ミナコイチャット

「ヨズア戦記 置きロル部屋」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ ヨズア戦記


2021年03月30日 00時05分 ~ 2021年05月06日 23時29分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

マリア/火津彌「お前を愛すのも、捨てるのも辛い。中将を忘れるのも、思い出すのも辛い。もう、どうなっても辛いんや。」(口にすれば整理できると思っていた気持ちは、余計に混沌を極めて絡まり縺れる。自分の気持ちを聴いて欲しいなどと、董に甘えるのはもう止そうと思った。彼女は自分を、決して甘えさせてはくれない。だからいつか甘えさせてくれる女のところへふらふらと行き、屑に成り下がるのも時間の問題かもしれないとすら思えた。自分は妻を充分甘やかしたつもりだ。そう思ってしまう自分は、竜灯のような色男にはなれないのだと器の小ささを思い知る。)「すまん、こんな男で、本当にすまん。根が絡んで、もう、自分ではどうすることもできないんや。探さないでくれ。」   (2021/3/30 00:05:17)

おしらせマリア/火津彌さんが退室しました。  (2021/3/30 00:05:23)

おしらせ蕨/ハヤタさんが入室しました♪  (2021/3/30 00:18:26)

蕨/ハヤタ「はぁい、じゃーヨハンのわがまま聞いてあげるよ」(目配せの一つすら寄越さないまま、ハヤタは引き続き使えそうな梢を選り分けていく。彼以外誰も暴挙への制止を口にしなかったのは、薄情というか無頓着というか。とは言え、それが却って旅団らしく感じられるのもまた事実だった。──ジョンにハサド、そしてシャムスにリリウム。残る二人も追って真名を打ち明けてくれたことで、この榾火に集う全員が天命を共有した。その感慨に浸る間も然程なく、旅なり根無し草なりといった散会の予兆を耳にすれば、『死なないよ、多分』なんて軽口を叩く気勢は一抹の離愁によって挫かれてしまう。それでも時折爆ぜる熾のお守りをしている内に琴線は凪いでいき、バナナの葉から昇る煙が食事への期待を募らせた。メインディッシュは鰮と野草の包み焼き、籠盛りの果物があって、菓子もあり、こういった場の必需品として果実酒と葡萄酒が栓を抜かれるのを待っている───最高の気分で眠りに就けること請け合いのご馳走勢揃いだ。イサキの干物は好物だから、どうにか多目に配分してもらえるよう後でフィディアと交渉してみよう。甘い物好きなら話が早いんだけど。)   (2021/3/30 00:18:32)

蕨/ハヤタ(そんな風にすっかり腹の勘定へと意識を切り替えようとしていたから、ヨハンの唐突な告白には一驚を喫した。それでも嘗てスザンの海辺で話したことが想起されれば、すぐに腑に落ちる。確か旅団入りは彼女の影響だと言っていたっけ。そっか、ヨハンはセリヤーナのことが好きだったんだ。いかにも愉快そうな声を上げたギゼムは、さしずめお似合いだとでも思っているのだろう。)「……そうだなぁ、シュクルか。うん、いい響きだよね。……それか、将来旦那サンができてからでもいいかな。名字を貰うのは」(目まぐるしく変遷するせいで先程は曖昧に頷くのが精一杯だった話題に、今更ながら独白同然の返事を呟いた。既に栞は四枚も手に入れたことだし、ヨハンに当てられてしまったのか、柄にもない未来像を思い描いてみる。その手の沙汰には間違いなく縁遠かったこれまでが、これからも不変であるかどうかは分からない。恐らく残されているであろう時間、歩んでいくであろう人生の長さを考えれば尚更だ。何とはなしにギゼムとフィディアを順に窺い見てから、小首を傾げて密かに頬を掻いた。)   (2021/3/30 00:18:40)

蕨/ハヤタ(それに実際、セリヤーナとギゼムの言うことも不思議じゃない。王国を我々の手に渡してくださったのがヨズアの旧き神々ならば、その偉大なる媒介者であるシュクロズアも決して徒人ではあり得ないのだから。遂に王都を陥落させた立役者が背負えないと言うのなら、自分もそれに倣いたい。……尤も、言い出しっぺも立役者には違いないのだけど。その英雄たる潮騒の魔術師から食前の祈りと聞いて、ハヤタは居住まいを正してから頭を垂れた。)「…………」(祝福の晩餐を同胞と共に囲める、団欒の一時への感謝。ここに至るまでの道程の導きと支えへの感謝。これから散りゆく各々への備えと示しを願い、またヨズアが豊かな恵みを受け、尚以て満ちていくことを願う。)「ダー・ニト・ロロイ・シュクロズアリ」(ヨハンの言葉に連なるようにして黙祷を終え、締め句を合唱する。ギゼムのいかにも彼らしい見通しに笑みを湛えながら、真似て回されたゴブレットのステムを指で挟み持った。二度と味わえないであろう特別な杯に口をつけ、幾度となく繰り返してきた仕草をなぞる。)   (2021/3/30 00:18:45)

蕨/ハヤタ「おれは……いつか、シントで自分の窯元を持てたらいいな」(そう囁くと、照れ臭そうにはにかみながら小さく俯く。珊瑚色の旋毛を晒したのも束の間、透明なゴブレットにもう片手を添えながら丁重に戴くと、隣のセリヤーナへと差し出した。)「どーぞっ、シャムス」   (2021/3/30 00:18:51)

蕨/ハヤタ((キャンプロルですー   (2021/3/30 00:18:54)

おしらせ蕨/ハヤタさんが退室しました。  (2021/3/30 00:18:56)

おしらせ蕨/誌洲さんが入室しました♪  (2021/3/30 12:31:18)

蕨/誌洲(誌洲とて、別段さしたる確信を持って問いかけた訳ではなかった。大佐の言う通り、どうしようもなく酒にだらしない人間など吐いて捨てるほど存在する。お国の為に命を賭して戦うことを義務付けられ、上意下達で抑圧されがちな軍人ならば尚更だ。ただ、ひょっとしたらという可能性が脳裏を過っていたのもまた事実だった。明松のせいで飲んだくれた患者、という限定的な人物評を耳にして、尚もこの佐官が黙念する様子を認めていたからだろう。こちらから名前を出した所で本人は構わないかもしれないが、巫子としては些か問題がありそうだという懸念の末の折衷案だった。そうして躊躇いがちに鬼若が口にした回答は、誌洲が胸中に浮かべていた字に見事ぴたりと符合した。)「……はっ、あいつにこんな縁故があるとはな……」(半ば独り言のようにそう囁くと、一読したにも拘らず眺め続けていた調書から鬼若へとようやく目線を移す。意外と言えば意外だったが、この一見冷淡な堅物と彼女と明松とがどのようにして関係したのかが気になった。やはり大将絡みだろうか、と見当を付けた所で冊子を閉じ、凭れていた壁から離れる。)   (2021/3/30 12:31:23)

蕨/誌洲「的中ですよ、大佐。……ちょうどいい、最近その飲んだくれがどうも居着きそうなんでね。医務室通いのついでに、適当にしょっぴいてくれりゃ有難い」(この資料庫でとぐろを巻くアンタに似ても困るし、という蛇足は既の所で飲み込んだ。個人的な胸三寸があったとは言え、曲がりなりにも仕事を頼んでしまったのは自分だ。後悔などと形容するつもりはないが、自然と喉元までせり上がってきた嘆息を押し殺す。改めて大佐へと向き直ってから数歩詰め寄ると、調書を殆ど押し付けるようにして手渡した。)「どうも、助かりました。……じゃ、俺はこれで。あー、診察には必ず来るように」(遠回しに返却を任せ、念押しし、ごく軽く一礼をしてから今度こそ白い羽織を翻す。『まあ、その際には茶の一杯でも淹れて差し上げますよ』と最後に言い添えてから、誌洲は望外の収穫を得た資料庫を後にしたのだった。)〆【出頭勧告】   (2021/3/30 12:31:37)

蕨/誌洲((鬼若大佐へ!締めさせていただきました、お相手ありがとうございました!   (2021/3/30 12:32:16)

おしらせ蕨/誌洲さんが退室しました。  (2021/3/30 12:32:20)

おしらせクロ:ガデューカさんが入室しました♪  (2021/3/30 16:27:35)

クロ:ガデューカ(( アデルさん宛です!   (2021/3/30 16:28:16)

クロ:ガデューカえッ、( へ、と素っ頓狂な声を上げ此方を向く貴女に驚き、此方もまた間抜けな声を漏らす。花祭りと云う喧騒があるお陰で路地の入口付近に居る2人の気の抜けたやり取りは見られていない筈だ。…多分ではあるが。 寄りかかっていた壁から離れ、恥ずかしそうに笑みを零す貴女につられるように毒蛇もほんのりと照れ笑いをし、「 そ、そうかい、なら良かッたよ、うん、うん。 」なんて、情けない返答をする。__二人の間に静寂が訪れる。余りにも気まずいこの空気感。「 あ ー … 」と、小さく声を漏らしつつ首を動かす。紫のグラデーションが掛かった一つ縛りの髪の毛がゆらりと揺れ、春の暖かな風が2人を撫でていく。_気まずい。気まずいねぇ…これは、え ー と、無理してるタイプなのかね。人酔い?それとも花祭りは初めてなんかね?否、その前に騎士団なら疲労があるのも当たり前だね…__様々な可能性を気まずい空気感の中、む、と眉間に皺を寄せて考え込む。)   (2021/3/30 16:28:27)

クロ:ガデューカあ、あ ー …マトモに挨拶もしなくて申し訳ないねぇ。司祭、字をガデュ ー カ。貴女は…騎士団長、だろう?対面での会話は初めてだね。よろしく頼むとするよ( 貴女のその不安そうな、困った様な表情を見て、ギョッとしてしまうが直ぐに平然を装い、取り敢えず名乗り出る。まさか貴方がただの司祭の名前を知っているなんて毒蛇は思ってもいないだろう。騎士団長、という立場故に貴女の事を一方通行の軽い認知をしていると思い込んでいる毒蛇は、毒蛇らしさを交えて、落ち着いた声色で丁寧に言葉を紡いだのだった。けれど、やはりどうも気になる。「 …本当に大丈夫かい?体調悪いなら何かしら手持ちはあるから、遠慮はしないでおくれよ?折角の花祭りなんだし、若い子が無理する事は無いと思うのさ、」眉を下げ、此方も困った様な顔をしつつも相手の体を心配する。此処でも毒蛇のお節介がつい、出てしまった。しかし毒蛇は未だ知らない。目の前に居る騎士団長が自分の吐く" 嘘 "に苛まれて居るだなんて。)   (2021/3/30 16:28:35)

おしらせクロ:ガデューカさんが退室しました。  (2021/3/30 16:28:38)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/3/30 20:54:27)

大和守/アデルグント(( ガデューカさんへ!   (2021/3/30 20:54:40)

大和守/アデルグント「……あ、やっぱりガデューカさんかっ! ちょっと自信無かったんだけど、合ってて良かった! あぁ、そうだ。わた……あたしは騎士団長アデルグント。此方こそ、宜しく頼む!」(訪れる沈黙に、アデルグントも貴女と同じ様に気まずさを覚えていた。この状況を打破する方法など一切浮かばず、視線を泳がせて。しかし貴女が字を口にしたのを聞いては、やはりそうだったかと明るく笑みを浮かべてみせた。沈黙から解かれた解放感からか、『嘘』が剥がれそうになってしまうのを慌てて取り繕うのだった。)「え? あぁ、あはははっ! 大丈夫だってー! 仮にも騎士団長だからな。こんな事で倒れる様な事にはなんないって!」(何処までも明るく笑みを浮かべる。己の嘘を暴かれたくないから、隠しておきたいから。けれどもそうやって己で己を苦しめているのは変わらなくて、変えられなくて。ちくちくと突き刺す様な痛みに、少しだけ俯いた。)   (2021/3/30 20:54:59)

大和守/アデルグント「あ、そうだ。シント……って、ガデューカさんも来てたんだよな」(記憶は定かでは無いけれども、確か貴女も彼処に居た筈だった。司祭には皆、少なからず世話になっている。アデルグントもまた、司祭の一人に治療をして貰った身だ。あの戦の為に貴女達が為してくれた事に、あの場では言えなかった感謝を此処で伝えようか。)「……シントでの戦にてその御力を奮って下さった事へ、騎士団長として心からの感謝を申し上げる。騎士の中には治癒の魔術に精通していない者も多い。癒す力を持った貴女方が居なければ、騎士は容易く破滅する。……故に、感謝を」(腰を折って礼を一つ。笑みを浮かべていた表情は真剣なものになっていて、騎士団長としての責務を果たさんとする。ずっと礼が言いたかった。イモータルという化物との戦にも着いてきてくれた彼ら彼女らに。その力を奮ってくれた事に、心からの感謝を。)「本当は全員にお礼を言いたかったんだけど、ほら……今は花祭りだし、変に会いに行ったせいで気が休まらないなんて事になったら……本末転倒だしさ」(なんて、頭を上げれば笑みを浮かべながら付け足した。)   (2021/3/30 20:55:02)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/3/30 20:55:05)

おしらせゑゐりあん/董さんが入室しました♪  (2021/3/30 21:55:41)

ゑゐりあん/董((ほじゅみんへ   (2021/3/30 21:55:47)

ゑゐりあん/董…うん(生きるものには生きる意味がある。それが董の持論だった。そのことを繰り返され董は頷く。すると彼が指の絡んだ手を離す。行かないで、離れないで。そう思いながらも引き止めることの出来ない程の意志の強さのようなものを感じた)……っ(帰らない。その言葉を聞いて董の唇が震え、それを悟られぬように唇を強く噛み締めた。その後の彼の言葉もどこか遠くに聞こえた。きっと私に飽きたとか、そんな一言で片付けられる問題では無いのだろうと直感で理解した。こんな事を言うのに凄い勇気が必要だっただろう。探さないで、という彼の言葉を聞き終えると。董はより火津彌の顔を見つめた。脳に焼き付けようとするかの如く。小さく涙が零れた)   (2021/3/30 21:56:16)

ゑゐりあん/董…私は…(彼の顔を見つめて数十秒後、董は口を開く。その言葉は、様々な感情が故に震えていた)咲夜中将って人に会ったことがないし…月光と咲夜中将がどんな関係かもわかんない…から…っ(ボロボロと大粒の涙が零れる。行かないで欲しい。離れないで欲しい)月光の…想いを…ッ理解することはできないんだ…ッ(声が上擦る。1人にしないで。ようやく手に入れた安らぎなのに)…でも…私は…ッ   (2021/3/30 21:56:33)

ゑゐりあん/董(でも、そんな想いはあなたを縛り付ける根でしかない。あなたの心を犯す罪深い根。嫉妬深い独占欲。そんな根は、燃やさねば)…私は、 これ以上なくあなたに与えてもらった。幸せを。安寧を(董は涙を拭い、泣き出すのを我慢し、真っ直ぐに彼の目を見てそう告げる)だから今度は私があなたの願いを聞き入れる番だって思ってる。だから…私はあなたを引き止めない(ギュッと、小さく握りこぶしを作る。今すぐに考え直して欲しい、という己の欲望を押さえつけるように)…ただ、私としてはあなたと離れたくない。…全力であなたを送り出せない…(我慢しろ。彼はずっと我慢してたんだ。だから私も我慢を)   (2021/3/30 21:56:46)

ゑゐりあん/董月光…ッ!!(董は駆け出し、火津彌を抱きしめた。強く。力強く)浮気したら…許さないから…ッ!!他の女に誑かされたら許さないから…ッ!! もう帰らないって言っても…私はずっと待ってやる…ッ!!一生待ってやる…ッ!!(限界だった。それは当然かもしれない。己を名前の呪縛から解き放った恩人であり、最愛に人物を失うに等しい事なのだから。この言葉が彼の心を縛る根になっても、言わずには居られなかった。やはり、まだまだ幼い若芽だった)ごめん……愛してる(そう言って董は火津彌に寄りかかった)   (2021/3/30 21:56:48)

おしらせゑゐりあん/董さんが退室しました。  (2021/3/30 21:56:50)

おしらせフルディア/セリヤーナさんが入室しました♪  (2021/3/30 22:40:16)

フルディア/セリヤーナ((キャンプロル置きに来ました   (2021/3/30 22:40:27)

フルディア/セリヤーナ「…次に会った時にまだ気が変わってなかったらもう一度聞かせてよ。ボクが何か見つけていたら、ちゃんと返事が出来るかも。」(そうやってちょっと誤魔化したように笑うときはただの冗談じゃないことを知っている。ヨハンをきちんと見つめ返して返事をする。どの姓を名乗るかもその時に考えようか、と付け加えて。これが今の一番の誠意だった。) (みなの食前の祈りを神妙に見届けた。微笑みとともに会釈しながらハヤタから受け取った"杯"を軽く掲げる。) (ヨズアの信仰が連綿と続き、虚空に消えてしまうことのないように。その上を往くボクらの道々に祝福が途絶えないように。)「ダー・ニト・ロロイ・シュクロズアリ。キミたちの夢の先が明るいものでありますように。」(それを呷れば心が満たされた。激しい戦いの後行き着いた場所がここだというなら、それはとても贅沢なことだ。)「フィディア、次はキミだよ。」   (2021/3/30 22:40:30)

フルディア/セリヤーナ((少し短いですが…。   (2021/3/30 22:40:41)

おしらせフルディア/セリヤーナさんが退室しました。  (2021/3/30 22:40:43)

おしらせクロ:ガデューカさんが入室しました♪  (2021/3/31 00:18:38)

クロ:ガデューカ(( アデルさん宛です!   (2021/3/31 00:18:49)

クロ:ガデューカおや、私を知ってるのかい?( きょとん、とした顔で貴女の言葉に素直に驚き聞き返す。" 合ってて良かった "と云う事は、声を掛けた時から認知しあっていたと言うことか。なんとも、素晴らしい記憶力だ。関心する、なんて思えど、その後の貴女の言動に毒蛇はその関心は何処へやら。不思議そうに首を傾ける事になるのだった。)   (2021/3/31 00:18:59)

クロ:ガデューカいや、そんなに元気なら構わないんだけどね。( けらり、と笑い返すも貴女がほんのりと俯いたのを見逃さなかった。伊達にアフタ ー ケアをしている訳ではないらしい。ちょっとの変化にも気が付けるのは、毒蛇の得意分野…なのかもしれない。だからと云って突然『 どうしたんだい俯いて 』なんて突っ込んで云えば今よりも更に警戒心を出され何事も分からなくなるのを理解しているから、そう考えたから敢えてすんなりと貴女の言葉を受け入れる。未だ体調不良を隠しているだけかもしれない。もしくは何か嫌な事があったのかもしれない。それともその明るい笑みに何か意味があるのかもしれない。軍事的な事で悩みがあるのかもしれない。様々な可能性を脳内で組み立て、淡々と思考整理を進める。_何にせよ、放ってはおけないねぇ…_そんな事も考えながら。)   (2021/3/31 00:19:08)

クロ:ガデューカシント、シント…嗚呼、あの戦かい。( ふむ、と声を漏らしつつ思い出すのはあの戦場。司祭として戦場に向かい治療をしたのをよく覚えている。否、戦場には動ける範囲で動き、働き、治療をして来た。それでも救えなかった命がある。この手で看取ったのも、遠い過去のような気がしたけれど、毒蛇の感覚が可笑しくなっているだけで最近の出来事だ。目の前に居る騎士団長は、彼女は。様々な人の思いと力を借り、生きている。不思議な_感覚。感謝の言葉を頭に刻み込む様にして真剣な顔付きでじっと黙って聞く。貴女の感謝の言葉を有難く受け取ると同時に、毒蛇も感謝の言葉を貴女に伝えた。「 此方こそ、前線で勇ましくも美しく闘う貴女方には感謝しかありません。我等司祭の指名は傷を癒す事。しかし、武器を手に取り詠唱を口に出し前線には出れない。貴女方が居なければ、我等司祭は何も出来ないままです。民を守る国を護る貴女方には、心の底から感謝をしております。」ひらり、と此方も一礼する。滅多に使わぬ敬語を使い、お淑やかで、落ち着いた声色。この場面だけを見ていたのなら毒蛇は酷く大人に見えるかもしれない。)   (2021/3/31 00:19:18)

クロ:ガデューカ( しかしそれをぶち壊すのが毒蛇である。ぱっと真剣な表情から緩い顔へと戻し「 あはは、部下思いなんだねぇアンタ。…流石にアンタは不味いか。何にせよ、花祭りだからこそ感謝の言葉を花に載せて渡すのが良いってもんだと私は思うよ。あながち考え過ぎかもしれないよ。勿論、アンタの立場的にも色々あるかもしれないけどね、私はどんな立場の人だろうと感謝の言葉を云われたら嬉しくなっちまうね。」そんな事をさらりと言ってのける。" 立場を気にしない "毒蛇にとっては気が休まる休まらないは余り気にしてないようだ。……他の人が同じとは限らないけれど。それでも、自分の意思を貴女にきちんと伝えたのだった。)   (2021/3/31 00:19:33)

おしらせクロ:ガデューカさんが退室しました。  (2021/3/31 00:19:52)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/3/31 19:01:26)

大和守/アデルグント(( ガデューカさんへ!   (2021/3/31 19:01:53)

大和守/アデルグント「ん? あははっ、当たり前じゃないか! 騎士団長として仲間の字を覚えてるのは当然だからな!」(何を当たり前の事を、とでも言いたげに、貴女の言葉を聞いてアデルグントは明るく笑みを浮かべ笑った。しかしその直後、「まぁ、沢山居るからまだ覚えきれてない奴もいるんだけど……」、なんて己の未熟さを悔しがる様に言葉を付け足す。騎士団の長として、仲間の事をよく知っておくというのは大切な事だし、当然たとアデルグントは思っている。と言うのもまぁ、その全ての理由は『嫌われたくないから』という一つの思いに直結しているのだけれど。)「あ~、なんか……なんか恥ずかしいなぁ、これ。嬉しいのには変わりないけど、うん。……有難うな!」(まさかお返しをされるとは思っていなかったのだろう。ぱちくりと瞳を瞬かせて、貴女が言葉を紡ぎ終えてから数秒、視線を落ち着かなさげに泳がせていたものの。意を決した様に貴女を見つめては、アデルグントはどこか恥ずかしそうに、けれど嬉しそうに笑みを浮かべるのだった。)   (2021/3/31 19:02:30)

大和守/アデルグント「……そっ、か。……花かぁ、確かに花とかも良さそうだな。でもあたし、花言葉とかあんまり……分かんなくってさ。うーん……」(貴女の暖かい返答に、『嘘』を吐き続ける自分か情けなく思ってしまう。嗚呼、この人はこんなにも暖かく、そして朗らかだ。何処か困ったように笑みを浮かべてしまうも、直ぐに紡いだ言葉に意識を逸らさせようとする。悩む様な素振りをして、唸り。だが、その途中で気紛れに騒がしい通りに視線を向けて。ふと、思った。思ってしまった。)「……それにしても」(……嗚呼、本当に。)「…………ヘスティア様が居たら、もっと楽しかったんだろうなぁ」(それは、何一つ『嘘』のない、本心からの言葉だった。)   (2021/3/31 19:02:35)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/3/31 19:02:39)

おしらせグレー/Nova夫妻 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/31 20:10:26)

グレー/Nova夫妻【これから 後編】   (2021/3/31 20:10:37)

グレー/Nova夫妻(……話し合いは、何日にも渡って続いた。その過程で、店のこれからについて……2人の時間のとり方について。色んな視点から考え、悩んだ。その過程で少しばかり喧嘩もしたし、1人で考える時間も設けた。……そして、最終的に2人が行き着いた終着点は……!!) 「万事屋の体は残す。」『けれども、受ける依頼は限定する。』「それで……」『決定……!!』 (そう。2人が行き着いたのは、万事屋……つまり、何でも屋という体は残すが、その代わり受ける依頼の幅を少し狭めよう。という結論に至ったのだ。具体的には、2人の時間が少なくなるような、例えば他の地へ赴いて調査をするような依頼は控えていく。しかし、拠点で作業できそうな依頼を積極的に受けていくということになったのだ。)   (2021/3/31 20:10:50)

グレー/Nova夫妻「いやぁ……ようやく決まったな……」『その過程で喧嘩もした。』「けど、最終的にお互いに納得出来る答えに収束したな。……よし!決まったからそれの告知と……それと……」『それと?』「……踊らないか?花祭りで。」『……!!……ええ。喜んで///』(と、最後には開催された花祭りでその喜びを分かち合おう。……花祭りでは、大切な人と踊るということがあるそうだ。お互いにとってお互いが大切な存在。だからこそ……花祭りで共に踊る。)   (2021/3/31 20:11:00)

グレー/Nova夫妻(夫婦のこれからが、また刻み始める。)   (2021/3/31 20:11:31)

おしらせグレー/Nova夫妻 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/31 20:11:39)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/31 21:35:52)

グレー/彌生【旅立ち】   (2021/3/31 21:36:08)

グレー/彌生……分からない。結局……俺の求める平和はここにはなかったようだ。   (2021/3/31 21:36:21)

グレー/彌生(と、俺はそう独り言をこぼす。そう。俺がこの帝国軍に入ったのは、他でもない「平和」を求めての事だ。しかし、その当の帝国が行ったことは、戦争……戦争……戦争………………正直、俺自身はウンザリだ。帝国……連邦……その2国がやってきたことを考えると、やはりどうしても納得いかないのだ。)   (2021/3/31 21:36:41)

グレー/彌生……旅をするか。時間が欲しい。(と、俺は思い立ち、直ぐに準備に取り掛かった。旅に必要なもの、知識、そして、その段取りも……宛はない。ただ、さすらいの人となって平和とはなにかについて考えるという時間が欲しいだけの時間稼ぎではある。けども、平和とはもしや……)身近なところに転がっているかもしれないからな……(そう思って、旅を……!!)   (2021/3/31 21:37:03)

グレー/彌生(そして、俺は旅立った。上司に辞職届を出し、今まで世話になった人達に一通り挨拶をしてから……宛のない旅に出発したのだった。 目的は平和について考えるため。あてはなし。時間制限もなし。だが、)   (2021/3/31 21:37:23)

グレー/彌生_____これでいいのだ。   (2021/3/31 21:37:39)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/31 21:37:44)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/3/31 22:13:42)

グレー/彌生【平和探訪】   (2021/3/31 22:14:03)

グレー/彌生……ここが花祭りの開かれているウェントか……(と、俺は辺りを見回す……ここは毎年、花祭りを行っているらしく、大切な人と踊ったり、花を送りあったりといった風習があるようだ。……音楽が鳴り響く。人々は国号が変わったという事実があれども、楽しく笑う。そして、出店をみてみれば……)…………傭兵。(と、いつの日か模擬戦を行った傭兵の雷鏡を見かける……どうやら、猪肉のシチューを売り出しているらしく、その匂いが自分の鼻をくすぐった……こんな匂いを嗅ぐと腹が減って仕方がない!!)   (2021/3/31 22:14:25)

グレー/彌生すまない。大盛り1杯頼む。「はいよ!お客さん!って、彌生じゃねぇか!久しぶりだな!」ああ。久しぶり。元気にしているようで何よりだ。……奥の人は嫁さんか?「ああ!俺の自慢の嫁だぜ!惚気話でも聞いてくかい?」まぁ、ここで食っていくからそのついでに。(と、軽く話し合いながら料理を頂く。途中で字を「シャルロッテ」という、雷鏡の嫁、「コーフ」の姉という人がやって来て一緒に飯を食った。……そして、その夜には……)   (2021/3/31 22:14:48)

グレー/彌生……平和な時間が、変わらず流れているようだな。(と、人々が踊っている様子を見て、そう一言こぼす。……こういった空間が。時間が、平和を作り出しているのかもしれないと感じながら……)……今日は、よく眠れそうだ。風が、穏やかだからな。(と……翌日も王都に滞在し、色んな出店の食べ物を食べたり、雷鏡に友情の意を示すアイリスの花を渡した。)   (2021/3/31 22:15:14)

グレー/彌生さて……そろそろ行くか。(そして、俺は王都を後にした。まだまだ俺の知らない平和があるかもしれない。そういったことに胸を踊らせながら、また歩いていくのだった………………)   (2021/3/31 22:15:24)

おしらせグレー/彌生 ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/3/31 22:15:33)

おしらせクロ:ガデューカさんが入室しました♪  (2021/3/31 22:32:58)

クロ:ガデューカ(( アデルさん宛です!   (2021/3/31 22:33:04)

クロ:ガデューカ騎士団長だから、ねぇ…流石だよ、私なんて司祭なのに最近来てくれた患者の名前しか覚えられなくてね…歳かねぇ( けらり、と笑いながら軽いババァだと云う自虐を含める。けれど、何となく。悟ったと云うべきなのか。察したと云うべきなのか。何にせよ、そこで見当違いかもしれないけれど毒蛇は『 騎士団長という地位に縛られてないか 』と考えたのだった。いつの間にか花祭りの喧騒はただのBGMと化し、明るく賑わうあの場の近くに居る筈なのに、たかだか路地の近くに居るだけなのに遠く感じてしまう。) ( 嗚呼、やはり貴女は年相応の可憐で可愛らしい女の子なのだと、硝子の様な女性なのだと勝手に理解してしまう。違うかもしれない。けれど毒蛇には、どうにも今までの言動からして、そう思ってしまったのだ。勿論、今目の前で驚き、嬉しそうにする貴女のその姿があるから、というのもあるけれど。)   (2021/3/31 22:33:13)

クロ:ガデューカそうさ、花なら祭りの意にも添えてるし、さらっとした気持ちで受け取れるだろう?( こくり、と頷きながら自身の出した提案を推す。しかし貴女は花言葉を余り知らないときた。ふむ、と声を漏らしつつどうしたものか、と考え込んでいると不意に貴女の発言に対してバッと振り返る。ヘスティア様。前騎士団長。楽しかっただろうな、過去形。ぽつりと呟いた貴女の横顔が硝子細工で作られたのではないかと思うほど美しく、儚く見えた。嗚呼、嗚呼_嗚呼、そうか。この子も私と似たようなものなんだね__。悲しげな表情で、けれど敢えてそれに対しての言葉は何も言わずにただ、貴女に向かって小さな隠し事を含めて「 …アンタがね、もし良ければの話さ。もし良ければ、私と一緒に花を買いに行かないかい?花言葉なら、多少知っているからね、アンタの手助けにもなれると思うのさ。」なんて言ってみせる。小さな、隠し事。一緒に行動する、というのは合理的。けれどそれ以上に思うのはただ一つ。心配だから。けれどそれを貴女に真っ向向かって言えるわけがない。   (2021/3/31 22:33:40)

クロ:ガデューカ_今のアンタが酷く心配だからなんて云えば、子供扱いするな、って怒られちまうかもしれないからね。___くすり、と微笑みを零してそんな事を考えたのだった。)   (2021/3/31 22:33:49)

おしらせクロ:ガデューカさんが退室しました。  (2021/3/31 22:33:53)

おしらせクロ:ガデューカさんが入室しました♪  (2021/4/1 19:49:44)

クロ:ガデューカ((すみません載せ忘れてました、 雷鏡サン宛の〆ロルです!   (2021/4/1 19:50:05)

クロ:ガデューカ( こくりと頷き、笑顔を零す。元より強い貴方だから崩れ落ちるという事は頭の中ではあまり考えていないのだが、やはり人間だもの、立ち止まり崩れる時がある。けれど貴方は崩れなかった。立ち止まって後ろを向き、大きな声で誠意や決意を叫んでる。そんな感じがして、心底安心した。)   (2021/4/1 19:50:29)

クロ:ガデューカそうだねぇ、私も見回りに行かないとね。( ふぅ、と息を吐き背伸びをする。そして貴方の後ろを数歩着いて行く。貴方の背中が大きく見えたのは見間違いなどでは無いのだろう。幸せを手に掴みソレを護るべく立ち上がる勇ましく美しき姿。___自分とは、まるで大違い。けれど今そんな事を考えている暇なんて無いのだ。今は、自分のできることを最優先せねば。貴方の背に「 それじゃあ私は此方の方の見回りを済ませて来ようとしようじゃないか。また逢えたらその時はよろしく頼むよ 」と一言声を掛け、小走りで駆け出す。_海が遠くで微かに、ざざん、と鳴いた。)【 決意と揺らぎ 】   (2021/4/1 19:50:40)

クロ:ガデューカ(( お相手ありがとうございました!!!!   (2021/4/1 19:50:46)

おしらせクロ:ガデューカさんが退室しました。  (2021/4/1 19:50:48)

おしらせマリア/火津彌さんが入室しました♪  (2021/4/1 20:35:44)

マリア/火津彌(力強く抱きしめてくる董のぬくもりを感じながら、火津彌はうなだれた。いっそこの頬を叩いてくれたら、この胸を殴りつけてくれたらどんなにか──────いや。どの道を選んでも、苦しむなんて事は承知のはずだったろう。)「……すまん……」(思えば、幸せや安寧を与えてもらったのはむしろ自分のほうだ。こんな時代でさえなければ、素直にそう思う事が出来たのだろう。これ以上自分に縛り付けたくないと思いながらも、震える腕は彼女の背中に周り、抱き締め返す事を止められないでいた。)「……お前は、ほんまに、ええ女や。」(だからこそ自分にはもったいなかった。今更そんな事を思うだなんて、本当に救えない。)   (2021/4/1 20:35:55)

マリア/火津彌「もし、来世で……」(そう口にしてしまった瞬間、目に涙が滲んだ。)「会うたら、」(今はひどく、あなたが小さく見える。)「今度こそ、添い遂げて、しあわせに、なろう」(離さなければいけないと思うのに、その震える肩をはねのける事はできなかった。火津彌は立ち尽くしながら、いつまでもいつまでも、妻を抱き締め続けた。──────一生待ってやるなんて言うな。今生は、お前の好きに生きてくれ。だけどもし、本当に待ってくれるというのなら、来世こそ。来世で、待っていてくれ。そんな自分勝手な言葉はついぞ伝えられないまま。一つの物語が幕を閉じる。)   (2021/4/1 20:36:02)

マリア/火津彌(二人が明かした最後の晩は、ここには記さない。火津彌と名乗った男の旅立ちの傍らにはニ双の小太刀があった。これを返す時が来るとしたら来世だろうか。それは玉響の一瞬かもしれないし、あるいは、久遠の無窮かもしれない。……どちらにせよ、似たようなものだ。)「一如、二諦、三相、四智、五行……………」(火津彌は使いなれた詠唱を意味もなく唱えながら、心を無にして一歩足を踏み出す。修羅の道へと)〆【六道輪廻】   (2021/4/1 20:36:08)

おしらせマリア/火津彌さんが退室しました。  (2021/4/1 20:36:13)

おしらせ清瀬/セオドアさんが入室しました♪  (2021/4/1 20:42:33)

清瀬/セオドア(人気の少ない方へと歩いている間も、どこか落ち着かずに視線が彼方此方へと移ろっていた。いつもならば途切れさせることのなかったリップサービスは何処へやら、まともな会話も続かず路地裏へと入る。紙吹雪や有名なロゴの付いた塵なんかが散らかっていた通りとは違い、騒々しさもその後の侘しさもない、ただ二人だけの空間。この間のことは無しかと思っていたのだが、“それでさ”と続けられた謝罪に首を捻りながら苦笑を浮かべて謝り返した。)「いーや、オレの方こそごめんね。あん時はどうかしてたよ……シャルロッテが居なきゃ、もっと酷いことになってたかもしれないしさ。だからありがとうね」(大人げないなんてものではない。あの時の自分は、ただ自分の主張を突っぱねるばかり、貴方を困らせる為に駄々を捏ねた最低なものだった。)「……それ、貰えるかな」   (2021/4/1 20:43:06)

清瀬/セオドア(足を止めて赤色の花束をシャルロッテから受け取ると、その中に紛れていたメッセージカードを裏返した。“永遠の愛”を示すこの本数、何故同じ薔薇であるのに数が異なることで様々な意味を為すのか。疑問であると共に、信仰にも似た何かを感じるような気がする。告げれば全ては終わる。13本だなんて不吉な数字で貴方を縛らせるわけにはいかない。友情で終らせることのできる真っ直ぐとした関係ではなくなっていた。貴方には目を覚まして欲しい、この散々だった夢は獏にでもやればいいだろう。きっと二度と見ずに済む。)「本当にごめんね、シャルロッテ」(84本となった花束を地にそっと落として、ハンカチの包み布で小さく束ねた返事をシャルロッテに贈った。愛を崩した答えは。)   (2021/4/1 20:43:08)

おしらせ清瀬/セオドアさんが退室しました。  (2021/4/1 20:43:10)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/4/2 00:45:26)

大和守/アデルグント(( ガデューカさんへ!   (2021/4/2 00:45:45)

大和守/アデルグント(ーーやってしまった、と気付いたのは本心を口にしてからたっぷり数秒経ってからだった。叶う事も、ましてや伝える事すら出来ず永久に引き摺り続ける恋心の成れの果て。それを溢してしまった事に、アデルグントはバッと貴女を見つめるだろう。責められる、だろうか。こんな弱音を吐いてしまって、騎士団長だと言うのに情けないと怒られやしないだろうか。けれど、貴女はただ悲しげな表情を浮かべただけで、アデルグントを咎める様な言葉を口にする事は無くて。その事に、何よりも驚いてしまった。)「…………えっ? ……い、良い……の?」(次の驚きは、貴女の提案。『私と一緒に花を買いに行かないか』、『アンタの手助けにもなれると思うのさ』。自分の為にそんな提案をしてくれるとは思わなくて。だからこそ、その提案はアデルグントにとってとても魅力的で。)   (2021/4/2 00:51:51)

大和守/アデルグント「……えっと、それ、なら……お願いしても、良い、ですか?」(恐る恐る、と言った様子で。先程までの口調すら崩してしまいながら、首を傾げてそう問うたのだった。)   (2021/4/2 00:52:54)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/4/2 00:52:57)

おしらせ清瀬/フィディアさんが入室しました♪  (2021/4/3 00:26:48)

清瀬/フィディア(ヨハンにイサキを手渡して、鍋のことは一切任せて鰮が焦げないように見張る。魚の身の向こうで火は微かに揺蕩い、蒸気に乗って香る芳ばしい匂いは食欲をそそる。手際も良いし他に人も居るし大丈夫だろう。くるる、とくぐもった声を出す相棒を揺すっていると、話題転換を咎められては次にでた言葉に慌てて口を塞いだ。)「っく、ふは……!」(大笑いとはいかなかったが、容量を越えた笑みが噛み殺しきれずに吹き出して溢れた。正直この面々がどんな関係を築いているかも曖昧、あまりわかったような反応はしないでおこうと思ったが、これぐらいは許して貰えるだろう。)   (2021/4/3 00:26:57)

清瀬/フィディア「シュクルね、成る程。……あ、そだ。因みに俺を狙ってた人が居たら残念でした、伴侶は二人も要らないよ」(名字に関してそれ程執着があるわけではない、変に首は突っ込まない、そんな気持ちで差し障りのない相槌を打つ。それよりは、ヨハンとセリヤーナの独特で面白そうな距離だったり、ハヤタが何となく便乗して触れたことになんとなくむず痒さを感じた。ギゼムもなんも言ってくれないの、変におどけられるよりは良いけどさ。同志はやはり同志で、戦友として見ることは何とかできても一時期の集いのように自分には感じられた。一通り皆の主張が済んだ頃、言い忘れたと言わんばかりに俄に付け足しては『ね~アスセナ』と懐に収まった不如帰の頬を摘まむように撫でたりと大袈裟に愛でてみせる。“そういう面倒事は御免だよ”という保身だった。連れ添う人がもし自分に出来たら、という可能性の未来を考えないわけではなかったが、それこそ身軽を愛する自分には重すぎる。)   (2021/4/3 00:27:12)

清瀬/フィディア(ヨハンから始まった儀式擬き。アスセナをまた広場の方にやって、足に肘をついて皆の言動に意識を傾ける。セリヤーナからやけに馴染みのあるゴブレットを受け取ると軽い返事を返して、美味な水面に火の揺らめきが映るのを少し眺めた。)「────」(出逢いは人を変える。此処に居る面々であったからこそ、束縛を嫌う筈の自分の気持ちが『同志とならば』と此処を止まり木にできている。ギゼムとの数奇な巡り合わせもまた、胡散臭い言葉だが天命的な何かが働いたのだろうか。占い師というスピリチュアルな要素を生業にした彼に踊らされているようで一寸ばかり癪だが。せめて皆の人生の大切な時ぐらいには、心地好い追い風が吹きますように。)   (2021/4/3 00:27:29)

清瀬/フィディア「ダー・ニト・ロロイ・シュクロズアリ」(暖かい味、というのが此程までにしっくりくるのも珍しいこと。これで一周して紛い物の儀式は終了。ゴブレットを地面に置くなんてわけにもいかないが、かといって近くに台があるわけでもない。胡座をかいた足の上にできた服の窪みに、皆が啜り少なくなった中身が溢れぬよう平行を保ちながらそっと器を置いた。)「あーあ、なんか惜しくなっちゃうじゃん。もし今後頻繁に人肌恋しくなっちゃったら皆のせいだからな、特にそこの二人」(ほんとに、何かが抜けていたら騒動の全てを他人事のように眺めている観客だったのだろうから、それをキャストに引き込んだ何かには驚かざるを得ない。それが天命だったり、運命だったり、見えざる力とも言われる神の存在、かもしれない。そこら辺にあった木の棒を拾ってはそこの二人、右側に居る男二人を半ば八つ当たりのように指してニヤリと笑う。ちらりと鰮に目をやれば、既に一つは食べ頃となり芳しい匂いを漂わせていた。)   (2021/4/3 00:28:02)

清瀬/フィディア「……あ、もう焼けてたわ。はいヨハン、あとついでにこれも」(レディファースト、とも考えたけれど此処は王都の英雄から。行き場を失っていた即興ゴブレットも一緒に押し付けて余計なサービスの御提供。空白の余韻に浸るような雅の後に、とりとめのない話が何処からか呟かれて始まった。密やかな晩餐は談笑に包まれ、夜更けまで暖かさは灯される。どうか皆に幸多からんことを、ダー・ニト・ロロイ────)〆【シュクロズアリ】   (2021/4/3 00:28:22)

清瀬/フィディア((最後の文がめっちゃくちゃなので「これあかんな」って判断した場合誰かに任せるか書き直すかするかも、引き受けたのに申し訳ない~~   (2021/4/3 00:29:18)

おしらせ清瀬/フィディアさんが退室しました。  (2021/4/3 00:29:19)

おしらせクロ:椿さんが入室しました♪  (2021/4/3 08:06:13)

クロ:椿(( ノービアさん宛です!   (2021/4/3 08:06:20)

クロ:椿..クソッタレが( 舌打ちを1つ零せば、貴女を見据える。花祭りだなんて呑気な事を云ッて居られない張り詰めた緊張感を取り去るように首を数回動かし、上から貴女をじっと見下ろす。_存じている_その言葉がどうしてか酷く心をざわつかせるものだから、もう1つ舌打ちを零す。何時しか、陽は完全に落ち、月夜が空を染め上げ、月陽が2人を照らす。不死の化け物と、人間の一兵。本来ならもッと殺伐として殺し合うのが正しいかもしれない関係性。けれど其れが出来なかったのは貴女が花婿を探し困っていたから。被害を出していないなら監視すれば良いと思ったから。困ってる姿がほんのりと可愛らしかったから。貴女が女性だから。そして何より、貴女が____。)   (2021/4/3 08:06:29)

クロ:椿( 血塗れの顔が、そうではなくなッた時。ほんのりと目を開き、不意に頭に浮かぶ花。貴女をどう思うか、まさに貴女は。「 …御前は、俺から見たら桜だな。知ッてッか、ソメイヨシノッて桜があンだけど、てめェにすげェ似合う、と、思う..ンだよ..な 」あからさまに目を逸らし、慣れない褒め言葉をぽつりと呟く。けれど之では貴女には伝わらない事を悟り、唇を噛み締め、「 あ ー 」と唸り自身の髪の毛を乱雑にかきあげる。こんな事云ッたッて意味なんて無い。早く処分しなきゃいけねェのに。そんな葛藤が椿の脳内を這いずり回る。「 くそ 」と呟いた数秒後、意を決したようだ。)   (2021/4/3 08:06:40)

クロ:椿てめェは、花嫁だろ。花婿らしいンだよ、だから、あ" ー ..本来なら手出ししたくねェぐらい、..綺麗だ、ッて云ッてンだよ。( 何処と無くほんのりと頬を赤らめ、叫ぶ様な形で云う。けれど逸らしていた筈の視線は貴女をじっと捉えていた。花祭りに花嫁。花だらけで頭が可笑しくなりそうだ。甘ったるい香りが全身に纒わり付く感じがしてしまう。_否、甘ったるいのは俺だ。こんなにも呑気に話してしまうなんて、本当に殺す気あンのか。やれ。やるンだ。女だろ ー が此奴は殺さなきゃいけねェ相手だ。どンなに美しかろうが、無害そうに見えようが、良き友人になれそうに見えようが、なんだろうが。此奴は、俺が今此処で殺さなきゃいけねェンだ。__ほんの少しだけ震える身体にムチを打ち再度片手を握り締めて、臨戦態勢になッた。)   (2021/4/3 08:06:51)

クロ:椿( 貴女を殺す手筈が、あと少しで完成する。)   (2021/4/3 08:07:00)

おしらせクロ:椿さんが退室しました。  (2021/4/3 08:07:02)

おしらせクロ:椿さんが入室しました♪  (2021/4/3 08:10:22)

クロ:椿(( すみません ー !!!!最後のロルに付け加えです、   (2021/4/3 08:10:38)

クロ:椿てめェは、花嫁だろ。花婿らしいンだよ、花らしいッつ ー か、美しいッて云えば良い..の、か..?や、ちげェな、あ" ー ..だから、あ" ー ..本来なら手出ししたくねェぐらい、..綺麗だ、ッて云ッてンだよ。( 何処と無くほんのりと頬を赤らめ、叫ぶ様な形で云う。けれど逸らしていた筈の視線は貴女をじっと捉えていた。花祭りに花嫁。花だらけで頭が可笑しくなりそうだ。甘ったるい香りが全身に纒わり付く感じがしてしまう。_否、甘ったるいのは俺だ。こんなにも呑気に話してしまうなんて、本当に殺す気あンのか。やれ。やるンだ。女だろ ー が此奴は殺さなきゃいけねェ相手だ。どンなに美しかろうが、無害そうに見えようが、良き友人になれそうに見えようが、なんだろうが。此奴は、俺が今此処で殺さなきゃいけねェンだ。__ほんの少しだけ震える身体にムチを打ち再度片手を握り締めて、臨戦態勢になッた。)   (2021/4/3 08:11:11)

クロ:椿(( コレに変更でお願い致します、🙇‍♂️   (2021/4/3 08:11:23)

おしらせクロ:椿さんが退室しました。  (2021/4/3 08:11:29)

おしらせ大和守/ノービアさんが入室しました♪  (2021/4/3 11:05:39)

大和守/ノービア(( 椿くんへ!   (2021/4/3 11:05:51)

大和守/ノービア(『ソメイヨシノ』、と言われてもやはりノービアには当然の事ながら分からなかった。不思議そうに首を傾げて、けれども貴方の言葉をただ、待つ。己は貴方を攻撃するつもりなど微塵も無いから。何より絶対にそれをしてはいけないと何かが叫んでいるから。そして新たな切欠は、あまりにも早く訪れる。)「────、ッ!」(────『美しい』。貴方のその言葉に切られたかの様な鋭い痛みを脳に覚えた。一瞬、体が安定せず数歩ふらついた。やがてずきずきと、ゆっくりと痛みを訴える様になる頭を骨と人間の手で押さえて。)(──さぁ、扉を開けて。見て、視て、看て。教会の鐘は鳴らされた。後は、扉を開けて。真相を、真実をこの目に焼き付ければ良い。)   (2021/4/3 11:06:58)

大和守/ノービア(──そもそも最初は、本当に大好きだったのです。愛していたのです。名前を呼べば必ず私を見て微笑んでくれる所。たまに見せる子供っぽい笑顔も素敵で愛しかった。私と同じ銀髪、あの人と同じ部位があるだけでとても嬉しかった。だって、運命みたいじゃない。彼の名前は……そう、「ガーヤ」だったはず。名前すらも忘れてしまったせいで分からなかったけれどやっと分かっ、て、? あれ、そう、だっけ。……なら、あの人は、彼は……アシュトン、は? だってあの人は……違う、違う、あぁ、だって、そうじゃなかったら私、は。…………彼の髪の、色は。金髪、だった。金色、銀じゃない。あぁ、あぁ、私────私、は。無関係の、人を。関係の無い人を、何の罪も無い人を。)(──────殺してしまった、の?)   (2021/4/3 11:07:27)

大和守/ノービア「ぁ────ッ、」(過去の『花婿』をはっきりと思い出したノービアは思わずその場に崩れ落ちた。無関係の人を殺さないと決めていたのに、巻き込まないと決めていたのに殺めてしまった事に気が付いて。それはあまりにも遅かった。あまりにも遅くて、愚かで救いようがなかった。)「ぁ、あ、……わ、わた、し、私」(今更気付いても遅すぎて、殺した事には変わりなくて、変える事なんて出来なくて。己の罪に苛まれる事しか、出来なかった。──人を、殺してしまった。何の罪も無い人を。彼を。普通に生きて、当たり前の幸せを享受出来た筈の彼を。ノービアが勘違いして手出しさえしなければ生きていられた筈の人を傷付かなかった筈の人を彼以外をも悲しませる事になった事をそれはあまりにも重すぎて辛くてだから、あぁ、)「……彼、は、アシュトン、は……違う、違う、……彼は、わたしの『花婿』じゃ、あぁ、私、わ、わたしッ!!」(頭を抱えた。手に絡む銀髪を握って、どうにかなってしまいそうな程渦巻く罪の意識に思わず叫んだ。)   (2021/4/3 11:07:49)

大和守/ノービア「──────────殺して、ください」(ぽつり、落ち着いた声で貴方に懇願した。)「……私は、関係の無い人を、『花婿』ではない、人を──殺してしまい、ました」(それはまるで懺悔の様だった。罪を己の口から告白し、そして救済を求める。)「この罪を、どうか、どうか、裁いて…………お願い、……お願いします」(貴方にしか、頼めなかった。裁かれるのなら、他ならぬ貴方が良いと無意識に思ってしまっていた。地に踞りそして俯きながら、貴方に罪を置かしてしまった事への罰を求める。どうか、この罪人を裁いてほしかった。貴方は兵士だ。そうなんだろう。どうか正しく、この異形に罰を与えてくれ。)   (2021/4/3 11:07:53)

おしらせ大和守/ノービアさんが退室しました。  (2021/4/3 11:08:04)

おしらせクロ:椿さんが入室しました♪  (2021/4/3 17:47:01)

クロ:椿(( ノービアさん宛です!   (2021/4/3 17:47:19)

クロ:椿お、おい、( ふらつく貴女にギョッと驚き、数歩近寄る。けれど手は空を切った。触れる訳が無かった。声を漏らし、崩れ落ちる貴女をただただ、上からじっと見下ろす。何が起こったのかなんて、全く持って椿には理解不能だッた。けれどそれでも、貴女が何かに気が付いたのだけは、何故か。分かったのだ。)   (2021/4/3 17:47:25)

クロ:椿..( 無言で貴女の叫びを聞く。不思議と先程まで湧いていた殺意も困惑も焦りも、全てが無くなッた。" 花婿じゃない人を殺した "。酷い事実で真実だ。余りにも愚かで悲しいモノだ。頭を押え荒れ狂う貴女を、ただ、ただ。じッと見据え、何故か落ち着いていた__不意にぽつりと呟かれた貴女の言葉を聞くまでは。『 殺してくれ 』と。『 罪を裁いてくれ 』と。俯きながら云う貴女の姿を見て、1歩後退りをする。先程まで感じなかったさ向けが椿を襲い、ヒュルリひゅうりと風が泣き叫ぶ_まるで貴女の心みたいだ。普段なら願ったり叶ったり、面倒な事もただ風の魔術を使い手を下すだけで全てが円満に終わるからとても幸運だと。そう思いさっさと片付ける筈なのに、どうしてか上手く腕も口も身体も頭も動かない。_動かなかった。)   (2021/4/3 17:47:35)

クロ:椿..ンな事、してる暇はねェもンな...( 数分後。ぽつりと小さく自分に言い聞かせるように呟いた言葉。それが椿の決意であり、決断だった。小さく息を吐きながら右掌をそっと貴女に向け、ゆっくりと瞬きをする。探し回っていた時よりも時間が遅く感じてしまい、ほんのりと顔を顰めるものの、それをかき消すかのように椿は言葉を紡いだ。「 ノービア、御前。御前が殺さねェように見張れなかッた俺にも責任ッつ ー モンがある。..心底、死ぬ程、めんどくせェけど、けどな。だからこそ、俺が御前を責任もッて裁く。」上から目線でそんな事を云えば、すん、と鼻を鳴らしそのまま口を閉じなずに詠唱を1つ。)   (2021/4/3 17:47:45)

クロ:椿唄え生者、聞けよ死者。届け、轟け、奏でよ風の音_鎮魂歌。ひゅるりと呻けどふわりと浮かぶ。流せ、永世よ償いの風。ごう、と吹き荒れ薙ぎ払え。真の臓器を捧げる為に、ノービア( 御前 )を貫く風の刃。風前之灯。( 右腕に纏わり付く、糸のように細く、美しく輝く風。其れは椿の包帯を千切り肉を抉る。ぼたぼたと地面に椿の鮮血が降り掛かるけれど慣れた様子で其れを腕から指鉄砲の先へと動かす。素早く、その手を小さく上に向けさせ、鉄砲を撃ち込む素振りを見せれば、風は貴女に向けて畝りながら進む。細く、糸のような風だけれど、威力は酷く恐ろしいのが椿の腕の怪我からして分かるだろう。そしてそれは、貴女の胸元へと向かい、心臓付近を貫こうとした。___椿は冷めた目で、肉の抉れた痛みに悶える事も、顔を顰めることもせずにただ其れをじっと見詰めた。)   (2021/4/3 17:47:56)

おしらせクロ:椿さんが退室しました。  (2021/4/3 17:48:16)

おしらせ大和守/ノービアさんが入室しました♪  (2021/4/3 18:27:22)

大和守/ノービア(( 椿くんへ   (2021/4/3 18:27:41)

大和守/ノービア(──貴方の、覚悟を乗せた宣告。それが同時に己への死の宣告である事も悟り。祈る様にして手を組んだ。それは裁きだ。公平なる、魔術師から下される罰への裁き。死ぬ事を恐れていないといえば嘘になってしまうけれど、何より関係の無い人を殺してしまった自分が一切許せなかった。それを思えば、死への恐怖などあって無い様なものだったのだから。)「……お願いします。このリディアに、裁きを」(貴方の詠唱に被せる様にして口にしたのは、生前の名前だった。きっともう誰も知る事の無い名前ではあったのだろうけど、それでも貴方には伝えておきたかった。被せてしまったのだから届いたのかも分からない。分からないけれど、口にする事こそ意味がある。それが魔術師、なのでしょう?)   (2021/4/3 18:28:28)

大和守/ノービア(己を断罪する風が迫ってきていた。その姿が自棄に遅く感じて、これが走馬灯なのだろうかと漠然と感じていた。何せ二回目なのだから定義するのも容易い。一度目の【死】は、何よりも辛く苦しいモノだった。最愛の人に裏切られ、全てを奪われた重い【死】だった。けれど、この二度目の【死】は。)「……………あ、ぁ、」(まるでその【死】によって己の罪が許された様な、解放されたかの様な心地だった。心の臓を、貴方の風が寸分狂わず貫いていく。血が勢い良く吹き出す。既に致死量まで素早く到達しようとしているのだろう。痛いというよりも、熱い。否、もうそれすらも薄れつつあった。口からも血を溢しながら、仰向けに倒れながらも。己を下してくれた貴方に感謝を。心からの思いを伝えなければならない。)「……あ、り、……が…………」(言葉を詰まらせ、囁くかの様な声量にはなってしまったけれど。殺してくれた貴方に、【死】を与えてくれた貴方に感謝を。こんな事を頼んでしまってごめんなさい。そして、有難う。貴方の幸福を何よりも、願っ、て────。)   (2021/4/3 18:28:41)

大和守/ノービア「つば、……ぃ、さ……────」(貴方の字を呼んだのが最期だった。ぱたりと体からは力が抜け落ちて、それきり一切の動きを見せない。罪人は、此処に死の罰を受け救済を与えられた。)   (2021/4/3 18:28:43)

大和守/ノービア(( 殺してくれて本当に有難う。 椿くん大好きです   (2021/4/3 18:29:02)

おしらせ大和守/ノービアさんが退室しました。  (2021/4/3 18:29:05)

おしらせグレー/シャルロッテ ◆SD0cSrI9e6さんが入室しました♪  (2021/4/3 21:37:28)

グレー/シャルロッテ((セオドアくんへ!   (2021/4/3 21:37:37)

グレー/シャルロッテ……ごめんなさい……か。んーん。それはいいってことよ。アタイの片想いかもしれない恋に、きっちりとケジメつけたかっただけだからさ。(と、相手の謝罪とその花言葉をしっかりと受け止めて、そしてしっかりと返す。やはり、初恋はなかなか実らないと言うが、本当であるということは分かった。それで、だ。)   (2021/4/3 21:38:35)

グレー/シャルロッテ……それと、アタイ、この花祭りが終わったら、魔術師辞めて故郷に帰ろうと思うんだ。んで、両親の農作業を手伝ったりとかする予定なんだ。……だから、もうシャルロッテっていう名前も使うことは無いんだ。それに、アタイの村に行ったら大抵はアタイの真名で覚えててくれているはずだから、今更になって字を名乗るのも変だしな。(と、そう切り出そうか。)   (2021/4/3 21:38:59)

グレー/シャルロッテだから、もしカーヤの農村にたどり着いたら、アタイの今から言う名前を出せば、すぐに案内してくれるはずだからな。……アタイの本当の名前は、エリーゼ。エリーゼ・アラカイだ。(と、相手に真名を伝えた。)   (2021/4/3 21:39:32)

おしらせグレー/シャルロッテ ◆SD0cSrI9e6さんが退室しました。  (2021/4/3 21:39:50)

おしらせ清瀬/セオドアさんが入室しました♪  (2021/4/4 11:47:56)

清瀬/セオドア(返事をしかと受け止めたシャルロッテ。やはり彼女は強かで、白黒はっきりとついていて、ほんとに素敵な人だ。だからこそ、こんな自分で困らせるわけにはいかない。自分では結局誰も愛せないのだ。……“魔術師を辞める”という言葉に反射的に何かを言いかけ、開いた口を固く結び直す。シャルロッテの決めた道ならば応援してあげたい、非難は愚か邪魔なんてのはもっての他だ。)「……エリーゼ。うん、いい名前だね」(上手く笑えていたかも怪しい。真名を教えたその真意は何か、さし図ることも難しかった。二人しか居ない空間というのはやけに静寂が目立つものだ。何度目かの抱擁、後頭部に手を回して引き寄せて、暫くはまだ躊躇っていた。   (2021/4/4 11:48:11)

清瀬/セオドア応えたい気持ちに対して躊躇はやけに大きな存在だった。真名を告げることがけじめとなるだろうか、今まで誰にも言えず仕舞いだったのに。頼り甲斐があるとはいえども自分に比べれば小さなシャルロッテの体。腕できつく懐に閉じ込めて、蚊の鳴くような小さな声で一つ、呟いた。)「オレの名前、ロイド・ポロックっていうんだ」(忘れてくれてもいい、呪ってくれてもいい。天命を分かち合ったという枷を自ら嵌めた囚人は、密かに願った。天命という刃の先を喉元に突き立てられながら生きたっていい、全てを忘れることを止めて欲しい。ヘスティアのことも、トールのことも、ソウやアレイス、ステラのことも。この少しの間に起きた数々の全てを、記憶に焼き付ける為に。世を生きる人々に完全に忘却されたその時こそが、人の死の瞬間だ。彼らを殺してはいけない。僅かに垂れた涙を枯らしてからそっとシャルロッテを離して、貴方の手を取って特大の笑顔を贈る。)   (2021/4/4 11:48:27)

清瀬/セオドア「さっ、行こっか!折角待ち合わせまでして来たんだ。花祭り、目一杯楽しもうよ」(此処を離れる貴方に贈る思い出として、この関係の分別として。恋人にもなれなければ素晴らしい友にもなれないオレたちの終着点は、蔽われた秘密を脱がせあった姿だ。少し寂しくなった花束を拾って、歓楽の祭へと再び足を踏み入れる。贈り物を崩すなんて形ではなく、ちゃんと花を買ってあげたい。例えばそこの店にある、花糸撫子だとか。)〆【分かつ天命】   (2021/4/4 11:48:38)

おしらせ清瀬/セオドアさんが退室しました。  (2021/4/4 11:48:41)

おしらせ清瀬/アンダンテさんが入室しました♪  (2021/4/4 11:50:55)

清瀬/アンダンテ「お、あった」(外では賑やかな花祭り、“決然”なんて欠片のない店の中では、“誰かに気に入られたアンダンテ”の曲がゆっくりと流れる。カウンターの下に溜まったもう使われていない食器なんかを掻き分け少し古ぼけたケトルを取り出すと、水を入れて窓辺に置いた。珍しい来客の置いていった花束の紙をほどいて、花瓶代わりにしたそれにそっと挿す。綿の塊のように丸く柔らかな輪郭をしたアカシアは、翠の空によく映える。)「花言葉なぁ……」   (2021/4/4 11:51:09)

清瀬/アンダンテ(この時期に花を贈るということは、即ちそういうこと。ミモザの花にも沢山の言葉が隠されていて、例えば“友情”だったり、“優雅”だったり。この場合何が意図されているのか、これはただ一つの可能性、だが。音楽用語の言葉はとある言語から引用されていることが多いという。深読みのし過ぎであったら恥ずかしいし、どこまで考えたところで掌で踊らされているような気がしてちょっと癪──だけど、もし仮にあの男が、火津彌がそこまで思考を巡らせてこれを贈りにやってきたとするならば。)「何に対して、なんだろうな」(“感謝”の花はか弱い蛍の燈のように、黄の世界に染められた光を灯して咲いていた。)【partition】   (2021/4/4 11:51:26)

おしらせ清瀬/アンダンテさんが退室しました。  (2021/4/4 11:51:31)

おしらせ大和守/アデルグントさんが入室しました♪  (2021/4/4 14:29:48)

大和守/アデルグント「……花祭りは無事に開催される事になりましたよ、ヘスティア様」(もう、外はすっかり暗くなってしまった。ガデューカという司祭……否、知り合いと共に花を選び、出来得る限り礼を述べに行った後の事だ。アデルグントは己の執務室へと戻り、一つの花束を手にしていた。桃色の薔薇が十一本、丁寧に束ねられたものだ。あの知り合いに花言葉を教わって、それがぴったりだと思ったから。それを持ったまま窓から外を眺めれば、綺麗に輝く月が地を静かに眺めていた。ガラリと音を立てて窓を開ければ、冷たい夜風が中へと入ってくる。身を外へ軽く乗り出して、月を見つめながら言葉を紡いでいく。)「……花祭りは、貴女様と一緒に回りたかったんですけど……なんて」「貴女を救えなかった私が言って良い事じゃ、ありませんよね……」(貴女の事を思い出す時、真っ先に浮かぶのは貴女を救えなかった事だ。あの時、私は誰よりも貴女の側に居た。救うことだって出来た。それなのに救えなかった己の無力さが、未熟さがどうにも許せないのだ。手に力を込めた。花を包む紙がかさりと音を立てて皺を刻む。)   (2021/4/4 14:30:21)

大和守/アデルグント「……王国は、随分変わってしまいましたよ」(視線を、月から地の方へゆっくりと下げていく。このウェンディアは、負けた事で王国から連邦へとその姿を変えてしまった。それでも、皆生きている。『花祭り』だって平和に開催されている。それで多くの人が幸せになっているのならば、生きられているのならば。負けた事を良しとは決して言わないものの、こんな状況も悪くないのでは無いかと思ってしまう。そんな事を考えてしまうのが良いのか分からなくて、自分がこのままで良いのか分からなくて。)「……私は、貴女様に言われた事を果たせているでしょうか」「……私は騎士団の光に……なれているのでしょうか」(溜め息を一つ。疑問を、口にした。ずっと考えている事だ。貴女が居ない。導いてくれる太陽が居ない今、この道が正しいかなんて分からない。)「申し訳ありません、長々と。……あぁ、そうだ」(けれどもそれを、亡き人に問うのすら合っているのか分からない。もう一つ溜め息を溢し。窓から離れようとした所で、手に持っている花束を見た。桃色の薔薇。それを買ってきた理由を思い出して、纏う紙を丁寧に剥がした。)   (2021/4/4 14:30:48)

大和守/アデルグント(十一本に束ねられた薔薇を四本と、七本の二つに分け、両手に持った。)「我が心よ想いよ満ち天空に吹け。分かつ事の出来ぬ氷となり永久に在らん事を。──太陽の名の元に」(ぱきぱきと音を立てて、茎を残し花の箇所がゆっくりと凍っていく。片手には小さな、もう片手にはそれよりも大きな氷像と呼ぶべきモノが出来上がる。それだけに留まらず、二つはゆっくりと縮まっていき。最後には身に付けるアクセサリーとして扱える程の大きさに変化し。二つの小さな結晶を握り締めれば、握った手を祈る様に胸元へ寄せた。)「ヘスティア様」「ずっと、言えなかったのですけれど」(この思いは氷に包まれて、永久に存在するモノとなるのだ。優しく、最愛の、初恋の人の字を静かに呼んだ。心からの愛を、想いを、込めて。)「────この命尽きる時まで、私は貴女様だけを愛していますよ」(願事を星に、エトワールに掛ける様に。愛しき者に、餞を。────貴女に、愛を。)【愛しき者に餞を】〆   (2021/4/4 14:30:51)

おしらせ大和守/アデルグントさんが退室しました。  (2021/4/4 14:30:59)

おしらせフルディア/セリヤーナさんが入室しました♪  (2021/5/6 23:26:21)

フルディア/セリヤーナ((今更ながらで大変申し訳ないけど、自分のけじめとしてら置かせて下さい   (2021/5/6 23:26:45)

フルディア/セリヤーナ(まだ夜明け前、そろそろ朝焼けになろうという時分。昨晩焚き火を囲んで幻杯を回し飲みした仲間たちはまだ寝ているだろうか。名残惜しくないわけではないけど、あまり長々と別れを惜しむのは性に合わないし…久々に独りで長旅をしたかったのだ。荷物をまとめてわずかに燻っている残り火に砂をかける。)「またいずれどこかで。旅団の仲間たち。」(小声で言葉を残す。ふとヨハンの顔が目に留まった。あの日は、キミがボクを置いて出て行ったんだから、これでおあいこだよ。)   (2021/5/6 23:27:02)

フルディア/セリヤーナ(懐かしい獣道だ。あの時夢を語り合った夜の魔女は今どうしているだろうか。リントやマージなんかじゃなく、もっともっと立派な街をボクらは手に入れた。強かな彼女のことだ、いまごろどこかで学校にちょうどいい建物を物色しているに違いない。) (雲が切れ虹のかかる滝で一休み。水を浴びて干し肉をつまむ。)「この先の旅程はどうしようかな…」(寄りたい場所は色々あって、徒らに往復するのはちょっと手間なのでアガンへは遥拝で済ませることにした。自らの戦争の始まりの場所。あの時思い描いた未来とは少し違うところに立っている気がするけど、戦果は想像以上と言ってよく、ヨズアの民は"国"を取り戻した。その分どこかで誰かが不幸になっているかもしれないとしても、それが世界の在り方だと飲み込んでいくしかない。)   (2021/5/6 23:27:13)

フルディア/セリヤーナ(スザンの街、かつて世話になった診療所に立ち寄った。教会としての役割は解体されつつあるようだが、街に病院は必要だ。凍傷の看病をしてくれた司祭にトール百騎長のことを尋ねた。かなり渋られたが脅すようにして無理矢理に聞き出した。)『けほっ…あんたバカァ…?こんな騒ぎ起こしたら騎士団が出張って…』「乱暴にしてごめんね?教えてくれてほんとうにありがとう。」(司祭の言葉を遮るように、それでも丁寧に一礼して立ち去った。)   (2021/5/6 23:27:25)

フルディア/セリヤーナ(カイナント某所。主を失った孤児院は廃墟へと移ろいつつある。一通り中を見て回り、その重苦しい空気に肺が潰れそうになった頃ようやく外に出た。近くの林で薪になりそうな枝を拾い集め、建物のそばで小さな櫓を組んだ。)「ダイス遊びをしたメンツはもうだれも残っちゃいないんだね。ボクの選択を詫びるつもりは無いけど、キミ達の肌に合わない見送りかもしれないことはすまないなと思うよ。」(ザックに丁寧にしまわれていた木の小箱を櫓にそっとのせる。中身は…。)「翳せ送り火 葬送の白煙 道を分った影夜を祓え ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア」(櫓の中で一筋の煙があがり、それはやがて暖かい炎となって小箱を燃やした。それが灰と炭になるまで見守り、日も暮れかけた頃、小石をいくつか積み、花を供えた。そうと知らなければわからない程度のちょっとしたものだが、他所者が騒がしくするよりは静かにしておきたい気持ちの表れだ。) (宵の明星が瞬くころに発った。夜は深けるだろうが海沿いにウェントまで歩こう。)   (2021/5/6 23:27:36)

フルディア/セリヤーナ(その後しばらくは海沿いを北上する旅路となった。ルガム攻めとなった時の保険くらいにしか思ってなかったエンジュだが、訪れてみると湿地帯の美しい秘境といった趣だ。とはいえぬかるみが点在し野営する場所探しにも苦労するようでは定住するのは難儀するだろう。遠くに日光を反射し眩しいルガムの聖山を望む。あそこが今回の旅の目的地。湿地帯を散策しながら横切って、裾野に取り付いてから野営としよう。) (野営地から見下ろす湿地帯は霧に覆われ朧げでしかなかったが、傾きはじめた日が背後から差し、自身の影を虹が覆う幻想的な風景に出会えた。)   (2021/5/6 23:27:59)

フルディア/セリヤーナ(明くる日、ルガムの山を歩いた。エンジュの湿けた大地にやがて雪が混じるようになり、凍傷で失った無いはずの足指がきりきりと痛んだ。それに慣れたころ、今度は脚全体に震えが表れた。半分は寒さのせいだろうが、もう半分はかの司祭に教わった凍傷の後遺症だろう。このまま山中に留まるのは不可能と判断したのはお昼前、銀世界のなか照る陽光の反射で天地すら見失いそうになったのが決定打だった。転がるように山を降り麓の街で宿をとった。元旅団勢が口を利いてくれて助かった。しばらくはここで寒冷な気候に慣らしながら装備を整え情報を集めよう。雪の聖山にはどんな信仰が残されているだろう。)   (2021/5/6 23:28:09)

フルディア/セリヤーナ(星月が聖山を白く輝かせる景色は、新鮮でとても美しい。雪煙が月光を受けて朧げに暈を映す。この景色を見ながら頭を冷やして少し自分の旅に思いを馳せる。) (戦争に飛び込んでいったのは、かつての王シュクロズアは、古来の信仰の世界に最も近い場所にいたあの王は、戦争に何を求め放浪の旅で何を見たのか。なぜ戦争をはじめ、そしてあの時終わらせようとしたのか。それを知りたかったから。姓を名乗ることを遠慮したのは、それをまだ知らないから。)「ヨズアの民を歴史にしてしまわないようにっていうのは、嘘じゃ無いけど方便だったよね…」(結果、未だ何もわからないままここに至るわけで。)「ボクの天命はどこにあっただろうね。あるか分からないものを探す旅は人為と言えるだろうか?」(一人呟きため息ひとつ。当てのない旅だが、探し物は探さなければ見つからない。旅団は成し遂げた。ならば自分も。不可能ではないはずさ。)【白虹】   (2021/5/6 23:28:20)

おしらせフルディア/セリヤーナさんが退室しました。  (2021/5/6 23:28:24)

おしらせフルディア/ハンスさんが入室しました♪  (2021/5/6 23:28:34)

フルディア/ハンス((もう一幕失礼します   (2021/5/6 23:28:52)

フルディア/ハンス(花祭り、戦争が大きく爪を立てても、いやだからこそかもしれないが、街は美しく彩られた。今年は蒸気の馬車をロウェル・パレードでお披露目することにした。鉄道が民衆にも馴染むようになってはきたものの、まだまだこの技術が完全に社会に受け入れられたわけではない。どんなものか知って触れてもらうのが不可欠だ。)「飾りの造花くらいならいいが、ボイラー近辺は熱くなるから触らせないで。無いと思うが万一故障するようなら火を落として端に寄せといてくれ、後で回収するから。それじゃ、頼んだぜ。あ?アンチに石を投げられたくらいじゃ壊れないように作ってあるから安心しろ。暴動は困るがその辺はお前が仕切ってくれよ、騎士だろ?」(パレードの巡回に出る機械騎士に蒸気馬車を預ける。ほんとうは自分で面倒を見るつもりだったのだが。小さな花束を露店で買うと、パレードの広間を後にした。)   (2021/5/6 23:29:07)

フルディア/ハンス(裏路地。もうすっかりその残痕は無いが、あの惨劇は目に焼き付いているし、流れ出る血の感触は手にこびりついている。)『ハンスさんは最善を尽くして下さいました。もしわたしがあの場にいても……いえ、すみません…』(司祭の言葉が思い出される。事実そうだったのかもしれないし、あるいは慰めの意があったかも分からないが、いずれにせよ掌をすり抜け零れていく命を救えなかったことには変わらない。自分の作った道具が戦争に使われることを葛藤する時期はとうに過ぎたし、自分が面倒を見た騎士たちが戦場へ赴くのをみていつかはそんな日が来ることを漠然と知っていたけれど。)「お前が真っ先に逝っちまうとはさすがに想像しなかった…」(煙草に火を点し一服する。狭い裏路地は白く濁り、鮮血の幻影を隠そうとする。)   (2021/5/6 23:29:17)

2021年03月30日 00時05分 ~ 2021年05月06日 23時29分 の過去ログ
ヨズア戦記 置きロル部屋
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について

(C)2009-2024 ミナコイチャット <info@3751chat.com>