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2021年08月15日 00時52分 ~ 2021年08月20日 00時48分 の過去ログ
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石川お、おう …。そうか …。初手で、何つったか、アテ … アタ、何ちゃら。弓使いの女出たから其報告したら、先人達から孔明良いぞで孔明交換しちまったんだよ。( んぬ、)   (2021/8/15 00:52:18)

坂口お、其で正解だ。偉いな啄木さん。孔明は今回の配布キャンペーンで注目株だったからな。後初手で出した弓使いの女はアルテラの事だな。( よしよし、)   (2021/8/15 00:55:44)

坂口あ、違うな。アタランテか。(、)   (2021/8/15 00:56:34)

石川ん。そうなのか。確かに使い易いだの誰とでも合わせ易いだの言われてたけどよ。んでそうだ、アタランテだ。彼奴凄えクリティカル出すのな。( ふす、) ( すりり、)   (2021/8/15 00:57:45)

坂口そう! 孔明は其の名に恥じない程優秀な星5鯖なんだ。戦闘に於いて最も重要なNP配布に付いては最適、且つカードの色に依存せず、加えてどんな鯖と合わせても強い! 初手でゲットしておいて損は無い良い鯖だぜ。( ふんす、) おー、そりゃアンタの編成が上手いんだな。因みにアタランテはそこそこ強い方だぜ。( ふは、) ( よすよす、)   (2021/8/15 01:06:14)

石川そ、そうか。思ったより良心的な感じに教えて貰ってたのな。大事にしよう。( うむ、) 強い奴なのか?当てて正解だったぜ。あ、後な。出たんだよオベロンって奴。元ネタがシェイクスピアだし絵師が羽海野チカだってんで欲しかったんだよ。( ふんすふんす、) ( すりり、)   (2021/8/15 01:08:41)

坂口大事にしてやれ。鯖は戦闘に出す程絆レベルってのも上がるし、聖杯って奴を遣ると更に強くなるぜ。( ふふ、) え、星5出したのか!? よ、良くすり抜けとか起きなかったな …。… えと、オベロンは新クラス「 プリテンダー 」の星5サーヴァントだ。スキルも多いし宝具も強いから育てて損は無えぜ。( 汗、) ( よしゃり、)   (2021/8/15 01:15:55)

石川聖杯ってのは溜めた方が良いらしいのも聞いたぜ。( こく、) お、おう。何か出たんだよな。新クラスなのは後から知った。早速レベル上げられるだけ上げたぜ。( こくこ、) ( するりり、)   (2021/8/15 01:19:18)

坂口おう。聖杯っつうのは所謂上限解放素材でな。各特異点クリア後に貰えるもので、ストーリー上でも此の聖杯が重要な役割を担って来るんだ。聖杯は特異点をクリアしないと貰えない、つまりは超レア品。之を捧ぐっつう事は、相当な覚悟を持たないといけないんだぜ。( ふ、) そうか …。…。あのな、啄木さん。先に言っておく。FGOのガチャの倍率は比喩抜きでゴミだからな。( ばっさり、) (、)   (2021/8/15 01:26:21)

石川んな少ねえのか。確かにそりゃ慎重にならねえとだな …。( うげ、) 其は散々聞いたしオベロンガチャ引くっつったら武運祈られたぜ。けど来たんだよ。其も二枚。無料で。もしかして之って可笑しいのか?( うぬ、) (、)   (2021/8/15 01:28:26)

坂口ああ。だから育成頑張りに頑張って、一通り何人かの鯖を育てておいて、操作やゲーム性、鯖毎の向き不向きが理解出来た頃。慣れた頃に聖杯を捧ぐのを御勧めする。勿論、自分の好きだと思う鯖に捧げても良いけどな。( に、) ピックアップガチャで該当鯖の来る確率が0.4%だぞ? 来るわけねえよ。…。おう。可笑しい。其の内爆死したマスターの霊に襲われる。( こくこく、) (、)   (2021/8/15 01:31:56)

石川成程な。軽率に使わないようにだけ気を付けときゃ大丈夫そうか。( こく、) ピックアップされて0.4は厳しいな。まあ実際、FGO勧めた先人達に報告したらガチャ運寄越せって詰め寄られた。然も其の前に姫鶴も出したしな。( ん、) (、)   (2021/8/15 01:34:00)

坂口ああ。…。そうだ、アンタが良けりゃクラスの説明とか、引いといた方が良い鯖とかの説明しようか? ( には、) アンタ …。ツイてるにも程が有るぞ。其の内刺されるんじゃねーの。( うげ、) (、)   (2021/8/15 01:36:24)

石川否。長そうだから止めとくぜ。ちらっと見たけど結構在るしな。( ふる、) まあ夜道気を付けとけよとは。( んぬ、) (、)   (2021/8/15 01:37:49)

坂口あ ~ …。まあそうだな。ゲームしてるなら慣れる方が早いか。取り敢えず名前位は紹介しておこうかな。   (2021/8/15 01:40:07)

坂口( うず、) ( 切れた、) おう。本当に気を付けろ。( 汗々、) (、)   (2021/8/15 01:40:36)

石川説明したいんだな。解った解った。( ひらん、) 其所迄か?( んん、) (、)   (2021/8/15 01:41:20)

坂口お、良いのか? なら御言葉に甘えて。… 先ず一つ目は “ セイバー ” だな。代表的なクラスの一つで、先刻言ったアルトリアなんかが其のクラスに該当するぜ。ランサーに強くアーチャーに弱いのが特徴だ。( ふす、) 司書の友達が或る一体の星5鯖を出す為に課金して周回地獄に陥って迄苦節半年を過ごし血涙流して泣き叫んでた話するか? ( 死んだ魚の眼、) (、)   (2021/8/15 01:46:16)

石川剣持ってる奴だろ。結構敵で見掛ける。( こく、) う、うわ …。( ぶる、) (、)   (2021/8/15 01:48:08)

坂口おう。んで、次がアーチャー。弓兵のサーヴァントだ。先刻言ってたアタランテとか、有名どころだとエミヤやギルガメッシュなんかがそうだな。セイバーに強くランサーに弱いのが特徴だ。( ふすん、) …。FGOの倍率は本当に、本当に比喩抜きでゴミだ。だから今回の配布イベは正に天からの贈り物。神からの恩寵に値するんだ。( にっこり …、) (、)   (2021/8/15 01:52:10)

石川ギルガメッシュは何となく知ってるぜ。金髪赤目で態度でけえ奴だろ。( ふむ、) そ、そんなになんか …。知らなかったぜ。( ぅ"、) (、)   (2021/8/15 01:55:10)

坂口ああ。因みに川端さんと声似てるんだぜ、彼奴。…。で、御次は “ ランサー ” 。槍兵のサーヴァントで、代表的な鯖はクーフーリンとか。アーチャーに強くてセイバーに弱いぜ。で、今紹介した三つのクラスは通称 “ 三騎士 ” 。此処は三すくみになってるから参考迄に。( ふー、)   (2021/8/15 01:58:35)

石川三騎士とか呼ばれてんのは初耳だぜ。ランサーっつったら此の間ワルキューレってのが二枚来たっけか。( ふむり、)   (2021/8/15 02:03:55)

坂口へえ、良いじゃねえか。ランサーは強い奴は強いから育ててみてな。…。そんで、こっからは “ 四騎 ” のクラスについてだ。先ずは “ ライダー ” 。騎兵のクラスで、代表的なのは司書の推しのオジマンディアスやらだな。キャスターに強くて、アサシンに弱いぜ。( ふすっ、)   (2021/8/15 02:11:34)

石川…。悪い安吾。時間が時間だからか頭に入って来ねえ。( うぐ、) (、)   (2021/8/15 02:12:28)

坂口え? 嗚呼済まん啄木さん、夢中になっちまってた。後は此奴を見たりして呉れ。俺の説明より役に立つ筈だ。( 汗、) (、) 【 https://appmedia.jp/fategrandorder/768578  (2021/8/15 02:14:42)

石川…。んれ。プリテンダーは書かれてねえのな。( こて、)   (2021/8/15 02:18:20)

坂口嗚呼、最近追加されたクラスだからだと思うぜ。後此の相関図に記載されてないクラスも沢山居るしな。プリテンダーも其の眷属なのかも知れん。( ふむ、)   (2021/8/15 02:21:20)

石川よく解んねえけどそうなんだな。( ぽけ、)   (2021/8/15 02:23:34)

坂口ああ。因みにFGOには実装されてないが、Fateに於いての「 石川啄木 」のクラスはアサシンだそうだ。( ふむり、)   (2021/8/15 02:28:15)

石川?如何云う事だよ。( ぬ、)   (2021/8/15 02:29:48)

坂口アンソロジー的な奴で居るんだよ。FateはFGOだけじゃなくて、漫画やアニメ、小説迄幅広く活躍してるからな。( うむ、)   (2021/8/15 02:34:57)

石川そ、か。( きょとん、)   (2021/8/15 02:36:01)

坂口おう。で、宝具名が全Fateキャラ最長。( ふ、) (、)   (2021/8/15 02:39:01)

石川…。そか。( ん、)   (2021/8/15 02:39:24)

坂口然も日焼けした短気な女の子だからな ~ …。…。( なでなで、)   (2021/8/15 02:43:39)

石川ん。んだよ。( んに、) ( すり、)   (2021/8/15 02:44:27)

坂口否。撫でてみたくなって。( よしよし、)   (2021/8/15 02:48:17)

石川意味解んねえって。( んん、) ( するすり、)   (2021/8/15 02:48:52)

坂口突発的なモンだから俺も意味解ってない。( よしゃよしゃ、)   (2021/8/15 02:50:44)

石川結局何時ものじゃねえか。( んー、) ( ぐりっ、)   (2021/8/15 02:51:06)

坂口とか言いつつ擦り寄ってんのな。( ふはっ、) ( よーしよしよし、)   (2021/8/15 02:53:22)

石川…。るっせ。( む、) ( ふるるん、)   (2021/8/15 02:54:34)

坂口はは、照れ隠しすんなって。( けらら、) ( ぱっ、)   (2021/8/15 03:01:03)

石川…。( むむ、) ( ぷいっ、)   (2021/8/15 03:01:58)

坂口まーた顔逸らしてやんの。( くは、) ( 背後から抱き締め、)   (2021/8/15 03:10:06)

石川ん。…。( 身動ぎもそもそ、)   (2021/8/15 03:10:44)

坂口…。( 頭頂に顎置き、のんびり、)   (2021/8/15 03:12:13)

石川んん、( ふるん、) ( もそそ、)   (2021/8/15 03:12:38)

坂口…。( がっちり抱擁済み、) ( 動じない、)   (2021/8/15 03:15:47)

石川ぅ"、…。( 身動ぎ身動ぎ、)   (2021/8/15 03:16:10)

坂口…。( 至極のびのび、)   (2021/8/15 03:19:29)

石川ん" ~…、( もぞもぞ、)   (2021/8/15 03:20:51)

坂口…。( ふむ、)   (2021/8/15 03:23:47)

石川…、…。( もぞ、もそ、)   (2021/8/15 03:24:55)

坂口…。( やや背を丸め、耳を舐め上げる、)   (2021/8/15 03:27:31)

石川ん、ッうあ"、!? ( 不意に顔が近付いたかと思えば舐められ、驚嘆から出る素頓狂な声、)   (2021/8/15 03:28:42)

坂口…。ん。( 途端に上がる上擦った声にくつくつと笑えば、其の儘に耳の縁を舌の先でなぞる、)   (2021/8/15 03:31:03)

石川ンゔ、ッ …、ん、だよ … ッ、( 笑声が聞こえた直後には追撃が入り、身震いしつつのやや覇気の無い噛み付き調子、)   (2021/8/15 03:32:22)

坂口ん ~ ? アンタが、もぞもぞしてっから。収まるかな、と … な。( 耳朶にキス、耳の裏を舐める等して軽く弄ぶ中で彼の覇気の無い問いには薄く艶笑、)   (2021/8/15 03:38:56)

石川其の気もねえ、のに、煽んな、… ! ( 直ぐ耳元で聞こえる水音と息遣いに、微かに呼気へ熱が混じり乍ら依然として抵抗、)   (2021/8/15 03:41:11)

坂口ははっ。… まあ、旅行も控えてるし、な …。( 未だ身動ぎを止めない彼の言葉に敢えて素直に頷いては、最後に首筋へ顔を埋め酷く目立つ箇所をキツく吸い上げてから解放。舌なめずりをしつつの満足顔、)   (2021/8/15 03:45:26)

石川ン"ゔッ、~~… ! ( 肯定の割りには止めない彼に内心舌打ちを打つも、急所への吸い付きに小さく震えては軈て解放され、ぺたん、と座り込む、)   (2021/8/15 03:47:00)

坂口おいおい、大丈夫か? ( 解放するなり座り込んで仕舞った様子に喉を鳴らしつつ、側に座っては頬を撫でつつ痕を確認。誰からでも目視出来る程、鮮明な赤色に咲く鬱血の花に満悦の笑み、)   (2021/8/15 03:51:12)

石川…、…。最 ッ 悪 … ! ( 未だに荒い息を断続的に吹かしつつに撫でる手へ首を振り反発しては、すっかり涙目乍らも睨み付ける小麦色、)   (2021/8/15 03:54:11)

坂口… ! ( 勢い良く横に振れる啄木鳥色を見て、そして軈て向いて来た顔。雪肌が赤く染まり上がり、キッと強気に此方を睨み付ける小麦色には涙が浮かんでいる。其の余りにも唆られる表情に無意識に嗜虐的思考から口角が歪に吊り上がる、)   (2021/8/15 04:01:22)

石川ぁに笑ってやがんだ!( 己は精一杯不服を露にしたつもりでも彼には何に見えたのか、歪んで吊り上がる口角に背筋へ走るものを感じれども気丈に吠えてみせる、)   (2021/8/15 04:03:21)

坂口… ッはは … ッ。だって、アンタが …。( 目の前で吠える彼の其の姿すらやけにどろついた様に愛おしくて堪らなく、肩を揺らし笑いつつに、) … あんまり美味そうな顔で、見て来るからさ … !   (2021/8/15 04:06:37)

石川はッ、食う気なんざ端からねえだろ。( 彼が何やら高揚しているのは理解した上でも先刻の問答が有り、嘲笑気味に返してやれば顰む眉、)   (2021/8/15 04:09:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/15 04:26:53)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/15 04:30:25)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/16 14:17:35)

坂口よう!テンションの高い御前等の落伍者、坂口安吾だぜ! ( 独り言、) (、)   (2021/8/16 14:18:22)

坂口後は待つのみか。楽しみだな。( ふんすふんす、) ( キャリーバッグからから、)   (2021/8/16 14:24:44)

坂口キャリーバッグ? キャリーケースだな。(、)   (2021/8/16 14:25:08)

坂口…。( ふすす、)   (2021/8/16 14:33:52)

坂口ん ~ …。( のびっ、)   (2021/8/16 14:49:01)

坂口…。( ぽけ、)   (2021/8/16 15:00:47)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/16 15:01:17)

石川はよ …。凄え寝てた。( くあり、)   (2021/8/16 15:01:34)

坂口! 啄木さん、良く来たな! ( テンション高、) (んぱっ、)   (2021/8/16 15:04:25)

石川元気だな御前 …。( ぬん、)   (2021/8/16 15:05:55)

坂口こちとら今日を登校日だと間違えて七時半に起きたんだぞ。御陰で旅行への準備が捗ったの何の …。( とほほ、) (、)   (2021/8/16 15:06:55)

石川そら亦早起きなこった。( ふあり、) (、、)   (2021/8/16 15:08:20)

坂口おう。で、啄木さん。早速行こうぜ。皆待ってっからさ。( にし、) ( 立ち上がり、)   (2021/8/16 15:09:19)

石川ん。おう。此方ももう行くばっかだぜ。( こく、)   (2021/8/16 15:11:44)

坂口良し! なら行こう。駅に。( 鞄と諸々の荷物を持ち部屋を出る、)   (2021/8/16 15:16:48)

石川ん。( 大して己は肩掛け鞄一つの身軽格好で後に続く、)   (2021/8/16 15:17:50)

坂口駅っつっても直ぐ近くなんだが …。っと。( かち、と転送装置の釦を押しては周囲の風景は例の如く変化し、次には山を背にした古びた廃駅の様な場所に辿り着く。其の雰囲気にそぐわない騒がしさと熱気は既に到着した文豪達のものだが、) じゃ、列車が来る迄待つか。   (2021/8/16 15:25:07)

石川…。( 転送部屋から移動した場所は、所謂寂れた古い駅と云った場所。閑散とした空間に見合わず賑やかな文豪達の声を聞きつつ、こく、と頷きを以て応える、)   (2021/8/16 15:29:06)

坂口其にしても暑いな …。啄木さんは平気か? ( わいのわいのと騒ぐ数多くの文豪達を遠い目で見乍ら、近場の壁に凭れては一息。後に彼へ質問を飛ばす。百人程度の人数が集まってもやや煩い程度にしか感じないのは果たして性分か、将又慣れか、)   (2021/8/16 15:33:26)

石川ん?…。普通に暑いっての。( 先刻迄涼しい空間に居たが為に鈍っていたが、じわ、と包む暑さで少しずつ外気温が輪郭を得る。は、と息を吐いた頃に飛んできた問いに緩慢と瞬きをしては緩な回答、)   (2021/8/16 15:38:08)

坂口ははっ、だよな。( じーこ、じーこ、と響く蝉の声。時雨にも似た絶え間無い真夏の大合唱は更に皮膚をこんがり灼く様で、日陰で涼みつつに汗を落としているとふと、そんな空間に鶴の一声の如き汽笛音が響き渡る。車輪の回る音に鉄が揺れる音。来たか、と顔を上げては駅に到着した列車を見遣る。車両数は二両、錆びた車体は焦茶色で、然し汽笛はもくもくと入道雲の如く立ち上っていた、)   (2021/8/16 15:42:10)

石川…。( けたたましい蝉の声が耳を突く度に暑さが内側から焼く様で、頬を滑る汗を拭った頃に蝉の声より大きな汽笛が鼓膜を劈く。懐かしいとも思える程の特有の音がする方向へ目を向ければ、之亦年期が入り古びた蒸気列車がやってきた。夏の影の様、なんてぼんやり思考しては姿勢を戻すも、屋根の加護から外れた先に見える強い陽光に微かに躊躇う、)   (2021/8/16 15:47:45)

坂口…。うし! 行こうぜ、啄木さん。( 汽車が駅に到着すると場の騒がしさは一層強まり、わいわいと燥ぐ面々や扉が開いた側から乗り込む者迄大勢の人影が動き始める。然し隣の彼は動かず、然し行きたそうではある様子。其処で思い立ったのは鞄に入れておいた筈の道具の存在で、手早く取り出しては片手に持つ。取り出した、つばが大きな元気一杯の麦藁帽子を彼へと被せてから上記と共に笑みを浮かべては、)   (2021/8/16 15:52:09)

石川んわ、…。おう。( 後一歩が踏み出し難い、なんて思考した時不意に何かが頭に被さる。何だと思い触れてみた其が麦藁帽子だと解り、くつ、と喉奥を鳴らし笑い遣れば帽子を被り直してから彼に続き列車に乗り込む、)   (2021/8/16 16:01:07)

坂口… ん ~ ! 涼しいな! ( 粗方人が乗り込んだ後に乗った所為か騒がしさは変わらないものの、彼と共に乗り込んだ列車内は非常に涼しく。そして十分な広さと大きさが在り、之は良い、なんて独り言。空いている席を探すべく荷物を担ぎキョロキョロと辺りを見回しつつ、)   (2021/8/16 16:11:09)

石川だな。古臭えから冷房ねえかと思ってた。( 入るなり涼風が躯を駆け抜けていき、温度差に少しばかり身震いするも帽子を外し己も周囲を見回す。軈て二つ分の空席が見付かれば彼の腕を引き、指で指し示しつつに席へ向かえば窓際に腰を下ろす、)   (2021/8/16 16:14:11)

坂口俺も。良いなあ此の雰囲気。( 彼が指し示した席へと座り、ふー、と亦息を吐く。暑さから解放された躯が容易に安息を求めるものだから、と云うのは屁理屈か。軈て文豪や司書が全員乗車したのを皮切りに、窓の外の景色は変化する。発車したらしい。がたんごとん、と線路をの上を疾る音と共にふと、きらきら、と視界に流れる流星じみたものを見ては目は瞬き、思考する暇も無く予想外の展開が巻き起こる。確かに山奥の光景が青々と広がっている窓の外が、何処かの都会の街を上空から見た風景に変わっていたのだ、)   (2021/8/16 16:24:11)

石川…。( 席に着き暫くした頃、がたん、と音を立て列車が動き出す。少しずつ後ろへと流れて行く景色も加速していき、心地好い揺れと穏な景色が現状を報せる。だが唯退屈だった山の風景が段々と変貌。浮かんでいる?と思考が素頓狂な声を上げた頃には街が下の方に見え、之では列車と言うよりも、と現実では有り得ない光景に瞠目する、)   (2021/8/16 16:27:27)

坂口…。… だから『 銀河号 』か? ( 窓の外を見たほぼ全ての文豪が、わあっ、と声を上げて瞠目やら驚愕やらしているのを背に、己も亦街を空から見下ろす。其処で不意に追走したのは汽車に乗る前に見た列車の名前らしきもので、小さく呟いては慣れない光景に肩を竦める、)   (2021/8/16 16:30:01)

石川かも、な。凄え …。( 銀河鉄道の夜、にしては余りにも現実味を帯びている光景に緩く瞬き。だが現実離れしている点に関しては日常と何ら変わらず、ざわめきをBGMに風景へと視線を注ぐ、)   (2021/8/16 16:32:57)

坂口…。あ、( 街を空から見下ろすなんざ死んでからやったとしても憶えていないだろう。くつくつと笑いが込み上がって来るのは純な楽しさ故で、窓を開けてみようか、と思って手を伸ばした時には亦窓の外の四角い世界は色を変える。瞬間移動の一種か? とやけに冷静な思考をするも束の間。次の瞬間、窓の外へ広がったのは一面のエメラルドグリーン。正に南国の楽園を思わせる、広大な珊瑚礁。水平線の向こう迄澄み渡る綺麗な綺麗な碧色をした大海が、其処には広がっていた、)   (2021/8/16 16:39:13)

石川ッ!…。!( 不意に弾ける様に視界が変わった。突如として目に飛び込む目映さに目が眩み、ふるん、と首を振った頃にはビル街が広大な海と砂浜に変わっていた。ちか、と眼窩を突き刺す乱反射が未だに痛いものの此処迄綺麗な海も見た事も無く、嘘臭い、なんて感想が飛び出す程、)   (2021/8/16 16:43:41)

坂口…、…。あ、啄木さん。あれじゃないか? ( きらきらと輝く海。白い砂浜。上空から見た、正に南国の楽園。至極の憩い場。短く短く思考を切り取るしかない程の絶景に絶句し掛けるもふと海の向こう側に見えたぽつんと浮かぶ一つの島に目は行く。視認出来るだけでも其処には山、そして豪華なホテルの様な建物が見える。ほぼ間違いないと確信を持ちつつも窓を開け指差し、香る潮風に身は思わず震える、)   (2021/8/16 16:48:58)

石川あれが山猫の、か。( 此の為だけに用意しました、と言わんばかりの様を見詰める最中、ふと彼が指摘した先を見れば己も同様のものを視認する。解り易い佇まいだ、なんて内心に呟けば後は海風に身を浸すのみ、)   (2021/8/16 16:51:32)

坂口だろうな。( 列車内を包む歓声と期待の声。騒がしいのは嫌いでは無い為にるんるんと気分を弾ませつつ、目を細め後は到着を待つばかりと海風に吹かれる、)   (2021/8/16 16:56:07)

石川…。( 到着が近くなってか賑やかさが明らかに増した。浮き足立っているのだろう、と推察するに容易く、己も亦大きく伸びをしては少しばかり固まった躯を解す、)   (2021/8/16 17:02:23)

坂口…。( 軈て列車は島へと接近する。近付けば近付く程増す騒がしさに此方も愈々とばかりに心躍るもので、薄く微笑んでは同じく伸び。心地良い潮風が肌を撫でる内は時間が経つのが早い。ので、其の後数刻程度で到着。からんからん、と鐘の音が響いたと共に周りの文豪は下車し出す、)   (2021/8/16 17:08:10)

石川んじゃ、俺様達も出るか。( そう待たずして列車は緩に速度を落とす。停止し扉が開いた次の瞬間には外へと流れ出す人々を横目に声掛けを一つ、)   (2021/8/16 17:16:48)

坂口そうだな。出よう。( 荷物を持ち直した時丁度彼から声が掛かり、こく、と頷くと人の波が落ち着いた辺りで立ち上がり降車。途端、文明より離れた暑さと其に負けない涼しい潮風が五感を撫でる様に通り抜ける。さく、と踏んだ地は白い砂浜、)   (2021/8/16 17:18:57)

石川ん、…。( 外に出るなり、車内と相反して強い日差しと蒸し暑さが襲い掛かってくる。だが次の瞬間には潮風が緩く流して行くのを感じる。砂浜を蹴れば白へと手を伸ばし、僅かばかり掻いてみる、)   (2021/8/16 17:23:05)

坂口…。ふは。( いざ其の地に降り立ってみると、正に其処は存分に羽を伸ばせそうな場所で。ベンチやビーチパラソルの並ぶ海岸はきらきらと目に眩しく、目の前に見えるホテルは豪華絢爛且つ味のある建物。こうも理想に適った楽園が在って良いのか、と北叟笑む中で、隣でしゃがむ彼へと一笑、) 如何だ? さらさらしてっか?   (2021/8/16 17:31:25)

石川ん。…。まーな。( さら、さり、と砂と戯れていると彼が声を掛けてくる。被った麦藁帽子に隠れ表情は見えない乍も笑んでいるのは伝わるもので、簡素な返答を口遊べば立ち上がる、)   (2021/8/16 17:32:55)

坂口そか。( 見るからに触り心地良さそうな砂浜。寝転がってみたい気持ちも有るが抑え、ふ、と笑んでは、) なあ啄木さん。部屋に荷物だけ置いて来て早速泳ごうぜ。折角こんな海が在るんだしさ。   (2021/8/16 17:41:35)

石川おう。そうだな。( 手に残った砂を払った頃、彼から提案が掛かる。広大な海を前に我慢しきれないのは目に見えるもので、ふ、と笑い快諾。一足先にホテルの方へと歩み出す、)   (2021/8/16 17:45:46)

坂口ん。( 沢山の人の声がする。広がる青空と澄み渡る大海原の、何処迄も純な青色に重なる彼は酷く儚げで綺麗だった。其の笑みに思わず手を握りたい衝動に駆られては然り気無い風に手を取り、足早にホテルへと向かう、)   (2021/8/16 17:51:23)

石川…。( 一つ先を行くも直ぐに追い付いた彼が己の手を取り早足で向かって行く。歩幅が違う己はやや駆け足気味になる形で手を握り返し後を追う、)   (2021/8/16 17:54:02)

坂口…。っと。( ホテルに入ると、其処には異様な光景が広がっていた。否、ホテルの内装自体には何の変哲も無く、寧ろシックで落ち着いた色調が図書館を思い出させる程なのだが、其処に居る存在が異質だった。話には聞いていたが、矢張り其処には二足歩行の大きな山猫が居たのだ。エントランスに入ると山猫が荷物を預かると言って来たもので、少し困惑するも荷物を預ける事に。ホテルマンが山猫か、と少し苦笑が浮かびつつも之で身軽になった。肩から掛けた鞄を持つと、) 却説。其じゃ俺は彼奴等を探して来ないとな。   (2021/8/16 18:04:12)

石川…。猫、だな。( ホテル内部亦涼しく、落ち着いた色調は己等が所属する図書館を彷彿とさせ落ち着くもの。だが受付だのと従業員だのが二足歩行の大きな猫で有り、ぽつ、と呟くも己は静観。他必要な荷物は司書が一括管理している為己の荷物は肩掛け鞄しか無く、彼が荷物を預け終えたのを見ては彼の言葉に亦頷く、)   (2021/8/16 18:07:44)

坂口だな。… で、彼奴等はと …。… ん。あ、居た居た。( エントランスにはもう着替えを終え今にも泳ごうとしている者、取り敢えず腰を休めゆっくりしている者が居るが、矢張り大半の文豪は海水浴を目的として盛り上がっている。其の人混みの中から見付けた赤髪やら三つ編み、矢鱈長身の男等、友の居た方を見ては一言。彼の方へ振り向きつつ、) じゃあ啄木さん、俺は着替えて来るから。亦後で合流しようぜ。   (2021/8/16 18:17:29)

石川おう。亦後で。( 軈て見えた目的の人物に己も頷けば似た言葉を返し着替えに向かう。とは言えども特段特別なものを用意した訳では無く、普段と差して色が変わらない膝丈ズボンに赤く半袖のパーカーを羽織ったのみ、)   (2021/8/16 18:22:37)

坂口…。うん。こんなモンか。( 先ず合流した三人と共に更衣室へ向かう。特有の香りや蒸し暑さに矢張り海は之でなくてはと伸びをする中で、手早くパッパと着替えて仕舞う。指鳴らしで女体化すれば女物の水着を身に付け、海に行く迄はと白い薄地のTシャツを上に着る。水着はごく普遍的な黒いビキニで、変わっている所と言えばパンツの部分に何時もの腰布を模した薄い布を巻き、其処へ烏の羽を象った飾りを付けた事。無頼派共通でと創った飾りが海に流れないと良いのだが、と思いつつ、仕上げに心臓へ浮かぶ刺青を二の腕に移動させて着替え完了。更衣室から出ては小さく伸びをし軈て啄木鳥色を見つける、) おーい啄木さん、着替えれたぜー。   (2021/8/16 18:30:21)

石川…。( 可也手早く着替え終えて仕舞った所為か先刻の場所に戻れども彼の姿は無い。女の姿になっている想像もしていなかったが為に、先に行ったのだろうか、と短絡的思考が回れば一足先に海の方へ。海は良く来たものだが此処はだいぶ違う、なんて少しばかり過去へ浸れば冷たい水へと足先を浸す。後ろから来ているらしい彼の声には細波や賑わう声で聞こえず、細く息を吸い込めば海の中へ、)   (2021/8/16 18:45:27)

坂口あ、…。ふは。抑え切れなかったんだな。流石啄木さん。( 一度呼んで見たものの彼は陽の当たる場所へと歩いて行って仕舞った。然し熟湧き上がるのは彼への愛情一つで、くす、と笑んでは上記を呟く。次に着替えを終わらせた赤髪の少女に因って躯中に日焼け止めを塗りたくられた後に色眼鏡を携え彼の元へ駆けて行く。後ろから吃驚させるつもりでやや駆け足気味に、)   (2021/8/16 18:50:16)

石川…。ん。( 透明度の高い水の中は一度入って仕舞うと冷たさは緩まり、代わりに程好い温度が羊水が如く体躯を包む。海とは万物の母とはよく言われたものか、なんて遠くに追想しては更に深い場所を目指す。勿論今はシュノーケルだとかも無い完全生身の状態。自らへの微々な干渉で目の痛みは無くしたにしろ酸素の問題は付き纏うもので、少しずつ肺が訴え掛けるのを聞けども矢張後ろからやってくる彼に気付かない儘に小魚と戯れる、)   (2021/8/16 18:58:16)

坂口…。( 海辺を駆けてみると素足に感じる砂の熱さは中々のもので、故に軽やかな足取りで海水に足を漬ける。ざざ、と緩く波打つ極めて透明度の高い海水は周囲の温度の高さと相俟って程好い温度になっている。強制的に浮輪を装着させられ遅れてやって来た赤髪の少女と共に泳ぐ啄木鳥の背後に忍び寄っては、海面から見える赤い背に手を伸ばし水中でぺんぺんと叩いてみる、)   (2021/8/16 19:02:08)

石川?…!( 何処迄潜ろうか、何処迄なら行けるのか。海底迄見えて仕舞いそうな程に透き通る水から下を眺めていると不意に背を叩かれる。漸く水面から顔を出し、ぷは、と息を吐き首を振ってから振り返れば何故か女体の彼と赤髪が居る。そう言えば何をとち狂ったか女物の水着を買った宣言をしていたか、と時間差で思い出せば特に驚く理由も無く、) 悪い、遅れて来てたんだな。先に行ったかと思って潜ってたぜ。   (2021/8/16 19:09:25)

坂口よう、啄木さん。…。ははっ、おう。待たせて済まなんだな。( 予想通りに吃驚仰天と云う訳には行かなかったが、不意を突く事には成功したので良しとしておいて、にし、と其の言葉に笑み頷きで返しては元気に泳いでいたらしい様子に満足の頷き。其にしても綺麗で心地好いものだ、なんて伸びをしつつにふと軽口を、) どーだ此の服装。大人の色気って奴が出てるだろ ~ ?   (2021/8/16 19:14:59)

石川ん。…。色気が如何のは見ねえけど似合ってんじゃねーの。( 然し水面に上がると日差しが矢張り痛い、と茫然自失気味に思考する最中、軽口調子の問いへはさらりとした返答。元より彼の容姿に興味が無いと宣言した以上語る事は無いが色合いにしても似つかわしいもので、そんな考えから服装を肯定しては再び海中へと潜る、)   (2021/8/16 19:17:53)

坂口ふは、そうかい。黒は似合ってると思うんだがなあ。( 彼の素っ気無い返事はもう慣れたもの。然し少しでも褒めて呉れると素直に嬉しいもので、口角が緩まっては潜って行った彼を見て亦微笑。己はと言えば彼と共に泳ぐ他に此の太宰治と云う水回りに注意せざるを得ない存在の世話をしなければならず、一先ず腰迄浸かっては浮輪を付けた友の手を引っ張ってちゃぷちゃぷ泳ぐ、)   (2021/8/16 19:21:18)

石川…。( 彼が付いて来ないのは知れた事。太宰の面倒を見るで在ろう事は知った事が故に特に何も思わず、潜水すれば珊瑚達へと辿り着く。此処のは白くはなっていないらしく色とりどりなもので、同じく極彩色の魚達が泳いでいるのを見ては触れてみたりと、)   (2021/8/16 19:23:53)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/16 19:41:46)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/16 19:48:18)

坂口…。良い天気だな。( 下半身を包む仄暖かい海水の何と気持ちの好い事か。徐ろに空を見上げそんな事を思いつつ、空にも広がる澄んだ青色が色眼鏡に反射し映るのを其の儘に一言。感嘆の溜息が出て仕舞う程だ、と一人薄く笑んだ後には亦友の様子を見つつに彼が泳いでいる姿を見て微笑ましいとばかりに笑う、)   (2021/8/16 19:50:58)

石川…。( こぽ、こぽり、と微かに耳元で弾ける泡の音が緩く鼓膜を揺さぶる。場合が場合で無ければ此の儘揺蕩うのも悪くは無いと感じるものの、酸素が永遠に続く筈も無く、ゆるん、と旋回してから浮上する、)   (2021/8/16 19:56:45)

坂口…。ん。御帰り。水の中の広ーい世界は如何だった? ( 潮風に揺られて浮輪がぷかぷかと移動する。のを、付属の縄で引き留めつつに太陽を色眼鏡越しに見ているとふと、気泡が海面で弾ける音が聞こえて振り返る。見ると鮮やかな啄木鳥色が浮上して来ており、泳いで近寄れば其の顔を見上げ笑いつつの細やかな問い、)   (2021/8/16 20:01:25)

石川ッは。…。ん。綺麗なもんだけど矢張り、慣れた海じゃねえな。( ふるるん、と首を振り軽く水気を飛ばした所に彼が寄ってきた。感想を訊ねられては少し思案するも回答も簡潔なもので、ひらん、と隻手が揺れては其の場に浮き続ける、)   (2021/8/16 20:05:45)

坂口へえ、そうか。ま、そりゃこんな豪華な海じゃあな。アンタが死のうとした海には程遠いか。( 帰って来た彼への問いは矢張り簡潔な答えで返された。想定内と云えば想定内の反応に喉奥を鳴らしつつ、ふと追憶しては、) あ、そうだ啄木さん。一寸間食食いに行かねえ? 檀が肉焼いて呉れてんだよ。   (2021/8/16 20:10:07)

石川お、良いな。丁度小腹空いてきてんだよ。( 不意の言葉に緩く瞬きをするも軈て、自らのコンディションを自覚すれば応諾。間食にしてはガッツリしたものだが、と脳内の呟きは無視、)   (2021/8/16 20:12:15)

坂口よしよし。なら行こうぜ、俺等が食う前に無くなっちまうかもだからさ。( 彼の快い頷きにからりと一笑しては地に戻るべく砂浜目指して水を掻き分け泳ぎ出す。勿論浮輪の綱は確り握った儘、)   (2021/8/16 20:17:35)

石川おう。( 彼の後に続く形で泳ぎ行けば軈て、砂浜に立ち上がり人集りの方へ近付いて行く、)   (2021/8/16 20:24:59)

坂口ん。( 海から上がれば彼の手を取り良い匂いのする方へと歩いて行く。垂れる水滴が白い砂を湿らせつつ、軈て人集りの中へ辿り着けば白い水着姿で調理を行っている友を一瞥、)   (2021/8/16 20:27:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/16 20:45:18)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/16 21:07:03)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/16 21:08:04)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/16 21:32:04)

石川嗚呼居た。よう檀。俺様達の分残ってるか?( 彼が手を引く儘に向かえば軈て、矢張り女の姿にはなっているものの目的の人物を発見すれば緩く揺れる隻手、)   (2021/8/16 21:33:43)

坂口「 ん。嗚呼二人共。待ってたぜ。( 泳ぎに行った兄烏二人を他所に、抑日焼けに弱い為ビーチパラソルの一つを陣取る三つ編みの末弟と皆の腹を満たすべく料理に勤しむ己。時計の短針が十二を超えて来ると躯を動かした御陰で腹を空かせた者達が集まって来るのでやや忙しくなりつつも、ふと目前にした仲睦まじい様子の例の二人を見ては笑み。軈て問いを受ければ勿論と明快に頷き、) 其処の網の上に置いてる肉、二人の為に残しておいたんだ。鱈腹食って呉れよな。あ、でも野菜もきちんと食べるんだぞ! 」   (2021/8/16 21:45:24)

石川お、やりい。サンキュ。( 待っていた上に態々残しているとは。ぱ、と表情が明るくなれば早速と網へと近付き、食器類を手に取れば早速と焼けているもの達へと箸を伸ばす、)   (2021/8/16 21:48:28)

坂口有難な、檀。…。ん。( 彼が友人との会話を終え、いそいそと焼けた食材を皿へ移しているのを見ては己もと割り箸で肉やら野菜やらを皿へ移す。流石料理の腕は随一の檀一雄。肉も野菜もこんがりと唯々美味そうに焼けている。待ち切れないとばかりに目が輝き乍ら或る程度の食材をよそい、友へ礼を言ってから空いている席を見付け座る、)   (2021/8/16 22:05:05)

石川…。ん。美味え。( 取りたいだけ取れば己も彼の隣に座り、いただきます、と口遊んでから口に放り込む。程好く焼けた肉も野菜も美味いもので、丁度良い味付けなのも相俟って上機嫌に食べ進める、)   (2021/8/16 22:08:43)

坂口ん ~ 、美味えな。是非とも此処で一緒にグイっと呑みたいモンだ …。( 青空の下、彼と特別な食事。食材達に焼肉のタレを之でもかと掛けてから、ひょい、と口の中に纏めて放り込み咀嚼しては、忽ち脳は歓喜を覚え幸せな気分にさせて呉れる。故に彼の言葉に何度も頷きつつ、脳裏にあの黄金色の娯楽を思い浮かべる、)   (2021/8/16 22:12:31)

石川其は夜にでもしとけ。( 白昼堂々何を言うか、と彼の言葉を軽く笑い遣れば己は早々に食事を終える。元よりそう入る身でも無い故にそこそこで満足すれば布巾で口を拭き咳を立ち、使ったものを適当な場所へと、)   (2021/8/16 22:14:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/16 22:36:26)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/16 22:37:17)

坂口はあい。( 食えば食う程湧き立つ欲には一旦と蓋をして、軽く返事で済ませば己も亦完食。良い感じに腹が満たされた、と腹をぽんぽん叩いてはふと、) そうだ、檀。折角だし御前も泳いで来いよ。料理は亦夜に愉しもーぜ? →   (2021/8/16 22:40:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/16 22:40:50)

坂口「 え。…。良いのか? ( 之で大方皆食べ終わったか、と余った料理をつまみつつ片付けを始めた所でふと、先刻飯を食べに来た友が此方へ提案を掛けて来る。此の後デザートでもと思っていた自分にとっては想定外の出来事であり、目をぱちくりさせつつも上記の後に小さく頷き、) そうだな …。そうするよ。こんな綺麗な海を目の前にして、泳がないなんて選択肢無いもんな。」   (2021/8/16 22:43:02)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/16 23:42:58)

石川…。( 美味いもので腹を満たし、先刻の潜水で体力を使ったとなると少しばかり夢現になる。とは言えども暑いものは暑い為に睡魔は襲わず、何やら話している友人達を横目に伸びをしては亦海の方へ向かう足、)   (2021/8/16 23:47:44)

坂口おう、そうしとけ。太宰は向こうの図書館の面子と話してる筈だからよ。( 机に肘をつきつつに友と話している間に、彼は亦も海の方へ。友の心が決まったらしく急いで片付けを済ませ砂浜の上を走り去って行くのを目で追い、軈て姿が見えなくなるとのっそり机から立ち上がり彼の後を追い海へ、) →   (2021/8/16 23:52:19)

坂口「 …。とは云っても、一人で泳ぐのは流石にな …。( 友と適当に話を切り海岸沿いを歩くも尚、水に浸ったのは精々が足首迄。サンダルを片手に陽の下を歩く、そんな己の頭を飾った赤いハイビスカスが潮風に吹かれ揺れるのを感覚で知る中ふと、遠くに見えた姿に瞬き。そして警戒すべき対象が居ないのを確認してから早足で歩み寄り、とんとん、と肩を叩く、) よっ、太宰。」   (2021/8/16 23:56:41)

石川…。ん。如何した。俺様別に何かする訳じゃねえぞ。( ぱしゃん、と波を蹴る度に小さく水飛沫が上がるのを眺める最中、駆け寄ってくる彼に気付き振り向く。態々此方に来たらしいが己としては何かする気も無いが故に傾ぐ首、) →   (2021/8/17 00:00:29)

石川「 あっ、向こうのじゃん。( 丁度向こう側の図書館の文豪達と合流し共に遊び、今は小休憩としパラソルの下で休む最中、ふ、と気配を感じ顔を上げる。見えたのは先刻居なかった向こうの檀。ぱ、と表情が明るくなれば次なる思考に辺りを見回す、) 向こうの俺なら先刻トイレ行ったぜ。ま、直に戻ってくると思うけど。」   (2021/8/17 00:03:59)

坂口ははっ、恋人なら傍に居なくちゃならんと思ってな。( 何時もより少し目線の高い彼が首を傾ぐ様を見ては一笑し、ひら、と隻手を振り応える。そして、す、と細まる紺碧、) 其に、此の一面青色の景色には啄木鳥色が良く映えるんだ。 →   (2021/8/17 00:07:36)

坂口「 おう。…。ん、そうか。迷子とかになってないと良いんだが。( パラソルの下、日陰に入って休む向こうの彼の隣に寄っては見上げてみる。矢張り男前だ、なんて頬が緩みつつ、) 太宰。此処は如何だ?   (2021/8/17 00:10:45)

坂口「 楽しいか? 」   (2021/8/17 00:10:56)

石川…。相変わらずっつうか。性別変わっても矢っ張り変わんねーな。( あっけらかんとした返答に、そうか、の一言で済ませようとした時、更なる言の葉の追撃に顔が赤くなる自覚が生じる。幸い元々暑さで躯が火照っているが故にバレないだろう、なんて高を括ればやや突っ慳貪な返しをし、踵を返し亦海辺を歩き出す、)   (2021/8/17 00:12:48)

石川「 ま、大丈夫じゃない?此方のオダサクが付いてったから。…。ん?( 傘の下で伸び伸びと寛ぐ最中にらしい心配の声に、から、と笑い遣るも問い掛けに緩慢と瞬き。何を思って訊いているのだろうか、と少しの思考の後、) ちゃんと楽しんでるから安心しなって。 」   (2021/8/17 00:14:45)

坂口勿論だ。俺は俺、坂口安吾だからな。( 一拍置いてからの彼の言葉にはからからと笑い海岸を歩く背にとことこと付いて行く。軈て横に並ぶとふと見上げた太陽に手を透かしてみたりして、) →   (2021/8/17 00:18:47)

坂口「 本当か? なら良かった。其方の図書館、何かと最近多忙で休む暇無いって聞いてたから。( 微笑を湛える童顔へ同様に笑い遣っては仄かな安堵に胸を撫で下ろす。向こうの志賀直哉を見掛けた時余りにも窶れた顔をしていた為に心配だった、なんて話をする中で頭に付けたハイビスカスの飾り付きのカチューシャが光に照らされ仄かに煌めく、) 」   (2021/8/17 00:21:57)

石川「 まーね。休む暇無いよ。俺は星3の持ってないから寧ろ暇だけど。( 遠くの方へ視線を遣れば様々な動きが見える、なんてぼんやり捉え乍に彼の言葉に応える。己は本当に呑気なもので、多忙な彼らを尻目に伸びをするのが日常で、) 」   (2021/8/17 00:31:10)

坂口「 此方の太宰は例の書き初め衣装持ってるから最近はずうっと不思議の国で頑張ってるぜ。安吾もサーカス衣装持ってるから、二人共疲れて帰って来る事が多いかな。( 一度話題の種に興味心と云う水を遣れば話に花は咲くものだ。波の音をBGMにして彼の話を聞いていると頬が緩み放しになり乍らも、逐一相槌を打ち頷き返答する、) 」   (2021/8/17 00:36:18)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/17 00:51:19)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/17 01:12:42)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/17 15:57:07)

石川「 あー。あれ火属性なんだ?御愁傷様。此方の安吾もそんな感じ。( レア衣装持ちは大変そう、なんて完全に他人事調子な思考で適当な相槌をかましては己も返す。そんな中ふと声を聞き付け振り返れば二人分の影を見る、) あ、向こうの俺。檀も御帰り。 」   (2021/8/17 16:00:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/17 16:24:21)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/17 23:11:23)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/17 23:12:08)

坂口「 そっか。なら今日はたっぷり休ませて遣って呉れよ。…。ん、嗚呼。御帰り。混んでなかったか? ( 此方のでも良く見る落伍者のだれた姿を思い浮かべては思わず苦笑し、記憶の中で佇む向こうの彼へそっと労いの言葉を脳内で呟いた時、ふと彼の声に因って此方の彼と向こうの己の帰還を知る。くる、と振り返れば緩く手を振り微笑するも、あ、と声を上げては、) そうだ太宰、俺一緒に泳ぐ奴探して此方来たんだった。誰か暇そうな奴知らないか? 」   (2021/8/17 23:17:11)

石川「 え、暇そうなの?暇そうなのって言っても、此方は皆何時も通り各々好き勝手やってるだけだからな ~。( 無事合流出来たとなれば、と心中に伸びをした時、不意の問い掛けに軽く瞠目。思案顔をし首を捻り上記で応え、一応と己側の檀に意見を仰ごうと見上げるも素気無く首を振られて仕舞えば竦む首、) 」   (2021/8/17 23:20:51)

坂口「 そう、か …。なら矢っ張り一人で泳いで来ようかな。其か一人で出来る何かでも …。… ん? ( 彼からの返答に此方もやや眉が垂れつつ、次なる考えをと思考を巡らす中で不意に先刻帰って来た此方の彼が、そう云えば、と提案。其の話を相槌を打ちつつに聞いては、) へえ、水上バイク? そんな物が在るのか。」   (2021/8/17 23:25:52)

石川「 水上バイク?何其。( 流石に申し訳無さから眉尻が垂れた時、向こう側の己からの提案に首が傾ぐ。頭に想像したのはよく此方の志賀が乗り回すバイクと呼ばれるものが水面を駆ける様相で、) 」   (2021/8/17 23:28:37)

坂口「 何でも水面を走る事が出来るバイクだそうだ。普通のと形状が違くて、結構豪快な物らしい。少し楽しそうだな …。( ふんふん、と頷けば顎に手を遣り少し思考。やや興味が湧き次いで質問をしようとした時、ふと遠くの方から聞こえたモーター音に其方を見る。すると見えたのは向こうの海で此方の志賀直哉が今話題に挙がっていた水上バイクを乗り回している姿であり、ああ云うものか、と納得、) 」   (2021/8/17 23:36:21)

石川「 凄い楽しそうじゃん …。うわ志賀。( 水の上を走る為のバイク、と聞き慣れない言の葉に目を輝かせ海の方を見るも其処には仇敵の姿。思わず、うげ、と顔を顰めては先刻追想して仕舞った姿の再現染みた光景を睨む、) 」   (2021/8/17 23:39:27)

坂口「 …。泳ぐ、訳ではない気もするが。興味湧いたし行って来るか。( 白波を立て楽園の大洋を疾走する楽しげな光景に目は細まり、心が決まっては軽く伸びをしつつ立ち上がる。今日の為にと此方の彼に結って貰ったポニーテールがゆらりと潮風に揺られ乍ら、) 太宰も来るか? 」   (2021/8/17 23:47:11)

石川「 …。行く。志賀とは会わなきゃ良いし。( 彼から提案が掛かり少しばかりの逡巡の末、自己暗示を口にしつつも次いで立ち上がる、)」   (2021/8/17 23:50:24)

坂口「 そか。なら行こうぜ。( 再度、ぐぐ、と伸びをすれば目前に広がるエメラルドグリーンを見つつに彼の回答へと笑み。只単純な歓喜で頬が緩みつつ、ふと何の気も無しに手を差し伸べる、) 」   (2021/8/17 23:57:08)

石川「 ん。( 潮風を受け緋色を揺らす最中、彼が差し出してきた手を何の他意も無く握る。親友が手を差し出してきたから握り付いて行く、なんて酷く単調な思考、) 」   (2021/8/17 23:59:17)

坂口「 ん。( 何時もよりがっしりした、と云うより案外男らしくごつごつとした手を己は何時もより細く華奢な手で握る。其の儘何の思考も無く隣に並んで歩いて行けば、辿り着いたのは水上バイクが何台も駐まる波止場、) 」   (2021/8/18 00:06:17)

石川「 之如何やって乗れば良いんだろ。( 特段何も気にせずに歩けば軈て、乗り場前迄辿り着く。志賀は未だ乗り回し中か、と眉根を寄せつつも見慣れない形状の乗り物をしげしげと見詰める、) 」   (2021/8/18 00:12:40)

坂口「 普通のバイクなら乗り込んでエンジン点けてアクセル踏むだけだが …。如何なんだろうな。( ふむ、と彼の問いに答えつつも己も疑問を持ちつつ、恐らく走るであろう機械を見詰める。すると向こうから案内人らしき例の山猫が近付いて来て、のんびりとした声で話し掛けられた。ぱ、と顔を上げては快く説明して呉れる其の山猫の声を情報として脳にインプットする、) 」   (2021/8/18 00:16:23)

石川「 俺普通のバイクも乗った事な ~ い。( 如何したものか、と首を傾げた時、件の山猫が近付いてきた。従業員全員こんななのか、と思いつつに彼の後ろから山猫の説明を聞き、ふよん、と揺れるアホ毛、) 」   (2021/8/18 00:18:09)

坂口「 …。ふむ。成程。足で踏む訳では無いと。( 山猫の説明を受け、自分なりにざっと頭で整理し何と無く理解すれば頷きつつに彼の方へ振り返り、) 太宰。先ずは入水しよう。之、後ろから乗り込むんだそうだ。」   (2021/8/18 00:23:18)

石川「 はあい。( 説明を受けても半分も解らなかった、なんて茹だり気味の思考回路が鈍く回る最中、理解したらしい彼が促して来れば素直に頷き海の中へ、) 」   (2021/8/18 00:25:23)

坂口「 ん。… ッと。( 彼と共に波止場から水の中へ降り立つと軽く泳ぎつつに水上バイクの後ろから乗り込む。丁度二人乗りの仕様なのか随分と大きな図体に目をぱちくりとさせつつ、経験者と云う事で運転手として己が前に座る、) 」   (2021/8/18 00:31:04)

石川「 俺後ろ座れば良いのか。( 一足先に乗り込んだ彼、二人乗りだと言う山猫の説明に頷けば、んしょ、とバイクに乗り込む。之が水の上を?と思慮しつつに、) 」   (2021/8/18 00:38:47)

坂口「 おう。で、此の緑の釦を …。( 後ろに座った彼を一瞥しては視線はハンドルに向き、諸々の細かい準備を山猫に済ませて貰ってからハンドルに付いた緑の釦を押す。すると車体は小刻みに揺れ出した。エンジンが掛かったらしい。ほ、と息を吐けばハンドルを握り改めて操作方法を確認の後、ハンドルに付いたレバーを握り前進してみる、) 」   (2021/8/18 00:45:34)

石川「 わ、進んだ進んだ。( がた、と震動が伝わったかと思えば車体はゆっくりと進み具合始める。反射的に彼の体躯にしがみついては動向を見守る様、) 」   (2021/8/18 00:54:07)

坂口「 ん。確り掴まってろよな。( 如何やら右側のレバーで前進、左側のレバーで後退、両方で停止らしい。自転車のハンドルに似ているのか、と簡単に思考する中でふと彼に抱き着いて来られては微笑し上記。今の華奢な躯で安心感を与えられるだろうか、なんて内心、更にレバーを強く握れば其の分勢い良く前進する、) 」   (2021/8/18 00:57:03)

石川「 う、うん …。( 想像以上に怖いかもしれない、なんて内心呟いては言われた通り確りと抱き縋った時、急発進した車体に思わず悲鳴が上がる。激しく揺れる車体に、落ちる、だの、怖い、だの叫ぶ声は頗る元気では有れども、) 」   (2021/8/18 01:01:04)

坂口「 ははは、落ちた時は俺が浮かせて遣るっての。( 予想以上に、否、或る意味予想の範囲内で怖がる彼へ苦笑混じりの笑声を放っては其のスピードを保った儘左折。先刻志賀が走っていた辺り迄行くべく海面を走らせれば、頬を撫でる爽快感と清涼感に気分は高揚、) 」   (2021/8/18 01:05:43)

石川「 ホント!?ホントに!?( 笑い遣りつつに言葉を掛けてくれる彼へ相変わらず、わあわあ、と喧しく吠えつつも手は緩めない。こんなに速くて恐ろしいものを彼奴は、と理解の出来なさを口実にする様、) 」   (2021/8/18 01:09:56)

坂口「 本当本当。御前に嘘吐く訳無いだろう。( バイクに乗る時もそうだが、何より此の爽快感が堪らない。風を切る心地、耳に入る全ての音、そして急速に移り変わる景色。生前体感した事が無いからか、将又本能的なものか。兎に角楽しくて仕方無い。加えて今は海。上がる飛沫と更なる涼しさに機嫌はどんどん好くなる中で、先刻志賀が居た辺り迄辿り着くと砂浜の方を見る、) ほら太宰、向こうに皆が居るぜ。此方を見てる。」   (2021/8/18 01:13:09)

石川「 ぅ ~…。( 怯えまくる己に大し心底楽しそうな彼が少々気に食わない。嘘は吐くくせに、なんて内心不貞腐れる最中、ちら、と辛うじて砂浜の方を見れば確かに文豪達が居るのは見えはした、) 」   (2021/8/18 01:18:16)

坂口「 そう怖がらなくても大丈夫だ、太宰。何が有っても俺は絶対に御前を護るからな。( 確りしがみ付く彼の体温に苦笑しつつ先ずはと此のスピードに慣れて貰う為暫く其処等辺をぐるぐるとする。こんなに綺麗な海は見た事が無い、なんて彼の思考も知らぬ儘の感動、) 」   (2021/8/18 01:24:19)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/18 01:48:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/18 01:48:55)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/18 22:30:01)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/18 23:07:40)

石川「 ……。( 護るとは言われても落ちれば最後、なんて道化染みた恐怖が張り付く儘にしがみつき続けるも、延々と同じ所を回られると少しずつ慣れてくる。腕の力を僅に緩めては僅に上がる顔、) 」   (2021/8/18 23:14:34)

坂口「 …。却説。じゃあスピード上げるぞ、太宰! ( ふと感覚的に己の腰回りを締める力が緩まった。彼が此のスピードに慣れたらしい。ならば、と声を上げハンドルを押し込んではエンジン音と共に海面を走るスピードは一段と速くなる、) 」   (2021/8/18 23:20:34)

坂口(( 色変え忘れた。( み''、) (、)   (2021/8/18 23:21:02)

石川「 えっ。待って待って慣れてないって、( 漸く周りを見回せるだけの余裕が出来た頃、突然の宣言に慌てて制止を求めるも遅く、加速されて仕舞えば情けない悲鳴が上がる、) 」   (2021/8/18 23:29:20)

坂口「 ははっ、海は気持ち良いなー! ( 彼の制止の声が聞こえた気がしたものの、矢張り己は無闇矢鱈に突っ込む癖が有り。盛大な白波を立て乍ら思わず其の場に立ち上がると、所謂立ち乗りの状態で海を颯爽且つ爆速で突っ走って行く、) 」   (2021/8/18 23:36:24)

石川「 ねえ檀ってば!!( 緩める所か加速し始める車体、彼も調子に乗ってか立ち乗りになれば恐ろしい事此の上無く、きゃんきゃん、と吠え乍に強まる抱擁、) 」   (2021/8/18 23:41:47)

坂口「 んー? 何だよ太宰、慣れたんじゃなかったのか? ( 鳴り響く波の破裂するかの様な音。前髪迄も搔き上げる程の風。移り変わる景色はまるで走馬灯の様。心から楽しいと思えた事等何時振りだろう、と一人感傷に浸る中でふと、背後の彼の叫び声に少しスピードは緩まる、) 」   (2021/8/18 23:45:48)

石川「 慣れてないー!( ようやっと応じて呉れた彼へ変わらず喚いては、緩まった速度に細く息を吹く、) 」   (2021/8/18 23:52:10)

坂口「 慣れてねえのか。そりゃ悪い事した。( むきーっ、と頬を膨らませ不満を吠える彼に苦笑で以て返答してはスピードを緩めた儘に走行するも不意に、そう云えば、とバイクを一旦停止する、) 」   (2021/8/18 23:56:05)

石川「 …。ん?( 暫く緩い速度で進んでいたかと思えばバイクは緩に停止し、海の中心に佇んでいるのを知れば彼を見上げる、) 」   (2021/8/18 23:58:57)

坂口「 …。あ、居た居た。ほら見ろ太宰、魚が綺麗だぜ。( 此処は綺麗な珊瑚礁と色とりどりの魚が居る、と前に司書に教えて貰った様な。バイクの座席に腰掛けまじまじと海面を見詰めれば軈て、視線の先に見えた黄や赤や青の魚達に目は輝く、) 」   (2021/8/19 00:04:38)

石川「 …。ぁ。本当だ。( 何なのだろう、と彼の行動につられ己も海の方を見れば、透き通った水の下に色取り取りの魚や珊瑚礁が見える。此処がよく見える場所か、と白金も亦輝く、) 」   (2021/8/19 00:09:34)

坂口「 綺麗だなあ …。未だ人の手の加わってない海ってのは、何処のでも綺麗なモンだ。( 翡翠色の中で熱帯魚達が珊瑚の上で戯れている、其の神秘的な光景に最早溜息さえ出て仕舞う。単純な思考と軽い追憶に目を細めては、ふ、と口角は緩まる、) 」   (2021/8/19 00:14:14)

石川「 ね …。ッわ、( 素直に何ら余計な思考も無く唯、綺麗だ、なんて単純な思考が立ち込めると気が緩む。更に身を乗り出し覗き込もうとした時、車体も濡れていたがばかりに手を滑らせ体勢が崩れ、頭から海に落ちて仕舞う、) 」   (2021/8/19 00:18:59)

坂口「 っ! 太宰! ( 熱帯魚達が遊ぶ姿の何と可愛らしく優雅な事か。きっと何も悩みなんて無いのだろうな、なんて笑声が漏れ羨望すら湧いた途端、不意に真隣で白波が立つ。波紋が大きく広がり、水面は揺れる。波がやって来る。亦揺れる。ばっと海を覗き込むと海に彼が沈んでおり、ぞ、と背筋を撫で上げる本能的な恐怖に碌な思考も無く海へ飛び込む、) 」   (2021/8/19 00:24:10)

石川「 ~~ ッ !! ( 耳元で弾ける泡の音に漸く、己が海の中に居る自覚を得る。マズい、なんて思考した頃には遅く、当然息継ぎも碌にしていない躯は酸素を欲しがり口を開けさせる。がぼり、と泡を食む音と同時に肺へと水が入り、パニックから真面に踠けないともなれば認識力も削がれて行く、) 」   (2021/8/19 00:28:16)

坂口「 … !! ( 彼が海に飛び込み、否、誤落下して仕舞ってからは早かった。自分が何をしているかが解らなくなり、光景の変化と時間の経過が著しく速くなる。海へ飛び込んだ。息を呑む程綺麗な其の光景に、透明な楽園の中に藻掻く彼を見た。綺麗だ。遠くで悲鳴の様な、焦った声が聞こえる。皆だろうか。なんて酷く思考はゆっくり、然し行動は速く、彼の手を掴むと懸命に海面へと泳ぐ、) 」   (2021/8/19 00:34:23)

石川「 …、…… ! ( 苦しい、頭が痛い。最早外からの音が消え、生きようと足掻く鼓動だけが耳元で矢鱈忙しなく鳴り響く。段々と四肢が痺れて行く感覚に最期の光景を追憶するも、ふと何かが己の手を掴む。細く頼り無い手だ、なんて認識はすれども少しずつ薄れ行く意識から力無く瞼が落ちる、) 」   (2021/8/19 00:41:57)

坂口「 … ッ … ~~ !! ( 誰か落ちたぞ、なんて声が聞こえるのを何処かで捉えつつ、段々重くなって行く彼の腕を懸命に引っ張って海面を目指す。然し今の姿が女の物だからか全くと言って良い程持ち上がらず、ち、と舌打ちを放てば致し方無く能力発動。新調した “ 重力 ” の力を用い己の体躯と彼の体躯を “ 無重力 ” に。すると軈て力が入らずとも海面は近付き、遂には、ざぱ、と海面から顔を出す、) 」   (2021/8/19 00:47:09)

石川「 ……。( 水で満ちた肺では延命出来ず、誰かの手が掴んでいる事実以上は捉えられずに軈て意識は寸断。だらり、と弛緩した躯も肺も動かず、眠ったにも近しい状態になってしまう、) 」   (2021/8/19 00:51:22)

坂口「 ッは! はッ、は、…、ッ !! ( 軈て二人分の体躯が空中に浮くも彼の体躯は全く動かず。瞬間、脳味噌を満たしたのは真黒な記憶。ありと凡ゆる負の感情、そして孤独への絶望が背筋のみならず躯を縛り付け、心臓が止まる心地に陥るも躯だけは本能的に行動を取る。足の裏に重力を作ってはベクトル操作で砂浜の方に思いっ切り移動し、バイクも放って砂浜へと着地。其処で能力を解除すれば彼を砂浜へ横にし必死に声を掛ける、) 太宰、太宰 !! 」   (2021/8/19 00:58:14)

石川「 …。( 体躯は地上に放られはしたものの水で肺が満たされている以上自発呼吸も自然と止まるもので、完全に意識が闇へと沈められているとなれば彼の声は辛うじて聞こえる程度。だが其の声を認識する部分が麻痺しているとなれば必然的に無反応になる、) 」   (2021/8/19 01:01:59)

坂口「 いやだ、太宰、だざい、( 砂浜に上がると先刻の光景を見ていた者は続々と集まって来る。医者文豪を呼ぶ者、己と同じく呼び掛ける者、彼の肩やらを叩き反応を確かめる者。己はと云えば只情け無く彼へ声を掛ける事しか出来ず、否、唐突にフラッシュバックした生前の悪夢に因ってパニックを起こし何も出来ず。段々と呼吸が浅くなり、声も震える。心臓の鼓動音がやけに鮮明に聞こえる。彼の手を咄嗟に強く握り何度も何度も名前を呼ぶも彼は目覚めず、愈々狂いだしそうになる程の絶望を覚える、) 」   (2021/8/19 01:06:34)

石川「 …。ッ、けほ、かは、( 溺れ意識を失ってから暫く、医療に詳しい文豪が己へと人工呼吸を施し、肺中の水が押し出され余裕が出来ると咳を引金に自発呼吸を再開。弱々しい咳嗽を繰り返しつつもぼんやりと瞼が開き、双眸は茫然自失に彷徨うものの彼が握る手を反射で緩く握り返す、) 」   (2021/8/19 01:12:56)

坂口「 …、…。( ふとやって来た医療関係に詳しい文豪に因って、彼へと救命措置が取られる。人工呼吸に因り肺の中の水が抜けたらしく、穴が空く程見詰めていた彼の顔はやや色が良くなる。瞼も開き、色素の薄い金色が覗けば己の握った手は握り返される。けれども今度は己が深い沼に沈んで仕舞っていて、依然震えは止まらず呼吸も浅い儘。意識は遠い昔の新聞の記事を見ている、) 」   (2021/8/19 01:17:23)

石川「 ん、ん" …。( こほ、けふ、と依然として弱い咳を転がし続けるも軈て、如何にか調子が戻れば身を起こす。然しまあ吃驚した、なんてやや呑気な思考が回れば先刻の儚さ等何処へやら、ぱ、と天真爛漫な表情へと変わる、)  や ~ 御免御免、俺も真逆落ちるなんて思わなくってさ。もう安心だぜ。太宰治、復活だ!」   (2021/8/19 01:20:16)

坂口「 …、だ、ざ、( 彼が不意に起き上がり、天真爛漫で人懐っこく明るい笑みが目の前で弾ける。群衆は、心配させんなよな、やら、吃驚した、やら笑いつつに文句を飛ばすも己だけは一人取り残されている。__ “ 太宰治、入水自殺 ” 。そんな一文から始まる新聞記事を今でも覚えているが為に文字に囚われ、冷や汗が止まらず肩が上下する、) 」   (2021/8/19 01:25:18)

石川「 …。だーん?( 己が戯けて見せれば周囲は予想通り笑声に包まれる。ひらんひらん、と緩く隻手を振ってみせるもふと、傍らの彼が様子を可笑しくしている事に気が付く。ひょい、と顔を覗き込むも虚を見詰めている事しか解らず、ぺちん、と頬を叩いてみる、) 」   (2021/8/19 01:28:32)

坂口「 … 太宰、( 亦、亦彼は己の手の届かない遠くの所へ。絶望し、未来と云う道を見失い暗黒に足を突っ込んでいたあの時代。段々彼の手を握る力が強まる中でふと、彼の手が頬を叩くと意識は急速に現在へと引き戻される。ぐらん、と揺れる頭に其の場に倒れ掛けるも地に手を着き防げば、夥しい量の冷汗を掻いて少し震えている自分の状態に気付く、) 」   (2021/8/19 01:33:26)

石川「 折角助かったのに何処見てた訳?( 何やら動揺していたらしい様子に、むん、とむくれれば呼び掛けに応じた上での上記。場を和ませたのに之では失敗だ、なんて彼の心象なぞ汲み取ろうともせずに、) 」   (2021/8/19 01:39:02)

坂口「 ……。そう、だ。助かったん、だよな。助かった、大丈夫、…。( 何事も無かったかの様に砂浜には休暇の空気が漂う。波の打ち寄せる音、皆々の歓声や喋り声、鴎の鳴き声、等々。そう、此処は楽園。修羅の世界から脱した楽園なのだ。ぎゅ、と彼の手を握っては譫言の様に上記を呟き、寸時の後に笑ってみせる、) … 否! 太宰が溺れちまって、でも直ぐに目覚めて吃驚してたのさ。あんまりに吃驚したから意識飛んでっちまってて。」   (2021/8/19 01:43:13)

石川「 …。ん。ありがと、檀。今度は間に合って呉れて。( 軈て我に返った彼が笑みを浮かべれば、己も亦笑みを返し立ち上がる。未だに若干ふらつきはするものの問題は無さそうだが、森鴎外から今日は休めと言われて仕舞う。えー、と不満を垂れ流しにはすれども逆らう気は然程無く、)」   (2021/8/19 01:46:38)

坂口「 …。おう。( 間に合って呉れて有難う。そんな言葉を掛けられて、不意に心臓が縮こまる思いがした。己が一人なら間に合わなかったのかも知れないのに、と心中呟きつつも次ぐ日常的な会話には苦笑。森先生の言う通りだ、なんて話を繋げては、) 今日はゆっくり休もうぜ。   (2021/8/19 01:49:25)

坂口「 そだ、此処は南国って事だから何か因んだ料理でも振る舞うよ! 何でも作るぜ。」   (2021/8/19 01:50:19)

石川「 檀の料理 !? 食べる食べる。( 暫く不服さに膨れていたものの彼からの提案に、ころ、と機嫌が持ち直ればアホ毛も元気良く跳ねる。南国らしいと言うからにはエスニック系なのだろうか、と簡単に引っ張られる思考、) 」   (2021/8/19 01:52:39)

坂口「 おう! じゃあ行こうぜ、太宰。肩貸そうか? ( ぴょいん、と跳ねるアホ毛を見れば可笑しさと可愛らしさから笑声が漏れ、ぱんぱん、と膝から砂を払うと己は立ち上がる。そして先刻の様に、ぱ、と手を差し出して、) 」   (2021/8/19 01:55:53)

石川「 もうちゃんと歩けるってば。( 彼の声掛けには応じるも助力は受け取らず、手は握りつつに隣を歩き出す。何時もを意識した歩調乍らも先刻も先刻な所為で少しばかり千鳥足気味、) 」   (2021/8/19 01:58:04)

坂口「 そうか。でも先刻迄死に掛けてたんだから、無茶はしない様に。ほら行くぞ。( ちゃんと手を握って呉れた、彼の其の右手はきちんと暖かい。生きている実感が感じられると感涙に噎び泣きたい気持ちにもなるが、今はグッと堪えて敢えて笑顔。楽園で悪夢を見るなんざ真っ平御免だ、なんて心中呟きつつ、) 」→   (2021/8/19 02:02:13)

坂口「 … 何か先刻の大変だったね。大丈夫かなあ。( 向こうの織田、檀、遅れて坂口とも顔を合わせ談笑したりビーチバレーの助っ人として参加したりだの、やんややんやと騒いでいた時の不意なハプニング。向こうの己が溺れて死に掛けたらしいのを何と無く耳に入れては、ほへ、と息を吐き、手元に置いたトロピカルジュースを一口飲む、) 安吾、行かなくて大丈夫だったの? 彼奴結構フラフラしてたけど。」   (2021/8/19 02:05:09)

石川「 ん。あ ~。( 己側の太宰が事故で溺死し掛けた。聞いた瞬間は当然頗る肝が冷えたが、幸い周囲に誰かが居たし命も助かった。向こうの檀に連れられ何処ぞへ向かう様に、ふ、と頬が緩んだ時、隣から問いが飛んでくる。上記の間延びした音をたっぷり揺蕩わせてから、に、と笑んでみせる、)  大丈夫だろ。あれは一人にしなきゃ良い。一人じゃなきゃ助かるんだよ。」   (2021/8/19 02:11:32)

坂口「 へえ、そうなの? … って、彼奴と同位体の俺が聞くのも何だけど。( 口の中を南国の果実の香りと味で満たす中での彼の返答には苦笑しつつに返すも、矢張り見ていて此方も毎回あんな風な反応をされているのかと少し危惧。あんな不安定な奴だったか、と青髪の彼を思い浮かべ乍ら、) あ、そう云えばさ。安吾って海で泳いで来たの? 」   (2021/8/19 02:15:17)

石川「 おうとも。アンタなら解ってる筈だぜ。…。ん?嗚呼俺はとっくに。( 真逆知りませんでしたとばかりの返答が来るとは思わず、呵々と笑い遣れば後方に手を突き微かに身体を反らす。直射日光が照り付ける最中ではビーチパラソルの中も酷く暑い、なんて思考はしつつも咥えた煙草に火を灯す、) 」   (2021/8/19 02:21:21)

坂口「 矢っ張りねー! こんな綺麗な所で泳がないなんて損だし! ( 此処では蝉の声はしない。代わりに鴎の声と、波が柔らかく砂を打つ音だけが静かに余韻を残す様に流れている。幾ら暑いと云えども此の最高のBGM、涼しい所ならば寝られそうだ、なんて内心、此方はジュースを飲みつつ片手にフルーツも摘む、) 」   (2021/8/19 02:26:21)

石川「 おうとも。どうせなら楽しまなきゃ損だ。( 同調が返れば当然とし応え、白い毒煙を吹かす。滲む汗を雑にタオルで拭きつつに未だ元気な同朋達を眺める薄花色、) 」   (2021/8/19 02:29:18)

坂口「 うんうん! そんでこんな綺麗な場所、御洒落しなきゃ楽しめないよね! ( 優雅なひと時を過ごしつつにレジャーシートの上のサングラスを手に取れば掛け、持参した尊敬する大先生の本を片手に微笑。遠くで向こうの無頼派と共に水の掛け合いっこをしている此方の坂口、織田、向こうの石川啄木を見ては微笑ましさに笑み乍ら、) 俺が無頼派の御洒落担当だからね! 今回の彼奴等の衣装、俺がプロデュースしたんだぜ! 彼奴等自分で持ってる服似た様なのばっかか安っちい奴でさ ~ 。」   (2021/8/19 02:34:20)

石川「 ほーん。別に其の辺り、機能性だけ充実してりゃ如何でも良い気もするがね。( 彼の様子を横目に、元気そうに燥ぐ三人を見る。あの恋仲二人は此処暫く色々遭った所為で少々気掛かりだったが元気そうで何より、なんて二人の体躯に刻まれた刺青を眺めつつに輪郭の薄い思考、) 」   (2021/8/19 02:40:26)

坂口「 駄目駄目! 折角顔立ち整ってんだから御洒落楽しまなきゃ損だろ! ( 酒が入っている訳でも無いのに酷く楽しそうだ、なんて、きゃっきゃと燥ぐ彼等を見つつに鼻を鳴らせば元気一杯に反論。背も高く顔も良くスタイルも良い、と来れば後は着飾るしかあるまい、と云う思考、) 」   (2021/8/19 02:43:50)

石川「 はー。アンタは堕落ってモンが解っちゃいない。んなもん重視して機能性失っちゃ元も子もねえだろう。何も気にせず堕ちてこそだ。( ひらんひらん、と雑に隻手を揺らしては己も適当な返しをしつつ、煙草を嗜む傍らに時折フルーツを摘まむ、) 」   (2021/8/19 02:47:03)

坂口「 えー …。でもでも! 見た目も大事でしょ! 見た目が良ければ後は演じれば如何にかなっちゃうんだからさ! ( ぱく、もぐ、と葡萄の実を一つずつ口に入れつつ、強気に胸を張っては道化としての持論、) 」   (2021/8/19 02:52:08)

石川「 本当につまらん。何てったって演じたがる。未だコメディアン気取りなのか。( 之亦でかでかと溜息を吐き捨てては蔕も取らずに苺を摘まみ、果実を前歯で捉え蔕を乱暴に捥ぐ、) 」   (2021/8/19 02:57:43)

坂口「 気取りじゃねーよ! 俺は道化なの! 演じないと溶け込めねーんだよ! ( 段々話がややこしくなって来た、なんて脳内冷汗を掻けば次の一言の後にはもう黙り、只もしゃもしゃと果実を食べる、) 」   (2021/8/19 02:59:32)

石川「 はいはい。そう云う奴なのも知ってるさ。( 如何やら彼は話は終いとしたいらしい、黙り込んで仕舞った様子に追撃を入れた後は己も沈黙し、後は煙草を吹かし果実を食むのみ、) 」   (2021/8/19 03:04:42)

坂口「 …。でも俺、今回は頑張ったんだぜ! 特に安吾や檀なんかの御洒落に無頓着な奴等の! ( 次は林檎に手が伸び、小気味良い音を立てて果実を砕き乍らふと明るく話の続きを。無言は流石に気が不味いので、なんて理由だが、) でもね、全員女になって行く予定だったから装飾品買おうかなって思っててさ。そんで檀の部屋に確認しに行ったんだけど、俺其処で吃驚したんだよ! 」   (2021/8/19 03:11:22)

石川「 ほー?何か在ったのか。( 相も変わらず元気な御様子で、と思いつつに適当にあしらっていると何やら話を引っ張りたいらしい。之は促さなければ面倒になりそうだ、と内心呟けば彼の理想通りに催促を、) 」   (2021/8/19 03:16:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/19 03:32:01)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/19 04:05:23)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/19 22:59:54)

坂口「 うん! 何とね、カチューシャが在ったんだよ! 安吾も見えたでしょ? あの深緑色のさあ。( 話に乗って呉れた、なんて歓喜から顔は明るくなり意気揚々と上記を発する。真逆彼の部屋にあんなものが在るだなんて思わなかった、と言わんばかりに、) 」   (2021/8/19 23:03:00)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/19 23:35:35)

石川「 あー、あれか。…。え。そんだけ?( 勿体降るからには面白いものでも、と思っていたが彼が告げたのは装飾品が在ったと云うもの。確かに意外性は在るやも知れないが己からすれば拍子抜けするもので、他に何か無いのか、と言いたげな表情、) 」   (2021/8/19 23:37:35)

坂口「 え? 意外過ぎでしょ、檀の部屋にカチューシャって。然も貰い物だよ? ( きょとん、とする表情へ己も亦拍子抜けした表情を見せては小首傾げ。己にしてみれば随分可笑しな話だが、なんて内心、) 何か思い出の品なんだって。でも俺等の図書館で檀にそんなもんあげる奴居ないしさあ。益々謎で可笑しくない? 」   (2021/8/19 23:40:17)

石川「 否意外には意外だがつまらんつまらん!どうせ女になった時誰かさんでも引っ掻けたんだろ。( どうやら彼は不可解な事象としたいらしいがリアリストな己はやけに冷静で、大きな溜息を捨ててはビニールシートへ寝転がる、) 」   (2021/8/19 23:47:27)

坂口「 え'' ー! そう云うもん? ( 盛大に溜息を吐き散らかして寝転がって仕舞った様子を見遣っては、驚き半分不可解半分に口を尖らせ意外と言いたげな顔。まあ薄々予想していたのは有るだろうが、なんて思いつつ亦葡萄を食べる、) 」   (2021/8/19 23:52:49)

石川「 そう云うもんだ。あ" ~ ったく自分で用意したとかのが面白かったな。( 嗚呼やだやだ、と雑に繋げてはパラソル越しに太陽を睨み、短くなった煙草を適当な砂へと押し付ける、) 」   (2021/8/19 23:57:07)

坂口「 わっかんないな ~ …。( むむ、と眉を顰めつつ葡萄を一房丸々食べ切っては、流石に腹が水分で満たされて来てやや苦しいのを感じつつに伸び。ぎらつく太陽は未だ己等の真上。ならば、とゆっくり立ち上がっては浮輪を装着し、) 俺流石に食べてばっかだから運動して来る! 一人で泳いで来るね! 」   (2021/8/20 00:02:13)

石川「 おうおう行って来い。但し誰かが居る近くでな。( 寝そべる己とは対照的に起き上がった彼が海へ行くと言い出し、止める理由も無いが為に隻手を揺らし乍らに忠告は挟みつつ見送る、) 」   (2021/8/20 00:06:43)

坂口「 はーい! ( とてとて、と砂浜を歩く自分の背から飛ぶ忠告交じりの声に笑顔で大きく手を振っては、彼の言い付けを守り先刻からビーチバレーをしている同朋達の近くで遊泳する事にする、) 」   (2021/8/20 00:08:35)

坂口「 如何だ太宰、美味かったか? ( 彼と共にビーチパラソル付近迄戻り、料理を振る舞ってから暫く後。彼が小腹が満たされた程度で作るのを止め、後はとトロピカルジュースを出す。満足して呉れただろうか、なんてプラスチックの椅子に座り乍らに上記、) 」   (2021/8/20 00:20:39)

石川「 ん!矢っ張り檀は何作らせても美味しーね。( 程好い量に好みの味。すっかり胃袋を掴まれている自覚は有れども悪い気がする筈も無く、華やかな味わいが楽しいジュースを飲みつつに上機嫌、) 」   (2021/8/20 00:26:31)

坂口「 はは、矢っ張り褒められると作り甲斐が有るなあ。有難よ、太宰。( 揺れるアホ毛と花咲く笑顔に此方も安堵交じりの歓喜を覚える。先刻あんな事が有ったから、と云うのも有って何時もより其の気持ちは強く、) 今日の晩飯も多分俺等が作るから楽しみにしとけよな。」   (2021/8/20 00:29:40)

石川「 あ、そーなんだ。楽しみ。( 夜も亦美味い料理を食べられる期待からアホ毛は亦跳ね上がり、近しい未来にすっかり浮き足立つ気分になれば、先刻の事なぞ無かったかの様に極めて平静で、) 」   (2021/8/20 00:31:11)

坂口「 そか。…。( 素肌に感じる潮風が心地良く、目の前の彼の髪も揺らす涼風に心は安らぐ。まるで先刻の絶望が元から存在しなかったかの如く。彼の喜ぶ声に何の屈託も無く笑えたのが其の証拠で。そんな思考の中でふと目線を海の方へ遣ると、遠くに見えた濃紺色に目は細まる、) 」   (2021/8/20 00:40:49)

石川「 …。何か見える?( 冷たいジュースで躯を冷やし、つい先刻弱ったばかりの気力を労る。未だに泡の音が微かに聞こえる、なんて内心呟く最中、ふと琥珀が別の方を向いているのに気が付けば視線の先を辿ってみる、) 」   (2021/8/20 00:43:44)

坂口「 …。ん?嗚呼否、此処の砂浜がな。白くて綺麗だなって。( 遠くで寝っ転がっているらしい存在を見詰める目は何時もより冷静、然し矢張り僅かに熱を持ち。そんな自分に今は苦笑迄沸く中でふと、彼から飛んで来る質問には誤魔化しの言葉を、) 」   (2021/8/20 00:48:05)

2021年08月15日 00時52分 ~ 2021年08月20日 00時48分 の過去ログ
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