのギリギリラインを綱渡りするみてーに生きてきただろ?」それはまぁ……認めるが……それで、死ぬ時にどこで眠るかっていう話をしてきたのか。「そーゆー事だ。んで、お前の答えは?」   (2021/3/7 21:51:47)

グレー/雷鏡……んー……そうだな。もし、俺が死ぬ時には骨にして、万事屋の庭の一角に埋めて欲しいな。だって、自分の買った店だろ?最期には、そこで眠ってその後を見ていきたいもんだね。「お参りは来た方がいいよな?」あたぼうよ。時々でいいから、俺のちっちぇ墓に手を合わせるくれぇはして欲しいところだ。……んで、言い出しっぺのフレアはどこで寝るんだ?その辺の墓地か?「いんや……俺は、骨じゃなくて、灰にして欲しいんだ……」え?形残らねぇじゃねえか。「いや、灰は残るわ。……まぁ、続きを聞け。俺が死んだ時には、灰にして、その灰の一部はお前が形見として残して、残りは全部海に流して欲しいんだ。」   (2021/3/7 21:52:25)

グレー/雷鏡はえー……なんでまた?「だって、人は海から来ただろ?ならば、体の一部を残すにしても、あとは海に還りたいのさ……」マロンチックー「ロマンチックな?」そーとも言うーw   (2021/3/7 21:53:08)

グレー/雷鏡_____   (2021/3/7 21:53:24)

グレー/雷鏡_____   (2021/3/7 21:53:27)

グレー/雷鏡……なぁ、兄貴、聞いてるか?   (2021/3/7 21:53:51)

グレー/雷鏡(俺は、兄貴に向けて言う……)   (2021/3/7 21:53:54)

グレー/雷鏡……まず、すまなかった。あそこにいたにも関わらず、最期の時に立ち会えなくてな。……俺も、まさか兄貴が急逝するとは思わなかったもんでな。……それと、ヘスティアのことだが……多分、多くの人は「ヘスティアのせいでアレイスの人生は無茶苦茶になった!」……なんて言うかもしれねぇけどさ。   (2021/3/7 21:54:15)

グレー/雷鏡……兄貴のことだから、多分、ヘスティアのこと、許してんだろ?   (2021/3/7 21:54:35)

グレー/雷鏡お前はそーゆーやつだ。1回信じたら、なかなか曲げない頑固者だって知ってるし、   (2021/3/7 21:54:57)

グレー/雷鏡何より、真っ直ぐで、何に対しても誠実で。   (2021/3/7 21:55:08)

グレー/雷鏡……その恋心を、最期には打ち明けたんだろ?   (2021/3/7 21:55:26)

グレー/雷鏡なぁ?   (2021/3/7 21:55:39)

グレー/雷鏡お前は、最期まで騎士を貫いていたよ。   (2021/3/7 21:56:15)

グレー/雷鏡……せめて、俺に一言は入れて欲しいところだった。それだけだ。   (2021/3/7 21:56:19)

グレー/雷鏡…………シャルロッテ。   (2021/3/7 21:56:43)

グレー/雷鏡兄貴に、火を。   (2021/3/7 21:56:51)

グレー/雷鏡(と、俺はシャルロッテにそう指示し、着火させる……兄貴の体は、燃え始めた。初めから、炎の温度は高くするように言っている。以前、兄貴がそうして欲しいと願っていたように。俺は……)   (2021/3/7 21:57:07)

グレー/雷鏡………………兄貴。またな。   (2021/3/7 21:57:28)

グレー/雷鏡次会う時も、俺たちは兄弟だといいな。   (2021/3/7 21:57:38)

グレー/雷鏡そんときには、お袋だろう人もいて、親父であろう人といて……家族で、平和に過ごせることを祈ってるよ。   (2021/3/7 21:57:54)

グレー/雷鏡……お前の出来なかったこと、したかった事は、まだわかんねぇけど……   (2021/3/7 21:58:25)

グレー/雷鏡お前のその誠実さ、真面目さは確かに、俺が引き継いだ。(そして、俺は兄貴の刀を掲げて……)   (2021/3/7 21:58:40)

グレー/雷鏡誠実なる炎の魔術師……真の、真心の騎士の……   (2021/3/7 21:59:20)

グレー/雷鏡………………その門出に、敬礼。   (2021/3/7 21:59:42)

グレー/雷鏡【暫しの別れ 再会の誓い】   (2021/3/7 21:59:56)

おしらせグレー/雷鏡 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/7 22:00:01)

おしらせゑゐりあん/氷原さんが入室しました♪  (2021/3/7 22:43:29)

ゑゐりあん/氷原(篠から貰ったこのみかんは本当に美味しいと氷原の中で話題沸騰中であった。もし今度会うことがあれば、みかんを分けてくれないか尋ねてみよう。そう思いながら食べ進めていると、竜灯が糸依に惚れている、という単語を耳にし)ううぇ…っがは!ごほっ!ごほっごほっ!ごっほ!(思い切りむせる氷原。おおよそ30秒盛大にむせ返ったところで、若干涙目になりつつ竜灯を見る)…そうですか(とだけしか言えなかった。まさか友人が自分の嫌いな相手を好いているとは…。祝言に呼ばれた際は気まずいことこの上ないだろうなぁ…と氷原は考えつつ咳払いをする)   (2021/3/7 22:44:00)

ゑゐりあん/氷原ま…まぁ…、誰かのために戦う人は…無目的に戦う人よりも断然強いと思いますよ。…あくまで自論ですけど…「誰かのためなら死んでいい」って人よりも「誰かのために生きたい」って人の方が生き残るんじゃないかって思います。…糸依………さんの為にも、絶対生き残ってあげてくださいね(糸依とさんの間にやけに長い間があった気がしたが気のせいだろう。氷原なりの励ましをし、再びみかんを食べた。すると今度は好きな人間はいないのか?と尋ねられ少し食べるのを中断して考える)   (2021/3/7 22:44:14)

ゑゐりあん/氷原うーん…。…正直、小さい頃から生きるか死ぬか…って感じでしたから、誰かを好きになる余裕なんて…俺にはありませんね。…今は多少丈夫になったとはいえ、いつ死ぬか分からない身です。…そんな人間が誰かを好いたところで…相手を悲しませるだけですよ(みかんを見つめながらそう答える氷原。戦場で亡くなった人間の恋人や伴侶が墓の前で涙する姿を何度も見たことがある。そういった時に聞こえるのは、決まって死者の後悔の声。…大切な者を残して逝ったのだからそれは当然だろう。氷原はこれが怖かった。誰かの役に立って死にたい自分が、もし誰かを好きになって死して後悔するようなことになるのが。いつ戦場で倒れるか分からない身。特に、病魔が常に纒わり付く身なのだ。恋人は最も縁の遠い話だ。それに、今の自分は友人たちの恩に報いるので精一杯だ。だから)   (2021/3/7 22:44:50)

ゑゐりあん/氷原…俺はきっとこの先…恋はしないと思いますよ(これが氷原の答えであった)…俺に聞いてもつまらないでしょう?俺以外の話をしましょうよ。例えば竜灯さんと…(糸依の話は聞いているこちらのトラウマが掘り返されそうなので止めて)…竜灯さんの友人の話とか、ね   (2021/3/7 22:45:00)

ゑゐりあん/氷原((竜灯さんへ!   (2021/3/7 22:45:06)

おしらせゑゐりあん/氷原さんが退室しました。  (2021/3/7 22:45:09)

おしらせシロー/竜灯さんが入室しました♪  (2021/3/8 19:38:42)

シロー/竜灯「なるほど。ほうかもしれませんの⋯」(そりゃそうだ。死んでもいいなんて口にしてしまえば、神様が都合良く見逃す筈もない。言葉に宿る魔力を大切に思うなれば、その考えは正しいと思えた。氷原の励ましに小さく空返事気味に頷いて返しながら、思考の隅に鎮座し続けるモヤモヤとした感情を表す言葉を探していた。)「⋯やっぱりほう言いますか。まっこと、優しすぎまであるかもしれんですなぁ、氷原さんは」(そういった答えが返って来るのだろうとは何となく思っていたから、眉を八の字に下げて、困ったように笑ってからお猪口に口をつけた。この人の在り方なのかもしれないし、以前言っていたように彼にとっての生き甲斐はこの一つのみなのかもしれないとは思ったが、あまりに自分を軽視し過ぎていて、見るに堪えた。氷原の思いなどこれっぽっちも分かっていないが、喉に小骨が引っ掛かる程度に気になるのだ。きっとこれが気の知れた仲でなければ不愉快に感じていたのだろう。やけに口が寂しくて、一口で飲み干す所をたっぷり時間を掛けて飲み干すと、黙ってまたお猪口に酒を注いだ。   (2021/3/8 19:39:00)

シロー/竜灯「俺はきっとこの先⋯恋はしないと思いますよ」「相手を悲しませるだけですよ」「俺以外の話をしましょうよ」「────俺は死にぞこないだ!くたばりぞこないだ!!!誰かがいないと生きていけない生きる価値のないゴミなんだ!」───氷原が放った言葉の数々が思考の隅でちらついた。「───だから俺は戦わなくちゃならないんだ!!死にたくないんだ!」自縄自縛になっているのか知らないが、聞いていて反論したくなる。氷原で無ければ、一蹴して終わらせてしまった筈だが、下手に一つまみ程、氷原の人となりや背負う物を知って距離が近くなったが故に、言葉を選ばざるを得なくてもどかしい。ぷは、とお猪口から口を離して息を吐くと、指で耳の裏を乱雑に掻きながら、片目を細めて言葉を紡ぎ始めた。)「謙虚も過ぎれば傲慢になる、とは言わんけんども⋯⋯うーん、なんと言えば良いか、うん。ああ⋯⋯」(お猪口を置いてゆっくりと立ち上がると、机の上の酒瓶をひっ掴む。そのままごくごく、と喉を鳴らして酒を浴びるように流し込みながら、時折息継ぎする度に言葉を混ぜ込んだ。)   (2021/3/8 19:39:19)

シロー/竜灯「っぷはぁ⋯⋯、人生はのぉ、楽しまなきゃいかんです、氷原さんが人生を楽しめば、周りも自然と幸せになるもんです⋯⋯っく、⋯⋯」(俺の為にも。氷原さんが楽しそうにしちょらんと、見てん通り酒に頼ってしまうじゃあないですか。いそいそと軍服のボタンを上からひとつずつ、片手で器用に外しながら続けた。)「氷原さんがのぉ、そがな生き方続けるちゅうなら俺はぁ、⋯⋯嫌いになって、しまうぜよ⋯⋯、不幸にしないよりも余っ程ぉ、おまんと出会う人間を、幸せにしちゃれば⋯⋯ええじゃやいかぁ!いよっ!」(飲み干して、空になった酒瓶を机にどん!と勢いよく置けば、掛け声と共に羽織ごと軍服を脱ぎ捨てて寒空の下に上裸を晒した。すっかり上気した顔つきで、ふらふらと千鳥足な気分に合わせて手を挙げて踊るのだった。)「ハァーッ!!えじゃやいか、えじゃやいか、ええじゃやいかぁ!酒に女にええじゃやいかぁ!ソーレッ!!歌に踊りにええじゃやいかぁ!よォーサァコイ!」(夜さ来い(夜においで)と氷原の方を手招きすると、火の周りで楽しげに踊り続けるのだった。夜の静寂に包まれた野営地に囃子詞が響く。その人生が楽しいものになりますように。)   (2021/3/8 19:42:27)

シロー/竜灯「えじゃやいか、えじゃやいか、ええじゃやいか─────」   (2021/3/8 19:42:29)

シロー/竜灯((こちら〆【】   (2021/3/8 19:50:23)

シロー/竜灯((ミスです!こちら〆でよければ【宴もたけなわ】で!返事・反応あればどうぞです!   (2021/3/8 19:52:31)

おしらせシロー/竜灯さんが退室しました。  (2021/3/8 19:52:33)

2021年03月05日 01時22分 ~ 2021年03月12日 20時48分 の過去ログ
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