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2021年05月28日 22時46分 ~ 2021年06月11日 01時39分 の過去ログ
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坂口邪魔するぜ啄木さん。…。ん、大丈夫か? ( 傍にしゃがみ込み、)   (2021/5/28 22:46:50)

石川ん。…。 ま、何とか。( ごろん、と仰向けに、)   (2021/5/28 22:48:19)

坂口そうか。大型アップデートの話聞いたか? ( 頭撫で、)   (2021/5/28 22:49:01)

石川おう。昨日とっくに。( すりすり、)   (2021/5/28 22:49:31)

坂口有魂書が無くなるってのは中々だよな。( うむ、) ( なでなで、)   (2021/5/28 22:53:03)

石川空腹とか侵蝕とかも無くなるってな。代わりに属性が出るとか何とか。( こく、) ( すりるり、)   (2021/5/28 22:53:53)

坂口火、水、土、風だっけか?こうなると愈々ツイステっぽいよな。( ぬ、) ( よしよし、)   (2021/5/28 22:56:15)

石川ツイステ言うなっての。立派な四大元素の概念だぜ?( けら、) ( すりりっ、)   (2021/5/28 22:57:02)

坂口まあ、な。到頭政府から正式に属性を受け取る訳だ。俺等は天使とか悪魔とかで先取りしてるからあんまり驚きねえよ。( くつくつ、) ( よしゃり、)   (2021/5/28 22:58:21)

石川既に特殊能力で獲得してたしな。やっと向こうが追い付いてきたって考えようぜ。( んは、) ( すりすりっ、)   (2021/5/28 22:59:28)

坂口ははっ、其の考え方も悪かねえ。つまりは俺達が時代の先駆者だと。( けらけら、) ( よしゃりっ、)   (2021/5/28 23:06:34)

石川ま、そう云うこったな。( くは、) ( すりすりり、)   (2021/5/28 23:07:23)

坂口そう考えると幾分かアプデに向けて気が楽だな。( ふは、) だが …。食堂が潰れるだろ?俺含め料理文豪はちぃとばかしショック受けてんだよな。( うーん、) ( わしわし、)   (2021/5/28 23:08:59)

石川司書の考えじゃ、司書が食堂で食わせるんじゃなくて俺様達が勝手に食う事になるんじゃねえかって。形としては残るって明言されてたしな。( ふす、) ( すりりーっ、)   (2021/5/28 23:12:33)

坂口へえ?成程。じゃあ俺等は何処で何食ったら良いんだろうな。本丸みたいに料理得意な奴が作るとかか? ( ふむり、) ( よしゃよしゃ、)   (2021/5/28 23:16:35)

石川否。食堂残るから其処で好き勝手食えって話だろ。( ん、) ( するりる、)   (2021/5/28 23:18:46)

坂口あ、そう云う事か。…。前から思ってたんだが、ああ云う料理って誰が作って誰が人数分同じ物出してんだろうな。( うぬ、) ( わしゃり、)   (2021/5/28 23:21:57)

石川さーな。此方は多忙な昼間は職員居るぜ。( こくん、) ( すりすりすり、)   (2021/5/28 23:24:14)

坂口ふーん …。チビ達は妖精だとか言ってたが真意は如何なのか。( ふむり、) ( よしよし、)   (2021/5/28 23:25:48)

石川其方の事は知らねえ。訊いてみりゃ良いだろ。( んぬ、) ( ぐりり、)   (2021/5/28 23:26:59)

坂口否々。自力で謎を解き明かしてこそ面白いのさ。って事で明日覚えてりゃ考えてみる。( んふ、) ( わしゃしゃっ、)   (2021/5/28 23:32:17)

石川覚えて無さそうだな。( けらり、) ( ぐりぐりぐりーっ、)   (2021/5/28 23:32:41)

坂口さてな。明日の事は明日の俺にしか解らねえさ。( ふ、) ( わっしゃわしゃわしゃ、)   (2021/5/28 23:39:08)

石川ふは。安吾らしい。( けらら、) ( すりすりっ、)   (2021/5/28 23:40:04)

坂口未来の事なんざ後回し。今を精一杯に生きる。其が俺達無頼派だからな。( ふすん、) ( よーしよしよし、)   (2021/5/28 23:45:35)

石川良い話風に纏めようとすんな。( んはり、) ( すりすりー、)   (2021/5/28 23:46:39)

坂口ふは。そうか? ( けらり、) 嗚呼、そうだ啄木さん。最近檀が調子取り戻して来たんだぜ。( ぱ、) ( よちよち、)   (2021/5/28 23:50:29)

石川ん。そうなのか?( こてり、) ( すりり、すり、)   (2021/5/28 23:51:45)

坂口最近ずうっと似た様な悪夢を見てたらしいんだが、一昨日からぱったり見なくなったって言うんだ。窶れた感じだったのが近頃は元気そうで一寸安心。( へふ、)   (2021/5/28 23:56:43)

石川何だ其。何処から何処迄もよく解んねえ奴だな。( ぬん、)   (2021/5/28 23:58:02)

坂口何かと不安定なのは暖かい目で見て欲しいな。抑記憶を失ってるだけでブラック図書館出身だし、正規の転生方法で転生してねえって話だしな。( どうどう、)   (2021/5/29 00:02:32)

石川ま、実害無けりゃ静観スタンスは変わんねーよ。やらかさなきゃ良い。( ふぬ、)   (2021/5/29 00:05:46)

坂口ああ。だから今は子犬でも見る様な感じで見てて遣って呉れ。確かに不安定だが彼奴が檀である事に変わりは無えんだから。( うん、)   (2021/5/29 00:08:13)

石川おう。其の為にも御しとけよ。此方はいざとなったら手加減しねえから。( くす、)   (2021/5/29 00:10:05)

坂口そりゃ勿論。肝に銘じておくさ。何てったってお兄ちゃんだからな。( ふっ、)   (2021/5/29 00:13:12)

石川頼んだぜ。( に、)   (2021/5/29 00:15:45)

坂口頼まれた。任せとけ。( ふっすー、)   (2021/5/29 00:18:17)

石川おう。ま、其の意気なら言う迄もねえか。( んは、)   (2021/5/29 00:19:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/5/29 00:38:22)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/5/29 00:41:44)

坂口俺はやると決めたらやる男だからな。( ふっふっふ、)   (2021/5/29 00:42:03)

石川其処等は信用ねえけど。( にふ、)   (2021/5/29 00:42:28)

坂口おいおい酷え事言うじゃねえか。( くはは、)   (2021/5/29 00:43:22)

石川実際そうだろ?( けらり、)   (2021/5/29 00:43:54)

坂口違い無えな。( げら、)   (2021/5/29 00:44:39)

石川ほらな。( ひらん、)   (2021/5/29 00:45:03)

坂口まあ彼奴等やアンタの事となれば話は別だぜ。( んふ、)   (2021/5/29 00:45:35)

石川ふは。そうかよ。( ふ、)   (2021/5/29 00:46:09)

坂口ああ。俺の義務でもあるからな。( んはり、)   (2021/5/29 00:47:02)

石川ま、其の辺りブレなくて何よりだぜ。( にふ、)   (2021/5/29 00:48:29)

坂口何時でも何処でも坂口安吾だからな。( ふは、)   (2021/5/29 00:49:22)

石川ちょいちょいブレたりは在るにしろ、な。… ッと。( 不意の空間全体へ響く大きな揺れに緩慢と瞬きし起き上がる、)   (2021/5/29 00:50:16)

坂口まあ其は一寸した誤差だな。… ん、? ( 唐突な空間の振動に同じく瞬きをすると彼の肩へと腕を回し抱き寄せる、)   (2021/5/29 00:51:32)

石川嗚呼否。之は …。安吾。一寸身構えとけ。( 抱き寄せられる儘に身を寄せつつに窓の外を眺めては、ぽつ、と呟き天使状態へ移行。広げた歯車の翼で彼諸共己を包み込めば激突して来た何かを受け止める。半透明越しに見えるのは溶け掛けた黒い狐の様な物体、)   (2021/5/29 00:55:22)

坂口…?おう。( 不意に彼が氷雪の翼を広げ警告を飛ばして来ると何処からともなく軍帽を取り出し被って頷く。次いで冷たい其の翼が身を包めば、何かが翼越しに激突して来るのを見る。辛うじて、狐、と解る真っ黒なものに微かに瞠目、)   (2021/5/29 00:58:02)

石川あーあ。ッたく。( ギャゥ、と穢い鳴き声を上げ噛み付かんとする歪な狐を指鳴らしで以て氷漬けにし破壊。氷内部に黒い水染みたものが漂っているのを黙視しては翼を広げ直す、) 少し面倒な事になっちまった。   (2021/5/29 01:00:24)

坂口…。面倒な事? ( 洋墨の集合体にも見える黒く小さな狐は彼の手によって粉砕された。直後の彼の言葉には首を傾げ、)   (2021/5/29 01:02:12)

石川確証はねえけど覚えは在んだよ。取り敢えずじっとしてんのは危険だ。行くぞ。( 彼の言葉に頷き、何時しかの司書の言葉を反芻しつつに廊下を出る。如何やら他文豪も襲撃に遭ったらしく騒々しいのを聞き乍ら、)   (2021/5/29 01:06:40)

坂口あ、おう。解った。( 何が何やら解らない迄も彼の言う通りにすべきだと思考を回しては頷き、彼の後を追って外へ出る。此方の図書館から数名か文豪も来訪しているらしく、ちらほらと見知った顔が居るのに緩く目を細める、)   (2021/5/29 01:09:55)

石川何処も彼処も黒狐、か …。( 一先ず広い場所へ出るべく駆け、道の途中に襲撃に遭うも全て真っ黒な狐。大した敵では無い故に早々に打ち倒しては思考。はふ、と息を吐いては一度立ち止まり彼を見上げる、) 今諸々気力は十分か?   (2021/5/29 01:12:59)

坂口…。( 此処の狐が変化したものなのだろうか。なんて茫然と思考する中でふと彼から告げられた言葉に緩く瞬く。寸時の後に歯を見せて笑っては、) ああ。有り余る程に元気だともさ。   (2021/5/29 01:15:37)

石川そんなら良い。( 己の問いに対しやや間が漂うも気丈な笑みに頷き、ぴゅぃ、と指笛を吹けども管狐が来ないのを確認してから亦駆け出す、) 暫く駆けずり回るぜ。俺様達は今、拳大の黒いものを見付けなきゃなんねえ。前もそうだった。   (2021/5/29 01:18:43)

坂口拳大の黒いもの … ? ( 彼が管狐を呼ぶ為口笛を鳴らすも何時もの毛玉はやって来ず。推測が当たったのか、と思考を巡らせる中で再び駆け出す彼の後を追いつつ、キイ・ワードを反芻する、)   (2021/5/29 01:21:48)

石川おう。空間の歪み、っつうのが一番的確な現象だな。( 次から次へと襲い掛かる歪んだ黒狐を氷漬けにして行き走る最中、彼へと回答を投げ掛ける。碌に説明していない故に当然と言えば当然だが、要領得ない、とあからさまに書いた様な表情に失笑が転がる、) 前も似たような事が遭ったんだよ。司書の本が侵蝕されちまってさ。   (2021/5/29 01:24:45)

坂口! そんな事が有るのか。( 彼の口から述べられたのは、此の現状があの特務司書絡みの現象に因って齎されたものである、と云うもの。ならば此の様な騒動が起こっても可笑しくない、とほんの僅かな愕然に見開く薄花色、)   (2021/5/29 01:27:42)

石川おう。此方の司書が錬金術師なのは前提として審神者も兼業してんだが、同時に文学者の端くれなんだ。別に世間に公表してるだとか評判得てる訳じゃねえけど幾つかの作品を持ってる。( 彼も見るからに驚愕し蒼玉が丸まるのを見ては、一度説明の時間を作るべく廊下の隅の方へ寄れば氷で以て周囲を囲む。狐に寄る攻撃を弾きつつに言の葉を繋げる、) 当然俺様達みたく高名なったでも誰かへ影響を与えたでもねえ。けど作品を作った以上、誰かに見せた以上感情は伴う。其処に稀に侵蝕者が湧いたりすんだよ。   (2021/5/29 01:34:01)

坂口…。つまり今は、其方の司書の書いた本の中に侵蝕者が湧いている状態である、と。( 一度廊下に安全地帯を作り、凛と張りつつも落ち着いた声音で事細かに説明して呉れる彼の言葉に逐一頷き乍ら思考を整理させて行く、) そんで何かしらの要因で発生した空間の歪みに因って、本の中の侵蝕者が図書館に流れ込んで来てる、って事か?   (2021/5/29 01:39:51)

石川其は半分外れ。今の司書は悪魔騒ぎだの何だので半分概念生物化、要は俺様達側に寄ってんだよ。だから本が侵蝕されると其の煽りを多かれ少なかれ受ける。前だったらそんな深い繋がりはねえから深刻にはならなかったんだけどよ …。( 彼の予測に、ふる、と首を振れば緩慢と瞬き。氷越しに見える狐を、ドームの外側から氷を突き出させ串刺しにしつつ、) 此の図書館は司書が一括で管轄して空間を歪めている部分も在る。自身の力を制御し切れずに歪み掛かってんだ。狐もそう。   (2021/5/29 01:44:52)

坂口早い話がキャパオーバーって訳か。…。で、今からそんな不安定な司書の元に行くのか? ( 己の推測をやんわりと否定した上で彼は亦解り易く説明をして呉れる。一通り説明を聞き終えれば、亦慰霊碑が増えそうだ、と内心虚しくなりつつ、) 早いとこ何とかしねえと。俺、結構此処の狐可愛らしくて好きなんだよ。   (2021/5/29 01:48:49)

石川ま、そんな所だ。司書の所行って殴って正気に戻す。本の方は別の奴等が如何にかするだろうしな。( ぐん、と伸びをしては指鳴らしで以て氷を砕き、破片を四方八方へ飛ばし狐を貫きつつに、) そんなら尚更急がねえとな。   (2021/5/29 01:53:14)

坂口ああ。幾ら歪な形をしているとは云え心は痛むモンだ。( 貫かれては消え、切り裂かれては消えて行く小さき者達に対して若干の哀愁を抱きつつに何度も頷く。軈て見慣れた司書室付近の光景が遠くに目視出来る様になって来る、)   (2021/5/29 01:56:10)

石川安吾は結構気に入ってたし尚更か。( 何やら物思いに耽っているらしく揺れる薄花色を見上げるも直ぐに視線を前へと戻し、司書室に辿り着けば扉を開ける。今日の景観は春を主軸としたものならしく所々に花弁が窺えるも、所々に黒い染みのようなものが見える。そして部屋の主も不在なのを見回す最中、物達の影から黒い狐が何匹も這い出て来る。敵意を剥き出しに唸るのを見ては臨戦態勢に入るも、部屋の奥の窓の前に探していた黒い穴染みた歪みを見定める、) 安吾!窓の前、あれが目的物だ。あれを握り潰せ!   (2021/5/29 02:04:24)

坂口! 了解! ( 司書室の重厚な扉が開かれると、其処は一面春の景色であった。然し空間には確実に異様なもの、有碍書や侵蝕された文豪にも良く見る様な黒い斑点が張り付いており、其の傍らで先刻の様な狐達が這い出して来るのを見る。そんな状況下で不意の命に条件反射で上記を言い放っては右手を歪みに翳す。僅かな熱を孕んだ魔王の黒い靄で巨大な右手を形成し、其で歪みを握っては目一杯に力を籠め圧迫する、)   (2021/5/29 02:09:23)

石川…。!( 己の命に対し応えた彼が黒を圧迫すれば一瞬反発は起こったものの呆気無く爆散。其の儘塵と化し霧散したと同時に襲い掛かっていた狐達も亦霧状になり溶けて無くなる。狭い空間での応戦により噛まれたり引っ掛かれたりした箇所に血が滲むも放置した儘、) 一先ず之で図書館への影響は小さくなる筈。後は司書探さねえと。   (2021/5/29 02:15:20)

坂口…。そう、だな。( 案外呆気無く潰せて仕舞ったのを感覚と視覚で知り得乍らに、同じく靄を霧散させては彼の方へ振り向き頷く。ぎ、と司書室の扉を先行して開けては、)   (2021/5/29 02:20:25)

石川此方は飽くまでも歪みの根源みたいなもんだからな。…。( 彼へと頷き返しては先行する背を追う。廊下には騒動が収まり撤収しようとするもの、過去の経験からか未だに走り回る者が見え、己も亦駆けようとするも不意に傷口が強烈な痛みを放つ。血の流出は然程の筈だが、と見てみれば肌に黒い染みが滲んでいるのが見え思わず瞠目、)   (2021/5/29 02:23:53)

坂口根源潰しゃ後は楽だな。…。! ( 様々な人々が行き交う深夜の廊下では矢張り痕跡として黒い染みや能力発動の痕が目立つ。皆奮闘しているらしい、と内心。彼の方を何の気無しに確認しようと振り返った其の時、彼の白い雪の様な肌に黒く穢れた染みが拡がっているのが見え目を見開く。其の儘思考が止まり掛けるも何とか立て直し、呼んでおくか、と己の図書館へ烏を飛ばす、)   (2021/5/29 02:29:26)

石川否。別に何かする必要はねーよ。大丈夫だ。( 彼も亦肌に浮かぶ黒を見付けたらしく瞠目し烏を飛ばすのを見、ふる、と首を振れば数度跳ねて調子を確認しては彼の手を握り強引に駆け出す。他の文豪達も探しているのを考え、手が回り難い地下を目指す、)   (2021/5/29 02:32:21)

坂口ッ、と、( 彼の呟きも聞こえない程自分の中でも動揺したらしい。不意に彼の細い手が己の腕を掴むと景色は横目を流れ行く。素早く駆け出し目指す先は何処とも知らず、)   (2021/5/29 02:34:17)

石川…。( 彼が特段文句も言わずに走って呉れるのを良い事に駆け続け、転送装置を使い地下へと向かえば広い場所を目指す。確か中央部が一番広く様々な場所へ連結する、なんて脳内地図を広げつつに繋がる扉を開ける。だが見えたのは無機質な中央空間では無く、一本の桜の大樹が揺れる異様な空間で。風が通る隙間も殆ど無いと言うのに花弁が舞う中、巨木の傍に立つ黒い髪を発見する。だが此方を振り返る瞳は黒其の物で、何の光も映さない虚ろに全身の産毛が逆立てば反射的に身構える、)   (2021/5/29 02:40:03)

坂口…、…。! ( 彼の手が引っ張る儘、無機質な地下空間へ辿り着けば周囲を見渡しつつ僅に息を切らして扉の向こうへ。其処には余りに打ちっぱなしの背景に似付かわしくない桜の大樹と、黒い髪を靡かせる例の司書の姿があり、次に彼女が振り向けば其の姿に本能的な恐怖と警戒心を熾し右腕を構え臨戦態勢、)   (2021/5/29 02:45:22)

石川!安吾、走れ!( 彼も同様に神経を張り詰め応戦の構えを見せるのを横目に知るも、此方を見詰める司書が右腕を翳してきては厭な予感から咄嗟に叫び己は真横へ思い切り飛翔。直撃すればコンクリートさえも穿つ花弁の弾丸か、と冷や汗が湧く心地で、)   (2021/5/29 02:50:09)

坂口! ( 深海よりも宵闇よりも暗い其の双眸は、見ていて確かな嫌悪感が心臓を刺す様で居心地が悪い。ぱた、と冷や汗が混凝土の床に染みを作る。空間全体の雰囲気が張り詰める中で沈黙を破った彼の声に意識を覚ましては真横に転がり込み凶弾を回避。正気も何も無いのか、なんて行儀悪く舌打ちをし乍ら、)   (2021/5/29 02:57:29)

石川駄目だな。本の方が如何にかなっても此方が抑え切れてねえ。( 彼も回避に成功した様子に安堵の息を吐きつつ、ばさり、と翼を広げ直すも未だに厭な痛みと熱を放つ傷に顔を顰める。毒の様、なんて内心呟いては一気に叩き込むべく下半身を氷漬けにしようとするも正気を失えど統括する司書、容易く抵抗に成功されては己も舌打ちを飛ばす、)   (2021/5/29 03:01:27)

坂口増援を呼ぼうにも此の狭さじゃ却って不利になりそうだしな …。( 死んだ魚でももう少し瞳に煌めきが在るのでは無かろうか、なんて軽口を叩ける程に漆黒の未だ其の先を行く彼女の目。其ばかりが胸中に嫌な感覚を作り出しつつ、)   (2021/5/29 03:06:23)

石川俺様達でやるっきゃねえな。( 無言、無表情、無感動的に此方を見据え続ける黒が心をざわつかせて仕方が無い。己からでは能力に依る攻撃が効かないのを察すれば羽撃き直し、右手に纏った氷の短剣で斬り掛かるも硬質な物とかち合い防がれる。見れば薄紅色の棒状の物が其の手に握られており、あっさりと押し返された所か崩れた体勢から脇腹に諸に殴打を受けて仕舞う、)   (2021/5/29 03:12:02)

坂口だな。( 目の前に佇んでいるのは彼等の様な強力な文豪達を取り纏める優秀なアルケミスト。太刀打ち出来るだろうか、なんて云う一抹の不安に首を振り乍ら靄を体躯の周囲に纏わせ精神を統一させる。薄花色は紅蓮に染まり上がり何処か無邪気に空間を見据えた。其の時、彼が殴打を受けたのを見ると己も駆け出し苦無を振り翳す、)   (2021/5/29 03:17:49)

石川ッ" … !! ( 矢張り手馴れているからか力の使い方が上手い。或程度のバフを考慮しても相手は女の躯で在るにも関わらず容易く吹き飛ばされ、司書が己を殴った勢いの儘に半身で躱し殴り付けんとする様を見る、)   (2021/5/29 03:20:52)

坂口… !! ( 彼でさえ容易に吹き飛ばされて仕舞ったのを横目に、飛んで来る拳を避ける事もせず靄で受け止める。之で意識が魔王に乗り移られていれば “ 身体を靄へと変える ” 事が可能だったのだが、今の己にそんな技量は無く。受け止めた重い拳を横に逸らしては苦無を桜の大樹目掛けて投擲する、)   (2021/5/29 03:30:05)

石川「 …。( まるで黒いタールで出来た海の中心に佇む様な、只管に憂鬱な気持ちばかりが頭の中を埋め尽くす。暗く、黒く、そして寂しい。虚無感が生んだ作品の桜に囚われる儘にやって来た侵入者を排除すべく唯動く。手応えの無い殴打に気付いては逸らされ体勢を崩される前に大きく後ろ足を引き構え直すも、桜へと攻撃が当たった瞬間に頭にノイズが走る。見えもしないが何か異変は在った。相も変わらず表情は変わらないが微かな混迷に瞳が揺れつつ、亦しても文字通り飛んできた啄木鳥の刃を棒で往なし文字通り叩き落とす、) 」   (2021/5/29 03:34:55)

坂口…。( 目の前の真黒な瞳が揺れた、其の異変に気付いたのも束の間。彼の飛ばした氷の刃が容易に叩き落されると己も亦大樹に刺さった苦無を其の儘に二本目を彼女へ振り翳す。人間であるから、女であるから、等の手加減をしていれば此方がやられると踏んだ上で、致命傷は負わせないつもり、)   (2021/5/29 03:39:57)

石川「 …。( 目の前の男一人を叩き落とした直後、背後から察知した敵意に躯は勝手に動く。既に認識する為の意識が呑まれているが故に加減する理由が無く、だが思考が無いからこそバフ以上の何もせず出来ずに応戦。斬り付けんと振り被られた刃を見据えては棒を斜め上段に構えては軌道を逸らし、一度振り直しては今度は流れで側頭部を殴り付けようと振るう、) 」   (2021/5/29 03:44:05)

坂口ッぐ、(   (2021/5/29 03:47:03)

坂口(( 打ち直す。   (2021/5/29 03:47:19)

石川(( ゆっくりで良いからな。(、)   (2021/5/29 03:47:42)

坂口ッぐ、( 振り下ろした刃は彼女の得物に因って軌道を変えられた。そして認識する前に振られた棒状の物が勢い好く側頭部を打ち付け、数歩退いては顳顬を押さえる。何時しかの彼の話を思い出せば、彼女は武術を嗜んでいた筈。流石か、なんて心中、)   (2021/5/29 03:50:52)

石川「 …。( 今度は確かな手応えを感じ、其の体躯が退いたのを見ては姿勢を直す。力の入れ方を間違ったつもりは無いが存外タフなのか。心中の呟きも暗闇と花弁に喰われては追撃に走ろうとした時、足首を掴んだ何かが妨害する。見れば先刻殴り倒した筈のもう一人が己の足首を掴んでおり、此方もか、と茫然自失気味に思考しては其の儘無理矢理振り解く序でに雑に蹴り飛ばす、) 」   (2021/5/29 03:54:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/5/29 04:11:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/5/29 04:14:40)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/5/29 14:08:20)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/5/29 14:10:56)

坂口ッ …。啄木さん、( 外傷的な目眩と頭痛にやや立ち眩む中、彼が彼女を妨害したらしいのを見据えては直後の蹴り飛ばされる様子に微かに瞠目。己でも彼に勝てないと云うのに、彼女は其を最も容易く。ごぐ、と唾を飲み込みつつも体勢を立て直し駆け出しては苦無を二本桜の幹へ向け投擲、突き刺す、)   (2021/5/29 14:11:09)

石川「 …、…。( 可也削ったつもりでも体力が残っているのか。未だに此方へ手を伸ばし続ける男の頭を踏み躙った時、視界に収めていたもう一人が亦桜を傷付ける。そして矢張り起こる微かな眩暈と確かな砂嵐に今度は明確に眉根が寄れば、姿勢を低くし駆け出しては脇腹目掛けて棒を振るう、) 」   (2021/5/29 14:17:50)

坂口ッ、ゔ、( 一瞬だが視界の隅、闇に囚われた其の顔が確かに変化した。桜が矢張り彼女を可笑しくしているのか?と思考を片付ける中で彼女の攻撃を間一髪靄で受け止め少しフラつく。防げたとは云え可也の重い一撃だった。然し此処で退けはしないと彼女の手首を掴み、幹へ刺した苦無に対して力を込める。すると苦無は刹那の内に無数の花弁へと変化し、其の鋭い桜花の刃で枝や幹を切り裂き出す、)   (2021/5/29 14:24:18)

石川「 …!( 攻撃はやや浅めに入ったらしく受け止められたと理解し追撃をかまそうとするも、其よりも先に手首を掴まれ動きを制限される。微かに黒を丸めた直後、大樹が次から次へと裂かれて行けば先刻よりも明瞭な眩暈と砂嵐が巻き起こる。虚脱感から其の場に片膝を付くも意識は保てるもので、緩り、と矢張り光を喪った双眸で見上げては桜から伸ばした白い肢体を以て彼の体躯を絡め取ろうとする、) 」   (2021/5/29 14:32:31)

坂口ッ … ぁあ、甘っちょろいなァ! ( 目の前にした桜が次々と其の枝を落とし幹を傷付けるのを見ては薄く口角を吊り上げる。魔王の力も悪くないものだと紅を細めては、次に襲い掛かる白い肢体を風刃で打ち消し上記。掴んだ彼女の手首を其の儘に上へ引っ張り上げては、桜の大樹へとやや強めに投げ飛ばす。激突したのを見ては啄木鳥の彼の体躯を抱きかかえる形で保護し、) もっと殺す気で来いよ。… 本気にさせてみろ。   (2021/5/29 14:42:15)

石川「 ッ ! かは、… は …。( 肢体は完全に防がれた直後には眩暈も収まらない内に大樹へと投げ付けられる。硬い幹に衝突しては一瞬呼吸が詰まり、盛んに咳をしつつもよろめき乍ら立ち上がる。けほ、こほ、と数度咳をした後に改めて敵対者を見据えては徐に唇を開く、) 『 丘に辿り着いたとき、足が竦んだのをよく覚えている。小高く、少しばかりだけ開けた場所にただ一本、桜の巨木が立っていただけなのだが、私にはその事象が、両親の怒声よりも震撼するべきものに思えていた。さらさらと、ひそひそと降り続け、人工的な灯りで白む花弁と、その向こうに坐する夜の黒との対比が、惨たらしく恐ろしかった。』( 紡いで行けば言霊は力へと変換され、傷付いた桜に触れている手を中心に、瞬く間に修復させてみせる、) 」   (2021/5/29 14:49:14)

坂口!ふは。( 早く彼女を如何にかしなければならないのは解っていても、こうも手応えの在る敵なのだから楽しくなって仕舞う。魔王を宿した其の日から戦闘に快楽でも覚える様になったのか、なんて内心軽口を叩き乍ら、傷を治した彼女の姿にやや目を見開くと微笑。桜の花弁と化した刃を苦無へ戻し両手に握れば此方も唇を薄く開き、) 『 花の下では風がないのにゴウゴウ風が鳴っているような気がしました。そのくせ風がちっともなく、一つも物音がありません。自分の姿と跫音ばかりで、それがひっそり冷めたいそして動かない風の中につつまれていました。花びらがぽそぽそ散るように魂が散っていのちがだんだん衰えて行くように思われます。それで目をつぶって何か叫んで逃げたくなりますが、目をつぶると桜の木にぶつかるので目をつぶるわけにも行きませんから、一そう気違いになるのでした。』( 一通り繋ぎ終えると言霊は球状のオーブとなり周囲を舞う。宛ら宵闇に浮かぶ満開の桜の花の様に、)   (2021/5/29 14:58:03)

石川「『 仄かに見える薄紅すら血管に見えて仕方がなく、目の前の大樹がぞわぞわと風に揺れる度、力強くとも悍ましい生命の鼓動を幻視していた。次の瞬間には私と桜以外消えるか、もしくは、地面がふっと消えてしまうか、あるいは、花弁の海から伸びた白い肢体が首を絞めてくるかする確信からの恐怖だった。要するに、この桜が命を脅かすと信じて止まなかった。だが、当時は、そこまで分析するほどの思考も、言語化できるほどの語彙もなく、言い様のない不安から、滾々と畏れが湧き上がっていたのだろうと思う。とにかく、当時の私は、初めて見た、夜桜、と謂うものを前にして、ガタガタと情けなく震えていた。』( ゆらり、と揺蕩う瘴気染みた言の葉は音と共に花弁に乗る。桜を尊び、桜を恐れた作家の一端として紡いだ言霊は当然乍ら文豪よりは弱い。だがバフ状態なのと此の場が己の故に肥大化し、強く現実へと顕現する。満開の桜と己等以外は全て黒に包まれ、ずるり、と場を支配する。手に握るのは歪んだ一張の弓。此の小説が自然主義の傾向を持つ故に、) 」   (2021/5/29 15:11:21)

坂口『  彼はひそかに出かけました。桜の森は満開でした。一足ふみこむとき、彼は女の苦笑を思いだしました。それは今までに覚えのない鋭さで頭を斬りました。それだけでもう彼は混乱していました。花の下の冷めたさは涯のない四方からドッと押し寄せてきました。彼の身体は忽ちその風に吹きさらされて透明になり、四方の風はゴウゴウと吹き通り、すでに風だけがはりつめているのでした。彼の声のみが叫びました。彼は走りました。何という虚空でしょう。彼は泣き、祈り、もがき、ただ逃げ去ろうとしていました。そして、花の下をぬけだしたことが分ったとき、夢の中から我にかえった同じ気持を見出しました。夢と違っていることは、本当に息も絶え絶えになっている身の苦しさでありました。』( 軈て彼女の言の葉に因って辺りは真暗闇に染まり、まるで蛇でも這いずるかの様に、無意識の内に視界は桜と彼女を捉える。作家的本能が齎す言の葉の供給は止まる事無く声帯を震わせ続け、苦無は宵闇の中でぼんやりと妖しく光る。彼女の放つ一矢も叩き斬る。そんな覚悟を持った揺らがない双の紅蓮、)   (2021/5/29 15:16:57)

石川「 『 その時になって初めて、恐怖というものを知ったように思う。怖いもの知らずが作った見せ掛けの仮面を、大量の花弁が引き剥がした。真正面から対峙する存在感の強さと来たら無かった。暗がりの中に、ぼう、と浮かぶ薄紅色の幽霊のようだった。夜も、桜も、単体ならばただ目の前に転がるだけだったと言うに。』( 彼が言の葉を紡いでも尚も己も同様に紡ぐ事を止めない。侵蝕され蝕まれようとも此の作品が己の一部で有り、確かな感情の乗った一節なのだと何処か無意識に諳じ乍ら、桜花で出来た矢を番う。己の痛苦、懺悔、後悔。様々な感情が入り雑じる一本を引き絞り軈て、鋭く放つ。一直線に彼の心臓を狙う矢は貫くよりは当てる目的。当たる直前に爆ぜ変質した言霊を被せようとする、) 」   (2021/5/29 15:24:47)

坂口『 ある朝、目がさめると、彼は桜の花の下にねていました。その桜の木は一本でした。桜の木は満開でした。彼は驚いて飛び起きましたが、それは逃げだすためではありません。なぜなら、たった一本の桜の木でしたから。彼は鈴鹿の山の桜の森のことを突然思いだしていたのでした。あの山の桜の森も花盛りにちがいありません。彼はなつかしさに吾を忘れ、深い物思いに沈みました。  山へ帰ろう。山へ帰るのだ。なぜこの単純なことを忘れていたのだろう? そして、なぜ空を落すことなどを考え耽っていたのだろう? 彼は悪夢のさめた思いがしました。救われた思いがしました。今までその知覚まで失っていた山の早春の匂いが身にせまって強く冷めたく分るのでした。』( 彼女が言の葉を吐き出せば亦、己も言の葉をひっそりと謳う。桜の森の満開の下。桜は人を畏怖させる。ぼんやりと生暖かい脳味噌を回す中で、き、と云う音と共に目の前から発せられた弓矢を見る。然しあろう事か、虚脱感が背中をのさばった。矢は当たる。鏃は弾ける。ごぼ、と赤を吐く。此の生理的な現象にでさえ何故だか感情は無く、)   (2021/5/29 15:33:08)

石川「『 だが、悪夢はこれだけではなかった。桜に寄り添い立っていた絢音の、ふっと見た輪郭、表情を眼が捉えた瞬間、絶叫さえも喉奥で死ぬような恐れを感じた。すっかり草臥れ去り、虚ろな微笑みを浮かべる彼女は、ゾッとするほどに美しかった。徒花に魅入られ、徒花に呑まれ、身も心も囚われ、既に、ニンゲンではなくなっていた。ニンゲンの形を保ちながら、内側で変質していた。彼女から滲み出る、雰囲気、空気感、そんなものがカリカチュアライズされて見えたのだ。』( 矢が命中したのを視認する間も無く、まるで鳴き交わすが如く音を弾き、矢を弾く。言の葉を紡げば紡ぐ程に桜の悪夢は密度を増し、重たい春宵の空気と共に堆積する。遂には栗毛の髪をした女が現れた。痩せ細り、醜くなった女が背後から抱擁して来るのを許容する儘に亦一縷を放つ、) 」   (2021/5/29 15:38:30)

坂口…、…。( 優しく華奢な手で背筋を撫でられる様な、冷めたく暖かい春の調べ。曙色の畏怖。手を繋いでやって来るのは、歪な愛情を赤い糸で繋ぎ絡める狂気の孤独。独りを知らない者が独りを知った時、愛する者が居なかった者が愛する者を持った時。そして、喪った時。其の感情を記した己の言霊を吐けば吐く程目の前はぼんやりとする。ならば。と、矢を風刃で切り裂きキッと彼女、否、ニンゲンで無い者に憑かれた彼女の矢を弾きつつ新しい言霊を吐く、) 『 もう十日、歯がいたい。右頬に氷をのせ、ズルフォン剤をのんで、ねている。ねていたくないのだが、氷をのせると、ねる以外に仕方がない。ねて本を読む。太宰の本をあらかた読みかえした。ズルフォン剤を三箱カラにしたが、痛みがとまらない。是非なく、医者へ行った。一向にハカバカしく行かない。』   (2021/5/29 15:45:42)

石川「『 宵の風で凍てつく心地だった。足から凍りついていく心地だった。だが、彼女の直ぐ傍、枝に掛かり薄紅が彩る紐状のものが垂れ下がっているのを見た瞬間、わあっと情けない声を上げて逃げ出した。花弁を踏みにじり、もたつく足を蹴飛ばし、灼熱の息で喉を焼き、一目散に駆け出した。それでも桜が、背中にべっとりと張り付いている気がしてならなかった。走れば走るほどに、より一層の脅威を以て迫り、追い詰めてくるようだった。走れているのかすら分からず、足がひたすらに空を掻いている感覚だった。ちらと振り返って見た絢音は、引き留める素振りすら見せず、唯々薄ら笑いを浮かべて見詰めていた、諦観混じりの嬌笑だった。艶めかしく笑った顔が、枝にぶら下がっていた。』( 彼が何を紡ぐか等気にも留めず唯、己の中に溜まった音を拒み吐き出すが如く言葉を紡ぐ。だが之で完成はした。桜へ擦り付けた恐怖心が膨れては亦矢を宛がい、目一杯に引き絞る本数は三本。ざあっと嘶いた花弁の彷徨を背に、今度は変質した言霊と共に刃桜を飛ばす、) 」   (2021/5/29 15:52:10)

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坂口『 グサリと短刀を頬へつきさす。エイとえぐる。気持、よきにあらずや。ノドにグリグリができている。そこが、うずく。耳が痛い。頭のシンも、電気のようにヒリヒリする。クビをくくれ。悪魔を亡ぼせ。退治せよ。すゝめ。まけるな。戦え。かの三文々士は、歯痛によって、ついに、クビをくくって死せり。決死の血相、ものすごし。闘志充分なりき。偉大。ほめて、くれねえだろうな。誰も。』( 彼女が一通り言の葉を吐き出し終わったらしいのを察せば、今度は此方の番。黒くドロドロとした弓で引き絞った薄紅の矢が三本、ギラリ、と此方を睨む。彼女の背に凭れ掛かり其の精神を可笑しくしているのは、果たして何か。桜其の物か、将又彼女の恐怖が創り出した幻覚か。其とも。真に人ならざる者か。何れとも取れない。其の恐怖や後悔、負の感情が入り混じった鏃が花弁と共に飛んで来るのを目視しては、右手を翳し風で弾き飛ばす。ぱさ、と魔王の軍帽が床へ落ちた。頼る必要性はもう無いだろう、)   (2021/5/29 17:18:25)

石川「 …。( ざわり、と背後で亦花弁が揺れる。弾かれた刃達は呆気無く風に舞い、黒の中へと溶けて無くなって行く。何時の間にか桜の枝には無数の縄が垂れていた。吊革が如く円を描く縄達はまるで、死へと誘う手の様。背後の女が微かに首筋を捉える。圧迫感に、かふり、と拙い呼吸音を鳴らしては彼をぼんやりと眺めるのみ。首に縄を引っ掛け首が伸びた女に絞められ乍らに唯々次なる言の葉を探す様、) 」   (2021/5/29 17:26:46)

坂口『 死に近きころの太宰は、フツカヨイ的でありすぎた。毎日がいくらフツカヨイであるにしても、文学がフツカヨイじゃ、いけない。舞台にあがったM・Cにフツカヨイは許されないのだよ。覚醒剤をのみすぎ、心臓がバクハツしても、舞台の上のフツカヨイはくいとめなければいけない。』( 彼女に齎された侵蝕、其の心への蝕みは力を増している。己は己で桜しか見えない此の意識を醒ます為に言霊を吐き出し力を増している。彼女が動かないのを良い事に、ふと、一歩を踏み出した。靴の裏で宵闇を踏む。桜の花弁が舞うのでさえ鬱陶しく思う中で、彼女へと着実に近付く、)   (2021/5/29 17:36:52)

石川「 …。ん、…。( 窒息しない程度の首絞めが苦痛を帯び始め、細い喉が小さな呻きを転がす。今も尚も女は死へ誘う。何も言わずに窪んだ眼窩を此方へ向け、じい、と虚無の視線を注いでいる。目の前に垂れたロープの先に見える彼へと視線を向けては緩に瞬きをするも、突如として動いた縄が彼の首を引っ掛けようとする、) 」   (2021/5/29 17:45:23)

坂口『 芥川は、ともかく、舞台の上で死んだ。死ぬ時も、ちょッと、役者だった。太宰は、十三の数をひねくったり、人間失格、グッドバイと時間をかけて筋をたて、筋書き通りにやりながら、結局、舞台の上ではなく、フツカヨイ的に死んでしまった。』( 目の前の彼女が映すのは変わらず虚無。暗黒。呑み込まれそうになる程、何も映していない。曇天とも深夜とも違った。依然言霊を紡ぎそんな事を思い乍ら、首に引っ掛かる縄に対しても無抵抗に唯前進する、)   (2021/5/29 17:54:55)

石川「 …。( 彼は今も諳じ乍らに近寄って来る。圧倒的に高い背を見上げるも矢張り何かを感じる事も薄く、黙って見上げていれば縄達が上へと持ち上がり始める。くん、と張り吊ろうとするのを見ても微かに恐怖の密度が増したのみ、) 」   (2021/5/29 18:00:11)

坂口…。ふ ~ …。( 軈て言の葉に因り精神は落ち着いて来出す。あんな本を書いた身、桜を目の前にしていると美しさ故の畏怖に気が違いそうになるのだ。雑に後頭部を掻き苦無を持ち直した其の時、縄が上に引っ張り上げられ出す。微かな窒息感に細める双眸は薄花色。未だ感情を無くした彼女を見据えれば、ふとした思考から口を開く、) …。桜は、怖いだろう。恐ろしいだろう。ぼんやりとした夜桜からは、死の匂いがして。気が狂いそうになるだろう。   (2021/5/29 18:05:19)

石川「 …。いえ。私が狂うのは、桜其の物では有りません。桜に隠れた感情でも有りません。( 未だに彼を吊ろうと上へ上へと行こうとするのを見乍ら、己に掛かる言の葉を眺める。そして軈て、ぽつ、と吐き出したのは己の感情。共感を掛けようとした彼を否定した上で拙く自らを打ち明ける、) 私が畏れるのは唯、其の本質です。解らなさから畏れるのです。 」   (2021/5/29 18:12:26)

坂口ッ …。… ぁあ、そうか。訳が解らず狂いそうになるのか。成程。( 気管を絞める細い糸の為す儘、床から足が離れて行く。腕の力は落ち、腕に抱いていた啄木鳥の彼も床に転がして仕舞った。然し何処か余裕を持って唯、ふ、と笑ってみせる、) なら、訳の解らないものを。突き止めようとはしないんだな。   (2021/5/29 18:15:54)

石川「 …。人は、理解出来ないものを特に恐れます。暗闇が恐ろしいのは、見えない先に何が在るのか解らないからです。暗闇を照らす事で、何があるのかを知り、暗がりへの恐怖は失せます。唯、もしも灯りが小さかったら。周囲だけがほんの少し明るくなった所で、闇の深さは増すばかりでしか有りません。寧ろ、灯りの所為で辺りが暗かった事を知ってしまう、恐怖を作ってしまう。( 彼の腕から落ちた片方が呻いたのを視界の端に、段々と吊られて行く彼を見上げては返答を紡いで行く。依然として真黒な儘の瞳で無感動に見詰めては変わらず無表情、) 突き止めようとした結果、突き止められもせず、暗闇の濃さを知るばかりでした。より狂うより他が無い。 」   (2021/5/29 18:21:52)

坂口… ふは。暗闇に恐れを為すなんざ、らしくねえ。其処に暗闇が在れば例え小さな光だろうと突き進むものさ。人は時折、探究心で恐怖心を塗り潰すモンだ。先の事なんて、知ったものか。其処に暗闇が在ろうと、恐怖が在ろうと、突き進んで行くべきだ。( 足が完全に床から離れ、体躯はぶら下がる。セピア調越しに見る暗黒と其の言の葉に一笑を飛ばしては窒息感に抵抗する様に上記。実際、此の暗闇の中で正気を保てている。桜が恐ろしいと思ったのも、束の間。ニィ、と口角は吊り上がる、) 俺が、見せてやろう。桜の本質、御前が畏れるものが何であるかを! ( 左記を鋭く言い放てば手に握った苦無を再び投擲し桜の幹に突き刺す。ぐ、と縄を掴んでは体躯にしなりを付け反動で縄から抜け出し床に着地。パチン、と指を鳴らしては苦無は再度風に舞う花弁の刃となり、先刻よりも凄まじい竜巻となる。其の攻撃を横目に彼女へ凭れ掛かる女へ一発拳を御見舞いして遣れば、よろめいた所を蹴飛ばす破天荒さを発揮、)   (2021/5/29 18:31:30)

石川「 !( 完全に首が吊られても尚も言の葉を繋げ続けていた彼が突如として吠える。微かに瞠目したのも束の間、亦しても桜へ苦無が刺さり眩暈が襲う。其の間にも状況の変化は起き、刃桜の竜巻に加え背に凭れる女が彼の攻撃に因り引き剥がされる。眩暈から脱せずに眩む最中に見えた光景に顔を顰めては咳を数度した後、ゆら、と体勢を直せば竜巻とは反対側へ刃桜を渦巻かせては相殺する、) 」   (2021/5/29 18:39:25)

坂口ッげほ、… ! ( 唐突な酸素の供給に目眩がする。ふる、と首を振っては寝転がる彼を風で以て転がし安全地帯の部屋の端へ。今やすっかり落ち着いた思考で息を吐いては、相殺されて仕舞った竜巻を今度は飛び回る蜂の様に四方八方に飛び回る花弁の雨に変えて桜に打たせる。其の間に駆ければ己より小さな彼女の腕を掴み其の儘に背負い投げ、)   (2021/5/29 18:43:52)

石川「 …、…。( 漸く粗方眩暈が晴れては小さく首を振り、桜への攻撃を刃桜で弾いては腕を掴まれた瞬間に身を捻り拘束から逃れる。何れだけ力を加えられようとも逃れる術を持つ身。トン、トン、と軽く跳ね体勢を直しては再び桜花の棒を握り直し、下段から顎を目掛け振り上げる、) 」   (2021/5/29 18:48:54)

坂口やっぱ一筋縄じゃ行かねえか、…。( 掴んだ手から、するり、と抜けた彼女を目で追いつつ一定の距離を取り様子見。武術を嗜んでいるだけある、なんて内心。棒を振るう攻撃を避けては鳩尾目掛けて拳を一発。其の間に、はらほろ、と落ちた風の桜達は密かに小さく小さく桜の幹を傷付ける、)   (2021/5/29 18:54:35)

石川「 …。( 彼が避ける動作を見るや否や半身に足を引き棒で以て拳の勢いを真後ろへ流す。其の儘の勢いで得物を隻手へ持ち変えては背中へ向けて振り下ろす追撃。勿論桜へのダメージで眩暈の蓄積は有るものの振り切る様に、) 」   (2021/5/29 18:59:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/5/29 19:16:10)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/5/29 19:23:15)

坂口ッ''、! ( 己の突き出した拳は棒に因って軌道を逸らされ、其の流れが為す儘背中へと強い打撃が入ると息を詰まらせ呻く。ぎ、と彼女を睨んでは其の場から藻掻いて抜け出し、再び駆け出しては桜の花弁で目眩しを図る。桜吹雪の向こうで助走を付けては彼女の体躯へ蹴りを入れんと脚を振り上げ首筋目掛けて振り下ろす、)   (2021/5/29 19:26:48)

石川「 ……。( 背中へと強打が入った手応えから細く息を吹き、彼の体躯が桜の向こうへ消えては己は唯佇む。静寂の中の異音を頼りに接近を感知するも思った以上に距離が縮まるのが早く、棒では間に合わないとし矢張り躯を捩れば腕で防御しつつに受け流す。骨に皹が入る程の打撃に表情は険しくなるも思考を切り換え、振り下ろしてきた脚を更に蹴り上げ体勢崩しを図る、) 」   (2021/5/29 19:31:57)

坂口ッ … ! ちぃとおイタが過ぎんなァ! ( 彼女の体躯に蹴りが当たる。受け流されて仕舞ったものの手応えは有り、口角を吊り上げるも直後の蹴りには蹌踉めく。ち、と舌打ちを飛ばせど未だやられる程では無く。体勢を崩しそうになる瞬間、後ろに手を突き出せば背筋に風を当て体勢を直すと、其の場で片足を軸に一回転すれば彼女の脇腹へ回し蹴りを入れる、)   (2021/5/29 19:38:31)

石川「 …。( 彼の脚へ蹴りを入れるも大して体勢が崩れなかったのを見ては後方に跳ねた直後、長い脚での蹴りの予備動作が見えれば棒を構え直し更に後退。範囲外へと出れば亦一つ息を吹くも、強まる眩暈と虚脱感で千鳥足気味、) 」   (2021/5/29 19:42:09)

坂口ちッ。( 右脚での蹴りが空を切ったのを感じては行儀悪く舌打ちをかまし身体へ弾みを付け立ち上がる。数度跳ねアキレス腱を伸ばしては色眼鏡を直し、好い加減此の暗闇にもうざったさを覚えて来た、と段々苛立ちさえ覚え乍ら亦駆ける。しつこく接近しては再び長い脚を活かした蹴りを腹へ入れんと飛び掛かる、)   (2021/5/29 19:47:07)

石川「 はあ …。( 依然として心を苛む黒が犇めけば眩暈の気分の悪さと交わり、溜息を落とすも未だ立ち続ける。休まる気も起こらない、なんて内心に亦しても飛ぶ蹴りをバックステップで躱し、次なる文言を口遊み始める。言葉を連ねる毎に黒く崩れ始める大樹を後目に、)  『 胸中より芽生えし我が澱みは、 頭蓋骨の裏に、眼窩の縁に、鼓膜の奥底に、器官の壁に、 溢れ、溢れ、渦巻き、立ち込め、揺蕩い、また溢れ。』」   (2021/5/29 19:51:13)

坂口…。( 亦しても避けられた。最早無理矢理殴ってでもして止めなければならないのか。唯独りで戦い続けるのも楽ではないのだが、なんて思いつつ首を鳴らせばふと耳に入る淀んだ声に視線は上がる。桜の大樹は醜く穢れて焼け落ちるかの如く崩れ、彼女も亦、言霊を摂取し力を増す。時間の問題か、なんて察しては亦彼女へ接近し其の腕を掴まんとする、)   (2021/5/29 19:55:54)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/5/29 20:11:45)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/5/29 20:12:12)

石川「『 ただひたすらに吐き出す、 黒を吐き出す、 汚らわしい黒を、 厭らしい黒を、 姦しい黒を、 無数に吐き出す、 延々吐き捨てる。 黒は蟲と生り_、( 詩を完成させ新たな世界を再構築すべく言の葉と共に口の端から黒い液体を溢した時、不意に腕を掴まれる。眩暈の所為で上手く解けずに身動ぎをするも再び唇を開き続きを詠う、) 」   (2021/5/29 20:18:21)

坂口ッ … ! 好い加減目を覚ませ!! ( 桜を崩すだけでは飽き足らず暗闇に更なる泥ついた言の葉を混ぜる彼女。キリキリ首を絞める様な、鬱陶しく纏わり付く様な。上手く吞み込めやしなさそうな。形状し難き感情を音に乗せて吐き出す。其の様に堪え兼ね沸々と煮詰まる厭な頭痛を度外視した儘、掴んだ彼女の手を引き上記を叫べば御構い無しに、ゴツン、と額同士を強く打ち付ける。其とほぼ同時、先刻からちくちく風刃で削っていた桜の幹を到頭風で吹き飛ばし、轟々とした音と共に桜の大樹を斬り倒す、)   (2021/5/29 20:25:32)

石川「 ッ"、……。( 紡いだ言の葉が文字通り黒として吐き出され、桜も亦輪郭を崩し空間の黒へ溶けようとした時、突如として響く頭への強打と同時に桜が斬り倒され、視界が大きく揺れては其の儘意識が落ちる。現象の根元で有る思考が失せた事で形成した世界も全て霧散し、元の無機質な部屋に戻る、) 」   (2021/5/29 20:30:56)

坂口ッ''ゔ、… は …。( ぎいん、と鈍く響く頭痛に大いに顔を顰めては、周りの状況が変化した事へ認識も行かずフラつき彼女と共に其の場へ倒れ込む。冷たな床は元の混凝土であった。一先ず安堵し能力を解くも其の瞬間に頭へ尋常ではない頭痛が雪崩れ込み、低く唸れば其の儘神経が焼き切れるかの如く失神。辛うじて聴覚が捉えたのは、誰かが地下室の扉を開きやって来る音のみ、) →   (2021/5/29 20:38:16)

坂口「 確か此処に …。! ( つい数十分前。緊急事態である、と友より伝達が届けば己は助力する為に此方の図書館へ馳せ参じた。鍛錬の末に悪魔を憑依させず力のみ使役出来る様になり、今は逆十字架のぶら下がったロザリオを手に握り締め移動中。同盟の気配を悪魔の力で捜す中で見付けた地下への階段を駆け下り、扉を開ければ無機質な廊下を突き進む。段々気配が強まり、ようやっと辿り着いた開けた其処には人影が三つ。友、其の恋人、そして此の図書館の司書。状況は何と無く察せるもので唯、一先ず一番深刻そうな啄木鳥へロザリオを掲げ治癒を施す、) 」   (2021/5/29 20:43:02)

石川ん"、…。( 何れ程の間気を失っていたか。暴走した司書を止めるべく戦い抗うも気絶させられた、と云った認識も漠然としたもの。冷たい混凝土の上で目を覚ましては唸り、冬眠から覚めた熊が如くのっそりとした動作で上体を起こす、)   (2021/5/29 20:48:57)

坂口「 ! 石川先生。( 盟友は兎も角して司書は起こさない方が良いだろう、とぼんやりした若草色の光の中で思考。内なる悪魔にとっては之は “ 予備知識 ” なのであったか、と追憶する最中ふと治癒していた啄木鳥が躯を起こす。皮膚に蔓延っていた黒い染みも消えているのを確認しては、其の背を支え乍らに覗き込む、) 大丈夫ですか? 」   (2021/5/29 20:52:44)

石川ん …。嗚呼。向こうの檀か。( 未だに頭にこびりつく記憶の残滓からぼうっとするも、名前を呼ぶ声に振り向けば誰かを認識し頷く。頭はぼんやりとするも躯は如何にか軽いらしいのを自覚しつつ、) 御前が回復させて呉れたのか。サンキュ。   (2021/5/29 20:56:26)

坂口「 ども。…。いや、そんな大した力じゃ無いですけどね。あざっす。( 目に眩しい啄木鳥色が感謝を述べて呉れれば人懐っこく笑んでみせ、一応と同盟にも治療を施す。余程疲弊しているのか起きない様子を見遣ってから、地面から伸ばした蔓で司書の身柄を拘束する、) 」   (2021/5/29 21:00:43)

石川おう。…。安吾と司書の様子は如何だ?( 檀の返答に頷きつつ倒れ込む二人に近付くのを見、己も亦立ち上がれば寄って行く。治療を受けた恋仲に対し、何も処置を受けず気絶状態の司書は見える範囲だけでも殴打痕や切傷が窺える痛々しいもので、)   (2021/5/29 21:04:16)

坂口「 安吾は能力の使い過ぎで気絶してると思います。司書の方は …。… 此方も気絶ですね。( ロザリオから発せられる光はみるみる内に傷を治して行くものの、彼等の気分や調子迄もは治せず。二人揃って気絶しているのを啄木鳥の彼に伝えては友の体躯を持ち上げ肩に担ぎ、司書の方は拘束した儘蔓の根元を足の様に成形し、謂わば歩く縄の様にして遣ると彼の方を振り向き、) 多分司書の方は其の内目覚めるんじゃないでしょうか。傷は多いですけど一個一個は浅いので。」   (2021/5/29 21:10:09)

石川そか。そんなら良かった。( 何方も単なる気絶で有り命に別状は無いらしく、ほ、と安堵の息を吐いては靴を数度鳴らし調子を戻す。未だ倦怠感は帯びるも振り切れない程では無く、次いで大きく伸びをしては檀の後を付いて行く、)   (2021/5/29 21:14:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/5/29 21:30:59)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/5/29 21:33:03)

坂口「 目立つ怪我と云えば腕の骨に皹が入ってるのと、軽い脳震盪位っすね。( かつ、かつん、と無機質な廊下に二人分の足音を響かせ地上へと上がって行く。狭い廊下に響く己の声を耳が受け取り乍ら、階段をゆっくり上がっては再び地上に出る、) 」   (2021/5/29 21:36:44)

石川そん位なら放っときゃ治りそうだな。( 聞こえた結果に軽く頷き続いて地上に出れば、元の時間を取り戻した図書館の全容を大雑把に捉えた時、ぽん、と肩に啄木鳥色の管狐が乗る。如何やら無事だったらしく尻尾を振る様子に頬が緩むも渡された言伝に思案顔、) 取り敢えず、司書を如何すっかな。本は浄化完了したらしいんだけどよ。   (2021/5/29 21:41:25)

坂口「 …。今日の助手に届けたり、とか。補修じゃ治らないだろうし、暴走したんなら一応の警備は必要かと思います。( 落ち着いた色調の広がる廊下にも未だ戦火の香りが残っている。すん、と鼻を鳴らしつつ彼の言葉に自らの思考を述べては、依然目覚めない友を担ぎ直し乍ら誰か人は居ないものかと周囲を見渡す、) 」   (2021/5/29 21:47:12)

石川「 そんなら徳田に預けて後は任せるのが楽そうか。安吾は補修室で良いだろ。( 檀からの意見を踏まえて一番の解決策を出し、管狐へ早速徳田へ伝言を与え放つ。恐らくは亦地下行きだろうが、なんて内心呟いては大きく伸びをした後、一足先に補修室へ向けて歩き出す、) 」   (2021/5/29 21:51:22)

石川(( 括弧要らねえ。(、)   (2021/5/29 21:51:34)

坂口(( ドンマイ。(、)   (2021/5/29 21:53:02)

坂口「 そうですね。( 如何やら人気も薄らとしている様で再び彼の方を向き直すと、告げられた提案に小さく頷き同意を示し彼の後を付いて行く。何処の図書館でも徳田秋声と云う人物は気苦労が絶えない様だ、なんて内心苦笑しつつ、) 」   (2021/5/29 21:56:18)

石川…。( 補修室へ向かう途中に合流した徳田へ、斯々然々と説明しては引き渡す。当然辛気臭い顔と共に溜息を吐かれたものの断られないのも折り込み済み。頼んだ、と隻手を振った後は無人の補修室の扉を開け、細々とした準備を始める、)   (2021/5/29 22:02:10)

坂口「 … っと。( 軈て補修室へ行く道すがら、話していた徳田秋声に出会う。彼が事情を説明すれば当然面倒臭そうに顔を顰めるものの何だかんだ受け取って呉れる様子に苦笑しつつ、補修室に辿り着けば寝台へと友を転がす。此の光景もあと少しで見なくなるのか、なんてぼんやりと思考しつつ、) 」   (2021/5/29 22:06:21)

石川…。はい終わり。( 彼が寝台に転がされるや否や調速機を嵌め込み、本を台座にセットし補修開始。ガチガチガチ、と響く歯車の高速回転が終われば其の顔を覗き込む、)   (2021/5/29 22:09:58)

坂口…… ん …。( 自滅攻撃に因り特務司書の暴走を止め、失神。長々と暗黒の中を揺蕩う事暫く、ふと意識が持ち上がれば、ぴく、と指先が動く。暖かい感覚が半身を包み、灰色とは違う天井と悍ましい桜とは違う気配を感じた。誰だ、と声を発そうとせどもそんな気力は疾うに無く。目線だけ動けば見捉えた啄木鳥色と蒼色に瞬きをする、) …。啄木、さんと …。… 檀 … ? →   (2021/5/29 22:15:50)

坂口「 … ん、目覚めたか。( 彼の手慣れた操作に因り補修機は起動。勢い好く回る歯車の音が静まった後に、低い音を鳴らしてぼんやりと瞼を開ける友の顔を同じく覗き込む、) 」   (2021/5/29 22:17:22)

石川はよ、安吾。此処は補修室だぜ。司書止めて呉れて有難な。( 完全にぼんやりしているらしい様子に苦笑するも目が覚めた事に安堵。ぽすぽす、と濃紺を緩く叩けば寝台の傍らに椅子を寄せ腰掛ける、)   (2021/5/29 22:19:16)

坂口… ん …。そ、か。… おう、どーいたしまして …。( 二日酔いの様な酷い頭痛に唸りつつ、頭を撫で労って呉れた彼へと辿々しく上記。直ぐ近くに在る友にも目線を遣りつつ、くてん、と背を折っては、) … 腹減った。疲れた …。   (2021/5/29 22:25:14)

石川…。取り敢えず寝とくか?( 補修でも調子が戻らないらしく呻く様子と辿々しい言の葉に首を傾げては頭への愛撫を再開、)   (2021/5/29 22:28:16)

坂口… ん ~ …。( 彼が頭を撫でて呉れるのは此の上無く嬉しいのだが、いかんせん今は空腹と不調が重なり寝られたものでは無く。駄々を捏ねる様に首を横に振っては、) →   (2021/5/29 22:32:25)

坂口「 …。… 嗚呼。( 何やら腹が減って寝れないらしい。子供の様に首を横に振る友を見ては頭の中で思考を片付け、ふ、と仕方無い様に笑う、) 俺、何か作って来るよ。石川先生、厨房借りますね。」   (2021/5/29 22:35:06)

石川おう。好きに使ってやれ。( 不調だのに眠りたくないのか首を振る様子に首は竦み、察した檀が厨房を借りるとの台詞に快く応えては依然として癖毛頭を撫で回す手、)   (2021/5/29 22:44:42)

坂口「 有難う御座います。( こう云う時の友は言い出したら聞かない。前世に於いても一回言い出した事は達成する迄諦めないものだから困った覚えが有った、と追憶し乍ら補修室を後にしては食堂へと足を運ぶ、) 」   (2021/5/29 22:49:02)

石川…。( 補修室を出ていった檀を見送った後も疲労困憊した様子の恋仲を愛でる。其の間に管狐が戻ればふと追想した末に彼の膝上に乗せてやる、) 見ろよ安吾。無事だったぜ、此奴。   (2021/5/29 22:59:01)

坂口…。ん。嗚呼 …。無事だったか。良かったなあ …。( 己に料理でも作って呉れるらしく補修室を後にした友を見遣る中でふと、己の膝の上に乗った柔らかいものを見れば微笑。ぽふ、と頭に手を置き撫でて遣る。本当に良かった、なんて眉を曲げては泣きそうな微笑みを湛えては、)   (2021/5/29 23:07:36)

石川ふは。泣く程か?( 彼に撫でられ嬉しそうに目を細め、はたはた、と尻尾を振る獣と其を前にし今にも泣きそうな表情を浮かべる彼。思わずと笑い遣れば自らの膝に頬杖をつく、) 管狐の中でも結構な被害出ちまったけど、幸か否か此奴は生き残った。凄え悪運だよな。   (2021/5/29 23:11:35)

坂口… 矢っ張り、か。亦明日油揚げ持ってって遣るかな …。( 酷く背筋が重く頭痛が頭を殴る中でも狐に関する情報を受けては眉尻を下げ、狐を腕に抱いては指先で眉間を弄り遣る、)   (2021/5/29 23:16:22)

石川おう。半分以上ごっそりだとよ。…。俺様も付き合うぜ。( 抱きかかえられた狐が彼の頬を小さく舐めるのを眺めつつ、ふ、と微笑すれば己は濃紺を柔く撫でる、)   (2021/5/29 23:18:25)

坂口そんなにか …。… 俺がもっと早く無力化出来てりゃ …。御免な、翠江。( こんなに愛らしい小動物が、少なくとも数十体死んで仕舞ったのか。ちくり、と胸を刺す罪悪感に紺碧は細まりつつ為されるが儘、)   (2021/5/29 23:25:13)

石川…。( 彼は悪くない、と言った所で彼に響く気がしない。思考しては撫で続ける最中、狐は未だも目の端を舐め続けては慰めようとするらしい。いじらしい様子に下がる眉、)   (2021/5/29 23:30:32)

坂口…。( 己の頬を撫で、慰めて呉れようとしている様子に感謝の気持ちとして依然毛並みを指先で撫で続ける。きちんと弔って遣らねばならない。義務感に身を浸す中、ふと扉の開く音が聞こえては顔を上げる、) →   (2021/5/29 23:34:12)

坂口「 よっ、と …。待たせたな、安吾。( 厨房に赴き食材を漁り、調子の好くない腹を空かせた者へ食べさせるものとして消化の良い煮込み饂飩をチョイスした。なるとに葱、卵が鰹出汁に浸された麺を彩る。小さな土鍋に入れた其を補修室迄運び、扉をそっと開けては入室。肩に濃紺の毛並みを持つ狐を乗せ乍ら、) 」   (2021/5/29 23:37:54)

石川ん。戻ってきたか。( 未だ罪悪感が覚め止まない様子にやや不安が過るものの直後に檀が戻って来る。だが其の肩に見えた濃紺の狐に緩慢と瞬き、) 此方の安吾のか?其。   (2021/5/29 23:42:43)

坂口「 え?嗚呼、矢っ張りそうなんですか?先刻急に此奴が肩に乗って来て。変に擦り寄って来るんで其の儘来ちまったんですよ。饂飩の匂いに釣られたか? ( 寝台に付属する机に土鍋を乗せた盆を置いた時、ふと啄木鳥の彼から問いが掛かると疑問符が付きつつも頷く。会った事も愛でた事も無いのに、なんて疑問ばかりが浮かぶも、何故だか懐かれている為に腕に抱いては撫でて遣る、) 」   (2021/5/29 23:48:12)

石川おう。濃紺の毛にチェックのバンダナ。…。何でだかな?( 生き残っていた事に安心はしたものの何故か懐いている様子。記憶が飛ぶ前に交流でも在ったのだろうか、とは思いつつもほぼ完全部外者故に疑問符が湧くのみ、)   (2021/5/29 23:50:35)

坂口「 さあ …。( 抑今、此の狐の飼い主と己は御互い面識を避けている身。何故狐ばかり斯うも懐くのだろう?と疑問には思いつつも悪い気はせず。其は屹度、… なんて思考は今は置いておいて。ちら、と友の方を見遣る、) 」→   (2021/5/29 23:54:22)

坂口…。頂きます。( 狐を愛で気分を何処か落とす中で待ち侘びていた夜食がやって来る。ほかほか湯気を吐き出す、小さな鍋。好物の登場に僅かに瞳は輝き、蓋を開けてみると其処に在った如何にも美味そうな煮込み饂飩に目を僅かに見開く。盆に乗っていた箸を手に取ると手を合わせ小さく呟き、いざ実食。麺は程好く柔らかく、ふんわりとした卵と其に閉じられた具材達が纏う暖かな出汁の味がほっと思考を綻ばせ、何処か懐かしい様な気持ちにさせて呉れる。ふー、と温まった息を吐いては、) … やっぱ、檀の料理は美味いな …。   (2021/5/29 23:59:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/5/30 00:10:50)

おしらせ坂口さんが部屋から追い出されました。  (2021/5/30 00:35:45)

おしらせ坂口.さんが入室しました♪  (2021/5/30 00:35:45)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/5/30 00:53:23)

石川…。( 彼が食事を取る間、啄木鳥色の狐は己の腕に抱き様子を見守る。矢張り慰めるだとかよりも温かく美味い飯の方が心を暖めるのか、表情に微かな明るさが戻るのを微かな無力感と共に眺める。己は司書に太刀打ち出来なかった上に恋仲を慰めてもやれない。久々の自虐に小麦色が伏せた時、こんこん、と窓を小突く音が聞こえる。一旦狐は離し窓を開けてみれば次から次へと生き延びた狐達が補修室に入り始める。瞠目するも下手に閉めては挟みかねず其の儘にしてみれば、生還した三十余りの狐が彼の寝台周辺を彷徨き始める、)   (2021/5/30 00:58:29)

坂口.…。ん? … ! ( 傍らの彼が何やら落ち込んでいるのも気が付かず饂飩を頬張る中、ふと耳に硝子を叩く様な音が届く。ふと其方を見遣れば色とりどりの毛玉達が補修室の中へと入り込んでいて、童話の様な状況に思わず瞠目。友も驚いているらしく、足の踏み場に困り乍ら其の場にしゃがむのを見る、)   (2021/5/30 01:01:48)

石川…。( しゃがみ込んだ檀に戯れたり、寝台に乗り上げようとしたり、そんな一匹の尻尾を噛み制したり。わちゃわちゃと色彩達がしっちゃかめっちゃかに好き勝手動き回ったかと思えば、黒い毛皮の狐が一匹寝台に乗り上がる。丁度彼の太股の上に乗る形で行儀良く座った、紅葉の耳飾りを着けた狐は数度尾を振り、こう、と鳴いた直後に他の狐も声を合わせ一鳴き。高めの音が狭い補修室に響き渡ったかと思えば狐達はぞろぞろと窓から外へと行って仕舞う。まるで嵐の様だった、と半ば唖然とするもふと思い浮かんだ思考を呟く、) …。御礼、言いに来たんかな。   (2021/5/30 01:12:49)

坂口.…。…。御礼、? ( 様々な色彩を持った狐達は辺りの床を埋め尽くし、きゅう、こう、と鳴き交わしている。そんな毛玉の揉みくちゃ合戦の中から寝台の上に乗り上げた、一匹の黒い狐が一つ高く鳴いた其の後に他の狐達は口を揃えて鳴いた。己に向けられた、其の声達。再び窓を通って彼等が去って行った後、彼が放った一言にハッと瞠目すれば唖然とし乍ら自らの手の平を見詰める、) →   (2021/5/30 01:18:55)

坂口.「 …、…。( 穏やかな出汁の匂いが微かに混じる補修室内部。先刻突如として大多数の管狐達が此処に入り込み、友が翼を休める寝台の周りへ群がった。勿論直ぐ傍に居た己は足の踏み場も無く困ったもので、其の場にそっとしゃがみ込むや否や狐が腕や肩や頭に乗り上げ更に困った事になった。だが直後の、狐達を取り纏める様な一匹の黒い狐が鳴き、他の狐達も同様に鳴いてから去って行ったのを見ては髪をぼさぼさにし乍ら茫然とする。軈て心情が落ち着くと改めてと寝台の方を見遣る、のだが、其処に見えたのは、普段の友には似つかわしくない、大粒の透明な雫を薄花色からぱらぽろ落としている姿だった、) 」   (2021/5/30 01:24:17)

石川!安吾。( 己の一言に何か気付きでもしたのか、両目を見開く彼を見遣るも不意に、蒼玉が揺れたかと思えば水滴を落とし始める。己も亦目を見張れば名を呼び駆け寄り、突然の事態に当惑しつつも、如何した、と声を掛け乍らに背を擦る。補修室に残った二匹も彼を心配したのか寝台に乗り上げ、盛んに鳴いたり溢れた涙を舌で拭ったりと忙しなく、)   (2021/5/30 01:27:54)

坂口.ッう …。… 否、違う。違うんだよ。( 己の力不足で大半を死なせて仕舞ったにも関わらず、態々御礼を言いに来て呉れたのか。誰かは友を、或いは番を、或いは家族を亡くしたかも解らないのに。悲しみに溺れ、己に憤怒を燃やそうと是非も無いと云うのに。あの健気で純粋無垢な彼等は、己の為に。そして此処に己を心配して呉れる愛しい恋人と信頼出来る友、可愛らしい管狐が居る。嗚呼何と幸福な事か! 零れ落ちる涙を拭って呉れる狐の頭を撫で遣り宥め、彼の方を向いては力無い笑み、) 今、凄い感動してさ …。… 久し振りに泣いちまった … だけだから。   (2021/5/30 01:33:36)

石川…。そーかよ。( 否定を紡いだ彼に何かと思うも、泣き腫らして不器用な儘の笑みから発せられた回答に刹那硬直。そう言えば狐達に罪悪感を抱いていたのだったか、とつい先刻の様子を思い返せば己も亦微笑し、端的に応えては濃紺を撫で遣る。狐達も己等文豪よりも純粋に司書の力其の物。主が狂ったとて為す術が無かった彼等にとって、主を鎮めて呉れた彼は英雄にも近いのだろうか。なんて思考が回りつつに落ち着いてきた二匹を己も撫でる、)   (2021/5/30 01:40:05)

坂口.ん …。( 彼等はこんな未熟者にも優しくして呉れた。そう感謝される事もしていないと云うのに。唯々純粋な嬉しさとほんの少しの恥ずかしさが胸中を埋め、救われた様な気分に頬は緩まる。彼の手で撫でられ心地好さを覚えては、すり、と擦り寄り、)   (2021/5/30 01:43:24)

石川…。珍しいな。そんなに弱るなんて。( 情緒がやや不安定になっていたらしい。少しずつ涙を収めていく様子を見ては、ぽつ、と思った儘を口にしつつ愛撫を継続、)   (2021/5/30 01:46:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口.さんが自動退室しました。  (2021/5/30 02:03:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/5/30 02:06:06)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/5/30 21:08:32)

石川…。( ぼんやり、) ( 寝起き、)   (2021/5/30 21:09:13)

石川…。眠い …。( ぽてん、)   (2021/5/30 21:24:55)

石川……。( うつらうつら、)   (2021/5/30 21:41:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/5/30 22:01:30)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/6/8 22:39:50)

石川頭回んねえ …。( ゔぅ、)   (2021/6/8 22:40:23)

石川…。( ぐらん、)   (2021/6/8 22:56:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/6/8 23:16:09)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/6/8 23:18:02)

坂口悪い、遅れた …。…。( ソファ座り、)   (2021/6/8 23:18:24)

坂口…。んー、姿変えとくか。( くしくし、)   (2021/6/8 23:22:06)

坂口八丈島って東京なんだな。( ほへ、)   (2021/6/8 23:29:48)

坂口…。( 丸まり、)   (2021/6/8 23:43:06)

坂口…。見てるの、誰だ? 啄木さんか? ( んにゅ、)   (2021/6/8 23:50:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/6/9 00:12:51)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/6/9 00:29:55)

石川ん …。来てたのか、彼奴。( ぱち、) ( ぽけ、)   (2021/6/9 00:30:20)

石川…。向こうか。( のそ、)   (2021/6/9 00:34:35)

おしらせ石川さんが退室しました。  (2021/6/9 00:34:41)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/6/10 23:06:22)

石川…。( ぼんやり、)   (2021/6/10 23:06:51)

石川最近会える時間短くなってるよな …。( 三角座り、)   (2021/6/10 23:10:01)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/6/10 23:12:07)

坂口御免、遅れた! ( どたどた、)   (2021/6/10 23:12:31)

石川!安吾。( ぱ、)   (2021/6/10 23:13:36)

坂口悪い、寝ちまってた …。( ぜ、は、)   (2021/6/10 23:16:07)

石川…。そか。来て呉れて有難な。( ん、)   (2021/6/10 23:18:07)

坂口… 最近、来る時間が遅くなってるよな …。本当、済まない。( ぅ、)   (2021/6/10 23:20:36)

石川否。良い。之も近い内慣れんだろ。( はふ、)   (2021/6/10 23:21:30)

坂口…。十時台に来れる様に、頑張る。(ふー、)   (2021/6/10 23:24:21)

石川好きな時に来れば良いっての。( ん、)   (2021/6/10 23:25:42)

坂口だって、出来る事なら長く話したいだろう。( む、)   (2021/6/10 23:26:38)

石川そーかよ。( ぬ、)   (2021/6/10 23:28:58)

坂口おう。…。寂しがらせちまったら悪いだろ。( 頭掻き、)   (2021/6/10 23:30:28)

石川別に。んな束縛する気もねえから。( はふり、)   (2021/6/10 23:32:13)

坂口…。そうか。じゃあ之は俺の自己満足だな。( はは、)   (2021/6/10 23:35:06)

石川そういうこったな。( こく、)   (2021/6/10 23:36:40)

坂口なら之以上の発言は止しておこう。( ふふ、)   (2021/6/10 23:38:46)

石川是非にも。( ひらん、)   (2021/6/10 23:40:53)

坂口ん。…。( 腕広げ、)   (2021/6/10 23:46:03)

石川…。( とてとて、) ( もすん、)   (2021/6/10 23:46:18)

坂口ん …。( ぎゅぃ、) ( ぽふぽふ、)   (2021/6/10 23:47:18)

石川…。( ぎぅ、) ( ぐりぐり、)   (2021/6/10 23:51:07)

坂口…。( ぎゅみゅ、) ( わしゃわしゃ、)   (2021/6/10 23:52:09)

石川……。( ぎゅうぅ、) ( ぐりぐりぐり、)   (2021/6/10 23:56:21)

おしらせ坂口さんが部屋から追い出されました。  (2021/6/11 00:07:57)

おしらせ坂口.さんが入室しました♪  (2021/6/11 00:07:57)

坂口.…。ん。( ぎゅぅっ、) ( わしゃりわしゃり、)   (2021/6/11 00:08:43)

石川…。( んぎゅーっ、) ( ぐりり、ぐりり、)   (2021/6/11 00:09:41)

坂口.…。( ぎゅむむ、) ( よしよしわしわし、)   (2021/6/11 00:12:16)

石川… ん。( ぎゅ、) ( すりるり、)   (2021/6/11 00:13:03)

坂口.…。( ぎゅっぎゅ、) ( わしゃしゃ、)   (2021/6/11 00:15:07)

石川…。( ぎゅむみ、) ( すりすりっ、)   (2021/6/11 00:16:00)

坂口.…。あったけえ。( ぎゅ、ぎゅ、) ( ぱっ、)   (2021/6/11 00:17:08)

石川……。( ぎゅみ、) ( じ …、)   (2021/6/11 00:18:29)

坂口.…。ん。嗚呼、悪い。( ふ、) ( なでなで、)   (2021/6/11 00:20:24)

石川ん。( ふす、) ( すりすり、)   (2021/6/11 00:20:39)

坂口.…。いや、可愛いな。( くつくつ、) ( よしゃしゃ、)   (2021/6/11 00:23:08)

石川…。( む、) ( するりるり、)   (2021/6/11 00:26:49)

坂口.… ん?如何した。( にふ、) ( よーしよしよし、)   (2021/6/11 00:27:26)

石川何でも。( ふい、) ( すりりん、)   (2021/6/11 00:29:35)

坂口.そうか。( にこ、) ( よしよしゃ、)   (2021/6/11 00:33:04)

石川…。( ぬん、) ( すりりすり、)   (2021/6/11 00:33:45)

坂口.…。( 上機嫌、) ( わしゃっ、)   (2021/6/11 00:34:24)

石川…。( んむ、) ( すりーっ、)   (2021/6/11 00:34:59)

坂口.…。( くす、) ( わしわし、)   (2021/6/11 00:35:26)

石川…。( ふいん、) ( すり、すりすり、)   (2021/6/11 00:37:05)

坂口.…、…。( 唇へ接吻、)   (2021/6/11 00:37:33)

石川ん、…。( 接吻返し、)   (2021/6/11 00:38:38)

坂口.ん、( ちゅ、)   (2021/6/11 00:38:55)

石川…。( ちぅ、)   (2021/6/11 00:39:25)

坂口.…、( ちゅむ、ぺろ、)   (2021/6/11 00:40:19)

石川んぅ、( ふる、)   (2021/6/11 00:41:16)

坂口.…、…。( 頬、瞼、鼻先へ接吻、)   (2021/6/11 00:42:51)

石川んん、( 擽ったさに身動ぎ、)   (2021/6/11 00:43:57)

坂口.…。( 繰り返し啄む様に頬へ何度も接吻を落とす、)   (2021/6/11 00:46:04)

石川ん、んん、( 立て続けに降る接吻の雨に、きゅ、と閉じる双眸、)   (2021/6/11 00:47:52)

坂口.…。( ふと首筋へ顔を埋めれば、ちゅ、と血管へ唇を寄せる、)   (2021/6/11 00:50:55)

石川っ、( 不意の急所への口付けに肩が跳ねる、)   (2021/6/11 00:51:23)

坂口.… ん、( 胸鎖乳突筋付近を執拗に舐め続ける、)   (2021/6/11 01:00:09)

石川や、ぅ …、( 弱点への愛撫に弱々しく拒絶を紡ぎつつ、漏れそうになる声を喉奥で殺す、)   (2021/6/11 01:03:10)

坂口.… ん …。( 全く飽きない様子で舐め続けているもふと、徐に口を離しては今度は柔く歯を立てる、)   (2021/6/11 01:08:17)

石川ッあ、… は、ふ、( ふる、と身体を小刻みに震わせ受身になる最中、硬質なものが柔く首を穿てば呼気に混ざる熱、)   (2021/6/11 01:09:58)

坂口.、、、   (2021/6/11 01:18:04)

坂口.(( 誤送信。打ち直す。   (2021/6/11 01:18:25)

石川(( 急かさねえからゆっくりな。(、)   (2021/6/11 01:18:51)

坂口.…。ん …。( 甘噛みを繰り返せばじゃれる猫の様に気儘に欠伸、)   (2021/6/11 01:19:10)

石川だ、から …。( 繰り返し甘噛みしてきたかと思えば欠伸かます様に、べり、と無理矢理顔を引き剥がす、) スる気もねえのに煽んな、っつってんだろ。   (2021/6/11 01:22:33)

坂口.ん、…。? 何言ってんだ、アンタ。( 目の端に涙滲む視界の中でふと僅に火照った手で引き剥がされては、こて、と傾ぐ首、) 俺は此の儘押し倒すつもりでいたけど。   (2021/6/11 01:24:26)

石川欠伸かましといて何言ってんだ。( 続いたあっけらかんとした言葉に怪訝から眉根が寄る、)   (2021/6/11 01:27:07)

坂口.欠伸は生理現象だから仕方無いだろう。( くし、と目を擦りつつ、) 最近やっと “ 道具 ” が揃ったからさ。試してみたくて。   (2021/6/11 01:30:22)

石川道具って前言ってたやつか。んな大掛かりな事でもすんのか?( 緩慢と瞬きをし平時に近い息を吹く、)   (2021/6/11 01:32:39)

坂口.否。そんなにはしないさ。( ふ、と笑みつつ、)   (2021/6/11 01:35:02)

石川…。そんなにの認識が同じな事祈ってるぜ。( んむ、)   (2021/6/11 01:35:40)

坂口.だと良いな。( んは、) ( がさごそ、と用意し出す、)   (2021/6/11 01:38:58)

石川…。( 何やらいそいそと準備し始めるのを見守る、)   (2021/6/11 01:39:44)

2021年05月28日 22時46分 ~ 2021年06月11日 01時39分 の過去ログ
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